JP2000336769A - トラス構造体及びトラス構造体の構築方法 - Google Patents
トラス構造体及びトラス構造体の構築方法Info
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- JP2000336769A JP2000336769A JP11148098A JP14809899A JP2000336769A JP 2000336769 A JP2000336769 A JP 2000336769A JP 11148098 A JP11148098 A JP 11148098A JP 14809899 A JP14809899 A JP 14809899A JP 2000336769 A JP2000336769 A JP 2000336769A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンクリートからなる上弦材及び下弦材と、
これらと接合される複数の斜材とを有するトラス構造体
において、斜材と上下弦材とを簡単な構造の格点で接合
するとともに、各部材間で円滑に力を伝達させる。 【解決手段】 プレキャストコンクリートからなる斜材
16の両端部に端ブロック14を設けておき、一つの格
点で接合される斜材の端ブロックが隣り合うように、各
斜材を所定位置に配置する。このとき端ブロック間には
隙間を設けておき、ここにモルタルグラウト17を注入
し、硬化した後、配列された端ブロックを緊張材18で
互いに締め付けて接合する。この端ブロックの連結体
は、周囲に密接するように打設された上弦材又は下弦材
12のコンクリートと一体化される。上記斜材に鋼管を
用い、端ブロックを鋼箱状部材にコンクリートを充填し
たものとすることもできる。
これらと接合される複数の斜材とを有するトラス構造体
において、斜材と上下弦材とを簡単な構造の格点で接合
するとともに、各部材間で円滑に力を伝達させる。 【解決手段】 プレキャストコンクリートからなる斜材
16の両端部に端ブロック14を設けておき、一つの格
点で接合される斜材の端ブロックが隣り合うように、各
斜材を所定位置に配置する。このとき端ブロック間には
隙間を設けておき、ここにモルタルグラウト17を注入
し、硬化した後、配列された端ブロックを緊張材18で
互いに締め付けて接合する。この端ブロックの連結体
は、周囲に密接するように打設された上弦材又は下弦材
12のコンクリートと一体化される。上記斜材に鋼管を
用い、端ブロックを鋼箱状部材にコンクリートを充填し
たものとすることもできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、橋梁や大型の建
築物等の長い支間に架け渡されるトラス構造体に係り、
特に上弦材と下弦材とがコンクリートで構成されるトラ
ス構造体、及びその構築方法に関するものである。
築物等の長い支間に架け渡されるトラス構造体に係り、
特に上弦材と下弦材とがコンクリートで構成されるトラ
ス構造体、及びその構築方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】橋梁の一形式としてトラス橋が広く知ら
れており、建築物においても大規模な屋根又は床を支え
る構造としてトラスが用いられることがある。このよう
なトラス構造は、一般に鋼材で構成される。しかし、鋼
トラスは、上弦材又は下弦材と斜材とが接合される格点
の構造を、工場等において精密に制作しておく必要があ
ること、完成後の維持管理に費用がかかること等の問題
点がある。
れており、建築物においても大規模な屋根又は床を支え
る構造としてトラスが用いられることがある。このよう
なトラス構造は、一般に鋼材で構成される。しかし、鋼
トラスは、上弦材又は下弦材と斜材とが接合される格点
の構造を、工場等において精密に制作しておく必要があ
ること、完成後の維持管理に費用がかかること等の問題
点がある。
【0003】このような事情から、少なくとも上弦材及
び下弦材をコンクリートで構成し、斜材もしくは斜材と
鉛直材とを鋼部材又はプレキャストコンクリート部材で
構成するものが、例えば特開昭61−225406号公
報に提案されている。このように、上弦材及び下弦材が
コンクリートからなるトラス構造では、斜材の位置を架
設現場で調整し、現場打ちコンクリートで上弦材又は下
弦材との接合部すなわち格点を形成することになる。
び下弦材をコンクリートで構成し、斜材もしくは斜材と
鉛直材とを鋼部材又はプレキャストコンクリート部材で
構成するものが、例えば特開昭61−225406号公
報に提案されている。このように、上弦材及び下弦材が
コンクリートからなるトラス構造では、斜材の位置を架
設現場で調整し、現場打ちコンクリートで上弦材又は下
弦材との接合部すなわち格点を形成することになる。
【0004】上記格点の構造は、特開昭61−2254
06号公報に記載のトラスでは、鋼からなる斜材又は鉛
直材の一部を上弦材又は下弦材となるコンクリートに埋
め込んだ構造、又は、プレキャストコンクリート部材を
斜材又は鉛直材として用い、これから突出させた棒鋼を
上弦材又は下弦材となるコンクリートに埋め込んだ構造
としている。
06号公報に記載のトラスでは、鋼からなる斜材又は鉛
直材の一部を上弦材又は下弦材となるコンクリートに埋
め込んだ構造、又は、プレキャストコンクリート部材を
斜材又は鉛直材として用い、これから突出させた棒鋼を
上弦材又は下弦材となるコンクリートに埋め込んだ構造
としている。
【0005】また、鋼斜材を用いたトラスでは、一つの
格点で接合される二つの斜材を互いに連結した構造が提
案されており、特開平10−204824号公報、特開
平10−204825号公報、特開平11−21999
号公報に記載されるものがある。
格点で接合される二つの斜材を互いに連結した構造が提
案されており、特開平10−204824号公報、特開
平10−204825号公報、特開平11−21999
号公報に記載されるものがある。
【0006】特開平10−204824号公報、特開平
10−204825号公報に記載のトラスは、二つの斜
材を斜めに突き合わせて接合し、接合された端部を上弦
材又は下弦材となるコンクリートに埋め込むものであ
り、一方の斜材に位置決め穴、他方の斜材に位置決め凸
部が形成されており、これらが嵌め合わされて自在継手
となっている。
10−204825号公報に記載のトラスは、二つの斜
材を斜めに突き合わせて接合し、接合された端部を上弦
材又は下弦材となるコンクリートに埋め込むものであ
り、一方の斜材に位置決め穴、他方の斜材に位置決め凸
部が形成されており、これらが嵌め合わされて自在継手
となっている。
【0007】特開平11−21999号公報に記載のト
ラスは、斜材を構成する鋼管部材が端部に鉛直面を有し
ており、二つの斜材の鉛直面が突き合わされて互いに接
合されたものである。そして、突き合わせ面の両側にわ
たって配置された格点キーを不定形硬化材の充填によっ
て固定し、相互間の力の伝達を可能としている。
ラスは、斜材を構成する鋼管部材が端部に鉛直面を有し
ており、二つの斜材の鉛直面が突き合わされて互いに接
合されたものである。そして、突き合わせ面の両側にわ
たって配置された格点キーを不定形硬化材の充填によっ
て固定し、相互間の力の伝達を可能としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような上弦材及び下弦材にコンクリートを用いた従来の
トラスでは次のような問題点がある。特開昭61−22
5406号公報に記載されているトラスでは、同じ格点
で接合される斜材及び鉛直材が、上弦材又は下弦材を構
成するコンクリートを介して接合されており、斜材又は
鉛直材に作用する軸方向力は、一旦、上弦材又は下弦材
のコンクリートに伝達され、さらに同じ格点で接合され
る別の斜材又は鉛直材に伝達されることになる。したが
って、上弦材又は下弦材を形成するコンクリートの格点
となる部分には、大きな応力度が集中して作用すること
になり、充分な補強を施す必要がある。
ような上弦材及び下弦材にコンクリートを用いた従来の
トラスでは次のような問題点がある。特開昭61−22
5406号公報に記載されているトラスでは、同じ格点
で接合される斜材及び鉛直材が、上弦材又は下弦材を構
成するコンクリートを介して接合されており、斜材又は
鉛直材に作用する軸方向力は、一旦、上弦材又は下弦材
のコンクリートに伝達され、さらに同じ格点で接合され
る別の斜材又は鉛直材に伝達されることになる。したが
って、上弦材又は下弦材を形成するコンクリートの格点
となる部分には、大きな応力度が集中して作用すること
になり、充分な補強を施す必要がある。
【0009】そして、このような補強を行うことによっ
て格点部分の寸法が大きくなってしまうという問題があ
る。また、格点部分のコンクリートを補強する目的で多
くの鉄筋等を配置すると、コンクリート打設時に隅々ま
でコンクリートが行き渡らなくなる可能性が生じ、弱点
ができ易くなる。
て格点部分の寸法が大きくなってしまうという問題があ
る。また、格点部分のコンクリートを補強する目的で多
くの鉄筋等を配置すると、コンクリート打設時に隅々ま
でコンクリートが行き渡らなくなる可能性が生じ、弱点
ができ易くなる。
【0010】一方、特開平10−204824号公報、
特開平10−204825号公報に記載のトラスでは、
同じ格点で接合される二つの斜材が、位置決め穴と位置
決め凸部とを嵌め合わせることによって連結されてお
り、これらの部材に作用する軸方向力の鉛直方向成分が
相互間で伝達されるので、上弦材又は下弦材のコンクリ
ートの格点付近に作用する応力度は低減される。しか
し、斜材の端部に位置決め穴及び位置決め凸部を高い精
度で形成する必要があり、斜材の加工費用が多大となっ
てしまう。また、斜材をプレキャストコンクリートで構
成する場合にも、端部には鋼による上記嵌め合わせ構造
を要し、費用は低減されず合理的ではない。
特開平10−204825号公報に記載のトラスでは、
同じ格点で接合される二つの斜材が、位置決め穴と位置
決め凸部とを嵌め合わせることによって連結されてお
り、これらの部材に作用する軸方向力の鉛直方向成分が
相互間で伝達されるので、上弦材又は下弦材のコンクリ
ートの格点付近に作用する応力度は低減される。しか
し、斜材の端部に位置決め穴及び位置決め凸部を高い精
度で形成する必要があり、斜材の加工費用が多大となっ
てしまう。また、斜材をプレキャストコンクリートで構
成する場合にも、端部には鋼による上記嵌め合わせ構造
を要し、費用は低減されず合理的ではない。
【0011】また、特開平11−21999号公報に記
載のトラスでも、二つの斜材を突き合わせる鉛直面を鋼
材により、精密に製作する必要があり、加工費用は多大
となる。さらに、格点キーを、接合される鉛直面を貫通
するように正確に設置し固定する必要があり、接合部の
構造が複雑になったり、施工が難しくなるおそれが生じ
る。また、斜材をプレキャストコンクリートで構成する
場合には、鋼材によって製作された接合部の構造をプレ
キャストコンクリート部材に接続することになり、製作
のコスト及び作業量が多くなってしまう。
載のトラスでも、二つの斜材を突き合わせる鉛直面を鋼
材により、精密に製作する必要があり、加工費用は多大
となる。さらに、格点キーを、接合される鉛直面を貫通
するように正確に設置し固定する必要があり、接合部の
構造が複雑になったり、施工が難しくなるおそれが生じ
る。また、斜材をプレキャストコンクリートで構成する
場合には、鋼材によって製作された接合部の構造をプレ
キャストコンクリート部材に接続することになり、製作
のコスト及び作業量が多くなってしまう。
【0012】本願発明は、上記のような問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的は、プレキャストコンク
リート又は鋼からなる斜材とコンクリートからなる上下
弦材とが簡単な構造の格点で接合されるとともに、斜材
の軸方向力が他の斜材又は上下弦材に円滑に伝達される
トラス構造体を提供すること、及びこのようなトラス構
造体の構築方法を提供することである。
なされたものであり、その目的は、プレキャストコンク
リート又は鋼からなる斜材とコンクリートからなる上下
弦材とが簡単な構造の格点で接合されるとともに、斜材
の軸方向力が他の斜材又は上下弦材に円滑に伝達される
トラス構造体を提供すること、及びこのようなトラス構
造体の構築方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記のような問題点を解
決するために、請求項1に記載の発明は、 コンクリー
トからなる上弦材及び下弦材と、 前記上弦材と下弦材
とを接合する複数の斜材とを有するトラス構造体であっ
て、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材は、両端
部に、該斜材又は鉛直材より断面が拡大された端ブロッ
クを一体に備えており、 一つの格点で接合される斜材
又は鉛直材と一体となった各々の端ブロックが互いに隣
り合うように配列され、 これらの複数の端ブロック
が、該端ブロックの各々にわたって配置された緊張材の
緊張力により、互いに締め付けて連結され、 前記上弦
材又は下弦材のコンクリートが、前記端ブロックの連結
体の周囲に密接するように打設され、一体化されている
トラス構造体を提供するものである。
決するために、請求項1に記載の発明は、 コンクリー
トからなる上弦材及び下弦材と、 前記上弦材と下弦材
とを接合する複数の斜材とを有するトラス構造体であっ
て、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材は、両端
部に、該斜材又は鉛直材より断面が拡大された端ブロッ
クを一体に備えており、 一つの格点で接合される斜材
又は鉛直材と一体となった各々の端ブロックが互いに隣
り合うように配列され、 これらの複数の端ブロック
が、該端ブロックの各々にわたって配置された緊張材の
緊張力により、互いに締め付けて連結され、 前記上弦
材又は下弦材のコンクリートが、前記端ブロックの連結
体の周囲に密接するように打設され、一体化されている
トラス構造体を提供するものである。
【0014】上記斜材及び鉛直材は鋼部材であってもよ
いし、プレキャストコンクリートからなるものでもよ
い。また、端ブロックは、斜材又は鉛直材と同じ材料で
形成するのが望ましいが、必ずしも同じ材料に限定され
る訳ではない。そして、端ブロックの形状は、隣り合う
ように配列し、緊張材で締め付けて連結することができ
るものであれば、形状に限定されるものではないが、緊
張材の方向とほぼ垂直なな接合面及びこれらの緊張材の
緊張及び定着を行うのに適した形状を有するものが望ま
しい。
いし、プレキャストコンクリートからなるものでもよ
い。また、端ブロックは、斜材又は鉛直材と同じ材料で
形成するのが望ましいが、必ずしも同じ材料に限定され
る訳ではない。そして、端ブロックの形状は、隣り合う
ように配列し、緊張材で締め付けて連結することができ
るものであれば、形状に限定されるものではないが、緊
張材の方向とほぼ垂直なな接合面及びこれらの緊張材の
緊張及び定着を行うのに適した形状を有するものが望ま
しい。
【0015】上記上弦材又は下弦材は、全てが現場打ち
コンクリートで形成されるものであってもよいし、一部
がプレキャストコンクリートで形成されるものであって
もよいが、斜材との接合部分は現場打ちのコンクリート
で形成されるものとする。
コンクリートで形成されるものであってもよいし、一部
がプレキャストコンクリートで形成されるものであって
もよいが、斜材との接合部分は現場打ちのコンクリート
で形成されるものとする。
【0016】上記のようなトラス構造体では、二つの斜
材又は斜材と鉛直材とが、それぞれ端ブロックを有し、
これらを緊張材で締め付けることによって接合される。
したがって、斜材又は鉛直材の端部は簡単な構造とし、
現場で容易に接合することができる。そして、緊張材の
端ブロックを締め付ける力によって斜材間又は斜材と鉛
直材との間で直接に力が伝達される構造とすることがで
きる。
材又は斜材と鉛直材とが、それぞれ端ブロックを有し、
これらを緊張材で締め付けることによって接合される。
したがって、斜材又は鉛直材の端部は簡単な構造とし、
現場で容易に接合することができる。そして、緊張材の
端ブロックを締め付ける力によって斜材間又は斜材と鉛
直材との間で直接に力が伝達される構造とすることがで
きる。
【0017】また、連結された端ブロックの周囲に打設
された上弦材または下弦材となるコンクリートは、広い
面積で上記端ブロックの連結体と接合され、斜材と上弦
材又は下弦材との力の伝達も円滑に行われる。
された上弦材または下弦材となるコンクリートは、広い
面積で上記端ブロックの連結体と接合され、斜材と上弦
材又は下弦材との力の伝達も円滑に行われる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のトラス構造体において、 前記斜材は、プレキャスト
コンクリートからなり、 前記端ブロックは、前記斜材
と一体に形成されたコンクリートブロックであり、 該
斜材の軸線方向に配置され、前記端ブロックに定着され
た緊張材によって該斜材にプレストレスが導入されてい
るものとする。
のトラス構造体において、 前記斜材は、プレキャスト
コンクリートからなり、 前記端ブロックは、前記斜材
と一体に形成されたコンクリートブロックであり、 該
斜材の軸線方向に配置され、前記端ブロックに定着され
た緊張材によって該斜材にプレストレスが導入されてい
るものとする。
【0019】このようなトラス構造体では、プレキャス
トコンクリートからなる斜材にプレストレスが導入され
るが、斜材の両端部に端ブロックが設けられているの
で、この部分に定着具を配置し、ポストテンション方式
で斜材全体に充分なプレストレスを導入することができ
る。つまり、斜材の標準部分の断面ではプレストレスを
導入するための緊張材を定着するのが難しくなることが
考えられるが、端ブロックによって定着具を配置する充
分な断面が確保される。また、プレテンション方式によ
ってプレストレスを導入しておくことも考えられるが、
この場合には端部付近ではプレストレスが充分に導入さ
れず、弱点となるが、本請求項に係るトラス構造体で
は、ポストテンション方式で部材端部からプレストレス
を導入することができるので、上記のような問題が生じ
ることもない。
トコンクリートからなる斜材にプレストレスが導入され
るが、斜材の両端部に端ブロックが設けられているの
で、この部分に定着具を配置し、ポストテンション方式
で斜材全体に充分なプレストレスを導入することができ
る。つまり、斜材の標準部分の断面ではプレストレスを
導入するための緊張材を定着するのが難しくなることが
考えられるが、端ブロックによって定着具を配置する充
分な断面が確保される。また、プレテンション方式によ
ってプレストレスを導入しておくことも考えられるが、
この場合には端部付近ではプレストレスが充分に導入さ
れず、弱点となるが、本請求項に係るトラス構造体で
は、ポストテンション方式で部材端部からプレストレス
を導入することができるので、上記のような問題が生じ
ることもない。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のトラス構造体において、 前記斜材は、鋼からなり、
前記端ブロックは、鋼からなる箱状部材の内側にコン
クリートを充填したものであり、前記斜材と溶接で一体
に接合されているものとする。
のトラス構造体において、 前記斜材は、鋼からなり、
前記端ブロックは、鋼からなる箱状部材の内側にコン
クリートを充填したものであり、前記斜材と溶接で一体
に接合されているものとする。
【0021】このようなトラス構造体では、鋼からなる
斜材と端ブロックとを溶接によって容易かつ強固に接合
することができる。また、端ブロックを形成する鋼製の
箱状部材は、内側にコンクリートが充填され、緊張力で
締め付けたときにも、充分な圧縮耐力を有することにな
るので、該箱状部材は簡単な構造でよく、製作コストを
低減することができる。
斜材と端ブロックとを溶接によって容易かつ強固に接合
することができる。また、端ブロックを形成する鋼製の
箱状部材は、内側にコンクリートが充填され、緊張力で
締め付けたときにも、充分な圧縮耐力を有することにな
るので、該箱状部材は簡単な構造でよく、製作コストを
低減することができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、請求項1、請求
項2又は請求項3に記載のトラス構造体において、 緊
張材で締め付けて連結される前記複数の端ブロックは、
前記上弦材又は下弦材の軸線方向に配列され、該端ブロ
ックの互いに対向する接合端面間に、充填後に硬化する
材料の充填層を有するものとする。
項2又は請求項3に記載のトラス構造体において、 緊
張材で締め付けて連結される前記複数の端ブロックは、
前記上弦材又は下弦材の軸線方向に配列され、該端ブロ
ックの互いに対向する接合端面間に、充填後に硬化する
材料の充填層を有するものとする。
【0023】斜材とコンクリートからなる上下弦材とを
トラスの架設現場で接合する場合には、接合後に載荷さ
れる荷重やコンクリートのクリープを予測してトラスを
上方に上越して製作する必要がある。このためには、プ
レキャストコンクリート又は鋼で構成される斜材又は斜
材と鉛直材とを、上記上越し量を考慮した正確な位置に
設置した上で、これらの部材と接合される上下弦材のコ
ンクリートを打設しなければならない。このとき、一つ
の格点で接合される二つの斜材又は斜材と鉛直材とは互
いの相対位置を調整する必要が生じるが、請求項4に記
載のトラス構造体では、接合される端ブロック間に充填
層を有しており、接合される端ブロックを隙間を空けて
所定位置に配置した後、充填材を充填し硬化させること
により、正確な相対位置で強固に端ブロックを接合する
ことが可能となる。
トラスの架設現場で接合する場合には、接合後に載荷さ
れる荷重やコンクリートのクリープを予測してトラスを
上方に上越して製作する必要がある。このためには、プ
レキャストコンクリート又は鋼で構成される斜材又は斜
材と鉛直材とを、上記上越し量を考慮した正確な位置に
設置した上で、これらの部材と接合される上下弦材のコ
ンクリートを打設しなければならない。このとき、一つ
の格点で接合される二つの斜材又は斜材と鉛直材とは互
いの相対位置を調整する必要が生じるが、請求項4に記
載のトラス構造体では、接合される端ブロック間に充填
層を有しており、接合される端ブロックを隙間を空けて
所定位置に配置した後、充填材を充填し硬化させること
により、正確な相対位置で強固に端ブロックを接合する
ことが可能となる。
【0024】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のトラス構造体において、 前記端ブロックの互いに対
向する接合端面に、凸部又は凹部が設けられているもの
とする。
のトラス構造体において、 前記端ブロックの互いに対
向する接合端面に、凸部又は凹部が設けられているもの
とする。
【0025】このようなトラス構造体では、硬化した充
填材と端ブロックとが強固に一体化され、特に接合端面
と平行な方向に作用する力に対して強い抵抗力を有する
ことになる。したがって、接合される二つの斜材又は斜
材と鉛直材とは強固に接合され、これらの部材間で確実
に力が伝達されることになる。
填材と端ブロックとが強固に一体化され、特に接合端面
と平行な方向に作用する力に対して強い抵抗力を有する
ことになる。したがって、接合される二つの斜材又は斜
材と鉛直材とは強固に接合され、これらの部材間で確実
に力が伝達されることになる。
【0026】請求項6に記載の発明は、 コンクリート
からなる上弦材及び下弦材と、前記上弦材と下弦材とを
接合する複数の斜材とを有するトラス構造体の構築方法
であって、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材の
両端部に、該斜材又は鉛直材と一体となった端ブロック
を形成しておき、 一つの格点で接合される斜材又は鉛
直材と一体となった各々の端ブロックが互いに隣り合う
ように、前記斜材又は斜材と鉛直材とを配置し、 前記
隣り合う複数の端ブロックを、緊張材に導入された緊張
力で互いに締め付けて連結し、 前記上弦材又は下弦材
のコンクリートを、前記端ブロックの連結体の周囲に密
接するように打設し、一体化することを特徴とする「ト
ラス構造体の構築方法」を提供するものである。
からなる上弦材及び下弦材と、前記上弦材と下弦材とを
接合する複数の斜材とを有するトラス構造体の構築方法
であって、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材の
両端部に、該斜材又は鉛直材と一体となった端ブロック
を形成しておき、 一つの格点で接合される斜材又は鉛
直材と一体となった各々の端ブロックが互いに隣り合う
ように、前記斜材又は斜材と鉛直材とを配置し、 前記
隣り合う複数の端ブロックを、緊張材に導入された緊張
力で互いに締め付けて連結し、 前記上弦材又は下弦材
のコンクリートを、前記端ブロックの連結体の周囲に密
接するように打設し、一体化することを特徴とする「ト
ラス構造体の構築方法」を提供するものである。
【0027】このような「トラス構造体の構築方法」で
は、斜材又は斜材と鉛直材とを所定の位置に配置した
後、これらと一体となった端ブロックを緊張材で締め付
けることにより、簡単にかつ強固に接合することができ
る。そして、端ブロックの連結体の周囲に上弦材又は下
弦材のコンクリートを打設することにより、上下弦材と
も一体に接合され、斜材間又は斜材と鉛直材との間及び
斜材と上下弦材との間で円滑に力が伝達される構造を簡
単かつ低いコストで形成することができる。
は、斜材又は斜材と鉛直材とを所定の位置に配置した
後、これらと一体となった端ブロックを緊張材で締め付
けることにより、簡単にかつ強固に接合することができ
る。そして、端ブロックの連結体の周囲に上弦材又は下
弦材のコンクリートを打設することにより、上下弦材と
も一体に接合され、斜材間又は斜材と鉛直材との間及び
斜材と上下弦材との間で円滑に力が伝達される構造を簡
単かつ低いコストで形成することができる。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の「トラス構造体の構築方法」において、 前記複数の
端ブロックは、上弦材又は下弦材の軸線方向に間隙を設
けて配列し、 この間隙内に充填材を充填し、硬化した
後に緊張材によって該端ブロックを締め付け、連結する
ものとする。
の「トラス構造体の構築方法」において、 前記複数の
端ブロックは、上弦材又は下弦材の軸線方向に間隙を設
けて配列し、 この間隙内に充填材を充填し、硬化した
後に緊張材によって該端ブロックを締め付け、連結する
ものとする。
【0029】このような方法では、同じ格点で接合され
る二つの斜材又は斜材と鉛直材との相対位置を適宜調整
して設置することができ、硬化した充填材の層を介して
端ブロックが強固に接合される。したがって、格点の形
成後の荷重やクリープ変形を考慮し、現場で適切に対応
することが容易となる。
る二つの斜材又は斜材と鉛直材との相対位置を適宜調整
して設置することができ、硬化した充填材の層を介して
端ブロックが強固に接合される。したがって、格点の形
成後の荷重やクリープ変形を考慮し、現場で適切に対応
することが容易となる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は、請求項1、請求項2、請
求項4又は請求項5に記載の発明の一実施形態であるト
ラス構造体で構成される三径間連続トラス橋の概略側面
図である。また、図2はトラス構造体の部分拡大図、図
3は断面図である。このトラス橋は、橋台1,2と橋脚
3,4との間、及び二つの橋脚3,4間に連続したトラ
ス構造体5を架け渡したものであり、このトラス構造体
の上弦材上に路面が形成された上路式トラスとなってい
る。
に基づいて説明する。図1は、請求項1、請求項2、請
求項4又は請求項5に記載の発明の一実施形態であるト
ラス構造体で構成される三径間連続トラス橋の概略側面
図である。また、図2はトラス構造体の部分拡大図、図
3は断面図である。このトラス橋は、橋台1,2と橋脚
3,4との間、及び二つの橋脚3,4間に連続したトラ
ス構造体5を架け渡したものであり、このトラス構造体
の上弦材上に路面が形成された上路式トラスとなってい
る。
【0031】上記トラス構造体5は、現場打ちコンクリ
ートで形成された上弦材11及び下弦材12と、これら
を連結するプレキャストコンクリートの斜材13とで構
成され、図2に示すように、傾斜方向が異なる二つの斜
材がX字状に交叉するダブルワレントラスとなってい
る。
ートで形成された上弦材11及び下弦材12と、これら
を連結するプレキャストコンクリートの斜材13とで構
成され、図2に示すように、傾斜方向が異なる二つの斜
材がX字状に交叉するダブルワレントラスとなってい
る。
【0032】上記上弦材11は、図3に示すように、版
状の部材であり、路面を形成するのに充分な幅員を有す
るものである。また、下弦材12も版状の部材となって
おり、両側部に斜材13が接合されている。また、斜材
13の上端部は、上弦材11の増厚部11aに接合さ
れ、上記下弦材12とこの両側部上に配列された斜材1
3と上弦材11とで箱状の断面を形成している。
状の部材であり、路面を形成するのに充分な幅員を有す
るものである。また、下弦材12も版状の部材となって
おり、両側部に斜材13が接合されている。また、斜材
13の上端部は、上弦材11の増厚部11aに接合さ
れ、上記下弦材12とこの両側部上に配列された斜材1
3と上弦材11とで箱状の断面を形成している。
【0033】上記斜材13は、工場又は制作ヤードで形
成されたプレキャストコンクリートからなるもので、図
4に示すように、X字状に一体となった二本の斜材を含
む斜材ブロック10を配列して形成されている。そして
斜材13の両端部には、ほぼ直方体の端ブロック14が
形成されている。この端ブロック14の橋軸方向外側の
鉛直面14aは、同一の格点で接合される他の斜材との
接合端面となっており、複数の凹凸が形成されている。
また、端ブロック14の上面及び上記接合端面と反対側
の鉛直面からは鉄筋14bが突出しており、上弦材11
又は下弦材12となるコンクリートと強固に一体化でき
るようになっている。
成されたプレキャストコンクリートからなるもので、図
4に示すように、X字状に一体となった二本の斜材を含
む斜材ブロック10を配列して形成されている。そして
斜材13の両端部には、ほぼ直方体の端ブロック14が
形成されている。この端ブロック14の橋軸方向外側の
鉛直面14aは、同一の格点で接合される他の斜材との
接合端面となっており、複数の凹凸が形成されている。
また、端ブロック14の上面及び上記接合端面と反対側
の鉛直面からは鉄筋14bが突出しており、上弦材11
又は下弦材12となるコンクリートと強固に一体化でき
るようになっている。
【0034】上記斜材13には、その軸線方向にPC鋼
材が配置され、図5に示すように、上記端ブロック14
内に定着具15を設けて、該PC鋼材16を緊張及び定
着することにより、ポストテンション方式でプレストレ
スが導入されている。そして、緊張力は端ブロック14
から斜材13の中間部分に伝達され、端ブロック間にほ
ぼ均等なプレストレスが導入される。なお、斜材13は
主に引張力が作用するものと、主に圧縮力が作用するも
のとがあり、プレストレス量は上記作用力に対応するよ
うに決定されている。
材が配置され、図5に示すように、上記端ブロック14
内に定着具15を設けて、該PC鋼材16を緊張及び定
着することにより、ポストテンション方式でプレストレ
スが導入されている。そして、緊張力は端ブロック14
から斜材13の中間部分に伝達され、端ブロック間にほ
ぼ均等なプレストレスが導入される。なお、斜材13は
主に引張力が作用するものと、主に圧縮力が作用するも
のとがあり、プレストレス量は上記作用力に対応するよ
うに決定されている。
【0035】上記X字状となったプレキャストコンクリ
ートの斜材ブロック10は橋軸方向に多数が配列され、
図5に示すように、端ブロック14の接合端面14aが
同一格点で接合される他の斜材の接合端面14’aと対
向するように配置されている。これらの端ブロック1
4,14’の接合端面間には隙間が設けられており、こ
の隙間には高強度のモルタルグラウト17が充填されて
いる。そして、それぞれの端ブロック14,14’に
は、橋軸方向に貫通するダクトが設けられており、この
ダクトに挿通された緊張材18によって隣り合う端ブロ
ック14,14’が硬化したモルタルグラウト17の層
を介して強く締め付けられ、一体に連結されている。
ートの斜材ブロック10は橋軸方向に多数が配列され、
図5に示すように、端ブロック14の接合端面14aが
同一格点で接合される他の斜材の接合端面14’aと対
向するように配置されている。これらの端ブロック1
4,14’の接合端面間には隙間が設けられており、こ
の隙間には高強度のモルタルグラウト17が充填されて
いる。そして、それぞれの端ブロック14,14’に
は、橋軸方向に貫通するダクトが設けられており、この
ダクトに挿通された緊張材18によって隣り合う端ブロ
ック14,14’が硬化したモルタルグラウト17の層
を介して強く締め付けられ、一体に連結されている。
【0036】上弦材11又は下弦材12のコンクリート
は、端ブロック14,14’の連結体の周囲及び下面又
は上面と密接するように打設されたものであり、端ブロ
ック14,14’から突きだした鉄筋によって強固に一
体化され、さらに必要に応じて橋軸方向及び橋軸と直角
方向にプレストレスが導入されている。
は、端ブロック14,14’の連結体の周囲及び下面又
は上面と密接するように打設されたものであり、端ブロ
ック14,14’から突きだした鉄筋によって強固に一
体化され、さらに必要に応じて橋軸方向及び橋軸と直角
方向にプレストレスが導入されている。
【0037】このようなトラス構造体では、二つの斜材
と上弦材又は下弦材とが接合される格点の構造が単純な
ものとなっており、斜材の製作及び現場における施工の
費用を低減することができる。また、プレキャストコン
クリートからなる二つの斜材が緊張材で強く締め付けて
連結されており、これらの斜材間で軸方向の力が円滑に
伝達される。さらに、端ブロック14,14’の連結体
と上弦材11又は下弦材12のコンクリートとは広い面
積で接合され、斜材13と上弦材11又は下弦材12と
の間でも円滑に力が伝達される。
と上弦材又は下弦材とが接合される格点の構造が単純な
ものとなっており、斜材の製作及び現場における施工の
費用を低減することができる。また、プレキャストコン
クリートからなる二つの斜材が緊張材で強く締め付けて
連結されており、これらの斜材間で軸方向の力が円滑に
伝達される。さらに、端ブロック14,14’の連結体
と上弦材11又は下弦材12のコンクリートとは広い面
積で接合され、斜材13と上弦材11又は下弦材12と
の間でも円滑に力が伝達される。
【0038】次に、上記トラス構造体の構築方法につい
て説明する。なお、この方法は請求項6又は請求項7に
記載の発明の一実施形態である。図6(a)に示すよう
に、地盤上に立ち上げられた橋脚3上にトラス構造体の
横桁となる部分のコンクリート5aを支保工31上で打
設するとともに、この横桁の両側にプレキャストコンク
リートの最初の斜材ブロック10a,10bを固定す
る。また、最初の斜材ブロック10a,10bと横桁5
aとの接合部を含む範囲で、上弦材及び下弦材となるコ
ンクリート11b,12bを打設し、橋の軸方向に適宜
プレストレスを導入する。また、上記横桁は橋脚の上部
に仮固定し、両側に張り出すように構築される架設途中
のトラスを強固に連結する。
て説明する。なお、この方法は請求項6又は請求項7に
記載の発明の一実施形態である。図6(a)に示すよう
に、地盤上に立ち上げられた橋脚3上にトラス構造体の
横桁となる部分のコンクリート5aを支保工31上で打
設するとともに、この横桁の両側にプレキャストコンク
リートの最初の斜材ブロック10a,10bを固定す
る。また、最初の斜材ブロック10a,10bと横桁5
aとの接合部を含む範囲で、上弦材及び下弦材となるコ
ンクリート11b,12bを打設し、橋の軸方向に適宜
プレストレスを導入する。また、上記横桁は橋脚の上部
に仮固定し、両側に張り出すように構築される架設途中
のトラスを強固に連結する。
【0039】次に、形成された構造体の上に、図6
(b)に示すような片持架設装置20を設置する。この
片持架設装置20は、張り出し支持梁21とこの張り出
し支持梁に吊り支持される吊支保工22とで主要部が構
成されている。次に接合するプレキャストコンクリート
からなる斜材ブロック10bは、上記吊支保工22上に
支持し、所定の位置に設置する。このとき、接合される
二つの斜材の端ブロック14,14’は橋軸方向に隙間
を空けて配列され、この隙間に高強度のモルタルグラウ
トを充填する。モルタルグラウトが硬化した後、端ブロ
ック14,14’を橋軸方向に貫通するように設けられ
たダクトに緊張材18を挿通し、緊張力を導入して二つ
の端ブロック14,14’を締め付けて接合する。
(b)に示すような片持架設装置20を設置する。この
片持架設装置20は、張り出し支持梁21とこの張り出
し支持梁に吊り支持される吊支保工22とで主要部が構
成されている。次に接合するプレキャストコンクリート
からなる斜材ブロック10bは、上記吊支保工22上に
支持し、所定の位置に設置する。このとき、接合される
二つの斜材の端ブロック14,14’は橋軸方向に隙間
を空けて配列され、この隙間に高強度のモルタルグラウ
トを充填する。モルタルグラウトが硬化した後、端ブロ
ック14,14’を橋軸方向に貫通するように設けられ
たダクトに緊張材18を挿通し、緊張力を導入して二つ
の端ブロック14,14’を締め付けて接合する。
【0040】その後、図7(a)に示すように、接合さ
れた端ブロックの周辺部に型枠23を組み立て、上弦材
及び下弦材のコンクリート11c,12cを打設する。
そして、このコンクリートが硬化した後、橋軸方向にプ
レストレスを導入する。
れた端ブロックの周辺部に型枠23を組み立て、上弦材
及び下弦材のコンクリート11c,12cを打設する。
そして、このコンクリートが硬化した後、橋軸方向にプ
レストレスを導入する。
【0041】このように、斜材ブロック一つ分の構造体
が構築されると、図7(b)に示すように、片持架設装
置20を前進移動し、新しい斜材ブロック10cを所定
位置に支持する。そして、上記と同様の工程をくり返
し、順次トラス構造体を張り出してゆく。
が構築されると、図7(b)に示すように、片持架設装
置20を前進移動し、新しい斜材ブロック10cを所定
位置に支持する。そして、上記と同様の工程をくり返
し、順次トラス構造体を張り出してゆく。
【0042】また、片持架設装置20が前進すると、反
対側へトラス構造体を張り出して構築するための別の片
持架設装置を橋脚上部分に設置することが可能となり、
この片持架設装置を用いて、同様の工程で反対側へトラ
ス構造体を構築してゆく。これにより、橋脚の両側への
転倒モーメントがほぼつり合うようにして、トラス構造
体を両側に伸長してゆく。
対側へトラス構造体を張り出して構築するための別の片
持架設装置を橋脚上部分に設置することが可能となり、
この片持架設装置を用いて、同様の工程で反対側へトラ
ス構造体を構築してゆく。これにより、橋脚の両側への
転倒モーメントがほぼつり合うようにして、トラス構造
体を両側に伸長してゆく。
【0043】このような構築方法では、プレキャストコ
ンクリートからなる斜材ブロック10をすでに固定され
た隣り合う斜材ブロックに、緊張材18の緊張によって
強固かつ容易に接合することができる。したがって、少
ない工費でコンクリートのトラス構造体を構築すること
ができる。また、上弦材11又は下弦材12のコンクリ
ートとも強固に接合され、各部材間での力の伝達が円滑
に行われる。
ンクリートからなる斜材ブロック10をすでに固定され
た隣り合う斜材ブロックに、緊張材18の緊張によって
強固かつ容易に接合することができる。したがって、少
ない工費でコンクリートのトラス構造体を構築すること
ができる。また、上弦材11又は下弦材12のコンクリ
ートとも強固に接合され、各部材間での力の伝達が円滑
に行われる。
【0044】上記のような構築方法は、橋脚が高く、支
保工を組み立ててその上でトラス構造体を構築するのに
は多くの作業と費用とが必要となる場合に適した方法で
あるが、トラス構造体を架設する高さが、比較的に地表
面に近い場合には、図8に示すように、支保工32上で
トラス構造体を構築することができる。
保工を組み立ててその上でトラス構造体を構築するのに
は多くの作業と費用とが必要となる場合に適した方法で
あるが、トラス構造体を架設する高さが、比較的に地表
面に近い場合には、図8に示すように、支保工32上で
トラス構造体を構築することができる。
【0045】この方法では、まず、支保工32を地表面
上に組み立て、その上にプレキャストコンクリートから
なる斜材ブロック10を配列し支持させる。このとき、
各斜材ブロック10はトラス構造体が完成して自重及び
その他の荷重が作用したときのたわみ量等を考慮し、所
定の高さ、位置に設置する。
上に組み立て、その上にプレキャストコンクリートから
なる斜材ブロック10を配列し支持させる。このとき、
各斜材ブロック10はトラス構造体が完成して自重及び
その他の荷重が作用したときのたわみ量等を考慮し、所
定の高さ、位置に設置する。
【0046】その後、隙間をあけて接合端面が対向する
ように配置された端ブロック14間に高強度のモルタル
グラウトを充填し、硬化させる。そして、図8(a)に
示すように、橋軸方向に配置され互いに隣接する端ブロ
ック14を緊張材18によって締め付け接合する。
ように配置された端ブロック14間に高強度のモルタル
グラウトを充填し、硬化させる。そして、図8(a)に
示すように、橋軸方向に配置され互いに隣接する端ブロ
ック14を緊張材18によって締め付け接合する。
【0047】斜材ブロック10が接合されると、図8
(b)に示すように、上弦材及び下弦材のコンクリート
を打設するための型枠33a,33bを組み立て、緊張
材18で連結された端ブロック14と一体となるように
上弦材及び下弦材のコンクリート11d,12dを打設
する。そして、コンクリートの硬化後、橋軸方向のプレ
ストレス、及び必要に応じて橋軸直角方向のプレストレ
スを導入し、型枠33及び支保工32を撤去してトラス
構造体を完成する。
(b)に示すように、上弦材及び下弦材のコンクリート
を打設するための型枠33a,33bを組み立て、緊張
材18で連結された端ブロック14と一体となるように
上弦材及び下弦材のコンクリート11d,12dを打設
する。そして、コンクリートの硬化後、橋軸方向のプレ
ストレス、及び必要に応じて橋軸直角方向のプレストレ
スを導入し、型枠33及び支保工32を撤去してトラス
構造体を完成する。
【0048】このような方法は、トラス構造体の全長に
わたって適用することもできるし、図6及び図7に示す
構築方法と併用し、側径間(橋台1と橋脚3との間、及
び橋台2と橋脚4との間)の橋台1,2付近のみに適用
することもできる。
わたって適用することもできるし、図6及び図7に示す
構築方法と併用し、側径間(橋台1と橋脚3との間、及
び橋台2と橋脚4との間)の橋台1,2付近のみに適用
することもできる。
【0049】このようなトラス構造体の構築方法でも、
斜材ブロック10の位置を現場で適切に調整が可能であ
るとともに、簡単な作業でトラスの各部材を強固に接合
することができる。
斜材ブロック10の位置を現場で適切に調整が可能であ
るとともに、簡単な作業でトラスの各部材を強固に接合
することができる。
【0050】上記に説明したトラス構造体及びその構築
方法は、斜材13をプレキャストコンクリートで構成
し、上弦材11と下弦材12とは現場打ちコンクリート
とするものであったが、図9に示すトラス構造体50の
ように上弦材51及び下弦材52もプレキャストコンク
リートを用いて形成することができる。このトラス構造
体50では、橋軸方向の寸法が斜材ブロック53とほぼ
同じに作られたプレキャストコンクリートの板状部材5
4,55を上弦材51又は下弦材52に用いており、上
弦材に用いる板状部材54には斜材と接合される部分に
貫通孔54aが、下弦材に用いる板状部材55には凹部
55aが形成されている。そして、この凹部55a又は
貫通孔54aに突き入れられた斜材端部との間に現場で
コンクリート56,57を打設して、これらの部材を一
体に接合したものである。なお、斜材ブロック53は図
4に示すものと同じプレキャストコンクリート部材を用
いている。
方法は、斜材13をプレキャストコンクリートで構成
し、上弦材11と下弦材12とは現場打ちコンクリート
とするものであったが、図9に示すトラス構造体50の
ように上弦材51及び下弦材52もプレキャストコンク
リートを用いて形成することができる。このトラス構造
体50では、橋軸方向の寸法が斜材ブロック53とほぼ
同じに作られたプレキャストコンクリートの板状部材5
4,55を上弦材51又は下弦材52に用いており、上
弦材に用いる板状部材54には斜材と接合される部分に
貫通孔54aが、下弦材に用いる板状部材55には凹部
55aが形成されている。そして、この凹部55a又は
貫通孔54aに突き入れられた斜材端部との間に現場で
コンクリート56,57を打設して、これらの部材を一
体に接合したものである。なお、斜材ブロック53は図
4に示すものと同じプレキャストコンクリート部材を用
いている。
【0051】このようなトラス構造体50は、図1から
図5までに示すトラス構造体とほぼ同様の工程で構築す
ることができるが、斜材ブロック53は、下弦材となる
プレキャストコンクリートの板状部材55を所定の位置
に配置した後、その上に設置する。そして、同じ格点で
接合される斜材ブロック53,53’を緊張材58で連
結した後、上記板状部材55の凹部55a内にコンクリ
ート57を打設して斜材ブロック53,53’の下端部
とプレキャストコンクリートの板状部材55とを一体化
する。また、上弦材も、斜材端部に設けられた端ブロッ
ク53aを緊張材58で連結した後、プレキャストコン
クリートの板状部材54を所定位置に支持する。そし
て、このプレキャストコンクリートの板状部材54と端
ブロック53aとの間に型枠を形成して、上記板状部材
54に設けられた貫通孔54a内にコンクリート56を
打設し、該板状部材54と斜材ブロック53とを一体に
接合する。
図5までに示すトラス構造体とほぼ同様の工程で構築す
ることができるが、斜材ブロック53は、下弦材となる
プレキャストコンクリートの板状部材55を所定の位置
に配置した後、その上に設置する。そして、同じ格点で
接合される斜材ブロック53,53’を緊張材58で連
結した後、上記板状部材55の凹部55a内にコンクリ
ート57を打設して斜材ブロック53,53’の下端部
とプレキャストコンクリートの板状部材55とを一体化
する。また、上弦材も、斜材端部に設けられた端ブロッ
ク53aを緊張材58で連結した後、プレキャストコン
クリートの板状部材54を所定位置に支持する。そし
て、このプレキャストコンクリートの板状部材54と端
ブロック53aとの間に型枠を形成して、上記板状部材
54に設けられた貫通孔54a内にコンクリート56を
打設し、該板状部材54と斜材ブロック53とを一体に
接合する。
【0052】図10は、請求項1,請求項2,請求項4
又は請求項5に記載の発明の他の実施形態であるトラス
構造体の一部分を示す概略図である。このトラス構造体
も、上弦材61及び下弦材62が現場打ちコンクリート
で形成され、斜材63はプレキャストコンクリートで形
成されているが、斜材63は一本の直状部材であり、そ
の両端部に端ブロック64が形成されたものとなってい
る。
又は請求項5に記載の発明の他の実施形態であるトラス
構造体の一部分を示す概略図である。このトラス構造体
も、上弦材61及び下弦材62が現場打ちコンクリート
で形成され、斜材63はプレキャストコンクリートで形
成されているが、斜材63は一本の直状部材であり、そ
の両端部に端ブロック64が形成されたものとなってい
る。
【0053】図11は、請求項1,請求項3,請求項4
又は請求項5に記載の発明の一実施形態であるトラス構
造体の一部分を示す概略断面図である。このトラス構造
体は、斜材73が鋼管で形成されており、両端部にはほ
ぼ直方体の端ブロック74が形成されている。この端ブ
ロック74は鋼材からなる箱状の部材であり、内部には
コンクリートが充填されている。そして、外表面が上弦
材71又は下弦材72の軸線とほぼ平行又は直角となる
ように鋼管と溶接接合されている。また、この端ブロッ
クには、上弦材71又は下弦材72の軸線方向に貫通
し、緊張材を挿通することができるダクトが形成されて
いる。
又は請求項5に記載の発明の一実施形態であるトラス構
造体の一部分を示す概略断面図である。このトラス構造
体は、斜材73が鋼管で形成されており、両端部にはほ
ぼ直方体の端ブロック74が形成されている。この端ブ
ロック74は鋼材からなる箱状の部材であり、内部には
コンクリートが充填されている。そして、外表面が上弦
材71又は下弦材72の軸線とほぼ平行又は直角となる
ように鋼管と溶接接合されている。また、この端ブロッ
クには、上弦材71又は下弦材72の軸線方向に貫通
し、緊張材を挿通することができるダクトが形成されて
いる。
【0054】上記斜材73は、図12に示すように、同
じ格点で接合される他の斜材73’と、双方の端ブロッ
ク74,74’が軸線方向に並ぶように配置され、双方
の端ブロック74,74’を貫通するようにダクト内に
配置された緊張材75で互いに締め付けて連結されてい
る。そして、この端ブロック74,74’の連結体が上
弦材71又は下弦材72のコンクリートに埋め込むよう
にして接合されている。接合される二つの斜材73,7
3’の端ブロック74,74’は、隙間をおいて突き合
わせるように配置され、上記隙間には高強度のモルタル
グラウト76が充填され硬化した充填層が形成されてい
る。また、双方の端ブロックの接合端面には突出キー7
7がもうけられており、接合端面と平行な方向への力も
硬化したモルタルグラウト76を介して確実に伝達する
ようになっている。また、端ブロック74,74’の側
面及び下面もしくは上面には、下弦材のコンクリート又
は上弦材のコンクリートとの一体性を高めるために、複
数のスタッドジベル78が設けられている。このような
トラス構造体においても、斜材及び上下弦材は簡単な構
造で強固に接合される。
じ格点で接合される他の斜材73’と、双方の端ブロッ
ク74,74’が軸線方向に並ぶように配置され、双方
の端ブロック74,74’を貫通するようにダクト内に
配置された緊張材75で互いに締め付けて連結されてい
る。そして、この端ブロック74,74’の連結体が上
弦材71又は下弦材72のコンクリートに埋め込むよう
にして接合されている。接合される二つの斜材73,7
3’の端ブロック74,74’は、隙間をおいて突き合
わせるように配置され、上記隙間には高強度のモルタル
グラウト76が充填され硬化した充填層が形成されてい
る。また、双方の端ブロックの接合端面には突出キー7
7がもうけられており、接合端面と平行な方向への力も
硬化したモルタルグラウト76を介して確実に伝達する
ようになっている。また、端ブロック74,74’の側
面及び下面もしくは上面には、下弦材のコンクリート又
は上弦材のコンクリートとの一体性を高めるために、複
数のスタッドジベル78が設けられている。このような
トラス構造体においても、斜材及び上下弦材は簡単な構
造で強固に接合される。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明に係るト
ラス構造体では、同一の格点で接合される二つの斜材又
は斜材と鉛直材とが、端ブロックを緊張材で締め付ける
ことによって連結されているので、単純な構造でこれら
の部材が互いに強固に連結され、部材相互間で力が円滑
に伝達される。さらに、端ブロックの連結体が上弦材又
は下弦材のコンクリートに埋め込まれるように接合さ
れ、上下弦材とも力の伝達が円滑に行われる。
ラス構造体では、同一の格点で接合される二つの斜材又
は斜材と鉛直材とが、端ブロックを緊張材で締め付ける
ことによって連結されているので、単純な構造でこれら
の部材が互いに強固に連結され、部材相互間で力が円滑
に伝達される。さらに、端ブロックの連結体が上弦材又
は下弦材のコンクリートに埋め込まれるように接合さ
れ、上下弦材とも力の伝達が円滑に行われる。
【0056】また、連結される端ブロック間には、充填
後に硬化する材料の充填層が介挿されているので、接合
される二つの斜材又は斜材と鉛直材とは、相対的な位置
を調整することが容易にでき、現場で位置を調整して二
つの部材を強固に接合することが可能となる。
後に硬化する材料の充填層が介挿されているので、接合
される二つの斜材又は斜材と鉛直材とは、相対的な位置
を調整することが容易にでき、現場で位置を調整して二
つの部材を強固に接合することが可能となる。
【0057】一方、本願発明に係るトラス構造体の構築
方法では、斜材又は鉛直材となる部材の端部に精密な加
工を施さなくても、現場で簡単に接合することができる
とともに、部材相互間で円滑に力が伝達される構造とす
ることができる。また、上弦材又は下弦材となるコンク
リートとも簡単にかつ強固に接合することができる。
方法では、斜材又は鉛直材となる部材の端部に精密な加
工を施さなくても、現場で簡単に接合することができる
とともに、部材相互間で円滑に力が伝達される構造とす
ることができる。また、上弦材又は下弦材となるコンク
リートとも簡単にかつ強固に接合することができる。
【図1】請求項1、請求項2、請求項4又は請求項5に
記載の発明の一実施形態であるトラス構造体で構成され
る三径間連続トラス橋の概略側面図である。
記載の発明の一実施形態であるトラス構造体で構成され
る三径間連続トラス橋の概略側面図である。
【図2】図1に示すトラス構造体の部分拡大図である。
【図3】図1に示すトラス構造体の概略断面図である。
【図4】図1に示すトラス構造体で用いられる斜材ブロ
ックの概略斜視図である。
ックの概略斜視図である。
【図5】図1に示すトラス構造体の格点の構造を示す概
略図である。
略図である。
【図6】図1に示すトラス構造体の構築方法の一例を示
す施工段階図である。
す施工段階図である。
【図7】図1に示すトラス構造体の構築方法の一例を示
す施工段階図である。
す施工段階図である。
【図8】図1に示すトラス構造体の構築方法の他の例を
示す施工段階図である。
示す施工段階図である。
【図9】請求項1、請求項2、請求項4又は請求項5に
記載の発明の一実施形態であるトラス構造体であって、
上弦材及び下弦材にプレキャストコンクリート板を用い
た例を示す部分断面図である。
記載の発明の一実施形態であるトラス構造体であって、
上弦材及び下弦材にプレキャストコンクリート板を用い
た例を示す部分断面図である。
【図10】請求項1、請求項2、請求項4又は請求項5
に記載の発明の他の実施形態であるトラス構造体の部分
断面図である。
に記載の発明の他の実施形態であるトラス構造体の部分
断面図である。
【図11】請求項1、請求項3、請求項4又は請求項5
に記載の発明の一実施形態であるトラス構造体の一部分
を示す概略断面図である。
に記載の発明の一実施形態であるトラス構造体の一部分
を示す概略断面図である。
【図12】図11に示すトラス構造体の格点部分の概略
断面図である。
断面図である。
1,2 橋台 3,4 橋脚 5 トラス構造体 10 斜材ブロック 11 上弦材 12 下弦材 13 斜材 14 端ブロック 15 定着具 16 PC鋼材 17 モルタルグラウト 18 緊張材 20 片持架設装置 21 張り出し支持梁 22 吊支保工 23 型枠 31,32 支保工 33 型枠 50 トラス構造体 51,61,71 上弦材 52,62,72 下弦材 53 斜材ブロック 54,55 プレキャストコンクリートの板状部材 56,57 現場打ちコンクリート 58,75 緊張材 63,73 斜材 64,74 端ブロック 75 緊張材 76 モルタルグラウト 77 突出キー 78 スタッドジベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 齋藤 基文 東京都新宿区荒木町13番地の4 住友建設 株式会社内 (72)発明者 中井 裕司 東京都新宿区荒木町13番地の4 住友建設 株式会社内 (72)発明者 田中 等 東京都新宿区荒木町13番地の4 住友建設 株式会社内 (72)発明者 中積 健一 東京都新宿区荒木町13番地の4 住友建設 株式会社内 Fターム(参考) 2D059 BB33 GG55 2E125 AA35 AC02 AC05 AC16 AC29 AG03 AG12 BB08 CA00 CA82 2E163 FB09 FB32 FB41 FD21 FD31 FF17
Claims (7)
- 【請求項1】 コンクリートからなる上弦材及び下弦
材と、 前記上弦材と下弦材とを接合する複数の斜材とを有する
トラス構造体であって、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材は、両端部に、
該斜材又は鉛直材より断面が拡大された端ブロックを一
体に備えており、 一つの格点で接合される斜材又は鉛直材と一体となった
各々の端ブロックが互いに隣り合うように配列され、 これらの複数の端ブロックが、該端ブロックの各々にわ
たって配置された緊張材の緊張力により、互いに締め付
けて連結され、 前記上弦材又は下弦材のコンクリートが、前記端ブロッ
クの連結体の周囲に密接するように打設され、一体化さ
れていることを特徴とするトラス構造体。 - 【請求項2】 前記斜材は、プレキャストコンクリー
トからなり、 前記端ブロックは、前記斜材と一体に形成されたコンク
リートブロックであり、 該斜材の軸線方向に配置され、前記端ブロックに定着さ
れた緊張材によって該斜材にプレストレスが導入されて
いることを特徴とする請求項1に記載のトラス構造体。 - 【請求項3】 前記斜材は、鋼からなり、 前記端ブロックは、鋼からなる箱状部材の内側にコンク
リートを充填したものであり、前記斜材と溶接で一体に
接合されていることを特徴とする請求項1に記載のトラ
ス構造体。 - 【請求項4】 緊張材で締め付けて連結される前記複
数の端ブロックは、前記上弦材又は下弦材の軸線方向に
配列され、該端ブロックの互いに対向する接合端面間
に、充填後に硬化する材料の充填層を有することを特徴
とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載のトラス
構造体。 - 【請求項5】 前記端ブロックの互いに対向する接合
端面に、凸部又は凹部が設けられていることを特徴とす
る請求項4に記載のトラス構造体。 - 【請求項6】 コンクリートからなる上弦材及び下弦
材と、前記上弦材と下弦材とを接合する複数の斜材とを
有するトラス構造体の構築方法であって、 前記斜材又は該斜材と併用される鉛直材の両端部に、該
斜材又は鉛直材と一体となった端ブロックを形成してお
き、 一つの格点で接合される斜材又は鉛直材と一体となった
各々の端ブロックが互いに隣り合うように、前記斜材又
は斜材と鉛直材とを配置し、 前記隣り合う複数の端ブロックを、緊張材に導入された
緊張力で互いに締め付けて連結し、 前記上弦材又は下弦材のコンクリートを、前記端ブロッ
クの連結体の周囲に密接するように打設し、一体化する
ことを特徴とするトラス構造体の構築方法。 - 【請求項7】 前記複数の端ブロックは、上弦材又は
下弦材の軸線方向に間隙を設けて配列し、 この間隙内に充填材を充填し、硬化した後に緊張材によ
って該端ブロックを締め付け、連結することを特徴とす
る請求項6に記載のトラス構造体の構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148098A JP2000336769A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トラス構造体及びトラス構造体の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148098A JP2000336769A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トラス構造体及びトラス構造体の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000336769A true JP2000336769A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15445212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148098A Withdrawn JP2000336769A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トラス構造体及びトラス構造体の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000336769A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1322206C (zh) * | 2004-03-15 | 2007-06-20 | 河海大学 | 纤维增强塑料网箍钢筋混凝土结构 |
| CN107386444A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-24 | 福建工程学院 | 多榀空间桁架转换结构 |
| CN111472259A (zh) * | 2020-04-18 | 2020-07-31 | 合肥皖兴建设工程有限公司 | 一种桥梁钢结构连接件 |
| CN112878179A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-06-01 | 许昌学院 | 一种道路桥梁工程用可调节的建筑桁架结构 |
| JP7217375B1 (ja) | 2022-04-26 | 2023-02-02 | 三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社 | 床版の取替方法 |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148098A patent/JP2000336769A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1322206C (zh) * | 2004-03-15 | 2007-06-20 | 河海大学 | 纤维增强塑料网箍钢筋混凝土结构 |
| CN107386444A (zh) * | 2017-08-31 | 2017-11-24 | 福建工程学院 | 多榀空间桁架转换结构 |
| CN111472259A (zh) * | 2020-04-18 | 2020-07-31 | 合肥皖兴建设工程有限公司 | 一种桥梁钢结构连接件 |
| CN112878179A (zh) * | 2021-04-07 | 2021-06-01 | 许昌学院 | 一种道路桥梁工程用可调节的建筑桁架结构 |
| CN112878179B (zh) * | 2021-04-07 | 2023-01-24 | 许昌学院 | 一种道路桥梁工程用可调节的建筑桁架结构 |
| JP7217375B1 (ja) | 2022-04-26 | 2023-02-02 | 三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社 | 床版の取替方法 |
| JP2023161604A (ja) * | 2022-04-26 | 2023-11-08 | 三井住友建設鉄構エンジニアリング株式会社 | 床版の取替方法 |
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