JP2000337773A - 加熱乾燥装置 - Google Patents
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ばい塵や塩化水素等の有害物質を排出せずに安
定して家畜ふん尿や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連
続的に加熱して乾燥させる。 【解決手段】加熱領域では外筒2に設けた複数の接線方
向バーナ6により、被乾燥物を移動させている回転円筒
3に沿って旋回火炎を形成し、形成した旋回火炎で回転
円筒3を加熱して加熱領域の回転円筒3表面を効率良く
加熱する。加熱領域で生じた排気ガスは排気ガス流路の
回転円筒3の外周面に設けた螺旋状の伝熱フィン14に
より回転円筒3の周囲に沿って旋回し長時間滞留して回
転円筒3を加熱する。
定して家畜ふん尿や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連
続的に加熱して乾燥させる。 【解決手段】加熱領域では外筒2に設けた複数の接線方
向バーナ6により、被乾燥物を移動させている回転円筒
3に沿って旋回火炎を形成し、形成した旋回火炎で回転
円筒3を加熱して加熱領域の回転円筒3表面を効率良く
加熱する。加熱領域で生じた排気ガスは排気ガス流路の
回転円筒3の外周面に設けた螺旋状の伝熱フィン14に
より回転円筒3の周囲に沿って旋回し長時間滞留して回
転円筒3を加熱する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば家畜ふん
尿や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連続的に加熱して
乾燥させる加熱乾燥装置に関するものである。
尿や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連続的に加熱して
乾燥させる加熱乾燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば下水汚泥等の産業廃棄物を加熱乾
燥するために外熱式のロータリーキルン乾燥装置が使用
されている。外熱式のロータリーキルン乾燥装置は耐火
物を内張りした円筒状の炉を有し、一定の微小角度傾斜
した円筒状の炉を回転しながら、円筒状の炉を外部から
電気ヒータや重油バーナー等で加熱し、廃棄物を前端入
口から後端出口に移動させて加熱,乾燥するようにして
いる。
燥するために外熱式のロータリーキルン乾燥装置が使用
されている。外熱式のロータリーキルン乾燥装置は耐火
物を内張りした円筒状の炉を有し、一定の微小角度傾斜
した円筒状の炉を回転しながら、円筒状の炉を外部から
電気ヒータや重油バーナー等で加熱し、廃棄物を前端入
口から後端出口に移動させて加熱,乾燥するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この外熱式のロータリ
ーキルン乾燥装置の熱源として電気ヒータを使用すると
ばい塵等の有害物質は発生しないが、他の熱源と比べて
加熱コストが高価になってしまう。重油バーナーを使用
した場合は、高温の排気ガスはそのまま排出され、熱効
率が悪いとともにばい塵や塩化水素,硫黄酸化物、窒素
酸化物等の有害物質が発生し、その除去設備が必要にな
り、設備費等の費用が増加することは避けられない。
ーキルン乾燥装置の熱源として電気ヒータを使用すると
ばい塵等の有害物質は発生しないが、他の熱源と比べて
加熱コストが高価になってしまう。重油バーナーを使用
した場合は、高温の排気ガスはそのまま排出され、熱効
率が悪いとともにばい塵や塩化水素,硫黄酸化物、窒素
酸化物等の有害物質が発生し、その除去設備が必要にな
り、設備費等の費用が増加することは避けられない。
【0004】また重油バーナーやプロパンバーナーで円
筒状の炉を加熱する場合、円筒状の炉の全周を均一に加
熱するため、円筒状の炉の全周を取り巻くように重油バ
ーナーを配置する必要がある。このため一部のバーナー
は下向きに配置される。この下向きに配置されたバーナ
ーは不完全燃焼が生じ易く、不完全燃焼が生じると、煤
等によりバーナーノズルの目詰まりが発生し、加熱不均
一や燃焼不安定など爆発の危険性がある。このため操業
を中断してバーナーの清掃を繰返す必要があり、運転コ
ストが高価になってしまう。
筒状の炉を加熱する場合、円筒状の炉の全周を均一に加
熱するため、円筒状の炉の全周を取り巻くように重油バ
ーナーを配置する必要がある。このため一部のバーナー
は下向きに配置される。この下向きに配置されたバーナ
ーは不完全燃焼が生じ易く、不完全燃焼が生じると、煤
等によりバーナーノズルの目詰まりが発生し、加熱不均
一や燃焼不安定など爆発の危険性がある。このため操業
を中断してバーナーの清掃を繰返す必要があり、運転コ
ストが高価になってしまう。
【0005】さらに、重油バーナーやプロパンバーナー
からの加熱ガスの対流により円筒状の炉を加熱する場合
は熱伝達率が低く、不均一加熱や加熱不足が生じると、
円筒状の炉内の被乾燥物が団子状にかたまって乾燥し
て、排出口から取り出せなくなる等のトラブルが発生し
易い。また、円筒状の炉が高温になりすぎると、被乾燥
物が焼き付いたり、充分に乾燥する時間が取れずに未乾
燥のまま排出されてしまう。また、加熱された円筒状の
炉表面からの輻射熱がバーナーノズルの温度を上昇させ
るため、逆火や爆発の原因となり、安定した乾燥が困難
な場合もある。
からの加熱ガスの対流により円筒状の炉を加熱する場合
は熱伝達率が低く、不均一加熱や加熱不足が生じると、
円筒状の炉内の被乾燥物が団子状にかたまって乾燥し
て、排出口から取り出せなくなる等のトラブルが発生し
易い。また、円筒状の炉が高温になりすぎると、被乾燥
物が焼き付いたり、充分に乾燥する時間が取れずに未乾
燥のまま排出されてしまう。また、加熱された円筒状の
炉表面からの輻射熱がバーナーノズルの温度を上昇させ
るため、逆火や爆発の原因となり、安定した乾燥が困難
な場合もある。
【0006】この発明はかかる短所を改善し、ばい塵や
塩化水素等の有害物質を排出せずに安定して家畜ふん尿
や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連続的に加熱して乾
燥させることができる加熱乾燥装置を提供することを目
的とするものである。
塩化水素等の有害物質を排出せずに安定して家畜ふん尿
や下水汚泥等の高含水物の廃棄物を連続的に加熱して乾
燥させることができる加熱乾燥装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加熱乾燥
装置は、外筒と外筒内に配置された回転円筒及び接線方
向バーナを有し、外筒は両端部が密閉され、被乾燥物供
給部を有する前端部が乾燥物排出口を有する後端部より
高くなるように傾斜して設置され、回転内筒は複数の保
持ローラにより外筒に回転自在に保持され、乾燥物排出
口側のほぼ2/3の範囲の外周面に螺旋状の伝熱フィン
が設けられ、内部には回転円筒の回転方向と反対方向に
回転する複数の撹拌回転ブレードを有し、接線方向バー
ナは外筒の周方向に均等に配置され、回転円筒の外周に
沿った旋回火炎を発生させ、回転円筒の被乾燥物供給部
側のほぼ1/3の範囲に加熱領域を構成することを特徴
とする。
装置は、外筒と外筒内に配置された回転円筒及び接線方
向バーナを有し、外筒は両端部が密閉され、被乾燥物供
給部を有する前端部が乾燥物排出口を有する後端部より
高くなるように傾斜して設置され、回転内筒は複数の保
持ローラにより外筒に回転自在に保持され、乾燥物排出
口側のほぼ2/3の範囲の外周面に螺旋状の伝熱フィン
が設けられ、内部には回転円筒の回転方向と反対方向に
回転する複数の撹拌回転ブレードを有し、接線方向バー
ナは外筒の周方向に均等に配置され、回転円筒の外周に
沿った旋回火炎を発生させ、回転円筒の被乾燥物供給部
側のほぼ1/3の範囲に加熱領域を構成することを特徴
とする。
【0008】上記接線方向バーナと被乾燥物供給部側の
回転円筒端部との間の外筒と回転円筒の間隙にラビリン
スパッキンを設けると良い。
回転円筒端部との間の外筒と回転円筒の間隙にラビリン
スパッキンを設けると良い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の加熱乾燥装置は保温材
に覆われた外筒と、外筒内に配置された回転円筒及び接
線方向バーナを有する。外筒は両端部が密閉され、前端
部には家畜ふん尿や下水汚泥等の被乾燥物を供給する被
乾燥物供給部が設けられ、後端下部に乾燥物排出口が設
けられ、被乾燥物供給部を有する前端部が乾燥物排出口
を有する後端部より高くなるように水平面に対して微小
角度だけ傾斜して設置されている。外筒と回転円筒の間
隙の被乾燥物供給部が設けられた前端部側には例えば3
組の接線方向バーナが外筒の周方向に3等分して均等に
配置され、回転内筒の外周に沿った旋回火炎を生じるよ
うに外筒に対して傾いて取り付けられている。この外筒
と回転円筒の間隙のうち前端部のほぼ1/3で加熱領域
を構成し、残りの2/3の部分は排気ガス流路を構成し
ている。回転内筒は複数の保持ローラにより外筒に回転
自在に保持され、排気ガス流路を形成する外周面には螺
旋状の伝熱フィンが設けられ、内部には、回転内筒の軸
心に対して偏心して設けられた回転軸に複数の撹拌回転
ブレードが段違いに取り付けられている。
に覆われた外筒と、外筒内に配置された回転円筒及び接
線方向バーナを有する。外筒は両端部が密閉され、前端
部には家畜ふん尿や下水汚泥等の被乾燥物を供給する被
乾燥物供給部が設けられ、後端下部に乾燥物排出口が設
けられ、被乾燥物供給部を有する前端部が乾燥物排出口
を有する後端部より高くなるように水平面に対して微小
角度だけ傾斜して設置されている。外筒と回転円筒の間
隙の被乾燥物供給部が設けられた前端部側には例えば3
組の接線方向バーナが外筒の周方向に3等分して均等に
配置され、回転内筒の外周に沿った旋回火炎を生じるよ
うに外筒に対して傾いて取り付けられている。この外筒
と回転円筒の間隙のうち前端部のほぼ1/3で加熱領域
を構成し、残りの2/3の部分は排気ガス流路を構成し
ている。回転内筒は複数の保持ローラにより外筒に回転
自在に保持され、排気ガス流路を形成する外周面には螺
旋状の伝熱フィンが設けられ、内部には、回転内筒の軸
心に対して偏心して設けられた回転軸に複数の撹拌回転
ブレードが段違いに取り付けられている。
【0010】この加熱乾燥装置で家畜ふん尿や下水汚泥
等の高含水物の被乾燥物を乾燥させるときは、回転内筒
と撹拌回転ブレードを回転しながら接線方向バーナによ
り外筒と回転円筒の間の間隙に旋回火炎を形成する。こ
の旋回火炎で外筒と回転円筒の間隙のうち前端部のほぼ
1/3の加熱領域で回転円筒を加熱して、供給された高
含水物の被乾燥物を供給する。回転円筒に供給された被
乾燥物は乾燥物排出口が設けられた下流側に移動しなが
ら、回転円筒の回転方向と反対方向に回転する撹拌回転
ブレードで撹拌され、乾燥して回転円筒の内面に付着し
た被乾燥物を撹拌回転ブレードの回転により掻き落され
て粉砕されながら下流側に移動して排気ガス流路を通る
排気ガスの熱により加熱乾燥される。回転内筒内を移動
しながら加熱,乾燥した乾燥物は乾燥物排出口から排出
される。
等の高含水物の被乾燥物を乾燥させるときは、回転内筒
と撹拌回転ブレードを回転しながら接線方向バーナによ
り外筒と回転円筒の間の間隙に旋回火炎を形成する。こ
の旋回火炎で外筒と回転円筒の間隙のうち前端部のほぼ
1/3の加熱領域で回転円筒を加熱して、供給された高
含水物の被乾燥物を供給する。回転円筒に供給された被
乾燥物は乾燥物排出口が設けられた下流側に移動しなが
ら、回転円筒の回転方向と反対方向に回転する撹拌回転
ブレードで撹拌され、乾燥して回転円筒の内面に付着し
た被乾燥物を撹拌回転ブレードの回転により掻き落され
て粉砕されながら下流側に移動して排気ガス流路を通る
排気ガスの熱により加熱乾燥される。回転内筒内を移動
しながら加熱,乾燥した乾燥物は乾燥物排出口から排出
される。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図である。図1に示すように、加熱乾燥装置1は保温材
に覆われた外筒2と、外筒2内に収納された回転円筒3
を有する。外筒2は両端部が密閉され、前端部には家畜
ふん尿や下水汚泥等の被乾燥物を供給する被乾燥物供給
部4が設けられ、後端下部に乾燥物排出口5が設けら
れ、被乾燥物供給部4を有する前端部が乾燥物排出口5
を有する後端部より高くなるように水平面に対して微小
角度αだけ傾斜して設置されている。外筒2と回転円筒
3の間隙の被乾燥物供給部4が設けられた前端部側には
複数、例えば図2の側面断面図に示すように3組の接線
方向バーナ6が外筒2の周方向に3等分して均等に配置
され、回転内筒3の外周に沿った旋回火炎を生じるよう
に外筒2に対して傾いて取り付けられている。この外筒
2と回転円筒3の間隙のうち前端部のほぼ1/3で加熱
領域を構成し、残りの2/3の部分は排気ガス流路を構
成している。加熱領域より前の回転内筒3の端部上部に
は送気口7を有し、排気ガス流路の後端の上部には排気
ガス排出口8が設けられ、乾燥物排出口5が設けられた
位置より後の外筒2の端部には被乾燥物ガス排出口9を
有する。接線方向バーナ6と送気口7との間には外筒2
の内周面と回転円筒3の外周面に取り付けたブレードに
よるラビリンスパッキン10が設けられ、排気ガス排出
口8と被乾燥物ガス排出口9との間にも外筒2の内周面
に取り付けた隔壁11が設けられている。
図である。図1に示すように、加熱乾燥装置1は保温材
に覆われた外筒2と、外筒2内に収納された回転円筒3
を有する。外筒2は両端部が密閉され、前端部には家畜
ふん尿や下水汚泥等の被乾燥物を供給する被乾燥物供給
部4が設けられ、後端下部に乾燥物排出口5が設けら
れ、被乾燥物供給部4を有する前端部が乾燥物排出口5
を有する後端部より高くなるように水平面に対して微小
角度αだけ傾斜して設置されている。外筒2と回転円筒
3の間隙の被乾燥物供給部4が設けられた前端部側には
複数、例えば図2の側面断面図に示すように3組の接線
方向バーナ6が外筒2の周方向に3等分して均等に配置
され、回転内筒3の外周に沿った旋回火炎を生じるよう
に外筒2に対して傾いて取り付けられている。この外筒
2と回転円筒3の間隙のうち前端部のほぼ1/3で加熱
領域を構成し、残りの2/3の部分は排気ガス流路を構
成している。加熱領域より前の回転内筒3の端部上部に
は送気口7を有し、排気ガス流路の後端の上部には排気
ガス排出口8が設けられ、乾燥物排出口5が設けられた
位置より後の外筒2の端部には被乾燥物ガス排出口9を
有する。接線方向バーナ6と送気口7との間には外筒2
の内周面と回転円筒3の外周面に取り付けたブレードに
よるラビリンスパッキン10が設けられ、排気ガス排出
口8と被乾燥物ガス排出口9との間にも外筒2の内周面
に取り付けた隔壁11が設けられている。
【0012】回転内筒3は複数の保持ローラ12により
外筒2に回転自在に保持され、回転駆動装置13により
回転する。回転内筒3の排気ガス流路を形成する外周面
には螺旋状の伝熱フィン14が設けられ、内部には、図
3の断面図に示すように、回転内筒3の軸心に対して偏
心して設けられた回転軸15に複数の撹拌回転ブレード
16が段違いに取り付けられている。撹拌回転ブレード
16を有する回転軸15は外筒2の両端部に軸受17を
介して取り付けられ、ブレード駆動装置18により回転
内筒3の回転方向と反対方向に回転する。
外筒2に回転自在に保持され、回転駆動装置13により
回転する。回転内筒3の排気ガス流路を形成する外周面
には螺旋状の伝熱フィン14が設けられ、内部には、図
3の断面図に示すように、回転内筒3の軸心に対して偏
心して設けられた回転軸15に複数の撹拌回転ブレード
16が段違いに取り付けられている。撹拌回転ブレード
16を有する回転軸15は外筒2の両端部に軸受17を
介して取り付けられ、ブレード駆動装置18により回転
内筒3の回転方向と反対方向に回転する。
【0013】上記のように構成された加熱乾燥装置1で
家畜ふん尿や下水汚泥等の高含水物の被乾燥物を乾燥さ
せるときは、回転内筒3と撹拌回転ブレード16を回転
しながら接線方向バーナ6に供給された燃料油を圧縮空
気で霧化して点火し、外筒2と回転円筒3の間の間隙
に、回転円筒3の外周面に沿った旋回火炎を形成する。
この旋回火炎で外筒2と回転円筒3の間隙のうち前端部
のほぼ1/3の加熱領域で回転円筒3を加熱する。この
回転円筒3内に被乾燥物供給部4から家畜ふん尿等の高
含水物の被乾燥物を供給する。傾斜した回転円筒3に供
給された被乾燥物は重力により乾燥物排出口5が設けら
れた下流側に移動しながら加熱される。この移動する被
乾燥物を回転円筒3の回転方向と反対方向に回転する撹
拌回転ブレード16で撹拌し、乾燥して回転円筒3の内
面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブレード16の回転に
より掻き落して粉砕しながら下流側に移動し、螺旋状の
伝熱フィン14を有する排気ガス流路を通る排気ガスの
熱により、さらに加熱乾燥される。回転内筒3内を移動
しながら加熱,乾燥した乾燥物は乾燥物排出口5から排
出される。
家畜ふん尿や下水汚泥等の高含水物の被乾燥物を乾燥さ
せるときは、回転内筒3と撹拌回転ブレード16を回転
しながら接線方向バーナ6に供給された燃料油を圧縮空
気で霧化して点火し、外筒2と回転円筒3の間の間隙
に、回転円筒3の外周面に沿った旋回火炎を形成する。
この旋回火炎で外筒2と回転円筒3の間隙のうち前端部
のほぼ1/3の加熱領域で回転円筒3を加熱する。この
回転円筒3内に被乾燥物供給部4から家畜ふん尿等の高
含水物の被乾燥物を供給する。傾斜した回転円筒3に供
給された被乾燥物は重力により乾燥物排出口5が設けら
れた下流側に移動しながら加熱される。この移動する被
乾燥物を回転円筒3の回転方向と反対方向に回転する撹
拌回転ブレード16で撹拌し、乾燥して回転円筒3の内
面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブレード16の回転に
より掻き落して粉砕しながら下流側に移動し、螺旋状の
伝熱フィン14を有する排気ガス流路を通る排気ガスの
熱により、さらに加熱乾燥される。回転内筒3内を移動
しながら加熱,乾燥した乾燥物は乾燥物排出口5から排
出される。
【0014】この被乾燥物を加熱するときに、例えば3
組の接線方向バーナ6は外筒2の周方向に3等分して均
等に配置され、接線方向バーナ6が回転円筒3の外周面
に沿った旋回火炎を生じさせるから、火炎が回転円筒3
の外周面に沿って長期間滞在して回転円筒3を一定温度
に効率良く加熱することができる。また、接線方向バー
ナ6と送気口7との間にはラビリンスパッキン10が設
けられているから、接線方向バーナ6で発生して旋回し
ている火炎が送気口7側から回転円筒3内に入り込むこ
とを防いで、回転円筒3に供給された被乾燥物が燃焼す
ること防止することができる。
組の接線方向バーナ6は外筒2の周方向に3等分して均
等に配置され、接線方向バーナ6が回転円筒3の外周面
に沿った旋回火炎を生じさせるから、火炎が回転円筒3
の外周面に沿って長期間滞在して回転円筒3を一定温度
に効率良く加熱することができる。また、接線方向バー
ナ6と送気口7との間にはラビリンスパッキン10が設
けられているから、接線方向バーナ6で発生して旋回し
ている火炎が送気口7側から回転円筒3内に入り込むこ
とを防いで、回転円筒3に供給された被乾燥物が燃焼す
ること防止することができる。
【0015】外筒2と回転円筒3の間隙のうち前端部の
ほぼ1/3の加熱領域の燃焼により生じた排気ガスは、
ほぼ2/3の排気ガス流路の回転円筒3の外周面に設け
た螺旋状の伝熱フィン14により回転円筒3の周囲に沿
って旋回して長時間滞留して回転円筒3を加熱する。し
たがって排気ガスの熱を有効に利用することができ、加
熱領域をほぼ1/3と短くしても回転円筒3内を移動し
ている被乾燥物を確実に加熱,乾燥することができる。
また、排気ガスが回転円筒3の周囲に沿って長時間滞留
して排気ガスの熱を回転円筒3に供給するから、排気ガ
ス供給口8から排出される排気ガスの温度を低くするこ
とができ、例えば加熱領域の回転円筒3を300℃程度
に加熱した場合、排気ガス供給口8から排出される排気
ガスの温度を60℃程度と低くすることができ、公害の
発生を防止することができる。
ほぼ1/3の加熱領域の燃焼により生じた排気ガスは、
ほぼ2/3の排気ガス流路の回転円筒3の外周面に設け
た螺旋状の伝熱フィン14により回転円筒3の周囲に沿
って旋回して長時間滞留して回転円筒3を加熱する。し
たがって排気ガスの熱を有効に利用することができ、加
熱領域をほぼ1/3と短くしても回転円筒3内を移動し
ている被乾燥物を確実に加熱,乾燥することができる。
また、排気ガスが回転円筒3の周囲に沿って長時間滞留
して排気ガスの熱を回転円筒3に供給するから、排気ガ
ス供給口8から排出される排気ガスの温度を低くするこ
とができ、例えば加熱領域の回転円筒3を300℃程度
に加熱した場合、排気ガス供給口8から排出される排気
ガスの温度を60℃程度と低くすることができ、公害の
発生を防止することができる。
【0016】この被乾燥物を加熱,乾燥するときに、被
乾燥物供給部4が設けられた上流側の送気口7から回転
円筒3内に空気を送り被乾燥物ガス排出口9から排出す
ることにより、回転円筒3の内部が被乾燥物から蒸発し
た水分により過飽和状態になることを防ぎ、被乾燥物の
乾燥を促進することができる。また、排気ガス排出口8
と被乾燥物ガス排出口9との間に外筒2の内周面に取り
付けた隔壁11が設けられているから、排気ガス流路か
ら排気ガスが被乾燥物ガス排出口9に流れ込むことを防
ぐことができる。
乾燥物供給部4が設けられた上流側の送気口7から回転
円筒3内に空気を送り被乾燥物ガス排出口9から排出す
ることにより、回転円筒3の内部が被乾燥物から蒸発し
た水分により過飽和状態になることを防ぎ、被乾燥物の
乾燥を促進することができる。また、排気ガス排出口8
と被乾燥物ガス排出口9との間に外筒2の内周面に取り
付けた隔壁11が設けられているから、排気ガス流路か
ら排気ガスが被乾燥物ガス排出口9に流れ込むことを防
ぐことができる。
【0017】この加熱乾燥装置1に例えば含水率86%
の牛ふん尿を投入し、接線方向バーナ6に燃料油として
灯油を供給して点火し、旋回火炎を生じさせて回転円筒
3を加熱した結果、さらさらした細粒状の乾燥粉末と顆
粒状の乾燥物を得ることができた。また、回転円筒3の
ほぼ1/3を接線方向バーナ6の旋回火炎による加熱領
域とし、残りのほぼ2/3を伝熱フィン14を設けた排
気ガス流路として排気ガスを有効に利用しているから、
接線方向バーナ6からの燃焼による熱効率を55%程度
に高めることができ、排気ガスを利用しない場合の熱効
率20〜30%と比べて燃焼熱を有効に活用することが
できた。
の牛ふん尿を投入し、接線方向バーナ6に燃料油として
灯油を供給して点火し、旋回火炎を生じさせて回転円筒
3を加熱した結果、さらさらした細粒状の乾燥粉末と顆
粒状の乾燥物を得ることができた。また、回転円筒3の
ほぼ1/3を接線方向バーナ6の旋回火炎による加熱領
域とし、残りのほぼ2/3を伝熱フィン14を設けた排
気ガス流路として排気ガスを有効に利用しているから、
接線方向バーナ6からの燃焼による熱効率を55%程度
に高めることができ、排気ガスを利用しない場合の熱効
率20〜30%と比べて燃焼熱を有効に活用することが
できた。
【0018】上記実施例は排気ガス供給口8から排気ガ
スを外部に排出する場合について説明したが、排気ガス
供給口8から排出される排気ガスを上流側の送気口7に
送り循環させることにより、排気ガスをより有効に活用
することができる。
スを外部に排出する場合について説明したが、排気ガス
供給口8から排出される排気ガスを上流側の送気口7に
送り循環させることにより、排気ガスをより有効に活用
することができる。
【0019】また、上記実施例は接線方向バーナ6を3
組設けた場合について説明したが、接線方向バーナ6の
数量は回転円筒3の直径と長さに応じて適宜選択して複
数段に設ければ良い。
組設けた場合について説明したが、接線方向バーナ6の
数量は回転円筒3の直径と長さに応じて適宜選択して複
数段に設ければ良い。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、加熱領
域では外筒に設けた複数の接線方向バーナで被乾燥物を
移動させている回転円筒に沿って旋回火炎を形成し、形
成した旋回火炎で回転円筒を加熱するから、加熱領域の
回転円筒表面を効率良く加熱することができる。
域では外筒に設けた複数の接線方向バーナで被乾燥物を
移動させている回転円筒に沿って旋回火炎を形成し、形
成した旋回火炎で回転円筒を加熱するから、加熱領域の
回転円筒表面を効率良く加熱することができる。
【0021】また、加熱領域で生じた排気ガスは排気ガ
ス流路の回転円筒外周面に設けた螺旋状の伝熱フィンに
より回転円筒の周囲に沿って旋回し長時間滞留して回転
円筒を加熱するから、排気ガスの熱を有効に利用するこ
とができ、加熱乾燥装置の長さを短くして小型化できる
とともに、排出される排気ガスの温度を低くして公害が
発生することを防止できる。
ス流路の回転円筒外周面に設けた螺旋状の伝熱フィンに
より回転円筒の周囲に沿って旋回し長時間滞留して回転
円筒を加熱するから、排気ガスの熱を有効に利用するこ
とができ、加熱乾燥装置の長さを短くして小型化できる
とともに、排出される排気ガスの温度を低くして公害が
発生することを防止できる。
【0022】さらに、加熱により乾燥して回転円筒の内
面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブレードで撹拌し、乾
燥して回転円筒の内面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブ
レードの回転により掻き落し、粉砕しながら下流側に移
動するから、被乾燥物を安定して下流側に移動しながら
効率良く加熱乾燥することができる。
面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブレードで撹拌し、乾
燥して回転円筒の内面に付着した被乾燥物を撹拌回転ブ
レードの回転により掻き落し、粉砕しながら下流側に移
動するから、被乾燥物を安定して下流側に移動しながら
効率良く加熱乾燥することができる。
【0023】また、接線方向バーナと被乾燥物供給部側
の回転円筒端部との間の外筒と回転円筒の間隙にラビリ
ンスパッキンを設け、接線方向バーナで発生して旋回し
ている火炎が回転円筒内に入り込むことを防いで、回転
円筒に供給された被乾燥物が燃焼すること防止するか
ら、被乾燥物を安定して乾燥することができる。
の回転円筒端部との間の外筒と回転円筒の間隙にラビリ
ンスパッキンを設け、接線方向バーナで発生して旋回し
ている火炎が回転円筒内に入り込むことを防いで、回転
円筒に供給された被乾燥物が燃焼すること防止するか
ら、被乾燥物を安定して乾燥することができる。
【図1】この発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】上記実施例の側面断面図である。
【図3】上記実施例の回転円筒の断面図である。
1 加熱乾燥装置 2 外筒 3 回転円筒 4 被乾燥物供給部 5 乾燥物排出口 6 接線方向バーナ 7 送気口 8 排気ガス排出口 9 被乾燥物ガス排出口 10 ラビリンスパッキン 11 隔壁 14 伝熱フィン 16 撹拌回転ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 博一 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 浪岡 敏幸 神奈川県横浜市鶴見区小野町88番地 日本 鋼管工事株式会社内 (72)発明者 石塚 悟 広島県東広島市西条昭和町4番21−702 Fターム(参考) 3L113 AA08 AC04 AC58 AC68 AC77 BA38 DA26
Claims (2)
- 【請求項1】 外筒と外筒内に配置された回転円筒及び
接線方向バーナを有し、 外筒は両端部が密閉され、被乾燥物供給部を有する前端
部が乾燥物排出口を有する後端部より高くなるように傾
斜して設置され、 回転内筒は複数の保持ローラにより外筒に回転自在に保
持され、乾燥物排出口側のほぼ2/3の範囲の外周面に
螺旋状の伝熱フィンが設けられ、内部には回転円筒の回
転方向と反対方向に回転する複数の撹拌回転ブレードを
有し、 接線方向バーナは外筒の周方向に均等に配置され、回転
円筒の外周に沿った旋回火炎を発生させ、回転円筒の被
乾燥物供給部側のほぼ1/3の範囲に加熱領域を構成す
ることを特徴とする加熱乾燥装置。 - 【請求項2】 上記接線方向バーナと被乾燥物供給部側
の回転円筒端部との間の外筒と回転円筒の間隙にラビリ
ンスパッキンを設けた請求項1記載の加熱乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11149073A JP2000337773A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 加熱乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11149073A JP2000337773A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 加熱乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337773A true JP2000337773A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15467109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11149073A Pending JP2000337773A (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 加熱乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000337773A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108731432A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-02 | 芜湖盛创新材料科技有限公司 | 一种粮食用烘干装置 |
| CN114812132A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-07-29 | 郑州长城冶金设备有限公司 | 一种干燥消化装置 |
| CN116983687A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-11-03 | 山西宝路加交通科技有限公司 | 一种聚羧酸减水剂的生产设备及其工艺 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP11149073A patent/JP2000337773A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108731432A (zh) * | 2018-05-28 | 2018-11-02 | 芜湖盛创新材料科技有限公司 | 一种粮食用烘干装置 |
| CN114812132A (zh) * | 2022-05-23 | 2022-07-29 | 郑州长城冶金设备有限公司 | 一种干燥消化装置 |
| CN116983687A (zh) * | 2023-09-21 | 2023-11-03 | 山西宝路加交通科技有限公司 | 一种聚羧酸减水剂的生产设备及其工艺 |
| CN116983687B (zh) * | 2023-09-21 | 2023-12-29 | 山西宝路加交通科技有限公司 | 一种聚羧酸减水剂的生产设备及其工艺 |
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