JP2000336066A - 2−(4−メチルフェニル)安息香酸誘導体の製造方法 - Google Patents

2−(4−メチルフェニル)安息香酸誘導体の製造方法

Info

Publication number
JP2000336066A
JP2000336066A JP2000110749A JP2000110749A JP2000336066A JP 2000336066 A JP2000336066 A JP 2000336066A JP 2000110749 A JP2000110749 A JP 2000110749A JP 2000110749 A JP2000110749 A JP 2000110749A JP 2000336066 A JP2000336066 A JP 2000336066A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
methylphenyl
group
acid derivative
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000110749A
Other languages
English (en)
Inventor
Graziano Castaldi
グラツィアーノ・カスタルディ
Antonio Tarquini
アントニオ・タルクィーニ
Renzo Rossi
レンツォ・ロッシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dipharma Francis SRL
Original Assignee
Dinamite Dipharma SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dinamite Dipharma SpA filed Critical Dinamite Dipharma SpA
Publication of JP2000336066A publication Critical patent/JP2000336066A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/333Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton
    • C07C67/343Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton by increase in the number of carbon atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安価な出発物質から出発する、良好な収率で
の、式(I): [式中、Rは、C1-6アルキルである。]の2−(4−メ
チルフェニル)安息香酸エステルの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 有機溶媒中、パラジウム(0)またはニ
ッケル(0)をベースとする触媒の存在下にる、式(I
I)のスルホン酸誘導体を、式(III)のアリール亜鉛化
合物と反応させる [式中、Rは、上に定義した通り;Rは、ペルフルオ
ロ化されてもよいC1-6アルキル、置換されてもよいC
6-10アリールから選択されXは、塩素、臭素、およびヨ
ウ素から選択される。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、有機化学の分野に関する。
【0002】より詳しくは、本発明は、2−(4−メチ
ルフェニル)安息香酸エステルの製造方法に関する。
【0003】2−(4−メチルフェニル)安息香酸は、O
TBN(オルト−トルイルベンゾニトリル)という名前で
もまた知られている2−(4−メチルフェニル)ベンゾニ
トリルの合成、および/または対応するテトラゾリル誘
導体 MBTの合成に有用な中間体であり、後者は、次
のスキーム1に説明するように、その次の段階で、抗高
血圧薬として使用されるアンジオテンシンIIアンタゴニ
スト化合物である「Sartans」の合成における重要な中
間体となる。
【0004】スキーム1
【化5】
【0005】Chemistry Today,1998,3月/4
月,18、およびSpecialty Chem.,1998,43
6に報告されているように、そしてスキーム2に要約す
るように、OTBNの多くの製造方法が利用できる。
【0006】スキーム2
【化6】
【0007】該方法は、Angew. Chem. Int. Ed. E
ngl.,1995,34,1844;J. Org. Chem.,
1999,64,10;Tetrahedron Lett.,199
8,39,6441;Tetrahedron Lett.,199
9,40,197に記載されている。
【0008】SuzukiおよびNegishiによる合成(スキー
ム2)は、有効ではあるけれども、非常に高価な市販の
試薬である2−ブロモベンゾニトリルから出発する。こ
れに反して、Meyersによる合成は、それほど高価では
ない2−メトキシ安息香酸から出発するが、非常に多く
の化学工程を必要とする。OTBNの製造に関する最近
の研究は、パラジウム(0)およびニッケル(0)によ
り触媒される、4−メチルフェニル−金属誘導体と、そ
れほど高価ではない2−クロロベンゾニトリルとの間の
クロスカップリング有機金属反応によるものである(上
に引用した文献を参照)。
【0009】特に重要なものは、スキーム3に報告する
Suzukiの反応によって2−クロロベンゾニトリルおよ
び4−メチルフェニルボロン酸から出発する、Clarian
tのOTBNの合成方法である。
【0010】スキーム3
【化7】
【0011】ベンゾニトリル前駆体から出発するOTB
Nの直接製造とは別に、対応する安息香酸エステルから
出発するクロスカップリング反応が研究されている。
【0012】例えば、80℃のピリジン中、NiCl2
PPh3、および亜鉛粉末の存在下における、4−ブロモ
トルエンおよび2−クロロ安息香酸メチルの反応によ
り、低い選択性で、対応するビフェニル誘導体を与える
(スキーム4)(Synlett,1994,371)。
【0013】スキーム4
【化8】
【0014】2−(4−メチルフェニル)安息香酸メチル
は、最近、4−メチルフェニルボロン酸と2−メタンス
ルホニルオキシ安息香酸メチルとの間の、Niが媒介す
るクロスカップリング反応により、収率47%、すなわ
ち、低い選択性をもって得られている(スキーム5)(Te
trahedron,1998,54,13079)。
【0015】スキーム5
【化9】 2−メタンスルホニルオキシ安息香酸メチルは、非常に
安価で多量に利用できる誘導体であるサリチル酸メチル
から出発して、容易に製造される。しかしながら、4−
メトキシフェニルボロン酸とのクロスカップリング反応
の低い選択性は、ビフェニル誘導体を有利には与えな
い。
【0016】一般的に言えば、ニッケル(0)により触
媒される、アリールスルホネートと有機亜鉛誘導体との
間のクロスカップリング反応は、低い選択性をもたらす
ことが知られている(スキーム6)(J. Org. Chem.,
1995,60,6895)。
【0017】スキーム6
【化10】
【0018】本発明は、安い出発物質から出発する、良
好な収率での2−(4−メチルフェニル)安息香酸エステ
ルの製造方法を提供することを目的とする。
【0019】従って、本発明は、式(I):
【化11】 [式中、Rは、C1-6アルキルである。]の2−(4−メ
チルフェニル)安息香酸エステルの製造方法であって、
有機溶媒中、パラジウム(0)またはニッケル(0)を
ベースとする触媒の存在下における、式(II):
【化12】 [式中、Rは、上に定義した通りであり;およびR
1は、場合によりペルフルオロ化されていることのある
1-6アルキル、および場合により置換されていること
のあるC6-10アリールよりなる群から選択される。]の
スルホン酸誘導体の、式(III):
【化13】 [式中、Xは、塩素、臭素、およびヨウ素から選択され
るハロゲンである。]のアリール亜鉛化合物との反応を
含んでなる方法を提供する。
【0020】触媒は、場合により(例えば、木炭上に)担
持されていることのあるPdまたはNi元素(金属、クラ
スター等)、リガンドの存在下におけるPd(II)または
Ni(II)塩の還元により系中(in situ)で行われて生成
される、PdまたはNiのリガンドとの複合体よりなる群
から選択されるのが好ましい。後者は、トリフェニルホ
スフィン、トリトリルホスフィン、トリブチルホスフィ
ン、1,2−ビス−ジフェニルホスフィノエタン、およ
びビス−ジフェニルホスフィノフェロセンといったよう
な、リン(III)誘導体よりなる群から選択されるのが
好ましい。還元は、例えば、マグネシウム、亜鉛、アル
キルリチウム、特にn−ブチルリチウム、トリエチルア
ミン、トリフェニルホスフィン等を使用して行うことが
できる。
【0021】適当なPdおよびNi塩の例は、酢酸Pd、
塩化Pd、酢酸Ni、塩化Niである。
【0022】PdおよびNi複合体の例は、ビス−(トリ
フェニルホスフィノ)−ジクロロ;ビス−(トリブチルホ
スフィノ)−ジクロロ;テトラキス−(トリフェニルホス
フィン);トリフェニルホスフィノ−ピペリジン−ジク
ロロ;ビス−(トリフェニルホスフィン)−ジアセテー
ト;1,2−ビス−(ジフェニルホスフィノ)−エタン複
合体である。
【0023】置換基 R1は、ペルフルオロエチル、ペル
フルオロブチル、ペルフルオロオクチル、4−メチルフ
ェニル、4−ニトロフェニル、2−ナフチル、および1
−ナフチルよりなる群から選択されるのが好ましい。
【0024】反応で使用する有機溶媒は、芳香族炭化水
素、特にトルエンおよびキシレン、および脂肪族エーテ
ル、特にメチル tert−ブチル エーテル、または脂環式
炭化水素、特にテトラヒドロフラン、並びにそれらの混
合物よりなる群から選択されるのが好ましい。その溶媒
は、式(II)の化合物と比較して、1〜10容積、好ま
しくは2〜5容積の範囲にある量で使用する。
【0025】反応は、一般的には、式(II)のスルホン
酸誘導体1当量につき、式(III)のアリール亜鉛を1
〜2、好ましくは1.2〜1.5当量使用して、0〜15
0℃、好ましくは20〜80℃の範囲にある温度で行わ
れる。
【0026】式(II)のスルホン酸誘導体と比較して使
用するPd(0)またはNi(0)のモル量は、0.01
〜0.05の範囲にあり、好ましくは0.02である。
【0027】式(I)の化合物は、一般的には、反応混
合物から濾過し、水を加え、相を分離し、有機相から溶
媒を蒸発させて、乾燥させた後、収率70%以上で得ら
れる。必要ならば、結晶化により、またはシリカゲルク
ロマトグラフィーにより、さらなる精製を行うことがで
きる。
【0028】あるいはまた、その結果得られた化合物を
ケン化して、対応する2−(4−メチルフェニル)安息香
酸を得ることができる。
【0029】式(III)のアリール亜鉛化合物は、対応
するハロゲン化アリールから出発して、既知の技術によ
り製造することができる。
【0030】有機溶媒中、塩基の存在下において、式
(IV):
【化14】 [式中、Rは、C1-6アルキルである。]のサリチル酸
アルキルを、式 R1SO2Cl(ここで、R1は、式(I
I)の化合物に関して定義した通りである。)の塩化ス
ルホニルと反応させることにより、前以って、式(II)
のスルホン酸誘導体を製造する。
【0031】該反応に使用する有機溶媒は、場合により
塩素化されていることのある芳香族炭化水素、酢酸C
1-4アルキル、C1-4ハロアルカン、および脂肪族および
脂環式C1-6ケトン、並びにそれらの混合物よりなる群
から選択される。該溶媒は、式(IV)の化合物と比較し
て、1〜10容積、好ましくは2〜5容積の範囲にある
量で使用する。適当な溶媒の例は、トルエン、キシレ
ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノン、クロロベンゼン、および塩
化メチレンである。
【0032】反応は、通常、式(IV)のサリチル酸アル
キル1当量につき、R1SO2Clを1〜2当量、そして
塩基を1〜2、好ましくは1.2〜1.5当量使用して、
−20〜50℃、好ましくは0〜30℃の範囲にある温
度で行う。
【0033】上記の反応で使用する塩基は、ナトリウ
ム、カリウム、リチウムといったようなアルカリ金属の
酸化物、水酸化物、炭酸塩および重炭酸塩、並びにトリ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N−メチ
ルモルホリン、ジアザビシクロオクタンといったような
第三級アミンよりなる群から選択される。
【0034】式(II)のスルホン酸誘導体は、一般的に
は、反応混合物に水を加え、相を分離し、有機相を蒸発
させて、乾燥させることにより、収率80%以上で得ら
れる。必要ならば、n−ヘキサン、n−ヘプタン、リグロ
イン、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n
−ブタノール等といったような溶媒からの結晶化によ
り、式(II)の誘導体を精製することができる。
【0035】本発明による方法によって選択される合成
戦略は、商業的に多量に入手できる安い原料から出発す
る点、および有機金属の複合体により触媒される反応に
よってビフェニル誘導体を形成させる点にある。2位を
官能化した、最も安価で商業的に入手できる安息香酸誘
導体は、サリチル酸およびそのエステルである。
【0036】サリチル酸のスルホン酸誘導体をアリール
亜鉛化合物と反応させることにより得られる収率および
選択性は、先行技術に報告されているものから考えて、
驚くほど高い。
【0037】次の非限定的な実施例により、本発明の方
法の特性および利点をさらに実証する。
【0038】
【実施例】実施例1:p−トリル亜鉛ブロミドの製造 不活性雰囲気(窒素)下に還流した金属マグネシウム(1.
5g、60mmoles)および無水テトラヒドロフラン(30
ml)の混合物に、無水テトラヒドロフラン(20ml)中のp
−ブロモトルエン(10.8g、65mmoles)の溶液を加
える。1時間後、p−トリル亜鉛ブロミドが沈殿するま
で、無水テトラヒドロフラン(60ml)中の乾燥塩化亜鉛
(11.4g、83mmoles)の溶液を1時間撹拌し続けな
がら加える。その結果得られた縣濁液をその後の工程に
使用することができる。
【0039】実施例2:2−[1−(ペルフルオロブタ
ン)スルホニルオキシ]安息香酸メチルの製造 不活性雰囲気(窒素)下、サリチル酸メチル(50g;3
28mmoles)、1−(ペルフルオロブタン)スルホニルフ
ルオリド(149g;493mmoles)、およびアセトニト
リル(800ml)の混合物に、トリエチルアミン(50
g;493mmoles)を約20分で加える。その混合物を
40〜45℃まで加熱し、この温度を反応が完了するま
で保持し(12時間)、溶媒を残留物が得られるまで減圧
下に蒸発させて除去し、これを水−トルエン 50:5
0の混合物400mlにとる。相を分離する:有機相は、
水100mlで2回洗浄するが、水相は、トルエン100
mlで抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
させ、残留物が得られるまで減圧下に蒸発させて、2−
[1−(ペルフルオロブタン)スルホニルオキシ]安息香酸
メチル(140g、純度97%、収率98%)を得る。1 H NMR(DMSO,δ 単位ppm):3.88(s,
3H)、7.53−8.08(m,4H)。
【0040】実施例3:2−(メタンスルホニルオキシ)
安息香酸メチルの製造 不活性雰囲気(窒素)下、5〜10℃に冷却したトルエン
(600ml)中のサリチル酸メチル(200g、1310m
moles)および塩化メタンスルホニル(210g、183
0mmoles)の溶液に、トリエチルアミン(192g、19
00mmoles)を徐々に加える(約1時間)。その混合物を
20時間撹拌した後、水(1500ml)に注ぎ入れて、相
を分離する。水相をトルエン250mlで2回抽出する。
合わせた有機相を水250mlで2回洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させた後、残留物が得られるまで減圧下に蒸
発させ、これをイソプロパノール(590ml)から再結晶
化させて、2−(メタンスルホニルオキシ)安息香酸メチ
ル(280g、純度99.8%、収率89%)を得る。1 H NMR(CDCl3,δ 単位ppm):2.94(s,
3H)、3.59(s,3H)、7.02−7.66
(m,芳香族,4H)。 質量−EI m/e(%):230(M+)、199、1
52、135、120、92。
【0041】実施例4:2−(4−メチルフェニル)安息
香酸メチルの製造 不活性雰囲気下、パラジウム トリスジベンジリデンア
セトン(0.35g、3.9mmoles)、ジフェニルホスフィ
ノフェロセン(0.21g、3.9mmoles)、および無水テ
トラヒドロフラン(25ml)の混合物を内部温度40℃ま
で加熱する。30分後、2−[1−(ペルフルオロブタ
ン)スルホニルオキシ]安息香酸メチル(15.3g、35
mmoles、実施例2に記載したように製造した)を40℃
で加える。1時間後、この混合物を、実施例1に記載し
たように製造したp−トリル亜鉛ブロミドの縣濁液に加
える。その結果得られた混合物を反応が完了するまで還
流し(12時間)、25℃まで冷却した後、水(100ml)
および37% 塩酸(25ml)の溶液に注ぎ入れる。相を
分離し、有機相を水−ジクロロメタンの混合物と共に振
盪する;相を再び分離して、有機相を残留物が得られる
まで減圧下に蒸発させて、2−(4−メチルフェニル)安
息香酸メチル(4g、収率50%)を油状物質として得
る。1 H NMR(DMSO,δ 単位ppm):2.34(s,
3H)、3.59(s,3H)、7.19−7.75
(m,芳香族,8H)。 質量−EI m/e(%):226(M+)、212、
195、165、152、139。
【0042】実施例5:2−(4−メチルフェニル)安息
香酸メチルの製造 不活性雰囲気下、10% Pd−C(0.89g、0.84m
moles)、トリフェニルホスフィン(0.43g、1.7mmo
les)、および無水テトラヒドロフラン(25ml)の混合物
を内部温度40℃まで加熱する。30分後、2−[1−
(ペルフルオロブタン)スルホニルオキシ]安息香酸メチ
ル(19.1g、44mmoles、実施例2に記載したように
製造した)を40℃で加える。1時間後、この混合物
を、実施例1に記載したように製造したp−トリル亜鉛
ブロミドの縣濁液に加える。その結果得られた混合物を
反応が完了するまで還流し(23時間)、25℃まで冷却
した後、水(100ml)および氷酢酸(6g)の溶液に注ぎ
入れる。相を分離し、有機相を水−ジクロロメタンの混
合物(70ml、50:50)で抽出する;相を再び分離し
て、有機相を残留物が得られるまで減圧下に蒸発させ
て、2−(4−メチルフェニル)安息香酸メチル(5g、
収率50%)を油状物質として得る。
【0043】実施例6:2−(4−メチルフェニル)安息
香酸メチルの製造 不活性雰囲気下、塩化パラジウム(0.15g、0.84m
moles)、トリフェニルホスフィン(0.55g、2.1mmo
les)、および無水テトラヒドロフラン(25ml)の混合物
を還流する(67℃)。90分後、2−[1−(ペルフルオ
ロブタン)スルホニルオキシ]安息香酸メチル(19.1
g、44mmoles、実施例2に記載したように製造した)
を加える。1時間後、この混合物を、実施例1に記載し
たように製造したp−トリル亜鉛ブロミドの縣濁液に加
える。その結果得られた混合物を反応が完了するまで還
流し(72時間)、25℃まで冷却した後、水(100ml)
および37% 塩酸(25ml)の溶液に注ぎ入れる。相を
分離し、有機相を水−ジクロロメタンの混合物(70m
l、50:50)で抽出し;相を再び分離して、有機相を
残留物が得られるまで減圧下に蒸発させて、2−(4−
メチルフェニル)安息香酸メチル(7.8g、収率79%)
を油状物質として得る。
【0044】実施例7:2−(4−メチルフェニル)安息
香酸メチルの製造 不活性雰囲気(窒素)下、室温での、塩化ニッケル(0.1
1g、0.85mmoles)、トリフェニルホスフィン(0.4
4g、1.7mmoles)、および無水テトラヒドロフラン
(25ml)の混合物に、1.6M n−ブチルリチウム(1.
1ml、1.7mmoles)を加える;その混合物を15分間撹
拌したまま保持した後、無水テトラヒドロフラン(10m
l)に溶解した2−(メタンスルホニルオキシ)安息香酸メ
チル(10.1g、44mmoles、実施例3に記載したよう
に製造した)を加える。さらに15分間撹拌した後、そ
の結果得られた混合物を、塩化リチウム(2.3g、54
mmoles)を予め加えておいた、実施例1に記載したよう
に製造したp−トリル亜鉛ブロミドの縣濁液に加える。
その結果得られた混合物を室温で12時間保持した後、
水(100ml)および37% 塩酸(25ml)の溶液に注ぎ
入れる;相を分離し、有機相を水−ジクロロメタンの混
合物(50ml、50:50)で抽出し;相を再び分離し
て、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、残留物が得ら
れるまで減圧下に蒸発させて、2−(4−メチルフェニ
ル)安息香酸メチル(8.2g、収率82%)を油状物質と
して得る。
【0045】実施例8:2−(4−メチルフェニル)安息
香酸メチルの製造 不活性雰囲気(窒素)下、室温での、塩化ニッケル(0.1
1g、0.85mmoles)、トリフェニルホスフィン(0.4
4g、1.7mmoles)、および無水テトラヒドロフラン
(25ml)の混合物に、1.6M n−ブチルリチウム(1.
1ml、1.7mmoles)を加える;その混合物を15分間撹
拌したまま保持した後、無水テトラヒドロフラン(10m
l)に溶解した2−[1−(ペルフルオロブタン)スルホニ
ルオキシ]安息香酸メチル(19.1g、44mmoles、実
施例2に記載したように製造した)を加える。さらに1
5分間撹拌した後、その結果得られた混合物を、塩化リ
チウム(2.3g、54mmoles)を予め加えておいた、実
施例1に記載したように製造したp−トリル亜鉛ブロミ
ドの縣濁液に加える。その結果得られた混合物を室温で
12時間保持した後、水(100ml)および37% 塩酸
(25ml)の溶液に注ぎ入れる;相を分離し、有機相を水
−ジクロロメタンの混合物(50ml、50:50)で抽出
し;相を再び分離して、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥
させ、残留物が得られるまで減圧下に蒸発させて、2−
(4−メチルフェニル)安息香酸メチル(9g、収率91
%)を油状物質として得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 309/06 C07C 309/06 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 (72)発明者 グラツィアーノ・カスタルディ イタリア、ブリオーナ、ヴィア・ガッリナ 5番 (72)発明者 アントニオ・タルクィーニ イタリア、トルトーナ、ヴィア・ポストゥ ーミア23/2番 (72)発明者 レンツォ・ロッシ イタリア、ピサ、ヴィア・ジュゼッペ・デ ィ・ヴィットリオ7番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I): 【化1】 [式中、Rは、C1-6アルキルである。]の2−(4−メ
    チルフェニル)安息香酸エステルの製造方法であって、
    有機溶媒中、パラジウム(0)またはニッケル(0)を
    ベースとする触媒の存在下における、式(II): 【化2】 [式中、 Rは、上に定義した通りであり;およびR1は、場合に
    よりペルフルオロ化されていることのあるC1-6アルキ
    ル、および場合により置換されていることのあるC6-10
    アリールよりなる群から選択される。]のスルホン酸誘
    導体の、式(III): 【化3】 [式中、Xは、塩素、臭素、およびヨウ素から選択され
    るハロゲンである。]のアリール亜鉛化合物との反応を
    含んでなる方法。
  2. 【請求項2】 該触媒が、場合により担持されているこ
    とのあるPdまたはNi元素、リガンドの存在下における
    Pd(II)またはNi(II)塩の還元により系中で行われ
    て生成される、PdまたはNiのリガンドとの複合体より
    なる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該リガンドが、トリフェニルホスフィ
    ン、トリトリルホスフィン、トリブチルホスフィン、
    1,2−ビス−ジフェニルホスフィノエタン、ビス−ジ
    フェニルホスフィノフェロセンよりなる群から選択され
    るリン(III)誘導体である、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 R1が、ペルフルオロエチル、ペルフル
    オロブチル、ペルフルオロオクチル、4−メチルフェニ
    ル、4−ニトロフェニル、2−ナフチル、および1−ナ
    フチルよりなる群から選択される、上記の請求項のいず
    れかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 該有機溶媒が、芳香族炭化水素、脂肪族
    エーテル、脂環式炭化水素、およびそれらの混合物より
    なる群から選択される、上記の請求項のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 芳香族炭化水素がトルエンおよびキシレ
    ンから選択され、脂肪族エーテルがメチル tert−ブチ
    ル エーテルから選択され、そして脂環式炭化水素がテ
    トラヒドロフランから選択される、請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 式(II)のスルホン酸誘導体1当量につ
    き、式(III)のアリール亜鉛を1〜2当量使用して、
    反応を0〜150℃の範囲にある温度で行う、上記の請
    求項のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 式(II)のスルホン酸誘導体と比較して
    のPd(0)またはNi(0)のモル量が0.01〜0.0
    5の範囲にある、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 有機溶媒中、塩基の存在下において、式
    (IV): 【化4】 [式中、Rは、C1-6アルキルである。]のサリチル酸
    アルキルを、式 R1SO2Cl(ここで、R1は、請求項
    1と同様に定義される。)と反応させることにより、式
    (II)の該スルホン酸誘導体を得る、上記の請求項のい
    ずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 該有機溶媒が、場合により塩素化され
    ていることのある芳香族炭化水素、酢酸C1-4アルキ
    ル、C1-4ハロアルカン、脂肪族および脂環式C 1-6ケト
    ン、並びにそれらの混合物よりなる群から選択される、
    請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 該反応を−20〜50℃の範囲にある
    温度で行う、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 式(IV)のサリチル酸アルキル1当量
    につき、1〜2当量のR1SO2Clおよび1〜2当量の
    塩基を使用する、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 該塩基が、アルカリ酸化物、水酸化
    物、炭酸塩および重炭酸塩、並びに第三級アミンよりな
    る群から選択される、請求項9〜12のいずれかに記載
    の方法。
JP2000110749A 1999-04-13 2000-04-12 2−(4−メチルフェニル)安息香酸誘導体の製造方法 Pending JP2000336066A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT99A000749 1999-04-13
IT1999MI000749A IT1311920B1 (it) 1999-04-13 1999-04-13 Metodo per la sintesi di derivati dell'acido 2-(4-metilfenil) benzoico

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000336066A true JP2000336066A (ja) 2000-12-05

Family

ID=11382681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000110749A Pending JP2000336066A (ja) 1999-04-13 2000-04-12 2−(4−メチルフェニル)安息香酸誘導体の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6433214B1 (ja)
EP (1) EP1044956A1 (ja)
JP (1) JP2000336066A (ja)
CA (1) CA2305050A1 (ja)
IT (1) IT1311920B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009509937A (ja) * 2005-09-12 2009-03-12 ザルティーゴ ゲーエムベーハー アリーレン、アルケンおよびアルキンのニッケルまたは鉄触媒による炭素−炭素カップリング反応

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2007004426A (es) * 2004-10-15 2007-06-14 Teva Pharma Procesos para preparar telmisartan.
CN108727524B (zh) * 2018-05-21 2020-08-07 中国石油天然气股份有限公司 一种内给电子体化合物及催化丙烯聚合的催化剂

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2801070B2 (ja) * 1989-06-24 1998-09-21 三菱化学株式会社 芳香族化合物の製造法
US5380910A (en) * 1992-04-28 1995-01-10 Ihara Chemical Industry Co., Ltd. Method for producing an asymmetric biaryl derivative

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009509937A (ja) * 2005-09-12 2009-03-12 ザルティーゴ ゲーエムベーハー アリーレン、アルケンおよびアルキンのニッケルまたは鉄触媒による炭素−炭素カップリング反応

Also Published As

Publication number Publication date
US6433214B1 (en) 2002-08-13
ITMI990749A1 (it) 2000-10-13
CA2305050A1 (en) 2000-10-13
IT1311920B1 (it) 2002-03-20
EP1044956A1 (en) 2000-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102046576B (zh) 制备1-(2-卤素联苯-4-基)-环丙烷甲酸的衍生物的方法
JP2000336066A (ja) 2−(4−メチルフェニル)安息香酸誘導体の製造方法
JP6096465B2 (ja) ペランパネルの中間体である2−アルコキシ−5−(ピリジン−2−イル)ピリジンの調製方法
CN115232163B (zh) 一种硅中心手性分子化合物及其制备方法与应用
JP2004524328A (ja) ビニル、アリールおよびヘテロアリール酢酸およびその誘導体の製造法
JP2009102264A (ja) アセチル誘導体の製造方法
JP2003522744A (ja) 多環式芳香族化合物の製造方法
JP4649733B2 (ja) トリフルオロメチル基含有アセトフェノン化合物の製造方法
CN109485567B (zh) 一种4-羟甲基噻唑的清洁制备方法及其中间体
CN107021883B (zh) 一种多取代基联苯卤代物液晶中间体的合成方法及应用
JP4096233B2 (ja) トリフルオロメチルフェニル安息香酸エステル誘導体の製造方法
JP4314799B2 (ja) 2−ナフトール誘導体の製造方法とその中間体
EP1122234A9 (en) Production methods of alpha, alpha, alpha-trifluoromethylphenyl-substituted benzoic acid and intermediate therefor
JP3006237B2 (ja) アミノピラゾール誘導体の製法
JPH05286902A (ja) α−クロロ−β−ケトエステル誘導体の製造方法
JP3787821B2 (ja) ベンズアミドキシム化合物の製造方法
US6096894A (en) Production method of 2-(p-alkylphenyl)pyridine compound
JP2001302582A (ja) トリフルオロメチルフェニル酢酸の製造方法
JPH0511110B2 (ja)
EP2123648A1 (en) A process for the preparation of Telmisartan.
JP3838883B2 (ja) 脂環式ケトン化合物の製造方法
JP2002512210A (ja) 2−ヒドロキシアルキルハロフェノンの製造方法
JP2003171327A (ja) 光学活性1,1’−ビ−2−ナフトール類の製造方法
JPH07247238A (ja) 光学活性α−ヒドロキシケトン誘導体の製造方法
JP2531228B2 (ja) ビフェニル誘導体およびその製造法