JP2000338626A - 写真要素用の耐引掻ききず性、耐水性オーバーコート - Google Patents

写真要素用の耐引掻ききず性、耐水性オーバーコート

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JP2000338626A
JP2000338626A JP2000143418A JP2000143418A JP2000338626A JP 2000338626 A JP2000338626 A JP 2000338626A JP 2000143418 A JP2000143418 A JP 2000143418A JP 2000143418 A JP2000143418 A JP 2000143418A JP 2000338626 A JP2000338626 A JP 2000338626A
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Christine J T Landry-Coltrain
ジェイ.ティー.ランドリィー−コルトレイン クリステーヌ
Hwei-Ling Yau
ヤウ ウェイ−リン
Linda M Franklin
エム.フランクリン リンダ
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーコートの上面に保護オーバーコート
を有する画像形成された写真要素を提供する。 【解決手段】 保護オーバーコートは、少なくとも一層
のハロゲン化銀感光乳剤層を有する写真要素を提供する
までに形成される。平均粒度0.01〜1μm、溶融温
度55〜200℃の疎水性ポリマー粒子を30〜95重
量%有する第1の塗膜がハロゲン化銀感光乳剤層上の第
1層として形成される。平均粒度0.01〜1μmを有
する耐摩耗性粒子の第2の塗膜が第1層上に第2層とし
て形成される。写真要素は、現像されて、画像形成され
た写真要素が提供される。第1および第2層が融合され
て、保護オーバーコートが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真要素用の保護
オーバーコートを提供する。更に詳しくは、本発明は、
処理溶液に透過性であるが、その後融合されると、耐水
性および耐引掻ききず性となる、写真要素に対するオー
バーコートを提供する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真要素は、親水性の乳剤
中に感光性ハロゲン化銀を含む。画像は、ハロゲン化銀
を光、または放射線に露光して、次いでこの露光したハ
ロゲン化銀を還元してそれを元素状銀に変えることによ
って、要素中に形成する。
【0003】カラー写真要素では、色素画像が、いくつ
かの異なる処理の一つによるハロゲン化銀の現像の結果
として形成される。最も普通には、ハロゲン化銀現像の
副産物である酸化したハロゲン化銀現像主薬を生成させ
て、カプラーと呼ばれる色素形成化合物と反応させる。
次いで、銀および未反応のハロゲン化銀は、色素画像を
残して写真要素から除去される。
【0004】いずれの場合にも、画像の形成には、通
常、要素の表面から浸透させてハロゲン化銀およびカプ
ラーと接触させることが必要な水溶液を用いる液体処理
が含まれる。多くのハロゲン化銀写真法では、その多く
の特異な性質、その一つは水膨潤性のための主たるバイ
ンダーとして、専らゼラチンが用いられてきた。これの
迅速な膨潤によって、処理薬剤の移行と画像の形成が可
能となる。しかしながら、この同じ特性のために、フィ
ルム上あるいは印画紙上のいずれにある場合でも、その
写真画像は、画像を損うかもしれないいかなる水溶液と
も接触させないように極度の注意を払って取扱われなけ
ればならない。よって、ゼラチン、およびこれと同様な
天然または合成の親水性ポリマーは、ハロゲン化銀写真
要素がハロゲン化銀結晶と水性処理溶液との間の接触を
容易にするために望ましいバインダーであることは判明
しているけれども、それらは、画像形成された写真要素
が取り扱われるように扱われるものにとって望ましい程
強靱でも、耐損傷性でもない。したがって、画像形成さ
れた要素は、指紋の汚点がつき易く、引掻ききずまたは
裂傷が生じ易く、しかも、それが液体と接触すると、膨
潤し、また他に変形し易い。
【0005】水または水性溶液による損傷から画像を保
護するゼラチン系写真システム用の保護層を与えること
が、長年にわたって試みられてきた。米国特許第2,1
73,480号明細書には、乾燥前の最終の写真処理の
工程として、湿潤フィルムに対してコロイド状懸濁液を
塗布する方法が記載されている。一連の特許には、写真
処理が完了した後に画像上に保護層を溶媒塗布すること
が記載され、これらのことは、米国特許第2,259,
009号、同第2,331,746号、同第2,79
8,004号、同第3,113,867号、同第3,1
90,197号、同第3,415,670号および同第
3,733,293号明細書に記載されている。処理さ
れた画像上に紫外線重合性のモノマーおよびオリゴマー
を塗布し、次いでこれを放射線露光して架橋保護層を形
成することは、米国特許第4,092,173号および
同第4,171,979号、同第4,333,998号
および同第4,426,431号明細書に記載されてい
る。溶媒塗布法および放射線硬化法の一つの欠点は、そ
の塗布作業者に対するそれら薬剤の環境および環境問題
である。米国特許第3,397,980号、同第3,6
97,277号および同第4,999,266号明細書
には、処理された画像上に保護層としてポリマーシート
フィルムを積層する方法が記載されている。米国特許第
5,447,832号明細書には、写真処理を通じての
V2 O5 の帯電防止性を保持するための耐水性層とし
て、高Tgおよび低Tgのラテックスの混合物を含む保
護層を使用することが記載されている。この保護層は、
それが写真処理を抑制して不利益に作用するため、画像
形成層に対しては適用されない。米国特許第2,70
6,686号明細書には、処理溶液に対する高度の透水
性を有する多孔の層をもつ乳剤を露光前に塗布すること
によって、耐水性でかつ耐指紋汚染性を付与することを
目的として、写真乳剤のためにラッカー仕上げを形成す
ることが記載されている。処理後に、そのラッカー層は
融合されて、連続の、不浸透性の塗膜に合体される。多
孔層は、ラッカーと固体の除去可能性の増量剤(炭酸ア
ンモニウム)の混合物を塗布して、その後の処理時に昇
華あるいは溶解によって増量剤を取り除くことによって
達成される。記載されるようなオーバーコートは、有機
溶媒の懸濁液として塗布されるので、大規模な塗布には
適していない。米国特許第3,443,946号明細書
には、粗面化された(艶消)引掻ききず防護層であっ
て、しかも水不浸透性でない層が提供されている。米国
特許第3,502,501号明細書には、機械的損傷に
対してのみの保護が提供されるが、問題の層は、大部分
が親水性のポリマー材料を含み、加工性を保持するため
に水に対して浸透性でなければならない。米国特許第
5,179,147号明細書には、同様に防水性でない
層が提供されている。
【0006】米国特許第5,856,051号明細書に
は、特定の融点範囲を有する疎水性ポリマー粒子とゼラ
チンを含む保護オーバーコートが記載されている。写真
処理現像して画像を形成した後に、写真要素は、その疎
水性のポリマー粒子が耐水性の保護層オーバーコートを
形成するように、熱的に融合される。しかしながら、米
国特許第5,856,051号明細書に記載される要素
は、この保護層に引掻ききずが出来易いという点に難点
がある。本願発明では、米国特許第5,856,051
号明細書に記載されるものに比して、写真処理溶液が、
画像形成のためには拡散通過するが、その後、耐水性で
かつ改良された耐引掻ききず性を与えることを可能とす
る独特の構造をしたオーバーコートを開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、写真製品
に含めることができ、写真処理溶液に適度な拡散を保持
して、露光および処理後に塗布操作を必要とすることの
ないような水性塗布性で、かつ耐水性の保護オーバーコ
ートを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、保護オーバ
ーコートを表面に有する画像形成された写真要素が提供
される。保護オーバーコートは、少なくとも一層のハロ
ゲン化銀感光乳剤層を有する写真要素を提供することに
よって形成される。平均粒度0.01〜1ミクロン、溶
融温度55〜200℃を有する疎水性ポリマー粒子30
〜95重量%およびゼラチン5〜70重量%からなる第
1の塗膜が、ハロゲン化銀感光乳剤層上に第1の層とし
て形成されるように塗布される。平均粒度0.01〜1
ミクロンを有する耐摩耗性粒子から第2の層が、前記の
第1の層上に第2の層として形成されるように塗布され
る。この写真要素は、現像されて、画像形成された写真
要素が与えられる。第1および第2の層が融合されて、
保護オーバーコートが形成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明には、耐水性および耐摩耗
性の両者を付与するオーバーコートを有する画像形成さ
れた写真要素が記載される。本発明の保護オーバーコー
トは、次の方法の一つで達成される。耐摩耗性粒子と、
任意成分としての水溶性バインダーと任意成分の融合性
ワックス成分からなる最外層のオーバーコート層が、米
国特許第5,856,051号明細書に記載されるよう
な融合性粒子とゼラチンからなる第2の最外層上に塗布
される。次いで、この全体のパッケージが画像形成さ
れ、処理された後に融合される。これに代えて、米国特
許第5,856,051号明細書に記載されるような耐
水性で融合可能なオーバーコートが、写真製品を含むハ
ロゲン化銀上に塗布される。この写真製品が、画像形成
され、処理されて、画像が形成される。硬質粒子と任意
成分としての水溶性バインダーと、任意成分としての融
合性ワックス成分からなる耐摩耗性オーバーコート層
が、このパッケージ上に塗布され、乾燥される。次い
で、全体のパッケージが融合される。
【0010】本発明からなる構造のオーバーコートは、
オーバーコート層状に層が形成されて、その融合後に、
最も効果的な耐引掻ききず性が付与される、硬質の耐摩
耗性粒子からなる。本発明では、耐水性である写真要素
に対して耐引掻ききず性(耐摩耗性)が与えられる。
【0011】本発明では、写真製品、特に写真プリント
の乳剤側に第1のオーバーコートが付与される。本発明
の第1のオーバーコートの配合物には、平均粒度0.0
1〜1ミクロン、好ましくは0.01〜0.5ミクロン
を有する疎水性のポリマー粒子30〜95重量%(オー
バーコートの乾燥付着量当り)およびバインダーとして
のゼラチン5〜70重量%(オーバーコートの乾燥付着
量当り)が含まれる。ゼラチンには、石灰処理ゼラチ
ン、酸処理ゼラチンおよび米国特許第5,219,99
2号および同第5,316,902号明細書に記載され
るような改質ゼラチンが含まれる。その他の通常の添加
剤、例えば硬膜液、展着剤、電荷制御剤、界面活性剤お
よび滑剤が、必要な場合には配合物に含まれてもよい。
本発明の疎水性ポリマーは、55〜200℃の溶融温度
(Tm)を有し、その試料が画像を形成するように処理
された後に、そのTmを超える温度でポリマー粒子を融
合することによって耐水性の層が形成される。ポリマー
の粒度が小さいので、そのオーバーコートは、他の大き
い粒子充填剤の場合に観測されるように、光散乱による
画像の鮮明さに悪影響を受けない。ゼラチンを5〜70
重量%存在させると、画像の現像のために処理溶液が拡
散して出入する適度な透過性を可能となすのに十分であ
り、また、処理時に層内に粒子も残留する。塗布溶液
は、水性であり、いかなる装置の改変をすること無し
に、その製造塗布操作に導入することが可能である。そ
の融合工程は簡単であり、しかも環境的にも現像所にや
さしい。選択されるポリマーは、その溶融温度が55℃
を超え、かつ200℃未満である限り、いかなる疎水性
のポリマーまたはコポリマーであってもよい。その下限
は、写真処理前に起こる早すぎる合体を防ぐためであ
り、そして、その上限は、融合時の紙支持体および画像
形成薬剤の破壊を防ぐためである。これらの種類の疎水
性粒子(ポリマー)には、例えば、ポリオレフィン、ポ
リプロピレン、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、酸
化ポリエチレン、エチレンアクリル酸コポリマー、ミク
ロクリスタリンワックス、パラフィンおよびカルナウバ
蝋のような天然ワックスの水性もしくは非水性の分散液
として市販されているもののようなサブミクロン粒度
の、0.01μm〜1μmのワックス粒子の分散液、お
よびChemical Corporation of
America(Chemcor)社、Michel
man社、Shamrock Technologie
s社、Daniel Products社のような会
社、しかしこれらに限定されない会社製の合成ワックス
からなる水性分散液が含まれる。この分散液には、ま
た、ポリエチレングリコールのような分散助剤が含まれ
てもよい。
【0012】第1の層の全乾燥付着量当り5〜45重量
%の水溶性ポリマーを含有させると、画像形成層の現像
性および色素形成速度が改善され、特に、支持体に近い
層の場合に顕著である。処理時に、水溶性ポリマーは、
塗膜から取り除かれるので、融合処理による耐水性層の
形成に妨げとならない。水溶液ポリマーの平均分子量
は、1,000〜200,000であり、好ましくは
1,500〜20,000である。広範囲の種類のノニ
オン性、アニオン性またはカチオン性の水溶液ポリマー
が、ポリアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、ポリ
(アクリル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(エチレ
ンオキシド)、ポリ(オキシメチレン)、ポリ(ビニル
アルコール)、ポリビニルアミン、ポリビニルピロリド
ン、ポリ(ビニルピリジン)、ポリ(エチレンイミ
ン)、ポリ(エチレングリコールメタクリレート)、ポ
リ(ヒドロキシエチルメタクリレート)、ポリ(ビニル
メチルエーテル)、ポリ(スチレンスルホン酸)、ポリ
(エチレンスルホン酸)、ポリ(ビニルホスホリン
酸)、ポリ(マレイン酸)、または、水溶性であるのに
十分な量の親水性官能基を含むコポリマーを含めて、本
発明に使用できる。
【0013】オーバーコートの第2の層は、硬質の耐摩
耗性粒子である、例えば、酸化珪素、酸化アルミニウ
ム、酸化チタンのようなサブミクロン粒度の無機酸化物
粒子か、あるいは、ポリエチレンの弾性率よりも高い弾
性率を有し、それにより良好な耐摩耗性を与えるポリマ
ーに対して十分量(>40重量%)のモノマー先駆体か
らなるポリマーまたはコポリマー粒子のいずれかからな
る。ポリエチレンおよび多くのポリマーに係る弾性率の
リストは、例えば、Modern Plastics
Encyclopedia(現在プラスチック百科辞
典)、第67巻10月号、第11号(1990年)のよ
うな一般のプラスチック参考書にみられる。このような
ポリマーには、例えば、ポリメチルメタクリレート、ポ
リフェニルメタクリレート、ポリエチルメタクリレー
ト、ポリメチルアクリレートのようなポリアクリレート
またはポリメタクリレート、およびアクリル酸もしくは
メタクリル酸または少量の他のポリマー成分とのコポリ
マー、セルロースの二酢酸および三酢酸、酢酸酪酸セル
ロース、硝酸セルロースのようなセルロースエステル、
または、スルホネート、ポリエステル、ポリウレタン、
尿素樹脂、メラミン樹脂、尿素−ホルムアルデヒド樹
脂、ポリアセタール、ポリブチラール、ポリビニルアル
コール、エポキシおよびエポキシアクリレート、フェノ
キシ樹脂、ポリカーボネート、塩化ビニル−酢酸ビニル
コポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコー
ルのコポリマー、塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸
のコポリマー、塩化ビニル−塩化ビニリデンのコポリマ
ー、塩化ビニル−アクリロニトリルのコポリマー、塩化
ビニリデン−アクリロニトリル−アクリル酸のコポリマ
ー、アクリルエステル−アクリロニトリルのコポリマ
ー、アクリルエステル−塩化ビニリデンのコポリマー、
メタクリルエステル−スチレンのコポリマー、ブタジエ
ン−アクリロニトリルのコポリマー、アクリロニトリル
−ブタジエン−アクリル酸もしくはメタクリル酸のコポ
リマーが含まれる。ポリメチルメタクリレート、ポリフ
ェニルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート、ポ
リメチルアクリレートのようなポリアクリレートおよび
ポリメタクリレート、およびアクリル酸もしくはメタク
リル酸とのコポリマーが好ましい。
【0014】これらの硬質の耐摩耗性粒子成分は、任意
に、例えば、イタコン酸、スチレンスルホン酸、2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸−ナトリ
ウム塩、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−メタ
クリロイルオキシエチル−1−スルホン酸−ナトリウム
塩および当該技術分野で周知のその他のもののような、
少量の親水性成分を含んでもよい。
【0015】これらの硬質の耐摩耗性成分は、任意に、
例えば、ジビニルベンゼン、1,4−ブチレングリコー
ルメタクリレート、トリメチルプロパン三酢酸、エチレ
ングリコールジメタクリレートおよび当該技術分野で周
知なその他のもののような、少量の架橋剤を含んでもよ
い。
【0016】その他の通常の添加剤、例えば硬膜液、展
着剤、電荷制御剤、界面活性剤、滑剤が、また、必要な
ものとしてその配合に含まれてもよい。
【0017】本発明によって保護される画像形成された
写真要素は、ハロゲン化銀写真要素から生じているが、
この要素は、黒色要素(例えば、銀画像を得るか、ある
いは画像形成カプラーの混合物から中間色調画像を得る
もの)、単色要素または多色要素であってよい。多色要
素は、典型的に、スペクトルの三原色域のそれぞれに感
光性の画像形成ユニットを含む。画像形成された要素
は、透過によって見える、例えばネガフィルム画像、リ
バーサルフィルム画像および動画プリントのような画像
形成された要素であってよく、また、それらは、反射に
よって見える、例えば紙プリントのような画像形成され
た要素であってもよい。紙プリントおよび動画プリント
で起こり得る取扱量のために、本発明の使用には、画像
形成された写真要素が好ましい。
【0018】保護される画像が形成される写真要素は、
Research Disclosure,37038
に示される構造および成分を有してよい。特定の写真要
素は、Research Disclosure,37
038の第96〜98頁にColor Paper E
lements 1および2として示されるものであっ
てよい。典型的な多色写真要素は、少なくとも一つのシ
アン色素形成カプラーを含む少なくとも一層の赤感性ハ
ロゲン化銀乳剤層からなるシアン色素画像形成ユニッ
ト、少なくとも一つのマゼンタ色素形成カプラーを含む
少なくとも一層の緑感性ハロゲン化銀乳剤層からなるマ
ゼンタ色素画像形成ユニット、および少なくとも一つの
イエロー色素形成カプラーを含む少なくとも一層の青感
性ハロゲン化銀乳剤層からなるイエロー色素画像形成ユ
ニットを有する支持体を含む。この要素は、フィルター
層、中間層、オーバーコート層、下塗り層、等のような
付加的な層を含んでよい。これらの全ては、透過性(例
えば、フィルム支持体)または反射性(例えば、紙支持
体)であってよい支持体上に塗布される。使用できる支
持体基材には、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレート、酢酸セルロース、二酢酸セルロー
ス、三酢酸セルロースのようなセルロース系誘導体、ガ
ラスから作製されるもののような透明基材、および紙、
塗工紙、溶融押出塗工紙、および二軸延伸支持体の積層
体のような積層紙のような反射性基材の両者が含まれ
る。二軸延伸支持体の積層体は、米国特許第5,85
3,965号、同第5,866,282号、同第5,8
74,205号、同第5,888,643号、同第5,
888,681号、同第5,888,683号および
5,888,714号に記載されている。これらの二軸
延伸支持体には、紙支持体および紙基材の片側または両
側に積層された二軸延伸ポリオレフィン(典型的には、
ポリプロピレン)シートが含まれる。少なくとも一層の
感光性ハロゲン化銀層がこの二軸延伸ポリオレフィン紙
に塗布される。本発明によって保護される写真要素に
は、また、Research Disclosure,
第34390項、1992年11月に記載されるような
磁気記録材料、または、米国特許第4,279,945
号および同第4,302,523号明細書に記載される
ような透明支持体の下側に磁性粒子を含む層のような透
明磁気記録層が含まれてもよい。
【0019】好適なハロゲン化銀乳剤およびその調製、
並びに化学増感、および分光増感法は、Researc
h Disclosure,37038の第I〜V節に
記載されている。カラー材料および現像改質剤は、Re
search Disclosure,37038の第
V〜XX節に記載されている。ベヒクルは、Resea
rch Disclosure,37038の第II節に
記載され、そして、光学増白剤、カブリ防止剤、安定化
剤、光吸収および散乱物質、硬膜液、塗工助剤、可塑
剤、滑剤および艶消剤のような種々の添加剤は、Res
earch Disclosure,37038の第VI
〜X節および第XI〜XIV節に記載されている。処理法
および処理剤は、Research Disclosu
re,37038の第XIX節および第XX節に記載さ
れ、そして露光法は、Research Disclo
sure,37038の第XVI節に記載されている。
【0020】写真要素は、典型的に乳剤の形態でハロゲ
ン化銀が提供される。写真乳剤には、一般に、写真要素
の一層として乳剤を塗布するためのベヒクルが含まれ
る。有用なベヒクルには、蛋白質、蛋白質誘導体、セル
ロース誘導体(例えば、セルロースのエステル)、ゼラ
チン(例えば、牛骨または皮革ゼラチンのようなアルカ
リ処理ゼラチン、または、豚皮ゼラチンのような酸処理
ゼラチン)、ゼラチン誘導体(例えば、アセチル化ゼラ
チン、フタル化ゼラチン等)のような、両者の天然産出
物質が含まれる。また、ベヒクルまたはベヒクル増量剤
として有用なものは、親水性で透水性のコロイドであ
る。これらには、合成ポリマー解膠剤、キャリヤー、お
よび/または、ポリ(ビニルアルコール)、ポリ(ビニ
ルラクタム)、アクリルアミドポリマー、ポリビニルア
セタール、アルキルおよびスルホアルキルアクリレート
およびメタクリレートのポリマー、加水分解ポリビニル
アセテート、ポリアミド、ポリビニルピリジン、メタク
リルアミドコポリマー等のようなバインダーが含まれ
る。
【0021】写真要素は、種々の技術を用いて像様露光
されてよい。典型的には、露光は、スペクトルの可視域
の光に対して行ない、そして典型的に、レンズを通した
活像からなる。また、露光は、光照射装置(例えば、L
ED,CRT等)によって格納された画像(例えば、コ
ンピューター格納画像)であってもよい。
【0022】画像は、例えば、T.H.James編、
The Theory of the Photogr
aphic Process(写真処理の理論)、第4
版、Macmillan社、ニューヨーク、1977年
に記載される、周知の多くの処理組成物のいずれかを用
いて、多くの周知の写真処理のいずれかで写真要素に現
像される。カラーネガ要素を処理する場合には、要素
は、発色現像液(これは、カラーカプラーで発色した画
像色素を形成するものである)で処理され、次いで、酸
化剤および溶媒で処理されて、銀およびハロゲン化銀が
除かれる。カラーリバーサル要素またはカラー紙要素の
場合には、要素は、先ず、黒白現像液(つまり、カプラ
ー化合物で着色した色素を形成しない現像液)で処理さ
れ、次いで、現像可能な未露光ハロゲン化銀にする処理
(普通は、化学カブリまたは光カブリ)に付され、続い
て、カラー現像液で処理される。現像に続いて、漂白−
定着されて銀またはハロゲン化銀が取り除かれ、洗浄お
よび乾燥される。
【0023】
【実施例】本発明を、以下の実施例により説明する。
【0024】耐摩耗性(AR)粒子の作製 AR−1:下記の慣用のラテックス重合法によって調製
した、アクリロニトリル(15%)、塩化ビニリデン
(79%)およびアクリル酸(6%)のランダムコポリ
マー。400mlのシヤンパン瓶に、以下の順、即ち、
(1)10分間窒素で脱ガスした222.5gの脱イオ
ン水、(2)1.35gのTriton−770、
(3)4.93gのアクリル酸、(4)12.34gの
アクリロニトリル、(5)64.96gの塩化ビニリデ
ン、(6)0.204gのピロ硫酸カリウム、および
(7)過硫酸カリウムの順に添加した。瓶を封止して、
30℃のタンブラー浴中に16〜20時間置いた。重合
した混合物を、室温下、真空下で15分間ストリップし
て、残留揮発性モノマーを除去した。ガラス転移温度
は、DSCで測定したとき、46℃であり、平均粒度は
97nmであった。
【0025】AR−2:下記の慣用のラテックス重合法
によって調製した、メチルメタクリレート(98%)と
〔2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
−ナトリウム塩〕(2%)のランダムコポリマー。撹拌
機およびコンデンサーを備えた2Lの三口反応フラスコ
に、1133mlの脱ガス蒸留水、12.5mlの40%
Witconate AOS、および0.20gの過硫
酸カリウムを添加した。フラスコを80℃の浴中に設置
して、追加のフラスコ内容物の98gのメチルメタクリ
レートと2gの〔2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸−ナトリウム塩〕を90分間かけて反応
フラスコに加えた。反応フラスコを80℃で更に2時間
撹拌した。ガラス転移温度は、DSCで測定したとき1
20℃であり、そして平均粒度は45nmであった。
【0026】AR−3:下記の慣用のラテックス重合法
によって調製した、エチルメタクリレート(95%)と
〔2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸
−ナトリウム塩〕(5%)のランダムコポリマー。2.
5gのRhodacal A−246Lおよび200ml
の脱イオン水を、機械的撹拌機、窒素導入口およびコン
デンサーを備えた1Lの三口丸底フラスコ内で撹拌し
た。このフラスコを80℃の恒温浴内に浸して、30分
間窒素でパージした。5gの10%過硫酸ナトリウムを
添加した。次いで、95gのエチルメタクリレート、1
0gのアクリルアミド−2−メチル−1−プロパンスル
ホン酸(ナトリウム塩)、2.5gのRhodacal
A−246L、5.0gのSAM211A−80(P
PG製)、10gの10%過硫酸ナトリウムおよび20
0gの脱イオン水を、2時間かけて反応器中に圧入し
た。ラテックスを更に1時間、80℃で加熱した。次
に、ラテックスを冷却して、ガラスウールを通して濾過
した。最終粒度は47nmであり、固体%は19.1%で
あった。ガラス転移温度は、DSCで測定したとき、7
3℃であった。
【0027】AR−4:Snowtex UP,Nis
san製の細長いコロイド状シリカで、5〜20nm幅お
よび40〜300nm長の寸法を有する。
【0028】AR−5:下記の慣用のラテックス重合法
によって調製した、エチルメタクリレート(80%)、
エチレングリコールジメタクリレート(10%)および
メタクリル酸(10%)のランダムコポリマー。4Lの
ガラス反応器に、675gの脱イオン水および48.7
6gの30%Rhodapon UB STDを添加し
た。この溶液を、100RPMの撹拌機で窒素雰囲気
中、80℃に加熱した。2Lのガラスヘッドタンクに、
810gの脱イオン水、58.52gの30% Rho
dapon UB STD、561.8gのエチルメタ
クリレート、70.2gのエチレングリコールジメタク
リレート、および70.2gのメタクリル酸を添加し
た。そのヘッドタンクを十分に撹拌して成分を乳化し
た。全ての準備が完了したら、2.926gの過硫酸ナ
トリウムを反応器に添加した。2分以内でモノマー乳濁
液が生成したので、1271gの乳濁液を2時間かけて
反応器に添加した。次いで、反応物を80℃で1時間保
持し、その後60℃に冷却した。250mlのフラスコ内
で、11.07gの30%過酸化水素を脱イオン水で1
20gに希釈した。20mlのバイアル内で、0.89g
のエリスロビン酸を20gの脱イオン水中に溶解させ
た。反応器の温度が60℃になったとき、このエリスロ
ビン酸溶液を10秒間かけて反応器に添加した。次に、
32gの過酸化物溶液を、30分間かけて反応器に添加
した。反応生成物を60℃で1時間保持し、次いで20
℃に冷却した。最終ラテックスの固体%は29.40%
であり、平均粒度は35nmで、そしてガラス転移温度
は、DSCで測定したとき、102℃であった。
【0029】AR−6:下記の慣用のラテックス重合法
によって調製した、メチルメタクリレート(80%)、
エチレングリコールジメタノール(10%)、およびメ
タクリル酸(10%)のランダムコポリマー。4Lのガ
ラス反応器に、675gの脱イオン水および48.76
gのRhodapon UB STDを添加した。この
溶液を、100RPMの撹拌で窒素雰囲気中、80℃に
加熱した。2Lのガラスヘッドタンクに、810gの脱
イオン水、58.52gの30% Rhodapon
UB STD、561.8gのメチルメタクリレート、
70.2gのエチレングリコールジメタクリレート、お
よび70.2gのメタクリル酸を添加した。このヘッド
タンクを十分に撹拌して、成分を乳化した。全ての準備
が完了したら、2.926gの過硫酸ナトリウムを反応
器に添加した。2分以内でモノマー乳濁液が生じたの
で、1271gの乳濁液を、2時間かけて反応器に添加
した。次いで、反応物を80℃で1時間保持し、その後
60℃に冷却した。250mlのフラスコ内で、11.0
7gの30%過酸化水素を脱イオン水で120gに希釈
した。20mlのバイアル内で、0.89gのエリスロビ
ン酸を20gの脱イオン水中に溶解させた。反応器の温
度が60℃になったとき、このエリスロビン酸溶液を1
0秒間かけて反応器に添加した。次に、32gの過酸化
物溶液を、30分間かけて反応器に添加した。反応生成
物を60℃で1時間保持し、次いで20℃に冷却した。
最終ラテックスの固体%は29.65%であり、平均粒
度は68nmで、そしてガラス転移温度は、DSCで測定
したとき、126℃であった。
【0030】試験手順 ガラス転移温度(Tg) 乾燥ポリマー材料のガラス転移温度(Tg)は、20℃
/分のランピング速度を用いて、示差走査熱量計(DS
C)によって測定した。Tgは、温度に伴う熱容量の変
化の変曲点の中間点として、ここでは定義する。
【0031】粒度測定 全ての粒子は、Malvern Instrument
sによって製作されたZetasizer Model
DTS5100を用いた光子補正分光分析法によって
識別した。粒度は、Z平均値として報告している。
【0032】耐水性試験:要素の耐水性を評価するため
に、試験1または試験2のいずれが用いられてもよい。 試験1:Ponceau Red色素は、イオン相互作
用によってゼラチンを汚染することが知られているの
で、それが耐水性をテストするのに使用される。1gの
色素を1000gの酢酸と水の混合物(5重量部:95
重量部)中に溶解させることによって、Ponceau
Red色素溶液を調製した。カラー写真印画紙のサン
プルを、光に露出させることなく、Kodak RA4
処理によって処理して、白色Dminのサンプルを得
た。これらの処理サンプルを、次いで加圧、加熱(融合
させること)下で一対のローラーを通過させて、オーバ
ーコートのポリマー粒子を耐水性の層に変えた。水透過
性試験は、色素溶液中に5分間融合させたサンプルを浸
漬することによって実施し、次いで、30秒間洗浄して
塗膜表面の過剰な色素溶液を取り除いた。各サンプルを
空気乾燥して、吸収した領域上の反射濃度を記録した。
光学濃度3は、完全に透水性の塗膜を表わし、その耐水
性は0%である。光学濃度3が0%の耐水性であり、そ
して光学濃度0が100%の耐水性であることに関連し
て、耐水性%は次式: 耐水性%=〔1−(濃度/3)〕×100 により計算される。
【0033】試験2:Rame−Hart NRL−C
A Goniometerのモデル#100−00を用
いて、融合した写真要素上に付着した水滴の静的接触角
を測定する。接触角80°以上は、水が写真要素の表面
からはじかれて、それを耐水性にしていることを示して
いる。接触角80°未満は、塗膜が満足する耐水性を有
していないことを示している。
【0034】乾燥耐摩耗性試験 二枚重ねの一般目的用の紙製タオルを、上方に200g
の荷重をかけて、サンプル表面を8回横切るように引い
て動かした。ボトル形状の200gのM2級重りは、3
cmの直径を有していて、結果的にタオルとサンプル間に
7.1cm2 の接触面積が得られる。次に、得られる引掻
ききずの度数と深さに応じて、サンプルを視覚的に0〜
10のスケールにランク付けした。ランク10は、視認
できる損傷を全く有しない優れた性能を示し、一方、ラ
ンク0は、全体的に摩耗、磨滅した表面を有し、非常に
劣る性能を示す。 耐引掻ききず性のランク付け: 0…全体に摩耗/磨滅あり 1…曇り帯を有する密集した引掻ききずあり 2…曇り帯を有する多数の引掻ききずあり 3…曇り帯を有する少数の引掻ききずあり 4…密集した、ひどい引掻ききずあり 5…多数のひどい引掻ききずあり 6…少数のひどい引掻ききずあり 7…密集した軽い引掻ききずあり 8…多数の軽い引掻ききずあり 9…少数の軽い引掻ききずあり 10…目に見える損傷なし
【0035】実施例1 サンプルNo.1(耐水性なしの比較例)の作製 サンプルNo.1を、写真印画紙上に、次の順に、青−感
光層、中間層、緑−感光層、UV層、赤−感光層、UV
層およびオーバーコートを塗布することによって作製し
た。各個々の層の成分は以下に記載する。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【化1】
【0039】
【化2】
【0040】
【化3】
【0041】米国特許第5,856,051号に記載さ
れるような、本発明の融合性耐水性でないオーバーコー
トを、この写真要素上に塗布した。次いで、この写真要
素に写真画像を形成させ、写真処理して、画像を現像し
た。画像形成された要素を乾燥した後、その少なくとも
一個のローラーが320°Fの温度に加熱され、1.0
インチ/秒の速度に設定されたローラー間で融合した。
【0042】次に、この要素を、前述したような、試験
1および試験2の両者を用いての耐水性テスト、並びに
乾燥耐摩耗性テストに付した。写真要素は、Ponce
auRed色素の汚染のため完全に赤に変り、その計算
値の耐水性%は2%であった。水の接触角は69°であ
った。乾燥耐摩耗性はランク6であった。
【0043】サンプルNo.2(耐摩耗性に劣る耐水性オ
ーバーコートの比較例)の作製 米国特許第5,856,051号明細書に記載されるよ
うに、(耐水性融合性)疎水性ポリマーは、55℃を超
えかつ200℃未満の溶融温度を有するいかなる疎水性
のポリマーまたはコポリマーであってもよい。これらの
タイプの疎水性ポリマーには、ポリオレフィン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、高密度ポリエチレン、酸化ポ
リエチレン、エチレンアクリル酸コポリマー、ミクロク
リスタリンワックス、パラフィン、およびカルナウバ蝋
のような天然ワックス、およびChemical Co
rporation of America(Chem
cor)社、Michelman社、Shamrock
Technologies社、Daniel Pro
ducts社およびSC Johnsonのような会社
製の、しかしこれらの会社に限られない会社製の、合成
ワックスの水性あるいは非水性の分散液であって、市販
されているもののような、サブミクロン(0.01〜1
ミクロン)のワックス粒子の分散液が含まれる。この分
散液には、また、ポリエチレングリコールのような分散
助剤が含まれてもよい。
【0044】米国特許第5,856,051号明細書に
記載される先行技術の再現である、サンプルNo.2を、
オーバーコートの120mg/ft2 のゼラチンを40mg/
ft2のゼラチンと160mg/ft2 のJonwax 26
ポリエチレンエマルジョン(粒度50nmでTm=130
℃であり、SC Jhonsonより25%固体の水性
分散体として入手可能)に代えた点を除いて、全ての層
をサンプル1と同様にして作製した。その(水透過性)
ゼラチンバインダー成分には、ゼラチン代替物として、
石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンおよび改質ゼラチン
または合成ポリマーが含まれてよい。硬膜液、展着剤、
電荷制御剤、殺生剤、滑剤を含む、その他の添加剤が含
まれてもよい。
【0045】次いで、この写真要素に写真画像を形成
し、写真処理に付して画像を現像した。画像形成された
要素を乾燥した後、それを、少なくとも1個のローラー
が320°Fの温度に加熱され、1.0インチ/秒のス
ピードに設定した加熱ローラー間で融合した。その後、
サンプルNo.1の場合に用いたように、耐水性および乾
燥耐摩耗性に関してテストした。Ponceau Re
d色素を塗布したものからは、赤色は全く得られず、計
算値の耐水性%は95%で、水接触角は88°であり、
良好な耐水性を示した。乾燥耐摩耗性は、ランク2であ
り、良好な性能を示した。
【0046】サンプルNo.3(本発明の実施例)の作製 サンプルNo.3を、付加的な層(第2のオーバーコー
ト)をオーバーコート(支持体から最も離れている)の
上部に塗布したことを除いて、サンプルNo.2と同様に
作製した。この第2のオーバーコートは、25mg/ft2
のSnowtexUP(日産化学から入手可能の、粒度
5〜20nm幅で40〜300nm長のコロイド状シリ
カ)、5mg/ft2 のゼラチン、5mg/ft2 のJonwa
x 26からなる。
【0047】次いで、写真要素に写真画像を形成し、写
真処理して画像を現像した。画像形成された要素を乾燥
した後、少なくとも1個のローラーが320°Fの温度
に加熱され、1.0インチ/秒の速度に設定したローラ
ー間でそれを融合した。その後、要素を、試験1および
試験2の両者を用いて、耐水性に関してテストした。P
onceau Red色素を塗布したものからは全く赤
色は得られず、計算値の耐水性%は95%で、水の接触
角は89°であった。乾燥耐摩耗性は、Dmax領域で
ランク7であり、第2のオーバーコートのない対照サン
プルNo.2よりも実質的に大きかった。
【0048】サンプルNo.4〜18(本発明の実施例)
の作製 サンプルNo.4〜No.18を、乳剤層側の最外層の組成
を変えて、サンプルNo.3と同様に作製した。これらは
表1に列記する。
【0049】次いで、写真要素に写真画像を形成し、写
真処理して画像を現像した。画像形成された要素を乾燥
した後、少なくとも1個のローラーが320°Fの温度
に加熱され、1.0インチ/秒の速度に設定したローラ
ー間でそれを融合した。その後、要素を、試験1および
2の両者を用いて耐水性を、そして耐摩耗性に関してテ
ストした。結果を表1に示す。
【0050】サンプルNo.19〜20(本発明の実施
例)の作製 サンプル19および20を、第1のオーバーコートが1
60mg/ft2 に代えて120mg/ft2 のJohnwax
26ポリエチレン乳濁液からなるようにしたことを除
いて、サンプルNo.3と同様に作製した。この第1のオ
ーバーコート上に、第2のオーバーコートがサンプルN
o.3の場合のように支持体から最も離れたところにあ
り、そして表1に列記された成分および量からなるよう
に第2のオーバーコートを塗布した。
【0051】次いで、写真要素に写真画像を形成し、写
真処理して画像を現像した。画像形成された要素を乾燥
した後、少なくとも1個のローラーが320°Fの温度
に加熱され、1インチ/秒の速度に設定したローラー間
でそれを融合した。その後、要素を、試験1および2を
用いて耐水性を、そして耐摩耗性に関してテストした。
結果を表1に示す。
【0052】サンプルNo.21〜23(本発明の実施
例)の作製 サンプル21〜23を、第1のオーバーコートが160
mg/ft2 に代えて120mg/ft2 のJohnwax 2
6ポリエチレン乳濁液からなるようにしたことを除い
て、サンプルNo.3と同様に作製した。この第1のオー
バーコート上に、第2のオーバーコートがその最外層の
組成を変えてサンプル3の場合に記載されるように支持
体から最も離れていて、表1に列記される成分および量
からなるように、第2のオーバーコートを塗布した。こ
の第2のオーバーコートには、ゼラチンおよびJohn
wax 26を全く加えなかった。
【0053】次いで、写真要素に写真画像を形成し、写
真処理して画像を現像した。画像形成された要素を乾燥
した後、少なくとも1個のローラーが320°Fの温度
に加熱され、1.0インチ/秒の速度に設定したローラ
ー間でそれを融合した。その後、要素を、試験1を用い
て耐水性を、そして耐摩耗性に関してテストした。結果
を表1に示す。
【0054】
【表3】
【0055】
【表4】
【0056】表1に示されるように、本発明の新規な構
造(サンプルNo.3〜23に説明される)は、融合した
後に耐水性並びに耐摩耗性を示している。これは、明ら
かに、満足する耐摩耗特性を示さない対照サンプルNo.
2に優る改善を示している。
【0057】実施例2 サンプルNo.24〜31(本発明の実施例)の作製 対照サンプルNo.2を作製し(前記の作製を参照のこ
と)、次いで写真画像を形成して、写真処理に付し画像
を現像した。サンプルNo.24〜31を、第2のオーバ
ーコートが実施例1に記載されるように支持体から最も
離れていて、表2に列記される成分および量からなるよ
うに、サンプルNo.2上に第2のオーバーコートを塗布
することによって作製した。その後、全部の要素を乾燥
し、少なくとも1個のローラーが311°Fの温度に加
熱され、0.43インチ/秒の速度に設定したローラー
間でそれを融合した。
【0058】第2のオーバーコートを写真処理の前に塗
布したサンプルNo.3〜サンプルNo.23と比較させ
て、サンプルNo.24〜31の第2のオーバーコート
は、写真処理の後に塗布した。その後、要素を、試験1
および2の両者を用いて耐水性を、そして耐摩耗性をテ
ストした。結果を表2に示す。
【0059】
【表5】
【0060】実施例1および実施例2で説明したよう
に、本発明の新規な構造を作製するには少なくとも二つ
の方法がある。サンプルNo.2に比して、各サンプルと
も、作製方法とは無関係に、耐水性を維持したままで、
改善した耐摩耗性を与えている。
【0061】実施例3 サンプルNo.32〜37(本発明の実施例)の作製 対照サンプルNo.2を作製し(前記の製法を参照のこ
と)、次いで写真画像を形成し、写真処理して画像を現
像した。このサンプルNo.2上に、第2のオーバーコー
トが実施例1に記載されるように支持体から最も離れて
いて、表3に列記されるような成分および量となるよう
に、第2のオーバーコートを塗布した。その後、全部の
要素を乾燥し、少なくとも1個のローラーが311°F
の温度に加熱され、0.43インチ/秒の速度に設定し
たローラー間でそれを融合した。
【0062】実施例2に記載されるサンプルに比して、
第2のオーバーコート中に1種以上耐摩耗性粒子または
少量のゼラチンを有するサンプルNo.32〜37を作製
した。その後、この要素を、試験1およびの両者を用い
て耐水性を、そして耐摩耗性をテストした。結果を表3
に示す。
【0063】
【表6】
【0064】表3に示されるように、第2のオーバーコ
ート層中に1種以上の耐摩耗性粒子を併用したものは、
単一種の耐摩耗性粒子のみを用いたものと同じ好ましい
耐水性および耐摩耗性を付与できる。また、少量のゼラ
チンは、融合後の耐水性に悪影響を与えることのない第
2のオーバーコート層内のバインダーとして使用するこ
とが可能である。
【0065】実施例4 対照サンプルNo.38〜41(比較例)の作製 サンプルNo.38〜41を、オーバーコート組成物を変
えたことを除いて、実施例2と同様に作成した。これら
のサンプルには、第2のオーバーコートを塗布しなかっ
た。これらのサンプルの組成を、表4に記載する。
【0066】
【表7】
【0067】耐摩耗性粒子を融合性のオーバーコートの
上面の別個の層に塗布した本発明のサンプル(No.3〜
No.37)に比して、サンプルNo.38〜41は、融合
性のワックス粒子をもつ層と同じ層内に塗布した耐摩耗
性粒子を有していた。これらのサンプルに画像を形成
し、写真処理し、融合して、実施例1,2および3に記
載したようにテストした。前記両者の耐水性および耐摩
耗性に関して、サンプルNo.2と同様に実施したサンプ
ルNo.38〜41の結果を示す。耐摩耗性粒子の追加に
よって、顕著な改善は何ら観察されなかった。
【0068】米国特許第5,856,051号明細書に
記載される耐水性の保護オーバーコートは、パッケージ
の融合後の写真要素に良好な耐水性を与える。しかし、
その良好な耐水性を付与するのに必要である成分の特性
のため、このオーバーコートは、柔軟で摩耗や引掻きき
ずによりひどく損傷し易い。この耐水性のオーバーコー
トに硬質の粒子成分を直接加えると、対照例に示される
ように、僅かだけ耐引掻ききず性が向上する。硬質の耐
摩耗性粒子がオーバーコート層に導入されるときには、
層の全体にわたってそれらが均一に分散されると考えら
れている。融合すると耐水性は得られるが、耐摩耗性に
関して最も効果的である表面に十分な粒子が存在しな
い。高い配合量の硬質粒子を、耐摩耗性を向上したいオ
ーバーコートの配合に加えると、他の所望しない問題が
発生する。このような問題には、現像スピードのロスや
融合性の欠損が含まれる。しかし、その硬質成分を上方
の表面部の近くに集中することが確保できれば、融合性
ワックス粒子や透水性バインダーに比して、その相対量
で最小にすることが可能となり、また、オーバーコート
の耐摩耗性を有意に効果的に向上させることが可能であ
る。
【0069】実施例5 対照サンプルNo.42(耐水性が悪い比較例)の作製 対照サンプルNo.1を作製し(前記の製法を参照のこ
と)、次いで、写真画像を形成し、写真処理して画像を
現像した。サンプルNo.42を、サンプルNo.1上に、
第2のオーバーコートが、支持体から最も離れていて、
20mg/ft2 のAR−2を含むように、第2のオーバー
コートを塗布することによって作製した。次いで、全部
の要素を乾燥し、少なくとも1個のローラーが320°
Fの温度に加熱され、0.43インチ/秒の速度に設定
したローラー間でそれを融合した。
【0070】その後、要素を、サンプルNo.1で使用し
たようにして、耐水性および耐摩耗性に関してテストし
た。Ponceau Red色素を塗布した結果、全体
が赤色色素で汚染し、計算値の耐水性%は63%であ
り、悪い耐水性を示した。乾燥耐摩耗性はランク8を与
え、良好な耐摩耗性を示した。
【0071】疎水性ポリマーを含むオーバーコートと耐
摩耗性粒子を含むオーバーコートの両者を有するサンプ
ルNo.3〜37に比較して、対照サンプルNo.42のオ
ーバーコートに対して疎水性ポリマーを加えなかった
が、その結果は悪い耐水性であった。このことは、疎水
性ポリマーを含むオーバーコートと耐摩耗性粒子を含む
第2のオーバーコートの両者が本発明の場合に必要であ
ることを明らかにしている。
【0072】実施例6 対照サンプルNo.43(耐水性が悪い比較例)の作製 サンプルNo.43を、写真印画紙の支持体上に、青感光
層、中間層、緑感光層、UV層、赤感光層、UV層およ
びオーバーコートを順に塗布することによって作製し
た。それぞれの各層は以下に記載される。
【0073】青感性乳剤(Blue EM−1):高濃
度ハロゲン化銀乳剤を、グルタリルジアミノフェニルジ
スルフィド、ゼラチン解膠剤およびチオエーテル熟成剤
を含む十分に撹拌した反応器中に、略等モルの硝酸銀と
塩化ナトリウム溶液を添加することによって沈殿させ
る。セシウムペンタクロロニトロシルオスメート(II)
ドーパントを、ほとんどのものが沈殿するハロゲン化銀
の粒子成長時に添加し、次いで、追加のカリウムヘキサ
シアノルテネート(II)、カリウム(5−メチルチアゾ
ール)−ペンタクロロイリデート、少量のKI溶液およ
びドーパントを含まない穀粒を加える。得られる乳剤に
は、端部長0.6μmを有する立方体形状の粒子が含ま
れる。乳剤には、更にコロイド状懸濁液の硫酸第一金を
加えて最適に増感し、その間に青増感色素のBSD−
4、カリウムヘキサクロロイリデート、Lippman
臭化物および1−(3−アセトアミドフェニル)−5−
メルカプトテトラゾールを添加して、60℃までランプ
加熱する。
【0074】緑感性乳剤(Green EM−1):高
濃度ハロゲン化銀乳剤を、ゼラチン解膠剤およびチオエ
ーテル熟成剤を含む十分に撹拌した反応器中に、略等モ
ルの硝酸銀と塩化ナトリウム溶液を添加することによっ
て沈殿させる。セシウムペンタクロロニトロシルオスメ
ート(II)ドーパントを、ほとんどのものが沈殿するハ
ロゲン化銀の粒子成長時に添加し、次いで、追加のカリ
ウム(5−メチルチアゾール)−ペンタクロロイリデー
トを加える。得られる乳剤には、端部長0.3μmの立
方体形状の粒子が含まれる。乳剤には、グルタリルジア
ミノフェニルジスルフィド、コロイド状懸濁液の硫酸第
一金を加えて最適に増感し、その間に、カリウムヘキサ
クロロイリデートをドープしたLippman臭化物、
緑増感色素のGSD−1の液晶懸濁液、および1−(3
−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテトラゾー
ルを加えて、55℃までランプ加熱する。
【0075】赤感性乳剤(Red EM−1):高濃度
ハロゲン化銀乳剤を、ゼラチン解膠剤およびチオエーテ
ル熟成剤を含む十分に撹拌した反応器中に、略等モルの
硝酸銀と塩化ナトリウムを添加することによって沈殿さ
せる。ハロゲン化銀粒子の成長の間に、カリウムヘキサ
シアノルテネート(II)およびカリウム(5−メチルチ
アゾール)−ペンタクロロイリデートを添加する。得ら
れる乳剤には、端部長0.4μmの立方体形状の粒子が
含まれる。乳剤は、追加のグルタリルジアミノフェニル
ジスルフィド、ナトリウムチオスルフェート、トリカリ
ウムビス{2−〔3−(2−スルホベンズアミド)フェ
ニル〕−メルカプトテトラゾール}金(I)を加えて最
適に増感し、その間に1−(3−アセトアミドフェニ
ル)−5−メルカプトテトラゾール、カリウムヘキサク
ロロイリデート、および臭化カリウムを加えて、64℃
までランプ加熱する。次いで乳剤を40℃に冷却し、pH
を6.0に調節して、赤増感色素RSD−1を添加す
る。
【0076】カプラー分散液を、当該技術分野で周知の
方法によって乳化して、以下の層を以下の支持体上に塗
布した。以下の感光性ハロゲン化銀画像形成層を用い
て、本発明の写真印画紙材料を調製した。以下の画像形
成層をカーテン塗布を用いて塗布した。
【0077】
【表8】
【0078】
【表9】
【0079】
【化4】
【0080】
【化5】
【0081】
【化6】
【0082】米国特許第5,856,051号明細書に
記載されるような、本発明の融合性、耐水性でないオー
バーコートを、この写真要素上に塗布した。次いで、写
真要素に写真画像を形成し、写真処理して画像を現像し
た。画像形成された要素を乾燥した後、少なくとも1個
のローラーが320°Fに加熱され、0.43インチ/
秒の速度に設定されたローラー間でそれを融合した。
【0083】その後、要素を、前記したように、耐水性
および乾燥耐摩耗性に関してテストした。写真要素は、
Ponceau Red色素の汚染により完全に変色
し、悪い耐水性を示した。乾燥耐摩耗性はランク9を与
えた。
【0084】サンプルNo.44(悪い耐摩耗性を有する
耐水性オーバーコートの比較例)の作製 米国特許第5,856,051号明細書に記載される先
行技術の再現である、サンプルNo.44を、追加の16
0mg/ft2 のJonwax 26、ポリエチレン乳濁液
(粒度は50nmで、Tm=130℃であり、SC Jh
onson社より25%固体の水性分散液として入手可
能である)および40mg/ft2 のゼラチンを最外層とし
て加えたことを除いて、全ての層においてサンプルNo.
43と同様にして作製した。(透水性の)ゼラチンバイ
ンダー成分には、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチンお
よび改質ゼラチン、あるいはゼラチン代替物としての合
成ポリマーが含まれる。硬膜液、展着剤、電荷制御剤、
殺生剤、滑剤を含むその他の添加剤が含まれてもよい。
【0085】この乾燥した、画像形成し、そして写真処
理したサンプルを、少なくとも1個のローラーが320
°Fの温度に加熱され、0.43インチ/秒の速度に設
定した加熱ローラー間で融合した。その後、この要素
を、サンプルNo.43の場合に用いたように、耐水性お
よび乾燥耐摩耗性に係るテストを行った。Poncea
u Red色素の塗布からは全く赤色が得られず、良好
な耐水性を示した。乾燥耐摩耗性は、ランク2を与え、
悪い性能を示した。
【0086】サンプルNo.45(本発明の実施例)の作
製 サンプルNo.45を、付加的な層(第2のオーバーコー
ト)をオーバーコート(支持体から最も離れている)の
上面に塗布したことを除いて、サンプルNo.44と同様
にして作製した。この第2のオーバーコートは20mg/
ft2 のAR−3からなる。
【0087】この乾燥した、画像形成し、そして写真処
理したサンプルを、少なくとも1個のローラーが320
°Fの温度に加熱され、0.43インチ/秒の速度に設
定した加熱ローラー間で融合した。その後、この要素
を、耐水性および耐摩耗性に関してテストした。Pon
ceau Red色素の塗布からは全く赤色が得られ
ず、良好な耐水性を示した。乾燥耐摩耗性は、Dmax
域にランク8を与え、第2のオーバーコートをもたない
対照サンプルNo.44よりも実質的に大きかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウェイ−リン ヤウ アメリカ合衆国,ニューヨーク 14625, ロチェスター,ウェストフィールド コモ ンズ 45 (72)発明者 リンダ エム.フランクリン アメリカ合衆国,ニューヨーク 14624, ロチェスター,サマー ポンド ウェイ 13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一層のハロゲン化銀感光乳剤
    層を有する写真要素を供給すること、 平均粒度0.01〜1ミクロン、溶融温度55〜200
    ℃を有する疎水性ポリマー粒子30〜95重量%とゼラ
    チン5〜70重量%を含む第1の塗膜を塗布して、少な
    くとも一層のハロゲン化銀感光乳剤層上に第1の層を形
    成すること、 平均粒度0.01〜1ミクロンを有する耐摩耗性粒子を
    含む第2の塗膜を塗布して、第1の層上に第2の層を形
    成すること、 少なくとも一層のハロゲン化銀感光乳剤層を現像して、
    画像形成された写真要素を与えること、そして、 第1および第2の層を融合して、保護オーバーコートを
    形成すること、を含んでなる工程によって形成される保
    護オーバーコートを有する画像形成された写真要素。
  2. 【請求項2】 前記融合が、加熱を含む、請求項1に記
    載の画像形成された写真要素。
  3. 【請求項3】 前記融合が加熱および加圧を含む、請求
    項1に記載の画像形成された写真要素。
  4. 【請求項4】 前記画像形成された写真要素が透明の支
    持体上の写真画像である、請求項1に記載の画像形成さ
    れた写真要素。
  5. 【請求項5】 前記画像形成された写真要素が反射性支
    持体上の写真画像である、請求項1に記載の画像形成さ
    れた写真要素。
  6. 【請求項6】 支持体、 支持体の片面上に積層された少なくとも一層のハロゲン
    化銀感光乳剤層、 少なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層上にある、平均粒
    度0.01〜1.0ミクロン、融点55〜200℃を有
    する疎水性ポリマー粒子30〜95重量%とゼラチン5
    〜70重量%を含む第1の層、 第1の層上にある、平均粒度0.01〜1ミクロンを有
    する耐摩耗性粒子を含む第2の層、を含んでなる写真要
    素。
  7. 【請求項7】 前記疎水性ポリマー粒子の平均粒度が
    0.01〜0.5ミクロンである、請求項6に記載の写
    真要素。
  8. 【請求項8】 前記第1の層が更に水溶性ポリマー材料
    を5〜45重量%含み、この水溶性ポリマー材料が、ポ
    リアクリルアミド、ポリメタクリルアミド、ポリ(アク
    リル酸)、ポリ(メタクリル酸)、ポリ(エチレンオキ
    シド)、ポリ(オキシメチレン)、ポリ(ビニルアルコ
    ール)、ポリビニルアミン、ポリビニルピロリドン、ポ
    リ(ビニルピリジン)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ
    (エチレングリコールメタクリレート)、ポリ(ヒドロ
    キシエチルメタクリレート)、ポリ(ビニルメチルエー
    テル)、ポリ(スチレンスルホン酸)、ポリ(エチレン
    スルホン酸)、ポリ(ビニルホスホン酸)およびポリ
    (マレイン酸)からなる群より選ばれる、請求項6に記
    載の写真要素。
  9. 【請求項9】 前記水溶性ポリマー材料が1,000〜
    200,000の分子量を有する、請求項6に記載の写
    真要素。
  10. 【請求項10】 前記疎水性ポリマー粒子が、ポリオレ
    フィン、ポリプロピレン、ポリエチレン、エチレンアク
    リル酸コポリマー、マイクロクリスタリンワックス、パ
    ラフィン、および天然ワックスからなる群より選ばれる
    ポリマーを含む、請求項6に記載の写真要素。
  11. 【請求項11】 反射性支持体が、 紙基材、および前記紙基材の第1の面と前記少なくとも
    一層のハロゲン化銀層間にある二軸延伸ポリオレフィン
    シートの層、を含む、請求項1に記載の画像形成された
    写真要素。
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