JP2000338810A - 加熱定着ロール - Google Patents
加熱定着ロールInfo
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- JP2000338810A JP2000338810A JP15209699A JP15209699A JP2000338810A JP 2000338810 A JP2000338810 A JP 2000338810A JP 15209699 A JP15209699 A JP 15209699A JP 15209699 A JP15209699 A JP 15209699A JP 2000338810 A JP2000338810 A JP 2000338810A
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
つ、円筒体芯金から離型層表面への電気伝導及び熱伝導
を良好とし、且つ、離型層の離型性を良好とした加熱定
着ロールを提供する。 【解決手段】 粗面化された円筒体芯金1の表面に、該
円筒体芯金1の表面の表面粗さRzに対して1/5〜1
/10の厚みとしたフッ素樹脂を主成分とするプライマ
ー層2と、フッ素樹脂を主成分とする離型層3と、を順
次有する加熱定着ロール10において、該離型層3がそ
の全重量に対して2〜4重量%の均一に分散された導電
性カーボンブラック4を有するものとし、そして、該離
型層の表面が平滑にされたものとする。前記円筒体芯金
1表面は、例えば、サンドブラストで表面粗さ4〜15
μmRzに粗されている。前記離型層3は、例えば、金
属コロの押しあてにより平滑にされている。
Description
レーザプリンタ、ファクシミリ等の事務機器において用
いられる加熱定着ロールに関する。
タ、ファクシミリ等の事務機器においてては、加熱定着
ロール及び加圧ロールの2本のロールで転写紙を挟持搬
送しながら、転写紙上の未定着トナーを加熱溶融させて
転写紙に密着させることにより、転写紙上の未定着トナ
ーの定着が行われてきた。
体芯金の表面に離型層を形成し、該円筒体芯金の略中芯
軸に沿ってハロゲンヒーター等のヒーターを設置したも
のが知られている。かかる加熱定着ロールにおいては、
ヒーターによる熱が円筒体芯金を介してロール表面の離
型層に伝熱されて、未定着トナーが転写紙に定着される
が、近年、事務機器の省エネ対策として、芯金の肉厚を
薄くすると共にハロゲンヒーター等のヒーターへの通電
時間を短くすることが試みられている。
のような工程を順次経て製造されている。 (イ) アルミニウム合金、鉄系金属等の金属からなる円筒
体の表面に切削、研削加工を施して、円筒体の両端部の
外径を中央部より大きくしてなる鼓形状の円筒体芯金と
する。 (ロ) 円筒体芯金の表面をサンドブラスト、エッチング、
液体ホーニング等の手段により粗らす。このように円筒
体芯金の表面を粗らすのは、離型層に用いられるフッ素
樹脂が非接着性を有している反面、接着しにくいため
に、芯金表面にフッ素樹脂が入り込むようにアンカー効
果を持たせるためである。 (ハ) 表面を粗らした芯金の表面には、フッ素樹脂を主成
分とするプライマーを塗布し、これを自然乾燥又は10
0〜150℃の雰囲気にて乾燥を行って、プライマー層
を形成する。 (ニ) プライマー層上にフッ素樹脂塗料を塗布する。フッ
素樹脂塗料には、パーフルオロアルコキシ樹脂(以下、
「PFA」という。)、4フッ化エチレン樹脂(以下、
「PTFE」という。)等のフッ素樹脂が用いられる
が、PFAであれば、形態を粉体として塗装することが
できるので、PFAを回収して再利用することができ
る。このようにプライマー層上に塗布したフッ素樹脂塗
料をフッ素樹脂の融点以上の雰囲気に20〜40分間放
置し、焼成させてフッ素樹脂被膜よりなる離型層を形成
する。
を形成するフッ素樹脂塗料にカーボン、グラファイト、
金属酸化物等の添加剤が添加されている。このような添
加剤がフッ素樹脂塗料に添加されると、加熱定着ロール
に接する転写紙を分離するために該加熱定着ロールに当
接する分離爪によって起こるフッ素樹脂被膜の摩耗やプ
ラス帯電トナーを用いた場合に発生するオフセットが防
止される。
プライマー層を形成するフッ素樹脂塗料に金属又は金属
酸化物ウィスカーを添加し、そして、離型層を形成する
フッ素樹脂塗料に導電性炭化珪素ウィスカーを添加する
ことにより、加熱定着ロールの熱伝導性を改良している
(特開平2−115878号公報)。
は、焼成した加熱定着ロールの離型層の表面皮膜は、粗
れているので、転写紙に保持されたトナー粒子を良好に
定着できず、そのために、良質の画像を得ることができ
ない。そこで、このような加熱定着ロールの離型層の表
面を研磨して、その表面を出来るだけ平滑にすることが
行われている。
加熱定着ロールの離型層表面への熱伝導性を短くするた
めの手段として、プライマー層及び離型層のフッ素樹脂
に金属酸化物、炭化珪素等のセラミックスを添加する方
法が取られているが、フッ素樹脂にセラミックスを多量
に添加した場合、フッ素樹脂の溶融粘度が著しく上がる
ので、焼成後の離型層の表面粗さが粗くなる。そのため
に、離型層の表面を研磨加工によって必要以上に削り込
まなければならないという問題がある。
ンタ、ファクシミリ等の事務機器においては、高画質化
が進み、微細トナーが用いられるようになってきたが、
従来技術に示したように、離型層の表面を研磨すると、
研磨目の溝内に微細トナーが入り込み、転写紙より発生
する紙粉介在することによって、トナーが離型層の表面
に固着する現象が発生する。そこで、離型層の表面をク
リーニングしたり、また、離型層の表面にシリコンオイ
ルを塗布したりして、転写紙の離型がスムースに行われ
るようにしている。しかしながら、クリーニング部材に
加熱定着ロールから拭き取ったトナーが溜まり、このト
ナーが加熱定着ロールに再移転してオフセットを発生さ
せるため、加熱定着ロールの離型層に研磨加工を行った
後、離型層の表面を再溶融させて研磨目を除去している
が、離型層の表面を再溶融させると、離型層を構成する
フッ素樹脂被膜の耐摩耗性が低下したり、また、芯金と
の密着性が低下するという問題がある。
的としている。即ち、本発明は、離型層表面の平滑性及
び耐摩耗性を維持しつつ、円筒体芯金から離型層表面へ
の電気伝導及び熱伝導を良好とし、且つ、離型層の離型
性を良好とした加熱定着ロールを提供することを目的と
する。
れた発明は、上記目的を達成するために、粗面化された
円筒体芯金表面に、該円筒体芯金表面の表面粗さRzに
対して1/5〜1/10の厚みとしたフッ素樹脂を主成
分とするプライマー層と、フッ素樹脂を主成分とする離
型層と、を順次有する加熱定着ロールであって、該離型
層がその全重量に対して2〜4重量%の均一に分散され
た導電性カーボンブラックを有し、そして、該離型層の
表面が平滑にされていることを特徴とする加熱定着ロー
ルである。
記載された発明において、円筒体芯金表面がサンドブラ
ストにて表面粗さ4〜15μmRzに粗らされているこ
とを特徴とするものである。
は2に記載された発明において、離型層の表面が金属コ
ロの押しあてにより平滑にされていることを特徴とする
ものである。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施の形態を
示す加熱定着ロールの要部拡大断面図である。
れた円筒体芯金1の表面に、該円筒体芯金1の表面の表
面粗さRz(10点平均粗さ)に対して1/5〜1/1
0の厚みとしたフッ素樹脂を主成分とするプライマー層
2と、フッ素樹脂を主成分とする離型層3と、を順次有
しており、しかも、該離型層3は、その全重量に対して
2〜4重量%の均一に分散された導電性カーボンブラッ
ク4を有し、そして、該離型層3の表面は、平滑にされ
ている。
サンドブラストにて表面粗さ4〜15μmRzに粗らさ
れている。そして、前記離型層3の表面は、好ましく
は、金属コロの押しあてにより平滑にされている。
ミニウム合金、鉄系金属等の金属で構成され、好ましく
は、該円筒体芯金1の表面に切削、研削加工を施して、
円筒体芯金1の両端部の外径を中央部より大きくしてな
る鼓形状とされる。
エッチング、液体ホーニング等の手段により粗面化され
ている。図1において、1aは山部であり、そして、1
bは谷部である。プライマー層2及び離型層3に用いら
れるフッ素樹脂としては、例えば、PFA及びPTFE
が用いられる。
主成分とするプライマーをスプレー塗装することにより
形成され、その際、円筒体芯金1の表面の表面粗さRz
(10点平均粗さ)に対して1/5〜1/10の厚みと
なるように塗装される。このように、円筒体芯金1の表
面の表面粗さRz(10点平均粗さ)に対して1/5〜
1/10の厚みとなるように塗装されると、円筒体芯金
1の表面の山部1aがプライマー層2から露出した構造
となる。かかるプライマー層2上に導電性カーボンブラ
ック4が分散された導電性の離型層3を形成すると、山
部1aは、離型層3に食い込むようにして、円筒体芯金
1から離型層3表面への電気伝導及び熱伝導を良好に
し、そのために、円筒体芯金1における山部1aは、円
筒体芯金1のアース効果を奏すると共に熱放出効果を奏
するものとなる。
り粗らした円筒体芯金1の表面の谷部1b入り込んで、
離型層3との接着を保持する。フッ素樹脂の中でもPT
FEは、溶融粘度が高いので、PTFEを溶融し冷却し
て皮膜にさせても、PTFE粒子が流動して皮膜になり
にくく、そのために、離型層3にPTFEを用いる場合
には、バインダーを用いなければならず、プライマー層
2が必要となる。離型層3にPFAを用いる場合には、
PFAは、熱流動性を有しているので、プライマー層2
及び芯金1の形状に倣って皮膜を形成できる。
ましくは、該フッ素樹脂の全重量に対して、2〜4重量
%の均一に分散された導電性カーボンブラック4が添加
されている。このように離型層3を構成するフッ素樹脂
中に導電性カーボンブラック4が添加されていると、離
型層3の電気抵抗が下がると共に離型層3の耐摩耗性が
向上する。このような導電性カーボンブラック4が添加
された離型層を金属コロで押すと、その表面が平滑にな
り、離型性が向上する。そして、導電性カーボンブラッ
ク4の添加量が2重量%未満では、離型層3の電気抵抗
が高くなり、また、その添加量が4重量%を越えると、
フッ素樹脂皮膜の溶融粘度が上昇するので、表面粗らさ
が大きくなり、金属コロで押しても、平滑な表面になら
なくなる。
外径を中央部より大きくして鼓形状とした円筒体芯金の
表面をサンドブラストにより8μmRzに粗らした。こ
の8μmRzに粗らした円筒体芯金の表面にフッ素樹脂
(MP902BN、三井・デュポン社製)をサンドブラ
スト面が露出するように1μmの厚みにスプレー塗装に
て塗布して、プライマー層を形成した。このプライマー
層上に、導電性カーボンブラック(ケッチェンブラッ
ク、ライオンアクド社製)3重量%を添加したフッ素樹
脂:PFA(MP102、三井・デュポン社製)を、塗
布し、焼成して、厚さ15μmの離型層を形成した。そ
して、芯金の両端を保持し、回転させながら、離型層の
表面に金属コロ(SUS304、直径40mm)を押し
圧0.3Mpaにて押し当てて離型層の表面を平滑仕上
げし、加熱定着ロールとした。このようにして得られた
加熱定着ロールの膜厚、表面粗さ、皮膜電気特性及び鉛
筆硬度を測定し、そして、この加熱定着ロールを複写機
(Spirio3200、リコー社製)に搭載し、連続コピー時で
の加熱定着ロールの表面温度、間欠コピーでのトナー固
着、オフセット画像の発生有無及び耐久枚数を測定し
た。測定結果は、次の表1に示される。
の表面をサンドブラストにより実施例1と同様に8μm
Rzに粗らした。この8μmRzに粗らした円筒体芯金
の表面にフッ素樹脂(MP902BN、三井・デュポン
社製)をサンドブラスト面の山部が露出するように5μ
mの厚みにスプレー塗装にて塗布して、プライマー層を
形成した。このプライマー層上に、炭化珪素ウィスカ3
重量%を添加したフッ素樹脂:PFA(MP102、三
井・デュポン社製)を、塗布し、焼成して、厚さ15μ
mの離型層を形成した。そして、この離型層の表面をサ
ンドブラストで研磨して平滑仕上げし、加熱定着ロール
とした。このようにして得られた加熱定着ロールの膜
厚、表面粗さ、皮膜電気特性及び鉛筆硬度を測定し、そ
して、この加熱定着ロールを複写機(Spirio3200、リコ
ー社製)に搭載し、連続コピー時での加熱定着ロールの
表面温度、間欠コピーでのトナー固着、オフセット画像
の発生有無及び耐久枚数を測定した。測定結果は、次の
表2に示される。
及び比較例1では、各特性共に実施例1の方が良好であ
り、複写機での連続コピー時の温度低下も実施例の方が
少なく、ハロゲンヒーターからの熱伝導が良好であるこ
とがわかる。
とおりとなる。 (イ)本発明によれば、粗面化された円筒体芯金の表面
に、該円筒体芯金の表面の表面粗さRzに対して1/5
〜1/10の厚みとしたフッ素樹脂を主成分とするプラ
イマー層と、フッ素樹脂を主成分とする離型層と、を順
次有しているので、円筒体芯金の表面の山部がプライマ
ー層から露出した構造となる。そのために、該山部は、
プライマー層上に有する導電性カーボンブラックが分散
された導電性の離型層に食い込んで、円筒体芯金から離
型層表面への電気伝導及び熱伝導を良好とし、円筒体芯
金のアース効果を奏すると共に熱放出効果を奏するもの
となる。
フッ素樹脂中に、該フッ素樹脂の全重量に対して、2〜
4重量%の均一に分散された導電性カーボンブラックが
添加されているので、離型層の電気抵抗が下がると共に
離型層の耐摩耗性が向上する。
た離型層を、例えば、金属コロで押すと、その表面が平
滑になり、離型層の離型性が向上する。
層表面の平滑性及び耐摩耗性を維持しつつ、円筒体芯金
から離型層表面への電気伝導及び熱伝導を良好とし、且
つ、離型層の離型性を良好とした加熱定着ロールを提供
する。
要部拡大断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 粗面化された円筒体芯金表面に、該円筒
体芯金表面の表面粗さRzに対して1/5〜1/10の
厚みとしたフッ素樹脂を主成分とするプライマー層と、
フッ素樹脂を主成分とする離型層と、を順次有する加熱
定着ロールであって、該離型層がその全重量に対して2
〜4重量%の均一に分散された導電性カーボンブラック
を有し、そして、該離型層の表面が平滑にされているこ
とを特徴とする加熱定着ロール。 - 【請求項2】 円筒体芯金表面がサンドブラストにて表
面粗さ4〜15μmRzに粗らされていることを特徴と
する請求項1記載の加熱定着ロール。 - 【請求項3】 離型層の表面が金属コロの押しあてによ
り平滑にされていることを特徴とする請求項1又は2記
載の加熱定着ロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15209699A JP2000338810A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 加熱定着ロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15209699A JP2000338810A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 加熱定着ロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338810A true JP2000338810A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15532972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15209699A Pending JP2000338810A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 加熱定着ロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338810A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002258661A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-11 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及びその定着装置を有する画像形成装置 |
| US7672633B2 (en) | 2006-10-30 | 2010-03-02 | Kyocera Mita Corporation | Fixing roller with conductive inner layers, and fixing device and image forming apparatus being provided therewith |
| CN102129196A (zh) * | 2010-01-18 | 2011-07-20 | 富士施乐株式会社 | 定影部件、定影装置和图像形成装置 |
| CN104835644A (zh) * | 2014-02-07 | 2015-08-12 | 株式会社村田制作所 | 脱模薄膜以及使用了其的层叠陶瓷电子部件的制造方法 |
| JP2015164797A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-09-17 | 株式会社村田製作所 | 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15209699A patent/JP2000338810A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US20110176844A1 (en) * | 2010-01-18 | 2011-07-21 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing member, fixing device and image forming device |
| US8620202B2 (en) * | 2010-01-18 | 2013-12-31 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Fixing member comprising resilient layer including inclined portion, fixing device and image forming device |
| CN104835644A (zh) * | 2014-02-07 | 2015-08-12 | 株式会社村田制作所 | 脱模薄膜以及使用了其的层叠陶瓷电子部件的制造方法 |
| JP2015164797A (ja) * | 2014-02-07 | 2015-09-17 | 株式会社村田製作所 | 離型フィルムおよびそれを用いた積層セラミック電子部品の製造方法 |
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