JP2000342114A - ルアー用錘及びルアー - Google Patents

ルアー用錘及びルアー

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JP2000342114A JP11158041A JP15804199A JP2000342114A JP 2000342114 A JP2000342114 A JP 2000342114A JP 11158041 A JP11158041 A JP 11158041A JP 15804199 A JP15804199 A JP 15804199A JP 2000342114 A JP2000342114 A JP 2000342114A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のルアーは食いが悪く、釣り針の交換が
容易にできず、製造に手間が懸かり、製造コストが高か
った。 【解決手段】 錘主体に錘部材と浮力付与材を設け、該
錘主体と該錘部材と該浮力付与材を貫通して貫通孔を設
け、該貫通孔に針金を挿通し、該針金の上記錘部材を設
けた方の端部に道糸取付け部を、その反対側の端部に釣
り針を設けてなるルアー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルアー用錘及びル
アーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ルアーフィッシングは、餌を交換
する必要がなく、スポーツとして、また、誰でも容易に
楽しめる釣りとして広く普及している。ルアーは、釣り
針を装着した疑似餌として、魚の性状や好みに応じ、プ
ラグ、スプーン、スピナー、スピナーベイト、ソフトル
アー等さまざまの種類や形状のものがあり、それに適宜
彩色を施したものが、製造販売されている。ルアーの本
体の材質は、金属製、プラスチック製、木製、ガラス製
等のものが知られている。また、釣り人が自分の手でル
アーを製作してルアーフィッシングを楽しんでいる人も
いる。
【0003】ルアーの形状は、上記プラグの場合には、
多くが魚形状に形成され、その他虫や蛙等に似せて形成
されたもの等がある。それらはに通常相応の彩色を施
し、ルアーの魚形状等の頭部に道糸が、尾部若しくは尾
部及び下腹部に釣り針が装着され、水中に投入後道糸を
引いて、魚や虫が泳いでいるように見せかけて魚を誘う
ものである。また、スプーン等にはプラスチック板又は
フィルム、或いは金属片を付加して、道糸を引いた時
に、回転したり、ヒラヒラと動いたり、キラキラ光るよ
うにしたものなども用いられている。
【0004】しかしながら、上記形状に形成し、彩色し
たルアーは、形状及び色相から見ると、容易に,たくさ
んの魚が釣れるように見えるが、実際にはなかなか釣れ
ず、特に養殖魚に対しては、食いが悪いようである。こ
れは養殖魚が生餌を与えられず、配合飼料により育てら
れていることに関係があるのかも知れない。
【0005】また、ルアーの製造は、本体の製造と上記
したようにルアーにはスピナー、ブレードやラバースカ
ート等の魚種に応じて種々のものを付属して用いている
ために構造が複雑になり、付属品の製造とその取り付
け、及び更にそれらに彩色等を施すため等の手間は、ハ
ンドメイドの部分も多く、手間を要すると共に、高価格
になり、ルアーを餌釣りにおける釣り針を消耗品として
交換するように使用することはできない。
【0006】また更に、ルアーが根懸かりした時には、
道糸を切ってルアーそのものが失われることになり、大
きな損失となり、また、根懸かりにより釣り針だけが失
われた時にも、そのルアーは使用できなくなり、コスト
は高いものになる。例え釣り針が取り替えられる場合で
も、用具を用いてしっかりと取り付ける必要があり、手
間を要し、釣り場で交換又は取り付けてすぐ使うことは
できず、数多くのルアーを用意しておく必要があり、そ
のための費用も大きなものとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上記問
題点を解消すべくルアーの形状及び構造について種々検
討を重ねた結果、本発明を完成するに到った。即ち、本
発明は、食いがよく、釣り針の取り替えが容易に可能
で、容易に低価格で製造できるルアー用錘を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)錘主体
に錘部材と浮力付与部材を設けてなることを特徴とする
ルアー用錘、(2)上記ルアー用錘に、道糸取付け部と
釣り針取付け部を設け、該釣り針取付け部に釣り針を設
けてなることを特徴とするルアー、及び(3)錘主体に
錘部材と浮力付与部材を設け、該錘主体と該錘部材と該
浮力付与部材とを貫通して設けた貫通孔に針金を挿通
し、該針金の上記錘部材を設けた方の端部に道糸取付け
部を、また、浮力付与部材を設けた方の端部に釣り針取
付け部を各々設け、該釣り針取付け部に釣り針を設けて
なる上記(2)記載のルアー、を要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例に基づき詳
細に説明する。図1、2及び3は、本発明のルアー用錘
1の実施例を示す断面図であり、図4は、図1のルアー
用錘1に針金6を挿通し、道糸取付け部7と釣り針取付
け部8を設けた状態を示す断面図である。また、図5
は、図1及び図4に示すルアー用錘1に針金6を挿通
し、釣り針取付け部8に釣り針9を装着したルアーを示
す斜視図である。
【0010】本発明のルアー用錘1は、まず、錘主体2
に該主体2の中心又は中心から変位した位置に錘部材3
を設けて得られる。図1には、錘主体2の一方から他方
に錘部材3を埋め込み、次いで該錘主体2の一方から浮
力付与部材4の入口を封じ、上記錘主体2と上記錘部材
3と上記浮力付与部材4を貫通して貫通孔5を設けて得
られるルアー用錘1を示す。図1のルアー用錘1は、錘
主体2に円柱状(図5参照)の木材を用い、該木材の長
手方向の一方の円面から他方の円面に向かって該他方の
円面に近い位置まで貫通しない穴を穿ち、該穴の奥に鉄
製の略円形テント状の錘部材3を嵌め込み、上記穴の入
り口を木製の浮力付与部材4を用いて封じ、次いで上記
錘主体2の一方の円面の中心から他方の円面の中心に貫
通する貫通孔5を設けて得られる。
【0011】また、図2に示すルアー用錘1は、図1と
同様にポリエステル製の錘主体2の一方から貫通しない
穴を穿ち、該穴に高発泡ポリエチレンよりなる浮力付与
部材4を充填し、次いで錘部材3で入り口を封じるよう
に充填して得られる。また更に、図3に示すルアー用錘
は、木材製で円柱状の浮力付与部材4を兼ねた錘主体2
に、該錘主体2の円柱状と同径の円柱状の錘部材3を、
上記錘主体2に接合し、次いで上記錘主体2と錘部材3
とを貫通して貫通孔5を設けて得られる。
【0012】本発明のルアー9は、図4に示すように、
図1で得られたルアー用錘1の貫通孔5に針金6を挿通
し、該針金6の上記錘主体2の錘部材3を設けた一方の
端に道糸取付部7を、また、上記針金6の浮力付与部材
4を設けた他方の端に釣り針取付部8を、各々設け、図
5に示すように該釣り針取付部8に釣り針10を装着し
て得られる。
【0013】上記針金6に設けられる道糸取付部7は、
図4のように連結した環状に形成されているのが好まし
く、また、釣り針取付部8は、釣り針10を固定して取
り外しができないように形成することもできるが、図4
のように、針金5の端部は環状を形成せず、釣り針9の
取り外しが可能に形成するのが好ましい。
【0014】本発明で用いる錘主体2は、木材、プラス
チック、ガラス等よりなり、木材又はプラスチックより
構成されているのが好ましく、木材としては、特に限定
はされないが、吸水により比重が変化しない水を吸収し
難く、硬い質の木目の緻密な木が好ましく、マツ科、ヒ
ノキ科、ナンヨウスギ科、ブナ科、カエデ科、モクセイ
科、ツゲ科、フタバガキ科、トウダイグサ科、センダン
科、ウルシ科、アカシア科、クルミ科、クマツズラ科、
マメ科、カキノキ科等の木が挙げられる。
【0015】プラスチックとしては、熱可塑性樹脂、熱
硬化性樹脂のいずれも用いることができる。熱可塑性樹
脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂等が挙げられ、また、熱硬化性樹脂としては、フェノ
ール樹脂、ホルマリン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられ
る。
【0016】錘主体2の形状は、特に限定されないが、
錘部材3を設けた後の形状として、例えば円柱状、三角
柱状、四角柱状、さいころ状、三角錘状、四角錘状等の
形状が挙げられるが、穴を穿って錘部材3を埋め込んだ
り、接合して、錘主体2の長手方向に一方と他方の間に
比重の差、つまり水の中に入った時に浮力の差が、生じ
るようにする必要がある。そのためには、錘主体2の長
手方向に対し、一方と他方のいずれかに錘部材3が、偏
って設けられているのが好ましい。錘部材3の設け方
は、錘主体2の中に埋め込むように設けるか、錘主体2
の外に接合して設けることもできる。
【0017】錘主体2に錘部材3を埋め込む場合には、
錘主体2の一方から他方に、貫通しない穴、または、貫
通した孔を設けて、該穴に錘部材3を埋め込む。錘部材
3を埋め込むには、図1に示すように錘部材3を埋め込
んでから浮力付与部材4を充填することもできるが、図
2のように浮力付与材4を充填してから錘部材3を埋め
込むこともできる。また、貫通した孔を設けた場合に
は、先ず貫通した孔の一方の端部を、錘主体2と同じ材
質の部材で蓋をして、その後は上記貫通しない穴を穿っ
た場合と同様に、錘部材3,浮力付与部材4を充填して
ルアー用錘が得られる。
【0018】また更に、図3に示すように、錘主体2
(浮力付与部材4を兼ねている。)の外面に錘部材3を
接合させることによっても、本願発明のルアー用錘1を
得ることができる。その場合には、錘主体2と錘部材3
の接合面に接着剤を用いることができるが、ネジ、釘等
を併用して固定してもよい。該錘主体2と該錘部材3の
接合する面は、平面に形成し、両方の面がピタリと合致
するよう形成されているのが好ましく、上記錘主体2と
上記錘部材3の接合面には、予め貫通孔5を設けておい
てもよい。錘部材3を接合する際に用いる接着剤として
は、エポキシ樹脂系接着剤、シアノアクリレート系接着
剤等が挙げられる。
【0019】更に、図1〜3は、いずれも錘部材3の位
置が、どちらか一方に変位して設ける例を示している
が、錘部材3をどちらにも変位させないで設けることも
できる。つまり、錘部材3を中心に設けて、どちらか一
方に浮力付与材4を、他方に例えば錘主体2と同じ材質
の材料を充填して得られるルアー用錘に、道糸取付部7
と釣り針取付け部8を設け、該釣り針取付け部8に釣り
針10を装填したルアーが、水中にて水平方向から見
て、道糸取付け部7が釣り針取り付け部8より下、また
は、ほぼ横の位置にくるよう、錘部材3と浮力付与材4
の重さ、充填する位置等を考慮することで、本願発明の
ルアー9が得られる。
【0020】錘主体2は、上記のように加工を行うため
に、該錘主体2の長手方向にいずれか、又は両方の面
が、長手方向に対し垂直に、また、平面に形成されてい
るのが好ましく、錘主体2は、全体に極端に細長い形
状、又は鋭く尖っているような形状は好ましくない。
【0021】錘主体2の色は、従来の魚形状のルアーの
ように彩色してもよいが、錘主体2が木製の場合には、
木の生地そのままであってもよく、また、色は特定され
ないが、茶色、薄茶色、黄色、灰色、茶褐色、ベージ
ュ、橙色、クリーム色、赤、白、黒、緑等の色を一色に
塗布したものでよく、従来のように多数の色を用いる必
要はなく、十分当たりが得られる。季節、時刻によって
色を変えた方が良い場合がある。
【0022】また、錘主体2の大きさは、対象とする釣
魚の大きさにより変化するが、通常河川で用いる場合に
は、5〜50mm程度の大きさに形成するのが好まし
く、外海で用いる場合には、30〜150mm程度の大
きさに形成して用いる。
【0023】本願発明のルアー用錘1は、錘主体2の長
手方向の中心から変位した一方の位置に錘部材3を設
け、他方に浮力付与材4を設けるのが好ましいが、これ
はルアー用錘1を水中にて平行方向に対して、錘部材3
を設けた一方側を下にして沈みようにし、錘を設けてい
ない他方側が、該一方側に対して上になる、または、ほ
ぼ横になるようにするためである。更に、このルアー用
錘1に釣り針10と道糸を設けた時にも、釣り針10の
重さ及び道糸の浮力を含めて、上記同様に水中にて錘部
材3を設けた側(道糸側)が下になり、錘部材3を設け
ていない側(釣り針側)が上になる、または、ほぼ横に
なることが必要であり、そのために錘部材3の位置、重
さ、と浮力付与部材4の比重、大きさ等を考慮して各部
材を決めることが重要である。
【0024】錘主体2が、プラスチック製の場合には、
上記木製の場合と同様に穴を穿ち、錘部材3を埋め込む
こともできるが、熱可塑性樹脂を溶融して型に流し込ん
で成型することもでき、更に、錘主体2の成型の際に、
錘部材3が錘主体2の中心から変位した位置に来るよう
に樹脂中に封入して冷却し、錘部材3を埋め込んだプラ
スチック製の錘主体2を得ることもできる。
【0025】錘部材3は、錘主体2に用いる木材、プラ
スチック等より比重の大きい金属を用いるのが好まし
く、錘部材3としては、鉄、銅、真鍮、鉛、銀、ステン
レス、ガラス等が挙げられる。公害的な影響等を考慮す
ると、鉄、銅、真鍮、ステンレス等が好ましく、錆を防
ぐためには、金属の表面に防錆剤又は防錆塗料又は樹脂
等によりコーテイングしてあるものが好ましい。また、
上記金属の代わりに、ガラス、石、コンクリート、セメ
ント、石膏等を用いることもできる。また、人工石を用
いることもできる。また更に、プラスチックで金属や石
を包み込んだり、砕いた金属や石を加えて混練して得ら
れるプラスチックセメントを埋め込んだり、固化後接合
することによっても用いることができる。
【0026】ここに用いる錘部材3の形状は、特に限定
はされない。錘主体2に設けた穴に合わせた形状にする
のが好ましく、錘主体2に錘部材3を埋め込む場合に
は、一定形状に錘部材3を形成しておき、それを埋め込
むに適した形状の穴を錘主体2に設けておくのが好まし
い。その時に錘部材3には、錘主体2に設ける貫通孔5
に連結するように同じ径の孔を設けておくのが好まし
い。
【0027】浮力付与部材4は、錘部材3がルアー用錘
1又はルアーを水中にて沈むように働いているのに対
し、ルアー用錘1及びルアーに浮力を与え、ルアー全体
の前後左右の動きをコントロールする働きを有するもの
で、錘部材3より比重が小さいことが必要である。ま
た、錘主体2より比重が小さくてもよい。
【0028】浮力付与部材4には、木材、植物の芯、天
然繊維及び合成樹脂からなる発泡体等が用いられる。木
材としては、上記錘主体2に用いる木材を用いることが
できる。また、錘主体2に用いたのと同じ材質の木材を
用いることもできる。植物の芯としては、トウモロコ
シ、ヨモギ等のスポンジ状の芯材を用いることができ
る。天然繊維には、綿、絹、羊毛等が用いられるが、精
錬していない原綿や原毛等の水に濡れにくいものの方が
好ましい。精錬後であれば表面が油剤で処理してあるも
の方が好ましい。
【0029】合成樹脂製の発泡体としては、ポリスチレ
ン製、ポリウレタン製、ポリエチレン製、ポリプロピレ
ン製等の発泡体が挙げられ、微細な気泡を形成した高発
泡体が好ましく、高発泡ポリエチレン等が好ましい。
【0030】錘主体2に貫通して設ける貫通孔5は、錘
主体2と錘部材3と浮力付与部材4とを貫通するように
設けるのが好ましい。該貫通孔5は、錘主体2に錘部材
3と浮力付与部材4とを設けた後に設けてもよいが、各
部材に予め貫通孔4を設けておき、それを組み立てても
よい。
【0031】また、貫通孔5は設けなくてもよい。貫通
孔5を設けない場合には、ルアー用錘1に道糸取付け部
7及び釣り針取付け部8を、別々に設ける必要がある。
その場合にも、上記各取付け部の位置は、平行方向から
見て該ルアー用錘1の長手方向に対する両端部の、水中
にて沈む方(錘部材3の重さがかかる方向)の端部に道
糸取付け部7が、水中にて浮く方(浮力付与材4の浮力
がかかる方向)に釣り針取付け部8が、各々来るように
設ける。道糸取付け部7及び釣り針取付け部8は、各々
別々に形成され、それらを錘主体2に打ち込む、ネジ込
む、又は、接合等の手段によって取り付けることができ
る。
【0032】貫通孔5は、道糸と釣り針10を連結する
ための針金6を挿通するものであるから、該針金6が挿
通できる程度の径の孔であればよく、上記針金6の太さ
より若干径が大きい程度に設けられているのが好まし
い。挿通後の針金6が前後左右に容易に動く場合には、
ルアーの動きが一定しないので好ましくない。針金6は
自由に動かず、貫通孔5に差し込んで固定されているの
が好ましい。
【0033】貫通孔5に挿通する針金6の材質として
は、鉄製,銅製、ステンレス製等のものが用いられる
が、鉄製、ステンレス製のものが好ましい。鉄製の場合
には錆を防ぐために表面処理が施されていることが必要
であるので、錆の発生が少なく、弾性、強度の高いステ
ンレスの方が好ましい。
【0034】また、上記針金6の一方には、道糸取付け
部7を形成しておくのが好ましい。上記針金6の他方に
は釣り針10を装着するための釣り針取付部8は、釣り
針10の取り外しができないよう固定することもできる
が、釣り針10の取付け及び取り外し自在に形成するほ
うが好ましい。
【0035】釣り針10の取外しができるようにするに
は、例えば、図4に示すような釣り針取付部8を設ける
ことができる。該釣り針取付部8は、針金6の端部に環
状を形成しない輪を形成し、該針金6の先端は上記貫通
孔5に貫通している針金6の途中と接するように形成
し、その輪に釣り針10を装着後、上記針金6の先端を
針金6の途中に合わせて貫通孔5に差し込んで輪で止ま
るようにする。輪の形状は、円形に限らず、楕円形、三
角形、四角形等の形状であってもよい。釣り針取付け部
8は上記形状に限定されない。
【0036】釣り針取付部8は上記のようにすることに
より、好みの釣り針10を装着することができ、釣り針
10を交換する場合は、釣り針取付部8を貫通孔5より
抜いて外に出し、釣り針10を取り外して交換し、針金
6先端を貫通孔5に差し込めばよく、容易に釣り針10
の交換ができる。
【0037】上記錘主体2の一方に穿った穴に錘部材3
を埋め込む際には、該穴の奥又は該錘部材3を埋め込ん
だ後に吸水性のある紙、綿及び吸水性樹脂等を詰めるこ
とができる。これら充填物には、予め「におい」、例え
ば魚臭や魚の好みそうなにおいを浸透させておき、それ
を穴に押し込み、その後に錘部材3を嵌め込み、次いで
蓋をして埋め込むか、錘部材3を嵌め込んだ後に臭いを
付与した紙や布帛を埋め込み、次いで蓋をする。また、
上記浮力付与部材4に用いるスポンジ状部材、又は高発
泡ポリエチレン等の発泡体ににおいを付与して用いるこ
ともできる。
【0038】本願発明のルアー9では、本願発明のルア
ー用錘1の長手方向の錘部材3を設けた方向の針金6の
端部に道糸を設け、その反対方向の針金6の端部に釣り
針10を取り付けるが、その際には釣り針10は、錘部
材3の設けられた一方より上、または、ほぼ横の位置に
あるのが好ましく、もし釣り針10が下にある場合に
は、軽い釣り針10に交換するか、錘部材3の重さを軽
くしたもの、または、浮力付与材4により浮力を大きく
したルアー用錘1を用いて、釣り針10が上に来るよう
にする。
【0039】本願発明のルアー9は、淡水魚の場合、河
川の釣り、湖沼の釣り、渓流釣り、釣り堀等広く利用す
ることができる。淡水魚としては、例えば、ニジマス、
ブラウン、イトウ、イワナ、ヤマメ等が挙げられる。ま
た、海釣りにも用いることができ、海魚としては、例え
ば、スズキ、アジ、カサゴ等があげられる。、
【0040】
【実施例】以下に具体的実施例によって本願発明をさら
に詳細に説明する。
【0041】実施例1 チーク材よりなり直径11mm、長さ15mmの円柱状
の錘主体2に、一方の端より直径7mm、深さ12mmの円
形の貫通しない穴を穿つ。予め表面に錆止めを施し、更
にその上に樹脂コーティングした鉄製の円錐状錘の円の
中心を貫通する貫通孔4を設けたものを用意しておき、
これを上記穴に円錐状の方を先にして最奥まで押し込
み、該穴の口を上記と同じ木を用いて蓋をする。錘部材
3を埋め込んだ錘主体2の表面には塗料等は塗らず、木
地のままとした。該錘主体2の一方の円の中心から他方
の円の中心に貫通して貫通孔5を設けて、図1に示すよ
うなルアー用錘1を得た。
【0042】次いで上記貫通孔5に、太さ0.8mmの
ステンレス製針金6挿通し、錘部材3が埋め込まれた上
記錘主体2の一方側の上記針金6の端に道糸取付部7を
設け、上記針金6の他方の端には、先端に10mm程を
余して連結してない輪を設け、針金6の先端を折り返し
て、貫通孔5に差し込めるようにして、釣り針取付部8
を設ける(図4)。該釣り針取付部8の輪に釣り針10
を装着し、該針金6の折り返し部を貫通孔4に差込み、
図5に示すようなルアー9を得た。上記道糸取付部7及
び上記釣り針取付部8に設ける輪の直径は、いずれも貫
通孔5の直径より大きくして、貫通孔5を通り抜けない
ようにした。
【0043】上記のようにして得られたルアー9を用い
て、管理釣り場で鱒釣りを行ったところ、食いがよく、
次々と釣り上げ、0.5時間で8匹、約2kgの釣果が
あった。この間に釣り針10の交換を3回行ったが、ル
アー9の交換は1回も行わなかった。同時に従来のミノ
ータイプの魚型ルアーを用いて鱒釣りを行ったところ、
1時間で2匹、500gの釣果であった。この間ルアー
の交換を3回行った。
【0044】実施例2 アクリル樹脂を用いて、直径10mm,長さ15mmの
大きさの円柱状に成形して得られた錘主体2の一方の端
より、直径7mm,深さ13mmの穴を穿ち、該穴に高
発泡ポリエチレンを上記錘主体2の長手方向の長さ12
mmになるよう充填し、入り口を真鍮製の錘部材2をも
って封鎖し、上記錘主体2の表面全体を小豆色に塗装
し、上記長手方向の円の中心に0.7mmの貫通孔5を設
けて図2に示すようなルアー用錘1を得た。貫通孔5
に、太さ0.7mmのステンレス製の針金6を挿通し、
該針金6の両端には、実施例1と同様に道糸取付部7と
釣り針取付部8を設け、該釣り針取付部8に釣り針10
を装着して図5に示すようなルアー9を得た。
【0045】以上のようにして得られたルアー9を用い
て、管理釣り場でトラウト釣りを行ったところ、0.5
時間で、5匹、1.25kgの釣果があった。この間に
釣り針10の交換を3回行った。同時に、ミノータイプ
のプラグを用いてトラウト釣りを行った結果、1時間
で、0匹であった。その間にルアーの交換を5回行っ
た。
【発明の効果】
【0046】本願発明のルアー用錘は、錘主体に錘部材
と浮力付与材を設けてなることにより、ルアーフィッシ
ングに用いた時に浮きと錘の二つの機能を有すると共
に、形状が極めて簡単かつ単純であり、その他の付属品
も必要とせず、その上従来のルアーのように多数の色彩
の塗料で彩色する必要もないので、手間を要することな
く、容易に低価格で製造することができるという効果を
有する。
【0047】本願発明のルアーは、上記で得られたルア
ー用錘に設けた道糸取付け部と釣り針取付け部を設け、
それらに各々道糸及び釣り針を設けてなることにより、
それを用いてルアーフィッシングを行うことにより、従
来のルアーより食いが良く、極めて多量の釣果が得られ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のルアー用錘の一例を示す断面図であ
る。
【図2】本願発明のルアー用錘の他の一例を示す断面図
である。
【図3】本願発明のルアー用錘の更に他の一例を示す断
面図である。
【図4】本願発明の図一に示すルアー用錘に針金を挿通
した時の一例を示す断面図である。
【図5】本願発明のルアーの一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ルアー用錘 2 錘主体 3 錘部材 4 浮力付与材 5 貫通孔 6 針金 8 釣り針取付部 9 ルアー 10 釣り針

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錘主体に錘部材と浮力付与部材を設けて
    なることを特徴とするルアー用錘。
  2. 【請求項2】 上記ルアー用錘に、道糸取付け部と釣り
    針取付け部を設け、該釣り針取付け部に釣り針を設けて
    なることを特徴とするルアー。
  3. 【請求項3】 錘主体に錘部材と浮力付与部材を設け、
    該錘主体と該錘部材と該浮力付与部材とを貫通して設け
    た貫通孔に針金を挿通し、該針金の上記錘部材を設けた
    方の端部に道糸取付け部を、また、浮力付与部材を設け
    た方の端部に釣り針取付け部を各々設け、該釣り針取付
    け部に釣り針を設けてなる請求項2記載のルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6691450B2 (en) * 2001-07-27 2004-02-17 Larry V. Glavinich Fishing line sinker assemblage
JP2007222082A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Water Land:Kk 釣用錘
US7621071B2 (en) * 2007-04-11 2009-11-24 Brasseur Bernard P Snag-resistant linkable sinker
CN107439505A (zh) * 2017-07-30 2017-12-08 武汉贝特尔科技有限责任公司 一种重量可调的渔坠

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