JP2000339869A - 光デイスク装置 - Google Patents

光デイスク装置

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JP2000339869A
JP2000339869A JP11149189A JP14918999A JP2000339869A JP 2000339869 A JP2000339869 A JP 2000339869A JP 11149189 A JP11149189 A JP 11149189A JP 14918999 A JP14918999 A JP 14918999A JP 2000339869 A JP2000339869 A JP 2000339869A
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disk device
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Kazunori Tokiwa
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Kenwood KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペア領域、または欠陥リストの何れか一方を
使い果たした状態にも、連続した記録中または再生中に
記録または再生途切れることなく継続させることができ
る光デイスク装置を提供する。 【解決手段】データ記録または再生中に光ディスク71
に欠陥ブロックが発生し、少なくとも欠陥ブロックの代
替データを記録するスペア領域または欠陥ブロックのア
ドレスを記録する欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果
たしたエラー状態になったとき、少なくとも1つの連続
したデータの記録終了後または再生終了後、または光デ
ィスク71の取出し時に、代替データまたは欠陥ブロッ
クのアドレスを光ディスク装置のメモリ1、代替バッハ
メモリ2に格納し続けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はDVD−RAMとし
て使用することもできる光デイスク装置に関し、さらに
詳細には書き換え可能で、かつ欠陥管理手段を備えた光
デイスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の書き換え可能で、かつ欠陥管理
手段を備えた光デイスク装置(以下、DVD−RAM装
置とも記す)のハードウェア構成は図5に示す如くであ
って、光デイスク装置は、光デイスクを駆動して情報の
書き込み、読み出しおよび欠陥管理等のデータ管理を行
う光デイスク装置部500と光デイスク装置部500と
協働して光デイスク装置部500へ書き込む情報の処
理、読み出した情報の処理を行うホストコンピュータ部
600とを備えている。
【0003】光デイスク装置部500は光デイスク(以
下、DVD−RAMとも記す)から情報を読み出し、光
デイスクへ書き込むためのピックアップ501、光ピッ
クアップ501を駆動制御するサーボ回路502、光ピ
ックアップ501により読み出した情報および光ピック
アップを介して書き込む情報を信号処理する信号処理回
路503、信号処理された信号および信号処理するため
の信号を入出力するためのインタフェースを形成する入
出力回路504、ROM505、RAM506、ROM
505およびRAM506と協働して、光デイスクに書
き込むデータの記憶、光デイスクから読み出したデータ
の記憶、管理を行う制御回路507を備えている。
【0004】ホストコンピュータ部600は、入出力回
路504からの信号を入力するためのおよび入出力回路
504へ信号を送出するためのインタフェースを形成す
る入出力回路601、RAM602、ROM603、H
DD(ハードデイスクドライバ)604、コンピュータ
からなる制御回路605およびCRTおよびキーボード
との信号のやりとりのためのインタフェースを形成する
入出力回路606を備えている。
【0005】上記光デイスク装置のシステム構成は図6
に示す如くであって、システム的に光デイスク装置部分
70とデータ管理部分80とに区分される。
【0006】光デイスク装置部分70は、光デイスク7
1、データ復調・アクセス制御部72、物理アドレスと
論理アドレスとを相互に変換するアドレス変換部73、
光デイスク71のユーザ領域を区分したゾーン等の情報
であるゾーン構成表を記憶するRAM74、一次欠陥リ
スト(欠陥リスト1)を記憶するRAM75、二次欠陥
リスト(欠陥リスト2)を記憶するRAM76、入出力
バッファメモリ77、入出力回路78を備えている。
【0007】RAM74、RAM75、RAM76には
後記する光デイスクのリードイン領域の末尾およびリー
ドアウト領域の先頭にそれぞれ2重化して記録されてい
るゾーン構成表、欠陥リスト1、欠陥リスト2がそれぞ
れ退避、格納される。
【0008】データ管理部分80はホストコンピュータ
部600からなり、アプリケーションプログラムを格納
する記憶領域81、データ管理情報を格納する記憶領域
82およびオペレーテイングシステム情報を格納する記
憶領域83を備えたメモリと、入出力バッファメモリ8
4、入出力回路78と情報の入出力を行うためのインタ
フェースを形成する入出力回路85を機能的に備えてい
る。
【0009】上記構成の光デイスク装置において、ホス
トコンピュータ部600からATAPI等のインターフ
ェースを介して光ディスク装置部分70内のユーザデー
タにアクセスする時は、光デイスク71のファイルシス
テムで使用する論理アドレスを用いる。ホストコンピュ
ータ部600から論理アドレスを用いて光ディスクの要
求が来ると、光デイスク71のリードイン領域の末尾お
よびリードアウト領域の先頭に持っているゾーン構成表
と欠陥リスト1および欠陥リスト2を参照しながらアド
レス変換部73によってそれらを物理アドレスに変換
し、データ復調・アクセス制御部72に送出する。これ
でデータがデータ・チャネルを通して読み出されホスト
コンピュータ部600へ転送される。
【0010】光デイスクは図7(a)に示すように、リ
ードイン領域、データ領域およびリードアウト領域に区
分されている。図7(b)に光デイスクの物理アドレス
と欠陥管理領域およびデータ領域の位置を示す。また、
光デイスク71の内周側および外周側にスペア領域が設
けられており、外周側のスペア領域は拡張可能に構成さ
れており、本明細書においては、拡張スペア領域とも記
す。
【0011】DVD−RAM装置部分70には欠陥リス
ト(一次欠陥リスト(PDL、Primary Defect List)
と二次欠陥リスト(SDL、Secondly Defect List))
を持っており、ゾーン構成表と共に光ディスク71の内
周側のリードイン領域の末尾と、外周側のリードアウト
領域の先頭にそれぞれ2重化して記録する。光デイスク
におけるこの領域を欠陥管理領域(DMA、Defect Man
agement Areas)と称している。合計4つの欠陥リスト
が正常に保存されれば、すべて同一となる。
【0012】図8にゾーン構成表(DDS、Disc Defin
ition Structure)を示す。DVD−RAMディスク
(4.7GByte版)ではデータ領域は35のゾーンに分
割されており、さらに光デイスクの内周側にスペア領域
が設けられている。ゾーン構成表には各ゾーンの開始位
置を示す論理アドレス番号(LSN)が記載されてい
る。DDS/PLD更新カウンタは4つの欠陥リストが
万一一致しなくても最も新しいゾーン構成表を特定する
ために使用する。
【0013】DVD−RAM装置ではスリップ交替とリ
ニア交替とスキップ交替という欠陥補償方式を採用して
いる。
【0014】スリップ交替を図9によって説明する。ス
リップ交替は初期欠陥に対して適用する。DVD−RA
Mディスクのサーティファイにおいて欠陥セクタを発見
すると、そのセクタを飛ばす。代わりに次のセクタを使
用する。欠陥セクタはアドレス信号やデータ信号の誤り
から判断する。スリップ交替した初期欠陥は欠陥リスト
1(PDL、Primary Defect List)に登録する。
【0015】欠陥リスト1にはスリップ交替した欠陥セ
クタの物理アドレスが格納され、最大7679の欠陥登
録ができる。図9において欠陥リスト1と、欠陥セクタ
のない場合のユーザ領域aと、欠陥セクタのある場合の
ユーザ領域bとを例示している。欠陥セクタはその物理
アドレスが欠陥リスト1に順次格納される。図9におい
て例示するように、内周側にm個のセクタに欠陥がある
ときは各欠陥セクタの物理アドレスが欠陥登録録番号1
〜mに格納され、ついで外周側にn個のセクタに欠陥が
あるときは各欠陥セクタの物理アドレスが欠陥登録録番
号(m+1)〜(m+n)に格納される。
【0016】スリップ交替はデータ領域内で行われる。
例えば、図9に示す如く欠陥セクタが、m個のセクタ
と、n個のセクタとで発生したとき、そのユーザ領域の
先頭にて(m+n)セクタ分がスペア領域の先頭にずれ
込む。
【0017】図10によってリニア交替を説明する。リ
ニア交替は2次欠陥に対して適用する。リニア交替は誤
り訂正ブロック単位で行ない、規定数以上の誤りのある
行を発見すると、そのブロックは欠陥と判定して使用し
ない(図10ではブロックA)。これの代わりに光デイ
スクのスペア領域にあるブロックを使用する(図10で
はブロックA’)。ここで、1ブロックは連続する有効
セクタ(欠陥セクタを除いたセクタ)で形成される。
【0018】リニア交替した部分では、欠陥セクタを通
るたびにスペア領域へアクセスし、データの記録再生作
業を行う。代替させたセクタには元のセクタと同じ論理
アドレスが付けられる。2次欠陥については、欠陥リス
ト2(SDL、Secondary Defect List)に登録する。
【0019】リニア交替の場合は、欠陥ブロックの先頭
セクタの物理アドレスと交替させたブロックの先頭セク
タの物理アドレスとが欠陥リスト2に登録する。
【0020】次に、図10を用いてスキップ交替を説明
する。スキップ交替はリニア交替と同じく2次欠陥に対
して適用する。スキップ交替は特にリアルタイムAV
(オーデイオ・ビデオ)データを記録する場合等に用い
る。スキップ交替は誤り訂正ブロック単位で行ない、規
定数以上の誤りのある行を発見すると、そのブロックは
欠陥と判定し使用しない(図10ではブロックB)。こ
れの代わりに次の正常なブロックを使用する(図10で
はブロックB’)。
【0021】スキップ交替の場合は、欠陥ブロックの先
頭セクタの物理アドレスがSLRフラグビット1と共に
欠陥リスト2に記憶される。
【0022】代替させたセクタには元のセクタと同じ論
理アドレスが付けられる。2次欠陥については、欠陥リ
スト2に登録する。リニア交替との判別は、代替させた
ブロックの先頭セクタの物理アドレスに000000hを記録
し、SLRフラグビットを1にセットすることにより行
う。ここで、hは16進数表示であることを示してい
る。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光デイスク装置によって欠陥管理を行う場合、
使用する光ディスクの物理規格により欠陥ブロックのデ
ータを代替させる交替ブロックの代替データを記録する
スペア領域の大きさと、欠陥ブロックのアドレスを登録
する欠陥リストの大きさが決められている。したがっ
て、スペア領域、または欠陥リストの少なくとも一方を
使い果たした場合には、欠陥管理ができなくなるという
問題点がある。
【0024】さらにまた、リアルタイム記録等でビデオ
記録を行っている時に、上記のようにスペア領域、また
は欠陥リストの少なくとも一方を使い果たした状態で新
たな欠陥ブロックが発生すると、欠陥管理エラーとなり
光ディスクへの記録が中断、または停止されてしまって
大切なリアルタイムで採っているデータの記録ができな
くなるという問題点がある。
【0025】本発明は、スペア領域、または欠陥リスト
の何れか一方を使い果たした状態にも、連続した記録中
または再生中において記録または再生を途切れることな
く継続させことができる光デイスク装置を提供すること
を目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の光デイスク装置は、光ディスクの欠陥管理手段を有す
る光ディスク装置において、データ記録中または再生中
に光ディスクに欠陥ブロックが発生し、少なくとも欠陥
ブロックの代替データを記録するスペア領域または欠陥
ブロックのアドレスを記録する欠陥リストの何れか一方
をほぼ使い果たしたエラー状態となったときに、少なく
とも1つの連続したデータの記録または再生をしている
間、エラー状態になった側の欠陥ブロックの代替データ
または欠陥ブロックのアドレスを光ディスク装置のメモ
リに格納し続けるようにしたことを特徴とする。
【0027】本発明の請求項1にかかる光デイスク装置
によれば、データ記録中または再生中に、少なくとも欠
陥ブロックの代替データを記録するスペア領域または欠
陥ブロックのアドレスを記録する欠陥リストの何れか一
方をほぼ使い果たしたエラー状態となったときに、少な
くとも1つの連続したデータの記録または再生をしてい
る間、エラー状態になった側の欠陥ブロックの代替デー
タまたは欠陥ブロックのアドレスが光ディスク装置のメ
モリに格納し続けられるために、欠陥管理が不能になる
ことはなく、光デイスクへの記録が中断、再生が中断さ
れるようなことはなくなる。
【0028】したがって、スペア領域を使い果たしたが
まだ欠陥ブロックのアドレスを記録する欠陥リストは使
い果たしていないときでも、欠陥ブロックのアドレスを
記録する欠陥リストを使い果たしたがまだスペア領域を
使い果たしていないときでも、スペア領域および欠陥ブ
ロックのアドレスを記録する欠陥リストを使い果たした
ときでも、欠陥管理が不能となることはなく、ほぼエラ
ー状態になったときにおいても、記録または再生を継続
することができる。
【0029】本発明の請求項2に記載の光デイスク装置
は、請求項1記載の光ディスク装置において、データ記
録中または再生中に光ディスクに欠陥ブロックが発生し
欠陥ブロックの代替データを記録する内外周側のスペア
領域を使い果たしたほぼエラー状態となったときに、少
なくとも1つの連続したデータの記録終了後または再生
終了後、または光ディスク取出し時に、光ディスク上の
外周側に拡張スペア領域を作成し、光ディスク装置のメ
モリに格納した情報を書込むようにしたことを特徴とす
る。
【0030】本発明の請求項2にかかる光デイスク装置
によれば、データ記録中または再生中に光ディスクに欠
陥ブロックが発生し欠陥ブロックの代替データを記録す
る内外周側のスペア領域を使い果たしたほぼエラー状態
となったときに、少なくとも1つの連続したデータの記
録終了後または再生終了後、または光ディスク取出し時
に、光ディスク上の外周側に拡張スペア領域が作成さ
れ、光ディスク装置のメモリに格納した情報が書き込ま
れて、ほぼエラー状態になったときにおいても、記録ま
たは再生を継続することができる。
【0031】本発明の請求項3に記載の光デイスク装置
は、請求項1記載の光ディスク装置において、少なくと
も1つの連続したデータの記録終了後または再生終了
後、または光ディスク取出し時に、ホストコンピュータ
から光ディスクのファイルシステムで管理される領域に
光ディスク装置のメモリに格納した情報を書込ませるた
め、ホストコンピュータへデータを送信することを特徴
とする。
【0032】本発明の請求項3にかかる光デイスク装置
によれば、少なくとも1つの連続したデータの記録終了
後または再生終了後、または光ディスク取出し時に、ホ
ストコンピュータから光ディスクのファイルシステムで
管理される領域に光ディスク装置のメモリに格納した情
報を書込ませるため、ホストコンピュータへデータが送
信されて、光デイスクのファイルシステム領域に、光デ
ィスク装置のメモリに格納された情報が書込まれること
になって、情報が保持され、ほぼエラー状態になったと
きにおいても記録または再生を継続することができる。
【0033】本発明の請求項4に記載の光デイスク装置
は、光ディスクの欠陥管理手段を持つ光ディスク装置に
おいて、データ記録中または再生中に光ディスクに欠陥
ブロックが発生し、欠陥ブロックの代替データを記録す
るスペア領域または欠陥ブロックのアドレスを記録する
欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たしたエラー状態
となったときに、光ディスク装置からホストコンピュー
タに対して欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生したブ
ロックのアドレスを含めて送信するようにしたことを特
徴とする。
【0034】本発明の請求項4にかかる光デイスク装置
によれば、データ記録中または再生中に光ディスクに欠
陥ブロックが発生し、欠陥ブロックの代替データを記録
するスペア領域または欠陥ブロックのアドレスを記録す
る欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たしたエラー状
態となったときに、光ディスク装置からホストコンピュ
ータに対して欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生した
ブロックのアドレスを含めて送信されて、欠陥管理エラ
ー情報と共に欠陥が発生したブロックのアドレスが保持
され、ほぼエラー状態になったときにおいても記録また
は再生を継続することができる。
【0035】本発明の請求項5に記載の光デイスク装置
は、請求項4記載の光ディスク装置において、欠陥管理
エラー情報と共に欠陥ブロックの書込みデータを付加し
てホストコンピュータへ送信したことを特徴とする。
【0036】本発明の請求項5にかかる光デイスク装置
によれば、欠陥管理エラー情報と共に欠陥ブロックの書
込みデータが付加されてホストコンピュータへ送信さ
れ、欠陥管理エラー情報および欠陥ブロックの書込みデ
ータが保持され、ほぼエラー状態になったときにおいて
も記録または再生を継続することができる。
【0037】本発明の請求項6に記載の光デイスク装置
は、光ディスクの欠陥管理手段を有する光ディスク装置
において、データ記録中または再生中に欠陥ブロックが
発生し、光ディスク内の欠陥ブロックの代替データを記
録するスペア領域または欠陥ブロックのアドレスを記録
する欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たしたエラー
状態となったときに、光ディスク装置から欠陥管理エラ
ー情報と共に欠陥が発生したブロックのアドレス情報を
受信し、この情報に基づき光ディスクの欠陥管理を行う
欠陥管理手段をホストコンピュータに備えたことを特徴
とする。
【0038】本発明の請求項6にかかる光デイスク装置
によれば、データ記録中または再生中に欠陥ブロックが
発生し、光ディスク内の欠陥ブロックの代替データを記
録するスペア領域または欠陥ブロックのアドレスを記録
する欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たしたエラー
状態となったときに、ホストコンピュータに備えている
欠陥管理手段において、光ディスク装置から欠陥管理エ
ラー情報と共に欠陥が発生したブロックのアドレス情報
が受信され、この情報に基づき光ディスクの欠陥管理が
行われて、ほぼエラー状態になったときにおいても記録
または再生を継続することができる。
【0039】本発明の請求項7に記載の光デイスク装置
は、請求項6記載の光デイスク装置において、ホストコ
ンピュータにおける欠陥管理手段は、光ディスク装置か
ら欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生したブロックの
アドレス情報を受信した場合、欠陥ブロックへの書込み
データをホストコンピュータの代替バッファメモリに保
持すると共に、欠陥ブロックのアドレス情報と代替バッ
ファメモリに保持した代替ブロックのデータのメモリア
ドレス情報を登録した欠陥リストを作成し、光ディスク
の欠陥管理を行うことを特徴とする。
【0040】本発明の請求項7にかかる光デイスク装置
によれば、ホストコンピュータにおける欠陥管理手段に
おいて、光ディスク装置から欠陥管理エラー情報と共に
欠陥が発生したブロックのアドレス情報を受信した場
合、欠陥ブロックへの書込みデータがホストコンピュー
タの代替バッファメモリに保持されると共に、欠陥ブロ
ックのアドレス情報と代替バッファメモリに保持された
代替ブロックのデータのメモリアドレス情報を登録した
欠陥リストが作成されるため、ほぼエラー状態になった
ときにおいても記録または再生を継続することができ
る。
【0041】本発明の請求項8に記載の光デイスク装置
は、請求項6記載の光デイスク装置において、ホストコ
ンピュータにおける欠陥管理手段は、光ディスク装置か
ら欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生したブロックの
アドレス情報を受信した場合、欠陥ブロックのアドレス
情報を登録した欠陥リストを作成し、欠陥ブロックのデ
ータを欠陥ブロックの次のブロックに書込み指定するよ
うにしたことを特徴とする。
【0042】本発明の請求項8にかかる光デイスク装置
によれば、ホストコンピュータにおける欠陥管理手段に
おいて、光ディスク装置から欠陥管理エラー情報と共に
欠陥が発生したブロックのアドレス情報を受信した場
合、欠陥ブロックのアドレス情報を登録した欠陥リスト
が作成され、欠陥ブロックのデータが欠陥ブロックの次
のブロックに書込み指定されて、書き込まれて保持され
るため、ほぼエラー状態になったときにおいても記録ま
たは再生を継続することができる。
【0043】本発明の請求項9に記載の光デイスク装置
は、請求項6記載の光デイスク装置において、ホストコ
ンピュータにおける欠陥管理手段は、少なくとも1つの
連続したデータの記録終了後または再生終了後、または
光ディスク取出し時に、ホストコンピュータのメモリに
退避した欠陥リストの情報または代替させたデータを光
ディスクの欠陥管理領域、スペア領域、またはファイル
システム領域の何れかに書込むことを特徴とする。
【0044】本発明の請求項9にかかる光デイスク装置
によれば、ホストコンピュータにおける欠陥管理手段に
おいて、少なくとも1つの連続したデータの記録終了後
または再生終了後、または光ディスク取出し時に、ホス
トコンピュータのメモリに退避した欠陥リストの情報ま
たは代替させたデータを光ディスクの欠陥管理領域、ス
ペア領域、またはファイルシステム領域の何れかに書込
まれるために、ほぼエラー状態になったときにおいても
記録または再生を継続することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる光デイスク
装置を実施の形態によって説明する。
【0046】図1は本発明の実施の一形態にかかる光デ
イスク装置の構成を示すブロック図である。
【0047】本発明の実施の一形態にかかる光デイスク
装置は、図6に示した光デイスク装置と同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明を省略する。RAM
76に代わってRAM1を設けると共に、代替バッファ
メモリ2と、欠陥管理エラー検出手段3とを備えてい
る。欠陥管理エラー検出手段3には、欠陥ブロック発生
検出手段31と、欠陥ブロックのアドレス発生手段32
と、スペア領域不足検出手段33と、欠陥リスト不足検
出手段34とを備えている。
【0048】代替バッファメモリ2は、スペア領域の記
録容量が代替えデータの記録によってほぼ一杯に使い果
たしたとき、連続した記録中または再生中に欠陥ブロッ
クが発生が検出されたとき、検出された欠陥ブロックに
書き込むはずであったデータをスペア領域への記録に先
立って一時的に格納し、連続した記録または再生が終了
したときに、または光デイスク71を取り出すときにそ
の直前にスペア領域に記録させる。
【0049】RAM1には、欠陥リスト2に代わって欠
陥リスト3を格納する。欠陥リスト3は、欠陥リスト2
の内容に加えるに、発生した欠陥が新たに発生した欠陥
であるかを示す情報、例えば0hと、新たに発生した欠
陥ブロックに書き込むはずであったデータを記憶した代
替えバッファメモリ2のアドレス情報とを記憶させる。
さらに、RAM1には欠陥管理エラーが発生したとき、
欠陥リスト3の記憶容量を超過した欠陥リスト、欠陥ブ
ロックの先頭セクタの物理アドレスおよび代替えさせた
ブロックの先頭セクタの物理アドレス等を格納する欠陥
リスト3′が形成されている。
【0050】換言すれば、本発明の実施の一形態にかか
る光デイスク装置は、例えばビデオカメラによる撮像デ
ータ等のビデオ記録する場合等において、欠陥ブロック
発生検出手段31によって欠陥ブロックが検出される
と、欠陥ブロックのアドレス発生手段32によってその
先頭セクタの物理アドレスが検出され、スペア領域の不
足がスペア領域不足検出手段33によって検出され、欠
陥リストの不足が欠陥リスト不足検出手段34によって
検出される。
【0051】これらの検出手段による検出によりスペア
領域や欠陥リストがほぼ使い果たされて、欠陥管理エラ
ーと検出されても、光デイスク装置内のメモリ1、代替
バッファメモリ2に、それぞれ欠陥ブロックの先頭セク
タの物理アドレス、新たに発生した欠陥ブロックに書き
込むはずであった代替データを退避し続けて、記録、ま
たは再生を継続させるようにしている。
【0052】本発明の実施の一形態にかかる光デイスク
装置の作用について、まず、欠陥リストの格納内容、次
いで欠陥管理エラーのときの退避について順次説明す
る。
【0053】動作開始時に、まず、光ディスク71に記
録されているゾーン構成表、欠陥リスト1、欠陥リスト
2の情報が光ディスク装置のRAM74、75および1
にそれぞれゾーン構成表、欠陥リスト1、欠陥リスト3
として退避される。
【0054】欠陥リスト3の内容は図2に示す如くであ
る。欠陥リスト3は4つの項目(1)〜(4)からな
る。
【0055】(1)SLRビット、リニア交替かどうか
を示すためのビットである。0hはリニア交替、1hは
それ以外の場合であり、(2)欠陥ブロックの先頭セク
タの物理アドレス、(3)代替させたブロックの先頭セ
クタの物理アドレス、(4)代替させたブロックの先頭
セクタのメモリアドレスである。
【0056】使用しない項目には0hを入力している。
また、この0hの位置で、欠陥リスト2の内容が既存デ
ータか否か、新規データか否かか判別される。またSL
Rビットによってリニア交替か否か、スキップ交替か否
かが判別される。
【0057】欠陥リスト3および代替バッファメモリ2
への書き込み動作は次の如くである。データ管理部分を
構成するホストコンピュータより論理アドレスが指定さ
れデータの書き込み命令が発行され、書き込みが行われ
る。このとき、書き込んだデータの欠陥判定は例えば1
ブロック単位にて行うものとする。これは光デイスク装
置における信号処理が16セクタを1ブロック(32K
バイト)としてエラー訂正するためである。
【0058】書き込み先のブロックに記録後、データを
再生しブロック内の誤りバイト数によって欠陥の有無が
調べられる。所定値以上の誤りのあるブロックは信頼性
がないブロックとして、欠陥ブロックとされ、欠陥ブロ
ック発生検出手段31にて検出される。
【0059】欠陥ブロックとして検出された場合、欠陥
ブロックの先頭セクタの物理アドレスが欠陥ブロックの
アドレス検出手段32によって検出され、欠陥ブロック
の先頭セクタの物理アドレスとして欠陥リスト3に追加
される。そしてリニア交替を行う場合には欠陥リスト3
のSLRビットが0hにセットされ、スキップ交替を行
う場合には欠陥リスト3のSLRビットが1hにセット
される。
【0060】リニア交替を行う場合、ホストコンピュー
タにて受信して一時記憶した入出力バッファメモリ(8
4)から、欠陥ブロックに記録予定であったデータが代
替バッファメモリ2に移動させ保存される。または光デ
ィスク装置から再生した欠陥ブロックのデータを一時記
憶した入出力バッファメモリ77から転送してもよい。
これは信頼性のないブロックのデータが読み出せなくな
る前に、正常なブロックに代替を行う時に行われる。こ
のデータもスペア領域に記録せず、代替バッファメモリ
2に保存される。保存した代替データの先頭セクタのメ
モリアドレスは欠陥リスト3に追加される。
【0061】スキップ交替を行う場合は、代替データは
欠陥ブロックの次の正常なブロックへ記録される。この
場合は代替データは光ディスク71に直接書き込まれ代
替バッファメモリ2には保存されない。欠陥ブロックの
アドレスが欠陥リストに保存されるだけである。
【0062】具体的に図2によって説明する。欠陥登録
番号1と3とは既存データであって、欠陥登録番号2は
新規に発生した新規データである。
【0063】欠陥登録番号1は0hの位置から既存デー
タであることが判別され、1ブロック(A)のデータが
スペア領域(A´)へリニア交替されていること、それ
ぞれの物理アドレスが示されていて、光デイスク71に
記録されていることが示されている。
【0064】欠陥登録番号3の場合も最後の0hによっ
て既存データであることが判別され、かつSLRビット
によってスキップ交替であることが判別されて、1ブロ
ック(C)のデータがスキップ交替されて(C´)にス
キップされたことが示されている。
【0065】欠陥登録番号2はSLRビットからリニア
交替であることが判り、さらに0hの位置から新たに発
生した欠陥ブロックであって、新たに発生した欠陥ブロ
ックBの先頭セクタの物理アドレスが欠陥リスト3に格
納され、欠陥ブロックBに記録されるはずであったデー
タが交替バッファメモリ2に格納され、その格納時にお
ける交替バッファメモリ2の先頭アドレスが、すなわち
代替えさせたブロックの先頭セクタのメモリアドレスと
して格納される。このように、欠陥登録番号2について
は、0hによって新規に発生した欠陥ブロックであるこ
とと未だ光にデイスク71に記録されていないことが示
されている。
【0066】欠陥ブロックの発生が検出された場合、こ
の新しい欠陥ブロックを登録することにより欠陥リスト
2の容量が不足するか否かが、光ディスク71内の欠陥
リスト3の登録数より検出される。また欠陥リスト1と
欠陥リスト3の登録数よりスペア領域の容量が不足する
か否かが検出される。どちらかの容量が使い果たされ不
足する場合には、欠陥管理エラーとして判別される。こ
れは欠陥管理エラー検出手段3にて行われる。
【0067】欠陥管理エラーが発生した場合、欠陥リス
ト3の容量を超過した部分は欠陥リスト3′として図1
に示してあり、その記憶内容は図2に示すように欠陥リ
スト3と同じである。欠陥ブロック3′には欠陥ブロッ
クの先頭セクタの物理アドレスが記録される。光ディス
ク71の記録中などに欠陥ブロックが発生した場合、欠
陥補償方式としてリニア交替とスキップ交替が行われ
る。
【0068】リニア交替は欠陥ブロックのデータをスペ
ア領域に代替データとして書込むものであって、光ピッ
クアップの移動により記録が間欠的に行われるためコン
ピュータのデータ記録等に用いられる方式である。また
スキップ交替は、欠陥ブロックのデータを次の正常なブ
ロックに記録するようにして、ピックアップの移動を少
なくしリアルタイムのビデオ記録のような記録に適する
ようにした方式である。
【0069】次に、それらの各交替処理を行う場合につ
いて説明する。
【0070】リニア交替を行う場合は、欠陥ブロックの
データを代替バッファメモリ2に退避し、欠陥ブロック
のアドレスを欠陥リストへ登録する。代替バッファメモ
リ2は、例えばDVD信号処理回路の誤り訂正用のDR
AM(最大16Mbit)を用いることができる。1ブ
ロックが2kbyteであるため、かなりの数の欠陥ブ
ロックのデータを保存することが可能である。
【0071】データ記録時には、ホストコンピュータか
ら受信したデータを一時記憶している入出力バッファメ
モリ77から欠陥ブロックのデータを代替バッファメモ
リ2に移動させて保存する。そして、欠陥ブロックの先
頭セクタの物理アドレスを欠陥リスト3′に記録する。
【0072】データ再生時は、光ディスク装置から再生
した欠陥ブロックのデータを入出力バッファメモリ77
に一時記憶しているので、このデータを代替バッファメ
モリ2に転送する。これは信頼性のない欠陥ブロックの
データが読出せなくなる前に、正常なブロックに代替を
行う時に行われる。スペア領域はすでに不足している
が、データをすべて代替バッファメモリ2に保存するこ
とにより記録を継続できる。
【0073】スキップ交替を行う場合は、欠陥ブロック
のアドレスを欠陥リスト3へ、欠陥リストが使い果たさ
れているときは欠陥リスト3′へ登録するのみでよい。
代替データは欠陥ブロックの次の正常なブロックへ記録
される。このため代替データは光ディスクに直接書き込
まれ代替バッファメモリ2には保存しない。スキップ交
替を行う場合には欠陥リスト3、3′のSLRビットを
1にセットする。
【0074】以上で、欠陥ブロックの情報の欠陥リスト
への格納、代替バッファメモリ2への代替データの退避
は完了する。
【0075】連続したデータの記録終了後または再生終
了後、または光ディスク71の取出し時に、代替バッフ
ァメモリ2に記憶したデータを光ディスク71のファイ
ルシステムに保存する。このため、欠陥リスト3′ の
内容と代替バッファメモリ2に退避した代替データをホ
ストコンピュータへ転送する。通常、光ディスク71の
内容をホストコンピュータのオペレーティングシステム
等から読み出す時、各ファイルのアドレスを知る必要が
ある。
【0076】このファイル構造を記述した1つのファイ
ルシステム(倫理フォーマット規格)としてUDF(Un
iversal Disk Format)がある。UDF中にはボリュー
ム構造及びファイル構造が記述されていてデータを読出
すことができる。DVD−RAMディスク等ではファイ
ルの変更や追加、削除などの操作が行えるよう未割り付
け空間の管理機能が追加されている。
【0077】この機能を用いて、未割り付け(未使用)
空間に必要なサイズ分だけ代替ブロックのデータを保存
する領域を確保し、論理ブロックに割り付ける。
【0078】リニア交替の場合には、欠陥リスト3′
の記憶内容と代替バッファメモリ2に退避した代替デー
タを光ディスク71のファイルシステムに記録し、スキ
ップ交替の場合は欠陥リスト3′の内容のみ光ディスク
71のファイルシステムに記録する。
【0079】上記したように本発明の実施の一形態にか
かる光デイスク装置によれば、連続記録中または再生中
に光ディスク71のスペア領域や欠陥リストがほぼ使い
果たされて欠陥管理エラーとなっても、光ディスク装置
内のメモリに情報が退避され続けるため、記録または再
生を継続することができる。
【0080】次に、本発明の実施の一形態にかかる他の
光デイスク装置について説明する。
【0081】図3は本発明の実施の一形態にかかる他の
光デイスク装置のシステム構成を示すブロック図であ
る。
【0082】本発明の実施の一形態にかかる他の光デイ
スク装置は、光デイスク装置部分70Aとデータ管理シ
ステム部分80Aとで構成されている。
【0083】光デイスク装置部分70Aは光デイスク装
置部分70A(図6参照)に欠陥ブロック発生検出手段
31、欠陥ブロックのアドレス検出手段32、スペア領
域不足検出手段33、欠陥リスト不足検出手段34を含
む欠陥管理エラー検出手段3を備えている。
【0084】データ管理システム部分80Aは、データ
管理システム部分80(図6参照)のデータ管理情報を
記憶する記憶領域82に、欠陥リスト4を記憶する領域
51、代替バッファメモリ領域52およびアドレス変換
部領域53が形成してある。図3において、領域51、
52および53を領域5で表示してある。以下、領域5
1を欠陥リスト4領域51とも記す。
【0085】本発明の実施の一形態にかかる他の光デイ
スク装置の作用を、図4を用いて説明する。なお、この
例はスペア領域および欠陥ブロックのアドレスを記録す
る欠陥リストの両方を使い果たした場合について説明す
る。
【0086】まず、光ディスク装置より光ディスクの欠
陥リスト2の情報が欠陥リスト領域51に欠陥リスト4
として退避される(A)。次にデータ管理システム80
Aから論理アドレスが指定されて、書き込みを行うデー
タを転送バッファメモリから読み出されて、論理アドレ
スとデータとデータの書き込み命令が光ディスク装置部
分70に発行される(B)。この時、転送されるデータ
は例えば1ブロック単位とする。これは光デイスク装置
の信号処理が16セクタを1ブロック(32Kバイト)
としてエラー訂正するためである。
【0087】論理アドレスとデータとデータの書き込み
命令とを受けて、光デイスク装置部分70では受信バッ
ファ4に格納され、書き込み先のブロックに記録後、デ
ータが再生されブロック内の誤りバイト数によって欠陥
の有無が欠陥エラー検出手段3によって調べられる。所
定以上の誤りのあるブロックは信頼性がないブロックと
して欠陥ブロックとされる。
【0088】欠陥ブロックの発生が検出された場合、こ
の新しい欠陥ブロックを登録することにより欠陥リスト
2の容量を使い果たしたか否かが、光ディスク71内の
欠陥リスト2の登録数より検出される。また、欠陥リス
ト1と欠陥リスト2の登録数よりスペア領域の容量を使
い果たしたか否かが検出される。どちらかの容量を使い
果たした場合には、欠陥管理エラーと判断される。これ
は欠陥管理エラー検出手段3にて行われる。
【0089】欠陥管理エラーが発生した場合、エラー情
報と共にそのブロックの先頭セクタの物理アドレスがデ
ータ管理システム80Aに返送される(C)。データ管
理システム80Aでは、受信した物理アドレスを欠陥ブ
ロックとして欠陥リスト4に追加する(C1)。光ディ
スク71の記録中などに欠陥ブロックが発生した場合、
欠陥補償方式としてリニア交替とスキップ交替が行われ
る。
【0090】リニア交替は欠陥ブロックのデータをスペ
ア領域に代替データとして書込むもので、光ピックアッ
プの移動により記録が間欠的に行われるためコンピュー
タのデータ記録等に用いられる方式である。またスキッ
プ交替は、欠陥ブロックのデータを次の正常なブロック
に記録するようにして、光ピックアップの移動を少なく
しリアルタイムのビデオ記録のような記録に適するよう
にした方式である。以下、それらの各交替処理を行う場
合について説明する。
【0091】リニア交替を行う場合、データ管理システ
ム80Aの転送バッファメモリ5から欠陥ブロックに記
録予定であったデータを代替バッファメモリ52に移動
させ保存する(C2)。または光ディスク装置からエラ
ー情報と共に欠陥ブロックに記録予定であったデータを
返送してもよい。このときはこのデータをデータ管理シ
ステム80Aの代替バッファメモリ52に保存される
(C3)。保存した代替データの先頭セクタのメモリア
ドレスが欠陥リスト4に追加される(C4)。
【0092】スキップ交替を行う場合は、代替データは
欠陥ブロックの次の正常なブロックへ記録されるため、
データ管理システム80Aから、次のブロックの先頭セ
クタのアドレスから1ブロック単位のデータ記録を開始
する指示が発行される(D)。光ディスク装置部分70
Aでは、この指示に基づきスキップ交替が行われる。連
続した記録の前にスキップ交替の指定をしておけば、命
令Dを毎回送信しなくてもよい。
【0093】連続したデータ記録(ビデオ記録)が終了
した後、各交替方式で下記のようなデータの保存が行わ
れて終了する(E)。
【0094】まず、リニア交替の場合には、データ管理
システム80Aに退避した欠陥リスト4の情報の内欠陥
リスト2の容量を超過したデータと代替バッファメモリ
52のデータが光ディスク71の欠陥管理領域と同様な
働きをするファイルとしてそれぞれファイルシステムで
管理される領域(欠陥リスト2)に記録される。
【0095】スキップ交替の場合には、データ管理シス
テム80Aの欠陥リスト4の情報の内欠陥リスト2の容
量を超過したデータが光ディスク71の欠陥管理領域と
同様な働きをするファイルとしてファイルシステムで管
理される領域に記録される。このとき、欠陥リスト4の
情報から光ディスク装置内のゾーン構成表も訂正され
る。
【0096】欠陥リスト4の内容は、第2図の欠陥リス
ト3、3’と同様である。また、欠陥リスト4の内欠陥
リスト2の容量を超過したデータは欠陥リスト3′と同
様である。
【0097】上記したように本発明の実施の一形態にか
かる他の光デイスク装置によれば、連続記録中または再
生中に光ディスク71のスペア領域や欠陥リストがほぼ
使い果たされて欠陥管理エラーとなっても、データ管理
システム80A内のメモリに情報が退避され続けるた
め、記録または再生を継続することができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかる光デ
イスク装置によれば、データ記録中または再生中に光デ
ィスクの欠陥ブロックの代替データを記録するスペア領
域または欠陥ブロックのアドレスを記録する欠陥リスト
の何れか一方を使い果たした場合でも、少なくとも1つ
の連続したデータの記録または再生をしている間、光デ
ィスク装置のメモリまたはデータ管理システムのメモリ
に情報を格納し続けるようにしたため、光ディスク装置
の欠陥管理エラーによって記録が中断もしくは停止し
て、大切なビデオ映像等のデータが失われなくなるとい
う効果が得られる。
【0099】また、本発明にかかる光デイスク装置によ
れば、光ディスク装置のメモリまたはデータ管理システ
ムのメモリに格納した情報は、少なくとも1つの連続し
たデータの記録終了後または再生終了後、または光ディ
スク取出し時に、データ管理システムを介して光ディス
クのファイルシステム領域に書込むようにしたため、光
ディスクの物理規格で定めたスペア領域や欠陥リストの
容量を越えた場合にも、ファイルシステムにより欠陥ブ
ロックの代替データまたは欠陥ブロックのアドレスを管
理して欠陥管理が継続できるようになるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる光デイスク装置
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる光デイスク装置
における欠陥リスト3の説明に供する模式図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる他の光デイスク
装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる他の光デイスク
装置の欠陥管理の説明に供する模式図である。
【図5】光デイスク装置のハードウエア構成を示すブロ
ック図である。
【図6】光デイスク装置の従来のシステム構成を示すブ
ロック図である。
【図7】光デイスクの各領域の説明に供する模式図であ
る。
【図8】ゾーン構成表の説明に供する模式図である。
【図9】欠陥リスト1とスリップ交替の説明に供する模
式図である。
【図10】欠陥リスト2とリニア交替およびスキップ交
替の説明に供する模式図である。
【符号の説明】
1 欠陥リスト3 2および52 代替バッファメモリ 3 欠陥管理エラー検出手段 31 欠陥ブロック発生検出手段 32 欠陥ブロックのアドレス検出手段 33 スペア領域不足検出手段 34 欠陥リスト不足検出手段 51 欠陥リスト4

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクの欠陥管理手段を有する光ディ
    スク装置において、データ記録中または再生中に光ディ
    スクに欠陥ブロックが発生し、少なくとも欠陥ブロック
    の代替データを記録するスペア領域または欠陥ブロック
    のアドレスを記録する欠陥リストの何れか一方をほぼ使
    い果たしたエラー状態となったときに、少なくとも1つ
    の連続したデータの記録または再生をしている間、エラ
    ー状態になった側の欠陥ブロックの代替データまたは欠
    陥ブロックのアドレスを光ディスク装置のメモリに格納
    し続けるようにしたことを特徴とする光デイスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク装置において、
    データ記録中または再生中に光ディスクに欠陥ブロック
    が発生し欠陥ブロックの代替データを記録する内外周側
    のスペア領域を使い果たしたほぼエラー状態となったと
    きに、少なくとも1つの連続したデータの記録終了後ま
    たは再生終了後、または光ディスク取出し時に、光ディ
    スク上の外周側に拡張スペア領域を作成し、光ディスク
    装置のメモリに格納した情報を書込むようにしたことを
    特徴とする光デイスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスク装置において、
    少なくとも1つの連続したデータの記録終了後または再
    生終了後、または光ディスク取出し時に、ホストコンピ
    ュータから光ディスクのファイルシステムで管理される
    領域に光ディスク装置のメモリに格納した情報を書込ま
    せるため、ホストコンピュータへデータを送信すること
    を特徴とする光デイスク装置。
  4. 【請求項4】光ディスクの欠陥管理手段を持つ光ディス
    ク装置において、データ記録中または再生中に光ディス
    クに欠陥ブロックが発生し、欠陥ブロックの代替データ
    を記録するスペア領域または欠陥ブロックのアドレスを
    記録する欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たしたエ
    ラー状態となったときに、光ディスク装置からホストコ
    ンピュータに対して欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発
    生したブロックのアドレスを含めて送信するようにした
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光ディスク装置において、
    欠陥管理エラー情報と共に欠陥ブロックの書込みデータ
    を付加してホストコンピュータへ送信したことを特徴と
    する光ディスク装置。
  6. 【請求項6】光ディスクの欠陥管理手段を有する光ディ
    スク装置において、データ記録中または再生中に欠陥ブ
    ロックが発生し、光ディスク内の欠陥ブロックの代替デ
    ータを記録するスペア領域または欠陥ブロックのアドレ
    スを記録する欠陥リストの何れか一方をほぼ使い果たし
    たエラー状態となったときに、光ディスク装置から欠陥
    管理エラー情報と共に欠陥が発生したブロックのアドレ
    ス情報を受信し、この情報に基づき光ディスクの欠陥管
    理を行う欠陥管理手段をホストコンピュータに備えたこ
    とを特徴とする光ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の光デイスク装置において、
    ホストコンピュータにおける欠陥管理手段は、光ディス
    ク装置から欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生したブ
    ロックのアドレス情報を受信した場合、欠陥ブロックへ
    の書込みデータをホストコンピュータの代替バッファメ
    モリに保持すると共に、欠陥ブロックのアドレス情報と
    代替バッファメモリに保持した代替ブロックのデータの
    メモリアドレス情報を登録した欠陥リストを作成し、光
    ディスクの欠陥管理を行うことを特徴とする光デイスク
    装置。
  8. 【請求項8】請求項6記載の光デイスク装置において、
    ホストコンピュータにおける欠陥管理手段は、光ディス
    ク装置から欠陥管理エラー情報と共に欠陥が発生したブ
    ロックのアドレス情報を受信した場合、欠陥ブロックの
    アドレス情報を登録した欠陥リストを作成し、欠陥ブロ
    ックのデータを欠陥ブロックの次のブロックに書込み指
    定するようにしたことを特徴とする光デイスク装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の光デイスク装置において、
    ホストコンピュータにおける欠陥管理手段は、少なくと
    も1つの連続したデータの記録終了後または再生終了
    後、または光ディスク取出し時に、ホストコンピュータ
    のメモリに退避した欠陥リストの情報または代替させた
    データを光ディスクの欠陥管理領域、スペア領域、また
    はファイルシステム領域の何れかに書込むことを特徴と
    する光デイスク装置。
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