JP2000340077A - ガス遮断器 - Google Patents
ガス遮断器Info
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- Circuit Breakers (AREA)
- Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自己膨脹方式とパッファ方式式とを併用したガ
ス遮断器において、昇圧室内から絶縁ノズルを通して流
出した熱ガスが固定主コンタクトと可動主コンタクトと
の間の空間の絶縁を低下させおそれをなくすこと。 【解決手段】パッファ室7と昇圧室12とを有して、ア
ーク発生時に昇圧室12内のガスを絶縁ノズル6を通し
て固定アークコンタクト3と可動アークコンタクト11
との間に発生するアークに吹き付け、次いでパッファ室
7内のガスを昇圧室12内と絶縁ノズル6内とを通して
アークに吹き付けることにより消弧を図るガス遮断器に
おいて、昇圧室12内の圧力がパッファ室7内の圧力よ
りも高い状態にあるときに、パッファ室7内のガスを固
定主コンタクト2側に流出させるガス流出通路20を設
けた。
ス遮断器において、昇圧室内から絶縁ノズルを通して流
出した熱ガスが固定主コンタクトと可動主コンタクトと
の間の空間の絶縁を低下させおそれをなくすこと。 【解決手段】パッファ室7と昇圧室12とを有して、ア
ーク発生時に昇圧室12内のガスを絶縁ノズル6を通し
て固定アークコンタクト3と可動アークコンタクト11
との間に発生するアークに吹き付け、次いでパッファ室
7内のガスを昇圧室12内と絶縁ノズル6内とを通して
アークに吹き付けることにより消弧を図るガス遮断器に
おいて、昇圧室12内の圧力がパッファ室7内の圧力よ
りも高い状態にあるときに、パッファ室7内のガスを固
定主コンタクト2側に流出させるガス流出通路20を設
けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力用のガス遮断
器に関するものである。
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス遮断器は、固定主コンタクトと、該
固定主コンタクトに接離する可動主コンタクトと、固定
主コンタクトの内側に配置された固定アークコンタクト
と、開路時には可動主コンタクトが固定主コンタクトか
ら離れた後に固定アークコンタクトから離れ、投入時に
は可動主コンタクトが固定主コンタクトに接触する前に
固定アークコンタクトに接触するように設けられた可動
アークコンタクトと、可動アークコンタクトが固定アー
クコンタクトから離れた際に両アークコンタクトの間に
生じるアークを消滅させる消弧機構とを絶縁ガスが封入
された容器内に備えた構成を有している。
固定主コンタクトに接離する可動主コンタクトと、固定
主コンタクトの内側に配置された固定アークコンタクト
と、開路時には可動主コンタクトが固定主コンタクトか
ら離れた後に固定アークコンタクトから離れ、投入時に
は可動主コンタクトが固定主コンタクトに接触する前に
固定アークコンタクトに接触するように設けられた可動
アークコンタクトと、可動アークコンタクトが固定アー
クコンタクトから離れた際に両アークコンタクトの間に
生じるアークを消滅させる消弧機構とを絶縁ガスが封入
された容器内に備えた構成を有している。
【0003】ガス遮断器の消弧機構としては、可動アー
クコンタクト及び可動主コンタクトがそれぞれ固定アー
クコンタクト及び固定主コンタクトから離れる方向に変
位する過程で容積が縮小させられるパッファ室を備え
て、該パッファ室内のガスを絶縁ノズルを通してアーク
に吹き付けることにより消弧を図るパッファ方式のもの
や、可動アークコンタクトと固定アークコンタクトとの
間に生じたアークの熱により圧力が上昇させられる昇圧
室をアーク発生空間の近傍に備えて、該昇圧室内のガス
をアークに吹き付けることにより消弧を図る自己膨脹方
式(オートエキスパンション方式)のもの、あるいは両
方式を併用したものなど、種々の方式のものが用いられ
ている。
クコンタクト及び可動主コンタクトがそれぞれ固定アー
クコンタクト及び固定主コンタクトから離れる方向に変
位する過程で容積が縮小させられるパッファ室を備え
て、該パッファ室内のガスを絶縁ノズルを通してアーク
に吹き付けることにより消弧を図るパッファ方式のもの
や、可動アークコンタクトと固定アークコンタクトとの
間に生じたアークの熱により圧力が上昇させられる昇圧
室をアーク発生空間の近傍に備えて、該昇圧室内のガス
をアークに吹き付けることにより消弧を図る自己膨脹方
式(オートエキスパンション方式)のもの、あるいは両
方式を併用したものなど、種々の方式のものが用いられ
ている。
【0004】本発明では、比較的小電流を遮断する際に
優れた遮断性能を発揮するパッファ式の消弧機構と、大
電流を遮断する際に優れた遮断性能を発揮する自己膨脹
方式の消弧機構とを組合わせることにより、小電流域か
ら大電流域まで優れた遮断性能を得ることができるよう
にしたパッファ方式、自己膨脹方式併用形のガス遮断器
を改良の対象とする。
優れた遮断性能を発揮するパッファ式の消弧機構と、大
電流を遮断する際に優れた遮断性能を発揮する自己膨脹
方式の消弧機構とを組合わせることにより、小電流域か
ら大電流域まで優れた遮断性能を得ることができるよう
にしたパッファ方式、自己膨脹方式併用形のガス遮断器
を改良の対象とする。
【0005】図2は、パッファ方式と自己膨脹方式とを
併用した従来のガス遮断の要部を示したもので、同図に
おいて1は固定コンタクト側の主回路導体、2は環状に
形成されて固定コンタクト側主回路導体1に接続された
固定主コンタクト、3は固定主コンタクト2の内側に該
固定主コンタクトと軸線を共有した状態で配置された棒
状の固定アークコンタクトで、主回路導体1、固定側主
コンタクト2及び固定アークコンタクト3により、固定
側エレメント4が構成されている。
併用した従来のガス遮断の要部を示したもので、同図に
おいて1は固定コンタクト側の主回路導体、2は環状に
形成されて固定コンタクト側主回路導体1に接続された
固定主コンタクト、3は固定主コンタクト2の内側に該
固定主コンタクトと軸線を共有した状態で配置された棒
状の固定アークコンタクトで、主回路導体1、固定側主
コンタクト2及び固定アークコンタクト3により、固定
側エレメント4が構成されている。
【0006】また5は固定主コンタクト2に軸線方向か
ら接離する可動主コンタクト5Aを先端部に有して固定
主コンタクト2の軸線方向に変位させられるパッファシ
リンダで、パッファシリンダ5内は隔壁5Bにより、固
定コンタクト側に位置する第1の空間Aと、固定コンタ
クトと反対側に位置する第2の空間Bとに仕切られてい
る。
ら接離する可動主コンタクト5Aを先端部に有して固定
主コンタクト2の軸線方向に変位させられるパッファシ
リンダで、パッファシリンダ5内は隔壁5Bにより、固
定コンタクト側に位置する第1の空間Aと、固定コンタ
クトと反対側に位置する第2の空間Bとに仕切られてい
る。
【0007】6は先端を固定アークコンタクト3側に向
けた状態でパッファシリンダ5に取り付けられた絶縁ノ
ズル、7はパッファシリンダ5内の第2の空間Bの隔壁
5B寄りに形成されたパッファ室、8はパッファ室7内
に嵌合されて、可動主コンタクト5Aを固定主コンタク
ト2から引き離す方向にパッファシリンダ5が変位させ
られた際にパッファ室7内の容積を縮小させる固定ピス
トンで、固定ピストン8は可動コンタクト側の主回路導
体9に接続された筒状の支持体10の先端に固定されて
いる。
けた状態でパッファシリンダ5に取り付けられた絶縁ノ
ズル、7はパッファシリンダ5内の第2の空間Bの隔壁
5B寄りに形成されたパッファ室、8はパッファ室7内
に嵌合されて、可動主コンタクト5Aを固定主コンタク
ト2から引き離す方向にパッファシリンダ5が変位させ
られた際にパッファ室7内の容積を縮小させる固定ピス
トンで、固定ピストン8は可動コンタクト側の主回路導
体9に接続された筒状の支持体10の先端に固定されて
いる。
【0008】11はパッファ室7と絶縁ノズル6との間
に形成されたパッファシリンダ内の空間(第1の空間
A)に配置されて固定アークコンタクト3に接離させら
れる環状の可動アークコンタクト、12は可動アークコ
ンタクト11を取り囲んだ状態でパッファシリンダ5内
の第1の空間Aに形成された昇圧室で、固定アークコン
タクト3と可動アークコンタクト11との間にアークが
発生したときに該アークの熱により昇圧室12内の圧力
が上昇させられる。
に形成されたパッファシリンダ内の空間(第1の空間
A)に配置されて固定アークコンタクト3に接離させら
れる環状の可動アークコンタクト、12は可動アークコ
ンタクト11を取り囲んだ状態でパッファシリンダ5内
の第1の空間Aに形成された昇圧室で、固定アークコン
タクト3と可動アークコンタクト11との間にアークが
発生したときに該アークの熱により昇圧室12内の圧力
が上昇させられる。
【0009】また13は、昇圧室12とパッファ室7と
の間に設けられてパッファ室7内の圧力が昇圧室12内
の圧力よりも高い時に開く逆止弁、14は固定ピストン
8に設けられて、パッファ室7内の圧力が昇圧室12内
の圧力よりも高い時に開く逆止弁である。パッファシリ
ンダ5の隔壁部5Bの中央部には、ピストン8の中央部
に形成された孔をスライド自在に貫通して可動アークコ
ンタクト11と反対側に延びる操作棒17の一端が接続
されている。操作棒17は支持体10の内周に取り付け
られた集電接触子15に摺動接触させられていて、該集
電接触子15と支持体10とを介して可動コンタクト側
主回路導体9に電気的に接続されている。操作棒17は
図示しない絶縁操作棒を介して遮断器用操作器に連結さ
れ、該操作器により操作棒が軸線方向に変位させられ
て、可動主コンタクト5A及び可動アークコンタクト1
1がそれぞれ固定主コンタクト2及び固定アークコンタ
クト3に所定の接触代をもって接触した状態になる投入
位置と、固定主コンタクト2及び固定アークコンタクト
3との間に所定の絶縁距離を隔てた状態になる開路位置
との間を変位させられる。
の間に設けられてパッファ室7内の圧力が昇圧室12内
の圧力よりも高い時に開く逆止弁、14は固定ピストン
8に設けられて、パッファ室7内の圧力が昇圧室12内
の圧力よりも高い時に開く逆止弁である。パッファシリ
ンダ5の隔壁部5Bの中央部には、ピストン8の中央部
に形成された孔をスライド自在に貫通して可動アークコ
ンタクト11と反対側に延びる操作棒17の一端が接続
されている。操作棒17は支持体10の内周に取り付け
られた集電接触子15に摺動接触させられていて、該集
電接触子15と支持体10とを介して可動コンタクト側
主回路導体9に電気的に接続されている。操作棒17は
図示しない絶縁操作棒を介して遮断器用操作器に連結さ
れ、該操作器により操作棒が軸線方向に変位させられ
て、可動主コンタクト5A及び可動アークコンタクト1
1がそれぞれ固定主コンタクト2及び固定アークコンタ
クト3に所定の接触代をもって接触した状態になる投入
位置と、固定主コンタクト2及び固定アークコンタクト
3との間に所定の絶縁距離を隔てた状態になる開路位置
との間を変位させられる。
【0010】周知のように、この種の遮断器では、遮断
器を投入する際に可動主コンタクト5Aが固定主コンタ
クト2に接触する前に可動アークコンタクト11が固定
アークコンタクト3に接触し、遮断器を開く際には、可
動主コンタクト5Aが固定主コンタクト2から離れた後
に可動アークコンタクト11が固定アークコンタクト3
から離れるように、コンタクト間の位置関係が設定され
ている。
器を投入する際に可動主コンタクト5Aが固定主コンタ
クト2に接触する前に可動アークコンタクト11が固定
アークコンタクト3に接触し、遮断器を開く際には、可
動主コンタクト5Aが固定主コンタクト2から離れた後
に可動アークコンタクト11が固定アークコンタクト3
から離れるように、コンタクト間の位置関係が設定され
ている。
【0011】図示の例では、パッファシリンダ5と、絶
縁ノズル6と、主回路導体9と、該主回路導体に支持体
10を介して支持された固定ピストン8と、可動アーク
コンタクト11と、逆止弁13,14と、操作棒17
と、集電接触子15とにより可動側エレメント16が構
成され、可動側エレメント16に設けられたパッファシ
リンダ5、ピストン8、昇圧室12及び絶縁ノズル6等
により消弧機構が構成されている。
縁ノズル6と、主回路導体9と、該主回路導体に支持体
10を介して支持された固定ピストン8と、可動アーク
コンタクト11と、逆止弁13,14と、操作棒17
と、集電接触子15とにより可動側エレメント16が構
成され、可動側エレメント16に設けられたパッファシ
リンダ5、ピストン8、昇圧室12及び絶縁ノズル6等
により消弧機構が構成されている。
【0012】固定側エレメント4及び可動側エレメント
16は、主回路導体1及び9の一部を除いてSF6 ガス
などの消弧性を有する絶縁ガスが封入された図示しない
遮断部容器内に配置される。
16は、主回路導体1及び9の一部を除いてSF6 ガス
などの消弧性を有する絶縁ガスが封入された図示しない
遮断部容器内に配置される。
【0013】上記のガス遮断器において、図示の状態か
ら操作棒17を固定コンタクト側に変位させると、絶縁
ノズル6が固定アークコンタクト3を内側に受け入れた
状態になって、先ず可動アークコンタクト11が固定ア
ークコンタクト3に外側から接触し、次いで可動主コン
タクト5Aが固定主コンタクト2に内側から無アークで
接触して遮断器が投入状態になる。
ら操作棒17を固定コンタクト側に変位させると、絶縁
ノズル6が固定アークコンタクト3を内側に受け入れた
状態になって、先ず可動アークコンタクト11が固定ア
ークコンタクト3に外側から接触し、次いで可動主コン
タクト5Aが固定主コンタクト2に内側から無アークで
接触して遮断器が投入状態になる。
【0014】遮断器が投入状態にあるときには、固定コ
ンタクト側主回路導体1−固定主コンタクト2−可動主
コンタクト5A−操作棒17−集電接触子15−可動コ
ンタクト側主回路導体9の経路、及び固定コンタクト側
主回路導体1−固定アークコンタクト3−可動アークコ
ンタクト11−操作棒17−集電接触子15−可動コン
タクト側主回路導体9の経路で主回路電流が流れる。
ンタクト側主回路導体1−固定主コンタクト2−可動主
コンタクト5A−操作棒17−集電接触子15−可動コ
ンタクト側主回路導体9の経路、及び固定コンタクト側
主回路導体1−固定アークコンタクト3−可動アークコ
ンタクト11−操作棒17−集電接触子15−可動コン
タクト側主回路導体9の経路で主回路電流が流れる。
【0015】投入状態にある遮断器を開く際には、操作
棒17をパッファシリンダ5とともに固定コンタクト側
と反対方向に変位させる。操作棒を固定コンタクト側と
反対方向に変位させると、先ず可動主コンタクト5Aが
固定主コンタクト2から無アークで離れ、次いで可動ア
ークコンタクト11が固定アークコンタクト3から離れ
る。可動アークコンタクト11が固定アークコンタクト
3から離れると、両アークコンタクト11,3間にアー
クが発生し、このアークの熱により昇圧室12内の圧力
が急激に上昇させられる。またパッファシリンダ5の変
位に伴ってパッファ室7内の圧力が上昇させられる。
棒17をパッファシリンダ5とともに固定コンタクト側
と反対方向に変位させる。操作棒を固定コンタクト側と
反対方向に変位させると、先ず可動主コンタクト5Aが
固定主コンタクト2から無アークで離れ、次いで可動ア
ークコンタクト11が固定アークコンタクト3から離れ
る。可動アークコンタクト11が固定アークコンタクト
3から離れると、両アークコンタクト11,3間にアー
クが発生し、このアークの熱により昇圧室12内の圧力
が急激に上昇させられる。またパッファシリンダ5の変
位に伴ってパッファ室7内の圧力が上昇させられる。
【0016】アークが発生した直後の状態では、パッフ
ァ室7内の圧力よりも昇圧室12内の圧力が高いため、
逆止弁13は閉じたままの状態を保持する。パッファ室
7内の圧力が過度に上昇しようとした時には、逆止弁1
4が開いてパッファ室内の圧力の一部を逃がすことによ
り、該パッファ室内の過度の圧力上昇を防止する。
ァ室7内の圧力よりも昇圧室12内の圧力が高いため、
逆止弁13は閉じたままの状態を保持する。パッファ室
7内の圧力が過度に上昇しようとした時には、逆止弁1
4が開いてパッファ室内の圧力の一部を逃がすことによ
り、該パッファ室内の過度の圧力上昇を防止する。
【0017】昇圧室12内の圧力上昇がピークを過ぎる
と、該昇圧室12内から絶縁ノズル6の内側を通してア
ークにガスが吹き付けられ、このガスの吹き付けにより
昇圧室12内の圧力が低下させられる。昇圧室12内の
圧力がパッファ室7内の圧力よりも低くなると、逆止弁
13が開いてパッファ室7内のガスが昇圧室12に流れ
込み、このガスが絶縁ノズル6を通してアークに吹き付
けられるため、アークは更に冷却されて、電流の零点で
消滅させられる。
と、該昇圧室12内から絶縁ノズル6の内側を通してア
ークにガスが吹き付けられ、このガスの吹き付けにより
昇圧室12内の圧力が低下させられる。昇圧室12内の
圧力がパッファ室7内の圧力よりも低くなると、逆止弁
13が開いてパッファ室7内のガスが昇圧室12に流れ
込み、このガスが絶縁ノズル6を通してアークに吹き付
けられるため、アークは更に冷却されて、電流の零点で
消滅させられる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】パッファ方式と自己膨
脹方式とを併用した従来のガス遮断器では、大電流遮断
時に昇圧室12内の熱ガス(高温のガス)が固定アーク
コンタクト3と固定主コンタクト2との間の空間に放出
されるが、従来のガス遮断器では、この熱ガスの一部が
絶縁ノズル6と固定主コンタクト2との間を通って可動
主コンタクト5A側に回り込むため、固定主コンタクト
2と可動主コンタクト5Aとの間の絶縁が低下して遮断
性能が低下するおそれがあった。
脹方式とを併用した従来のガス遮断器では、大電流遮断
時に昇圧室12内の熱ガス(高温のガス)が固定アーク
コンタクト3と固定主コンタクト2との間の空間に放出
されるが、従来のガス遮断器では、この熱ガスの一部が
絶縁ノズル6と固定主コンタクト2との間を通って可動
主コンタクト5A側に回り込むため、固定主コンタクト
2と可動主コンタクト5Aとの間の絶縁が低下して遮断
性能が低下するおそれがあった。
【0019】本発明の目的は、昇圧室から放出された熱
ガスにより固定主コンタクトと可動主コンタクトとの間
の絶縁が低下させられるのを防いで、遮断性能が低下す
るおそれをなくしたガス遮断器を提供することにある。
ガスにより固定主コンタクトと可動主コンタクトとの間
の絶縁が低下させられるのを防いで、遮断性能が低下す
るおそれをなくしたガス遮断器を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状に形成さ
れた固定主コンタクトと、該固定主コンタクトに軸線方
向から接離する可動主コンタクトを先端部に有して固定
主コンタクトの軸線方向に変位させられるパッファシリ
ンダと、固定主コンタクトの内側に配置された固定アー
クコンタクトと、先端を固定アークコンタクト側に向け
た状態でパッファシリンダに取り付けられた絶縁ノズル
と、パッファシリンダの内側に形成されたパッファ室
と、パッファ室内に嵌合されて可動主コンタクトを固定
主コンタクトから引き離す方向にパッファシリンダが変
位させられた際にパッファ室内の容積を縮小させるピス
トンと、パッファ室と絶縁ノズルとの間に形成されたパ
ッファシリンダ内の空間に配置されて固定アークコンタ
クトに接離させられる可動アークコンタクトと、可動ア
ークコンタクトが配置されたパッファシリンダ内の空間
に形成されて固定アークコンタクトと可動アークコンタ
クトとの間にアークが発生したときに該アークの熱によ
り圧力が上昇させられる昇圧室と、昇圧室とパッファ室
との間に設けられてパッファ室内の圧力が昇圧室内の圧
力よりも高い時に開く逆止弁とを絶縁ガスが封入された
容器内に備えたガス遮断器を対象とするる。
れた固定主コンタクトと、該固定主コンタクトに軸線方
向から接離する可動主コンタクトを先端部に有して固定
主コンタクトの軸線方向に変位させられるパッファシリ
ンダと、固定主コンタクトの内側に配置された固定アー
クコンタクトと、先端を固定アークコンタクト側に向け
た状態でパッファシリンダに取り付けられた絶縁ノズル
と、パッファシリンダの内側に形成されたパッファ室
と、パッファ室内に嵌合されて可動主コンタクトを固定
主コンタクトから引き離す方向にパッファシリンダが変
位させられた際にパッファ室内の容積を縮小させるピス
トンと、パッファ室と絶縁ノズルとの間に形成されたパ
ッファシリンダ内の空間に配置されて固定アークコンタ
クトに接離させられる可動アークコンタクトと、可動ア
ークコンタクトが配置されたパッファシリンダ内の空間
に形成されて固定アークコンタクトと可動アークコンタ
クトとの間にアークが発生したときに該アークの熱によ
り圧力が上昇させられる昇圧室と、昇圧室とパッファ室
との間に設けられてパッファ室内の圧力が昇圧室内の圧
力よりも高い時に開く逆止弁とを絶縁ガスが封入された
容器内に備えたガス遮断器を対象とするる。
【0021】本発明においては、可動アークコンタクト
及び可動主コンタクトをそれぞれ固定アークコンタクト
及び固定主コンタクトから引き離す方向にパッファシリ
ンダが変位する過程でアークの熱により上昇させられた
昇圧室内の圧力がパッファ室内の圧力よりも高いときに
パッファ室内のガスの一部を昇圧室内を経由することな
く固定主コンタクト側に流出させるガス流出通路を設け
た。
及び可動主コンタクトをそれぞれ固定アークコンタクト
及び固定主コンタクトから引き離す方向にパッファシリ
ンダが変位する過程でアークの熱により上昇させられた
昇圧室内の圧力がパッファ室内の圧力よりも高いときに
パッファ室内のガスの一部を昇圧室内を経由することな
く固定主コンタクト側に流出させるガス流出通路を設け
た。
【0022】上記ガス流出通路は、絶縁ノズルの外面に
沿ってパッファ室内のガスを固定主コンタクト側に流出
させるように設けるのが好ましい。また上記ガス流出通
路は、絶縁ノズルの周囲に複数個等間隔で設けるのが好
ましい。
沿ってパッファ室内のガスを固定主コンタクト側に流出
させるように設けるのが好ましい。また上記ガス流出通
路は、絶縁ノズルの周囲に複数個等間隔で設けるのが好
ましい。
【0023】上記ガス流出通路の出口には、パッファ室
内の圧力が前記絶縁ノズルの外側の空間の圧力よりも設
定値以上高い時に開く逆止弁を取り付けておくのが好ま
しい。
内の圧力が前記絶縁ノズルの外側の空間の圧力よりも設
定値以上高い時に開く逆止弁を取り付けておくのが好ま
しい。
【0024】上記のようなガス流出通路を設けると、パ
ッファ室内の圧力が上昇した時にパッファ室内の新鮮な
ガスがガス流出通路を通して固定主コンタクト側に吹き
出すため、昇圧室から絶縁ノズル内を通して放出された
熱ガスが固定主コンタクトと絶縁ノズルとの間を通して
可動主コンタクト側に流れるのを防ぐことができる。従
って、アーク発生直後に昇圧室内から絶縁ノズルを通し
て放出される熱ガスにより固定主コンタクトと可動主コ
ンタクトとの間の絶縁が低下して遮断性能が低下するの
を防ぐことができる。
ッファ室内の圧力が上昇した時にパッファ室内の新鮮な
ガスがガス流出通路を通して固定主コンタクト側に吹き
出すため、昇圧室から絶縁ノズル内を通して放出された
熱ガスが固定主コンタクトと絶縁ノズルとの間を通して
可動主コンタクト側に流れるのを防ぐことができる。従
って、アーク発生直後に昇圧室内から絶縁ノズルを通し
て放出される熱ガスにより固定主コンタクトと可動主コ
ンタクトとの間の絶縁が低下して遮断性能が低下するの
を防ぐことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係わるガス遮断器
の構成例を示したもので、同図において図2に示した従
来のガス遮断器の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の
符号を付してある。
の構成例を示したもので、同図において図2に示した従
来のガス遮断器の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の
符号を付してある。
【0026】図1において、1は板状に形成された固定
コンタクト側の主回路導体、2は主回路導体1に接続さ
れた固定主コンタクトで、固定主コンタクト2は、環状
に並べられた多数の接触子片2aと、該接触子片を径方
向の内側に付勢する環状の接圧バネ2bとからなる公知
のチューリップ形のコンタクトからなっている。
コンタクト側の主回路導体、2は主回路導体1に接続さ
れた固定主コンタクトで、固定主コンタクト2は、環状
に並べられた多数の接触子片2aと、該接触子片を径方
向の内側に付勢する環状の接圧バネ2bとからなる公知
のチューリップ形のコンタクトからなっている。
【0027】3は棒状の固定アークコンタクトで、この
固定アークコンタクト3は、固定主コンタクト2の内側
に該固定主コンタクトと軸線を共有した状態で配置され
ている。主回路導体1、固定側主コンタクト2及び固定
側アークコンタクト3により、固定側エレメント4が構
成されている。
固定アークコンタクト3は、固定主コンタクト2の内側
に該固定主コンタクトと軸線を共有した状態で配置され
ている。主回路導体1、固定側主コンタクト2及び固定
側アークコンタクト3により、固定側エレメント4が構
成されている。
【0028】また5は固定主コンタクト2と軸線を共有
した状態で配置されたパッファシリンダで、パッファシ
リンダ5内は隔壁5Bにより、固定コンタクト側に位置
する第1の空間Aと、固定コンタクトと反対側に位置す
る第2の空間Bとに仕切られている。
した状態で配置されたパッファシリンダで、パッファシ
リンダ5内は隔壁5Bにより、固定コンタクト側に位置
する第1の空間Aと、固定コンタクトと反対側に位置す
る第2の空間Bとに仕切られている。
【0029】パッファシリンダ5の先端部の外周が可動
主コンタクト5Aとなっていて、該パッファシリンダ5
の先端部には、絶縁ノズル6が、その先端を固定アーク
コンタクト3側に向けた状態で取り付けられている。絶
縁ノズル6の内側には、先端側に向って次第に径が大き
くなるように末広がり状に形成されたガス噴出孔部6a
と、該ガス噴出孔部6aの後端部に一端が連続した連絡
孔部6bと、該連絡孔部6bの他端に一端が連続し、他
端がノズル6の後端部側に開口したガス案内孔部6cと
が形成されている。ガス案内孔部6cは、ノズル6の後
端側に向って次第に内径が大きくなるように湾曲した内
面形状を有していて、該ガス案内孔部6cの内面が絶縁
ガスをガス噴出孔部6aに向って円滑に案内するための
ガス案内面となっている。
主コンタクト5Aとなっていて、該パッファシリンダ5
の先端部には、絶縁ノズル6が、その先端を固定アーク
コンタクト3側に向けた状態で取り付けられている。絶
縁ノズル6の内側には、先端側に向って次第に径が大き
くなるように末広がり状に形成されたガス噴出孔部6a
と、該ガス噴出孔部6aの後端部に一端が連続した連絡
孔部6bと、該連絡孔部6bの他端に一端が連続し、他
端がノズル6の後端部側に開口したガス案内孔部6cと
が形成されている。ガス案内孔部6cは、ノズル6の後
端側に向って次第に内径が大きくなるように湾曲した内
面形状を有していて、該ガス案内孔部6cの内面が絶縁
ガスをガス噴出孔部6aに向って円滑に案内するための
ガス案内面となっている。
【0030】固定コンタクト側主回路導体1と対向配置
された板状の可動コンタクト側主回路導体9に筒状の支
持体10の後端部が固定され、該支持体10の先端に環
状の固定ピストン8が固定されている。固定ピストン8
は、パッファシリンダ5の第2の空間B側の内周にスラ
イド自在に嵌合され、該ピストン8とパッファシリンダ
5の隔壁5Bとの間に(第2の空間Bの隔壁5B寄りの
位置に)パッファ室7が形成されている。
された板状の可動コンタクト側主回路導体9に筒状の支
持体10の後端部が固定され、該支持体10の先端に環
状の固定ピストン8が固定されている。固定ピストン8
は、パッファシリンダ5の第2の空間B側の内周にスラ
イド自在に嵌合され、該ピストン8とパッファシリンダ
5の隔壁5Bとの間に(第2の空間Bの隔壁5B寄りの
位置に)パッファ室7が形成されている。
【0031】11はパッファシリンダ内の第1の空間A
に配置されて固定アークコンタクト3に接離させられる
環状の可動アークコンタクトである。可動アークコンタ
クト11は、筒状の導体に軸線方向に伸びる複数の割り
を入れて弾性を有する複数の接触子片を形成したものか
らなっていて、該可動アークコンタクト11の各接触子
片の先端部の内周側には、固定アークコンタクト3に外
側から接触する接点部11aが形成されている。
に配置されて固定アークコンタクト3に接離させられる
環状の可動アークコンタクトである。可動アークコンタ
クト11は、筒状の導体に軸線方向に伸びる複数の割り
を入れて弾性を有する複数の接触子片を形成したものか
らなっていて、該可動アークコンタクト11の各接触子
片の先端部の内周側には、固定アークコンタクト3に外
側から接触する接点部11aが形成されている。
【0032】12は可動アークコンタクト11を取り囲
んだ状態でパッファシリンダ5内の第1の空間Aに形成
された昇圧室で、固定アークコンタクト3と可動アーク
コンタクト11との間にアークが発生したときに該アー
クの熱により昇圧室12内の圧力が上昇させられるよう
になっている。
んだ状態でパッファシリンダ5内の第1の空間Aに形成
された昇圧室で、固定アークコンタクト3と可動アーク
コンタクト11との間にアークが発生したときに該アー
クの熱により昇圧室12内の圧力が上昇させられるよう
になっている。
【0033】13は、昇圧室12とパッファ室7との間
を区画する隔壁5Bに取り付けられた逆止弁で、この逆
止弁は、パッファ室7内の圧力が昇圧室12内の圧力よ
りも高い時に開いて、パッファ室7内のガスを昇圧室1
2内と絶縁ノズル6内とを通して噴出させる。
を区画する隔壁5Bに取り付けられた逆止弁で、この逆
止弁は、パッファ室7内の圧力が昇圧室12内の圧力よ
りも高い時に開いて、パッファ室7内のガスを昇圧室1
2内と絶縁ノズル6内とを通して噴出させる。
【0034】パッファシリンダ5の隔壁部5Bの中央部
に、ピストン8の中央部の孔をスライド自在に貫通して
可動アークコンタクト11と反対側に延びる操作棒17
の一端が接続され、該操作棒17は支持体10の内周に
取り付けられた集電接触子15に摺動接触させられてい
る。
に、ピストン8の中央部の孔をスライド自在に貫通して
可動アークコンタクト11と反対側に延びる操作棒17
の一端が接続され、該操作棒17は支持体10の内周に
取り付けられた集電接触子15に摺動接触させられてい
る。
【0035】操作棒17は図示しない絶縁操作棒を介し
て遮断器用操作器に連結され、該操作器により操作棒が
軸線方向に変位させられて、可動主コンタクト5A及び
可動アークコンタクト11がそれぞれ固定主コンタクト
2及び固定アークコンタクト3に所定の接触代をもって
接触した状態になる投入位置と、固定主コンタクト2及
び固定アークコンタクト3との間に所定の絶縁距離を隔
てた状態になる開路位置との間を変位させられる。
て遮断器用操作器に連結され、該操作器により操作棒が
軸線方向に変位させられて、可動主コンタクト5A及び
可動アークコンタクト11がそれぞれ固定主コンタクト
2及び固定アークコンタクト3に所定の接触代をもって
接触した状態になる投入位置と、固定主コンタクト2及
び固定アークコンタクト3との間に所定の絶縁距離を隔
てた状態になる開路位置との間を変位させられる。
【0036】従来の遮断器と同様に、可動主コンタクト
5Aが固定主コンタクト2側に変位した際に、可動主コ
ンタクト5Aが固定主コンタクト2に接触する前に可動
アークコンタクト11が固定アークコンタクト3に接触
し、可動主コンタクトが固定主コンタクトから離れる方
向に変位した際には、可動主コンタクト5Aが固定主コ
ンタクト2から離れた後に可動アークコンタクト11が
固定アークコンタクト3から離れるように、コンタクト
間の位置関係が設定されている。
5Aが固定主コンタクト2側に変位した際に、可動主コ
ンタクト5Aが固定主コンタクト2に接触する前に可動
アークコンタクト11が固定アークコンタクト3に接触
し、可動主コンタクトが固定主コンタクトから離れる方
向に変位した際には、可動主コンタクト5Aが固定主コ
ンタクト2から離れた後に可動アークコンタクト11が
固定アークコンタクト3から離れるように、コンタクト
間の位置関係が設定されている。
【0037】本発明においては、パッファシリンダ5の
先端側の周壁部が肉厚に形成されて、該肉厚部に形成さ
れたパッファシリンダ5の周壁部内を貫通した状態でガ
ス流出通路20が形成され、該ガス流出通路20を通し
てパッファ室7内とシリンダ5の外側の空間とが連通さ
せられている。ガス流出通路20の断面積は、逆止弁1
3が取り付けられたパッファシリンダ5の隔壁の孔の断
面積よりも十分に小さく設定されていて、ガス流出通路
20の流路抵抗が、逆止弁13が取り付けられた孔の流
路抵抗よりも十分に小さくなるように配慮されている。
先端側の周壁部が肉厚に形成されて、該肉厚部に形成さ
れたパッファシリンダ5の周壁部内を貫通した状態でガ
ス流出通路20が形成され、該ガス流出通路20を通し
てパッファ室7内とシリンダ5の外側の空間とが連通さ
せられている。ガス流出通路20の断面積は、逆止弁1
3が取り付けられたパッファシリンダ5の隔壁の孔の断
面積よりも十分に小さく設定されていて、ガス流出通路
20の流路抵抗が、逆止弁13が取り付けられた孔の流
路抵抗よりも十分に小さくなるように配慮されている。
【0038】ガス流出通路20は、絶縁ノズル6の外周
に近接した位置に開口するように設けられていて、パッ
ファ室7内のガスを絶縁ノズル6の外面に沿って固定主
コンタクト2側に流出させるようになっている。
に近接した位置に開口するように設けられていて、パッ
ファ室7内のガスを絶縁ノズル6の外面に沿って固定主
コンタクト2側に流出させるようになっている。
【0039】図示の例では、ガス流出通路20が複数個
設けられていて、該複数のガス流出孔20が、シリンダ
5の周方向に等しい間隔をあけて配置されている。各ガ
ス流出通路20の出口には、パッファ室7内の圧力が絶
縁ノズル6の外側の空間の圧力よりも設定値以上高い時
に開く逆止弁21が取り付けられている。
設けられていて、該複数のガス流出孔20が、シリンダ
5の周方向に等しい間隔をあけて配置されている。各ガ
ス流出通路20の出口には、パッファ室7内の圧力が絶
縁ノズル6の外側の空間の圧力よりも設定値以上高い時
に開く逆止弁21が取り付けられている。
【0040】図示の例では、パッファシリンダ5と、絶
縁ノズル6と、主回路導体9と、該主回路導体に支持体
10を介して支持された固定ピストン8と、可動アーク
コンタクト11と、逆止弁13,21と、操作棒17
と、集電接触子15とにより可動側エレメント16が構
成され、パッファシリンダ5、ピストン8、昇圧室12
及び絶縁ノズル6等より消弧機構が構成されている。
縁ノズル6と、主回路導体9と、該主回路導体に支持体
10を介して支持された固定ピストン8と、可動アーク
コンタクト11と、逆止弁13,21と、操作棒17
と、集電接触子15とにより可動側エレメント16が構
成され、パッファシリンダ5、ピストン8、昇圧室12
及び絶縁ノズル6等より消弧機構が構成されている。
【0041】固定側エレメント4及び可動側エレメント
16は、主回路導体1及び9の一部を除いて、SF6 ガ
スなどの消弧性を有する絶縁ガスが封入された図示しな
い遮断部容器内に収容され、主回路導体1及び9からそ
れぞれ外部端子が導出される。
16は、主回路導体1及び9の一部を除いて、SF6 ガ
スなどの消弧性を有する絶縁ガスが封入された図示しな
い遮断部容器内に収容され、主回路導体1及び9からそ
れぞれ外部端子が導出される。
【0042】上記のように、ガス流出通路20を設ける
と、アーク熱により昇圧室12内の圧力が上昇して逆止
弁13が開くことができない状態にあるときに、逆止弁
21が開いてパッファ室7内の新鮮なガスがガス流出通
路20を通して固定主コンタクト側に吹き出すため、昇
圧室12から絶縁ノズル6内を通して放出された熱ガス
が固定主コンタクト2と絶縁ノズル6との間を通して可
動主コンタクト5A側に流れるのを防ぐことができる。
従って、アーク発生直後に昇圧室12内から絶縁ノズル
6を通して放出される熱ガスにより固定主コンタクト2
と可動主コンタクト5Aとの間の絶縁が低下して遮断性
能が低下するのを防ぐことができる。
と、アーク熱により昇圧室12内の圧力が上昇して逆止
弁13が開くことができない状態にあるときに、逆止弁
21が開いてパッファ室7内の新鮮なガスがガス流出通
路20を通して固定主コンタクト側に吹き出すため、昇
圧室12から絶縁ノズル6内を通して放出された熱ガス
が固定主コンタクト2と絶縁ノズル6との間を通して可
動主コンタクト5A側に流れるのを防ぐことができる。
従って、アーク発生直後に昇圧室12内から絶縁ノズル
6を通して放出される熱ガスにより固定主コンタクト2
と可動主コンタクト5Aとの間の絶縁が低下して遮断性
能が低下するのを防ぐことができる。
【0043】前述のように、ガス流出通路20の流路抵
抗が、逆止弁13が取り付けられた隔壁5Bの孔の流路
抵抗よりも十分に小さく設定されているため、昇圧室1
2内の熱ガスが絶縁ノズル6を通して流出することによ
り昇圧室12内の圧力がパッファ室7内の圧力よりも低
くなると、逆止弁13が優先的に開いてパッファ室7内
の新鮮なガスを昇圧室12内に流入させる。昇圧室12
内に流入したガスは絶縁ノズル6を通してアークに吹き
付けられるため、アークが冷却されて、電流の零点で消
滅させられる。
抗が、逆止弁13が取り付けられた隔壁5Bの孔の流路
抵抗よりも十分に小さく設定されているため、昇圧室1
2内の熱ガスが絶縁ノズル6を通して流出することによ
り昇圧室12内の圧力がパッファ室7内の圧力よりも低
くなると、逆止弁13が優先的に開いてパッファ室7内
の新鮮なガスを昇圧室12内に流入させる。昇圧室12
内に流入したガスは絶縁ノズル6を通してアークに吹き
付けられるため、アークが冷却されて、電流の零点で消
滅させられる。
【0044】上記の例では、ガス流出通路20の出口に
逆止弁21を取り付けたが、この逆止弁21は省略して
もよい。
逆止弁21を取り付けたが、この逆止弁21は省略して
もよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可動ア
ークコンタクト及び可動主コンタクトをそれぞれ固定ア
ークコンタクト及び固定主コンタクトから引き離す方向
にパッファシリンダが変位する過程で、アークの熱によ
り上昇させられた昇圧室内の圧力がパッファ室内の圧力
よりも高いときにパッファ室内のガスの一部を昇圧室内
を経由することなく固定主コンタクト側に流出させるガ
ス流出通路を設けたので、アーク熱により昇圧室内の圧
力が上昇して逆止弁が開くことができない状態にあると
きに、パッファ室内の新鮮なガスをガス流出通路を通し
て固定主コンタクト側に吹き出させることができる。従
って、昇圧室から絶縁ノズル内を通して放出された熱ガ
スが固定主コンタクトと絶縁ノズルとの間を通して可動
主コンタクト側に流れ込むのを防ぐことができ、アーク
発生直後に昇圧室内から絶縁ノズルを通して放出される
熱ガスにより固定主コンタクトと可動主コンタクトとの
間の絶縁が低下して遮断性能が低下するのを防ぐことが
できる。
ークコンタクト及び可動主コンタクトをそれぞれ固定ア
ークコンタクト及び固定主コンタクトから引き離す方向
にパッファシリンダが変位する過程で、アークの熱によ
り上昇させられた昇圧室内の圧力がパッファ室内の圧力
よりも高いときにパッファ室内のガスの一部を昇圧室内
を経由することなく固定主コンタクト側に流出させるガ
ス流出通路を設けたので、アーク熱により昇圧室内の圧
力が上昇して逆止弁が開くことができない状態にあると
きに、パッファ室内の新鮮なガスをガス流出通路を通し
て固定主コンタクト側に吹き出させることができる。従
って、昇圧室から絶縁ノズル内を通して放出された熱ガ
スが固定主コンタクトと絶縁ノズルとの間を通して可動
主コンタクト側に流れ込むのを防ぐことができ、アーク
発生直後に昇圧室内から絶縁ノズルを通して放出される
熱ガスにより固定主コンタクトと可動主コンタクトとの
間の絶縁が低下して遮断性能が低下するのを防ぐことが
できる。
【図1】本発明に係わるガス遮断器の構成例の要部を示
した断面図である。
した断面図である。
【図2】従来のガス遮断器の要部を示した断面図であ
る。
る。
1…固定コンタクト側主回路導体、2…固定主コンタク
ト、3…固定アークコンタクト、4…固定コンタクト側
エレメント、5…パッファシリンダ、6…絶縁ノズル、
7…パッファ室、8…固定ピストン、9…可動コンタク
ト側主回路導体、11…可動アークコンタクト、13…
逆止弁、16…可動コンタクト側エレメント、20…ガ
ス流出通路、21…逆止弁。
ト、3…固定アークコンタクト、4…固定コンタクト側
エレメント、5…パッファシリンダ、6…絶縁ノズル、
7…パッファ室、8…固定ピストン、9…可動コンタク
ト側主回路導体、11…可動アークコンタクト、13…
逆止弁、16…可動コンタクト側エレメント、20…ガ
ス流出通路、21…逆止弁。
Claims (1)
- 【請求項1】 環状に形成された固定主コンタクトと、
前記固定主コンタクトに軸線方向から接離する可動主コ
ンタクトを先端部に有して前記固定主コンタクトの軸線
方向に変位させられるパッファシリンダと、前記固定主
コンタクトの内側に配置された固定アークコンタクト
と、先端を前記固定アークコンタクト側に向けた状態で
前記パッファシリンダに取り付けられた絶縁ノズルと、
前記パッファシリンダの内側に形成されたパッファ室
と、前記パッファ室内に嵌合されて前記可動主コンタク
トを固定主コンタクトから引き離す方向に前記パッファ
シリンダが変位させられた際に前記パッファ室内の容積
を縮小させるピストンと、前記パッファ室と前記絶縁ノ
ズルとの間に形成された前記パッファシリンダ内の空間
に配置されて前記固定アークコンタクトに接離させられ
る可動アークコンタクトと、前記可動アークコンタクト
が配置されたパッファシリンダ内の空間に形成されて前
記固定アークコンタクトと可動アークコンタクトとの間
にアークが発生したときに該アークの熱により圧力が上
昇させられる昇圧室と、前記昇圧室とパッファ室との間
に設けられて前記パッファ室内の圧力が前記昇圧室内の
圧力よりも高い時に開く逆止弁とを絶縁ガスが封入され
た容器内に備えたガス遮断器において、 前記可動アークコンタクト及び可動主コンタクトをそれ
ぞれ前記固定アークコンタクト及び固定主コンタクトか
ら引き離す方向に前記パッファシリンダが変位する過程
で、前記アークの熱により上昇させられた前記昇圧室内
の圧力が前記パッファ室内の圧力よりも高いときに前記
パッファ室内のガスの一部を前記昇圧室内を経由するこ
となく前記固定主コンタクト側に流出させるガス流出通
路が形成されていることを特徴とするガス遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146206A JP2000340077A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ガス遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146206A JP2000340077A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ガス遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000340077A true JP2000340077A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15402528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146206A Pending JP2000340077A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | ガス遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000340077A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012169280A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-06 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
| JP2012182139A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-20 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
| JP2012182137A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-20 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146206A patent/JP2000340077A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012169280A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-06 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
| JP2012182139A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-20 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
| JP2012182137A (ja) * | 2012-04-09 | 2012-09-20 | Central Research Institute Of Electric Power Industry | ガス絶縁開閉装置 |
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