JP2000340669A - アクティブ・クランプ回路 - Google Patents

アクティブ・クランプ回路

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JP2000340669A
JP2000340669A JP11146162A JP14616299A JP2000340669A JP 2000340669 A JP2000340669 A JP 2000340669A JP 11146162 A JP11146162 A JP 11146162A JP 14616299 A JP14616299 A JP 14616299A JP 2000340669 A JP2000340669 A JP 2000340669A
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Japan
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resistor
voltage
diode
series
mos transistor
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JP11146162A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Matsuzaki
重伸 松崎
Noriyuki Kanesu
則之 金須
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電力用半導体素子をサージ電圧等から保護す
るアクティブ・クランプ回路において、任意のクランプ
電圧を得る回路を提供し、チップ面積を大型化せずに済
む。 【解決手段】 ゲート電極に、制御信号が入力し、直列
に接続の負荷素子13に電流を流すようにオンするパワ
ーMOSトランジスタ12と、第1の抵抗15と、該一
端と直列に接続の第2の抵抗14と、第1の抵抗の他端
と、アノード端が直列に接続の逆流防止用ダイオード1
7と、MOSトランジスタ16と、該ソース電極と、カ
ソード端が接続の定電圧ダイオード18とを備え、パワ
ーMOSトランジスタのドレイン電極と、ゲート電極間
に、第1の抵抗15及び第2の抵抗14及び逆流防止用
ダイオードが直列に接続し、MOSトランジスタのドレ
イン電極は、パワーMOSトランジスタ21のドレイン
電極に接続し、定電圧ダイオードのアノード端は、逆流
防止用ダイオードのアノード端に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ・クラ
ンプ回路に関し、特に電力用半導体素子(パワーデバイ
ス)をサージ電圧等から保護するアクティブ・クランプ
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力用半導体素子(パワーデバイ
ス)をサージ電圧等から保護する回路として、アクティ
ブ・クランプ回路が知られている。この種のアクティブ
・クランプ回路として図5に示すようなものがあり、図
6はその主要部分を半導体装置として構成した場合の断
面図である。
【0003】図5に示すように、制御入力端子80にバ
ッファ81が接続され、バッファ81の出力が抵抗R0
を介してNチャネルパワーMOSトランジスタ(以下、
N−MOSFETと記す)82のゲートに入力されてい
る。負荷素子83はN−MOSFET82のドレイン電
極に接続されている。複数の定電圧ダイオード84〜9
0は直列接続され、その最終のダイオード84のカソー
ド端をN−MOSFET82のドレイン電極に接続して
いる。直列接続された複数の定電圧ダイオード84〜9
0の先端のダイオード90のアノード端は、一般のダイ
オード91のアノード端に接続され、一般のダイオード
91のカソード端は抵抗R0 の一端とN−MOSFET
82のゲート電極に接続されている。
【0004】図5に示す回路を同一半導体チップ上に集
積化するには、図6に示すように、N−MOSFET8
2のドリフト領域となるNウェル(NWL)94内にP
ベース領域(PBA)95の領域を作り込み、その中に
ソース領域96とベースコンタクト領域97を作り込ん
でいる。Nウェル(NWL)94は、P基板92の上部
にN埋め込み領域(NBL)93を介して形成されたP
エピタキシャル成長層(Pエピ層)70の内部に選択的
に形成されている。ソース領域96とPベースコンタク
ト領域97をコンタクトプラグ76を介してアルミ配線
77を用いて接続してソース電極とし、このソース電極
を接地する。Nウェル(NWL)94内には、N埋め込
み領域(NBL)に到達するN型シンカー領域98が形
成され、N型シンカー領域98の表面にはシンカーコン
タクト領域99が形成されている。そして、シンカーコ
ンタクト領域99は、コンタクトプラグ74を介してア
ルミ配線75に接続され、このアルミ配線75はドレイ
ン電極となる。このドレイン電極は図5に示すように負
荷素子83に接続される。
【0005】図5に示す定電圧ダイオード84〜90と
一般のダイオード91は酸化膜上に形成したポリシリコ
ンによって形成されている。定電圧ダイオード84〜9
0やダイオード91は、このポリシリコン配線部分のP
型不純物ドープ部分とN型不純物ドープ部分との間の接
合面に形成される。それぞれのポリシリコンの上部には
図6に示すように、P型ポリシリコンに接続したアノー
ド電極78とN型ポリシリコンに接続したカソード電極
79を有している(図6では、そのうちの1個のダイオ
ードのみ図示している)。
【0006】図5において、制御入力端子80に入った
制御信号は、バッファ81と抵抗R 0 を介してN−MO
SFET82のゲートに入力される。まず、N−MOS
FET82のゲート電圧が“0”の場合、N−MOSF
ET82はOFF状態であり、ドレイン−ソース間電圧
Vdsは電源電圧と等しくなる。
【0007】次に、N−MOSFET82のゲート電圧
が“1”になると、N−MOSFET42はON状態と
なり、ドレイン−ソース間電圧Vdsはグラウンド電圧
とほぼ等しくなる。ここで再び、N−MOSFET82
のゲート電圧が“0”になると、N−MOSFET82
はOFF状態となる。
【0008】負荷素子83が誘導性素子(例えば、コイ
ル)の場合、それまで流れていた電流を維持しようとす
る働きがあるため、ターンオフ時には、 V(t)=−L・di/dt …(1) の逆起電圧が発生する。ここで、Lは誘導負荷の自己イ
ンダクタンスを示し、di/dtは電流iの時間tに関
する微分演算子である。そのためドレイン−ソース間電
圧Vdsは電源電圧より、およそL・di/dtだけ高
い電圧になろうとする。ここで、N−MOSFET82
のしきい値電圧をVth、定電圧ダイオード84〜90
の逆方向降伏電圧をそれぞれVz、定電圧ダイオード8
4〜90の段数をn(ここでは、段数n=7となる)、
一般のダイオード91の順方向電圧をVfpとすれば、
ドレイン−ソース間電圧Vdsが Vds<Vth+n・Vz+Vfp …(2) になると、定電圧ダイオード84〜90や一般のダイオ
ード91がON状態になり、N−MOSFET82のゲ
ート電圧をVgsとして、 Vgs=Vds−(n・Vz+Vfp) …(3) が印加され、N−MOSFET82がターンオンする。
その結果、ドレイン−ソース間電圧VdsはおよそVt
h+n・Vz+Vfpの電圧でクランプされ、Vds<
ドレイン−ソース間耐圧BVdssならばN−MOSF
ET82の素子破壊を防止することができる。すなわ
ち、サージ電圧が印加された場合、定電圧ダイオード8
4〜90、一般のダイオード91と電流が流れ、ゲート
へ電圧が印加され、N−MOSFET82がターンオン
することで破壊を防止する。このようなアクティブ・ク
ランプ回路においては、クランプ電圧が、 Vds=Vth+n・Vz+Vfp …(4) で近似できる。すなわち、Vz=6Vとすると、6Vス
テップでクランプ電圧を可変することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のアクティブ・ク
ランプ回路においては、パワーMOSトランジスタ82
の素子破壊を防止するためには、クランプ電圧Vds<
ドレイン−ソース間耐圧BVdssの関係が成り立つこ
とが必要とされる。
【0010】ここで例えば、前述のアクティブ・クラン
プ回路の電源電圧が42Vであり、定電圧ダイオードの
個数n=6とした場合に、そのクランプ電圧が41Vだ
とすると、アクティブ・クランプ回路が常に動作する可
能性があり、N−MOSFET82が常時オン状態とな
り、回路が正常動作しないことになる。従って、定電圧
ダイオードの個数を1段増やし、n=7とすると、クラ
ンプ電圧Vdsは6V増えて、47Vとなる。従って、
ドレイン−ソース間耐圧BVdssは47Vよりも大き
い値でなければならない。
【0011】パワーMOSトランジスタのドレイン−ソ
ース間耐圧BVdssを増加するには、図6に示すウェ
ル領域94の不純物濃度を薄くして、空乏層を伸ばすこ
とが考えられる。しかしながらパワーMOSトランジス
タのウェル領域94の不純物濃度を薄くすると、パワー
MOSトランジスタのオン抵抗が増加してしまうので、
これを避けるためにパワーMOSトランジスタを多数形
成し、これを並列接続することでオン抵抗を下げる必要
が生じてしまい、チップ面積が大きくなってしまう。
【0012】すなわち、従来のアクティブ・クランプ回
路においては、クランプ電圧が飛び飛びの値を取らざる
を得ないために、チップ面積が大きくなってしまってい
た。
【0013】本発明は上記問題点を鑑みて、電力用半導
体素子(パワーデバイス)をサージ電圧等から保護する
アクティブ・クランプ回路において、任意のクランプ電
圧を得られる回路を提供することで、チップ面積を大型
化せずに済むことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明では、ゲート電極に、制御信
号が入力されることによって、直列に接続された負荷素
子に電流を流すようにオンする電力用トランジスタと、
第1の抵抗と、この第1の抵抗の一端と直列に接続され
る第2の抵抗と、第1の抵抗の他端と、アノード端が直
列に接続される逆流防止用ダイオードと、MOSトラン
ジスタと、このMOSトランジスタのソース電極と、カ
ソード端が接続される定電圧ダイオードとを備え、電力
用トランジスタのドレイン電極と、前記ゲート電極との
間に、前記第1の抵抗及び第2の抵抗及び逆流防止用ダ
イオードが直列に接続され、MOSトランジスタのドレ
イン電極は、電力用トランジスタのドレイン電極に接続
され、定電圧ダイオードのアノード端は、逆流防止用ダ
イオードのアノード端に接続されるように構成した。
【0015】また、請求項2に記載の発明では、ゲート
電極に、制御信号が入力されることによって、直列に接
続された負荷素子に電流を流すようにオンする電力用ト
ランジスタと、第1の抵抗と、この第1の抵抗の一端と
直列に接続される第2の抵抗と、第1の抵抗の他端と、
アノード端が直列に接続される逆流防止用ダイオード
と、バイポーラ・トランジスタと、このバイポーラ・ト
ランジスタのエミッタ電極と、カソード端が接続される
定電圧ダイオードとを備え、電力用トランジスタのドレ
イン電極と、ゲート電極との間に、第1の抵抗及び第2
の抵抗及び逆流防止用ダイオードが直列に接続され、バ
イポーラ・トランジスタのコレクタ電極は、電力用トラ
ンジスタのドレイン電極に接続され、定電圧ダイオード
のアノード端は、逆流防止用ダイオードのアノード端に
接続されるように構成した。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、第1
の抵抗及び第2の抵抗の抵抗値を任意に設定すること
で、任意のクランプ電圧を得ることができ、これに起因
するチップ面積の大型化を防ぐことができる、という効
果を有する。
【0017】また請求項2に記載の発明においては、第
1の抵抗及び第2の抵抗の抵抗値を任意に設定すること
で、任意のクランプ電圧を得ることができ、これに起因
するチップ面積の大型化を防ぐことができる、という効
果を有する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるアクティブ・
クランプ回路の実施の形態を添付図面を参照して詳細に
説明する。
【0019】(第1の実施の形態)図1及び図2を用い
て、本発明によるアクティブ・クランプ回路の第1の実
施の形態を説明する。図1は第1の実施の形態のアクテ
ィブ・クランプ回路の回路図を示し、図2は図1に示し
た回路図の主要部分を半導体装置とした場合の断面を示
す図である。
【0020】まず、図1に示す回路図の構成を説明する
と、制御入力端子1にバッファ2が接続され、バッファ
2の出力が抵抗3を介してNチャネルパワーMOSトラ
ンジスタ(以下、N−MOSFETと記す)12のゲー
トに入力されている。負荷素子13はN−MOSFET
12のドレイン電極に接続されている。14は抵抗(第
2の抵抗に相当)で、この抵抗14は抵抗15(第1の
抵抗に相当)と直列に接続され、抵抗15の一端が逆流
防止用ダイオード17のアノード端と直列に接続され
る。抵抗14の一端はN−MOSFET12のドレイン
電極と接続され、逆流防止用ダイオード17のカソード
端はN−MOSFET12のゲート電極と接続される。
抵抗14と抵抗15の接続点は、MOSトランジスタ1
6のゲート電極に接続される。MOSトランジスタ16
のドレイン電極は、N−MOSFET12のドレイン電
極と接続されている。MOSトランジスタ16のソース
電極は、定電圧ダイオード18のカソード端と接続さ
れ、定電圧ダイオード18のアノード端は抵抗15と逆
流防止用ダイオード17のアノード端との接続点に接続
される。なお、負荷素子13のN−MOSFET12の
ドレイン電極と接続されていない端子側には電源電圧V
ddが印加される。
【0021】次に、図2を用いて、図1に示した回路の
主要部分の半導体装置について説明する。まず、図1に
示すN−MOSFET12の部分について説明すると、
Nウェル領域(NWL)22は、P基板20上に埋め込
み領域(NBL)21を介して形成されたPエピタキシ
ャル成長層(Pエピ層)33の内部に選択的に形成され
ている。このNウェル領域22内にPベース領域(PB
A)23の領域を作り込み、その中にソース領域24と
ベースコンタクト領域26を作り込んでいる。ソース領
域24とPベースコンタクト領域26とをコンタクトプ
ラグ36を介してアルミ配線(図示せず)を用いて接続
してソース電極とし、このソース電極を接地する。Nウ
ェル領域22内には、N埋め込み領域21に到達するN
型シンカー領域31が形成され、N型シンカー領域31
の表面にはシンカーコンタクト領域32が形成されてい
る。そして、シンカーコンタクト領域32は、コンタク
トプラグ35を介してアルミ配線(図示せず)に接続さ
れ、このアルミ配線はドレイン電極となる。このドレイ
ン電極は、図1に示すように、負荷素子13に接続され
る。ベース領域23上には絶縁膜34を介してゲート電
極27がポリシリコンによって形成されている。
【0022】次に、MOSトランジスタ16部分につい
て説明すると、Nウェル領域22表面には、ベース領域
(PBA)29が形成され、このベース領域29表面に
N型ソース領域30が拡散によって形成されている。こ
のN型ソース領域30上にはコンタクトプラグ37を介
してアルミ配線(図示せず)が接続される。ベース領域
29上には絶縁膜100を介してゲート電極28がポリ
シリコンによって形成されている。
【0023】次に、定電圧ダイオード18について説明
すると、エピタキシャル層33上に形成された絶縁膜3
4を介して、ドープド・ポリシリコンが形成されてお
り、アノード端となるP型領域43、カソード端となる
N型領域42が形成され、この接合面に定電圧ダイオー
ド18を構成している。P型領域43にはコンタクトプ
ラグ39、N型領域42にはコンタクトプラグ38が接
続されている。
【0024】逆流防止用ダイオード17について説明す
ると、定電圧ダイオード18と同様に、エピタキシャル
層33上に絶縁膜34を介して、ドープド・ポリシリコ
ンが形成されており、アノード端となるP型領域44、
カソード端となるN型領域45が形成され、この接合面
に逆流防止用ダイオード17を構成している。P型領域
44にはコンタクトプラグ40、N型領域45にはコン
タクトプラグ41が接続されている。なお、抵抗14,
15については、外付けとして示しているが、半導体基
板に形成してもよい。
【0025】次に、第1の実施の形態の動作について説
明すると、図1において、制御入力端子1に入った制御
信号は、バッファ2と抵抗3を介してN−MOSFET
12のゲートに入力される。まず、N−MOSFET1
2のゲート電圧が“0”の場合、N−MOSFET12
はOFF状態であり、ドレイン−ソース間電圧Vdsは
電源電圧Vddと等しくなる。
【0026】次に、N−MOSFET12のゲート電圧
が“1”になると、N−MOSFET12はON状態と
なり、負荷素子13を電流が流れ、負荷素子13が駆動
する。このとき、ドレイン−ソース間電圧Vdsはグラ
ウンド電圧とほぼ等しくなる。ここで再び、N−MOS
FET12のゲート電圧が“0”になると、N−MOS
FET12はOFF状態となる。
【0027】ここで、負荷素子13が誘導性素子(例え
ば、コイル)の場合には、それまで流れていた電流を維
持しようとし、その逆起電力V(t)=−L・di/d
t(Lは誘導負荷の自己インダクタンス)が発生する。
このときの図1に示す回路におけるクランプ電圧Vds
は、 Vds=Vr1+Vr2+Vf+Vth =Vr2・(R1/R2)+(Vz+Vgs)+Vf+Vth =((R1/R2)/R2)・(Vz+Vgs)+Vf+Vth …(5) となる。ただし、抵抗14の端子間電圧をVr1、抵抗
14の抵抗値をR1、抵抗15の端子間電圧をVr2、
抵抗15の抵抗値をR2、定電圧ダイオード18の逆方
向降伏電圧をVz、逆流防止用ダイオード17の順方向
立ち上がり電圧をVf、MOSトランジスタ16のゲー
ト−ソース間電圧をVgs、N−MOSFET12のし
きい値電圧をVthとする。
【0028】このように、式(5)に示すクランプ電圧
Vdsによって、サージ電圧をクランプすることがで
き、Vds<ドレイン−ソース間耐圧BVdssならば
N−MOSFET12の素子破壊を防止することができ
る。この場合に、このクランプ電圧Vdsは、式(5)
からわかるように、抵抗14、抵抗15の抵抗値R1、
R2を任意に設定することによって、任意の値を設定す
ることができる。
【0029】ここで、例えば、アクティブ・クランプ回
路の電源電圧がVdd=42V、定電圧ダイオード18
の逆方向降伏電圧Vz=6V、逆流防止用ダイオード1
7の順方向立ち上がり電圧Vf=0.6V、MOSトラ
ンジスタ16のゲート−ソース間電圧Vgs=1.0
V、N−MOSFET12のしきい値電圧をVth=
1.4Vとした場合について考える。この場合にクラン
プ電圧Vds>42Vであり、一例として、R1=34
kΩ、R2=7kΩを設定する。この場合にはクランプ
電圧Vds=43Vとなる。N−MOSFET12の素
子破壊を防止するためにVds<ドレイン−ソース間耐
圧BVdssとする必要があるので、BVdss>43
Vとなる。従来技術におけるBVdssが47Vより大
きい値が必要であったことを考えると、第1の実施の形
態においては、ドレイン−ソース間耐圧BVdssを小
さくすることができる。従って、ウェル領域22の不純
物濃度を薄くする必要がなく、これに起因するN−MO
SFET12のオン抵抗の増加を防ぐことができ、また
これを避けるためのパワーMOSトランジスタの並列接
続が不必要となり、よってチップ面積を大きくせずに済
む。
【0030】すなわち、第1の実施の形態においては、
任意のクランプ電圧を設定することができるので、これ
に起因するチップ面積の大型化を防ぐことができる、と
いう効果を有する。
【0031】(第2の実施の形態)次いで、図3及び図
4を用いて、本発明によるアクティブ・クランプ回路の
第2の実施の形態を説明する。図3は第2の実施の形態
のアクティブ・クランプ回路の回路図を示し、図4は図
3に示した回路図の主要部分を半導体装置とした場合の
断面を示す図である。なお、本説明に関して、前述の第
1の実施の形態との相違点を中心に説明を行う。
【0032】図3に示すように、第2の実施の形態と第
1の実施の形態との相違点は、第1の実施の形態がMO
Sトランジスタ16であったのに対して、第2の実施の
形態がNPN型バイポーラ・トランジスタ50である点
がある。このバイポーラ・トランジスタ50のベース電
極は抵抗14と抵抗15との接続点に接続され、エミッ
タ電極は定電圧ダイオード51のカソード端に接続さ
れ、コレクタ電極はN−MOSFET12のドレイン電
極に接続されている。
【0033】次に、図4に示すように、第1の実施の形
態においてMOSトランジスタ16が形成されていた部
分に、バイポーラ・トランジスタ50が形成され、また
絶縁膜34上に形成されていた定電圧ダイオード18
が、エピタキシャル層33表面に拡散によって形成され
ている点が相違点となる。ここで構成を説明すると、5
2は、ウェル領域22の表面に形成されたP型ベース領
域、54はN型エミッタ領域、53はP型ベースコンタ
クト領域である。55はエピタキシャル層33の表面に
形成されたP型アノード領域、56はアノード領域55
の表面に形成されたP型アノード・コンタクト領域、5
7はN型カソード領域である。
【0034】次に、第2の実施の形態の動作について説
明すると、図3において、制御入力端子1に入った制御
信号は、バッファ2と抵抗3を介してN−MOSFET
12のゲートに入力される。まず、N−MOSFET1
2のゲート電圧が“0”の場合、N−MOSFET12
はOFF状態であり、ドレイン−ソース間電圧Vdsは
電源電圧Vddと等しくなる。
【0035】次に、N−MOSFET12のゲート電圧
が“1”になると、N−MOSFET12はON状態と
なり、負荷素子13を電流が流れ、負荷素子13が駆動
する。このとき、ドレイン−ソース間電圧Vdsはグラ
ウンド電圧とほぼ等しくなる。ここで再び、N−MOS
FET12のゲート電圧が“0”になると、N−MOS
FET12はOFF状態となる。
【0036】ここで、負荷素子13が誘導性素子(例え
ば、コイル)の場合には、それまで流れていた電流を維
持しようとし、その逆起電力V(t)=−L・di/d
t(Lは誘導負荷の自己インダクタンス)が発生する。
このときの図1に示す回路におけるクランプ電圧Vds
は、 Vds=Vr1+Vr2+Vf+Vth =Vr2・(R1/R2)+Vr2+Vf+Vth =((R1/R2)/R2)・(Vf1+Vz)+Vf+Vth …(6) となる。ただし、抵抗14の端子間電圧をVr1、抵抗
14の抵抗値をR1、抵抗15の端子間電圧をVr2、
抵抗15の抵抗値をR2、定電圧ダイオード51の逆方
向降伏電圧をVz、逆流防止用ダイオード17の順方向
立ち上がり電圧をVf、バイポーラ・トランジスタ50
のエミッタ−ベース間順方向立ち上がり電圧をVf1、
N−MOSFET12のしきい値電圧をVthとする。
【0037】このように、式(6)に示すクランプ電圧
Vdsによって、サージ電圧をクランプすることがで
き、Vds<ドレイン−ソース間耐圧BVdssならば
N−MOSFET12の素子破壊を防止することができ
る。この場合に、このクランプ電圧Vdsは、式(6)
からわかるように、抵抗14、抵抗15の抵抗値R1、
R2を任意に設定することによって、任意の値を設定す
ることができる。
【0038】ここで、例えば、アクティブ・クランプ回
路の電源電圧がVdd=42V、定電圧ダイオード51
の逆方向降伏電圧Vz=14.4V、逆流防止用ダイオ
ード17の順方向立ち上がり電圧Vf=0.6V、バイ
ポーラ・トランジスタ50のエミッタ−ベース間順方向
立ち上がり電圧Vf1=0.6V、N−MOSFET1
2のしきい値電圧をVth=1.4Vとした場合につい
て考える。この場合にクランプ電圧Vds>42Vであ
り、一例として、R1=26kΩ、R2=15kΩを設
定する。この場合にはクランプ電圧Vds=43Vとな
る。N−MOSFET12の素子破壊を防止するために
Vds<ドレイン−ソース間耐圧BVdssとする必要
があるので、BVdss>43Vとなる。従来技術にお
けるBVdssが47Vより大きい値が必要であったこ
とを考えると、第2の実施の形態においては、ドレイン
−ソース間耐圧BVdssを小さくすることができる。
従って、ウェル領域22の不純物濃度を薄くする必要が
なく、これに起因するN−MOSFET12のオン抵抗
の増加を防ぐことができ、またこれを避けるためのパワ
ーMOSトランジスタの並列接続が不必要となり、よっ
てチップ面積を大きくせずに済む。
【0039】すなわち、第2の実施の形態においては、
任意のクランプ電圧を設定することができるので、これ
に起因するチップ面積の大型化を防ぐことができる、と
いう効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアクティブ・クランプ回路の第1
の実施の形態の回路図である。
【図2】図1の主要部分の半導体装置の断面図である。
【図3】本発明によるアクティブ・クランプ回路の第2
の実施の形態の回路図である。
【図4】図3の主要部分の半導体装置の断面図である。
【図5】従来技術によるアクティブ・クランプ回路図で
ある。
【図6】図5の主要部分の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 制御入力端子 2 バッファ 3 抵抗 12 N−MOSFET 13 負荷素子 14,15 抵抗 16 MOSトランジスタ 17 逆流防止用ダイオード 18 定電圧ダイオード 20 P基板 21 N埋め込み領域(NBL) 22 Nウェル領域(NWL) 23 Pベース領域(PBA) 24 ソース領域 26 Pベースコンタクト 27,28 ゲート電極 29 ベース領域(PBA) 30 N型ソース領域 31 N型シンカー領域 32 シンカーコンタクト領域 33 Pエピタキシャル成長層(Pエピ層) 34 絶縁膜 35 コンタクトプラグ 36,37,38,39,40,41 コンタクトフ
ラグ 42,45 N型領域 43,44 P型領域 100 絶縁膜
フロントページの続き Fターム(参考) 5F038 AR09 BH02 BH04 BH06 BH07 BH12 DF20 EZ01 EZ12 EZ13 EZ20 5F040 DA23 DB01 DC01 EB14 EC07 EF04 EF05 EF18 EH07 5F048 AA01 AA02 AB05 AB10 AC05 AC06 AC10 BA12 BB05 BC03 BC05 BE03 BF16 CC01 CC06 CC08 CC10 CC15 DA07 DA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲート電極に、制御信号が入力されるこ
    とによって、直列に接続された負荷素子に電流を流すよ
    うにオンする電力用トランジスタと、 第1の抵抗と、 前記第1の抵抗の一端と直列に接続される第2の抵抗
    と、 前記第1の抵抗の他端と、アノード端が直列に接続され
    る逆流防止用ダイオードと、 MOSトランジスタと、 前記MOSトランジスタのソース電極と、カソード端が
    接続される定電圧ダイオードと、 を備え、 前記電力用トランジスタのドレイン電極と、前記ゲート
    電極との間に、前記第1の抵抗及び第2の抵抗及び逆流
    防止用ダイオードが直列に接続され、 前記MOSトランジスタのドレイン電極は、前記電力用
    トランジスタのドレイン電極に接続され、 前記定電圧ダイオードのアノード端は、前記逆流防止用
    ダイオードのアノード端に接続されることを特徴とする
    アクティブ・クランプ回路。
  2. 【請求項2】 ゲート電極に、制御信号が入力されるこ
    とによって、直列に接続された負荷素子に電流を流すよ
    うにオンする電力用トランジスタと、 第1の抵抗と、 前記第1の抵抗の一端と直列に接続される第2の抵抗
    と、 前記第1の抵抗の他端と、アノード端が直列に接続され
    る逆流防止用ダイオードと、 バイポーラ・トランジスタと、 前記バイポーラ・トランジスタのエミッタ電極と、カソ
    ード端が接続される定電圧ダイオードと、 を備え、 前記電力用トランジスタのドレイン電極と、前記ゲート
    電極との間に、前記第1の抵抗及び第2の抵抗及び逆流
    防止用ダイオードが直列に接続され、 前記バイポーラ・トランジスタのコレクタ電極は、前記
    電力用トランジスタのドレイン電極に接続され、 前記定電圧ダイオードのアノード端は、前記逆流防止用
    ダイオードのアノード端に接続されることを特徴とする
    アクティブ・クランプ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011035490A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Rohm Co Ltd クランプ回路
CN108923399A (zh) * 2018-07-02 2018-11-30 山东航天电子技术研究所 一种可恢复的恒定电流型浪涌抑制电路
CN109088533A (zh) * 2018-09-17 2018-12-25 苏州芯智瑞微电子有限公司 一种具有可拓展反向击穿电压新型二极管拓扑结构
CN119519679A (zh) * 2024-11-06 2025-02-25 广州增芯科技有限公司 射频电路

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CN119519679B (zh) * 2024-11-06 2025-08-29 广州增芯科技有限公司 射频电路

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