JP2000341472A - 撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

撮像装置及びその製造方法

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JP2000341472A
JP2000341472A JP11150724A JP15072499A JP2000341472A JP 2000341472 A JP2000341472 A JP 2000341472A JP 11150724 A JP11150724 A JP 11150724A JP 15072499 A JP15072499 A JP 15072499A JP 2000341472 A JP2000341472 A JP 2000341472A
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layer
light
voltage
imaging device
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Hiroyasu Yamada
裕康 山田
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Casio Computer Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10Integrated devices
    • H10F39/12Image sensors
    • H10F39/198Contact-type image sensors [CIS]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造工程を簡略化することが可能な撮像装置
を提供する。 【解決手段】 アドレス電極120は、基板110上に
所定間隔で一直線に並ぶように形成されている。有機E
L(エレクトロルミネッセンス)層130は、アドレス
電極120上に形成され、電圧を印加された部分が発光
する。共通電極140は、有機EL層130上に形成さ
れている。データ電極150は、基板110上に、アド
レス電極120に隣接して形成され、その材質は、アド
レス電極120と同一である。PC(光導電)層160
は、データ電極150上に形成され、有機EL層130
から放射されて撮像対象物によって反射された光が入射
した部分の抵抗値が変化する。対向電極170は、PC
層160上に形成され、その材質は、共通電極140と
同一である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置及びその
製造方法に関し、特に、簡単な方法で製造可能な撮像装
置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元密着型のフォトセンサ(撮像装
置)には、例えば、電圧を印加された部分が発光する有
機EL(エレクトロルミネッセンス)層と、光が入射し
た部分の抵抗が低下するPC(光導電)層とが積層され
て構成されたものがある。撮像時には、フォトセンサの
PC層側に撮像対象物が配置され、有機EL層は撮像対
象物に光を照射し、PC層はその反射光を受光する。な
お、有機EL層とPC層との間には、有機EL層からの
光がPC層に直接入射しないように、遮光板等が設けら
れている。また、撮像対象物によって光が反射されるか
否かは、撮像対象物がフォトセンサに接触しているか否
かによって決まる。このため、PC層の反射光を受光し
た部分、即ちPC層の抵抗が低下した部分を検出するこ
とによって、フォトセンサのどの部分に撮像対象物が接
触しているかということがわかる。2次元フォトセンサ
では、このPC層の抵抗値変化を検出するために、配線
が微細に縦横に形成されている。
【0003】上記以外にも、2次元密着型のフォトセン
サには、例えば、ダブルゲート構造のTFT(薄膜トラ
ンジスタ)を用いたものがある。このフォトセンサで
は、TFTをXYマトリックスアレイに組んで、そのデ
ータ線から画素毎の画像情報を読み出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】有機ELを用いた2次
元のフォトセンサでは、有機EL層とPC層とを積層
し、配線を微細に縦横に張り巡らさなければならない。
このため、フォトセンサの製造工程が複雑になり、製造
コストがかかるという問題がある。
【0005】ダブルゲート構造のTFTを用いたフォト
センサでは、その製造工程に、プラズマCVD(化学気
相成長)法等の高温プロセスがある。このため、基板に
高価な無アルカリガラスや高融点ガラス等を用いなけれ
ばならず、製造コストが高いという問題がある。また、
上記フォトセンサに出力する−20(V)程度の信号電
圧が必要であった。従って、本発明は、製造工程を簡略
化し、製造コストを低減可能であり、小さい信号電圧で
駆動可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の観点にかかる撮像装置は、第1電極
と、前記第1電極上に形成され、電圧を印加された部分
が発光する有機エレクトロルミネッセンス層と、前記有
機エレクトロルミネッセンス層上に形成された第2電極
と、前記第1電極に隣接して設けられ、該第1電極と同
一の材質で形成された第3電極と、前記第3電極上に形
成され、前記有機エレクトロルミネッセンス層から放出
され、撮像対象物によって反射された光が入射した部分
の抵抗値が変化する光導電層と、前記光導電層上に形成
された第4電極と、から構成されることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、有機エレクトロルミネ
ッセンス層による光で撮像しているので、数(V)〜1
0(V)程度の印加電圧で駆動することができ、また、
有機エレクトロルミネッセンス層は無機エレクトロルミ
ネッセンス層に比べて薄く成膜できるので、撮像装置自
体を薄型化できるとともに発光箇所から撮像対象物まで
の距離が短いので光の減衰や拡散を抑えられ、高精度に
撮像することができる。
【0008】前記有機エレクトロルミネッセンス層は、
複数の層から構成され、前記有機エレクトロルミネッセ
ンス層を構成する複数の層の内、少なくとも1つは、前
記光導電層と同一の材質で形成されていてもよい。この
ようにすると、同一材料を使用する2つの層を1つの工
程で形成することができ、撮像装置の製造工程を簡単に
することができる。
【0009】前記第1電極及び前記第2電極の少なくと
も一方に電圧を印加することによって、前記有機エレク
トロルミネッセンス層に所定の電圧を印加して発光させ
る電圧印加手段と、前記光導電層の抵抗値変化を検出す
る抵抗値検出手段と、をさらに備え、前記第1電極及び
前記第2電極の少なくとも一方は、所定間隔で1直線に
並ぶように複数設けられ、前記電圧印加手段は、所定間
隔で設けられた前記第1電極、及び/又は、前記第2電
極に、1つずつ順に所定の電圧を印加して撮像対象物を
走査し、前記抵抗値検出手段は、前記電圧印加手段によ
る電圧印加に同期するように、前記光導電層の抵抗値変
化を検出して撮像してもよい。
【0010】前記第1電極及び前記第2電極の少なくと
も一方に電圧を印加することによって、前記有機エレク
トロルミネッセンス層に所定の電圧を印加して発光させ
る電圧印加手段と、前記光導電層の抵抗値変化を検出す
る抵抗値検出手段と、をさらに備え、前記第3電極及び
前記第4電極の少なくとも一方は、所定間隔で1直線に
並ぶように複数設けられ、前記抵抗値検出手段は、前記
電圧印加手段による電圧印加に同期して、所定間隔で設
けられた前記第3電極、及び/又は、前記第4電極に対
応する領域の、前記光導電層の抵抗値変化を検出して撮
像してもよい。
【0011】撮像対象物の接触面に設けられ、撮像対象
物の移動速度に応じて状態が変化する速度対応体をさら
に備え、前記電圧印加手段は、前記速度対応体の状態変
化に応じて、電圧を印加するタイミングを制御する制御
手段を備えて、2次元の像を撮像してもよい。前記速度
検知手段は、回転体であり、前記制御手段は、前記回転
体の回転速度に応じて、電圧を印加するタイミングを制
御してもよい。前記第1電極は前記第3電極と同じ材料
で形成され、前記第2電極は前記第4電極と同じ材料で
形成されれば、第1電極及び第3電極と、第2電極及び
第4電極とを、それぞれ1つの工程で形成することがで
きる。従って、撮像装置の製造工程が簡単になり、製造
コストを低減することができる。
【0012】本発明の第2の観点にかかる撮像装置の製
造方法は、基板上に、所定間隔で一直線に並ぶように第
1電極を形成し、第1電極に隣接し、第1電極が並ぶ方
向に平行となるように第2電極を形成する第1電極形成
工程と、前記第1電極及び前記第2電極の一方の上に、
電圧を印加された部分が発光する発光層を、他方の上
に、光が入射した部分の抵抗値が変化する光導電層を、
形成する発光・導電層形成工程と、前記発光層上に第3
電極を、前記光導電層上に第4電極を、形成する第2電
極形成工程と、前記第3電極及び前記第4電極上に、前
記発光層から放出された光を所定領域内に制限する制限
層を形成する制限層形成工程と、を備えることを特徴と
する。この発明によれば、同一材料から形成可能な層や
電極がある場合、それらを1つの工程で形成することが
できる。従って、撮像装置の製造工程が簡単になり、製
造コストを低減することができる。
【0013】前記第1電極形成工程は、前記基板の性質
が変化しない温度で、前記第1電極及び前記第2電極を
形成する工程を備えてもよい。このようにすると、基板
として、特殊な材質で形成された高価なものを使用する
必要がない。よって、撮像装置の製造コストを低減する
ことができる。
【0014】前記第1電極形成工程は、同一材料で前記
第1電極及び前記第2電極を形成する工程を備えてもよ
い。前記発光層は、複数の層から構成され、前記第1電
極形成工程は、前記発光層を構成する複数の層の内、少
なくとも1つを、前記光導電層と同一材料で形成する工
程を備えてもよい。
【0015】本発明の第3の観点にかかる撮像装置の製
造方法は、光を所定領域内に制限する基板上に、所定間
隔で一直線に並ぶように第1電極を形成し、第1電極に
隣接し、第1電極が並ぶ方向に平行となるように第2電
極を形成する第1電極形成工程と、前記第1電極及び前
記第2電極の一方の上に、電圧を印加された部分が発光
する発光層を、他方の上に、光が入射した部分の抵抗値
が変化する光導電層を、形成する発光・導電層形成工程
と、前記発光層上に第3電極を、前記光導電層上に第4
電極を、形成する第2電極形成工程と、を備えることを
特徴とする。この発明によれば、同一材料から形成可能
な層や電極がある場合、それらを1つの工程で形成する
ことができる。従って、撮像装置の製造工程が簡単にな
り、製造コストを低減することができる。
【0016】前記第1電極形成工程は、前記基板の性質
が変化しない温度で、前記第1電極及び前記第2電極を
形成する工程を備えてもよい。このようにすると、基板
として、特殊な材質で形成された高価なものを使用する
必要がない。よって、撮像装置の製造コストを低減する
ことができる。
【0017】前記第1電極形成工程は、同一材料で前記
第1電極及び前記第2電極を形成する工程を備えてもよ
い。前記発光層は、複数の層から構成され、前記第1電
極形成工程は、前記発光層を構成する複数の層の内、少
なくとも1つを、前記光導電層と同一材料で形成する工
程を備えてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1の実施の形態
にかかる撮像装置について図面を参照して説明する。図
1は、第1の実施の形態にかかる撮像装置の構成図であ
る。図1(a)は、撮像装置の平面図であり、図1
(b)は、図1(a)のB−B’断面図である。撮像装
置は、1次元の撮像装置であり、図1に示すように、撮
像部100と、電圧印加部200と、読出部300と、
制御部400と、から構成されている。
【0019】撮像部100は、図1に示すように、基板
110と、アドレス電極120と、有機EL(エレクト
ロルミネッセンス)層130と、共通電極140と、デ
ータ電極150と、PC(光導電)層160と、対向電
極170と、絶縁層180と、光学フィルム190と、
平坦膜210と、から構成されている。なお、図1
(a)では、絶縁層180、光学フィルム190、及
び、平坦膜210を図示していない。
【0020】基板110は、例えば、ガラス基板であ
る。アドレス電極120は、基板110上に複数設けら
れ、所定間隔で一直線に並ぶように形成されている。ま
た、アドレス電極120は、電圧印加部200に接続さ
れ、例えば、低抵抗のアルミニウム合金で有機EL層1
30が発光する光を反射する性質の材料からなり、アノ
ード電極として機能する。なお、アドレス電極120の
形成間隔(所定間隔)は、撮像装置の解像度に応じて決
定される。例えば、解像度が500DPI(dots per i
nch )である場合、アドレス電極120は、1インチ当
たりに500個形成されるように、50.8μm程度の
間隔で形成される。
【0021】有機EL層130は、図1(b)に示すよ
うに、正孔輸送層131と、発光層132と、電子輸送
層133と、から構成され、アドレス電極120上に形
成されている。正孔輸送層131は、例えば、N,N'-ジ
(α-ナフチル)-N,N'-ジフェニル-1,1'-ビフェニル-4,4'
-ジアミン(以下α−NPD)からなり、所定の波長域
を受光すると光導電作用を発生することから後述するP
C層160の材料にも適用される。発光層132は、例
えば、4,4'-ビス(2,2-ジフェニルビニレン)ビフェニル
(DPVBi)96wt%と4,4'-ビス(2-カルバゾールビ
ニレン)ビフェニル(BCzVBi)4wt%の混合物か
ら構成されている。電子輸送層133は、トリス(8-キ
ノリノレート)アルミニウム錯体(以下Alq3)から
なる。
【0022】共通電極140は、光学的に透明な電極で
あり、有機EL層130上に形成され、カソード電極と
して機能し、接地されている。共通電極140は、電子
輸送層133との界面側に設けられた、例えば、厚さが
約5nmの低い仕事関数を有する金属(マグネシウム
(Mg)やリチウム(Li)等)を含む電子注入層と、
電子注入層上に設けられた厚さが50nm以上のITO
等の透明電極と、の2層構造であり、全体として有機E
L層130の発光する波長域のうちのPC層160が励
起する波長域に対し高い透過性を示す。
【0023】上記有機EL層130は、アドレス電極1
20と共通電極140との間に3〜10(V)程度の順
バイアス電圧を印加されることによって発光する。具体
的には、電圧を印加されると、正孔輸送層131からは
正孔が、電子輸送層133からは電子が、それぞれ発光
層132に注入される。そして、発光層132は、注入
された正孔と電子との再結合で放出されるエネルギーを
利用して発光する。このように、有機EL層130で
は、電圧を印加されて正孔及び電子を注入された領域が
発光する。このため、電圧を印加する領域を変えること
によって、有機EL層130の発光領域を変えることが
できる。即ち、電圧を印加するアドレス電極120を選
択することによって、有機EL層130の発光領域を変
更することができる。
【0024】データ電極150は、アドレス電極120
に隣接し、アドレス電極120が並んでいる方向に平行
となるように基板110上に形成されている。また、デ
ータ電極150は、読出部300に接続されている。デ
ータ電極150の材質は、アドレス電極120と同様の
金属を適用することができる。PC層160は、データ
電極150上に形成されている。PC層160は、有機
EL層130の正孔輸送層131と同一の材料から形成
されることができ、所定の波長域の光が入射すると、そ
の部分の厚さ方向の抵抗が低下する。
【0025】対向電極170は、光学的に透明な電極で
あり、PC層160上に形成され、接地されている。対
向電極170の材質は、共通電極140の材質と同一と
することができる。絶縁層180は、例えば、低温で成
型可能な有機化合物または無機化合物等から形成され、
共通電極140及び対向電極170を覆うように、基板
110上に形成されている。また、絶縁層180の表面
は、平坦化されている。
【0026】光学フィルム190は、有機EL層130
から放出された光を所定領域内に制限するために、絶縁
層180上に形成されている。また、光学フィルム19
0は、図1(b)に示すように、例えば、ルーバーフィ
ルム191と、遮光膜192と、から構成されている。
ルーバーフィルム191には、図2(a)に示すよう
に、各アドレス電極120に沿って延在される複数の光
反射膜191aが所定間隔で形成されいる。この光反射
膜191aの間隔は、モアレ縞が発生しない程度に、ア
ドレス電極120の形成間隔、即ち、有機EL層130
の発光間隔以下に設定されている。遮光膜192は、ル
ーバーフィルム191上に形成されており、その開口領
域は、ルーバーフィルム191の光反射膜191aに垂
直な方向に延在して形成されている。これにより、有機
EL層130からのEL光は、図2(c)に示すよう
に、発光領域に対応するルーバーフィルム191の光反
射膜191a内に閉じ込められ、遮光膜192の開口領
域から撮像対象物に照射される。
【0027】平坦膜210は、遮光膜192の上方に形
成され、必ずしも遮光膜192と接触している必要はな
いが、光路が短い方がフォトセンスの精度が高いので遮
光膜192と接触している方が望ましい。平坦膜210
は、有機EL層130の発光する波長域のうちのPC層
160が励起する波長域に対し高い透過性を示し、撮像
対象物が接触する表面が平坦な形状になっている。ま
た、平坦膜210は、撮像対象物の接触面であり、撮像
部100を保護する役割も兼ねている。平坦膜210に
は、図示せぬ圧力センサ等が設けられており、この圧力
センサが、撮像対象物の平坦膜210への接触を検知す
る。
【0028】電圧印加部200は、複数のアドレス電極
120に接続され、アドレス電極120に1つずつ順に
所定の電圧を印加する。これによって、有機EL層13
0への電圧印加領域が順にずれ、有機EL層130の発
光領域を順にずらすことができる。
【0029】読出部300は、データ電極150に接続
され、データ電極150を所定電位に帯電させ、また、
データ電極150の電位変化を検出する。上記したよう
に、PC層160では、光が入射した部分の抵抗が下が
るので、データ電極150の電位変化によって、PC層
160に光が入射したことがわかる。
【0030】制御部400は、平坦膜210に設けられ
た図示せぬ圧力センサ等に接続され、撮像対象物が平坦
膜210に接触したことを検知する。また、制御部40
0は、電圧印加部200及び読出部300に接続され、
接触検知に伴って電圧印加部200及び読出部300の
動作を制御する。制御部400の具体的な動作について
は、後述する。
【0031】次に、上記撮像装置を構成する撮像部10
0の製造方法について説明する。図3は、撮像部100
の各製造工程を示す断面図である。初めに、基板110
上に、真空蒸着等によって電極膜を形成する。そして、
フォトリソグラフィーやエッチング等によって電極膜を
パターニングし、アドレス電極120及びデータ電極1
50を形成する(図3(a))。なお、この工程では、
上記したように、アドレス電極120の形成間隔が、撮
像装置の解像度に対応するようにパターニングする。
【0032】次に、フォトリソグラフィーや真空蒸着等
によって、アドレス電極120上に正孔輸送層131
を、データ電極150上にPC層160をそれぞれ形成
する(図3(b))。上記したように、正孔輸送層13
1及びPC層160となるα−NPDは同一であるた
め、正孔輸送層131とPC層160を同時に形成する
ことができる。続けて、正孔輸送層131上に、フォト
リソグラフィーや真空蒸着等によって、発光層132及
び電子輸送層133を順に形成する(図3(c))。
【0033】そして、真空蒸着やエッチング等によっ
て、電子輸送層133上に共通電極140を、PC層1
60上に対向電極170を、それぞれ形成する(図3
(d))。この工程でも、上記したように、共通電極1
40及び対向電極170の材質は同一であるため、共通
電極140と対向電極170を同時に形成することがで
きる。
【0034】その後、シラノール(Si(OH)4)等
を回転塗布し、撮像部100上の全面に絶縁層180を
形成する。続けて、絶縁層180上に、ルーバーフィル
ム191及び遮光膜192を順に装着し、遮光膜192
上に平坦膜210を形成し(図3(e))、図1に示し
た撮像装置を完成する。
【0035】以上のように、アドレス電極120のみを
撮像装置の解像度に対応するように微細にパターニング
する。即ち、アドレス電極120のみを微細に形成すれ
ば、アドレス電極120以外を微細に加工する必要がな
い。よって、その分撮像部100を簡単に製造すること
ができ、製造コストを低減することができる。
【0036】次に、上記した撮像装置の動作について説
明する。以下では、例として、撮像対象物が指である場
合について説明する。初めに、図4に示すように、撮像
装置の平坦膜210上に撮像対象である指500を接触
させる。指500が平坦膜210に接触すると、制御部
400は、平坦膜210に設置された図示せぬ圧力セン
サを介して、指500の平坦膜210への接触を検知す
ると、制御部400は、電圧印加部200及び読出部3
00を制御して、以下に示す撮像処理を行い、指500
を撮像する。
【0037】図5は、制御部400が行う撮像処理を示
すフローチャートである。初めに、指500の凸部が平
坦膜210に接触すると圧力センサが検知することによ
り制御部400が、読出部300を制御して、データ電
極150を所定電位(0V以外)に帯電させる(ステッ
プS101)。
【0038】データ電極150の帯電後、制御部400
は、電圧印加部200を制御して、1つのアドレス電極
120、例えば、一番端のアドレス電極120に所定の
電圧を印加する(ステップS102)。これによって、
電圧を印加されたアドレス電極120に対応する部分の
有機EL層130が、電圧を印加されて発光する。有機
EL層130からのEL光は、ルーバーフィルム191
によって、有機EL層130の発光領域に対応する部分
に閉じ込められ、そのうち出射角が高い成分はルーバー
フィルム191の光反射膜191aで反射を繰り返すこ
とにより減衰され、フォトセンスに不十分な光量とな
り、出射角の低い成分は指500に至るまで反射回数が
少なく、フォトセンスに十分な光量で遮光膜192の開
口領域から指500に照射される。したがって、平坦膜
210との界面に屈折率の低い空気等しかない場合、光
は平坦膜210の界面を越えて出射される。なお、出射
角は、有機EL層130の法線方向を0゜とする。
【0039】遮光膜192の開口領域内で、指500の
うち指紋の画像を構成する凸部は平坦膜210に接触し
ているので、照射されたEL光は、凸部と平坦膜210
との界面で反射される。一方、遮光膜192の開口領域
内で、指500のうち指紋の画像を構成する凹部はルー
バーフィルム191に接触していないので、照射された
EL光のほとんどは、平坦膜210の界面を通過して指
の凹部に入射し、内部で散乱を繰り返している間に減衰
する。このようにして指500の凸部によって反射され
たEL光は、再び遮光膜192及びルーバーフィルム1
91を通過し、対向電極170を介してPC層160に
入射する。PC層160では、上記したように、光が入
射した部分の抵抗が下がる。これによって、PC層16
0に電流が流れ、データ電極150の電位が変化する。
PC層160は広範囲に亘り連続して形成されているの
で、反射光はPC層160の一部に入射されれば十分フ
ォトセンスできる。
【0040】制御部400は、読出部300を介して、
データ電極150の電位変化を検出する(ステップS1
03)。このように、データ電極150の電位変化を検
出することによって、電圧を印加されたアドレス電極1
20に対応する領域のルーバーフィルム191に、指5
00が接触しているか否かを判別することができる。次
に、制御部400は、全てのアドレス電極120に電圧
を印加したか否かを判別する(ステップS104)。
【0041】全アドレス電極120に電圧を印加してい
ないと判別した場合(ステップS104;NO)、制御
部400は、ステップS101にリターンし、電圧が印
加されたアドレス電極120に隣接したまだ電圧を印加
していないアドレス電極120に対して上記処理を繰り
返し順次所定方向のアドレス電極120に電圧を印加す
ることで所定方向の画像データを得ることができる。
【0042】全アドレス電極120に電圧を印加したと
判別した場合(ステップS104;YES)、指500
の横方向に複数に分解されたうちの一部の画像データを
取り込んだことになる。次いで、指500が平坦膜21
0を押し続けながら平坦膜210上でスライドさせてい
るかどうか判別する(ステップS105)。ステップS
105でYESの場合、指500のうち画像データを取
り込んだ領域と異なる領域をフォトセンスするため、ス
テップS101〜ステップS104を繰り返し、指50
0を平面的に画像データとして取り込む。指500を平
坦膜210を押してない或いはスライドさせてない場合
(ステップS105;NO)、制御部400は、撮像処
理を終了する。制御部400は、以上の撮像処理で得た
データを使用して、像の照合や印刷等の予め決められた
処理を行う。
【0043】以上に示したように、撮像装置では、撮像
対象物に照射する光を発光する有機EL層130と、撮
像対象物からの反射光を受光するPC層160とを同一
基板110上に並べて形成している。このため、アドレ
ス電極120とデータ電極150、有機EL層130の
正孔輸送層131とPC層160、及び、共通電極14
0と対向電極170、をそれぞれ同一材質とすることに
よって、それぞれを同一工程で形成することができる。
従って、撮像装置の製造コストを低減することができ
る。
【0044】また、撮像対象物の接触面には、保護フィ
ルムの役割も有する平坦膜210が形成されているの
で、撮像対象物を密着させることによる、従来のような
素子破壊等が発生しにくい。従って、撮像装置の動作信
頼性を向上することができる。
【0045】さらに、撮像部100の製造工程で、プラ
ズマCVD(化学気相成長)法等の高温プロセスを使用
していないので、基板110に高価な高融点ガラス等を
使用する必要がない。これによっても、撮像装置の製造
コストを低減することができる。また、有機EL層13
0は数(V)〜10(V)程度で十分発光できるので低
電圧で駆動できる。
【0046】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
撮像装置について図面を参照して説明する。図6は、第
2の実施の形態にかかる撮像装置の構成図である。図6
(a)は、撮像装置の平面図であり、図6(b)は、図
6(a)のB−B’断面図である。
【0047】第2の実施の形態にかかる撮像装置は、1
次元の撮像装置であり、第1の実施の形態と同様に、撮
像部100と、電圧印加部200と、読出部300と、
制御部400と、から構成されている。
【0048】撮像部100は、図6に示すように、基板
110と、アドレス電極120と、有機EL層130
と、共通電極140と、データ電極150と、PC層1
60と、対向電極170と、絶縁層180と、光学フィ
ルム190と、平坦膜210と、から構成されている。
なお、図6(a)では、絶縁層180、光学フィルム1
90、及び、平坦膜210を図示していない。
【0049】撮像部100では、以下に示す点が第1の
実施の形態と異なる。アドレス電極120及びデータ電
極150は、第1の実施の形態と同様に、基板110上
に形成されているが、その材質は、光学的に透明な、例
えば、ITO(Indium Tin Oxide)等である。なお、ア
ドレス電極120の形成間隔(所定間隔)は、撮像装置
の解像度に応じて決定される。
【0050】共通電極140及び対向電極170は、第
1の実施の形態と同様に、それぞれ有機EL層130、
PC層160上に形成されているが、その材質は、低い
仕事関数を有する金属(マグネシウム(Mg)やリチウ
ム(Li)等)を含む合金である。絶縁層180は、第
1の実施の形態と同一の材質から形成され、共通電極1
40及び対向電極170を覆って封止し、温度や湿気等
の外部環境から、撮像部100を保護する。
【0051】光学フィルム190は、基板110の、ア
ドレス電極120及びデータ電極150が形成されてい
ない側に装着されている。なお、上記以外の撮像装置の
構成は、第1の実施の形態と実質的に同一である。ま
た、以上のように基板110側に撮像対象物を接触させ
る構成とした場合、有機EL層130からの光が、基板
110中で広がってしまわないように、基板110の厚
さを設定する。
【0052】以上の構成によって、有機EL層130か
らのEL光は、アドレス電極120、基板110、ルー
バーフィルム191、遮光膜192、及び平坦膜210
を介して、撮像対象物に照射される。そして、撮像対象
物によって反射された光は、平坦膜210、遮光膜19
2、ルーバーフィルム191、基板110、及び、デー
タ電極150を介して、PC層160に入射する。
【0053】次に、以上のような構成の撮像装置の製造
方法について説明する。第1の実施の形態と同様の工程
により、基板110上に、アドレス電極120、有機E
L層130、共通電極140、データ電極150、PC
層160、対向電極170、及び、絶縁層180を形成
する。そして、基板110に、遮光膜192、191及
び平坦膜210をこの順で装着し、図6に示した撮像装
置を完成する。以上のようにして形成された撮像装置の
動作は、第1の実施の形態と実質的に同一である。
【0054】以上に示したように、第2の実施の形態に
かかる撮像装置でも、撮像対象物に照射する光を発光す
る有機EL層130と、撮像対象物からの反射光を受光
するPC層160とを同一基板110上に並べて形成し
ている。このため、アドレス電極120とデータ電極1
50、有機EL層130の正孔輸送層131とPC層1
60、及び、共通電極140と対向電極170、をそれ
ぞれ同一材質とすることによって、それぞれを同一工程
で形成することができる。従って、撮像装置の製造コス
トを低減することができる。
【0055】さらに、撮像部100の製造工程で、プラ
ズマCVD(化学気相成長)法等の高温プロセスを使用
しないので、基板110に高価な高融点ガラス等を使用
する必要がない。これによっても、撮像装置の製造コス
トを低減することができる。
【0056】次に、本発明の第3の実施の形態にかかる
撮像装置について図面を参照して説明する。本実施の形
態では、図7に示すようにアドレス電極120、有機E
L層130、及び共通電極140で構成された有機EL
素子、並びに電圧印加部200を、フォトセンス光発生
回路600に置き換えた点を除き、第1の実施の形態と
同様の構成である。
【0057】フォトセンス光発生回路600は、光信号
発生回路610とシフトレジスタ620とから構成さ
れ、光信号発生回路610は、制御部400から出力さ
れる電圧信号に応じて、光信号J、K、光クロック信号
φを生成し、シフトレジスタ620に出力する。シフト
レジスタ620は、各段毎に配置されるJK−フリップ
フロップで構成される。
【0058】図8(a)は、JK−フリップフロップの
回路図であり、6個のNAND1〜6で構成されてい
る。図8(b)は、図8(a)のJK−フリップフロッ
プの等価回路図であり、各NAND1〜6は、アノード
電極、カソード電極、そしてこれら電極に挟まれた有機
EL層からなる有機EL素子701と、入力端子の数に
応じて有機EL素子701に並列に接続された、光の入
射に応じて内部抵抗が変わる2個乃至4個の可変抵抗素
子702から構成されている。
【0059】有機EL素子701及び可変抵抗素子70
2の両端は、それぞれ電源電圧Vdd及びグランドに接
続されている。可変抵抗素子702は、一対の電極とこ
れら電極の間に介在する光導電層で構成され、一対の電
極のうち一方の電極をデータ電極150と同一材料で同
一プロセスで形成し、光導電層をPC層160と同一材
料で同一プロセスで形成し、他方の電極を対向電極17
0と同一材料で同一プロセスで形成することができる。
【0060】各NAND1〜6の出力信号、入力信号は
いずれも可変抵抗素子702を低抵抗化する波長域を含
む光であり、各NAND1〜6の出力信号は、全て有機
EL素子701の発光する光信号となる。このためシフ
トレジスタ620の有機EL素子から光信号が順次発光
することにより、シフトレジスタ620の次段に信号を
シフトするとともに平坦膜210まで照射することがで
きる。また、各入力信号及び出力信号は、平坦膜210
に照射するフォトセンス光を除き、周囲を遮光された導
光路により伝達されるため、各光信号により誤動作する
ことがない。
【0061】上記シフトレジスタ620は、JK−フリ
ップフロップで構成されたものであるが図9に示すよう
なD−フリップフロップで構成されたものでもよい。こ
のとき光信号発生回路610は、制御部400からの電
圧信号に応じて光信号C、DをD−フリップフロップに
出力することはいうまでもない。
【0062】なお、第1〜第3の実施の形態で示した撮
像装置で撮像する際、撮像対象物を移動させて、2次元
の像を撮像するものであるが、例えば、平坦膜210の
表面に、撮像対象物の移動速度を測定するローラを設
け、制御部400は、ローラを介して撮像対象物の移動
速度を検知するように設定する。撮像時には、制御部4
00は、上記撮像処理(図5)を撮像対象物の移動と共
に複数回繰り返すが、1回の撮像処理(1走査)を開始
するタイミングを、撮像対象物の移動速度によって制御
する。具体的には、制御部400は、撮像対象物の移動
速度が大きいほど、走査のタイミングを早くする。ある
いは、所定の速度で撮像対象物をフォトセンスするよう
に設定し、撮像対象物を平坦膜210上で移動させて撮
像対象物の複数の画像データを取り込み、画像データの
うち重複している画像部分を重ね合わせることにより1
つの平面的な画像を得るように制御してもよい。
【0063】また、第1及び第2の実施の形態で示した
撮像装置で、図10に示すように、アドレス電極120
とデータ電極150とを入れ替えたような構成としても
よい。具体的には、データ電極150は、所定間隔で一
直線に並ぶように基板110上に形成され、アドレス電
極120は、データ電極150に隣接し、データ電極1
50が並んでいる方向に平行となるように基板110上
に形成される。撮像時には、初めに、読出部300が複
数のデータ電極150を帯電させる。次に、電圧印加部
200は、アドレス電極120に電圧を印加し、全撮像
領域に渡って有機EL層130を発光させる。撮像対象
物によって反射された光は、PC層160に入射する。
PC層160では、光が入射した部分の抵抗が下がり、
PC層160の抵抗が低下した部分に対応するデータ電
極150の電位が変化し、制御部400は、読出部30
0を介してこの電位変化を検出する。第1及び第2の実
施の形態と同様に、有機EL層130からの光は、ルー
バーフィルム191によって所定領域内に閉じ込められ
ている。このため、電位変化したデータ電極150に対
応する領域内に、撮像対象物が平坦膜210に接触して
いることがわかる。
【0064】さらに、第2の実施の形態で示した撮像装
置は、上記したように、撮像部100の製造に高温のプ
ロセスを用いていないため、基板110を除いた構成で
あってもよい。即ち、ルーバーフィルム191を基板1
10の代わりに使用し、ルーバーフィルム191上に直
接、アドレス電極120やデータ電極150を形成して
もよい。
【0065】また、有機EL層130からの光を所定領
域内に制限するために、ルーバーフィルム191の代わ
りに、画素毎に設けられたレンズ等を使用してもよい。
有機EL層130とPC層160は、それぞれの特性を
向上するために、別々の材料で形成されてもよい。ま
た、正孔輸送層131とPC層160はアモルファスシ
リコンから形成されてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によって、低電圧で駆動でき、装置を薄型化に伴い高精
度に撮像することができる。また、同一材料から形成可
能な層や電極がある場合、それらを1つの工程で形成す
ることができる。従って、撮像装置の製造工程が簡単に
なり、製造コストを低減することができる。また、本発
明では、基板の性質が変化しない温度で、第1電極及び
第2電極を形成するので、基板として、特殊な材質で形
成された高価なものを使用する必要がない。よって、撮
像装置の製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、第1の実施の形態にかかる撮像装置
の構成を示す平面図である。(b)は、(a)のB−
B’断面図である。
【図2】(a)は、ルーバーフィルムの構成を示す図で
ある。(b)は、遮光膜の構成を示す図である。(c)
は、ルーバーフィルム及び遮光膜を光が通過している状
態を示す図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる撮像装置の製造工程
を示す図である。
【図4】撮像装置で撮像している状態を示す図である。
【図5】制御部が行う撮像処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】(a)は、第2の実施の形態にかかる撮像装置
の構成を示す平面図である。(b)は、(a)のB−
B’断面図である。
【図7】第3の実施の形態にかかる撮像装置の構成を示
す平面図である。
【図8】(a)は、JK−フリップフロップの回路図で
ある。(b)は、シフトレジスタを構成するJK−フリ
ップフロップを発光素子と光可変抵抗素子で構成するこ
とを示す回路図である。
【図9】発光素子と光可変抵抗素子で構成するD−フリ
ップフロップを示す回路図である。
【図10】撮像装置の他の構成を示す図である。
【符号の説明】
100・・・撮像部、110・・・基板、120・・・アドレス
電極、130・・・有機EL層、131・・・正孔輸送層、1
32・・・発光層、133・・・電子輸送層、140・・・共通
電極、150・・・データ電極、160・・・PC(光導電)
層、170・・・対向電極、180・・・絶縁層、190・・・
光学フィルム、191・・・ルーバーフィルム、191a・
・・光反射膜、192・・・遮光膜、200・・・電圧印加部、
210・・・平坦膜、300・・・読出部、400・・・制御
部、500・・・指、600・・・フォトセンス光発生回路、
610・・・光信号発生回路、620・・・シフトレジスタ、
701・・・有機EL素子、702・・・可変抵抗素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K007 AB18 BA06 CA01 CC00 CC01 DA00 DB03 EB00 FA01 GA00 4M118 AA10 AB01 AB09 BA02 CA14 CB06 CB20 FC02 GA04 GB13 GD04 5C024 CA31 EA10 GA04 5C051 AA01 BA04 DA06 DB01 DB04 DB05 DB06 DB08 DB18 DB28 DC02 DC05 DC07 DD04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1電極と、 前記第1電極上に形成され、電圧を印加された部分が発
    光する有機エレクトロルミネッセンス層と、 前記有機エレクトロルミネッセンス層上に形成された第
    2電極と、 前記第1電極に隣接して設けられた第3電極と、 前記第3電極上に形成され、前記有機エレクトロルミネ
    ッセンス層から放出され、撮像対象物によって反射され
    た光が入射した部分の抵抗値が変化する光導電層と、 前記光導電層上に形成された第4電極と、 から構成されることを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】前記有機エレクトロルミネッセンス層は、
    複数の層から構成され、 前記有機エレクトロルミネッセンス層を構成する複数の
    層の内、少なくとも1つは、前記光導電層と同一の材質
    で形成されている、 ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】前記第1電極及び前記第2電極の少なくと
    も一方に電圧を印加することによって、前記有機エレク
    トロルミネッセンス層に所定の電圧を印加して発光させ
    る電圧印加手段と、 前記光導電層の抵抗値変化を検出する抵抗値検出手段
    と、をさらに備え、 前記第1電極及び前記第2電極の少なくとも一方は、所
    定間隔で1直線に並ぶように複数設けられ、 前記電圧印加手段は、所定間隔で設けられた前記第1電
    極、及び/又は、前記第2電極に、1つずつ順に所定の
    電圧を印加して撮像対象物を走査し、 前記抵抗値検出手段は、前記電圧印加手段による電圧印
    加に同期するように、前記光導電層の抵抗値変化を検出
    して撮像する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】前記第1電極及び前記第2電極の少なくと
    も一方に電圧を印加することによって、前記有機エレク
    トロルミネッセンス層に所定の電圧を印加して発光させ
    る電圧印加手段と、 前記光導電層の抵抗値変化を検出する抵抗値検出手段
    と、をさらに備え、 前記第3電極及び前記第4電極の少なくとも一方は、所
    定間隔で1直線に並ぶように複数設けられ、 前記抵抗値検出手段は、前記電圧印加手段による電圧印
    加に同期して、所定間隔で設けられた前記第3電極、及
    び/又は、前記第4電極に対応する領域の、前記光導電
    層の抵抗値変化を検出して撮像する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】撮像対象物の接触面に設けられ、撮像対象
    物の移動速度に応じて状態が変化する速度対応体をさら
    に備え、 前記電圧印加手段は、前記速度対応体の状態変化に応じ
    て、電圧を印加するタイミングを制御する制御手段を備
    えて、2次元の像を撮像する、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】前記速度対応体は、回転体であり、 前記制御手段は、前記回転体の回転速度に応じて、電圧
    を印加するタイミングを制御する、 ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】前記第1電極は前記第3電極と同じ材料で
    形成され、前記第2電極は前記第4電極と同じ材料で形
    成されている、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れ
    か1項に記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】基板上に、所定間隔で一直線に並ぶように
    第1電極を形成し、第1電極に隣接し、第1電極が並ぶ
    方向に平行となるように第2電極を形成する第1電極形
    成工程と、 前記第1電極及び前記第2電極の一方の上に、電圧を印
    加された部分が発光する発光層を、他方の上に、光が入
    射した部分の抵抗値が変化する光導電層を、形成する発
    光・導電層形成工程と、 前記発光層上に第3電極を、前記光導電層上に第4電極
    を、形成する第2電極形成工程と、 前記第3電極及び前記第4電極上に、前記発光層から放
    出された光を所定領域内に制限する制限層を形成する制
    限層形成工程と、 を備えることを特徴とする撮像装置の製造方法。
  9. 【請求項9】光を所定領域内に制限する基板上に、所定
    間隔で一直線に並ぶように第1電極を形成し、第1電極
    に隣接し、第1電極が並ぶ方向に平行となるように第2
    電極を形成する第1電極形成工程と、 前記第1電極及び前記第2電極の一方の上に、電圧を印
    加された部分が発光する発光層を、他方の上に、光が入
    射した部分の抵抗値が変化する光導電層を、形成する発
    光・導電層形成工程と、 前記発光層上に第3電極を、前記光導電層上に第4電極
    を、形成する第2電極形成工程と、 を備えることを特徴とする撮像装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記第1電極形成工程は、前記基板の性
    質が変化しない温度で、前記第1電極及び前記第2電極
    を形成する工程を備える、ことを特徴とする請求項9に
    記載の撮像装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記第1電極形成工程は、同一材料で前
    記第1電極及び前記第2電極を形成する工程を備える、
    ことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載
    の撮像装置の製造方法。
  12. 【請求項12】前記発光層は、複数の層から構成され、 前記第1電極形成工程は、前記発光層を構成する複数の
    層の内、少なくとも1つを、前記光導電層と同一材料で
    形成する工程を備える、 ことを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載
    の撮像装置の製造方法。
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