JP2000336664A - 鋼管杭の杭頭部接合構造 - Google Patents

鋼管杭の杭頭部接合構造

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JP2000336664A
JP2000336664A JP11144769A JP14476999A JP2000336664A JP 2000336664 A JP2000336664 A JP 2000336664A JP 11144769 A JP11144769 A JP 11144769A JP 14476999 A JP14476999 A JP 14476999A JP 2000336664 A JP2000336664 A JP 2000336664A
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JP
Japan
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steel pipe
pile
pipe pile
pile head
joint structure
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JP11144769A
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English (en)
Inventor
Koji Wakita
幸二 脇田
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Hazama Ando Corp
Original Assignee
Hazama Gumi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工現場における作業性が良好で、構造的な
強度や品質確保という点で信頼性が高く、鋼管杭から基
礎梁や柱等の他の部材への応力伝達が良好な鋼管杭の杭
頭部接合構造を提供すること。 【解決手段】 鋼管杭11の杭頭部の所定箇所に貫通孔
12が形成され、貫通孔を通して基礎梁主筋13が鋼管
杭内部に配設され、柱主筋の下端が鋼管杭上端11aか
ら内部に配設され、これら鋼管杭の杭頭部と基礎梁主筋
と柱主筋とがコンクリート中に埋設されて一体化されて
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼管杭の杭頭部に
おける基礎梁と柱との接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鋼管杭は、図4及び図5に示した
ように、施工現場にて掘削孔内に鋼管61を建て込み、
この鋼管61内の上端までコンクリートを充填し、鋼管
61の上端外周に、杭頭部接合筋としての鉄筋64を溶
接で定着し、これらの杭頭部接合筋64間を通して基礎
梁主筋62を設置し、基礎梁主筋62にあばら筋63を
捲回し、さらに、鋼管61内に充填されたコンクリート
の上端には、アンカー(図示せず)により柱主筋(図示
せず)を固定すると共に帯筋(図示せず)を捲回する。
以上のように配筋して型枠を設置し、コンクリートを打
設して基礎梁60を形成し、鋼管杭の杭頭部接合構造が
構築される。
【0003】また、杭頭部接合筋64と鋼管61上端と
は、上述した溶接以外に、ネジ式カプラーを用いる定着
も行われている。すなわち、鋼材製作工場にて、予め鋼
管61の上端外周にネジ式カプラーを溶接し、鋼管の建
込み後に施工現場で杭頭部接合筋64の下端をカプラー
内にねじ込んで、杭頭部接合筋64は鋼管61上端に定
着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、鋼管
杭の杭頭部接合構造において、杭頭部接合筋64を溶接
により鋼管杭61に定着する場合、施工現場における溶
接自体が付着強度や品質確保という点で信頼性が低く、
また溶接箇所が低いため作業性が悪く、さらに、土に接
近しているため泥や水による汚れで溶接品質が低下する
ことが懸念される。
【0005】また上述の如くネジ式カプラーを用いた場
合、杭頭部接合筋64の直径に較べてカプラーの外径が
大きく、杭頭部接合筋の本数や納まりが制約を受ける。
したがって、鋼管杭の杭径は、構造的な性能よりも杭頭
部接合筋やカプラーの納まりで決定されるという本末転
倒が起こる。
【0006】さらに、上記従来の鋼管杭の杭頭部接合構
造では、鋼管が負担する応力が杭頭部接合筋を介して基
礎梁に伝達されるため、杭頭部接合筋の本数や納まりに
よっては、鋼管の優れた断面性能を充分に発揮できない
という問題がある。
【0007】本発明では、上記従来技術の問題点を解決
せんとしたものであり、その課題は、施工現場における
作業性が良好で、構造的な強度や品質確保という点で信
頼性が高い鋼管杭の杭頭部接合構造を提供することにあ
る。
【0008】また本発明の別の課題は、鋼管杭から、基
礎梁や柱等の他の部材への応力伝達が良好な鋼管杭の杭
頭部接合構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、鋼管杭の杭
頭部の所定箇所に貫通孔が形成され、該貫通孔を通して
基礎梁主筋が該鋼管杭内部に配設され、柱主筋の下端が
該鋼管杭上端から内部に配設され、これら鋼管杭の杭頭
部と基礎梁主筋と柱主筋とがコンクリート中に埋設され
て一体化されてなることを特徴とする鋼管杭の杭頭部接
合構造を提供する。
【0010】本発明では、前記基礎梁主筋と前記貫通孔
の内縁との間のクリアランスを埋めるように、鋼材等の
連結材を配置しても良い。このように基礎梁主筋を貫通
孔部分で固定すれば、配筋精度、位置の確保が容易にな
るといった効果が得られる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に基づいて実施例を説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。図1は本
発明の一実施例である鋼管杭の杭頭部接合構造を示す断
面図であり、図2(a)〜(d)は杭頭部接合構造を構
築する際の各工程を示した断面図であり、さらに、図3
は本発明の一実施例である杭頭部接合構造における基礎
梁主筋の配置を示した斜視図である。図1において、鋼
管杭11の杭頭部には複数箇所に貫通孔12が形成さ
れ、これらの貫通孔12から基礎梁主筋13を鋼管杭1
1内部に延設し、鋼管杭上端11aから柱主筋(図示せ
ず)の下端を鋼管杭11内部に配設し、これら鋼管杭1
1の杭頭部と基礎梁主筋13と柱主筋とがコンクリート
で一体化されて杭頭部接合構造10が形成される。
【0012】ここで、前記鋼管杭11の貫通孔12の周
りには、図3において点線と斜線で囲んだ範囲に鋼鈑等
からなる補強材を貼り付けて補強しても良い。また貫通
孔12の配置や数は、鋼管杭11の杭頭部に接続される
基礎梁の配置により適宜定められる。
【0013】前記基礎梁主筋13と、鋼管杭11の貫通
孔12の内縁との間に生じるクリアランスには、このク
リアランスを埋めるように鋼材等の連結材を設けて、基
礎梁主筋13を拘束しても良い。また基礎梁主筋13
は、鋼管杭11の外部に設置された部分のみにあばら筋
14を捲回し、鋼管杭内部に設置された部分ではあばら
筋を配筋しない。これは、鋼管杭内部の基礎梁主筋13
が、コンクリートを介して鋼管に拘束されており、ここ
に作用するせん断力は、鋼管杭内部の基礎梁主筋13に
は直接伝達せずに、鋼管杭11の杭頭部から基礎梁や柱
に直接伝達するためせん断補強筋の省略が可能になる。
【0014】前記柱主筋も、基礎梁主筋13と同様に、
鋼管杭11の杭頭部の外に配設される部分には、せん断
補強筋としての帯筋(図示せず)を捲回するものの、鋼
管杭11の杭頭部の中に配設される部分には帯筋を省略
することができる。
【0015】次に、図2(a)〜(d)を参照して、本
発明の杭頭部接合構造の構築方法について説明する。杭
として使用する鋼管の上端部所定箇所には、基礎梁の鉄
筋や断面が納まる大きさの貫通孔12を予め設けてお
く。そして、鋼管杭の設置位置を掘削して孔を形成し、
貫通孔12が施工時地表面21の上に位置するように、
鋼管を孔の中に建て込んで図2(a)のように鋼管杭1
1を形成し、内部には施工時地表面21の高さまでコン
クリートを充填する。
【0016】この充填コンクリートが硬化したら、図2
(b)に示した如く、鋼管杭11の杭頭部の貫通孔12
に基礎梁主筋13を通して、鋼管杭11の外部に位置す
る基礎梁主筋13にはあばら筋14を捲回する。そし
て、鋼管杭11の上端11aからは柱主筋(図示せず)
を挿入して、充填コンクリートの表面にアンカーして固
定し、鋼管杭11の外部に位置する柱主筋には帯筋(図
示せず)を捲回する。
【0017】次に、柱主筋や杭頭部鋼管を保護するた
め、図2(c)において点線25と斜線で示した範囲に
フーチング用の鉄筋(図示せず)を配筋し、基礎梁とフ
ーチングのための型枠(図示せず)を建て込んだ後に、
コンクリートを打設する。このコンクリートの硬化後に
型枠を脱型すれば、図2(d)に示した如く、基礎梁と
フーチングとが構築できる。さらに、フーチングの上に
突設された柱主筋等の鉄筋の周りに型枠を建て込み、コ
ンクリートを打設して柱を構築すれば、鋼管杭の杭頭部
接合構造は構築できる。最後に、基礎梁とフーチングの
周りを、図2(e)の如く埋め戻せば、工事は完了す
る。
【0018】
【発明の効果】本発明の鋼管杭の杭頭部接合構造では、
基礎梁主筋と柱主筋とが鋼管杭内部に配設され、コンク
リートで一体化されて基礎梁やフーチングが形成された
ので、鋼管杭から、基礎梁、フーチング及び柱等の他の
部材への応力伝達が良好に行われ、特に、杭の負担応力
が大きな軟弱地盤における建物や、高層建築物に適用し
た場合には、鋼管の優れた断面性能を充分に利用した設
計が可能となり、従来の杭頭部接合筋による納まりの煩
雑さが解消されるという理由により有効である。
【0019】また本発明において、基礎梁主筋の鋼管杭
内部に設置された部分では、コンクリートを介して鋼管
杭の杭頭部により拘束されるため、あばら筋を捲回する
こと無く、せん断力に対抗することが可能となり、あば
ら筋の配筋工程を簡略化できる。さらに、柱主筋におい
ても、同様に、鋼管杭内部に設置された部分では帯筋を
捲回すること無く、せん断力に対抗可能であり、その配
筋工程が簡略化される。
【0020】さらに本発明では、鋼管杭の上端部に貫通
孔を形成し、その貫通孔を通して基礎梁主筋を配筋し、
鋼管杭はその上端部を基礎梁内に埋設することで接合さ
れるので、従来の鋼管杭のように、溶接で鋼管杭に固定
された杭頭部接合筋が不要になった。したがって、杭頭
部接合構造の構造的性能が、溶接の品質で影響を受ける
ことが無くなった。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である鋼管杭の杭頭部接合構
造を示す断面図である。
【図2】(a)〜(d)は図1の杭頭部接合構造を構築
する各工程を示した断面図である。
【図3】本発明の一実施例である杭頭部接合構造におけ
る基礎梁主筋の配置を示した斜視図である。
【図4】従来の鋼管杭の杭頭部における配筋状況を側方
から見た側面図である。
【図5】従来の鋼管杭の杭頭部接合構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 鋼管杭の杭頭部接合構造 11 鋼管杭 11a 鋼管杭上端 12 基礎梁鉄筋貫通孔 13 基礎梁主筋

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管杭の杭頭部の所定箇所に貫通孔が形
    成され、該貫通孔を通して基礎梁主筋が該鋼管杭内部に
    配設され、柱主筋の下端が該鋼管杭上端から内部に配設
    され、これら鋼管杭の杭頭部と基礎梁主筋と柱主筋とが
    コンクリート中に埋設されて一体化されてなることを特
    徴とする鋼管杭の杭頭部接合構造。
JP11144769A 1999-05-25 1999-05-25 鋼管杭の杭頭部接合構造 Pending JP2000336664A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015507109A (ja) * 2013-01-07 2015-03-05 広東保威新能源有限公司 別体式螺旋杭およびその溶接方法
CN114809011A (zh) * 2022-05-05 2022-07-29 上海建工集团股份有限公司 一种全回收装配式基坑支护结构及其施工方法

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