JP2000338968A - ステレオ出力電子楽器 - Google Patents
ステレオ出力電子楽器Info
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- JP2000338968A JP2000338968A JP11153733A JP15373399A JP2000338968A JP 2000338968 A JP2000338968 A JP 2000338968A JP 11153733 A JP11153733 A JP 11153733A JP 15373399 A JP15373399 A JP 15373399A JP 2000338968 A JP2000338968 A JP 2000338968A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ステレオ音色の楽音を生成する際において、発
音時の処理速度が低下することのないようにし、また、
CPUの負荷を増大することのないようにする。 【解決手段】割り当てられた楽音生成指示に応じて波形
データとエンベロープのパラメータとを供給されてそれ
ぞれ楽音を生成する複数の楽音生成手段を有し、楽音生
成指示がステレオ音色の楽音の生成を指示するものであ
るときに、複数の楽音生成手段の中から少なくも2つの
楽音生成手段に楽音生成指示を割り当てて楽音の生成を
行うステレオ出力電子楽器において、楽音生成指示がス
テレオ音色の楽音の生成を指示するものであるときに、
エンベロープのパラメータを楽音生成指示が割り当てら
れる楽音生成手段に共通に発生するパラメータ発生手段
を有する。
音時の処理速度が低下することのないようにし、また、
CPUの負荷を増大することのないようにする。 【解決手段】割り当てられた楽音生成指示に応じて波形
データとエンベロープのパラメータとを供給されてそれ
ぞれ楽音を生成する複数の楽音生成手段を有し、楽音生
成指示がステレオ音色の楽音の生成を指示するものであ
るときに、複数の楽音生成手段の中から少なくも2つの
楽音生成手段に楽音生成指示を割り当てて楽音の生成を
行うステレオ出力電子楽器において、楽音生成指示がス
テレオ音色の楽音の生成を指示するものであるときに、
エンベロープのパラメータを楽音生成指示が割り当てら
れる楽音生成手段に共通に発生するパラメータ発生手段
を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステレオ出力電子
楽器に関し、さらに詳細には、複数の楽音生成手段を備
え、該複数の楽音生成手段によってステレオ音色の楽音
を生成して出力することのできるステレオ出力電子楽器
に関する。
楽器に関し、さらに詳細には、複数の楽音生成手段を備
え、該複数の楽音生成手段によってステレオ音色の楽音
を生成して出力することのできるステレオ出力電子楽器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子楽器は、中央処理装置(C
PU)によって全体の動作の制御が行われている。
PU)によって全体の動作の制御が行われている。
【0003】こうした電子楽器においては、楽音を生成
するための複数の楽音生成手段として複数の楽音生成チ
ャンネル(以下、「楽音生成チャンネル」を「ボイス
(Voice)」と称する。)が設けられている。そし
て、鍵盤における押鍵操作などの楽音生成指示(発音指
示)に対応して、これら複数のボイスの中からいずれか
のボイスを選択し、選択したボイスに対して楽音生成指
示に基づいた波形データと楽音生成用のエンベロープ
(以下、単に「エンベロープ」と称する。)とを与え、
楽音生成指示に基づき所望の楽音を生成する処理を行っ
ている。
するための複数の楽音生成手段として複数の楽音生成チ
ャンネル(以下、「楽音生成チャンネル」を「ボイス
(Voice)」と称する。)が設けられている。そし
て、鍵盤における押鍵操作などの楽音生成指示(発音指
示)に対応して、これら複数のボイスの中からいずれか
のボイスを選択し、選択したボイスに対して楽音生成指
示に基づいた波形データと楽音生成用のエンベロープ
(以下、単に「エンベロープ」と称する。)とを与え、
楽音生成指示に基づき所望の楽音を生成する処理を行っ
ている。
【0004】ここで、ボイスに波形データとエンベロー
プとを割り当てる際において、楽音の生成を行っていな
いボイスが存在する場合には、その楽音の生成を行って
いないボイスを選択して波形データとエンベロープとを
割り当てて楽音の生成を行わせればよい。
プとを割り当てる際において、楽音の生成を行っていな
いボイスが存在する場合には、その楽音の生成を行って
いないボイスを選択して波形データとエンベロープとを
割り当てて楽音の生成を行わせればよい。
【0005】しかしながら、全てのボイスが楽音の生成
中であった場合には、所謂、「レベル・アサイン」や
「ヒストリー・アサイン」などの手法を用いて、いずれ
かのボイスを選択し、選択したボイスで生成中の楽音の
生成を中止(トランケート)して、そのトランケートし
たボイスに波形データとエンベロープとを割り当てて新
たな楽音を生成するようにしている。
中であった場合には、所謂、「レベル・アサイン」や
「ヒストリー・アサイン」などの手法を用いて、いずれ
かのボイスを選択し、選択したボイスで生成中の楽音の
生成を中止(トランケート)して、そのトランケートし
たボイスに波形データとエンベロープとを割り当てて新
たな楽音を生成するようにしている。
【0006】ところで、上記したような電子楽器におい
て、楽音生成指示に基づいて、ステレオ・サンプリング
されたステレオ音色の楽音を生成する場合には、当該楽
音生成指示に対応してステレオの左チャンネル用のボイ
スと右チャンネル用のボイスとにそれぞれ波形データと
エンベロープとを割り当て、これらステレオの左チャン
ネル用のボイスと右チャンネル用のボイスとによりステ
レオ音色の楽音を生成するようにしている。
て、楽音生成指示に基づいて、ステレオ・サンプリング
されたステレオ音色の楽音を生成する場合には、当該楽
音生成指示に対応してステレオの左チャンネル用のボイ
スと右チャンネル用のボイスとにそれぞれ波形データと
エンベロープとを割り当て、これらステレオの左チャン
ネル用のボイスと右チャンネル用のボイスとによりステ
レオ音色の楽音を生成するようにしている。
【0007】そして、ステレオ音色の楽音を左チャンネ
ル用のボイスと右チャンネル用のボイスとで再生する際
においては、波形データに関しては左チャンネル用のボ
イスと右チャンネル用のボイスとでそれぞれ異なるもの
が使用されるものであるが、エンベロープに関しては左
チャンネル用のボイスと右チャンネル用のボイスとで共
通のものが使用されることがあった。
ル用のボイスと右チャンネル用のボイスとで再生する際
においては、波形データに関しては左チャンネル用のボ
イスと右チャンネル用のボイスとでそれぞれ異なるもの
が使用されるものであるが、エンベロープに関しては左
チャンネル用のボイスと右チャンネル用のボイスとで共
通のものが使用されることがあった。
【0008】ところが、左チャンネル用のボイスと右チ
ャンネル用のボイスとで共通のエンベロープを使用する
際においても、左チャンネル用のボイスと右チャンネル
用のボイスとのそれぞれに関して演算を行ってエンベロ
ープのパラメータを求めていた。
ャンネル用のボイスとで共通のエンベロープを使用する
際においても、左チャンネル用のボイスと右チャンネル
用のボイスとのそれぞれに関して演算を行ってエンベロ
ープのパラメータを求めていた。
【0009】このため、ステレオ音色化すると発音され
る楽音は高品質なものとなるのだが、左チャンネル用の
ボイスに関するエンベロープの演算と右チャンネル用の
ボイスに関するエンベロープの演算とを行わなければな
らないので、ステレオ音色でない楽音を生成する場合と
比較すると2倍の演算を行うことになって演算時間がか
かり、発音時の処理速度が遅くなるとともにCPUの負
荷が増大するという問題点があった。
る楽音は高品質なものとなるのだが、左チャンネル用の
ボイスに関するエンベロープの演算と右チャンネル用の
ボイスに関するエンベロープの演算とを行わなければな
らないので、ステレオ音色でない楽音を生成する場合と
比較すると2倍の演算を行うことになって演算時間がか
かり、発音時の処理速度が遅くなるとともにCPUの負
荷が増大するという問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ステレオ音色の楽音を
生成する際においても、発音時の処理速度が低下するこ
とのないようにし、また、CPUの負荷を増大すること
のないようにしたステレオ出力電子楽器を提供しようと
するものである。
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、ステレオ音色の楽音を
生成する際においても、発音時の処理速度が低下するこ
とのないようにし、また、CPUの負荷を増大すること
のないようにしたステレオ出力電子楽器を提供しようと
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、割り当てら
れた楽音生成指示に応じて波形データとエンベロープの
パラメータとを供給されてそれぞれ楽音を生成する複数
の楽音生成手段を有し、上記楽音生成指示がステレオ音
色の楽音の生成を指示するものであるときに、上記複数
の楽音生成手段の中から少なくも2つの楽音生成手段に
上記楽音生成指示を割り当てて楽音の生成を行うステレ
オ出力電子楽器において、上記楽音生成指示がステレオ
音色の楽音の生成を指示するものであるときに、エンベ
ロープのパラメータを上記楽音生成指示が割り当てられ
る楽音生成手段に共通に発生するパラメータ発生手段を
有するものである。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、割り当てら
れた楽音生成指示に応じて波形データとエンベロープの
パラメータとを供給されてそれぞれ楽音を生成する複数
の楽音生成手段を有し、上記楽音生成指示がステレオ音
色の楽音の生成を指示するものであるときに、上記複数
の楽音生成手段の中から少なくも2つの楽音生成手段に
上記楽音生成指示を割り当てて楽音の生成を行うステレ
オ出力電子楽器において、上記楽音生成指示がステレオ
音色の楽音の生成を指示するものであるときに、エンベ
ロープのパラメータを上記楽音生成指示が割り当てられ
る楽音生成手段に共通に発生するパラメータ発生手段を
有するものである。
【0012】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、エンベロープのパラメータは、ステレオ音
色の楽音の生成を指示する楽音生成指示が割り当てられ
る楽音生成手段に共通に発生されることになり、エンベ
ロープのパラメータを各楽音生成手段毎に個別に発生す
る場合と比較すると、ステレオ音色の楽音を生成する際
におけるエンベロープのパラメータの演算時間を大幅に
短縮することができ、このため、ステレオ音色の楽音を
生成する際において発音時の処理速度の低下、およびC
PUの負荷の増大を緩和することができる。
明によれば、エンベロープのパラメータは、ステレオ音
色の楽音の生成を指示する楽音生成指示が割り当てられ
る楽音生成手段に共通に発生されることになり、エンベ
ロープのパラメータを各楽音生成手段毎に個別に発生す
る場合と比較すると、ステレオ音色の楽音を生成する際
におけるエンベロープのパラメータの演算時間を大幅に
短縮することができ、このため、ステレオ音色の楽音を
生成する際において発音時の処理速度の低下、およびC
PUの負荷の増大を緩和することができる。
【0013】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、本発明のうち請求項1に記載のステレオ出力電子楽
器において、上記楽音生成指示が発生した時点におい
て、上記複数の楽音生成手段の中で該楽音生成指示を割
り当て可能な楽音を生成していない楽音生成手段が存在
しない場合に、上記複数の楽音生成手段の中から所定の
楽音生成指示手段を選択してトランケートする選択手段
と、上記選択手段によって選択された楽音生成手段がス
テレオ音色の楽音を生成している場合には、上記複数の
楽音生成手段の中で該ステレオ音色の楽音を生成してい
る全ての楽音生成手段を選択してトランケートする選択
制御手段とを有するようにしたものである。
は、本発明のうち請求項1に記載のステレオ出力電子楽
器において、上記楽音生成指示が発生した時点におい
て、上記複数の楽音生成手段の中で該楽音生成指示を割
り当て可能な楽音を生成していない楽音生成手段が存在
しない場合に、上記複数の楽音生成手段の中から所定の
楽音生成指示手段を選択してトランケートする選択手段
と、上記選択手段によって選択された楽音生成手段がス
テレオ音色の楽音を生成している場合には、上記複数の
楽音生成手段の中で該ステレオ音色の楽音を生成してい
る全ての楽音生成手段を選択してトランケートする選択
制御手段とを有するようにしたものである。
【0014】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、ステレオ音色の楽音を生成しているいずれ
かの楽音生成手段をトランケートする際には、当該トラ
ンケートするステレオ音色の楽音を生成している楽音生
成手段は全てトランケートされることになる。このた
め、楽音生成手段をトランケートした際に、ステレオ音
色の楽音を生成するための複数の楽音生成手段の中の一
部の楽音生成手段のみによる不自然なステレオ演奏が行
われるということが防止され、楽音生成手段をトランケ
ートした際にも自然な演奏を維持することができる。
明によれば、ステレオ音色の楽音を生成しているいずれ
かの楽音生成手段をトランケートする際には、当該トラ
ンケートするステレオ音色の楽音を生成している楽音生
成手段は全てトランケートされることになる。このた
め、楽音生成手段をトランケートした際に、ステレオ音
色の楽音を生成するための複数の楽音生成手段の中の一
部の楽音生成手段のみによる不自然なステレオ演奏が行
われるということが防止され、楽音生成手段をトランケ
ートした際にも自然な演奏を維持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明によるステレオ出力電子楽器の実施の形態の
一例を詳細に説明する。
ら、本発明によるステレオ出力電子楽器の実施の形態の
一例を詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態の一例による
ステレオ出力電子楽器のブロック構成図が示されてい
る。
ステレオ出力電子楽器のブロック構成図が示されてい
る。
【0017】このステレオ出力電子楽器は、その全体の
動作を中央処理装置(CPU)10を用いて制御するよ
うに構成されている。このCPU10は、後述するよう
に10msecの定期サービス・タイムの時間間隔でタ
イマー割り込みをかけるためのタイマーを内蔵してい
る。
動作を中央処理装置(CPU)10を用いて制御するよ
うに構成されている。このCPU10は、後述するよう
に10msecの定期サービス・タイムの時間間隔でタ
イマー割り込みをかけるためのタイマーを内蔵してい
る。
【0018】また、CPU10には、バス12を介し
て、CPU10が全体の動作の制御を行うために実行す
るプログラムなどが格納されたリード・オンリ・メモリ
(ROM)14と、CPU10によるプログラムの実行
に必要な各種バッファやレジスタなどが設定されたワー
キング・エリアとしてのランダム・アクセス・メモリ
(RAM)16と、演奏者が押鍵操作/離鍵操作により
楽音生成指示(発音指示:ノート・オン(Note o
n))/楽音生成停止指示(消音指示:ノート・オフ
(Note off))を行って演奏するための鍵盤1
8と、各種の操作を行うための操作子群20と、ベンダ
ーやモジュレーション・ホイールなどのコントローラー
群22と、操作子群20の操作状態などを表示する表示
器24と、外部のMIDI機器との間でMIDI信号の
通信を行うためのMIDI回路26と、パーソナル・コ
ンピュータなどの外部通信機器との間で所定の信号の通
信を行うためのUSBなどの外部インターフェース(外
部I/F)28と、CPU10の制御に基づいて鍵盤1
8の押鍵操作/離鍵操作による楽音生成指示/楽音生成
停止指示に対応して楽音信号の生成を行う複数の楽音生
成チャンネル(ボイス)を備えた音源30とが接続され
ている。
て、CPU10が全体の動作の制御を行うために実行す
るプログラムなどが格納されたリード・オンリ・メモリ
(ROM)14と、CPU10によるプログラムの実行
に必要な各種バッファやレジスタなどが設定されたワー
キング・エリアとしてのランダム・アクセス・メモリ
(RAM)16と、演奏者が押鍵操作/離鍵操作により
楽音生成指示(発音指示:ノート・オン(Note o
n))/楽音生成停止指示(消音指示:ノート・オフ
(Note off))を行って演奏するための鍵盤1
8と、各種の操作を行うための操作子群20と、ベンダ
ーやモジュレーション・ホイールなどのコントローラー
群22と、操作子群20の操作状態などを表示する表示
器24と、外部のMIDI機器との間でMIDI信号の
通信を行うためのMIDI回路26と、パーソナル・コ
ンピュータなどの外部通信機器との間で所定の信号の通
信を行うためのUSBなどの外部インターフェース(外
部I/F)28と、CPU10の制御に基づいて鍵盤1
8の押鍵操作/離鍵操作による楽音生成指示/楽音生成
停止指示に対応して楽音信号の生成を行う複数の楽音生
成チャンネル(ボイス)を備えた音源30とが接続され
ている。
【0019】さらに、音源30には、この音源30で生
成された楽音信号をデジタル信号処理するためのデジタ
ル・シグナル・プロセッサ(DSP)32が接続され、
DSP32には、このDSP32でデジタル信号処理さ
れた楽音信号(デジタル楽音信号)をアナログ楽音信号
に変換するためのデジタル/アナログ変換器(D/A)
34が接続され、D/A34には、アナログ楽音信号を
増幅するためのアンプ36が接続され、アンプ36に
は、このアンプ36によって増幅されたアナログ楽音信
号を空間に楽音として放音するためのスピーカー38が
接続されている。
成された楽音信号をデジタル信号処理するためのデジタ
ル・シグナル・プロセッサ(DSP)32が接続され、
DSP32には、このDSP32でデジタル信号処理さ
れた楽音信号(デジタル楽音信号)をアナログ楽音信号
に変換するためのデジタル/アナログ変換器(D/A)
34が接続され、D/A34には、アナログ楽音信号を
増幅するためのアンプ36が接続され、アンプ36に
は、このアンプ36によって増幅されたアナログ楽音信
号を空間に楽音として放音するためのスピーカー38が
接続されている。
【0020】即ち、この電子楽器においては、音源30
から出力された楽音信号が、DSP32、D/A34、
アンプ36およびスピーカー38を介して、楽音として
空間に放音されることになる。
から出力された楽音信号が、DSP32、D/A34、
アンプ36およびスピーカー38を介して、楽音として
空間に放音されることになる。
【0021】音源30は、各種音色、音高およびベロシ
ティに対応した波形を記憶し、選択されている音色と鍵
盤18の押鍵により指示された音高、ベロシティにより
いずれの波形を読み出すか選択される。その波形を読み
出すと同時に、定期的(10msec毎)にCPU10
から各種エンベロープのパラメータが供給され、これら
のパラメータに従って、読み出した波形にエンベロープ
処理を付与し楽音波形を生成する。この楽音波形を生成
する回路は、デジタル回路で構成され、時分割により、
例えば、同時に24の楽音を形成する。
ティに対応した波形を記憶し、選択されている音色と鍵
盤18の押鍵により指示された音高、ベロシティにより
いずれの波形を読み出すか選択される。その波形を読み
出すと同時に、定期的(10msec毎)にCPU10
から各種エンベロープのパラメータが供給され、これら
のパラメータに従って、読み出した波形にエンベロープ
処理を付与し楽音波形を生成する。この楽音波形を生成
する回路は、デジタル回路で構成され、時分割により、
例えば、同時に24の楽音を形成する。
【0022】ここで、音源30は、鍵盤18の押鍵に対
応した波形データとエンベロープとを与えられて、これ
ら波形データとエンベロープとに基づいて楽音信号を生
成するボイスを備えるものであり、例えば、24チャン
ネル分の24個のボイスが設定されている。
応した波形データとエンベロープとを与えられて、これ
ら波形データとエンベロープとに基づいて楽音信号を生
成するボイスを備えるものであり、例えば、24チャン
ネル分の24個のボイスが設定されている。
【0023】以上の構成において、添付のフローチャー
トを参照しながら、この電子楽器の動作について説明す
る。
トを参照しながら、この電子楽器の動作について説明す
る。
【0024】この電子楽器においては、鍵盤18の押鍵
操作/離鍵操作や操作子群20ならびにコントローラー
群22の操作が検出されると、以下に説明するように当
該操作に対応した割り込み処理が行われるとともに、定
期サービス・タイム(10msec)の時間間隔でCP
U10に対して割り込みがかけられてタイマー割り込み
処理が実行される。
操作/離鍵操作や操作子群20ならびにコントローラー
群22の操作が検出されると、以下に説明するように当
該操作に対応した割り込み処理が行われるとともに、定
期サービス・タイム(10msec)の時間間隔でCP
U10に対して割り込みがかけられてタイマー割り込み
処理が実行される。
【0025】なお、以下の説明においては、鍵盤18の
離鍵操作に対応した割り込み処理や、操作子群20なら
びにコントローラー群22の操作に対応した割り込み処
理などは、本発明の実施とは関連が無く、また、公知の
技術を適用することができるものであるので、その詳細
な説明は省略するものとする。
離鍵操作に対応した割り込み処理や、操作子群20なら
びにコントローラー群22の操作に対応した割り込み処
理などは、本発明の実施とは関連が無く、また、公知の
技術を適用することができるものであるので、その詳細
な説明は省略するものとする。
【0026】まず、図2に示すフローチャートを参照し
ながら、鍵盤18の押鍵操作により新たな楽音生成指示
(ノート・オン)が入力された場合の割り込み処理につ
いて説明する。
ながら、鍵盤18の押鍵操作により新たな楽音生成指示
(ノート・オン)が入力された場合の割り込み処理につ
いて説明する。
【0027】ここで、鍵盤18の押鍵操作により新たな
ノート・オンが入力された場合の割り込み処理において
は、図2のフローチャートにおける図示は省略したが、
RAM16の所定の領域に、ノート・オンが入力された
順番でノート・オンの示す音高(以下、「ノート・ナン
バー」と称する。)と、ノート・ナンバーに対応するス
テータスと、ノート・オンを割り当てた音源30のボイ
スの番号を示すボイス・ナンバー(この実施の形態にお
いては、24チャンネル分のボイスが設定されているの
で、ボイス・ナンバーとしては、ボイス・ナンバー1乃
至ボイス・ナンバー24まである。)とを記憶するもの
である。
ノート・オンが入力された場合の割り込み処理において
は、図2のフローチャートにおける図示は省略したが、
RAM16の所定の領域に、ノート・オンが入力された
順番でノート・オンの示す音高(以下、「ノート・ナン
バー」と称する。)と、ノート・ナンバーに対応するス
テータスと、ノート・オンを割り当てた音源30のボイ
スの番号を示すボイス・ナンバー(この実施の形態にお
いては、24チャンネル分のボイスが設定されているの
で、ボイス・ナンバーとしては、ボイス・ナンバー1乃
至ボイス・ナンバー24まである。)とを記憶するもの
である。
【0028】なお、ステータスとしては、「ノート・オ
ン」または「ノート・オフ」が記憶されるものであり、
鍵盤18の押鍵操作によりノート・オンが入力されると
当該ノート・オンのノート・ナンバーに対応するステー
タスとしてノート・オンを記憶し、当該押鍵操作に対応
する鍵の離鍵操作によりノート・オフが入力されると、
ステータスとしてノート・オフを記憶する。
ン」または「ノート・オフ」が記憶されるものであり、
鍵盤18の押鍵操作によりノート・オンが入力されると
当該ノート・オンのノート・ナンバーに対応するステー
タスとしてノート・オンを記憶し、当該押鍵操作に対応
する鍵の離鍵操作によりノート・オフが入力されると、
ステータスとしてノート・オフを記憶する。
【0029】そして、図2に示すフローチャートの割り
込み処理においては、まず、入力されたノート・オンが
必要とするボイスの数(以下、「使用ボイス数」と称す
る。)を求める(ステップS202)。ここで、一つの
ノート・オンの使用ボイス数は、当該ノート・オンによ
り生成される楽音の音色や音高により異なるものであ
る。また、ステレオ・サンプリングされたステレオ音色
の楽音の場合には、左チャンネル用のボイスと右チャン
ネル用のボイスとがそれぞれ必要となり、使用ボイス数
としてはステレオ音色でない楽音の場合の2倍の数が必
要となる。
込み処理においては、まず、入力されたノート・オンが
必要とするボイスの数(以下、「使用ボイス数」と称す
る。)を求める(ステップS202)。ここで、一つの
ノート・オンの使用ボイス数は、当該ノート・オンによ
り生成される楽音の音色や音高により異なるものであ
る。また、ステレオ・サンプリングされたステレオ音色
の楽音の場合には、左チャンネル用のボイスと右チャン
ネル用のボイスとがそれぞれ必要となり、使用ボイス数
としてはステレオ音色でない楽音の場合の2倍の数が必
要となる。
【0030】次に、音源30において、ステップS20
2の処理において得た使用ボイス数以上の空きボイス
(「空きボイス」とは、現在楽音を生成していないボイ
スである。)数があるか否かを判断する(ステップS2
04)。なお、いずれのボイスが空きボイスであるか
は、各ボイスが空きボイスとなったタイミングでRAM
16の所定の領域に記憶される。
2の処理において得た使用ボイス数以上の空きボイス
(「空きボイス」とは、現在楽音を生成していないボイ
スである。)数があるか否かを判断する(ステップS2
04)。なお、いずれのボイスが空きボイスであるか
は、各ボイスが空きボイスとなったタイミングでRAM
16の所定の領域に記憶される。
【0031】ここで、ステップS202の処理において
得た使用ボイス数以上の空きボイス数があると判断され
た場合には、楽音生成中のボイスをトランケートするこ
となく、これら空きボイスに対してノート・オンが必要
とする全てのボイスを割り当てることができるので、ス
テップS220の処理へジャンプして進み、空きボイス
に対してノート・オンが必要とする全てのボイスを割り
当てて発音処理行う。なお、ステップS220の処理の
詳細については後述する。
得た使用ボイス数以上の空きボイス数があると判断され
た場合には、楽音生成中のボイスをトランケートするこ
となく、これら空きボイスに対してノート・オンが必要
とする全てのボイスを割り当てることができるので、ス
テップS220の処理へジャンプして進み、空きボイス
に対してノート・オンが必要とする全てのボイスを割り
当てて発音処理行う。なお、ステップS220の処理の
詳細については後述する。
【0032】一方、ステップS202の処理において得
た使用ボイス数以上の空きボイス数がないと判断された
場合には、ノート・オンが必要とするボイスの全てを空
きボイスに対して割り当てることができないので、ノー
ト・オンが必要とするボイスのうち空きボイスに割り当
てることのできないボイスを楽音生成中のボイスに割り
当てるために、楽音生成中のボイスの中でトランケート
するボイスの選択の処理を行う(ステップS206)。
このステップS206の処理においては、上記したレベ
ル・アサインやヒストリー・アサインなどの手法によっ
て、楽音生成中のボイスの中で1つのボイスがトランケ
ートするボイスとして選択される。
た使用ボイス数以上の空きボイス数がないと判断された
場合には、ノート・オンが必要とするボイスの全てを空
きボイスに対して割り当てることができないので、ノー
ト・オンが必要とするボイスのうち空きボイスに割り当
てることのできないボイスを楽音生成中のボイスに割り
当てるために、楽音生成中のボイスの中でトランケート
するボイスの選択の処理を行う(ステップS206)。
このステップS206の処理においては、上記したレベ
ル・アサインやヒストリー・アサインなどの手法によっ
て、楽音生成中のボイスの中で1つのボイスがトランケ
ートするボイスとして選択される。
【0033】それから、ステップS206の処理におい
てトランケートするボイスとして選択したボイスが生成
している楽音が、ステレオ音色の楽音であるか否かを判
断する(ステップS208)。
てトランケートするボイスとして選択したボイスが生成
している楽音が、ステレオ音色の楽音であるか否かを判
断する(ステップS208)。
【0034】ここで、ステップS206の処理において
トランケートするボイスとして選択したボイスが生成し
ている楽音がステレオ音色の楽音である場合には、当該
ステレオ音色の楽音を生成中の他のボイスもトランケー
トするボイスとして選択し、当該トランケートするボイ
スとして選択したボイスを、ステップS206の処理に
おいてトランケートするボイスとして選択したボイスと
ともにトランケートし、これらのボイスを空きボイスと
する(ステップS210)。
トランケートするボイスとして選択したボイスが生成し
ている楽音がステレオ音色の楽音である場合には、当該
ステレオ音色の楽音を生成中の他のボイスもトランケー
トするボイスとして選択し、当該トランケートするボイ
スとして選択したボイスを、ステップS206の処理に
おいてトランケートするボイスとして選択したボイスと
ともにトランケートし、これらのボイスを空きボイスと
する(ステップS210)。
【0035】即ち、このステップS210の処理におい
て、ステレオ音色の楽音を生成しているいずれかのボイ
スをトランケートする際には、当該トランケートするス
テレオ音色の楽音を生成しているボイスは全てトランケ
ートされることになる。このため、ボイスをトランケー
トした際に、ステレオ音色の楽音を生成するための複数
のボイスの中の一部のボイスのみによる不自然なステレ
オ演奏が行われるということが防止され、ボイスをトラ
ンケートした際にも自然な演奏を維持することができる
ようになる。
て、ステレオ音色の楽音を生成しているいずれかのボイ
スをトランケートする際には、当該トランケートするス
テレオ音色の楽音を生成しているボイスは全てトランケ
ートされることになる。このため、ボイスをトランケー
トした際に、ステレオ音色の楽音を生成するための複数
のボイスの中の一部のボイスのみによる不自然なステレ
オ演奏が行われるということが防止され、ボイスをトラ
ンケートした際にも自然な演奏を維持することができる
ようになる。
【0036】こうしたステップS210の処理を終了す
ると、ステップS214の処理へ進む。
ると、ステップS214の処理へ進む。
【0037】一方、ステップS206の処理においてト
ランケートするボイスとして選択したボイスが生成して
いた楽音がステレオ音色の楽音でない場合には、ステッ
プS206の処理においてトランケートするボイスとし
て選択したボイスのみトランケートし、このボイスを空
きボイスとする(ステップS212)。こうしたステッ
プS212の処理を終了すると、ステップS214の処
理へ進む。
ランケートするボイスとして選択したボイスが生成して
いた楽音がステレオ音色の楽音でない場合には、ステッ
プS206の処理においてトランケートするボイスとし
て選択したボイスのみトランケートし、このボイスを空
きボイスとする(ステップS212)。こうしたステッ
プS212の処理を終了すると、ステップS214の処
理へ進む。
【0038】そして、ステップS214の処理において
は、ステップS202の処理において得た使用ボイス数
以上の空きボイス数があるか否かを判断する。
は、ステップS202の処理において得た使用ボイス数
以上の空きボイス数があるか否かを判断する。
【0039】ここで、ステップS202の処理において
得た使用ボイス数以上の空きボイス数があると判断され
た場合には、これ以上楽音生成中のボイスをトランケー
トする必要なしに、これら空きボイスに対してノート・
オンが必要とする全てのボイスを割り当てることができ
るので、ステップS216の処理へ進む。
得た使用ボイス数以上の空きボイス数があると判断され
た場合には、これ以上楽音生成中のボイスをトランケー
トする必要なしに、これら空きボイスに対してノート・
オンが必要とする全てのボイスを割り当てることができ
るので、ステップS216の処理へ進む。
【0040】一方、ステップS202の処理において得
た使用ボイス数以上の空きボイス数がないと判断された
場合には、未だノート・オンが必要とするボイスの全て
を空きボイスに対して割り当てることができないので、
ノート・オンが必要とするボイスのうち未だ空きボイス
に割り当てることのできないボイスを楽音生成中のボイ
スに割り当てるために、ステップS206へ戻って処理
を繰り返す。
た使用ボイス数以上の空きボイス数がないと判断された
場合には、未だノート・オンが必要とするボイスの全て
を空きボイスに対して割り当てることができないので、
ノート・オンが必要とするボイスのうち未だ空きボイス
に割り当てることのできないボイスを楽音生成中のボイ
スに割り当てるために、ステップS206へ戻って処理
を繰り返す。
【0041】次に、ステップS216の処理において
は、ステップS206乃至ステップS212の処理にお
いてトランケートされたボイスが生成していた楽音が複
数のボイスによって構成されており、当該トランケート
されたボイス以外の他のボイスが楽音生成中であるか否
かを判断する。
は、ステップS206乃至ステップS212の処理にお
いてトランケートされたボイスが生成していた楽音が複
数のボイスによって構成されており、当該トランケート
されたボイス以外の他のボイスが楽音生成中であるか否
かを判断する。
【0042】ここで、当該トランケートされたボイス以
外の他のボイスが楽音生成中であると判断された場合に
は、当該トランケートされたボイスに係るノート・ナン
バーに対応するステータスは変更せずに、そのままステ
ップS220の処理へ進む。
外の他のボイスが楽音生成中であると判断された場合に
は、当該トランケートされたボイスに係るノート・ナン
バーに対応するステータスは変更せずに、そのままステ
ップS220の処理へ進む。
【0043】一方、当該トランケートされたボイス以外
の他のボイスが楽音生成中でないと判断された場合に
は、当該トランケートされたボイスに係るノート・ナン
バーに対応するステータスをノート・オフにし(ステッ
プS218)、それからステップS220の処理へ進
む。
の他のボイスが楽音生成中でないと判断された場合に
は、当該トランケートされたボイスに係るノート・ナン
バーに対応するステータスをノート・オフにし(ステッ
プS218)、それからステップS220の処理へ進
む。
【0044】ステップS220の処理においては、音源
30の空きボイスに対してノート・オンが必要とする全
てのボイスを割り当てて、これら割り当てたボイスにノ
ート・オンに対応する波形データとエンベロープとを与
え、当該ボイスにおいてノート・オンに基づく楽音信号
を生成する発音処理を行う。
30の空きボイスに対してノート・オンが必要とする全
てのボイスを割り当てて、これら割り当てたボイスにノ
ート・オンに対応する波形データとエンベロープとを与
え、当該ボイスにおいてノート・オンに基づく楽音信号
を生成する発音処理を行う。
【0045】なお、この実施の形態において用いるエン
ベロープとしては、時間の経過に伴うTVA(時変増幅
器:Time Variable Amplifie
r)レベルの変化を設定するTVAエンベロープと、時
間の経過に伴うピッチの変化を設定するピッチ・エンベ
ロープと、時間の経過に伴うカットオフ・フリケンシー
(カットオフ周波数)の変化を設定するTVF(時変フ
ィルター:Time Variable Filte
r)エンベロープとが設けられており、図4にはTVA
エンベロープの一例が示されており、図5にはピッチ・
エンベロープの一例が示されており、図6にはTVFエ
ンベロープの一例が示されている。
ベロープとしては、時間の経過に伴うTVA(時変増幅
器:Time Variable Amplifie
r)レベルの変化を設定するTVAエンベロープと、時
間の経過に伴うピッチの変化を設定するピッチ・エンベ
ロープと、時間の経過に伴うカットオフ・フリケンシー
(カットオフ周波数)の変化を設定するTVF(時変フ
ィルター:Time Variable Filte
r)エンベロープとが設けられており、図4にはTVA
エンベロープの一例が示されており、図5にはピッチ・
エンベロープの一例が示されており、図6にはTVFエ
ンベロープの一例が示されている。
【0046】RAM16の所定の領域には、上記したよ
うなエンベロープを形成するためのパラメータが各音色
毎に記憶されており、各音色の楽音が発音される際には
これらのパラメータに従って、それぞれのエンベロープ
が形成されることになる。
うなエンベロープを形成するためのパラメータが各音色
毎に記憶されており、各音色の楽音が発音される際には
これらのパラメータに従って、それぞれのエンベロープ
が形成されることになる。
【0047】また、上記したエンベロープの各パラメー
タは、鍵盤18を押鍵した際の押鍵ベロシティ、ノート
・ナンバー、鍵盤18を離鍵した際の離鍵ベロシティな
どに応じて変化されるが、こうした変化を演算する手法
は公知の技術であるので、その詳細な説明は省略するそ
して、この発音処理においてステレオ音色の楽音を生成
する場合には、波形データに関しては左チャンネル用の
ボイスと右チャンネル用のボイスとでそれぞれ異なるも
のを使用するが、エンベロープに関しては左チャンネル
用のボイスと右チャンネル用のボイスとで共通のものを
使用する。
タは、鍵盤18を押鍵した際の押鍵ベロシティ、ノート
・ナンバー、鍵盤18を離鍵した際の離鍵ベロシティな
どに応じて変化されるが、こうした変化を演算する手法
は公知の技術であるので、その詳細な説明は省略するそ
して、この発音処理においてステレオ音色の楽音を生成
する場合には、波形データに関しては左チャンネル用の
ボイスと右チャンネル用のボイスとでそれぞれ異なるも
のを使用するが、エンベロープに関しては左チャンネル
用のボイスと右チャンネル用のボイスとで共通のものを
使用する。
【0048】一方、この際にエンベロープのパラメータ
の演算に関しては、左チャンネル用のボイスに関しての
み行い、左チャンネル用のボイスについては当該演算を
行って得たエンベロープのパラメータを使用し、右チャ
ンネル用のボイスのエンベロープのパラメータに関して
は、上記のようにして求めた左チャンネル用のボイスの
パラメータをコピーして使用するようになされている。
の演算に関しては、左チャンネル用のボイスに関しての
み行い、左チャンネル用のボイスについては当該演算を
行って得たエンベロープのパラメータを使用し、右チャ
ンネル用のボイスのエンベロープのパラメータに関して
は、上記のようにして求めた左チャンネル用のボイスの
パラメータをコピーして使用するようになされている。
【0049】また、音源30の各ボイスにおいては、ノ
ート・オンに応じて与えられたエンベロープのパラメー
タに従って、ノート・オンにより指示された波形データ
を読み出して楽音信号を生成し出力するが、ステレオ音
色の場合には、、左チャンネル用として指示されたボイ
スの出力は左チャンネルへ出力され、右チャンネル用と
して指示されたボイスの出力は右チャンネルへ出力され
るものである。
ート・オンに応じて与えられたエンベロープのパラメー
タに従って、ノート・オンにより指示された波形データ
を読み出して楽音信号を生成し出力するが、ステレオ音
色の場合には、、左チャンネル用として指示されたボイ
スの出力は左チャンネルへ出力され、右チャンネル用と
して指示されたボイスの出力は右チャンネルへ出力され
るものである。
【0050】こうして音源30の各ボイスから出力され
た楽音信号は、DSP32、D/A34、アンプ36お
よびスピーカー38を介して、楽音として空間に放音さ
れる。
た楽音信号は、DSP32、D/A34、アンプ36お
よびスピーカー38を介して、楽音として空間に放音さ
れる。
【0051】ここで、図3に示すフローチャートには、
ステップS220の発音処理において行われる各ボイス
に対しての処理が示されている。
ステップS220の発音処理において行われる各ボイス
に対しての処理が示されている。
【0052】なお、定期サービス・タイム(10mse
c)の時間間隔でCPU10に対して割り込みがかけら
れて実行されるタイマー割り込み処理において行われる
各ボイスに対しての処理も、ステップS220の発音処
理における図3に示すフローチャートの処理と同様であ
るので、この図3に示すフローチャートの処理について
説明することにより、タイマー割り込み処理に関しての
説明は省略するものとする。
c)の時間間隔でCPU10に対して割り込みがかけら
れて実行されるタイマー割り込み処理において行われる
各ボイスに対しての処理も、ステップS220の発音処
理における図3に示すフローチャートの処理と同様であ
るので、この図3に示すフローチャートの処理について
説明することにより、タイマー割り込み処理に関しての
説明は省略するものとする。
【0053】以下、この図3に示すフローチャートの処
理について説明すると、まず、ノート・オンにより楽音
生成を指示された音色がステレオ音色であるか否かを判
断する(ステップS302)。
理について説明すると、まず、ノート・オンにより楽音
生成を指示された音色がステレオ音色であるか否かを判
断する(ステップS302)。
【0054】ここで、ノート・オンにより楽音生成を指
示された音色がステレオ音色ではないと判断された場合
には、TVAエンベロープのパラメータの演算を行い
(ステップS304)、ピッチ・エンベロープのパラメ
ータの演算を行い(ステップS306)、TVFエンベ
ロープのパラメータの演算を行う(ステップS30
8)。
示された音色がステレオ音色ではないと判断された場合
には、TVAエンベロープのパラメータの演算を行い
(ステップS304)、ピッチ・エンベロープのパラメ
ータの演算を行い(ステップS306)、TVFエンベ
ロープのパラメータの演算を行う(ステップS30
8)。
【0055】それから、上記したステップS304、ス
テップS306およびステップS308における演算で
得られた各エンベロープのパラメータを空きボイスに供
給し(ステップS310)、このフローチャートの処理
を終了する。
テップS306およびステップS308における演算で
得られた各エンベロープのパラメータを空きボイスに供
給し(ステップS310)、このフローチャートの処理
を終了する。
【0056】なお、こうして各エンベロープのパラメー
タを供給されたボイスは、上記したように、与えられた
パラメータに従ってノート・オンにより指示された波形
データを読み出して楽音信号を生成する。
タを供給されたボイスは、上記したように、与えられた
パラメータに従ってノート・オンにより指示された波形
データを読み出して楽音信号を生成する。
【0057】一方、ノート・オンにより楽音生成を指示
された音色がステレオ音色であると判断された場合に
は、左チャンネル用のボイスに与えるTVAエンベロー
プのパラメータの演算を行い(ステップS312)、そ
の演算結果を右チャンネル用のボイスに与えるTVAエ
ンベロープのパラメータとしてコピーする(ステップS
314)。
された音色がステレオ音色であると判断された場合に
は、左チャンネル用のボイスに与えるTVAエンベロー
プのパラメータの演算を行い(ステップS312)、そ
の演算結果を右チャンネル用のボイスに与えるTVAエ
ンベロープのパラメータとしてコピーする(ステップS
314)。
【0058】次に、左チャンネル用のボイスに与えるピ
ッチ・エンベロープのパラメータの演算を行い(ステッ
プS316)、その演算結果を右チャンネル用のボイス
に与えるピッチ・エンベロープのパラメータとしてコピ
ーする(ステップS318)。
ッチ・エンベロープのパラメータの演算を行い(ステッ
プS316)、その演算結果を右チャンネル用のボイス
に与えるピッチ・エンベロープのパラメータとしてコピ
ーする(ステップS318)。
【0059】さらに、左チャンネル用のボイスに与える
TVFエンベロープのパラメータの演算を行い(ステッ
プS320)、その演算結果を右チャンネル用のボイス
に与えるTVFエンベロープのパラメータとしてコピー
する(ステップS322)。
TVFエンベロープのパラメータの演算を行い(ステッ
プS320)、その演算結果を右チャンネル用のボイス
に与えるTVFエンベロープのパラメータとしてコピー
する(ステップS322)。
【0060】それから、上記したステップS312、ス
テップS316およびステップS320における演算で
得られた各エンベロープのパラメータを左チャンネル用
の空きボイスに供給する(ステップS324)。
テップS316およびステップS320における演算で
得られた各エンベロープのパラメータを左チャンネル用
の空きボイスに供給する(ステップS324)。
【0061】次に、上記したステップS314、ステッ
プS318およびステップS322においてコピーした
各エンベロープのパラメータを右チャンネル用の空きボ
イスに供給し(ステップS326)、このフローチャー
トの処理を終了する。
プS318およびステップS322においてコピーした
各エンベロープのパラメータを右チャンネル用の空きボ
イスに供給し(ステップS326)、このフローチャー
トの処理を終了する。
【0062】なお、こうして各エンベロープのパラメー
タを与えられたボイスは、上記したように、与えられた
エンベロープのパラメータに従って、ノート・オンによ
り指示された波形データを読み出して楽音信号を生成し
出力するが、左チャンネル用として指示されたボイスの
出力は左チャンネルへ出力され、右チャンネル用として
指示されたボイスの出力は右チャンネルへ出力される。
タを与えられたボイスは、上記したように、与えられた
エンベロープのパラメータに従って、ノート・オンによ
り指示された波形データを読み出して楽音信号を生成し
出力するが、左チャンネル用として指示されたボイスの
出力は左チャンネルへ出力され、右チャンネル用として
指示されたボイスの出力は右チャンネルへ出力される。
【0063】従って、このステレオ出力電子楽器におい
て、ステレオ音色の楽音を生成する場合には、左チャン
ネル用のボイスに関するエンベロープの演算のみを行
い、右チャンネル用のボイスに関するエンベロープにつ
いてはその演算結果を単にコピーするのみとしたので、
従来と比較するとステレオ音色の楽音を生成する際にお
けるエンベロープのパラメータの演算時間を大幅に短縮
することができ、このため、ステレオ音色の楽音を生成
する際において発音時の処理速度の低下、およびCPU
の負荷の増大を緩和することができる。
て、ステレオ音色の楽音を生成する場合には、左チャン
ネル用のボイスに関するエンベロープの演算のみを行
い、右チャンネル用のボイスに関するエンベロープにつ
いてはその演算結果を単にコピーするのみとしたので、
従来と比較するとステレオ音色の楽音を生成する際にお
けるエンベロープのパラメータの演算時間を大幅に短縮
することができ、このため、ステレオ音色の楽音を生成
する際において発音時の処理速度の低下、およびCPU
の負荷の増大を緩和することができる。
【0064】なお、上記した実施の形態においては、左
チャンネル用のエンベロープのパラメータを演算して、
右チャンネル用のエンベロープのパラメータは、上記左
チャンネル用のエンベロープのパラメータをコピーして
使用したが、左右共通のエンベロープのパラメータを演
算し、左右両方の楽音生成チャンネルに供給するように
してもよい。
チャンネル用のエンベロープのパラメータを演算して、
右チャンネル用のエンベロープのパラメータは、上記左
チャンネル用のエンベロープのパラメータをコピーして
使用したが、左右共通のエンベロープのパラメータを演
算し、左右両方の楽音生成チャンネルに供給するように
してもよい。
【0065】また、上記した実施の形態においては、ス
テレオ音色である場合には共通のエンベロープを付与す
るとしたが、音高またはベロシティにより、ステレオ音
色であっても、エンベロープをそれぞれで形成する方が
より高品位の楽音となる場合には、その条件に応じて、
共通のエンベロープとするか、別々のエンベロープとす
るかの選択をするようにしてもよい。
テレオ音色である場合には共通のエンベロープを付与す
るとしたが、音高またはベロシティにより、ステレオ音
色であっても、エンベロープをそれぞれで形成する方が
より高品位の楽音となる場合には、その条件に応じて、
共通のエンベロープとするか、別々のエンベロープとす
るかの選択をするようにしてもよい。
【0066】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ステレオ音色の楽音を生成する際におい
て、発音時の処理速度を低下させることがなくなり、ま
た、CPUの負荷を増大することもないという優れた効
果を奏する。
ているので、ステレオ音色の楽音を生成する際におい
て、発音時の処理速度を低下させることがなくなり、ま
た、CPUの負荷を増大することもないという優れた効
果を奏する。
【図1】本発明の実施の形態の一例によるステレオ出力
電子楽器のブロック構成図である。
電子楽器のブロック構成図である。
【図2】鍵盤の押鍵操作により新たな楽音生成指示(ノ
ート・オン)が入力された場合の割り込み処理を示すフ
ローチャートである。
ート・オン)が入力された場合の割り込み処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】ステップS220の発音処理ならびに定期サー
ビス・タイム(10msec)の時間間隔でCPU10
に対して割り込みがかけられて実行されるタイマー割り
込み処理において行われる各ボイスに対しての処理を示
すフローチャートである。
ビス・タイム(10msec)の時間間隔でCPU10
に対して割り込みがかけられて実行されるタイマー割り
込み処理において行われる各ボイスに対しての処理を示
すフローチャートである。
【図4】TVAエンベロープの一例を示す波形図であ
る。
る。
【図5】ピッチ・エンベロープの一例を示す波形図であ
る。
る。
【図6】TVFエンベロープの一例を示す波形図であ
る。
る。
10 中央処理装置(CPU) 12 バス 14 リード・オンリ・メモリ(ROM) 16 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 18 鍵盤 20 操作子群 22 コントローラー群 24 表示器 26 MIDI回路 28 外部インターフェース(外部I/F) 30 音源 32 デジタル・シグナル・プロセッサ(DS
P) 34 デジタル/アナログ変換器(D/A) 36 アンプ 38 スピーカー
P) 34 デジタル/アナログ変換器(D/A) 36 アンプ 38 スピーカー
Claims (2)
- 【請求項1】 割り当てられた楽音生成指示に応じて波
形データとエンベロープのパラメータとを供給されてそ
れぞれ楽音を生成する複数の楽音生成手段を有し、前記
楽音生成指示がステレオ音色の楽音の生成を指示するも
のであるときに、前記複数の楽音生成手段の中から少な
くも2つの楽音生成手段に前記楽音生成指示を割り当て
て楽音の生成を行うステレオ出力電子楽器において、 前記楽音生成指示がステレオ音色の楽音の生成を指示す
るものであるときに、エンベロープのパラメータを前記
楽音生成指示が割り当てられる楽音生成手段に共通に発
生するパラメータ発生手段を有するものであるステレオ
出力電子楽器。 - 【請求項2】 請求項1に記載のステレオ出力電子楽器
において、 前記楽音生成指示が発生した時点において、前記複数の
楽音生成手段の中で該楽音生成指示を割り当て可能な楽
音を生成していない楽音生成手段が存在しない場合に、
前記複数の楽音生成手段の中から所定の楽音生成指示手
段を選択してトランケートする選択手段と、 前記選択手段によって選択された楽音生成手段がステレ
オ音色の楽音を生成している場合には、前記複数の楽音
生成手段の中で該ステレオ音色の楽音を生成している全
ての楽音生成手段を選択してトランケートする選択制御
手段とを有するものであるステレオ出力電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11153733A JP2000338968A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ステレオ出力電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11153733A JP2000338968A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ステレオ出力電子楽器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000338968A true JP2000338968A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15568919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11153733A Pending JP2000338968A (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | ステレオ出力電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000338968A (ja) |
-
1999
- 1999-06-01 JP JP11153733A patent/JP2000338968A/ja active Pending
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080408 |