JP2000336223A - 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス - Google Patents

塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス

Info

Publication number
JP2000336223A
JP2000336223A JP15374799A JP15374799A JP2000336223A JP 2000336223 A JP2000336223 A JP 2000336223A JP 15374799 A JP15374799 A JP 15374799A JP 15374799 A JP15374799 A JP 15374799A JP 2000336223 A JP2000336223 A JP 2000336223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propylene
rubber powder
outer layer
polymer
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15374799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tsujihana
一 辻葩
Masayuki Honda
雅之 本多
Nakajiro Yoshida
仲次郎 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP15374799A priority Critical patent/JP2000336223A/ja
Publication of JP2000336223A publication Critical patent/JP2000336223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】部分的に熱可塑性を呈するゴム粉体を提供し、
ゴム粉体を高充填しても高分子系マトリックスの流動性
を確保させる。 【解決手段】A)主成分のエチレン/プロピレン/ジエ
ン共重合体が、そのジエンにおいてシロキサン結合を有
する原子団を介して連結された架橋構造体を有するもの
からなる内層と、B)主成分のプロピレン/エチレン−
プロピレン/C4 以上のα−オレフィンのブロック共重
合体、プロピレン/エチレンのブロック共重合体または
プロピレン/C以上のα−オレフィンの共重合体で、
プロピレン部分が結晶構造体をなす二層からなり、外層
は熱可塑性を有する塑性変形可能なゴム粉体とする。こ
れを130℃以上の温度に加熱外層を可塑化し任意の形
状に成形する。また、溶解度パラメーターが15以下の
熱可塑性高分子中から選択される高分子中に、前記ゴム
粉体を分散させて熱可塑性を有する高分子系マトリック
スとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塑性変形可能なゴ
ム粉体、その成形方法及びそのゴム粉体を分散した高分
子系マトリックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴム粉体はマトリックスの弾性発
現性フィラーとして広く用いられてきた。具体的には、
自動車部品や各種電子機器のハウジング材における耐衝
撃性の向上もしくは艶消しの付与、粘着質フィルムのア
ンチブロッキング剤、液晶バックライトなどの光拡散
剤、封止剤の応力緩和付与、熱硬化性成形品の低収縮性
の付与や耐衝撃性の向上など各種の分野に使用されてい
る。
【0003】ゴム粉体を製法面から分類すると、リサイ
クル品として製品を粉砕して得られた物と、新たに未架
橋物を架橋すると同時に造粒して得られた物とがある。
前者の製品の粉砕によるゴム粉体は、省資源化の観点か
らするとメリットの高い材料ではあるが、その粉砕の難
しさや製品の安定性の低さなどが問題視されていて、用
途が限られている。後者の架橋・造粒によるゴム粉体
は、粒径などの品質や組成の安定性などの信頼性が高く
評価され、各種の分野で用途が広がりつつある。
【0004】このゴム粉体は、シリコーンゴム、アクリ
ル系ゴム、スチレン系ゴムなどからなる単一組成のゴム
粒子や、アクリル系ゴムと熱硬化性アクリル系高分子と
からなる二層もしくは多層構造化された粒子、またはこ
れらの中空粒子などとして商品化されている。なかでも
アクリル系ゴムと熱硬化性アクリル系高分子とからなる
二層もしくは多層構造化された粒子は、熱可塑性樹脂や
熱硬化性樹脂の耐衝撃性の向上や内部応力の緩和に著し
い効果がみられ、この特性は、内層がゴム単体もしくは
ゴムと熱硬化性高分子との多層構造体であって、外層が
熱硬化性高分子からなるという構造に起因している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、ゴム粉体
を各種の高分子中に配合すると色々な機能を発揮させる
ことができ、バインダー中により多くのゴム粉体を添加
すれば付加価値が高められる筈である。ところが、ゴム
粉末を高分子中に高充填すると、マトリックスの流動性
が低下して成形が困難になったり、かえって物性に悪影
響を与えるといった不具合があった。また従来のゴム粉
体は比較的高価であり、その対策として安価なオレフィ
ン系のゴム系粉末が考えられる筈であるが、あまり提示
されておらず、ニーズに応えられていない。そこで、本
発明は、部分的に熱可塑性を呈するゴム粉体を提供し、
ゴム粉体を高充填しても高分子系マトリックスの流動性
を確保させることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の塑性変形可能な
ゴム粉体は、(A)主成分がエチレン/プロピレン/ジ
エン共重合体であって、そのジエンにおいてシロキサン
結合を有する原子団を介して連結された架橋構造体を有
するものからなる内層と、(B)主成分がプロピレン/
エチレン−プロピレン/炭素数4以上のα−オレフィン
のブロック共重合体、プロピレン/エチレンのブロック
共重合体、プロピレン/炭素数4以上のα−オレフィン
の共重合体から選択されるものであって、プロピレン部
分が結晶構造体をなすものからなる外層との二層からな
り、外層は熱可塑性を有する塑性変形可能なゴム粉体と
する。ゴム粉体を130℃以上の温度に加熱することに
よりゴム粉体の外層を可塑化してゴム粉体を任意の形状
に成形する。また、溶解度パラメーターが15以下の熱
可塑性高分子中から選択される一種または複数種の高分
子中に、前記ゴム粉体を分散させて熱可塑性を有する高
分子系マトリックスとしている。さらに、高分子系マト
リックスに分散させるゴム粉体が、ポリエチレンの結晶
及び/又はパラフィン系オリゴマーを含有することが望
ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明者らは、「弾力性はゴム架
橋体の持つ特徴的な特性であって、このゴム粉体自体が
部分的に熱可塑性を呈すれば、高分子系マトリックスに
高充填してもその流動性を確保することが可能であり、
可塑性が充分にあれば、高充填高分子系マトリックス自
身を熱可塑性樹脂として振る舞わせ、塑性変形による成
形が可能になる筈である」と考え、部分的に熱可塑性を
有する新規なゴム粉体の創出について鋭意研究を行っ
た。その結果、本発明のゴム粉体は、エチレン/プロピ
レン/ジエン共重合体(以下、EPDMという)の架橋
構造体である内層と、熱可塑性ポリマーからなる外層と
からなる微粒子であって、内層のEPDMは、ジエンが
シロキサン結合を有する原子団を介して連結され、外層
の熱可塑性ポリマーは、いずれもオレフィン系材料から
なる、プロピレン/エチレン−プロピレン/炭素数4以
上のα−オレフィン(以下、単にα−オレフィンとす
る)のブロック共重合体、プロピレン/エチレンのブロ
ック共重合体またはプロピレン/α−オレフィンの共重
合体であって、プロピレン部分が結晶構造体をなす重合
体からなる原子団で構成されていることが上記課題の解
決に有効であることを見出し、本発明を完成した。
【0008】このゴム粉体は、ポリエチレンの結晶及び
/又はパラフィン系オリゴマーを含有することを好適と
する。また、このゴム粉体は、130℃以上の温度に加
熱してゴム粉体の外層を可塑化すれば、任意の形状に成
形することができる。このゴム粉体を、溶解度パラメー
ター(以下、SP値とする)が15以下の熱可塑性高分
子中に分散させることにより、高濃度に分散させても、
熱可塑性を有する高分子系マトリックスの流動性を確保
させることができる。
【0009】以下、添付した図面に基づいて本発明を更
に詳細に説明する。図1は、本発明の塑性変形可能なゴ
ム粉体を構成するゴム粒子について模式図で示したもの
で、内層1と外層2とから構成されている。内層1は、
シロキサン結合を有する原子団(以下、シリコーンとす
る)4によって相互に架橋され、ゴム的性質を発現する
ための高分子(以下、ゴム状高分子とする)からなるゴ
ム状高分子鎖3が主成分となっている。外層2は、外層
を形成する高分子鎖5(以下、外層形成高分子鎖とす
る)の結晶性の原子団からなり、外層形成高分子鎖5の
非結晶性の原子団部分は内層1に入り込み、ゴム状高分
子鎖3と同一の系を構成している。
【0010】図2は、請求項2の方法によって得られた
成形体の断面を模式的に示したもので、内層1は架橋構
造体のため成形時に剪断を受けても変形しないが、外層
2は塑性流動による変形がある。図3は、請求項4に記
載した高分子系マトリックスに含有されるゴム粉体を構
成するゴム粒子のうちポリエチレンの結晶が存在してい
るものについて模式図で示したもので、図1と同様に内
層1と外層2とから構成されているが、内層1にはポリ
エチレンの結晶6が存在している。内層1にポリエチレ
ンの結晶6が存在していることにより、架橋体の硬度を
高めると共に粒子の機械的物性を高める働きを行う。こ
の物性向上の発現は、粒子にかかるストレスとしての応
力が堅いポリエチレンの結晶6に集中することに起因
し、その結果、ゴム粒子としての耐久性を向上させるこ
とができる。
【0011】図4は、請求項4に記載した高分子系マト
リックスに含有されるゴム粉体を構成するゴム粒子のう
ちパラフィン系オリゴマーが存在しているものについて
模式的に示したもので、このゴム粒子中にはパラフィン
系オリゴマーが配合されている。パラフィン系オリゴマ
ーは、上記ポリエチレンの結晶6と同様に、内層1に存
在することで、架橋体およびマトリックスの硬度を下げ
る働きをしている。高分子系マトリックスのバインダー
7は熱可塑性高分子であるため、加熱によって成形する
ことができ、配合したパラフィン系オリゴマーが熱可塑
性高分子とともに可塑性を呈して低粘度化が図れる。な
お、内層にはパラフィン系オリゴマーとポリエチレンの
結晶が一緒に存在していてもよい。
【0012】本発明の塑性変形可能なゴム粉体を構成す
るゴム粒子は、ゴム状高分子と外層形成高分子との単
一な相溶系の形成、ゴム状高分子を主とする架橋体の
形成(内層の形成)および外層形成高分子の結晶(外
層の形成)と分粒、の順を経て得ることができる。手順
は単一な相溶系を得ることであるが、この系は、少な
くとも外層形成高分子の融点以上の温度で剪断をかけな
がら両者の高分子を混練することで形成させることがで
きる。
【0013】手順は、この相溶系に高剪断且つ高速流
動を与えつつ架橋反応を進める条件を与えると、架橋体
は大きくなることなく微粒子の状態で形成されるが、そ
の際に外層形成高分子の非結晶な原子団は架橋体に取り
込まれ、架橋体の微粒子は溶融している外層形成高分子
の結晶性原子団中に漂う(内層の形成)。手順は、デ
カリンやパラキシレンなどの上記結晶性原子団と親和性
を有する液剤を与えて冷却すると、結晶が内層を封止す
ることで外層を形成し、さらに液剤を除去すればゴム粒
子からなるゴム粉体を得ることができる(分粒)。分粒
されたゴム粒子は、130℃以上、好ましくは180℃
以上の温度に加熱することにより、任意の形状に成形で
きる(成形)。成形の手段としては、圧粉成形、スラッ
シュ成形、射出成形など、三次元的形状にする方法、ロ
ール成形、押出成形などによるフィルム/シート状にす
る方法がある。又、あらかじめニーダや押出機などによ
り、本発明の粉末をペレット化してから上記方法によっ
て成形してもよい。さらに、分粒したゴム粒子を熱可塑
性高分子に配合すれば、請求項3の高分子系マトリック
スを得ることができるが、上記の液剤のかわりに、熱可
塑性高分子を加えても得ることができる。
【0014】ゴム粒子の内層と外層を形成する高分子の
必要条件について種々検討を行った結果、第1に、未架
橋のゴム状高分子と溶融している外層形成高分子とが相
溶すること、第2に、外層形成高分子がゴム状高分子と
親和性を持つ非結晶な原子団と結晶性を呈する原子団と
により構成されていることが必要であることが解った。
この結果、ゴム状高分子としてEPDM、外層形成高分
子としてプロピレン/エチレン・プロピレン/α−オレ
フィンのブロック共重合体、プロピレン/エチレンのブ
ロック共重合体またはプロピレン/α−オレフィンの共
重合体が適していることが見出された。
【0015】この内、外層形成高分子の前二者のブロッ
ク共重合体は、エチレンの重合体からなる原子団(以
下、エチレン部分とする)とα−オレフィンの重合体か
らなる原子団(以下、α−オレフィン部分とする)と
が、EPDMと親和性を持つ非結晶な原子団であるた
め、EPDMと一体化された架橋構造体である内層を形
成し、プロピレンの重合体からなる原子団(以下、プロ
ピレン部分とする)は結晶性を有するので外層を形成す
る。残りのプロピレン/α−オレフィン共重合体も同様
で、α−オレフィン部分がEPDMと親和性を持つ非結
晶性であって、プロピレン部分は結晶性であるので、内
層と外層を形成する。
【0016】上記ゴム粒子を得るには、外層形成高分子
の特性を阻害することなくゴム状高分子を架橋する方法
を採ることが重要である。当初、ゴム粒子を得るため
に、パーオキサイドを用いた架橋方法を試みたが、外層
形成高分子の切断があるなどの不都合があったため、E
PDMのジエンを選択的に反応させる架橋方法が必要な
ことがわかり、種々検討を重ねた結果、本発明ではヒド
ロシリル化反応による架橋方法を採用した。
【0017】この架橋方法は、架橋剤をオルガノハイロ
ドジェンポリシロキサンとし、これをジエンと付加反応
によって架橋させる方法であり、この方法によれば、外
層形成高分子の特性を阻害することなくゴム状高分子を
架橋することができる。したがって、本発明による架橋
物ではEPDMのジエンがシロキサン結合を有する原子
団(例えば、オルガノハイドロジェンポリシロキサン)
によって連結されたマトリックスにすることができる。
【0018】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンには、シロキサン主鎖にメチル基、フェニル基、その
他の原子団をもたせたり、シロキサン主鎖の長さや分岐
の形態によって様々なものがあるが、いずれも任意に採
用することができる。また幾種類かのものを併用しても
差し支えない。オルガノハイドロジェンポリシロキサン
の使用量も任意に選択できるが、架橋点であるSiH
(珪素原子に結合された水素原子)の数Nが、EPDM
のジエンの数nに対して、n≦N≦1.5nの関係にあ
る量にするのが望ましい。オルガノハイドロジェンポリ
シロキサンの混合方法も任意であって、例えば、あら
かじめEPDMと外層形成高分子の混合物にしておく方
法、EPDMおよび外層形成高分子を同時に投入する
方法、EPDMおよび外層形成高分子が相溶してから
投入する方法などがあるが、他の方法でも差し支えな
い。
【0019】この架橋方法には塩化白金酸などのヒドロ
シリル化触媒を必要とし、これには白金族系元素やチタ
ンもしくは錫を核とするキレート化合物、さらには酸が
挙げられるが、いずれも任意に採用できる。また触媒の
添加方法も任意であって、例えば、EPDMと外層形
成高分子の相溶系に高剪断且つ高速流動を与えつつ添加
する方法、EPDMと外層形成高分子の相溶系を取り
出してから含浸させる方法、三重結合炭素をもつ化合
物などを代表とするヒドロシリル化反応遅延剤と併用し
て初期の状態から含浸させておく方法、などが挙げられ
る。さらに触媒を溶媒に分散または溶解させたり、無機
または有機系粉末に含ませてから投入してもよい。
【0020】本発明におけるゴム状高分子はEPDMで
あるが、このEPDMとは、ジエンをもつエチレン−プ
ロピレン共重合体のことを指す。EPDMはエチレン部
分、プロピレン部分の構成比や、共重合体としての分子
量、ジエンの種類によって様々なグレードが市販化され
ている。例えば、架橋物の機械的物性は、モノマーの構
成比と分子量に起因し、よりエチレンに富んで分子量が
高い方が高く、本発明のゴム粒子についても同様であ
る。また架橋時の反応性はジエンの種類に依存し、一般
にはジシクロペンタジエンやエチリデンノルボルネンが
用いられており、後者の方が反応性に富んでいるが、本
発明においても同様である。
【0021】さらに本発明におけるEPDMは、モノマ
ーの構成比、分子量、ジエンの種類などについて任意で
あるが、上記のとおり機械的物性や反応性について優位
な構成のものが望ましい。またシンジオタックチック、
アタックチック、アイソタックチックなどの規則性の異
なったものについても任意である。さらに異なったグレ
ードのものを混合してもよい。
【0022】外層形成高分子は、前述したように、プロ
ピレン/エチレン−プロピレン/α−オレフィンのブロ
ック共重合体、プロピレン/エチレンのブロック共重合
体またはプロピレン/α−オレフィンの共重合体であ
る。これらの内、プロピレン/エチレン−プロピレン/
α−オレフィンのブロック共重合体およびプロピレン/
エチレンのブロック共重合体は、ポリプロピレン系エラ
ストマーまたはポリプロピレンブロックタイプと呼称さ
れ使用されている。
【0023】一方、プロピレン/α−オレフィンの共重
合体は、リアクターTPO(オレフィン系エラストマ
ー)と呼称され、α−オレフィンにはシクロペンタン、
オクテン、ペンテンなどの炭素数4以上のモノマーが用
いられる。これらの高分子は、結晶性と非結晶性の部分
とからなることは前述した通りであるが、モノマー構成
比と分子量によって各種のグレードがある。本発明で
は、これらの高分子の種類、モノマー構成比、分子量な
どいずれも任意に選択することができる。
【0024】外層形成高分子とEPDMの配合比は、E
PDM100重量部に対して、外層形成高分子が150
重量部を上回るとゴム的性質が失われ、5重量部を下回
ると外層の形成が不充分となるので、5〜150重量
部、特には10〜50重量部が好ましい。
【0025】図3に関連して述べたように、請求項4の
ゴム粉体ではゴム粒子の内層にポリエチレンの結晶が存
在している。このようにポリエチレンが内層中で結晶化
するのは、ポリエチレンがEPDMとの親和性が高いこ
ととポリプロピレンよりも融点が低いことに起因してい
る。ゴム粒子がストレスを受ける際、この結晶に応力が
集中するので、機械的物性を向上させるのに寄与する
が、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖低
密度ポリエチレンの順でラメラの厚さが薄くなり、この
ラメラの厚さは硬度と相関があり、より低硬度で物性の
向上を求める場合には直鎖低密度ポリエチレンを使用す
るとよいが、メタロセン系触媒により合成された直鎖低
密度ポリエチレンはさらにラメラが薄いので、より一層
の効果が期待できる。
【0026】ポリエチレンを使用する場合には、EPD
Mおよび外層形成高分子とともに初期から混合するのが
よい。使用するポリエチレンの種類や分子量および分子
量分布、分岐の状態などは任意に選択できるが、上記の
通り、メタロセン系触媒により合成された直鎖低密度ポ
リエチレンを用いるのが好ましい。また、ポリエチレン
は、単一の種類に限定されず、幾種類かの混合物であっ
てもよい。ポリエチレンの配合量は、EPDM100重
量部に対し100重量部を上回るとゴム的性質が失わ
れ、0.1重量部を下回ると効果が不充分になるため、
0.1〜100重量部、特には1〜20重量部が好まし
い。
【0027】本発明のゴム粉体を得るための装置には、
ニーダーや押出機など閉鎖系で且つ剪断作用のあるもの
が適している。これらの装置において、ゴム粉体は、相
溶系の形成、内層の形成、外層の形成および分粒の各段
階を経て形成されるが、ニーダーなどバッチで得られる
装置の場合、初期から最終までそれぞれの段階に適した
加工条件をその都度与えればよく、押出機など連続で得
られる装置の場合も同様である。
【0028】ここで加工条件とは、設定温度、剪断
条件(剪断装置の回転数)、時間が相当し、内層の形
成には130〜250℃、10〜2000rpm、30
秒〜10分(望ましくは180〜220℃、30〜50
0rpm、1〜5分)、外層の形成には130〜250
℃、10〜2000rpm、1〜10分(望ましくは1
80〜220℃、100〜2000rpm、3〜7
分)、分粒には130℃以下、10〜2000rpm、
1〜10分(望ましくは70℃程度、30〜500rp
m、1〜5分)が適当である。
【0029】上記ゴム粉体は、工程の最終段階でデカリ
ンやパラキシレンなどの液剤の助けを受けて造粒され
る。前述の通り、外層形成高分子は外層と内層とにわた
って存在し、外層形成高分子のプロピレン部分は120
℃以下の温度では結晶域になる。一方、内層の形成の際
には、原料の高分子が溶解するだけの温度を必要とし、
プロピレン部分は溶解している。内層の形成後、上記液
剤を投入して充分混練すると、液剤はプロピレン部分と
相溶し、さらに系が冷却され120℃以下の温度になる
とプロピレン部分が結晶して造粒が行われる。
【0030】上記液剤は、デカリンやパラキシレンなど
の単分子系の溶剤に限られず、オリゴマーや高分子や、
ステアリン酸、エルカ酸、エルカ酸アミドの様な油脂な
どであってもよい。デカリンやパラキシレンを使用する
場合の投入量は、得ようとする粉体の重量に対して5〜
20倍が望ましい。さらに投入のタイミングは、内層の
形成が終了した後が望ましい。
【0031】ゴム粉体中の液体の除去方法についても任
意の手段が採用されるが、室温域にて有機溶剤によって
抽出するのが望ましい。また、場合によってはゴム粉体
中に液体を留めておいてもかまわない。さらに、本発明
のゴム粉体は、内層と外層とからなる一次構造を単位と
するが、造粒工程の条件によっては二次構造など多次構
造を採用することもできる。しかし、この構造に関して
は任意であり、一次構造においても内層形成時の条件に
よって粒径が変わり任意に選択することができる。しか
し、用途的には平均粒径が0.1〜500μmの範囲が
望ましい。
【0032】前述したように、請求項2に係る発明は、
塑性変形可能なゴム粉体の外層を可塑化して成形物を得
る成形方法に関するものであるが、ここで塑性変形と
は、加熱により外層を可塑化させてから応力を加えて任
意の形状に成形できる能力をさす。ゴム粉体の外層は、
プロピレン部分が内層から繊毛状に生え、120℃以下
の温度ではこの部分が結晶している状態になっている。
逆に、この温度を上回るとプロピレン部分がミクロブラ
ウン運動を開始し、130℃以上になると粉末全体が塑
性性を呈し、結果として流動が可能になる。なお、この
成形方法には、スラッシュ成形、射出成形、押出成形、
ロール成形など塑性変形を原理とする成形方法を任意に
採用することができる。
【0033】請求項3に係る発明は、特定のSP値を有
する熱可塑性高分子中に上記ゴム粉体を分散させた高分
子系マトリックスに関するものであるが、これを得るに
は、前記のとおり、ゴム粉体を上記熱可塑性高分子中
に投入して分散する方法、造粒の際に上記熱可塑性高
分子を投入して分散する方法、の二つの方法が採用され
る。即ち、本発明の粉体を配合することによって、上記
熱可塑性高分子に、艶消し、応力緩和性、柔軟性、耐衝
撃性などの特性を付与することができる。例えば、ポリ
スチレン、ポリ塩化ビニルなど、外層形成高分子と比較
的異質のものであれば、艶消し、応力緩和性、耐衝撃性
などの特性の付与効果が著しく、ポリプロピレンなどオ
レフィン系高分子の場合は、柔軟性の付与効果を著しく
改善することができる。
【0034】上記高分子系マトリックスの形成方法で
は、いずれの場合も、マトリックスの物性および加工特
性は、外層形成高分子の(バインダー用の)熱可塑性高
分子との親和性及び粉末の配合量による寄与が高いの
で、同一の基準で選択できる。この選択は、外層形成高
分子のSP値が8程度であることを考慮して行えばよ
い。したがって、熱可塑性高分子は、SP値15以下の
ものが望ましく、例えば、ポリ塩化ビニル(SP値9.
6)、ポリスチレン(SP値8.6)、ポリ酢酸ビニル
(SP値9.4)、ポリプロピレン(SP値7.8)、
ナイロン6,6(SP値13.6)などがある。また、
複数の異なった高分子からなる混合物でもよい。
【0035】熱可塑性高分子の添加量は、ゴム粉体が塑
性変形可能なため、下限はなく、ゴム粉体100重量部
に対して1000重量部を超えると粉末の特性が生かせ
ないことから1000重量部未満が望ましい。また、マ
トリックスの特性として導電性や吸着性を付与するため
のフィラーや添加剤を配合したり、バインダーもしくは
粉末を改質するための老化防止剤、光安定剤などを配合
することもできる。
【0036】請求項4に係る発明は、上記高分子系マト
リックスを柔らかくするために、ゴム粉体の内層にパラ
フィン系オリゴマーを含有させたものである。パラフィ
ン系オリゴマーは、デカリンやパラキシレンなどの溶剤
に可溶なため、そのままではゴム粉体に含有させること
ができない。そこで、造粒の際に上記熱可塑性高分子を
媒介してゴム粉体に含有させることで、高分子系マトリ
ックスとしたものである。室温域において、パラフィン
系オリゴマーは、密度の低いEPDM中に存在してお
り、加熱時に高分子系マトリックスが塑性を持つように
なると、熱可塑性高分子および外層形成高分子の密度が
下がるので、パラフィン系オリゴマーは高分子系マトリ
ックス全体に行きわたり、マトリックス自身の粘度を下
げる二次的働きをも行う。パラフィン系オリゴマーを配
合するのは、内層形成の前に行うのが望ましい。また近
年プロセス段階でパラフィン系オリゴマーを配合した、
いわゆる油展EPDMが市販化されているが、これを用
いてもよい。
【0037】パラフィン系オリゴマーは、不純物の残留
量や平均分子量によって幾つかのグレードに分かれてい
るが、いずれのグレードのものでも差し支えない。ま
た、この添加量は、EPDM100重量部に対して15
0重量部を上回るとブリードし、少なくとも5重量部で
ないと効果が現れないので、5〜150重量部、特には
10〜120重量部が好ましい。
【0038】
【実施例】次に本発明の具体的態様を実施例及び比較例
を挙げて説明するが、本発明はこの実施例に限定される
ものではない。
【0039】(実施例1) EPDM:KELTAN4502(出光ディーエスエム
社製、商品名)100重量部、プロピレン/エチレン−
プロピレン/α−オレフィンのブロック共重合体:J−
750H(出光石油化学社製、商品名)20重量部及び
オルガノハイドロジェンポリシロキサン:KE−195
0A(信越化学工業社製、商品名)10重量部を、18
0℃に温度調節された加圧ニーダーへ同時に投入し、回
転数100rpmで5分間混練した(相溶系の形成)。
回転を止めてから、塩化白金酸を0.3重量部投入し、
直ちに回転数300rpmで10分間混練した(内層の
形成)。再び回転を止めてから、混練物の90%を取り
出し、残った混練物100重量部に対してデカリン10
00重量部を投入して、回転数100rpmで混練しつ
つ約5分間かけて70℃にまで冷却して混練物を取り出
した(外層の形成)。
【0040】得られた混練物を一昼夜トルエンに浸漬し
て、デカリンを抽出したところ、平均粒径が約200μ
mの本発明の塑性変形可能なゴム粉体が得られた。これ
を180℃に温度調節した二本ロールに投入して混練し
シート状物を作製し、引張強度の測定及び表面状態の観
察を行ったところ、引張強度は8.7MPaで、平滑な
シートであった。
【0041】(実施例2〜5および比較例1)表1に示
す内容の熱可塑性高分子50部をバインダーとして、あ
らかじめニーダーで混練した後、実施例1で得られたゴ
ム粉体100重量部を投入して混練した。得られた高分
子系マトリックスの各混練物をニーダーと同じ温度でプ
レスしてシート状物を作製し、引張強度の測定及び表面
状態の観察を行ったところ、表2に示す通りであった。
【0042】
【表1】
【0043】
【表2】
【0044】表2に示すように、実施例2〜3は安定し
たシート状物であるが、SP値が13.6の実施例5は
かろうじてシート状物として成形することができた。ま
た、比較例1はSP値が15を上回り、シート状物は得
られなかったことから、本発明における粉末のバインダ
ーとしてはSP値が15以下であることが必要であるこ
とを示している。
【0045】(実施例6〜10)実施例1において内層
を形成した後、取り出した混練物に、表3に示す配合割
合になるようにポリプロピレン:J−2000GP(出
光石油化学社製、商品名)を加えて、回転数200rp
mで10分間混練した後、得られた高分子系マトリック
スを取り出した(外層の形成/マトリックスの調合)。
【0046】
【表3】
【0047】(実施例11) EPDM:KELTAN4502(前出)100重量
部、プロピレン/エチレン−プロピレン/α−オレフィ
ンのブロック共重合体:J−750H(前出)20重量
部、オルガノハイドロジェンポリシロキサン:KE−1
950A(前出)10重量部及びメタロセン系触媒によ
り重合された直鎖ポリエチレン:SP2040(三井化
学工業社製、商品名)15重量部を、180℃に温度調
節された加圧ニーダーへ同時に投入し、回転数100r
pmで5分間混練した(相溶系の形成)。回転を止めて
から、塩化白金酸を0.3重量部投入し、直ちに回転数
300rpmで10分間混練した(内層の形成)。再び
回転を止めてから、混練物を20%取り出し、ポリプロ
ピレン:J−2000GP(前出)20重量部を投入
し、回転数200rpmで10分間混練した後、高分子
系マトリックスを取り出した(外層の形成/マトリック
スの調合)。
【0048】(実施例12) EPDM:KELTAN4502(前出)100重量
部、プロピレン/エチレン・プロピレン/α−オレフィ
ンのブロック共重合体:J−750H(前出)20重量
部、オルガノハイドロジェンポリシロキサン:KE−1
950A(前出)10重量部およびパラフィンオリゴマ
ー:PW−360(三井化学工業社製、商品名)50重
量部を、180℃に温度調節された加圧ニーダーへ同時
に投入し、回転数100rpmで5分間混練した(相溶
系の形成)。回転を止めてから、塩化白金酸を0.3重
量部投入し、直ちに回転数300rpmで10分間混練
した(内層の形成)。再び回転を止めてから混練物を2
0%取り出し、ポリプロピレン:J−2000GP(前
出)20重量部を投入し、回転数200rpmで10分
間混練した後、高分子マトリックスを取り出した(外層
の形成/マトリックスの調合)。
【0049】(実施例13) EPDM:KELTAN4502(前出)100重量
部、プロピレン/エチレン−プロピレン/α−オレフィ
ンのブロック共重合体:J−750H(前出)20重量
部、オルガノハイドロジェンポリシロキサン:KE−1
950A(前出)10重量部及びメタロセン系触媒によ
り重合された直鎖ポリエチレン:SP2040(前出)
15重量部を、パラフィンオリゴマー:PW−360
(前出)50重量部を、180℃に温度調節された加圧
ニーダーへ同時に投入し、回転数100rpmで5分間
混練した(相溶系の形成)。
【0050】回転を止めてから、塩化白金酸を0.3重
量部投入し、直ちに回転数300rpmで10分間混練
した(内層の形成)。再び回転を止めてから、混練物を
20%取り出し、ポリプロピレン:J−2000GP
(前出)20重量部を投入し、回転数200rpmで1
0分間混練した後、高分子マトリックスを取り出した
(外層の形成/マトリックスの調合)。
【0051】(比較例2〜4) ポリプロピレン:J−2000GP(前出)100重量
部に、アクリル系ゴム/熱硬化性アクリル系高分子から
なる粉末:スタフィロイドIM101(武田薬品工業社
製、商品名)を表4に示す添加量(重量部)で、180
℃に温度調節された加圧ニーダーへ同時に投入したとこ
ろ混練物が得られた。
【0052】
【表4】
【0053】実施例6〜13で得られた各高分子系マト
リックス及び比較例2〜5で得られた混練物について、
180℃に温度調節した二本ロールにてシート状物を作
製し、硬度と引張強度の測定及びシート状物の外観の観
察を行ったところ、表5に示す通りの結果が得られた。
【0054】
【表5】
【0055】以上の結果、本発明による粉末を用いれ
ば、高分子系マトリックス100重量部に対して粉末を
20重量部位状添加しても、少なくとも65°〜85°
の範囲でシート状物を得ることができるのに対して、一
般のゴム粒子ではシート状物の外観が劣化してしまうこ
とが明らかになった。
【0056】
【発明の効果】本発明のゴム粉末は、塑性変形が可能な
ため、高分子系マトリックスに高充填することができ、
低硬度でも優れた機械的強度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塑性変形可能なゴム粉体を構成するゴ
ム粒子の模式図である。
【図2】請求項2の方法によって得られた成形体の断面
を示す模式図である。
【図3】請求項4に記載した高分子系マトリックスに含
有されるゴム粉体を構成するゴム粒子のうちポリエチレ
ンの結晶が存在しているものの断面を示す模式図であ
る。
【図4】請求項4に記載した高分子系マトリックスに含
有されるゴム粉体を構成するゴム粒子のうちパラフィン
系オリゴマーが存在しているものの断面を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1:内層 2:外層 3:ゴム状高分子鎖 4:シロキサン結合を有する原子団 5:外層を形成する高分子鎖 6:ポリエチレンの結晶 7:バインダー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 仲次郎 埼玉県大宮市吉野町1丁目406番地1 信 越ポリマー株式会社東京工場内 Fターム(参考) 4J002 AE054 BB121 BB143 BB152 BB202 BC031 BD131 BF021 BP023 BP033 CL031 CP042

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)主成分がエチレン/プロピレン/
    ジエン共重合体であって、そのジエンにおいてシロキサ
    ン結合を有する原子団を介して連結された架橋構造体を
    有するものからなる内層と、(B)主成分がプロピレン
    /エチレン−プロピレン/炭素数4以上のα−オレフィ
    ンのブロック共重合体、プロピレン/エチレンのブロッ
    ク共重合体、プロピレン/炭素数4以上のα−オレフィ
    ンの共重合体から選択される一種または二種以上のもの
    であって、プロピレン部分が結晶構造体をなすものから
    なる外層との二層からなり、外層は熱可塑性を有するこ
    とを特徴とする塑性変形可能なゴム粉体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のゴム粉体を、130℃以
    上の温度に加熱して、ゴム粒子の表層を可塑化した後、
    任意の形状に成形することを特徴とする塑性変形可能な
    ゴム粉体の成形方法。
  3. 【請求項3】 溶解度パラメーターが15以下の熱可塑
    性高分子から選択される一種または複数種の高分子中
    に、請求項1記載のゴム粉体を分散させてなることを特
    徴とする熱可塑性を有する高分子系マトリックス。
  4. 【請求項4】 ゴム粉体が、ポリエチレンの結晶及び/
    又はパラフィン系オリゴマーを含有することを特徴とす
    る請求項3に記載した高分子系マトリックス。
JP15374799A 1999-06-01 1999-06-01 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス Pending JP2000336223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15374799A JP2000336223A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15374799A JP2000336223A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000336223A true JP2000336223A (ja) 2000-12-05

Family

ID=15569239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15374799A Pending JP2000336223A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000336223A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321885A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Shin Etsu Polymer Co Ltd 樹脂組成物およびその製造方法
EP2006326A4 (en) * 2006-03-29 2009-07-22 Mitsui Chemicals Inc OLEFINBLOCKPOLYMER RESIN COMPOSITION AND USE THEREOF

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321885A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Shin Etsu Polymer Co Ltd 樹脂組成物およびその製造方法
EP2006326A4 (en) * 2006-03-29 2009-07-22 Mitsui Chemicals Inc OLEFINBLOCKPOLYMER RESIN COMPOSITION AND USE THEREOF

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8202929B2 (en) Polymer networks
RU2553997C2 (ru) Термоплавкая композиция для формования заливкой
JPWO2000023489A1 (ja) プロピレン・エチレンブロックコポリマー、成形用難白化性透明ポリプロピレン系樹脂及び成形用エラストマー、並びに、それらの成形品
JPH06297657A (ja) 二軸延伸複層フィルム
WO2005005532A1 (en) Process for making thermoplastic vulcanizates
CN112135875A (zh) 增容的热塑性硫化橡胶组合物
JPH03503422A (ja) 熱可塑性組成物およびその製造方法と、その工業製品への利用
CN113265136B (zh) 热塑性吸能复合材料及其制备方法
CN104371296A (zh) 一种聚甲基乙撑碳酸酯组合物及其制备方法
CN103275400B (zh) Tpv、tpv热塑性弹性体复合片材、tpv热塑性弹性体复合片材的制作方法
JP2019518117A (ja) プラスチックフィルム
WO1996010053A1 (en) Laminar blended articles comprising evoh and olefin polymer
JP5349720B2 (ja) ゴムを芯とする多層ペレット
JP2000336223A (ja) 塑性変形可能なゴム粉体、その成形方法、その粉体を分散した高分子系マトリックス
CN1230484A (zh) 收缩薄膜及其制造方法
JP2000336256A (ja) カレンダー成形用樹脂組成物
CN110964289A (zh) 抗静电弹性体材料及其制备方法
JP2003525956A (ja) 微分散分布し架橋された合成ゴムを第2相として含む、熱可塑性重合体材料およびその調製
JP3403905B2 (ja) ラベルテープ用フィルム
JP2002038114A (ja) 粘着付与マスターバッチ及びこれを用いた粘着フィルム
JP5318307B2 (ja) ポリオレフィン系樹脂フィルム及びポリオレフィン系樹脂フィルム用組成物
Tang et al. Double yielding in PA6/TPV–MAH blends: Effect of dispersed phase with different content, modulus
CN108117728A (zh) 一种可降解薄膜用耐热聚乳酸树脂组合物及其制备方法
CN101798431A (zh) 颗粒混合物、成型体和成型体的制造方法
JP3215922B2 (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060316

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080630

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090302