JP2000337797A - イグナイタおよびヘッダ組立体 - Google Patents
イグナイタおよびヘッダ組立体Info
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- JP2000337797A JP2000337797A JP11146763A JP14676399A JP2000337797A JP 2000337797 A JP2000337797 A JP 2000337797A JP 11146763 A JP11146763 A JP 11146763A JP 14676399 A JP14676399 A JP 14676399A JP 2000337797 A JP2000337797 A JP 2000337797A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 イグナイタの小型化、発熱体の切断防止およ
び火薬の吸湿防止による長期信頼性確保、ブリッジワイ
ヤ抵抗値の均一性確保を可能にすること。 【解決手段】 セラミック基板とセンサからの発火電流
により発熱する発熱体と前記セラミック基板に固定され
たリードピンとから成るヘッダ組立体と、前記発熱体の
発熱により発火し高温のガスと熱粒子を発生する点火薬
と、この点火薬の収容部を有すると共に前記ヘッダ組立
体を埋め込む樹脂プラグと、前記収容部に填薬された前
記点火薬を密封するキャップとを備え、前記収容部は、
前記点火薬を直接填薬する薬室と、この薬室の開口側に
位置する前記キャップの嵌合部とを一体的に設けて成る
ことを特徴とする。
び火薬の吸湿防止による長期信頼性確保、ブリッジワイ
ヤ抵抗値の均一性確保を可能にすること。 【解決手段】 セラミック基板とセンサからの発火電流
により発熱する発熱体と前記セラミック基板に固定され
たリードピンとから成るヘッダ組立体と、前記発熱体の
発熱により発火し高温のガスと熱粒子を発生する点火薬
と、この点火薬の収容部を有すると共に前記ヘッダ組立
体を埋め込む樹脂プラグと、前記収容部に填薬された前
記点火薬を密封するキャップとを備え、前記収容部は、
前記点火薬を直接填薬する薬室と、この薬室の開口側に
位置する前記キャップの嵌合部とを一体的に設けて成る
ことを特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートベルトプリ
テンショナ、エアバッグ等の自動車用安全装置用のイグ
ナイタおよびヘッダ組立体に関する。シートベルトプリ
テンショナ、エアバッグは、乗員の安全性を確保するた
め、自動車の衝突時には確実に作動することができる高
い信頼性が要求される。エアバッグ用インフレータにお
いては、体格の大小、乗員の着座位置の状態等の違いに
よりエアバッグの展開速度を制御することが必要となっ
てきた。このため、イグナイタを複数個使用することが
必要となり、イグナイタの小型化が必須となってきた。
また、全席にシートベルトプリテンショナ、エアバッ
グ、サイドエアバッグ等が使用されるために、低コスト
のイグナイタが要求され、高信頼性で、小型のイグナイ
タを提供することが課題となる。そこで、高い信頼性を
実現するためには、車が廃棄されるまでの長い期間、車
室内の厳しい環境条件でも劣化しないように、イグナイ
タ内の火薬類の吸湿を防ぐ高い気密性が必要である。そ
のため、イグナイタのヘッダ組立体には、リードピンと
絶縁物質に沿って吸湿することを防止するために、絶縁
材にガラス、またはセラミック材を使用して、高い気密
性を保持するためのハーメチックシール方法が使用され
てきた。なお、イグナイタは、例えば、特開平8−25
3092号公報に開示されるエアバッグ用ガス発生装置
の電気点火器や特開平8−133014号公報に開示さ
れるプリテンショナ付きシートベルト用リトラクタのガ
ス発生器に用いられることが知られている。
テンショナ、エアバッグ等の自動車用安全装置用のイグ
ナイタおよびヘッダ組立体に関する。シートベルトプリ
テンショナ、エアバッグは、乗員の安全性を確保するた
め、自動車の衝突時には確実に作動することができる高
い信頼性が要求される。エアバッグ用インフレータにお
いては、体格の大小、乗員の着座位置の状態等の違いに
よりエアバッグの展開速度を制御することが必要となっ
てきた。このため、イグナイタを複数個使用することが
必要となり、イグナイタの小型化が必須となってきた。
また、全席にシートベルトプリテンショナ、エアバッ
グ、サイドエアバッグ等が使用されるために、低コスト
のイグナイタが要求され、高信頼性で、小型のイグナイ
タを提供することが課題となる。そこで、高い信頼性を
実現するためには、車が廃棄されるまでの長い期間、車
室内の厳しい環境条件でも劣化しないように、イグナイ
タ内の火薬類の吸湿を防ぐ高い気密性が必要である。そ
のため、イグナイタのヘッダ組立体には、リードピンと
絶縁物質に沿って吸湿することを防止するために、絶縁
材にガラス、またはセラミック材を使用して、高い気密
性を保持するためのハーメチックシール方法が使用され
てきた。なお、イグナイタは、例えば、特開平8−25
3092号公報に開示されるエアバッグ用ガス発生装置
の電気点火器や特開平8−133014号公報に開示さ
れるプリテンショナ付きシートベルト用リトラクタのガ
ス発生器に用いられることが知られている。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のイグナイタとして、例え
ば、特表平9−504599号公報に開示される電気イ
ニシエータが知られている。
ば、特表平9−504599号公報に開示される電気イ
ニシエータが知られている。
【0003】この電気イニシエータは、ヘッダ組立体
(ピンとヘッダの組立)と出力カップおよび金属ケース
が別部品で構成されている。この電気イニシエータで
は、先ず、プライマとフラッシュチャージをヘッダ組立
体上に填薬し、次に、出力チャージを出力カップに填薬
する。出力チャージが填薬された出力カップの中にヘッ
ダ組立体を嵌合し、超音波溶接で封止している。
(ピンとヘッダの組立)と出力カップおよび金属ケース
が別部品で構成されている。この電気イニシエータで
は、先ず、プライマとフラッシュチャージをヘッダ組立
体上に填薬し、次に、出力チャージを出力カップに填薬
する。出力チャージが填薬された出力カップの中にヘッ
ダ組立体を嵌合し、超音波溶接で封止している。
【0004】また、イグナイタに使用されるヘッダ組立
体としては、例えば、特開平6−185897号公報に
開示されるものが知られている。特開平6−18589
7号公報のヘッダ組立体は、導電性アイレットを備え、
導電性アイレットの中央孔にはガラス絶縁部材が配置さ
れて、その端面は導電性アイレットの一外側表面とほぼ
面一になっている。ガラス絶縁部材には、導電性アイレ
ットから電気絶縁された第1の電極ピンが取り付けられ
ている。その電極ピンの末端面もまた、絶縁部材および
導電性アイレットとほぼ面一となっている。導電性アイ
レットと第1の電極ピンとはブリッジワイヤによって電
気的に接続されており、導電性アイレットには第2の電
極ピンが溶接されている。
体としては、例えば、特開平6−185897号公報に
開示されるものが知られている。特開平6−18589
7号公報のヘッダ組立体は、導電性アイレットを備え、
導電性アイレットの中央孔にはガラス絶縁部材が配置さ
れて、その端面は導電性アイレットの一外側表面とほぼ
面一になっている。ガラス絶縁部材には、導電性アイレ
ットから電気絶縁された第1の電極ピンが取り付けられ
ている。その電極ピンの末端面もまた、絶縁部材および
導電性アイレットとほぼ面一となっている。導電性アイ
レットと第1の電極ピンとはブリッジワイヤによって電
気的に接続されており、導電性アイレットには第2の電
極ピンが溶接されている。
【0005】また、特開平7−286800号公報に開
示されるイグナイタは、静電気を放電により除去するた
めに、抵抗の最も小さな静電気放電用の間隙を、イグナ
イタの内部に設けている。その間隙は火薬材料から離れ
たところに設けられている。これは、電気が抵抗の最も
小さい道に沿って流れることを利用したものである。ま
た、その間隙を確保するために、金属部品を使用して、
双軸ワイヤとハウジングの間の距離よりも小さな間隙と
なるように設計されている。
示されるイグナイタは、静電気を放電により除去するた
めに、抵抗の最も小さな静電気放電用の間隙を、イグナ
イタの内部に設けている。その間隙は火薬材料から離れ
たところに設けられている。これは、電気が抵抗の最も
小さい道に沿って流れることを利用したものである。ま
た、その間隙を確保するために、金属部品を使用して、
双軸ワイヤとハウジングの間の距離よりも小さな間隙と
なるように設計されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特表平9−
504599号公報に開示される電気イニシエータで
は、出力カップと出力チャージを使用するため、イグナ
イタを小型化することが困難であるという問題があっ
た。また、特開平6−185897号公報のヘッダー装
置では、線径が0.03mm程度の細いブリッジワイヤ
が、第1電極と、アイレットの端面に接続されている。
その際、アイレットの端面と電極間が面一でないと、点
火薬をブリッジワイヤに密着させる時、ブリッジワイヤ
が切断するおそれがあるため、面一性を確保するための
特別の固定システムが必要になるという問題があった。
504599号公報に開示される電気イニシエータで
は、出力カップと出力チャージを使用するため、イグナ
イタを小型化することが困難であるという問題があっ
た。また、特開平6−185897号公報のヘッダー装
置では、線径が0.03mm程度の細いブリッジワイヤ
が、第1電極と、アイレットの端面に接続されている。
その際、アイレットの端面と電極間が面一でないと、点
火薬をブリッジワイヤに密着させる時、ブリッジワイヤ
が切断するおそれがあるため、面一性を確保するための
特別の固定システムが必要になるという問題があった。
【0007】さらに、特表平9−504599号公報に
開示される電気イニシエータや特開平6−185897
号公報のヘッダ装置では、リードピンがガラス等の絶縁
物を貫通しているため、火薬の吸湿を起こすおそれがあ
り、長期信頼性を確保することが困難であるという問題
があった。また、リードピンに取り付けられるブリッジ
ワイヤ抵抗値の均一性を確保することが難しいというこ
とが考えられる。
開示される電気イニシエータや特開平6−185897
号公報のヘッダ装置では、リードピンがガラス等の絶縁
物を貫通しているため、火薬の吸湿を起こすおそれがあ
り、長期信頼性を確保することが困難であるという問題
があった。また、リードピンに取り付けられるブリッジ
ワイヤ抵抗値の均一性を確保することが難しいというこ
とが考えられる。
【0008】さらにまた、特開平7−286800号公
報に開示されるイグナイタは、静電気放電間隙を設ける
ために、火薬材料を金属容器で密封し、双軸ワイヤと外
側の金属ケース間に、放電ギャップを設けるための金属
部品を使用している。その結果、金属容器が必要なこ
と、さらに、最小の間隙をつくるための金属要素が必要
なため、構造が複雑になり、部品数も多くなり、小型化
が難しいという問題があった。
報に開示されるイグナイタは、静電気放電間隙を設ける
ために、火薬材料を金属容器で密封し、双軸ワイヤと外
側の金属ケース間に、放電ギャップを設けるための金属
部品を使用している。その結果、金属容器が必要なこ
と、さらに、最小の間隙をつくるための金属要素が必要
なため、構造が複雑になり、部品数も多くなり、小型化
が難しいという問題があった。
【0009】本発明はかかる従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的は、小型化を可能とした
イグナイタおよびヘッダ組立体を提供することにある。
本発明の別の目的は、発熱体の切断防止が可能なイグナ
イタおよびヘッダ組立体を提供することにある。本発明
のさらに別の目的は、火薬の吸湿防止による長期信頼性
ならびにブリッジワイヤ抵抗値の均一性の確保が可能な
イグナイタおよびヘッダ組立体を提供することにある。
めになされたもので、その目的は、小型化を可能とした
イグナイタおよびヘッダ組立体を提供することにある。
本発明の別の目的は、発熱体の切断防止が可能なイグナ
イタおよびヘッダ組立体を提供することにある。本発明
のさらに別の目的は、火薬の吸湿防止による長期信頼性
ならびにブリッジワイヤ抵抗値の均一性の確保が可能な
イグナイタおよびヘッダ組立体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
セラミック基板とセンサからの発火電流により発熱する
発熱体と前記セラミック基板に固定されたリードピンと
から成るヘッダ組立体と、前記発熱体の発熱により発火
し高温のガスおよび熱粒子を発生する点火薬と、この点
火薬の収容部を有するとともに前記ヘッダ組立体を埋め
込む樹脂プラグと、前記収容部に填薬された前記点火薬
を密封するキャップとを備え、前記収容部は、前記点火
薬を直接填薬する薬室と、この薬室の開口側に位置する
前記キャップの嵌合部とを一体的に設けて成ることを特
徴とする。
セラミック基板とセンサからの発火電流により発熱する
発熱体と前記セラミック基板に固定されたリードピンと
から成るヘッダ組立体と、前記発熱体の発熱により発火
し高温のガスおよび熱粒子を発生する点火薬と、この点
火薬の収容部を有するとともに前記ヘッダ組立体を埋め
込む樹脂プラグと、前記収容部に填薬された前記点火薬
を密封するキャップとを備え、前記収容部は、前記点火
薬を直接填薬する薬室と、この薬室の開口側に位置する
前記キャップの嵌合部とを一体的に設けて成ることを特
徴とする。
【0011】請求項2に係る発明は、請求項1記載のイ
グナイタにおいて、前記セラミック基板は、端部に静電
気放電端子を有することを特徴とする。請求項3に係る
発明は、請求項2記載のイグナイタにおいて、前記静電
気放電端子は前記セラミック基板の端部と前記樹脂プラ
グの外周面との間で前記樹脂プラグの肉厚が極小となる
部分に形成されていることを特徴とする。
グナイタにおいて、前記セラミック基板は、端部に静電
気放電端子を有することを特徴とする。請求項3に係る
発明は、請求項2記載のイグナイタにおいて、前記静電
気放電端子は前記セラミック基板の端部と前記樹脂プラ
グの外周面との間で前記樹脂プラグの肉厚が極小となる
部分に形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1記載のイ
グナイタにおいて、前記ヘッダ組立体は、導電性物質を
埋設したセラミック基板と、このセラミック基板の一主
面に設けられた発熱体と、前記セラミック基板の他主面
に設けられたリードピンとから成り、前記発熱体と前記
リードピンとを、前記セラミック基板に埋設した導電性
物質を介して電気的に接続していることを特徴とする。
グナイタにおいて、前記ヘッダ組立体は、導電性物質を
埋設したセラミック基板と、このセラミック基板の一主
面に設けられた発熱体と、前記セラミック基板の他主面
に設けられたリードピンとから成り、前記発熱体と前記
リードピンとを、前記セラミック基板に埋設した導電性
物質を介して電気的に接続していることを特徴とする。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1または4
記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、厚
みが0.5〜2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量
が85重量%以上、熱伝導率が12W/m・K以上であ
ることを特徴とする。請求項6に係る発明は、請求項1
または4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基
板は、両主面間を貫通するスルーホールに前記導電性物
質を充填していることを特徴とする。
記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、厚
みが0.5〜2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量
が85重量%以上、熱伝導率が12W/m・K以上であ
ることを特徴とする。請求項6に係る発明は、請求項1
または4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基
板は、両主面間を貫通するスルーホールに前記導電性物
質を充填していることを特徴とする。
【0014】請求項7に係る発明は、請求項6記載のイ
グナイタにおいて、前記導電性物質は、タングステンで
あることを特徴とする。請求項8に係る発明は、請求項
1または4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック
基板は、一主面に発熱体を電気的に接続するための金属
層を有し、この金属層は、前記セラミック基板の中心点
を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有することを特徴とす
る。
グナイタにおいて、前記導電性物質は、タングステンで
あることを特徴とする。請求項8に係る発明は、請求項
1または4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック
基板は、一主面に発熱体を電気的に接続するための金属
層を有し、この金属層は、前記セラミック基板の中心点
を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有することを特徴とす
る。
【0015】請求項9に係る発明は、請求項8記載のイ
グナイタにおいて、前記金属層は、セラミック基板に被
着されたタングステンメタライズから成る第1層と、こ
の第1層上に被着されたニッケルメッキから成る第2層
と、この第2層上に被着された金メッキから成る第3層
とから成るとともに、全体の厚みが30μm以下である
ことを特徴とする。
グナイタにおいて、前記金属層は、セラミック基板に被
着されたタングステンメタライズから成る第1層と、こ
の第1層上に被着されたニッケルメッキから成る第2層
と、この第2層上に被着された金メッキから成る第3層
とから成るとともに、全体の厚みが30μm以下である
ことを特徴とする。
【0016】請求項10に係る発明は、請求項1または
4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、
両主面間を貫通する複数の貫通孔を設けていることを特
徴とする。請求項11に係る発明は、請求項1または4
記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、他
主面に2箇所に金属層を設け、各金属層に2本のリード
ピンを固定してあり、各リードピンが前記セラミック基
板を貫通していないことを特徴とする。
4記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、
両主面間を貫通する複数の貫通孔を設けていることを特
徴とする。請求項11に係る発明は、請求項1または4
記載のイグナイタにおいて、前記セラミック基板は、他
主面に2箇所に金属層を設け、各金属層に2本のリード
ピンを固定してあり、各リードピンが前記セラミック基
板を貫通していないことを特徴とする。
【0017】請求項12に係る発明は、請求項11記載
のイグナイタにおいて、前記リードピンは、一端につば
部を有するつば付きピンであり、そのつば部側の端面と
前記金属層とを突き合わせてろう付けすることにより前
記金属層に電気的に接続され、固定されていることを特
徴とする。請求項13に係る発明は、請求項1または4
記載のイグナイタにおいて、前記発熱体は、ニクロム線
または薄膜抵抗体であることを特徴とする。
のイグナイタにおいて、前記リードピンは、一端につば
部を有するつば付きピンであり、そのつば部側の端面と
前記金属層とを突き合わせてろう付けすることにより前
記金属層に電気的に接続され、固定されていることを特
徴とする。請求項13に係る発明は、請求項1または4
記載のイグナイタにおいて、前記発熱体は、ニクロム線
または薄膜抵抗体であることを特徴とする。
【0018】請求項14に係る発明は、請求項1または
4記載のイグナイタにおいて、前記樹脂プラグは、前記
ヘッダ組立体を埋め込むとともに、前記点火薬を填薬す
る薬室と前記キャップの嵌合部とを射出成形により一体
的に成形して成ることを特徴とする。請求項15に係る
発明は、請求項1または4記載のイグナイタにおいて、
前記キャップおよび前記樹脂プラグは、ポリフタルアミ
ド樹脂またはポリアミド樹脂から成ることを特徴とす
る。
4記載のイグナイタにおいて、前記樹脂プラグは、前記
ヘッダ組立体を埋め込むとともに、前記点火薬を填薬す
る薬室と前記キャップの嵌合部とを射出成形により一体
的に成形して成ることを特徴とする。請求項15に係る
発明は、請求項1または4記載のイグナイタにおいて、
前記キャップおよび前記樹脂プラグは、ポリフタルアミ
ド樹脂またはポリアミド樹脂から成ることを特徴とす
る。
【0019】請求項16に係る発明は、請求項1または
4記載のイグナイタにおいて、前記キャップは、超音波
溶着によって樹脂プラグの嵌合部に固着されていること
を特徴とする。請求項17に係る発明は、導電性物質を
埋設したセラミック基板と、このセラミック基板の一主
面に設けられた発熱体と、前記セラミック基板の他主面
に設けられたリードピンとから成り、前記発熱体と前記
リードピンとを、前記セラミック基板に埋設した導電性
物質を介して電気的に接続していることを特徴とするヘ
ッダ組立体である。
4記載のイグナイタにおいて、前記キャップは、超音波
溶着によって樹脂プラグの嵌合部に固着されていること
を特徴とする。請求項17に係る発明は、導電性物質を
埋設したセラミック基板と、このセラミック基板の一主
面に設けられた発熱体と、前記セラミック基板の他主面
に設けられたリードピンとから成り、前記発熱体と前記
リードピンとを、前記セラミック基板に埋設した導電性
物質を介して電気的に接続していることを特徴とするヘ
ッダ組立体である。
【0020】請求項18に係る発明は、請求項17記載
のヘッダ組立体において、前記セラミック基板は、厚み
が0.5〜2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量が
85重量%以上、熱伝導率が12W/m・K以上である
ことを特徴とする。請求項19に係る発明は、請求項1
7記載のヘッダ組立体において、前記セラミック基板
は、両主面を貫通するスルーホールに前記導電性物質を
充填していることを特徴とする。
のヘッダ組立体において、前記セラミック基板は、厚み
が0.5〜2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量が
85重量%以上、熱伝導率が12W/m・K以上である
ことを特徴とする。請求項19に係る発明は、請求項1
7記載のヘッダ組立体において、前記セラミック基板
は、両主面を貫通するスルーホールに前記導電性物質を
充填していることを特徴とする。
【0021】請求項20に係る発明は、請求項19記載
のヘッダ組立体において、前記導電性物質は、タングス
テンであることを特徴とする。請求項21に係る発明
は、請求項17記載のヘッダ組立体において、前記セラ
ミック基板は、一主面に発熱体を電気的に接続するため
の金属層を有し、この金属層は、前記セラミック基板の
中心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有することを特
徴とする。
のヘッダ組立体において、前記導電性物質は、タングス
テンであることを特徴とする。請求項21に係る発明
は、請求項17記載のヘッダ組立体において、前記セラ
ミック基板は、一主面に発熱体を電気的に接続するため
の金属層を有し、この金属層は、前記セラミック基板の
中心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有することを特
徴とする。
【0022】請求項22に係る発明は、請求項21記載
のヘッダ組立体において、前記金属層は、セラミック基
板に被着されたタングステンメタライズから成る第1層
と、この第1層上に被着されたニッケルメッキから成る
第2層と、この第2層上に被着された金メッキから成る
第3層とから成るとともに、全体の厚みが30μm以下
であることを特徴とする。
のヘッダ組立体において、前記金属層は、セラミック基
板に被着されたタングステンメタライズから成る第1層
と、この第1層上に被着されたニッケルメッキから成る
第2層と、この第2層上に被着された金メッキから成る
第3層とから成るとともに、全体の厚みが30μm以下
であることを特徴とする。
【0023】請求項23に係る発明は、請求項17記載
のヘッダ組立体において、前記セラミック基板は、両主
面間を貫通する複数の貫通孔を設けていることを特徴と
する。請求項24に係る発明は、請求項17記載のヘッ
ダ組立体において、前記セラミック基板は、他主面の2
箇所に金属層を設け、各金属層にリードピンを固定して
あり、各リードピンが前記セラミック基板を貫通してい
ないことを特徴とする。
のヘッダ組立体において、前記セラミック基板は、両主
面間を貫通する複数の貫通孔を設けていることを特徴と
する。請求項24に係る発明は、請求項17記載のヘッ
ダ組立体において、前記セラミック基板は、他主面の2
箇所に金属層を設け、各金属層にリードピンを固定して
あり、各リードピンが前記セラミック基板を貫通してい
ないことを特徴とする。
【0024】請求項25に係る発明は、請求項17記載
のヘッダ組立体において、前記リードピンは、一端につ
ば部を有するつば付きピンであり、そのつば部側の端面
と前記金属層とを突き合わせてろう付けすることにより
前記金属層に電気的に接続され、固定されていることを
特徴とする。請求項26に係る発明は、請求項17記載
のヘッダ組立体において、前記発熱体は、ニクロム線ま
た薄膜抵抗体であることを特徴とする。
のヘッダ組立体において、前記リードピンは、一端につ
ば部を有するつば付きピンであり、そのつば部側の端面
と前記金属層とを突き合わせてろう付けすることにより
前記金属層に電気的に接続され、固定されていることを
特徴とする。請求項26に係る発明は、請求項17記載
のヘッダ組立体において、前記発熱体は、ニクロム線ま
た薄膜抵抗体であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1ないし図5は、本発明の実施形
態に係るイグナイタを示す(請求項1ないし請求項16
に係るイグナイタおよび請求項17ないし請求項26に
係るヘッダ組立体に対応する)。
基づいて説明する。図1ないし図5は、本発明の実施形
態に係るイグナイタを示す(請求項1ないし請求項16
に係るイグナイタおよび請求項17ないし請求項26に
係るヘッダ組立体に対応する)。
【0026】本実施形態に係るイグナイタAは、ヘッダ
組立体10と、点火薬30と、ポリフタルアミド樹脂製
の樹脂プラグ50と、ポリフタルアミド樹脂製のキャッ
プ70とで構成されている。ヘッダ組立体10は、セラ
ミック基板11と、センサからの発火電流により発熱す
る発熱体13と、セラミック基板11に固定されたリー
ドピン20,20とから成る。
組立体10と、点火薬30と、ポリフタルアミド樹脂製
の樹脂プラグ50と、ポリフタルアミド樹脂製のキャッ
プ70とで構成されている。ヘッダ組立体10は、セラ
ミック基板11と、センサからの発火電流により発熱す
る発熱体13と、セラミック基板11に固定されたリー
ドピン20,20とから成る。
【0027】セラミック基板11は、端部に静電気放電
端子60を有する(図7参照)。静電気放電端子60
は、金属層14の一部をセラミック基板11の端部(角
部)に延出させて、それを静電気放電端子60として使
用することにより、セラミック基板11の端部と樹脂プ
ラグ50の外周面との間で樹脂プラグ50の肉厚が極小
となる部分で静電気放電を形成する。
端子60を有する(図7参照)。静電気放電端子60
は、金属層14の一部をセラミック基板11の端部(角
部)に延出させて、それを静電気放電端子60として使
用することにより、セラミック基板11の端部と樹脂プ
ラグ50の外周面との間で樹脂プラグ50の肉厚が極小
となる部分で静電気放電を形成する。
【0028】ヘッダ組立体10は、導電性物質25,2
5を埋設したほぼ矩形状のセラミック基板11と、この
セラミック基板11の一主面(表面側)11aに設けら
れた発熱体13と、セラミック基板11の他主面(裏面
側)11bに設けられたリードピン20,20とから成
り、発熱体13とリードピン20,20とが、セラミッ
ク基板11に埋設した導電性物質25,25を介して電
気的に接続されている。
5を埋設したほぼ矩形状のセラミック基板11と、この
セラミック基板11の一主面(表面側)11aに設けら
れた発熱体13と、セラミック基板11の他主面(裏面
側)11bに設けられたリードピン20,20とから成
り、発熱体13とリードピン20,20とが、セラミッ
ク基板11に埋設した導電性物質25,25を介して電
気的に接続されている。
【0029】セラミック基板11は、厚みが0.5〜
2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量が85重量%
以上、熱伝導率が12W/m・K以上のアルミナ材であ
る。ここで、セラミック基板11は、京セラ製のA44
0のアルミナ材(Al2O3)が好ましく、A473でも
良い。セラミック基板11は、両主面間11a,11b
を貫通するスルーホール18,18に導電性物質25,
25を充填している。
2.5mm、アルミナ(Al2O3)含有量が85重量%
以上、熱伝導率が12W/m・K以上のアルミナ材であ
る。ここで、セラミック基板11は、京セラ製のA44
0のアルミナ材(Al2O3)が好ましく、A473でも
良い。セラミック基板11は、両主面間11a,11b
を貫通するスルーホール18,18に導電性物質25,
25を充填している。
【0030】導電性物質25,25は、タングステンメ
タライズである。導電性物質25,25はセラミック基
板11の形成時にペースト状態でスルーホール18,1
8に充填される。セラミック基板11は、一主面11a
に発熱体13を電気的に接続するための金属層14を設
けている。この金属層14は、セラミック基板11の中
心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯15を有する。抵抗
値調整帯15の幅は、発熱体13の抵抗値を付与する。
タライズである。導電性物質25,25はセラミック基
板11の形成時にペースト状態でスルーホール18,1
8に充填される。セラミック基板11は、一主面11a
に発熱体13を電気的に接続するための金属層14を設
けている。この金属層14は、セラミック基板11の中
心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯15を有する。抵抗
値調整帯15の幅は、発熱体13の抵抗値を付与する。
【0031】金属層14は、セラミック基体11に被着
されたタングステンメタライズから成る第1層と、この
第1層の表面に被着されたニッケルメッキからなる第2
層と、この第2層の表面に被着された金メッキから成る
第3層とから成る。そして、この金属層14は、全体の
厚みが30μm以下である。セラミック基板11は、両
主面11a,11bを貫通する複数(本実施形態では4
個)の貫通孔17を設けている。この貫通孔17は射出
成形時に射出成形プラスチックを通して、セラミック基
板11の表裏に流れ込み易くし、成形性の向上と、セラ
ミック基板11と射出成形プラスチックの密着性を増し
樹脂プラグ50の破壊強度を高めるために設けられてい
る。
されたタングステンメタライズから成る第1層と、この
第1層の表面に被着されたニッケルメッキからなる第2
層と、この第2層の表面に被着された金メッキから成る
第3層とから成る。そして、この金属層14は、全体の
厚みが30μm以下である。セラミック基板11は、両
主面11a,11bを貫通する複数(本実施形態では4
個)の貫通孔17を設けている。この貫通孔17は射出
成形時に射出成形プラスチックを通して、セラミック基
板11の表裏に流れ込み易くし、成形性の向上と、セラ
ミック基板11と射出成形プラスチックの密着性を増し
樹脂プラグ50の破壊強度を高めるために設けられてい
る。
【0032】セラミック基板11は、他主面11bの2
箇所に金属層27,27を設け、各金属層27,27に
1本ずつ、2本のリードピン20,20を固定してい
る。即ち、各リードピン20,20は、セラミック基板
11を貫通していない。リードピン20,20は、一端
部につば部を有するつば付きピンであり、そのつば部側
の端面20a,20aと金属層27,27を突き合わせ
銀ろう付けにより電気的に接続し、固定している。リー
ドピン20の材質は42アロイ合金を使用したが、Fe
−Ni−Co材も使用可能である。
箇所に金属層27,27を設け、各金属層27,27に
1本ずつ、2本のリードピン20,20を固定してい
る。即ち、各リードピン20,20は、セラミック基板
11を貫通していない。リードピン20,20は、一端
部につば部を有するつば付きピンであり、そのつば部側
の端面20a,20aと金属層27,27を突き合わせ
銀ろう付けにより電気的に接続し、固定している。リー
ドピン20の材質は42アロイ合金を使用したが、Fe
−Ni−Co材も使用可能である。
【0033】発熱体13は、車の衝突を検知したセンサ
により、発火回路が起動し、回路から流れる発火電流に
よりジュール熱を発生し点火薬30を発火させる機能を
有する。発熱体13は、ニクロム線と呼ばれるニッケル
−クロムを主成分とする合金の細線が使用される。発熱
体13の線径は車種毎により設定されている発火電流の
大小により決まり、本実施形態では線径26μmから3
6μmのニクロム線を使用した。
により、発火回路が起動し、回路から流れる発火電流に
よりジュール熱を発生し点火薬30を発火させる機能を
有する。発熱体13は、ニクロム線と呼ばれるニッケル
−クロムを主成分とする合金の細線が使用される。発熱
体13の線径は車種毎により設定されている発火電流の
大小により決まり、本実施形態では線径26μmから3
6μmのニクロム線を使用した。
【0034】また、発熱体13として、薄膜も使用する
ことが可能であり、例えば、特公平7−92358号公
報または特開平5−133699号記載の薄膜抵抗体が
使用できる。点火薬30は、発熱体13の発熱により発
火し高温のガスおよび熱粒子を発生する。
ことが可能であり、例えば、特公平7−92358号公
報または特開平5−133699号記載の薄膜抵抗体が
使用できる。点火薬30は、発熱体13の発熱により発
火し高温のガスおよび熱粒子を発生する。
【0035】本実施形態では、点火薬30として、トリ
ニトロレゾルシン鉛を使用した。樹脂プラグ50は、点
火薬30の収容部51を有するとともにヘッダ組立体1
0を埋め込む。そして、車両側の電気コネクタを固定す
るため2本の脚部55を有する。収容部51は、点火薬
30を直接填薬する薬室52と、この薬室52の開口5
3側に位置するキャップ70の嵌合部54とを一体的に
設けて成る。この製造方法は、例えば、ヘッダ組立体1
0に予め発熱体13を固定した後(ブリッジワイヤの場
合は溶接、薄膜抵抗体の場合はメッキ層間に同時に形
成)、ヘッダ組立体10を射出成形金型にセットし射出
成形することにより行われる。樹脂はポリフタルアミド
樹脂を使用した。なお、樹脂キャップ50やキャップ7
0に使用される樹脂としては、ポリアミド樹脂も可能で
ある。ポリフタルアミド樹脂やポリアミド樹脂は、樹脂
プラグ50に点火薬30の収容容器としての機能を持た
せるための成形性、耐熱性および機械強度に優れてい
る。
ニトロレゾルシン鉛を使用した。樹脂プラグ50は、点
火薬30の収容部51を有するとともにヘッダ組立体1
0を埋め込む。そして、車両側の電気コネクタを固定す
るため2本の脚部55を有する。収容部51は、点火薬
30を直接填薬する薬室52と、この薬室52の開口5
3側に位置するキャップ70の嵌合部54とを一体的に
設けて成る。この製造方法は、例えば、ヘッダ組立体1
0に予め発熱体13を固定した後(ブリッジワイヤの場
合は溶接、薄膜抵抗体の場合はメッキ層間に同時に形
成)、ヘッダ組立体10を射出成形金型にセットし射出
成形することにより行われる。樹脂はポリフタルアミド
樹脂を使用した。なお、樹脂キャップ50やキャップ7
0に使用される樹脂としては、ポリアミド樹脂も可能で
ある。ポリフタルアミド樹脂やポリアミド樹脂は、樹脂
プラグ50に点火薬30の収容容器としての機能を持た
せるための成形性、耐熱性および機械強度に優れてい
る。
【0036】樹脂プラグ50は、ヘッダ組立体10を埋
め込むとともに、点火薬30を填薬する薬室52とキャ
ップ70の嵌合部54を射出成形により一体的に成形し
て成る。キャップ70は、収容部51に填薬された点火
薬30を密封する。キャップ70は、超音波溶着によっ
て樹脂プラグ50の嵌合部54に固着されている。
め込むとともに、点火薬30を填薬する薬室52とキャ
ップ70の嵌合部54を射出成形により一体的に成形し
て成る。キャップ70は、収容部51に填薬された点火
薬30を密封する。キャップ70は、超音波溶着によっ
て樹脂プラグ50の嵌合部54に固着されている。
【0037】次に、ヘッダ組立体10の製造法について
説明する。先ず、グリーンシートと呼ばれる未焼成のシ
ート状のアルミナ成形体に、貫通孔17およびスルーホ
ール18,18を形成した後、スルーホール18,18
内にタングステンぺーストを充填する。次に、このアル
ミナ成形体の両主面11a,11bにタングステンペー
ストを金属層14,27のパターンを形成するようにス
クリーン印刷する。
説明する。先ず、グリーンシートと呼ばれる未焼成のシ
ート状のアルミナ成形体に、貫通孔17およびスルーホ
ール18,18を形成した後、スルーホール18,18
内にタングステンぺーストを充填する。次に、このアル
ミナ成形体の両主面11a,11bにタングステンペー
ストを金属層14,27のパターンを形成するようにス
クリーン印刷する。
【0038】次に、このアルミナ成形体を約1600℃
の温度で焼成してグリーンシートおよびペーストを焼結
させる。これにより、スルーホール18,18内にタン
グステンメタライズから成る導電性物質25,25が埋
設されるとともに両主面11a,11bにタングステン
メタライズ層が金属層14,27のパターンに被着され
たセラミック基板11が得られる。
の温度で焼成してグリーンシートおよびペーストを焼結
させる。これにより、スルーホール18,18内にタン
グステンメタライズから成る導電性物質25,25が埋
設されるとともに両主面11a,11bにタングステン
メタライズ層が金属層14,27のパターンに被着され
たセラミック基板11が得られる。
【0039】次に、タングステンメタライズ層上に無電
解メッキ法によりニッケルメッキを施した後、他主面1
1bの金属層27,27とつば付きリードピン20,2
0の端面20a,20aとの間に銀ろうを挟み込みろう
付けしてリードピン20,20を金属層27,27に固
定した。なお、無電解メッキ法によるニッケルメッキと
しては、ホウ素−ニッケルメッキが好ましい。
解メッキ法によりニッケルメッキを施した後、他主面1
1bの金属層27,27とつば付きリードピン20,2
0の端面20a,20aとの間に銀ろうを挟み込みろう
付けしてリードピン20,20を金属層27,27に固
定した。なお、無電解メッキ法によるニッケルメッキと
しては、ホウ素−ニッケルメッキが好ましい。
【0040】さらに、その上に酸化を防止するために電
解メッキ法によりニッケルメッキおよび金メッキを施し
た。なお、金属層14,27の全体厚みはセラミック基
板11の表面から最大30μmである。このように構成
されたヘッダ組立体10は、セラミック基板11の他主
面11bに金属層27,27を施し、この金属層27,
27につば付きのリードピン20,20を、そのつば部
側の端面20a,20aを金属層27,27に銀ろう付
けで固定し、セラミック基板11に密着させたので、接
触面積が大きくとれ、4kgf以上の引き抜き強度を確
保できた。
解メッキ法によりニッケルメッキおよび金メッキを施し
た。なお、金属層14,27の全体厚みはセラミック基
板11の表面から最大30μmである。このように構成
されたヘッダ組立体10は、セラミック基板11の他主
面11bに金属層27,27を施し、この金属層27,
27につば付きのリードピン20,20を、そのつば部
側の端面20a,20aを金属層27,27に銀ろう付
けで固定し、セラミック基板11に密着させたので、接
触面積が大きくとれ、4kgf以上の引き抜き強度を確
保できた。
【0041】また、本実施形態では、セラミック基板1
1にスルーホール18,18を設け、そのスルーホール
18,18の中にタングステンメタライズから成る導電
性物質25,25を埋設させることによって、両主面
(裏面と表面間)11a,11bを電気的に接続したこ
とにより、リードピン20,20はセラミック基板11
の他面側11bで固定され、一主面11aまで貫通して
いない。
1にスルーホール18,18を設け、そのスルーホール
18,18の中にタングステンメタライズから成る導電
性物質25,25を埋設させることによって、両主面
(裏面と表面間)11a,11bを電気的に接続したこ
とにより、リードピン20,20はセラミック基板11
の他面側11bで固定され、一主面11aまで貫通して
いない。
【0042】このために、火薬の吸湿防止により長期信
頼性確保、ブリッジワイヤ抵抗値の均一性確保、従来技
術で問題となるピン端面とガラス面の段差によるブリッ
ジの損傷が防止できる等により、高信頼性、小型、低コ
スト化が可能となった。
頼性確保、ブリッジワイヤ抵抗値の均一性確保、従来技
術で問題となるピン端面とガラス面の段差によるブリッ
ジの損傷が防止できる等により、高信頼性、小型、低コ
スト化が可能となった。
【0043】なお、従来技術のように、双軸ワイヤがガ
ラスの中を貫通していると、下記のような問題がある。 (1)ピンとガラスの熱膨張率が異なると、長年の環境
温度変化でピンとガラス間に熱膨張の差で隙間ができる
ことが予想され、ピンがガラスの中を貫通していると水
分が、発生した際間から浸入して、火薬、ブリッジワイ
ヤを腐食させる可能性が高くなる。
ラスの中を貫通していると、下記のような問題がある。 (1)ピンとガラスの熱膨張率が異なると、長年の環境
温度変化でピンとガラス間に熱膨張の差で隙間ができる
ことが予想され、ピンがガラスの中を貫通していると水
分が、発生した際間から浸入して、火薬、ブリッジワイ
ヤを腐食させる可能性が高くなる。
【0044】(2)ガラスとピンの摩擦力が低いと、ピ
ンに外力が作用したとき、ピンが火薬中に突きだし、暴
発を生じるおそれがある。また、ブリッジワイヤには、
2±0.2Ωという抵抗規格があり、ブリッジワイヤを
電極間に溶接する時、電極間隔がばらつくと、不具合が
生じる。抵抗を一定にするためには、例えば、特開平5
−172499号公報の電極のように、電極の固定方
法、ブリッジワイヤの溶接方法等の対策が必要である。
ンに外力が作用したとき、ピンが火薬中に突きだし、暴
発を生じるおそれがある。また、ブリッジワイヤには、
2±0.2Ωという抵抗規格があり、ブリッジワイヤを
電極間に溶接する時、電極間隔がばらつくと、不具合が
生じる。抵抗を一定にするためには、例えば、特開平5
−172499号公報の電極のように、電極の固定方
法、ブリッジワイヤの溶接方法等の対策が必要である。
【0045】これに対し、本実施形態では、間隙幅はパ
ターン印刷することにより、精度良く設定できるので、
抵抗値のばらつきも小さくでき信頼性の向上も図れる。
また、発熱体13にブリッジワイヤを使用する場合、特
開平6−185897号公報では、表面空隙等の起因す
るブリッジワイヤにおける破断を回避することを意図し
て、アイレットの第1の外側表面と、その表面にほぼ面
一な第1電極ピンとの端部の間にブリッジワイヤが取り
付けられている。そして、一実施態様として、ブリッジ
ワイヤの直径は約0.0015インチであり、ガラス絶
縁部材は、ブリッジワイヤの直径よりも大きな径の空
隙、泡あるいは亀裂を持ってはいけないと述べている。
ターン印刷することにより、精度良く設定できるので、
抵抗値のばらつきも小さくでき信頼性の向上も図れる。
また、発熱体13にブリッジワイヤを使用する場合、特
開平6−185897号公報では、表面空隙等の起因す
るブリッジワイヤにおける破断を回避することを意図し
て、アイレットの第1の外側表面と、その表面にほぼ面
一な第1電極ピンとの端部の間にブリッジワイヤが取り
付けられている。そして、一実施態様として、ブリッジ
ワイヤの直径は約0.0015インチであり、ガラス絶
縁部材は、ブリッジワイヤの直径よりも大きな径の空
隙、泡あるいは亀裂を持ってはいけないと述べている。
【0046】このため、アイレット、ガラス絶縁部材お
よび第1の電極ピン間におけるほぼ平滑で面一な外表面
ないし外端部を作り上げるために、これら外表面ないし
外端部を所定の面一性の範囲まで研削する工程を設けて
いる。
よび第1の電極ピン間におけるほぼ平滑で面一な外表面
ないし外端部を作り上げるために、これら外表面ないし
外端部を所定の面一性の範囲まで研削する工程を設けて
いる。
【0047】本実施形態では、セラミック基板11の、
一主面11aに発熱体13を電気的に接続するための金
属層14を設けている。この金属層14の全体厚みすな
わちセラミック基板11の表面からの膜厚は、使用する
ブリッジワイヤの線径以下の膜厚の製作が可能となるの
で、面一性を確保するための研磨工程を必要としない。
本実施形態では、金属層14の膜厚は約23μmが得ら
れた。これに対し、通常使用されるブリッジワイヤの線
径は約26μm〜37μmである。
一主面11aに発熱体13を電気的に接続するための金
属層14を設けている。この金属層14の全体厚みすな
わちセラミック基板11の表面からの膜厚は、使用する
ブリッジワイヤの線径以下の膜厚の製作が可能となるの
で、面一性を確保するための研磨工程を必要としない。
本実施形態では、金属層14の膜厚は約23μmが得ら
れた。これに対し、通常使用されるブリッジワイヤの線
径は約26μm〜37μmである。
【0048】次に、樹脂プラグ50による一体化につい
て説明する。従来、イグナイタは、ヘッダ組立体、火
薬、火薬を保持する容器、さらにこれら部品を保持、封
止する金属容器および、ピンを保持し自動車のセンサか
らの発火信号を導くコネクタとの結合機能を有する樹脂
部材から構成されていた。また、ヘッダ組立体は、金属
ケースとガラス絶縁部材と2本のリードピンおよびブリ
ッジワイヤの部品から成る。そして、ヘッダ組立体にブ
リッジワイヤを溶接した後、火薬を保持する容器を取り
付け、火薬を充填した後、キャップを被せ、気密封止さ
れていた。
て説明する。従来、イグナイタは、ヘッダ組立体、火
薬、火薬を保持する容器、さらにこれら部品を保持、封
止する金属容器および、ピンを保持し自動車のセンサか
らの発火信号を導くコネクタとの結合機能を有する樹脂
部材から構成されていた。また、ヘッダ組立体は、金属
ケースとガラス絶縁部材と2本のリードピンおよびブリ
ッジワイヤの部品から成る。そして、ヘッダ組立体にブ
リッジワイヤを溶接した後、火薬を保持する容器を取り
付け、火薬を充填した後、キャップを被せ、気密封止さ
れていた。
【0049】これに対し、本実施形態では、下記の対策
によりイグナイタの小型化に成功した。 1)射出成形により、火薬を保持する容器、イグナイタ
部品を収容する金属容器を射出成形プラスチックで一体
化し、火薬の充填室、火薬を気密封止するキャップで前
記機能を代替えした。
によりイグナイタの小型化に成功した。 1)射出成形により、火薬を保持する容器、イグナイタ
部品を収容する金属容器を射出成形プラスチックで一体
化し、火薬の充填室、火薬を気密封止するキャップで前
記機能を代替えした。
【0050】2)セラミック基板11の4箇所に貫通孔
17を設け、射出成形時に射出成形プラスチックをこれ
ら貫通孔17を通してセラミック基板11の表裏に流れ
込み易くし、成形性の向上と、セラミック基板11と射
出成形プラスチックの密着性を増し樹脂プラグ50の破
壊強度を高めた。 3)点火薬30としてトリニトロレゾルシン鉛を使用し
た。
17を設け、射出成形時に射出成形プラスチックをこれ
ら貫通孔17を通してセラミック基板11の表裏に流れ
込み易くし、成形性の向上と、セラミック基板11と射
出成形プラスチックの密着性を増し樹脂プラグ50の破
壊強度を高めた。 3)点火薬30としてトリニトロレゾルシン鉛を使用し
た。
【0051】イグナイタは、短時間に反応してエアバッ
グ等のガス発生剤に着火するための高温ガスおよび熱粒
子を発生することが必要である。このため、従来技術
は、点火薬にジルコニウム、過塩素酸カリウムの混合火
薬が広く使用されている。しかし、混合点火薬は瞬時に
熱粒子を発生させるためには、高圧力下で反応させるこ
とが必要である。そのため、従来では、金属容器が使用
されていた。
グ等のガス発生剤に着火するための高温ガスおよび熱粒
子を発生することが必要である。このため、従来技術
は、点火薬にジルコニウム、過塩素酸カリウムの混合火
薬が広く使用されている。しかし、混合点火薬は瞬時に
熱粒子を発生させるためには、高圧力下で反応させるこ
とが必要である。そのため、従来では、金属容器が使用
されていた。
【0052】これに対し、トリニトロレゾルシン鉛は、
反応時の圧力依存性が小さいので、低圧力下でも瞬時に
反応し熱粒子を発生することができる。したがって、金
属容器の代わりに射出成形プラスチック製の樹脂プラグ
50で代替えが可能となった。次に、このように構成さ
れたイグナイタAを点火器に取り付けた状態を図6、図
7に示す。
反応時の圧力依存性が小さいので、低圧力下でも瞬時に
反応し熱粒子を発生することができる。したがって、金
属容器の代わりに射出成形プラスチック製の樹脂プラグ
50で代替えが可能となった。次に、このように構成さ
れたイグナイタAを点火器に取り付けた状態を図6、図
7に示す。
【0053】図6に示すように、イグナイタAは、従来
のイグナイタと同様に、円筒状の金属ケース90に固定
された後、キャップ70側を円筒状の金属ケース95で
覆われて、点火器Bを形成する。この点火器Bでは、セ
ラミック基板11の先端面が外側の金属ケース90の環
状部91と最短距離に位置することとなる。そのため、
静電気回路抵抗もその点で最小となるので、この部位で
静電気放電が発生する。発生した放電火花は、点火薬3
0と距離が離れているので、暴発は発生しない。
のイグナイタと同様に、円筒状の金属ケース90に固定
された後、キャップ70側を円筒状の金属ケース95で
覆われて、点火器Bを形成する。この点火器Bでは、セ
ラミック基板11の先端面が外側の金属ケース90の環
状部91と最短距離に位置することとなる。そのため、
静電気回路抵抗もその点で最小となるので、この部位で
静電気放電が発生する。発生した放電火花は、点火薬3
0と距離が離れているので、暴発は発生しない。
【0054】本実施形態では、セラミック基板11の先
端面と外側の金属ケース90との環状部91との最短距
離が0.55mmである。そして、樹脂プラグ50に絶
縁耐力が23kV/mmのポリフタルアミド樹脂を使用
したので、約10kVの電圧で静電気放電が最短距離部
で発生して点火薬30の発火は生じなかった。静電気に
よるイグナイタ暴発事故は、イグナイタの外側の金属ケ
ースとブリッジワイヤが接続されているリードピンとの
間に静電気による高電圧が印加されたとき、静電荷がリ
ードピンとケース間で放電し、静電気による火花が隣接
している点火薬を発火させることが原因である。常に静
電気回路の電気抵抗の小さいところで放電を起こすの
で、従来技術では、ブリッジワイヤおよび点火薬から離
れたところに、抵抗の小さい放電箇所を設けている。
端面と外側の金属ケース90との環状部91との最短距
離が0.55mmである。そして、樹脂プラグ50に絶
縁耐力が23kV/mmのポリフタルアミド樹脂を使用
したので、約10kVの電圧で静電気放電が最短距離部
で発生して点火薬30の発火は生じなかった。静電気に
よるイグナイタ暴発事故は、イグナイタの外側の金属ケ
ースとブリッジワイヤが接続されているリードピンとの
間に静電気による高電圧が印加されたとき、静電荷がリ
ードピンとケース間で放電し、静電気による火花が隣接
している点火薬を発火させることが原因である。常に静
電気回路の電気抵抗の小さいところで放電を起こすの
で、従来技術では、ブリッジワイヤおよび点火薬から離
れたところに、抵抗の小さい放電箇所を設けている。
【0055】なお、上述した実施形態では、ヘッダ組立
体10を樹脂プラグ50によって一体的に埋め込んだイ
グナイタAについて説明したが、ヘッダ組立体10を単
独で使用することも可能である。
体10を樹脂プラグ50によって一体的に埋め込んだイ
グナイタAについて説明したが、ヘッダ組立体10を単
独で使用することも可能である。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッダ組立体を樹脂プ
ラグで埋め込んだ一体型のイグナイ夕としたので、従来
のイグナイタに比し小型化することができる。
ラグで埋め込んだ一体型のイグナイ夕としたので、従来
のイグナイタに比し小型化することができる。
【0057】また、本発明によれば、発熱体がセラミッ
ク基板の一主面に形成された金属層に設けられるので、
発熱体の切断を防止することが可能なイグナイタおよび
ヘッダ組立体を提供することができる。さらに、本発明
によれば、導電性物質を埋設したセラミック基板の一主
面に発熱部を設けるとともに他主面にリードピンを設け
たので、火薬の吸湿防止による長期信頼性ならびにブリ
ッジワイヤ抵抗値の均一性を確保することが可能なイグ
ナイタおよびヘッダ組立体を提供することができる。
ク基板の一主面に形成された金属層に設けられるので、
発熱体の切断を防止することが可能なイグナイタおよび
ヘッダ組立体を提供することができる。さらに、本発明
によれば、導電性物質を埋設したセラミック基板の一主
面に発熱部を設けるとともに他主面にリードピンを設け
たので、火薬の吸湿防止による長期信頼性ならびにブリ
ッジワイヤ抵抗値の均一性を確保することが可能なイグ
ナイタおよびヘッダ組立体を提供することができる。
【図1】本発明の実施形態に係るイグナイタの断面図で
ある。
ある。
【図2】図1のイグナイタのa−a線に沿った縦断面図
である。
である。
【図3】図1のイグナイタの右側面図である。
【図4】図1のイグナイタの一部を切り欠いた側面図で
ある。
ある。
【図5】図1のイグナイタに用いるヘッダ組立体の断面
図である。
図である。
【図6】図1のイグナイタを組み込んだ点火器の断面図
である。
である。
【図7】図6の点火器の断面図である。
A イグナイタ 10 ヘッダ組立体 11 セラミック基板 11a 一主面 11b 他主面 13 発熱体 14 金属層 15 抵抗値調整帯 17 貫通孔 18 スルーホール 20 リードピン 25 導電性物質 27 金属層 30 点火薬 50 樹脂プラグ 51 収容部 52 薬室 53 開口 54 嵌合部 60 静電気放電端子 70 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国井 仁志 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 森 弘行 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 向田 祐二 福島県西白河郡西郷村大字長坂字土生2の 1 日本工機株式会社内 (72)発明者 植田 義明 滋賀県蒲生郡蒲生町川合10番地の1 京セ ラ株式会社滋賀工場内 (72)発明者 上山 恒志郎 宮城県仙台市青葉区大町2丁目2番10号住 友生命青葉通ビル10階 京セラ株式会社東 北営業所内 Fターム(参考) 3D054 DD22 DD23 DD28 EE48 FF02 FF13 FF16 FF17 FF18
Claims (26)
- 【請求項1】 セラミック基板とセンサからの発火電流
により発熱する発熱体と前記セラミック基板に固定され
たリードピンとから成るヘッダ組立体と、 前記発熱体の発熱により発火し高温のガスおよび熱粒子
を発生する点火薬と、 この点火薬の収容部を有するとともに前記ヘッダ組立体
を埋め込む樹脂プラグと、 前記収容部に填薬された前記点火薬を密封するキャップ
とを備え、 前記収容部は、前記点火薬を直接填薬する薬室と、この
薬室の開口側に位置する前記キャップの嵌合部とを一体
的に設けて成ることを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項2】 請求項1記載のイグナイタにおいて、 前記セラミック基板は、端部に静電気放電端子を有する
ことを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項3】 請求項2記載のイグナイタにおいて、 前記静電気放電端子は、前記セラミック基板の端部と前
記樹脂プラグの外周面との間で前記樹脂プラグの肉厚が
極小となる部分に形成されていることを特徴とするイグ
ナイタ。 - 【請求項4】 請求項1記載のイグナイタにおいて、 前記ヘッダ組立体は、 導電性物質を埋設したセラミック基板と、 このセラミック基板のー主面に設けられた発熱体と、 前記セラミック基板の他主面に設けられたリードピンと
から成り、 前記発熱体と前記リードピンとを、前記セラミック基板
に埋設した導電性物質を介して電気的に接続しているこ
とを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項5】 請求項1または4記載のイグナイタにお
いて、 前記セラミック基板は、厚みが0.5〜2.5mmの範
囲でアルミナ(Al2O3)含有量が85重量%以上、熱
伝導率が12W/m・K以上であることを特徴とするイ
グナイタ。 - 【請求項6】 請求項1または4記載のイグナイタにお
いて、 前記セラミック基板は、両主面間を貫通するスルーホー
ルに前記導電性物質を充填していることを特徴とするイ
グナイタ。 - 【請求項7】 請求項6記載のイグナイタにおいて、 前記導電性物質は、タングステンであることを特徴とす
るイグナイタ。 - 【請求項8】 請求項1または4記載のイグナイタにお
いて、 前記セラミック基板は、ー主面に発熱体を電気的に接続
するための金属層を有し、この金属層は前記セラミック
基板の中心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有するこ
とを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項9】 請求項8記載のイグナイタにおいて、 前記金属層は、セラミック基板に被着されたタングステ
ンメタライズから成る第1層と、この第1層上に被着さ
れたニッケルメッキから成る第2層と、この第2層上に
被着された金メッキから成る第3層とから成るととも
に、全体の厚みが30μm以下であることを特徴とする
イグナイタ。 - 【請求項10】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記セラミック基板は、両主面間を貫通する複数の貫通
孔を設けていることを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項11】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記セラミック基板は、他主面の2箇所に金属層を設
け、各金属層にリードピンを固定してあり、各リードピ
ンが前記セラミック基板を貫通していないことを特徴と
するイグナイタ。 - 【請求項12】 請求項11記載のイグナイタにおい
て、 前記リードピンは、一端につば部を有するつば付きピン
であり、そのつば部側の端面と前記金属層とを突き合わ
せてろう付けすることにより前記金属層に電気的に接続
され、固定されていることを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項13】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記発熱体は、ニクロム線または薄膜抵抗体であること
を特徴とするイグナイタ。 - 【請求項14】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記樹脂プラグは、前記ヘッダ組立体を埋め込むととも
に、前記点火薬を填薬する薬室と前記キャップの嵌合部
とを射出成形により一体的に成形して成ることを特徴と
するイグナイタ。 - 【請求項15】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記キャップおよび前記樹脂プラグは、ポリフタルアミ
ド樹脂またはポリアミド樹脂から成ることを特徴とする
イグナイタ。 - 【請求項16】 請求項1または4記載のイグナイタに
おいて、 前記キャップは、超音波溶着によって樹脂プラグの嵌合
部に固着されていることを特徴とするイグナイタ。 - 【請求項17】 導電性物質を埋設したセラミック基板
と、 このセラミック基板のー主面に設けられた発熱体と、 前記セラミック基板の他主面に設けられたリードピンと
から成り、 前記発熱体と前記リードピンとを、前記セラミック基板
に埋設した導電性物質を介して電気的に接続しているこ
とを特徴とするヘッダ組立体。 - 【請求項18】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記セラミック基板は、厚みが0.5〜2.5mm、ア
ルミナ(Al2O3)含有量が85重量%以上、熱伝導率
が12W/m・K以上であることを特徴とするヘッダ組
立体。 - 【請求項19】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記セラミック基板は、両主面を貫通するスルーホール
に前記導電性物質を充填していることを特徴とするヘッ
ダ組立体。 - 【請求項20】 請求項19記載のヘッダ組立体におい
て、 前記導電性物質は、タングステンであることを特徴とす
るヘッダ組立体。 - 【請求項21】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記セラミック基板は、一主面に発熱体を電気的に接続
するための金属層を有し、この金属層は前記セラミック
基板の中心点を通る一定間隙の抵抗値調整帯を有するこ
とを特徴とするヘッダ組立体。 - 【請求項22】 請求項21記載のヘッダ組立体におい
て、 前記金属層は、セラミック基板に被着されたタングステ
ンメタライズから成る第1層と、この第1層上に被着さ
れたニッケルメッキから成る第2層と、この第2層上に
被着された金メッキから成る第3層とから成るととも
に、全体の厚みが30μm以下であることを特徴とする
ヘッダ組立体。 - 【請求項23】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記セラミック基板は、両主面間を貫通する複数の貫通
孔を設けていることを特徴とするヘッダ組立体。 - 【請求項24】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記セラミック基板は、他主面の2箇所に金属層を設
け、各金属層にリードピンを固定してあり、各リードピ
ンが前記セラミック基板を貫通していないことを特徴と
するヘッダ組立体。 - 【請求項25】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記リードピンは、一端につば部を有するつば付きピン
であり、そのつば部側の端面と前記金属層とを突き合わ
せてろう付けすることにより前記金属層に電気的に接続
され、固定されていることを特徴とするヘッダ組立体。 - 【請求項26】 請求項17記載のヘッダ組立体におい
て、 前記発熱体は、ニクロム線または薄膜抵抗体であること
を特徴とするヘッダ組立体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676399A JP3342850B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | イグナイタおよびヘッダ組立体 |
| PCT/JP2000/002957 WO2000073729A1 (en) | 1999-05-26 | 2000-05-09 | Igniter, header assembly, and igniter plug |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14676399A JP3342850B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | イグナイタおよびヘッダ組立体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000337797A true JP2000337797A (ja) | 2000-12-08 |
| JP3342850B2 JP3342850B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=15415023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14676399A Expired - Fee Related JP3342850B2 (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | イグナイタおよびヘッダ組立体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342850B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003087705A1 (en) * | 2002-04-16 | 2003-10-23 | Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha | Gas generator |
| US8104403B2 (en) | 2006-12-01 | 2012-01-31 | Nipponkayaku Kabushikikaisha | Header assembly, squib and gas generator for air bag and gas generator for seat belt pretensioner |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP14676399A patent/JP3342850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003087705A1 (en) * | 2002-04-16 | 2003-10-23 | Nippon Kayaku Kabushiki-Kaisha | Gas generator |
| CN100347513C (zh) * | 2002-04-16 | 2007-11-07 | 日本化药株式会社 | 气体发生器 |
| US8104403B2 (en) | 2006-12-01 | 2012-01-31 | Nipponkayaku Kabushikikaisha | Header assembly, squib and gas generator for air bag and gas generator for seat belt pretensioner |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3342850B2 (ja) | 2002-11-11 |
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