JP2000338171A - 交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法 - Google Patents
交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法Info
- Publication number
- JP2000338171A JP2000338171A JP11145082A JP14508299A JP2000338171A JP 2000338171 A JP2000338171 A JP 2000338171A JP 11145082 A JP11145082 A JP 11145082A JP 14508299 A JP14508299 A JP 14508299A JP 2000338171 A JP2000338171 A JP 2000338171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- electromotive force
- group
- measurement
- cables
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 238000009413 insulation Methods 0.000 title claims abstract description 39
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 title claims abstract description 35
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 title abstract description 9
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 34
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 claims description 4
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 3
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 claims description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 4
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010992 reflux Methods 0.000 description 3
- 101100127673 Arabidopsis thaliana LAZY3 gene Proteins 0.000 description 2
- 101100332239 Oryza sativa subsp. japonica DRO1 gene Proteins 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】測定誤差の入り込む環境下で交流電圧法によ
り、ケーブル絶縁劣化診断を正確に実施できる活線下絶
縁劣化診断方法を提供する。 【解決する手段】一つの系統を単位としてその系統に属
するケーブル群を前記交流電圧法により経時的に測定を
繰返し各ケーブルの測定毎の前記起電流能値を求め、起
電流能値が、測定の都度増加してゆくグループに属する
ケーブルと、測定の都度減少してゆくグループに属する
ケーブルとに分類し、増加してゆくグループに属するケ
ーブルの起電流能値の総和と、減少してゆくグループに
属するケーブルの起電流能値の総和とが実用的に等しい
場合は起電流能値の増加してゆくグループに属するケー
ブルはすべて要注意とし、各ケーブル毎の起電流能値の
増加量によってそのケーブルの絶縁劣化度を診断する。
り、ケーブル絶縁劣化診断を正確に実施できる活線下絶
縁劣化診断方法を提供する。 【解決する手段】一つの系統を単位としてその系統に属
するケーブル群を前記交流電圧法により経時的に測定を
繰返し各ケーブルの測定毎の前記起電流能値を求め、起
電流能値が、測定の都度増加してゆくグループに属する
ケーブルと、測定の都度減少してゆくグループに属する
ケーブルとに分類し、増加してゆくグループに属するケ
ーブルの起電流能値の総和と、減少してゆくグループに
属するケーブルの起電流能値の総和とが実用的に等しい
場合は起電流能値の増加してゆくグループに属するケー
ブルはすべて要注意とし、各ケーブル毎の起電流能値の
増加量によってそのケーブルの絶縁劣化度を診断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高電圧電力ケーブル
の活線下絶縁劣化診断方法に関する。
の活線下絶縁劣化診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高電圧電力ケーブルの活線下絶縁劣化診
断方法の一つとして、高電圧系統に測定用信号電圧印加
のための準備を予め施すことを必要とせず、単に活線下
運転中のケーブルのしゃへい端と大地との間に挿入する
交流インピーダンスを3〜4回変えてその両端に発生す
る交流実効電圧を3〜4回測定した結果から、該ケーブ
ルの劣化度を診断する、交流電圧法という手段がある。
本出願人、発明者により平成6年4月22日に特願平6
−85059「交流4電圧測定による活線ケーブル絶縁
劣化診断方法および装置」として出願された、電圧測定
を4回行う交流4電圧法について説明する。本方法によ
ると、測定対象ケーブルのしゃへい端と大地との間にそ
の静電容量を異にする第1のコンデンサおよび第2のコ
ンデンサを順次挿入し、それぞれの両端に発生する交流
実効電圧をEC1、EC2として測定し、次いで第3のコン
デンサと並列に、その値を異にする第1の抵抗および第
2の抵抗を順次挿入し、それぞれの両端に発生する交流
実効電圧をER1、ER2として測定し、かくして得られた
4ヶの電圧値と、既知の第1、第2、第3のコンデンサ
の静電容量値および既知の第1、第2の抵抗値とから、
4元連立方程式をたて次の4つの未知数の解を得る。
断方法の一つとして、高電圧系統に測定用信号電圧印加
のための準備を予め施すことを必要とせず、単に活線下
運転中のケーブルのしゃへい端と大地との間に挿入する
交流インピーダンスを3〜4回変えてその両端に発生す
る交流実効電圧を3〜4回測定した結果から、該ケーブ
ルの劣化度を診断する、交流電圧法という手段がある。
本出願人、発明者により平成6年4月22日に特願平6
−85059「交流4電圧測定による活線ケーブル絶縁
劣化診断方法および装置」として出願された、電圧測定
を4回行う交流4電圧法について説明する。本方法によ
ると、測定対象ケーブルのしゃへい端と大地との間にそ
の静電容量を異にする第1のコンデンサおよび第2のコ
ンデンサを順次挿入し、それぞれの両端に発生する交流
実効電圧をEC1、EC2として測定し、次いで第3のコン
デンサと並列に、その値を異にする第1の抵抗および第
2の抵抗を順次挿入し、それぞれの両端に発生する交流
実効電圧をER1、ER2として測定し、かくして得られた
4ヶの電圧値と、既知の第1、第2、第3のコンデンサ
の静電容量値および既知の第1、第2の抵抗値とから、
4元連立方程式をたて次の4つの未知数の解を得る。
【0003】イ.ケーブルの防食層静電容量 Cs ロ.高電圧系統の基本周波数FHZにおける起電流能 X ハ.等価中心雑音周波数の基本周波数に対する倍率 N ニ.等価中心雑音周波数NFHZにおける起電流能 Y 上記解の内劣化度の指標とするのは、ニの等価中心雑音
周波数における起電流能Yの値であって、その値の大小
により、例えば11KV CVケーブルでは次のような
判断基準としていた。
周波数における起電流能Yの値であって、その値の大小
により、例えば11KV CVケーブルでは次のような
判断基準としていた。
【0004】
【表1】 Y 判断 処置 3mA以下 良 使用継続 3mA超30mA以下 軽注意不良 注意下で使用継続 30mA超300mA以下 中注意不良 計画的取替え 300mA超 重注意不良 即刻取替え ここで起電流能とは、或る内部起電力、或る内部抵抗を
持つ電気回路の出力端を0インピーダンスで短絡したと
きにそこに流し得る電流のことである。これは内部抵抗
が極めて高い場合、外部接続インピーダンスの如何を問
わず流し得る電流はほぼ一定となる定電流発電機を想定
して用いられる概念で、内部起電力や内部抵抗の絶対値
の決定が難しい場合に適用できる。絶縁劣化したケーブ
ルの絶縁体内には、交流電界によってその絶縁不良の程
度に応じて発生する、広い周波数にまたがる雑音電流起
電流能が存在するものと考え、これに等価中心雑音周波
数という概念を導入して、あたかも単一の周波数の雑音
電流起電流能が存在し、かつその周波数は基本周波数F
HZのN倍と考えたものである。
持つ電気回路の出力端を0インピーダンスで短絡したと
きにそこに流し得る電流のことである。これは内部抵抗
が極めて高い場合、外部接続インピーダンスの如何を問
わず流し得る電流はほぼ一定となる定電流発電機を想定
して用いられる概念で、内部起電力や内部抵抗の絶対値
の決定が難しい場合に適用できる。絶縁劣化したケーブ
ルの絶縁体内には、交流電界によってその絶縁不良の程
度に応じて発生する、広い周波数にまたがる雑音電流起
電流能が存在するものと考え、これに等価中心雑音周波
数という概念を導入して、あたかも単一の周波数の雑音
電流起電流能が存在し、かつその周波数は基本周波数F
HZのN倍と考えたものである。
【0005】なお交流3電圧法では、しゃへい端と大地
とを接ぐ接地線に直接測定装置を入れず、接地線に電流
変成器を負荷してその2次側に測定装置を入れる。ケー
ブル防食層の静電容量を知る必要が無くなるので、測定
装置入力で取替えるインピーダンスは3ヶでよく、従っ
て測定も3回行えばよい。得られた3ヶの交流電圧値か
ら三元連立方程式をたてて、等価中心雑音周波数NFHZ
における起電流能Yを求め、これを劣化判断規準とする
のは交流4電圧法とほとんど同じである。
とを接ぐ接地線に直接測定装置を入れず、接地線に電流
変成器を負荷してその2次側に測定装置を入れる。ケー
ブル防食層の静電容量を知る必要が無くなるので、測定
装置入力で取替えるインピーダンスは3ヶでよく、従っ
て測定も3回行えばよい。得られた3ヶの交流電圧値か
ら三元連立方程式をたてて、等価中心雑音周波数NFHZ
における起電流能Yを求め、これを劣化判断規準とする
のは交流4電圧法とほとんど同じである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如き交流電圧法
による活線下ケーブル絶縁劣化診断を長期にわたり実地
運用して来た結果、次に示す如き課題が明らかとなっ
た。
による活線下ケーブル絶縁劣化診断を長期にわたり実地
運用して来た結果、次に示す如き課題が明らかとなっ
た。
【0007】高電圧系統が抵抗接地系であり、かつ大容
量の自家用発電機が並列接続されている場合、経験によ
れば基本周波数の3倍の周波数の大きな値の零相電流が
高電圧系統を環流することがほとんどの場合に発生す
る。この一部が測定対象ケーブルを帰路インピーダンス
として流れるので、交流電圧法の測定値に当然入り込ん
で来る。そして等価中心雑音周波数の基本周波数に対す
る倍率Nもまた3に近い値(或る工場での一例で3.4
6〜2.26)であるので、測定し計算して得られたY
値には多大の誤差が入り込む。どの程度の誤差となるか
は、発電機の運転を止めることが出来れば確実に判明す
るが、現実問題としては測定の都度発電機の運転を止め
ることは不可能である。このように明らかに測定誤差の
入り込む環境下でケーブル絶縁劣化診断を交流電圧法で
実施するにはどうすれば良いかということが解決される
べき課題となった。
量の自家用発電機が並列接続されている場合、経験によ
れば基本周波数の3倍の周波数の大きな値の零相電流が
高電圧系統を環流することがほとんどの場合に発生す
る。この一部が測定対象ケーブルを帰路インピーダンス
として流れるので、交流電圧法の測定値に当然入り込ん
で来る。そして等価中心雑音周波数の基本周波数に対す
る倍率Nもまた3に近い値(或る工場での一例で3.4
6〜2.26)であるので、測定し計算して得られたY
値には多大の誤差が入り込む。どの程度の誤差となるか
は、発電機の運転を止めることが出来れば確実に判明す
るが、現実問題としては測定の都度発電機の運転を止め
ることは不可能である。このように明らかに測定誤差の
入り込む環境下でケーブル絶縁劣化診断を交流電圧法で
実施するにはどうすれば良いかということが解決される
べき課題となった。
【0008】この発明は、測定誤差の入り込む環境下で
交流電圧法により、ケーブル絶縁劣化診断を正確に実施
できる活線下絶縁劣化診断方法を提供することである。
交流電圧法により、ケーブル絶縁劣化診断を正確に実施
できる活線下絶縁劣化診断方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の交流電圧法に
よる活線下絶縁劣化診断方法は、一つの系統を単位とし
てその系統に属するケーブル群を前記交流電圧法により
時間経過を経て測定を繰返し各ケーブルの測定毎の前記
起電流能値を求める段階と、起電流能値が、測定の都度
増加してゆくグループに属するケーブルと、測定の都度
減少してゆくグループに属するケーブルとに分類する段
階と、増加してゆくグループに属するケーブルの起電流
能値の総和と、減少してゆくグループに属するケーブル
の起電流能値の総和とが実用的に等しいか否かを判断す
る段階と、実用的に等しい場合は起電流能値の増加して
ゆくグループに属するケーブルはすべて要注意とし、各
ケーブル毎の起電流能値の増加量によってそのケーブル
の絶縁劣化度を診断する段階と、を含む。
よる活線下絶縁劣化診断方法は、一つの系統を単位とし
てその系統に属するケーブル群を前記交流電圧法により
時間経過を経て測定を繰返し各ケーブルの測定毎の前記
起電流能値を求める段階と、起電流能値が、測定の都度
増加してゆくグループに属するケーブルと、測定の都度
減少してゆくグループに属するケーブルとに分類する段
階と、増加してゆくグループに属するケーブルの起電流
能値の総和と、減少してゆくグループに属するケーブル
の起電流能値の総和とが実用的に等しいか否かを判断す
る段階と、実用的に等しい場合は起電流能値の増加して
ゆくグループに属するケーブルはすべて要注意とし、各
ケーブル毎の起電流能値の増加量によってそのケーブル
の絶縁劣化度を診断する段階と、を含む。
【0010】また、前記起電流能値が、測定の都度増加
してゆくグループに属するケーブルと、測定の都度減少
してゆくグループに属するケーブルと分類することが不
可能な場合に前記ケーブル群の絶縁劣化は生じていない
と認定する段階と、を含む。
してゆくグループに属するケーブルと、測定の都度減少
してゆくグループに属するケーブルと分類することが不
可能な場合に前記ケーブル群の絶縁劣化は生じていない
と認定する段階と、を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は次のような知見に基づい
ている。発電機が起電流源となって発生する零相電流の
周波数は経験によれば、第3高調波が主体である。発電
機が存在せず、抵抗接地系でもない非接地系での交流電
圧法実施の経験から得られた等価中心雑音周波数の基本
周波数に対する倍率もまた3に近いところから、この両
者の複合電流には算術和(或は算術減)に近い現象が認
められるのではないかという想定が生じた。その目で測
定データをチェックしている中に或る事業所で想定を裏
付ける次の様な事象の生じていることを発見した。11
KV抵抗接地系(発電機並列運転)高電圧系統に連なる
ケーブルの中に小数ながら毎年の起電流能測定値が確実
に上昇してゆくケーブルがあり、その他の大部分のケー
ブルはほとんど全部が僅か宛ではあるが毎年減少してゆ
くことが見つかったのである。この原因を推定すると、
毎年増加してゆくケーブルの起電流能Y値は、実は発電
機からもたらされる第3高調波分のそのケーブルへの分
流分による見掛けの起電流能Y1と、ケーブル自体の絶
縁劣化起因の本来の起電流能Y2との複合であり、起電
流能Y1とY2とが異周波数である場合は、Y=√(Y1 2
+Y2 2)なるべきところが、ほとんど同一の周波数であ
るためY=Y1+Y2となっており、かつ起電流能Y1と
Y2とが逆相関係にあって実際はY=Y2−Y1となって
いることが考えられる。そして毎年減少してゆくケーブ
ルの起電流能y値は、発電機からもたらされる第3高調
波分のそのケーブルへの分流分による見掛けの起電流能
y1と、毎年Y値が増加してゆくケーブル群からもたら
される環流の、そのケーブルへの分流分によるこれも見
掛けの起電流能y2との複合であり、y=y1−y2とな
っているものと考える。ここに、毎年増加してゆく本来
の起電流能Y2があり、見掛けの起電流能Y1は一定であ
るとすると、長期間で見てY2>Y1であればYは毎年増
加して行くことが説明できよう。本来の起電流能Y2に
比例する見掛けのy2も又毎年増加するがy1は一定であ
り、かつ長期間で見てyl>y2であればyは毎年減少し
ていって当然である。
ている。発電機が起電流源となって発生する零相電流の
周波数は経験によれば、第3高調波が主体である。発電
機が存在せず、抵抗接地系でもない非接地系での交流電
圧法実施の経験から得られた等価中心雑音周波数の基本
周波数に対する倍率もまた3に近いところから、この両
者の複合電流には算術和(或は算術減)に近い現象が認
められるのではないかという想定が生じた。その目で測
定データをチェックしている中に或る事業所で想定を裏
付ける次の様な事象の生じていることを発見した。11
KV抵抗接地系(発電機並列運転)高電圧系統に連なる
ケーブルの中に小数ながら毎年の起電流能測定値が確実
に上昇してゆくケーブルがあり、その他の大部分のケー
ブルはほとんど全部が僅か宛ではあるが毎年減少してゆ
くことが見つかったのである。この原因を推定すると、
毎年増加してゆくケーブルの起電流能Y値は、実は発電
機からもたらされる第3高調波分のそのケーブルへの分
流分による見掛けの起電流能Y1と、ケーブル自体の絶
縁劣化起因の本来の起電流能Y2との複合であり、起電
流能Y1とY2とが異周波数である場合は、Y=√(Y1 2
+Y2 2)なるべきところが、ほとんど同一の周波数であ
るためY=Y1+Y2となっており、かつ起電流能Y1と
Y2とが逆相関係にあって実際はY=Y2−Y1となって
いることが考えられる。そして毎年減少してゆくケーブ
ルの起電流能y値は、発電機からもたらされる第3高調
波分のそのケーブルへの分流分による見掛けの起電流能
y1と、毎年Y値が増加してゆくケーブル群からもたら
される環流の、そのケーブルへの分流分によるこれも見
掛けの起電流能y2との複合であり、y=y1−y2とな
っているものと考える。ここに、毎年増加してゆく本来
の起電流能Y2があり、見掛けの起電流能Y1は一定であ
るとすると、長期間で見てY2>Y1であればYは毎年増
加して行くことが説明できよう。本来の起電流能Y2に
比例する見掛けのy2も又毎年増加するがy1は一定であ
り、かつ長期間で見てyl>y2であればyは毎年減少し
ていって当然である。
【0012】図1は上記説明を系統の零相等価回路図で
さらに敷桁して示したものである。1は発電機起因の第
3高調波零相電流の起電流能を示し、各ケーブルの見掛
けの起電流能Y1+y1+・・・の根源である。ここで零
相電流は単相の電流と考えてよい。2は発電機の中性点
接地抵抗、3は系統の中性点接地抵抗(NGR)であ
る。NGR3の両端の電圧降下がこの系統の第3高調波
零相電圧である。実はNGR3には絶縁不良ケーブル群
の起電流能起因の環流電流も流れるのであるが、絶対量
は起電流能1による方が大きい。起電流能1による外部
流出電流は中性点接地抵抗2によって先ず最大値をおさ
えられ、次いでNGR3に流れる。そしてその残余は
4、5を含む各ケーブル肢に流れる。4は絶縁良好のケ
ーブル群の総和としての見掛けの起電流能を代表するも
ので、見掛けというのは本来それ自体に起電流能は存在
しないのであるが、他の起電流能1や5起因の電流の帰
還通路となり電流が実際に流れるので、あたかもそこに
起電流能が存在するかのように考えたものである。その
大きさは、上記説明の各ケーブル毎のy=yl−y2の総
和である。5は測定中の絶縁不良ケーブル群の総和とし
ての起電流能を示すもので、その内容は各ケーブル毎の
Y=Y2−Y1の総和である。6は交流電圧法測定装置を
示し、3〜4種の接地インピーダンスが交互に挿入さ
れ、その両端の電圧降下実効値を測定してY値を算出す
る。
さらに敷桁して示したものである。1は発電機起因の第
3高調波零相電流の起電流能を示し、各ケーブルの見掛
けの起電流能Y1+y1+・・・の根源である。ここで零
相電流は単相の電流と考えてよい。2は発電機の中性点
接地抵抗、3は系統の中性点接地抵抗(NGR)であ
る。NGR3の両端の電圧降下がこの系統の第3高調波
零相電圧である。実はNGR3には絶縁不良ケーブル群
の起電流能起因の環流電流も流れるのであるが、絶対量
は起電流能1による方が大きい。起電流能1による外部
流出電流は中性点接地抵抗2によって先ず最大値をおさ
えられ、次いでNGR3に流れる。そしてその残余は
4、5を含む各ケーブル肢に流れる。4は絶縁良好のケ
ーブル群の総和としての見掛けの起電流能を代表するも
ので、見掛けというのは本来それ自体に起電流能は存在
しないのであるが、他の起電流能1や5起因の電流の帰
還通路となり電流が実際に流れるので、あたかもそこに
起電流能が存在するかのように考えたものである。その
大きさは、上記説明の各ケーブル毎のy=yl−y2の総
和である。5は測定中の絶縁不良ケーブル群の総和とし
ての起電流能を示すもので、その内容は各ケーブル毎の
Y=Y2−Y1の総和である。6は交流電圧法測定装置を
示し、3〜4種の接地インピーダンスが交互に挿入さ
れ、その両端の電圧降下実効値を測定してY値を算出す
る。
【0013】図1に示した矢印を伴なう実線は1を起因
とする電力潮流を示し、矢印を伴なう破線は、起電流能
5を起因とする電力潮流を示す。ここで電流といわずに
電力潮流と称したのは、瞬間瞬間に流れる方向の異なる
交流電流を単なる矢印で示すことが実態にそぐわないた
めで、電力潮流と称する方が矢印で示すのにふさわしい
からである。見掛けの起電流能4を含む肢及びNGR3
を含む肢には電力潮流の異なる二つの電流が流れ、この
二つの電流が相互に逆相関係にある。即ち一方が時間と
共にプラス方向に増加してゆく時は他方は大きさこそ異
なるが180°位相を異にしてマイナス方向に増加して
ゆくことを理解されたい。ただし起電流能5を含む肢で
は二つの電力潮流の方向こそ同方向に重なるが、決して
電流が同相で重なるわけではなく、相互に逆相関係にあ
ることは他肢の場合と同様である。
とする電力潮流を示し、矢印を伴なう破線は、起電流能
5を起因とする電力潮流を示す。ここで電流といわずに
電力潮流と称したのは、瞬間瞬間に流れる方向の異なる
交流電流を単なる矢印で示すことが実態にそぐわないた
めで、電力潮流と称する方が矢印で示すのにふさわしい
からである。見掛けの起電流能4を含む肢及びNGR3
を含む肢には電力潮流の異なる二つの電流が流れ、この
二つの電流が相互に逆相関係にある。即ち一方が時間と
共にプラス方向に増加してゆく時は他方は大きさこそ異
なるが180°位相を異にしてマイナス方向に増加して
ゆくことを理解されたい。ただし起電流能5を含む肢で
は二つの電力潮流の方向こそ同方向に重なるが、決して
電流が同相で重なるわけではなく、相互に逆相関係にあ
ることは他肢の場合と同様である。
【0014】なお本図では基本周波数零相電圧起因の起
電流能xに関係する要素の図示は省略した。xは測定に
より各ケーブル毎の値を知ることはできるが、劣化診断
の指標としては使用していないのと、説明が複雑になる
ことからわざと省略したものである。表2に、発見され
た事象をY値測定データ実例で示す。(測定年月は実歴
ではなく、経過年月を示す)
電流能xに関係する要素の図示は省略した。xは測定に
より各ケーブル毎の値を知ることはできるが、劣化診断
の指標としては使用していないのと、説明が複雑になる
ことからわざと省略したものである。表2に、発見され
た事象をY値測定データ実例で示す。(測定年月は実歴
ではなく、経過年月を示す)
【0015】
【表2】
【0016】表2によると年年Y値が増加してゆくグル
ープに属するケーブルは、回線No.8、No.10
と、強いてあげてNo.6の3条である。そのY値総和
は+56.lmAに達する。一方その他のケーブルはす
べて年年Y値が減少してゆくグループに属する。そのY
値の総和は−25.4mAである。プラスとマイナス量
が合致しないように見えるが、表2以外に測定されてい
ないケーブルも多数あること、中性点接地抵抗NGRへ
環流している分が大きいであろうことを想定すると、本
例の場合は測定の都度起電流が増加してゆくグループ
と、減少してゆくグループとを明確に区別し得たうえ
に、増加してゆくグループの起電流能の総和と、減少し
てゆくグループの起電流能の総和とが実用的に等しいと
判断された貴重な実例となる。ここで従来技術によりY
値を判定すると、大半のケーブルが軽注意以上の不良と
診断されることにも注目を要する。
ープに属するケーブルは、回線No.8、No.10
と、強いてあげてNo.6の3条である。そのY値総和
は+56.lmAに達する。一方その他のケーブルはす
べて年年Y値が減少してゆくグループに属する。そのY
値の総和は−25.4mAである。プラスとマイナス量
が合致しないように見えるが、表2以外に測定されてい
ないケーブルも多数あること、中性点接地抵抗NGRへ
環流している分が大きいであろうことを想定すると、本
例の場合は測定の都度起電流が増加してゆくグループ
と、減少してゆくグループとを明確に区別し得たうえ
に、増加してゆくグループの起電流能の総和と、減少し
てゆくグループの起電流能の総和とが実用的に等しいと
判断された貴重な実例となる。ここで従来技術によりY
値を判定すると、大半のケーブルが軽注意以上の不良と
診断されることにも注目を要する。
【0017】そしてさらに決定的な事実がこのうえに加
わった。回線No.10のケーブルが、経過年月3年3
月の時点で水トリー発生による絶縁破壊事故を起したの
である。事故の直前のY値測定データが無いのは残念な
ことであるが、事故の少くとも8ヶ月前に本ケーブルの
絶縁劣化が多大であることを明確に予測し得ていたこと
が明らかとなった。回線No.8は破壊事故は起さなか
ったがNo.l0の破壊のあと直ちに使用は中止され
た。
わった。回線No.10のケーブルが、経過年月3年3
月の時点で水トリー発生による絶縁破壊事故を起したの
である。事故の直前のY値測定データが無いのは残念な
ことであるが、事故の少くとも8ヶ月前に本ケーブルの
絶縁劣化が多大であることを明確に予測し得ていたこと
が明らかとなった。回線No.8は破壊事故は起さなか
ったがNo.l0の破壊のあと直ちに使用は中止され
た。
【0018】かくして予測していた想定は正しいことが
証明された。即ち発電機からもたらされる第3高調波電
流と、絶縁劣化ケーブル内部で発生する起電流能にもと
づく電流とは、周波数がほとんど等しく、かつ逆相関係
にあるということである。
証明された。即ち発電機からもたらされる第3高調波電
流と、絶縁劣化ケーブル内部で発生する起電流能にもと
づく電流とは、周波数がほとんど等しく、かつ逆相関係
にあるということである。
【0019】測定の都度Y値が増加してゆくケーブルグ
ループが出現すれば、そのY値の総増加量に実用的に見
合ってY値総量が低下する他のケーブルグループが出現
することもまた明らかとなった。このような現象が観測
されない高圧系統は、絶縁劣化を心配しなければならな
い程のケーブルが存在しないのだと考えれば良い。
ループが出現すれば、そのY値の総増加量に実用的に見
合ってY値総量が低下する他のケーブルグループが出現
することもまた明らかとなった。このような現象が観測
されない高圧系統は、絶縁劣化を心配しなければならな
い程のケーブルが存在しないのだと考えれば良い。
【0020】以上の事実をふまえて、課題を解決するた
めに採るべき改良手段は次の如くである。一つの系統を
単位として、その系統に属するケーブル群の交流電圧測
定による絶縁劣化診断のための観測をつづけた結果、基
本周波数のN倍の等価中心雑音周波数における起電流能
の値が、測定の都度増加してゆくグループと、測定の都
度減少してゆくグループとが存在することが明らかとな
り、かつ増加してゆくグループの起電流能値の総和と、
減少してゆくグループの起電流値の総和とが実用的に等
しいと判断された場合、起電流能値の増加してゆくグル
ープに属するケーブルはすべて要注意とし、各ケーブル
毎の起電流能値の増加量によってそのケーブルの絶縁劣
化度を診断するものとする。
めに採るべき改良手段は次の如くである。一つの系統を
単位として、その系統に属するケーブル群の交流電圧測
定による絶縁劣化診断のための観測をつづけた結果、基
本周波数のN倍の等価中心雑音周波数における起電流能
の値が、測定の都度増加してゆくグループと、測定の都
度減少してゆくグループとが存在することが明らかとな
り、かつ増加してゆくグループの起電流能値の総和と、
減少してゆくグループの起電流値の総和とが実用的に等
しいと判断された場合、起電流能値の増加してゆくグル
ープに属するケーブルはすべて要注意とし、各ケーブル
毎の起電流能値の増加量によってそのケーブルの絶縁劣
化度を診断するものとする。
【0021】ここで増加してゆくグループの起電流能値
の総和と、減少してゆくグループの起電流能値の総和と
が実用的に等しいと判断する規準は、観測下にあるケー
ブルの総量と、観測下にない周辺のケーブルの総量(具
体的には三相分合計絶縁体静電容量の大きさで考える)
の比較、系統内全ケーブルの静電容量によるインピーダ
ンスと、中性点接地抵抗NGRの抵抗値との比較等を勘
案して、その場、その都度判断すればよい。抵抗接地系
ではNGRの抵抗を系統の静電容量によるインピーダン
スと同等か、それよりも低く設定しているのが通常であ
るから、表2にあげた実例ではNGRを通じて環流して
いる電流が充分あることが承知できるので、両起電流能
値は実用的に等しいと判断できる。より実際的にはNG
R肢を流れる電流を実測してその電流中の第三高調波分
の長期観測をつづけるなれば、簡単で頻度高く実施でき
る高圧系統全体の劣化監視の一手段ともなり、かつ上記
判断にあたりさらに有力な情報を提供することが期待さ
れる。
の総和と、減少してゆくグループの起電流能値の総和と
が実用的に等しいと判断する規準は、観測下にあるケー
ブルの総量と、観測下にない周辺のケーブルの総量(具
体的には三相分合計絶縁体静電容量の大きさで考える)
の比較、系統内全ケーブルの静電容量によるインピーダ
ンスと、中性点接地抵抗NGRの抵抗値との比較等を勘
案して、その場、その都度判断すればよい。抵抗接地系
ではNGRの抵抗を系統の静電容量によるインピーダン
スと同等か、それよりも低く設定しているのが通常であ
るから、表2にあげた実例ではNGRを通じて環流して
いる電流が充分あることが承知できるので、両起電流能
値は実用的に等しいと判断できる。より実際的にはNG
R肢を流れる電流を実測してその電流中の第三高調波分
の長期観測をつづけるなれば、簡単で頻度高く実施でき
る高圧系統全体の劣化監視の一手段ともなり、かつ上記
判断にあたりさらに有力な情報を提供することが期待さ
れる。
【0022】次に各ケーブル毎の起電流能値の増加量に
よってそのケーブルの絶縁劣化度を診断するに際しての
指標は、従来から採用しているY値の大小による判断規
準〔表1〕を採用すればよい。〔表2〕に示した実例に
これを適用すると、回線No.10は中注意不良とな
り、計画的取替えを要すべきケーブルであったことにな
り、その計画的取替えに要する時間的余裕は充分にあっ
たことが判る。
よってそのケーブルの絶縁劣化度を診断するに際しての
指標は、従来から採用しているY値の大小による判断規
準〔表1〕を採用すればよい。〔表2〕に示した実例に
これを適用すると、回線No.10は中注意不良とな
り、計画的取替えを要すべきケーブルであったことにな
り、その計画的取替えに要する時間的余裕は充分にあっ
たことが判る。
【0023】
【発明の効果】本発明の交流電圧法による活線下ケーブ
ル絶縁劣化診断方法によれば、抵抗接地方式で、かつ運
転をとめられない発電機が並列運転されている高電圧系
統において、ほとんどの場合に発生する発電機起因の第
三高調波零相電流が測定対象ケーブルに侵入して来る結
果として、絶縁良好の筈のケーブルを絶縁不良と誤診断
するといったことが無くなり、的確に絶縁不良ケーブル
のグループと絶縁良好ケーブルのグループとを分類で
き、絶縁不良ケーブルのグループの中では各ケーブルの
劣化の度合いを正確に示すことができる。
ル絶縁劣化診断方法によれば、抵抗接地方式で、かつ運
転をとめられない発電機が並列運転されている高電圧系
統において、ほとんどの場合に発生する発電機起因の第
三高調波零相電流が測定対象ケーブルに侵入して来る結
果として、絶縁良好の筈のケーブルを絶縁不良と誤診断
するといったことが無くなり、的確に絶縁不良ケーブル
のグループと絶縁良好ケーブルのグループとを分類で
き、絶縁不良ケーブルのグループの中では各ケーブルの
劣化の度合いを正確に示すことができる。
【0024】工場、事業所構内で抵抗接地系方式と共に
大容量の自家用発電機を施設しているのは、11KV,
22KVクラスの特別高圧を配電電圧として使用してい
る大口の電力需要家で、発電機の運転をケーブルの劣化
診断実施のためにしばしば止めることは実際問題として
不可能であるから、そのような状況下で重要な11K
V,22KVクラスの構内配電ケーブルの活線下絶縁劣
化診断を誤差少なく実施できる本発明の効果は大なるも
のが有る。そして従来の技術による測定装置はそのまま
使用でき、測定方法、Y値を求める計算方法も同じであ
るから、交流電圧法の利点(高圧系統に測定用信号電圧
印加のための準備を予め施することを必要とせず、手軽
に低コストで実施できる)は何等傷付けられない。
大容量の自家用発電機を施設しているのは、11KV,
22KVクラスの特別高圧を配電電圧として使用してい
る大口の電力需要家で、発電機の運転をケーブルの劣化
診断実施のためにしばしば止めることは実際問題として
不可能であるから、そのような状況下で重要な11K
V,22KVクラスの構内配電ケーブルの活線下絶縁劣
化診断を誤差少なく実施できる本発明の効果は大なるも
のが有る。そして従来の技術による測定装置はそのまま
使用でき、測定方法、Y値を求める計算方法も同じであ
るから、交流電圧法の利点(高圧系統に測定用信号電圧
印加のための準備を予め施することを必要とせず、手軽
に低コストで実施できる)は何等傷付けられない。
【図1】本発明の交流電圧法による活線下ケーブル絶縁
劣化診断方法の原理を説明する活線下ケーブルの零相等
価回路図である。
劣化診断方法の原理を説明する活線下ケーブルの零相等
価回路図である。
1 発電機起因の第3高調波零相電流の起電流能 2 発電機の中性点接地抵抗 3 系統の中性点接地抵抗(NGR) 4 絶縁良好のケーブル群の総和としての見掛け
の起電流能 5 測定中の絶縁不良ケーブル群の総和としての
起電流能 6 交流電圧法測定装置
の起電流能 5 測定中の絶縁不良ケーブル群の総和としての
起電流能 6 交流電圧法測定装置
Claims (3)
- 【請求項1】 活線下のケーブルの遮蔽と大地間に挿入
する交流インピーダンスを変えて該交流インピーダンス
の両端に発生する交流実効値を測定した結果から得られ
た基本周波数のN倍の等価中心雑音周波数における起電
流能値から前記ケーブルの劣化度を診断する交流電圧法
による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法において、 一つの系統を単位としてその系統に属するケーブル群を
前記交流電圧法により経時的に測定を繰返し各ケーブル
の測定毎の前記起電流能値を求める段階と、 前記起電流能値が、測定の都度増加してゆくグループに
属するケーブルと、測定の都度減少してゆくグループに
属するケーブルとに分類する段階と、 増加してゆくグループに属するケーブルの起電流能値の
総和と、減少してゆくグループに属するケーブルの起電
流能値の総和とが実用的に等しいか否かを判断する段階
と、 実用的に等しい場合は前記起電流能値の増加してゆくグ
ループに属するケーブルはすべて要注意とし、各ケーブ
ル毎の起電流能値の増加量によってそのケーブルの絶縁
劣化度を診断する段階と、を含むこと特徴とする交流電
圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法。 - 【請求項2】前記判断する段階は、前記一つの系統に属
するケーブルの三相分絶縁体静電容量と前記一つの系統
に属さない該系統周辺のケーブルの三相分絶縁体静電容
量との比較、前記一つの系統に属するケーブルの静電容
量によるインピーダンスと中性点接地抵抗の抵抗値との
比較に基づく、ことを特徴とする請求項1に記載の活線
下ケーブル絶縁劣化診断方法。 - 【請求項3】 活線下のケーブルの遮蔽と大地間に挿入
する交流インピーダンスを変えて該交流インピーダンス
の両端に発生する交流実効値を測定した結果から得られ
た基本周波数のN倍の等価中心雑音周波数における起電
流能値から前記ケーブルの劣化度を診断する交流電圧法
による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法において、 一つの系統を単位としてその系統に属するケーブル群を
前記交流電圧法により経時的に測定を繰返し各ケーブル
の測定毎の前記起電流能値を求める段階と、 前記起電流能値が、測定の都度増加してゆくグループに
属するケーブルと、測定の都度減少してゆくグループに
属するケーブルと分類することが不可能な場合に前記ケ
ーブル群の絶縁劣化は生じていないと認定する段階と、
を含むこと特徴とする交流電圧法による活線下ケーブル
絶縁劣化診断方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145082A JP2000338171A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11145082A JP2000338171A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338171A true JP2000338171A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15376975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11145082A Pending JP2000338171A (ja) | 1999-05-25 | 1999-05-25 | 交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338171A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113504487A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-15 | 国网江苏省电力有限公司电力科学研究院 | 一种高压电缆交叉互联接地系统连接状态检测方法及其检测装置 |
| CN114113937A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-03-01 | 天津大学 | 一种机械应力下聚合物材料绝缘劣化实验方法 |
-
1999
- 1999-05-25 JP JP11145082A patent/JP2000338171A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113504487A (zh) * | 2021-06-02 | 2021-10-15 | 国网江苏省电力有限公司电力科学研究院 | 一种高压电缆交叉互联接地系统连接状态检测方法及其检测装置 |
| CN113504487B (zh) * | 2021-06-02 | 2024-04-05 | 国网江苏省电力有限公司电力科学研究院 | 一种高压电缆交叉互联接地系统连接状态检测方法及其检测装置 |
| CN114113937A (zh) * | 2021-11-19 | 2022-03-01 | 天津大学 | 一种机械应力下聚合物材料绝缘劣化实验方法 |
| CN114113937B (zh) * | 2021-11-19 | 2024-03-08 | 天津大学 | 一种机械应力下聚合物材料绝缘劣化实验方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN110988740B (zh) | 一种适于中性点小电阻接地配网的单相接地故障检测方法 | |
| US6853939B2 (en) | Systems and methods for multiple winding impulse frequency response analysis test | |
| CN102565629B (zh) | 一种基于集中参数π模型的交流输电线路故障选相测后模拟方法 | |
| CN110221176A (zh) | 一种基于交叉重叠差分变换的微电网故障检测方法 | |
| US5276401A (en) | Method for diagnosing an insulation deterioration of an electric apparatus | |
| CN106030738A (zh) | 用于监控用于三相交流电网的电容式套管的方法和装置 | |
| EP0437214B1 (en) | Method for diagnosing an insulation deterioration of an electric apparatus | |
| JPH07311230A (ja) | 電力ケーブルの絶縁状態を活線下で監視する絶縁監視方法及び装置 | |
| JP2000338171A (ja) | 交流電圧法による活線下ケーブル絶縁劣化診断方法 | |
| JPH07294588A (ja) | ケーブル絶縁不良区間の活線下識別方法 | |
| JPS63265516A (ja) | 三相交流励磁装置 | |
| JP2876322B2 (ja) | Cvケーブルの絶縁劣化診断方法 | |
| Khayam | Evaluating the inter-resonance characteristics of various power transformer winding designs | |
| RU2121745C1 (ru) | Способ защиты трехфазной сети с изолированной нейтралью от однофазных замыканий на землю | |
| JPH09318696A (ja) | 活線電力ケーブルの絶縁劣化診断方法及び装置 | |
| JP3010367B2 (ja) | 活線下ケーブルシースの絶縁抵抗測定方法 | |
| Al-Hajri | Neutral ground resistor monitoring schemes | |
| JP3389063B2 (ja) | 電力ケーブルの劣化診断方法 | |
| JPH063390A (ja) | ケーブルの劣化診断方法 | |
| JPS62264586A (ja) | シ−ス保護用アレスタの劣化検出方法 | |
| Jafari et al. | Analysis of a neutral grounding resistor monitoring method | |
| JP2751627B2 (ja) | ケーブル活線下絶縁測定誤差補償方法 | |
| JP2003057288A (ja) | 分岐ケーブル線路の事故点特定方法 | |
| JPS59202073A (ja) | 電力ケ−ブルの絶縁劣化診断法 | |
| Yargole | Insight into SFRA responses & interpretations with regard to insulation system of transformer |