JP2000338794A - トナー像の転写装置 - Google Patents
トナー像の転写装置Info
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- JP2000338794A JP2000338794A JP11147555A JP14755599A JP2000338794A JP 2000338794 A JP2000338794 A JP 2000338794A JP 11147555 A JP11147555 A JP 11147555A JP 14755599 A JP14755599 A JP 14755599A JP 2000338794 A JP2000338794 A JP 2000338794A
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- guide
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- sheet
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録媒体であるシートを転写領域へ導き、感
光体表面に形成されたトナー像をコロナ放電を用いて転
写する転写装置であって、記録媒体の裏面の汚れ、転写
性を良好にする。 【解決手段】 像担持体に形成されたトナー像を記録媒
体に転写するために、コロナ放電器9を感光体3と対向
するように設けた転写領域へと記録媒体であるシートを
案内するペーパガイド16を設け、このペーパガイド1
6の背面側にコロナ放電領域を規制する導電性の遮蔽部
材19を設ける。遮蔽部材19の先端とペーパガイド1
6の先端との感光体3周面(表面)までの距離d1及び
d2を、d1<d2の関係を維持するように、遮蔽部材
19の先端をペーパガイド19先端よりシート搬送方向
の下流側になるように設け、十分なコロナ放電領域によ
り転写領域を確保し、転写前によりトナー像のペーパガ
イド19側へと移動を抑制する。
光体表面に形成されたトナー像をコロナ放電を用いて転
写する転写装置であって、記録媒体の裏面の汚れ、転写
性を良好にする。 【解決手段】 像担持体に形成されたトナー像を記録媒
体に転写するために、コロナ放電器9を感光体3と対向
するように設けた転写領域へと記録媒体であるシートを
案内するペーパガイド16を設け、このペーパガイド1
6の背面側にコロナ放電領域を規制する導電性の遮蔽部
材19を設ける。遮蔽部材19の先端とペーパガイド1
6の先端との感光体3周面(表面)までの距離d1及び
d2を、d1<d2の関係を維持するように、遮蔽部材
19の先端をペーパガイド19先端よりシート搬送方向
の下流側になるように設け、十分なコロナ放電領域によ
り転写領域を確保し、転写前によりトナー像のペーパガ
イド19側へと移動を抑制する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用してなる画像形成装置において、像担持体に形成され
るトナー像をシート等の記録媒体上に転写するためのト
ナー像転写装置に関する。
用してなる画像形成装置において、像担持体に形成され
るトナー像をシート等の記録媒体上に転写するためのト
ナー像転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば電子写真方式を利
用した画像形成装置においては、像担持体であるドラム
形状に形成された感光体上にトナー像を形成し、これを
普通紙等の記録媒体であるシート上に転写し、このシー
ト上に転写されたトナー像を永久像として保持させるた
めに、例えば加熱定着装置を通過させてトナー像を定着
したのち、装置本体外へと排出するようにしている。
用した画像形成装置においては、像担持体であるドラム
形状に形成された感光体上にトナー像を形成し、これを
普通紙等の記録媒体であるシート上に転写し、このシー
ト上に転写されたトナー像を永久像として保持させるた
めに、例えば加熱定着装置を通過させてトナー像を定着
したのち、装置本体外へと排出するようにしている。
【0003】このような画像形成装置によれば、所望の
画像をシート上に形成するために、シートを画像形成位
置、特に転写位置へと送り込む必要がある。例えば、シ
ートは給紙カセット等に多数収容されており、該カセッ
トより1枚ずつ画像形成部、特に感光体に形成されたト
ナー画像を転写する転写位置に通じる搬送経路へと送り
出すようにしている。そして、転写位置へと搬送されて
くるシートはペーパガイド等を介して感光体と、転写位
置に配置されている転写手段、例えば転写用コロナ放電
器との間に案内される。
画像をシート上に形成するために、シートを画像形成位
置、特に転写位置へと送り込む必要がある。例えば、シ
ートは給紙カセット等に多数収容されており、該カセッ
トより1枚ずつ画像形成部、特に感光体に形成されたト
ナー画像を転写する転写位置に通じる搬送経路へと送り
出すようにしている。そして、転写位置へと搬送されて
くるシートはペーパガイド等を介して感光体と、転写位
置に配置されている転写手段、例えば転写用コロナ放電
器との間に案内される。
【0004】例えば図7に示すように、感光体70に対
して転写手段である転写用コロナ放電器71を対向して
設け、両者が対向する転写位置へとシートPがガイド部
材を介して案内される。この場合、コロナ放電器71に
よる電荷にて搬送されてきたシート背面を帯電させ、そ
の帯電極性が感光体70上に形成されているトナー像の
帯電極性と逆極性に設定されていることから、トナー像
がシートP側へと転写される。
して転写手段である転写用コロナ放電器71を対向して
設け、両者が対向する転写位置へとシートPがガイド部
材を介して案内される。この場合、コロナ放電器71に
よる電荷にて搬送されてきたシート背面を帯電させ、そ
の帯電極性が感光体70上に形成されているトナー像の
帯電極性と逆極性に設定されていることから、トナー像
がシートP側へと転写される。
【0005】コロナ放電器71は、断面コの字形状のシ
ールドケース72の内に非常に細いコロナ放電ワイヤ7
3がシールドケース72に対して絶縁されて張架されて
いる。そして、コロナ放電電極であるワイヤ73にトナ
ーと逆極性の高電圧を供給することで、シールドケース
72との間でコロナ放電を生じる。このコロナ放電によ
る感光体70側に及ぼすコロナ領域は、図に示すように
シールドケース72の開口端とワイヤ73とを結ぶ直線
の範囲内となる。
ールドケース72の内に非常に細いコロナ放電ワイヤ7
3がシールドケース72に対して絶縁されて張架されて
いる。そして、コロナ放電電極であるワイヤ73にトナ
ーと逆極性の高電圧を供給することで、シールドケース
72との間でコロナ放電を生じる。このコロナ放電によ
る感光体70側に及ぼすコロナ領域は、図に示すように
シールドケース72の開口端とワイヤ73とを結ぶ直線
の範囲内となる。
【0006】したがって、図7(a)に示すようなコロ
ナ放電器71を備える転写装置の構成によれば、コロナ
放電領域が転写位置の周辺部の広い範囲にわたって及ぶ
ことになる。そのため、シートが感光体70へと案内さ
れ、感光体70に密着される前から、トナー像はコロナ
放電の影響を受ける。よって、感光体70に担持されて
いるトナー像は、その一部のトナーがシート側、特にガ
イド部材へと転移され、それが案内されるシート側へと
飛翔し付着する。そのため、トナー像周辺部分にトナー
転移による汚れが生じ、画像がボケる等の画質劣化を生
じる。
ナ放電器71を備える転写装置の構成によれば、コロナ
放電領域が転写位置の周辺部の広い範囲にわたって及ぶ
ことになる。そのため、シートが感光体70へと案内さ
れ、感光体70に密着される前から、トナー像はコロナ
放電の影響を受ける。よって、感光体70に担持されて
いるトナー像は、その一部のトナーがシート側、特にガ
イド部材へと転移され、それが案内されるシート側へと
飛翔し付着する。そのため、トナー像周辺部分にトナー
転移による汚れが生じ、画像がボケる等の画質劣化を生
じる。
【0007】このような不具合を防止するために、例え
ば図7(b)に示すようにシートのペーパガイド74を
コロナ放電領域を規制するようにしてシールドケース7
2の一部を覆うようにして設けることで、シートPが感
光体70に密着される前のトナー像の一部の転移を防止
し、画質劣化を防止するように構成することが提案され
ている。これは、例えば特開昭63−221372号公
報に記載されている通りである。
ば図7(b)に示すようにシートのペーパガイド74を
コロナ放電領域を規制するようにしてシールドケース7
2の一部を覆うようにして設けることで、シートPが感
光体70に密着される前のトナー像の一部の転移を防止
し、画質劣化を防止するように構成することが提案され
ている。これは、例えば特開昭63−221372号公
報に記載されている通りである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の画
像形成装置に備えられる転写装置においては、シートの
背面(裏面/トナー像が転写される面と反対面)からコ
ロナ放電にてトナーと逆極性の帯電電荷を付与し、トナ
ー像を静電的に転写するようにしている。そして、図7
(b)に示すような構成によれば、コロナ放電領域を規
制し、感光体70にシートが密着される転写前の時点で
のトナー像の一部の転移を防止し、良好なる転写を可能
にしている。
像形成装置に備えられる転写装置においては、シートの
背面(裏面/トナー像が転写される面と反対面)からコ
ロナ放電にてトナーと逆極性の帯電電荷を付与し、トナ
ー像を静電的に転写するようにしている。そして、図7
(b)に示すような構成によれば、コロナ放電領域を規
制し、感光体70にシートが密着される転写前の時点で
のトナー像の一部の転移を防止し、良好なる転写を可能
にしている。
【0009】この場合、ペーパガイド74は、コロナ放
電器71のコロナ放電にて帯電される傾向にある。その
帯電電位によりトナーがガイド74先端へと転移し、そ
のトナーにてシートを汚すことがある。そのため、ガイ
ド74を導電性部材にて形成し、コロナ放電にて帯電し
ないように考慮されている。しかしながら、発明者は後
に説明するように導電性のペーパガイド74を設け、コ
ロナ放電器の放電領域の覆い、一部を規制するようにし
ても、ペーパガイド74先端へのトナーの付着を確認
し、その付着トナーにてシートの裏面が汚れることが確
認した。
電器71のコロナ放電にて帯電される傾向にある。その
帯電電位によりトナーがガイド74先端へと転移し、そ
のトナーにてシートを汚すことがある。そのため、ガイ
ド74を導電性部材にて形成し、コロナ放電にて帯電し
ないように考慮されている。しかしながら、発明者は後
に説明するように導電性のペーパガイド74を設け、コ
ロナ放電器の放電領域の覆い、一部を規制するようにし
ても、ペーパガイド74先端へのトナーの付着を確認
し、その付着トナーにてシートの裏面が汚れることが確
認した。
【0010】つまり、ペーパガイド75が導電性にて構
成されていても、コロナ放電が作用している時には、そ
の先端部が帯電され、その影響を受け、その帯電極性に
引かれてトナー飛散が生じて付着する。これにより、付
着したトナーにてシートの裏面が汚されるものと思われ
る。
成されていても、コロナ放電が作用している時には、そ
の先端部が帯電され、その影響を受け、その帯電極性に
引かれてトナー飛散が生じて付着する。これにより、付
着したトナーにてシートの裏面が汚されるものと思われ
る。
【0011】本発明は、上述した問題点に鑑み、そのガ
イド部材を構成するペーパガイドによる帯電の影響を受
けずに、トナーにて記録媒体であるシート裏面を汚すの
を防止するようにしてなる転写装置を提供することを目
的とする。
イド部材を構成するペーパガイドによる帯電の影響を受
けずに、トナーにて記録媒体であるシート裏面を汚すの
を防止するようにしてなる転写装置を提供することを目
的とする。
【0012】特に、本発明の目的は、転写装置を構成す
る転写手段としてコロナ放電器を用い、そのコロナ放電
による影響に左右されずに、トナー飛散や転写前のトナ
ーの移動を防止し、良好なる転写及び画質低下を阻止す
る点にある。
る転写手段としてコロナ放電器を用い、そのコロナ放電
による影響に左右されずに、トナー飛散や転写前のトナ
ーの移動を防止し、良好なる転写及び画質低下を阻止す
る点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による上述した目
的を達成するための第1の発明によるトナー像の転写装
置は、像担持体に形成されたトナー像を適宜送られてく
る記録媒体に静電転写するために、上記像担持体と対向
して設けられコロナ放電を行う転写手段を備えたトナー
像の転写装置であって、記録媒体をコロナ放電が行われ
る領域へと案内するガイド部材に、コロナ放電の領域を
規制するための遮蔽部材を一体的に設け、上記遮蔽部材
を導電性部材にて構成し、その先端を上記ガイド部材先
端より延長するように記録媒体の案内方向下流側になる
ように、かつ上記ガイド部材の記録媒体を案内する面と
反対側の面に設けてなり、上記ガイド部材先端と遮蔽部
材先端との像担持体までの距離をd1,d2とした時に
d1<d2の関係を満足するように設定されていること
を特徴とする。
的を達成するための第1の発明によるトナー像の転写装
置は、像担持体に形成されたトナー像を適宜送られてく
る記録媒体に静電転写するために、上記像担持体と対向
して設けられコロナ放電を行う転写手段を備えたトナー
像の転写装置であって、記録媒体をコロナ放電が行われ
る領域へと案内するガイド部材に、コロナ放電の領域を
規制するための遮蔽部材を一体的に設け、上記遮蔽部材
を導電性部材にて構成し、その先端を上記ガイド部材先
端より延長するように記録媒体の案内方向下流側になる
ように、かつ上記ガイド部材の記録媒体を案内する面と
反対側の面に設けてなり、上記ガイド部材先端と遮蔽部
材先端との像担持体までの距離をd1,d2とした時に
d1<d2の関係を満足するように設定されていること
を特徴とする。
【0014】このトナー像の転写装置の構成によれば、
記録媒体はガイド部材にて案内されコロナ放電が作用す
る転写位置(領域)へと案内される。そして、遮蔽部材
にてコロナ放電領域が規制され、転写前における像担持
体に担持されたトナー像がガイド部材にて案内される記
録媒体側へと移動するのを抑制される。そして、記録媒
体が像担持体側へと案内され接触する位置において、コ
ロナ放電が作用し、記録媒体の背面側にトナー像の帯電
極性と逆に帯電されるため、トナー像が記録媒体側へと
静電転写される。この時、記録媒体が像担持体側に接触
した状態で、トナー像の転写が良好に行われるため、か
つ十分な転写領域を確保されており、確実でかつ良好な
転写が行え、転写前にトナー像の一部のトナーが飛散や
移動することがないため、画質低下を防止できる。しか
も、記録媒体の裏面(背面)側は、遮蔽部材から離れて
転写領域を通過するため、遮蔽部材先端にトナーが付着
していても、それにより汚されることも防止できる。
記録媒体はガイド部材にて案内されコロナ放電が作用す
る転写位置(領域)へと案内される。そして、遮蔽部材
にてコロナ放電領域が規制され、転写前における像担持
体に担持されたトナー像がガイド部材にて案内される記
録媒体側へと移動するのを抑制される。そして、記録媒
体が像担持体側へと案内され接触する位置において、コ
ロナ放電が作用し、記録媒体の背面側にトナー像の帯電
極性と逆に帯電されるため、トナー像が記録媒体側へと
静電転写される。この時、記録媒体が像担持体側に接触
した状態で、トナー像の転写が良好に行われるため、か
つ十分な転写領域を確保されており、確実でかつ良好な
転写が行え、転写前にトナー像の一部のトナーが飛散や
移動することがないため、画質低下を防止できる。しか
も、記録媒体の裏面(背面)側は、遮蔽部材から離れて
転写領域を通過するため、遮蔽部材先端にトナーが付着
していても、それにより汚されることも防止できる。
【0015】上述した第1の発明の構成を特徴するトナ
ー像の転写装置において、上記遮蔽部材は、ガイド部材
先端を記録媒体の案内方向の下流側へと延長してコロナ
放電の領域を規制するように一体成型されてなり、その
先端と記録媒体を案内するガイド端部との間に段差を形
成したことを特徴とする。このように構成することで、
ガイド部材そのものを遮蔽部材の機能を兼用させること
ができ、別途遮蔽部材を設ける必要がなくなる。そのた
め、遮蔽部材を取り付ける手間を省け、その調整等も不
要となる。
ー像の転写装置において、上記遮蔽部材は、ガイド部材
先端を記録媒体の案内方向の下流側へと延長してコロナ
放電の領域を規制するように一体成型されてなり、その
先端と記録媒体を案内するガイド端部との間に段差を形
成したことを特徴とする。このように構成することで、
ガイド部材そのものを遮蔽部材の機能を兼用させること
ができ、別途遮蔽部材を設ける必要がなくなる。そのた
め、遮蔽部材を取り付ける手間を省け、その調整等も不
要となる。
【0016】また上述した第1の発明の構成を特徴とす
るトナー像の転写装置において、上記段差がガイド部材
の記録媒体の案内面に絶縁部材を設けて構成される場合
には、ガイド部材自身にて段差を形成する手間を省け
る。これは製造を容易にし、コスト低減を可能にでき
る。しかも絶縁部材を設けることで、高温高湿時におい
ても。転写するために作用するコロナ放電電荷が、記録
媒体及びガイド部材を介して直接退避されるのを抑制
し、良好なる転写を維持できる。特にコロナ放電電荷を
多くするために放電電圧を高くする等の不具合を合わせ
て解消できる。
るトナー像の転写装置において、上記段差がガイド部材
の記録媒体の案内面に絶縁部材を設けて構成される場合
には、ガイド部材自身にて段差を形成する手間を省け
る。これは製造を容易にし、コスト低減を可能にでき
る。しかも絶縁部材を設けることで、高温高湿時におい
ても。転写するために作用するコロナ放電電荷が、記録
媒体及びガイド部材を介して直接退避されるのを抑制
し、良好なる転写を維持できる。特にコロナ放電電荷を
多くするために放電電圧を高くする等の不具合を合わせ
て解消できる。
【0017】さらに、上述した第1の発明の構成を特徴
とするトナー像の転写装置において、上記コロナ放電電
極と像担持体の回転中心とを結ぶ直線と、上記遮蔽部材
の先端とガイド部材の先端と上記コロナ放電電極とをそ
れぞれ結ぶ直線とで作るそれぞれの角度θ1,θ2とし
た時に、7゜≦θ1<θ2≦23゜の範囲の関係を満足
するように設定する。このような設定とすることで、先
に説明したように転写前の像担持体のトナー像がガイド
部材を介して案内される記録媒体側へと移動するのを抑
制でき、同時に記録媒体へのトナー像の転写領域におけ
るコロナ放電領域を十分に確保し、安定した転写を確保
できる。また、その範囲内で設定可能であるため、その
範囲内の位置調整等が簡単になる。
とするトナー像の転写装置において、上記コロナ放電電
極と像担持体の回転中心とを結ぶ直線と、上記遮蔽部材
の先端とガイド部材の先端と上記コロナ放電電極とをそ
れぞれ結ぶ直線とで作るそれぞれの角度θ1,θ2とし
た時に、7゜≦θ1<θ2≦23゜の範囲の関係を満足
するように設定する。このような設定とすることで、先
に説明したように転写前の像担持体のトナー像がガイド
部材を介して案内される記録媒体側へと移動するのを抑
制でき、同時に記録媒体へのトナー像の転写領域におけ
るコロナ放電領域を十分に確保し、安定した転写を確保
できる。また、その範囲内で設定可能であるため、その
範囲内の位置調整等が簡単になる。
【0018】さらにまた、上述した構成を特徴とする第
1の発明によるトナー像の転写装置において、上記遮蔽
部材にトナー像の帯電電位と同極性の電圧を供給するよ
うにしておけば、トナーが遮蔽部材先端に付着するのを
防止でき、これにより記録媒体裏面の汚れを回避でき
る。しかも、遮蔽部材による遮蔽領域においては、トナ
ー飛散を抑える効果もあり、転写前のトナー像の移動を
確実に阻止し、画質乱れが生じるのを確実に回避でき
る。
1の発明によるトナー像の転写装置において、上記遮蔽
部材にトナー像の帯電電位と同極性の電圧を供給するよ
うにしておけば、トナーが遮蔽部材先端に付着するのを
防止でき、これにより記録媒体裏面の汚れを回避でき
る。しかも、遮蔽部材による遮蔽領域においては、トナ
ー飛散を抑える効果もあり、転写前のトナー像の移動を
確実に阻止し、画質乱れが生じるのを確実に回避でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明による実施形態にお
いて図面に従って詳細に説明する。図1(a)(b)
は、本発明によるトナー像の転写装置の構造の一例を示
す断面図であり、図2はその転写装置を備えた画像形成
装置の全体の構造を示す断面図である。
いて図面に従って詳細に説明する。図1(a)(b)
は、本発明によるトナー像の転写装置の構造の一例を示
す断面図であり、図2はその転写装置を備えた画像形成
装置の全体の構造を示す断面図である。
【0020】まず、図2を参照して、本発明にかかる画
像形成装置について説明しておく。画像形成装置本体
は、上部に原稿載置台1を有し、この原稿載置台1の下
に露光光学系2を備えている。露光光学系2は、原稿載
置台1上に載置された原稿(図示せず)の画像を光学的
に像担持体を構成するドラム形状の感光体3表面に照射
(走査)するためのものである。この露光光学系2は、
原稿台1に沿って走査される光源ランプ4、原稿からの
反射光を感光体像担持体であるドラム形状の感光体5表
面に導く複数の反射鏡5・・・、および上記反射光の光
路中に配置されたレンズユニット6から構成されてい
る。
像形成装置について説明しておく。画像形成装置本体
は、上部に原稿載置台1を有し、この原稿載置台1の下
に露光光学系2を備えている。露光光学系2は、原稿載
置台1上に載置された原稿(図示せず)の画像を光学的
に像担持体を構成するドラム形状の感光体3表面に照射
(走査)するためのものである。この露光光学系2は、
原稿台1に沿って走査される光源ランプ4、原稿からの
反射光を感光体像担持体であるドラム形状の感光体5表
面に導く複数の反射鏡5・・・、および上記反射光の光
路中に配置されたレンズユニット6から構成されてい
る。
【0021】感光体3の外周には、感光体3の表面を決
められた極性の電位に帯電させるコロナ帯電器(帯電手
段)7、像間及びサイドの不要領域のイレーサ(図示せ
ず)、感光体3表面に形成された静電潜像を現像する現
像装置8、感光体3表面に形成されたトナー像をシート
等の記録媒体に転写する転写装置を構成するコロナ放電
器(転写手段)9、感光体3表面に残留する不要トナー
を除去するクリーニング装置10および除電装置(図示
せず)等が上述した順序で配置されている。
められた極性の電位に帯電させるコロナ帯電器(帯電手
段)7、像間及びサイドの不要領域のイレーサ(図示せ
ず)、感光体3表面に形成された静電潜像を現像する現
像装置8、感光体3表面に形成されたトナー像をシート
等の記録媒体に転写する転写装置を構成するコロナ放電
器(転写手段)9、感光体3表面に残留する不要トナー
を除去するクリーニング装置10および除電装置(図示
せず)等が上述した順序で配置されている。
【0022】また、感光体3に対する入紙側(図中右
側)には、シートを所定のタイミングで搬送制御するタ
イミングローラ11、搬送ローラ12、給紙カセット1
3及び給紙ローラ14が設けられている。そして、感光
体3に対する出紙側には、シート上に転写されたトナー
像を、シート上に永久像として定着させる定着装置15
が設けられている。
側)には、シートを所定のタイミングで搬送制御するタ
イミングローラ11、搬送ローラ12、給紙カセット1
3及び給紙ローラ14が設けられている。そして、感光
体3に対する出紙側には、シート上に転写されたトナー
像を、シート上に永久像として定着させる定着装置15
が設けられている。
【0023】上記タイミングローラ11は、搬送ローラ
12を介して送られてくるシート先端を一旦停止させ、
その先端をローラ11のニップ部(圧接部)で揃え、感
光体3上に形成されたトナー像の画像形成開始端とシー
ト先端とが一致するタイミングでシート搬送を開始され
るように制御される。このタイミングローラ11を介し
て搬送されるシートは、感光体3と転写器9との間の転
写位置へと送り込まれる。そのため、シートを転写位置
(領域)へと案内するためのガイド部材を構成するペー
パガイド16が、タイミングローラ11と転写位置との
間に設けられている。
12を介して送られてくるシート先端を一旦停止させ、
その先端をローラ11のニップ部(圧接部)で揃え、感
光体3上に形成されたトナー像の画像形成開始端とシー
ト先端とが一致するタイミングでシート搬送を開始され
るように制御される。このタイミングローラ11を介し
て搬送されるシートは、感光体3と転写器9との間の転
写位置へと送り込まれる。そのため、シートを転写位置
(領域)へと案内するためのガイド部材を構成するペー
パガイド16が、タイミングローラ11と転写位置との
間に設けられている。
【0024】なお、露光光学系2は、図2の画像形成装
置、つまり複写機において、アナログ複写機であり、原
稿の画像を直接感光体3表面に走査露光するようにして
いる。このようなアナログ複写機でなく、デジタル複写
機における露光光学系2は、感光体3に直接露光するこ
となく、画像読取りを行うラインセンサ等のCCD素子
に結像する。そして、CCD素子にて読取られた画像デ
ータは、テジタル信号として処理され、その画像データ
に応じて半導体レーザを駆動し、その時のレーザによる
ビーム光(光の像)を、感光体3の回転軸方向に露光走
査するレーザ走査装置から構成される。
置、つまり複写機において、アナログ複写機であり、原
稿の画像を直接感光体3表面に走査露光するようにして
いる。このようなアナログ複写機でなく、デジタル複写
機における露光光学系2は、感光体3に直接露光するこ
となく、画像読取りを行うラインセンサ等のCCD素子
に結像する。そして、CCD素子にて読取られた画像デ
ータは、テジタル信号として処理され、その画像データ
に応じて半導体レーザを駆動し、その時のレーザによる
ビーム光(光の像)を、感光体3の回転軸方向に露光走
査するレーザ走査装置から構成される。
【0025】(本発明の第1の実施形態)以上のように
構成される画像形成装置、つまり電子写真方式を用いて
なる画像形成装置においては、感光体3に形成されたト
ナー像を、タイミングローラ11を介して送られてくる
記録媒体を構成するシートに転写するために、転写装置
が備えられている。
構成される画像形成装置、つまり電子写真方式を用いて
なる画像形成装置においては、感光体3に形成されたト
ナー像を、タイミングローラ11を介して送られてくる
記録媒体を構成するシートに転写するために、転写装置
が備えられている。
【0026】この転写装置は、上述したようにコロナ放
電を行うための転写手段9と、シートを転写位置へと案
内するためのペーパガイド16とを含めて構成されてい
る。特に転写手段9は、図1に示すように、断面コ字形
状のシールドケース17に囲われる領域内に、シールド
ケース17から絶縁された導電性のコロナ放電電極を構
成する放電ワイヤ18が張架され、放電ワイヤ18にコ
ロナ放電を行う高電圧が供給されるように構成されてい
る。この高電圧の極性は、感光体3に形成される静電潜
像を現像するためのトナーの極性と逆極性である。
電を行うための転写手段9と、シートを転写位置へと案
内するためのペーパガイド16とを含めて構成されてい
る。特に転写手段9は、図1に示すように、断面コ字形
状のシールドケース17に囲われる領域内に、シールド
ケース17から絶縁された導電性のコロナ放電電極を構
成する放電ワイヤ18が張架され、放電ワイヤ18にコ
ロナ放電を行う高電圧が供給されるように構成されてい
る。この高電圧の極性は、感光体3に形成される静電潜
像を現像するためのトナーの極性と逆極性である。
【0027】転写手段9は、シールドケース17の開口
部分が、感光体3と対向するように配置されており、感
光体3との間の転写領域に、ペーパガイド16を介して
案内されてくるシートの背面(裏面)をトナー像と逆極
性に帯電させている。これにより、トナー像が、シート
側に感光体3側から静電的に転移(転写)される。そし
て、その転写後に図示しない剥離手段にてシートが感光
体3より剥離され、上述した定着装置15へと送り込ま
れる。
部分が、感光体3と対向するように配置されており、感
光体3との間の転写領域に、ペーパガイド16を介して
案内されてくるシートの背面(裏面)をトナー像と逆極
性に帯電させている。これにより、トナー像が、シート
側に感光体3側から静電的に転移(転写)される。そし
て、その転写後に図示しない剥離手段にてシートが感光
体3より剥離され、上述した定着装置15へと送り込ま
れる。
【0028】また、本発明の転写装置を構成するための
ペーパガイド16は、タイミングローラ11にて搬送さ
れるシートを、感光体3側へと案内し、感光体3と転写
手段9との間の転写位置へと案内するためのものであ
る。そして、ペーパガイド16の先端部分は、転写手段
9を構成するシールドケース17の開口部の一部を覆う
ようにくの字形状に折り曲げられている。その折り曲げ
部の先端領域には、コロナ放電領域を規制し、転写領域
の範囲を決めるための導電性の遮蔽部材19が設けられ
ている。
ペーパガイド16は、タイミングローラ11にて搬送さ
れるシートを、感光体3側へと案内し、感光体3と転写
手段9との間の転写位置へと案内するためのものであ
る。そして、ペーパガイド16の先端部分は、転写手段
9を構成するシールドケース17の開口部の一部を覆う
ようにくの字形状に折り曲げられている。その折り曲げ
部の先端領域には、コロナ放電領域を規制し、転写領域
の範囲を決めるための導電性の遮蔽部材19が設けられ
ている。
【0029】遮蔽部材19は、ペーパガイド16の背面
側、つまりシートを案内する面であって、感光体3と対
向する面と反対側の面に取り付けられている。この遮蔽
部材19は、ペーパガイド16と共に、シールドケース
17と同様に接地されており、また先端がペーパガイド
16より更に突出、つまりシートの搬送方向の下流側に
突出されている。
側、つまりシートを案内する面であって、感光体3と対
向する面と反対側の面に取り付けられている。この遮蔽
部材19は、ペーパガイド16と共に、シールドケース
17と同様に接地されており、また先端がペーパガイド
16より更に突出、つまりシートの搬送方向の下流側に
突出されている。
【0030】従って、図に示すように、遮蔽部材19の
先端は、感光体3の回転軸中心とコロナ放電ワイヤ18
の中心を結ぶ直線(基準線)に近付くように設けられて
いる。この遮蔽部材19の先端は、図1(a)に示すよ
うに、感光体3の中心とを結ぶ直線において、先端から
感光体3の周面(表面)までの距離をd2とし、ペーパ
ガイド16の先端から感光体3の中心を結ぶ直線におい
て、その先端から感光体3の周面までの距離をd1とし
た場合、その比率d2/d1>1の関係になるように設
定している。つまりd1<d2の関係に設定される。な
お、上記距離d1,d2は、感光体3表面(周面)まで
の最短距離である。
先端は、感光体3の回転軸中心とコロナ放電ワイヤ18
の中心を結ぶ直線(基準線)に近付くように設けられて
いる。この遮蔽部材19の先端は、図1(a)に示すよ
うに、感光体3の中心とを結ぶ直線において、先端から
感光体3の周面(表面)までの距離をd2とし、ペーパ
ガイド16の先端から感光体3の中心を結ぶ直線におい
て、その先端から感光体3の周面までの距離をd1とし
た場合、その比率d2/d1>1の関係になるように設
定している。つまりd1<d2の関係に設定される。な
お、上記距離d1,d2は、感光体3表面(周面)まで
の最短距離である。
【0031】しかも、図1(b)に示すように、コロナ
放電ワイヤ18と感光体3の中心を結ぶ基準線に対し、
コロナ放電ワイヤ18と遮蔽部材19先端とを結ぶ直線
とで作る角度をθ1、コロナ放電ワイヤ18とペーパガ
イド16先端とを結ぶ直線とで作る角度をθ2を、23
゜≧θ2>θ1≧7゜を満足する範囲になるように設定
している。
放電ワイヤ18と感光体3の中心を結ぶ基準線に対し、
コロナ放電ワイヤ18と遮蔽部材19先端とを結ぶ直線
とで作る角度をθ1、コロナ放電ワイヤ18とペーパガ
イド16先端とを結ぶ直線とで作る角度をθ2を、23
゜≧θ2>θ1≧7゜を満足する範囲になるように設定
している。
【0032】また、ペーパガイド16は、例えばJIS
で規定されている電気亜鉛メッキ鋼材(SECC)や、
JISで規定されている冷間圧延鋼板(SPCC)等の
導電性金属板にて形成され、その板厚としては1.6m
m程度のものを用いている。また、遮蔽部材19は、S
US304CSP等のバネ用ステンレス鋼板が用いられ
る。このように、ペーパガイド16及び遮蔽部材19
は、共に導電性部材にて形成されており、必要に応じて
接地またはトナーの帯電極性と同極性の電圧が供給され
る。
で規定されている電気亜鉛メッキ鋼材(SECC)や、
JISで規定されている冷間圧延鋼板(SPCC)等の
導電性金属板にて形成され、その板厚としては1.6m
m程度のものを用いている。また、遮蔽部材19は、S
US304CSP等のバネ用ステンレス鋼板が用いられ
る。このように、ペーパガイド16及び遮蔽部材19
は、共に導電性部材にて形成されており、必要に応じて
接地またはトナーの帯電極性と同極性の電圧が供給され
る。
【0033】以上のような構成において、シートは感光
体3と転写手段9との間の転写位置へとペーパガイド1
6に沿って案内されてくる。そして、感光体3上に形成
されたトナー像を、送られてきたシートに転写するため
に、転写手段であるコロナ放電器9のコロナ放電が作用
し、シート背面をトナーと逆極性に帯電されることで転
写する。
体3と転写手段9との間の転写位置へとペーパガイド1
6に沿って案内されてくる。そして、感光体3上に形成
されたトナー像を、送られてきたシートに転写するため
に、転写手段であるコロナ放電器9のコロナ放電が作用
し、シート背面をトナーと逆極性に帯電されることで転
写する。
【0034】この時、コロナ放電は遮蔽部材19にてそ
のコロナ放電の領域(範囲)が規制され、ペーパガイド
16を介して案内されてくるシート先端が感光体3へと
確実に案内された後にコロナ放電が作用し、そのシート
が感光体3に接する前での転写前の放電作用によりトナ
ー像の一部が案内されてくるシート側へと移動して画像
乱れを生じるのを防止している。しかも、遮蔽部材19
にて遮蔽するようにした角度θ1で規定しているよう
に、7゜以上に設定しているため、案内されてきたシー
ト背面を十分に帯電させて、トナー像の転写を確実に行
える。つまり、十分な転写を行える領域となるコロナ放
電領域を確保している。
のコロナ放電の領域(範囲)が規制され、ペーパガイド
16を介して案内されてくるシート先端が感光体3へと
確実に案内された後にコロナ放電が作用し、そのシート
が感光体3に接する前での転写前の放電作用によりトナ
ー像の一部が案内されてくるシート側へと移動して画像
乱れを生じるのを防止している。しかも、遮蔽部材19
にて遮蔽するようにした角度θ1で規定しているよう
に、7゜以上に設定しているため、案内されてきたシー
ト背面を十分に帯電させて、トナー像の転写を確実に行
える。つまり、十分な転写を行える領域となるコロナ放
電領域を確保している。
【0035】また、遮蔽部材19は、ペーパガイド16
の背面側に設けられ、ペーパガイド16に対して段差が
形成されるように設けられている。その段差は、ペーパ
ガイド16と遮蔽部材19の各先端における感光体3ま
での距d1,d2にて規定しているようにd1<d2の
関係となるように設定している。そのため、ガイドされ
るシートは、その背面が遮蔽部材19の先端部分に接す
るのを抑制でき、転写領域を通過し、その転写後に感光
体3より剥離される。そのため、もし遮蔽部材19先端
が帯電されてトナーが付着するようなことがあっても、
そのトナーでシート背面が汚されることが防止される。
の背面側に設けられ、ペーパガイド16に対して段差が
形成されるように設けられている。その段差は、ペーパ
ガイド16と遮蔽部材19の各先端における感光体3ま
での距d1,d2にて規定しているようにd1<d2の
関係となるように設定している。そのため、ガイドされ
るシートは、その背面が遮蔽部材19の先端部分に接す
るのを抑制でき、転写領域を通過し、その転写後に感光
体3より剥離される。そのため、もし遮蔽部材19先端
が帯電されてトナーが付着するようなことがあっても、
そのトナーでシート背面が汚されることが防止される。
【0036】さらも、ペーパガイド16の先端は、遮蔽
部材19の先端よりも、角度θ1,θ2で規定している
ように、シートの搬送方向上流側に位置しているため、
その先端が帯電されることはない。そのため、ペーパガ
イド16先端に電荷等が誘起され、トナーが付着するこ
とはなく、その誘起電荷は、少なくとも遮蔽部材19の
先端に生じるとしても、上述したようにトナーにてシー
ト背面が汚されることはなくなる。しかも、ペーパガイ
ド16側にトナーが吸引される要因もなく、トナー飛散
してペーパガイド16のシートの案内面へのトナー付着
することもない。
部材19の先端よりも、角度θ1,θ2で規定している
ように、シートの搬送方向上流側に位置しているため、
その先端が帯電されることはない。そのため、ペーパガ
イド16先端に電荷等が誘起され、トナーが付着するこ
とはなく、その誘起電荷は、少なくとも遮蔽部材19の
先端に生じるとしても、上述したようにトナーにてシー
ト背面が汚されることはなくなる。しかも、ペーパガイ
ド16側にトナーが吸引される要因もなく、トナー飛散
してペーパガイド16のシートの案内面へのトナー付着
することもない。
【0037】この時、遮蔽部材19にトナーと同極性の
電圧を供給するようにしておけば、コロナ放電の領域を
規制できると同時に帯電電荷にてトナーが遮蔽部材19
先端、ペーパガイド16に付着するのを防止できる。こ
れにより、さらにトナーの付着を防止できる効果が期待
でき、かつトナー像がペーパガイド16側へと移動する
のを抑制し、画質劣化の要因も解消できる。
電圧を供給するようにしておけば、コロナ放電の領域を
規制できると同時に帯電電荷にてトナーが遮蔽部材19
先端、ペーパガイド16に付着するのを防止できる。こ
れにより、さらにトナーの付着を防止できる効果が期待
でき、かつトナー像がペーパガイド16側へと移動する
のを抑制し、画質劣化の要因も解消できる。
【0038】なお、第1の実施形態においては、ペーパ
ガイド16の背面側に遮蔽部材19を設け、その遮蔽部
材19をシートの案内方向(搬送方向)の下流側へと延
長させている。遮蔽部材19は、ペーパガイド16の背
面側に設けられているため、ペーパガイド16との間で
ペーパガイド16の厚さ分の段差が形成される。この段
差において、上述したd1,d2の距離(間隔)が、d
1<d2となるようにすることで、上述したようにシー
ト裏面汚れの効果が期待できる。
ガイド16の背面側に遮蔽部材19を設け、その遮蔽部
材19をシートの案内方向(搬送方向)の下流側へと延
長させている。遮蔽部材19は、ペーパガイド16の背
面側に設けられているため、ペーパガイド16との間で
ペーパガイド16の厚さ分の段差が形成される。この段
差において、上述したd1,d2の距離(間隔)が、d
1<d2となるようにすることで、上述したようにシー
ト裏面汚れの効果が期待できる。
【0039】そして、段差部分でのペーパガイド16先
端を規定する角度θ2について、23゜以下に規定する
ことで、遮蔽部材19の領域を確保し、さらにトナーに
よるシート裏面の汚れを確保している。つまり、ペーパ
ガイド16先端が遮蔽部材19の先端に近付き、角度θ
1とほぼ等しくなれば、シート裏面が遮蔽部材に付着し
たトナーにて汚れる可能性が強くなる。
端を規定する角度θ2について、23゜以下に規定する
ことで、遮蔽部材19の領域を確保し、さらにトナーに
よるシート裏面の汚れを確保している。つまり、ペーパ
ガイド16先端が遮蔽部材19の先端に近付き、角度θ
1とほぼ等しくなれば、シート裏面が遮蔽部材に付着し
たトナーにて汚れる可能性が強くなる。
【0040】(本発明の第2の実施形態)以上の第1の
実施形態による転写装置の構成によれば、ペーパガイド
16とは別に遮蔽部材19を設けるように構成した。こ
のような構成とは別に、ペーパガイド16が導電性の金
属板等にて形成される場合、ペーパガイド16そのもの
を、上述した遮蔽部材が有する機能を維持させることも
可能となる。その一例を以下に図3を参照して第2の実
施形態による転写装置の構成を説明する。
実施形態による転写装置の構成によれば、ペーパガイド
16とは別に遮蔽部材19を設けるように構成した。こ
のような構成とは別に、ペーパガイド16が導電性の金
属板等にて形成される場合、ペーパガイド16そのもの
を、上述した遮蔽部材が有する機能を維持させることも
可能となる。その一例を以下に図3を参照して第2の実
施形態による転写装置の構成を説明する。
【0041】図3には、第2の実施形態による転写装置
の構成が示されており、特に図1とはペーパガイド20
にて、第1の実施形態において説明した遮蔽部材19の
機能を兼用させる点が異なる。つまり、ペーパガイド2
0は、その先端がコロナ放電領域を遮蔽する領域、特に
シートを案内する方向の下流側まで延長させるようにし
て構成している。
の構成が示されており、特に図1とはペーパガイド20
にて、第1の実施形態において説明した遮蔽部材19の
機能を兼用させる点が異なる。つまり、ペーパガイド2
0は、その先端がコロナ放電領域を遮蔽する領域、特に
シートを案内する方向の下流側まで延長させるようにし
て構成している。
【0042】そして、ペーパガイド20の先端部領域に
おいては、段差20aを形成している。この段差20a
は、図1にて説明したように、感光体3の周面までの距
離d1,d2がそれぞれ、d1<d2になるように設定
するものであって、図3(a)においては、距離d1
は、段差20aにおけるペーパガイド20の上部位置と
感光体3表面までの距離であり、距離d2は段差20a
における凹部の先端、つまりペーパガイド20の先端と
感光体3表面までの距離である。これらの距離d1,d
2は、第1の実施形態において説明した通りであり、d
1<d2の関係を満足するように段差20a及びペーパ
ガイド20の先端の位置が設定される。
おいては、段差20aを形成している。この段差20a
は、図1にて説明したように、感光体3の周面までの距
離d1,d2がそれぞれ、d1<d2になるように設定
するものであって、図3(a)においては、距離d1
は、段差20aにおけるペーパガイド20の上部位置と
感光体3表面までの距離であり、距離d2は段差20a
における凹部の先端、つまりペーパガイド20の先端と
感光体3表面までの距離である。これらの距離d1,d
2は、第1の実施形態において説明した通りであり、d
1<d2の関係を満足するように段差20a及びペーパ
ガイド20の先端の位置が設定される。
【0043】また、上記ペーパガイド20を延長させる
距離、つまりコロナ放電領域を遮蔽する機能を果たし、
転写領域を十分に確保するために、図3(b)に示すよ
うに角度θ1が第1の実施形態において説明したように
7゜以上で、段差20aにて形成されたペーパガイド1
6の段部端の角度θ2が23゜以下になるように、また
角度θ1が角度θ2より小さくなる状態で形成されてい
る。
距離、つまりコロナ放電領域を遮蔽する機能を果たし、
転写領域を十分に確保するために、図3(b)に示すよ
うに角度θ1が第1の実施形態において説明したように
7゜以上で、段差20aにて形成されたペーパガイド1
6の段部端の角度θ2が23゜以下になるように、また
角度θ1が角度θ2より小さくなる状態で形成されてい
る。
【0044】このように構成したものにおいても、第1
の実施形態において説明したように、同様の作用効果を
奏する。また、ペーパガイド20にて遮蔽部材としての
機能を果たすように形成しているため、当然遮蔽部材を
別途ペーパガイド20の背面側に固定する手間、及びそ
の固定する位置決め調整等を行う必要がなくなるため、
構成を簡単にできる。しかも、組み立て、製造等のコス
ト低減も可能となる。
の実施形態において説明したように、同様の作用効果を
奏する。また、ペーパガイド20にて遮蔽部材としての
機能を果たすように形成しているため、当然遮蔽部材を
別途ペーパガイド20の背面側に固定する手間、及びそ
の固定する位置決め調整等を行う必要がなくなるため、
構成を簡単にできる。しかも、組み立て、製造等のコス
ト低減も可能となる。
【0045】このペーパガイド20においても、接地又
は感光体3上に担持されるトナー像のトナーと同極性の
電圧を供給することもできる。これにより、第1の実施
形態において説明した同様の作用効果を期待できる。
は感光体3上に担持されるトナー像のトナーと同極性の
電圧を供給することもできる。これにより、第1の実施
形態において説明した同様の作用効果を期待できる。
【0046】なお、ペーパガイド20の表面、つまりシ
ートを案内する面側に段差20aを形成するために、ペ
ーパガイド20先端部分の一部を欠如するようにして凹
部を形成している。しかし、そのような欠如にて形成す
ることなく、絶縁部材を被覆することで段差20aを形
成することも可能である。
ートを案内する面側に段差20aを形成するために、ペ
ーパガイド20先端部分の一部を欠如するようにして凹
部を形成している。しかし、そのような欠如にて形成す
ることなく、絶縁部材を被覆することで段差20aを形
成することも可能である。
【0047】つまり、段差20aは、相当の厚さの絶縁
部材21をペーパガイド20の表面に被覆するようにの
構成することもできる。このような構成とすればペーパ
ガイド20は、一定の厚さの導電性の金属板を適宜屈曲
されて構成し、上述したように距離d1,d2の関係を
満足するように絶縁部材21を被覆し、その厚さ等を設
定すればよく、製造がさらに簡単になり、コスト低減が
可能になる。
部材21をペーパガイド20の表面に被覆するようにの
構成することもできる。このような構成とすればペーパ
ガイド20は、一定の厚さの導電性の金属板を適宜屈曲
されて構成し、上述したように距離d1,d2の関係を
満足するように絶縁部材21を被覆し、その厚さ等を設
定すればよく、製造がさらに簡単になり、コスト低減が
可能になる。
【0048】しかも、絶縁部材21を被覆することで、
画像形成装置を高温多湿の状態で使用する時に、シート
背面をコロナ放電器9にて帯電された時に、シートの抵
抗低下によりペーパガイド20を介して帯電電荷が逃
げ、良好なる転写を行えないような場合を考慮して設け
る場合が多い。この絶縁部材21の材質としては、塩化
ビニルや、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料等
から構成されている。
画像形成装置を高温多湿の状態で使用する時に、シート
背面をコロナ放電器9にて帯電された時に、シートの抵
抗低下によりペーパガイド20を介して帯電電荷が逃
げ、良好なる転写を行えないような場合を考慮して設け
る場合が多い。この絶縁部材21の材質としては、塩化
ビニルや、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂材料等
から構成されている。
【0049】なお、第1の実施形態においても、ペーパ
ガイド16の表面に絶縁部材21を被覆してもよいこと
は勿論である。また、段差20aを形成してなるペーパ
ガイド20を設けた場合においても当然、絶縁部材21
を設けるようにしてもよいことは勿論である。
ガイド16の表面に絶縁部材21を被覆してもよいこと
は勿論である。また、段差20aを形成してなるペーパ
ガイド20を設けた場合においても当然、絶縁部材21
を設けるようにしてもよいことは勿論である。
【0050】(実施例及び比較例)次に、本発明の第1
及び第2の実施形態にて説明した構成による効果を確認
するために、以下に各種実施例を示す。また、この実施
例に対比し、本発明が優れる点を確認すべく、比較例を
同時に示す。
及び第2の実施形態にて説明した構成による効果を確認
するために、以下に各種実施例を示す。また、この実施
例に対比し、本発明が優れる点を確認すべく、比較例を
同時に示す。
【0051】(実施例1)図1にて説明した構成の転写
装置において、ペーパガイド16と遮蔽部材19の関係
において、距離d1を1.1mm、距離d2を2.2m
mに設定し、角度θ1を7.9゜、角度θ2を22.9
゜に設定した。
装置において、ペーパガイド16と遮蔽部材19の関係
において、距離d1を1.1mm、距離d2を2.2m
mに設定し、角度θ1を7.9゜、角度θ2を22.9
゜に設定した。
【0052】ペーパガイド16の材質としては、1.6
mmのSECCの導電性金属板を、遮蔽部材19は薄い
ステンレス鋼板にて構成した。
mmのSECCの導電性金属板を、遮蔽部材19は薄い
ステンレス鋼板にて構成した。
【0053】このような構成において、感光体3にトナ
ー像を形成し、これをコロナ放電による転写を行った時
に、シート背面の汚れ、及び転写される像の状態を確認
したが、像の乱れもなく、シート背面の汚れも認められ
なかった。
ー像を形成し、これをコロナ放電による転写を行った時
に、シート背面の汚れ、及び転写される像の状態を確認
したが、像の乱れもなく、シート背面の汚れも認められ
なかった。
【0054】(実施例2)上記実施例1記載の構成にお
いて、ペーパガイド16にトナーの帯電極性と同極性の
電圧を供給した。この電圧としては、100Vにて設定
し、当然遮蔽部材19にて同様の電圧が供給さているこ
とになる。
いて、ペーパガイド16にトナーの帯電極性と同極性の
電圧を供給した。この電圧としては、100Vにて設定
し、当然遮蔽部材19にて同様の電圧が供給さているこ
とになる。
【0055】この構成によれば、遮蔽部材19の先端へ
のトナー付着が認められず、実施例1と同様に画像の乱
れ、及びシートの背面の汚れ等も認められなかった。
のトナー付着が認められず、実施例1と同様に画像の乱
れ、及びシートの背面の汚れ等も認められなかった。
【0056】(実施例3)図3に示す構成の転写装置に
おいて、ペーパガイド20表面に設けた絶縁部材21の
先端までの距離d1を1.1mmとなるように、絶縁部
材21の厚さを規定して設定した。そして、ペーパガイ
ド20を延長して先端と感光体3との距離d2を1.2
4mmとした。
おいて、ペーパガイド20表面に設けた絶縁部材21の
先端までの距離d1を1.1mmとなるように、絶縁部
材21の厚さを規定して設定した。そして、ペーパガイ
ド20を延長して先端と感光体3との距離d2を1.2
4mmとした。
【0057】また、角度θ1及びθ2は、それぞれ実施
例1記載と同様に7.9゜,22.9゜に設定した。
例1記載と同様に7.9゜,22.9゜に設定した。
【0058】以上のような条件にて設定し構成した転写
装置を用いて、実際に感光体3に形成したトナー像を、
シートに転写した場合、転写された画像の乱れもなく、
シートの背面がトナーにて汚れることもなかった。ま
た、絶縁部材21は、ペーパガイド20先端を延長した
領域まで被覆していないため、コロナ放電にて帯電され
るようなこともなく、その絶縁部材21にトナーが飛翔
して汚れることもないことを確認できた。
装置を用いて、実際に感光体3に形成したトナー像を、
シートに転写した場合、転写された画像の乱れもなく、
シートの背面がトナーにて汚れることもなかった。ま
た、絶縁部材21は、ペーパガイド20先端を延長した
領域まで被覆していないため、コロナ放電にて帯電され
るようなこともなく、その絶縁部材21にトナーが飛翔
して汚れることもないことを確認できた。
【0059】(実施例4)実施例3の構成において、ペ
ーパガイド20にトナーの帯電極性と同極性の電圧を供
給した。この電圧としては100Vに設定した。
ーパガイド20にトナーの帯電極性と同極性の電圧を供
給した。この電圧としては100Vに設定した。
【0060】この構成においても、実施例3記載のもの
と同様の結果を得た。しかも、ペーパガイド20を延長
した遮蔽部材の機能を果たすガイド領域の先端部分への
トナーの付着は確認されなかった。
と同様の結果を得た。しかも、ペーパガイド20を延長
した遮蔽部材の機能を果たすガイド領域の先端部分への
トナーの付着は確認されなかった。
【0061】(比較例1)図4に示すような構成の転写
装置を用いた。これは、ペーパガイド16の背面に設け
られている遮蔽部材19について、その先端が感光体3
に近付くようにしている。そこで、ペーパガイド16の
先端と遮蔽部材19の先端の距離d1,d2の距離をそ
れぞれ、1.24mm、1.1mmとした。
装置を用いた。これは、ペーパガイド16の背面に設け
られている遮蔽部材19について、その先端が感光体3
に近付くようにしている。そこで、ペーパガイド16の
先端と遮蔽部材19の先端の距離d1,d2の距離をそ
れぞれ、1.24mm、1.1mmとした。
【0062】また、各先端にて作る角度θ1,θ2につ
いては、実施例1と同様の角度設定とした。
いては、実施例1と同様の角度設定とした。
【0063】この構成による転写装置を用いて実際にシ
ートへの転写を行い、画像を確認した結果、転写性につ
いては、実使用に耐えることができるものの、シート背
面の汚れ等が確認された。特に遮蔽部材19の先端部分
へのトナーの付着が確認された。
ートへの転写を行い、画像を確認した結果、転写性につ
いては、実使用に耐えることができるものの、シート背
面の汚れ等が確認された。特に遮蔽部材19の先端部分
へのトナーの付着が確認された。
【0064】(比較例2)図5に示すような構成の転写
装置を用いた。これは、ペーパガイド16の背面に設け
られている遮蔽部材19について、その先端が感光体2
より離れるように設けらている。つまり、実施例1に記
載した条件と同様にペーパガイド16の先端と遮蔽部材
19の先端の距離d1.d2を、それぞれ1.1mm、
2.2mmに設定した。また、各先端にて作る角度θ
1,θ2については、1゜、24゜に設定した。
装置を用いた。これは、ペーパガイド16の背面に設け
られている遮蔽部材19について、その先端が感光体2
より離れるように設けらている。つまり、実施例1に記
載した条件と同様にペーパガイド16の先端と遮蔽部材
19の先端の距離d1.d2を、それぞれ1.1mm、
2.2mmに設定した。また、各先端にて作る角度θ
1,θ2については、1゜、24゜に設定した。
【0065】この構成による転写装置を用いて実際にシ
ートへの転写を行い、転写画像を確認した結果、転写性
が非常に悪く(濃度が薄い)、画像全体がぼやけた状態
となった。しかし、シート裏面の汚れはほとんど生じて
いなかった。
ートへの転写を行い、転写画像を確認した結果、転写性
が非常に悪く(濃度が薄い)、画像全体がぼやけた状態
となった。しかし、シート裏面の汚れはほとんど生じて
いなかった。
【0066】(比較例3)図6に示すような構成の転写
装置を用いた。これは、ペーパガイド16そのものを遮
蔽部材を兼用させるようにしており、従来技術の項にて
説明した図7(b)と実質同様の構成とした。このペー
パガイド16を接地している。そこで、ペーパガイド1
6先端と感光体3までの距離d1に相当する距離dを
1.1mmに設定し、角度θ1に相当する角度θを2
2.9゜に設定した。
装置を用いた。これは、ペーパガイド16そのものを遮
蔽部材を兼用させるようにしており、従来技術の項にて
説明した図7(b)と実質同様の構成とした。このペー
パガイド16を接地している。そこで、ペーパガイド1
6先端と感光体3までの距離d1に相当する距離dを
1.1mmに設定し、角度θ1に相当する角度θを2
2.9゜に設定した。
【0067】このような構成の転写装置を用いて実際に
シートへの転写を行い、転写画像を確認した結果、画像
のぼけ等が確認された。また、ペーパガイド先端へのト
ナー付着が確認され、シート裏面のトナーによる汚れも
生じた。
シートへの転写を行い、転写画像を確認した結果、画像
のぼけ等が確認された。また、ペーパガイド先端へのト
ナー付着が確認され、シート裏面のトナーによる汚れも
生じた。
【0068】(比較例4)実施例1に記載した転写装置
の構成において、遮蔽部材として、導電性の部材ではな
く、絶縁性の遮蔽部材を設けた他は、実施例1記載のも
のと同一条件に設定した。
の構成において、遮蔽部材として、導電性の部材ではな
く、絶縁性の遮蔽部材を設けた他は、実施例1記載のも
のと同一条件に設定した。
【0069】遮蔽部材へのトナーの付着が確認された
が、シートの裏面の汚れはそれほどではなかった。絶縁
性遮蔽部材としても、コロナ放電の遮蔽は良好に行わ
れ、画質のボケ等もそれほど確認することはできず、実
使用に耐えることが可能である。しかし、シートへの転
写を長期間実施することで、トナーの汚れが目立つと共
に、決められた条件の範囲が非常に狭く、その範囲をず
れると画質の劣化や汚れ等が目立ち、決めれた範囲内の
調整が面倒となった。
が、シートの裏面の汚れはそれほどではなかった。絶縁
性遮蔽部材としても、コロナ放電の遮蔽は良好に行わ
れ、画質のボケ等もそれほど確認することはできず、実
使用に耐えることが可能である。しかし、シートへの転
写を長期間実施することで、トナーの汚れが目立つと共
に、決められた条件の範囲が非常に狭く、その範囲をず
れると画質の劣化や汚れ等が目立ち、決めれた範囲内の
調整が面倒となった。
【0070】以上の各種実施例及び比較例の結果を下記
表1及び表2にまとめた。これらの表1及び表2に示す
ように、本発明のようにペーパガイド16と遮蔽部材1
9、またペーパガイド16にて遮蔽部材を兼用させる構
成とした場合、d1,d2の比較的広い範囲内での関係
を維持しておけば、シート裏面にペーパガイド先端又は
遮蔽部材先端への付着を抑えることができ、もし付着し
ていた場合においてもトナーにて汚されることが軽減さ
れる。また、トナー像の一部のトナーが飛散されること
も合わせて防止できる。
表1及び表2にまとめた。これらの表1及び表2に示す
ように、本発明のようにペーパガイド16と遮蔽部材1
9、またペーパガイド16にて遮蔽部材を兼用させる構
成とした場合、d1,d2の比較的広い範囲内での関係
を維持しておけば、シート裏面にペーパガイド先端又は
遮蔽部材先端への付着を抑えることができ、もし付着し
ていた場合においてもトナーにて汚されることが軽減さ
れる。また、トナー像の一部のトナーが飛散されること
も合わせて防止できる。
【0071】
【表1】
【0072】上記表1において、○は良、◎は良好、△
は実使用可能、×は不良状態を示している。また、比較
例1及び2においては、ペーパガイド16のトナーによ
る汚れが確認された。特に比較例2によれば、転写領域
を十分に確保できないため、転写を良好に行えず、遮蔽
部材19側でのコロナ放電が多くなり、感光体3に形成
されたトナー像の一部が、ペーパガイド16側に吸引さ
れたものと思われる。
は実使用可能、×は不良状態を示している。また、比較
例1及び2においては、ペーパガイド16のトナーによ
る汚れが確認された。特に比較例2によれば、転写領域
を十分に確保できないため、転写を良好に行えず、遮蔽
部材19側でのコロナ放電が多くなり、感光体3に形成
されたトナー像の一部が、ペーパガイド16側に吸引さ
れたものと思われる。
【0073】
【表2】
【0074】また上記表2に示す結果において、比較例
3のような構成とすることで、十分にコロナ放電領域を
遮蔽できず、トナー像の一部のトナーがコロナ放電領域
内にてペーパガイド16側へと移動するようにして飛散
し、この飛散したトナーがペーパガイド16のガイド表
面に付着して、それがシート裏面を汚す結果となると思
われる。このようなトナー飛散を防止するには、できる
だけ、コロナ放電領域を遮蔽するようにすればよいが、
逆に転写性の問題が生じ、さらに画質の乱れを生じる。
3のような構成とすることで、十分にコロナ放電領域を
遮蔽できず、トナー像の一部のトナーがコロナ放電領域
内にてペーパガイド16側へと移動するようにして飛散
し、この飛散したトナーがペーパガイド16のガイド表
面に付着して、それがシート裏面を汚す結果となると思
われる。このようなトナー飛散を防止するには、できる
だけ、コロナ放電領域を遮蔽するようにすればよいが、
逆に転写性の問題が生じ、さらに画質の乱れを生じる。
【0075】その結果、転写性を良好に、画質不良が生
じさせないようにするためには、感光体3に形成された
トナー像をコロナ放電の作用にて飛翔させないように
し、シートが転写領域へと案内された状態でシートを感
光体3に密着させて転写を行うべく、角度θ1,θ2を
決められた範囲、つまり、第1及び第2の実施形態に設
定した範囲内に設ける。これにより良好なる転写を維持
しつつ、トナー像の一部の飛散を抑え、これによる画質
低下を防止できる。
じさせないようにするためには、感光体3に形成された
トナー像をコロナ放電の作用にて飛翔させないように
し、シートが転写領域へと案内された状態でシートを感
光体3に密着させて転写を行うべく、角度θ1,θ2を
決められた範囲、つまり、第1及び第2の実施形態に設
定した範囲内に設ける。これにより良好なる転写を維持
しつつ、トナー像の一部の飛散を抑え、これによる画質
低下を防止できる。
【0076】また、トナーによるシートの汚れを防止す
る効果としては、表1の結果に示すように、d1,d2
の関係を満足することで可能になる。また、ペーパガイ
ド16を含めて遮蔽部材19を導電性部材にて構成し、
これを接地する。さらにトナーの帯電極性と同極性の電
圧を供給することでトナーの付着を防止し、これによる
汚れが全く発生しなくなり、実施例2及び4に示すよう
に、より効果的な結果を得ている。
る効果としては、表1の結果に示すように、d1,d2
の関係を満足することで可能になる。また、ペーパガイ
ド16を含めて遮蔽部材19を導電性部材にて構成し、
これを接地する。さらにトナーの帯電極性と同極性の電
圧を供給することでトナーの付着を防止し、これによる
汚れが全く発生しなくなり、実施例2及び4に示すよう
に、より効果的な結果を得ている。
【0077】
【発明の効果】本発明の転写装置によれば、コロナ放電
器にて構成される転写手段のコロナ放電による転写領域
を規制するように導電性の遮蔽部材を設けて構成したも
ので、遮蔽部材先端と記録媒体を転写位置へと案内する
ガイド部材先端の像担持体までの距離を、ガイド部材側
の方を短く設定するようにしたことから、不要なコロナ
放電による像担持体に形成されたトナー像の記録媒体側
への移動を防止し良好なる転写を可能にし、かつ記録媒
体裏面が汚れるのを効果的に防止できる。
器にて構成される転写手段のコロナ放電による転写領域
を規制するように導電性の遮蔽部材を設けて構成したも
ので、遮蔽部材先端と記録媒体を転写位置へと案内する
ガイド部材先端の像担持体までの距離を、ガイド部材側
の方を短く設定するようにしたことから、不要なコロナ
放電による像担持体に形成されたトナー像の記録媒体側
への移動を防止し良好なる転写を可能にし、かつ記録媒
体裏面が汚れるのを効果的に防止できる。
【0078】また、遮蔽部材はガイド部材先端を延長し
て構成することもでき、これを別途設けることによる不
具合等を解消できる。
て構成することもでき、これを別途設けることによる不
具合等を解消できる。
【0079】さらに、コロナ放電の遮蔽及び記録媒体の
ガイドとして機能する各部材の先端とコロナ放電線と像
担持体の回転中心とを結ぶ直線とで作るそれぞれの角度
を所定の範囲に設定することで、転写不良、画質不良を
なくし、トナー像の一部のトナーが飛散しガイド部材の
記録媒体の案内面側を汚すこともなく、この結果記録媒
体の裏面の汚れを合わせて防止できる。
ガイドとして機能する各部材の先端とコロナ放電線と像
担持体の回転中心とを結ぶ直線とで作るそれぞれの角度
を所定の範囲に設定することで、転写不良、画質不良を
なくし、トナー像の一部のトナーが飛散しガイド部材の
記録媒体の案内面側を汚すこともなく、この結果記録媒
体の裏面の汚れを合わせて防止できる。
【図1】本発明による転写装置の一構成、特に第1の実
施形態を説明するための構成を説明するための構成図で
ある。
施形態を説明するための構成を説明するための構成図で
ある。
【図2】図1における転写装置を備える画像形成装置全
体の構成を説明するための構成図である。
体の構成を説明するための構成図である。
【図3】本発明による転写装置の第2の実施形態による
構成を説明するための構成図である。
構成を説明するための構成図である。
【図4】本発明の転写装置の実施例に対して比較のため
の比較例の構成を説明するための転写装置の構成例を示
す図である。
の比較例の構成を説明するための転写装置の構成例を示
す図である。
【図5】本発明の転写装置の実施例に対して比較するた
めの他の比較例の構成を説明するための図である。
めの他の比較例の構成を説明するための図である。
【図6】本発明の転写装置の実施例に対して比較するた
めのその他の比較例の構成を説明するための図である。
めのその他の比較例の構成を説明するための図である。
【図7】従来の転写装置の構造及び転写作用を説明する
ための図である。
ための図である。
3 感光体(記録媒体) 9 コロナ放電器(転写手段) 16 ペーパガイド(ガイド部材) 17 シールドケース 18 コロナ放電電極(コロナ放電ワイヤ) 19 遮蔽部材 20 ペーパガイド(ガイド部材) 20a 段差 21 絶縁部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 純一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石田 稔尚 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA02 BA19 BA23 3F101 FB04 FC14 FD01 LA01 LB03
Claims (5)
- 【請求項1】 像担持体に形成されたトナー像を適宜送
られてくる記録媒体に静電転写するために、上記像担持
体と対向して設けられコロナ放電を行う転写手段を備え
たトナー像の転写装置であって、 記録媒体をコロナ放電が行われる領域へと案内するガイ
ド部材に、コロナ放電の領域を規制するための遮蔽部材
を一体的に設け、 上記遮蔽部材を導電性部材にて構成し、その先端を上記
ガイド部材先端より延長するように記録媒体の案内方向
下流側になるように、かつ上記ガイド部材の記録媒体を
案内する面と反対側の面に設けてなり、 上記ガイド部材先端と遮蔽部材先端との像担持体までの
距離をd1,d2とした時にd1<d2の関係を満足す
るように設定されていることを特徴とするトナー像の転
写装置。 - 【請求項2】 上記遮蔽部材は、ガイド部材先端を記録
媒体の案内方向の下流側へと延長してコロナ放電の領域
を規制するように一体成型されてなり、その先端と記録
媒体を案内するガイド端部との間に段差を形成したこと
を特徴とする請求項1記載のトナー像の転写装置。 - 【請求項3】 上記請求項2記載のトナー像の転写装置
において、段差はガイド部材の記録媒体の案内面に絶縁
部材を設けて構成したことを特徴とするトナー像の転写
装置。 - 【請求項4】 上記コロナ放電電極と像担持体の回転中
心を結ぶ直線と、上記遮蔽部材の先端とガイド部材の先
端とを上記コロナ放電電極とそれぞれ結ぶ直線とて作る
それぞれの角度θ1,θ2とした時に、7゜≦θ1<θ
2≦23゜の範囲の関係を満足するように設定されてい
ることを特徴とする請求項1記載のトナー像の転写装
置。 - 【請求項5】 上記遮蔽部材にはトナー像の帯電電位と
同極性の電圧が供給される構成を特徴とする請求項1記
載のトナー像の転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147555A JP2000338794A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トナー像の転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11147555A JP2000338794A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トナー像の転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338794A true JP2000338794A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15432994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11147555A Pending JP2000338794A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | トナー像の転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338794A (ja) |
-
1999
- 1999-05-27 JP JP11147555A patent/JP2000338794A/ja active Pending
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