JP2000336295A - 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法 - Google Patents

光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法

Info

Publication number
JP2000336295A
JP2000336295A JP2000072239A JP2000072239A JP2000336295A JP 2000336295 A JP2000336295 A JP 2000336295A JP 2000072239 A JP2000072239 A JP 2000072239A JP 2000072239 A JP2000072239 A JP 2000072239A JP 2000336295 A JP2000336295 A JP 2000336295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
composition according
monomer
weight
titanium dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000072239A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4619480B2 (ja
Inventor
Seiichi Tanabe
辺 誠 一 田
Kiyohiko Takemoto
本 清 彦 竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2000072239A priority Critical patent/JP4619480B2/ja
Publication of JP2000336295A publication Critical patent/JP2000336295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4619480B2 publication Critical patent/JP4619480B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体にインク組成物を接触して光硬化反
応させて印字を行うインクジェット記録方法において、
良好な膜強度、耐薬品性、分散安定性、および印字安定
性を付与する光硬化型インクジェット記録用インク組成
物の提供。 【解決手段】 着色剤と、ウレタン系オリゴマーと、三
官能以上の反応基を有するモノマーと、光重合開始剤
と、水性溶媒とを少なくとも含んでなる、光硬化型イン
クジェット記録用インク組成物を用い、印字後紫外線を
照射し、硬化させる。着色剤としてはアナターゼ型二酸
化チタンが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】発明の分野 本発明は、インクジェット記録用インク組成物およびそ
れを用いたインクジェット記録方法に関するものであ
る。
【0002】背景技術 インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔
させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法
である。このインクジェット記録方法は、高解像度、高
品位な画像を、高速で印刷することができるという特徴
を有するものである。インクジェット記録方法に使用さ
れるインク組成物は、水性溶媒を主成分とし、これに色
剤成分および目詰まりを防止する目的でグリセリン等の
湿潤剤を含有したものが一般的である。
【0003】また、水性インク組成物が浸透し難い紙、
布類、または浸透しない金属、プラスチック等の素材、
例えばフェノール、メラミン、塩化ビニル、アクリル、
ポリカーボネートなどの樹脂から製造される板、フィル
ムなどの記録媒体に印字する場合、インク組成物には、
色剤を安定して記録媒体に固着させることができる成分
を含有することが要求される。特に、プリント配線基盤
等に印刷を行う場合、インク組成物には、速乾性や耐薬
剤性が要求される。
【0004】この様な要求に対しては、従来、紫外線照
射により高分子化する成分を含んでなるインク組成物が
提案されている(例えば、特開平3−216379
号)。また、色剤、紫外線硬化剤、光重合開始剤等を含
んでなる紫外線硬化型インク組成物が提案されている
(例えば、米国特許5,623,001号)。これらの
インク組成物およびインクジェット記録方法によれば、
記録媒体へのインク組成物の滲みを防止し、画質を向上
させることができるとされている。
【0005】上記のような、紫外線を照射することによ
り高分子化する成分を含んでなるインク組成物を用いた
インクジェット記録方法にあっては、インク組成物を記
録媒体に付着させた後、紫外線を照射する。すると、イ
ンク組成物中の光重合開始剤がラジカル等を生成し、こ
れによって、オリゴマー、モノマーが重合を開始して硬
化するため、インク組成物中の色剤が記録媒体上に固着
する。この固着によって、膜強度、耐溶剤性や色濃度が
高く、そして滲みやムラの少ない印字が実現できるもの
と考えられる。なお、このようなインク組成物を用いた
インクジェット記録用インク組成物を「光硬化型インク
ジェット記録用インク組成物」と呼ぶことがある。
【0006】また、色剤である染料の分離防止、耐擦性
や印字信頼性の向上、印字後の滲み防止およびインクの
乾燥性を高める目的で、色剤を含んでなるインク組成物
と重合開始剤を含んでなる反応液との二液からなるイン
クジェット記録用インクや、それらの二液用いて記録媒
体に印字を行うインクジェット記録方法が開示されてい
る(例えば、特開平5−186725号、特開平8−2
18018号)。
【0007】このような二液からなるインクジェット記
録用インクは、光重合開始剤または光硬化型樹脂を、イ
ンク組成物または反応液のいずれか一方に含ませるもの
である。このように、インク組成物と反応液との二液に
分けることによって、暗反応を抑制しインク組成物およ
び反応液の長期保存を可能にし、さらに耐光性、耐熱性
に優れた印字を可能とするものである。
【0008】一方、記録媒体に白色印字を行うインクジ
ェット記録においては、色剤成分として白色顔料を含ん
でなるインク組成物を用いる。白色顔料としては、亜
鉛、鉛、バリウム、チタン、アンチモン等の酸化物、硫
化物、硫酸塩、炭酸塩などの白色無機顔料が用いられる
ことがある。酸化チタンは、隠蔽力、着色力、および耐
薬剤性に優れた白色顔料として知られている。
【0009】また、色剤が特定の粒径を有する非水性白
色顔料インク組成物が提案されている(例えば、特公平
2−45663号)。このインク組成物によれば、白色
顔料が特定の粒径を有することで、インク組成物の分散
性、印字安定性およびインクジェット記録装置の記録ヘ
ッドの目詰まりを防止することができるとされている。
【0010】
【発明の概要】本発明者等は、今般、光硬化型インクジ
ェット記録用インク組成物において、ウレタン系オリゴ
マーと、三官能以上の反応基を有するモノマーとを用い
ることにより、膜強度、耐薬剤性、分散安定性および印
字安定性を顕著に向上させることができるとの知見を得
た。また、本発明者等は、インクジェット記録用白色イ
ンク組成物において、アナターゼ型二酸化チタンを色剤
としてを用いることにより、インク組成物の分散安定
性、印字安定性を向上させることが出来るとの知見を得
た。さらに、本発明者らは、光硬化型インクジェット記
録用インク組成物において、アナターゼ型二酸化チタン
と、光重合開始剤と、オリゴマーと、モノマーとを用い
ることにより、分散安定性、印字安定性に加えて、重合
効率、および膜強度を顕著に向上させることができると
の知見を得た。本発明はこれら知見に基づくものであ
る。
【0011】よって、本発明は、良好なインクジェット
記録および良好な画像が得られるインクジェット記録用
インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方
法の提供をその目的するものである。
【0012】そして、本発明によれば、その第一の態様
として、着色剤と、ウレタン系オリゴマーと、三官能以
上の反応基を有するモノマーと、光重合開始剤と、水性
溶媒とを少なくとも含んでなる光硬化型インクジェット
記録用インク組成物が提供される。
【0013】また、本発明の第二の態様によれば、アナ
ターゼ型二酸化チタンと、水性溶媒とを少なくとも含ん
でなるインクジェット記録用白色インク組成物が提供さ
れる。
【0014】さらに、本発明の第三の態様によれば、ア
ナターゼ型二酸化チタンと、光重合開始剤と、オリゴマ
ーと、モノマーと、水性溶媒とを少なくとも含んでなる
光硬化型インクジェット記録用白色インク組成物が提供
される。
【0015】
【発明の具体的説明】第一の態様のインク組成物 本発明の第一の態様による光硬化型インクジェット記録
用インク組成物は、着色剤と、ウレタン系オリゴマー
と、三官能以上の反応基を有するモノマーと、水性溶媒
とを少なくとも含んでなるものである。本発明の第一の
態様によるインク組成物は、高い保存安定性を示し、イ
ンクジェット記録方法において安定した印字が行え、さ
らに得られた画像は膜強度および耐薬剤性に優れたもの
となる。このような利点が得られる理由は定かではない
が、ウレタン系オリゴマーと、三官能以上の反応基を有
するモノマーとが高い相溶性を有し、さらに他のインク
組成物を構成する成分を安定に溶解または分散させるこ
とが理由と思われる。
【0016】ウレタン系オリゴマー 本発明の第一の態様におけるインク組成物は、ウレタン
系オリゴマーを含んでなる。本発明におけるウレタン系
オリゴマーとは、分子中にウレタン結合とラジカル重合
可能な不飽和二重結合とを一以上有するものをいう。こ
こで、本発明において用いられるオリゴマーとは、相対
分子質量(分子量と同義である)の小さい分子から実質
的あるいは概念的に得られる単位の少数回、一般的には
約2〜20回、程度の繰返しで構成された構造をもつ中
程度の大きさの相対分子質量を有する分子をいう。また
本発明において用いられるオリゴマーとは、光重合性プ
レポリマー、ベースリジン、またはアクリルオリゴマー
と呼ばれるものでもある。
【0017】本発明におけるウレタン系オリゴマーは、
官能基としてアクリロイル基を1〜数個有しているた
め、紫外線照射等によりモノマー等と重合反応を生じ、
架橋し重合する性質を有している。
【0018】本発明において用いられるウレタン系オリ
ゴマーは、ポリオールと、ポリイソシアネートとポリハ
イドロオキシ化合物との付加反応により生じるオリゴマ
ーの他に、例えば骨格を構成する分子構造により、ポリ
エステル系ウレタンアクリレート、ポリエーテル系ウレ
タンアクリレート、ポリブタジエン系ウレタンアクリレ
ート、ポリオール系ウレタンアクリレートが挙げられ
る。
【0019】本発明に用いられるウレタン系オリゴマー
は、分子量が500〜20,000程度の範囲のもの、
好ましくは500〜10,000程度の範囲のものが使
用される。
【0020】本発明によるインク組成物におけるウレタ
ン系オリゴマーの含有量は、1〜50重量%程度の範
囲、好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
【0021】モノマー 本発明の第一の態様によるインク組成物は、三官能以上
の反応基を有するモノマーを含んでなる。本発明におけ
る三官能以上の反応基を有するモノマーとは、モノマー
の基本構造中にラジカル重合可能な不飽和二重結合、好
ましくはアクリロイル基を三つ以上有するものをいう。
ここで、本発明におけるモノマーとは、高分子の基本構
造の構成単位となり得る分子をいう。また、本発明にお
いて用いられるモノマーとは、光重合性モノマーとも呼
ばれ、三官能以上の多官能アクリレートが含まれる。
【0022】本発明の好ましい態様によれば、本発明に
よる三官能以上の反応基を有するモノマーは、下記の式
(I)で表されるトリメチロールプロパン、下記の式
(II)で表されるペンタエリスリトール、または下記の
式(III)で表されるジペンタエリスリトールを基本構
造とし、かつ、アクリロイル基を少なくとも三つ以上有
するアクリレートモノマーである。
【0023】
【化4】 (上記式中、AはCH=CHC(O)、またはCH
CHC(O)Rである(Rは炭素数1〜5の直線状また
は分岐鎖状のアルコキシル基であり、好ましくはエトキ
シ基、プロポキシ基であり、nはその繰り返し数が1〜
10である))
【0024】
【化5】 (上記式中、AはH、CH=CHC(O)、またはCH
=CHC(O)Rであり(Rは炭素数1〜5の直線状
または分岐鎖状のアルコキシル基、好ましくはエトキシ
基、プロポキシ基であり、nはその繰り返し数が1〜1
0である)、BはH、CH=CHCO、または炭素数
1〜5の高級アシル基であり、かつ、AおよびBの全て
の置換基のうち少なくとも三つはアクリロイル基を含ん
でなる)
【0025】
【化6】 (上記式中、AはH、CH=CHC(O)、またはCH
=CHC(O)Rであり(Rは炭素数1〜5の直線状
または分岐鎖状のアルコキシル基、好ましくはエトキシ
基、プロポキシ基であり、または炭素数1〜5のラクト
ン、好ましくはε−カプロラクトンであり、nはその繰
り返し数が1〜10である)、BはH、CH=CHC
O、または炭素数1〜5の高級アシル基であり、かつ、
式中、全てのAの置換基のうち少なくとも三つはアクリ
ロイル基を含んでなる)
【0026】本発明の第一の態様によるインク組成物に
おけるモノマーは、低分子ポリオールのアクリレート構
造を有しており、硬化性が速いという特徴を有する。本
発明の第一の態様によるインク組成物において、用いら
れるモノマーの具体例としては、グリセリルトリアクリ
レート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトール
ポリアクリレート(アクロイル基が3以上のもの)、イ
ソシアヌレートトリアクリレート等が挙がられ、好まし
くは、ジペンタエリストールポリアクリレート、ジペン
タエリストールポリアクリレート(アクロイル基が3以
上のもの)、である。
【0027】本発明に用いられるモノマーは、分子量が
200〜3,000程度の範囲、好ましくは300〜
2,000程度の範囲のものが使用される。
【0028】本発明の第一の態様によるインク組成物に
おけるモノマーの含有量は、1〜50重量%程度の範
囲、好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
【0029】なお、オリゴマーとモノマーは共重合して
三次元化する性質を有する。従って、本発明によるイン
ク組成物における、オリゴマーまたはモノマーの含有量
は、重合効率、重合速度、重合後の耐性収縮率、重合被
膜強度等を考慮して定める必要がある。具体的には、本
発明によるインク組成物における、ウレタン系オリゴマ
ーと三官能以上の反応基を有するモノマーとの含有量の
比は、95:5〜40:60程度の範囲であり、好まし
くは90:10〜50:50程度の範囲である。
【0030】光重合開始剤 本発明の第一の態様によるインク組成物は光重合開始剤
を含んでなる。本発明における光重合開始剤は、例え
ば、250nm〜450nm程度の領域の紫外線を吸収
しラジカルまたはイオンを生成してオリゴマー、モノマ
ーの重合を開始させるものである。
【0031】本発明において用いられる光重合開始剤
は、代表的なものとして、ベンゾインメチルエーテル、
ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルベンゾインエ
ーテル、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル
−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボ
ニル)オキシム、ベンジル、ジエトキシアセトフェノ
ン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロ
ロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2−
メチルチオキサントン、ポリ塩化ポリフェニル、ヘキサ
クロロベンゼン等が挙げられ、好ましいくは、イソブチ
ルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパ
ンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムで
ある。
【0032】また、Vicure10、30(Stau
ffer Chemical社製)、Irgacure
184、651、2959、907、369、170
0、1800、1850、819(チバスペシャルティ
ケミカルズ社製)、Darocure1173(EM
Chemical社製)、QuantacureCT
X、ITX(Aceto Chemical社製)、L
ucirin TPO(BASF社製)の商品名で入手
可能な光重合開始剤も使用することができる。
【0033】着色剤 本発明の第一の態様によるインク組成物に含まれる着色
剤は、水に分散可能な顔料および/または水に分散可能
な染料である。
【0034】顔料としては、無機顔料、有機顔料を使用
することができる。無機顔料としては、酸化チタンおよ
び酸化鉄に加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマ
ル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラ
ックを使用することができる。
【0035】また、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾ
レーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ
顔料などを含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニ
ン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン
顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオイン
ジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料な
ど)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、
酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔
料、アニリンブラックなどを使用できる。
【0036】染料としては、インクジェット記録に使用
することができる分散性を有した染料を使用することが
できる。
【0037】本発明の好ましい態様によれば、着色剤が
アナターゼ型二酸化チタンであることが好ましい。アナ
ターゼ型二酸化チタンを含んでなるインク組成物は、ル
チル型二酸化チタン、ブルッカイト型二酸化チタン等の
他の結晶構造を有する二酸化チタンを含んでなるインク
組成物と比較して、インク組成物の分散安定性を向上さ
せることができる点で有利である。また、アナターゼ型
二酸化チタンを含んでなる本発明によるインク組成物
は、インクジェット記録に用いられた場合、安定した印
字と良好な画像とが実現することができる。
【0038】さらに、着色剤として用いるアナターゼ型
二酸化チタンは、その粒径が2.0μm以下程度のもの
が好ましく、特に好ましくは、粒径が0.2μm以下の
ものが好ましい。上記範囲の粒径を有するアナターゼ型
二酸化チタンを用いると、インク組成物の分散性を向上
させることができると考えられる。
【0039】なお、本明細書中で「粒径」とは、体積換
算における50%の粒径を意味する。ここで、「体積換
算における50%の粒径」とは、ある二酸化チタンの粉
体の集団について、その粒度分布が求められているとす
る。その粉体の集団の全体積を100%として累積曲線
を求めたとき、その曲線が50%となる点を50%の粒
径という。
【0040】本発明によるインク組成物への着色剤の添
加量は、1〜50重量%が好ましく、より好ましくは2
〜30重量%程度である。
【0041】本発明によるインク組成物においては、必
要に応じて、2種以上の染料および/または顔料などの
着色剤を選択して用いることもできる。
【0042】本発明の好ましい態様によれば、着色剤
は、分散剤または界面活性剤で水性媒体中に分散させて
得られた着色剤分散液としてインク組成物に添加される
のが好ましい。好ましい分散剤としては、着色剤分散液
を調製するのに慣用されている分散剤、例えば高分子分
散剤を使用することができる。なお、この着色剤分散液
に含まれる分散剤および界面活性剤がインク組成物の分
散剤および界面活性剤としても機能することは当業者に
明らかであろう。
【0043】水性溶媒、その他の成分 本発明によるインク組成物において、水性溶媒は水と水
溶性有機溶媒からなのが好ましい。水は、イオン交換
水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水、または超
純水を用いることができる。また、インク組成物を長期
保存する場合には、紫外線照射、または過酸化水素添加
などにより滅菌した水を用いることにより、カビやバク
テリアの発生を防止することができるので好適である。
【0044】また、水溶性有機溶媒は、好ましくは低沸
点有機溶剤であり、その具体例としては、メタノール、
エタノール、n−プロピルアルコール、iso−プロピ
ルアルコール、n−ブタノール、sec−ブタノール、
tert−ブタノール、iso−ブタノール、n−ペン
タノールなどが挙げられる。特に一価アルコールが好ま
しい。低沸点有機溶剤は、インクの乾燥時間を短くする
効果がある。低沸点有機溶剤の添加量はインクの0.1
〜10重量%が好ましく、より好ましくは0.5〜5重
量%の範囲である。
【0045】本発明の好ましい態様によれば、本発明に
よるインク組成物は、さらに高沸点有機溶媒からなる湿
潤剤を含んでなることが好ましい。高沸点有機溶媒剤の
好ましい具体例としては、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、プロピレン
グリコール、ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール、チオグリコール、ヘキシレングリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパンなどの多価アルコール類、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエ
チルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエー
テルなどの多価アルコールのアルキルエーテル類、尿
素、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、
1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどが挙げら
れる。
【0046】これら湿潤剤の添加量は、インク組成物の
0.5〜40重量%が好ましく、より好ましくは2〜2
0重量%の範囲である。
【0047】本発明の好ましい態様によれば、本発明に
よるインク組成物にはさらに糖を添加することが好まし
い。好ましい糖の具体例としては、単糖類、二糖類、オ
リゴ糖類(三糖類および四糖類を含む)および多糖類が
挙げられ、好ましくはグルコース、マンノース、フルク
トース、リボース、キシロース、アラビノース、ガラク
トース、アルドン酸、グルシトール、(ソルビット)、
マルトース、セロビオース、ラクトース、スクロース、
トレハロース、マルトトリオース、などが挙げられる。
ここで、多糖類とは広義の糖を意味し、アルギン酸、α
−シクロデキストリン、セルロースなど自然界に広く存
在する物質を含む意味に用いることとする。また、これ
らの糖類の誘導体としては、前記した糖類の還元糖(例
えば、糖アルコール(一般式HOCH(CHOH)
OH(ここで、n=2〜5の整数を表す)で表され
る)、酸化糖(例えば、アルドン酸、ウロン酸など)、
アミノ酸、チオ糖などが挙げられる。特に糖アルコール
が好ましく、具体例としてはマルチトール、ソルビット
などが挙げられる。
【0048】これら糖類の含有量は、インクの0.1〜
40重量%、より好ましくは0.5〜30重量%の範囲
である。
【0049】本発明によるインク組成物は、さらに界面
活性剤を含有することができる。界面活性剤の具体例と
しては、アニオン性界面活性剤(例えばドデシルベンゼ
ルスルホン酸ナトリウム、ラウリル酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテルサルフェートのアンモ
ニウム塩など)、非イオン性界面活性剤(例えば、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルエステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシ
エチレンアルキルアミドなど)および、アセチレングリ
コール(オレフィンY、並びにサーフィノール82、1
04、440、465、および485(いずれもAir Pr
oducts and Chemicals Inc. 製)が挙げられる。これら
は単独使用または二種以上を併用することができる。
【0050】さらに、本発明によるインク組成物は、任
意の成分として、多価金属塩、またはポリアリルアミン
若しくはその誘導体、樹脂エマルジョン、無機酸化物コ
ロイド、湿潤剤、pH調製剤、防腐剤、防かび剤等を添
加しても良い。
【0051】第一の態様のインク組成物の製造法 本発明の第一の態様によるインクジェット記録用インク
組成物の製造法は、ウレタン系オリゴマーに前記三官能
以上の反応基を有するモノマー溶解または分散させて、
その後、着色剤と、光重合開始剤と、水性溶媒とを添加
することを含んでなるものである。
【0052】本発明によるインク組成物の製造法によれ
ば、保存安定性が高く、インクジェット記録時における
印字安定性、および記録媒体における印字物の膜強度、
耐薬剤性に優れた、上記インクジェット記録用インク組
成物を得ることができる。
【0053】本発明の第一の態様によるインク組成物の
製造法にあっては、先ず、ウレタン系オリゴマーに三官
能以上の反応基を有するモノマーを混合して、相溶性の
高い分散液または溶液を得ることができる。本発明の好
ましい態様によれば、ウレタン系オリゴマーを撹拌して
いる状態で三官能以上の反応基を有するモノマーをゆっ
くり滴下して溶解し混合することによって、分散液また
は溶液を得るのが好ましい。
【0054】ウレタン系オリゴマーと三官能以上の反応
基を有するモノマーとからなる分散液または溶液を製造
した後、この分散液または溶液に着色剤と、光重合開始
剤と、水性溶媒と、任意の成分とを添加する。本発明の
好ましい態様によれば、製造した分散液または溶液に上
記成分を添加する場合、オリゴマーとモノマーとが光重
合開始剤によって重合反応を開始しないよう、光(特に
紫外線)を遮断した条件下で行うことが好ましい。
【0055】本発明によるインク組成物の製造法におい
ては、インク組成物の製造に慣用されている攪拌器を用
いることができる。
【0056】第二の態様のインク組成物 本発明の第二の態様によるインクジェット記録用白色イ
ンク組成物は、アナターゼ型二酸化チタンと、水性溶媒
とを少なくとも含んでなるものである。
【0057】二酸化チタン アナターゼ型二酸化チタンを含んでなる本発明によるイ
ンク組成物は、ルチル型二酸化チタン、ブルッカイト型
二酸化チタン等の他の結晶構造を有する二酸化チタンを
含んでなるインク組成物と比較して、効率的に樹脂を硬
化させることができる点で有利である。さらに、アナタ
ーゼ型二酸化チタンを含んでなる本発明によるインク組
成物は、インク組成物の分散安定性に優れ、インクジェ
ット記録を行った場合、安定した印字と良好な画像とが
得られるという利点をも有する。
【0058】本発明によるインク組成物に用いられるア
ナターゼ型二酸化チタンの粒径については、前記本発明
の第一の態様によるインク組成物と同様のものが挙げら
れる。その好ましい粒径についても本発明の第一の態様
によるインク組成物と同様であってよい。
【0059】インク組成物へのアナターゼ型二酸化チタ
ンの添加量は、1〜50重量%程度の範囲が好ましく、
より好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
【0060】本発明の第二の態様によるインク組成物
は、少なくともアナターゼ型二酸化チタンを含んでなる
が、その他の染料、顔料などの色剤、分散剤、または界
面活性剤などを含むことができる。その他の染料、顔料
などの色剤、分散剤、または界面活性剤は、本発明の第
一の態様によるインク組成物について挙げたものと同様
のものを用いることができる。
【0061】水性溶媒およびその他の成分 本発明の第二の態様によるインク組成物に用いられる水
性溶媒およびその他の成分は、本発明の第一の態様によ
るインク組成物と同様のものであってよい。その好まし
い水性溶媒およびその他の成分についても、本発明の第
一の態様によるインク組成物の場合と同様であってもよ
い。また、本発明の第二の態様によるインク組成物が水
性溶媒およびその他の成分を含んでなる場合、その含有
量についても本発明の第一の態様によるインク組成物の
場合と同様であってよい。
【0062】第三の態様のインク組成物 本発明の第三の態様による光硬化型インクジェット記録
用白色インク組成物は、アナターゼ型二酸化チタンと、
光重合開始剤と、オリゴマーと、モノマーと、水性溶媒
とを少なくとも含んでなるものである。
【0063】二酸化チタン アナターゼ型二酸化チタンを含んでなる本発明によるイ
ンク組成物は、ルチル型二酸化チタン、ブルッカイト型
二酸化チタン等の他の結晶構造を有する二酸化チタンを
含んでなるインク組成物と比較して、効率的に樹脂を硬
化させることができる点で有利である。さらに、アナタ
ーゼ型二酸化チタンを含んでなる本発明によるインク組
成物は、インク組成物の分散安定性に優れ、インクジェ
ット記録を行った場合、安定した印字と良好な画像とが
得られるという利点をも有する。
【0064】本発明の第三の態様によるインク組成物に
用いられるアナターゼ型二酸化チタンの粒径について
は、前記第一の態様におけるインク組成物と同様のもの
が挙げられる。その好ましい粒径についても第一の態様
のインク組成物と同様であってよい。
【0065】インク組成物へのアナターゼ型二酸化チタ
ンの添加量は、1〜50重量%程度の範囲が好ましく、
より好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
【0066】本発明の第三の態様によるインク組成物
は、少なくともアナターゼ型二酸化チタンを含んでなる
が、その他の染料、顔料などの色剤、分散剤、または界
面活性剤などを含むことができる。その他の染料、顔料
などの色剤、分散剤、または界面活性剤は、本発明の第
一の態様によるインク組成物について挙げたものと同様
のものを用いることができる。
【0067】光重合開始剤 本発明の第三の態様によるインク組成物は光重合開始剤
を含んでなる。この光重合開始剤としては、前記本発明
の第一の態様による場合と同様のものを使用することが
できる。
【0068】オリゴマー 本発明の第三の態様によるインク組成物は、オリゴマー
を含んでなる。ここで、オリゴマーとは、中程度の大き
さの相対分子質量をもつ分子で、相対分子質量の小さい
分子から実質的あるいは概念的に得られる単位の少数
回、一般的には約2〜20回程度の繰返しで構成された
構造をもつものをいう。また本発明において用いられる
オリゴマーは、光重合性プレポリマー、ベースリジンま
たはアクリルオリゴマーと呼ばれるものでもある。
【0069】本発明の第三の態様によるオリゴマーは、
官能基としてアクリロイル基を1〜数個有しているた
め、紫外線照射等によりモノマー等と重合反応を起こし
て架橋し重合する性質を有している。
【0070】本発明の第三の態様において用いられるオ
リゴマーは、例えば骨格を構成する分子構造により、ポ
リエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、
エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オ
リゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオール
アクリレート等が挙げられ、好ましくは、ポリエステル
アクリレート、ポリウレタンアクリレートである。特に
好ましくはポリウレタンアクリレートである。
【0071】本発明の第三の態様において用いられるオ
リゴマーは、分子量が5000〜20,000程度の範
囲のもの、好ましくは500〜10,000程度の範囲
のものが使用される。
【0072】本発明の第三の態様によるインク組成物に
おけるオリゴマーの含有量は、1〜50重量%程度の範
囲、好ましくは3〜30重量%程度の範囲である。
【0073】モノマー 本発明の第三の態様によるインク組成物は、モノマーを
含んでなる。ここで、モノマーとは、高分子の基本構造
の構成単位となり得る分子をいう。また本発明の第三の
態様によるインク組成物において用いられるモノマー
は、光重合性モノマーとも呼ばれ、単官能アクリレー
ト、多官能アクリレートが含まれる。本発明の好ましい
態様によれば、このモノマーは、本発明の第一の態様に
よるインク組成物について挙げた三官能以上の反応基を
有するモノマーと同様のものであることができる。この
モノマーは、低分子ポリオールのアクリレート構造を有
しており、低粘度で硬化性が速いという特徴を有する。
【0074】本発明の第三の態様によるインク組成物に
おいて用いられるモノマーの好ましい例として、ジエチ
レングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコー
ルジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、ヒドロキシピペリン酸エステルネオペンチンル
グリコールジアクリレート、トリメチロールプロパント
リアクリレート、ペンタエリストールトリアクリレー
ト、ジペンタエリストールヘキサアクリレート、アクロ
イルモルホリン、2−フェノキシエチルアクリレート、
フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメ
チル)エチル、ジペンタエリストールポリアクリレー
ト、ジペンタエリストールポリアクリレート等が挙がら
れ、より好ましくは、アクロイルモルホリン、2−フェ
ノキシエチルアクリレート、フタル酸水素−(2,2,
2−トリアクロイルオキシメチル)エチル、ジペンタエ
リストールポリアクリレート、ジペンタエリストールポ
リアクリレートである。
【0075】本発明の第三の態様によるインク組成物に
用いられるモノマーは、分子量が100〜3,000程
度の範囲、好ましくは100〜2,000程度の範囲の
ものが使用される。
【0076】本発明の第三の態様によるインク組成物に
おけるモノマーの含有量は、1〜70重量%程度の範
囲、好ましくは3〜50重量%程度の範囲である。
【0077】なお、オリゴマーとモノマーは共重合して
3次元化する性質を有する。従って、本発明のインク組
成物における、オリゴマーまたはモノマーの含有量は、
重合効率、重合速度、重合後の耐性収縮率、重合被膜強
度等を考慮して定める必要がある。
【0078】水性溶媒およびその他の成分 本発明の第三の態様によるインク組成物に用いられる水
性溶媒およびその他の成分は、本発明の第一の態様によ
るインク組成物と同様のものであってよい。その好まし
い水性溶媒およびその他の成分についても、本発明の第
一の態様によるインク組成物の場合と同様であってもよ
い。また、本発明の第三の態様によるインク組成物が水
性溶媒およびその他の成分を含んでなる場合、その含有
量についても本発明の第一の態様によるインク組成物と
同様であってよい。
【0079】インクジェット記録方法 本発明の一つの態様によるインクジェット記録方法は、
着色剤と、ウレタン系オリゴマーと、三官能以上の反応
基を有するモノマーと、光重合開始剤と、水性溶媒とを
少なくとも含んでなる、光硬化型インクジェット記録用
インク組成物を用いて記録媒体に印字を行うものであ
る。
【0080】本発明によるインクジェット記録方法によ
れば、上記した光硬化型インクジェット記録用インク組
成物を用いて印字を行うため、良好な画質、良好な印字
を得ることができる。
【0081】本発明の別の態様によるインクジェット記
録方法は、アナターゼ型二酸化チタンと、水性溶媒とを
少なくとも含んでなるインクジェット記録用白色インク
組成物の液滴を形成し、この液滴を記録媒体に付着させ
て印刷を行うものである。
【0082】本発明のさらに別の好ましい態様によれ
ば、インクジェット記録方法として、アナターゼ型二酸
化チタンと、光重合開始剤と、オリゴマーと、モノマー
と、水性溶媒とを少なくとも含んでなる光硬化型インク
ジェット記録用インク組成物の液滴を形成し、この液滴
を記録媒体に付着させて印刷を行うものが提供される。
【0083】本発明によるインクジェット記録方法にあ
っては、インク組成物を記録媒体付着させた後に、光照
射を照射する。照射された光によって光重合開始剤がラ
ジカル等を生じ、これによって、オリゴマー(例えば、
ウレタン系オリゴマー)とモノマー(例えば、三官能以上
の反応基を有するモノマー)とが重合反応を開始してイ
ンク組成物中の着色剤(例えば、アナターゼ型二酸化チ
タン)を記録媒体に固着する。これにより、金属やプラ
スチック等の水性媒体を浸透することが不可能な媒体表
面にも鮮明でかつ膜強度、耐薬剤性に優れた印字を行う
ことができるものと考えられる。光照射は、可視光照
射、紫外線照射であってもよく、特に紫外線照射が好ま
しい。
【0084】本発明の好ましい態様によれば、紫外線照
射を行う場合、紫外線照射量は、100mJ/cm
上、好ましくは500mJ/cm以上であり、また、
10,000mJ/cm以下、好ましくは5,000
mJ/cm以下の範囲で行う。かかる程度の範囲内に
おける紫外線照射量であれば、十分硬化反応を行うこと
ができ、また紫外線照射によって着色剤が退色してしま
うことも防止できるので有利である。
【0085】紫外線照射は、メタルハライドランプ、キ
セノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低
圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等のランプが挙げられ
る。例えばFusion System社製のHラン
プ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものを用い
て行うことができる。
【0086】また、本発明によるインクジェック記録方
法では、光照射と同時またはその後に加熱してもよい。
任意成分として水性溶媒を含んでなるインク組成物を記
録媒体に付着する場合、記録媒体に残存する水分を特に
加熱手段を用いて除去することにより、重合反応を効率
良く行うことができる。その結果、記録媒体に印字され
た印字物の固着性を高め、膜強度や耐薬剤性を向上させ
ることが可能となる。
【0087】加熱は、記録媒体に熱源を接触させて加熱
する方法、赤外線やマイクロウェーブ(2,450Mh
z程度に極大波長を持つ電磁波)などを照射し、または
熱風を吹き付けるなど記録媒体に接触させずに加熱する
方法などが挙げられる。
【0088】
【実施例】以下本発明を以下の実施例によって詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるれものではな
い。
【0089】インク組成物の調製a 例1a 水性酸化チタン分散体(顔料分30重量%) 33重量% ウレタン系オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 34重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 1.5重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% 水 30重量%
【0090】 例2a 水性酸化チタン分散体(顔料分30重量%) 33重量% ウレタン系オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 26重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 4.5重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% 水 35重量%
【0091】 例3a 水性酸化チタン分散体(顔料分30重量%) 33重量% ウレタン系オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 19重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 7.5重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% 水 39重量%
【0092】 例4a 水性カーボンブラック分散体(顔料分30重量%) 33重量% ウレタン系オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 26重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 4.5重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% 水 35重量%
【0093】 例5a 水性酸化チタン分散体(顔料分30重量%) 33重量% ウレタン系オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 34重量% モノマー(β−メタクリロイルオキシエチルハイドロジェンフタレート、 CB−1、新中村化学(株)製) 1.5重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% 水 30重量%
【0094】評価試験a 上記組成のインク組成物(例1a〜5a)をそれぞれイ
ンクジェット記録装置の記録ヘッドに充填し、記録媒体
であるプリント基板上に付着させて印字を行った。その
後、50℃10分間乾燥後、紫外線照射量2,000m
J/cmで紫外線照射を行った。
【0095】インクジェット記録装置はインクジェット
プリンターMJ510C(セイコーエプソン社製)を使
用した。紫外線照射に使用した照射ランプは、メタルハ
ライドタイプで、365nmの波長のものを用いた。上
記インク組成物および上記記録媒体に印字された印字物
について、以下の試験を行い評価した。
【0096】評価1a:保存安定性試験 上記組成のインク組成物を50℃で10日間放置した
後、体積換算における50%粒子径(着色剤)を測定
し、評価した。ここで、「体積換算における50%の粒
径」とは、ある着色剤の粉体の集団について、その粒度
分布が求められているとする。その粉体の集団の全体積
を100%として累積曲線を求めたとき、その曲線が5
0%となる点を50%の粒径という。
【0097】評価2a:鉛筆硬度試験 記録媒体に印字された印字物に対して、JIS K54
00(鉛筆引っ掻き試験手書き法)に規定される方法に
より、印字物の硬度を評価した。
【0098】評価3a:耐薬剤性試験 記録媒体に印字された印字物をエタノール中に5分間浸
漬させた後、取り出して歯ブラシで往復5回擦った。評
価は以下の基準によって行った。 評価A:剥がれなかった。 評価B:一部剥がれた。 評価C:全部剥がれた。
【0099】ウレタン系オリゴマーとモノマーとの比
率、ウレタン系オリゴマーとモノマーとの合計量の含有
率は下記表1に示される通りであった。例1a〜例5a
のインク組成物について行った各試験結果は、下記表2
に示される通りであった。
【0100】 表1 比 率 含有率(重量%) ウレタン系オリゴマー モノマー ウレタン系オリゴマー +モノマー 例1a 10 90 15 例2a 30 70 15 例3a 50 50 15 例4a 50 50 15 例5a 10 90 15
【0101】 表2 評価1a 評価2a 評価3a 初期 放置後 (μm) 例1a 0.18 0.22 3H B 例2a 0.19 0.18 4H A 例3a 0.19 0.20 4H A 例4a 0.10 0.10 4H A 例5a 0.18 1.21 F C
【0102】インク組成物の調製b 例1b 水性アナターゼ型二酸化チタン分散体(顔料分30重量%、 体積換算における50%粒径は0.16μm) 33重量% エチレングリコール 10重量% 水 57重量%
【0103】 例2b 水性アナターゼ型二酸化チタン分散体(顔料分30重量%、 体積換算における50%粒径は0.16μm) 33重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 34重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 1.5重量% エチレングリコール 5重量% 水 25重量%
【0104】 例3b 水性ルチル型二酸化チタン分散体(顔料分30重量%、 体積換算における50%粒径は0.35μm) 33重量% 光重合開始剤(イルガキュア1700、 チバスペシャルティケミカルズ(株)製) 1.5重量% オリゴマー(水性ウレタンオリゴマー分散体、 NR−445、ゼネカ(株)製) 34重量% モノマー(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、 A−9530、新中村化学(株)製) 1.5重量% エチレングリコール 5重量% 水 25重量%
【0105】評価試験b 上記組成のインク組成物(例1b〜3b)をそれぞれイ
ンクジェット記録装置の記録ヘッドに充填し、記録媒体
であるプリント基板上に付着させて印字を行った。その
後、50℃ 10分間乾燥後、紫外線照射を行った。イ
ンクジェット記録装置はインクジェットプリンターMJ
510C(セイコーエプソン社製)を使用した。紫外線
照射に使用した照射ランプは、メタルハライドタイプ
で、365nmの波長のものを用いた。
【0106】上記インク組成物および上記記録媒体に印
字された印字物について、以下の試験を行い評価した。
【0107】評価1b:分散安定性試験 上記組成のインク組成物を50℃で10日間放置した
後、沈殿物の有無を調べた。
【0108】評価2b:鉛筆硬度試験 記録媒体に印字された印字物に対して、JIS K54
00(鉛筆引っ掻き試験手書き法)に規定される方法に
より、印字物の硬度を評価した。なお、紫外線照射量
は、1000mJ/cm、2000mJ/cmおよ
び4000mJ/cmの3種によって行った。
【0109】評価3b:印字安定性試験 上記組成のインク組成物をインクジェット記録装置の記
録ヘッドに充填し、記録媒体上にキャラクター、グラフ
ィックが混在するパターンをA4紙に200枚印刷を行
った時のドット抜けの回数を算えた。
【0110】例1b〜例3bにおいて用いた二酸化チタ
ンの種類とその粒径は、下記表3に示した通りであっ
た。例1b〜例3bにおけるインク組成物についての各
試験結果は、下記表4に示した通りであった。
【0111】 表3 二酸化チタン種 体積換算における50%粒子径 例1b アナターゼ型二酸化チタン 0.16μm 例2b アナターゼ型二酸化チタン 0.16μm 例3b ルチル型二酸化チタン 0.35μm
【0112】 表4 評価1b 評価2b 評価3b 紫外線照射量mJ/cm 沈殿物 1000 2000 4000 ドット抜け回数 例1b 無 0 例2b 無 3H 4H 5H 2 例3b 有 1H 2H 4H 35

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着色剤と、ウレタン系オリゴマーと、三官
    能以上の反応基を有するモノマーと、光重合開始剤と、
    水性溶媒とを少なくとも含んでなる、光硬化型インクジ
    ェット記録用インク組成物。
  2. 【請求項2】前記インク組成物における着色剤の含有量
    が1〜50重量%である、請求項1に記載のインク組成
    物。
  3. 【請求項3】着色剤がアナターゼ型二酸化チタンであ
    る、請求項1または2に記載のインク組成物。
  4. 【請求項4】アナターゼ型二酸化チタンの粒径が0.2
    μm以下である、請求項3に記載のインク組成物。
  5. 【請求項5】前記インク組成物におけるウレタン系オリ
    ゴマーの含有量が1〜50重量%である、請求項1〜4
    のいずれか一項に記載のインク組成物。
  6. 【請求項6】前記インク組成物における三官能以上の反
    応基を有するモノマーの含有量が1〜50重量%であ
    る、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインク組成
    物。
  7. 【請求項7】前記インク組成物における三官能以上の反
    応基を有するモノマーが、下記の式(I)で表されるト
    リメチロールプロパンを基本構造とし、かつ、アクリロ
    イル基を少なくとも三つ以上有するアクリレートモノマ
    ーである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインク
    組成物。 【化1】 (上記式中、 AはCH=CHC(O)、またはCH=CHC(O)R
    である(Rは炭素数1〜5の直線状または分岐鎖状の
    アルコキシル基であり、nはその繰り返し数が1〜10
    である))
  8. 【請求項8】前記インク組成物における三官能以上の反
    応基を有するモノマーが、下記の式(II)で表されるペ
    ンタエリスリトールを基本構造とし、かつ、アクリロイ
    ル基を少なくとも三つ以上有するアクリレートモノマー
    である、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインク組
    成物。 【化2】 (上記式中、 AはH、CH=CHC(O)、またはCH=CHC
    (O)Rであり(Rは炭素数1〜5の直線状または分岐
    鎖状のアルコキシル基であり、nはその繰り返し数が1
    〜10である)、 BはH、CH=CHCO、または炭素数1〜5の高級
    アシル基であり、 かつ、AおよびBの全ての置換基のうち少なくとも三つ
    はアクリロイル基を含んでなる)
  9. 【請求項9】前記インク組成物における三官能以上の反
    応基を有するモノマーが、下記の式(III)で表される
    ジペンタエリスリトールを基本構造とし、かつ、アクリ
    ロイル基を少なくとも三つ以上有するアクリレートモノ
    マーである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のイン
    ク組成物。 【化3】 (上記式中、 AはH、CH=CHC(O)、またはCH=CHC
    (O)Rであり(Rは炭素数1〜5の直線状または分岐
    鎖状のアルコキシル基、または炭素数1〜5のラクトン
    であり、nはその繰り返し数が1〜10である)、 BはH、CH=CHCO、または炭素数1〜5の高級
    アシル基であり、 かつ、全てのAの置換基のうち少なくとも三つはアクリ
    ロイル基を含んでなる)
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか一項に記載のイ
    ンク組成物の製造法であって、 前記ウレタン系オリゴマーに前記三官能以上の反応基を
    有するモノマー溶解または分散させて、その後、着色剤
    と、光重合開始剤と、水性溶媒とを添加することを含ん
    でなる、製造法。
  11. 【請求項11】アナターゼ型二酸化チタンと、水性溶媒
    とを少なくとも含んでなる、インクジェット記録用白色
    インク組成物。
  12. 【請求項12】アナターゼ型二酸化チタンの粒径が0.
    2μm以下である、請求項11に記載のインク組成物。
  13. 【請求項13】アナターゼ型二酸化チタンの含有量が1
    〜50重量%である、請求項11または12に記載のイ
    ンク組成物。
  14. 【請求項14】アナターゼ型二酸化チタンと、光重合開
    始剤と、オリゴマーと、モノマーと、水性溶媒とを少な
    くとも含んでなる、光硬化型インクジェット記録用白色
    インク組成物。
  15. 【請求項15】アナターゼ型二酸化チタンの粒径が0.
    2μm以下である、請求項14に記載のインク組成物。
  16. 【請求項16】アナターゼ型二酸化チタンの含有量が1
    〜50重量%である、請求項14または15に記載のイ
    ンク組成物。
  17. 【請求項17】オリゴマーの含有量が1〜50重量%で
    ある、請求項14〜16のいずれか一項に記載のインク
    組成物。
  18. 【請求項18】モノマーの含有量が1〜70重量%であ
    る、請求項14〜17のいずれか一項に記載のインク組
    成物。
  19. 【請求項19】インク組成物の液滴を記録媒体に付着さ
    せて印刷を行うインクジェット記録方法であって、 前記インク組成物として、請求項1〜18のいずれか一
    項に記載のインク組成物を用いることを特徴とする、イ
    ンクジェット記録方法。
  20. 【請求項20】前記インク組成物の液滴を記録媒体に付
    着させた後に硬化反応を行うことを含んでなる、請求項
    19に記載の記録方法。
  21. 【請求項21】前記硬化反応が紫外線照射をすることに
    より行なわれる、請求項20に記載の記録方法。
  22. 【請求項22】前記紫外線照射が100〜10,000
    mJ/cmの照射量で行なわれれる、請求項21に記
    載の記録方法。
  23. 【請求項23】請求項19〜22のいずれか一項に記載
    の記録方法によって印刷された、記録媒体。
JP2000072239A 1999-03-16 2000-03-15 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法 Expired - Fee Related JP4619480B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000072239A JP4619480B2 (ja) 1999-03-16 2000-03-15 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6972899 1999-03-16
JP8047099 1999-03-24
JP11-69728 1999-03-24
JP11-80470 1999-03-24
JP2000072239A JP4619480B2 (ja) 1999-03-16 2000-03-15 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000336295A true JP2000336295A (ja) 2000-12-05
JP4619480B2 JP4619480B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=27300122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000072239A Expired - Fee Related JP4619480B2 (ja) 1999-03-16 2000-03-15 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4619480B2 (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1388578A1 (en) * 2002-07-31 2004-02-11 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Ultraviolet-curable ink composition for ink jet recording
JP2004306589A (ja) * 2003-03-25 2004-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録装置および画像記録方法
JP2006021479A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Ricoh Printing Systems Ltd プリント配線板製造におけるインクジェット記録方法
US7256222B2 (en) 2002-01-30 2007-08-14 Fujifilm Corporation Radiation-curable ink composition and image recording method
JP2007262133A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsubishi Paper Mills Ltd インク組成物及び平版印刷版の製版方法
EP1927633A1 (en) 2006-11-30 2008-06-04 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
JP2009196106A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物、およびその製造方法
US7661807B2 (en) 2004-07-21 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Ultraviolet rays emitter
JP2010100833A (ja) * 2008-09-26 2010-05-06 Fujifilm Corp インク組成物、及び、インクジェット記録方法
US7850280B2 (en) 2005-07-08 2010-12-14 Seiko Epson Corporation Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process
WO2011122356A1 (en) 2010-03-30 2011-10-06 Fujifilm Corporation Ink composition and method for producing the same, ink set, and image forming method
JP2012526001A (ja) * 2009-05-08 2012-10-25 インカ・デジタル・プリンターズ・リミテッド 印刷方法
US8480799B2 (en) 2007-09-18 2013-07-09 Seiko Epson Corporation Inkjet-recording non-aqueous ink composition, inkjet recording method, and recorded matter
US8518169B2 (en) 2007-01-29 2013-08-27 Seiko Epson Corporation Ink set, ink container, inkjet recording method, recording device, and recorded matter
US8523343B2 (en) 2010-01-28 2013-09-03 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method, and recorded matter
US8530538B2 (en) 2005-03-29 2013-09-10 Seiko Epson Corporation Ink composition
US8614264B2 (en) 2010-01-28 2013-12-24 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method and recorded material
US8894197B2 (en) 2007-03-01 2014-11-25 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
US9034427B2 (en) 2008-02-29 2015-05-19 Seiko Epson Corporation Method of forming opaque layer, recording process, ink set, ink cartridge, and recording apparatus
JP2015529731A (ja) * 2012-08-31 2015-10-08 ヒューレット−パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド 光硬化性インク組成物

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256222B2 (en) 2002-01-30 2007-08-14 Fujifilm Corporation Radiation-curable ink composition and image recording method
EP1388578A1 (en) * 2002-07-31 2004-02-11 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Ultraviolet-curable ink composition for ink jet recording
US7026368B2 (en) 2002-07-31 2006-04-11 Dainippon Ink And Chemicals, Inc. Ultraviolet-curable ink composition for ink jet recording
JP2004306589A (ja) * 2003-03-25 2004-11-04 Konica Minolta Holdings Inc 画像記録装置および画像記録方法
JP2006021479A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Ricoh Printing Systems Ltd プリント配線板製造におけるインクジェット記録方法
US7661807B2 (en) 2004-07-21 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Ultraviolet rays emitter
US8530538B2 (en) 2005-03-29 2013-09-10 Seiko Epson Corporation Ink composition
US7850280B2 (en) 2005-07-08 2010-12-14 Seiko Epson Corporation Light irradiating apparatus, light irradiating process, and image recording process
JP2007262133A (ja) * 2006-03-27 2007-10-11 Mitsubishi Paper Mills Ltd インク組成物及び平版印刷版の製版方法
EP1927633A1 (en) 2006-11-30 2008-06-04 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US8673994B2 (en) 2006-11-30 2014-03-18 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US9790386B2 (en) 2006-11-30 2017-10-17 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US9169410B2 (en) 2006-11-30 2015-10-27 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US8518169B2 (en) 2007-01-29 2013-08-27 Seiko Epson Corporation Ink set, ink container, inkjet recording method, recording device, and recorded matter
US9616675B2 (en) 2007-03-01 2017-04-11 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
US8894197B2 (en) 2007-03-01 2014-11-25 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
US8480799B2 (en) 2007-09-18 2013-07-09 Seiko Epson Corporation Inkjet-recording non-aqueous ink composition, inkjet recording method, and recorded matter
JP2009196106A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物、およびその製造方法
US9034427B2 (en) 2008-02-29 2015-05-19 Seiko Epson Corporation Method of forming opaque layer, recording process, ink set, ink cartridge, and recording apparatus
JP2010100833A (ja) * 2008-09-26 2010-05-06 Fujifilm Corp インク組成物、及び、インクジェット記録方法
US8960889B2 (en) 2009-05-08 2015-02-24 Inca Digital Printers Limited Method of printing
JP2012526001A (ja) * 2009-05-08 2012-10-25 インカ・デジタル・プリンターズ・リミテッド 印刷方法
US8614264B2 (en) 2010-01-28 2013-12-24 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method and recorded material
US8523343B2 (en) 2010-01-28 2013-09-03 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method, and recorded matter
US8807699B2 (en) 2010-03-30 2014-08-19 Fujifilm Corporation Ink composition and method for producing the same, ink set, and image forming method
WO2011122356A1 (en) 2010-03-30 2011-10-06 Fujifilm Corporation Ink composition and method for producing the same, ink set, and image forming method
JP2015529731A (ja) * 2012-08-31 2015-10-08 ヒューレット−パッカード インダストリアル プリンティング リミテッド 光硬化性インク組成物
US9441125B2 (en) 2012-08-31 2016-09-13 Hewlett-Packard Industrial Printing Ltd. Photo-curable ink composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP4619480B2 (ja) 2011-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1036831B1 (en) Photocurable ink composition for ink jet recording and ink jet recording method using the same
JP4619480B2 (ja) 光硬化型インクジェット記録用インク組成物およびそれを用いたインクジェット記録方法
JP3446213B2 (ja) 耐光性に優れた画像を実現するインク組成物
JP5419373B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型液体組成物、水性インク及び液体カートリッジ
JP4548837B2 (ja) 水性インクジェットインク組成物
EP1818374B1 (en) Photosensitive inkjet ink
EP2467438B2 (en) Printing ink
WO2001057145A1 (en) Water-based ink, process for producing the same, and method of printing with the same
EP0953613A2 (en) Ink, ink-jet recording method using the same, and photopolymerization initiator
JP4533205B2 (ja) 活性エネルギー線硬化型水性インク、それを用いたインクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット及びインクジェット記録装置
JP2000158793A (ja) 樹脂硬化型の二液を用いたインクジェット記録方法
JP2004114691A (ja) インクジェット印刷方法
JP2003192944A (ja) インクジェット記録用インクとそれを用いたインクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP4951846B2 (ja) インク組成物
EP2832803A1 (en) Active light-curable inkjet ink composition, method for producing same, inkjet recording method, and printed material
EP1752504A1 (en) Ink composition
JP5825089B2 (ja) 紫外線硬化型非水系インクジェットインク
EP1137725A1 (en) Composition based on cross-linkable, water-dissipatable acrylic polymers, process and use
KR20080063813A (ko) 잉크젯 인쇄
JP2008266635A (ja) 活性エネルギー線硬化型液体組成物及び液体カートリッジ
JP4802526B2 (ja) インク組成物
JP2002275403A (ja) インク組成物およびその製造方法、インクジェット記録装置、記録方法、並びに記録媒体
JP2008521962A (ja) 印刷用インク
JP2000119574A (ja) 二液を用いたインクジェット記録方法
JP7506516B2 (ja) 光硬化型水性インクジェット印刷用インク組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070810

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071031

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080212

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080307

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101027

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees