JP2000340882A - 窒化物半導体発光素子とその製造方法 - Google Patents
窒化物半導体発光素子とその製造方法Info
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Abstract
る発光素子とその製造方法を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 少なくともインジウムを含む窒化物半導
体からなる発光層と、前記インジウムを含む窒化物半導
体よりもバンドギャップが大きい第一の窒化物半導体層
とを少なくともこの順に備え、さらに前記第一の窒化物
半導体層の上に第二の窒化物半導体層を備えた窒化物半
導体発光素子であって、前記第一の窒化物半導体層と前
記第二の窒化物半導体層とが接合されてなる界面領域
に、周期的な筒状の空洞からなる空隙が複数設けられて
いる構成とすることによって、層構造の中に空隙からな
る回折格子を配設させることができ、単一モード安定性
の高いDFBレーザ素子を得ることができる。
Description
した発光素子及びその製造方法に係り、特に窒化物半導
体レーザ素子に関する。
光が可能な半導体材料として、窒化ガリウム(GaN)
に代表される窒化物半導体の研究が活発に行われてい
る。特に、低温バッファ層技術や熱処理によるp型化技
術が開発されてからは、発光デバイスへの応用が精力的
に進められており、高輝度発光ダイオードの実用化や短
波長半導体レーザの実現へと結びついている。
に、結晶性の良い窒化物半導体が得られるようになり、
窒化物半導体同士あるいは窒化物半導体と他の化合物半
導体との接合を半導体デバイスあるいは半導体製造に応
用しようとする試みも始まっている。この種の接合の手
法の一つに直接接着法がある。
l.Phys.Lett.56(8),1990,p
p.737−739)に記載されているように、二つの
半導体を接着剤を介在させずに直接張り合わせて高温・
加圧下で一体化させることにより接着させる方法であ
る。この方法によれば、格子定数等の物性定数が一致す
るものは勿論、異なった材料を一体化できることから、
種々の分野で応用されている。
においては、炭化珪素(SiC)や硫化セレン化亜鉛
(ZnSSe)等のp型半導体とGaNやZnSSe等
のn型半導体の各表面を平坦に形成し、所定の処理の
後、各平坦面を直接密着させて熱処理により接合するこ
とにより、異なった導電型、異なった材料の半導体から
なるpn接合を含む青色発光素子を製造する方法が提案
されている。
号公報においては、第一の基板の上に窒化物半導体が形
成されたウェハと、第二の基板上に形成された窒化物半
導体が形成されたウェハとを、それぞれの窒化物半導体
の平坦な面同士が密着するようにして直接接着法により
接着した後、第一および第二の基板を除去する窒化物半
導体基板の製造方法が提案されている。この方法によれ
ば、従来、実現が困難であった結晶性の良い窒化物半導
体基板を非常に簡単な操作で得ることができるとされて
いる。
半導体レーザ、中でも端面発光型の半導体レーザを作製
するには、共振器の反射面となる端面を作製する必要が
ある。窒化物半導体を用いる場合、劈開、反応性イオン
エッチング(RIE)法、化学的ウエットエッチング法
等の方法が用いられている。しかしながら、現在のとこ
ろ、窒化物半導体の特性上、平坦で垂直な端面が得られ
ないという問題がある。
レーザとしては、従来、サファイアや炭化珪素(Si
C)等からなる基板の上に、GaN、AlGaN、In
GaN等の窒化物半導体を多層に成長させ、InGaN
等からなる活性層をGaNやAlGaN等のn型クラッ
ド層及びp型クラッド層で挟んだダブルヘテロ構造を利
用するものが主流であり、このダブルヘテロ構造に対し
共振器を形成することによって、端面発光型の半導体レ
ーザが得られるのであるが、劈開によって端面を形成し
ようとすれば、窒化物半導体の結晶構造が他のIII−
V族化合物半導体と大きく異なるため、容易に劈開され
ない、また、劈開が容易な方位が基板と異なるため、所
望の方位の劈開面が得られにくい等の問題がある。
すれば、共振器端面にエッチング時の損傷が与えられた
り、平坦性が悪い等の問題がある。さらに、窒化物半導
体の結晶が化学的に非常に安定であることから、化学的
ウェットエッチング法を用いることは実際には極めて困
難である。
物半導体レーザを得るために、サファイア等の基板の上
に窒化物半導体からなる積層構造を成長させ、この窒化
物半導体に良好な劈開性を有するGaAsやGaP等の
III-V族半導体の基板を直接接着法により接着させ、窒
化物半導体を劈開する方法が提案されている(例えば、
特開平9−307188号公報参照)。この方法によれ
ば、III-V族半導体基板の劈開容易性を利用して窒化物
半導体を容易に劈開することができ、平坦で垂直な端面
が得られるとされている。
着法を用いることにより窒化物半導体を利用したものに
おいても、端面発光型の半導体レーザが実現されるよう
になってきたが、単一モードで安定に動作する半導体レ
ーザは未だ実現されていないのが現状である。
作可能な半導体レーザとして、例えば、Appl.Ph
ys.Lett.73(15),1998,pp.21
58−2160に記載されているように、InGaNか
らなる活性層の上に成長されたGaNからなる光ガイド
層に周期的な凹凸を形成させ、この光ガイド層の上にさ
らにAlGaNからなるクラッド層及びGaNからなる
コンタクト層を成長させることによって得られた、分布
帰還型半導体レーザ(DFBレーザ)が示されている。
分布帰還型構造を用いると、端面発光型のように高い光
学品質が必要となる共振器端面の形成が不要となり、上
述の端面形成に係る問題が解決されることが期待されて
いる。
おいても安定な単一モード動作は未だ得られておらず、
実用化にあたってはさらなる改善が求められている。
単一モード動作可能な窒化物半導体からなる発光素子及
びその製造方法を提供することである。
ーザの構造および作製方法について鋭意検討した結果、
発光層の上に形成した窒化物半導体層に周期的な凹凸か
らなる溝を形成した後、この窒化物半導体層と他の基板
上に備えた窒化物半導体又炭化珪素半導体とを直接接合
させ、これらの半導体の界面領域に回折格子を形成する
ことにより、安定な単一モード動作が可能なDFBレー
ザを得ることができることが判った。
層と、周期的な凹凸から成る溝を形成した窒化物半導体
層若しくは炭化珪素半導体とを直接接合させることによ
っても、同様のDFBレーザが得られることが判った。
さらにまた、発光層の上に形成した窒化物半導体層と、
窒化物半導体層若しくは炭化珪素半導体層の両方に周期
的な凹凸からなる溝を形成したのち、両者を直接接合さ
せることによっても同様のDFBレーザが得られること
が判った。
は、少なくともインジウムを含む窒化物半導体からなる
発光層と、前記インジウムを含む窒化物半導体よりもバ
ンドギャップが大きい第一の窒化物半導体層とを少なく
ともこの順に備え、さらに前記第一の窒化物半導体層の
上に第二の窒化物半導体層を備えた窒化物半導体発光素
子であって、前記第一の窒化物半導体層と前記第二の窒
化物半導体層とが接合されてなる界面領域に、周期的な
筒状の空洞からなる空隙が複数設けられていることを特
徴とする。
けた周期的な空隙が回折格子として機能し、従来の技術
による再成長を用いて形成した回折格子が半導体同士間
の小さい屈折率差に基づく小さい周期的屈折率変化しか
有さないのに比べて、本発明の窒化物半導体発光素子に
おける回折格子は窒化物半導体と空隙との間の大きい屈
折率差に基づく大きな周期的屈折率変化を有するので、
強い光内部帰還を容易に得ることができ、単一モード安
定性を改善することができる。
造方法は、第一の基板の上に少なくともインジウムを含
む窒化物半導体からなる発光層と前記インジウムを含む
窒化物半導体よりもバンドギャップが大きい第一の窒化
物半導体層とを成長させた第一のウェハを準備する工程
と、第二の基板の上に窒化物半導体を備えてなるか、あ
るいは炭化珪素半導体からなる第二のウェハを準備する
工程と、前記第一の窒化物半導体又は前記第二のウェハ
の表面、若しくはこれら表面の両方に、周期的な凹凸か
らなる溝を形成する工程と、前記第一の窒化物半導体の
表面と前記第二のウェハの表面とが密着するとともに前
記溝が空洞を形成するようにして前記第一のウェハと前
記第二のウェハとを接合させる工程と、を含むことを特
徴とするものである。
利用した、単一モード安定性の高いDFBレーザを作製
することができる。
ともインジウムを含む窒化物半導体からなる発光層と、
前記インジウムを含む窒化物半導体よりもバンドギャッ
プが大きい第一の窒化物半導体層とを少なくともこの順
に備え、さらに前記第一の窒化物半導体層の上に第二の
窒化物半導体層を備えた窒化物半導体発光素子であっ
て、前記第一の窒化物半導体層と前記第二の窒化物半導
体層とが接合されてなる界面領域に、周期的な筒状の空
洞からなる空隙が複数設けられていることを特徴とする
ものであり、発光層上に形成された光ガイド層として機
能する窒化物半導体層と空隙との大きな屈折率差によ
り、大きな周期的屈折率変化を有する回折格子を得るこ
とができるという作用を有する。
発明において、前記空隙には窒素を主成分として含む気
体が充填されていることを特徴とするものであり、空隙
に窒素を主成分として含む気体を充填することにより、
発光素子の作製時あるいは動作時の当該界面の結晶性の
劣化を防止することができるという作用を有する。
に少なくともインジウムを含む窒化物半導体からなる発
光層と前記インジウムを含む窒化物半導体よりもバンド
ギャップが大きい第一の窒化物半導体層とを成長させた
第一のウェハを準備する工程と、第二の基板の上に窒化
物半導体を備えてなるか、あるいは炭化珪素半導体から
なる第二のウェハを準備する工程と、前記第一の窒化物
半導体又は前記第二のウェハの表面、若しくはこれら表
面の両方に、周期的な凹凸からなる溝を形成する工程
と、前記第一の窒化物半導体の表面と前記第二のウェハ
の表面とが密着するとともに前記溝が空洞を形成するよ
うにして前記第一のウェハと前記第二のウェハとを接合
させる工程と、を含むことを特徴とするものであり、周
期的凹凸からなる溝によって形成される空隙を回折格子
として利用することができるという作用を有する。
の発明において、前記接合させる工程が、窒素雰囲気中
で前記第一のウェハと前記第二のウェハとを加圧接触さ
せながら加熱することにより行われることを特徴とする
ものであり、空隙に窒素を主成分とする気体を充填する
ことができるとともに、界面の結晶性の低下を防止する
ことができるという作用を有する。
の発明において、前記接合させる工程における加圧の強
度は、1Kg重/cm2から100Kg重/cm2の範囲
であることを特徴とするものであり、接合面全面に亙
り、均一に接合が得られるという作用を有する。
5に記載の発明において、前記接合させる工程における
加熱の温度は、500℃から950℃の範囲であること
を特徴とするものであり、ガリウム原子のマストランス
ポートを生じさせるとともに、空隙へのガリウム金属の
析出を防止することができるという作用を有する。
図面を参照しながら説明する。
の形態に係る窒化物半導体発光素子の構造を示す断面
図、図2に本発明の一実施の形態に係る窒化物半導体発
光素子の製造方法の説明図、図3に本発明の一実施の形
態に係る窒化物半導体発光素子の構造図を示す。
一の基板11の上に、GaNからなるバッファ層12
と、SiドープGaNからなるn型コンタクト層13
と、SiドープAl0.1Ga0.9Nからなるn型クラッド
層14と、SiドープGaNからなるn型光ガイド層1
5と、アンドープIn0.1Ga0.9N量子井戸層31とS
iドープGaNからなる障壁層32とを交互に複数回積
層させた多重量子井戸構造からなる活性層16と、Mg
ドープGaNからなる第一p型光ガイド層17と、が順
に積層されており、さらに第一p型光ガイド層17の上
には、MgドープGaNからなる第二p型光ガイド層2
2とp型クラッド層として機能するSiCからなる第二
の基板21とが積層されている。
層となる活性層16の上に形成された第一p型光ガイド
層17に周期的な凹凸により形成された溝が設けられ、
この第一p型光ガイド層17に第二p型光ガイド層22
を接合させることにより、これらの層の界面領域に周期
的な空隙51が複数設けられている。このように、第一
p型光ガイド層17と第二p型光ガイド層22とで構成
されるp型光ガイド層201の中に周期的に配設された
複数の空隙51からなる回折格子を形成することができ
る。
充填されている。この気体は、前述した接合の形成時の
雰囲気ガスが充填されたものとすることができ、接合形
成時あるいはレーザ動作時の熱による界面領域の結晶性
の低下を防止することができる。さらに、空隙51と第
一および第二p型光ガイド層17および22を構成する
窒化物半導体との大きな屈折率差を利用することで、従
来の技術による再成長を用いて形成した回折格子より大
きな周期的屈折率変化を得ることがきるので、従来の技
術によるDFBレーザに比してレーザ動作時の単一モー
ドの安定性を高めることができる。尚、空隙51に窒素
を主成分とする気体を充填する別の方法としては、接合
形成後に窒化物半導体発光素子をパッケージに実装する
際に、パッケージ内の雰囲気を窒素を主成分とする気体
とする方法もある。
下のようにして行われる。すなわち、図2(a)に示す
ように、まず、有機金属気相成長法や分子線エピタキシ
ー法等の結晶成長法を用いて、第一の基板11の上に、
バッファ層12と、n型コンタクト層13と、n型クラ
ッド層14と、n型光ガイド層15と、活性層16と、
第一p型光ガイド層17とを順次積層させ、第一のウェ
ハ101を得る。一方、同様に結晶成長法によりSiC
からなる第二の基板21の上に第二p型光ガイド層22
を成長させ、第二のウェハ102を準備する。
ェハ101の第一p型光ガイド層17の表面に、レーザ
干渉露光法あるいは電子ビーム露光法と化学イオンビー
ムエッチング法を用い、フォトリソグラフィー法により
周期的な凹凸を有する溝52を形成する。
二のウェハ102を有機溶剤で洗浄し、第一のウェハ1
01の第一p型光ガイド層17を形成した表面と第二の
ウェハ102の第二p型光ガイド層22を形成した表面
をHF希釈液で洗浄する。これらを各々洗浄後に超純水
洗浄してスピンナ乾燥し、第一のウェハ101と第二の
ウェハ102の洗浄した表面同士を向かい合わせで重ね
る。これらのウェハをアニール炉に載置し、これらのウ
ェハが接触するように1Kg重/cm2から100Kg
重/cm2の範囲の荷重を掛けながら窒素ガスを流しな
がら500℃から950℃の範囲の温度に昇温し、一定
温度で30分間加熱させる。この加熱工程により第一の
ウェハ101の第一p型光ガイド層17の表面に形成さ
れた凹凸のうち凸部と第二のウェハ102の第二p型光
ガイド層22の表面との間でガリウム原子のマストラン
スポートが起こり、これらが接着される。
に、第一光ガイド層17の表面に形成された凹部、すな
わち溝52と第二p型光ガイド層22とで、雰囲気ガス
として用いた窒素が充填された空隙51が形成され、第
一p型光ガイド層17と第二p型光ガイド層22とで構
成されるp型光ガイド層201の中に回折格子が形成さ
れる。
1からn型クラッド層14までの積層構造の一部をRI
E法により除去して、n型コンタクト層13を露出さ
せ、露出させたn型コンタクト層13の表面にn側電極
18を、また、第二の基板21の表面にp側電極23
を、蒸着法およびフォトリソグラフィー法により形成し
て、スクライブ等によりチップ化して発光素子を得る。
うに、サファイアからなる基板11を機械研磨により除
去し、n型コンタクト層13を露出させ、露出させたn
型コンタクト層13の表面にn側電極18を、また、第
二の基板21の表面にp側電極23を、蒸着法およびフ
ォトリソグラフィー法により形成して、スクライブ等に
よりチップ化して発光素子を得ることもできる。
の形態に係る窒化物半導体発光素子の構造図を示す。図
5に、本発明の他の実施の形態に係る窒化物半導体発光
素子の構造を示す断面図を示す。又、図6に本発明の他
の実施の形態に係る窒化物半導体発光素子の構造を示す
断面図を示す。
一の基板11の上に、GaNからなるバッファ層12
と、SiドープGaNからなるn型コンタクト層13
と、SiドープAl0.1Ga0.9Nからなるn型クラッド
層14と、SiドープGaNからなるn型光ガイド層1
5と、図1と同様にアンドープIn0.1Ga0.9N量子井
戸層とSiドープGaNからなる障壁層とを交互に複数
回積層させた多重量子井戸構造からなる活性層16と、
MgドープGaNからなる第一p型光ガイド層17と、
が順に積層されており、さらに第一p型光ガイド層17
の上には、MgドープGaNからなる第二p型光ガイド
層22とp型クラッド層として機能するSiCからなる
第二の基板21とが積層されている。
は、実施の形態1の窒化物半導体素子とは異なり、第二
p型光ガイド層22の表面に周期的な凹凸により形成さ
れた溝が設けられ、この第二p型光ガイド層22に第一
のウェハの第一p型光ガイド層17を接合させることに
より、これらの層の界面領域に周期的な空隙51が複数
設けられている。このように、第一p型光ガイド層17
と第二p型光ガイド層22とで構成されるp型光ガイド
層201の中に周期的に配設された複数の空隙51から
なる回折格子を形成することができる。
の形態に係る窒化物半導体発光素子の構造を示す断面図
を示す。
一の基板11の上に、GaNからなるバッファ層12
と、SiドープGaNからなるn型コンタクト層13
と、SiドープAl0.1Ga0.9Nからなるn型クラッド
層14と、SiドープGaNからなるn型光ガイド層1
5と、図1と同様にアンドープIn0.1Ga0.9N量子井
戸層とSiドープGaNからなる障壁層とを交互に複数
回積層させた多重量子井戸構造からなる活性層16と、
MgドープGaNからなる第一p型光ガイド層17と、
が順に積層されており、さらに第一p型光ガイド層17
の上には、p型クラッド層として機能するSiCからな
る第二の基板21とが積層されている。
は、実施の形態1の窒化物半導体発光素子と同様に、第
一p型光ガイド層17の表面に周期的な凹凸により形成
された溝が形成されているが、この第一p型光ガイド層
17に第二のウェハの第二の基板21が直接接合されて
いる点が異なる。このように、第一p型光ガイド層17
と第二の基板21とを直接接合する場合においても、第
一p型光ガイド層17の中に周期的に配設された複数の
空隙51からなる回折格子を形成することができる。
イド層17の代わりに第二の基板21の表面に周期的な
凹凸を形成しても同様の機能を有する回折格子を形成す
ることができる。
導体発光素子の層構造の中に周期的な空隙で形成される
回折格子を配設させることができるので、窒化物半導体
と空隙に充填された気体との間の大きな屈折率差に基づ
く強い光内部帰還を得ることができる。これにより、青
色から紫外線の短波長領域において単一モード安定性の
高いDFBレーザを作製することができる。
素子の構造を示す断面図
素子の製造方法の説明図
素子の構造図
光素子の構造図
光素子の構造を示す断面図
光素子の構造を示す断面図
Claims (6)
- 【請求項1】少なくともインジウムを含む窒化物半導体
からなる発光層と、前記インジウムを含む窒化物半導体
よりもバンドギャップが大きい第一の窒化物半導体層と
を少なくともこの順に備え、さらに前記第一の窒化物半
導体層の上に第二の窒化物半導体層を備えた窒化物半導
体発光素子であって、前記第一の窒化物半導体層と前記
第二の窒化物半導体層とが接合されてなる界面領域に、
周期的な筒状の空洞からなる空隙が複数設けられている
ことを特徴とする窒化物半導体発光素子。 - 【請求項2】前記空隙には窒素を主成分として含む気体
が充填されていることを特徴とする請求項1記載の窒化
物半導体発光素子。 - 【請求項3】第一の基板の上に少なくともインジウムを
含む窒化物半導体からなる発光層と前記インジウムを含
む窒化物半導体よりもバンドギャップが大きい第一の窒
化物半導体層とを成長させた第一のウェハを準備する工
程と、第二の基板の上に窒化物半導体を備えてなるか、
あるいは炭化珪素半導体からなる第二のウェハを準備す
る工程と、前記第一の窒化物半導体又は前記第二のウェ
ハの表面に、周期的な凹凸からなる溝を形成する工程
と、前記第一の窒化物半導体の表面と前記第二のウェハ
の表面とが密着するとともに前記溝が空洞を形成するよ
うにして前記第一のウェハと前記第二のウェハとを接合
させる工程と、を含むことを特徴とする窒化物半導体発
光素子の製造方法。 - 【請求項4】前記接合させる工程が、窒素雰囲気中で前
記第一のウェハと前記第二のウェハとを加圧接触させな
がら加熱することにより行われることを特徴とする請求
項3記載の窒化物半導体発光素子の製造方法。 - 【請求項5】前記接合させる工程における加圧の強度
は、1Kg重/cm2から100Kg重/cm2の範囲で
あることを特徴とする請求項4記載の窒化物半導体発光
素子の製造方法。 - 【請求項6】前記接合させる工程における加熱の温度
は、500℃から950℃の範囲であることを特徴とす
る請求項4または5記載の窒化物半導体発光素子の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14788199A JP2000340882A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 窒化物半導体発光素子とその製造方法 |
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|---|---|---|---|
| JP14788199A JP2000340882A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 窒化物半導体発光素子とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000340882A true JP2000340882A (ja) | 2000-12-08 |
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|---|---|---|---|
| JP14788199A Pending JP2000340882A (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 窒化物半導体発光素子とその製造方法 |
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