JP2000336248A - エポキシ樹脂組成物および電気積層板 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物および電気積層板

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JP2000336248A
JP2000336248A JP11147984A JP14798499A JP2000336248A JP 2000336248 A JP2000336248 A JP 2000336248A JP 11147984 A JP11147984 A JP 11147984A JP 14798499 A JP14798499 A JP 14798499A JP 2000336248 A JP2000336248 A JP 2000336248A
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epoxy resin
skeleton
compound
phenol
reaction product
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Yoshiyuki Takahashi
芳行 高橋
Koichi Fujimoto
恒一 藤本
Masakazu Yoshizawa
正和 吉沢
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Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非ハロゲン系の難燃処方として優れた難燃性
を発現させると共に、硬化物の耐水性を向上させ、特に
積層板用途において優れた耐湿耐半田性を発現させる。 【解決手段】 ジヒドロキシナフタレンのジグリシジル
エーテル、縮合リン酸エステル、及び窒素含有フェノー
ルノボラック樹脂を必須成分とする組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非ハロゲン化処方
(ハロゲンフリー)で優れた難燃性を有し、且つ、耐熱
性および耐湿性に優れ、積層部品材料、半導体封止材
料、電気絶縁材料、繊維強化複合材料、塗装材料、成型
材料、接着剤材料等に有用で、特に電気用途である電気
積層板(プリント配線板)用途において有用なエポキシ
樹脂組成物、及び該組成物をワニスとして使用して製造
される電気積層板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エポキシ樹脂と硬化剤を組み
合わせて用いられるエポキシ樹脂組成物は、その電気特
性や硬化物強度に優れる点からプリント配線板等の電気
積層板等の電気電子材料部品に広く用いられている。こ
れら電気電子材料部品は、通常、高い難燃性(UL−9
4 V−0)が求められるため、通常ハロゲン化された
エポキシ樹脂が用いられている。例えば、ガラスエポキ
シ積層板では、FR−4グレードとして一般に、臭素化
されたビスフェノールA型エポキシ樹脂を主原料成分と
し、これに耐熱性を付与するためフェノールノボラック
型エポキシ樹脂やクレゾールノボラック型エポキシ樹脂
などを併用したエポキシ樹脂と、潜在性硬化剤であるジ
シアンジアミドを配合した組成物が使用されている。
【0003】ところが近年、ハロゲン系難燃剤を含む廃
棄物の焼却にともなって、燃焼時にダイオキシンに代表
されるような環境に影響をもたらす有害物質が生成され
る可能性があるのではないかという指摘があり、ハロゲ
ンを低減するするか、ハロゲンを使用しない難燃処方が
強く求められている。
【0004】この様なハロゲンによる難燃化処方に代わ
る技術としては、例えば特開平10−193516号公
報には、ノボラック型エポキシ樹脂、窒素化合物、リン
化合物および無機系難燃剤を併用した組成物が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1
0−193516号公報記載の組成物は、実用的な難燃
化を発現させるには、金属水和物等の無機系難燃剤を多
量に使用する必要があり、そのため硬化物の耐水性が著
しく劣るものであった。特に電気積層板用途においては
この耐水性の低さに加え、無機系難燃剤を多量に使用す
ることに伴ってガラスクロスへのワニスの含浸性が低下
する為、得られる積層板の耐湿耐半田性が著しく低下す
るものであった。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、非ハロ
ゲン系の難燃処方として優れた難燃性を発現させると共
に、硬化物の耐水性を向上させ、特に積層板用途におい
て優れた難燃性と耐湿耐半田性とを発現させるエポキシ
樹脂組成物、及び優れた難燃性と耐湿耐半田性とを兼備
する電気積層板を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討した結果、縮合多環骨格を含有す
るエポキシ樹脂(A)、フェノール骨格とトリアジン骨
格とを有する化合物(B)、及びリン化合物(C)を必
須成分とする熱硬化性の組成物とすることにより、無機
系難燃剤を多量に使用することなく、優れた難燃効果を
発現させることができると共に、硬化物の耐水性を飛躍
的に向上させることができることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、縮合多環骨格を含有する
エポキシ樹脂(A)、フェノール骨格とトリアジン骨格
とを有する化合物(B)、及びリン化合物(C)を必須
成分とすることを特徴とするエポキシ樹脂組成物、及
び、該エポキシ樹脂組成物を繊維状基材に含浸後、それ
を積層し加熱加圧成形してなることを特徴とする電気積
層板に関する。
【0009】本発明で使用する縮合多環骨格を有するエ
ポキシ樹脂(A)とは、縮合多環骨格を有する1分子中
に少なくとも1個以上のエポキシ基を含有する樹脂であ
るが、本発明の効果を顕著ならしめるには非ハロゲン系
のエポキシ樹脂であることが好ましい。
【0010】ここで、縮合多環骨格とは、芳香核上のπ
電子雲を共有する複数の環が連結した構造をいい、具体
的には、例えば、インデン骨格、ナフタレン骨格、ペン
タレン骨格、アズレン骨格及びヘプタレン骨格等の縮合
二環骨格、フルオレン骨格、アントラセン骨格、フェナ
ントレン骨格、ビフェニレン骨格、s−インデセン骨格
等の縮合三環骨格、ナフタセン骨格、クリセン骨格等の
縮合四環骨格、ペンタセン骨格、ペンタフェン骨格等の
五環骨格、コロネン骨格、ピラントレン骨格等の縮合多
環骨格等が挙げられる。また、これらの各骨格は、更に
適宜置換基を有していてもよい。これらのなかでも特に
難燃効果に優れ、かつ、耐熱性に優れる点からナフタレ
ン骨格であることが好ましい。
【0011】この様な縮合多環骨格を有するエポキシ樹
脂(A)として具体的には、縮合多環骨格としてナフタ
レン骨格を有するものを例に挙げると、ジヒドロキシナ
フタレンとエピハロヒドリンとの反応物、モノヒドロキ
シナフタレンとアルデヒド類との縮合物とエピハロヒド
リンとの反応物、モノヒドロキシナフタレンとジヒドロ
キシナフタレンとの混合物とエピハロヒドリンとの反応
物、モノヒドロキシナフタレンとキシリレングリコール
類との混合物とエピハロヒドリンとの反応物、モノヒド
ロキシナフタレンとジエン化合物との付加物とエピハロ
ヒドリンとの反応物、ジヒドロキシナフタレンとエピハ
ロヒドリンとの反応物、ジヒドロキシナフタレンとアル
デヒド類との縮合物とエピハロヒドリンとの反応物、ジ
ヒドロキシナフタレンとキシリレングリコール類との縮
合物とエピハロヒドリンとの反応物、ジヒドロキシナフ
タレンとジエン化合物との付加物とエピハロヒドリンと
の反応物、モノヒドロキシナフタレンのカップリング化
物とエピハロヒドリンとの反応物などが挙げられる。
【0012】これらのなかでも、特に積層板用途におい
て耐水性、耐熱性等の性能に優れる点から (a1)ジヒドロキシナフタレンとエピハロヒドリンと
の反応物 (a2)モノヒドロキシナフタレンとアルデヒド類との
縮合物とエピハロヒドリンとの反応物 (a3)ジヒドロキシナフタレンとアルデヒド類との縮
合物とエピハロヒドリンとの反応物 (a4)モノヒドロキシナフタレンとジヒドロキシナフ
タレンとの混合物とエピハロヒドリンとの反応物、 (a5)モノヒドロキシナフタレンのカップリング化物
とエピハロヒドリンとの反応物 が好ましい。
【0013】ここで、(a1)、(a3)及び(a4)
で用いるジヒドロキシナフタレンとしては、1,2−、
1,3−、1,4−、1,5−、1,6−、2,3−、
2,6−、2,7−の各置換位置を有するものが何れも
使用できる。
【0014】また、(a2)モノヒドロキシナフタレン
とアルデヒド類との縮合物とエピハロヒドリンとの反応
物としては、1−ナフトール及び2−ナフトールの混合
物とアルデヒド類との反応物であってもよい。
【0015】(a2)及び(a3)におけるアルデヒド
類としては、特に限定されず、ホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、ベンズアルデヒド及びヒドロキシベンズ
アルデヒド等が挙げられるが、なかでも本発明耐熱性や
積層板用途におけるガラスクロスへの含浸性が良好とな
る点からホルムアルデヒドが好ましい。
【0016】以上の(a1)〜(a5)に代表されるエ
ポキシ樹脂(A)を製造する方法は、特に制限されるも
のではないが、縮合多環骨格を有する原料フェノール類
を、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金
属水酸化物の存在下、エピクロルヒドリンなどのエピハ
ロヒドリンと反応させる方法が挙げられる。
【0017】また、当該原料フェノール類が、前記(a
2)及び(a3)の原料フェノールたるモノヒドロキシ
ナフタレンとアルデヒド類との縮合物、又はジヒドロキ
シナフタレンとアルデヒド類との縮合物である場合は、
酸触媒又は塩基性触媒の存在下で、ヒドロキシナフタレ
ン又はジヒドロキシナフタレンにホルムアルデヒドなど
のアルデヒド類を加えて反応させてことによってまず中
間体を得、次いで該中間体とエピクロルヒドリンなどの
エピハロヒドリンを反応させることによって目的のエポ
キシ樹脂を製造することができる。
【0018】また、本発明で用いる縮合多環骨格を有す
るエポキシ樹脂(A)は、上記した(a1)〜(a5)
の各エポキシ樹脂に対して更にフェノール類を反応させ
た構造の高分子量型エポキシ樹脂も使用できる。この高
分子量型エポキシ樹脂としては、具体的には、ジヒドロ
キシナフタレンとエピハロヒドリンとの反応物(a1)
を多官能フェノール類で伸長したエポキシ樹脂であるこ
とが好ましい。ここで使用し得る多官能フェノール類と
しては、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフ
ェノールAD、ビスフェノールS等のビスフェノール
類、フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック
樹脂、BPAノボラック樹脂等が挙げられるが、なかで
もビスフェノール類が積層板用途におけるプリプレグ間
の密着性及び銅箔との密着性に優れる点から好ましく使
用できる。よって、高分子量型エポキシ樹脂の中ではジ
ヒドロキシナフタレンとエピハロヒドリンとの反応物
(a1)をビスフェノール類で伸長して得られるエポキ
シ樹脂が最も好ましい。
【0019】この様にして得られるエポキシ樹脂(A)
は、そのエポキシ当量が120〜500g/eqなる範
囲であることが、最終的な硬化物とした際の耐熱性、密
着性に優れることから好ましい。即ち、エポキシ当量が
120g/eq以上においては密着性が良好なものとな
り、一方エポキシ当量が500g/eq以下においては
耐熱性が良好なものが得られる。これらの性能バランス
が良好である点からなかでも120〜350g/eqの
範囲であることがり好ましい。
【0020】また、本発明の組成物においてはエポキシ
樹脂(A)に、更に本発明の効果を損なわない範囲、具
体的には、組成物中のエポキシ樹脂成分の総エポキシ当
量が120〜500g/eqなる範囲内で、且つ、組成
物中の総エポキシ樹脂成分中前記エポキシ樹脂(A)の
割合が25重量%以上となる割合でその他のエポキシ樹
脂を併用してもよい。
【0021】ここで、エポキシ樹脂(A)と併用できる
エポキシ樹脂としては、非ハロゲン系のエポキシ樹脂で
あることが好ましく、例えば、n−ブチルグリシジルエ
ーテル、アリルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシ
ルグリシジルエーテル、スチレンオキサイド、フェニル
グリシジルエーテル、クレジルグリシジルエーテル、
P.Sec−ブチルフェニルグリシジルエーテル、グリ
シジルメタクリレート、ビニルシクロヘキセンモノエポ
キサイド等の1官能エポキシ樹脂;ビスフェノールA型
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビス
フェノールAD型エポキシ樹脂、テトラメチルビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型エポキシ
樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂;レゾルシノー
ルジグリシジルエーテル、ジメチルビスフェノールCジ
グリシジルエーテル等のその他の2官能型エポキシ樹
脂;フェノールノボラック型エポキシ樹脂、オルソクレ
ゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールAノ
ボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールADノボラッ
ク樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂;シクロヘキセン
オキサイド基を有するエポキシ樹脂、トリシクロデセン
オキサイド基を有するエポキシ樹脂、シクロペンテンオ
キサイド基を有するエポキシ樹脂、ジシクロペンタジエ
ンのエポキシ化物等の環式脂肪族エポキシ樹脂;フタル
酸ジグリシジルエステル、テトラヒドロフタル酸ジグリ
シジルエステル、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジルエ
ステル、ジグリシジルp−オキシ安息香酸、ダイマー酸
グリシジルエステル、トリグリシジルエステル等のグリ
シジルエステル型エポキシ樹脂;ジグリシジルアニリ
ン、テトラグリシジルアミノジフェニルメタン、トリグ
リシジルp−アミノフェノール、テトラグリシジルメタ
キシリレンジアミン、ジグリシジルトルイジン、テトラ
グリシジルビスアミノメチルシクロヘキサン等のグリシ
ジルアミン型エポキシ樹脂;ジグリシジルヒダントイ
ン、グリシジルグリシドオキシアルキルヒダントイン等
のヒダントイン型エポキシ樹脂、トリアリルイソシアヌ
レート、トリグリシジルイソシアヌレート等の複素環式
エポキシ樹脂;フロログリシノールトリグリシジルエー
テル、トリヒドロキシビフェニルトリグリシジルエーテ
ル、トリヒドロキシフェニルメタントリグリシジルエー
テル、グリセリントリグリシジルエーテル、2−[4−
(2,3−エポキシプロポキシ)フェニル]−2−[4
−[1,1−ビス[4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)フェニル]エチル]フェニル]プロパン、1,3−
ビス[4−[1−[4−(2,3−エポキシプロポキ
シ)フェニル]−1−[4−[1−[4−(2,3−エ
ポキシプロポキシ)フェニル]−1−メチルエチル]フ
ェニル]エチル]フェノキシ]−2−プロパノール等の
3官能型エポキシ樹脂;テトラヒドロキシフェニルエタ
ンテトラグリシジルエーテル、テトラグリシジルベンゾ
フェノン、ビスレゾルシノールテトラグリシジルエーテ
ル、テトラグリシドキシビフェニル等の4官能型エポキ
シ樹脂などが挙げられる。
【0022】これら併用し得る(A)の他のエポキシ樹
脂は、その使用にあたって1種類のみに限定されるもの
ではなく、2種類以上の併用または、各種変性されたも
のでも使用可能である。
【0023】次に、フェノール骨格とトリアジン骨格と
を有する化合物(B)は、特に制限されるものではない
が、トリアジン化合物と、フェノール類と、アルデヒド
類とを縮合反応させて得られる、種々の化合物の混合物
(以下、これを「混合物(B)」と略記する)として用
いることが好ましい。
【0024】ここで、フェノール骨格とはフェノール類
に起因するフェノール構造部位を現し、また、トリアジ
ン骨格とはトリアジン化合物に起因するトリアジン構造
部位を現す。
【0025】ここで用いられるフェノール類としては、
特に限定されるものではなく、例えば、フェノール、o
−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、キシ
レノール、エチルフェノール、ブチルフェノール、ノニ
ルフェノール、オクチルフェノール等のアルキルフェノ
ール類、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフ
ェノールS、ビスフェノールAD、テトラメチルビスフ
ェノールA、レゾルシン、カテコール等の多価フェノー
ル類、モノヒドロキシナフタレン、ジヒドロキシナフタ
レン当のナフトール類、その他フェニルフェノール、ア
ミノフェノール等が挙げられる。これらのフェノール類
は、単独又は2種類以上併用で使用可能であるが、最終
的な硬化物が難燃性に優れ、且つアミノ基含有トリアジ
ン化合物との反応性に優れる点からフェノールが好まし
い。
【0026】次に、トリアジン環を含む化合物として
は、特に限定されるものではないが、下記一般式1又は
イソシアヌル酸が好ましい。
【0027】
【化1】 (一般式1中、R1、R2、R3は、アミノ基、アルキル
基、フェニル基、ヒドロキシル基、ヒドロキシルアルキ
ル基、エーテル基、エステル基、酸基、不飽和基、シア
ノ基のいずれかを表わす。)
【0028】前記一般式1で示される化合物のなかでも
特に、反応性に優れる点から前記中、R1、R2、R3
うちのいずれか2つ又は3つがアミノ基であるメラミ
ン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミンなどのグアナ
ミン誘導体に代表されるアミノ基含有トリアジン化合物
が好ましい。
【0029】これらの化合物も使用にあたって1種類の
みに限定されるものではなく2種以上を併用することも
可能である。
【0030】次に、アルデヒド類は、特に限定されるも
のではないが、取扱いの容易さの点からホルムアルデヒ
ドが好ましい。ホルムアルデヒドとしては、限定するも
のではないが、代表的な供給源としてホルマリン、パラ
ホルムアルデヒド等が挙げられる。
【0031】これらトリアジン化合物と、フェノール類
と、アルデヒド類とを縮合反応させて得られる混合物
(B)のなかでも、特にトリアジン化合物として、前記
したメラミン、アセトグアナミン、ベンゾグアナミンな
どのグアナミン誘導体に代表されるアミノ基含有トリア
ジン化合物を用いて得られる混合物(以下、「混合物
(B’)と略記する」が、難燃性の改善効果が顕著なも
のとなり好ましい。
【0032】混合物(B’)としては、具体的には、 B1:アミノ基含有トリアジン化合物とフェノール類と
アルデヒド類との縮合反応物、 B2:アミノ基含有トリアジン化合物とアルデヒド類と
の縮合反応物、 B3:フェノール類とアルデヒド類との縮合反応物、 B4:フェノール類、 B5:アミノ基含有トリアジン化合物 の混合物であって、かつ、該混合物中に −X−NH−CH2−NH− (b1) −X−NH−CH2−Y− (b2) (式中、Xはトリアジン骨格、Yはフェノール骨格を示
す。)なる構造部位を (b2)/(b1)=1.5〜20 となる割合で含有するものが難燃効果の改善効果が飛躍
的に向上し、かつ、エポキシ樹脂(A)との相溶性に優
れる点から好ましい。
【0033】混合物(B’)中、未反応成分たるフェノ
ール類(B4)、アミノ基含有トリアジン化合物(B
5)は、若干残ってもよいが、3重量%以下の範囲であ
ることが好ましい。
【0034】本発明において、トリアジン化合物と、フ
ェノール類と、アルデヒド類とを縮合反応させて得られ
る前記混合物、または、トリアジン化合物としてアミノ
基含有トリアジン化合物を用いた混合物(B’)は、混
合物(B)又は混合物(B’)中の窒素原子含有量とし
て5重量%以上、なかでも8重量%以上が好ましく、ま
た、ボールアンドリング法によるグリセリン中で測定し
た軟化点が50℃以上、好ましくは80℃以上が好まし
い。また、コーンプレート型粘度計で測定した150℃
での溶融粘度が0.1Pa・s以上、好ましくは0.3Pa・s
以上が好ましい。
【0035】次に、本発明で使用するリン化合物(C)
としては、ハロゲン原子を含まず且つリン原子を含有し
ている化合物がいずれも使用可能であり、例えばホスフ
ェート類、ホスホネート類、ホスフィネート類、ホスフ
ィンオキシド類、縮合リン酸エステル類、9,10−ヒ
ドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−1
0−オキシド等の5価のリン化合物、ホスファイト類、
ホスホナイト類、ホスフィナイト類、ホスフィン類等の
3価のリン化合物、赤リン、リン酸、酸性リン酸エステ
ル、フォスファゼン環含有化合物などが挙げられるが、
耐熱性と耐湿耐半田特性に優れることから、9,10−
ヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレン−
10−オキシド又は下記一般式2で示される縮合リン酸
エステル類が好ましい。
【0036】
【化2】 (式中、R1、R2、R3は独立的に水素原子、炭素数
1〜6のアルキル基、Yはメチレン基、プロピリデン
基、−SO2−、−CO−、−S−、又は−O−を表
し、kは0又は1の整数、mは1〜4の整数を表す。)
【0037】上記した(A)〜(C)の各成分の配合割
合は、特に制限されるものではないが、先ず、エポキシ
樹脂(A)および化合物(B)の配合割合として、エポ
キシ樹脂(A)中のエポキシ基1個に対して化合物
(B)のフェノール性水酸基が0.2〜2.0個となる
割合が、硬化物中の未反応成分を低減でき、硬化物の耐
湿性や機械的強度が良好となる点から好ましい。なかで
も0.5〜1.5なる範囲であることが特に好ましい。
そして、化合物(C)の使用量は、特に制限されるもの
ではないが、組成物中5〜40重量%の範囲であること
が好ましい。即ち、組成物中5重量%以上となる割合で
用いることにより難燃効果が顕著なものとなり、40重
量%以下において耐熱性と耐湿性の向上を図ることがで
きる。
【0038】本発明の組成物は、上記(A)〜(C)の
各成分の他に、更に硬化促進剤(D)を併用することが
できる。硬化促進剤(D)としては、例えば、ベンジル
ジメチルアミンの如き3級アミン類、各種イミダゾール
類、3級ホスフィン類または各種金属化合物などが挙げ
られる。
【0039】本発明のエポキシ樹脂組成物は、上記各成
分に加え、更に必要に応じ、有機溶剤(E)を使用する
ことができる。とりわけ、プリント配線積層板用のワニ
スを調整する際は、前記(A)、(B)、(C)及び
(E)の各成分が必須の成分となる。尚、塗料用途等そ
の他の用途においても、勿論(A)、(B)、(C)、
(D)及び(E)の各成分を併用してもよい。
【0040】有機溶剤(E)としては、特に限定される
ものではないが、例えば、アセトン、メチルエチルケト
ン、トルエン、キシレン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、エチレングリコールモノメチルエーテル、
N、N−ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノー
ル、イソプロピルアルコール、n−ブタノール、メトキ
シプロパノール、エチルカルビトール、トルエン、シク
ロヘキサノンなどが挙げられる。これらの溶剤は、適宜
2種または、それ以上の混合溶剤として使用することも
可能である。
【0041】有機溶剤(E)の使用量は特に制限される
ものではないが、プリプレグを作成する場合の基材への
含浸性、樹脂付着性等が良好となる点から、固形分濃度
30重量%以上、なかでも40〜70重量%となる範囲
であることが好ましい。
【0042】本発明のエポキシ樹脂組成物には、さらに
必要に応じて種々の硬化剤、添加剤、難燃剤、充填剤等
を適宜配合することが出来るが、本発明の効果を顕著な
ものとするためには、無機系難燃剤、その他無機系充填
材の使用はできるだけ避けた方が望ましく、使用する場
合においても、組成物中5重量%以下の範囲であること
が好ましい。
【0043】以上詳述した本発明のエポキシ樹脂組成物
は、既述の通り、電気積層板用途として極めて有用であ
る。本発明のエポキシ樹脂組成物から電気積層板を製造
する方法は特に制限されるものではないが、上記各成分
のうち、有機溶媒(E)を除く各成分からなる固形の組
成物を加熱溶融させて、樹脂量30〜70重量%となる
割合でクロス状基材に含浸させるか、又は(A)〜
(E)の各成分を配合してワニスを調整し、これを樹脂
量30〜70重量%となる割合でクロス状基材に含浸し
てプリプレグとし、次いでこのプリプレグの複数枚、好
ましくは1〜10枚を、銅箔と共に加熱プレスして得る
方法が挙げられる。
【0044】ここで、クロス状基材としては、特に限定
されるものではないが、ガラスクロスやアラミドクロス
が挙げられる。
【0045】また、加熱加圧成形する際の条件として
は、特に制限されないが、例えば温度条件として160
〜220℃の範囲、圧力条件として2〜10MPaの範
囲が好ましく適用できる。
【0046】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳述する。
【0047】合成例1 1,6−ジヒドロキシナフタレン160g(1モル)を
エピクロルヒドリン740g(8モル)に溶解させた
後、攪拌下80℃で20%NaOH水溶液440g
(2.2モル)を5時間かけて滴下し、更に1時間反応
させ、次いで水層を棄却した後、過剰のエピクロルヒド
リンを蒸留回収して得られた反応生成物に、トルエン4
08gを加え均一に溶解させ、水130gを加えて水洗
した後、油水分離し、油層から共沸蒸留により水を除い
た後、濾過し、更にトルエンを留去させてエポキシ当量
は150g/eqのエポキシ樹脂を得た。以下これを樹
脂(A−1)と略記する。
【0048】合成例2 温度計、冷却管、滴下ロート、攪拌器を取り付けた2L
フラスコに、2,7−ジヒドロキシナフタレン160g
(1モル)を水1600gに分散させ、40℃で49%
NaOH4.1g(0.05モル)加えた。その後、8
0℃まで昇温しながら、41%ホルマリン水溶液40.
2g(ホルムアルデヒド0.55モルを含む)を滴下ロ
ートより0.5時間で連続的に添加した。滴下後80℃
で1時間保温した後、36%塩酸5.1g加え中和し
た。その後、反応生成物を濾別し、温水で洗浄し、乾燥
させ、下記式
【0049】
【化3】 で表される2量化物160gを得た。この2量化物83
g(0.25モル)をエピクロルヒドリン463g(5
モル)に溶解させ、攪拌しつつ80℃で、20%NaO
H水溶液220gを5時間かけて滴下し、さらに同温度
で1時間保温した。その後、水槽を棄却したのち、過剰
のエピクロルヒドリンを蒸留回収して得られた反応生成
物に、メチルイソブチルケトン210gを加えて均一に
溶解させ、しかるのち、水70gを加えて水洗し、油水
分離を行い、油層から共沸蒸留により水を除去し、濾過
し、さらにメチルイソブチルケトンを留去せしめて、下
記構造
【0050】
【化4】 で表される化合物を主たる成分とする室温で固形のエポ
キシ樹脂を得た。この樹脂の軟化点は96℃、150℃
の溶融粘度は3psであった。また、エポキシ当量は1
59g/eqであった。以下、これを樹脂(A−2)と
略記する。
【0051】合成例3 樹脂A−1 1000g、シクロヘキサノン319gを
温度計、攪拌器、冷却管を備えたフラスコに仕込み、攪
拌しながら80℃に昇温した。そこへビスフェノールA
275gおよび5%NaOH0.13gを加え、140
℃で5時間反応させ、エポキシ当量が300g/eqの
エポキシ樹脂を得た。以下これを樹脂(A−3)と略記
する。
【0052】合成例4 フェノール94部、ベンゾグアナミン12部に41.5
%ホルマリン45部、およびトリエチルアミン0.4部
を加え、系のpHを8.2に調整し、発熱に注意しなが
ら徐々に100℃まで昇温した。100℃にて5時間反
応させた後、常圧下にて水を除去しながら120℃まで
2時間かけて昇温した。次に還流下にて3時間反応させ
た後、常圧下にて水を除去しながら160℃まで2時間
かけて昇温した。さらに還流下で3時間反応させた後、
常圧下にて水を除去しながら180℃まで2時間かけて
昇温した。次に減圧下にて未反応のフェノールを除去
し、軟化点111℃、水酸基当量120g/eqの混合
物を得た。
【0053】以下この混合物を「B−1」と略記する。
得られた組成物中のフェノール類とトリアジン類との重
量比率、未反応ホルムアルデヒド量、メチロール基の存
在の有無、構成単位b1(−X−NH−CH2−NH
−)、構成単位b2(−X−NH−CH2−Y−)のモ
ル比率、未反応フェノールモノマー量、及びトリアジン
類反応率は次のように求めた。
【0054】<フェノールとトリアジン類(ベンゾグア
ナミン)の重量比率>180℃、減圧下にて反応系外に
除去した流出物中のフェノール含量をガスクロマトグラ
フィから算出し、仕込みのフェノール部数から引いて混
合物中のフェノール存在量とした。ベンゾグアナミンは
仕込み量がそのまま組成物中に含まれることとした。両
者の比率を存在比とした。 [カラム:30%セライト545カルナバワックス2m
×3mmΦカラム温度:170℃注入口温度:230℃
検出器:FIDキャリアガス:N2ガス 1.0kg/c
m2測定法:内部標準法]
【0055】 <構成単位b1(−X−NH−CH2−NH−) 構成単位b2(−X−NH−CH2−Y−)のモル比率
> 13C−NMRチャートを用い以下の条件で測定した。 [装置:日本電子(株)製 GSX270プロトン:2
70MHZ測定溶媒:DMSOあるいは重アセトン基準
物質:テトラメチルシラン測定条件パルス条件:45゜
×10000timesパルス間隔:2秒] チャートの42.5〜45ppmに現れるピークの積分
値をBp、47〜48.5ppmに現れるピークの積分
値をApとし、次式によりモル比率を求めた。 構成単位b1/構成単位b2 = Bp/Ap
【0056】<未反応フェノールモノマー量>先に示し
たガスクロマトグラフィと同様の測定条件において流出
物中のフェノールモノマー含量を測定した。
【0057】<トリアジン類反応率>上記b1/b2比
を測定したのと同一条件で測定した13C−NMRチャー
トを用いて算出した。チャートの167.2〜167.
4ppmに現れるシャープなピークの積分値をTm、1
63〜167.2ppmに現れるブロードなピークのピ
ーク積分値をTrとし、次式により反応率を求めた。
【0058】 反応率(%)=(Tr/(Tr+Tm))×100 このようにして求められた各成分量の結果は表1にまと
めて記した。
【0059】合成例5 フェノール94部、メラミン18部に41.5%ホルマ
リン45部、およびトリエチルアミン0.4部を加え、
系のpHを8.2に調整し、発熱に注意しながら徐々に
100℃まで昇温した。100℃にて5時間反応させた
後、常圧下にて水を除去しながら120℃まで2時間か
けて昇温した。次に還流下にて3時間反応させた後、常
圧下にて水を除去しながら140℃まで2時間かけて昇
温した。還流下で3時間反応させた後、常圧下にて水を
除去しながら160℃まで2時間かけて昇温した。さら
に還流下で3時間反応させた後、常圧下にて水を除去し
ながら180℃まで2時間かけて昇温した。次に減圧下
にて未反応のフェノールを除去し、軟化点128℃、水
酸基当量120g/eqの混合物を得た。以下、この混
合物を「B−2」と略記する。フェノールとメラミンの
重量比率、構成単位b1、構成単位b2のモル比率、未
反応フェノールモノマー量、及びトリアジン類反応率
を、実施例1と同様に求め、結果を表1にまとめて示し
た。
【0060】
【表1】
【0061】実施例1〜8及び比較例1、2 次に、表2又は表3の配合に従ってワニスを調製した。
ワニスは、エポキシ樹脂と硬化剤および予めメチルセロ
ソルブとN,N−ジメチルホルムアミドの混合溶液に溶
解したリン化合物を混合した後、そこに硬化剤2−エチ
ル−4−メチルイミダゾ−ルを加え、最終的に配合エポ
キシ樹脂組成物の不揮発分(N.V.)が56重量%と
なるようにメチルエチルケトンにて調整し作成した。
【0062】この際の硬化剤の量は、主剤エポキシ樹脂
中のエポキシ当量に対して1.0当量となるような割合
で配合した。また、硬化促進剤は、樹脂(エポキシ樹
脂、硬化剤、リン化合物の合計)100部に対して0.
1部となる割合とした。しかるのち、それぞれの混合溶
液を用いて下記の如き条件で硬化させて両面銅張積層板
を試作した。評価結果を表2、表3に示す。
【0063】「1051−75M」はビスフェノールA
型エポキシ樹脂(大日本インキ化学工業株式会社製、商
品名: EPICLON 1051N−75M、エポキ
シ当量474g/eq)、「N−690−75M」はク
レゾールノボラック型エポキシ樹脂(大日本インキ化学
工業(株)製、商品名: N−690−75M、エポキ
シ当量220g/eq)を用いた。
【0064】「PX−200」は縮合リン酸エステル
(大八化学工業(株) 製、商品名:PX−200、リ
ン含有率 9.0%)、「PX−202」は縮合リン酸
エステル(大八化学工業(株) 製、商品名: PX−
202、リン含有率 8.0%)、「HCA」は9,1
0−ヒドロ−9−オキサ−10−ホスファフェナントレ
ン−10−オキシド (三光(株) 製、商品名: H
CA)、2E4MZは2−エチル−4−メチル−イミダ
ゾールを示す。
【0065】 [積層板作製条件] 基材 :180μm; 日東紡績株式会社製 ガラスクロス「WEA 7628 30 H258 N」 プライ数 :8 プリプレグ化条件:160℃/3分 銅 箔 :35μm; 古河サ−キットホイ−ル株式会社製 硬化条件 :170℃、40kg/cm2で1時間 成型後板厚 :1.6mm 樹脂含有量 :40%
【0066】 [物性試験条件] 燃焼試験 : UL−94垂直試験に準拠。 ガラス転移温度: エッチング処理を施し銅箔除去した後、 DMA法にて測定。 昇温スピード3℃/min 吸水率 : 試験片(25mm×50mm)のPCT(プレッシャー クッカー)試験 前後の重量変化を測定。 試験条件: 温度; 121℃、湿度; 100%、 時間; 2時間 耐湿耐半田 : 前記吸水率を測定したサンプルを、260℃の半田浴に 30秒間浸せきさせてその前後の状態変化を観察した。 (判定基準) ○: 外観変化なし △: 直径5mm以下の膨れが5個以下。 ×: 直径5mmより大きい膨れ発生、又は直径5mm以下 の膨れが6個以上
【0067】
【表2】
【0068】
【表3】
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、実用的な非ハロゲン系
での難燃性を発現させると共に、硬化物の耐水性に優れ
るエポキシ樹脂組成物を提供できる。従って、本発明の
エポキシ樹脂組成物は、積層部品材料、半導体封止材
料、電気絶縁材料、繊維強化複合材料、塗装材料、成型
材料、接着剤材料などに用途に使用できるが、とりわけ
電気積層板(プリント配線板)用途において、特に優れた
難燃性と耐湿耐半田性とを発現させることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08G 59/06 C08G 59/06 59/20 59/20 59/50 59/50 59/62 59/62 Fターム(参考) 4F100 AB01B AB17B AB33B AG00A AH02A AH03A AK53A BA02 CA02A CA08A DG11A DH01A GB43 JB06 JD04 JJ03 JJ07 4J002 CD031 DA057 EE016 EJ016 EN058 EU118 EU186 EW007 EW047 FD158 GQ00 4J036 AA02 AC01 AF05 AF15 CA06 CA08 CA09 DC05 DC06 DC41 DD07 FA12 FB08 FB09 JA08 JA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)、フェノール骨格とトリアジン骨格とを有する化
    合物(B)と、リン化合物(C)を含有することを特徴
    とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)において、縮合多環骨格が、ナフタレン骨格であ
    る請求項1記載のエポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)が、ジヒドロキシナフタレンとエピハロヒドリン
    との反応物(a1)、又はモノヒドロキシナフタレンと
    アルデヒド類との縮合物とエピハロヒドリンとの反応物
    (a2)である請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)が、ジヒドロキシナフタレンとエピハロヒドリン
    との重縮合物(a1)を、更に多官能フェノール類で伸
    長した構造を有するエポキシ樹脂である請求項1、2又
    は3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)のエポキシ当量が、100〜500g/eqの範
    囲のものである請求項1〜4の何れか1つに記載の組成
    物。
  6. 【請求項6】 化合物(B)が、トリアジン化合物と、
    フェノール類と、アルデヒド類とを縮合反応した構造を
    有するものである請求項1〜5の何れか1つに記載の組
    成物。
  7. 【請求項7】 化合物(B)が、 B1:アミノ基含有トリアジン化合物とフェノール類と
    アルデヒド類との縮合反応物、 B2:アミノ基含有トリアジン化合物とアルデヒド類と
    の縮合反応物、 B3:フェノール類とアルデヒド類との縮合反応物、 B4:フェノール類、 B5:アミノ基含有トリアジン化合物 の混合物であって、かつ、 該混合物中に −X−NH−CH2−NH− (b1) −X−NH−CH2−Y− (b2) (式中、Xはトリアジン骨格、Yはフェノール骨格を示
    す。)なる構造部位を (b2)/(b1)=1.5〜20 となる割合で含有する混合物として用いられるものであ
    る請求項6記載の組成物。
  8. 【請求項8】 縮合多環骨格を含有するエポキシ樹脂
    (A)、フェノール骨格とトリアジン骨格とを有する化
    合物(B)、リン含有化合物(C)に加え、硬化促進剤
    (D)および有機溶剤(E)を含有するものである請求
    項1〜7の何れか1つに記載の組成物。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れか1つに記載のエポ
    キシ樹脂組成物をクロス状基材に含浸後、それを積層し
    加熱加圧成形してなることを特徴とする電気積層板。
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