JP2000337594A - 圧力容器 - Google Patents
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Landscapes
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドーム部の口金付近に集中する不要な繊維を
無くすとともに、容器全体の繊維量を減らすことがで
き、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑りせずに製造が
容易となる圧力容器を提供する。 【解決手段】 圧力容器1は円筒部2の両端にドーム部
3を有する形状に形成され、ガスバリア性を有するライ
ナと、その外側を覆うFRP製の外殻とを備えている。
外殻を構成する巻付け繊維9のドーム部3における配列
軌道が、口金8に接する軌道と、口金8に接しない軌道
の2種類存在する。口金8に接しない軌道を通る巻付け
繊維9の一部は、ドーム部3における巻付け部の頂点と
ライナの軸線を含む平面上で前記頂点を通る接線に対し
て直交する平面上に位置するように配列されるととも
に、円筒部2の端部で測地線の近くを通り配列角度が次
第に大きくなって円筒部2に配列されるフープ巻11に連
続するように配列されている。
無くすとともに、容器全体の繊維量を減らすことがで
き、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑りせずに製造が
容易となる圧力容器を提供する。 【解決手段】 圧力容器1は円筒部2の両端にドーム部
3を有する形状に形成され、ガスバリア性を有するライ
ナと、その外側を覆うFRP製の外殻とを備えている。
外殻を構成する巻付け繊維9のドーム部3における配列
軌道が、口金8に接する軌道と、口金8に接しない軌道
の2種類存在する。口金8に接しない軌道を通る巻付け
繊維9の一部は、ドーム部3における巻付け部の頂点と
ライナの軸線を含む平面上で前記頂点を通る接線に対し
て直交する平面上に位置するように配列されるととも
に、円筒部2の端部で測地線の近くを通り配列角度が次
第に大きくなって円筒部2に配列されるフープ巻11に連
続するように配列されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種の高圧ガスや加
圧流体を収容するのに好適な圧力容器に係り、詳しくは
円筒部の両端にドーム部を有する形状に形成され、ガス
バリア性を有するライナと、その外側を覆う繊維強化複
合材製の外殻とを有し、ドーム部の中心に口金を備えた
圧力容器に関するものである。
圧流体を収容するのに好適な圧力容器に係り、詳しくは
円筒部の両端にドーム部を有する形状に形成され、ガス
バリア性を有するライナと、その外側を覆う繊維強化複
合材製の外殻とを有し、ドーム部の中心に口金を備えた
圧力容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧縮天然ガス(CNG)、液化天然ガス
(LNG)等を収容する圧力容器は、一般にスチールや
アルミニウム合金等の金属製のため重量が重い。また、
近年、天然ガスを燃料とする自動車が低公害車として注
目されているが、燃料タンクとなる圧力容器の重量が重
く燃費が悪くなる。この不都合を解消するため、ガスバ
リア性を有するライナ(内殻)を耐圧性の繊維強化樹脂
(FRP)製の外殻で覆ったガスボンベが提案されてい
る。
(LNG)等を収容する圧力容器は、一般にスチールや
アルミニウム合金等の金属製のため重量が重い。また、
近年、天然ガスを燃料とする自動車が低公害車として注
目されているが、燃料タンクとなる圧力容器の重量が重
く燃費が悪くなる。この不都合を解消するため、ガスバ
リア性を有するライナ(内殻)を耐圧性の繊維強化樹脂
(FRP)製の外殻で覆ったガスボンベが提案されてい
る。
【0003】FRP製の外殻はフィラメントワインディ
ング法でライナ上に巻き付けられた繊維層によって形成
されている。薄肉回転対称体形状の圧力容器の主応力方
向は軸方向と周方向で、繊維強化複合材においては繊維
を主応力方向に配列するのが最適な繊維配列である。そ
のため、従来、圧力容器30のドーム部31に対しては
図3(a)に示すようなインプレーン巻(平面巻)又は
図3(b)に示すようなヘリカル巻が行われ、円筒部3
2に対してはインプレーン巻又はヘリカル巻とフープ巻
の組合せで繊維Fが配列されて圧力容器30が製造され
ている。
ング法でライナ上に巻き付けられた繊維層によって形成
されている。薄肉回転対称体形状の圧力容器の主応力方
向は軸方向と周方向で、繊維強化複合材においては繊維
を主応力方向に配列するのが最適な繊維配列である。そ
のため、従来、圧力容器30のドーム部31に対しては
図3(a)に示すようなインプレーン巻(平面巻)又は
図3(b)に示すようなヘリカル巻が行われ、円筒部3
2に対してはインプレーン巻又はヘリカル巻とフープ巻
の組合せで繊維Fが配列されて圧力容器30が製造され
ている。
【0004】しかし、通常のインプレーン巻やヘリカル
巻の場合、繊維は全て圧力容器30の両端の口金33に
接して折り返しているので、口金33近傍の肉厚が厚
く、肩部(ドーム部と円筒部との境界付近)の肉厚が薄
い構造となり、口金33の近傍に余分な繊維Fが存在す
る。この傾向は円筒部径と口金径の比が大きくなるほど
顕著になる。このような繊維配列構成では、口金付近に
繊維が集中し、形状不良となるとともに、繊維に無駄が
できてコスト高となる。また、肩部は必要最少限の繊維
を配列しているため、ワインディングの構成上肉厚が他
に比べて薄くなり、耐衝撃性を一番必要とする部分が一
番弱くなっている。
巻の場合、繊維は全て圧力容器30の両端の口金33に
接して折り返しているので、口金33近傍の肉厚が厚
く、肩部(ドーム部と円筒部との境界付近)の肉厚が薄
い構造となり、口金33の近傍に余分な繊維Fが存在す
る。この傾向は円筒部径と口金径の比が大きくなるほど
顕著になる。このような繊維配列構成では、口金付近に
繊維が集中し、形状不良となるとともに、繊維に無駄が
できてコスト高となる。また、肩部は必要最少限の繊維
を配列しているため、ワインディングの構成上肉厚が他
に比べて薄くなり、耐衝撃性を一番必要とする部分が一
番弱くなっている。
【0005】特開平5−79598号公報には、口金近
傍の厚みがドーム部の他の厚みに比べて過剰に厚くなる
ことを防止するため、図4に示すように、フィラメント
ワインディング法により繊維強化層が形成された圧力容
器30のドーム部31において、強化繊維Fが周回を重
ねる毎に極点近傍を通る軌道から低緯度を通る軌道へ移
行しながら巻かれている圧力容器30が提案されてい
る。強化繊維Fはエポキシ樹脂を含浸させながら、アル
ミニウム製のライナの円筒部に巻付け角度20°でヘリ
カル巻を行い、このとき、極点近傍から低緯度方向へ所
定の角度まで軌道をずらせながらワインディングを行
い、さらに円筒部32にフープ巻きを行うことが開示さ
れている。
傍の厚みがドーム部の他の厚みに比べて過剰に厚くなる
ことを防止するため、図4に示すように、フィラメント
ワインディング法により繊維強化層が形成された圧力容
器30のドーム部31において、強化繊維Fが周回を重
ねる毎に極点近傍を通る軌道から低緯度を通る軌道へ移
行しながら巻かれている圧力容器30が提案されてい
る。強化繊維Fはエポキシ樹脂を含浸させながら、アル
ミニウム製のライナの円筒部に巻付け角度20°でヘリ
カル巻を行い、このとき、極点近傍から低緯度方向へ所
定の角度まで軌道をずらせながらワインディングを行
い、さらに円筒部32にフープ巻きを行うことが開示さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平5−
79598号公報に開示されたように、ライナの円筒部
に所定角度で繊維を巻き付け、ドーム部において口金か
ら離れた位置を通るように繊維を配列させようとする
と、肩部で繊維の横滑りが生じて所望の軌道に配列する
ことが非常に難しいという問題がある。前記配列を可能
にするためには繊維が測地線軌道を通るような配列角度
にする必要があるが、その場合円筒部において繊維方向
が主応力方向から大きく外れてしまうため、円筒部の強
度を確保するために必要な繊維量が増えるという問題が
ある。
79598号公報に開示されたように、ライナの円筒部
に所定角度で繊維を巻き付け、ドーム部において口金か
ら離れた位置を通るように繊維を配列させようとする
と、肩部で繊維の横滑りが生じて所望の軌道に配列する
ことが非常に難しいという問題がある。前記配列を可能
にするためには繊維が測地線軌道を通るような配列角度
にする必要があるが、その場合円筒部において繊維方向
が主応力方向から大きく外れてしまうため、円筒部の強
度を確保するために必要な繊維量が増えるという問題が
ある。
【0007】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的はドーム部の口金付近に集中する
不要な繊維を無くすとともに、容器全体の繊維量を減ら
すことができ、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑りせ
ずに製造が容易となる圧力容器を提供することにある。
のであって、その目的はドーム部の口金付近に集中する
不要な繊維を無くすとともに、容器全体の繊維量を減ら
すことができ、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑りせ
ずに製造が容易となる圧力容器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、円筒部の両端にドーム
部を有する形状に形成され、ガスバリア性を有するライ
ナと、その外側を覆う繊維強化複合材製の外殻とを有
し、ドーム部の中心に口金を備えた圧力容器であって、
前記外殻を構成する巻付け繊維のドーム部における配列
軌道が、口金に接する軌道と、口金に接しない軌道の2
種類存在し、口金に接しない軌道を通る巻付け繊維は、
ドーム部における巻付け部の頂点とライナの軸線を含む
平面上で前記頂点を通る接線に対して直交する平面上に
位置するように配列されるとともに、円筒部の端部で測
地線の近くを通り配列角度が次第に大きくなって円筒部
に配列されるフープ巻に連続するように配列されてい
る。
め、請求項1に記載の発明では、円筒部の両端にドーム
部を有する形状に形成され、ガスバリア性を有するライ
ナと、その外側を覆う繊維強化複合材製の外殻とを有
し、ドーム部の中心に口金を備えた圧力容器であって、
前記外殻を構成する巻付け繊維のドーム部における配列
軌道が、口金に接する軌道と、口金に接しない軌道の2
種類存在し、口金に接しない軌道を通る巻付け繊維は、
ドーム部における巻付け部の頂点とライナの軸線を含む
平面上で前記頂点を通る接線に対して直交する平面上に
位置するように配列されるとともに、円筒部の端部で測
地線の近くを通り配列角度が次第に大きくなって円筒部
に配列されるフープ巻に連続するように配列されてい
る。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、配列された巻付け繊維のうちの一部
は、円筒部の端部で測地線の近くを通り、配列角度が次
第に小さくなって円筒部の中間部では軸方向に沿って延
びるように配列されている。
載の発明において、配列された巻付け繊維のうちの一部
は、円筒部の端部で測地線の近くを通り、配列角度が次
第に小さくなって円筒部の中間部では軸方向に沿って延
びるように配列されている。
【0010】従って、請求項1に記載の発明では、外殻
を構成する巻付け繊維のドーム部における配列軌道が、
口金に接する軌道と、口金に接しない軌道の2種類存在
するため、口金部に巻付け繊維が集中することが回避さ
れる。口金に接する軌道を通るように配列された巻付け
繊維は配列角度、即ち圧力容器の軸方向とのなす角度が
小さく円筒部における軸方向の主応力に効果的に対抗で
きる。円筒部にはフープ巻に配列される巻付け繊維が存
在するため、フープ巻が周方向の主応力に効果的に対抗
できる。口金に接しない軌道を通る巻付け繊維は、ドー
ム部における巻付け部の頂点とライナの軸線を含む平面
上で前記頂点を通る接線に対して直交する平面上に位置
するように配列されるとともに、円筒部の端部で測地線
の近くを通り、配列角度が次第に大きくなって円筒部の
フープ巻に連続するため、肩部で巻付け繊維の横滑りが
生じ難い。
を構成する巻付け繊維のドーム部における配列軌道が、
口金に接する軌道と、口金に接しない軌道の2種類存在
するため、口金部に巻付け繊維が集中することが回避さ
れる。口金に接する軌道を通るように配列された巻付け
繊維は配列角度、即ち圧力容器の軸方向とのなす角度が
小さく円筒部における軸方向の主応力に効果的に対抗で
きる。円筒部にはフープ巻に配列される巻付け繊維が存
在するため、フープ巻が周方向の主応力に効果的に対抗
できる。口金に接しない軌道を通る巻付け繊維は、ドー
ム部における巻付け部の頂点とライナの軸線を含む平面
上で前記頂点を通る接線に対して直交する平面上に位置
するように配列されるとともに、円筒部の端部で測地線
の近くを通り、配列角度が次第に大きくなって円筒部の
フープ巻に連続するため、肩部で巻付け繊維の横滑りが
生じ難い。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、巻付け繊維の一部が、円筒部におけ
る配列方向が軸方向に沿って延びるように配列されるた
め、軸方向の主応力に効果的に対抗できる。
載の発明において、巻付け繊維の一部が、円筒部におけ
る配列方向が軸方向に沿って延びるように配列されるた
め、軸方向の主応力に効果的に対抗できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1及び図2に従って説明する。図2に示すよ
うに、圧力容器1は円筒部2の両端にドーム部3を有す
る形状に形成されている。圧力容器1はガスバリア性を
有するライナ4と、その外側を覆う繊維強化樹脂(FR
P)製の外殻5とを有する。ライナ4は合成樹脂(例え
ば、高密度ポリエチレン)で形成され、両端に金属製の
口金部材6が固定されたボス部7を備えている。即ち、
この実施の形態ではボス部7及び口金部材6で口金8が
構成されている。なお、口金部材6には配管のプラグを
螺合するためのねじ部が形成されている。FRPの強化
繊維には炭素繊維が使用され、樹脂にはエポキシ樹脂が
使用されている。
の形態を図1及び図2に従って説明する。図2に示すよ
うに、圧力容器1は円筒部2の両端にドーム部3を有す
る形状に形成されている。圧力容器1はガスバリア性を
有するライナ4と、その外側を覆う繊維強化樹脂(FR
P)製の外殻5とを有する。ライナ4は合成樹脂(例え
ば、高密度ポリエチレン)で形成され、両端に金属製の
口金部材6が固定されたボス部7を備えている。即ち、
この実施の形態ではボス部7及び口金部材6で口金8が
構成されている。なお、口金部材6には配管のプラグを
螺合するためのねじ部が形成されている。FRPの強化
繊維には炭素繊維が使用され、樹脂にはエポキシ樹脂が
使用されている。
【0013】外殻5を構成する巻付け繊維9はライナ4
の外周面に連続的に巻き付けられて所定の厚さの繊維層
に形成されている。図1(b)に示すように、巻付け繊
維9はドーム部3における配列軌道が、口金8に接する
軌道と、口金8に接しない軌道の2種類存在する。口金
8に接する軌道を通るように配列される巻付け繊維9は
インプレーン巻で巻き付けられている。口金8に接しな
い軌道を通る巻付け繊維9は、インプレーン巻の平面と
直交しライナ4の軸線を含む平面上に当該巻付け繊維9
のドーム部3における巻付け部の頂点が存在し、該頂点
を通る接線Lに対して直交する平面上に位置するように
配列される。
の外周面に連続的に巻き付けられて所定の厚さの繊維層
に形成されている。図1(b)に示すように、巻付け繊
維9はドーム部3における配列軌道が、口金8に接する
軌道と、口金8に接しない軌道の2種類存在する。口金
8に接する軌道を通るように配列される巻付け繊維9は
インプレーン巻で巻き付けられている。口金8に接しな
い軌道を通る巻付け繊維9は、インプレーン巻の平面と
直交しライナ4の軸線を含む平面上に当該巻付け繊維9
のドーム部3における巻付け部の頂点が存在し、該頂点
を通る接線Lに対して直交する平面上に位置するように
配列される。
【0014】そして、図1(a)に示すように、口金8
に接しない軌道を通る巻付け繊維9の大部分は、円筒部
2の端部で測地線の近くを通り配列角度(巻付け角)θ
が次第に大きくなるヘリカル巻10を経て、円筒部2に
配列されるフープ巻11に連続するように配列されてい
る。口金8に接しない軌道を通る巻付け繊維9のドーム
部3における巻付け頂部の位置の緯度が高い場合、即ち
口金8に近い場合は、円筒部2における巻付け角θが小
さくなり、巻付け角θがほぼ90°と大きなフープ巻1
1に無理なく連続するように配列するのが難しい。その
ような場合は、フープ巻11を設けずにヘリカル巻10
からドーム部3の巻付け軌道に連続するように配列され
る。
に接しない軌道を通る巻付け繊維9の大部分は、円筒部
2の端部で測地線の近くを通り配列角度(巻付け角)θ
が次第に大きくなるヘリカル巻10を経て、円筒部2に
配列されるフープ巻11に連続するように配列されてい
る。口金8に接しない軌道を通る巻付け繊維9のドーム
部3における巻付け頂部の位置の緯度が高い場合、即ち
口金8に近い場合は、円筒部2における巻付け角θが小
さくなり、巻付け角θがほぼ90°と大きなフープ巻1
1に無理なく連続するように配列するのが難しい。その
ような場合は、フープ巻11を設けずにヘリカル巻10
からドーム部3の巻付け軌道に連続するように配列され
る。
【0015】また、口金8に接しない軌道を通るように
配列された巻付け繊維9のうちの一部は、図1(c)に
示すように、円筒部2の端部で測地線の近くを通り、配
列角度が次第に小さくなって円筒部2の中間部では軸方
向に沿って延びるように配列されている。
配列された巻付け繊維9のうちの一部は、図1(c)に
示すように、円筒部2の端部で測地線の近くを通り、配
列角度が次第に小さくなって円筒部2の中間部では軸方
向に沿って延びるように配列されている。
【0016】次に前記の構成の圧力容器1の製造方法を
説明する。口金部材6を備えた樹脂製のライナ4をフィ
ラメントワインディング装置のマンドレル支持部に支持
し、ライナ4の周面に樹脂を含浸させた状態の巻付け繊
維9が順次巻き付けられる。先ずインプレーン巻で巻付
け繊維9を口金8に接触する状態で配列させるととも
に、両側のドーム部3を経て1周毎にずらせて所定量巻
き付ける。
説明する。口金部材6を備えた樹脂製のライナ4をフィ
ラメントワインディング装置のマンドレル支持部に支持
し、ライナ4の周面に樹脂を含浸させた状態の巻付け繊
維9が順次巻き付けられる。先ずインプレーン巻で巻付
け繊維9を口金8に接触する状態で配列させるととも
に、両側のドーム部3を経て1周毎にずらせて所定量巻
き付ける。
【0017】次にドーム部3の口金8に接触しない巻付
け繊維9をその巻付け部の頂点の位置が次第に低緯度と
なるようにして順次巻き付ける。ドーム部3で口金8に
接触しない軌道を通る巻付け繊維9の配列時にライナ4
の回転を停止させた状態で円筒部2と平行に繊維供給ヘ
ッドを移動させると、図1(c)に示すように、円筒部
2において軸方向と平行に延びるように巻付け繊維9が
配列される。また、ライナ4の回転速度及び繊維供給ヘ
ッドの移動速度を配列角度に対応する所定値に設定する
ことにより、ドーム部3及び円筒部2に所望の配列角度
で巻付け繊維9が巻き付けられる。
け繊維9をその巻付け部の頂点の位置が次第に低緯度と
なるようにして順次巻き付ける。ドーム部3で口金8に
接触しない軌道を通る巻付け繊維9の配列時にライナ4
の回転を停止させた状態で円筒部2と平行に繊維供給ヘ
ッドを移動させると、図1(c)に示すように、円筒部
2において軸方向と平行に延びるように巻付け繊維9が
配列される。また、ライナ4の回転速度及び繊維供給ヘ
ッドの移動速度を配列角度に対応する所定値に設定する
ことにより、ドーム部3及び円筒部2に所望の配列角度
で巻付け繊維9が巻き付けられる。
【0018】所定量の巻付け繊維9の巻付けが終了した
後、ライナ4とともに成形体がフィラメントワインディ
ング装置から取り外されて加熱炉に入れられ、所定温度
で樹脂が硬化される。硬化温度は樹脂により異なるが、
例えばエポキシ樹脂の場合は180°C程度である。加
熱硬化によりFRP製の外殻5が形成され、冷却すると
圧力容器1が完成する。
後、ライナ4とともに成形体がフィラメントワインディ
ング装置から取り外されて加熱炉に入れられ、所定温度
で樹脂が硬化される。硬化温度は樹脂により異なるが、
例えばエポキシ樹脂の場合は180°C程度である。加
熱硬化によりFRP製の外殻5が形成され、冷却すると
圧力容器1が完成する。
【0019】この実施の形態では以下の効果を有する。 (1) 圧力容器1の外殻5を構成する巻付け繊維9の
ドーム部3における配列軌道が、口金8に接する軌道
と、口金8に接しない軌道の2種類存在するため、口金
部に集中する過剰な巻付け繊維を減らすことができる。
その結果、口金部の肉厚増加が少なくなり、外観形状が
良くなる。また、口金部の長さを短くでき、圧力容器1
全体を短くできる。従って、軽量、コンパクトにでき、
高価な巻付け繊維9の使用量が減って製造コストを低下
することができる。
ドーム部3における配列軌道が、口金8に接する軌道
と、口金8に接しない軌道の2種類存在するため、口金
部に集中する過剰な巻付け繊維を減らすことができる。
その結果、口金部の肉厚増加が少なくなり、外観形状が
良くなる。また、口金部の長さを短くでき、圧力容器1
全体を短くできる。従って、軽量、コンパクトにでき、
高価な巻付け繊維9の使用量が減って製造コストを低下
することができる。
【0020】(2) 口金8に接しない軌道を通る巻付
け繊維9は、ドーム部3における巻付け部の頂点とライ
ナ4の軸線を含む平面上で前記頂点を通る接線Lに対し
て直交する平面上に位置するように配列されるととも
に、円筒部2の端部で測地線の近くを通り配列角度が次
第に大きくなって円筒部2に配列されるフープ巻11に
連続するように配列されている。従って、ドーム部3に
おいて口金8に接しない状態で配列される巻付け繊維9
の巻付け時に巻付け繊維9が横滑りせず、製造が容易と
なる。
け繊維9は、ドーム部3における巻付け部の頂点とライ
ナ4の軸線を含む平面上で前記頂点を通る接線Lに対し
て直交する平面上に位置するように配列されるととも
に、円筒部2の端部で測地線の近くを通り配列角度が次
第に大きくなって円筒部2に配列されるフープ巻11に
連続するように配列されている。従って、ドーム部3に
おいて口金8に接しない状態で配列される巻付け繊維9
の巻付け時に巻付け繊維9が横滑りせず、製造が容易と
なる。
【0021】(3) 口金8に接しない軌道を通る巻付
け繊維9の一部は、円筒部2においてフープ巻11とな
るように配列されている。従って、フープ巻11専用の
巻付け繊維9を設けなくても、円筒部2の強度を確保で
きる。
け繊維9の一部は、円筒部2においてフープ巻11とな
るように配列されている。従って、フープ巻11専用の
巻付け繊維9を設けなくても、円筒部2の強度を確保で
きる。
【0022】(4) 口金8に接しない軌道を通るよう
に配列された巻付け繊維9のうちの一部は、円筒部2の
端部で測地線の近くを通り、配列角度が次第に小さくな
って円筒部2の中間部では軸方向に沿って延びるように
配列されている。従って、軸方向の主応力に効果的に対
抗できる強化繊維の量が増え、使用繊維量が同じで軸方
向の強度を向上させることができる。
に配列された巻付け繊維9のうちの一部は、円筒部2の
端部で測地線の近くを通り、配列角度が次第に小さくな
って円筒部2の中間部では軸方向に沿って延びるように
配列されている。従って、軸方向の主応力に効果的に対
抗できる強化繊維の量が増え、使用繊維量が同じで軸方
向の強度を向上させることができる。
【0023】(5) 巻付け繊維9に炭素繊維が使用さ
れ、マトリックス樹脂にエポキシ樹脂が使用されている
ため、自動車の燃料タンクとして使用される強度を確保
して、軽量化及びコンパクト化をより高めることができ
る。
れ、マトリックス樹脂にエポキシ樹脂が使用されている
ため、自動車の燃料タンクとして使用される強度を確保
して、軽量化及びコンパクト化をより高めることができ
る。
【0024】(6) ライナ4が樹脂製のため金属製の
ライナに比較して軽量化をより高めることができる。 (7) ドーム部3の口金8に接触しない巻付け繊維9
をその巻付け部の頂点の位置が次第に低緯度となるよう
にして順次巻き付ける。従って、ドーム部3に巻き付け
られる口金8に接触しない軌道を通る巻付け繊維9の配
列角を変更するためのフィラメントワインディング装置
の制御が、巻付け順序が任意の場合に比較して簡単にな
る。
ライナに比較して軽量化をより高めることができる。 (7) ドーム部3の口金8に接触しない巻付け繊維9
をその巻付け部の頂点の位置が次第に低緯度となるよう
にして順次巻き付ける。従って、ドーム部3に巻き付け
られる口金8に接触しない軌道を通る巻付け繊維9の配
列角を変更するためのフィラメントワインディング装置
の制御が、巻付け順序が任意の場合に比較して簡単にな
る。
【0025】なお、実施の形態は前記に限定されるもの
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 円筒部2においてライナ4の軸方向と平行に配列さ
れる巻付け繊維9を省略してもよい。
ではなく、例えば、次のように具体化してもよい。 ○ 円筒部2においてライナ4の軸方向と平行に配列さ
れる巻付け繊維9を省略してもよい。
【0026】○ ライナ4の口金8の一方にのみ配管が
接続されるねじ孔を形成し、片側の口金8は、ねじ孔を
形成せず充実体としてもよい。 ○ マトリックス樹脂として、圧力容器に要求される性
能に合わせて、エポキシ樹脂に限らず他の熱硬化性樹脂
(例えば、ポリイミド樹脂)や、曲げ弾性率の高い熱可
塑性樹脂(例えばポリエーテルエーテルケトン)等を使
用してもよい。また、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂等の他の樹脂を使用してもよい。この場合樹脂の価
格がエポキシ樹脂より安いのでコスト低減を図れる。
接続されるねじ孔を形成し、片側の口金8は、ねじ孔を
形成せず充実体としてもよい。 ○ マトリックス樹脂として、圧力容器に要求される性
能に合わせて、エポキシ樹脂に限らず他の熱硬化性樹脂
(例えば、ポリイミド樹脂)や、曲げ弾性率の高い熱可
塑性樹脂(例えばポリエーテルエーテルケトン)等を使
用してもよい。また、ビニルエステル樹脂、フェノール
樹脂等の他の樹脂を使用してもよい。この場合樹脂の価
格がエポキシ樹脂より安いのでコスト低減を図れる。
【0027】○ 巻付け繊維9の材質は炭素繊維に限ら
ず、圧力容器に要求される性能に合わせて、ガラス繊維
等の他の無機繊維やポリアラミド繊維等の高強度、高弾
性率の有機繊維を使用してもよい。
ず、圧力容器に要求される性能に合わせて、ガラス繊維
等の他の無機繊維やポリアラミド繊維等の高強度、高弾
性率の有機繊維を使用してもよい。
【0028】○ マトリックス樹脂として熱硬化性樹脂
に代えて紫外線硬化樹脂を使用してもよい。 ○ ライナ4を樹脂製ではなく、アルミニウムあるいは
アルミニウム合金等の軽い金属製としてもよい。この場
合、口金部材6をライナ4と一体成形でき、口金8の構
造が簡単になる。
に代えて紫外線硬化樹脂を使用してもよい。 ○ ライナ4を樹脂製ではなく、アルミニウムあるいは
アルミニウム合金等の軽い金属製としてもよい。この場
合、口金部材6をライナ4と一体成形でき、口金8の構
造が簡単になる。
【0029】○ ドーム部3において口金8に接しない
巻付け繊維9の巻き付け順序は、巻付け部の頂点の位置
が次第に低緯度となる順序に限らない。例えば、初めに
巻付け部の頂点の位置が大きく移動するように巻き付
け、次にその間を埋めるように巻付け部の頂点の位置を
変更して巻き付けてもよい。
巻付け繊維9の巻き付け順序は、巻付け部の頂点の位置
が次第に低緯度となる順序に限らない。例えば、初めに
巻付け部の頂点の位置が大きく移動するように巻き付
け、次にその間を埋めるように巻付け部の頂点の位置を
変更して巻き付けてもよい。
【0030】○ 口金8に接しない軌道を通るように配
列された巻付け繊維9に限らず、口金8に接する軌道を
通るように配列された巻付け繊維9のうちの一部を、円
筒部2の中間部では軸方向に沿って延びるように配列さ
せてもよい。この場合も軸方向の主応力に効果的に対抗
できる強化繊維の量が増え、使用繊維量が同じで軸方向
の強度を向上させることができる。
列された巻付け繊維9に限らず、口金8に接する軌道を
通るように配列された巻付け繊維9のうちの一部を、円
筒部2の中間部では軸方向に沿って延びるように配列さ
せてもよい。この場合も軸方向の主応力に効果的に対抗
できる強化繊維の量が増え、使用繊維量が同じで軸方向
の強度を向上させることができる。
【0031】前記実施の形態から把握できる請求項記載
以外の発明(技術的思想)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項1又は請求項2に記載の発明において、
ライナを樹脂製とし、繊維強化複合材の巻付け繊維に炭
素繊維、マトリックス樹脂にエポキシ樹脂が使用されて
いる。この場合、自動車の燃料タンクとして使用される
強度を確保して、圧力容器の軽量化及びコンパクト化を
高めることができる。
以外の発明(技術的思想)について、以下にその効果と
ともに記載する。 (1) 請求項1又は請求項2に記載の発明において、
ライナを樹脂製とし、繊維強化複合材の巻付け繊維に炭
素繊維、マトリックス樹脂にエポキシ樹脂が使用されて
いる。この場合、自動車の燃料タンクとして使用される
強度を確保して、圧力容器の軽量化及びコンパクト化を
高めることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び請求
項2に記載の発明によれば、ドーム部の口金付近に集中
する不要な繊維を無くすとともに、容器全体の繊維量を
減らすことができ、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑
りせずに製造が容易となる。
項2に記載の発明によれば、ドーム部の口金付近に集中
する不要な繊維を無くすとともに、容器全体の繊維量を
減らすことができ、しかも繊維の巻付け時に繊維が横滑
りせずに製造が容易となる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、軸方向の
主応力に効果的に対抗できる強化繊維の量が増え、使用
繊維量が同じで軸方向の強度を向上させることができ
る。
主応力に効果的に対抗できる強化繊維の量が増え、使用
繊維量が同じで軸方向の強度を向上させることができ
る。
【図1】 (a)は一実施の形態の口金に接触しない繊
維の配列状態を示す模式図、(b)口金に接触する繊維
と口金に接触しない繊維の配列状態を示す模式図、
(c)は口金に接触しない繊維の別の配列状態を示す模
式図。
維の配列状態を示す模式図、(b)口金に接触する繊維
と口金に接触しない繊維の配列状態を示す模式図、
(c)は口金に接触しない繊維の別の配列状態を示す模
式図。
【図2】 圧力容器の模式断面図。
【図3】 (a)はインプレーン巻の繊維の配列を示す
模式図、(b)はヘリカル巻の繊維の配列を示す側面
図。
模式図、(b)はヘリカル巻の繊維の配列を示す側面
図。
【図4】 従来の圧力容器のドーム部の繊維の配列状態
を示す模式図。
を示す模式図。
1…圧力容器、2…円筒部、3…ドーム部、4…ライ
ナ、5…外殻、8…口金、9…巻付け繊維、11…フー
プ巻。
ナ、5…外殻、8…口金、9…巻付け繊維、11…フー
プ巻。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 藤夫 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 宮下 康己 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3E072 AA10 BA04 CA01 CA06 4F205 AA05 AA39 AD03 AD05 AD16 AE10 AH17 AH55 HA02 HA14 HA23 HA33 HA37 HA40 HA46 HB01 HB11 HC02 HC17 HF05 HG03 HK04 HK05 HK17 HL02 HL12 HL14 HL25 HT03 HT22 HT27
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒部の両端にドーム部を有する形状に
形成され、ガスバリア性を有するライナと、その外側を
覆う繊維強化複合材製の外殻とを有し、ドーム部の中心
に口金を備えた圧力容器であって、 前記外殻を構成する巻付け繊維のドーム部における配列
軌道が、口金に接する軌道と、口金に接しない軌道の2
種類存在し、口金に接しない軌道を通る巻付け繊維は、
ドーム部における巻付け部の頂点とライナの軸線を含む
平面上で前記頂点を通る接線に対して直交する平面上に
位置するように配列されるとともに、円筒部の端部で測
地線の近くを通り配列角度が次第に大きくなって円筒部
に配列されるフープ巻に連続するように配列されている
圧力容器。 - 【請求項2】 配列された巻付け繊維のうちの一部は、
円筒部の端部で測地線の近くを通り、配列角度が次第に
小さくなって円筒部の中間部では軸方向に沿って延びる
ように配列されている請求項1に記載の圧力容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148215A JP2000337594A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 圧力容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11148215A JP2000337594A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 圧力容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337594A true JP2000337594A (ja) | 2000-12-05 |
Family
ID=15447855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11148215A Pending JP2000337594A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 圧力容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337594A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005113958A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 耐圧容器製造方法 |
| JP2012040736A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-01 | Toyoda Gosei Co Ltd | フィラメントワインディング装置 |
| WO2018096905A1 (ja) * | 2016-11-24 | 2018-05-31 | 東レ株式会社 | 圧力容器の製造方法 |
| DE102017209808A1 (de) * | 2017-06-09 | 2018-12-13 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Verfahren zur Herstellung eines Druckbehälters, sowie ein entsprechender Druckbehälter |
| CN114919204A (zh) * | 2022-05-14 | 2022-08-19 | 浙江理工大学绍兴柯桥研究院有限公司 | 一种含短切碳纤维增强的储氢罐缠绕成型方法 |
| CN115307052A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-08 | 佛山仙湖实验室 | 一种复合气瓶缠绕增强层优化设计方法及其应用 |
| DE102019126347B4 (de) | 2018-11-02 | 2024-12-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Herstellungsverfahren für einen Hochdrucktank |
| GB2635350A (en) * | 2023-11-08 | 2025-05-14 | Phinia Delphi Luxembourg Sarl | Gas tank |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11148215A patent/JP2000337594A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005113958A (ja) * | 2003-10-03 | 2005-04-28 | Fuji Heavy Ind Ltd | 耐圧容器製造方法 |
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| CN115307052A (zh) * | 2022-08-15 | 2022-11-08 | 佛山仙湖实验室 | 一种复合气瓶缠绕增强层优化设计方法及其应用 |
| CN115307052B (zh) * | 2022-08-15 | 2024-05-28 | 佛山仙湖实验室 | 一种复合气瓶缠绕增强层优化设计方法及其应用 |
| GB2635350A (en) * | 2023-11-08 | 2025-05-14 | Phinia Delphi Luxembourg Sarl | Gas tank |
| WO2025099233A1 (en) * | 2023-11-08 | 2025-05-15 | Phinia Delphi Luxembourg Sarl | Gas tank |
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