JP2000339094A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2000339094A
JP2000339094A JP14752499A JP14752499A JP2000339094A JP 2000339094 A JP2000339094 A JP 2000339094A JP 14752499 A JP14752499 A JP 14752499A JP 14752499 A JP14752499 A JP 14752499A JP 2000339094 A JP2000339094 A JP 2000339094A
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Mikio Shindo
幹雄 新藤
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Plus Property Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力される座標データの分解能を高くし、か
つ、手ぶれ入力の判断を高速に行う座標入力装置を提供
する。 【解決手段】操作者が平面上で移動させる筆記具形入力
装置の座標データを検出する検出部により検出された第
1,第2および第3の座標データから第1,第2の座標
データの差分である第1の差分データ、第1,第3の座
標データの差分である第2の差分データおよび第2,第
3の座標データの差分である第3の差分データを算出
し、第1,第2の差分データがともに所定値内に収まる
とき、または、第1,第3の差分データがともに所定値
内に収まる場合は手ぶれ入力であると判定するコントロ
ーラを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標を入力するた
めの座標入力装置に関し、詳しくは、スクリーン平面上
で入力された文字、図形等の画像を構成する座標データ
を光学的、電気的に検出してその画像をスクリーンの背
面から投影する画像表示装置等に使用する座標入力装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】操作者が筆記具形入力装置を移動させて
座標データを入力する座標入力装置の従来からの問題点
の1つとして、手ぶれにより誤って入力することが知ら
れている。ここで問題とする手ぶれとは、操作者が筆記
具形入力装置を平面上で移動させる場合に、この筆記具
形入力装置が平面から離れる垂直方向の手ぶれと、平面
から離れないが平面に沿って微小距離にわたり変動(以
下、微小変動という。)するような水平方向の手ぶれと
2つある。いずれにせよ、操作者が意図しない入力がな
されるため、このような手ぶれによる入力(以下、一括
して手ぶれ入力という。)は回避したいという要請があ
る。
【0003】垂直方向の手ぶれ入力は、従来から用いら
れてるチャタリング防止プログラム処理を用いることが
できるが、水平方向への手ぶれ入力は、各種、解決策が
検討されている。このような手ぶれ入力問題を解決しよ
うとする先行技術の1つとして、例えば、特開平8−1
37608号公報が開示されている。
【0004】開示された発明によれば、ある座標データ
Pと、この座標データPを含む複数の座標データを用い
てディジタルローパスフィルタにより平滑化した平滑化
座標データP’とを得て、これら2つの座標データの絶
対差分値を算出し、絶対差分値がしきい値よりも小さい
値の場合は、手ぶれ入力であると判定し、手ぶれ入力に
よる座標データPの代わりに平滑化座標データP’を採
用するようにした3次元座標入力装置に関するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術において、平滑化座標データP’は、座標データPよ
り以前に入力した過去の複数の座標データによってその
値が変動する。平滑化座標データP’が多少変動しても
手ぶれと見なさないためには、平滑化座標データP’の
変動を充分吸収できるような大きい値のしきい値とする
必要がある。このため、手ぶれによる微小変動よりもは
るかに大きく変わる座標データを入力したとしても手ぶ
れによる座標データであると判定されて平滑化された座
標データが出力されてしまうというものであり、座標の
分解能が低いものであった。
【0006】そこで、分解能を高くしようとしてしきい
値の設定を小さくすると、平滑化座標データP’の変動
分に影響されてすぐしきい値を越えてしまい、手ぶれに
よる微小変動であっても手ぶれ入力でないと判定して座
標データPを出力するため、微小変動が除去できなくな
るという欠点があり、手ぶれによる微小変動発生を除去
するためには、単純にしきい値は小さくできなかった。
したがって、先行技術では座標の分解能を高めることが
できず、使用者が意図する入力ができない使い勝手が著
しく悪いものであった。
【0007】このように従来例ではしきい値の設定が難
しく座標分解能を高めるために、しきい値とカットオフ
周波数とを最適な値に調整する構成が不可欠となる。し
かしながら、通常の座標入力装置にしきい値とカットオ
フ周波数とを調整する機能を備えることは、高コスト化
を招き、また、過剰性能で複雑化を誘発する構成であ
る。商業的成功のためにユーザーフレンドリーな製品と
することが不可欠であり、しきい値やカットオフ周波数
の変更を行わなくても万人にとって手ぶれ入力を回避
し、使い勝手の良い座標入力装置とするのが好ましい。
【0008】加えて、ディジタルフィルタを用いること
や座標入力の速度を検出するなど計算量が著しく多い。
加算、乗算および除算を組み合わせて高速演算を可能と
するDSP(Digital Signal Processor)など高価なコ
ントローラの使用を余儀なくされていた。演算速度に限
定されることなく通常のDSPに加えてCPU(Centra
l Processing Unit)等のコントローラも利用可能な座
標入力装置が必要とされている。
【0009】そこで本発明は、上記各方式における種々
の問題点を解消するため、入力される座標データの分解
能を高くし、かつ、手ぶれ入力の判断を高速に行う座標
入力装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載した発明は、操作者が平面上で移動
させる筆記具形入力装置の座標データを検出する検出部
と、前記検出部により検出された座標データを用いて手
ぶれ入力を判定するコントローラと、を備える座標入力
装置であって、前記コントローラは、前記検出部で時系
列的に検出された第1,第2および第3の座標データを
格納し、第1,第2の座標データの差分である第1の差
分データ、第1,第3の座標データの差分である第2の
差分データおよび第2,第3の座標データの差分である
第3の差分データを算出し、第1,第2の差分データが
ともに所定値内に収まるとき、または、第1,第3の差
分データがともに所定値内に収まる場合は手ぶれ入力で
あると判定することを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載した発明は、請求項
1記載の座標入力装置において、前記コントローラは、
前記第1,第2の差分データがともに所定値内に収まる
ため手ぶれ入力であると判定する場合は第1の座標デー
タを確定座標データとして出力した後に既に格納されて
いる第1の座標データと改めて格納された第2、第3の
座標データとを用いて再度手ぶれ入力を判定し、また、
前記第1,第3の差分データがともに所定値内に収まる
ため手ぶれ入力であると判定する場合は第2の座標デー
タを確定座標データとして出力した後に既に格納されて
いる第1,第2の座標データと改めて格納された第3の
座標データとを用いて再度手ぶれ入力を判定することを
特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載した発明は、請求項
1記載の座標入力装置において、前記コントローラは、
第1の差分データが所定値を越えるため手ぶれ入力でな
いと判定する場合は第2の座標データを確定座標データ
として出力した後に改めてレジスタに格納された第1,
第2,第3の座標データを用いて再度手ぶれ入力を判定
し、また、第2,第3の差分データがともに所定値を越
えるため手ぶれ入力でないと判定する場合は第3の座標
データを確定座標データとして出力した後に改めてレジ
スタに格納された第1,第2,第3の座標データを用い
て再度手ぶれ入力を判定することを特徴とする。
【0013】また、請求項4に記載した発明は、請求項
2または請求項3記載の座標入力装置において、前記コ
ントローラは、確定座標データと改めて入力されてこの
確定座標データに隣接する座標データとを用いて符号確
認用差分データを随時算出していき、連続して得られた
符号確認用差分データで同一の符号が連続する場合は手
ぶれ入力でないと判断することを特徴とする。
【0014】また、請求項5に記載した発明は、請求項
1〜請求項4の何れか1項に記載の座標入力装置におい
て、前記検出部は、感圧抵抗方式、光学発光検出方式、
光学反射方式、光学マトリクス方式、レーザスキャン方
式、超音波方式の何れか1つの方式により検出すること
を特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の第1,
第2実施形態を説明する。ここに、後述するコントロー
ラに記憶されたプログラムを除く他の装置構成は、第
1,第2実施形態で共通であるため、第1,第2実施形
態の装置構成を一括して説明する。また、本発明の座標
入力装置に用いる検出部としては、感圧抵抗方式、光学
発光検出方式、光学反射方式、光学マトリクス方式、レ
ーザスキャン方式、超音波方式という検出部を用いるこ
とができるが、本実施形態では、座標入力用ペンから発
光される光を検出する検出部を用いる座標入力装置につ
いて説明する。
【0016】図1はこの実施形態に係る座標入力用ペン
の縦断面図である。図において、11は有底円筒状のケ
ースであり、その内部上端部には、モータホルダ12を
介してモータ13が取り付けられている。モータ13の
上端部には基板14が配置され、この基板14にはケー
ス11の天板16から軸方向に沿って出没可能な筆記用
チップ15が取り付けられている。なお、基板14には
出没する筆記用チップ15に連結、従動してオン・オフ
することにより後述のレーザダイオード21を発光さ
せ、かつ、モータ13を回転させるタクトスイッチ27
が実装されている。
【0017】モータ13の回転軸には、反射部材として
の反射用チップ17が一体的に取り付けられている。こ
の反射用チップ17は、図2に示すようにモータ13の
回転軸を回転中心軸Cとして回転し、後述のレーザダイ
オード21からの照射光を、鏡面仕上げされた凸面状の
反射面17aにより反射し、例えば回転中心軸Cの周囲
360度の空間に反射させるものである。反射用チップ
17の周囲のケース11には透明材料によって透過部1
8が形成されており、反射用チップ17による反射光は
この透過部18を通って周囲に放射されるようになって
いる。図示されていないが、透過部18に縦方向(ペン
の軸方向)に沿ったスリットを設け、レーザダイオード
21からの照射光の水平成分を遮断して分解能を上げる
ようにしても良い。
【0018】透過部18の近傍には、ケース11の外周
に沿ってフランジ状のストッパー板19が周設されてい
る。このストッパー板19は、使用者がこの座標入力用
ペンを持ってスクリーン上に入力操作する際に、その手
指が透過部18を覆って遮光してしまうことがないよう
に、手指の位置を規制するためのものである。前記反射
用チップ17の下方には、発光素子としてのレーザダイ
オード(半導体レーザ)21が発光素子ホルダ20によ
って保持されている。なお、発光素子としては、レーザ
ダイオードの他、気体レーザ、固体レーザ等の他種のレ
ーザを用いても良く、十分な光出力が得られるのであれ
ば発光ダイオードを用いても良い。
【0019】また、22は基板であり、前記レーザダイ
オード21の駆動回路やモータ13の給電回路等を構成
する部品が実装されている。なお、23,24は電池、
25,26は電極である。
【0020】図3は、本実施形態における筆記用チップ
15の作用の説明図である。この実施形態では、座標入
力用ペンをスクリーン表面50Sに対しほぼ直交するよ
うに押し当てて、筆記用チップ15を図の想像線で示す
位置にまで没入させた時点でタクトスイッチ27がオン
し、レーザダイオード21が発光すると共にモータ13
が回転する。これに対し、座標入力用ペンをスクリーン
表面50Sに対し傾けて使用した場合(例えば図3にお
ける角度θが15度以上)には、筆記用チップ15が図
の実線で示すように突出した状態となっており、オフ状
態のままとなる。
【0021】このように、本実施形態では座標入力用ペ
ンをスクリーン表面50Sに対しておおむね直交させな
ければ正常な入力動作が行えないようになっており、こ
れによって使用者による入力動作の意識付けを行うこと
ができる。また、ペンを傾けて使用した時に際にレーザ
ダイオード21を発光させ、モータ13を回転させてし
まうと、筆記用チップ15による実際の入力座標と反射
用チップ15による見かけ上の入力座標との間にずれが
生じ、座標位置を誤検出する不都合があるが、これを防
止することも意図している。
【0022】同時に、例えばスクリーン表面に既に表示
されている文字等を座標入力用ペンにより指示しながら
説明する場合には、ペンがスクリーン表面50Sに対し
て斜めに向くことがあるが、図3の構造により、そのよ
うな場合には座標入力動作を行わせない作用も果たして
いる。また、ペンを傾けて使用する場合には反射用チッ
プ17による反射光が誤って使用者自身及び周囲の視聴
者の目に入る恐れもあるため、これを防止する効果もあ
る。
【0023】図4は、反射用チップ17の作用の説明図
である。図4(a)に示すように、反射面17aを凸面
(アール面)としたことにより、レーザダイオード21
からの照射光は反射面17aで反射した後に、回転中心
軸Cに平行な軸C’に沿った幅を持つ光束となって反射
する。後述するごとく、反射面17aからの反射光はス
クリーン表面の二辺に配置された受光素子により受光さ
れるが、反射光がある程度の幅を持つことにより、例え
ば座標入力用ペンがわずかに傾いてスクリーン表面に押
し当てられた場合でも、受光素子が一定の範囲内にある
限り、反射光を確実に検出することができる。
【0024】すなわち、図4(b)に示すように、座標
入力用ペンをスクリーン表面50Sに直交させたときの
回転中心軸をC1、その時の反射光の光束をA1とし、座
標入力用ペンをスクリーン表面50Sに対し直交させず
に若干傾けた時の回転中心軸をC2、その時の反射光の
光束をA2とする。既に明らかなように、本実施形態に
おいては、前述した凸面状の反射面17aにより、光束
A1,A2が重なり合う範囲A3が生じるので、この範囲
に受光素子が存在する限り、ペンを若干傾けて使用した
場合にも座標入力並びに座標入力が可能になるものであ
る。
【0025】次に、この実施形態の使用状態を図5を参
照しつつ説明する。図5は、本実施形態の座標入力用ペ
ンPを用いて背面投影型画像表示装置のスクリーン50
に座標を入力する際の概略的な説明図である。スクリー
ン50の表面の上端部には水平受光部60Xが配置さ
れ、左側端部には垂直受光部60Yが配置される。これ
らの受光部60X,60Yは、座標入力用ペンPの反射
用チップ17からの反射光を受光するフォトダイオード
等の多数の受光素子63を、ハウジング61のスリット
62内に配置した構造となっている。
【0026】ここで、受光素子が配置されるスリットは
何れも同一形状で等間隔に配置されているが、それぞれ
のスリットを、スクリーン50の内部方向に向けて幅広
に形成する(具体的には、図5における個々のスリット
62の幅を、座標入力用ペンP側に近いほど広くする)
ことにより、光を入射しやすくして受光素子の検出感度
を上げることができる。
【0027】いま、座標入力用ペンPがスクリーン50
の表面において図5の位置にある時、反射用チップ17
からの反射光は、ペンPを中心として、スクリーン50
の表面に平行な平面内を360度、回転しながら照射す
る。ここで、各受光部60X,60Yでは、反射光が正
面から入射してきたスリット63を中心としてその周囲
を含む複数のスリット62内の受光素子63しか受光し
ないため、水平受光部60Xについては受光範囲がD
X、垂直受光部60Yについては受光範囲がDYとな
る。従って、各受光部60X,60YにおけるBの部分
は非受光範囲となる。
【0028】ここで、各受光部60X,60Yにおける
各受光素子63のアドレス(例えば各受光部の中で何番
目の受光素子であるかを示す数値)は既知であるから、
受光範囲DX,DYに入って受光信号が得られた複数の
受光素子の中の中間値のアドレスを検出すれば、座標入
力用ペンPの現在の座標を検出することが可能である。
スクリーン50上における座標入力用ペンPのX座標、
Y座標の値を具体的に距離(以下、このようなデータを
座標データという。)として求めるには、上記アドレス
に受光素子相互間の間隔(ピッチ)を乗じれば良い。な
お、上記構成において、座標入力用ペンP、受光素子6
3、及び受光信号を処理してペンPの座標データを検出
するコントローラ等を含めた全体が座標入力装置を構成
している。
【0029】図6は各受光部60X,60Yの構成を示
すもので、本実施形態では、128個の受光素子63に
より1個の受光素子アレイを構成し、水平受光部60X
は4個の受光素子アレイ61X,62X,63X,64
X(各アレイごとの受光素子のアドレスを、例えばX0
〜X127,X128〜X255,X256〜X38
3,X384〜X511とする)により、垂直受光部6
0Yは3個の受光素子アレイ61Y,62Y,63Y
(同じく各アレイごとの受光素子のアドレスを、Y0〜
Y127,Y128〜Y255,Y256〜Y383と
する)により構成されている。
【0030】続いて、図7は実施形態の座標入力用ペン
を使用する座標入力装置全体のブロック図である。ここ
では、1個の受光素子アレイ(すなわち受光素子の数が
128個)に対する制御ブロック図として示してある
が、実際には、単一のコントローラが7個の受光素子ア
レイを制御することになる。
【0031】コントローラ70は、7ビットの受光素子
駆動信号A〜Gを受光素子アレイ及びマルチプレクサ8
0に送り、アレイ内の128個の受光素子のアドレスを
指定する。受光素子アレイ及びマルチプレクサ80で
は、前記駆動信号A〜Gにより128個の受光素子に順
にバイアスをかけており、これらすべての受光素子の出
力信号は順次、増幅回路90に送られている。
【0032】いま、受光素子アレイ内の受光範囲(図5
参照)に存在する複数の受光素子に対し、回転する反射
用チップ17からの反射光が入射すると、それらの受光
素子から受光信号が出力され、増幅回路90により増幅
されてデータラッチ100に送られる。データラッチ1
00はコントローラ70からの所定周波数のクロック信
号CLKによって増幅回路90の出力信号をラッチして
おり、ラッチされた信号をコントローラ70が読み出す
ことで反射光を受光した複数の受光素子(従ってそれら
の中間値の受光素子)のアドレスが判明し、言い替えれ
ば座標入力用ペンPのX座標、Y座標である座標データ
を知ることができる。なお、コントローラ70からデー
タラッチ100に入力されているクリア信号CLRは、
コントローラ70により128個の受光素子の駆動が一
巡した時点でデータラッチ100の保持データを初期状
態に戻すための信号である。
【0033】なお、上記実施形態では、反射用チップ1
7を回転させて座標入力用ペンPの周囲360度に光を
反射させる構造としたが、要は、受光素子が配列されて
いる部分(水平受光部や垂直受光部)をカバーする範囲
に光を照射すればよいため、例えば図5の例では、少な
くともほぼ180度の範囲で反射用チップ17を回動さ
せればよい。
【0034】更に、上記実施形態では、本発明の座標入
力用ペンPをもっぱら背面投影型画像表示装置に使用す
ることを前提として説明しているが、本発明の用途はこ
れに何ら限定されるものではなく、座標入力手段として
前述の各種方式を用いる装置、機器に適用可能である。
また、入力する平面座標はX−Y座標ばかりでなく、何
れか一方の座標であっても良い。
【0035】続いて、この座標入力装置のコントローラ
70が、検出した座標データに基づいて手ぶれ入力の有
無を判別する手順について説明する。この手順について
は2つ実施形態がある。まず、第1実施形態について説
明する。図8および図9は、第1実施形態の座標入力装
置による手ぶれ入力の判別処理のフローチャートであ
る。図10は、手ぶれ入力の判定を説明するための説明
図である。
【0036】ステップS1は、k回目のスキャン動作を
行うステップである。なお、k−1回目までのスキャン
動作では、座標入力用ペンPがスクリーン50上にな
く、その後、操作者が、座標入力用ペンPをスクリーン
50上において検出可能になったものとする。
【0037】ここに、1回のスキャン動作は、水平受光
部60Xおよび垂直受光部60Yの各受光素子63が、
コントローラ70から出力された受光素子駆動信号を受
けて順次検出信号を出力していき、スクリーン50上の
全ての受光素子が一通り検出信号を出力し終えるまでの
動作をいう。1回のスキャン動作は数m秒程度であり、
操作者が座標入力ペンPを移動させる速度に対し、充分
速い速度でスキャン動作を行う。
【0038】ステップS2は、座標データの有無を判別
するステップである。ステップS1でのスキャン動作に
より出力された検出信号を、データラッチ100を介し
てコントローラ70が受信し、検出信号を検出した受光
素子のアドレスが得られた場合、座標データがあると判
断する。座標データがあると判断した場合はステップS
3へ進み、座標データがないと判断した場合は、ステッ
プS1の先頭に戻りk回目のスキャン動作を繰り返す。
このようにk回目のスキャン動作が終了する場合とは座
標データが入力された場合となる。
【0039】ステップS3は、k回目のスキャン動作で
得られた第1の座標データX=m、Y=nを保持するス
テップである。コントローラ70は、X軸,Y軸それぞ
れの複数のアドレスの中間値のアドレス(例えば、アド
レスが3個ならアドレス値が2番目のアドレスであり、
アドレスが4個ならアドレス値が2番目、3番目いずれ
かのアドレスである。)を用いて前述のようにX座標、
Y座標からなる第1の座標データを算出し、コントロー
ラ70が内蔵するレジスタ部に格納する。
【0040】ステップS4は、座標(m、n)を確定さ
せた座標データ(以下、確定座標データという。)とし
て出力するステップである。第1の座標データである座
標(m、n)は、手ぶれ入力の判別をすることなく無条
件で確定される。ここに確定座標データは、コントロー
ラ70から外部へ出力される。例えば、図示しない画像
合成処理部へ出力され、この画像合成処理部がこの確定
座標データから画像を作成し、スーパーインポーズ処理
を行って、スクリーン50へ出力する処理を行う。これ
以外にも種々の利用が可能である。
【0041】ステップS5は、k+1回目のスキャン動
作を行うステップである。操作者が、座標入力用ペンP
をスクリーン50上で移動させているものとする。ステ
ップS6は、座標データの有無を判別するステップであ
る。座標データがあると判断した場合はステップS7へ
進み、座標データがないと判断した場合は、ステップS
5の先頭に戻りk+1回目のスキャン動作を繰り返す。
【0042】ステップS7は、k+1回目のスキャン動
作時の第2の座標データX=α、Y=βを保持するステ
ップである。コントローラ70が内蔵するレジスタ部に
格納される。ステップS5〜ステップS7では、ステッ
プS1〜ステップS3と動作は同じである。
【0043】ステップS8は、第1の座標データ(m、
n)と第2の座標データ(α、β)とを次式により比較
するステップである。
【0044】|α−m|≦2 ・・・(1) |β−n|≦2 ・・・(2)
【0045】ここに、α、β、m、nはドットマトリク
スを表すための整数であり、数式(1)および数式
(2)をともに満たす値として、(α、β)が(X、
Y)ならば、mは、X−2、X−1、X、X+1、X+
2という値となり、nは、Y−2、Y−1、Y、Y+
1、Y+2となり、(m、n)はこれらの中の何れかと
なる。このような値を満たす領域は図10(a)で示す
第1の座標データを囲む領域となる。
【0046】数式(1)および数式(2)の意味すると
ころは図10(a)の矢印Aで示したような座標(X、
Y)から座標(X+2、Y+2)というような2ドット
以下の移動は微小変動と判断し、また、図10(a)の
矢印Bで示したような座標(X、Y)から座標(X+
1、Y−3)というような2ドットを越える移動は微小
変動でないと判断する。
【0047】このようにステップS8では第1および第
2の座標データから第1,第2の座標データの差分であ
る第1の差分データを求めて第1の差分データが所定値
内に収まるか否かを判定し、このように2ドットを越え
る移動があったならば微小変動でないと判定してステッ
プS9へ進み、2ドットを越えない移動があったならば
微小変動であると判定してステップS10へジャンプす
る。
【0048】ステップS9は、座標(α、β)を確定座
標データとして出力するステップである。ステップS8
により微小変動でないと判断されたため、第2の座標デ
ータを確定座標データとして出力する。このステップS
9の具体的動作は、ステップS4でも説明したので省略
する。ステップS9の終了後、ステップS1の先頭に戻
り、改めて手ぶれ入力判定処理を繰り返す。
【0049】ステップS10は、座標(m、n)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
8により微小変動であると判断されたため、第1の座標
データを確定座標データとして出力する。しかしなが
ら、ステップS4で出力した確定座標データと同じであ
り、画面上で変化は見られないため確定を保留する結果
となる。真性の手ぶれ入力か否かについては後述する処
理により判定する。
【0050】ステップS11は、k+2回目のスキャン
動作を行うステップである。引き続き、操作者が、座標
入力用ペンPをスクリーン50上で移動させているもの
とする。ステップS12は、座標データの有無を判別す
るステップである。座標データがあると判断した場合は
ステップS13へ進み、座標データがないと判断した場
合は、ステップS11の先頭に戻りk+2回目のスキャ
ン動作を繰り返す。
【0051】ステップS13は、k+2回目のスキャン
動作時の第3の座標データX=γ、Y=δを保持するス
テップである。コントローラ70が内蔵するレジスタ部
に格納される。ステップS11〜ステップS13では、
ステップS1〜ステップS3と動作が同じである。
【0052】ステップS14は、第1の座標データ
(m、n)と第3の座標データ(γ、δ)とを次式によ
り比較するステップである。
【0053】|γ−m|≦2 ・・・(3) |δ−n|≦2 ・・・(4)
【0054】ここに、数式(3)および数式(4)を共
に満たしている必要がある。なお、数式(3)および数
式(4)が意味することは数式(1)および数式(2)
を用いて説明した内容と同じであり説明の繰り返しを省
略する。数式(3)および数式(4)を共に満たす場合
は、第1,第3の座標データの差分である第2の差分デ
ータが所定値内に収まるときである。
【0055】この場合、第1,第2の差分データが所定
値内に収まっている。例えば、図10(b)で示すよう
に、第2の座標データから第3の座標データへ移動した
ときに第3の座標データは第1の座標データにおける微
小変動範囲内に含まれてしまうような場合である。この
ような場合は手ぶれ入力であると判定し、そうでないよ
うな移動は判断を保留する。
【0056】手ぶれ入力であると判定したときはステッ
プS4の先頭へジャンプし、そうでないときはさらに別
の判定を行うためステップS15へ進む。なお、ステッ
プS4では第2,第3の座標データは手ぶれ入力に係る
ものとして破棄(実際はこのレジスタに上書きされ
る。)し、改めて第2,第3の座標データを格納して同
様の手ぶれ入力判定処理を行うこととなる。
【0057】ステップS15は、第2の座標データ
(α、β)と第3の座標データ(γ、δ)とを次式によ
り比較するステップである。
【0058】|γ−α|≦2 ・・・(5) |δ−β|≦2 ・・・(6)
【0059】ここに、数式(5)および数式(6)を共
に満たしている必要がある。なお、数式(5)および数
式(6)が意味することは数式(1)および数式(2)
を用いて説明した内容と同じであり説明の繰り返しを省
略する。数式(5)および数式(6)を共に満たす場合
は、第2,第3の座標データの差分である第3の差分デ
ータが所定値内に収まるときである。
【0060】この場合、第1,第3の差分データが所定
値内に収まっている。例えば、図10(c)で示すよう
に、第1,第2,第3の座標データでは、2ドット以下
の微小変動が連続する移動となる場合である。このよう
な場合は手ぶれ入力であると判定し、そうでないような
移動は手ぶれ入力でないと判定する。手ぶれ入力である
と判定したときはステップS17へジャンプし、手ぶれ
入力でないと判定したときはステップS16へ進む。
【0061】ステップS16は、座標(γ、δ)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
16の具体的動作は、ステップS4でも説明したので省
略する。ステップS16の終了後、ステップS1の先頭
に戻り、改めて第1,第2、第3の座標データをレジス
タに格納して同様の手ぶれ入力処理を繰り返す。
【0062】ステップS17は、座標(α、β)を確定
座標データとして出力するステップである。このステッ
プS17の具体的動作は、ステップS10でも説明した
ので省略する。ステップS17の終了後、ステップS1
1の先頭に戻り、今までの第3の座標データを破棄し、
改めて第3の座標データを格納して同様の手ぶれ入力処
理を繰り返す。
【0063】以上説明したような判定処理を行えば、高
分解能な座標入力装置とすることができる。また、加
算、減算、比較など時間を要しない処理のみでフローを
構成できるため、高速化も可能である。
【0064】続いて、座標入力装置のコントローラ70
が、検出した座標データに基づいて手ぶれ入力の有無を
判別する他の手順について説明する。第2実施形態の判
定手順では、第1実施形態の判定手順を改良したもので
ある。具体的には、第1,第2の座標データの差分値で
ある第1の符号確認用差分データと第2,第3の座標デ
ータの差分値である第2の符号確認用差分データ座標デ
ータとをそれぞれ算出する。そして、同符号が連続する
場合は直線的な移動であり手ぶれ入力でないと判定し、
また、異符号が連続する場合は振動的な移動であり手ぶ
れ入力であると判定するものである。このような処理を
加えることで手ぶれ入力の判定精度を高めることができ
る。
【0065】図11および図12は、第2実施形態の座
標入力装置による手ぶれ入力の判別処理のフローチャー
トである。図13は、手ぶれ入力の判定を説明するため
の説明図である。なお、第1実施形態と共通するステッ
プについては、その説明を簡略にし、相違点のみ詳述す
る。
【0066】ステップS20は、k回目のスキャン動作
を行うステップである。ステップS21は、座標データ
の有無を判別するステップである。座標データがあると
判断した場合はステップS22へ進み、座標データがな
いと判断した場合は、ステップS20の先頭に戻りk回
目のスキャン動作を繰り返す。
【0067】ステップS22は、k回目のスキャン動作
で得られた第1の座標データX=m、Y=nを保持する
ステップである。ステップS23は、座標(m、n)を
確定座標データして出力するステップである。第1の座
標データである座標(m、n)は、手ぶれ入力の判別を
することなく無条件で確定される。
【0068】ステップS24は、k+1回目のスキャン
動作を行うステップである。ステップS25は、座標デ
ータの有無を判別するステップである。座標データがあ
ると判断した場合はステップS26へ進み、座標データ
がないと判断した場合は、ステップS24の先頭に戻り
k+1回目のスキャン動作を繰り返す。
【0069】ステップS26は、k+1回目のスキャン
動作時の第2の座標データX=α、Y=βを保持するス
テップである。ステップS24〜ステップS26では、
ステップS20〜ステップS22と動作は同じである。
【0070】ステップS27は、第2の座標データ
(α、β)から、確定座標データとして出力済みの第1
の座標データ(m、n)を引いて差分を取り、第1の符
号確認用差分データを算出し、保持するステップであ
る。第1の符号確認用差分データは、X座標、Y座標そ
れぞれの移動方向を符号により検出するためのデータで
あり、図13(a)に示すようなX軸方向(左方向)、
Y軸方向(上方向)の移動を正としている。なお、移動
方向の検出は、後述する第2の符号確認用差分データを
算出してから行う。
【0071】ステップS28は、第1の座標データ
(m、n)と第2の座標データ(α、β)とを比較する
ステップである。第1および第2の座標データから第
1,第2の座標データの差分である第1の差分データを
求めて第1の差分データが所定値内に収まるか否かを判
定し、2ドットを越える移動があったならば微小変動で
ないと判定してステップS29へ進み、2ドットを越え
ない移動があったならば微小変動であると判定してステ
ップS30へジャンプする。
【0072】ステップS29は、座標(α、β)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
28により微小変動でないと判断されたため、第2の座
標データを確定座標データとして出力する。ステップS
29の終了後、ステップS20の先頭に戻り、改めて手
ぶれ入力判定処理を繰り返す。
【0073】ステップS30は、座標(m、n)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
28により微小変動であると判断されたため、第1の座
標データを確定座標データとして出力する。しかしなが
ら、ステップS23で出力した確定座標データと同じで
あり、画面上で変化は見られないため確定を保留する結
果となる。真性の手ぶれ入力か否かについては後述する
処理により判定する。
【0074】ステップS31は、k+2回目のスキャン
動作を行うステップである。ステップS32は、座標デ
ータの有無を判別するステップである。座標データがあ
ると判断した場合はステップS33へ進み、座標データ
がないと判断した場合は、ステップS31の先頭に戻り
k+2回目のスキャン動作を繰り返す。
【0075】ステップS33は、k+2回目のスキャン
動作により入力した第3の座標データX=γ、Y=δを
保持するステップである。ステップS31〜ステップS
33では、ステップS20〜ステップS22と動作は同
じである。ステップS34は、第3の座標データ(γ、
δ)から、確定座標データとして出力済みの第2の座標
データ(α、β)を、引いて差分を取り、第2の符号確
認用差分データを算出するステップである。
【0076】ステップS35は、第1の符号確認用差分
データと第2の符号確認用差分データとを比較し、同符
号が連続するか否かを判定するステップである。判定手
法は、X軸方向かY軸方向か何れか一方でも同符号が連
続するならば、手ぶれ入力による微小変動ではないと判
定する。
【0077】例えば、図13(a)で示すような場合
は、第1実施形態では手ぶれ入力であると判定してい
た。しかし、符号を用いて判断すると、Y軸方向では
+、−と異符号が連続するがX軸方向では+、+と同符
号が連続するため第2実施形態では手ぶれ入力でないと
判定する。
【0078】また、図13(b)で示すような場合も、
第1実施形態では手ぶれ入力であると判定していた。Y
軸方向では+、−と異符号が連続するがX軸方向では
+、無符号(差分値が0のため)というような符号列と
なる。符号を用いて判断するとき、無符号の場合も同符
号が連続すると予め決定しておけば、第2実施形態では
手ぶれ入力でないと判定する。なお、無符号の場合は異
符号であるとして手ぶれ入力と判断しても良く、無符号
の場合については適宜設計される。
【0079】また、図13(c)で示すような場合も、
第1実施形態では手ぶれ入力であると判定していた。符
号を用いて判断すると、X軸方向は+、−と異符号が連
続し、Y軸方向も+、−と異符号が連続する符号列であ
り、第2実施形態では手ぶれ入力であると判定する。こ
のように、X軸方向、Y軸方向ともに異符号が連続する
場合、図13(c)でも示すように直線的でなく振動的
であり、手ぶれ入力としての蓋然性が高まる。このよう
にして、手ぶれ入力の判定能力を高めている。手ぶれ入
力でないと判定したときはステップS38の先頭へジャ
ンプし、そうでないときはさらに別の判定を行うためス
テップS36へ進む。
【0080】ステップS36は、第1の座標データ
(m、n)と第3の座標データ(γ、δ)とを比較する
ステップである。第1,第2の差分データが所定値内に
収まる場合は手ぶれ入力であると判定し、そうでない場
合は手ぶれ入力の是非の判断を保留する。手ぶれ入力で
あると判定したときはステップS23の先頭へジャンプ
し、そうでないときはさらに別の判定を行うためステッ
プS37へ進む。
【0081】ステップS37は、第2の座標データ
(α、β)と第3の座標データ(γ、δ)とを比較する
ステップである。第1,第3の差分データが所定値内に
収まる場合は手ぶれ入力であると判定し、そうでない場
合は手ぶれ入力でないと判定する。手ぶれ入力であると
判定したときはステップS39へジャンプし、手ぶれ入
力でないと判定したときはステップS38へ進む。
【0082】ステップS38は、座標(γ、δ)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
38の終了後、ステップS20の先頭に戻り、改めて第
1,第2および第3の座標データをレジスタに格納して
同様の手ぶれ入力処理を繰り返す。
【0083】ステップS39は、座標(α、β)を確定
座標データとして出力するステップである。ステップS
39の終了後、ステップS31の先頭に戻り、今までの
第3の座標データを破棄し、改めて第3の座標データを
格納して同様の手ぶれ入力処理を繰り返す。以上、第2
実施形態では符号列による手ぶれ判定処理を加えること
で手ぶれ入力の判定精度を更に高めることができる。
【0084】以上に説明したような判定処理を行えば、
高分解能な座標入力装置とすることができ、また、手ぶ
れ入力の判定能力を高めることができる。また、加算、
減算、比較など時間を要しない処理のみでフローを構成
できるため、高速化も可能である。
【0085】なお、第1,第2実施形態において、第
1,第2および第3の差分データの判定に用いた所定値
を2ドットとして説明した。しかしながら、ドット数
は、水平受光部60Xおよび垂直受光部60Yの受光素
子63間の間隔(ピッチ)の分解能により最適な値が変
動する。分解能を高めてピッチを狭めたならば、所定値
は増加(例えば2ドットから5ドットに増加)する。こ
のようにドット数は、使用する座標入力用の検出部のピ
ッチに応じて適宜設計される。
【0086】さらに、本実施形態で説明した構成以外に
も、例えばスクリーンの表面に透明電極を有するタッチ
パネルやシートを貼り付け、入力用ペン等による加圧点
を検出してスクリーン上の座標を検出し、これをコント
ローラ等に入力する感圧方式の座標入力装置にも適用が
可能である。
【0087】また、スクリーンの表面に沿って超音波を
伝播させ、入力用ペンによって超音波が遮断された位置
の座標を検出する超音波方式の座標入力装置にも適用が
可能である。
【0088】更に、スクリーンの表面側に発光素子、受
光素子の組合せによる光路を形成しておき、入力ペン等
によって前記光路が遮断された位置を光学的に検出する
光学マトリクス方式や、スクリーンの表面側に発光素
子、ポリゴンミラー及び受光素子を配置しておき、発光
素子からの照射光をポリゴンミラーを介してスクリーン
上で走査すると共に、入力ペンに具備された反射板によ
る反射光を受光素子にて受光させ、その受光タイミング
とポリゴンミラーの回転角とから入力座標を検出するレ
ーザスキャン方式というような座標入力装置にも本発明
の適用が可能である。
【0089】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、入力される
座標データの分解能を高くし、かつ、手ぶれ入力の判定
を高速に行う座標入力装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す縦断面図である。
【図2】反射用チップの斜視図である。
【図3】筆記用チップの作用の説明図である。
【図4】反射用チップの作用の説明図である。
【図5】本発明の実施形態の使用状態説明図である。
【図6】水平受光部及び垂直受光部の構成図である。
【図7】本発明の実施形態が適用される座標入力装置の
全体構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第1実施形態の座標入力装置による手
ぶれ入力の判別処理のフローチャートである。
【図9】本発明の第1実施形態の座標入力装置による手
ぶれ入力の判別処理のフローチャートである。
【図10】手ぶれ入力の判定を説明するための説明図で
ある。
【図11】本発明の第2実施形態の座標入力装置による
手ぶれ入力の判別処理のフローチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態の座標入力装置による
手ぶれ入力の判別処理のフローチャートである。
【図13】手ぶれ入力の判定を説明するための説明図で
ある。
【符号の説明】
11 ケース 12 モータホルダ 13 モータ 14 基板 15 筆記用チップ 16 天板 17 反射用チップ 17a 反射面 18 透過部 19 ストッパー板 20 発光素子ホルダ 21 レーザダイオード 22 基板 23,24 電池 25,26 電極 27 タクトスイッチ 50 スクリーン 50S スクリーン表面 60X 水平受光部 60Y 垂直受光部 61 ハウジング 62 スリット 63 受光素子 70 コントローラ 80 受光素子アレイ及びマルチプレクサ 90 増幅回路 100 データラッチ B 非受光範囲 C,C1,C2 回転中心軸 DX,DY 受光範囲 P 座標入力用ペン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作者が平面上で移動させる筆記具形入力
    装置の座標データを検出する検出部と、 前記検出部により検出された座標データを用いて手ぶれ
    入力を判定するコントローラと、 を備える座標入力装置であって、前記コントローラは、 前記検出部で時系列的に検出された第1,第2および第
    3の座標データを格納し、 第1,第2の座標データの差分である第1の差分デー
    タ、第1,第3の座標データの差分である第2の差分デ
    ータおよび第2,第3の座標データの差分である第3の
    差分データを算出し、 第1,第2の差分データがともに所定値内に収まると
    き、または、第1,第3の差分データがともに所定値内
    に収まる場合は手ぶれ入力であると判定することを特徴
    とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の座標入力装置において、 前記コントローラは、 前記第1,第2の差分データがともに所定値内に収まる
    ため手ぶれ入力であると判定する場合は第1の座標デー
    タを確定座標データとして出力した後に既に格納されて
    いる第1の座標データと改めて格納された第2、第3の
    座標データとを用いて再度手ぶれ入力を判定し、 また、 前記第1,第3の差分データがともに所定値内に収まる
    ため手ぶれ入力であると判定する場合は第2の座標デー
    タを確定座標データとして出力した後に既に格納されて
    いる第1,第2の座標データと改めて格納された第3の
    座標データとを用いて再度手ぶれ入力を判定することを
    特徴とする座標入力装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の座標入力装置において、 前記コントローラは、 第1の差分データが所定値を越えるため手ぶれ入力でな
    いと判定する場合は第2の座標データを確定座標データ
    として出力した後に改めて格納された第1,第2,第3
    の座標データを用いて再度手ぶれ入力を判定し、 また、 第2,第3の差分データがともに所定値を越えるため手
    ぶれ入力でないと判定する場合は第3の座標データを確
    定座標データとして出力した後に改めて格納された第
    1,第2,第3の座標データを用いて再度手ぶれ入力を
    判定することを特徴とする座標入力装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3記載の座標入力装
    置において、 前記コントローラは、 確定座標データと改めて入力されてこの確定座標データ
    に隣接する座標データとを用いて符号確認用差分データ
    を随時算出していき、 連続して得られた符号確認用差分データで同一の符号が
    連続する場合は手ぶれ入力でないと判断することを特徴
    とする座標入力装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の
    座標入力装置において、 前記検出部は、感圧抵抗方式、光学発光検出方式、光学
    反射方式、光学マトリクス方式、レーザスキャン方式、
    超音波方式の何れか1つの方式により検出することを特
    徴とする座標入力装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040043532A (ko) * 2002-11-19 2004-05-24 (주) 마이빌넷 전자 펜을 사용하여 전자 칠판 상에 필기할 때 발생하는손 떨림을 보정하는 방법 및 이러한 방법을 실행하는프로그램을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
JP2011253398A (ja) * 2010-06-03 2011-12-15 Sony Corp 制御システム、制御装置、ハンドヘルド装置、制御方法及びプログラム。

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