JP2000341679A - 画像認識装置及び監視装置 - Google Patents
画像認識装置及び監視装置Info
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Abstract
精度を向上させる。 【解決手段】 背景の時間変動に対応して、各時相にお
ける背景画像110〜116を保持する。撮像手段から
得られる現画像120とこれら各背景画像との差分画像
を求め、それらに共通に現れる画像を非背景の像として
検知する。具体的には、現画像と背景画像との差分二値
化画像130〜136を加算して合成画像140を求
め、この合成画像において背景画像の数Nに等しいデー
タ値を有する領域の有無を検知する。この検知はNを閾
値として合成画像を二値化することにより行われる。合
成後二値化画像150には、全ての差分二値化画像13
0〜136に共通に現れる検知対象である人物像152
が形成される。
Description
侵入者等の検知対象を検出する画像認識装置及び監視装
置に関し、特に背景が時間的に変化する場合においても
精度良く検知対象を検出することに関する。
ラ)等の撮像装置を用いた監視装置が各所に設置され、
侵入者検知や異常検知に威力を発揮している。そのよう
な監視装置は、天井等に設置されたITVカメラにて監
視対象領域の画像を取得する。現在においても、監視員
が監視画像をモニタして異常等を検知するという形態の
監視システムは存在するが、近年では画像認識装置を組
み合わせて、監視画像中に現れる検知対象の像を自動的
に検出する監視装置が開発されている。
れた場合に、例えば監視員への通報が行われ、監視員は
その通報を受けて、現地に赴いて確認する等の必要な措
置を行う。このように自動的に検知対象を認識する装置
では、監視員の負担が大幅に軽減される。
る画像認識装置は、監視画像の時間的な変化を検知し、
さらに、変化が生じた画像の大きさや変化率等の特徴量
を抽出して、その変化が検知対象によるものであるか否
かの判別を行う。監視画像の変化の検出の代表的なもの
として、基準画像と監視画像との差(差分画像)を求め
る差分法がある。基準画像として、背景のみが撮影され
ている監視画像を利用するという方法や、また現在より
所定時刻だけ先行して得られた監視画像を基準画像とし
て利用する方法がある。
来の自動監視装置、画像認識装置では、背景自体が時間
的に変動する場合には、その変動自体が検知対象として
誤検出される可能性があった。例えば、商業店舗におい
てはクリスマスツリー等のイルミネーションが利用され
る場合が多々ある。また、各種装置間の通信に赤外線通
信が用いられる場合があり、そのような装置が配置され
たエリアを赤外線監視すると、通信のやりとりに応じて
点滅する赤外光源が映像化される。例えばこれら点滅光
源が画像上の異なる位置において順次発光すると、人間
等の検知対象が監視領域内で移動した場合に似た画像変
化が生じる場合があり、誤検出が生じうる。そのような
事象が生じる確率はそれほど高くはないかもしれない
が、自動監視装置はその利便性から広く利用されるた
め、誤検出に伴う監視員や対処員の負担増が問題として
認識されている。
れたもので、定常点滅光などに起因して発生しうる誤検
出が抑制された信頼性の高い監視装置を提供することを
目的とする。
置は、複数のタイミングにおける監視画像をそれぞれ背
景画像として保存する背景登録手段と、現在の監視画像
を前記背景画像のそれぞれと比較する画像比較手段と、
前記現在の監視画像に対する前記画像比較手段における
比較結果に基づいて前記検知対象の有無を判定する判定
手段とを有するものである。
る背景画像が登録される。よって、定常的に明滅する光
源が存在する場合のような時間的に変化する背景に対し
てその変化の各時相における背景画像が保持される。画
像比較手段は、これら各背景画像と現在の監視画像とを
比較する。監視画像に映るものが背景のみである場合に
は、背景登録手段に保存される背景画像には当該監視画
像と一致度の高いものが存在する。一致度のレベルの定
義に応じて、そのような一致度の高い背景画像は一つで
あったり、複数であったりしうる。一方、監視画像に背
景以外のものが映っている場合には、基本的にはその監
視画像は背景登録手段に保存される背景画像のいずれと
も一致しない。一致度のレベルの定義に応じては、画像
比較手段による比較結果は、背景以外のものが映ってい
る場合でも予め背景登録手段が学習した背景画像の幾つ
かと一致していることを示すかもしれないが、その一致
背景画像の数は、背景のみが映っている場合に比べて基
本的に少ない。このように、監視画像と各背景画像とを
比較して得られる複数の比較結果を総合的に捉えた場
合、監視画像に背景のみが映っている場合とそれ以外の
ものが映っている場合との間には相違が存在する。判定
手段はこの相違に基づいて監視画像に背景以外のものが
映っている場合を検知する。すなわち、背景自体が変動
する場合を検知対象が存在すると誤判定することが抑制
される。
像比較手段が、前記各背景画像についての前記比較結果
として、当該背景画像と前記現在の監視画像との差分画
像に基づいた比較結果画像を生成し、前記判定手段が、
複数の前記比較結果画像に共通に現れる像に基づいて前
記判定を行うものである。
背景のみを映すものである場合には、差分の結果、少な
くとも一つの比較結果画像には何らの像も現れず、一
方、監視画像が背景以外のものを映すものである場合に
は、全ての比較結果画像に互いに重なる部分を有した像
が現れる。実際には、前者の場合においても幾つかの比
較結果画像に共通の像が現れ、また後者の場合において
も必ずしも全部の比較結果画像に共通の像が現れないで
あろう。しかし、共通の像が現れる比較結果画像の数は
基本的に前者より後者の場合の方が大きい。よって、そ
の数に関し適当な閾値を定めることにより両者を区別す
ることができ、それに基づいて検知対象の有無を判定す
ることができる。
て、複数のタイミングにおける監視画像をそれぞれ背景
画像として取得し、背景画像セットとして登録する背景
登録手段と、前記撮像手段が出力する監視画像から新た
な背景画像を取得し、当該新たな背景画像を用いて前記
背景画像セットを漸次、更新する背景更新手段と、現在
の監視画像を前記背景画像のそれぞれと比較する画像比
較手段と、前記現在の監視画像に対する前記比較手段に
おける比較結果に基づいて前記検知対象の有無を判定す
る判定手段とを有するものである。
複数の背景画像からなる背景画像セットが動作開始前に
登録される。さらに、背景画像セットを構成する背景画
像は、監視画像から新たに得られる背景画像によって、
適宜更新される。すなわち、背景の変動状況の変化や、
日照等による背景の全体的な変化に対応して背景画像セ
ットが更新される。これにより、監視画像に映るものが
背景のみである場合を確実、継続的に除去することがで
きる。
新手段が、現行の前記背景画像セットに前記新たな背景
画像を加えた複数の背景画像から新たな背景画像セット
を選択する際に、当該新たな背景画像セットに含まれる
こととなる各背景画像相互の類似度が低減するという基
準を用いるものである。
いに類似しないような背景画像が登録される。本発明で
は、監視画像の得られるタイミングに関わらず、そのタ
イミングにおける背景に類似する背景画像が背景登録手
段に保持されるのが好適である。すなわち、定常的な時
間変動を行う背景の画像がその変動の時相に関係なく、
つまり満遍なく背景登録手段に保持されるのが好適であ
る。この要件は、背景画像セットに登録される複数の背
景画像が互いに他のどの背景画像とも似ないようにする
ことにより達成される。背景更新手段が、この要件を満
たしながら背景画像セットの更新を行うことにより、背
景のみの画像と検知対象が存在する画像との識別精度が
常時良好に保たれる。
置の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
ロック構成図である。本装置は、監視領域を撮影可能な
撮像装置2と、撮像装置2から出力される現在の監視画
像内に人影があるか否かを判断する画像認識装置4とか
ら構成される。撮像装置2は、例えば、CCD撮像素子
を用いた工業用カメラ等であり、その監視目的に応じて
赤外線カメラの場合もあるし可視光カメラの場合もあ
る。撮像装置2は、ここでは監視対象領域に向けて固定
して設置する場合を説明するが、所定角度範囲で揺動し
て広範な範囲を走査、監視できるように構成することも
できる。
有する。処理部6は背景登録モジュール10、背景更新
モジュール12、画像比較モジュール14及び判定モジ
ュール16を含んでいる。処理部6は、例えば、中央処
理ユニット(CPU:Central Processing Unit)を用
いて構成することができ、各モジュール10〜16はこ
のCPU上で実行されるプログラムとして実現すること
ができる。
録装置を用いることもできるが、その他、RAM(Rand
om Access Memory)等の半導体メモリを用いて処理の高
速化を図ることもできる。記憶部8には、後述するよう
に背景登録モジュール10によって、背景画像セットが
格納される。記憶部8に登録された背景画像セットは背
景更新モジュール12によって、漸次、更新することが
できる。
4にて、現在、撮像装置2から得られる監視画像である
現画像と記憶部8に記憶された背景画像セットに含まれ
る複数の背景画像それぞれとを比較し、判定モジュール
16にて、それら複数の比較結果に基づいて現画像内に
おける侵入者の有無を判定する。
ロー図である。本装置の動作は、大きく初期化モード、
監視モード、背景画像更新モードの3つの動作モードか
らなる。本装置の処理は、例えば装置の電源スイッチを
ON状態とすることにより開始される(S30)。装置
が起動されると、まず初期化モードとして背景登録モジ
ュール10によって背景画像登録処理S32が行われ
る。この背景画像登録処理S32では、記憶部8に所定
フレーム数Nの画像が背景画像セットとして記録され、
その後、監視モードへ移行するまで背景画像セットの更
新が継続される。
例えば、本装置を遠隔監視している監視者からの通信回
線を用いた遠隔操作や、装置の設置者による指示、スイ
ッチ操作によって行われる。処理部6は、その指示を検
知すると(S34)、監視処理S36を開始する。この
監視処理S36は具体的には、画像比較モジュール1
4、判定モジュール16によって行われる処理である。
示が検知されない場合には、上述したように背景画像登
録処理S32に復帰し、背景画像セットの更新が、監視
モードへの移行まで継続される。
視終了指示がなされているか否かが判断され(S3
8)、指示されている場合には、例えば装置の動作を停
止する。一方、監視終了指示がなされていない場合に
は、続いて、背景画像セットの更新タイミングか否かが
判断される(S40)。更新タイミングでない場合に
は、監視処理S36に復帰する。一方、更新タイミング
である場合には、背景画像更新モードに移行し、背景更
新モジュール12によって実施される背景画像更新処理
S42が実行され、その後、監視処理S36に復帰す
る。
理S36及び背景画像更新処理S42のそれぞれを詳し
く説明する。図3は背景画像登録処理S32の処理フロ
ー図である。背景画像登録処理S32においては、ま
ず、撮像装置2から現画像が取得される(S50)。記
憶部8に既に登録されている背景画像の数が、背景画像
セットを定義するNフレームに達するまでは(S5
2)、撮像装置2から順次得られる現画像が背景画像と
して記憶部8の背景画像セットに追加されていく(S5
4)。このようにして、記憶部8にNフレームの背景画
像が格納され、背景画像セットが完成する。
(S52)、処理S52にて得られた現画像と、登録済
みの背景画像セットに含まれる各背景画像それぞれとの
差分画像が計算され、さらに適当な閾値で当該差分画像
を二値化した差分二値化画像が計算される(S56)。
二値化の閾値は、パラメータとして例えば監視者が設定
することができる。ここで用いられる閾値は例えば、差
分画像の各画素値の平均値に基づいて定めることができ
る。Nフレームの背景画像に対応して生成されたN枚の
差分二値化画像のうち、差分が最小のものを選択し、そ
れに対応する登録済み背景画像と現画像とを入れ替え
る。すなわち、対応する背景画像に代えて現画像を新た
な背景画像として登録することにより、背景画像セット
が更新される(S58)。その後、処理は図2に示すメ
インルーチンに復帰する。ここで差分が最小であること
は、例えば、差分二値化画像の各画素値(すなわち
“0”又は“1”)の2乗和が最小であるといった基準
で判断することができる。ちなみに、差分が最小である
背景画像を入れ替えるということは、現画像に最も類似
していると判断される背景画像を入れ替えることを意味
する。なお、ここでは2乗和計算の容易さなどの観点か
ら差分二値化画像に基づいて現画像に類似した背景画像
を選択する処理としたが、単純な差分画像に基づいて現
画像に類似した背景画像を選択する処理とすることもで
きる。
は判断処理S34に移行する。処理S34にて、監視モ
ードへの移行が決定されない場合には、再び背景画像登
録処理S32が実行される。この場合には、既に背景画
像セットは完成しているので、処理S52では処理S5
6,S58側へ分岐し、処理S50にて取得された現画
像による背景画像セットの更新だけが行われる。
おいては、時間的に変動しうる背景画像をさまざまな時
相にて記録することができる。その変動が定常的なもの
である場合、つまり、背景が取りうるパターンが限定さ
れた範囲に留まる状態においては、現実的なNにて定義
された背景画像セットでそれら背景のパターンを十分に
網羅することが可能である。このように本装置では、例
えば商店のイルミネーションや赤外線通信を行う装置が
配置された環境等、背景に定常的に明滅を繰り返す光源
が存在するような状況における背景の変化が学習され
る。ちなみに、後述の説明で明らかとなるように、本装
置では背景のパターンが限られた範囲で変動するもので
あれば用いることができ、それら各パターンが必ずしも
周期的に現れる必要はない。
ある。なお、本処理の具体例は別の図を用いて後に説明
する。監視処理S36においては、撮像装置2から現画
像が取得され(S70)、当該現画像と登録済みの背景
画像セットに含まれる各背景画像それぞれとの比較結果
画像として差分二値化画像が計算される(S72)。
分を取ることにより、その部分のデータ値が“0”とな
る可能性が大きい。ここで、その可能性が100%とな
らないのは、上述したように本装置の背景が定常的に時
間変動する状況にて用いられ得るものであるからであ
る。すなわち、現画像と、当該現画像における背景の時
相と異なる時相の背景画像との比較においては、背景部
分であっても、必ずしもその部分のデータ値は“0”と
はならない。すなわち、適当な二値化閾値を設定して、
現画像の背景部分と非背景部分とを区別することができ
ない場合がある。
応する時相の背景画像が基本的には学習されている。よ
って、その対応する背景画像と現画像との差分画像の背
景部分は基本的に“0”又は十分に小さな値となる。こ
の場合には、適当な二値化閾値によって背景部分の二値
化画素値を“0”、非背景部分の二値化画素値を“1”
とすることができる。
成されたN枚の差分二値化画像は、互いに加算され合成
画像が生成される(S74)。この合成画像の各画素値
は、0〜Nの範囲の整数を取りうる。例えば、その画素
値は、N枚の差分二値化画像全てでデータ“1”を有す
る場合に最大値Nを取る。さて、各背景画像に対応して
求められた差分二値化画像はいずれも、現画像における
非背景部分に二値化画素値が“1”となる領域を有す
る。ちなみに現画像の非背景部分に対応する部分に、差
分二値化画素値が“1”となる領域が存在しない場合と
は、現画像の非背景部分に対応する領域において、現画
像と背景画像との画素値が一致する場合であって、その
ようなケースは一般には起こりにくい。よって、合成画
像における当該非背景部分のデータ値は基本的に“N”
となる。
したようにいずれかの差分二値化画像の対応部分のデー
タ値が“0”となるため、当該部分の合成画像のデータ
値は“N”未満となる。
6においては、現画像の背景部分に対応する領域のデー
タ値を“0”とするような閾値を設定することができ
る。上述の例では、閾値をNに設定して、合成画像のデ
ータ値がNのとき“1”に、N未満のときに“0”とさ
れる。現画像がいずれかの時相の背景画像そのものであ
る場合には、この二値化処理S76によって、画像全体
に亘って画素値が“0”である画像が得られる。一方、
現画像に非背景部分が含まれる場合には、その当該部分
に対応して画素値“1”の領域を有する画像が得られ
る。
近を考慮して、その像の大きさを換算する処理であり、
従来より行われている処理である。その結果、合成後二
値化画像に現れる像の大きさが検知対象、例えば人物と
推定される場合には(S80)、例えば通信回線を通じ
て監視センタへ、例えば当該人物が侵入者であるとして
通報がされ(S82)、その後、図2に示すメイン処理
へ復帰する。一方、合成後二値化画像に検知対象がない
と判断される場合には、通報は行われずにメイン処理に
復帰する。
ー図である。この処理は、メイン処理にて更新タイミン
グであると判断された場合に開始される。例えば所定時
間経過を以て、更新タイミングとすることができる。処
理S42においてはまず、現画像が取得される(S9
0)。更新は既登録の背景画像セット中のいずれかの背
景画像の代わりに、取得された現画像を登録することに
より行われる。どの背景画像を選択するかについて、こ
こでは2つの判断基準が用いられている。第1の基準
は、背景画像セットに登録されている背景画像の中に所
定時間経過した、つまり十分古いものがあれば、それを
選択するという基準である(S92)。所定時間を経過
したものが複数ある場合には、それらのうち最古のもの
が選択される。この基準に該当する背景画像が存在する
場合には、その背景画像が背景画像セットから消去さ
れ、現画像が新たに登録される(S94)。
た背景画像のうち、現画像にもっとも類似したものを選
択するという基準である。例えば、現画像と各背景画像
との差分二値化画像を求め(S96)、例えばその各画
素値の2乗和が最小となるといった条件で現画像に最も
類似した背景画像を定義することができる(S98)。
まれる背景画像が相互の非類似関係で維持される。よっ
て、背景画像セットが背景の変動の各時相の背景画像を
満遍なく含むことが期待される。
背景と異なるイレギュラーな画像が一旦登録されると、
その画像は背景画像セットから取り除かれにくい。第1
の基準によれば、この第2の基準の不都合を是正するこ
とができる。
説明する。図6は、上述した本装置の原理を説明する模
式図である。以下の例では、背景画像セットを構成する
画像数Nは4に設定される。記憶部8には、異なる時相
における背景画像110〜116で構成される背景画像
セットが登録されている。また現画像120が撮像装置
2から画像認識装置4に入力される。ここでは図示の都
合上、背景画像110〜116、現画像120をそれぞ
れ二値化画像としており、黒い部分がデータ“1”の部
分、白い部分がデータ“0”の部分を表す。例えば、背
景画像中の黒い円形の領域は、それぞれ別個の点滅光源
の像を表す。それらは点滅しているため、基本的に、異
なる時相の背景画像に共通には現れない。また、現画像
は背景画像114内に人物像122が映っている画像を
表しており、黒い円形の像124は背景画像114に現
れる光源の像である。
それぞれとの差分二値化処理を行うと、各背景画像11
0〜116それぞれに対応して、差分二値化画像130
〜136が得られる。これらを加算することにより合成
画像140が得られる。合成画像140の各像には、デ
ータ値を記している。例えば像124に対応する領域の
データ値は“3”である。また、人物像122は基本的
にデータ値“4”であるが、人物像122中に重なる光
源(背景画像116に現れる光源)に対応する領域のデ
ータ値は“3”となることが示されている。この合成画
像140に対して閾値4で二値化処理S76を行った結
果が、合成後二値化画像150である。このように合成
後二値化画像150には人物像に対応する領域に非零領
域152が形成される。
時間的に変化する状況においても、その影響を排除して
検知対象である人物の存在を検出することができる。
する処理を表すものであった。図7は、現画像の時間的
な経過に応じた、合成後二値化画像を示す模式図であ
る。図において、時間軸は例えば上から下へ向かってお
り、左側の画像の系列170が時間経過に応じた一連の
現画像である。右側の画像の系列180は、これら各現
画像に対応する一連の合成後二値化画像である。同時刻
の現画像と合成後二値化画像とは横に併置して示してい
る。時刻t5〜t7における現画像に画面右から左へ移
動する人物像171〜173が現れる。本装置ではこの
場合にのみ、合成後二値化画像に、当該移動する人物像
に対応する像181〜183が生じる。つまり、従来は
例えば、異なる位置で異なるタイミングで発光する光源
の影響を除去することができなかったため、例えば時刻
t1〜t3における現画像のような画像系列を移動する
物体として検知し、それが人物等と誤認識される場合が
あったのに対し、本装置ではそのような誤認識が抑制さ
れる。
する際の閾値を背景画像セットの構成画像数Nと同じに
したが、閾値をそれより下げることもできる。閾値を下
げることにより、例えば、検知対象像と背景画像のいず
れかとが一致するような状況が生じても、検出漏れが起
きにくくなる。つまり、検出感度が向上する。その一方
で、検知対象以外の像、例えば背景の変動により生じる
擬似的な像を誤検出する可能性が増加するおそれはあ
る。閾値はこのような検出感度と検出精度とのトレード
オフによって選択することができる。
よれば、複数の背景画像と現画像とを比較して得られる
複数の比較結果画像に基づいて目的物の検知処理を行う
ことにより、背景が定常的な時間変動をする状況におい
ても、背景以外の存在を識別して、検知対象を精度良く
検知することができるという効果が得られる。
により、例えば背景画像が長期的に変化するような場合
でも、背景の影響を良好に排除して、検知対象を識別す
ることができる効果が得られる。また、その更新に際し
て、背景画像相互の非類似関係を維持するようにするこ
とにより、背景画像セットが背景の時間変化を良好に反
映したものとなり、背景の影響が良好に排除され、検知
対象の識別精度が向上する。
図である。
る。
る模式図である。
化画像を示す模式図である。
憶部、10 背景登録モジュール、12 背景更新モジ
ュール、14 画像比較モジュール、16 判定モジュ
ール。
Claims (4)
- 【請求項1】 監視画像内に現れる検知対象を検出する
画像認識装置において、 複数のタイミングにおける前記監視画像をそれぞれ背景
画像として保存する背景登録手段と、 現在の監視画像を前記背景画像のそれぞれと比較する画
像比較手段と、 前記現在の監視画像に対する前記画像比較手段における
比較結果に基づいて前記検知対象の有無を判定する判定
手段と、 を有することを特徴とする画像認識装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像認識装置において、 前記画像比較手段は、前記各背景画像についての前記比
較結果として、当該背景画像と前記現在の監視画像との
差分画像に基づいた比較結果画像を生成し、 前記判定手段は、複数の前記比較結果画像に共通に現れ
る像に基づいて前記判定を行うこと、 を特徴とする画像認識装置。 - 【請求項3】 監視画像を取得する撮像手段と前記監視
画像内に現れる検知対象を検出する画像認識手段とを備
えた監視装置において、 前記撮像手段によって、複数のタイミングにおける前記
監視画像をそれぞれ背景画像として取得し、背景画像セ
ットとして登録する背景登録手段と、 前記撮像手段が出力する監視画像から新たな背景画像を
取得し、当該新たな背景画像を用いて前記背景画像セッ
トを漸次、更新する背景更新手段と、 現在の監視画像を前記背景画像のそれぞれと比較する画
像比較手段と、 前記現在の監視画像に対する前記画像比較手段における
比較結果に基づいて前記検知対象の有無を判定する判定
手段と、 を有することを特徴とする監視装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の監視装置において、 前記背景更新手段は、 現行の前記背景画像セットに前記新たな背景画像を加え
た複数の背景画像から新たな背景画像セットを選択する
際に、当該新たな背景画像セットに含まれることとなる
各背景画像相互の類似度が低減するという基準を用いる
こと、 を特徴とする監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15336899A JP3965003B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 画像認識装置及び監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15336899A JP3965003B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 画像認識装置及び監視装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000341679A true JP2000341679A (ja) | 2000-12-08 |
| JP3965003B2 JP3965003B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=15560935
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15336899A Expired - Lifetime JP3965003B2 (ja) | 1999-06-01 | 1999-06-01 | 画像認識装置及び監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
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| JP (1) | JP3965003B2 (ja) |
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