JP2000336723A - 洗面化粧台 - Google Patents

洗面化粧台

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JP2000336723A JP11146567A JP14656799A JP2000336723A JP 2000336723 A JP2000336723 A JP 2000336723A JP 11146567 A JP11146567 A JP 11146567A JP 14656799 A JP14656799 A JP 14656799A JP 2000336723 A JP2000336723 A JP 2000336723A
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弘明 戸松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は洗面ボールの排水孔の段部周縁と排水
器具のフランジ部周囲の残水、汚れ等による見苦しさが
生じており、また排水器具の取り付け方向が一方のみで
あった。さらに、洗面ボールの排水孔に排水弁を圧接さ
せると洗面ボールの排水孔の平滑性により止水性能が左
右されていた。 【解決手段】 洗面ボール1の排水孔2を漸次径が短く
なる傾斜面4とすると共に内向きの段部を介して内部に
インサートナット3を配し、排水器具6の上部外周には
おねじ15を設け洗面ボール1の下方からインサートナ
ット3にねじ込み止めるようにし、排水器具6の内周上
端部は開放端に向かい漸次径が広くなる傾斜面16とし
て排水孔2の傾斜面4に続くように構成し、排水器具6
の排水弁8の上面は洗面ボール1の底面とほぼ面一で、
排水弁8を下降させ止水するときには排水弁8の周縁の
弾性体18が排水器具6上部の傾斜面16に圧接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗面ボールの排
水孔に上下動可能な排水弁を備えた排水器具を取り付け
た洗面化粧台に関するものである。特に、排水器具本体
を洗面ボールの排水孔の下方からねじ込む構成を採用す
ることで、従来のように排水器具のフランジ部が洗面ボ
ールの底面部に露出することで洗面ボールの排水孔廻り
に、残水、水垢等の汚れが溜まることを防止し、また、
排水弁が排水時に洗面ボールの底面部より突き出すこと
なく使い勝手を良好にし、さらに、止水する時に排水器
具の上部内周面に圧接するような構造をとり入れ、構造
的に排水弁の止水機能が洗面ボールの底面部の排水孔の
表面状態に左右されず確保できるようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の洗面化粧台の排水するための構造
は、図2に示すように洗面ボール20の排水孔21は段
部を備えた開口とし、段部にパッキング22を介して排
水器具23のフランジ24を落とし込み、三角パッキン
グ25を介して排水栓ナット26を排水器具23の外周
のおねじ27に締め付けることで排水器具23のフラン
ジ24をパッキング22、25に押し付けるようにして
いた。図示の例では、排水器具23に昇降可能な排水弁
28を備えるようにしてなるもので、この排水弁28は
常態では排水器具23の開口より突出し、止水するとき
に下降し開口を塞ぐようになっている。昇降させる手段
としては洗面化粧台の正面に配置する操作レバー(図示
せず)が鋼線に繋がっており、この鋼線で梃板を起伏さ
せたりすることで排水弁28を昇降させるようになって
いる。
【0003】このように、洗面ボール20の底面部に排
水孔21を設け、排水孔21に排水器具23本体を排水
孔21上部より落とし込み、フランジ24を洗面ボール
20の排水孔21に引っかける状態で保持すると、排水
器具23のフランジ24は洗面ボール20の底面に常時
露出した状態となり、フランジ24周囲に残水、水垢等
の汚れが溜まり、見苦しくなっていた。また、排水器具
23本体内で上下に可動する排水弁28は、止水時、フ
ランジ24とほぼ面一となるが、排水時には排水弁28
は排水器具23のフランジ24より上方に保持され、洗
面ボール20の底面より突き出した状態となり、コップ
等の容器を置いた場合、排水弁28に容器の底が当た
り、不安定な状態となり、使い難いという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】洗面ボールの排水孔の
段部周縁と排水器具のフランジ部周囲の残水、汚れ等に
よる見苦しさが生じないようにし、また、排水時に排水
弁が洗面ボールの底より突出することによる、洗面ボー
ル内に置く容器類の使い難さを解消する構成について
は、特開平10−131255号公報に開示されてい
る。しかし、この発明は排水器具を洗面ボールの排水孔
の下方から直接ねじ止めすることで排水器具のフランジ
を不要とするもので、洗面ボールを裏返しても簡単に取
り付けられるようにしたものである。すなわち、従来例
として提示した図2に示す技術や特開平10−1312
55号公報に開示されている技術では洗面ボールを裏返
して取り付けるのが実際上困難で取り付け方向が限定さ
れていた。また、止水状態では、排水弁が排水器具の上
部傾斜面に当接するような構成を採用することで前記先
行技術とは異なる構成を採用した。これは、特開平10
−131255号公報にて採用された排水栓を洗面ボー
ルの排水孔の内周面に当接する構成では洗面ボールの排
水孔内周面の表面の平滑性により止水性能が左右される
からである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の要旨と
するのは、洗面ボールの排水孔に上下動可能な排水弁を
備えた排水器具を取り付けてなる洗面化粧台であって、
洗面ボールの排水孔を漸次径が短くなる傾斜面とすると
共に内向きの段部を介して内部にインサートナットを配
するようにし、排水器具の上部外周にはおねじを設け洗
面ボールの下方からインサートナットにねじ込み止める
ようにし、排水器具の内周上端部は開放端に向かい漸次
径が広くなる傾斜面として排水孔の傾斜面に続くように
し、排水弁の径を洗面ボールの排水孔より小さく構成
し、排水弁を上昇させ排水するとき、排水弁の上面は洗
面ボールの底面とほぼ面一で、排水弁と排水孔及び排水
器具の傾斜面との間を排水路とし、排水弁を下降させ止
水するときには、排水弁の周縁の弾性体が排水器具上部
の傾斜面に圧接するようにしたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示すこの発明の実施
の形態に即して説明する。洗面ボール1は、陶器或いは
人工大理石の成形品からなるもので、排水孔2を肉厚の
短いリング状の突起として形成し、インサートナット3
を予め成形の際に埋設するようにしてある。そして、排
水孔2の上部内周(孔縁)は順次径が短くなる湾曲する
傾斜面4としてあり、この傾斜面4に続けて内向きの段
部5を介してインサートナット3が配置されるようにな
っている。
【0007】排水器具6は、筒状の本体7と、洗面ボー
ル1の排水孔2に臨み上下動可能な排水弁8を内装する
ようにしてなるもので、本体7の側面に開口を設けた連
結部9と、連結部9を被い直角方向に受入筒を設けた連
結管10と図示しないオーバフロー溝より連結管10に
繋げるオーバーフロー管11で排水を本体7に導くよう
にしてある。また、連結管10を本体7に水密に繋げる
ために、排水孔2を構成する突起の底面にパッキング1
2を介在させ、また連結管10の下方に三角パッキング
13を挟んで取り付けナット14を締め付けるようにす
る。さらに詳しくは、排水器具6の本体7の上部外周に
はインサートナット3にねじ込むためのおねじ15を形
成し、内周上端部は開放端に向かい順次径が広くなる傾
斜面16として、排水孔2の傾斜面4と連続するように
構成し、本体7の上端面は洗面ボール1の排水孔2を構
成する突起の内向きの段部5に圧接するよう平坦面とし
てある。
【0008】排水弁8の外径は洗面ボール1の排水孔2
の内径より小さく構成し、排水弁8を上昇させ排水する
とき、排水弁8の上面は洗面ボール1の底面とほぼ面一
となり、排水路17は、排水弁8の外縁と、洗面ボール
1の排水孔2の上部内周及び排水器具6の本体7の内周
上部の夫々の傾斜面4及び傾斜面16との間となるよう
にしてある。排水弁8を下降させ止水するときには、排
水弁8の周縁の弾性体18が排水器具6の本体7の上部
の傾斜面16に圧接するように構成してある。
【0009】排水器具6に内装される排水弁8は、詳細
な図示は省略するが洗面ボール1の表面立ち上がり部に
設けられる操作レバーにより鋼線を通して上下に移動す
ることになる。なお、排水は排水器具6により垂直に導
かれるようにするものとしてあるが、下水の立ち上り管
の配置により図示しないが側方に導くようにしてもよ
い。
【0010】
【発明の効果】この発明によれば、排水器具本体のフラ
ンジをなくし、洗面ボール底面部に排水器具本体を露出
することなく固定でき、排水口廻りの汚れ等を防止でき
る。排水時、排水弁が洗面ボール底面部より突出する高
さが抑えられ、容器類を安定した状態で使用できる。排
水弁は排水器具本体の内周面に接して止水するため、洗
面ボールの表面状態に左右されずに止水性能を確保でき
る。そこで、比較的成形誤差の生じがちな陶磁器製の洗
面ボールであっても十分な止水性能が確保できることに
なる。洗面ボールの排水孔に臨むようにインサートナッ
トを配するようにし、排水器具の上部外周にはおねじを
設け洗面ボールの下方からインサートナットにねじ込み
止めるようにしたので、洗面ボール単体で裏返して排水
器具を簡単に取り付けることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る洗面化粧台の要部断面図であ
る。
【図2】従来の洗面化粧台の要部断面図である。
【符号の説明】
1 洗面ボール 2 排水孔 3 インサートナット 4 傾斜面 5 段部 6 排水器具 7 本体 8 排水弁 15 おねじ 16 傾斜面 18 弾性体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面ボールの排水孔に上下動可能な排水
    弁を備えた排水器具を取り付けてなる洗面化粧台であっ
    て、 洗面ボールの排水孔を漸次径が短くなる傾斜面とすると
    共に内向きの段部を介して内部にインサートナットを配
    するようにし、排水器具の上部外周にはおねじを設け洗
    面ボールの下方からインサートナットにねじ込み止める
    ようにし、排水器具の内周上端部は開放端に向かい漸次
    径が広くなる傾斜面として排水孔の傾斜面に続くように
    構成し、 排水弁の径を洗面ボールの排水孔より小さく構成し、排
    水弁を上昇させ排水するとき、排水弁の上面は洗面ボー
    ルの底面とほぼ面一で、排水弁と排水孔及び排水器具の
    傾斜面との間を排水路とし、 排水弁を下降させ止水するときには、排水弁の周縁の弾
    性体が排水器具上部の傾斜面に圧接するように構成した
    ことを特徴とする洗面化粧台。
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