JP2000336894A - ボードの取付方法及び取付金具 - Google Patents
ボードの取付方法及び取付金具Info
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Abstract
付金具の下部及び上部を浮き上がらないよう確実に取付
下地に止め、ボードの取付安定性を高める。 【解決手段】 取付金具は、下側止め具としての頭部付
き止め具5及びガイド片6とこれらに対して上下スライ
ド可能に係合する取付金具本体10と上側止め具として
の頭部付き止め具8,9とを備える。下側止め具は、下
側ボード2の上端より下方となる位置において前方から
取付下地1に止める。取付金具本体10は、下方へスラ
イドしたときに下側ボード2の被係合部2aに係合する
下向き係合片16と、下方へスライドした後に上側ボー
ド3の被係合部3aを係合させる上向き係合片17とを
備える。上側止め具は、下方へスライドした後の取付金
具本体10を下側ボード2の上端より上方の位置におい
て取付下地1に止める。
Description
内装材としての無機質(セメント系等)、木質等の各種
材質よりなるボードを、木、鉄骨等よりなる取付下地に
取り付ける方法と、該方法に使用する取付金具とに関す
るものである。なお、比較的厚い板状建材はパネルと称
されることが多いが、本発明におけるボードの語はこの
パネルも含む意味で使用している。
の取付金具として、例えば実開平2−23636号公報
に開示されたものが知られている(実開平4−1136
32号公報もこれに近い)。この取付金具111は、図
11に示すように、台部112と、該台部112の上端
及び下端から斜めに設けられた傾斜部113,114
と、上側の傾斜部113から延設された脚板部115
と、該台部112から立設された幹板部117と、該幹
板部117の先端から分岐する一対の分岐部118,1
19とからなり、上側の傾斜部113には複数個の釘穴
120が設けられ、脚板部115には一個の釘穴121
が設けられている。
ド131と上側ボード132とを取付下地130に取り
付けるには(同公報記載の手順とは異なるが)、まず、
下側ボード131の上端に設けられた被係合部133に
取付金具111の分岐部119を係合させる。続いて、
取付下地130が鉄骨の場合は、ビス122を脚板部1
15の釘穴121に通して取付下地130に止めること
により取付金具111を止着し、取付下地130が木の
場合は、釘123を傾斜部113の釘穴120に通して
取付下地130に打つことにより取付金具111を止着
する。次に、上側のボード132の下端に設けられた被
係合部134を取付金具111の分岐部118に係合さ
せる。
の取付金具111及び取付方法には、次のような問題が
あった。 (a)取付金具111の上部である脚板部115又は傾
斜部113をビス122又は釘123により取付下地1
30に止着するだけで、取付金具111の下部は取付下
地130に止着していなかったため、ボード131,1
32にかかる外力、振動、負圧等により、取付金具11
1の下部が取付下地130から前方へ浮き上がるおそれ
があり、安定性に欠ける。 (b)分岐部118,119の幅は、図11のように取
付金具111の幅一杯に拡がっていて最も広く確保され
ているため、分岐部118,119とボード131,1
32の被係合部133,134との間にかかる単位面積
当たりの応力を減少させることができる。しかし、その
ためには分岐部118と119とを別々の金属板で構成
する必要があり、その二枚の金属板を重合して幹板部1
17を構成することになるため、下側ボード131の上
端と上側ボード132の下端との隙間が大きくなる。 (c)上記(b)のように、二枚の金属板を重合して幹
板部117を構成したとき、該幹板部117で両金属板
を溶接する必要がある。溶接工程が入ると、取付金具の
製造効率が悪くなり、高価になる。 (d)台部112、傾斜部113,114及び脚板部1
15は一枚の金属板よりなるので、強度を確保するため
には、厚い金属板を使用する必要がある。
第3009604号公報に開示されたものも知られてい
る。この取付金具200は、図12に示すように、取付
下地に当接する上側205及び下側206と、下側20
6から延設された係止部202及び支持部203と、上
側205及び下側206に連続する略L字状の折曲部2
01とからなり、上側205にはビス穴210が設けら
れている。また、下側206にビス穴211を設ける
と、「上下固定が可能になり、固定効果は一段と向上す
る」との記載もある。
部202及び支持部203より下方にあり、従って、下
側ボード(図示略)の上端より下方となる位置にある。
従って、係止部202を下側ボードの上端に係合させた
後に、前方からビス穴211にビス止めしようとして
も、下側ボードが邪魔になるためビス止めは不可能であ
る。そうかといって、下側ボードが無い状態で前方から
ビス穴211にビス止めした後に、係止部202に下側
ボードの上端を係止させようとしても、既に下側ボード
の下端は別の取付金具で取り付けられていて下方へは動
かせないため、下側ボードの上端は係止部202の正面
に当たってしまい係止部202の背面に係止させること
はできない。従って、下側206にビス穴211を設け
るとの記載は、実現不能の単なる希望的記載にすぎな
い。そうすると、この取付金具200によっても、上記
問題(a)は事実上解消されない。
ボード及び上側ボードの取付下地への取付作業性を良好
に保ちながら、取付金具の下部及び上部を前方へ浮き上
がらないよう確実に取付下地に止めることができ、ボー
ドの取付安定性を高めることができるボードの取付方法
及び取付金具を提供することにある。
に、次の手段(1)(2)をとった。 (1)下側ボード及び上側ボードを取付下地に取り付け
る方法であって、下側止め具と該下側止め具に対して上
下スライド可能に係合する取付金具本体と上側止め具と
からなる取付金具を使用し、下側止め具を下側ボードの
上端より下方となる位置において取付下地に止め、下側
ボードの上端を下側止め具に接近させて該下側止め具を
隠し、下側止め具に係合した取付金具本体を下方へスラ
イドさせて、取付金具本体に設けられた下向き係合片を
下側ボードの上端に設けられた被係合部に係合させ、取
付金具本体を下側ボードの上端より上方の位置において
上側止め具により取付下地に止め、上側ボードの下端を
取付金具本体に接近させ、該下端に設けられた被係合部
を取付金具本体に設けられた上向き係合片に係合させる
ことを特徴とするボードの取付方法。
地に取り付けるための取付金具であって、下側止め具と
該下側止め具に対して上下スライド可能に係合する取付
金具本体と上側止め具とを備え、下側止め具は、下側ボ
ードの上端より下方となる位置において取付下地に止め
るものであり、取付金具本体は、下方へスライドしたと
きに下側ボードの上端に設けられた被係合部に係合する
下向き係合片と、下方へスライドした後に上側ボードの
下端に設けられた被係合部を係合させる上向き係合片と
を備え、上側止め具は、下方へスライドした後の取付金
具本体を下側ボードの上端より上方の位置において取付
下地に止めるものであることを特徴とするボードの取付
金具。
ライド可能に係合するために、次のような態様(ア)〜
(ウ)を例示することができる。
進入させて止める釘、ねじ等の止め具からなり、取付金
具本体は、止め具を係入させて上下スライド可能な長孔
を備える態様。
進入させて止める釘、ねじ等の止め具と、該止め具によ
り取付下地から若干浮かせて止められるガイド片とから
なり、取付金具本体は、止め具を係入させて上下スライ
ド可能な長孔と、該ガイド片を係入させて上下スライド
可能な被ガイド穴又は被ガイド溝とを備える態様。
進入させて止める釘、ねじ等の止め具と、該止め具によ
り取付下地に止められるガイド溝又はガイド穴を備える
ガイド部材とからなり、取付金具本体は、ガイド溝又は
ガイド穴に係入して上下スライド可能な被ガイド片を備
える態様。
方へ開口させることが好ましい。
が取付下地に過度に押え付けられるのを防ぐための可動
スペーサを上下動可能に係入させることが好ましい。
付けられる下地取付部と、取付下地より前方に離間して
下側ボードの裏面又は上側ボードの裏面に当接するボー
ド当接部と、下側ボードの上端と上側ボードの下端との
間に挟まれるボード間部とを備え、該ボード間部から前
記下向き係合片及び上向き係合片が延設されることが好
ましい。
ード当接部、ボード間部、下向き係合片及び上向き係合
片は、金属板が折曲されて形成されたものであることが
好ましい。
縦長の金属板の下側折返部及び上側折返部が各々中央平
板部より前方に折り返されてなり、下側折返部及び上側
折返部の各基部が各々中央平板部の下端及び上端に折り
重ねられて下側下地取付部及び上側下地取付部を形成
し、下側折返部及び上側折返部の各一部が各々下側下地
取付部の上端及び上側下地取付部の下端から前方に折曲
されて下側ボード当接部及び上側ボード当接部を形成
し、下側折返部及び上側折返部の各一部が各々下側ボー
ド当接部の上端及び上側ボード当接部の下端から前方に
折曲されるとともに互いに合わせられてボード間部を形
成し、下側折返部及び上側折返部の各先端部が各々ボー
ド間部から下向き及び上向きに折曲されて下向き係合片
及び上向き係合片を形成しているとよい。
間に前後方向の弾性を有する弾性部が金属板の折曲によ
り形成されることが好ましい。弾性部としては、下地取
付部からボード当接部に向かって前方へ傾斜した弾性部
や、波状又はジグザグ状に折曲された弾性部を例示する
ことができる。
側折返部の各一部が櫛歯に形成され、該櫛歯同士が互い
の歯抜け部に嵌まり込むことにより、該ボード間部の厚
さが金属板一枚分とされることが好ましい。
起こされてなる補強リブが形成されることが好ましい。
示す第一実施形態の取付金具は、下側止め具(5,6)
と、該下側止め具に対して上下スライド可能に係合する
取付金具本体10と、上側止め具(8,9)とを備え
る。
方となる位置において前方から取付下地1に止めるもの
であり、先端部を取付下地1に進入させて止める釘、ね
じ等の頭部付き止め具5と、該止め具5により取付下地
1から若干浮かせて止められる短冊状のガイド片6とか
らなる。止め具5が通されるガイド片6の止め穴の周囲
には皿状の可動スペーサ7が後方へ張り出し成形され、
該可動スペーサ7の背面が取付下地1に当接することで
ガイド片6の残部が取付下地1から若干浮くようになっ
ており、該皿状の可動スペーサ7の正面に止め具5の頭
部が収まる。
て取り付けられる垂直な下側下地取付部11及び上側下
地取付部12と、取付下地1より前方に離間して各々下
側ボード2の裏面及び上側ボード3の裏面に当接する垂
直な下側ボード当接部13及び上側ボード当接部14
と、下側ボード当接部13の上端と上側下地取付部12
の下端とから前方へ水平に延びて下側ボード2の上端と
上側ボード3の下端との間に挟まれるボード間部15と
を備え、該ボード間部15の前端から、下方へスライド
したときに下側ボード2の上端に設けられた被係合部2
aに係合する下向き係合片16と、下方へスライドした
後に上側ボード3の下端に設けられた被係合部3aを係
合させる上向き係合片17とが延設されている。また、
上側ボード当接部14とボード間部15との間には、山
形状の傾斜取付部18が形成されている。
3、ボード間部15の下側及び下向き係合片16は一枚
の金属板を折曲してなり、上側下地取付部12、上側ボ
ード当接部14、傾斜取付部18、ボード間部15の上
側及び上向き係合片17は別の一枚の金属板を折曲して
なり、両金属板がボード間部15で重合されて溶接され
ている。
が収まった可動スペーサ7を係入させて上下スライド可
能な長孔19が形成され、該長孔19の下端は下方へ開
口している。また、下側下地取付部11の下端から前方
に折曲された下折曲部20と下側下地取付部11の上端
から下側ボード当接部13の下端まで折曲された上折曲
部21とには、ガイド片6を係入させて上下スライド可
能な被ガイド穴22が形成されている。一方、上側下地
取付部12及び傾斜取付部18には各々止め穴23,2
4が形成されている。
付金具本体10を下側ボード2の上端より上方に位置す
る止め穴23,24において取付下地1に止めるもので
あり、先端部を取付下地1に進入させて止める釘、ねじ
等の頭部付き止め具8,9からなる。
上側ボード3を取付下地1に取り付けるには、次の工程
からなる方法により行う。
め具5をガイド片6の穴に通して取付下地1に打ち込む
又はねじ込むことにより止め、可動スペーサ7に止め具
5の頭部を収める。このガイド片6を止める位置(特に
その穴の位置)は、次の工程で接近させる下側ボード
2の上端より下方となる位置に設定するが、本工程では
未だ下側ボード2を接近させていないので、容易に止め
ることができる。また、長孔19に可動スペーサ7を係
入させるとともに、被ガイド穴22にガイド片6を係入
させることにより、止め具5及びガイド片6に対して取
付金具本体10を上下スライド可能に係合する。長孔1
9の下端が下方へ開口しているため、止め具5及びガイ
ド片6を取付下地1に取り付けた後であっても、長孔1
9に止め具5の頭部が収まった可動スペーサ7を係入さ
せることができて、作業性が良い。なお、この係合は、
次の工程で下側ボード2の上端を止め具5及びガイド片
6に接近させた後に行ってもよい。また、長孔19の下
端が下方へ開口していない場合には、長孔19に可動ス
ペーサ7を係入させるとともに、被ガイド穴22にガイ
ド片6を係入させた後に、止め具5をガイド片6の穴に
通して取付下地1に止めればよい。
に張り出し成形され、該可動スペーサ7の背面が取付下
地1に当接することでガイド片6の残部が取付下地1か
ら若干浮くようになっているため、たとえ止め具5を強
く打ち込んだりねじ込んだりしても、下側下地取付部1
1を取付下地1に過度に押え付けたり、ガイド片6の浮
き量が小さくなったりするおそれがなく、長孔19及び
被ガイド穴22はスムースに上下スライドできる。
体10を上方へスライドさせた状態で、下側ボード2の
上端を前方から止め具5及びガイド片6に接近させ、下
側ボード2の被係合部2aを上方へ待避している下向き
係合片16の下にくぐらせ、下側ボード2の裏面を下側
ボード当接部13に当接させるとともに、止め具5及び
ガイド片6を隠す。このときの下側ボード2の下端は、
既に同一又は別種の取付金具により取付下地1に取り付
けられているものとする(図示略)。その後、図2
(b)に示すように、取付金具本体10を下方へスライ
ドさせて、下向き係合片16を下側ボード2の被係合部
2aに係合させる。
方から止め具8,9を止め穴23,24に通して取付下
地1に打ち込む又はねじ込むことにより止め、取付金具
本体10を上下スライドしないように止める。この止め
穴23,24は、下側ボード2の上端より上方の位置に
あるので、容易に止めることができる。止め穴23,2
4の使い分けは、特に限定されるものではないが、例え
ば従来の技術の項で説明したように、取付下地1が鉄骨
の場合は、止め具8としてのビスを止め孔23に通して
取付下地1にねじ込んで止めたり、取付下地1が木の場
合は、止め具9としての釘を止め孔24に通して取付下
地1に打つことにより止めたりすることができる。
3の下端を取付金具本体10に斜め上方から接近させ、
被係合部3aを上向き係合片17に係合させるととも
に、上側ボード3の裏面を上側ボード当接部14に当接
させる。下側ボード2の上端前縁と上側ボード3の下端
前縁との間に生じた目地25に、必要に応じてシーリン
グ材(図示略)を充填する。
程〜により取付下地1に取り付け、さらにその上の
ボード(図示略)の下端を上記工程により取付下地1
に取り付け、これらの作業を必要なボード段数だけ繰り
返す。すなわち、本発明において、「下側ボード」「上
側ボード」は、「相対的に下側となるボード」「相対的
に上側となるボード」の意味で使用しており、上側ボー
ドの上にさらにボードがあるときはその上側ボードは下
側ボードとなる。
具によれば、取付金具本体10を上下スライド可能とし
たことにより、下側ボード2及び上側ボード3の取付下
地1への取付作業性を良好に保ちながら、下側止め具
(5,6)及び上側止め具(8,9)により取付金具本
体10の下部及び上部を前方へ浮き上がらないよう確実
に取付下地1に止めることができるため、両ボード2,
3の取付安定性を高めることができる。
17の幅が、取付金具本体10の幅一杯に拡がっていて
最も広く確保されているため、下向き係合片16及び上
向き係合片17とボード2,3の被係合部2a,3aと
の間にかかる単位面積当たりの応力を減少させ、被係合
部2a,3aの欠損のおそれを減少させることができ
る。
実施形態の取付金具は、下側止め具(5,6)と、該下
側止め具に対して上下スライド可能に係合する取付金具
本体30と、上側止め具(8,9)とを備える。下側止
め具(5,6)及び上側止め具(8,9)は、第一実施
形態と同一のものである。
て取り付けられる垂直な下側下地取付部31及び上側下
地取付部32と、取付下地1より前方に離間して各々下
側ボード2の裏面及び上側ボード3の裏面に当接する垂
直な下側ボード当接部33及び上側ボード当接部34
と、上側ボード当接部34の下端から前方へ水平に延び
て下側ボード2の上端と上側ボード3の下端との間に挟
まれるボード間部35とを備え、該ボード間部35の前
端から、下方へスライドしたときに下側ボード2の被係
合部2aに係合する下向き係合片36と、下方へスライ
ドした後に上側ボード3の被係合部3aを係合させる上
向き係合片37とが延設されている。また、上側ボード
当接部34の幅方向中央部には、傾斜取付部38が後方
へ切り起こし形成されている。これら各部31〜38は
一枚の金属板を折曲してなる。
が収まった可動スペーサ7を係入させて上下スライド可
能な長孔39が形成され、該長孔39の下端は下方へ開
口している。また、下側下地取付部31の下端から前方
に折曲された下折曲部40と下側下地取付部31の上端
から下側ボード当接部33の下端まで折曲された上折曲
部41とには、ガイド片6を係入させて上下スライド可
能な被ガイド穴42が形成されている。一方、上側下地
取付部32及び傾斜取付部38には各々止め穴43,4
4が形成されている。
上側ボード3を取付下地1に取り付けるには、次の工程
からなる方法により行う。同方法は基本的に第一実施形
態と同様なので、説明は簡略化する。
態と同じく、止め具5及びガイド片6を取付下地1に止
め、止め具5及びガイド片6に対して取付金具本体30
を上下スライド可能に係合する。 図4(a)に示すように、第一実施形態と同じく、
取付金具本体30を上方へスライドさせた状態で、下側
ボード2の上端を前方から止め具5及びガイド片6に接
近させた後、図4(b)に示すように、取付金具本体3
0を下方へスライドさせて、下向き係合片36を下側ボ
ード2の被係合部2aに係合させる。 図4(b)〜(c)に示すように、第一実施形態と
同じく、前方から止め具8,9を止め穴23,24に通
して、取付金具本体30を取付下地1に止める。 図4(c)に示すように、第一実施形態と同じく、
上側ボード3の被係合部3aを上向き係合片37に係合
させる。また、目地45に、必要に応じてシーリング材
(図示略)を充填する。 第一実施形態と同じく、上記工程〜を必要なボ
ード段数だけ繰り返す。
具によっても、第一実施形態と同様の効果を得ることが
できる(係合片幅による効果は除く)。さらに、取付金
具本体30を一枚の金属板から形成することができるの
で、コストダウンを図ることもできる。
実施形態の取付金具は、下側止め具(5,50)と、該
下側止め具に対して上下スライド可能に係合する取付金
具本体60と、上側止め具(8,9)とを備える。上側
止め具(8,9)は、第一実施形態と同一のものであ
る。
方となる位置において前方から取付下地1に止めるもの
であり、止め具5と、該止め具5により取付下地1に止
められるガイド部材50とからなる。ガイド部材50
は、取付下地1に当接して取り付けられる垂直な下側下
地取付部51と、取付下地1より前方に離間して下側ボ
ード2の裏面に当接する左右の垂直な下側ボード当接部
53と、下側ボード当接部52の両端から後方へ平面コ
字状に折曲形成された上下に延びるガイド溝部54とか
らなり、これら各部51〜54は一枚の金属板を折曲し
てなる。下側下地取付部51には止め穴55が形成され
ている。
て取り付けられる垂直な上側下地取付部62と、取付下
地1より前方に離間して上側ボード3の裏面に当接する
垂直な上側ボード当接部64と、上側ボード当接部64
の下端から前方へ水平に延びて下側ボード2の上端と上
側ボード3の下端との間に挟まれるボード間部65とを
備え、該ボード間部65の前端から、下方へスライドし
たときに下側ボード2の被係合部2aに係合する下向き
係合片66と、下方へスライドした後に上側ボード3の
被係合部3aを係合させる上向き係合片67とが延設さ
れている。また、上側下地取付部62と上側ボード当接
部64との間には、傾斜取付部68が形成されている。
また、上側ボード当接部64の左右両端には下方へ延び
て前記ガイド溝部54に係入して上下スライド可能な被
ガイド片69が形成されている。この被ガイド片69は
金属板一枚の厚さ分だけ後方へ折曲形成されているた
め、ガイド溝54に係入したときに、上側ボード当接部
64が下側ボード当接部53と面一になる。これら各部
62〜69は一枚の金属板を折曲してなる。上側下地取
付部62及び傾斜取付部68には各々止め穴61,63
が形成されている。
上側ボード3を取付下地1に取り付けるには、次の工程
からなる方法により行う。同方法は基本的に第一実施形
態と同様の部分が多いので、説明は簡略化する。
め具5を下側下地取付部51の止め穴55に通して取付
下地1に打ち込む又はねじ込むことにより、ガイド部材
50を止める。また、ガイド溝部54に被ガイド片69
を係入することにより、ガイド部材50に対して取付金
具本体60を上下スライド可能に係合する。ガイド溝部
54の上端が上方へ開口しているため、止め具5及びガ
イド部材50を取付下地1に取り付けた後であっても、
ガイド溝54に被ガイド片69を係入することができ
て、作業性が良い。なお、この係合は、次の工程で下側
ボード2の上端を止め具5及びガイド部材50に接近さ
せた後に行ってもよい。
態と同じく、取付金具本体60を上方へスライドさせた
状態で、下側ボード2の上端を前方から止め具5及びガ
イド部材50に接近させた後、図6(b)に示すよう
に、取付金具本体60を下方へスライドさせて、下向き
係合片66を下側ボード2の被係合部2aに係合させ
る。 図6(b)〜(c)に示すように、第一実施形態と
同じく、前方から止め具8,9を止め穴61,63に通
して、取付金具本体60を取付下地1に止める。 図6(c)に示すように、第一実施形態と同じく、
上側ボード3の被係合部3aを上向き係合片67に係合
させる。また、目地59に、必要に応じてシーリング材
(図示略)を充填する。 第一実施形態と同じく、上記工程〜を必要なボ
ード段数だけ繰り返す。
具によっても、第一実施形態と同様の効果を得ることが
できる(係合片幅による効果は除く)。
実施形態の取付金具は、下側止め具(5)と、該下側止
め具に対して上下スライド可能に係合する取付金具本体
70と、上側止め具(8,9)とを備える。下側止め具
(5)及び上側止め具(8,9)は、第一実施形態と同
一のものである。
うな一枚の縦長の金属板の下側折返部91及び上側折返
部92が各々中央平板部93より前方に折り返されてな
り、図7(a)に示すように、下側折返部91及び上側
折返部92の各基部が各々中央平板部93の下端及び上
端に折り重ねられて下側下地取付部71及び上側下地取
付部72を形成し、下側折返部91及び上側折返部92
の各一部が各々下側下地取付部71の上端及び上側下地
取付部72の下端から前方に折曲されて下側ボード当接
部73及び上側ボード当接部74を形成し、下側折返部
91及び上側折返部92の各一部が各々下側ボード当接
部73の上端及び上側ボード当接部74の下端から前方
に折曲されるとともに互いに合わせられてボード間部7
5を形成し、下側折返部91及び上側折返部92の各先
端部が各々ボード間部75の前端から下向き及び上向き
に折曲されて下向き係合片76及び上向き係合片77を
形成している。また、下側下地取付部71と下側ボード
当接部73との間、及び上側下地取付部72と上側ボー
ド当接部74との間には、各々前後方向の弾性を有する
下側傾斜弾性部81及び上側傾斜弾性部82が折曲形成
されている。上側傾斜弾性部82は傾斜取付部でもあ
る。
させて上下スライド可能な長孔79が形成され、該長孔
79の下端は下方へ開口している。長孔79にはワッシ
ャ状の可動スペーサ78が上下動可能に係入され、可動
スペーサ78の厚さは下側下地取付部71の厚さと略等
しいか又は若干厚い。本実施形態では、可動スペーサ7
8に設けられた突起78aが長孔79に沿う下側下地取
付部71に溶接等されることにより、可動スペーサ78
が長孔79に仮止めされており、この仮止めを切ったと
きに上下スライド可能となるようになっている。上側下
地取付部72及び上側傾斜弾性部82には各々止め穴8
3,84が形成されている。
上側折返部92の各一部が櫛歯91a,92aに形成さ
れ、該櫛歯91a,92a同士が互いの歯抜け部91
b,92bに嵌まり込むことにより、該ボード間部75
の厚さが金属板一枚分とされている。
本体70の一部を変更することもできる。すなわち、 (ア)中央平板部93に金属板が前方へ切り起こされて
なる補強リブ86を設け、取付金具本体70の強度を高
めること。 (イ)下側折返部91(又は上側折返部92)と中央平
板部93との折曲部を湾曲部87として、取付金具本体
70の強度を高めるとともに加工性を良くする。 (ウ)長孔79の下端を開口させないこと。 (エ)下側折返部91及び上側折返部92の各一部を重
合して、ボード間部75の厚さを金属板二枚分とするこ
と。
上側ボード3を取付下地1に取り付けるには、次の工程
からなる方法により行う。同方法は基本的に第一実施形
態と同様の部分が多いので、説明は簡略化する。
め具5を、長孔79に係入され仮止めされている可動ス
ペーサ78に通し、取付下地1に打ち込む又はねじ込む
ことにより止める。可動スペーサ78と長孔79とが仮
止めにより一体化しているので、作業性が良い。なお、
長孔79に可動スペーサ78が仮止めされていない場合
には、まず止め具5を可動スペーサ78に通して取付下
地1に止めてから、長孔79に可動スペーサ78を係入
させることにより、止め具5に対して取付金具本体70
を上下スライド可能に係合する。長孔79の下端が下方
へ開口しているため、止め具5を取付下地1に取り付け
た後であっても、長孔79に止め具5を係入させること
ができて、作業性が良い。なお、この係合は、次の工程
で下側ボード2の上端を止め具5に接近させた後に行っ
てもよい。長孔79の下端が下方へ開口していない場合
には、長孔79に係入した可動スペーサ78に止め具5
を通して取付下地1に止めればよい。
78を係入させるため、たとえ止め具5を強く打ち込ん
だりねじ込んだりしても、下側下地取付部71を取付下
地1に過度に押え付けるおそれがなく、長孔79はスム
ースに上下スライドできる。
態と同じく、取付金具本体70を上方へスライドさせた
状態で、下側ボード2の上端を前方から止め具5に接近
させた後、図8(b)に示すように、取付金具本体70
を下方へスライドさせて、下向き係合片76を下側ボー
ド2の被係合部2aに係合させる。可動スペーサ78が
長孔79に仮止めされている場合には、取付金具本体7
0を下方へ叩くことにより仮止めが切れて可動スペーサ
78と長孔79との間がスライド可能となり、取付金具
本体70が下方へスライドする。 図8(b)〜(c)に示すように、第一実施形態と
同じく、前方から止め具8,9を止め穴83,84に通
して、取付金具本体70を取付下地1に止める。 図8(c)に示すように、第一実施形態と同じく、
上側ボード3の被係合部3aを上向き係合片77に係合
させる。また、目地85に、必要に応じてシーリング材
(図示略)を充填する。 第一実施形態と同じく、上記工程〜を必要なボ
ード段数だけ繰り返す。
具によっても、第一実施形態と同様の効果を得ることが
できる。さらに、取付金具本体70を一枚の金属板から
形成することができるので、コストダウンを図ることも
できる。また、ボード間部75の厚さが金属板一枚分と
されているため、下側ボード2の上端と上側ボード3の
下端との隙間を小さくすることができる。また、中央平
板部93で連結していて、ボード間部75で金属板を溶
接する必要がないため、取付金具本体70の製造効率が
良く、コストダウンを図ることができる。また、中央平
板部93とその前方の各部71〜74等との二重構造に
なっているため、薄い金属板を使用しても強度を確保す
ることができる。
五実施形態の取付金具は、第四実施形態の取付金具本体
70のボード間部75の構成と、下側ボード2の上端と
上側ボード3の下端の構成とにおいてのみ、第四実施形
態と相違するものである。すなわち、ボード間部75の
途中に、幅方向に延びる略円筒状のパネル係止部95が
湾曲形成されるとともに、ボード間部75のうちパネル
係止部95より前側75aのレベルがパネル係止部95
より後側75bのレベルより低く設定されている。
上側ボード3の取付方法は、第四実施形態と同じなの
で、図10に図8と共通の符号を付して、その説明を省
略する。
具によっても、第一実施形態及び第四実施形態と同様の
効果を得ることができる。さらに、ボード2,3に前方
向(面外方向)の荷重がかかったとき、下側ボード2の
被係合部2a及び上側ボード3の被係合部3aがそれぞ
れ下向き係合片76及び上向き係合片77に係止するだ
けでなく、下側ボード2の後部の新たな被係合部2b及
び上側ボード3の後部の新たな被係合部3bがそれぞれ
パネル係止部95に係止し、荷重を分散して受けるた
め、ボード2,3にかかる単位面積当たりの応力が減少
して、ボード2,3の破損を防ぐことができる。また、
目地85からの水分の進入を、パネル係止部95及び前
記ボード間部75のレベルの相違によって確実に防止す
ることができる。
ものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変
更して具体化することもできる。
の取付方法及び取付金具によれば、下側ボード及び上側
ボードの取付下地への取付作業性を良好に保ちながら、
取付金具の下部及び上部を前方へ浮き上がらないよう確
実に取付下地に止めることができ、ボードの取付安定性
を高めることができるという優れた効果が得られる。
の斜視図である。
断面図である。
の斜視図である。
断面図である。
の斜視図である。
断面図である。
の斜視図である。
断面図である。
の斜視図である。
す断面図である。
視図、(b)は断面図である。
止め穴 50 ガイド部材 54 ガイド溝部 55 止め穴 69 被ガイド片 78 可動スペーサ 81 下側傾斜弾性部 82 上側傾斜弾性部 86 補強リブ 87 湾曲部 91 下側折返部 91a,92a 櫛歯 91b,92b 歯抜け部 92 上側折返部 93 中央平板部 95 パネル係止部
Claims (13)
- 【請求項1】 下側ボード及び上側ボードを取付下地に
取り付ける方法であって、 下側止め具と該下側止め具に対して上下スライド可能に
係合する取付金具本体と上側止め具とからなる取付金具
を使用し、 前記下側止め具を下側ボードの上端より下方となる位置
において取付下地に止め、 前記下側ボードの上端を下側止め具に接近させて該下側
止め具を隠し、下側止め具に係合した取付金具本体を下
方へスライドさせて、取付金具本体に設けられた下向き
係合片を下側ボードの上端に設けられた被係合部に係合
させ、 前記取付金具本体を下側ボードの上端より上方の位置に
おいて上側止め具により取付下地に止め、 前記上側ボードの下端を取付金具本体に接近させ、該下
端に設けられた被係合部を取付金具本体に設けられた上
向き係合片に係合させることを特徴とするボードの取付
方法。 - 【請求項2】 下側ボード及び上側ボードを取付下地に
取り付けるための取付金具であって、 下側止め具と該下側止め具に対して上下スライド可能に
係合する取付金具本体と上側止め具とを備え、 前記下側止め具は、下側ボードの上端より下方となる位
置において取付下地に止めるものであり、 前記取付金具本体は、下方へスライドしたときに下側ボ
ードの上端に設けられた被係合部に係合する下向き係合
片と、下方へスライドした後に上側ボードの下端に設け
られた被係合部を係合させる上向き係合片とを備え、 前記上側止め具は、下方へスライドした後の取付金具本
体を下側ボードの上端より上方の位置において取付下地
に止めるものであることを特徴とするボードの取付金
具。 - 【請求項3】 前記下側止め具は、先端部を取付下地に
進入させて止める釘、ねじ等の止め具からなり、前記取
付金具本体は、止め具を係入させて上下スライド可能な
長孔を備える請求項2記載のボードの取付金具。 - 【請求項4】 前記下側止め具は、先端部を取付下地に
進入させて止める釘、ねじ等の止め具と、該止め具によ
り取付下地から若干浮かせて止められるガイド片とから
なり、前記取付金具本体は、止め具を係入させて上下ス
ライド可能な長孔と、該ガイド片を係入させて上下スラ
イド可能な被ガイド穴又は被ガイド溝とを備える請求項
2記載のボードの取付金具。 - 【請求項5】 前記長孔の下端を下方へ開口させた請求
項3又は4記載のボードの取付金具。 - 【請求項6】 前記長孔に、止め具により取付金具本体
が取付下地に過度に押え付けられるのを防ぐための可動
スペーサを上下動可能に係入させた請求項3、4又は5
記載のボードの取付金具。 - 【請求項7】 前記下側止め具は、先端部を取付下地に
進入させて止める釘、ねじ等の止め具と、該止め具によ
り取付下地に止められるガイド溝又はガイド穴を備える
ガイド部材とからなり、前記取付金具本体は、ガイド溝
又はガイド穴に係入して上下スライド可能な被ガイド片
を備える請求項2記載のボードの取付金具。 - 【請求項8】 前記取付金具本体は、取付下地に当接し
て取り付けられる下地取付部と、取付下地より前方に離
間して下側ボードの裏面又は上側ボードの裏面に当接す
るボード当接部と、下側ボードの上端と上側ボードの下
端との間に挟まれるボード間部とを備え、該ボード間部
から前記下向き係合片及び上向き係合片が延設された請
求項2〜7のいずれか一項に記載のボードの取付金具。 - 【請求項9】 前記取付金具本体の下地取付部、ボード
当接部、ボード間部、下向き係合片及び上向き係合片
は、金属板が折曲されて形成されたものである請求項8
記載のボードの取付金具。 - 【請求項10】 前記取付金具本体は、一枚の縦長の金
属板の下側折返部及び上側折返部が各々中央平板部より
前方に折り返されてなり、 前記下側折返部及び上側折返部の各基部が各々中央平板
部の下端及び上端に折り重ねられて下側下地取付部及び
上側下地取付部を形成し、 前記下側折返部及び上側折返部の各一部が各々下側下地
取付部の上端及び上側下地取付部の下端から前方に折曲
されて下側ボード当接部及び上側ボード当接部を形成
し、 前記下側折返部及び上側折返部の各一部が各々下側ボー
ド当接部の上端及び上側ボード当接部の下端から前方に
折曲されるとともに互いに合わせられてボード間部を形
成し、 前記下側折返部及び上側折返部の各先端部が各々ボード
間部から下向き及び上向きに折曲されて下向き係合片及
び上向き係合片を形成している請求項8記載のボードの
取付金具。 - 【請求項11】 前記下地取付部とボード当接部との間
に前後方向の弾性を有する弾性部が金属板の折曲により
形成された請求項10記載のボードの取付金具。 - 【請求項12】 前記ボード間部では、下側折返部及び
上側折返部の各一部が櫛歯に形成され、該櫛歯同士が互
いの歯抜け部に嵌まり込むことにより、該ボード間部の
厚さが金属板一枚分とされた請求項10又は11記載の
ボードの取付金具。 - 【請求項13】 前記中央平板部に、金属板が前方へ切
り起こされてなる補強リブが形成された請求項10、1
1又は12記載のボードの取付金具。
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|---|---|---|---|
| JP14619799A JP4243332B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ボードの取付方法及び取付金具 |
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|---|---|---|---|---|
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| JP2015025279A (ja) * | 2013-07-25 | 2015-02-05 | 三菱電機株式会社 | 支持部材 |
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-
1999
- 1999-05-26 JP JP14619799A patent/JP4243332B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| AU2018232364B2 (en) * | 2017-03-09 | 2020-09-17 | Nichiha Corporation | Wall-material mounting member and wall structure |
| US10876298B2 (en) | 2017-03-09 | 2020-12-29 | Nichiha Corporation | Wall-material mounting member and wall structure |
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