JP2000338731A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000338731A
JP2000338731A JP11150493A JP15049399A JP2000338731A JP 2000338731 A JP2000338731 A JP 2000338731A JP 11150493 A JP11150493 A JP 11150493A JP 15049399 A JP15049399 A JP 15049399A JP 2000338731 A JP2000338731 A JP 2000338731A
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sensor
image forming
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forming apparatus
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JP11150493A
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Noboru Kususe
登 楠瀬
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、自動濃度調整を行っても部分的
に画像濃度が暗いままだったり文字がとんでしまったり
するという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、原稿台上の原稿の地肌濃度
を測定するセンサ33と、このセンサ33の出力値によ
り予め記憶手段に記憶されている式で画像形成条件の制
御量を求め、この制御量により画像形成条件を制御して
画像濃度を調整するADS手段32とを有する画像形成
装置において、センサ33として複数のセンサを有し、
この複数のセンサの出力値により画像濃度制御を行うも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像濃度を調整する
ADS手段を有する複写機、ファクシミリなどの画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えばアナログ複写機で
は、一般に原稿台上にセットされた任意の原稿を露光用
光源により照明してその反射光をミラー、レンズ等の光
学系を介して感光体に結像すると同時に、露光用光源及
び可動光学系からなるスキャナの移動により原稿を走査
して原稿画像の露光を行っている。上記感光体は、感光
体ドラムや感光体ベルトなどが用いられ、帯電装置によ
り均一に帯電された後に上記原稿画像の露光により静電
潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置により現
像されてトナー像となり、転写装置により転写紙に転写
されて定着装置により定着される。現像装置は現像バイ
アス電源から現像バイアス電位が印加される。
【0003】このような画像形成装置において、各種原
稿(色付きの地肌を有する原稿、新聞紙、黄ばんだ原稿
等)に対して常に地肌の抜けた画像形成物を得る装置と
して、露光時の原稿からの反射光量と、基準となる基準
濃度パターンからの反射光量とをセンサにより検出して
これらを比較し、この比較結果を現像バイアス電位にフ
ィードバックする装置が知られている。
【0004】また、画像形成装置には、基準濃度パター
ンからの反射光量を光学系を介してセンサで検出し、露
光用光源の劣化による光量の低下、ミラー,レンズ等の
汚れに伴う露光量の低下や感光体の経時感度低下に対し
て露光用光源の発光量を増すことで補正する方式を用い
る装置がある。この装置では、同一原稿であってもその
反射光量が変化してセンサの検出出力が異なってしまう
という不具合を解消するために基準濃度パターンを設け
ている。また、画像形成装置には、基準濃度パターンは
原稿台上に設けることが望ましい。
【0005】また、画像形成装置において、原稿台上の
原稿の地肌濃度を自動濃度調整用センサ(以下ADSセ
ンサと呼ぶ)により測定してこのADSセンサの出力に
より現像バイアス電位へのフィードバック量を決め、か
つ基準濃度パターンに対する感光体上の静電潜像電位を
電位センサで測定して、この電位センサの出力を現像バ
イアス電位へフィードバックする現像バイアス制御方式
がある。
【0006】その他に、原稿濃度検出センサの出力と基
準値とを演算し、その結果により画像形成手段を制御す
る画像形成装置、原稿濃度検出センサの出力により光量
及びプロセス手段を制御する像形成装置、白色原稿の反
射光量を記憶し、実際の原稿の反射光量と前記記憶した
反射光量との比較によりコピー形成条件を変化させる電
子複写機の画像調整方法、標準白色板からの反射光量を
記憶し、実際の原稿濃度を補正する複写機における画像
濃度調整方法などが公知である。
【0007】特開平8−286443号公報には、原稿
台上の原稿の地肌濃度を測定するセンサと、y=−a
(x−b)+Kなる式を予め記憶する第1の記憶手段
と、基準原稿地肌濃度に対する前記センサの出力値b及
び定数a,Kを記憶する第2の記憶手段と、前記原稿台
上の任意の原稿に対する前記センサの出力値xと,前記
第2の記憶手段に記憶されたb,a,K及び前記第1の
記憶手段に記憶されたy=−a(x−b)+Kなる式で
画像形成条件の制御量yを求め、この制御量yにより画
像形成条件を制御して画像濃度を調整するADS手段と
を有する画像形成装置において、前記原稿台上に置かれ
た基準となる濃度を有する基準濃度原稿に対する前記セ
ンサの出力値x0と、前記第2の記憶手段に記憶された
a,bからΔy=−a(x0-b)なる式で補正項Δyを
演算し、前記定数KをΔyに補正することにより、前記
y=−a(x−b)+Kをy=−a(x−b)−Δyに
補正する制御手段を備えたことを特徴とするADS制御
装置が記載されている。
【0008】通常の画像形成装置では、原稿の地肌濃度
を測定するADSセンサが1個のみであり、このADS
センサは原稿台の原稿セット基準がセンタ基準の場合、
最大原稿サイズのほぼ中央付近で原稿の地肌濃度を測定
するような位置に設置されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】通常の画像形成装置で
は、ハロゲンランプ等の露光用光源のフィラメントの伸
びや黒化による露光量の低下、加湿器などによるミラ
ー、レンズへの異物の付着による反射率・透過率の低下
などが起こって原稿面照度ムラが発生した場合、原稿の
照度を均一にするために、露光用光源の発光量を増やす
ようにする。しかし、上記のような原稿面照度ムラは、
原稿面全体の露光量に影響を与えるものではなく、むし
ろ部分的に露光量の異常が見られる場合が多い。つま
り、原稿面照度ムラにより露光用光源の発光量を増やし
て画像濃度を明るめにしたにもかかわらず、部分的には
画像濃度が暗いままだったり、自動濃度調整が暗い部分
の補正を行うことにより必要以上の露光用光源発光量の
補正を行って文字がとんでしまったりするという不具合
が起こる。これは、網点やオレンジ色を含む原稿で顕著
である。
【0010】請求項1に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0011】請求項2に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができる画像形成装置を提供すること
を目的とする。
【0012】請求項3に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができ、全ての原稿サイズに対応でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0013】請求項4に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができ、全ての原稿サイズに対応でき
る画像形成装置を提供することを目的とする。
【0014】請求項5に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができ、露光用光源の寿命を延ばすこ
とが可能となる画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0015】請求項6に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができ、メンテナンスの時期がわかっ
て機械を常に良好な状態に保つことができ、ユーザが満
足する画像を得ることができる画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】請求項7に係る発明は、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができ、メンテナンスできないことに
よる機械のダウンタイムを短くできる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、原稿台上の原稿の地肌濃度
を測定するセンサと、このセンサの出力値により予め記
憶手段に記憶されている式で画像形成条件の制御量を求
め、この制御量により画像形成条件を制御して画像濃度
を調整するADS手段とを有する画像形成装置におい
て、前記センサとして複数のセンサを有し、この複数の
センサの出力値により画像濃度制御を行うものである。
【0018】請求項2に係る発明は、原稿台上の原稿の
地肌濃度を測定するセンサと、このセンサの出力値によ
り予め記憶手段に記憶されている式で画像形成条件の制
御量を求め、この制御量により画像形成条件を制御して
画像濃度を調整するADS手段とを有する画像形成装置
において、前記センサが可動なセンサからなり、このセ
ンサの複数箇所での出力値により画像濃度制御を行うも
のである。
【0019】請求項3に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記原稿台の原稿セット基
準がセンタ基準の場合、前記センサは原稿の地肌濃度を
測定する複数箇所のうち少なくとも1箇所は最大原稿サ
イズの中央近傍とするものである。
【0020】請求項4に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記原稿台の原稿セット基
準が片側奥側基準の場合、前記センサは原稿の地肌濃度
を測定する複数箇所のうち少なくとも1箇所は最小原稿
サイズの中央と、基準となる端部とは逆側の端部との間
とするものである。
【0021】請求項5に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記センサの測定した最大
値と最小値との差が予め設定した値を越えない場合には
前記センサの測定した値の平均値を前記センサの出力値
として画像濃度制御を行うものである。
【0022】請求項6に係る発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置において、前記センサの測定した最大
値と最小値の差が予め設定した値を越えた場合には所定
の不具合が発生した旨を知らせる手段を有するものであ
る。
【0023】請求項7に係る発明は、請求項6記載の画
像形成装置において、前記センサの測定した最大値と最
小値の差が予め設定した値を越えた場合には所定の不具
合が発生した旨を知らせるメッセージが解除された後に
再度前記センサによる測定を行い、前記センサの測定し
た最大値と最小値の差が予め設定した値を越えなくなっ
た場合には前記センサの測定した値の平均値を前記セン
サの出力値とし、前記センサの測定した最大値と最小値
の差が予め設定した値を越えた場合には前記センサの測
定した最大値を前記センサの出力値として画像濃度制御
を行うものである。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施形態を
示す。この第1の実施形態は、請求項1、3、5〜7に
係る発明一実施形態であり、ADS制御装置を有するア
ナログ複写機からなる画像形成装置の一例である。この
実施形態では、感光体からなる像担持体21は、例えば
感光体ドラムが用いられ、複写動作時にはモータからな
る駆動部により回転駆動されて帯電用チャージャからな
る帯電手段22により均一に帯電された後に露光手段に
よる原稿画像の露光で静電潜像が形成される。
【0025】感光体ドラム21上の静電潜像は現像装置
24により現像されてトナー像となり、一方、給紙装置
から転写材として例えば転写紙が給送される。この転写
紙は、感光体ドラム21上のトナー像が転写用チャージ
ャからなる転写手段25により転写されて分離用チャー
ジャからなる分離手段26により感光体ドラム21から
分離され、図示しない定着装置によりトナー像が定着さ
れて外部へコピーとして排出される。
【0026】また、感光体ドラム21は、転写紙分離後
にクリーニング装置27によりクリーニングされて残留
トナーが除去され、除電器28により除電されて次の複
写動作に備える。現像装置24は、現像バイアス電源2
9から現像バイアス電位が印加される。電位センサ30
は感光体ドラム21の表面電位を露光位置と現像位置と
の間で測定し、フォトセンサからなる濃度検知手段31
は感光体ドラム21の地肌濃度及びトナー像濃度を光学
的に測定する。制御手段としてのメイン制御板32は電
位センサ30の出力値とADSセンサ33の出力値によ
り現像バイアス電源29を制御して現像バイアス電位を
制御する。
【0027】上記露光手段においては、図3に示すよう
に原稿台34上にセットされた任意の原稿35が露光用
光源36により照明されてその反射光が所定の光学系を
介して感光体ドラム21上に結像されると同時に、露光
用光源及び可動光学系(上記光学系の一部)からなる光
学テーブル(スキャナ)の移動により原稿台34上の原
稿35を走査して原稿画像の露光を行う。
【0028】ADSセンサ33は、露光用光源36と一
体に設けられて一緒に移動し、露光用光源36から原稿
台34上の原稿35に照射されて原稿35により反射さ
れた光を受光して光電変換する。メイン制御板32はA
DS手段及び現像バイアス制御装置を構成し、ADS手
段は原稿に対するADSセンサ33の出力値により現像
バイアスフィードバック量VB(ADS)を決める。現像バイ
アス制御装置は、感光体ドラム21上に基準濃度パター
ン47の露光手段による露光で形成された静電潜像の電
位に対する電位センサ30の出力値により現像バイアス
電位VBLを決め、現像装置24の現像バイアス電位VB
をVB=VBL+VB(ADS)に制御する。
【0029】図2は本実施形態における自動濃度調整装
置のシステム構成を示す。メイン制御板32は複写プロ
グラムを実行するマイクロCPU37、バス38、読み
出し専用メモリ(ROM)39、読み書き両用メモリ
(RAM)40、入出力ポート41を用いて構成され、
ROM39、RAM40及び入出力ポート41はバス3
8を通してマイクロCPU37に接続されている。AD
Sセンサ33の出力値は入力部42より入出力ポート4
1に入力され、電位センサ30の出力値は入力部43よ
り入出力ポート41に入力される。
【0030】現像バイアス制御信号は入出力ポート41
から現像バイアス制御部44へ出力され、現像バイアス
制御部44は現像バイアス電源29を制御して現像バイ
アス電位を制御する。操作表示手段としての操作表示パ
ネル45は入出力ポート44に接続され、本複写機の各
部は入出力ポート44に接続されて入出力ポート44か
らの制御信号により制御される。RAM43は不揮発性
を有する。
【0031】図7は露光用光源36から発せられた光が
基準濃度パターン47に反射してADSセンサ33に到
達するまでの光路を示す。露光用光源36から発せられ
た光は直接に又は間接に(リフレクタ4で反射された後
に)基準濃度パターン47に照射され、その反射光は第
1ミラー1、第2ミラー2、第3ミラー3で反射されて
ADSセンサ33に入射する。
【0032】図8に示すように、ADSセンサ33は、
複数のADSセンサ、例えば2個のADSセンサ3
31、332からなるが、3個以上のADSセンサであっ
てもよい。本実施形態は、原稿台34の原稿セット基準
がセンタ基準であり、原稿は主走査方向と平行な一端
(左端)及び主走査方向センタが左スケール6及び原稿
台34の主走査方向センタ(左スケール6のセンタ)に
合わせてセットされる。左スケール6及び奥側スケール
7は原稿台34の左端及び奥側端に設けられている。
【0033】ADSセンサ331は原稿台34上にセッ
トされた原稿の主走査方向センタ(左スケール6の中
央)近傍の濃度を測定するように配置され、ADSセン
サ33 2は原稿台34上にセットされた最大原稿サイズ
の原稿の端部近傍の濃度を測定するように配置される。
基準濃度パターン47は、1枚で足りない場合には新た
に1枚追加するか幅を広く設ける。
【0034】図4は本実施形態における自動濃度調整装
置に関する制御の流れを示すフローチャートである。露
光用光源36及びADSセンサ33が図5に示す如く原
稿台34の端部に設けられている基準濃度パターン47
と対向している状態でメインスイッチがオンされて電源
が投入されると(S1)、ROM39に格納されている
ストアードプログラムが起動され、マイクロCPU37
は一連のプロセス制御の初期設定を行う(S2)。すな
わち、マイクロCPU37は、電位センサ30の校正を
行い、定着装置の定着温度が160℃以上に立ち上がっ
てから感光体ドラム21の地肌濃度に対するフォトセン
サ(Pセンサ)31の出力値VSGを調整する。
【0035】次に、マイクロCPU37は、露光用光源
36の出力光量を検知するための調光センサ及びゲイン
の調整を行い、感光体ドラム21の残留電位(イレーサ
23による除電後の表面電位)Vrに対する電位センサ
30の出力値を読み込み、帯電用チャージャ22の帯電
出力及び露光量(露光用光源の電圧)を調整する。次
に、マイクロCPU37は、感光体ドラム21を帯電用
チャージャ22により帯電させてその帯電電位に対する
電位センサ30の出力値を読み込んで現像ポテンシャル
の設定を行う。
【0036】次に、マイクロCPU37は、基準濃度パ
ターン(白パターン)に対するADSセンサ33の出力
値が3.2Vになるように電子ボリウムでADSセンサ
33の出力調整を行ってADSセンサ33の出力値をR
AM40に記憶し(S3)、初期設定を終了する。
【0037】図10は本実施形態における自動濃度調整
装置に関する他の制御の流れを示すフローチャートであ
る。原稿台(コンタクトガラス)34上に図6に示す如
く基準となる濃度を有する基準濃度原稿46がセットさ
れて操作表示パネル45によりADSモードの指定及び
複写動作の開始が指示されると、マイクロCPU37は
操作表示パネル45からの入力信号により上記複写動作
を実行させる。このとき、原稿台34上の基準濃度原稿
46は露光用光源36により照明され、その反射光がA
DSセンサ331、332により受光される。
【0038】マイクロCPU41は、基準濃度原稿46
に対するADSセンサ331、332の出力値を読み込ん
でRAM40に記憶し、このRAM40に記憶したAD
Sセンサ331、332の出力値から最大値maxと最小
値minを見つけて両者の差(max−min)を求
め、この両者の差(max−min)を予め設定した値
aと比較する。aは、任意に設定してもよいが、例えば
本実施形態における濃度の1ノッチに相当する値、或い
は官能評価で濃淡の区別がつく値などを用いる。
【0039】マイクロCPU41は、(max−mi
n)≧aの時には、「コピー画像が一部暗い部分があり
ます。」等のメッセージを操作表示パネル45に表示さ
せる。そして、複写動作はそのまま行われてコピー紙
(コピー)が排紙される。その後、マイクロCPU41
は、「コピーはOKですか?」等のメッセージを操作表
示パネル45に表示させ、オペレータが問題ないと判断
してその旨を操作表示パネル45で入力した場合には、
その入力信号により、上記maxをADSセンサ3
31、332の出力値としてRAM40に記憶させてコピ
ーエンドとする。
【0040】また、マイクロCPU41は、オペレータ
がコピー画像に一部暗い部分があって問題有りと判断し
てその旨を操作表示パネル45で入力した場合には、そ
の入力信号により、「サービスマンコールをしますか
?」等のメッセージを操作表示パネル45に表示させ
る。マイクロCPU41は、オペレータがサービスマン
を呼ぶまでもないと判断してその旨を操作表示パネル4
5で入力した場合には、その入力信号により、上述と同
様に上記maxをADSセンサ331、332の出力値と
してRAM40に記憶させてコピーエンドとする。
【0041】また、マイクロCPU41は、オペレータ
がサービスマンコールをすると判断してその旨を操作表
示パネル45で入力した場合には、その入力信号によ
り、操作表示パネル45に「サービスマンコール」の表
示を行わせ、機械の電源をオフさせる。この状態は機械
の電源がオンされることにより再現され、サービスマン
がミラー、レンズ等の清掃、露光用光源36の交換等を
行ってメンテナンスが終了した後に再度マイクロCPU
41は図4に示す処理からスタートする。
【0042】マイクロCPU41は、メンテナンスが終
了すると、操作表示パネル45に上記メッセージを解除
させる。マイクロCPU41は、上記メッセージを解除
させた後に再度上述のようにADSセンサ331、332
による測定を行わせ、(max−min)≦aとなった
時にはADSセンサ331、332の出力値のバラツキが
小さいと判断し、RAM40に記憶させたADSセンサ
331、332の出力値の平均値を算出してADSセンサ
331、332の出力値としてRAM40に記憶させてコ
ピーエンドとする。
【0043】また、マイクロCPU41は、再び(ma
x−min)≧aとなった時には、maxをADSセン
サ331、332の出力値としてRAM40に記憶させて
コピーエンドとする。なお、「コピー画像が一部暗い部
分があります。」等のメッセージが複写動作の度毎に操
作表示パネル45に表示されるのは煩わしいので、マイ
クロCPU41は、10以上連続複写を行った時毎か、
プロセスコントロールが替わった時毎に(max−mi
n)≧aの場合に「コピー画像が一部暗い部分がありま
す。」等のメッセージを操作表示パネル45に表示させ
る。
【0044】マイクロCPU41は、上述のようにRA
M40に基準濃度原稿46に対するADSセンサ33の
出力値x0を記憶し、このx0により予め記憶手段として
のROM39、RAM40に記憶されている式で画像形
成条件の制御量を求め、この制御量により画像形成条件
を制御して画像濃度を調整する。例えば、マイクロCP
U41は、RAM40に記憶したa,bから Δy=−a(x0−b)・・・(1) なる式で補正項Δyを演算し、この補正項Δyを定数K
としてRAM40に記憶することにより、ROM39に
記憶されている y=−a(x−b)+K・・・(2) なるADS制御式における定数Kを補正してADS制御
式を y=−a(x−b)−Δy・・・(3) に補正する。この作業は本実施形態の出荷前に行われ
る。ここに、aは(2)式の勾配を表わす定数であり、
bは基準原稿地肌濃度に対するADSセンサ33の出力
値である。
【0045】また、ユーザにより原稿台34上に任意の
原稿がセットされて操作表示パネル45によりADSモ
ードの指定及び複写動作の開始が指示されると、マイク
ロCPU37は操作表示パネル45からの入力信号によ
り上記複写動作を実行させるが、その複写動作における
現像装置24の現像動作前に自動濃度調整を行う。すな
わち、複写動作時に原稿台34上の原稿は所定の原稿地
肌濃度検出領域が光学テーブルにより走査されて露光用
光源36により光が照射され、その反射光がADSセン
サ33により受光される。
【0046】マイクロCPU37は、原稿台34上の原
稿に対するADSセンサ33の出力値を取り込んでRA
M40に格納するという測定動作を行い、このRAM4
0に格納した測定データ(ADSセンサ331、332の
出力値)のうちの最大値xを原稿の地肌濃度データとす
る。次に、マイクロCPU37は、そのxと、RAM4
0に格納されている定数a,b、K(Δyに補正されて
いる)を、ROM39に予め記憶したy=−a(x−
b)+KなるADS制御式に代入して現像バイアスフィ
ードバック量yを計算する。そして、マイクロCPU3
7は、その計算結果yを入出力ポート41を介して現像
バイアス制御部44へ出力して現像バイアス電源29を
制御することにより現像バイアス電位を原稿の地肌濃度
に応じてy=−a(x−b)−ΔyなるADS制御式で
変化させて複写画像濃度が適正な濃度となるようにし、
その補正した現像バイアス電圧にて上述した現像動作を
行わせて適正な濃度のコピーを作成させる。
【0047】この第1の実施形態によれば、原稿台34
上の原稿の地肌濃度を測定するセンサ33と、このセン
サ33の出力値により予め記憶手段39、40に記憶さ
れている式で画像形成条件の制御量を求め、この制御量
により画像形成条件を制御して画像濃度を調整するAD
S手段としてのメイン制御部32とを有する画像形成装
置において、前記センサ33として複数のセンサ3
31、332を有し、この複数のセンサ331、332の出
力値により画像濃度制御を行うので、露光用光源等によ
る画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良好
な画像を得ることができる。
【0048】また、第1の実施形態によれば、前記原稿
台34の原稿セット基準がセンタ基準であり、前記セン
サ33は原稿の地肌濃度を測定する複数箇所のうち少な
くとも1箇所は最大原稿サイズの中央近傍とするので、
露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をより正確
に検知できて良好な画像を得ることができ、さらに全て
の原稿サイズに対応できる。
【0049】また、第1の実施形態によれば、前記セン
サ331、332の測定した最大値と最小値との差が予め
設定した値aを越えない場合には前記センサ331、3
32の測定した値の平均値を前記センサ331、332の
出力値として画像濃度制御を行うので、露光用光源の出
力を抑え目にすることにより、露光用光源の寿命を延ば
すことが可能となり、照度ムラ等のバラツキの少ない画
像を得ることができる。
【0050】また、第1の実施形態によれば、前記セン
サ331、332の測定した最大値と最小値の差が予め設
定した値aを越えた場合には所定の不具合が発生した旨
を知らせる手段としてのメイン制御部32及び操作表示
パネル45を有するので、メンテナンスの時期がわかっ
て機械を常に良好な状態に保つことができ、ユーザにメ
ンテナンス時期の判断を委ねることでユーザが満足する
画像を得ることができる。
【0051】また、第1の実施形態によれば、前記セン
サ331、332の測定した最大値と最小値の差が予め設
定した値aを越えた場合には所定の不具合が発生した旨
を知らせるメッセージが解除された後に再度前記センサ
331、332による測定を行い、前記センサ331、3
32の測定した最大値と最小値の差が予め設定した値a
を越えなくなった場合には前記センサ331、332の測
定した値の平均値を前記センサ331、332の出力値と
し、前記センサ331、332の測定した最大値と最小値
の差が予め設定した値aを越えた場合には前記センサ3
31、332の測定した最大値を前記センサ331、332
の出力値として画像濃度制御を行うので、ユーザ自身が
機械を復帰させることが可能で、メンテナンスできない
ことによる機械のダウンタイムを短くできる。
【0052】本発明の第2の実施形態は、請求項1、4
〜7に係る発明の実施形態であり、上記第1の実施形態
において、原稿台34の原稿セット基準を片側奥側基準
としたものである。原稿は主走査方向と平行な一端(左
端)及び片側奥側端が左スケール6及び片側奥側スケー
ル7に合わせてセットされる。
【0053】ADSセンサ331は原稿台34上にセッ
トされた最小原稿サイズの原稿の主走査方向中央(左ス
ケール6の中央)と、基準となる奥側端部とは逆側の端
部との間の部分の濃度を測定するように配置され、AD
Sセンサ332は原稿台34上にセットされた最大原稿
サイズの原稿の主走査方向中央(左スケール6の中央近
傍)を測定するように配置される。基準濃度パターン4
7は、1枚で足りない場合には新たに1枚追加するか幅
を広く設ける。
【0054】この第2の実施形態によれば、原稿台34
の原稿セット基準が片側奥側基準の場合、前記センサ3
31、332は原稿の地肌濃度を測定する複数箇所のうち
少なくとも1箇所は最小原稿サイズの中央と、基準とな
る端部とは逆側の端部との間とするので、露光用光源等
による画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて
良好な画像を得ることができ、全ての原稿サイズに対応
できる。
【0055】図9は本発明の第3の実施形態の一部を示
す。この第3の実施形態は、請求項2、3、5〜7に係
る発明の一実施形態である。第3の実施形態では、上記
第1の実施形態において、ADSセンサ33は、ミラー
1〜3と平行に移動できる1個のセンサとし、モータ、
タイミングベルト等の駆動手段にて移動させる。ADS
センサ33は、駆動手段により少なくとも上記ADSセ
ンサ331、332の設置位置と同じ2か所の位置に移動
されて該位置でそれぞれ原稿の地肌濃度を測定し、マイ
クロCPU41はADSセンサ33の上記2箇所の位置
での測定値を取り込んでADSセンサ331、332の測
定値の代りに用いる。
【0056】本発明の第4の実施形態は、請求項2、4
〜7に係る発明の一実施形態であり、上記第2の実施形
態において、ADSセンサ33は、ミラー1〜3と平行
に移動できる1個のセンサとし、モータ、タイミングベ
ルト等の駆動手段にて移動させる。ADSセンサ33
は、駆動手段により少なくとも上記ADSセンサ3
31、332の設置位置と同じ2か所の位置に移動されて
該位置でそれぞれ原稿の地肌濃度を測定し、マイクロC
PU41はADSセンサ33の上記2箇所の位置での測
定値を取り込んでADSセンサ331、332の測定値の
代りに用いる。
【0057】上述した第3の実施形態及び第4の実施形
態によれば、原稿台34上の原稿の地肌濃度を測定する
センサ33と、このセンサ33の出力値により予め記憶
手段39、40に記憶されている式で画像形成条件の制
御量を求め、この制御量により画像形成条件を制御して
画像濃度を調整するADS手段としてのメイン制御部3
2とを有する画像形成装置において、前記センサ33が
可動なセンサからなり、このセンサ33の複数箇所での
出力値により画像濃度制御を行うので、露光用光源等に
よる画像濃度ムラ等の不具合をより正確に検知できて良
好な画像を得ることができる。
【0058】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、例えばデジタル複写機などの画像形成
装置にも適用することができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、露光用光源等による画像濃度ムラ
等の不具合をより正確に検知できて良好な画像を得るこ
とができる。
【0060】請求項2に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができる。
【0061】請求項3に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができ、全て
の原稿サイズに対応できる。
【0062】請求項4に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができ、全て
の原稿サイズに対応できる。
【0063】請求項5に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができ、露光
用光源の寿命を延ばすことが可能となる。
【0064】請求項6に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができ、メン
テナンスの時期がわかって機械を常に良好な状態に保つ
ことができ、ユーザが満足する画像を得ることができ
る。
【0065】請求項7に係る発明によれば、上記構成に
より、露光用光源等による画像濃度ムラ等の不具合をよ
り正確に検知できて良好な画像を得ることができ、メン
テナンスできないことによる機械のダウンタイムを短く
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略図である。
【図2】同実施形態における自動濃度調整装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図3】同実施形態の一部を示す概略図である。
【図4】同実施形態における自動濃度調整に関する制御
の流れの一部を示すフローチャートである。
【図5】同実施形態の一部を示す概略図である。
【図6】同実施形態の一部を示す概略図である。
【図7】同実施形態の一部を示す正面図である。
【図8】同実施形態の一部を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施形態の一部を示す斜視図で
ある。
【図10】上記実施形態における自動濃度調整に関する
制御の流れの他の一部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
32 メイン制御部 34 原稿台 33、331、332 ADSセンサ 39、40 記憶手段 45 操作表示パネル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台上の原稿の地肌濃度を測定するセン
    サと、このセンサの出力値により予め記憶手段に記憶さ
    れている式で画像形成条件の制御量を求め、この制御量
    により画像形成条件を制御して画像濃度を調整するAD
    S手段とを有する画像形成装置において、前記センサと
    して複数のセンサを有し、この複数のセンサの出力値に
    より画像濃度制御を行うことを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】原稿台上の原稿の地肌濃度を測定するセン
    サと、このセンサの出力値により予め記憶手段に記憶さ
    れている式で画像形成条件の制御量を求め、この制御量
    により画像形成条件を制御して画像濃度を調整するAD
    S手段とを有する画像形成装置において、前記センサが
    可動なセンサからなり、このセンサの複数箇所での出力
    値により画像濃度制御を行うことを特徴とする画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記原稿台の原稿セット基準がセンタ基準の場合、
    前記センサは原稿の地肌濃度を測定する複数箇所のうち
    少なくとも1箇所は最大原稿サイズの中央近傍とするこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記原稿台の原稿セット基準が片側奥側基準の場
    合、前記センサは原稿の地肌濃度を測定する複数箇所の
    うち少なくとも1箇所は最小原稿サイズの中央と、基準
    となる端部とは逆側の端部との間とすることを特徴とす
    る画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記センサの測定した最大値と最小値との差が予め
    設定した値を越えない場合には前記センサの測定した値
    の平均値を前記センサの出力値として画像濃度制御を行
    うことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2記載の画像形成装置におい
    て、前記センサの測定した最大値と最小値の差が予め設
    定した値を越えた場合には所定の不具合が発生した旨を
    知らせる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の画像形成装置において、前
    記センサの測定した最大値と最小値の差が予め設定した
    値を越えた場合には所定の不具合が発生した旨を知らせ
    るメッセージが解除された後に再度前記センサによる測
    定を行い、前記センサの測定した最大値と最小値の差が
    予め設定した値を越えなくなった場合には前記センサの
    測定した値の平均値を前記センサの出力値とし、前記セ
    ンサの測定した最大値と最小値の差が予め設定した値を
    越えた場合には前記センサの測定した最大値を前記セン
    サの出力値として画像濃度制御を行うことを特徴とする
    画像形成装置。
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