JP2000340426A - リニアリティコイル - Google Patents

リニアリティコイル

Info

Publication number
JP2000340426A
JP2000340426A JP11150564A JP15056499A JP2000340426A JP 2000340426 A JP2000340426 A JP 2000340426A JP 11150564 A JP11150564 A JP 11150564A JP 15056499 A JP15056499 A JP 15056499A JP 2000340426 A JP2000340426 A JP 2000340426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
core
winding
resin base
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11150564A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Takebuchi
雅治 竹渕
Takashi Tajima
孝 田島
Takeshi Ikeda
毅 池田
Mitsuyoshi Ishida
光良 石田
Kozo Oketa
浩三 桶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP11150564A priority Critical patent/JP2000340426A/ja
Publication of JP2000340426A publication Critical patent/JP2000340426A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Regulation Of General Use Transformers (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁歪振動に対して信頼性の高いリニアリティ
コイル構造を提供する。 【構成】 リニアリティコイル10は、リード端子6、
7を配設した樹脂基台8と、鼓型フェライトコア4の巻
芯2に巻線1を巻回したコイルと、前記コイルの鍔3b
に固定したマグネット5と、樹脂基台8の上にクッショ
ン材(緩衝材)9を備え、特に前記コイルの巻回部から
導出されて前記リード端子6、7との導電接続部分6
a、7aに至る巻線1の渡り線部1aの全体を軟質性チ
ューブ12で被覆して渡り線部1aを樹脂基台8との近
接部分S1や鍔3bとの近接部分S2で磁歪振動に対す
る共振による損傷、断線を防止した構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーテレビやコ
ンピュータ用モニター等の各種CRTディスプレイの水
平偏向回路に使用されるリニアリティコイルに関し、特
にその磁歪振動に係る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】リニアリティコイルはカラーテレビやコ
ンピュータ用モニター等の各種CRTディスプレイの水
平偏向回路における水平走査線の補正に使用されるコイ
ルであり、例えばフェライトコアに付設したマグネット
(フェライト磁石等の永久磁石)の磁界をコア巻芯部分
に影響させて直流バイアス電流に対するコイルのインダ
クタンスが図9のような磁気歪み特性となるように予め
設計されているコイルである。
【0003】上記リニアリティコイルの構造を説明する
と、例えば図10の一部断面で表した正面図に示される
典型的なリニアリティコイル90では、巻芯2の両側に
鍔3a、3bを有する鼓型フェライトコア4に巻線1を
巻回したコイルの一方の鍔3bにマグネット5を接着剤
等で固定するとともにそのコア軸Zを垂直にして、リー
ド端子6、7を植設した樹脂基台8の上にスポンジ等の
クッション材(緩衝材)9を介して接着剤で取り付けた
背高の所謂縦置きタイプのコイル構造となっている。
【0004】また、上記コイルのコア軸Zを水平にして
樹脂基台8の上に直接固定したマグネット5の上にコア
両端の鍔3aと鍔3bを橋絡するように接着剤で取り付
けた構造の所謂横置きタイプのリニアリティコイルもあ
る(図示略)。
【0005】上記のようにマグネット5を鼓型フェライ
トコア4に付設した基本構造を備えるリニアリティコイ
ル90では、主としてコイルのコア軸Z方向に強い磁歪
振動が不可避的に発生するため、プリント基板に実装さ
れた状態で通電されると、前記リニアリティコイル90
の磁歪振動が基板に伝達されて基板が振動することによ
って不快な共振音(うなり音)が発生してしまう。特に
コンピュータ用モニターでは、カラーテレビと違って元
々静かな使用状況にあるために上記共振音は小さくても
耳障りとなる。
【0006】この点、縦置きタイプのリニアリティコイ
ル90における樹脂基台8の取り付け面とマグネット5
との間に介装されたクッション材9はリニアリティコイ
ル90のコイル部分の磁歪振動を樹脂基台8に伝達しな
いようにする防振効果を与えるものである。また、コイ
ルのコア軸Zを水平にして樹脂基台8に取り付けた前記
横置きタイプのリニアリティコイルでは、磁歪振動が樹
脂基台8を通してプリント基板に伝達される度合いが比
較的小さく且つCRTへの磁界の影響を低減できるので
縦置きタイプよりも優れているが、横置きにするとコイ
ルの巻回部の巻線が緩み易いという難点がある。
【0007】なお、上記リニアリティコイル90に使用
されている鼓型フェライトコア4は例えばニッケル亜鉛
系フェライト等の酸化物磁性体コアであって、マグネッ
ト5はフェライト磁石等の永久磁石である。また、前記
樹脂基台8は例えばエポキシ系合成樹脂材を射出成形し
てなり、巻線1は直径が0.3〜0.8mm程度の絶縁
被覆導線(絶縁被覆材料としてポリウレタン、ポリアミ
ドイミド)である。また、クッション材9は厚さ0.2
〜1.0mm程度の所謂スポンジ状の合成樹脂製の緩衝
材である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のリニアリティコイル90のクッション材9による防
振対策では、コイル部分と下側の鍔3bに固定されたマ
グネット5がクッション材9のみを介して樹脂基台8に
載置されているため、コイル部分がマグネット5の上に
重ねられて全体が高背になっていることと相俟って不安
定であり、磁歪振動によってコイル部分が上下及び前後
左右に振動するに伴って巻線1の巻回部から導出されて
樹脂基台8のリード端子6、7との導電接続部分6a、
7aに至る渡り線部1aが共振してしまい、渡り線部1
aのフェライトコア4の鍔3bの周辺部との近接部分S
2や巻線1の巻回部からの始端部S3さらには樹脂基台
8との近接部分S1において反復的な曲げ応力(衝撃)
を受け続けて損傷し、延いては断線し易いという問題点
があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、リニアリティコイルの磁歪振動による巻線の渡
り線部分1aの損傷、断線を防止し信頼性を向上する構
造のリニアリティコイルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)リード端子を配設した樹脂基台と、鼓型フェライ
トコアの巻芯に巻線を巻回したコイルと、前記コアの鍔
に固定したマグネットとを備えるリニアリティコイルに
おいて、前記コイルの巻回部から導出されて前記リード
端子との導電接続部分に至る巻線の渡り線部の全体を軟
質性チューブで被覆したことを特徴とするリニアリティ
コイルを提供することにより上記目的を達成する。
【0011】(2)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグ
ネットを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端
子を配設した樹脂基台の周囲を側壁で囲繞された取り付
け面の上にクッション材を介して取り付けた構造のリニ
アリティコイルにおいて、前記樹脂基台の取り付け面の
周囲の側壁とコアの鍔またはマグネットとの間に軟質性
接着剤が装填されていることを特徴とするリニアリティ
コイルを提供することにより上記目的を達成する。
【0012】(3)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグ
ネットを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端
子を配設した樹脂基台の上にクッション材を介して取り
付けた構造のリニアリティコイルにおいて、前記コイル
の巻回部から導出されて前記リード端子の導電接続部分
に至る巻線の渡り線部の全体を含みつつ少なくとも前記
樹脂基台の外周面から前記コイルの巻回部に至る外周を
熱収縮性を有する樹脂チューブで密着覆設していること
を特徴とするリニアリティコイルを提供することにより
上記目的を達成する。
【0013】(4)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグ
ネットを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端
子を配設した樹脂基台の上にクッション材を介して取り
付けた構造のリニアリティコイルにおいて、前記コイル
から導出されて前記リード端子の導電接続部分に至る巻
線の渡り線部と、前記マグネット、クッション材及び樹
脂基台の外周部分とを軟質性接着剤で固定したことを特
徴とするリニアリティコイルを提供することにより上記
目的を達成する。
【0014】(5)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグ
ネットを固定するとともにコア軸を水平にしてリード端
子を配設した樹脂基台の上に取り付けた構造のリニアリ
ティコイルにおいて、前記コイルの巻回部から導出され
て前記リード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部
と前記樹脂基台との近接部分を軟質性接着剤で固定した
ことを特徴とするリニアリティコイルを提供することに
より上記目的を達成する。
【0015】(6)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグ
ネットを固定するとともにコア軸を水平にしてリード端
子を配設した樹脂基台の上にクッション材を挟んで取り
付け、さらに前記コイルの巻回部から導出されて前記リ
ード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と、前記
樹脂基台との近接部分及び前記クッション材との間を軟
質性接着剤で固定したことを特徴とするリニアリティコ
イルを提供することにより上記目的を達成する。
【0016】(7)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルをリード端子を配設した樹脂基台の上に
固定したマグネットの上にコア両端の鍔と鍔を橋絡する
ようにコア軸を水平にして接着固定した構造のリニアリ
ティコイルにおいて、前記コイルの巻回部から導出され
て前記リード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部
と、前記マグネットとの近接部分及び前記渡り線部と樹
脂基台との近接部分を軟質性接着剤で固定したことを特
徴とするリニアリティコイルを提供することにより上記
目的を達成する。
【0017】(8)鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を
巻回したコイルをリード端子を配設した樹脂基台の上に
クッション材を挟んで固定したマグネットの上にコア両
端の鍔と鍔を橋絡するようにコア軸を水平にして接着固
定し、さらに前記コイルの巻回部から導出されて前記リ
ード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と前記マ
グネットとの近接部分と樹脂基台との近接部分と前記ク
ッション材との間を軟質性接着剤で固定したことを特徴
とするリニアリティコイルを提供することにより上記目
的を達成する。
【0018】なお、上記軟質性チューブと上記軟質性接
着剤における「軟質性」は、例えばショア硬度(Shore
hardness)にして硬度ショアA90以下の柔らかさを有
するものである。
【0019】上記「ショア硬度(Shore hardness)」と
は「反発硬さ」とも云い、先端にほぼ球面状のダイヤモ
ンドを取り付けたハンマーを一定の高さから試料面に垂
直に当たるように落下させ、ハンマーが再び跳ね上がる
高さを測定して求められる硬さであり、例えば10イン
チより落下させた時のハンマーの跳ね上がりが6.5イ
ンチの高さを100としてその比例値で表示される。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係るリニアリティコイル
として請求項1〜8に対応する8つの実施の形態を図面
に基いて説明する。
【0021】図1〜図8はそれぞれ本発明の請求項1〜
8に係るリニアリティコイルの正面図である。なお、説
明の都合上、一部断面で示し、前記従来例のリニアリテ
ィコイル90と同等箇所、同部材は同符号にて示す。
【0022】図1において、本発明に係るリニアリティ
コイル10では、リード端子6、7を配設した樹脂基台
8と、鼓型フェライトコア4の巻芯2に巻線1を巻回し
たコイルと、前記コア4の鍔3bに固定したマグネット
5と、加えて樹脂基台8の上にクッション材(緩衝材)
9を備える点は従来のリニアリティコイル90と同等で
あるが、特に前記コイルの巻回部から導出されて前記リ
ード端子6、7との導電接続部分6a、7aに至る巻線
1の渡り線部1aの全体を軟質性チューブ12で被覆し
た点に特徴を有する。
【0023】上記軟質性チューブ12は巻線1の渡り線
部分1a全体を保護してコイルの磁歪振動に伴う共振を
抑え、特に渡り線部分1aと鼓型フェライトコア4の鍔
3bとの近接部分S2や樹脂基台8の周面との近接部分
S1を振動から保護して線材の損傷、断線を防止する作
用を有するものであり、その材質はショア硬度(Shore
hardness)にして硬度ショアA90以下の柔らかさを有
する合成樹脂チューブであり、例えばポリオレフィン系
樹脂を使用する。
【0024】なお、上記リニアリティコイル10はクッ
ション材9を備える縦置きタイプの場合であるが、本発
明の要部である渡り線部1aの全体を前記軟質性チュー
ブ12で被覆することはクッション材9を備えないリニ
アリティコイルや横置きタイプのリニアリティコイルで
も同様に有効であり本発明の射程内にある。
【0025】次に、図2において、本発明に係るリニア
リティコイル20では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルの前記コア4の一方の鍔3b
にマグネット5を固定するとともにコア軸Zを垂直にし
てリード端子6、7を配設した樹脂基台8の周囲を側壁
8aで囲繞された取り付け面8bの上にクッション材9
を介して取り付けた構造のリニアリティコイルにおい
て、特に前記樹脂基台8の取り付け面8bの周囲の側壁
8aとマグネット5との間に軟質性接着剤21が装填さ
れていることを特徴とする。
【0026】上記軟質性接着剤21は例えばシリコーン
系樹脂接着剤であり、ショア硬度(Shore hardness)に
して硬度ショアA90以下の柔らかさを有するものであ
る。
【0027】上記軟質性接着剤21の装填によってクッ
ション材9の上に固定されたコイル部分はマグネット5
の側面が樹脂基台8の取り付け面8bの周囲を囲繞する
側壁8aでソフトに保持されるので、巻線1の渡り線部
分1aの共振が抑えられる。この際、側壁8aの取り付
け面8bからの高さをより高くすれば側面の支持力が高
まるであろう。なお、マグネット5がコア4の上側の鍔
3aのみに配設された場合はクッション材9の上にコア
4の鍔3bが接着固定され、軟質性接着剤21は前記樹
脂基台8の取り付け面8bの周囲の側壁8aと鍔3bと
の間に装填されることになる。
【0028】次に、図3において、本発明に係るリニア
リティコイル30では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルの前記コア4の一方の鍔3b
にマグネット5を固定するとともにコア軸Zを垂直にし
てリード端子6、7を配設した樹脂基台8の上にクッシ
ョン材9を介して取り付けた構造であって、特に前記コ
イルから導出されて前記リード端子6、7の導電接続部
分6a、7aに至る巻線1の渡り線部1aの全体を含み
つつ少なくとも前記樹脂基台8の外周面から前記コイル
の巻回部に至る外周を熱収縮性を有する樹脂チューブ3
1で密着覆設している構造に特徴を有する。
【0029】上記樹脂チューブ31の材質は例えばポリ
オレフィン系樹脂やポリ塩化ビニル系樹脂であり、加熱
すると収縮してコイル部分を側面からソフトに支持補強
する作用効果を有する。したがって、コイル部分の磁歪
振動が抑えられるのでプリント基板の共振音はより一層
低減され、且つ巻線1の渡り線部1aの振動も低減され
る。なお、チューブのかけ方については、巻線1の渡り
線部1aの全体が覆われていれば図3のようにコア上側
の鍔3aまで覆う必要はない。
【0030】次に、図4において、本発明に係るリニア
リティコイル40では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルの前記コア4の一方の鍔3b
にマグネット5を固定するとともにコア軸Zを垂直にし
てリード端子6、7を配設した樹脂基台8の上にクッシ
ョン材9を介して取り付けた構造であって、特に前記コ
イルから導出されて前記リード端子6、7の導電接続部
分6a、7aに至る巻線の渡り線部1aと、前記マグネ
ット5、クッション材9及び樹脂基台8の外周部分S4
とを軟質性接着剤21で固定した構造を特徴とする。な
お、図4では巻線の渡り線部1aにおける巻回部からの
始端部S3と前記鍔3bとの近接部分S2も軟質性接着
剤21で固定されている。
【0031】上記構造によって、プリント基板に固定さ
れる樹脂基台8と磁歪振動の発生源であるコイルとの間
にあって最も磁歪振動の影響を受けて物理的に弱いクッ
ション材9の周辺がS4での軟質性接着剤21で補強さ
れ、且つ最も巻線の渡り線部1aの共振による損傷・断
線の恐れが大きいS4にあたる箇所が固定されるのであ
る。また、S2、S3での巻線の渡り線部1aの軟質性
接着剤21による固定処理は磁歪振動による共振を抑え
て該箇所での損傷を防止するのに資する。
【0032】次に、図5において、本発明に係るリニア
リティコイル50では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルの前記コア4の鍔3a、3b
(一方のみでもよい)にマグネット5を接着剤等で固定
するとともにコア軸Zを水平にしてリード端子6、7を
配設した樹脂基台8の上に取り付けた構造の横置きタイ
プのリニアリティコイルであって、特に前記コイルの巻
回部から導出されて前記リード端子6、7の導電接続部
分6a、7aに至る巻線の渡り線部1aと、前記樹脂基
台8との近接部分S1を軟質性接着剤21で固定した構
造を特徴とする。なお、図5では巻線の渡り線部1aに
おける巻回部からの始端部S3も軟質性接着剤21で固
定されている。
【0033】上記構造によって、渡り線部1aは最もコ
イルの磁歪振動の影響を受け易い樹脂基台8との近接部
分S1で共振することなくソフトに固定されて損傷、断
線が防止される。加えて図5のリニアリティコイル50
では巻線の渡り線部1aの巻回部からの始端部S3も固
定されて共振を抑制している。
【0034】次に、図6において、本発明に係るリニア
リティコイル60では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルの前記コア4の鍔3a、3b
(一方のみでもよい)にマグネット5を固定するととも
にコア軸Zを水平にしてリード端子6、7を配設した樹
脂基台8の上にクッション材9を挟んで取り付け、さら
に前記コイルの巻回部から導出されて前記リード端子
6、7の導電接続部分6a、7aに至る巻線の渡り線部
1aと、前記樹脂基台8との近接部分S1及び前記クッ
ション材9との間を軟質性接着剤21で固定した構造を
特徴とする。なお、図6では巻線の渡り線部1aにおけ
る巻回部からの始端部S3も軟質性接着剤21で固定さ
れている。
【0035】上記クッション材9を介装した構造によっ
て、磁歪振動の樹脂基台8への影響が一層完璧に遮断さ
れるのみならず、渡り線部1aはプリント基板に固定さ
れる樹脂基台8と磁歪振動の発生源であるコイルとの間
にあって最も磁歪振動の影響を受けて物理的に弱いクッ
ション材9の周辺がS1での軟質性接着剤21で補強さ
れ、且つ最も巻線の渡り線部1aの共振による損傷・断
線の恐れが大きいS1にあたる箇所が固定されるのであ
る。加えて図6のリニアリティコイル60では巻線の渡
り線部1aの巻回部からの始端部S3も固定されて共振
を抑制している。その結果、巻線の渡り線部1aはコイ
ルの磁歪振動に共振することなく始端部S3や近接部分
S1でソフトに固定されて損傷、断線が防止され、巻線
の緩みも防止される。
【0036】次に、図7において、本発明に係るリニア
リティコイル70では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルをリード端子6、7を配設し
た樹脂基台8の上に固定したマグネット5の上にコア両
端の鍔3aと鍔3bを橋絡するようにコア軸Zを水平に
して接着固定した構造のリニアリティコイルであって、
特に前記コイルの巻回部から導出されて前記リード端子
6、7の導電接続部分6a、7aに至る巻線の渡り線部
1aと、前記マグネット5との近接部分S5及び前記渡
り線部1aと樹脂基台8との近接部分S1を軟質性接着
剤21で固定した構造を特徴とする。加えて図7では巻
線の渡り線部1aにおける巻回部からの始端部S3も軟
質性接着剤21で固定されている。
【0037】上記構造によって、巻線1の渡り線部1a
はコイルの磁歪振動によって最も弱い樹脂基台8との近
接部分S1やマグネット5との近接部分S5が共振する
ことなくソフトに固定されて損傷、断線が防止され、巻
線の緩みも防止される。加えて始端部S3も固定されて
いるので共振がより一層防止されることになる。
【0038】次に、図8において、本発明に係るリニア
リティコイル80では、鼓型フェライトコア4の巻芯2
に巻線1を巻回したコイルをリード端子6、7を配設し
た樹脂基台8の上にクッション材9を挟んで固定したマ
グネット5の上にコア両端の鍔3aと鍔3bを橋絡する
ようにコア軸Zを水平にして接着固定し、さらに前記コ
イルの巻回部から導出されて前記リード端子6、7の導
電接続部分6a、7aに至る巻線の渡り線部1aと前記
マグネット5との近接部分S5と樹脂基台8との近接部
分S1と前記クッション材9との間を軟質性接着剤21
で固定した構造を特徴とする。加えて図8では巻線の渡
り線部1aにおける巻回部からの始端部S3も軟質性接
着剤21で固定されている。
【0039】上記クッション材9を介装した構造によっ
て、磁歪振動の樹脂基台8への影響が一層完璧に遮断さ
れるのみならず、巻線1の渡り線部1aはコイルの磁歪
振動によって最も弱い樹脂基台8との近接部分S1やマ
グネット5との近接部分S5が共振することなくソフト
に固定されて損傷、断線が防止され、巻線の緩みも防止
される。加えて始端部S3も固定されているので共振が
より一層防止されることになる。
【0040】なお、上述の本発明に係るリニアリティコ
イル10、20、30、40、50、60、70、80
におけるマグネット5の鼓型フェライトコア4に対する
配置は上記実施の形態に限定されない。例えば、縦置き
タイプのリニアリティコイル10、20、30、40で
はマグネット5を上側の鍔3aのみに配設してもよいし
鍔3a、3b双方に配設してもよい。また、横置きタイ
プのリニアリティコイル50、60、70、80でもマ
グネット5を横置きした鼓型フェライトコア4の上側、
下側、側面側等に1個または複数個配設してもよい。
【0041】さらに、本発明に係るリニアリティコイル
における鼓型フェライトコア4の形状は円形、多角形等
であり特に制限はない。また、1回路(1本の巻線)の
みならず2回路、3回路等の多回路を構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るリニアリティコイルは、上
記のように構成されているため、コイルの巻回部から導
出されてリード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線
部が樹脂基台やマグネットやコアの鍔に当たる接触箇所
でソフトに固定されているためコイルの磁歪振動に共振
せず損傷、断線が防止され、信頼性が向上するという優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図2】本発明の請求項2に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図3】本発明の請求項3に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図4】本発明の請求項4に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図5】本発明の請求項5に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図6】本発明の請求項6に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図7】本発明の請求項7に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図8】本発明の請求項8に係るリニアリティコイルの
正面図である。
【図9】リニアリティコイルの磁気歪み特性の例を表す
グラフである。
【図10】従来のリニアリティコイルの正面図である。
【符号の説明】
1 巻線 2 巻芯 3a、3b 鍔 4 鼓型フェライトコア 5 マグネット 6、7 リード端子 6a、7a 導電接続部分 8 樹脂基台 9 クッション材 10、20、30、40、50、60、70、80、9
0 リニアリティコイル 12 軟質性チューブ 21 軟質性接着剤 31 樹脂チューブ Z コア軸 S1 樹脂基台との近接部分 S2 鍔との近接部分 S3 巻線の渡り線部における巻回部からの始端部 S4 クッション材の外周部分 S5 マグネットとの近接部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 毅 東京都台東区上野6丁目16番20号太陽誘電 株式会社内 (72)発明者 石田 光良 東京都台東区上野6丁目16番20号太陽誘電 株式会社内 (72)発明者 桶田 浩三 東京都台東区上野6丁目16番20号太陽誘電 株式会社内 Fターム(参考) 5C042 HH16 5E043 AA01 AB01 EA01 EA02 EB03 5E058 BB17 5E070 AB01 BA03 BB01 BB05 CA03 EA08 EA10 EB01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リード端子を配設した樹脂基台と、鼓型
    フェライトコアの巻芯に巻線を巻回したコイルと、前記
    コアの鍔に固定したマグネットとを備えるリニアリティ
    コイルにおいて、前記コイルの巻回部から導出されて前
    記リード端子との導電接続部分に至る巻線の渡り線部の
    全体を軟質性チューブで被覆したことを特徴とするリニ
    アリティコイル。
  2. 【請求項2】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグネッ
    トを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端子を
    配設した樹脂基台の周囲を側壁で囲繞された取り付け面
    の上にクッション材を介して取り付けた構造のリニアリ
    ティコイルにおいて、前記樹脂基台の取り付け面の周囲
    の側壁とコアの鍔またはマグネットとの間に軟質性接着
    剤が装填されていることを特徴とするリニアリティコイ
    ル。
  3. 【請求項3】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグネッ
    トを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端子を
    配設した樹脂基台の上にクッション材を介して取り付け
    た構造のリニアリティコイルにおいて、前記コイルの巻
    回部から導出されて前記リード端子の導電接続部分に至
    る巻線の渡り線部の全体を含みつつ少なくとも前記樹脂
    基台の外周面から前記コイルの巻回部に至る外周を熱収
    縮性を有する樹脂チューブで密着覆設していることを特
    徴とするリニアリティコイル。
  4. 【請求項4】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグネッ
    トを固定するとともにコア軸を垂直にしてリード端子を
    配設した樹脂基台の上にクッション材を介して取り付け
    た構造のリニアリティコイルにおいて、前記コイルから
    導出されて前記リード端子の導電接続部分に至る巻線の
    渡り線部と、前記マグネット、クッション材及び樹脂基
    台の外周部分とを軟質性接着剤で固定したことを特徴と
    するリニアリティコイル。
  5. 【請求項5】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグネッ
    トを固定するとともにコア軸を水平にしてリード端子を
    配設した樹脂基台の上に取り付けた構造のリニアリティ
    コイルにおいて、前記コイルの巻回部から導出されて前
    記リード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と前
    記樹脂基台との近接部分を軟質性接着剤で固定したこと
    を特徴とするリニアリティコイル。
  6. 【請求項6】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルの前記コアの少なくとも一方の鍔にマグネッ
    トを固定するとともにコア軸を水平にしてリード端子を
    配設した樹脂基台の上にクッション材を挟んで取り付
    け、さらに前記コイルの巻回部から導出されて前記リー
    ド端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と、前記樹
    脂基台との近接部分及び前記クッション材との間を軟質
    性接着剤で固定したことを特徴とするリニアリティコイ
    ル。
  7. 【請求項7】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルをリード端子を配設した樹脂基台の上に固定
    したマグネットの上にコア両端の鍔と鍔を橋絡するよう
    にコア軸を水平にして接着固定した構造のリニアリティ
    コイルにおいて、前記コイルの巻回部から導出されて前
    記リード端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と、
    前記マグネットとの近接部分及び前記渡り線部と樹脂基
    台との近接部分を軟質性接着剤で固定したことを特徴と
    するリニアリティコイル。
  8. 【請求項8】 鼓型フェライトコアの巻芯に巻線を巻回
    したコイルをリード端子を配設した樹脂基台の上にクッ
    ション材を挟んで固定したマグネットの上にコア両端の
    鍔と鍔を橋絡するようにコア軸を水平にして接着固定
    し、さらに前記コイルの巻回部から導出されて前記リー
    ド端子の導電接続部分に至る巻線の渡り線部と前記マグ
    ネットとの近接部分と樹脂基台との近接部分と前記クッ
    ション材との間を軟質性接着剤で固定したことを特徴と
    するリニアリティコイル。
JP11150564A 1999-05-28 1999-05-28 リニアリティコイル Pending JP2000340426A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150564A JP2000340426A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 リニアリティコイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11150564A JP2000340426A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 リニアリティコイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000340426A true JP2000340426A (ja) 2000-12-08

Family

ID=15499648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11150564A Pending JP2000340426A (ja) 1999-05-28 1999-05-28 リニアリティコイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000340426A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516653A (ja) * 2003-06-11 2007-06-21 ウォルドロン, ジョアン フィリップス 改良されたハンドセット型送受話器
JP2009032836A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Swcc Showa Device Technology Co Ltd 多連コイルの製造方法
US7978867B2 (en) 2003-06-11 2011-07-12 Able Planet, Incorporated Audio signal system
US8462975B2 (en) 2007-02-09 2013-06-11 Able Planet, Incorporated Method and apparatus for modifying an audio signal
JP2015216181A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 長野日本無線株式会社 巻線部品および巻線部品の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516653A (ja) * 2003-06-11 2007-06-21 ウォルドロン, ジョアン フィリップス 改良されたハンドセット型送受話器
JP2011087337A (ja) * 2003-06-11 2011-04-28 Able Planet Inc 改良されたハンドセット型送受話器
US7978867B2 (en) 2003-06-11 2011-07-12 Able Planet, Incorporated Audio signal system
US8462975B2 (en) 2007-02-09 2013-06-11 Able Planet, Incorporated Method and apparatus for modifying an audio signal
JP2009032836A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Swcc Showa Device Technology Co Ltd 多連コイルの製造方法
JP2015216181A (ja) * 2014-05-09 2015-12-03 長野日本無線株式会社 巻線部品および巻線部品の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20240022845A1 (en) Speaker device
US9185494B2 (en) Inner magnet type microspeaker
US7321664B2 (en) Receiver having an improved bobbin
JP4328245B2 (ja) スピーカ装置及びその製造方法
US7760901B2 (en) Speaker device and manufacturing method thereof
US20110062801A1 (en) Linear vibrator
JP5026600B2 (ja) スピーカ装置
JP2000340426A (ja) リニアリティコイル
KR20010098828A (ko) 다기능 바이브레이션 액추에이터
JP2001044042A (ja) リニアリティコイル
JPH11186049A (ja) 可変リニアリティコイル
US20050152576A1 (en) Dome type diaphragm and loudspeaker apparatus
JP3318889B2 (ja) 可変リニアリティコイル
JP2004336224A (ja) 小型スピーカのボイスコイルリード線の引出し処理方法および小型スピーカ
US20040161124A1 (en) Speaker device
US6437675B1 (en) Linear coil acoustic noise inhibiting
KR102240554B1 (ko) 비원형 진동자
US20020181731A1 (en) Speaker damper
JPH11329867A (ja) インダクタンス素子及びその製造方法並びに偏向ヨーク装置
JP2001212509A (ja) 振動アクチュエータ
US20250008271A1 (en) Speaker that vibrates diaphragm
JPWO2010073836A1 (ja) スピーカユニットおよびその製造方法ならびに携帯情報端末
CN109561376B (zh) 一种电声转换装置
KR100398899B1 (ko) 음극선관 장치
KR100284333B1 (ko) 편향요크의코일세퍼레이터

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629