JP2000340567A - 基板平坦化方法、電気光学装置の製造方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板平坦化方法、電気光学装置の製造方法及び半導体装置の製造方法

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JP2000340567A
JP2000340567A JP11152266A JP15226699A JP2000340567A JP 2000340567 A JP2000340567 A JP 2000340567A JP 11152266 A JP11152266 A JP 11152266A JP 15226699 A JP15226699 A JP 15226699A JP 2000340567 A JP2000340567 A JP 2000340567A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板平坦化方法において、基板面内において
均一な研磨レートを得ることにより、研磨工程の時間短
縮及びスラリー(砥液)の使用量削減を可能にする。 【解決手段】 液晶装置の絶縁膜13の研磨工程に先立
って、研磨レートの低い画素領域やシール領域に対応す
る絶縁膜表面に凹部502を刻設する。これにより、凹
部502にスラリーが入り込み、見かけ上の研磨レート
をあげることができ、研磨工程において基板面内で均一
な研磨レートを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば反射型液晶
パネル用基板やTFTアレイ基板等の電気光学装置用基
板或いは半導体基板を平坦化処理する際の基板平坦化方
法、かかる技術を適用した電気光学装置の製造方法及び
半導体装置の製造方法並びにウェハ平坦化方法の技術分
野に関し、特に、研磨面の所定位置に予め凹部を刻設し
て研磨を行う基板平坦化方法、かかる技術を適用した電
気光学装置の製造方法及び半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気光学装置や半導体装置の配線パター
ン等の微細化や多層配線化に伴い、電気光学装置用基板
や半導体基板を平坦化処理する技術が重要になってきて
いる。
【0003】例えば電気光学装置の一つであり、液晶プ
ロジェクタのライトバルブとして用いられる反射型液晶
パネルおける反射型液晶パネル基板では、画素電極の形
成に先立ち画素電極等の直下に形成される絶縁膜をCM
P(Chemical MechanicalPolishing:化学的機械研
磨)法で平坦化処理している。87ここで、図15は反射
型液晶パネル基板31の平面レイアウト、図14は図1
5を縦方向に切断した場合の概略断面図である。
【0004】図15に示すように、反射型液晶パネル基
板31は、多数の画素電極14(図14参照)がマトリ
クス状に配置された矩形の画素領域(表示領域)20
と、画素領域20の左右辺の外側に位置し、ゲート線
(走査電極、行電極)を走査するゲート線駆動回路(Y
ドライバ)22R、22Lと、画素電極14の上辺に位
置し、データ線(信号電極、列電極)についてのプリチ
ャージ/テスト回路23と、画素電極14の下辺の外側
に位置し、データ線に画素データに応じた画素信号を供
給する画素信号サンプリング回路24、及び画素信号サ
ンプリング回路24の外側にはシール36が位置決めさ
れる枠形状のシール領域27と、下側端に沿って配列さ
れており、異方性導電膜(ACF)38を介してフレキ
シブルテープ配線39に固着接続される複数の端子パッ
ド26と、この端子パッド26の列とシール領域27と
の間に位置し、データ線に対し画素データに応じた画素
信号を供給するデータ線駆動回路(Xドライバ)21
と、そのデータ線駆動回路21の両脇に位置し、ガラス
基板35の対向電極33に給電するための中継端子パッ
ド(いわゆる銀点)29R、29Lとから構成されてい
る。
【0005】なお、シール領域27の内側に位置する周
辺回路(ゲート線駆動回路22R、22L、プリチャー
ジ/テスト回路23、及び画素信号サンプリング回路2
4)にも、光が入射するのを防止するため、最上層の画
素電極14と同層の遮光膜25(図14参照)が設けら
れている。
【0006】図14に示すように、反射型液晶パネル3
0は、ガラス又はセラミック等からなる支持基板32上
に接着剤で固着された反射型液晶パネル用基板31と、
この反射型液晶パネル用基板31上をシール材36で枠
形状に囲み、間隔をおいて対向配置した透明材料(IT
O)からなる対向電極(共通電極)33を持つ光入射側
のガラス基板35と、反射型液晶パネル用基板31とガ
ラス基板35との間のシール材36で封止された隙間内
において充填された周知のTN(Twisted Nematic)型
液晶又は電圧無印加状態で液晶分子が略垂直配向するS
H(Super Homeotropic)型液晶37とを有している。
【0007】図16は反射型液晶パネル用基板31の画
素領域20の一部を拡大して示す平面図で、図17は図
16中のA−A′に沿って切断した状態を示す切断図で
ある。1は単結晶シリコンのP--型半導体基板(N--型半
導体基板でも良い)で、20mm角の大形サイズである。
2はこの半導体基板1のうち素子(MOSFETなど)
形成領域の表面(主面)側に形成されたP型ウェル領
域、3は半導体基板1の素子非形成領域における素子分
離用に形成されたフィールド酸化膜(いわゆるLOCO
S)である。P型ウェル領域2は、例えば画素数768ラ
1024というような画素がマトリクス状に配置された
画素領域20の共通ウェル領域として形成されており、
周辺回路(ゲート線駆動回路22R、22L、プリチャ
ージ/テスト回路23、画像信号サンプリング回路2
4、及びデータ駆動回路21)を構成する素子を作り込
む部分のP型ウェル領域2′(図18参照)とは分離さ
れている。
【0008】フィールド酸化膜3には1画素毎の区画領
域に2つの開口部が形成されている。一方の開口部の内
側中央にゲート絶縁膜34を介して形成されたポリシリ
コン又はメタルシリサイド等からなるゲート電極4a
と、このゲート電極4aの両側のP型ウェル領域2の表
面に形成されたN+型ソース領域5a、N+型ドレイン領域
5bとは画素選択用のNチャネル型MOSFET(絶縁
ゲート型電界効果トランジスタ)を構成している。行方
向に隣接する複数の画素の各ゲート電極4aは走査線方
向(画素行方向)に延在して走査線4を構成している。
【0009】また、他方の開口部の内側のP型ウェル領
域2の表面に形成された行方向共通のP型容量電極領域
8と、このP型容量電極領域8の上に絶縁膜(誘電膜)
9bを介して形成されたポリシリコン又はメタルシリサ
イド等からなる容量電極9aとは画素選択用MOSFE
Tで選択された信号を保持するための保持容量Cを構成
している。
【0010】ゲート電極4a及び容量電極9aの上には
第1の層間絶縁膜6が形成され、この絶縁膜6上にはア
ルミニウムを主体とする第1のメタル層が形成されてい
る。
【0011】第1のメタル層には、列方向に延在するデ
ータ線7(図16参照)、データ線7から櫛歯状に突出
してコンタクトホール6aを介してソース領域5aに導
電接触するソース電極権配線7a、コンタクトホール6
bを介してドレイン領域5bに導電接触すると共にコン
タクトホール6cを介して容量電極9aに導電接触する
中継配線10とが含まれる。
【0012】データ線7、ソース電極配線7a及び中継
配線10を構成する第1のメタル層の上には第2の層間
絶縁膜11が形成され、この第2の層間絶縁膜11上に
はアルミニウムを主体とする第2のメタル層が形成され
ている。この第2のメタル層は画素領域20の一面を覆
う遮光膜12が含まれる。なお、この遮光膜12を構成
する第2のメタル層は、画素領域20の周囲に形成され
る周辺回路(ゲート線駆動回路22R、22L、プリチ
ャージ/テスト回路23,画像信号サンプリング回路2
4、及びデータ駆動回路21)において素子間の接続用
配線12b(図18参照)を構成する。
【0013】遮光膜12の中継配線10に対応する位置
にはプラグ貫通用開口部12aが開けられている。遮光
膜12の上には第3の層間絶縁膜13が形成され、この
第3の層間絶縁膜13の上に略1画素分に対応した矩形
状の反射電極としての画素電極14が形成されている。
遮光膜12の開口部12aに対応してその内側に位置す
るように、第3、第2の層間絶縁膜13、11を貫通す
るコンタクトホール16が設けられている。このコンタ
クトホール16は、CMP法で第3の層間絶縁膜13を
平坦化した後、開口され、その中にタングステン等の高
融点金属が埋め込まれる。次いで、この高融点金属層の
表面側をエッチバック法により除去し、コンタクトホー
ル内にプラグを形成する。さらに、例えば低温スパッタ
法によりアルミニウム層を成膜し、パターニングにより
一辺が15〜20μm程度の矩形状の画素電極14を形
成する。中継配線10と画素電極14とは柱状の接続プ
ラグ(層間導電部)15で電気的に接続されている。そ
して、画素電極14の上にはパッシベーション膜17が
全面的に形成されている。
【0014】なお、接続プラグ15の形成方法として
は、この高融点金属層を埋め込んだ後にCMP(化学的
機械研磨)法で削り込んでコンタクトホール以外に堆積
した金属層を除去する方法もある。
【0015】このような第3の層間絶縁膜13に対する
CMP法による平坦化処理は、その上に成膜される反射
電極としての表面鏡面用の画素電極14を画素毎に成膜
するための必須プロセスである。また、画素電極14の
上に保護膜を介して誘電体ミラー膜を形成する場合でも
必要となる。このCMP法は、スクライブ前のウェハを
化学的なエッチングと機械的な研磨とを併せて進行せし
める成分からなるスラリー(砥液)を用いて研磨する手
法である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画素領
域20やシール領域では、第3の層間絶縁膜13よりも
下層の第2のメタル層がこれらの領域のほぼ全面を覆う
遮光膜12を構成していることから、図18の点線で示
すように研磨前の第3の層間絶縁膜13の表面が比較的
平坦で高原上に高くなっているのに対して、周辺回路領
域(ゲート線駆動回路22R、22L、プリチャージ/
テスト回路23、画像信号サンプリング回路24、及び
データ駆動回路21)や端子パッド26の領域では、第
3の層間絶縁膜13よりも下層の第2のメタル層が素子
相互間の配線12b、26bを構成していることから、
図18の点線で示すように研磨前の第3の層間絶縁膜1
3の表面に凹凸が表れる。このためCMP法によって第
3の層間絶縁膜13の表面を研磨した場合には、スラリ
ーが凹凸の表れた第3の層間絶縁膜13の表面の方に集
まり、従って周辺回路領域や端子パッド領域と比べ画素
領域やシール領域に対応する位置の第3の層間絶縁膜1
3の表面は研磨レートが低くなり、第3の層間絶縁膜1
3の表面に段差が生じてしまう、という課題がある。
【0017】本発明はかかる事情に基づきなされたもの
で、より平坦な研磨面を得ることができる基板平坦化方
法、電気光学装置の製造方法、半導体装置の製造方法及
びウェハ平坦化方法を提供することを課題とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明の基板平坦化方法は、下層のパターンに応じ
た凹凸が表れた基板表面を平坦化する方法であって、
(a)前記基板表面に表れた凹凸に応じて、前記基板表
面に凹部を刻設する工程と、(b)前記凹部を刻設した
後に、前記基板表面を研磨して平坦化する工程とを具備
することを特徴とする。
【0019】本発明のかかる構成によれば、基板表面を
研磨して平坦化する工程に先立ち、基板表面に表れた凹
凸に応じて、例えば凸部の頂部の面積が大きい位置の基
板表面に凹部を刻設しているので、基板表面を研磨する
際に例えばCMP(化学的機械研磨)法を用いた場合に
スラリーが刻設した凹部に入り込み、見かけ上の研磨レ
ートを上げることができる。従って、凸部の頂部の面積
が大きい位置と他の位置との研磨レートを等しくするこ
とが可能となり、この結果基板表面の凹凸にばらつきが
ある場合であっても研磨後の基板表面は凹凸がなく平坦
化する。また、本発明によれば、基板表面に凹部を刻設
してから研磨を行っているので、実質的な研磨量が低減
する。従って、研磨時間を短縮し、またスラリーの使用
量を低減することができる。
【0020】本発明の一の態様として、前記工程(a)
において、前記基板表面に表れた凹凸の密度が均一にな
るように前記基板表面に前記凹部を刻設することを特徴
とする。
【0021】かかる構成によれば、基板表面全体の研磨
レートが等しくなるので、研磨後の基板表面全体は均一
に平坦化する。
【0022】本発明の一の態様として、前記工程(a)
において、前記基板表面を研磨すべき深さに応じた深さ
の前記凹部を前記基板表面に刻設することを特徴とす
る。
【0023】かかる構成によれば、基板表面に刻設した
凹部の深さに応じて研磨深さが決定されるので、最終残
膜厚を制御することができる。
【0024】本発明の一の態様として、前記工程(a)
は、前記基板表面に前記下層のパターンの形成時とは逆
型のレジストを塗布する工程と、前記下層のパターンの
形成時のマスクを用いて前記基板表面のレジストを露光
する工程と、前記露光されたレジストを現像する工程
と、前記現像されたレジストパターンを用いて前記基板
表面をエッチングする工程とを含むことを特徴とする。
【0025】かかる構成によれば、研磨前の基板表面に
は下層のパターンに対応した凹凸が表れるので、この下
層のパターンに対応するように基板表面をエッチングす
ることで、基板表面の凹凸の密度はほぼ均一となる。そ
して、このような基板表面に研磨を施すことにより、基
板表面を均一に平坦化することができる。また、かかる
構成によれば、下層のパターンの形成時のマスクを用い
ることができるので、凹部を刻設するための特別なマス
クは不要となる。
【0026】本発明の電気光学装置の製造方法は、基板
上に、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査
線とデータ線に接続された薄膜トランジスタと、前記薄
膜トランジスタに接続された画素電極とを有する画素領
域と、前記基板上に設けられ、前記画素領域を駆動する
ための駆動回路を有する駆動回路領域と、前記基板上に
設けられ、前記複数の走査線及びデータ線に給電するた
めの端子パッドを有する端子パッド領域とを有する電気
光学装置の製造方法であって、前記基板上に前記薄膜ト
ランジスタ、走査線、データ線、駆動回路及び端子パッ
ドを形成する工程と、前記薄膜トランジスタ、走査線、
データ線、駆動回路及び端子パッドが形成された基板上
に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記画素領域に対応
する前記第1の絶縁膜をほぼ覆うように遮光膜を形成す
る工程と、前記遮光膜を含む前記第1の絶縁膜上に第2
の絶縁膜を形成する工程と、前記画素領域に対応する前
記第2の絶縁膜に凹部を刻設する工程と、前記凹部を刻
設した後に、前記第2の絶縁膜表面を研磨して平坦化す
る工程と、前記平坦化された第2の絶縁膜上に前記画素
電極を形成する工程とを具備することを特徴とする。
【0027】本発明のかかる構成によれば、画素電極の
下層である絶縁膜を研磨して平坦化する工程に先立ち、
絶縁膜表面全体において凹凸の少ない、いわゆる研磨レ
ートの低い領域である画素領域の絶縁膜表面に予め凹部
を刻設するので、凹部にスラリーが入り込んで見かけ上
の研磨レートをあげることができる。これにより、絶縁
膜表面全体の研磨レートを均一化することができ、研磨
時間を短縮することができる。
【0028】本発明の電気光学装置の製造方法は、基板
に、複数の走査線と、複数のデータ線と、前記各走査線
とデータ線に接続されたトランジスタと、前記トランジ
スタに接続された画素電極とを有する電気光学装置の製
造方法において、前記基板上に前記トランジスタとして
の半導体層を形成する工程と、前記半導体層上に絶縁薄
膜を形成する工程と、前記絶縁薄膜上に前記走査線及び
ゲート電極を形成する工程と、前記走査線及びゲート電
極上に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜上
に前記データ線を形成する工程と、前記データ線上に第
2絶縁膜を形成する工程と、前記データ線上に形成され
た第2絶縁膜の表面に表れる凹凸に応じて、該第2絶縁
膜表面に凹部を刻設する工程と、前記凹部を刻設した後
に、前記データ線上に形成された第2絶縁膜表面を研磨
して平坦化する工程と、前記平坦化された第2絶縁膜上
に画素電極を形成する工程とを具備することを特徴とす
る。
【0029】本発明のかかる構成によれば、第2絶縁膜
を研磨して平坦化する工程に先立って、画素電極の下層
となる第2絶縁膜表面の凹凸に対応するように予め第2
絶縁膜表面をエッチングすることにより、第2絶縁膜表
面の凹凸の密度はほぼ均一となる。そして、このような
第2絶縁膜表面に研磨を施すことにより第2絶縁膜表面
全体を均一に平坦化することができる。
【0030】本発明の一の態様として、前記第2絶縁膜
表面に凹部を刻設する工程は、前記第2絶縁膜表面に前
記走査線及び前記データ線の形成時とは逆型のレジスト
を塗布する工程と、少なくとも前記走査線及び前記デー
タ線の形成時のマスクをそれぞれ用いて前記第2絶縁膜
表面のレジストをそれぞれ露光する工程と、前記露光さ
れたレジストを現像する工程と、前記現像されたレジス
トパターンを用いて前記絶縁膜表面をエッチングする工
程とを含むことを特徴とする。
【0031】かかる構成によれば、研磨前の第2絶縁膜
はほぼ下層である走査線及びデータ線に対応した凹凸が
現れるので、この凹凸に対応してエッチングすること
で、絶縁膜表面の凹凸の密度はほぼ均一となる。そし
て、このような基板表面に研磨を施すことにより、基板
表面を均一に平坦化することができる。また、かかる構
成によれば、走査線及びデータ線の形成時のマスクを用
いることができるので、凹部を刻設するための特別なマ
スクは不要となる。
【0032】本発明の半導体装置の製造方法は、基板上
に、少なくともセルアレーが形成されたセルアレー領域
と周辺回路が形成された周辺回路領域とを有する半導体
装置の製造方法において、前記基板上の同一の層に形成
された前記セルアレー領域及び前記周辺回路領域上に絶
縁膜を形成する工程と、前記セルアレー領域に対応する
前記絶縁膜の表面に凹部を刻設する工程と、前記凹部を
刻設した後に、前記絶縁膜表面を研磨して平坦化する工
程とを具備することを特徴とする。
【0033】本発明のかかる構成によれば、絶縁膜を研
磨して平坦化する工程に先立ち、周辺回路領域よりも研
磨レートの低いセルアレー領域に予め凹部を刻設してい
るので、絶縁膜表面を研磨する際に例えばCMP(化学
的機械研磨)法を用いた場合にスラリーが刻設した凹部
に入り込み、見かけ上の研磨レートを上げることができ
る。従って、周辺回路領域とセルアレー領域との研磨レ
ートをほぼ等しくすることが可能となり、研磨後の絶縁
膜表面は凹凸がなく平坦化する。また、本発明によれ
ば、絶縁膜表面に凹部を刻設してから研磨を行っている
ので、実質的な研磨量が低減する。従って、研磨時間を
短縮し、またスラリーの使用量を低減することができ
る。
【0034】本発明の半導体装置の製造方法は、前記半
導体ウェハ表面に表れた凹凸に応じて、前記半導体ウェ
ハ表面に凹部を刻設する工程と、前記凹部を刻設した後
に、前記半導体ウェハ表面を研磨して平坦化する工程
と、しかる後に前記半導体ウェハをダイシングする工程
とを具備することを特徴とする。
【0035】本発明のかかる構成によれば、半導体ウェ
ハ表面を研磨して平坦化する工程に先立ち、半導体ウェ
ハ表面内の研磨レートの低い領域に凹部を刻設している
ので、スラリーが刻設した凹部に入り込み、見かけ上の
研磨レートを上げることができる。従って、半導体ウェ
ハ表面内での研磨レートを均一にすることが可能とな
り、この結果半導体ウェハ表面の凹凸にばらつきがある
場合であっても研磨後の基板表面は凹凸がなく平坦化す
る。また、本発明によれば、基板表面に凹部を刻設して
から研磨を行っているので、実質的な研磨量が低減す
る。従って、研磨時間を短縮し、またスラリーの使用量
を低減することができる。
【0036】本発明の一の態様として、前記半導体ウェ
ハ表面に凹部を刻設する工程では、チップ単位で凹部を
刻設することを特徴とする。
【0037】かかる構成によれば、チップ単位の絶縁膜
表面の研磨レートを均一にすることができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0039】(実施形態1)図1〜図4は本発明の実施
形態1に係る反射型液晶パネルにおける反射型液晶パネ
ル用基板の製造方法を説明するための図である。
【0040】本実施形態における反射型液晶パネル用基
板は、従来の技術の図14〜図18に示した構成と同様
であるので、以下では同一の要素には同一の符号を付し
てそれらの構成の説明は省略し、その製造方法を説明す
る。
【0041】ここで、図1は画素電極形成に先立ち第3
の層間絶縁膜13の表面を平坦化処理する直前の状態を
示している。第3の層間絶縁膜13の表面では、図1に
示されるように、画素領域やシール領域に対応する位置
は平坦であるのに対して周辺回路領域や端子パッド領域
に対応する位置は凹凸が生じている。この状態でそのま
ま第3の層間絶縁膜13の表面をCMP(化学的機械研
磨)法により研磨すると、周辺回路領域や端子パッド領
域と比べ画素領域やシール領域に対応する位置の第3の
層間絶縁膜13の表面は研磨レートが低くなり、第3の
層間絶縁膜13の表面に段差が生じてしまう。そこで、
本実施形態では、第3の層間絶縁膜13の表面の研磨に
先立ち、研磨レートの低い画素領域やシール領域に対応
する位置の第3の層間絶縁膜13の表面に凹部を刻設
し、研磨レートを均一化している。
【0042】これは、まず図2に示すように、レジスト
塗布、露光処理及び現像処理を経て第3の層間絶縁膜1
3の表面の凹部を刻設すべき位置が露出するフォトレジ
スト501を形成する。
【0043】次に図3に示すようにフォトレジスト50
1における露出部を介して第3の層間絶縁膜13の表面
をエッチング処理し、画素領域やシール領域に対応する
位置の第3の層間絶縁膜13の表面に凹部502を刻設
し、その後フォトレジスト501を除去する。
【0044】なお凹部502の刻設後に第3の層間絶縁
膜13の表面に表れる凹凸の密度が均一になるように、
第3の層間絶縁膜13表面に凹部502を刻設するのが
好ましい。これにより、研磨後の第3の層間絶縁膜13
表面全体がうねりもなく均一に平坦化するからである。
また第3の層間絶縁膜13表面を研磨すべき深さに応じ
て、凹部502の深さを制御するのが好ましい。これに
より研磨量を制御できるからである。本実施形態では、
特に凹部502の深さを周辺回路領域や端子パッド領域
における第3の層間絶縁膜13の表面の凹部と同程度の
深さとするのが好ましい。これにより、周辺回路領域や
端子パッド領域に対応する位置の第3の層間絶縁膜13
の表面と画素領域やシール領域に対応する位置の第3の
層間絶縁膜13の表面とを同程度に深さに研磨すること
ができるからである。
【0045】次に図4に示すように第3の層間絶縁膜1
3の表面全体をCMP法により研磨して平坦化する。こ
こで、図4の点線で示す第3の層間絶縁膜13の表面は
かかる研磨により実線で示す位置まで削られる。
【0046】このように本実施形態によれば、第3の層
間絶縁膜13の表面を研磨して平坦化する工程に先立
ち、図3に示したように凹凸の少ない画素領域やシール
領域に対応する位置の第3の層間絶縁膜13の表面に、
他の部分と同程度の凹凸を持つように凹部502を刻設
しているので、第3の層間絶縁膜13の表面を研磨する
際にスラリーが刻設したこの凹部502に入り込み、見
かけ上の研磨レートを上げることができる。従って、第
3の層間絶縁膜13の表面全体の研磨レートを等しくす
ることが可能となり、この結果第3の層間絶縁膜13の
表面の凹凸にばらつきがある場合であっても研磨後の第
3の層間絶縁膜13の表面表面は凹凸がなく平坦化す
る。また、本実施形態によれば、第3の層間絶縁膜13
の表面に凹部502を刻設してから研磨を行っているの
で、実質的な研磨量が低減する。従って、研磨時間を短
縮し、またスラリーの使用量を低減することができる。
【0047】(実施形態2)図5〜図9は本発明の実施
形態2に係る透過型液晶パネルにおける透過型液晶パネ
ル基板の平面図、透過型液晶パネルの縦断面図及び透過
型液晶パネル基板の製造方法を説明するための図であ
る。図6はそれぞれ図5の線B−B’で切断したときの
液晶パネルの縦断面図であり、図7〜図9は図6のTF
Tアレイ基板の工程断面図である。
【0048】本実施形態における透過型液晶パネル59
では、スイッチング素子とし薄膜トランジスタが設けら
れている点が上述の前記反射型液晶パネルと異なる。そ
の他の駆動回路、端子パッド等の構造は従来の技術の図
14〜図18に示した構成と同様であるので、以下では
同一の要素には同一の符号を付して、透過型液晶パネル
の構成及びその製造方法を説明する。
【0049】本実施形態における液晶パネル59は、図
5、図6に示すように、例えばTFTアレイ基板61と
ガラスからなる対向基板35との間に電気光学物質とし
て液晶37が充填されているTFTアレイ基板61上に
は、複数の走査線4及び複数のデータ線7が交差するよ
うに配置され、これら交差部毎にデータ線7及び走査線
4に接続して薄膜トランジスタ62が配置され、更に薄
膜トランジスタ62に接続した画素電極14が配置され
て構成されている。そして、走査線4に沿ってほぼ平行
に直線状に走査線4と同層で形成された容量線4bが配
置されている。
【0050】図6において、TFTアレイ基板61上
に、後に形成される半導体膜51を含む薄膜トランジス
タ62に対応して配置された遮光膜40と、この遮光膜
40上に形成された下地層間絶縁膜41と、下地層間絶
縁膜41上に形成されたポリシリコン等の半導体膜51
が配置されている。半導体膜51上には絶縁薄膜42を
介して走査線4、走査線と同層で形成された容量線4b
とが配置され、走査線4の一部は半導体層51のチャネ
ル領域51aに対向するように配置され、ゲート電極4
aとして機能する。容量線4bは遮光膜40と下地層間
絶縁膜41に形成されたコンタクトホール46を介して
遮光膜と電気的に接続していても良い。走査線4a及び
容量線4b上には、これらを覆うように第1の層間絶縁
膜47が形成され、更に第1の層間絶縁膜47上にはデ
ータ線7が配置されている。データ線7は、絶縁薄膜及
び第1の層間絶縁膜に形成されるコンタクトホール45
を介して半導体膜51のソース領域51dに電気的に接
続している。データ線7上にはこれを覆うように第2の
層間絶縁膜43が配置され、更に第2の層間絶縁膜43
上にはITO(Indium Tin Oxide)からなる透明電極
である画素電極14が配置されている。この画素電極1
4は、絶縁薄膜42、第1の層間絶縁膜47、第2の層
間絶縁膜43に形成されるコンタクトホール48を介し
て半導体膜51のドレイン領域51eと電気的に接続し
ている。そして、画素電極を含む基板全面に配向膜44
が配置されている。また、半導体膜51は、LDD(Li
ghtly Doped Drain)領域1b及び1cを有してお
り、半導体膜51の一部は第1蓄積容量電極51fとし
て機能し、絶縁薄膜42を介して容量線4bと蓄積容量
70を形成している。
【0051】一方、TFTアレイ基板61に対向する対
向基板には、薄膜トランジスタ62に入射する光を遮光
するための遮光膜50が配置され、遮光膜50を覆って
基板全面にITOからなる透明な対向電極33、配向膜
44が順次形成され構成されている。
【0052】次に製造方法について説明する。
【0053】ここで、図7(a)は画素電極形成に先立
ち、第2の層間絶縁膜43の表面を平坦化処理する直前
の状態を示している。尚、走査線4及び容量線4b、デ
ータ線7の形成方法は、それぞれ電極層を形成した後、
電極層上にネガ型のフォトレジストを塗布し、所定の形
状のマスクパターンを使用してフォトレジストを露光、
現像し、フォトレジストにより覆われていない電極層を
エッチングすることにより走査線4及び容量線4b、ま
たはデータ線7を形成している。
【0054】図7(a)に示すように、第2の層間絶縁
膜43の表面では、走査線4、容量線4b、データ線7
などのパターンに対応して凹凸が生じている。この状態
でそのまま第1の層間絶縁膜13の表面をCMP(化学
的機械研磨)法により研磨すると、第1の層間絶縁膜表
面内での凹凸が均一化されておらず、面内での研磨レー
トが不均一となる。そこで、本実施形態では、第2の層
間絶縁膜43の表面の研磨に先立ち、走査線4及び容量
線4b、データ線7の形成時に用いたマスクそれぞれを
利用して第2の層間絶縁膜43表面に凹部を刻設し、面
内での研磨レートを均一化している。
【0055】これは、まず図7(a)に示すように、第
2の層間絶縁膜43上に、走査線4及び容量線4bの形
成時に用いたレジストと逆型であるポジ型のフォトレジ
スト80を塗布する。そして、走査線4及び容量線4b
を形成する時に用いたマスク90を用いて、露光処理及
び現像処理を行う。これにより図7(b)に示すように
走査線及び容量線のパターンとは逆のパターン形状のフ
ォトレジストパターン80aが形成される。
【0056】次に、このフォトレジストパターン80a
をマスクとして、フォトレジストに覆われていない第2
の層間絶縁膜43をエッチングした後、フォトレジスト
パターン80aを除去して、図7(c)に示すように、
走査線4及び容量線4bに対応した位置に凹部が形成さ
れた第2の層間絶縁膜43を得る。
【0057】次に、図8(a)に示すように、第2の層
間絶縁膜43上に、データ線7の形成時に用いたレジス
トと逆型であるポジ型のフォトレジスト81を塗布す
る。そして、データ線7を形成する時に用いたマスク9
1を用いて、露光処理及び現像処理を行う。これにより
図8(b)に示すようにデータ線7のパターンとは逆の
パターン形状のフォトレジストパターン81aが形成さ
れる。
【0058】次に、このフォトレジストパターン81a
をマスクとして、フォトレジストに覆われていない第2
の層間絶縁膜43をエッチングし、フォトレジストパタ
ーン81aを除去して、図8(c)に示すように、デー
タ線に対応した位置に凹部が形成された第2の層間絶縁
膜43を得る。
【0059】次に第2の層間絶縁膜43の表面全体をC
MP法により研磨して平坦化し、図9(a)に示すよう
な平坦化された第2の層間絶縁膜43を形成し、更に後
工程で形成される画素電極と半導体層とを接続するため
のコンタクトホールをフォトエッチングなどにより形成
する。
【0060】次に図9(b)に示すように、ITOから
なる画素電極を形成する。
【0061】このように本実施形態によれば、第2の層
間絶縁膜43の表面を研磨して平坦化する工程に先立
ち、第2の層間絶縁膜表面の凹凸の原因となる走査線
4、容量線4b、データ線7に対応した位置に凹部を刻
設しているので、研磨時における絶縁膜表面の凹凸を面
内で均一化することができる。この結果、研磨時間を短
縮し、またスラリーの使用量を低減することができる。
【0062】更に、本実施形態によれば、走査線及び容
量線、データ線の形成時に用いたレジストは逆型のレジ
ストを用いて、第2の層間絶縁膜43の表面をエッチン
グするので、走査線4a及び容量線4b、データ線7で
用いるマスクを第2絶縁膜表面のエッチングの際にその
まま使用できる。これにより、第2絶縁膜表面のエッチ
ングのためのマスクを別に用意する必要がなくなる。
尚、本実施形態においては、走査線4a及び容量線4
b、データ線7の形成時にネガ型レジストを用い、第2
絶縁膜表面のエッチングの際にポジ型レジストを用いた
が、逆でもよい。また、第2絶縁膜表面のエッチングに
用いるマスクを別に用意すれば、同型のレジストを用い
ることも可能である。37さらに本実施形態においては、
絶縁膜表面のエッチングの際に、走査線4a、容量線4
bのマスクとデータ線7のマスクを2回に分けて別々に
パターニング、エッチングし、凹凸を形成したが、この
他にもレジストを塗布した後に、2枚あるいはそれ以上
のマスクを用いて多重露光を行い、レジストをパターニ
ングし、エッチングを行って良い。これによりレジスト
塗布の回数を削減しつつ奥か的な凹凸を形成することが
できる。
【0063】(実施形態3)図10〜図11は本発明の
実施形態3に係る半導体装置、例えばDRAMの構造を
示す図及びその製造方法を説明するための図である。
【0064】本実施形態における半導体装置100は、
図10に示すように、p型基板である半導体基板101
上に、周辺回路領域とセルアレー領域とを有している。
【0065】セルアレー領域には、MOSトランジスタ
102が形成され、MOSトランジスタ102を覆うよ
うにBPSG(ボロンリンシリケートガラス)酸化膜か
らなる第1の層間絶縁膜103が形成され、この第1の
層間絶縁膜103上には、AlまたはWからなる第1の
金属膜104が配置されている。更に、第1の金属膜1
04上には酸化膜からなる第2の層間絶縁膜105が配
置され、第2の層間絶縁膜105上にはAlまたはCu
からなる第2の金属膜106が配置されている。
【0066】一方、周辺回路領域は、半導体基板101
上に形成されたLOCOS(フィールド酸化膜)上に、
ゲート108が配置され、このゲート108を覆うよう
にセルアレー領域の第1の層間絶縁膜102と同層の絶
縁膜が配置されている。そして、第1の層間絶縁膜10
2上には、セルアレー領域の第1の金属膜と同層の金属
膜104が配置され、第1の層間絶縁膜102に形成さ
れるコンタクトホール109を介して半導体基板101
と電気的に接続している。第1の金属膜104を含む第
1の層間絶縁膜103上には、第2の層間絶縁膜105
が配置され、第2の層間絶縁膜105上には、セルアレ
ー領域の第2の金属膜106と同層の金属膜106が配
置されている。
【0067】ここで、図11(a)は第1の金属膜10
4の形成に先立ち第1の層間絶縁膜103の表面を平坦
化処理する直前の状態を示している。図11(a)に示
される実線120は、第1の層間絶縁膜形成後の膜の形
状を示し、点線121は平坦化処理後の膜の目標とする
形状を示す。セルアレー領域と周辺回路領域とでは、第
1の層間絶縁膜103の下層に形成されるパターンが異
なるため、半導体基板101から見たときの相対的な厚
みが異なる。このため、平坦化処理による所望の厚みに
なるまでに、周辺回路領域ではaの厚み分を研磨すれば
良いのに対し、セルアレー領域ではaの厚みよりも厚い
bの厚み分を研磨する必要がある。このため、基板面内
全面における所望の厚みとなるまでの研磨時間が異なっ
てしまい、研磨時間をセルアレー領域に合わせる必要が
ある。そこで、本実施形態では、第1の層間絶縁膜10
3の表面の研磨に先立ち、予めセルアレー領域の第1の
層間絶縁膜103の表面に凹部を刻設し、基板面内にお
ける研磨時間を均一化している。
【0068】これは、まず図11(b)に示すように、
既知の方法で、セルアレー領域の第1の層間絶縁膜10
3の表面に凹部122を設ける。
【0069】次に図11(c)に示すように第1の層間
絶縁膜103の表面全体をCMP法により研磨して平坦
化する。ここで、図11の点線で示す第1の層間絶縁膜
103の表面はかかる研磨により実線で示す位置まで削
られる。
【0070】このように本実施形態によれば、第1の層
間絶縁膜103の表面を研磨して平坦化する工程に先立
ち、セルアレー領域に対応する第1の層間絶縁膜103
の表面に、凹部122を刻設しているので、第1の層間
絶縁膜103の表面を研磨する際にスラリーが刻設した
この凹部122に入り込み、見かけ上の研磨レートを上
げることができる。従って、第1の層間絶縁膜103の
表面全体の研磨時間を等しくすることが可能とる。従っ
て、研磨時間を従来における周辺回路領域で要する時間
に短縮することがき、またスラリーの使用量を低減する
ことができる。
【0071】(実施形態4)図12〜図13は本発明の
実施形態4に係る半導体ウェハの構造及び本実施形態の
効果を示す図である。
【0072】図12は、本実施形態における半導体ウェ
ハ140の平面図であり、半導体ウェハ140は実施形
態3に記載する半導体装置100が複数集合した形状と
なっており、半導体ウェハ140をダイシングすること
により、個々の半導体装置100に分離することができ
る。
【0073】本実施形態は、ダイシング前の半導体ウェ
ハ140の表面を平坦化するもので、半導体ウェハ表面
に現れた凹凸に応じて凹部を刻設した後、研磨により平
坦化する。ここでは、凹部の密度を基板面内で異なるよ
うに、凹部を刻設した。具体的には、図12に示すよう
に、半導体ウェハの中心部にいくほど凹部の密度を高く
していき、中心から離れるに従って、凹部の密度を段階
的に低くした。
【0074】このような凹部を設けた半導体ウェハは、
研磨工程において、凹部を設けずに研磨工程を行った従
来法(図13(a))と比較して、図13(b)に示す
ように研磨レートを基板面内で均一化することができ
た。尚、図13は、半導体ウェハとして直径200mm
のものを使用し、半導体ウェハの中心部を0として、x
軸、y軸方向それぞれにおける中心部から距離による研
磨レートを測定したものである。
【0075】本実施形態においては、平坦化処理に先立
って、研磨レートの低い領域に予め凹部を設けることに
より、基板全面における研磨レートを均一化することが
できる。
【0076】また、基板面内における凹部のパターン密
度は本実施形態に限られるものではなく、下層のパター
ンに応じて生じる絶縁膜表面の凹凸に応じて、凹部のパ
ターン密度、深さなどを調整すればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その1)である。
【図2】 第1実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その2)である。
【図3】 第1実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その3)である。
【図4】 第1実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その4)である。
【図5】 第2実施形態の液晶装置の画素領域を示す平
面図である。
【図6】 図5の線B−B′で切断した場合の液晶装置
の縦断面図である。
【図7】 第2実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その1)である。
【図8】 第2実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その2)である。
【図9】 第2実施形態の液晶装置の製造プロセスを順
を追って示す工程図(その3)である。
【図10】 第3実施形態の半導体装置を示す縦断面図
である。
【図11】 第3実施形態の半導体装置の製造プロセス
を順を追って示す工程図である。
【図12】 第4実施形態の半導体ウェハを示す平面図
である。
【図13】 従来方法と第4実施形態における研磨レー
トの効果の比較図である。
【図14】 液晶装置の縦断面図である。
【図15】 液晶装置の平面図である。
【図16】 液晶装置の表示領域を示す平面図である。
【図17】 図16の線A−A’で切断した場合の縦断
面図であある。
【図18】 液晶装置の平坦化処理工程を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1…半導体基板 4…走査線97 6、47、103…第1の層間絶縁膜 7…データ線97 11、43、105…第2の層間絶縁膜 13…第3の層間絶縁膜99 14…画素電極 20…画素領域 21…データ線駆動回路 22…ゲート線駆動回路 26…端子パッド 31…反射型液晶パネル用基板 32、35、61…基板 41…下地絶縁膜 42…絶縁薄膜 51…半導体層 59…透過型液晶パネル 61…TFTアレイ基板 62…薄膜トランジスタ 80、81…フォトレジスト 80a、81a…フォトレジストパターン 90、91…マスク 100…半導体装置 101、141…半導体基板 122、502…凹部 140…半導体ウェハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 H01L 29/78 627A H05K 3/46 Fターム(参考) 2H090 HA03 HC01 HD03 LA04 2H092 GA40 GA59 JA25 JB07 JB58 MA01 MA15 NA19 5E346 CC55 DD44 DD46 GG01 HH11 5F033 HH08 HH11 HH19 HH38 JJ38 KK01 KK04 QQ09 QQ37 QQ48 RR15 VV15 VV16 XX01 5F110 AA18 BB02 CC02 HL07 NN40 NN41 NN72 QQ19

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層のパターンに応じた凹凸が表れた基
    板表面を平坦化する方法であって、 (a)前記基板表面に表れた凹凸に応じて、前記基板表
    面に凹部を刻設する工程と、 (b)前記凹部を刻設した後に、前記基板表面を研磨し
    て平坦化する工程とを具備することを特徴とする基板平
    坦化方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(a)において、前記基板表面
    に表れた凹凸の密度が均一になるように前記基板表面に
    前記凹部を刻設することを特徴とする請求項1に記載の
    基板平坦化方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(a)において、前記基板表面
    を研磨すべき深さに応じた深さの前記凹部を前記基板表
    面に刻設することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の基板平坦化方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(a)は、 前記基板表面に前記下層のパターンの形成時とは逆型の
    レジストを塗布する工程と、 前記下層のパターンの形成時のマスクを用いて前記基板
    表面のレジストを露光する工程と、 前記露光されたレジストを現像する工程と、 前記現像されたレジストパターンを用いて前記基板表面
    をエッチングする工程とを含むことを特徴とする請求項
    1から請求項3のうちいずれか1項に記載の基板平坦化
    方法。
  5. 【請求項5】 基板上に、複数の走査線と、複数のデー
    タ線と、前記各走査線とデータ線に接続された薄膜トラ
    ンジスタと、前記薄膜トランジスタに接続された画素電
    極とを有する画素領域と、前記基板上に設けられ、前記
    画素領域を駆動するための駆動回路を有する駆動回路領
    域と、前記基板上に設けられ、前記複数の走査線及びデ
    ータ線に給電するための端子パッドを有する端子パッド
    領域とを有する電気光学装置の製造方法において、 前記基板上に前記薄膜トランジスタ、走査線、データ
    線、駆動回路及び端子パッドを形成する工程と、 前記薄膜トランジスタ、走査線、データ線、駆動回路及
    び端子パッドが形成された基板上に第1の絶縁膜を形成
    する工程と、 前記画素領域に対応する前記第1の絶縁膜をほぼ覆うよ
    うに遮光膜を形成する工程と、 前記遮光膜を含む前記第1の絶縁膜上に第2の絶縁膜を
    形成する工程と、 前記画素領域に対応する前記第2の絶縁膜に凹部を刻設
    する工程と、 前記凹部を刻設した後に、前記第2の絶縁膜表面を研磨
    して平坦化する工程と、 前記平坦化された第2の絶縁膜上に前記画素電極を形成
    する工程とを具備することを特徴とする電気光学装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 基板に、複数の走査線と、複数のデータ
    線と、前記各走査線とデータ線に接続されたトランジス
    タと、前記トランジスタに接続された画素電極とを有す
    る電気光学装置の製造方法において、 前記基板上に前記トランジスタとしての半導体層を形成
    する工程と、 前記半導体層上に絶縁薄膜を形成する工程と、 前記絶縁薄膜上に前記走査線及びゲート電極を形成する
    工程と、 前記走査線及びゲート電極に第1絶縁膜を形成する工程
    と、 前記第1絶縁膜上に前記データ線を形成する工程と、 前記データ線上に第2絶縁膜を形成する工程と、 前記データ線上に形成された第2絶縁膜の表面に表れる
    凹凸に応じて、該第2絶縁膜表面に凹部を刻設する工程
    と、 前記凹部を刻設した後に、前記データ線上に形成された
    第2絶縁膜表面を研磨して平坦化する工程と、 前記平坦化された第2絶縁膜上に画素電極を形成する工
    程とを具備することを特徴とする電気光学装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記第2絶縁膜表面に凹部を刻設する工
    程は、 前記第2絶縁膜表面に前記走査線及び前記データ線の形
    成時とは逆型のレジストを塗布する工程と、 少なくとも前記走査線及び前記データ線の形成時のマス
    クをそれぞれ用いて前記絶縁膜表面のレジストをそれぞ
    れ露光する工程と、 前記露光されたレジストを現像する工程と、 前記現像されたレジストパターンを用いて前記絶縁膜表
    面をエッチングする工程とを含むことを特徴とする請求
    項6に記載の電気光学装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板上に、少なくともセルアレーが形成
    されたセルアレー領域と周辺回路が形成された周辺回路
    領域とを有する半導体装置の製造方法において、 前記基板上の同一の層に形成された前記セルアレー領域
    及び前記周辺回路領域上に絶縁膜を形成する工程と、 前記セルアレー領域に対応する前記絶縁膜の表面に凹部
    を刻設する工程と、 前記凹部を刻設した後に、前記絶縁膜表面を研磨して平
    坦化する工程とを具備することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 半導体装置の製造方法であって、 前記半導体ウェハ表面に表れた凹凸に応じて、前記半導
    体ウェハ表面に凹部を刻設する工程と、 前記凹部を刻設した後に、前記半導体ウェハ表面を研磨
    して平坦化する工程と、しかる後に、前記半導体ウェハ
    をダイシングする工程とを具備することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記半導体ウェハ表面に凹部を刻設す
    る工程では、チップ単位で凹部を刻設することを特徴と
    する請求項9に記載の半導体装置に製造方法。
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