JP2000340215A - 電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置 - Google Patents
電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置Info
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- JP2000340215A JP2000340215A JP11146303A JP14630399A JP2000340215A JP 2000340215 A JP2000340215 A JP 2000340215A JP 11146303 A JP11146303 A JP 11146303A JP 14630399 A JP14630399 A JP 14630399A JP 2000340215 A JP2000340215 A JP 2000340215A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定められた量の電解液を一度に注入でき、液
浸透に要する時間を大幅に短縮させ、電池製造の作業性
の向上と、電池に対する性能信頼性の向上を図れる電池
製造における電解液注入方法及び装置を提供する。 【解決手段】 電池缶18内に注入するのに必要な電解
液液量が入れられた注入タンク20の電解液排出口25
を電池缶18の開口部24に連結させ、かつ注入タンク
20内の電解液が電池缶18内に流れ込まない状態で電
池缶18と注入タンク20とを水平位置にし、この状態
で電解液を介さずに電池缶18内と注入タンク20内の
脱気を行い、その後、電池缶18を下側にして電池缶1
8と注入タンク20を垂直位置まで起こし、注入タンク
20内の電解液を電解液排出口25を通して電池缶18
内に注入すると共に、その注入を行う時に電解液を加圧
するようにした。
浸透に要する時間を大幅に短縮させ、電池製造の作業性
の向上と、電池に対する性能信頼性の向上を図れる電池
製造における電解液注入方法及び装置を提供する。 【解決手段】 電池缶18内に注入するのに必要な電解
液液量が入れられた注入タンク20の電解液排出口25
を電池缶18の開口部24に連結させ、かつ注入タンク
20内の電解液が電池缶18内に流れ込まない状態で電
池缶18と注入タンク20とを水平位置にし、この状態
で電解液を介さずに電池缶18内と注入タンク20内の
脱気を行い、その後、電池缶18を下側にして電池缶1
8と注入タンク20を垂直位置まで起こし、注入タンク
20内の電解液を電解液排出口25を通して電池缶18
内に注入すると共に、その注入を行う時に電解液を加圧
するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばリチウム電
池を製造する製造装置の一部を構成し、電解液を電池容
器内へ自動的に注入する電池製造における電解液注入方
法及び電解液注入装置に関するものである。
池を製造する製造装置の一部を構成し、電解液を電池容
器内へ自動的に注入する電池製造における電解液注入方
法及び電解液注入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、板状の電極を複数積層収容さ
せている電池容器内に電解液を注入してなる電池は数多
く知られている。また、電解液を電池容器内に注入する
装置も数多く提案されており、例えば特開平7−990
50号公報、特開平9−283114号公報等で見るこ
とができる。
せている電池容器内に電解液を注入してなる電池は数多
く知られている。また、電解液を電池容器内に注入する
装置も数多く提案されており、例えば特開平7−990
50号公報、特開平9−283114号公報等で見るこ
とができる。
【0003】従来の電池製造における電解液注入方法
は、電解液を貯えた注入タンクを板状の電極が収容され
た電池容器の上側に配置させるとともに、注入タンクの
電解液排出口を電池容器の開口部に密着させ、加圧・真
空を繰り返しながら電池容器内に注入タンク内の電解液
の注入を行っていた。また、この際、電極間の隙間の気
相を除去し含浸を促進するのに振動を加えることも行っ
ている。
は、電解液を貯えた注入タンクを板状の電極が収容され
た電池容器の上側に配置させるとともに、注入タンクの
電解液排出口を電池容器の開口部に密着させ、加圧・真
空を繰り返しながら電池容器内に注入タンク内の電解液
の注入を行っていた。また、この際、電極間の隙間の気
相を除去し含浸を促進するのに振動を加えることも行っ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電解液注入方法では、加圧・真空の効果が電解液を介し
ているため、気相の除去/含浸の作用に対して電解液の
表面張力・粘性が抵抗となり十分な効果が得られていな
かった。また、電極間の気相を除去するのに振動を加え
たとしても、上記抵抗によって大きな効果が得られず、
定められた量の電解液を注入するのに時間がかかり、作
業性が悪いという問題があった。
電解液注入方法では、加圧・真空の効果が電解液を介し
ているため、気相の除去/含浸の作用に対して電解液の
表面張力・粘性が抵抗となり十分な効果が得られていな
かった。また、電極間の気相を除去するのに振動を加え
たとしても、上記抵抗によって大きな効果が得られず、
定められた量の電解液を注入するのに時間がかかり、作
業性が悪いという問題があった。
【0005】本発明は、上記した問題に鑑みなされたも
のである。その目的は、定められた量の電解液を一度に
注入でき、しかも液浸透に要する時間を大幅に短縮さ
せ、電池製造の作業性の向上と、電池に対する性能信頼
性の向上を図れる電池製造における電解液注入方法及び
電解液注入装置を提供することにある。さらに、他の目
的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行
く。
のである。その目的は、定められた量の電解液を一度に
注入でき、しかも液浸透に要する時間を大幅に短縮さ
せ、電池製造の作業性の向上と、電池に対する性能信頼
性の向上を図れる電池製造における電解液注入方法及び
電解液注入装置を提供することにある。さらに、他の目
的は、以下に説明する内容の中で順次明らかにして行
く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、開口部を一端側に持つ電池容器内に、前記開
口部より電解液を注入する電池製造における電解液注入
方法において、電解液注入口を上側に持ち内部に電解液
を余裕を持って貯えると共に、電解液排出口を有する注
入タンクを用い、前記電池容器と前記注入タンクとを、
前記開口部及び前記電解液排出口を介し連通可能に接続
する連結工程と、前記電解液注入口を通して前記電池容
器内と前記注入タンク内の気体を吸引除去する真空排気
工程と、前記電池容器を前記注入タンクの下側に位置
し、かつ前記注入タンク内の電解液を前記電池容器内に
流れ込むように、前記電池容器及び前記注入タンクを略
水平位置から略垂直位置に回転し切り替える姿勢切替工
程と、前記電解液注入口を通して前記注入タンク内を加
圧し、前記電解液に圧力を加えて前記注入タンク側から
前記電池容器内に電解液を注入させる加圧工程とを経る
構成である。
本発明は、開口部を一端側に持つ電池容器内に、前記開
口部より電解液を注入する電池製造における電解液注入
方法において、電解液注入口を上側に持ち内部に電解液
を余裕を持って貯えると共に、電解液排出口を有する注
入タンクを用い、前記電池容器と前記注入タンクとを、
前記開口部及び前記電解液排出口を介し連通可能に接続
する連結工程と、前記電解液注入口を通して前記電池容
器内と前記注入タンク内の気体を吸引除去する真空排気
工程と、前記電池容器を前記注入タンクの下側に位置
し、かつ前記注入タンク内の電解液を前記電池容器内に
流れ込むように、前記電池容器及び前記注入タンクを略
水平位置から略垂直位置に回転し切り替える姿勢切替工
程と、前記電解液注入口を通して前記注入タンク内を加
圧し、前記電解液に圧力を加えて前記注入タンク側から
前記電池容器内に電解液を注入させる加圧工程とを経る
構成である。
【0007】以上の構造によれば、必要な電解液の液量
を入れた注入タンクと電池容器とを連通させる場合、注
入タンク内の電解液が電池容器内に流れ込まない状態に
する。そして、電池容器内と注入タンク内の脱気を電解
液を介さず直に行い、その後、電池容器が下側になるよ
う電池容器と注入タンクを略水平位置から略垂直位置ま
で起こし、注入タンク内の電解液を加圧を伴って電解液
排出口から電池容器内に注入するものである。換言する
と、この注入形態では、電池容器と注入タンクを略水平
位置にしてそれぞれの内部を脱気した後、略垂直位置に
起こし、注入タンク内の電解液を加圧しつつ電解液排出
口を通して電池容器内に注入するものであり、加圧注入
時には電池容器が先の脱気で電極の内部まで所定の真空
状態となっているため、電解液の注入・含浸が理想的な
状態となって効率よく行われる。
を入れた注入タンクと電池容器とを連通させる場合、注
入タンク内の電解液が電池容器内に流れ込まない状態に
する。そして、電池容器内と注入タンク内の脱気を電解
液を介さず直に行い、その後、電池容器が下側になるよ
う電池容器と注入タンクを略水平位置から略垂直位置ま
で起こし、注入タンク内の電解液を加圧を伴って電解液
排出口から電池容器内に注入するものである。換言する
と、この注入形態では、電池容器と注入タンクを略水平
位置にしてそれぞれの内部を脱気した後、略垂直位置に
起こし、注入タンク内の電解液を加圧しつつ電解液排出
口を通して電池容器内に注入するものであり、加圧注入
時には電池容器が先の脱気で電極の内部まで所定の真空
状態となっているため、電解液の注入・含浸が理想的な
状態となって効率よく行われる。
【0008】また、これに用いられる本発明装置は、開
口部を一端側に持つ電池容器内に、前記開口部より電解
液を注入する電池製造における電解液注入装置におい
て、上側に電解液注入口を持ち、該電解液注入口を介し
必要な電解液の液量を内部に貯えた状態で、該液量より
も上方に位置するよう設けられた電解液排出口を有する
と共に、前記電池容器の開口部に対し連通可能に接続さ
れる注入タンクと、前記電池容器及び前記注入タンクを
収納配置している密閉可能なチャンバと、前記電池容器
の開口部と前記注入タンクの電解液排出口とを連通した
状態から、前記電池容器及び前記注入タンク内の気体を
吸引除去する真空排気手段と、前記注入タンク内の電解
液を前記電池容器内に流れ込むよう前記電池容器及び前
記注入タンクを略水平位置から略垂直位置に切り替える
姿勢切替手段と、前記略垂直位置に切り替えられた前記
注入タンク内を加圧する加圧手段とを備えた構成であ
る。
口部を一端側に持つ電池容器内に、前記開口部より電解
液を注入する電池製造における電解液注入装置におい
て、上側に電解液注入口を持ち、該電解液注入口を介し
必要な電解液の液量を内部に貯えた状態で、該液量より
も上方に位置するよう設けられた電解液排出口を有する
と共に、前記電池容器の開口部に対し連通可能に接続さ
れる注入タンクと、前記電池容器及び前記注入タンクを
収納配置している密閉可能なチャンバと、前記電池容器
の開口部と前記注入タンクの電解液排出口とを連通した
状態から、前記電池容器及び前記注入タンク内の気体を
吸引除去する真空排気手段と、前記注入タンク内の電解
液を前記電池容器内に流れ込むよう前記電池容器及び前
記注入タンクを略水平位置から略垂直位置に切り替える
姿勢切替手段と、前記略垂直位置に切り替えられた前記
注入タンク内を加圧する加圧手段とを備えた構成であ
る。
【0009】以上の構造によれば、電池容器及び注入タ
ンクを略水平な状態に寝かせて、チャンバ内の気体を吸
引除去すると、電解液を介さずに電池容器内と注入タン
ク内の脱気を行うことが可能になる。その後、略垂直な
状態に起こし、注入タンク内の電解液を電解液排出口を
通して電池容器内に注入すると共に、その注入を行う時
に電解液を加圧して注入する。注入形態としては、電池
容器は先の脱気で電極の内部まで真空状態が行き届いて
いるため、加圧によって電解液の注入・含浸がスムース
に行われ、注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が大幅に
図れる。
ンクを略水平な状態に寝かせて、チャンバ内の気体を吸
引除去すると、電解液を介さずに電池容器内と注入タン
ク内の脱気を行うことが可能になる。その後、略垂直な
状態に起こし、注入タンク内の電解液を電解液排出口を
通して電池容器内に注入すると共に、その注入を行う時
に電解液を加圧して注入する。注入形態としては、電池
容器は先の脱気で電極の内部まで真空状態が行き届いて
いるため、加圧によって電解液の注入・含浸がスムース
に行われ、注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が大幅に
図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しながら説明する。この形態は、本発明の好
適な具体例であり技術的に好ましい種々の限定が付され
ているが、本発明の技術的範囲を制約するものではな
い。
図面を参照しながら説明する。この形態は、本発明の好
適な具体例であり技術的に好ましい種々の限定が付され
ているが、本発明の技術的範囲を制約するものではな
い。
【0011】図1乃至図5は本発明を適用した電解液注
入装置について、電池容器としての電池缶に電解液を注
入するときの工程毎に示している。以下の説明では、装
置構造を説明した後、それを用いた電解液注入方法につ
いて言及する。形態例の電解液注入装置1は、電池缶1
8及び注入タンク20を収納配置しているチャンバ11
が主体となり、チャンバ11の全体を回転可能な姿勢切
替手段2と、チャンバ11内を脱気可能な真空排気手段
3と、チャンバ11内を加圧可能な加圧手段4と、チャ
ンバ11外に配置されて注入タンク2内に電解液の適量
を供給可能な電解液供給手段5とを組として備えてい
る。
入装置について、電池容器としての電池缶に電解液を注
入するときの工程毎に示している。以下の説明では、装
置構造を説明した後、それを用いた電解液注入方法につ
いて言及する。形態例の電解液注入装置1は、電池缶1
8及び注入タンク20を収納配置しているチャンバ11
が主体となり、チャンバ11の全体を回転可能な姿勢切
替手段2と、チャンバ11内を脱気可能な真空排気手段
3と、チャンバ11内を加圧可能な加圧手段4と、チャ
ンバ11外に配置されて注入タンク2内に電解液の適量
を供給可能な電解液供給手段5とを組として備えてい
る。
【0012】チャンバ11は、内部の圧力変化に耐え得
るよう頑丈に作られており、上面側に蓋12付きの開口
部13を形成していると共に、姿勢切替手段2を下部片
側に有している。蓋12の開閉はシリンダ14の駆動に
よって行われ、閉成時にはチャンバ11内を完全に密閉
する構造となっている。姿勢切替手段2は、チャンバ1
1の側面側に突出されたシャフト15と、モータ16等
からなり、チャンバ11をシャフト15と一体的に、図
1乃至図4に示す水平位置から図5に示す垂直位置まで
約90度回転するものである。この構造では、モータ1
6の回転力を動力伝達用のベルト17を介してシャフト
15が受け、シャフト15が回転することによってなさ
れる。勿論、これ以外の回転機構であっても差し支えな
い。
るよう頑丈に作られており、上面側に蓋12付きの開口
部13を形成していると共に、姿勢切替手段2を下部片
側に有している。蓋12の開閉はシリンダ14の駆動に
よって行われ、閉成時にはチャンバ11内を完全に密閉
する構造となっている。姿勢切替手段2は、チャンバ1
1の側面側に突出されたシャフト15と、モータ16等
からなり、チャンバ11をシャフト15と一体的に、図
1乃至図4に示す水平位置から図5に示す垂直位置まで
約90度回転するものである。この構造では、モータ1
6の回転力を動力伝達用のベルト17を介してシャフト
15が受け、シャフト15が回転することによってなさ
れる。勿論、これ以外の回転機構であっても差し支えな
い。
【0013】また、チャンバ11内には、電池容器とし
ての電池缶18を位置決めするためのセルホルダ19
と、電池一個分の電解液を貯える注入タンク20と、こ
の注入タンク20を保持して前後動を行うためのガイド
21と、注入タンク20を一定のストロークで排出位置
(図3乃至図5に示す状態の位置)と供給位置(図1及
び図2に示す状態の位置)とに往復運動させるシリンダ
22が配設されている。ここで、電池缶18は、外形が
筒状または角状の何れであっても良く、内部には図5等
に示す如く板状をした複数の電極23が間に僅かな隙間
を保って積層配置されている。また、電池缶18の前面
中央部分には開口部24を有し、この開口部24を通し
て内部に電解液が注入される。注入タンク20は、電池
缶18の開口部24と対応した位置に電解液排出口25
を有していると共に、電解液排出口25を設けている端
部と反対側の端部に近い場所には、注入タンク20の上
面に電解液注入口26を設けている。すなわち、この注
入タンク20は、タンク上側に電解液注入口26を持
ち、電解液注入口26を介し必要な電解液の液量を内部
に貯えた状態で、タンク内に空間を形成し、その空間部
に対応した箇所(つまり前記必要量の電解液の液量より
も上方に位置する箇所)に電解液排出口26を設けるこ
とが重要となる。そして、注入タンク20内には、後述
する電解液供給手段5により電解液注入口26を通して
電池一個分の電解液が注入される。
ての電池缶18を位置決めするためのセルホルダ19
と、電池一個分の電解液を貯える注入タンク20と、こ
の注入タンク20を保持して前後動を行うためのガイド
21と、注入タンク20を一定のストロークで排出位置
(図3乃至図5に示す状態の位置)と供給位置(図1及
び図2に示す状態の位置)とに往復運動させるシリンダ
22が配設されている。ここで、電池缶18は、外形が
筒状または角状の何れであっても良く、内部には図5等
に示す如く板状をした複数の電極23が間に僅かな隙間
を保って積層配置されている。また、電池缶18の前面
中央部分には開口部24を有し、この開口部24を通し
て内部に電解液が注入される。注入タンク20は、電池
缶18の開口部24と対応した位置に電解液排出口25
を有していると共に、電解液排出口25を設けている端
部と反対側の端部に近い場所には、注入タンク20の上
面に電解液注入口26を設けている。すなわち、この注
入タンク20は、タンク上側に電解液注入口26を持
ち、電解液注入口26を介し必要な電解液の液量を内部
に貯えた状態で、タンク内に空間を形成し、その空間部
に対応した箇所(つまり前記必要量の電解液の液量より
も上方に位置する箇所)に電解液排出口26を設けるこ
とが重要となる。そして、注入タンク20内には、後述
する電解液供給手段5により電解液注入口26を通して
電池一個分の電解液が注入される。
【0014】電池缶18の開口部24と注入タンク20
の電解液排出口25とは、シリンダ22の駆動により注
入タンク20が排出位置に移動されて電池缶18と当接
されると互いに密着連結され、この連結を維持したまま
チャンバ11が垂直位置に回転されると、電解液排出口
25と開口部24を通して注入タンク20側の電解液を
電池缶18側に移すことができる。また、注入タンク2
0内には、チャンバ11が水平位置に寝たままの状態で
注入され、電池一個分の電解液が注入されても、その電
解液が電解液排出口25から流れ出すことがないよう、
図6に示すように、電解液排出口25は電解液を貯めて
いる位置よりも上方に位置している。一方、電解液注入
口26は、注入タンク20内に電池一個分の電解液が入
れられた状態で、チャンバ11が水平位置から垂直位置
に回転され、これと一体に注入タンク20が水平位置
(図1乃至図4に示す位置)から垂直位置(図5に示す
位置)に回転されても、常に電解液液面よりも上側に位
置する状態に設定されている。
の電解液排出口25とは、シリンダ22の駆動により注
入タンク20が排出位置に移動されて電池缶18と当接
されると互いに密着連結され、この連結を維持したまま
チャンバ11が垂直位置に回転されると、電解液排出口
25と開口部24を通して注入タンク20側の電解液を
電池缶18側に移すことができる。また、注入タンク2
0内には、チャンバ11が水平位置に寝たままの状態で
注入され、電池一個分の電解液が注入されても、その電
解液が電解液排出口25から流れ出すことがないよう、
図6に示すように、電解液排出口25は電解液を貯めて
いる位置よりも上方に位置している。一方、電解液注入
口26は、注入タンク20内に電池一個分の電解液が入
れられた状態で、チャンバ11が水平位置から垂直位置
に回転され、これと一体に注入タンク20が水平位置
(図1乃至図4に示す位置)から垂直位置(図5に示す
位置)に回転されても、常に電解液液面よりも上側に位
置する状態に設定されている。
【0015】また、チャンバ11には、パイプ27を介
して真空排気手段3と、加圧手段4が接続されている。
真空排気手段3は真空ポンプ28及びバルブ30からな
り、加圧手段4は加圧ポンプ29及びバルブ31からな
る。すなわち、チャンバ11と真空ポンプ28との間に
はバルブ30が配設され、チャンバ11と加圧ポンプ2
9との間にはバルブ31が配設されている。真空ポンプ
28は、蓋12で開口部13を閉じると共にバルブ31
を閉じ、かつバルブ30を開けた状態で運転されるとチ
ャンバ11内を真空状態にすることができる。加圧ポン
プ29は、同じく蓋12で開口部13を閉じると共にバ
ルブ30を閉じ、かつバルブ31を開けた状態で運転さ
れるとチャンバ11内を真空状態にすることができる。
して真空排気手段3と、加圧手段4が接続されている。
真空排気手段3は真空ポンプ28及びバルブ30からな
り、加圧手段4は加圧ポンプ29及びバルブ31からな
る。すなわち、チャンバ11と真空ポンプ28との間に
はバルブ30が配設され、チャンバ11と加圧ポンプ2
9との間にはバルブ31が配設されている。真空ポンプ
28は、蓋12で開口部13を閉じると共にバルブ31
を閉じ、かつバルブ30を開けた状態で運転されるとチ
ャンバ11内を真空状態にすることができる。加圧ポン
プ29は、同じく蓋12で開口部13を閉じると共にバ
ルブ30を閉じ、かつバルブ31を開けた状態で運転さ
れるとチャンバ11内を真空状態にすることができる。
【0016】さらに、チャンバ11の外側で、開口部1
3と対応した位置には、チャンバ11内の注入タンク2
0に電解液を供給するための電解液供給手段5が設置さ
れている。この電解液供給手段5はノズル32及びシリ
ンダ33を有している。ノズル32はシリンダ33上に
取り付け保持され、パイプ34を介して電解液貯蔵用タ
ンク35に通じている。そして、ノズル32は、注入タ
ンク20が供給位置に配置され、かつ開口部13の蓋1
2が開けられた状態でシリンダ33の駆動により前進さ
れると、ノズル先端側が開口部13及び電解注入口26
を通って注入タンク20内に差し込まれた注入位置(図
2に示す状態の位置)に移動される。通常は、チャンバ
11内から引き出された非注入位置(図1,図3及び図
4に示す状態の位置)に配置されている。タンク35
は、注入タンク20に所定回数分((電池数回分)供給
する電解液を貯えて置くものである。パイプ34の途中
には、タンク35内の電解液をノズル32に毎回一定量
供給することができる計量機能を持ったシリンダ型精密
ポンプ36が配設されている。
3と対応した位置には、チャンバ11内の注入タンク2
0に電解液を供給するための電解液供給手段5が設置さ
れている。この電解液供給手段5はノズル32及びシリ
ンダ33を有している。ノズル32はシリンダ33上に
取り付け保持され、パイプ34を介して電解液貯蔵用タ
ンク35に通じている。そして、ノズル32は、注入タ
ンク20が供給位置に配置され、かつ開口部13の蓋1
2が開けられた状態でシリンダ33の駆動により前進さ
れると、ノズル先端側が開口部13及び電解注入口26
を通って注入タンク20内に差し込まれた注入位置(図
2に示す状態の位置)に移動される。通常は、チャンバ
11内から引き出された非注入位置(図1,図3及び図
4に示す状態の位置)に配置されている。タンク35
は、注入タンク20に所定回数分((電池数回分)供給
する電解液を貯えて置くものである。パイプ34の途中
には、タンク35内の電解液をノズル32に毎回一定量
供給することができる計量機能を持ったシリンダ型精密
ポンプ36が配設されている。
【0017】次に、このように構成された電解液注入装
置の動作を説明する。まず、セルホルダ19には電解液
を注入する目的の電池缶18がセットされる。この場
合、チャンバ11は、図1に示すように水平位置に配置
され、注入タンク20も供給位置に配置されている。そ
して、シリンダ14の往復動作によりチャンバ密閉用の
蓋12を開き、シリンダ33の往復動作によりノズル3
2を開口部13及び電解液注入口26を通って注入位置
まで前進させ、先端を注入タンク20内に挿入する(図
2参照)。次いで、ポンプ36が動作されて、タンク3
5内の電解液をノズル32を通して注入タンク20内に
電池一個分の量だけ注入する。
置の動作を説明する。まず、セルホルダ19には電解液
を注入する目的の電池缶18がセットされる。この場
合、チャンバ11は、図1に示すように水平位置に配置
され、注入タンク20も供給位置に配置されている。そ
して、シリンダ14の往復動作によりチャンバ密閉用の
蓋12を開き、シリンダ33の往復動作によりノズル3
2を開口部13及び電解液注入口26を通って注入位置
まで前進させ、先端を注入タンク20内に挿入する(図
2参照)。次いで、ポンプ36が動作されて、タンク3
5内の電解液をノズル32を通して注入タンク20内に
電池一個分の量だけ注入する。
【0018】電解液注入後、シリンダ33の往復動作に
よりノズル32は非注入位置まで後退し、チャンバ密閉
用の蓋12もシリンダ14の往復動作により開口部13
を閉じる。また、注入タンク20はシリンダ22の往復
動作によりガイド21上を排出位置まで移動し、セルホ
ンダ19上に固定された電池缶18の開口部24に電解
液排出口25を密着連結する(図3参照)。ここで、電
解液を注入された注入タンク20と電池缶18(その内
部の電極)、及び電解液の液面と電池缶18の開口部2
4との位置(高さ)関係を図6に示す。ここで重要な点
は、電池缶18の開口部24を電解液が塞いでいないと
いうことである。
よりノズル32は非注入位置まで後退し、チャンバ密閉
用の蓋12もシリンダ14の往復動作により開口部13
を閉じる。また、注入タンク20はシリンダ22の往復
動作によりガイド21上を排出位置まで移動し、セルホ
ンダ19上に固定された電池缶18の開口部24に電解
液排出口25を密着連結する(図3参照)。ここで、電
解液を注入された注入タンク20と電池缶18(その内
部の電極)、及び電解液の液面と電池缶18の開口部2
4との位置(高さ)関係を図6に示す。ここで重要な点
は、電池缶18の開口部24を電解液が塞いでいないと
いうことである。
【0019】次に、密閉状態のチャンバ11において、
バルブ31を閉じ、バルブ30を開いた状態において真
空ポンプ28を運転し、チャンバ11内に真空状態を作
る。この状態を図4に示す。この真空ポンプ28の運転
時、注入タンク20の内部も真空状態になるが、この
際、注入タンク20と密着結合された電池缶18の内部
(電極の間)にも真空が直接作用することになり、電極
間にも真空状態(脱気)が得られる。
バルブ31を閉じ、バルブ30を開いた状態において真
空ポンプ28を運転し、チャンバ11内に真空状態を作
る。この状態を図4に示す。この真空ポンプ28の運転
時、注入タンク20の内部も真空状態になるが、この
際、注入タンク20と密着結合された電池缶18の内部
(電極の間)にも真空が直接作用することになり、電極
間にも真空状態(脱気)が得られる。
【0020】次に、モータ16が運転され、ベルト17
を介してシャフト15を回転させ、このシャフト15と
共にチャンバ11を水平位置から垂直位置に回転させ
る。図5は図4の状態から垂直位置に回転された後の状
態を示しており、この状態では注入タンク20の下側に
電池缶18が配置され、注入タンク20内の電解液が電
解液排出口25と開口部24を通して電池缶18内に流
れ込む。また、このチャンバ11の位置切り替えと同時
に、バルブ30を閉じ、バルブ31を開いて加圧ポンプ
29を運転し、チャンバ11内に加圧状態を作る。する
と、先の真空状態で電極(電池缶18)の内部まで真空
状態が行き届いているため、この加圧で電解液の注入・
含浸が効率よく行われる。
を介してシャフト15を回転させ、このシャフト15と
共にチャンバ11を水平位置から垂直位置に回転させ
る。図5は図4の状態から垂直位置に回転された後の状
態を示しており、この状態では注入タンク20の下側に
電池缶18が配置され、注入タンク20内の電解液が電
解液排出口25と開口部24を通して電池缶18内に流
れ込む。また、このチャンバ11の位置切り替えと同時
に、バルブ30を閉じ、バルブ31を開いて加圧ポンプ
29を運転し、チャンバ11内に加圧状態を作る。する
と、先の真空状態で電極(電池缶18)の内部まで真空
状態が行き届いているため、この加圧で電解液の注入・
含浸が効率よく行われる。
【0021】こうして、注入タンク20内の全ての電解
液が電池缶18内に注入されたら、加圧ポンプ29の運
転を停止するとともに減圧し、電解液の注入が終わった
電池缶18を取り出すと、1サイクルが終了する。続い
て、電解液の注入が済んでいない別の電池缶18をセッ
トし、同じ操作を繰り返すことにより、次々と電解液を
注入した電池缶18が得られる。
液が電池缶18内に注入されたら、加圧ポンプ29の運
転を停止するとともに減圧し、電解液の注入が終わった
電池缶18を取り出すと、1サイクルが終了する。続い
て、電解液の注入が済んでいない別の電池缶18をセッ
トし、同じ操作を繰り返すことにより、次々と電解液を
注入した電池缶18が得られる。
【0022】したがって、以上の形態例の電解液注入装
置1の構造では、電解液を介さずに電池缶18(電池容
器)と注入タンク20内の脱気を真空ポンプ28により
行い、その後、注入タンク20内の電解液を電解液排出
口25を通して電池缶18内に注入すると共に、その注
入を行う時に加圧ポンプ29でチャンバ11内を加圧し
て注入を行うことから、次のような作用効果が達成され
る。第1に、電池缶1内の脱気時には、電解液の抵抗を
受けず、真空排気手段3の真空排気動作(バキューム動
作)により電池缶1内が電極間の隙間を含めて効率よく
真空状態となり、高真空状態を高速で作れる。第2に、
電池缶1内への注入時には、電解液の注入時間の短縮と
液浸透時間の短縮を可能にし、同時に、電池に対する性
能信頼性の向上が図れる。第3に、真空排気手段3及び
加圧手段4をそれぞれ1回づつ作動させるだけであるこ
とから、システムの稼動効率及び簡略化が図れる。第4
に、電極板間への含浸の効果が高められるので、充電ま
での放置時間を短縮でき、電池生産ラインのワークイン
プロセスを大幅に削減することができる。
置1の構造では、電解液を介さずに電池缶18(電池容
器)と注入タンク20内の脱気を真空ポンプ28により
行い、その後、注入タンク20内の電解液を電解液排出
口25を通して電池缶18内に注入すると共に、その注
入を行う時に加圧ポンプ29でチャンバ11内を加圧し
て注入を行うことから、次のような作用効果が達成され
る。第1に、電池缶1内の脱気時には、電解液の抵抗を
受けず、真空排気手段3の真空排気動作(バキューム動
作)により電池缶1内が電極間の隙間を含めて効率よく
真空状態となり、高真空状態を高速で作れる。第2に、
電池缶1内への注入時には、電解液の注入時間の短縮と
液浸透時間の短縮を可能にし、同時に、電池に対する性
能信頼性の向上が図れる。第3に、真空排気手段3及び
加圧手段4をそれぞれ1回づつ作動させるだけであるこ
とから、システムの稼動効率及び簡略化が図れる。第4
に、電極板間への含浸の効果が高められるので、充電ま
での放置時間を短縮でき、電池生産ラインのワークイン
プロセスを大幅に削減することができる。
【0023】また、装置1自体としては、注入タンク2
0と、チャンバ11と、姿勢切替手段2と、真空排気手
段3及び加圧手段4と、電解液供給手段5とからなる
が、これらは何れも簡易であり、汎用品を変形し利用可
能なことから、製作費を抑えて実現できる。この形態に
おいて、姿勢切替手段2は、電池缶18と注入タンク2
0とを、チャンバ11の全体を回転させて切り替えるこ
とから、切替操作や制御等が簡単になるという利点があ
る。真空排気手段3及び加圧手段4は、チャンバ11内
及び注入タンク20の電解液注入口26を通じて、電池
容器18及び注入タンク20内の気体を吸引除去した
り、注入タンク20内を加圧することから、それぞれの
稼動切替が容易となり、制御も簡易化されるという利点
がある。チャンバ11が蓋12で開閉される開口部13
を有し、外部に配置された電解液供給手段5から、開口
部13及び電解液注入口26を通じて注入タンク20内
に必要量の電解液を供給可能にしていることから、注入
タンク20内への電解液の自動供給を容易に実現できる
という利点がある。なお、これらの装置要素は、この形
態を基本として細部的に変形したり、改良可能なもので
ある。また、上記形態例では、電池としてリチウムイオ
ン電池の場合について説明したが、本発明は電池容器内
に電解液を入れた構造の電池一般に適用することができ
るものである。
0と、チャンバ11と、姿勢切替手段2と、真空排気手
段3及び加圧手段4と、電解液供給手段5とからなる
が、これらは何れも簡易であり、汎用品を変形し利用可
能なことから、製作費を抑えて実現できる。この形態に
おいて、姿勢切替手段2は、電池缶18と注入タンク2
0とを、チャンバ11の全体を回転させて切り替えるこ
とから、切替操作や制御等が簡単になるという利点があ
る。真空排気手段3及び加圧手段4は、チャンバ11内
及び注入タンク20の電解液注入口26を通じて、電池
容器18及び注入タンク20内の気体を吸引除去した
り、注入タンク20内を加圧することから、それぞれの
稼動切替が容易となり、制御も簡易化されるという利点
がある。チャンバ11が蓋12で開閉される開口部13
を有し、外部に配置された電解液供給手段5から、開口
部13及び電解液注入口26を通じて注入タンク20内
に必要量の電解液を供給可能にしていることから、注入
タンク20内への電解液の自動供給を容易に実現できる
という利点がある。なお、これらの装置要素は、この形
態を基本として細部的に変形したり、改良可能なもので
ある。また、上記形態例では、電池としてリチウムイオ
ン電池の場合について説明したが、本発明は電池容器内
に電解液を入れた構造の電池一般に適用することができ
るものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の電解液注入
方法では、電解液を介さずに電池容器内と注入タンク内
の脱気を行い、その後、注入タンク内の電解液を電解液
排出口を通して電池容器内に注入すると共に、その注入
を行う時に電解液を加圧して注入を行うことから、電池
容器内の全体を効率よく高真空状態に形成して、電解液
の注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が図られる。ま
た、本発明の電解液注入装置では、注入タンク,チャン
バ,真空排気手段,姿勢切替手段,加圧手段という比較
的簡易な構成にて前記した注入方法を実現可能にし、こ
れを用いた製品の性能信頼性(特に、電解液の注入・極
板間への含浸の効果が高められることに起因する性能)
の向上が図れる。
方法では、電解液を介さずに電池容器内と注入タンク内
の脱気を行い、その後、注入タンク内の電解液を電解液
排出口を通して電池容器内に注入すると共に、その注入
を行う時に電解液を加圧して注入を行うことから、電池
容器内の全体を効率よく高真空状態に形成して、電解液
の注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が図られる。ま
た、本発明の電解液注入装置では、注入タンク,チャン
バ,真空排気手段,姿勢切替手段,加圧手段という比較
的簡易な構成にて前記した注入方法を実現可能にし、こ
れを用いた製品の性能信頼性(特に、電解液の注入・極
板間への含浸の効果が高められることに起因する性能)
の向上が図れる。
【図1】本発明を適用した電解液注入装置の概略構成配
置図である。
置図である。
【図2】上記装置を異なる態様で示す概略構成配置図で
ある。
ある。
【図3】上記装置を連結工程の態様で示す概略構成配置
図である。
図である。
【図4】上記装置を真空排気工程の態様で示す概略構成
配置図である。
配置図である。
【図5】上記装置を姿勢切替工程及び加圧工程の態様で
示す概略図である。
示す概略図である。
【図6】上記装置の電解液の液面と電池缶の開口部との
関係を示す図である。
関係を示す図である。
1は電解液注入装置、2は姿勢切替手段、3は真空排気
手段、4は加圧手段、5は電解液供給手段、11はチャ
ンバ、12は蓋、13は開口部、15はシャフト、16
はモータ、18は電池缶(電池容器)、20は注入タン
ク、23は電極、24は開口部、25は電解液排出口、
26は電解液注入口、28は真空ポンプ、29は加圧ポ
ンプ。
手段、4は加圧手段、5は電解液供給手段、11はチャ
ンバ、12は蓋、13は開口部、15はシャフト、16
はモータ、18は電池缶(電池容器)、20は注入タン
ク、23は電極、24は開口部、25は電解液排出口、
26は電解液注入口、28は真空ポンプ、29は加圧ポ
ンプ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日(1999.7.1
2)
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】以上の構造によれば、必要な電解液の液量
を入れた注入タンクと電池容器とを連通させる場合、注
入タンク内の電解液が電池容器内に流れ込まない状態に
する。そして、電池容器内と注入タンク内の脱気を電解
液を介さず直に行い、その後、電池容器が下側になるよ
う電池容器と注入タンクを略水平位置から略垂直位置ま
で起こし、注入タンク内の電解液を加圧を伴って電解液
排出口から電池容器内に注入するものである。換言する
と、この注入形態では、電池容器と注入タンクを略水平
位置にしてそれぞれの内部を脱気した後、略垂直位置に
起こし、注入タンク内の電解液を加圧しつつ電解液排出
口を通して電池容器内に注入するものであり、加圧注入
時には電池容器が先の脱気で電極間の隙間まで所定の真
空状態となっているため、電解液の注入・含浸が理想的
な状態となって効率よく行われる。
を入れた注入タンクと電池容器とを連通させる場合、注
入タンク内の電解液が電池容器内に流れ込まない状態に
する。そして、電池容器内と注入タンク内の脱気を電解
液を介さず直に行い、その後、電池容器が下側になるよ
う電池容器と注入タンクを略水平位置から略垂直位置ま
で起こし、注入タンク内の電解液を加圧を伴って電解液
排出口から電池容器内に注入するものである。換言する
と、この注入形態では、電池容器と注入タンクを略水平
位置にしてそれぞれの内部を脱気した後、略垂直位置に
起こし、注入タンク内の電解液を加圧しつつ電解液排出
口を通して電池容器内に注入するものであり、加圧注入
時には電池容器が先の脱気で電極間の隙間まで所定の真
空状態となっているため、電解液の注入・含浸が理想的
な状態となって効率よく行われる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】以上の構造によれば、電池容器及び注入タ
ンクを略水平な状態に寝かせて、チャンバ内の気体を吸
引除去すると、電解液を介さずに電池容器内と注入タン
ク内の脱気を行うことが可能になる。その後、略垂直な
状態に起こし、注入タンク内の電解液を電解液排出口を
通して電池容器内に注入すると共に、その注入を行う時
に電解液を加圧して注入する。注入形態としては、電池
容器は先の脱気で電極間の隙間まで真空状態が行き届い
ているため、加圧によって電解液の注入・含浸がスムー
スに行われ、注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が大幅
に図れる。
ンクを略水平な状態に寝かせて、チャンバ内の気体を吸
引除去すると、電解液を介さずに電池容器内と注入タン
ク内の脱気を行うことが可能になる。その後、略垂直な
状態に起こし、注入タンク内の電解液を電解液排出口を
通して電池容器内に注入すると共に、その注入を行う時
に電解液を加圧して注入する。注入形態としては、電池
容器は先の脱気で電極間の隙間まで真空状態が行き届い
ているため、加圧によって電解液の注入・含浸がスムー
スに行われ、注入時間の短縮と液浸透時間の短縮が大幅
に図れる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】したがって、以上の形態例の電解液注入装
置1の構造では、電解液を介さずに電池缶18(電池容
器)と注入タンク20内の脱気を真空ポンプ28により
行い、その後、注入タンク20内の電解液を電解液排出
口25を通して電池缶18内に注入すると共に、その注
入を行う時に加圧ポンプ29でチャンバ11内を加圧し
て注入を行うことから、次のような作用効果が達成され
る。第1に、電池缶18内の脱気時には、電解液の抵抗
を受けず、真空排気手段3の真空排気動作(バキューム
動作)により電池缶18内が電極間の隙間を含めて効率
よく真空状態となり、高真空状態を高速で作れる。第2
に、電池缶18内への注入時には、電解液の注入時間の
短縮と液浸透時間の短縮を可能にし、同時に、電池に対
する性能信頼性の向上が図れる。第3に、真空排気手段
3及び加圧手段4をそれぞれ1回づつ作動させるだけで
あることから、システムの稼動効率及び簡略化が図れ
る。第4に、電極板間への含浸の効果が高められるの
で、充電までの放置時間を短縮でき、電池生産ラインの
ワークインプロセスを大幅に削減することができる。
置1の構造では、電解液を介さずに電池缶18(電池容
器)と注入タンク20内の脱気を真空ポンプ28により
行い、その後、注入タンク20内の電解液を電解液排出
口25を通して電池缶18内に注入すると共に、その注
入を行う時に加圧ポンプ29でチャンバ11内を加圧し
て注入を行うことから、次のような作用効果が達成され
る。第1に、電池缶18内の脱気時には、電解液の抵抗
を受けず、真空排気手段3の真空排気動作(バキューム
動作)により電池缶18内が電極間の隙間を含めて効率
よく真空状態となり、高真空状態を高速で作れる。第2
に、電池缶18内への注入時には、電解液の注入時間の
短縮と液浸透時間の短縮を可能にし、同時に、電池に対
する性能信頼性の向上が図れる。第3に、真空排気手段
3及び加圧手段4をそれぞれ1回づつ作動させるだけで
あることから、システムの稼動効率及び簡略化が図れ
る。第4に、電極板間への含浸の効果が高められるの
で、充電までの放置時間を短縮でき、電池生産ラインの
ワークインプロセスを大幅に削減することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】開口部を一端側に持つ電池容器内に、前記
開口部より電解液を注入する電池製造における電解液注
入方法において、 電解液注入口を上側に持ち内部に電解液を余裕を持って
貯えると共に、電解液排出口を有する注入タンクを用
い、前記電池容器と前記注入タンクとを、前記電解液排
出口及び前記開口部を介し連通可能に接続する連結工程
と、 前記電解液注入口を通して前記電池容器内と前記注入タ
ンク内の気体を吸引除去する真空排気工程と、 前記電池容器を前記注入タンクの下側に位置し、かつ前
記注入タンク内の電解液を前記電池容器内に流れ込むよ
うに、前記電池容器及び前記注入タンクを略水平位置か
ら略垂直位置に回転し切り替える姿勢切替工程と、 前記電解液注入口を通して前記注入タンク内を加圧し、
前記電解液に圧力を加えて前記注入タンク側から前記電
池容器内に電解液を注入させる加圧工程、 とを経るようにしたことを特徴とする電池製造における
電解液注入方法。 - 【請求項2】開口部を一端側に持つ電池容器内に、前記
開口部より電解液を注入する電池製造における電解液注
入装置において、 上側に電解液注入口を持ち、該電解液注入口を介し必要
な電解液の液量を内部に貯えた状態で、該液量よりも上
方に位置するよう設けられた電解液排出口を有すると共
に、前記電池容器の開口部に対し連通可能に接続される
注入タンクと、 前記電池容器及び前記注入タンクを収納配置している密
閉可能なチャンバと、 前記電池容器の開口部と前記注入タンクの電解液排出口
とを連通した状態から、前記電池容器及び前記注入タン
ク内の気体を吸引除去する真空排気手段と、 前記注入タンク内の電解液を前記電池容器内に流れ込む
よう前記電池容器及び前記注入タンクを略水平位置から
略垂直位置に切り替える姿勢切替手段と、 前記略垂直位置に切り替えられた前記注入タンク内を加
圧する加圧手段とを備えたことを特徴とする電池製造に
おける電解液注入装置。 - 【請求項3】前記姿勢切替手段は、前記チャンバ全体を
回転させて姿勢を切り替えるモータ等の駆動機構を有し
ている請求項2に記載の電池製造における電解液注入装
置。 - 【請求項4】 前記真空排気手段及び前記加圧手段は、
前記チャンバ内及び前記注入タンクの電解液注入口を通
じて、前記電池容器及び前記注入タンク内の気体を吸引
除去したり、注入タンク内を加圧する請求項2又は3に
記載の電池製造における電解液注入装置。 - 【請求項5】前記チャンバは、蓋で開閉される開口部を
有し、外部に配置された電解液供給手段から、前記開口
部及び前記電解液注入口を通じて注入タンク内に必要量
の電解液を供給可能になっている請求項2から4の何れ
かに記載の電池製造における電解液注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146303A JP2000340215A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11146303A JP2000340215A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000340215A true JP2000340215A (ja) | 2000-12-08 |
Family
ID=15404638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11146303A Pending JP2000340215A (ja) | 1999-05-26 | 1999-05-26 | 電池製造における電解液注入方法及び電解液注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000340215A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006080106A (ja) * | 2004-09-07 | 2006-03-23 | Meidensha Corp | 電気二重層キャパシタの電解液注入方法とその装置 |
| JP2010212227A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-09-24 | Panasonic Corp | 電池またはコンデンサの製造方法 |
| WO2011126068A1 (ja) * | 2010-04-07 | 2011-10-13 | 日産自動車株式会社 | 電解液注入装置及び電解液注入方法 |
| JP2012533166A (ja) * | 2010-09-30 | 2012-12-20 | エルジー・ケム・リミテッド | 二次電池の電解液含浸増進装置及び方法 |
| KR101516469B1 (ko) | 2012-09-07 | 2015-05-04 | 주식회사 엘지화학 | 전해액 주액방법, 및 전해액 함침도가 높은 이차전지 |
| CN107403937A (zh) * | 2017-08-18 | 2017-11-28 | 上海电气集团股份有限公司 | 电解液吸入装置及包含其的电解液储罐 |
-
1999
- 1999-05-26 JP JP11146303A patent/JP2000340215A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN102834951B (zh) * | 2010-04-07 | 2015-07-08 | 日产自动车株式会社 | 电解液注入装置和电解液注入方法 |
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