JP2000337108A - 二酸化炭素回収型複合発電システム - Google Patents

二酸化炭素回収型複合発電システム

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JP2000337108A
JP2000337108A JP11147914A JP14791499A JP2000337108A JP 2000337108 A JP2000337108 A JP 2000337108A JP 11147914 A JP11147914 A JP 11147914A JP 14791499 A JP14791499 A JP 14791499A JP 2000337108 A JP2000337108 A JP 2000337108A
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Japan
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compressor
working fluid
turbine
condenser
heat exchanger
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JP11147914A
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Hidetaka Mori
秀隆 森
Hideaki Sugishita
秀昭 椙下
Kazuo Uematsu
一雄 上松
Tadashi Tsuji
正 辻
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/16Combined cycle power plant [CCPP], or combined cycle gas turbine [CCGT]

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  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二酸化炭素回収型複合発電システムに関し、
NOX の発生をなくし、発電効率を高める。 【解決手段】 燃焼器2には圧縮機1からの作動流体と
CH4 ,O2 が供給され、燃焼して高温のH2 OとCO
2 を生成物とする作動流体となり、タービン3を回転さ
せて発電し、膨張後の流体は復水器10で復水し、ライ
ン15から圧縮機1へ戻る。又、復水器10からの流体
からはCO2 排出圧縮機11により余分のCO2 が除去
される。又、排ガスボイラ4で加熱された蒸気は蒸気タ
ービン5に流入し、仕事をして復水器6で復水し、ポン
プ7でボイラ4へ戻る。ガスタービンをライン15で閉
ループとし、かつ圧縮機1は空気を吸い込まないのでN
Xの発生がない。更に、CO2 排出圧縮機11を用い
るのでCO2 の排出が容易となり、圧力比が大となり出
力が増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二酸化炭素回収型複
合発電システムに関し、圧縮機、ガスタービン、排ガス
ボイラからなるシステムを閉ループ化すると共に排ガス
ボイラで蒸気タービン系を作動させる構成とし、NOX
の発生をなくし、出力を増大するようなシステム構成と
したものである。
【0002】
【従来の技術】地球温暖化問題に対処するため発電所で
発生する二酸化炭素を燃料排ガスから分離する方法とし
て、PSA(Pressure Swing Absorption )法や膜分離
法等が提案されている。高効率の発電プラントであるガ
スタービンコンバインドプラントでは、現状では、この
ような二酸化炭素分離装置は適用されていないが、適用
すると、排ガス中の二酸化炭素濃度が比較的薄いため必
要分離動力が大きくなり、その動力を加味した正味の発
電効率は著しく低下してしまう。
【0003】図5は従来のガスタービンコンバインドプ
ラントにCO2 分離装置を装備した例を示す。図におい
て、1はガスタービンを構成する圧縮機、2はCH4
の炭化水素系の燃料を燃焼させる燃焼器、3はタービン
である。4は排ガスボイラで、タービン3の排ガスを導
き、排熱を回収する。5は蒸気タービン、6は復水器
(凝縮器)、7はポンプであり、閉ループを構成し排熱
回収ボイラ4によりタービン3の排熱で蒸気を発生し、
蒸気タービン5を駆動し、仕事をした膨張後の蒸気は復
水器6で復水し、ポンプ7により再び排熱回収ボイラ4
へ戻す蒸気タービン系を構成している。8は発電機であ
り、タービン3により駆動され、電力を得る。30はC
2 分離装置であり、前述のPSA法や膜分離法等によ
り排ガスボイラ4からの排気からCO2 を分離、回収す
る。
【0004】上記構成のプラントにおいて、圧縮機1は
大気より空気を吸入し、圧縮して燃焼器2へ供給する。
燃焼器2では圧縮機1からの空気と炭化水素系の燃料、
例えばメタン(CH4 )が供給され、燃焼して高温の燃
焼ガスとなり、タービン3に流入し膨張してタービン3
を回転させて仕事をし、その排気は排熱回収ボイラ4へ
導かれ、ここで排熱を与えて流出する。流出した排気中
には燃焼によりCO2が含まれており、このCO2 はC
2 分離装置30で分離、回収されて煙突40より大気
へ放出される。
【0005】一方排ガスボイラ4では、その排熱により
下位の閉ループにおいて蒸気を発生させ、その蒸気は蒸
気タービン5に供給され、膨張することにより蒸気ター
ビン5を回転させて仕事をし、低温となった蒸気は復水
器6で復水して水となり、ポンプ7で再び排ガスボイラ
4へ送られる。
【0006】上記の図5に示すシステムにおいては、排
ガス中の二酸化炭素はわずかであり、その割にはCO2
分離装置30は容量が大きく、複雑で高価な装置とな
り、又その動力も大きく、正味の発電効率を著しく低下
させてしまう。又、圧縮機1は空気を吸い込み、圧縮し
て燃焼器2に供給し、燃料の燃焼に供されるが、空気中
には窒素成分を含み、排ガスは煙突40より大気に放出
されるのでNOX の発生の原因となっている。
【0007】図6は従来のガスタービンプラントの他の
例であり、符号1〜4,8は図5と同じ構成であるので
説明は省略する。図において、タービン3の排気は排ガ
スボイラ4で排熱が回収された後、復水器20で復水
し、復水した水の一部はポンプ21で排ガスボイラ4へ
送られ、排熱で加熱され燃焼器2に噴射される。復水の
残りはライン41より外部へ排出し、又、復水器20か
らの排ガスはCO2 分離装置30でCO2 が分離、回収
されて煙突40から大気へ放出される。このようなシス
テムでは、排ガスボイラ4で蒸気を発生させ、その蒸気
を燃焼器2に噴射して大幅な出力増加が得られる、いわ
ゆる蒸気噴射サイクルの構成を示す。本システムでも図
5に示すガスタービンコンバインドの場合と同様に排ガ
スの二酸化炭素の分離動力は大きく正味の発電効率は低
下し、又、圧縮機1は大気から空気を吸い込むので同様
にNOX の発生の原因となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ガスタービンプラントにおいては、CO2 分離装置30
は大容量で、高価な装置であると共に、その所要動力も
大きく、正味の発電効率が著しく低下してしまう。又、
圧縮機1では大気より空気を吸い込み燃焼器2で燃焼に
供され、その排気は大気に放出されるのでNOX が発生
する。
【0009】そこで本発明は、二酸化炭素回収型複合発
電プラントにおいて、圧力比を増大させて出力の増大を
図ると共に、比較的簡潔な構造の二酸化炭素分離用の排
出圧縮機を用い、かつNOX の発生もない発電プラント
の構成を実現することを課題としてなされたものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために次の(1)乃至(5)の手段を提供する。
【0011】(1)二酸化炭素と水蒸気からなる作動流
体を圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体と共に
燃料を燃焼させ高温の作動流体を発生させる燃焼器と、
同燃焼器からの高温作動流体を膨張させて電力を得るタ
ービンと、同タービンから排出される作動流体の排熱で
蒸気タービン系の蒸気を加熱する熱交換器と、同熱交換
器から流出する低温作動流体を復水する復水器と、同復
水器からの作動流体を前記圧縮機へ戻す戻りラインと、
同戻りラインから二酸化炭素を排出する排出圧縮機とを
備えてなることを特徴とする二酸化炭素回収型複合発電
システム。
【0012】(2)上記(1)の発明において、前記熱
交換器は、前記タービンと前記蒸気タービン系の両方が
作動する場合には排熱回収ボイラとして作動し、前記蒸
気タービン系が単独運転する場合には蒸気発生用ボイラ
として作動することを特徴とするシステム。
【0013】(3)上記(1)又は(2)の発明におい
て、前記タービンからの作動流体を前記熱交換器へ導く
流路には再生熱交換器を設け、同再生熱交換器は前記圧
縮機で圧縮した作動流体を前記タービンの排熱で加熱し
て前記燃焼器へ供給することを特徴とするシステム。
【0014】(4)上記(1)から(3)のいずれかの
発明において、前記圧縮機は低圧圧縮機と高圧圧縮機を
接続して構成され、両圧縮機の間には中間冷却器を設
け、同中間冷却器には前記復水器で復水した作動流体の
一部を供給し、前記低圧圧縮機出口の作動流体の温度を
下げることを特徴とするシステム。
【0015】(5)二酸化炭素と水蒸気からなる作動流
体を圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体と共に
燃料を燃焼させ高温の作動流体を発生させる燃焼器と、
同燃焼器からの高温作動流体を膨張させて電力を得るタ
ービンと、同タービンから排出される作動流体の排熱を
回収する熱交換器と、同熱交換器で加熱された蒸気を導
き膨張させて電力を得る蒸気タービンと、同蒸気タービ
ンの排気を復水する復水器と、同復水器からの復水を前
記熱交換器に戻すポンプと、前記熱交換器から流出する
前記タービンの排気を復水する復水器と、同復水器から
の作動流体を前記圧縮機へ戻す戻りラインと、同戻りラ
インから二酸化炭素を排出する排出圧縮機とを備えてな
ることを特徴とする二酸化炭素回収型複合発電システ
ム。
【0016】本発明の(1)及び(5)では、燃焼器で
燃焼した作動流体は二酸化炭素と水蒸気からなり、戻し
ラインにより、圧縮機、タービン、熱交換器、復水器は
閉ループを構成している。燃焼器で燃焼して生成された
高温の作動流体はタービンで膨張してタービンを回転さ
せ発電を行い、仕事をした作動流体は熱交換器に入り蒸
気タービン系に排熱を与え、復水器で復水して戻りライ
ンにより圧縮機へ戻される。戻りラインからは作動流体
に含まれる燃焼生成物のCO2 が排出圧縮機で大気圧ま
で圧縮されて排出される。従って、圧縮機は空気を吸い
込むことなく、閉ループによりCO2 とH2 Oのみから
なるのでNOX が発生することがない。又、構造が簡潔
な排出圧縮機を用いてH2 OとCO2 とを容易に分離す
ることができ、圧力比を大きくして出力を向上させるこ
とができる。
【0017】本発明の(2)では、熱交換器が排熱回収
ボイラと蒸気タービン系単独の蒸気発生用のボイラの両
方の機能を有するので、ガスタービン系と蒸気タービン
系の両サイクルが作動している時には、タービンの排熱
を蒸気タービン系に与えて蒸気を加熱する排熱ボイラと
して機能し、蒸気タービン系を単独運転する場合には、
蒸気を発生させる蒸気タービン用のボイラとして機能す
る。従って、上記(1)の発明の運用幅が広がり、機能
が向上する。
【0018】本発明の(3)では、圧縮機で圧縮された
作動流体は再生熱交換器でタービンの排熱で加熱されて
温度が高まり、燃焼器へ供給されるので、上記(1)又
は(2)の発明よりは燃料量を少くすることができ、熱
効率を高めることができる。
【0019】本発明の(4)では、圧縮機が低圧、高圧
の2段からなり、両圧縮機の間に中間冷却器が設けられ
ており、低圧圧縮機の出口には復水器で復水した作動流
体が中間冷却器から噴射されて低圧圧縮機出口の温度を
下げている。従って、高圧圧縮機入口温度が低下するの
で圧縮機の動力が小さくなり、上記(1)から(3)の
発明と比べ、更にタービンの出力も増大する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る二酸化炭素回収型複合発電システム
の系統図である。図において、符号1〜8は図5に示す
従来の複合発電プラントと同じ構成であるので、詳しい
説明は省略し、そのまま引用して説明するが、本発明の
特徴部分は符号10,11,15で示す部分であり、以
下に詳しく説明する。
【0021】図1において、10は復水器であり、11
は二酸化炭素(CO2 )排出圧縮機、15は復水器10
の出口側と圧縮機1入口側とを接続する戻りラインであ
る。本実施の第1形態では、戻りライン15により排ガ
スボイラ4の排ガス側出口と圧縮機1入口をつないで、
かつ復水器10の出口にCO2 排出圧縮機11を備えた
ものである。即ちガスタービンコンバインドサイクル系
を閉ループ化したものである。
【0022】上記構成のシステムにおいて、燃焼器2に
は圧縮機1からの圧縮された作動流体が流入し、燃料の
CH4 が当量の酸素と共に投入される。これにより作動
流体は燃料がメタン(CH4 )主体の天然ガスの場合二
酸化炭素(CO2 )と水蒸気(H2 O)のみになり、燃
料生成物である二酸化炭素と水はタービン3へ流入し、
膨張することによりタービン3を回転させ発電機8で電
力を発生させ、仕事を終えた作動流体は排ガスボイラ4
で蒸気タービン系の閉ループに排熱を与え、復水器10
に導かれて復水する。復水器10からの作動流体は戻り
ライン15により圧縮機1へ戻される。又、復水器10
を出た作動流体のうち余分なCO2 は、CO2 排出圧縮
機11により大気圧まで圧縮されて外部へ排出される。
【0023】一方、排ガスボイラ4に接続した蒸気ター
ビン系は閉ループを構成しており、排ガスボイラ4の排
熱により加熱された蒸気は蒸気タービン5へ供給され、
膨張することにより蒸気タービン5を回転させて電力を
得て、仕事を終えた低温の蒸気は復水器6へ導かれて復
水し、ポンプ7により再び排ガスボイラ4へ導かれて加
熱されて蒸気となる。
【0024】以上説明の実施の第1形態においては、圧
縮機1、タービン3、排ガスボイラ4、復水器10とで
閉ループを構成し、かつ排熱回収ボイラ4には蒸気ター
ビン系の閉ループを接続するようにし、かつ圧縮機1は
空気を使用しないのでNOXの発生がない。又、CO2
排出圧縮機11が多段の圧縮機で構成され、CO2 排出
圧縮機11の入口側は大気圧よりも低く、プラントの圧
力比が大きいので出力がその分大きくなる。更に従来の
PSAや膜分離法と比べてCO2 排出圧縮機11は簡略
な構成であり、装置のコストも低く抑えることができ
る。又、燃焼生成物であるCO2 とH2 Oは系から容易
に分離可能であり、CO2 の排出はCO2排出圧縮機1
1で容易になされる。
【0025】図2は本発明の実施の第2形態に係る二酸
化炭素回収型複合発電システムの系統図である。図にお
いて本実施の第2形態の特徴部分は符号50で示す部分
にあり、図1に示す排ガスボイラに代えてボイラ50を
設けた構成である。その他の構成は図1に示す実施の第
1形態のものと同じ構成であるので説明は省略する。
【0026】図において50はボイラであり、排ガスボ
イラ50aと蒸気発生用のボイラ50bとから構成され
ている。排ガスボイラ50aは図1に示す排ガスボイラ
4に相当し、タービン3からの排気を導きその排熱を蒸
気タービン系に与えるものである。ボイラ50bは、上
位のタービン3の系を停止し、下位の蒸気タービン系の
み単独運転する場合に作動させるもので、この場合にの
み蒸気タービン系の蒸気を加熱して蒸気タービン5へ供
給し、蒸気タービン系を単独運転可能とするものであ
る。このような実施の第2形態においても、図1の実施
の第1形態と同じく、NOX の発生をなくし、発電効率
を高めることができる。
【0027】図3は本発明の実施の第3形態に係る二酸
化炭素回収型複合発電システムの系統図である。本実施
の第3形態の特徴部分は符号12の部分にあり、その他
の構成は図1に示す実施の第1形態のものと同じであ
り、これらの部分の説明は省略する。
【0028】図において12は再生熱交換器であり、圧
縮機1の出口ガスは再生熱交換器12に流入し、タービ
ン3の出口ガスとで熱交換し、圧縮機1の出口ガスは温
度が高められて燃焼器2へ供給され、燃焼器2の燃料量
を減少させ、熱効率を高める。このような実施の第3形
態においては、図1に示す実施の第1形態と同様にNO
X が発生せず、実施の第1形態よりも一層発電効率を高
める効果を奏する。
【0029】図4は本発明の実施の第4形態に係る二酸
化炭素回収型複合発電システムの系統図であり、本実施
の第4形態の特徴部分は圧縮機を低圧圧縮機1aと高圧
圧縮機1bとに分割し、かつ両圧縮機1a,1bとの間
に中間冷却器13を設け、復水の一部を中間冷却器13
へポンプ14で供給するようにした構成であり、その他
の構成は図1に示す実施の第1形態と同じ構成であるの
で、これらの部分の説明は省略する。
【0030】図4において、燃焼器2へ供給される作動
流体は、低圧圧縮機1aと高圧圧縮機1bとで圧縮さ
れ、燃焼器2において燃料のCH4 と当量のO2 とで燃
焼し、タービン3を駆動する。タービン3で仕事をした
作動流体は排ガスボイラ4へ流入し、蒸気タービン系に
排熱を与えて復水器10で復水し、一部は低圧圧縮機1
aに戻りライン15を通って戻り、又、燃焼生成物であ
るCO2 はCO2 排出圧縮機11で図1と同様に外部へ
排出される。
【0031】復水器10で復水した水の一部はポンプ1
4により中間冷却器13へ導かれ低圧圧縮機1aと高圧
圧縮機1bとの中間に供給され、高圧圧縮機1bへ流入
する作動流体を冷却する。これにより圧縮機の動力が小
さくなり発電プラントの出力が上昇する。
【0032】上記に説明の実施の第4形態によれば、図
1に示す実施の第1形態と同様にNOX の発生がなく、
又、実施の第1形態よりも一層出力を増大させることが
できる。又、図1と同様にCO2 排出圧縮機11により
燃焼生成物である余分のCO 2 も容易に排出させること
ができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の二酸化炭素回収型複合発電シス
テムは、(1)二酸化炭素と水蒸気からなる作動流体を
圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体と共に燃料
を燃焼させ高温の作動流体を発生させる燃焼器と、同燃
焼器からの高温作動流体を膨張させて電力を得るタービ
ンと、同タービンから排出される作動流体の排熱で蒸気
タービン系の蒸気を加熱する熱交換器と、同熱交換器か
ら流出する低温作動流体を復水する復水器と、同復水器
からの作動流体を前記圧縮機へ戻す戻りラインと、同戻
りラインから二酸化炭素を排出する排出圧縮機とを備え
てなることを特徴としている。このようなシステムによ
り、圧縮機は空気を吸い込むことなく、閉ループにより
CO2 とH2 OのみからなるのでNOX が発生すること
がない。又、構造が簡潔な排出圧縮機を用いてH2 Oと
CO2 とを容易に分離することができ、圧力比を大きく
して出力を向上させることができる。
【0034】本発明の(2)では、熱交換器が排熱回収
ボイラと蒸気タービン系単独の蒸気発生用のボイラの両
方の機能を有するので、ガスタービン系と蒸気タービン
系の両サイクルが作動している時には、タービンの排熱
を蒸気タービン系に与えて蒸気を加熱する排熱ボイラと
して機能し、蒸気タービン系を単独運転する場合には、
蒸気を発生させる蒸気タービン用のボイラとして機能す
る。従って、上記(1)の発明の運用幅が広がり、機能
が向上する。
【0035】本発明の(3)では、圧縮機で圧縮された
作動流体は再生熱交換器でタービンの排熱で加熱されて
温度が高まり、燃焼器へ供給されるので、上記(1)又
は(2)の発明よりは燃料量を少くすることができ、熱
効率を高めることができる。
【0036】本発明の(4)では、圧縮機が低圧、高圧
の2段からなり、両圧縮機の間に中間冷却器が設けられ
ており、低圧圧縮機の出口には復水器で復水した作動流
体が中間冷却器から噴射されて低圧圧縮機出口の温度を
下げている。従って、高圧圧縮機入口温度が低下するの
で圧縮機の動力が小さくなり、上記(1)から(3)の
発明と比べ、更にタービンの出力も増大する。
【0037】本発明の(5)では、蒸気タービン系が蒸
気タービン、蒸気タービン系復水器、ポンプを有し、熱
交換器の排気で加熱されるループを構成しており、この
ようなシステムを備えて上記(1)の発明と同様の効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る二酸化炭素回収
型複合発電システムの系統図である。
【図2】本発明の実施の第2形態に係る二酸化炭素回収
型複合発電システムの系統図である。
【図3】本発明の実施の第3形態に係る二酸化炭素回収
型複合発電システムの系統図である。
【図4】本発明の実施の第4形態に係る二酸化炭素回収
型複合発電システムの系統図である。
【図5】従来のガスタービンコンバインドプラントの系
統図である。
【図6】従来の燃焼器へ蒸気を噴射するガスタービンプ
ラントの系統図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 燃焼器 3 タービン 4 排ガスボイラ 5 蒸気タービン 6,10 復水器 7,14 ポンプ 8 発電機 11 二酸化炭素排出圧縮機 12 再生熱交換器 13 中間冷却器 15 ライン 50 蒸気発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上松 一雄 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 辻 正 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 Fターム(参考) 3G081 BA02 BA11 BB00 BC07 BD00 DA22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二酸化炭素と水蒸気からなる作動流体を
    圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体と共に燃料
    を燃焼させ高温の作動流体を発生させる燃焼器と、同燃
    焼器からの高温作動流体を膨張させて電力を得るタービ
    ンと、同タービンから排出される作動流体の排熱で蒸気
    タービン系の蒸気を加熱する熱交換器と、同熱交換器か
    ら流出する低温作動流体を復水する復水器と、同復水器
    からの作動流体を前記圧縮機へ戻す戻りラインと、同戻
    りラインから二酸化炭素を排出する排出圧縮機とを備え
    てなることを特徴とする二酸化炭素回収型複合発電シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記熱交換器は、前記タービンと前記蒸
    気タービン系の両方が作動する場合には排熱回収ボイラ
    として作動し、前記蒸気タービン系が単独運転する場合
    には蒸気発生用ボイラとして作動することを特徴とする
    請求項1記載の二酸化炭素回収型複合発電システム。
  3. 【請求項3】 前記タービンからの作動流体を前記熱交
    換器へ導く流路には再生熱交換器を設け、同再生熱交換
    器は前記圧縮機で圧縮した作動流体を前記タービンの排
    熱で加熱して前記燃焼器へ供給することを特徴とする請
    求項1又は2記載の二酸化炭素回収型複合発電システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記圧縮機は低圧圧縮機と高圧圧縮機を
    接続して構成され、両圧縮機の間には中間冷却器を設
    け、同中間冷却器には前記復水器で復水した作動流体の
    一部を供給し、前記低圧圧縮機出口の作動流体の温度を
    下げることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の二酸化炭素回収型複合発電システム。
  5. 【請求項5】 二酸化炭素と水蒸気からなる作動流体を
    圧縮する圧縮機と、同圧縮機からの作動流体と共に燃料
    を燃焼させ高温の作動流体を発生させる燃焼器と、同燃
    焼器からの高温作動流体を膨張させて電力を得るタービ
    ンと、同タービンから排出される作動流体の排熱を回収
    する熱交換器と、同熱交換器で加熱された蒸気を導き膨
    張させて電力を得る蒸気タービンと、同蒸気タービンの
    排気を復水する復水器と、同復水器からの復水を前記熱
    交換器に戻すポンプと、前記熱交換器から流出する前記
    タービンの排気を復水する復水器と、同復水器からの作
    動流体を前記圧縮機へ戻す戻りラインと、同戻りライン
    から二酸化炭素を排出する排出圧縮機とを備えてなるこ
    とを特徴とする二酸化炭素回収型複合発電システム。
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