JP2000337540A - 管路の空気抜き装置 - Google Patents
管路の空気抜き装置Info
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- JP2000337540A JP2000337540A JP11150293A JP15029399A JP2000337540A JP 2000337540 A JP2000337540 A JP 2000337540A JP 11150293 A JP11150293 A JP 11150293A JP 15029399 A JP15029399 A JP 15029399A JP 2000337540 A JP2000337540 A JP 2000337540A
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 管路途中の高所部分の取出口に固定される外
筺部1と、該外筺部内に回動可能に密嵌されて内部にフ
ロート3,4を配置して蓋体5を装着した内筺部2を備
え、内外筺部に対応する透孔を穿設し、内筺部の回動に
より自身の透孔と外筺の透孔との位置関係を変化させ
て、管路Aとの連通及び遮断状態を得るようにした空気
抜き装置において、空気大量放出時の性能をアップさせ
る。 【解決手段】 上側フロート3を、内筺部内壁に当接す
る程度の外周面31を備え、且つ外周面に内壁との間に
適宜な空間を有する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、
フロート体上面に錐台形状の突部33を設け、放出空気
流によるフロート体の浮き上がりを防止する。
筺部1と、該外筺部内に回動可能に密嵌されて内部にフ
ロート3,4を配置して蓋体5を装着した内筺部2を備
え、内外筺部に対応する透孔を穿設し、内筺部の回動に
より自身の透孔と外筺の透孔との位置関係を変化させ
て、管路Aとの連通及び遮断状態を得るようにした空気
抜き装置において、空気大量放出時の性能をアップさせ
る。 【解決手段】 上側フロート3を、内筺部内壁に当接す
る程度の外周面31を備え、且つ外周面に内壁との間に
適宜な空間を有する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、
フロート体上面に錐台形状の突部33を設け、放出空気
流によるフロート体の浮き上がりを防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷却水供給管、及び原料
(液体)供給管等の各種プラントの管路、その他水道本
管に設置される空気抜き装置に関するものである。
(液体)供給管等の各種プラントの管路、その他水道本
管に設置される空気抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体の流通路である管路内に存在する空
気は、液体の流れを阻害する大きな要因となるので、管
路中高所に配管された部分には、一般的にフロート弁機
構を利用した空気抜き装置が配置されているが、斯かる
フロート弁機構を利用して、管内の空気を外気に放出す
る場合には、液体中に含まれるゴミ等の浮遊物も空気と
一緒に、フロート弁機構の弁筺内に流入してしまうもの
で、該弁筺の清掃が必要となる。しかも、この清掃は、
管内との連通を遮断した状態で行われなければならな
い。
気は、液体の流れを阻害する大きな要因となるので、管
路中高所に配管された部分には、一般的にフロート弁機
構を利用した空気抜き装置が配置されているが、斯かる
フロート弁機構を利用して、管内の空気を外気に放出す
る場合には、液体中に含まれるゴミ等の浮遊物も空気と
一緒に、フロート弁機構の弁筺内に流入してしまうもの
で、該弁筺の清掃が必要となる。しかも、この清掃は、
管内との連通を遮断した状態で行われなければならな
い。
【0003】前記課題の解決手段として、先に管路途中
の高所部分に形成された広口の取出口に固定される外筺
と、該外筺内に回動可能に密嵌されて内部にフロートを
配置する内筺と、弁口を有する内筺の蓋体とを備え、上
記外筺と内筺の夫々に対応する複数の透孔を穿設し、内
筺の回動により自身の透孔と外筺の透孔との位置関係を
変化させて、管内との連通及び遮断状態を得るように構
成した空気抜き装置を提案した(実公平4−5819
号)。
の高所部分に形成された広口の取出口に固定される外筺
と、該外筺内に回動可能に密嵌されて内部にフロートを
配置する内筺と、弁口を有する内筺の蓋体とを備え、上
記外筺と内筺の夫々に対応する複数の透孔を穿設し、内
筺の回動により自身の透孔と外筺の透孔との位置関係を
変化させて、管内との連通及び遮断状態を得るように構
成した空気抜き装置を提案した(実公平4−5819
号)。
【0004】また前記装置では、特に管路新設のように
管路内の空気の大量放出が必要となった場合に、その大
量放出可能に蓋体に大径の弁口を設け、フロート体を、
小弁口を備えた円盤状の上部フロート体と、前記小弁口
の開閉を行う球形状の下側フロート体とで構成してい
る。
管路内の空気の大量放出が必要となった場合に、その大
量放出可能に蓋体に大径の弁口を設け、フロート体を、
小弁口を備えた円盤状の上部フロート体と、前記小弁口
の開閉を行う球形状の下側フロート体とで構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した空気抜き装置
にあって、通常時の空気抜きは、上側フロート体が蓋体
の弁口を閉塞し、内筺内に空気(微少泡状)が進入して
くると、下側フロート体が微少な上下動を行い上側フロ
ート体の小弁口から放出している。そして大量の空気放
出時は、上下フロート体共に下降して大弁口を開放して
空気抜きを行う。
にあって、通常時の空気抜きは、上側フロート体が蓋体
の弁口を閉塞し、内筺内に空気(微少泡状)が進入して
くると、下側フロート体が微少な上下動を行い上側フロ
ート体の小弁口から放出している。そして大量の空気放
出時は、上下フロート体共に下降して大弁口を開放して
空気抜きを行う。
【0006】ところで上側フロート体は、円盤状で、そ
の位置が左右にずれないように約内筺の内壁一杯となる
外周形状を採用している。しかし例えば新設管に対する
最初の給水時や、管路の一部取り替え作業後給水時のよ
うに大量の空気が一度に且つ連続的に放出される場合、
内外筺の透孔から大弁口に向かう高速空気流が生ずる。
このため内筺上方部分(上側フロート体の上方空間)が
負圧状態となり、フロート体が舞い上がり、逆に上側フ
ロート体が空気圧で大弁口に押しつけられ、効率的な空
気抜きが阻害される場合がある。
の位置が左右にずれないように約内筺の内壁一杯となる
外周形状を採用している。しかし例えば新設管に対する
最初の給水時や、管路の一部取り替え作業後給水時のよ
うに大量の空気が一度に且つ連続的に放出される場合、
内外筺の透孔から大弁口に向かう高速空気流が生ずる。
このため内筺上方部分(上側フロート体の上方空間)が
負圧状態となり、フロート体が舞い上がり、逆に上側フ
ロート体が空気圧で大弁口に押しつけられ、効率的な空
気抜きが阻害される場合がある。
【0007】そこで本発明は、フロート体を重量化する
ことなく、前記の課題を解決する新規なフロート体を備
えた空気抜き装置を提案したものである。
ことなく、前記の課題を解決する新規なフロート体を備
えた空気抜き装置を提案したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管路の空気
抜き装置は、管路途中の高所部分に形成された広口の取
出口に固定される外筺部と、該外筺部内に回動可能に密
嵌されて内部にフロートを配置する内筺部と、弁口を有
する内筺部の蓋体部とを備え、上記外筺部と内筺部の夫
々に対応する複数の透孔を穿設し、内筺部の回動により
自身の透孔と外筺部の透孔との位置関係を変化させて、
管内との連通及び遮断状態を得るように構成し、蓋体部
の弁口を大径とし、内筺部内に、小弁口を備えた円盤状
の上側フロート体と、前記小弁口の開閉を行う球形状の
下側フロート体とを内装してなる管路の空気抜き装置に
於いて、上側フロート体を、内筺部内壁に当接する程度
の外周面を備えると共に、前記外周面に前記内壁との間
に適宜な空間を有する縦凹部を適宜な間隔で周設し、フ
ロート体上面に前記蓋体部弁口に収納される大きさの錐
台形状の突部を設けてなることを特徴とするものであ
る。
抜き装置は、管路途中の高所部分に形成された広口の取
出口に固定される外筺部と、該外筺部内に回動可能に密
嵌されて内部にフロートを配置する内筺部と、弁口を有
する内筺部の蓋体部とを備え、上記外筺部と内筺部の夫
々に対応する複数の透孔を穿設し、内筺部の回動により
自身の透孔と外筺部の透孔との位置関係を変化させて、
管内との連通及び遮断状態を得るように構成し、蓋体部
の弁口を大径とし、内筺部内に、小弁口を備えた円盤状
の上側フロート体と、前記小弁口の開閉を行う球形状の
下側フロート体とを内装してなる管路の空気抜き装置に
於いて、上側フロート体を、内筺部内壁に当接する程度
の外周面を備えると共に、前記外周面に前記内壁との間
に適宜な空間を有する縦凹部を適宜な間隔で周設し、フ
ロート体上面に前記蓋体部弁口に収納される大きさの錐
台形状の突部を設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0009】従って大量空気放出に際して、上下フロー
ト体が内筺部内の下方に位置し、透孔から大弁口への高
速空気流が生じて、フロート体の上方空間が負圧となっ
ても、フロート体下方空間の空気が縦凹部を通過してフ
ロート体の浮き上がりを防止する。また特に上側フロー
ト体の上面突部は、透孔からの進入空気を大弁口側に導
く。
ト体が内筺部内の下方に位置し、透孔から大弁口への高
速空気流が生じて、フロート体の上方空間が負圧となっ
ても、フロート体下方空間の空気が縦凹部を通過してフ
ロート体の浮き上がりを防止する。また特に上側フロー
ト体の上面突部は、透孔からの進入空気を大弁口側に導
く。
【0010】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。本発明の実施形態に示した空気抜き装置は、基本的
に従前の装置と同一で、管の上面部に形成した広口の取
出口に固定される外筺部1と、外筺部1内に密嵌配置さ
れる内筺部2と、内筺部2内に配置され、中央に空気孔
(小弁口)を設けた円盤状の上側フロート3と、球状の
下側フロート4と、中央に大弁口を有する内筺部の蓋体
部5で構成されている。
る。本発明の実施形態に示した空気抜き装置は、基本的
に従前の装置と同一で、管の上面部に形成した広口の取
出口に固定される外筺部1と、外筺部1内に密嵌配置さ
れる内筺部2と、内筺部2内に配置され、中央に空気孔
(小弁口)を設けた円盤状の上側フロート3と、球状の
下側フロート4と、中央に大弁口を有する内筺部の蓋体
部5で構成されている。
【0011】外筺部1は、無底筒状の胴部11と、該胴
部11の上端縁に形成される円盤状のフランジ部12と
からなり、前記胴部11に複数の透孔13を一定間隔を
置いて穿設した外筺体と、外筺体の胴部11と同径の、
摺動抵抗を少なくなるように形成した金属リング体14
とからなる。
部11の上端縁に形成される円盤状のフランジ部12と
からなり、前記胴部11に複数の透孔13を一定間隔を
置いて穿設した外筺体と、外筺体の胴部11と同径の、
摺動抵抗を少なくなるように形成した金属リング体14
とからなる。
【0012】内筺部2は、胴部21の上縁に、ボルト用
螺孔22を設けた円環状のフランジ部23を形成してな
る上側胴体2aと、該上側胴体2aの下縁部に螺着され
る有底の下側胴体2bから構成され、上側胴体2aの胴
部21には、前記外筺部1の各透孔13と対応する透孔
24を夫々穿設してなる。
螺孔22を設けた円環状のフランジ部23を形成してな
る上側胴体2aと、該上側胴体2aの下縁部に螺着され
る有底の下側胴体2bから構成され、上側胴体2aの胴
部21には、前記外筺部1の各透孔13と対応する透孔
24を夫々穿設してなる。
【0013】また内筺部2の下側胴体2bは、容器状に
して、前記上方胴体2aの胴部21の外周に螺合装着可
能にし、下部適所には内部にボールを収納し且つ内側と
外側に連通する通路を有する水の排出入部屋を付設して
なる逆止弁機構25を付設してなる。
して、前記上方胴体2aの胴部21の外周に螺合装着可
能にし、下部適所には内部にボールを収納し且つ内側と
外側に連通する通路を有する水の排出入部屋を付設して
なる逆止弁機構25を付設してなる。
【0014】蓋体部5は、本体51の中央に大径の弁口
(大弁口)52を設け、外周部に前記内筺部2のフラン
ジ部23の螺孔22に対応するボルト孔53を設け、大
弁口52に近い位置に,本体51下面に迄突出可能な長
さの押しボルト54を螺装する構成としたものである。
(大弁口)52を設け、外周部に前記内筺部2のフラン
ジ部23の螺孔22に対応するボルト孔53を設け、大
弁口52に近い位置に,本体51下面に迄突出可能な長
さの押しボルト54を螺装する構成としたものである。
【0015】上側フロート3は、円盤形状で、特にその
外周面31が、内筺部2の上部胴体2aの内壁との間
に、上側フロート3自体が容易に上下動できる程度の僅
かな間隙を有する程度に近接する形状にして、更に前記
外周面31に前記内壁面との間に、適宜に流通空間を確
保する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、上面に蓋体部
5の大弁口52に収納される大きさの円錐台形状又は角
錐台形状の突部33を設けて、中央上下に貫通する小弁
口34を設けてなる。尚小弁口34の下端周囲は、球状
の下側フロート4が密着して閉塞する構造に形成する。
外周面31が、内筺部2の上部胴体2aの内壁との間
に、上側フロート3自体が容易に上下動できる程度の僅
かな間隙を有する程度に近接する形状にして、更に前記
外周面31に前記内壁面との間に、適宜に流通空間を確
保する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、上面に蓋体部
5の大弁口52に収納される大きさの円錐台形状又は角
錐台形状の突部33を設けて、中央上下に貫通する小弁
口34を設けてなる。尚小弁口34の下端周囲は、球状
の下側フロート4が密着して閉塞する構造に形成する。
【0016】そして、前記構成装置の組み立ては、基本
的に従前の装置と同様に、内筺部2の上側胴体2aの胴
部21を外筺体の胴部11内に密嵌した後、外筺体の下
端から露呈する上側胴体2aの胴部21の下縁部分に、
リング体14を装着して下側胴体2bの上端部分を螺着
して、内筺部2を一体化すると、該内筺部2自身の下側
胴体2bを抜け止め防止構造となり、外筺体内に回動可
能に密嵌される。従って下側胴体2bの上端面と外筺体
の胴部11下端面間には、リング体14が介在し、円滑
な回動を保証する。
的に従前の装置と同様に、内筺部2の上側胴体2aの胴
部21を外筺体の胴部11内に密嵌した後、外筺体の下
端から露呈する上側胴体2aの胴部21の下縁部分に、
リング体14を装着して下側胴体2bの上端部分を螺着
して、内筺部2を一体化すると、該内筺部2自身の下側
胴体2bを抜け止め防止構造となり、外筺体内に回動可
能に密嵌される。従って下側胴体2bの上端面と外筺体
の胴部11下端面間には、リング体14が介在し、円滑
な回動を保証する。
【0017】ついで、該内筺部2内に上記フロート3,
4を配置して、内筺部2のフランジ部23上に蓋体部5
の本体51を載置し、ボルト孔53と螺孔22を一致さ
せて、止着ボルト55で固定すると装置全体が組み立て
られる。
4を配置して、内筺部2のフランジ部23上に蓋体部5
の本体51を載置し、ボルト孔53と螺孔22を一致さ
せて、止着ボルト55で固定すると装置全体が組み立て
られる。
【0018】而して、前記装置を管路Aに設置して使用
に供するには、管路Aに予めフランジBを備えた広口の
取出口Cを設けておき、外筺部1の胴部11等の部分を
取出口C内に位置せしめると共に、フランジBに外筺部
1のフランジ部12を重ね、ボルトD、ナットEで固定
して設置されるものである。。
に供するには、管路Aに予めフランジBを備えた広口の
取出口Cを設けておき、外筺部1の胴部11等の部分を
取出口C内に位置せしめると共に、フランジBに外筺部
1のフランジ部12を重ね、ボルトD、ナットEで固定
して設置されるものである。。
【0019】そして、蓋体部5の止着ボルト55をボル
ト頭部を長くした両端ボルト55aを使用しておくと、
両端ボルト55aを利用して蓋体部5及び内筺部2を回
動して、該内筺部2の透孔24と外筺部1の透孔13を
夫々合致させておけば、該両者の合致により管路Aと内
筺部2内が連通状態におかれ、内筺部2内に管路A内の
液体が進入し、上側フロート3が蓋体部5の大弁口52
を閉塞し、該上側フロート3に形成されている通路(小
弁口)31を球状の下側フロート4で閉塞する状態とな
っている。
ト頭部を長くした両端ボルト55aを使用しておくと、
両端ボルト55aを利用して蓋体部5及び内筺部2を回
動して、該内筺部2の透孔24と外筺部1の透孔13を
夫々合致させておけば、該両者の合致により管路Aと内
筺部2内が連通状態におかれ、内筺部2内に管路A内の
液体が進入し、上側フロート3が蓋体部5の大弁口52
を閉塞し、該上側フロート3に形成されている通路(小
弁口)31を球状の下側フロート4で閉塞する状態とな
っている。
【0020】斯かる状態において、管路A内の空気が上
昇して透孔13,24から内筺部2内に流入すると、流
入空気量が少ない場合には、下側フロート体4のみが下
がり、小弁口34を開放して空気を放出し、流入空気が
大きい場合には、上下フロート体3,4共に下がり、蓋
体部5の大弁口52が開放し、空気が弁口52から外気
に放出されることとなる。又空気の放出後は、浮力によ
り各フロートが弁口の閉塞位置まで上昇することは言う
までもない。
昇して透孔13,24から内筺部2内に流入すると、流
入空気量が少ない場合には、下側フロート体4のみが下
がり、小弁口34を開放して空気を放出し、流入空気が
大きい場合には、上下フロート体3,4共に下がり、蓋
体部5の大弁口52が開放し、空気が弁口52から外気
に放出されることとなる。又空気の放出後は、浮力によ
り各フロートが弁口の閉塞位置まで上昇することは言う
までもない。
【0021】特に新設管に対する最初の給水時や、管路
の一部取り替え作業後給水時のように大量の空気が一度
に且つ連続的に放出される場合、内外筺部の透孔13,
24から大弁口52に向かう高速空気流が生ずる。しか
し前記の高速空気流は、突部33によって大弁口52に
速やかに導かれると共に、前記高速空気流によって内筺
部2内の下方に位置したフロート体3,4の上方空間が
負圧となっても、上側フロート体3の下方空間の空気
が、縦凹部32を通過して上方空間に移行するので、フ
ロート体3,4が浮き上がって前記の空気放出の阻害要
因とはならない。更に空気抜き作業終了後には、上側フ
ロート体3は、その外周面31が、傾斜することなく内
筺部内壁面に添って上昇するので、通常状態時の空気抜
き位置に正確に復帰するものである。尚空気の流入によ
りフロートが下方に移動する際には、内筺部2内の液体
が逆止弁機構28を通って速やかに管路A側に流出す
る。
の一部取り替え作業後給水時のように大量の空気が一度
に且つ連続的に放出される場合、内外筺部の透孔13,
24から大弁口52に向かう高速空気流が生ずる。しか
し前記の高速空気流は、突部33によって大弁口52に
速やかに導かれると共に、前記高速空気流によって内筺
部2内の下方に位置したフロート体3,4の上方空間が
負圧となっても、上側フロート体3の下方空間の空気
が、縦凹部32を通過して上方空間に移行するので、フ
ロート体3,4が浮き上がって前記の空気放出の阻害要
因とはならない。更に空気抜き作業終了後には、上側フ
ロート体3は、その外周面31が、傾斜することなく内
筺部内壁面に添って上昇するので、通常状態時の空気抜
き位置に正確に復帰するものである。尚空気の流入によ
りフロートが下方に移動する際には、内筺部2内の液体
が逆止弁機構28を通って速やかに管路A側に流出す
る。
【0022】また清掃などのための内筺部2内の開放
は、従前装置と同様に、内筺部2の透孔24と外筺部1
の透孔13が離れて、外筺部1の透孔13が上側胴体2
aの壁面で閉塞する位置まで、内筺部2及び蓋体部5を
回動すると、直ちに管路Aと内筺部2内との連通状態が
遮断できるので、後は蓋体部5を内筺部2から取り外す
ことにより、内筺部2内の清掃が可能となるものであ
る。また管路Aと内筺部2内との連通状態を遮断したと
しても、内筺部2内の液圧は管路内の液圧を保つので、
押しボルト54を捻じ込み、上側フロート3を押し下
げ、弁口51と連通状態とすると、内筺部2内の液圧が
解除され、蓋体部5の取り外しが容易となる。
は、従前装置と同様に、内筺部2の透孔24と外筺部1
の透孔13が離れて、外筺部1の透孔13が上側胴体2
aの壁面で閉塞する位置まで、内筺部2及び蓋体部5を
回動すると、直ちに管路Aと内筺部2内との連通状態が
遮断できるので、後は蓋体部5を内筺部2から取り外す
ことにより、内筺部2内の清掃が可能となるものであ
る。また管路Aと内筺部2内との連通状態を遮断したと
しても、内筺部2内の液圧は管路内の液圧を保つので、
押しボルト54を捻じ込み、上側フロート3を押し下
げ、弁口51と連通状態とすると、内筺部2内の液圧が
解除され、蓋体部5の取り外しが容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、内外筺内に上下
二段のフロート体を備えて、内筺内に導かれた空気を外
気に放出する空気抜き装置において、特に上側フロート
体を、内筺部内壁に当接する程度の外周面を備えると共
に、前記外周面に前記内壁との間に適宜な空間を有する
縦凹部を適宜な間隔で周設し、フロート体上面に前記蓋
体部弁口に収納される大きさの錐台形状の突部を設けた
もので、大量空気放出に際しての放出空気流によるフロ
ート体の浮き上がりを防止して、大量放出能率を高めた
ものである。
二段のフロート体を備えて、内筺内に導かれた空気を外
気に放出する空気抜き装置において、特に上側フロート
体を、内筺部内壁に当接する程度の外周面を備えると共
に、前記外周面に前記内壁との間に適宜な空間を有する
縦凹部を適宜な間隔で周設し、フロート体上面に前記蓋
体部弁口に収納される大きさの錐台形状の突部を設けた
もので、大量空気放出に際しての放出空気流によるフロ
ート体の浮き上がりを防止して、大量放出能率を高めた
ものである。
【図1】本発明の実施形態の使用状態の断面図。
【図2】同内筺部及び蓋体部の各部材の斜視図。
【図3】同外筐部の斜視図。
【図4】同大量空気排出時状態の説明図。
1 外筺部 11 胴部 12 フランジ部 13 透孔 14 金属リング体 2 内筺部 2a 上側胴体 21 胴部 22 ボルト用螺孔 23 フランジ部 24 透孔 2b 下側胴体 25 逆止弁機構 3 上側フロート 31 周面 32 縦凹部 33 突部 34 小弁口 4 下側フロート 5 蓋体部 51 本体 52 大弁口 53 ボルト孔 54 押しボルト 55 止着ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月4日(1999.6.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 管路の空気抜き装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷却水供給管、及び原料
(液体)供給管等の各種プラントの管路、その他水道本
管に設置される空気抜き装置に関するものである。
(液体)供給管等の各種プラントの管路、その他水道本
管に設置される空気抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体の流通路である管路内に存在する空
気は、液体の流れを阻害する大きな要因となるので、管
路中高所に配管された部分には、一般的にフロート弁機
構を利用した空気抜き装置が配置されているが、斯かる
フロート弁機構を利用して、管内の空気を外気に放出す
る場合には、液体中に含まれるゴミ等の浮遊物も空気と
一緒に、フロート弁機構の弁筺内に流入してしまうもの
で、該弁筺の清掃が必要となる。しかも、この清掃は、
管内との連通を遮断した状態で行われなければならな
い。
気は、液体の流れを阻害する大きな要因となるので、管
路中高所に配管された部分には、一般的にフロート弁機
構を利用した空気抜き装置が配置されているが、斯かる
フロート弁機構を利用して、管内の空気を外気に放出す
る場合には、液体中に含まれるゴミ等の浮遊物も空気と
一緒に、フロート弁機構の弁筺内に流入してしまうもの
で、該弁筺の清掃が必要となる。しかも、この清掃は、
管内との連通を遮断した状態で行われなければならな
い。
【0003】前記課題の解決手段として、先に管路途中
の高所部分に形成された広口の取出口に固定される外筺
と、該外筺内に回動可能に密嵌されて内部にフロート体
を配置する内筺と、弁口を有する内筺の蓋体とを備え、
上記外筺と内筺の夫々に対応する複数の透孔を穿設し、
内筺の回動により自身の透孔と外筺の透孔との位置関係
を変化させて、管内との連通及び遮断状態を得るように
構成した空気抜き装置を提案した(実公平4−5819
号)。
の高所部分に形成された広口の取出口に固定される外筺
と、該外筺内に回動可能に密嵌されて内部にフロート体
を配置する内筺と、弁口を有する内筺の蓋体とを備え、
上記外筺と内筺の夫々に対応する複数の透孔を穿設し、
内筺の回動により自身の透孔と外筺の透孔との位置関係
を変化させて、管内との連通及び遮断状態を得るように
構成した空気抜き装置を提案した(実公平4−5819
号)。
【0004】また前記装置では、特に管路新設のように
管路内の空気の大量放出が必要となった場合に、その大
量放出可能に蓋体に大径の弁口を設け、フロート体を、
小弁口を備えた円盤状の上側フロート体と、前記小弁口
の開閉を行う球形状の下側フロート体とで構成してい
る。
管路内の空気の大量放出が必要となった場合に、その大
量放出可能に蓋体に大径の弁口を設け、フロート体を、
小弁口を備えた円盤状の上側フロート体と、前記小弁口
の開閉を行う球形状の下側フロート体とで構成してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した空気抜き装置
にあって、通常時の空気抜きは、上側フロート体が蓋体
の弁口を閉塞し、内筺内に空気(微少泡状)が進入して
くると、下側フロート体が微少な上下動を行い上側フロ
ート体の小弁口から放出している。そして大量の空気放
出時は、上下フロート体共に下降して大弁口を開放して
空気抜きを行う。
にあって、通常時の空気抜きは、上側フロート体が蓋体
の弁口を閉塞し、内筺内に空気(微少泡状)が進入して
くると、下側フロート体が微少な上下動を行い上側フロ
ート体の小弁口から放出している。そして大量の空気放
出時は、上下フロート体共に下降して大弁口を開放して
空気抜きを行う。
【0006】ところで上側フロート体は、円盤状で、そ
の位置が左右にずれないように約内筺の内壁一杯となる
外周形状を採用している。しかし例えば新設管に対する
最初の給水時や、管路の一部取り替え作業後給水時のよ
うに大量の空気が一度に且つ連続的に放出される場合、
内外筺の透孔から大弁口に向かう高速空気流が生ずる。
このため内筺上方部分(上側フロート体の上方空間)が
負圧状態となり、フロート体が舞い上がり、逆に上側フ
ロート体が空気圧で大弁口に押しつけられ、効率的な空
気抜きが阻害される場合がある。
の位置が左右にずれないように約内筺の内壁一杯となる
外周形状を採用している。しかし例えば新設管に対する
最初の給水時や、管路の一部取り替え作業後給水時のよ
うに大量の空気が一度に且つ連続的に放出される場合、
内外筺の透孔から大弁口に向かう高速空気流が生ずる。
このため内筺上方部分(上側フロート体の上方空間)が
負圧状態となり、フロート体が舞い上がり、逆に上側フ
ロート体が空気圧で大弁口に押しつけられ、効率的な空
気抜きが阻害される場合がある。
【0007】そこで本発明は、フロート体を重量化する
ことなく、前記の課題を解決する新規なフロート体を備
えた空気抜き装置を提案したものである。
ことなく、前記の課題を解決する新規なフロート体を備
えた空気抜き装置を提案したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る管路の空気
抜き装置は、管路途中の高所部分に形成された広口の取
出口に固定される外筺部と、該外筺部内に回動可能に密
嵌されて内部にフロート体を配置する内筺部と、弁口を
有する内筺部の蓋体部とを備え、上記外筺部と内筺部の
夫々に対応する複数の透孔を穿設し、内筺部の回動によ
り自身の透孔と外筺部の透孔との位置関係を変化させ
て、管内との連通及び遮断状態を得るように構成し、蓋
体部の弁口を大径とし、内筺部内に、小弁口を備えた円
盤状の上側フロート体と、前記小弁口の開閉を行う球形
状の下側フロート体とを内装してなる管路の空気抜き装
置に於いて、上側フロート体を、内筺部内壁に当接する
程度の外周面を備えると共に、前記外周面に前記内壁と
の間に適宜な空間を有する縦凹部を適宜な間隔で周設
し、フロート体上面に前記蓋体部弁口に収納される大き
さの錐台形状の突部を設けてなることを特徴とするもの
である。
抜き装置は、管路途中の高所部分に形成された広口の取
出口に固定される外筺部と、該外筺部内に回動可能に密
嵌されて内部にフロート体を配置する内筺部と、弁口を
有する内筺部の蓋体部とを備え、上記外筺部と内筺部の
夫々に対応する複数の透孔を穿設し、内筺部の回動によ
り自身の透孔と外筺部の透孔との位置関係を変化させ
て、管内との連通及び遮断状態を得るように構成し、蓋
体部の弁口を大径とし、内筺部内に、小弁口を備えた円
盤状の上側フロート体と、前記小弁口の開閉を行う球形
状の下側フロート体とを内装してなる管路の空気抜き装
置に於いて、上側フロート体を、内筺部内壁に当接する
程度の外周面を備えると共に、前記外周面に前記内壁と
の間に適宜な空間を有する縦凹部を適宜な間隔で周設
し、フロート体上面に前記蓋体部弁口に収納される大き
さの錐台形状の突部を設けてなることを特徴とするもの
である。
【0009】従って大量空気放出に際して、上下フロー
ト体が内筺部内の下方に位置し、透孔から大弁口への高
速空気流が生じて、フロート体の上方空間が負圧となっ
ても、フロート体下方空間の空気が縦凹部を通過してフ
ロート体の浮き上がりを防止する。また特に上側フロー
ト体の上面突部は、透孔からの進入空気を大弁口側に導
く。
ト体が内筺部内の下方に位置し、透孔から大弁口への高
速空気流が生じて、フロート体の上方空間が負圧となっ
ても、フロート体下方空間の空気が縦凹部を通過してフ
ロート体の浮き上がりを防止する。また特に上側フロー
ト体の上面突部は、透孔からの進入空気を大弁口側に導
く。
【0010】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。本発明の実施形態に示した空気抜き装置は、基本的
に従前の装置と同一で、管の上面部に形成した広口の取
出口に固定される外筺部1と、外筺部1内に密嵌配置さ
れる内筺部2と、内筺部2内に配置され、中央に空気孔
(小弁口)を設けた円盤状の上側フロート体3と、球状
の下側フロート体4と、中央に大弁口を有する内筺部の
蓋体部5で構成されている。
る。本発明の実施形態に示した空気抜き装置は、基本的
に従前の装置と同一で、管の上面部に形成した広口の取
出口に固定される外筺部1と、外筺部1内に密嵌配置さ
れる内筺部2と、内筺部2内に配置され、中央に空気孔
(小弁口)を設けた円盤状の上側フロート体3と、球状
の下側フロート体4と、中央に大弁口を有する内筺部の
蓋体部5で構成されている。
【0011】外筺部1は、無底筒状の胴部11と、該胴
部11の上端縁に形成される円盤状のフランジ部12と
からなり、前記胴部11に複数の透孔13を一定間隔を
置いて穿設した外筺体と、外筺体の胴部11と同径の、
摺動抵抗を少なくなるように形成した金属リング体14
とからなる。
部11の上端縁に形成される円盤状のフランジ部12と
からなり、前記胴部11に複数の透孔13を一定間隔を
置いて穿設した外筺体と、外筺体の胴部11と同径の、
摺動抵抗を少なくなるように形成した金属リング体14
とからなる。
【0012】内筺部2は、胴部21の上縁に、ボルト用
螺孔22を設けた円環状のフランジ部23を形成してな
る上側胴体2aと、該上側胴体2aの下縁部に螺着され
る有底の下側胴体2bから構成され、上側胴体2aの胴
部21には、前記外筺部1の各透孔13と対応する透孔
24を夫々穿設してなる。
螺孔22を設けた円環状のフランジ部23を形成してな
る上側胴体2aと、該上側胴体2aの下縁部に螺着され
る有底の下側胴体2bから構成され、上側胴体2aの胴
部21には、前記外筺部1の各透孔13と対応する透孔
24を夫々穿設してなる。
【0013】また内筺部2の下側胴体2bは、容器状に
して、前記上方胴体2aの胴部21の外周に螺合装着可
能にし、下部適所には内部にボールを収納し且つ内側と
外側に連通する通路を有する水の排出入部屋を付設し
て、逆止弁機構25を付設してなる。
して、前記上方胴体2aの胴部21の外周に螺合装着可
能にし、下部適所には内部にボールを収納し且つ内側と
外側に連通する通路を有する水の排出入部屋を付設し
て、逆止弁機構25を付設してなる。
【0014】蓋体部5は、本体51の中央に大径の弁口
(大弁口)52を設け、外周部に前記内筺部2のフラン
ジ部23の螺孔22に対応するボルト孔53を設け、大
弁口52に近い位置に、本体51下面に迄突出可能な長
さの押しボルト54を螺装する構成としたものである。
(大弁口)52を設け、外周部に前記内筺部2のフラン
ジ部23の螺孔22に対応するボルト孔53を設け、大
弁口52に近い位置に、本体51下面に迄突出可能な長
さの押しボルト54を螺装する構成としたものである。
【0015】上側フロート体3は、円盤形状で、特にそ
の外周面31が、内筺部2の上部胴体2aの内壁との間
に、上側フロート体3自体が容易に上下動できる程度の
僅かな間隙を有する程度に近接する形状にして、更に前
記外周面31に前記内壁面との間に、適宜に流通空間を
確保する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、上面に蓋体
部5の大弁口52に収納される大きさの円錐台形状又は
角錐台形状の突部33を設けて、中央上下に貫通する小
弁口34を設けてなる。尚小弁口34の下端周囲は、球
状の下側フロート体4が密着して閉塞する構造に形成す
る。
の外周面31が、内筺部2の上部胴体2aの内壁との間
に、上側フロート体3自体が容易に上下動できる程度の
僅かな間隙を有する程度に近接する形状にして、更に前
記外周面31に前記内壁面との間に、適宜に流通空間を
確保する縦凹部32を適宜な間隔で周設し、上面に蓋体
部5の大弁口52に収納される大きさの円錐台形状又は
角錐台形状の突部33を設けて、中央上下に貫通する小
弁口34を設けてなる。尚小弁口34の下端周囲は、球
状の下側フロート体4が密着して閉塞する構造に形成す
る。
【0016】そして、前記構成装置の組み立ては、基本
的に従前の装置と同様に、内筺部2の上側胴体2aの胴
部21を外筺体の胴部11内に密嵌した後、外筺体の下
端から露呈する上側胴体2aの胴部21の下縁部分に、
リング体14を装着して下側胴体2bの上端部分を螺着
して、内筺部2を一体化すると、該内筺部2自身の下側
胴体2bを抜け止め防止構造となり、外筺体内に回動可
能に密嵌される。従って下側胴体2bの上端面と外筺体
の胴部11下端面間には、リング体14が介在し、円滑
な回動を保証する。
的に従前の装置と同様に、内筺部2の上側胴体2aの胴
部21を外筺体の胴部11内に密嵌した後、外筺体の下
端から露呈する上側胴体2aの胴部21の下縁部分に、
リング体14を装着して下側胴体2bの上端部分を螺着
して、内筺部2を一体化すると、該内筺部2自身の下側
胴体2bを抜け止め防止構造となり、外筺体内に回動可
能に密嵌される。従って下側胴体2bの上端面と外筺体
の胴部11下端面間には、リング体14が介在し、円滑
な回動を保証する。
【0017】ついで、該内筺部2内に上記フロート体
3,4を配置して、内筺部2のフランジ部23上に蓋体
部5の本体51を載置し、ボルト孔53と螺孔22を一
致させて、止着ボルト55で固定すると装置全体が組み
立てられる。
3,4を配置して、内筺部2のフランジ部23上に蓋体
部5の本体51を載置し、ボルト孔53と螺孔22を一
致させて、止着ボルト55で固定すると装置全体が組み
立てられる。
【0018】而して、前記装置を管路Aに設置して使用
に供するには、管路Aに予めフランジBを備えた広口の
取出口Cを設けておき、外筺部1の胴部11等の部分を
取出口C内に位置せしめると共に、フランジBに外筺部
1のフランジ部12を重ね、ボルトD、ナットEで固定
して設置されるものである。。
に供するには、管路Aに予めフランジBを備えた広口の
取出口Cを設けておき、外筺部1の胴部11等の部分を
取出口C内に位置せしめると共に、フランジBに外筺部
1のフランジ部12を重ね、ボルトD、ナットEで固定
して設置されるものである。。
【0019】そして、蓋体部5の止着ボルト55をボル
ト頭部を長くした両端ボルト55aを使用しておくと、
両端ボルト55aを利用して蓋体部5及び内筺部2を回
動して、該内筺部2の透孔24と外筺部1の透孔13を
夫々合致させておけば、該両者の合致により管路Aと内
筺部2内が連通状態におかれ、内筺部2内に管路A内の
液体が進入し、上側フロート体3が蓋体部5の大弁口5
2を閉塞し、該上側フロート体3に形成されている通路
(小弁口)31を球状の下側フロート体4で閉塞する状
態となっている。
ト頭部を長くした両端ボルト55aを使用しておくと、
両端ボルト55aを利用して蓋体部5及び内筺部2を回
動して、該内筺部2の透孔24と外筺部1の透孔13を
夫々合致させておけば、該両者の合致により管路Aと内
筺部2内が連通状態におかれ、内筺部2内に管路A内の
液体が進入し、上側フロート体3が蓋体部5の大弁口5
2を閉塞し、該上側フロート体3に形成されている通路
(小弁口)31を球状の下側フロート体4で閉塞する状
態となっている。
【0020】斯かる状態において、管路A内の空気が上
昇して透孔13,24から内筺部2内に流入すると、流
入空気量が少ない場合には、下側フロート体4のみが下
がり、小弁口34を開放して空気を放出し、流入空気が
大きい場合には、上下フロート体3,4共に下がり、蓋
体部5の大弁口52が開放し、空気が弁口52から外気
に放出されることとなる。又空気の放出後は、浮力によ
り各フロート体が弁口の閉塞位置まで上昇することは言
うまでもない。
昇して透孔13,24から内筺部2内に流入すると、流
入空気量が少ない場合には、下側フロート体4のみが下
がり、小弁口34を開放して空気を放出し、流入空気が
大きい場合には、上下フロート体3,4共に下がり、蓋
体部5の大弁口52が開放し、空気が弁口52から外気
に放出されることとなる。又空気の放出後は、浮力によ
り各フロート体が弁口の閉塞位置まで上昇することは言
うまでもない。
【0021】特に新設管に対する最初の給水時や、管路
の一部取り替え作業後給水時のように大量の空気が一度
に且つ連続的に放出される場合、内外筺部の透孔13,
24から大弁口52に向かう高速空気流が生ずる。しか
し前記の高速空気流は、突部33によって大弁口52に
速やかに導かれると共に、前記高速空気流によって内筺
部2内の下方に位置したフロート体3,4の上方空間が
負圧となっても、上側フロート体3の下方空間の空気
が、縦凹部32を通過して上方空間に移行するので、フ
ロート体3,4が浮き上がって前記の空気放出の阻害要
因とはならない。更に空気抜き作業終了後には、上側フ
ロート体3は、その外周面31が、傾斜することなく内
筺部内壁面に添って上昇するので、通常状態時の空気抜
き位置に正確に復帰するものである。尚空気の流入によ
りフロート体が下方に移動する際には、内筺部2内の液
体が逆止弁機構28を通って速やかに管路A側に流出す
る。
の一部取り替え作業後給水時のように大量の空気が一度
に且つ連続的に放出される場合、内外筺部の透孔13,
24から大弁口52に向かう高速空気流が生ずる。しか
し前記の高速空気流は、突部33によって大弁口52に
速やかに導かれると共に、前記高速空気流によって内筺
部2内の下方に位置したフロート体3,4の上方空間が
負圧となっても、上側フロート体3の下方空間の空気
が、縦凹部32を通過して上方空間に移行するので、フ
ロート体3,4が浮き上がって前記の空気放出の阻害要
因とはならない。更に空気抜き作業終了後には、上側フ
ロート体3は、その外周面31が、傾斜することなく内
筺部内壁面に添って上昇するので、通常状態時の空気抜
き位置に正確に復帰するものである。尚空気の流入によ
りフロート体が下方に移動する際には、内筺部2内の液
体が逆止弁機構28を通って速やかに管路A側に流出す
る。
【0022】また清掃などのための内筺部2内の開放
は、従前装置と同様に、内筺部2の透孔24と外筺部1
の透孔13が離れて、外筺部1の透孔13が上側胴体2
aの壁面で閉塞する位置まで、内筺部2及び蓋体部5を
回動すると、直ちに管路Aと内筺部2内との連通状態が
遮断できるので、後は蓋体部5を内筺部2から取り外す
ことにより、内筺部2内の清掃が可能となるものであ
る。また管路Aと内筺部2内との連通状態を遮断したと
しても、内筺部2内の液圧は管路内の液圧を保つので、
押しボルト54を捻じ込み、上側フロート体3を押し下
げ、弁口51と連通状態とすると、内筺部2内の液圧が
解除され、蓋体部5の取り外しが容易となる。
は、従前装置と同様に、内筺部2の透孔24と外筺部1
の透孔13が離れて、外筺部1の透孔13が上側胴体2
aの壁面で閉塞する位置まで、内筺部2及び蓋体部5を
回動すると、直ちに管路Aと内筺部2内との連通状態が
遮断できるので、後は蓋体部5を内筺部2から取り外す
ことにより、内筺部2内の清掃が可能となるものであ
る。また管路Aと内筺部2内との連通状態を遮断したと
しても、内筺部2内の液圧は管路内の液圧を保つので、
押しボルト54を捻じ込み、上側フロート体3を押し下
げ、弁口51と連通状態とすると、内筺部2内の液圧が
解除され、蓋体部5の取り外しが容易となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明は、内外筺内に上下
二段のフロート体を備えて、内筺内に導かれた空気を外
気に放出する空気抜き装置において、特に上側フロート
体を、内筺部内壁に当接する程度の外周面を備えると共
に、前記外周面に前記内壁との間に適宜な空間を有する
縦凹部を適宜な間隔で周設し、フロート体上面に前記蓋
体部弁口に収納される大きさの錐台形状の突部を設けた
もので、大量空気放出に際しての放出空気流によるフロ
ート体の浮き上がりを防止して、大量放出能率を高めた
ものである。
二段のフロート体を備えて、内筺内に導かれた空気を外
気に放出する空気抜き装置において、特に上側フロート
体を、内筺部内壁に当接する程度の外周面を備えると共
に、前記外周面に前記内壁との間に適宜な空間を有する
縦凹部を適宜な間隔で周設し、フロート体上面に前記蓋
体部弁口に収納される大きさの錐台形状の突部を設けた
もので、大量空気放出に際しての放出空気流によるフロ
ート体の浮き上がりを防止して、大量放出能率を高めた
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の使用状態の断面図。
【図2】同内筺部及び蓋体部の各部材の斜視図。
【図3】同外筐部の斜視図。
【図4】同大量空気排出時状態の説明図。
【符号の説明】 1 外筺部 11 胴部 12 フランジ部 13 透孔 14 金属リング体 2 内筺部 2a 上側胴体 21 胴部 22 ボルト用螺孔 23 フランジ部 24 透孔 2b 下側胴体 25 逆止弁機構 3 上側フロート体 31 周面 32 縦凹部 33 突部 34 小弁口 4 下側フロート体 5 蓋体部 51 本体 52 大弁口 53 ボルト孔 54 押しボルト 55 止着ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 管路途中の高所部分に形成された広口の
取出口に固定される外筺部と、該外筺部内に回動可能に
密嵌されて内部にフロートを配置する内筺部と、弁口を
有する内筺部の蓋体部とを備え、上記外筺部と内筺部の
夫々に対応する複数の透孔を穿設し、内筺部の回動によ
り自身の透孔と外筺部の透孔との位置関係を変化させ
て、管内との連通及び遮断状態を得るように構成し、蓋
体部の弁口を大径とし、内筺部内に、小弁口を備えた円
盤状の上部フロート体と、前記小弁口の開閉を行う球形
状の下側フロート体とを内装してなる管路の空気抜き装
置に於いて、上部フロート体を、内筺部内壁に当接する
程度の外周面を備えると共に、前記外周面に前記内壁と
の間に適宜な空間を有する縦凹部を適宜な間隔で周設
し、フロート体上面に前記蓋体部弁口に収納される大き
さの錐台形状の突部を設けてなる管路の空気抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150293A JP2000337540A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 管路の空気抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11150293A JP2000337540A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 管路の空気抜き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337540A true JP2000337540A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15493837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11150293A Pending JP2000337540A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 管路の空気抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337540A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309639A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Maezawa Kasei Ind Co Ltd | 吸気弁の取付方法、吸気弁装置および管継手 |
| JP2004278573A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Meiwa Kogyo Kk | 管路の空気抜き装置 |
| CN103292109A (zh) * | 2012-03-01 | 2013-09-11 | 明和工业株式会社 | 管路的分支管内的附属装置的安装结构及其装卸器具 |
| CN111609197A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-09-01 | 铜陵兴荣阀门管件有限公司 | 一种复合式排气阀 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11150293A patent/JP2000337540A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309639A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Maezawa Kasei Ind Co Ltd | 吸気弁の取付方法、吸気弁装置および管継手 |
| JP2004278573A (ja) * | 2003-03-13 | 2004-10-07 | Meiwa Kogyo Kk | 管路の空気抜き装置 |
| CN103292109A (zh) * | 2012-03-01 | 2013-09-11 | 明和工业株式会社 | 管路的分支管内的附属装置的安装结构及其装卸器具 |
| CN111609197A (zh) * | 2020-04-27 | 2020-09-01 | 铜陵兴荣阀门管件有限公司 | 一种复合式排气阀 |
| CN111609197B (zh) * | 2020-04-27 | 2022-02-18 | 铜陵兴荣阀门管件有限公司 | 一种复合式排气阀 |
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