JP2000339036A - 位置決め制御装置 - Google Patents
位置決め制御装置Info
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- JP2000339036A JP2000339036A JP11151877A JP15187799A JP2000339036A JP 2000339036 A JP2000339036 A JP 2000339036A JP 11151877 A JP11151877 A JP 11151877A JP 15187799 A JP15187799 A JP 15187799A JP 2000339036 A JP2000339036 A JP 2000339036A
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Abstract
ち時間を設けることなく、正確に目的とする位置決め動
作の開始時点からサーボゲインパラメータ値の変更を可
能とすること。 【解決手段】 個々の位置決め動作命令を複数一連に記
述してなる制御プログラムの記憶手段から、個々の動作
命令を読み出して解読し、対応する位置決め動作パター
ンを生成するプログラム実行手段と、同手段にて生成さ
れる位置決め動作パターンを目標パターンとして所定の
サーボゲインパラメータを使用したサーボ演算により操
作出力を生成するサーボ制御装置で、サーボゲインパラ
メータ設定手段によりサーボゲインパラメータの値が、
それが適用開始されるべき位置決め動作と関連づけて設
定されている場合には、当関連付けられた位置決め動作
パターンの開始時点にてサーボゲインパラメータの値を
設定値に変更するパラメータ変更手段を具備してなる。
Description
・コントローラ・システムの高機能ユニットの1つであ
る位置決め制御ユニット等として好適な位置決め制御装
置に係り、特に位置決め制御プログラムを構成する個々
の位置決め動作と同期を取りつつサーボゲインパラメー
タを任意に変更可能とした位置決め制御装置に関する。
マブル・コントローラ・システムの高機能ユニットの1
つである位置決め制御ユニット等として従来より知られ
ている。その基本的な構成は、個々の位置決め動作に対
応する動作命令を複数一連に記述してなる位置決め制御
プログラムを記憶させたプログラム記憶手段と、このプ
ログラム記憶手段から個々の動作命令を読み出して解読
することにより、対応する位置決め動作パターンを生成
するプログラム実行手段と、このプログラム実行手段に
て生成される位置決め動作パターンを目標パターンとし
て所定のサーボゲインパラメータを使用したサーボ演算
により操作出力を生成するサーボ制御手段とを備えてい
る。
ング等のような軌跡の精度を要求されるアプリケーショ
ンを実施する場合、個々の位置決め動作毎にサーボゲイ
ンパラメータの値を適切に設定せねばならない。プログ
ラマブル・コントローラ・システムの高機能ユニットの
1つである位置決め制御ユニット(以下、MCユニット
と称する)の場合、従来、このサーボゲインパラメータ
の変更処理は、CPUユニットに組み込まれるラダー図
プログラムにおいて、所定の命令語を使用することによ
り実現することができる。
ンパラメータ変更命令を記述すればこれが解読されてそ
の旨の情報がCPUユニットからMCユニットへとシス
テムバスを介して送られ、これを受けたMCユニットが
直ちにサーボゲインパラメータの値を変更する。つま
り、MCユニットのサーボゲインパラメータは、個々の
位置決め動作とは非同期に変更されてしまう。
界でサーボゲインパラメータの値を変更したい場合に
は、ラダー図プログラム上において、サーボゲインパラ
メータ変更命令の前後に位置決め動作停止命令と位置決
め動作再開命令とを記述することによって、2つの位置
決め動作の間に待ち時間Twを設けねばならない。
うな従来のサーボゲインパラメータ変更手法にあって
は、ラダー図プログラム上において、サーボゲインパラ
メータ変更の都度に、動作停止命令と動作再開命令とを
記述せねばならないことから、その分だけプログラムが
煩雑となる。また、相前後する位置決め動作の間に待ち
時間Twを挿入せねばならないことからタクトタイムが
低下する。
目してなされたものであり、その目的とするところは、
相前後する位置決め動作の間に必要以上の待ち時間を設
けることなく、正確に目的とする位置決め動作の開始時
点からサーボゲインパラメータの値を変更することがで
きるようにした位置決め制御装置を提供することにあ
る。
載の発明は、個々の位置決め動作に対応する動作命令を
複数一連に記述してなる位置決め制御プログラムを記憶
させたプログラム記憶手段と、サーボゲインパラメータ
の値をそれが適用開始されるべき位置決め動作と関連づ
けて設定可能なサーボゲインパラメータ設定手段と、前
記プログラム記憶手段から、個々の動作命令を読み出し
て解読することにより、対応する位置決め動作パターン
を生成するプログラム実行手段と、前記プログラム実行
手段にて生成される位置決め動作パターンを目標パター
ンとして所定のサーボゲインパラメータを使用したサー
ボ演算により操作出力を生成するサーボ制御手段と、前
記サーボゲインパラメータ設定手段によりサーボゲイン
パラメータの値が設定されている場合には、それと関連
付けられた位置決め動作パターンの開始時点にてサーボ
ゲインパラメータの値を設定値に変更するパラメータ変
更手段と、を具備することを特徴とする位置決め制御装
置にある。
ラメータの値をそれが適用開始されるべき位置決め動作
と関連づけて設定しておきさえすれば、該当する位置決
め動作パターンの開始時点にてサーボゲインパラメータ
の値は設定値に自動的に変更される。そのため、相前後
する位置決め動作の間に、サーボゲインパラメータ変更
のために、必要以上の待ち時間を設ける必要がなくな
り、その分だけタクトタイムが向上する。
決め制御装置が、プログラマブル・コントローラ・シス
テムの高機能ユニットの1つである位置決め制御ユニッ
トであり、サーボゲインパラメータ設定手段は、位置決
め制御プログラムの解読結果に基づいて、サーボゲイン
パラメータの値をそれが適用開始されるべき位置決め動
作と関連付けて設定することを特徴とする請求項1に記
載の位置決め制御装置にある。
ニットで使用される位置決め制御プログラム中に、適切
な命令語等を記述しておきさえすれば、目的とする位置
決め動作の到来と共に、サーボゲインパラメータの値は
自動的に設定値に変更されることとなる。
て、サーボゲインパラメータの値をそれが適用開始され
るべき位置決め動作と関連づけて設定する手法として
は、様々なものが考えられる。最も簡単なものは、サー
ボゲインパラメータの変更を意味する特定の命令語並び
に変更後のサーボゲインパラメータの値を、それが適用
開始されるべき動作命令の直前に挿入するものである。
また、それ以外の例としては、位置決め制御プログラム
の先頭に、サーボゲインパラメータの変更を意味する命
令語並びに変更後のサーボゲインパラメータの値を記述
すると共に、それが適用開始されるべき位置決め動作に
対応する動作命令のステップ番号を記述することなどが
考えられる。いずれにしても、サーボゲインパラメータ
の値をそれが適用開始されるべき位置決め動作と関連づ
けて設定する手法は当業者において様々なものが考えら
れるはずである。
決め制御装置が、プログラマブル・コントローラ・シス
テムの高機能ユニットの1つである位置決め制御ユニッ
トであり、かつシステムバスを介してCPUユニットと
の間でデータのやり取りを行うように仕組まれており、
サーボゲインパラメータ設定手段は、前記CPUユニッ
ト側にあって、ラダー図等のユーザプログラムの解読結
果に基づいて、サーボゲインパラメータの値並びにそれ
が適用開始されるべき位置決め動作を認識して、位置決
め制御ユニットへ送られるべきゲイン設定情報を生成す
る手段と、前記位置決め制御ユニット側にあって、前記
CPUユニットから送られてくるゲイン設定情報に基づ
いて、サーボゲインパラメータの値をそれが適用開始さ
れるべき位置決め動作と関連づけて設定する手段と、か
らなることを特徴とする請求項1に記載の位置決め制御
装置にある。
に組み込まれるラダー図等のユーザー命令上において、
特定の命令語を記述するだけで、位置決め制御ユニット
側における目的とする位置決め動作の到来と共に、サー
ボゲインパラメータの値は自動的に設定値に変更され
る。そのため、従前の手法のように、サーボゲインパラ
メータ変更希望時点の前後に動作停止命令や動作再開命
令を記述する煩雑さを回避することができる。また、そ
れに伴う必要以上の待ち時間を発生させることもない。
ボゲインパラメータの値をそれが適用開始されるべき位
置決め動作と関連づけて設定可能なサーボゲインパラメ
ータ設定手段と、個々の位置決め動作に対応する動作命
令を複数一連に記述してなる位置決め制御プログラムを
記憶させたプログラム記憶手段から、個々の動作命令を
読み出して解読することにより、対応する位置決め動作
パターンを生成するプログラム実行手段と、前記プログ
ラム実行手段にて生成される位置決め動作パターンを目
標パターンとして所定のサーボゲインパラメータを使用
したサーボ演算により操作出力を生成するサーボ制御手
段と、前記サーボゲインパラメータ設定手段によりサー
ボゲインパラメータの値が設定されている場合には、そ
れと関連付けられた位置決め動作パターンの開始時点に
てサーボゲインパラメータの値を設定値に変更するパラ
メータ変更手段と、を具備する位置決め制御装置を実施
するためのコンピュータプログラムを記録させた記録媒
体にある。
装置に組み込まれる各種のメモリデバイスが含まれる。
形態を図1〜図13を参照して詳細に説明する。
ログラマブル・コントローラ・システムの全体が図1の
システム構成図が概略的に示されている。よく知られて
いるように、この種のプログラマブル・コントローラ・
システム1は、マザーボード上にシステムバスを敷設し
てなるラック上に、それぞれコネクタを介して多数の制
御ユニットを接続して構成される。図では、それらの制
御ユニットのうちで、本発明が適用されたMCユニット
100と、CPUユニット200と、電源ユニット30
0のみが明示されている。
ルを介して4個のサーボドライバ110a,110b,
110c,110dが接続される。また、それらサーボ
ドライバ110a,110b,110c,110dのそ
れぞれには、サーボモータ120a,120b,120
c,120dが接続される。尚、130a,130b,
130c,130dは、サーボモータの軸に取り付けら
れたロータリエンコーダである。
妙な位置合わせが必要なときに使用される手動式パルス
ゼネレータ、150はCCW限界入力、CW限界入力、
原点近傍入力、即停止入力等を与えるための専用端子
台、160は試運転・デバック・ティーチング等に使用
するティーチングボックスである。また2はデータ設定
の他、G言語のプログラミング等に使用するプログラミ
ングツールである。
200の電気的なハードウェア構成が図2のブロック図
に概略的に示されている。
100内には、ユニット全体を統括制御するMPU10
0aと、ユーザにより作成された位置決め制御プログラ
ムを格納するためのフラッシュメモリ100bと、各種
の演算用エリア等として使用されるRAM100cと、
エンコーダ130からのフィードバック情報を生成する
ためのカウンタ100dと、サーボドライバ110に対
してアナログ電圧である操作出力を送り出すためのD/
Aコンバータ100eと、当該ユニットの制御仕様を規
定するシステムプログラムが格納されるROM100h
と、CPUユニット200との間でデータのやりとりを
行うための共有メモリ100fとが内蔵されており、そ
れらはMPUバス100gを介して互いに結ばれてい
る。
ット全体を統括制御するMPU200aと、システムプ
ログラムを格納するためのROM200bと、ラダー図
プログラム等を格納するためのPROM200cと、入
出力メモリや各種の演算エリアとして使用されるRAM
200dと、システムバス3との接続を制御するバスI
/F回路200eとが内蔵されており、それらはMPU
バス200fを介して結ばれている。
びにCPUユニット200内のROM200bにそれぞ
れ格納されたシステムプログラムの構成が図3のゼネラ
ルフローチャートに示されている。同図に示されるよう
に、CPUユニット200においては、電源投入直後の
イニシャライズ処理を経た後(ステップ301)、入力
リフレッシュ処理、プログラム実行処理、出力リフレッ
シュ処理、システムサービス処理を繰り返す(ステップ
302〜305)。
302)では、よく知られているように、図示しない入
力ユニットから取り込んだ入力データを、RAM200
dに割り当てた入力エリアに書き込む。また、これと同
時に、MCユニット100に関しては、各種のステータ
スの入力処理を同時に行う。ここで、ステータスの中に
は、例えばエラー識別情報、システムステータス、エラ
ーコード、Mコード、タスクステータス、現在位置など
が含まれる。
3)では、よく知られているように、RAM200dに
割り付けられた入出力エリアの内容を読み込んで、ラダ
ー図プログラムなどを実行すると共に、その実行結果に
より再び出力エリアの内容を書き替える処理などを行
う。
4)では、よく知られているように、命令実行により書
き替えが完了した出力エリアの内容を図示しない出力ユ
ニットに転送して外部へと出力する。ここで、MCユニ
ット100に関しては、同時に運転に関する様々な指令
を行う。ここで運転に関する指令には、プログラム番号
指定、自動/手動、サイクルスタート、Mコードリセッ
ト、JOG運転などが含まれる。
プ305)では、各種の応用命令あるいは特殊補助リレ
ーの実行結果を格納するデータ転送用エリアの内容を、
他の高機能ユニットとの間でやりとりする処理などを実
行する。ここで、MCユニット100に関しては、位置
データ、システムパラメータ(ユニットパラメータ、メ
モリ管理パラメータ、機械使用パラメータ、目標値パラ
メータ、送り速度パラメータ、ゾーンパラメータ、サー
ボパラメータ等)、モニタ情報(エラーコード、I/O
モニタ、タスクステータス、現在位置、偏差カウンタ
等)並びに特殊情報(フラッシュメモリ書き込み/読み
出し、位置データ書き込み/読み出し、自動ローディン
グ等)が含まれる。
いては、同様に電源投入直後のイニシャライズ処理を経
た後(ステップ311)、様々な処理を実行するわけで
あるが、図示例では本発明に関連するプログラム実行処
理(ステップ312)並びにシステムサービス処理(ス
テップ313)のみが示されている。
は、G言語で記述されてフラッシュメモリ100bに格
納された位置決め制御プログラムを実行するものであ
り、その詳細が図4のフローチャートに部分的に示され
ている。
後述するサーボ制御処理において1動作命令が完了した
ことを示す1動作命令実行完了フラグの内容が参照され
る(ステップ401)。今仮に、サーボ制御処理におい
て、1動作命令が実行完了した状態にあると(ステップ
401SET)、G言語で記述された位置決め制御プロ
グラムから次の命令を読み出して解読する処理が実行さ
れる(ステップ402,403)。
定義されたサーボゲインパラメータ変更命令であれば
(ステップ404YES)、当該変更命令からサーボゲ
インパラメータ(G)を取り出して記憶する処理を実行
する(ステップ405)。ここで重要なことは、この処
理(ステップ405)では、単にサーボゲインパラメー
タ(G)を一次記憶するだけであって、この時点におい
ては演算用サーボゲインパラメータ(G´)の更新を行
わない点である。つまり、この時点でサーボゲインパラ
メータ(G)の値で演算用サーボゲインパラメータ(G
´)を更新してしまえば、新たなサーボゲインパラメー
タ(G)の値が直ちに後述するサーボ演算に反映されて
しまい、本発明の目的とする位置決め制御プログラムと
の同期がとれない。
プ402)並びに命令解読処理(ステップ403)が実
行されて、今度は動作命令が解読され(ステップ406
YES)、その動作命令で指令された位置決め動作パタ
ーンの生成処理が行われる(ステップ407)。この位
置決め動作パターンは、ステップ407のブロック中に
示されるように、横軸を時間、縦軸を速度とした場合に
おいて、所定の加速時間Ta、減速時間Tb、低速時間
Tcを有する台形状パターンとして表すことができる。
ことを示すために位置決め動作パターン更新フラグをセ
ットし(ステップ408)、また1動作命令の実行が開
始されたことを示すために1動作命令実行完了フラグを
リセットした後(ステップ409)、図5に示されるサ
ーボ制御処理へと処理を任せる。
ートに示されている。このサーボ制御処理は、タイマ割
り込み処理によって時間T(例えば2m/sec)周期
で実行される。同図において、処理が開始されると、位
置決め動作パターンの更新直後であることを示す位置決
め動作パターン更新フラグの状態が参照される。ここ
で、位置決め動作パターンの更新直後であると判定され
ると(ステップ501SET)、新たな位置決め動作パ
ターンの取得処理(ステップ502)並びに演算用サー
ボゲインパラメータ(G´)の更新処理(ステップ50
3)が実行され、その後新たな位置決め動作パターンの
更新を禁止するために、位置決め動作パターン更新フラ
グのリセット処理が行われる(ステップ504)。ここ
で重要な点は、演算用サーボゲインパラメータ(G´)
の更新は、新たな位置決め動作パターンを取得する際に
のみ行われるのであって、図4のフローチャートに示し
たプログラム実行処理の段階においては、単に新しいサ
ーボゲインパラメータ(G)が記憶されるだけであっ
て、その時点では更新されない点にある。そして、この
ことが、位置決め制御プログラムとの同期を取りつつ、
個々位置決め動作単位でサーボゲインパラメータを変更
するという作用に結びつくのである。
ップ407にて生成された位置決め動作パターン並びに
図5のフローチャートにおけるステップ503で更新さ
れた演算用サーボゲインパラメータ(G´)を少なくと
も用いて、サーボ演算処理が行われ、最終的に操作出力
が得られるのである(ステップ505〜508)。
0〜図13に概念的に示されている。
ットで使用されるサーボ機構としては、セミクローズド
ループ方式等と称されるものが使用される。この方式の
サーボ機構は、指令値に対する機械の移動量をモータの
回転量で検出し、これをフィードバックする。指令値と
実際の移動量の偏差を算出し、これが零になるように制
御が行われる。現在の産業用位置決め装置に適用される
サーボ機構としては、このセミクローズドループ方式が
主流である。
10(b),図11,図12,図13を参照しながらわ
かりやすく説明する。
る一定の位置指令値(図12(a)参照)が、偏差カウ
ンタ11aにセットされる。これをパルス分配と称す
る。偏差カウンタ11aはD/Aコンバータ11bに直
結されている。これにより、カウンタ11aのパルス数
がアナログ電圧に変換され、これがサーボドライバ12
への速度指令電圧となる。
12は速度指令電圧が与えられると、その電圧に応じた
速度でモータを回転させる。ここで、回転数は速度指令
電圧に比例させている。
ータリエンコーダ14は、モータの回転に同期して回転
し、フィードバックパルスを発生する。
フィードバックパルスにより、偏差カウンタ値(溜まり
量)は零になるまで減算される。偏差カウンタ11aの
内容が零になると、ドライバ12への速度指令電圧も零
になり、モータの回転も停止する(図12(c)参
照)。
ウンタ値を常に零の状態に保持しようとする。負荷変動
でモータの軸がわずかに変動すると、ロータリエンコー
ダ14からのフィードバックパルスが偏差カウンタ11
aに取り込まれる。この偏差カウンタ値(溜まり量)に
より、モータ軸が回転した方向と逆の方向に速度指令電
圧が出力され、モータ軸を元の位置に戻す。このように
常に現在の位置を保持しようとする修正動作をサーボロ
ックまたはサーボクランプと称する。
は、図13(a)に示されるように、1指令値を変化さ
せながら、連続的に偏差カウンタにセットしていくこと
で実現できることが分かる。
値は、図13(b)に示されるように、偏差カウンタの
溜まり量となり、最終的に図13(c)に示されるよう
に、サーボドライバ12への速度指令電圧に変換され、
サーボモータ13が制御される。
数(図の塗られた部分:パルス数)となり、速度は単位
時間あたりの位置指令値(パルス数)により決定される
ことが分かるであろう。
令値生成処理(ステップ505)では、図13(a)の
階段状位置指令値波形の1ステップ分に相当する指令値
の生成が行われる。この例では、2m/sec分の指令
値生成が行われる。
ップ506)では、図2に示されるエンコーダ130の
フィードバックパルスをカウントするカウンタ100d
のカウント値を読み込むことで、フィードバック値の読
み込み処理が行われる。
では、ステップ505で生成された指令値とステップ5
06で読み込まれたフィードバック値との偏差に対し
て、図5のフローチャートのステップ503で更新され
た演算用サーボゲインパラメータ(G´)を乗ずること
によって、操作出力の値が生成される。
8)では、ステップ507で生成された操作出力を、図
2に示されるD/Aコンバータ100eに出力する処理
が実行される。
置指令値を変化させながら、指令値生成処理、フィード
バック値読み込み処理、操作出力生成処理、操作出力外
部送出処理(ステップ505〜508)が繰り返し実行
され、最後の位置指令値が送出された時点で(ステップ
509YES)、1動作命令実行完了フラグはセットさ
れる(ステップ510)。
1動作命令実行完了フラグがセットされていることを条
件として(ステップ401SET)、次の命令の読み出
し並びに解読などが再開される(ステップ402,40
3)。
ラメータ設定手段の構成を、図6〜図9を参照しながら
詳細に説明する。
新たに特別な命令を定義することによって、サーボゲイ
ンパラメータの値をそれが適用開始されるべき位置決め
動作と関連づけて設定する場合について説明する。位置
決め制御のためのプログラム言語としてG言語が使用さ
れる場合におけるゲイン変更命令の一例が図6に示され
ている。このゲイン変更命令は、ゲイン変更命令である
ことを示す命令コード「G69」と、それに続く2つの
修飾語とから構成されている。第1の修飾語は#システ
ムパラメータ種類を示す数値「1〜2」であり、第2の
修飾語は変更内容を示す種々のデータである。#システ
ムパラメータ種類の「1」は、1ループゲインを示して
おり、そのレンジとしては1〜250[rad/s]が
許されている。また、#システムパラメータ種類の
「2」は1ループFF(フィードフォワードゲイン)を
示しており、そのレンジとしては0〜100[%]が許
されている。
名(X,Y,Z,U)と、変更値(数値である場合とレ
ジスタ名(A00〜A99)である場合とが許されてい
る。
2つのプログラミング例が図7(a)並びに図7(b)
に示されている。
接に数値で指定するものであり、具体的にはステップ番
号「N009」に対応して、ゲイン変更命令として「G
69#6/X50 Y50」と記述することによって、
X/Y軸それぞれのFFゲインを50%に変更するよう
に指示している。また、このゲイン変更命令は、変更後
のゲインがサーボ制御において適用されるべき動作命令
「G01 X500Y400」の1ステップ手前に挿入
されている。従って、この記述方法によれば、図4のフ
ローチャートに示す命令解読処理(ステップ403)に
おいては、ステップ番号「N009」に記述されたゲイ
ン変更命令「G69 #6/X50Y50」で指定され
るサーボゲインパラメータを、その次のステップ番号
「N010」に記述された直線補間動作命令「G01
X500 Y400」に関して適用すべきと解読するこ
とができる。
ップ番号「N009」にゲイン変更命令として「G69
#6/XA01 YA01」と記述することによっ
て、速度の1/100のFFゲインに変更すべきことを
指示している。これは、1ループFFゲインの最適値
が、速度の1/100の数値である機械を想定した場合
であり、このようなプログラミング手法を採用すること
で、速度の変更があってもプログラムを書き替えること
なく、自動的に最適なゲインとすることが可能となる。
中にゲイン変更命令を記述することによって、相前後す
る位置決め動作の境界で正確にサーボゲインパラメータ
を変更した場合の動作が示されている。同図(a)に示
されるのは非連続モードの場合であり、同図(b)に示
されるものは連続モードの場合である。
動作モードにおいても、後段の位置決め動作に関して
は、正確にその開始時点から変更後のサーボゲインパラ
メータが使用されている。殊に、同図(a)に示される
非連続モードにあっては、待ち時間Twの値を必要最小
限にとどめることができる。また、同図(b)に示され
る連続モードの場合には、Gコードのゲイン変更命令が
先読み実行されても、次の動作開始時にしか変更されな
いため、スムーズな制御が可能となっている。
図プログラム上において、ゲイン変更命令を定義するこ
とにより、CPUユニットからの指令によって、MCユ
ニット側のサーボゲインパラメータを、位置決め動作単
位で変更する場合を説明する。
おいて使用されるサーボゲインパラメータ変更命令が図
式表示されている。このサーボゲインパラメータ変更命
令には、位置決め制御プログラム上の関連する動作命令
を示すステップ番号901と、変更後のパラメータ値9
02,903とが含まれている。
読処理の中で、サーボゲインパラメータ変更命令に関す
る部分だけを取り出して示されている。同図に示される
ように、次の命令の読み出し処理(ステップ904)及
び命令解読処理(ステップ905)の結果、サーボゲイ
ンパラメータ変更命令であると判定されると(ステップ
906)、当該変更命令に含まれる「N010,X5
0,Y50」は、MCユニットへの送信情報を格納する
データエリアへと記憶される(ステップ907)。よく
知られているように、このデータエリアの内容は、周期
的にシステムサービス処理によって、MCユニットの側
へと送信される。これを受けたMCユニットの側では、
受信情報を一時記憶し、図5のステップ503に示され
るタイミングで、サーボゲインパラメータ(G´)の更
新処理を行う。すると、新たな位置決め動作の開始時点
から変更後のサーボゲインパラメータ(G)を使用した
サーボ演算が実行される結果、本発明が目的とする位置
決め動作単位でのサーボゲインパラメータの変更が可能
となるのである。
制御を実行するプログラムから、位置決め動作毎に最適
なサーボゲインパラメータを設定することができるた
め、タクトタイムを低下させることなく軌跡の精度を向
上させることができる。特に、直線補間と円弧補間が連
続する動作の場合に本発明は効果的である。円弧補間の
場合、ゲインが低いと機械系の遅れの原因等により、本
来の円より小さな円となってしまう。この問題は、速度
が早いほど顕著になる。しかし、ゲインを高く設定する
と、直線補間のときにオーバーシュートやアンダーシュ
ートが発生してしまい、軌跡精度が低くなってしまう。
本発明では、直線補間と円弧補間の正確なつなぎ目でゲ
インを変更できるため、スムーズな制御が可能となり、
直線補間及び円弧補間共に軌跡の精度を向上させること
ができる。また、サーボゲインパラメータの設定を、レ
ジスタを用いた間接指定とすることで、移動速度や負荷
条件を変更しても数値を設定し直す必要がなくなるとい
う利点もある。
装置において、1つ1つの位置決め動作制御毎に、動作
を停止させることなく、最適なサーボゲインパラメータ
を設定することが可能となる。
むプログラマブル・コントローラ・システム全体の構成
を示す構成図である。
含まれるMCユニット並びにCPUユニットのハードウ
ェア構成を概略的に示すブロック図である。
体を概略的に示すゼネラルフローチャートである。
の詳細を示すフローチャートである。
細を示すフローチャートである。
によるゲイン変更命令の一例を示す説明図である。
明図である。
理を採用した場合における実際の動作例を示す説明図で
ある。
を記述してMCユニット側のサーボゲインパラメータを
変更する場合のプログラミング例並びにその解読処理を
概略的に示す説明図である。
ボ制御処理の理解を容易とするための説明図である。
る。
の基本動作を説明するための説明図である。
を伴った位置決めの例を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 個々の位置決め動作に対応する動作命令
を複数一連に記述してなる位置決め制御プログラムを記
憶させたプログラム記憶手段と、 サーボゲインパラメータの値をそれが適用開始されるべ
き位置決め動作と関連づけて設定可能なサーボゲインパ
ラメータ設定手段と、 前記プログラム記憶手段から、個々の動作命令を読み出
して解読することにより、対応する位置決め動作パター
ンを生成するプログラム実行手段と、 前記プログラム実行手段にて生成される位置決め動作パ
ターンを目標パターンとして所定のサーボゲインパラメ
ータを使用したサーボ演算により操作出力を生成するサ
ーボ制御手段と、 前記サーボゲインパラメータ設定手段によりサーボゲイ
ンパラメータの値が設定されている場合には、それと関
連付けられた位置決め動作パターンの開始時点にてサー
ボゲインパラメータの値を設定値に変更するパラメータ
変更手段と、 を具備することを特徴とする位置決め制御装置。 - 【請求項2】 位置決め制御装置が、プログラマブル・
コントローラ・システムの高機能ユニットの1つである
位置決め制御ユニットであり、 サーボゲインパラメータ設定手段は、位置決め制御プロ
グラムの解読結果に基づいて、サーボゲインパラメータ
の値をそれが適用開始されるべき位置決め動作と関連付
けて設定することを特徴とする請求項1に記載の位置決
め制御装置。 - 【請求項3】 位置決め制御装置が、プログラマブル・
コントローラ・システムの高機能ユニットの1つである
位置決め制御ユニットであり、かつシステムバスを介し
てCPUユニットとの間でデータのやり取りを行うよう
に仕組まれており、 サーボゲインパラメータ設定手段は、 前記CPUユニット側にあって、ラダー図等のユーザプ
ログラムの解読結果に基づいて、サーボゲインパラメー
タの値並びにそれが適用開始されるべき位置決め動作を
認識して、位置決め制御ユニットへ送られるべきゲイン
設定情報を生成する手段と、 前記位置決め制御ユニット側にあって、前記CPUユニ
ットから送られてくるゲイン設定情報に基づいて、サー
ボゲインパラメータの値をそれが適用開始されるべき位
置決め動作と関連づけて設定する手段と、 からなることを特徴とする請求項1に記載の位置決め制
御装置。 - 【請求項4】 サーボゲインパラメータの値をそれが適
用開始されるべき位置決め動作と関連づけて設定可能な
サーボゲインパラメータ設定手段と、 個々の位置決め動作に対応する動作命令を複数一連に記
述してなる位置決め制御プログラムを記憶させたプログ
ラム記憶手段から、個々の動作命令を読み出して解読す
ることにより、対応する位置決め動作パターンを生成す
るプログラム実行手段と、 前記プログラム実行手段にて生成される位置決め動作パ
ターンを目標パターンとして所定のサーボゲインパラメ
ータを使用したサーボ演算により操作出力を生成するサ
ーボ制御手段と、 前記サーボゲインパラメータ設定手段によりサーボゲイ
ンパラメータの値が設定されている場合には、それと関
連付けられた位置決め動作パターンの開始時点にてサー
ボゲインパラメータの値を設定値に変更するパラメータ
変更手段と、 を具備する位置決め制御装置を実施するためのコンピュ
ータプログラムを記録させた記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187799A JP3719044B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 位置決め制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15187799A JP3719044B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 位置決め制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000339036A true JP2000339036A (ja) | 2000-12-08 |
| JP3719044B2 JP3719044B2 (ja) | 2005-11-24 |
Family
ID=15528168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15187799A Expired - Lifetime JP3719044B2 (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 位置決め制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3719044B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8840312B1 (en) | 2013-03-13 | 2014-09-23 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
| US9281725B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-03-08 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and method of manufacturing the same |
| US9692272B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-06-27 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
| US10072662B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-09-11 | Regal Beloit America, Inc. | Dynamic speed control for pump motor |
| WO2022190420A1 (ja) * | 2021-03-11 | 2022-09-15 | オムロン株式会社 | 複数の移動機構を制御するシステムおよび方法 |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP15187799A patent/JP3719044B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8840312B1 (en) | 2013-03-13 | 2014-09-23 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
| US9281725B2 (en) | 2013-03-13 | 2016-03-08 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and method of manufacturing the same |
| US9692272B2 (en) | 2013-03-13 | 2017-06-27 | Regal Beloit America, Inc. | Electric machine and associated method |
| US10072662B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-09-11 | Regal Beloit America, Inc. | Dynamic speed control for pump motor |
| WO2022190420A1 (ja) * | 2021-03-11 | 2022-09-15 | オムロン株式会社 | 複数の移動機構を制御するシステムおよび方法 |
| JP2022139199A (ja) * | 2021-03-11 | 2022-09-26 | オムロン株式会社 | 複数の移動機構を制御するシステムおよび方法 |
| JP7631922B2 (ja) | 2021-03-11 | 2025-02-19 | オムロン株式会社 | 複数の移動機構を制御するシステムおよび方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3719044B2 (ja) | 2005-11-24 |
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