JP2000339639A - 磁気抵抗効果型複合ヘッド及びその製造方法 - Google Patents
磁気抵抗効果型複合ヘッド及びその製造方法Info
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高密度記録を実現する磁気抵抗効果型複合ヘ
ッド及びその製造方法を提供する。 【課題を解決する手段】 磁気シールド間に磁気分離層
を介して存在する磁気抵抗効果素子8とからなる再生専
用ヘッド70と、磁極膜間に設けられた磁気ギャップに
発生する磁界により記録を行う機能を有する記録専用ヘ
ッド80とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであっ
て、磁気抵抗効果膜8の両端に、該磁気抵抗効果膜8の
磁化安定化のための強磁性膜11及び磁気抵抗効果膜8
に電流を流すための電極膜12を磁気的、電気的に接続
させるように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッド1
00において、再生ヘッド70の磁気抵抗効果素子8の
高さ方向に当該第1と第2の磁気分離層G1及びG2の
間に平坦化層17を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッド。
ッド及びその製造方法を提供する。 【課題を解決する手段】 磁気シールド間に磁気分離層
を介して存在する磁気抵抗効果素子8とからなる再生専
用ヘッド70と、磁極膜間に設けられた磁気ギャップに
発生する磁界により記録を行う機能を有する記録専用ヘ
ッド80とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであっ
て、磁気抵抗効果膜8の両端に、該磁気抵抗効果膜8の
磁化安定化のための強磁性膜11及び磁気抵抗効果膜8
に電流を流すための電極膜12を磁気的、電気的に接続
させるように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッド1
00において、再生ヘッド70の磁気抵抗効果素子8の
高さ方向に当該第1と第2の磁気分離層G1及びG2の
間に平坦化層17を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗効果を利用し
た再生ヘッドと磁気誘導型効果を利用した記録ヘッドを
積層させた複合型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に関
するものでり、特に詳しくは、薄型化された磁気抵抗効
果型複合ヘッドに於いて、磁気シールド間の絶縁性を十
分に確保しえる磁気抵抗効果型複合ヘッドに関するもの
である。
た再生ヘッドと磁気誘導型効果を利用した記録ヘッドを
積層させた複合型薄膜磁気ヘッド及びその製造方法に関
するものでり、特に詳しくは、薄型化された磁気抵抗効
果型複合ヘッドに於いて、磁気シールド間の絶縁性を十
分に確保しえる磁気抵抗効果型複合ヘッドに関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来より、磁気抵抗効果型複合ヘッドは、
磁気記録媒体への情報の書き込み或いは記録された情報
の読み出しに広範囲に使用されて来ている。
磁気記録媒体への情報の書き込み或いは記録された情報
の読み出しに広範囲に使用されて来ている。
【0003】処で、近年になって、磁気記録媒体の小型
化、大容量化に伴って、読み取り用磁気ヘッドと磁気記
録媒体の相対速度が小さくなってきたことから、再生出
力が速度に依存しない磁気抵抗効果型ヘッド(以下、M
Rヘッドと記す)への期待が高まっている。
化、大容量化に伴って、読み取り用磁気ヘッドと磁気記
録媒体の相対速度が小さくなってきたことから、再生出
力が速度に依存しない磁気抵抗効果型ヘッド(以下、M
Rヘッドと記す)への期待が高まっている。
【0004】このMRヘッドについては、「IEEE T
rans. On Magn. MAG7(1970) 150」において「A Magne
toresistivity Readout Transducer」として論じられて
いる。
rans. On Magn. MAG7(1970) 150」において「A Magne
toresistivity Readout Transducer」として論じられて
いる。
【0005】最も実用的なMRヘッドは、図2に例示さ
れる様な、2枚の対向する磁気シールド膜S1及びS2
と、前記対向する2枚の磁気シールドS1及びS2の間
に絶縁膜からなる磁気分離層、つまり磁気ギャップ層
3、4を介して存在する磁気抵抗効果素子(MR)8と
からなる再生を行う機能を有するMRヘッドと、前記対
向する2枚の磁気シールドのうち磁気シールドS2を一
方の磁極膜P1とし、この磁極膜P1と前記磁気抵抗効
果素子8と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル90
ともう一方の磁極膜P2とが、前記磁極膜P1と平行に
積層され、当該磁極膜P1とP2の間に設けられた磁気
ギャップ95に発生する磁界により記録を行う機能を有
するインダクティブヘッド(以下、IDヘッドと記す)
とからなる、磁気抵抗効果型複合ヘッドである。
れる様な、2枚の対向する磁気シールド膜S1及びS2
と、前記対向する2枚の磁気シールドS1及びS2の間
に絶縁膜からなる磁気分離層、つまり磁気ギャップ層
3、4を介して存在する磁気抵抗効果素子(MR)8と
からなる再生を行う機能を有するMRヘッドと、前記対
向する2枚の磁気シールドのうち磁気シールドS2を一
方の磁極膜P1とし、この磁極膜P1と前記磁気抵抗効
果素子8と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル90
ともう一方の磁極膜P2とが、前記磁極膜P1と平行に
積層され、当該磁極膜P1とP2の間に設けられた磁気
ギャップ95に発生する磁界により記録を行う機能を有
するインダクティブヘッド(以下、IDヘッドと記す)
とからなる、磁気抵抗効果型複合ヘッドである。
【0006】尚、図2は、当該磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドを磁気記録媒体面から見た平面図(ABS面)であ
る。
ドを磁気記録媒体面から見た平面図(ABS面)であ
る。
【0007】処で、係る磁気抵抗効果型複合ヘッド(M
Rヘッド)については、記録密度の向上に伴って再生ト
ラック幅が小さくなるため、サイドフリンジの影響を抑
えるために、再生トラックの部分にのみ磁気抵抗効果素
子を設置し、該磁気抵抗効果素子に隣接して該磁気抵抗
効果素子の磁化安定化のための強磁性膜(以下、磁化安
定化膜と記す)を設置させた構造のヘッドが特開平7−
57223号公報にに開示されている。
Rヘッド)については、記録密度の向上に伴って再生ト
ラック幅が小さくなるため、サイドフリンジの影響を抑
えるために、再生トラックの部分にのみ磁気抵抗効果素
子を設置し、該磁気抵抗効果素子に隣接して該磁気抵抗
効果素子の磁化安定化のための強磁性膜(以下、磁化安
定化膜と記す)を設置させた構造のヘッドが特開平7−
57223号公報にに開示されている。
【0008】係る磁化安定化膜は、磁気抵抗効果素子に
用いられる磁気抵抗効果膜の磁化を一方向に安定化させ
る目的で用いられており、該磁気抵抗効果膜の飽和磁化
と膜厚によって、磁化安定化膜の膜厚が決定される。
用いられる磁気抵抗効果膜の磁化を一方向に安定化させ
る目的で用いられており、該磁気抵抗効果膜の飽和磁化
と膜厚によって、磁化安定化膜の膜厚が決定される。
【0009】また、磁気抵抗効果素子の媒体面に垂直な
方向の寸法(以下、素子高さと言う)も再生トラック幅
に対応して小さくなり、磁気抵抗効果素子はほぼ正方形
に近い形状となっている。
方向の寸法(以下、素子高さと言う)も再生トラック幅
に対応して小さくなり、磁気抵抗効果素子はほぼ正方形
に近い形状となっている。
【0010】一方、記録密度の向上は、再生トラック幅
の減少とともに、線記録幅の減少も伴う。
の減少とともに、線記録幅の減少も伴う。
【0011】又、線記録密度は磁気シールドS1及びS
2の間隔(以下、再生ギャップと記す)に依存してい
る。
2の間隔(以下、再生ギャップと記す)に依存してい
る。
【0012】該再生ギャップの減少に伴って、磁気抵抗
効果素子と磁気シールドの間にある絶縁膜からなる磁気
分離層の膜厚も減少する。
効果素子と磁気シールドの間にある絶縁膜からなる磁気
分離層の膜厚も減少する。
【0013】従来より、素子高さを規定する手段として
は、一般的にはイオンミリング等によってある程度の大
きさにパターニングし、最終的にはラッピング工程によ
って素子高さを規定する方法が用いられている。
は、一般的にはイオンミリング等によってある程度の大
きさにパターニングし、最終的にはラッピング工程によ
って素子高さを規定する方法が用いられている。
【0014】このときイオンミリング等によってパター
ニングされる際にエッチングされた部分に段差が生じ
る。
ニングされる際にエッチングされた部分に段差が生じ
る。
【0015】その為、従来に於いては、磁気シールドS
2を形成する前に絶縁膜からなる磁気分離層を成膜する
ことでこの段差部分を被覆し、磁気抵抗効果素子と磁気
シールドS2との電気的短絡を防いでいる。
2を形成する前に絶縁膜からなる磁気分離層を成膜する
ことでこの段差部分を被覆し、磁気抵抗効果素子と磁気
シールドS2との電気的短絡を防いでいる。
【0016】しかしながら、高記録密度化に伴って磁気
分離層の膜厚が薄くなり、前記段差部分を完全に被覆す
る事は困難となり、磁気シールドS2と磁気抵抗効果素
子との絶縁性が保てなくなって来ている。
分離層の膜厚が薄くなり、前記段差部分を完全に被覆す
る事は困難となり、磁気シールドS2と磁気抵抗効果素
子との絶縁性が保てなくなって来ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】係る従来の問題点を図
6を参照しながら説明する。
6を参照しながら説明する。
【0018】即ち、図6は、図4のA−A線から見て、
紙面に直角の方法から見た、従来公知の磁気抵抗効果型
複合ヘッド(以下単にMRヘッドと言う)の断面図であ
る。
紙面に直角の方法から見た、従来公知の磁気抵抗効果型
複合ヘッド(以下単にMRヘッドと言う)の断面図であ
る。
【0019】当該MRヘッドにおける磁気抵抗効果素子
8の構造として、所定の素子高さを有する、記録媒体と
対向していない面50は、イオンミリング等によってパ
ターニングして規定される。
8の構造として、所定の素子高さを有する、記録媒体と
対向していない面50は、イオンミリング等によってパ
ターニングして規定される。
【0020】磁気抵抗効果膜(MR膜)5としては一般
的にNiFe膜が用いられ、さらに磁気分離層1、4と
磁気抵抗効果膜8に横バイアスを印加する軟磁性層が積
層された構成をとる。
的にNiFe膜が用いられ、さらに磁気分離層1、4と
磁気抵抗効果膜8に横バイアスを印加する軟磁性層が積
層された構成をとる。
【0021】また、スピンバルブ膜の場合では、磁化固
定層及び磁化フリー層及びCu膜等が積層された構成を
とる。
定層及び磁化フリー層及びCu膜等が積層された構成を
とる。
【0022】いずれの場合でも、磁気抵抗効果素子のト
ータルの膜厚としては約50nm程度となる。素子高さ
を規定するためのパターニング工程でこの磁気抵抗効果
素子をエッチングすることで、磁気抵抗効果素子の膜厚
程度の段差が生じることになる。
ータルの膜厚としては約50nm程度となる。素子高さ
を規定するためのパターニング工程でこの磁気抵抗効果
素子をエッチングすることで、磁気抵抗効果素子の膜厚
程度の段差が生じることになる。
【0023】一方、再生ヘッドの線密度方向の分解能
は、再生ギャップ長に依存しており、高線密度記録再生
を実現するためには再生ギャップ長を短くする必要があ
る。
は、再生ギャップ長に依存しており、高線密度記録再生
を実現するためには再生ギャップ長を短くする必要があ
る。
【0024】磁気抵抗効果素子8は下磁気シールドS1
と上磁気シールドS2の間に設置されており、該磁気抵
抗効果素子8に流す電流が磁気シールドS1及びS2に
分流するのを防ぐために磁気シールドS1及びS2とは
電気的に絶縁されている必要がある。
と上磁気シールドS2の間に設置されており、該磁気抵
抗効果素子8に流す電流が磁気シールドS1及びS2に
分流するのを防ぐために磁気シールドS1及びS2とは
電気的に絶縁されている必要がある。
【0025】そのために磁気シールドS1及びS2と磁
気抵抗効果素子8の間に絶縁膜として、下磁気シールド
S1側に下磁気ギャップG1と上磁気シールドS2側に
上磁気ギャップG2がそれぞれ積層されている。従っ
て、高線密度化に伴い該絶縁膜の膜厚は必然的に薄くな
る。
気抵抗効果素子8の間に絶縁膜として、下磁気シールド
S1側に下磁気ギャップG1と上磁気シールドS2側に
上磁気ギャップG2がそれぞれ積層されている。従っ
て、高線密度化に伴い該絶縁膜の膜厚は必然的に薄くな
る。
【0026】その為、磁気シールドと磁気抵抗効果素子
の間に積層される絶縁膜によって前記所定の素子高さを
有する磁気抵抗効果素子のパターニング工程によって生
じた段差を完全に被覆することが困難となり、それによ
り磁気シールドと磁気抵抗効果素子の絶縁性が保たれな
くなる恐れが生じてくる。
の間に積層される絶縁膜によって前記所定の素子高さを
有する磁気抵抗効果素子のパターニング工程によって生
じた段差を完全に被覆することが困難となり、それによ
り磁気シールドと磁気抵抗効果素子の絶縁性が保たれな
くなる恐れが生じてくる。
【0027】より具体的には、図6に示したように従来
のMRヘッドでは、磁気抵抗効果膜の素子高さの一方を
イオンミリング等によってパターニングすることで規定
していることにより、磁気抵抗効果素子の端部で段差6
0が生じているので、磁気抵抗効果素子と磁気シールド
S2の絶縁確保のために積層されるAl2O3膜等の磁気
ギャップG2は、この段差部分を被覆するように形成さ
れる。
のMRヘッドでは、磁気抵抗効果膜の素子高さの一方を
イオンミリング等によってパターニングすることで規定
していることにより、磁気抵抗効果素子の端部で段差6
0が生じているので、磁気抵抗効果素子と磁気シールド
S2の絶縁確保のために積層されるAl2O3膜等の磁気
ギャップG2は、この段差部分を被覆するように形成さ
れる。
【0028】しかしながら、記録再生密度の向上に伴
い、磁気シールドS1およびS2の間隔(以下、再生ギ
ャップと記す)は小さくなる。従って、前記磁気抵抗効
果素子8と磁気シールドS2の間に積層される磁気ギャ
ップ層G2の膜厚も薄くなる。
い、磁気シールドS1およびS2の間隔(以下、再生ギ
ャップと記す)は小さくなる。従って、前記磁気抵抗効
果素子8と磁気シールドS2の間に積層される磁気ギャ
ップ層G2の膜厚も薄くなる。
【0029】該磁気ギャップ層G2の膜厚が薄くなるこ
とによって、磁気抵抗効果素子をパターニングした際に
生じる段差部分に被覆される磁気ギャップG2の膜厚も
薄くなり、被覆性が悪くなる。
とによって、磁気抵抗効果素子をパターニングした際に
生じる段差部分に被覆される磁気ギャップG2の膜厚も
薄くなり、被覆性が悪くなる。
【0030】その結果、磁気抵抗効果素子8と磁気シー
ルドS2間の絶縁性が悪化し、最悪の場合、磁気抵抗効
果素子と磁気シールドS2が電気的に短絡されてしまう
と言う問題が有った。
ルドS2間の絶縁性が悪化し、最悪の場合、磁気抵抗効
果素子と磁気シールドS2が電気的に短絡されてしまう
と言う問題が有った。
【0031】此処で、上記従来の磁気抵抗効果型複合ヘ
ッドの製造方法の一例を図5を参照しながら説明する。
ッドの製造方法の一例を図5を参照しながら説明する。
【0032】即ち、図5(A)は図6と同一の方向から
見た磁気抵抗効果素子8及び端部電極を形成した図であ
る。
見た磁気抵抗効果素子8及び端部電極を形成した図であ
る。
【0033】図5には示していないが、図2から理解さ
れる通り、磁気抵抗効果素子8はMRヘッドのトラック
部分にのみ形成され、電極はその両端に接続されるよう
に形成されている。
れる通り、磁気抵抗効果素子8はMRヘッドのトラック
部分にのみ形成され、電極はその両端に接続されるよう
に形成されている。
【0034】この形状を形成するために、まず、磁気抵
抗効果膜8を成膜し、その後、図5(B)に示す様に、
ステンシル形状のフォトレジスト16を形成する。
抗効果膜8を成膜し、その後、図5(B)に示す様に、
ステンシル形状のフォトレジスト16を形成する。
【0035】次いで、図5(C)に示す様に、このフォ
トレジストパターン16をマスクにして、磁気抵抗効果
膜8をイオンミリングによってエッチングした後、フォ
トレジストパターン16を残したまま磁気抵抗効果膜8
に縦バイアスを印加するためのCoCrPt膜11及
び、磁気抵抗効果膜8に電流を流すためのAu膜12を
スパッタし、該フォトレジストをリフトオフする。
トレジストパターン16をマスクにして、磁気抵抗効果
膜8をイオンミリングによってエッチングした後、フォ
トレジストパターン16を残したまま磁気抵抗効果膜8
に縦バイアスを印加するためのCoCrPt膜11及
び、磁気抵抗効果膜8に電流を流すためのAu膜12を
スパッタし、該フォトレジストをリフトオフする。
【0036】磁気抵抗効果膜8の成膜は、RFマグネト
ロンスパッタ装置にて行っている。
ロンスパッタ装置にて行っている。
【0037】当該成膜時のArガス圧は0.3Pa、R
Fパワーは200Wである。またフォトレジストは、ス
テンシル形状を形成するため、2層レジストを用いてい
る。
Fパワーは200Wである。またフォトレジストは、ス
テンシル形状を形成するため、2層レジストを用いてい
る。
【0038】1層目は、アルカリ現像液に可溶なPMG
I膜を用い、2層目にはノボラック系ポジレジストを用
いた。
I膜を用い、2層目にはノボラック系ポジレジストを用
いた。
【0039】磁気抵抗効果膜8のイオンミリング時の加
速電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm
2である。
速電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm
2である。
【0040】また、CoCrPt膜及びAu膜のスパッ
タについても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて
いる。
タについても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いて
いる。
【0041】図5(B)は、素子高さの一方を規定する
工程のうち、フォトレジストパターン(16)を形成し
た図である。形成するフォトレジストパターンは単層レ
ジストである。
工程のうち、フォトレジストパターン(16)を形成し
た図である。形成するフォトレジストパターンは単層レ
ジストである。
【0042】図5(C)は、図5(B)で形成したフォ
トレジストを用いて磁気抵抗効果膜及び該磁気抵抗効果
膜の両端に形成されているCoCrPt膜11及びAu
膜12をイオンミリングによってエッチングした図であ
る。
トレジストを用いて磁気抵抗効果膜及び該磁気抵抗効果
膜の両端に形成されているCoCrPt膜11及びAu
膜12をイオンミリングによってエッチングした図であ
る。
【0043】ここで、図5(C)に於けるイオンミリン
グは、加速電圧:500V、イオン電流密度:1.0m
A/cm2にて行った。
グは、加速電圧:500V、イオン電流密度:1.0m
A/cm2にて行った。
【0044】当該イオンミリング時のイオンビーム入射
角度は10度であり、又、当該ミリング時間は約5分で
あった。
角度は10度であり、又、当該ミリング時間は約5分で
あった。
【0045】エッチング後の磁気抵抗効果素子8の端部
の壁部50の断面形状は、テーパー角が約65度となっ
た。
の壁部50の断面形状は、テーパー角が約65度となっ
た。
【0046】図5(D)は、エッチングした後、フォト
レジストを除去し、上ギャップG2のAl2 O3膜を成
膜し、さらに上シールドS2を形成した図である。
レジストを除去し、上ギャップG2のAl2 O3膜を成
膜し、さらに上シールドS2を形成した図である。
【0047】上ギャップG2の成膜は、RFマグネトロ
ンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、Arガス
圧:0.077Pa、RFパワーは2kw、Al2O3膜
の膜厚は30nmである。
ンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、Arガス
圧:0.077Pa、RFパワーは2kw、Al2O3膜
の膜厚は30nmである。
【0048】従来のMRヘッドでは平坦化を行っていな
いので磁気抵抗効果素子8をエッチングした際の段差6
0がそのまま残る形となる。
いので磁気抵抗効果素子8をエッチングした際の段差6
0がそのまま残る形となる。
【0049】この状態で上ギャップG2のAl2O3膜を
成膜して上シールドS2を形成すると、図5(D)に示
すように磁気抵抗効果素子8の段差部分60で上シール
ドS2との距離が近くなる。
成膜して上シールドS2を形成すると、図5(D)に示
すように磁気抵抗効果素子8の段差部分60で上シール
ドS2との距離が近くなる。
【0050】MRヘッドの高線密度化に伴い、再生ギャ
ップが小さくなるにつれて、上ギャップG2のAl2O3
膜の膜厚も薄くなり、磁気抵抗効果素子と上シールドと
の絶縁性を確保することが非常に困難となる。
ップが小さくなるにつれて、上ギャップG2のAl2O3
膜の膜厚も薄くなり、磁気抵抗効果素子と上シールドと
の絶縁性を確保することが非常に困難となる。
【0051】一方、特開平9−198624号公報に
は、複合型磁気ヘッドの構成に関して記載されている
が、磁気記録ヘッドに形成される段差を解消する為の構
成を採用する事を開示しており、従って、上部シールド
の段差を解消する為に、当該上部シールドと同じ厚みを
有する段差解消層を上部ギャップの表面に形成する技術
が開示されているが、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗
効果素子による段差を解消する技術に関しては記載がな
い。
は、複合型磁気ヘッドの構成に関して記載されている
が、磁気記録ヘッドに形成される段差を解消する為の構
成を採用する事を開示しており、従って、上部シールド
の段差を解消する為に、当該上部シールドと同じ厚みを
有する段差解消層を上部ギャップの表面に形成する技術
が開示されているが、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗
効果素子による段差を解消する技術に関しては記載がな
い。
【0052】又、特開平9−116209号公報には、
磁気抵抗効果素子の構造に関して記載されているが、特
に記録ヘッドに於ける平坦性を改善する事が目的であ
り、その為に、第1と第2の磁性層の何れか一方を磁界
検出領域内に形成すると言う技術構成を採用しているの
であって、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗効果素子に
よる段差を解消する技術に関しては記載がない。
磁気抵抗効果素子の構造に関して記載されているが、特
に記録ヘッドに於ける平坦性を改善する事が目的であ
り、その為に、第1と第2の磁性層の何れか一方を磁界
検出領域内に形成すると言う技術構成を採用しているの
であって、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗効果素子に
よる段差を解消する技術に関しては記載がない。
【0053】更には、特許ダイオード2710210号
公報には、磁気抵抗性読出しトランスヂューサに関して
記載されており、MR層と磁気バイアス層間の接合部に
於ける磁気的な不安定性を最小にする構成が示されては
いるが、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗効果素子によ
る段差を解消する技術に関しては記載がない。
公報には、磁気抵抗性読出しトランスヂューサに関して
記載されており、MR層と磁気バイアス層間の接合部に
於ける磁気的な不安定性を最小にする構成が示されては
いるが、磁気再生ヘッドに於ける磁気抵抗効果素子によ
る段差を解消する技術に関しては記載がない。
【0054】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の欠点を改良し、高密度記録を実現する磁気抵抗効果
型複合ヘッド及びその製造方法を提供するものである。
術の欠点を改良し、高密度記録を実現する磁気抵抗効果
型複合ヘッド及びその製造方法を提供するものである。
【0055】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。
達成するため、以下に記載されたような技術構成を採用
するものである。
【0056】即ち、本発明に係る第1の態様としては、
2枚の対向する第1と第2の磁気シールド膜と、前記対
向する第1と第2の磁気シールドの間に絶縁膜からなる
第1と第2の磁気分離層を介して存在する磁気抵抗効果
素子とからなる再生専用ヘッドと、前記対向する2枚の
磁気シールドのうち一方を第1の磁極膜として兼用する
様に構成すると共に、当該第1の磁極膜に対して前記磁
気抵抗効果素子と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイ
ルと、第2の磁極膜とが、当該第1の磁極膜と平行に積
層され、当該第1と第2の磁極膜の間に設けられた磁気
ギャップに発生する磁界により記録を行う記録専用ヘッ
ドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであって、該磁
気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果膜の磁化安定化
のための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に電流を流すため
の電極膜を磁気的、電気的に接続させるように配置せし
めた磁気抵抗効果型複合ヘッドにおいて、前記再生ヘッ
ドの磁気抵抗効果素子高さ方向に当該第1と第2の磁気
分離層の間に平坦化層を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドであり、又、本発明に係る第2の態様としては、2枚
の対向する第1と第2の磁気シールド膜と、前記対向す
る第1と第2の磁気シールドの間に絶縁膜からなる第1
と第2の磁気分離層を介して存在する磁気抵抗効果素子
とからなる再生専用ヘッドと、前記対向する2枚の磁気
シールドのうち一方を第1の磁極膜として兼用する様に
構成すると共に、当該第1の磁極膜に対して前記磁気抵
抗効果素子と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル
と、第2の磁極膜とが、当該第1の磁極膜と平行に積層
され、当該第1と第2の磁極膜の間に設けられた磁気ギ
ャップに発生する磁界により記録を行う記録専用ヘッド
とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであって、該磁気
抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果膜の磁化安定化の
ための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に電流を流すための
電極膜を磁気的、電気的に接続させるように配置せしめ
た磁気抵抗効果型複合ヘッドを製造するに際し、第1の
磁気シールド層を形成する第1の工程、当該第1の磁気
シールド層の上に第1の磁気分離層を形成する第2の工
程、当該第1の磁気分離層の上に磁気抵抗効果素子膜を
形成する第3の工程、当該磁気抵抗効果素子膜を所定の
形状にパターニングする第4の工程、当該磁気抵抗効果
素子膜が除去された当該第1の磁気分離層上に、当該パ
ターニングされた磁気抵抗効果素子膜の一端部と接合す
る様に、当該磁気抵抗効果素子膜と略同等の厚みを有す
る平坦化層を形成する第5の工程、及び当該磁気抵抗効
果素子膜と当該平坦化層の表面に第2の磁気分離層を形
成する第6の工程、とから構成されている磁気抵抗効果
型複合ヘッドの製造方法である。
2枚の対向する第1と第2の磁気シールド膜と、前記対
向する第1と第2の磁気シールドの間に絶縁膜からなる
第1と第2の磁気分離層を介して存在する磁気抵抗効果
素子とからなる再生専用ヘッドと、前記対向する2枚の
磁気シールドのうち一方を第1の磁極膜として兼用する
様に構成すると共に、当該第1の磁極膜に対して前記磁
気抵抗効果素子と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイ
ルと、第2の磁極膜とが、当該第1の磁極膜と平行に積
層され、当該第1と第2の磁極膜の間に設けられた磁気
ギャップに発生する磁界により記録を行う記録専用ヘッ
ドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであって、該磁
気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果膜の磁化安定化
のための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に電流を流すため
の電極膜を磁気的、電気的に接続させるように配置せし
めた磁気抵抗効果型複合ヘッドにおいて、前記再生ヘッ
ドの磁気抵抗効果素子高さ方向に当該第1と第2の磁気
分離層の間に平坦化層を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドであり、又、本発明に係る第2の態様としては、2枚
の対向する第1と第2の磁気シールド膜と、前記対向す
る第1と第2の磁気シールドの間に絶縁膜からなる第1
と第2の磁気分離層を介して存在する磁気抵抗効果素子
とからなる再生専用ヘッドと、前記対向する2枚の磁気
シールドのうち一方を第1の磁極膜として兼用する様に
構成すると共に、当該第1の磁極膜に対して前記磁気抵
抗効果素子と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル
と、第2の磁極膜とが、当該第1の磁極膜と平行に積層
され、当該第1と第2の磁極膜の間に設けられた磁気ギ
ャップに発生する磁界により記録を行う記録専用ヘッド
とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッドであって、該磁気
抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果膜の磁化安定化の
ための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に電流を流すための
電極膜を磁気的、電気的に接続させるように配置せしめ
た磁気抵抗効果型複合ヘッドを製造するに際し、第1の
磁気シールド層を形成する第1の工程、当該第1の磁気
シールド層の上に第1の磁気分離層を形成する第2の工
程、当該第1の磁気分離層の上に磁気抵抗効果素子膜を
形成する第3の工程、当該磁気抵抗効果素子膜を所定の
形状にパターニングする第4の工程、当該磁気抵抗効果
素子膜が除去された当該第1の磁気分離層上に、当該パ
ターニングされた磁気抵抗効果素子膜の一端部と接合す
る様に、当該磁気抵抗効果素子膜と略同等の厚みを有す
る平坦化層を形成する第5の工程、及び当該磁気抵抗効
果素子膜と当該平坦化層の表面に第2の磁気分離層を形
成する第6の工程、とから構成されている磁気抵抗効果
型複合ヘッドの製造方法である。
【0057】
【発明の実施の形態】本発明に係る当該磁気抵抗効果型
複合ヘッド及びその製造方法は、上記した様な技術構成
を採用しているので、再生用磁気抵抗効果(MR)ヘッ
ドと記録用インダクティブ(ID)ヘッドとが積層され
た構造の複合ヘッドにおいて、磁気抵抗効果素子の素子
高さを規定するパターニングによって生じる段差を平坦
化することで、磁気抵抗効果素子と磁気シールドの間の
Al2O3膜の膜厚を薄くでき、再生ギャップ長の薄膜化
が実現するMRヘッドを持つ複合ヘッドが実現できる。
複合ヘッド及びその製造方法は、上記した様な技術構成
を採用しているので、再生用磁気抵抗効果(MR)ヘッ
ドと記録用インダクティブ(ID)ヘッドとが積層され
た構造の複合ヘッドにおいて、磁気抵抗効果素子の素子
高さを規定するパターニングによって生じる段差を平坦
化することで、磁気抵抗効果素子と磁気シールドの間の
Al2O3膜の膜厚を薄くでき、再生ギャップ長の薄膜化
が実現するMRヘッドを持つ複合ヘッドが実現できる。
【0058】
【実施例】以下に、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘ
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法の具体例
を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0059】即ち、図1は、本発明に係る当該磁気抵抗
効果型複合ヘッドの位置具体的の構成を示す断面図であ
って、図中、2枚の対向する第1と第2の磁気シールド
膜S1及びS2と、前記対向する第1と第2の磁気シー
ルドS1及びS2の間に絶縁膜からなる第1と第2の磁
気分離層G1及びG2を介して存在する磁気抵抗効果素
子8とからなる再生専用ヘッド70と、前記対向する2
枚の磁気シールドG1及びG2のうち一方の磁気シール
ドG2を第1の磁極膜P1として兼用する様に構成する
と共に、当該第1の磁極膜P1に対して前記磁気抵抗効
果素子8と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル90
と、第2の磁極膜P2とが、当該第1の磁極膜P1と平
行に積層され、当該第1と第2の磁極膜P1とP2の間
に設けられた磁気ギャップ95に発生する磁界により記
録を行う機能を有する記録用磁気ヘッド、所謂インダク
ティブヘッド(以下、IDヘッドと記す)、とからなる
磁気抵抗効果型複合ヘッド記録専用ヘッド80とからな
る磁気抵抗効果型複合ヘッド100であって、該磁気抵
抗効果膜8の両端に、該磁気抵抗効果膜8の磁化安定化
のための強磁性膜11及び磁気抵抗効果膜8に電流を流
すための電極膜12を磁気的、電気的に接続させるよう
に配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッド100におい
て、前記再生ヘッド70の磁気抵抗効果素子8の高さ方
向に当該第1と第2の磁気分離層G1及びG2の間に平
坦化層17を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッドが示され
ている。
効果型複合ヘッドの位置具体的の構成を示す断面図であ
って、図中、2枚の対向する第1と第2の磁気シールド
膜S1及びS2と、前記対向する第1と第2の磁気シー
ルドS1及びS2の間に絶縁膜からなる第1と第2の磁
気分離層G1及びG2を介して存在する磁気抵抗効果素
子8とからなる再生専用ヘッド70と、前記対向する2
枚の磁気シールドG1及びG2のうち一方の磁気シール
ドG2を第1の磁極膜P1として兼用する様に構成する
と共に、当該第1の磁極膜P1に対して前記磁気抵抗効
果素子8と反対側の面に、絶縁体で挟まれたコイル90
と、第2の磁極膜P2とが、当該第1の磁極膜P1と平
行に積層され、当該第1と第2の磁極膜P1とP2の間
に設けられた磁気ギャップ95に発生する磁界により記
録を行う機能を有する記録用磁気ヘッド、所謂インダク
ティブヘッド(以下、IDヘッドと記す)、とからなる
磁気抵抗効果型複合ヘッド記録専用ヘッド80とからな
る磁気抵抗効果型複合ヘッド100であって、該磁気抵
抗効果膜8の両端に、該磁気抵抗効果膜8の磁化安定化
のための強磁性膜11及び磁気抵抗効果膜8に電流を流
すための電極膜12を磁気的、電気的に接続させるよう
に配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッド100におい
て、前記再生ヘッド70の磁気抵抗効果素子8の高さ方
向に当該第1と第2の磁気分離層G1及びG2の間に平
坦化層17を設けた磁気抵抗効果型複合ヘッドが示され
ている。
【0060】即ち、本発明では、2枚の対向する磁気シ
ールド膜S1及びS2と、前記対向する2枚の磁気シー
ルドの間に絶縁膜からなる磁気分離層G1及びG2を介
して存在する磁気抵抗効果素子8とからなる再生を行う
機能を有するMRヘッド70と、前記対向する2枚の磁
気シールドS1及びS2のうち一方の磁気シールドS2
を、前記した磁極膜の内の一方の磁極膜P1とし、この
磁極膜P1と前記磁気抵抗効果素子8と反対側の面に、
絶縁体で挟まれたコイル90ともう一方の磁極膜P2と
が、前記磁極膜P1と平行に積層され、P1とP2の間
に設けられた磁気ギャップGに発生する磁界により記録
を行う機能を有するインダクティブヘッドである記録用
ヘッド80とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッド100
であって、前記MRヘッド70の磁気抵抗効果素子8の
媒体面に垂直な方向の寸法(以下、素子高さと記す)の
少なくとも一方を規定する手段として、イオンミリング
等により該磁気抵抗効果膜8をパターニングしているM
Rヘッド70において、該磁気抵抗効果膜8をエッチン
グした際、当該磁気抵抗効果膜8の端部50に生じる段
差60を平坦化させることで、該磁気抵抗効果素子8と
磁気シールドS2の間に生じる段差60を解消し、それ
によって該絶縁膜の膜厚を現状より薄くすることが可能
となり、狭ギャップ再生ヘッドを実現できる磁気抵抗効
果型複合ヘッドを提供するものである。
ールド膜S1及びS2と、前記対向する2枚の磁気シー
ルドの間に絶縁膜からなる磁気分離層G1及びG2を介
して存在する磁気抵抗効果素子8とからなる再生を行う
機能を有するMRヘッド70と、前記対向する2枚の磁
気シールドS1及びS2のうち一方の磁気シールドS2
を、前記した磁極膜の内の一方の磁極膜P1とし、この
磁極膜P1と前記磁気抵抗効果素子8と反対側の面に、
絶縁体で挟まれたコイル90ともう一方の磁極膜P2と
が、前記磁極膜P1と平行に積層され、P1とP2の間
に設けられた磁気ギャップGに発生する磁界により記録
を行う機能を有するインダクティブヘッドである記録用
ヘッド80とからなる磁気抵抗効果型複合ヘッド100
であって、前記MRヘッド70の磁気抵抗効果素子8の
媒体面に垂直な方向の寸法(以下、素子高さと記す)の
少なくとも一方を規定する手段として、イオンミリング
等により該磁気抵抗効果膜8をパターニングしているM
Rヘッド70において、該磁気抵抗効果膜8をエッチン
グした際、当該磁気抵抗効果膜8の端部50に生じる段
差60を平坦化させることで、該磁気抵抗効果素子8と
磁気シールドS2の間に生じる段差60を解消し、それ
によって該絶縁膜の膜厚を現状より薄くすることが可能
となり、狭ギャップ再生ヘッドを実現できる磁気抵抗効
果型複合ヘッドを提供するものである。
【0061】つまり、本発明では、上記した従来の技術
に対し、磁気抵抗効果素子の素子高さを規定する工程に
おいて、イオンミリング等によってパターニングする際
に生じる段差を平坦化することで、磁気抵抗効果素子と
磁気シールドS2間の磁気ギャップG2の膜厚が薄くな
っても、被覆性が低下することなく形成できることで、
記録再生密度の向上に伴って再生ギャップが小さくなっ
ても、該磁気抵抗効果素子と磁気シールドS2間の絶縁
性が確保される磁気抵抗効果方複合ヘッドを提供する事
が可能となる。
に対し、磁気抵抗効果素子の素子高さを規定する工程に
おいて、イオンミリング等によってパターニングする際
に生じる段差を平坦化することで、磁気抵抗効果素子と
磁気シールドS2間の磁気ギャップG2の膜厚が薄くな
っても、被覆性が低下することなく形成できることで、
記録再生密度の向上に伴って再生ギャップが小さくなっ
ても、該磁気抵抗効果素子と磁気シールドS2間の絶縁
性が確保される磁気抵抗効果方複合ヘッドを提供する事
が可能となる。
【0062】本発明に係る当該磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドに於て使用される当該平坦化層17は、当該磁気抵抗
効果素子8と略同程度の厚みを有している事が望まし
い。
ドに於て使用される当該平坦化層17は、当該磁気抵抗
効果素子8と略同程度の厚みを有している事が望まし
い。
【0063】又、本発明に於ける当該平坦化層17の一
端部は、当該磁気抵抗効果素子8の一端部50と互いに
接合させている事も望ましい。
端部は、当該磁気抵抗効果素子8の一端部50と互いに
接合させている事も望ましい。
【0064】更に、本発明に於て使用される当該平坦化
層17と当該磁気抵抗効果素子8との間の接合部の段差
60は、30nm以下である事が好ましい。
層17と当該磁気抵抗効果素子8との間の接合部の段差
60は、30nm以下である事が好ましい。
【0065】一方、本発明に於ける当該磁気抵抗効果型
複合ヘッドに於いては、少なくとも当該磁気抵抗効果素
子8の当該コイル側に設けられている当該磁気分離層、
つまり上ギャップ層G2の表面が略平坦状に形成されて
いる事が好ましい。
複合ヘッドに於いては、少なくとも当該磁気抵抗効果素
子8の当該コイル側に設けられている当該磁気分離層、
つまり上ギャップ層G2の表面が略平坦状に形成されて
いる事が好ましい。
【0066】又、本発明に係る当該磁気抵抗効果型複合
ヘッド100に於いては、当該コイル90が設けられて
いる当該磁極膜P1に対向した磁気シールド若しくは当
該磁極膜P1を兼ねる磁気シールド、つまり上磁気シー
ルドS2の表面に段差が存在しない様に構成されている
事が好ましい。
ヘッド100に於いては、当該コイル90が設けられて
いる当該磁極膜P1に対向した磁気シールド若しくは当
該磁極膜P1を兼ねる磁気シールド、つまり上磁気シー
ルドS2の表面に段差が存在しない様に構成されている
事が好ましい。
【0067】以下、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘ
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法のより詳
細な具体的を実施例の形で詳細に説明する。
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法のより詳
細な具体的を実施例の形で詳細に説明する。
【0068】本発明に係る当該磁気抵抗効果型複合ヘッ
ド100の特徴は、図1に示すように素子高さを規定す
る工程において、パターニング時に生じる段差を平坦化
することで、磁気抵抗効果素子8と磁気シールドS2の
間の段差をなくし、該磁気抵抗効果素子8と磁気シール
ドS2間に積層される磁気ギャップG2の膜厚を薄くす
ることが可能となり、再生ギャップを小さくできる新規
な磁気抵抗効果型複合ヘッドを提供することにある。
ド100の特徴は、図1に示すように素子高さを規定す
る工程において、パターニング時に生じる段差を平坦化
することで、磁気抵抗効果素子8と磁気シールドS2の
間の段差をなくし、該磁気抵抗効果素子8と磁気シール
ドS2間に積層される磁気ギャップG2の膜厚を薄くす
ることが可能となり、再生ギャップを小さくできる新規
な磁気抵抗効果型複合ヘッドを提供することにある。
【0069】一方、本発明に係る当該磁気抵抗効果型複
合ヘッド100をエアベアリング面から見た平面図を図
2に示す。図2に示す様に、再生ヘッドであるMRヘッ
ド70と記録ヘッドである、インダクティブヘッド80
の複合ヘッドから構成される。
合ヘッド100をエアベアリング面から見た平面図を図
2に示す。図2に示す様に、再生ヘッドであるMRヘッ
ド70と記録ヘッドである、インダクティブヘッド80
の複合ヘッドから構成される。
【0070】図2においてS1及びS2はMRヘッド7
0の磁気シールドであり、S1は下シールド、S2は上
シールドを示す。
0の磁気シールドであり、S1は下シールド、S2は上
シールドを示す。
【0071】これらは、NiFe合金(パーマロイ)に
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。この上下シールド間に感磁部
である磁気抵抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電
流と縦バイアスを供給する機能を有する端部領域(9、
10)とからなるMR素子を形成する。
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。この上下シールド間に感磁部
である磁気抵抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電
流と縦バイアスを供給する機能を有する端部領域(9、
10)とからなるMR素子を形成する。
【0072】磁気抵抗効果素子8は、MR効果を有する
膜厚10nmのNiFe膜5、NiFe膜5に横バイア
スを印加するための膜厚15nmのCoZrMo膜7、
及びNiFe膜5とCoZrMo膜7とを磁気的に分離
するための膜厚10nmのTa膜6を、下シールド側か
らCoZrMo膜7、Ta膜6、NiFe膜5の順に積
層している。
膜厚10nmのNiFe膜5、NiFe膜5に横バイア
スを印加するための膜厚15nmのCoZrMo膜7、
及びNiFe膜5とCoZrMo膜7とを磁気的に分離
するための膜厚10nmのTa膜6を、下シールド側か
らCoZrMo膜7、Ta膜6、NiFe膜5の順に積
層している。
【0073】磁気抵抗効果素子8の幅(MRヘッドのト
ラック幅)は1.0μmである。端部領域は、この磁気
抵抗効果素子と電気的に接合しており、磁気抵抗効果素
子8のNiFe膜5に縦バイアスを印加するためのCo
CrPt膜11と磁気抵抗効果素子8に電流を供給する
Au膜12とからなる。CoCrPt膜の膜厚は、25
nmである。
ラック幅)は1.0μmである。端部領域は、この磁気
抵抗効果素子と電気的に接合しており、磁気抵抗効果素
子8のNiFe膜5に縦バイアスを印加するためのCo
CrPt膜11と磁気抵抗効果素子8に電流を供給する
Au膜12とからなる。CoCrPt膜の膜厚は、25
nmである。
【0074】以上の磁気抵抗効果素子及び端部領域から
なるMR素子は、Al2O3膜(3、4)で上下シールド
と電気的に絶縁されている。
なるMR素子は、Al2O3膜(3、4)で上下シールド
と電気的に絶縁されている。
【0075】G1は下ギャップで、G2は上ギャップで
ある。又、Al2O3膜の膜厚は下ギャップG1が50n
m、上ギャップG2が30nmである。
ある。又、Al2O3膜の膜厚は下ギャップG1が50n
m、上ギャップG2が30nmである。
【0076】上シールドS2上には磁気抵抗効果素子8
とよく目合わせされ、上シールドS2と磁気的に連続し
たNiFeによる磁極P1を形成する。磁極P1と上シ
ールドS2とで記録IDヘッドの一方の磁極を形成し、
アルミナによる磁気ギャップGを介してもう一方のNi
Fe膜5による磁極P2を形成する。
とよく目合わせされ、上シールドS2と磁気的に連続し
たNiFeによる磁極P1を形成する。磁極P1と上シ
ールドS2とで記録IDヘッドの一方の磁極を形成し、
アルミナによる磁気ギャップGを介してもう一方のNi
Fe膜5による磁極P2を形成する。
【0077】このとき、磁極P1と磁極P2の幅は共に
1.1μm、膜厚は3.5μm及び0.5μm、磁気ギ
ャップ95の膜厚は0.25μmである。
1.1μm、膜厚は3.5μm及び0.5μm、磁気ギ
ャップ95の膜厚は0.25μmである。
【0078】また、磁極P1及び磁極P2のABS面か
ら2μm奥にはフォトレジスト材料によって絶縁された
Cuからなるコイル90が形成され、このコイルに電流
を流すことによって、磁気ギャップ95間に記録磁界を
発生させる。
ら2μm奥にはフォトレジスト材料によって絶縁された
Cuからなるコイル90が形成され、このコイルに電流
を流すことによって、磁気ギャップ95間に記録磁界を
発生させる。
【0079】以上の複合ヘッド100の、本発明による
製造方法について、図3を用いて説明する。図3は製造
プロセスをMRヘッドの縦断面から見た図である。
製造方法について、図3を用いて説明する。図3は製造
プロセスをMRヘッドの縦断面から見た図である。
【0080】図3(A)は磁気抵抗効果素子及び端部電
極を形成した図である。
極を形成した図である。
【0081】図には示していないが、磁気抵抗効果素子
8はMRヘッドのトラック部分にのみ形成され、電極は
その両端に接続されるように形成されている。この形状
を形成するために、まず、磁気抵抗効果膜8を成膜し、
その後、図3(B)に示す様に、ステンシル形状のフォ
トレジスト16を形成する。
8はMRヘッドのトラック部分にのみ形成され、電極は
その両端に接続されるように形成されている。この形状
を形成するために、まず、磁気抵抗効果膜8を成膜し、
その後、図3(B)に示す様に、ステンシル形状のフォ
トレジスト16を形成する。
【0082】このフォトレジストパターンをマスクにし
て、磁気抵抗効果膜8をイオンミリングによってエッチ
ングした後、フォトレジストパターンを残したまま磁気
抵抗効果膜に縦バイアスを印加するためのCoCrPt
膜11及び、磁気抵抗効果膜5に電流を流すためのAu
膜12をスパッタし、該フォトレジスト16をリフトオ
フする。
て、磁気抵抗効果膜8をイオンミリングによってエッチ
ングした後、フォトレジストパターンを残したまま磁気
抵抗効果膜に縦バイアスを印加するためのCoCrPt
膜11及び、磁気抵抗効果膜5に電流を流すためのAu
膜12をスパッタし、該フォトレジスト16をリフトオ
フする。
【0083】尚、磁気抵抗効果膜8の成膜は、RFマグ
ネトロンスパッタ装置にて行っている。
ネトロンスパッタ装置にて行っている。
【0084】成膜時のArガス圧は0.3Pa、RFパ
ワーは200Wである。またフォトレジストは、ステン
シル形状を形成するため、2層レジストを用いている。
1層目にアルカリ現像液に可溶なPMGI膜を用い、2
層目にはノボラック系ポジレジストを用いた。
ワーは200Wである。またフォトレジストは、ステン
シル形状を形成するため、2層レジストを用いている。
1層目にアルカリ現像液に可溶なPMGI膜を用い、2
層目にはノボラック系ポジレジストを用いた。
【0085】磁気抵抗効果膜のイオンミリング時の加速
電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm2
である。また、CoCrPt膜及びAu膜のスパッタに
ついても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いてい
る。
電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm2
である。また、CoCrPt膜及びAu膜のスパッタに
ついても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いてい
る。
【0086】図3(B)は、素子高さの一方を規定する
工程のうち、フォトレジストパターン16を形成した図
である。形成するフォトレジストは、図3(A)の工程
と同じステンシル形状となるように2層レジストを用い
た。
工程のうち、フォトレジストパターン16を形成した図
である。形成するフォトレジストは、図3(A)の工程
と同じステンシル形状となるように2層レジストを用い
た。
【0087】図3(C)は、図3(B)で形成したフォ
トレジストパターンを用いて、磁気抵抗効果膜及び該磁
気抵抗効果膜の両端に形成されているCoCrPt膜及
びAu膜をイオンミリングによってエッチングした図で
あり、図3(D)は、エッチングした後、フォトレジス
トパターンをそのまま残して、Al2O3膜17をスパッ
タした図であり、又、図3(E)は、フォトレジストを
リフトオフした図をそれぞれ示している。
トレジストパターンを用いて、磁気抵抗効果膜及び該磁
気抵抗効果膜の両端に形成されているCoCrPt膜及
びAu膜をイオンミリングによってエッチングした図で
あり、図3(D)は、エッチングした後、フォトレジス
トパターンをそのまま残して、Al2O3膜17をスパッ
タした図であり、又、図3(E)は、フォトレジストを
リフトオフした図をそれぞれ示している。
【0088】図3(C)でのイオンミリングは、加速電
圧:500V、イオン電流密度:1.0mA/cm2に
て行った。
圧:500V、イオン電流密度:1.0mA/cm2に
て行った。
【0089】ミリング時のイオンビーム入射角度は0度
である。このミリング条件で磁気抵抗効果素子をエッチ
ングするのに約6分程であった。エッチング後の磁気抵
抗効果素子の断面形状はテーパー角が約60度となった。
である。このミリング条件で磁気抵抗効果素子をエッチ
ングするのに約6分程であった。エッチング後の磁気抵
抗効果素子の断面形状はテーパー角が約60度となった。
【0090】図3(D)でのAl2O3膜の成膜は、RF
マグネトロンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、
Arガス圧:0.077Pa、RFパワーは2kWであ
る。
マグネトロンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、
Arガス圧:0.077Pa、RFパワーは2kWであ
る。
【0091】Al2O3膜17の膜厚は、磁気抵抗効果素
子8の膜厚と同じとした。
子8の膜厚と同じとした。
【0092】図3(E)でのリフトオフは、アセトン等
の有機溶剤を用いて、超音波洗浄にて行った。リフトオ
フ後の形状を触針式段差計にて測定したところ、磁気抵
抗効果素子8とAl2O3 膜17との段差は約5nm以
下となり、平坦化ができていることがわかった。
の有機溶剤を用いて、超音波洗浄にて行った。リフトオ
フ後の形状を触針式段差計にて測定したところ、磁気抵
抗効果素子8とAl2O3 膜17との段差は約5nm以
下となり、平坦化ができていることがわかった。
【0093】この素子において上ギャップG2のAl2
O3膜を約30nm成膜し、上シールドS2を形成した
後、磁気抵抗効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦
化を行っていない素子は絶縁不良が約50%ほど発生し
ているのに対して、平坦化を行った素子では絶縁不良の
素子は1つもなく、平坦化によって磁気抵抗効果素子の
絶縁性が確保されたことがわかった。
O3膜を約30nm成膜し、上シールドS2を形成した
後、磁気抵抗効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦
化を行っていない素子は絶縁不良が約50%ほど発生し
ているのに対して、平坦化を行った素子では絶縁不良の
素子は1つもなく、平坦化によって磁気抵抗効果素子の
絶縁性が確保されたことがわかった。
【0094】また、図3(D)において成膜する膜とし
て、SiO2膜を或いはSiN膜を用いた場合でも同様
な結果となった。
て、SiO2膜を或いはSiN膜を用いた場合でも同様
な結果となった。
【0095】同様な効果は、磁気抵抗効果膜としてスピ
ンバルブ膜を用いた場合でも見られる。
ンバルブ膜を用いた場合でも見られる。
【0096】即ち、図2において、S1及びS2はMR
ヘッドの磁気シールドであり、S1は下シールド、S2
は上シールドである。これらは、NiFe合金(パーマ
ロイ)により形成され、膜厚は下シールドS1は1μ
m、上シールドS2が3μmである。
ヘッドの磁気シールドであり、S1は下シールド、S2
は上シールドである。これらは、NiFe合金(パーマ
ロイ)により形成され、膜厚は下シールドS1は1μ
m、上シールドS2が3μmである。
【0097】この上下シールド間に感磁部である磁気抵
抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電流と縦バイア
スを供給する機能を有する端部領域9、10とからなる
MR素子8が形成される。磁気抵抗効果素子8は、磁化
固定層、磁化回転層及びその間のCu膜が積層される。
抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電流と縦バイア
スを供給する機能を有する端部領域9、10とからなる
MR素子8が形成される。磁気抵抗効果素子8は、磁化
固定層、磁化回転層及びその間のCu膜が積層される。
【0098】磁化固定層として、Zr膜下地層上に反強
磁性膜であるPtMn膜を25nm、CoFe膜を4n
m積層した。
磁性膜であるPtMn膜を25nm、CoFe膜を4n
m積層した。
【0099】その上にCu膜を2.7nm積層した後、
磁化回転層としてCoFe膜を1nm及びNiFe膜を
5nm積層し、さらに表面にキャップ層としてZr膜を
3nm積層した。
磁化回転層としてCoFe膜を1nm及びNiFe膜を
5nm積層し、さらに表面にキャップ層としてZr膜を
3nm積層した。
【0100】それぞれの膜は、DCマグネトロンスパッ
タ装置にて連続成膜している。スピンバルブ膜のトータ
ルの膜厚としては約40nmとなる。図3(C)でのミ
リングは同じ条件にて行った。
タ装置にて連続成膜している。スピンバルブ膜のトータ
ルの膜厚としては約40nmとなる。図3(C)でのミ
リングは同じ条件にて行った。
【0101】ミリング後の形状は、NiFe膜の場合と
ほぼ同じ約60度のテーパー角の形状となった。図3
(D)でスパッタしたAl2O3膜17の膜厚は、スピン
バルブ膜の膜厚と同じ40nmである。
ほぼ同じ約60度のテーパー角の形状となった。図3
(D)でスパッタしたAl2O3膜17の膜厚は、スピン
バルブ膜の膜厚と同じ40nmである。
【0102】Al2O3膜17をスパッタした後、アセト
ン等の有機溶剤で超音波洗浄を行いリフトオフし、磁気
抵抗効果素子8とAl2O3膜17の段差を触針式段差計
で測定したところ、その段差は約4nm以下となった。
ン等の有機溶剤で超音波洗浄を行いリフトオフし、磁気
抵抗効果素子8とAl2O3膜17の段差を触針式段差計
で測定したところ、その段差は約4nm以下となった。
【0103】この後、上ギャップG2のAl2O3膜を3
0nm成膜し、上シールドS2を形成した後、磁気抵抗
効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦化を行った素
子の絶縁不良は1つもなく、平坦化によって絶縁性が確
保されることがわかった。
0nm成膜し、上シールドS2を形成した後、磁気抵抗
効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦化を行った素
子の絶縁不良は1つもなく、平坦化によって絶縁性が確
保されることがわかった。
【0104】また、図3(D)において成膜する膜とし
て、SiO2膜或いはSiNを用いた場合でも同様な結
果となった。
て、SiO2膜或いはSiNを用いた場合でも同様な結
果となった。
【0105】次に、本発明による当該磁気抵抗効果型複
合ヘッドの他の具体例に付いて図4を参照しながら詳細
に説明する。
合ヘッドの他の具体例に付いて図4を参照しながら詳細
に説明する。
【0106】図2においてS1及び2はMRヘッドの磁
気シールドであり、S1は下シールド、S2は上シール
ドである。
気シールドであり、S1は下シールド、S2は上シール
ドである。
【0107】これらは、NiFe合金(パーマロイ)に
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。
【0108】この上下シールド間に感磁部である磁気抵
抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電流と縦バイア
スを供給する機能を有する端部領域9、10とからなる
MR素子8を形成する。
抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電流と縦バイア
スを供給する機能を有する端部領域9、10とからなる
MR素子8を形成する。
【0109】磁気抵抗効果素子8は、MR効果を有する
膜厚10nmのNiFe膜5、NiFe膜5に横バイア
スを印加するための膜厚15nmのCoZrMo膜7、
及びNiFe膜5とCoZrMo膜7とを磁気的に分離
するための膜厚10nmのTa膜6を、下シールド側か
らCoZrMo膜、Ta膜、NiFe膜の順に積層して
いる。磁気抵抗効果素子の幅(MRヘッドのトラック
幅)は1.0μmである。
膜厚10nmのNiFe膜5、NiFe膜5に横バイア
スを印加するための膜厚15nmのCoZrMo膜7、
及びNiFe膜5とCoZrMo膜7とを磁気的に分離
するための膜厚10nmのTa膜6を、下シールド側か
らCoZrMo膜、Ta膜、NiFe膜の順に積層して
いる。磁気抵抗効果素子の幅(MRヘッドのトラック
幅)は1.0μmである。
【0110】当該磁気抵抗効果素子膜の端部領域は、こ
の磁気抵抗効果素子8と電気的に接合しており、磁気抵
抗効果素子のNiFe膜5に縦バイアスを印加するため
のCoCrPt膜(11)と磁気抵抗効果素子8に電流を供
給するAu膜12とからなる。
の磁気抵抗効果素子8と電気的に接合しており、磁気抵
抗効果素子のNiFe膜5に縦バイアスを印加するため
のCoCrPt膜(11)と磁気抵抗効果素子8に電流を供
給するAu膜12とからなる。
【0111】尚、CoCrPt膜の膜厚は、25nmで
ある。
ある。
【0112】以上の磁気抵抗効果素子8及び端部領域か
らなるMR素子は、Al2O3膜3、4で上下シールドS
1、S2と電気的に絶縁されている。3は下ギャップG
1で、4は上ギャップG2である。Al2O3膜の膜厚は
下ギャップG1が50nm、上ギャップG2が30nm
である。
らなるMR素子は、Al2O3膜3、4で上下シールドS
1、S2と電気的に絶縁されている。3は下ギャップG
1で、4は上ギャップG2である。Al2O3膜の膜厚は
下ギャップG1が50nm、上ギャップG2が30nm
である。
【0113】上シールド上には磁気抵抗効果素子とよく
目合わせされ、上シールドと磁気的に連続したNiFe
による磁極P1を形成する。
目合わせされ、上シールドと磁気的に連続したNiFe
による磁極P1を形成する。
【0114】磁極P1と上シールドS1とで記録IDヘ
ッドの一方の磁極を形成し、アルミナによる磁気ギャッ
プ95を介してもう一方のNiFeによる磁極P2を形
成する。
ッドの一方の磁極を形成し、アルミナによる磁気ギャッ
プ95を介してもう一方のNiFeによる磁極P2を形
成する。
【0115】このとき、磁極P1と磁極P2の幅は共に
1.1μm、膜厚は3.5μm及び0.5μm、磁気ギ
ャップGの膜厚は0.25μm、ある。また、磁極P1
及び磁極P2のABS面から2μm奥にはフォトレジス
ト材料によって絶縁されたCuからなるコイル90が形
成され、このコイル90に電流を流すことによって、磁
気ギャップ95間に記録磁界を発生させる。
1.1μm、膜厚は3.5μm及び0.5μm、磁気ギ
ャップGの膜厚は0.25μm、ある。また、磁極P1
及び磁極P2のABS面から2μm奥にはフォトレジス
ト材料によって絶縁されたCuからなるコイル90が形
成され、このコイル90に電流を流すことによって、磁
気ギャップ95間に記録磁界を発生させる。
【0116】以上の複合ヘッドの、本発明による製造方
法について、図4を用いて説明する。
法について、図4を用いて説明する。
【0117】図4は、本発明に係る当該磁気抵抗効果型
複合ヘッド100の他の製造プロセスをMRヘッドの縦
断面から見た図である。
複合ヘッド100の他の製造プロセスをMRヘッドの縦
断面から見た図である。
【0118】図4(A)は、磁気抵抗効果素子8及び端
部電極を形成した図である。図には示していないが、磁
気抵抗効果素子8はMRヘッドのトラック部分にのみ形
成され、電極はその両端に接続されるように形成されて
いる。この形状を形成するために、まず、磁気抵抗効果
膜8を成膜し、その後、図4(B)に示す様に、ステン
シル形状のフォトレジスト16を形成する。
部電極を形成した図である。図には示していないが、磁
気抵抗効果素子8はMRヘッドのトラック部分にのみ形
成され、電極はその両端に接続されるように形成されて
いる。この形状を形成するために、まず、磁気抵抗効果
膜8を成膜し、その後、図4(B)に示す様に、ステン
シル形状のフォトレジスト16を形成する。
【0119】このフォトレジストパターンをマスクにし
て、磁気抵抗効果膜8をイオンミリングによってエッチ
ングした後、フォトレジストパターンを残したまま磁気
抵抗効果膜8に縦バイアスを印加するためのCoCrP
t膜11及び、磁気抵抗効果膜8に電流を流すためのA
u膜12をスパッタし、該フォトレジスト16をリフト
オフする。
て、磁気抵抗効果膜8をイオンミリングによってエッチ
ングした後、フォトレジストパターンを残したまま磁気
抵抗効果膜8に縦バイアスを印加するためのCoCrP
t膜11及び、磁気抵抗効果膜8に電流を流すためのA
u膜12をスパッタし、該フォトレジスト16をリフト
オフする。
【0120】磁気抵抗効果膜8の成膜は、RFマグネト
ロンスパッタ装置にて行っている。
ロンスパッタ装置にて行っている。
【0121】成膜時のArガス圧は0.3Pa、RFパ
ワーは200Wである。またフォトレジスト16は、ス
テンシル形状を形成するため、2層レジストを用いてい
る。
ワーは200Wである。またフォトレジスト16は、ス
テンシル形状を形成するため、2層レジストを用いてい
る。
【0122】1層目はアルカリ現像液に可溶なPMGI
膜を用い、2層目にはノボラック系ポジレジストを用い
た。
膜を用い、2層目にはノボラック系ポジレジストを用い
た。
【0123】磁気抵抗効果膜8のイオンミリング時の加
速電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm
2である。また、CoCrPt膜及びAu膜のスパッタ
についても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いてい
る。
速電圧は500V、イオン電流密度は1.0mA/cm
2である。また、CoCrPt膜及びAu膜のスパッタ
についても、RFマグネトロンスパッタ装置を用いてい
る。
【0124】図4(B)は、素子高さの一方を規定する
工程のうち、フォトレジストパターン16を形成した図
である。形成するフォトレジストは、図3(A)の工程
と同じステンシル形状となるように2層レジストを用い
た。このレジストについては、単層レジストを用いても
よい。
工程のうち、フォトレジストパターン16を形成した図
である。形成するフォトレジストは、図3(A)の工程
と同じステンシル形状となるように2層レジストを用い
た。このレジストについては、単層レジストを用いても
よい。
【0125】図4(C)は、図4(B)で形成したフォ
トレジストを用いて磁気抵抗効果膜及び該磁気抵抗効果
膜の両端に形成されているCoCrPt膜及びAu膜を
イオンミリングによってエッチングした図である。
トレジストを用いて磁気抵抗効果膜及び該磁気抵抗効果
膜の両端に形成されているCoCrPt膜及びAu膜を
イオンミリングによってエッチングした図である。
【0126】ここでの図4(C)でのイオンミリング
は、加速電圧:500V、イオン電流密度:1.0mA
/cm2にて行った。
は、加速電圧:500V、イオン電流密度:1.0mA
/cm2にて行った。
【0127】ミリング時のイオンビーム入射角度は0度
である。図4(B)において単層レジストを用いる場合
では、ミリングによる再付着層の除去を行う目的で、イ
オンビーム入射角度を10度にて行う。
である。図4(B)において単層レジストを用いる場合
では、ミリングによる再付着層の除去を行う目的で、イ
オンビーム入射角度を10度にて行う。
【0128】ミリング時間は0度入射で約6分、10度
入射ではミリングレートが大きくなり、約5分であっ
た。エッチング後の磁気抵抗効果素子8の断面形状は、
0度入射の場合でテーパー角が約60度となり、10度
入射ではテーパー角は約65度となった。
入射ではミリングレートが大きくなり、約5分であっ
た。エッチング後の磁気抵抗効果素子8の断面形状は、
0度入射の場合でテーパー角が約60度となり、10度
入射ではテーパー角は約65度となった。
【0129】図4(D)は、エッチングした後、フォト
レジスト16を除去し、Al2O3膜17をスパッタした
図であり、図4(E)は、CMPにてAl2O3膜17を
ポリシングすることで磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜
17の平坦化を行った図をそれぞれ示している。
レジスト16を除去し、Al2O3膜17をスパッタした
図であり、図4(E)は、CMPにてAl2O3膜17を
ポリシングすることで磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜
17の平坦化を行った図をそれぞれ示している。
【0130】図4(D)でのAl2O3膜の成膜は、RF
マグネトロンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、
Arガス圧:0.077Pa、RFパワーは2kWであ
る。
マグネトロンスパッタ装置を用いた。スパッタ条件は、
Arガス圧:0.077Pa、RFパワーは2kWであ
る。
【0131】更に、Al2O3膜の膜厚は、磁気抵抗効果
素子8の膜厚の約3〜5倍である。
素子8の膜厚の約3〜5倍である。
【0132】CMP後の形状を触針式段差計にて測定し
たところ、磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜17との段
差は約7nm以下となり、平坦化ができていることがわ
かった。
たところ、磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜17との段
差は約7nm以下となり、平坦化ができていることがわ
かった。
【0133】この素子において上ギャップG2のAl2
O3膜を約30nm成膜し、上シールドS2を形成した
後、磁気抵抗効果素子8の絶縁評価を行ったところ、平
坦化を行っていない素子は絶縁不良が約50%ほど発生
しているのに対して、平坦化を行った素子では絶縁不良
の素子は1つもなく、平坦化によって磁気抵抗効果素子
8の絶縁性が確保されたことがわかった。
O3膜を約30nm成膜し、上シールドS2を形成した
後、磁気抵抗効果素子8の絶縁評価を行ったところ、平
坦化を行っていない素子は絶縁不良が約50%ほど発生
しているのに対して、平坦化を行った素子では絶縁不良
の素子は1つもなく、平坦化によって磁気抵抗効果素子
8の絶縁性が確保されたことがわかった。
【0134】同様な効果は、磁気抵抗効果膜8としてス
ピンバルブ膜を用いた場合でも見られる。
ピンバルブ膜を用いた場合でも見られる。
【0135】即ち、図2においてS1及びS2はMRヘ
ッドの磁気シールドであり、S1は下シールド、S2は
上シールドである。
ッドの磁気シールドであり、S1は下シールド、S2は
上シールドである。
【0136】これらは、NiFe合金(パーマロイ)に
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。この上下シールド間に感磁部
である磁気抵抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電
流と縦バイアスを供給する機能を有する端部領域(9,10)
とからなるMR素子が形成される。磁気抵抗効果素子
は、磁化固定層、磁化回転層及びその間のCu膜が積層
される。
より形成され、膜厚は下シールドS1は1μm、上シー
ルドS2が3μmである。この上下シールド間に感磁部
である磁気抵抗効果素子8と該磁気抵抗効果素子8に電
流と縦バイアスを供給する機能を有する端部領域(9,10)
とからなるMR素子が形成される。磁気抵抗効果素子
は、磁化固定層、磁化回転層及びその間のCu膜が積層
される。
【0137】磁化固定層として、Zr膜下地層上に反強
磁性膜であるPtMn膜を25nm、CoFe膜を4n
m積層した。その上にCu膜を2.7nm積層した後、
磁化回転層としてCoFo膜を1nm及びNiFe膜を
5nm積層し、さらに表面にキャップ層としてZr膜を
3nm積層した。
磁性膜であるPtMn膜を25nm、CoFe膜を4n
m積層した。その上にCu膜を2.7nm積層した後、
磁化回転層としてCoFo膜を1nm及びNiFe膜を
5nm積層し、さらに表面にキャップ層としてZr膜を
3nm積層した。
【0138】それぞれの膜は、DCマグネトロンスパッ
タ装置にて連続成膜している。
タ装置にて連続成膜している。
【0139】スピンバルブ膜のトータルの膜厚としては
約40nmとなる。
約40nmとなる。
【0140】図4(C)でのミリングは同じ条件にて行
った。ミリング後の形状は、NiFe膜の場合とほぼ同
じ約60度のテーパー角の形状となった。図4(D)で
スパッタしたAl2O3膜17の膜厚は、スピンバルブ膜
の膜厚の約3〜5倍である。
った。ミリング後の形状は、NiFe膜の場合とほぼ同
じ約60度のテーパー角の形状となった。図4(D)で
スパッタしたAl2O3膜17の膜厚は、スピンバルブ膜
の膜厚の約3〜5倍である。
【0141】Al2O3膜をスパッタした後、CMPにて
Al2O3膜17を図4(D)で成膜した膜厚と同じ分ポ
リシングを行い、磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜17
の段差を触針式段差計で測定したところ、その段差は約
6nm以下となった。
Al2O3膜17を図4(D)で成膜した膜厚と同じ分ポ
リシングを行い、磁気抵抗効果素子8とAl2O3膜17
の段差を触針式段差計で測定したところ、その段差は約
6nm以下となった。
【0142】この後、上ギャップG2のAl2O3膜を3
0nm成膜し、上シールドS2を形成した後、磁気抵抗
効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦化を行った素
子の絶縁不良は1つもなく、平坦化によって絶縁性が確
保されることがわかった。
0nm成膜し、上シールドS2を形成した後、磁気抵抗
効果素子の絶縁評価を行ったところ、平坦化を行った素
子の絶縁不良は1つもなく、平坦化によって絶縁性が確
保されることがわかった。
【0143】上記の具体例から明らかな様に、本発明に
係る当該磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法として
は、基本的には、以下の様な技術構成を採用しているも
のである。
係る当該磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法として
は、基本的には、以下の様な技術構成を採用しているも
のである。
【0144】即ち、2枚の対向する第1と第2の磁気シ
ールド膜と、前記対向する第1と第2の磁気シールドの
間に絶縁膜からなる第1と第2の磁気分離層を介して存
在する磁気抵抗効果素子とからなる再生専用ヘッドと、
前記対向する2枚の磁気シールドのうち一方を第1の磁
極膜として兼用する様に構成すると共に、当該第1の磁
極膜に対して前記磁気抵抗効果素子と反対側の面に、絶
縁体で挟まれたコイルと、第2の磁極膜とが、当該第1
の磁極膜と平行に積層され、当該第1と第2の磁極膜の
間に設けられた磁気ギャップに発生する磁界により記録
を行う記録専用ヘッドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘ
ッドであって、該磁気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗
効果膜の磁化安定化のための強磁性膜及び磁気抵抗効果
膜に電流を流すための電極膜を磁気的、電気的に接続さ
せるように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッドを製
造するに際し、第1の磁気シールド層を形成する第1の
工程、当該第1の磁気シールド層の上に第1の磁気分離
層を形成する第2の工程、当該第1の磁気分離層の上に
磁気抵抗効果素子膜を形成する第3の工程、当該磁気抵
抗効果素子膜を所定の形状にパターニングする第4の工
程、当該磁気抵抗効果素子膜が除去された当該第1の磁
気分離層上に、当該パターニングされた磁気抵抗効果素
子膜の一端部と接合する様に、当該磁気抵抗効果素子膜
と略同等の厚みを有する平坦化層を形成する第5の工
程、及び当該磁気抵抗効果素子膜と当該平坦化層の表面
に第2の磁気分離層を形成する第6の工程、とから構成
されている磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法であ
る。
ールド膜と、前記対向する第1と第2の磁気シールドの
間に絶縁膜からなる第1と第2の磁気分離層を介して存
在する磁気抵抗効果素子とからなる再生専用ヘッドと、
前記対向する2枚の磁気シールドのうち一方を第1の磁
極膜として兼用する様に構成すると共に、当該第1の磁
極膜に対して前記磁気抵抗効果素子と反対側の面に、絶
縁体で挟まれたコイルと、第2の磁極膜とが、当該第1
の磁極膜と平行に積層され、当該第1と第2の磁極膜の
間に設けられた磁気ギャップに発生する磁界により記録
を行う記録専用ヘッドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘ
ッドであって、該磁気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗
効果膜の磁化安定化のための強磁性膜及び磁気抵抗効果
膜に電流を流すための電極膜を磁気的、電気的に接続さ
せるように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッドを製
造するに際し、第1の磁気シールド層を形成する第1の
工程、当該第1の磁気シールド層の上に第1の磁気分離
層を形成する第2の工程、当該第1の磁気分離層の上に
磁気抵抗効果素子膜を形成する第3の工程、当該磁気抵
抗効果素子膜を所定の形状にパターニングする第4の工
程、当該磁気抵抗効果素子膜が除去された当該第1の磁
気分離層上に、当該パターニングされた磁気抵抗効果素
子膜の一端部と接合する様に、当該磁気抵抗効果素子膜
と略同等の厚みを有する平坦化層を形成する第5の工
程、及び当該磁気抵抗効果素子膜と当該平坦化層の表面
に第2の磁気分離層を形成する第6の工程、とから構成
されている磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法であ
る。
【0145】本発明に於いては、当該磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法に於ける当該第4の工程は、当該磁
気抵抗効果素子膜上にフォトレジストを形成した後、当
該フォトレジストをパターンを形成し、次いで、イオン
ミリング或いは反応性エッチング或いは化学エッチング
によって、当該磁気抵抗効果素子膜をエッチングする工
程で構成されている事も好ましい。
合ヘッドの製造方法に於ける当該第4の工程は、当該磁
気抵抗効果素子膜上にフォトレジストを形成した後、当
該フォトレジストをパターンを形成し、次いで、イオン
ミリング或いは反応性エッチング或いは化学エッチング
によって、当該磁気抵抗効果素子膜をエッチングする工
程で構成されている事も好ましい。
【0146】又、本発明に於ける当該磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法に於いては、当該磁気抵抗効果素子
膜のエッチングに際して、当該磁気抵抗効果素子層の端
部は、所定の角度を有する様に構成されている事が好ま
しい。
合ヘッドの製造方法に於いては、当該磁気抵抗効果素子
膜のエッチングに際して、当該磁気抵抗効果素子層の端
部は、所定の角度を有する様に構成されている事が好ま
しい。
【0147】更に、本発明に於ける当該磁気抵抗効果型
複合ヘッドの製造方法に於て、当該第5の工程は、当該
第4の工程に於いて、使用された当該フォトレジストを
残したままで、当該平坦化層を形成する様に構成されて
いる事が望ましい。
複合ヘッドの製造方法に於て、当該第5の工程は、当該
第4の工程に於いて、使用された当該フォトレジストを
残したままで、当該平坦化層を形成する様に構成されて
いる事が望ましい。
【0148】一方、本発明に係る当該磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法においては、当該第4の工程に於け
る当該フォトレジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子
膜上に第1のフォトレジスト層を形成する工程と、当該
第1のフォトレジスト上に第2のフォトレジスト層を形
成する工程とを有し、当該第1のフォトレジストを露光
した後、現像する工程に於て、当該第2のレジスト及び
当該第1のレジストを現像することで、ステンシル形状
のレジストパターンを形成する工程とから構成されてい
る事も望ましい。
合ヘッドの製造方法においては、当該第4の工程に於け
る当該フォトレジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子
膜上に第1のフォトレジスト層を形成する工程と、当該
第1のフォトレジスト上に第2のフォトレジスト層を形
成する工程とを有し、当該第1のフォトレジストを露光
した後、現像する工程に於て、当該第2のレジスト及び
当該第1のレジストを現像することで、ステンシル形状
のレジストパターンを形成する工程とから構成されてい
る事も望ましい。
【0149】又、当該第4の工程に於ける当該フォトレ
ジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子膜上にフォトレ
ジストを形成した後、露光及び現像条件によって、当該
フォトレジストをステンシル形状に形成する工程とから
構成されている事も望ましい。
ジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子膜上にフォトレ
ジストを形成した後、露光及び現像条件によって、当該
フォトレジストをステンシル形状に形成する工程とから
構成されている事も望ましい。
【0150】即ち、本発明に於て上記した様に当該フォ
トレジストをステンシル形状に形成する方法としては、
1種のフォトレジストを使用して、エッチング条件を適
切に選択する事によって当該ステンシル形状を構成する
事も可能であり、又上記した様に、異なるエッチング特
性を有する2種若しくはそれ以上のフォトレジストを積
層してエッチング処理する事によってステンシル形状を
構成する事も可能である。
トレジストをステンシル形状に形成する方法としては、
1種のフォトレジストを使用して、エッチング条件を適
切に選択する事によって当該ステンシル形状を構成する
事も可能であり、又上記した様に、異なるエッチング特
性を有する2種若しくはそれ以上のフォトレジストを積
層してエッチング処理する事によってステンシル形状を
構成する事も可能である。
【0151】又、本発明に於ける当該磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法に於て、当該第5の工程は、当該第
4の工程に於いて、使用された当該フォトレジストを除
去する工程と、当該磁気抵抗効果素子膜の表面と当該第
1の磁気分離層の表面とに、当該磁気抵抗効果素子層の
厚みよりも大なる厚みを有する平坦化層膜を形成する工
程と、当該平坦化層膜をCMP加工する事によって、当
該磁気抵抗効果素子層と略同程度の厚みを有する平坦化
層を形成する工程とから構成されている事も好ましい。
合ヘッドの製造方法に於て、当該第5の工程は、当該第
4の工程に於いて、使用された当該フォトレジストを除
去する工程と、当該磁気抵抗効果素子膜の表面と当該第
1の磁気分離層の表面とに、当該磁気抵抗効果素子層の
厚みよりも大なる厚みを有する平坦化層膜を形成する工
程と、当該平坦化層膜をCMP加工する事によって、当
該磁気抵抗効果素子層と略同程度の厚みを有する平坦化
層を形成する工程とから構成されている事も好ましい。
【0152】本発明に於ける当該磁気抵抗効果型複合ヘ
ッドの製造方法に於て使用される当該平坦化層は、少な
くともAl2O3、SiO2、及びSiNから選択された
一つの成分を含んでいる事が望ましい。
ッドの製造方法に於て使用される当該平坦化層は、少な
くともAl2O3、SiO2、及びSiNから選択された
一つの成分を含んでいる事が望ましい。
【0153】
【発明の効果】本発明に係る当該磁気抵抗効果型複合ヘ
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法は、上記
した様な技術構成を採用しているので、再生用磁気抵抗
効果(MR)ヘッドと記録用インダクティブ(ID)ヘ
ッドとが積層された構造の複合ヘッドにおいて、特に、
再生用の磁気ヘッドい於ける、磁気抵抗効果素子の素子
高さを規定するパターニングによって生じる段差を平坦
化することで、磁気抵抗効果素子と磁気シールドの間の
Al2O3膜の膜厚を薄くでき、再生ギャップ長の薄膜化
が実現するMRヘッドを持つ複合ヘッドが実現できた。
ッド及び磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法は、上記
した様な技術構成を採用しているので、再生用磁気抵抗
効果(MR)ヘッドと記録用インダクティブ(ID)ヘ
ッドとが積層された構造の複合ヘッドにおいて、特に、
再生用の磁気ヘッドい於ける、磁気抵抗効果素子の素子
高さを規定するパターニングによって生じる段差を平坦
化することで、磁気抵抗効果素子と磁気シールドの間の
Al2O3膜の膜厚を薄くでき、再生ギャップ長の薄膜化
が実現するMRヘッドを持つ複合ヘッドが実現できた。
【図1】図1は、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドの一具体例の構成を示す断面図である。
ドの一具体例の構成を示す断面図である。
【図2】図2は、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドの一具体例の構成に付いて、複合ヘッドのABS面か
ら見た平面図である。
ドの一具体例の構成に付いて、複合ヘッドのABS面か
ら見た平面図である。
【図3】図3は、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドの製造方法の一具体例に於ける製造手順の要部を示す
断面図である。
ドの製造方法の一具体例に於ける製造手順の要部を示す
断面図である。
【図4】図4は、本発明に係る磁気抵抗効果型複合ヘッ
ドの製造方法の他の具体例に於ける製造手順の要部を示
す断面図である。
ドの製造方法の他の具体例に於ける製造手順の要部を示
す断面図である。
【図5】図5は、従来の磁気抵抗効果型ヘッド/インダ
クティブヘッドの複合ヘッドの製造方法の一例を示した
図である。
クティブヘッドの複合ヘッドの製造方法の一例を示した
図である。
【図6】図6は、従来の磁気抵抗効果ヘッド/インダク
ティブヘッドの複合ヘッドの構成の概略図を示したもの
である。
ティブヘッドの複合ヘッドの構成の概略図を示したもの
である。
5…MR膜 6…Ta膜 7…CoZrMo膜 8…磁気抵抗効果素子(中央感磁部) 9、10…磁気抵抗効果素子(端部) 11…CoCrPt 膜 12…Au膜 16…フォトレジストパターン 17…Al2O3膜 50…磁気抵抗効果素子端部 60…段差部 70…再生ヘッド 80…記録ヘッド 90…コイル 95…磁気ギャップ 100…磁気抵抗効果型複合ヘッド S1…下シールド S2…上シールド G1…下ギャップ G2…上ギャップ P1…第1の磁極 P2…第2の磁極
Claims (15)
- 【請求項1】 2枚の対向する第1と第2の磁気シール
ド膜と、前記対向する第1と第2の磁気シールドの間に
絶縁膜からなる第1と第2の磁気分離層を介して存在す
る磁気抵抗効果素子とからなる再生専用ヘッドと、前記
対向する2枚の磁気シールドのうち一方を第1の磁極膜
として兼用する様に構成すると共に、当該第1の磁極膜
に対して前記磁気抵抗効果素子と反対側の面に、絶縁体
で挟まれたコイルと、第2の磁極膜とが、当該第1の磁
極膜と平行に積層され、当該第1と第2の磁極膜の間に
設けられた磁気ギャップに発生する磁界により記録を行
う記録専用ヘッドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘッド
であって、該磁気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果
膜の磁化安定化のための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に
電流を流すための電極膜を磁気的、電気的に接続させる
ように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッドにおい
て、前記再生ヘッドの磁気抵抗効果素子高さ方向に当該
第1と第2の磁気分離層の間に平坦化層を設けたことを
特徴とする磁気抵抗効果型複合ヘッド。 - 【請求項2】 当該平坦化層は、当該磁気抵抗効果素子
と略同程度の厚みを有している事を特徴とする請求項1
記載の磁気抵抗効果型複合ヘッド。 - 【請求項3】 当該平坦化層の一端部は、当該磁気抵抗
効果素子の一端部と互いに接合させている事を特徴とす
る請求項1又は2に記載の磁気抵抗効果型複合ヘッド。 - 【請求項4】 当該平坦化層と当該磁気抵抗効果素子と
の間の接合部の段差は、30nm以下である事を特徴と
する請求項1乃至3の何れかに記載の磁気抵抗効果型複
合ヘッド。 - 【請求項5】 少なくとも当該磁気抵抗効果素子の当該
コイル側に設けられている当該磁気分離層の表面が略平
坦状に形成されている事を特徴とする請求項1乃至4の
何れかに記載の磁気抵抗効果型複合ヘッド。 - 【請求項6】 当該コイルが設けられている当該磁極膜
に対向した磁気シールドの表面に段差が存在しない様に
構成されている事を特徴とする請求項1乃至5の何れか
に記載の磁気抵抗効果型複合ヘッド。 - 【請求項7】 2枚の対向する第1と第2の磁気シール
ド膜と、前記対向する第1と第2の磁気シールドの間に
絶縁膜からなる第1と第2の磁気分離層を介して存在す
る磁気抵抗効果素子とからなる再生専用ヘッドと、前記
対向する2枚の磁気シールドのうち一方を第1の磁極膜
として兼用する様に構成すると共に、当該第1の磁極膜
に対して前記磁気抵抗効果素子と反対側の面に、絶縁体
で挟まれたコイルと、第2の磁極膜とが、当該第1の磁
極膜と平行に積層され、当該第1と第2の磁極膜の間に
設けられた磁気ギャップに発生する磁界により記録を行
う記録専用ヘッドとからなる磁気抵抗効果型複合ヘッド
であって、該磁気抵抗効果膜の両端に、該磁気抵抗効果
膜の磁化安定化のための強磁性膜及び磁気抵抗効果膜に
電流を流すための電極膜を磁気的、電気的に接続させる
ように配置せしめた磁気抵抗効果型複合ヘッドを製造す
るに際し、 第1の磁気シールド層を形成する第1の工程、 当該第1の磁気シールド層の上に第1の磁気分離層を形
成する第2の工程、 当該第1の磁気分離層の上に磁気抵抗効果素子膜を形成
する第3の工程、 当該磁気抵抗効果素子膜を所定の形状にパターニングす
る第4の工程、 当該磁気抵抗効果素子膜が除去された当該第1の磁気分
離層上に、当該パターニングされた磁気抵抗効果素子膜
の一端部と接合する様に、当該磁気抵抗効果素子膜と略
同等の厚みを有する平坦化層を形成する第5の工程、及
び当該磁気抵抗効果素子膜と当該平坦化層の表面に第2
の磁気分離層を形成する第6の工程、 とから構成されている事を特徴とする磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法。 - 【請求項8】 当該第4の工程は、当該磁気抵抗効果素
子膜上にフォトレジストパターンを形成した後、次い
で、イオンミリング或いは反応性エッチング或いは化学
エッチングによって、当該磁気抵抗効果素子膜をエッチ
ングする工程で構成されている事を特徴とする請求項7
記載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法。 - 【請求項9】 当該磁気抵抗効果素子膜のエッチングに
際して、当該磁気抵抗効果素子層の端部は、所定の角度
を有する様に構成されている事を特徴とする請求項8記
載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法。 - 【請求項10】 当該第5の工程は、当該第4の工程に
於いて、使用された当該フォトレジストを残したまま
で、当該平坦化層を形成する様に構成されている事を特
徴とする請求項9記載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの製
造方法。 - 【請求項11】 当該第4の工程に於ける当該フォトレ
ジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子膜上に第1のフ
ォトレジスト層を形成する工程と、当該第1のフォトレ
ジスト上に第2のフォトレジスト層を形成する工程とを
有し、当該第2のフォトレジストを露光した後、現像す
る工程に於て、当該第2のレジスト及び当該第1のレジ
ストを現像することで、ステンシル形状のレジストパタ
ーンを形成する事を特徴とする請求項9記載の磁気抵抗
効果型複合ヘッドの製造方法。 - 【請求項12】 当該第4の工程に於ける当該フォトレ
ジストの形成は、当該磁気抵抗効果素子膜上にフォトレ
ジストを形成した後、露光及び現像条件によって、当該
フォトレジストをステンシル形状に形成する事を特徴と
する請求項9記載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方
法。 - 【請求項13】 当該第4の工程に於ける当該フォトレ
ジストのパターニングに際し、当該第1のフォトレジス
ト層の端部を当該第2のフォトレジスト層の端部よりも
記録媒体との対抗面側に引き込ませる様に処理する事を
特徴とする請求項11又は12記載の磁気抵抗効果型複
合ヘッドの製造方法。 - 【請求項14】 当該第5の工程は、当該第4の工程に
於いて、使用された当該フォトレジストを除去する工程
と、当該磁気抵抗効果素子膜の表面と当該第1の磁気分
離層の表面とに、当該磁気抵抗効果素子層の厚みよりも
大なる厚みを有する平坦化層膜を形成する工程と、当該
平坦化層膜をCMP加工する事によって、当該磁気抵抗
効果素子層と略同程度の厚みを有する平坦化層を形成す
る工程とから構成されている事を特徴とする請求項10
乃至13の何れかに記載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの
製造方法。 - 【請求項15】 当該平坦化層は、少なくともAl
2O3、SiO2、及びSiNから選択された一つの成分
を含んでいる事を特徴とする請求項8乃至14の何れか
に記載の磁気抵抗効果型複合ヘッドの製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11152591A JP2000339639A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 磁気抵抗効果型複合ヘッド及びその製造方法 |
| US09/580,452 US6433969B1 (en) | 1999-05-31 | 2000-05-30 | Compound magnetoresistive head and method for manufacturing same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11152591A JP2000339639A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 磁気抵抗効果型複合ヘッド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000339639A true JP2000339639A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15543798
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11152591A Pending JP2000339639A (ja) | 1999-05-31 | 1999-05-31 | 磁気抵抗効果型複合ヘッド及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6433969B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000339639A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7245460B2 (en) | 2001-07-05 | 2007-07-17 | Tdk Corporation | Magnetoresistive effective type element, method for fabricating the same, thin film magnetic head, magnetic head device and magnetic disk drive device |
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| US7652856B2 (en) * | 2005-12-27 | 2010-01-26 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Current perpendicular to plane (CPP) magnetoresistive sensor having strong pinning and small gap thickness |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2688173B2 (ja) * | 1993-05-18 | 1997-12-08 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 磁気抵抗読取りトランスジューサ |
| SG44410A1 (en) | 1993-07-13 | 1997-12-19 | Ibm | Magnetoresistive read transducer |
| JPH09116209A (ja) | 1995-10-23 | 1997-05-02 | Sanyo Electric Co Ltd | 磁気抵抗効果素子 |
| JP3371660B2 (ja) | 1996-01-16 | 2003-01-27 | 株式会社日立製作所 | 複合型磁気ヘッドの製造方法 |
| KR100249975B1 (ko) * | 1996-03-15 | 2000-03-15 | 니시무로 타이죠 | 자기 기록 재생 헤드 및 그 제조 방법 |
| JP3388685B2 (ja) * | 1996-04-01 | 2003-03-24 | ティーディーケイ株式会社 | 磁気ヘッド |
| JP2947172B2 (ja) * | 1996-05-23 | 1999-09-13 | ヤマハ株式会社 | 磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッド、誘導型・磁気抵抗効果型複合磁気ヘッド、磁気抵抗効果型薄膜磁気ヘッドの製造方法 |
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| JPH1196520A (ja) * | 1997-09-17 | 1999-04-09 | Fujitsu Ltd | 磁気ヘッド及びその製造方法並びに該磁気ヘッドを備えた磁気記録装置 |
| US6278590B1 (en) * | 1998-12-02 | 2001-08-21 | International Business Machines Corporation | High moment laminated layer with nickel cobalt or nickel iron cobalt based alloy layer for first pole piece of write head |
-
1999
- 1999-05-31 JP JP11152591A patent/JP2000339639A/ja active Pending
-
2000
- 2000-05-30 US US09/580,452 patent/US6433969B1/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7245460B2 (en) | 2001-07-05 | 2007-07-17 | Tdk Corporation | Magnetoresistive effective type element, method for fabricating the same, thin film magnetic head, magnetic head device and magnetic disk drive device |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6433969B1 (en) | 2002-08-13 |
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