JP2000336129A - 押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体 - Google Patents
押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体Info
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- JP2000336129A JP2000336129A JP11145268A JP14526899A JP2000336129A JP 2000336129 A JP2000336129 A JP 2000336129A JP 11145268 A JP11145268 A JP 11145268A JP 14526899 A JP14526899 A JP 14526899A JP 2000336129 A JP2000336129 A JP 2000336129A
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポリプロピレン系樹脂の本来の剛性、耐熱性
を維持し、微細で均質な内部構造を有するポリプロピレ
ン樹脂押出発泡体を製造し得る樹脂の提供。 【解決手段】 メルトフローレイトが1〜20(g/1
0分)、エチレン含有量が1〜20重量%、重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比Mw/M
n)が6以上、23℃のパラキシレン可溶分の固有粘度
[η]が1〜5(dl/g)である押出発泡成形用エチ
レン−プロピレンブロック共重合体。
を維持し、微細で均質な内部構造を有するポリプロピレ
ン樹脂押出発泡体を製造し得る樹脂の提供。 【解決手段】 メルトフローレイトが1〜20(g/1
0分)、エチレン含有量が1〜20重量%、重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比Mw/M
n)が6以上、23℃のパラキシレン可溶分の固有粘度
[η]が1〜5(dl/g)である押出発泡成形用エチ
レン−プロピレンブロック共重合体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡成形、特に薄
物の発泡シートを成形するのに適したエチレン−プロピ
レンブロック共重合体に関する。
物の発泡シートを成形するのに適したエチレン−プロピ
レンブロック共重合体に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂を押出発泡成形す
るに際しては、適正な粘弾性を有する溶融状態で樹脂を
発泡させることが重要である。樹脂の溶融粘度が高過ぎ
れば発泡し難く、逆に低過ぎると発泡セルが破れてガス
を樹脂内に保持できなくなる。中でも結晶化度が高いポ
リプロピレン系樹脂は、樹脂の粘弾性が僅かな温度変化
により大きく変化するため、発泡適正温度範囲は非常に
狭い。このような狭い温度範囲内で押出発泡を行うこと
は非常に困難であり、適性温度範囲から外れた温度で得
られた発泡体は、連続気泡構造になったり、全体が不均
質な構造となったりする。
るに際しては、適正な粘弾性を有する溶融状態で樹脂を
発泡させることが重要である。樹脂の溶融粘度が高過ぎ
れば発泡し難く、逆に低過ぎると発泡セルが破れてガス
を樹脂内に保持できなくなる。中でも結晶化度が高いポ
リプロピレン系樹脂は、樹脂の粘弾性が僅かな温度変化
により大きく変化するため、発泡適正温度範囲は非常に
狭い。このような狭い温度範囲内で押出発泡を行うこと
は非常に困難であり、適性温度範囲から外れた温度で得
られた発泡体は、連続気泡構造になったり、全体が不均
質な構造となったりする。
【0003】このため、ポリプロピレン系樹脂押出発泡
体製造用の原料樹脂としては、従来ポリプロピレン系樹
脂に、ポリプロピレン系樹脂よりも溶融張力の高いポリ
エチレン系樹脂を混合したものが知られているが(特開
平4-359034号公報)、発泡安定性は確保されるものの、
ポリプロピレン系樹脂を単独に用いて得られる発泡体に
比べて、剛性、耐熱性が劣り、従って発泡体の用途も制
限されていた。
体製造用の原料樹脂としては、従来ポリプロピレン系樹
脂に、ポリプロピレン系樹脂よりも溶融張力の高いポリ
エチレン系樹脂を混合したものが知られているが(特開
平4-359034号公報)、発泡安定性は確保されるものの、
ポリプロピレン系樹脂を単独に用いて得られる発泡体に
比べて、剛性、耐熱性が劣り、従って発泡体の用途も制
限されていた。
【0004】また、2種類のエチレン−プロピレンブロ
ック共重合体を原料樹脂とすることも提案されている
(特開昭63-288731号公報)。この場合、得られる発泡
体は剛性、耐熱性には問題がないが、内部構造が均質で
なく、衝撃強度が劣るという問題があった。
ック共重合体を原料樹脂とすることも提案されている
(特開昭63-288731号公報)。この場合、得られる発泡
体は剛性、耐熱性には問題がないが、内部構造が均質で
なく、衝撃強度が劣るという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はポリ
プロピレン系樹脂の本来の剛性、耐熱性を維持し、微細
で均質な内部構造を有するポリプロピレン樹脂押出発泡
体を製造し得る樹脂を提供することを目的とする。
プロピレン系樹脂の本来の剛性、耐熱性を維持し、微細
で均質な内部構造を有するポリプロピレン樹脂押出発泡
体を製造し得る樹脂を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を行った結果、特定の分子構造を有するエチレン−プロ
ピレンブロック共重合体が押出発泡に極めて好適である
ことを見出し、本発明を完成した。
を行った結果、特定の分子構造を有するエチレン−プロ
ピレンブロック共重合体が押出発泡に極めて好適である
ことを見出し、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、メルトフローレイト
が1〜20(g/10分)、エチレン含有量が1〜20
重量%、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)が6以上、23℃のパラキシ
レン可溶分の固有粘度[η]が1〜5(dl/g)であ
る押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合
体に関する。
が1〜20(g/10分)、エチレン含有量が1〜20
重量%、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)が6以上、23℃のパラキシ
レン可溶分の固有粘度[η]が1〜5(dl/g)であ
る押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合
体に関する。
【0008】本発明で用いられるエチレン−プロピレン
ブロック共重合体は、メルトフローレイト(MFR;JI
S K7210;荷重2.16kg,230℃で測定)が1〜20
(g/10分)、エチレン含有量が1〜20重量%、重
量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が6以上で、23℃のパラキシレン可溶
分の固有粘度[η](135℃のテトラリン中で測定)
が1〜5(dl/g)である。
ブロック共重合体は、メルトフローレイト(MFR;JI
S K7210;荷重2.16kg,230℃で測定)が1〜20
(g/10分)、エチレン含有量が1〜20重量%、重
量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)が6以上で、23℃のパラキシレン可溶
分の固有粘度[η](135℃のテトラリン中で測定)
が1〜5(dl/g)である。
【0009】前記エチレン−プロピレンブロック共重合
体は、チーグラー・ナッタ型触媒あるいはメタロセン型
触媒を用いて、プロピレンとエチレンをブロック共重合
することにより製造することができる。より詳細には、
立体特異性重合触媒の下、プロピレンを重合して結晶性
プロピレン系重合体を得る工程と、プロピレンとエチレ
ンを共重合させ上記パラキシレン可溶分に相当する非晶
性プロピレン−エチレン共重合体を得る工程を組み合わ
せることにより得ることができる。この際、少量のα−
オレフィン(例えば、ブテン−1)を第三成分として共
重合させてもよい。
体は、チーグラー・ナッタ型触媒あるいはメタロセン型
触媒を用いて、プロピレンとエチレンをブロック共重合
することにより製造することができる。より詳細には、
立体特異性重合触媒の下、プロピレンを重合して結晶性
プロピレン系重合体を得る工程と、プロピレンとエチレ
ンを共重合させ上記パラキシレン可溶分に相当する非晶
性プロピレン−エチレン共重合体を得る工程を組み合わ
せることにより得ることができる。この際、少量のα−
オレフィン(例えば、ブテン−1)を第三成分として共
重合させてもよい。
【0010】これらの工程の前後関係は、特に規定され
ないが、後工程は、前工程で得られた重合体及び用いら
れた重合触媒の存在下、引き続き行うのが一般的である
が、一段または多段重合で製造した結晶性プロピレン系
重合体と一段または多段重合で製造した非晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体を別々に重合し後ブレンドして得
ることも可能である。すなわち、本発明の「エチレン−
プロピレンブロック共重合体」には、いわゆるエチレン
−プロピレンブロック共重合体のほか、結晶性プロピレ
ン系重合体と非晶性プロピレン−エチレン共重合体との
ブレンド物も含まれる。
ないが、後工程は、前工程で得られた重合体及び用いら
れた重合触媒の存在下、引き続き行うのが一般的である
が、一段または多段重合で製造した結晶性プロピレン系
重合体と一段または多段重合で製造した非晶性プロピレ
ン−エチレン共重合体を別々に重合し後ブレンドして得
ることも可能である。すなわち、本発明の「エチレン−
プロピレンブロック共重合体」には、いわゆるエチレン
−プロピレンブロック共重合体のほか、結晶性プロピレ
ン系重合体と非晶性プロピレン−エチレン共重合体との
ブレンド物も含まれる。
【0011】上記エチレン−プロピレンブロック共重合
体のメルトフローレイトは1g/10分〜20g/10
分、好ましくは1g/10分〜10g/10分である。
メルトフローレイトが1g/10分未満では押し出しが
困難となり、20g/10分を超えると発泡成形性が悪
化する。
体のメルトフローレイトは1g/10分〜20g/10
分、好ましくは1g/10分〜10g/10分である。
メルトフローレイトが1g/10分未満では押し出しが
困難となり、20g/10分を超えると発泡成形性が悪
化する。
【0012】また、上記エチレン−プロピレンブロック
共重合体はエチレン含有量が1〜20重量%、好ましく
は5〜15重量%である。エチレン含有量が1重量%未
満では、発泡体の衝撃強度が不足し、20重量%を超え
ると、発泡体の剛性が不足する。
共重合体はエチレン含有量が1〜20重量%、好ましく
は5〜15重量%である。エチレン含有量が1重量%未
満では、発泡体の衝撃強度が不足し、20重量%を超え
ると、発泡体の剛性が不足する。
【0013】上記エチレン−プロピレンブロック共重合
体の23℃のパラキシレン可溶分(CXS)の固有粘度
[η]は1〜5dl/g、好ましくは1〜4dl/gで
あり、さらに好ましくは1〜2dl/gである。ここで
パラキシレン可溶分とは、上記共重合体を135℃のキ
シレンに溶解した後室温まで冷却し、キシレン中に析出
してくる結晶性の不溶分をろ過後、ろ液にアセトンを加
え沈殿させ、この沈殿物をろ過して採取した成分であ
り、ブロック共重合体のうちの非晶性プロピレン−エチ
レン共重合体成分の大半を占め、全重合体に対しては5
〜50重量%、好ましくは10〜30重量%を占めるも
のである。非晶性プロピレン−エチレン共重合体成分は
結晶性プロピレン系重合体の中に島状に分散して耐衝撃
性を向上させ得るものであり、同時に発泡性に大きな影
響を及ぼすものである。これらは特に薄物の発泡シート
成形を行う場合の発泡性状に重要な因子となる。なお、
本発明の構成要件を規定する固有粘度は135℃のテト
ラリン中で測定されるものである。
体の23℃のパラキシレン可溶分(CXS)の固有粘度
[η]は1〜5dl/g、好ましくは1〜4dl/gで
あり、さらに好ましくは1〜2dl/gである。ここで
パラキシレン可溶分とは、上記共重合体を135℃のキ
シレンに溶解した後室温まで冷却し、キシレン中に析出
してくる結晶性の不溶分をろ過後、ろ液にアセトンを加
え沈殿させ、この沈殿物をろ過して採取した成分であ
り、ブロック共重合体のうちの非晶性プロピレン−エチ
レン共重合体成分の大半を占め、全重合体に対しては5
〜50重量%、好ましくは10〜30重量%を占めるも
のである。非晶性プロピレン−エチレン共重合体成分は
結晶性プロピレン系重合体の中に島状に分散して耐衝撃
性を向上させ得るものであり、同時に発泡性に大きな影
響を及ぼすものである。これらは特に薄物の発泡シート
成形を行う場合の発泡性状に重要な因子となる。なお、
本発明の構成要件を規定する固有粘度は135℃のテト
ラリン中で測定されるものである。
【0014】本発明において前記23℃のパラキシレン
可溶分の固有粘度[η]が1dl/g未満では、発泡体
中の独立気泡径が粗大となり、衝撃強度が低下する。ま
た5dl/g以上では、発泡セルが不均一となるととも
に、押出成形時に充分な延展性が得られない。シート厚
みが厚い場合は多少セルの不均一性があってもシート成
形に影響を及ぼさない場合が多いが、薄物シートの場合
には破れが生じることが多く、上記の固有粘度範囲の条
件が必要となる。この条件を満たさない場合、シート厚
みが3mm以下、特に2mm以下の発泡体が得られない
ことがある。本発明のエチレン−プロピレンブロック共
重合体組成物は厚みが2mm以下、好ましくは1mm以
下、発泡倍率が1.5〜3.5倍、好ましくは、2.0〜3.2倍の
発泡シートを得るのに適している。
可溶分の固有粘度[η]が1dl/g未満では、発泡体
中の独立気泡径が粗大となり、衝撃強度が低下する。ま
た5dl/g以上では、発泡セルが不均一となるととも
に、押出成形時に充分な延展性が得られない。シート厚
みが厚い場合は多少セルの不均一性があってもシート成
形に影響を及ぼさない場合が多いが、薄物シートの場合
には破れが生じることが多く、上記の固有粘度範囲の条
件が必要となる。この条件を満たさない場合、シート厚
みが3mm以下、特に2mm以下の発泡体が得られない
ことがある。本発明のエチレン−プロピレンブロック共
重合体組成物は厚みが2mm以下、好ましくは1mm以
下、発泡倍率が1.5〜3.5倍、好ましくは、2.0〜3.2倍の
発泡シートを得るのに適している。
【0015】本発明のエチレン−プロピレンブロック共
重合体の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)は6以上、好ましくは8〜1
5である。Mw/Mnが6未満では、溶融状態で樹脂の
溶融粘度が低くなり、発泡セルが破れてガスを樹脂内に
保持できなくなる。
重合体の重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(M
n)との比(Mw/Mn)は6以上、好ましくは8〜1
5である。Mw/Mnが6未満では、溶融状態で樹脂の
溶融粘度が低くなり、発泡セルが破れてガスを樹脂内に
保持できなくなる。
【0016】本発明のエチレン−プロピレンブロック共
重合体は、発泡剤と混合して押出発泡成形に用いられる
ものであるが、押出発泡の前に、必要に応じてさらに無
機充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色
剤等の添加剤を配合することができる。また本発明の目
的を損なわない範囲、すなわち特許請求の範囲に規定し
た特性を満たす範囲内で、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンや各種熱可塑性樹脂を配合することがで
きる。
重合体は、発泡剤と混合して押出発泡成形に用いられる
ものであるが、押出発泡の前に、必要に応じてさらに無
機充填剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、着色
剤等の添加剤を配合することができる。また本発明の目
的を損なわない範囲、すなわち特許請求の範囲に規定し
た特性を満たす範囲内で、ポリエチレンをはじめとする
ポリオレフィンや各種熱可塑性樹脂を配合することがで
きる。
【0017】本発明においては、発泡剤として、プロパ
ン、ブタン、ペンタン等の低級脂肪族炭化水素、シクロ
ブタン、シクロペンタン等の低級脂環式炭化水素及びモ
ノクロロジフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタ
ン、トリクロロジフルオロエタン、トリクロロトリフル
オロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン、メチルク
ロライド、エチルクロライド、メチレンクロライド等の
ハロゲン化炭化水素からなる揮発型発泡剤、窒素、炭酸
ガス、酸素、空気等のガス状発泡剤、重炭酸ソーダ、重
炭酸アンモニウム、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、トルエンスルホニルヒトラジド、アゾジカルボンア
ミド、p,p′−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、アゾビスイソブチロニトリル等からなる熱分解型
発泡剤等が用いられる。これらの中でも、特に熱分解型
発泡剤が望ましい。
ン、ブタン、ペンタン等の低級脂肪族炭化水素、シクロ
ブタン、シクロペンタン等の低級脂環式炭化水素及びモ
ノクロロジフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタ
ン、トリクロロジフルオロエタン、トリクロロトリフル
オロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン、メチルク
ロライド、エチルクロライド、メチレンクロライド等の
ハロゲン化炭化水素からなる揮発型発泡剤、窒素、炭酸
ガス、酸素、空気等のガス状発泡剤、重炭酸ソーダ、重
炭酸アンモニウム、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン、トルエンスルホニルヒトラジド、アゾジカルボンア
ミド、p,p′−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラ
ジド、アゾビスイソブチロニトリル等からなる熱分解型
発泡剤等が用いられる。これらの中でも、特に熱分解型
発泡剤が望ましい。
【0018】これらの発泡剤の使用量は、エチレン−プ
ロピレンブロック共重合体100重量部当り、0.1〜3
0重量部である。
ロピレンブロック共重合体100重量部当り、0.1〜3
0重量部である。
【0019】上記エチレン−プロピレンブロック共重合
体と発泡剤の混合は、望ましくは、押出機等の内部でエ
チレン−プロピレンブロック共重合体の溶融下、両者を
混練することにより行われるが、熱分解型発泡剤の場合
には、エチレン−プロピレンブロック共重合体を押出機
等に供給する前に、エチレン−プロピレンブロック共重
合体と予め混合して、あるいはエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体とは別々に、押出機等に供給してもよ
く、また揮発型発泡剤やガス状発泡剤の場合には、例え
ばベント式押出し機等のスクリュー中間部から溶融した
エチレン−プロピレンブロック共重合体中に圧入してよ
い。
体と発泡剤の混合は、望ましくは、押出機等の内部でエ
チレン−プロピレンブロック共重合体の溶融下、両者を
混練することにより行われるが、熱分解型発泡剤の場合
には、エチレン−プロピレンブロック共重合体を押出機
等に供給する前に、エチレン−プロピレンブロック共重
合体と予め混合して、あるいはエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体とは別々に、押出機等に供給してもよ
く、また揮発型発泡剤やガス状発泡剤の場合には、例え
ばベント式押出し機等のスクリュー中間部から溶融した
エチレン−プロピレンブロック共重合体中に圧入してよ
い。
【0020】押出機等で混練された上記エチレン−プロ
ピレンブロック共重合体と発泡剤は、押出機先端に取付
けられたダイスを通して、押出発泡される。得られる発
泡体の形状は任意であって特に制限されないが、例えば
フィルム状、シート状、パイプ状、円筒状等が挙げられ
る。
ピレンブロック共重合体と発泡剤は、押出機先端に取付
けられたダイスを通して、押出発泡される。得られる発
泡体の形状は任意であって特に制限されないが、例えば
フィルム状、シート状、パイプ状、円筒状等が挙げられ
る。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例及び比較例により詳細
に説明する。下記の例における%(パーセント)は重量
基準である。原料樹脂及び得られた発泡体の物性の測定
は下記の方法により行った。
に説明する。下記の例における%(パーセント)は重量
基準である。原料樹脂及び得られた発泡体の物性の測定
は下記の方法により行った。
【0022】[シート発泡倍率]発泡体の密度をJIS K
7222に従い測定し、その発泡体の材料の発泡させていな
い状態の密度をJIS K 7112のD法により測定し、以下の
式により発泡倍率(A)を算出した。 A=B/C ただし、Bは樹脂の密度、Cは発泡体の密度である。
7222に従い測定し、その発泡体の材料の発泡させていな
い状態の密度をJIS K 7112のD法により測定し、以下の
式により発泡倍率(A)を算出した。 A=B/C ただし、Bは樹脂の密度、Cは発泡体の密度である。
【0023】[独立気泡率の測定]シートから2cm角
に切り出した試料8枚を、ASTMD2856に準拠
し、東京サイエンス(株)製 空気比較式比重計1000型
を使用して、全気泡に対する独立気泡の割合である独立
気泡率Fc(%)を以下の式で求めた。 Fc=100−Fo−Fw ただし、Foは連続気泡率(%)、Fwは気泡壁の占め
る容積分率(%)である。
に切り出した試料8枚を、ASTMD2856に準拠
し、東京サイエンス(株)製 空気比較式比重計1000型
を使用して、全気泡に対する独立気泡の割合である独立
気泡率Fc(%)を以下の式で求めた。 Fc=100−Fo−Fw ただし、Foは連続気泡率(%)、Fwは気泡壁の占め
る容積分率(%)である。
【0024】[シート衝撃強度]発泡成形したシートの
ダート衝撃強度(JIS K 7124に準拠、測定温度23℃)
を測定した。単位はジュール(J)である。
ダート衝撃強度(JIS K 7124に準拠、測定温度23℃)
を測定した。単位はジュール(J)である。
【0025】実施例1:エチレン含有量10%、メルト
フローレイト(MFR)5.0g/10分、23℃のパラ
キシレン可溶分が20%でその固有粘度[η]1.5dl
/g、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)
との比(Mw/Mn)が12のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体100重量部とアゾジカルボンアミド1
重量部を予めドライブレンドした後、押出機(50mm
φ,L/D28)に供給し、この押出機に装着されたT
ダイ(樹脂通路,幅500mm,高さ1.5mm)から1
80℃で樹脂を吐出して、発泡倍率3.2倍、厚さ1mm
の発泡シートを成形した。そのシートの独立気泡率及び
衝撃強度を評価した。その結果を表1に示す。
フローレイト(MFR)5.0g/10分、23℃のパラ
キシレン可溶分が20%でその固有粘度[η]1.5dl
/g、重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)
との比(Mw/Mn)が12のエチレン−プロピレンブ
ロック共重合体100重量部とアゾジカルボンアミド1
重量部を予めドライブレンドした後、押出機(50mm
φ,L/D28)に供給し、この押出機に装着されたT
ダイ(樹脂通路,幅500mm,高さ1.5mm)から1
80℃で樹脂を吐出して、発泡倍率3.2倍、厚さ1mm
の発泡シートを成形した。そのシートの独立気泡率及び
衝撃強度を評価した。その結果を表1に示す。
【0026】実施例2〜6:エチレン−プロピレンブロ
ック共重合体として、表1に示す性状(エチレン含有
量、MFR、23℃のパラキシレン可溶分値及びその固
有粘度[η]、及びMw/Mn)のものを用い、シート
の厚みを変えた以外は、実施例1と同様にして発泡シー
トを得、その物性(発泡倍率倍、独立気泡率及び衝撃強
度)を評価した。その結果は表1の通りであった。
ック共重合体として、表1に示す性状(エチレン含有
量、MFR、23℃のパラキシレン可溶分値及びその固
有粘度[η]、及びMw/Mn)のものを用い、シート
の厚みを変えた以外は、実施例1と同様にして発泡シー
トを得、その物性(発泡倍率倍、独立気泡率及び衝撃強
度)を評価した。その結果は表1の通りであった。
【0027】比較例1:エチレン−プロピレンブロック
共重合体としてパラキシレン可溶部の固有粘度[η]が
6.5の共重合体を用い、実施例1と同様にして発泡シー
トを成形し、評価した。その結果を表1に示す。独立気
泡率が低く衝撃強度が劣るものであった。
共重合体としてパラキシレン可溶部の固有粘度[η]が
6.5の共重合体を用い、実施例1と同様にして発泡シー
トを成形し、評価した。その結果を表1に示す。独立気
泡率が低く衝撃強度が劣るものであった。
【0028】比較例2:エチレン−プロピレンブロック
共重合体としてMFRが22g/10分の共重合体を用
い、厚さ0.5mmとした以外は実施例1と同様にして発
泡シートを得、その物性を評価した。その結果を表1に
示す。発泡倍率、独立気泡率が低く、衝撃強度も低かっ
た。
共重合体としてMFRが22g/10分の共重合体を用
い、厚さ0.5mmとした以外は実施例1と同様にして発
泡シートを得、その物性を評価した。その結果を表1に
示す。発泡倍率、独立気泡率が低く、衝撃強度も低かっ
た。
【0029】比較例4:比較例3の試料を用い厚さ5m
mの発泡シートを成形し評価した。比較例3に比して発
泡性は優位にあるが、独立気泡率が低く、衝撃強度が劣
るものであった。
mの発泡シートを成形し評価した。比較例3に比して発
泡性は優位にあるが、独立気泡率が低く、衝撃強度が劣
るものであった。
【0030】比較例5:エチレン−プロピレンブロック
共重合体としてMw/Mnが5の共重合体を用い、厚さ
2mmとした以外は実施例1と同様にし発泡シートを
得、その物性を評価した。結果を表1に示す。発泡倍
率、独立気泡率が低く、衝撃強度も低かった。
共重合体としてMw/Mnが5の共重合体を用い、厚さ
2mmとした以外は実施例1と同様にし発泡シートを
得、その物性を評価した。結果を表1に示す。発泡倍
率、独立気泡率が低く、衝撃強度も低かった。
【0031】
【表1】
【0032】
【発明の効果】メルトフローレイト、エチレン含有量、
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)、及び23℃のパラキシレン可溶分の固
有粘度[η]を特定の範囲に規定した本発明の押出発泡
成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体は、微
細、均質の独立気泡の含有量が高く、薄肉の高剛性のポ
リプロピレン系樹脂押出発泡体を成形性良く、高い生産
性で製造することができる。このような発泡体は、自動
車、家電、建材、食品容器、文具、雑貨用等の多くの部
材として、好適に使用することができる。
重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比
(Mw/Mn)、及び23℃のパラキシレン可溶分の固
有粘度[η]を特定の範囲に規定した本発明の押出発泡
成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体は、微
細、均質の独立気泡の含有量が高く、薄肉の高剛性のポ
リプロピレン系樹脂押出発泡体を成形性良く、高い生産
性で製造することができる。このような発泡体は、自動
車、家電、建材、食品容器、文具、雑貨用等の多くの部
材として、好適に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29K 23:00 105:04 C08L 53:00 (72)発明者 栗山 稔 神奈川県川崎市川崎区夜光二丁目3番2号 日本ポリオレフィン株式会社川崎研究所 内 (72)発明者 鈴木 穣 神奈川県川崎市川崎区夜光二丁目3番2号 日本ポリオレフィン株式会社川崎研究所 内 Fターム(参考) 4F074 AA25B AB01 AB05 BA01 BA13 BA31 CA22 DA23 4F207 AA04F AA11F AB02 AG01 AG20 AR15 KA01 KA11 KL84 4F212 AA09A AA09F AB02 AG01 AG20 UA10 UB02 UF01 4J026 HA04 HA27 HB03 HB27 HE01
Claims (2)
- 【請求項1】 メルトフローレイトが1〜20(g/1
0分)、エチレン含有量が1〜20重量%、重量平均分
子量(Mw)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/M
n)が6以上、23℃のパラキシレン可溶分の固有粘度
[η]が1〜5(dl/g)である押出発泡成形用エチ
レン−プロピレンブロック共重合体。 - 【請求項2】 3mm以下の薄物シートの押出発泡成形
用である請求項1に記載のエチレン−プロピレンブロッ
ク共重合体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145268A JP2000336129A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145268A JP2000336129A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000336129A true JP2000336129A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15381214
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145268A Pending JP2000336129A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 押出発泡成形用エチレン−プロピレンブロック共重合体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000336129A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012512292A (ja) * | 2008-12-17 | 2012-05-31 | バーゼル・ポリオレフィン・イタリア・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 発泡ポリオレフィン成分 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11145268A patent/JP2000336129A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012512292A (ja) * | 2008-12-17 | 2012-05-31 | バーゼル・ポリオレフィン・イタリア・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータ | 発泡ポリオレフィン成分 |
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