JP2000342145A - 釣針外し兼餌付け機 - Google Patents

釣針外し兼餌付け機

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JP2000342145A
JP2000342145A JP11159215A JP15921599A JP2000342145A JP 2000342145 A JP2000342145 A JP 2000342145A JP 11159215 A JP11159215 A JP 11159215A JP 15921599 A JP15921599 A JP 15921599A JP 2000342145 A JP2000342145 A JP 2000342145A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】釣り上げた魚を手で掴むことなく容易に釣り針
を外すことができ、しかも、釣り針に対して迅速に餌を
付着させることができる釣針外し兼餌付け機を提供す
る。 【解決手段】魚受け板20に、その外周縁より内側へと
釣り糸2を通す細溝21を形成し、該細溝21終端に、
釣り針1は通過可能だが魚4の口部4aが通過不能な針
通過口22を開設する。また、針掛けピン30を、前記
魚受け板20にある針通過口22上を横切るように延
び、該針通過口22周囲に下側から当てた魚4の口部4
aに対し、釣り糸2を傾けて引いた際に、魚4の口部4
aより外れる釣り針1がそのまま引っ掛かる位置に支持
する。そして、餌付け機構40により、前記針掛けピン
30に引っ掛かってその先端31より逃がす釣り針1に
対し、練り餌3を所定量ずつ押し付け自動的に付着させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、魚を釣り上げた際
に釣り針から魚を外すと共に、釣り針に新たに餌を付け
ることができる釣針外し兼餌付け機、それに釣針外し
機、餌付け機に関する。本釣針外し兼餌付け機は、特に
川釣りにおいて、ハヤ(ウグイ)やヤマベ(オイカワ)
を釣るのに適している。
【0002】
【従来の技術】従来の魚釣りでは、魚を釣り上げた際に
は、釣れた魚を手でしっかりと掴み、他方の手で掛かっ
ている釣り針を魚の口部から取り外していた。続いて、
練り餌等をチューブから適量押し出して、釣り針に絡め
るようにして付着させて、再び水中に餌の付いた釣り針
を投入して、魚の当たりを待つのが常であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の魚釣りでは、釣り上げた魚は釣り針を外
す際に必ず手で掴まなければならず、手に魚臭が染み付
いたり、また素早く釣り針を外すことは困難であった。
特に素人の場合には、魚をうまく掴めなかったり、釣り
針を外す要領が分からず、不用意に魚を弱らせたり、釣
り針で手を怪我するおそれもあった。
【0004】また、釣り針に練り餌をうまく付着させる
ことは、熟練した人にとっても比較的難しく、餌を付け
ることに時間がかかる分だけ、実際に魚の当たりを楽し
む釣りの時間が削減されるという問題があった。また、
釣り針に練り餌をうまく装着できないと、魚に餌のみを
食べられて全く釣れないというおそれさえあった。
【0005】本発明は、以上のような従来の問題点に着
目してなされたものであり、釣り上げた魚を手で掴むこ
となく容易に釣り針を外すことができ、しかも、釣り針
に対して迅速に餌を付着させることができる釣針外し兼
餌付け機と、針外しと餌付けをそれぞれを単独で容易に
行うことができる針外し機と餌付け機とを提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]魚(4)を釣り上げた際に釣り針(1)から魚
(4)を外すと共に、釣り針(1)に新たに餌(3)を
付けることができる釣針外し兼餌付け機(10)におい
て、釣り上げた魚(4)の口部(4a)を当てる魚受け
板(20)と、魚(4)の口部(4a)より外れた釣り
針(1)を引っ掛ける針掛けピン(30)と、釣り針
(1)に新たに餌(3)を付ける餌付け機構(40)と
を有して成り、前記魚受け板(20)に、その外周縁よ
り内側へと釣り糸を通す細溝(21)を形成し、該細溝
(21)終端に、釣り針(1)は通過可能だが魚(4)
の口部(4a)が通過不能な針通過口(22)を開設
し、前記針掛けピン(30)は、前記魚受け板(20)
にある針通過口(22)上を横切るように延び、該針通
過口(22)周囲に下側から当てた魚(4)の口部(4
a)に対し、釣り糸を傾けて引いた際に、魚(4)の口
部(4a)より外れる釣り針(1)がそのまま引っ掛か
る位置に支持し、前記餌付け機構(40)は、前記針掛
けピン(30)に引っ掛かってその先端より逃がす釣り
針(1)に対し、練り餌(3)を所定量ずつ押し付け自
動的に付着させる機構であり、前記針掛けピン(30)
の先端を臨む位置に配され、練り餌(3)が塊状に押し
出されるノズル(41)と、該ノズル(41)より練り
餌(3)を所定量ずつ押し出させる供給部(43)と、
該供給部(43)に送る練り餌(3)を貯留するケース
(53)から成ることを特徴とする釣針外し兼餌付け機
(10)。
【0007】[2]前記餌付け機構(40)の供給部
(43)は、前記ノズル(41)とケース(53)をそ
れぞれ連通接続した筒体(44)を有し、前記筒体(4
4)の一端側に、該一端側と前記ノズル(41)の接続
口との間で軸心方向に移動可能なボール(46)を挿入
し、該ボール(46)を、前記ノズル(41)の接続口
を塞ぐ位置に、筒体(44)の一端側よりバネ(47)
を介して付勢し、前記筒体(44)の他端側に、前記ケ
ース(53)の接続口より筒体(44)内に圧入された
練り餌(3)を、手動により前記ボール(46)の付勢
力に抗して、前記ノズル(41)の接続口側へ押し出す
ピストン部材(50)を軸心方向に移動可能に挿通して
成ることを特徴とする[1]記載の釣針外し兼餌付け機
(10)。
【0008】[3]前記魚(4)の口部(4a)より外
れた釣り針(1)を、前記針掛けピン(30)に引っ掛
かる位置まで引きつける磁石(35)を適所に配設した
ことを特徴とする[1]または[2]記載の釣針外し兼
餌付け機(10)。
【0009】[4]前記魚受け板(20)、針掛けピン
(30)、および餌付け機構(40)は一体化されて保
持具(60)に組み付けられ、該保持具(60)は、前
記魚受け板(20)が略水平に保たれる通常の使用姿勢
で、腰に巻くベルトに装着可能に構成されたことを特徴
とする[1],[2]または[3]記載の釣針外し兼餌
付け機(10)。
【0010】[5]前記魚受け板(20)の針通過口
(22)の真下位置に開口する魚収納袋(71)を、前
記保持具(60)に着脱自在に取り付けたことを特徴と
する[4]記載の釣針外し兼餌付け機(10)。
【0011】[6]魚(4)を釣り上げた際に釣り針
(1)から魚(4)を外すことができる釣針外し機にお
いて、釣り上げた魚(4)の口部(4a)を当てる魚受
け板(20)と、魚(4)の口部(4a)より外れた釣
り針(1)を引っ掛ける針掛けピン(30)とを有して
成り、前記魚受け板(20)に、その外周縁より内側へ
と釣り糸を通す細溝(21)を形成し、該細溝(21)
終端に、釣り針(1)は通過可能だが魚(4)の口部
(4a)が通過不能な針通過口(22)を開設し、前記
針掛けピン(30)は、前記魚受け板(20)にある針
通過口(22)上を横切るように延び、該針通過口(2
2)周囲に下側から当てた魚(4)の口部(4a)に対
し、釣り糸(2)を傾けて引いた際に、魚(4)の口部
(4a)より外れる釣り針(1)がそのまま引っ掛かる
位置に支持し、該針掛けピン(30)の先端より釣り針
(1)を逃がすことができることを特徴とする釣針外し
機。
【0012】[7]釣り針(1)に新たに餌(3)を付
けることができる餌付け機において、釣り針(1)を引
っ掛ける針掛けピン(30)と、該針掛けピン(30)
の先端を臨む位置に配され、練り餌(3)が塊状に押し
出されるノズル(41)と、該ノズル(41)より練り
餌(3)を所定量ずつ押し出させる供給部(43)と、
該供給部(43)に送る練り餌(3)を貯留するケース
(53)とから成ることを特徴とする餌付け機。
【0013】次に作用を説明する。本発明に係る釣針外
し兼餌付け機(10)によれば、魚(4)を釣り上げた
際には、先ず釣り針(1)に近い側の釣り糸を魚受け板
(20)の細溝(21)に通して、そのまま針通過口
(22)まで持っていき、さらに釣り糸を上方に持ち上
げるようにする。
【0014】すると、釣り針(1)が掛かっている魚
(4)の口部(4a)は、前記針通過口(22)の周囲
に下側から当たるが、この時点で魚(4)の口部(4
a)に対し釣り糸を傾けながら引くと、釣り針(1)は
魚(4)の口部(4a)より外れて、魚(4)はそのま
ま下方へ落下する。釣り針(1)は針通過口(22)を
上方へと抜ける途中で、該針通過口(22)上を横切る
針掛けピン(30)に引っ掛かる。
【0015】針掛けピン(30)より釣り針(1)を外
すためには、釣り針(1)を針掛けピン(30)の先端
まで移動させるが、この先端より釣り針(1)を逃がす
際に、餌付け機構(40)により釣り針(1)に練り餌
(3)が所定量ずつ押し付けられて付着する。すなわ
ち、ケース(53)に貯留されている練り餌(3)は供
給部(43)へ送られ、該供給部(43)より練り餌
(3)はノズル(41)側へ所定量ずつ押し出される。
【0016】そして、ノズル(41)先端には練り餌
(3)が塊状に押し出されるが、該ノズル(41)は前
記針掛けピン(30)の先端を臨む位置に配されてお
り、針掛けピン(30)の先端より逃がす釣り針(1)
に、塊状の練り餌(3)がうまく付着するようになって
いる。このような餌付け機構(40)の供給部(43)
は、例えば前記[2]記載のようにすれば、その構成を
なるべく簡易化できると共に、確実に練り餌(3)をノ
ズル(41)から所定量ずつ押し出すことができる。
【0017】また、前記魚(4)の口部(4a)より外
れた釣り針(1)を、前記針掛けピン(30)に引っ掛
かる位置まで引きつける磁石(35)を適所に配設すれ
ば、より確実に釣り針(1)を針掛けピン(30)に引
っ掛けることができ、効率よく餌(3)を付けることが
可能となる。
【0018】また、前記魚受け板(20)、針掛けピン
(30)、および餌付け機構(40)を、一体化して保
持具(60)に組み付け、該保持具(60)を、前記魚
受け板(20)が略水平に保たれる通常の使用姿勢で、
腰に巻くベルトに装着可能に構成すれば、使い勝手を良
くすることができる。
【0019】また、前記魚受け板(20)の針通過口
(22)の真下位置に開口する魚収納袋(71)を、前
記保持具(60)に着脱自在に取り付ければ、釣り針
(1)から外れた魚(4)を効率よく収納することがで
きる。
【0020】また、前記釣針外し兼餌付け機(10)か
ら餌付け機構(40)を省くように構成して、魚(4)
の口部(4a)より釣り針(1)を容易に外すことだけ
を目的とする釣針外し機としてもよい。
【0021】さらにまた、前記釣針外し兼餌付け機(1
0)から魚受け板(20)を省くように構成して、釣り
針(1)に新たに餌(3)を付けることだけを目的とす
る餌付け機としてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。図1〜図6は本発明の
一実施の形態を示している。本実施の形態に係る釣針外
し兼餌付け機10は、魚4を釣り上げた際に釣り針1か
ら魚を外すと共に、釣り針1に新たに練り餌3を付ける
ことができるものである。本釣針外し兼餌付け機10
は、特に川釣りにおいて、ハヤ(ウグイ)やヤマベ(オ
イカワ)を釣るのに適している。
【0023】図1に示すように、釣針外し兼餌付け機1
0は、釣り上げた魚4の口部4aを当てる魚受け板20
と、魚4の口部4aより外れた釣り針1を引っ掛ける針
掛けピン30と、釣り針1に新たに餌3を付ける餌付け
機構40とを有して成る。なお、魚受け板20、針掛け
ピン30、および餌付け機構40は、互いに一体化され
て保持具60に組み付けられている。
【0024】前記保持具60は、腰に巻くベルト(図示
せず)に装着可能に構成されており、他の構成部品を一
体に取り付けるベース部61と、該ベース部61の一端
に設けられた取付ブラケット62から成る。図6に示す
ように、前記取付ブラケット62は、ベルトに挟むよう
に付ける装着板65の被取付部66に着脱自在に装着で
きるものである。
【0025】図1に示すように、前記魚受け板20に
は、その外周縁より内側へと釣り糸2(図3参照)を通
す細溝21が形成され、該細溝21の終端には針通過口
22が開設されている。ここで針通過口22は、釣り針
1(図4参照)は通過可能だが、魚4の口部4a(図3
参照)が通過不能な大きさに設定されている。
【0026】前記細溝21の始端側では、その両側に並
ぶ魚受け板20の先端縁20a,20bの長さが互いに
異なるように形成されており、釣り糸2を細溝21の始
端側へと導き易いようになっている。なお、魚受け板2
0の後端縁側20cは、前記保持具60のベース部61
に一体に取り付けられている。
【0027】図1,図2に示すように、前記針掛けピン
30は、前記魚受け板20にある針通過口22上を横切
るように延びた状態で、魚受け板20上に固定ブラケッ
ト32を介して支持されている。ここで針掛けピン30
は、前記針通過口22の周囲に下側から当てた魚4の口
部4aに対し、釣り糸2を傾けて引いた際に、魚4の口
部4aより外れた釣り針3がそのまま引っ掛かるように
配置されている。
【0028】また、前記針掛けピン30のちょうど真下
に位置するベース部61の適所には、魚4の口部4aよ
り外れた釣り針3を、前記針掛けピン30に引っ掛かる
位置まで引きつける磁石35が配設されている。
【0029】図1に示すように、前記餌付け機構40
は、前記針掛けピン30に引っ掛かってその先端31よ
り逃がす釣り針1に対し、練り餌3を所定量ずつ押し付
け自動的に付着させる機構である。かかる餌付け機構4
0は、前記針掛けピン30の先端31を臨む位置に配さ
れ、練り餌3が塊状に押し出されるノズル41と、前記
ノズル41より練り餌3を所定量ずつ押し出させる供給
部43と、該供給部43に送る練り餌3を貯留するケー
ス53から成る。
【0030】図2に示すように、前記餌付け機構40の
供給部43は、前記ノズル41とケース53をそれぞれ
連通接続した筒体44を有している。筒体44は、これ
を貫通させた状態に支持する取付ブラケット45を介し
て、ケース53の上蓋54に一体に取り付けられてい
る。
【0031】前記筒体44の一端側44aには、該一端
側44aと前記ノズル41の接続口41aとの間で軸心
方向に移動可能なボール46が挿入されている。ここで
ボール46は、前記ノズル41の接続口41aを塞ぐ位
置に、筒体44の一端側44aよりバネ47を介して付
勢されている。なお、バネ47により付勢するボール4
6の位置は、筒体44の一端側44aに螺合させたネジ
部材48によって、任意に調整できるように設定されて
いる。
【0032】前記筒体44の他端側44bには、ピスト
ン部材50が軸心方向に移動可能に挿通されている。こ
こでピストン部材50は、筒体44の他端側44bより
外部に延び出る方向へバネ51を介して付勢されてい
る。なお、ピストン部材50の初期位置は、ボルト52
で適宜調整できるように設定されている。
【0033】前記ピストン部材50は、そのバネ51と
前記ボール46の付勢力に抗して手動で押し込んだ場合
に、筒体44内の練り餌3を前記ノズル41の接続口4
1a側へと押し出すものである。なお、筒体44内は、
前記ケース53の接続口54aより練り餌3が常時圧入
されるようになっている。
【0034】前記ケース53は、前記供給部43に送る
練り餌3を貯留するための円筒状の容器である。かかる
ケース53の上蓋54には、前記筒体44内に連通接続
するための接続口54aが設けられている。ケース53
は、保持ブラケット58を介して保持具60のベース部
61に一体に組み付けられている。
【0035】また、ボルト52内の下側には、押さえ板
56が軸心方向に移動可能に内挿されている。この押さ
え板56を、下蓋55に螺合した調整ネジ57で上方へ
適宜移動させることにより、ケース53の接続口54a
より筒体44側へ練り餌3を供給できるように設定され
ている。
【0036】図6に示すように、前記魚受け板20、針
掛けピン30、および餌付け機構40は、一体化されて
保持具60に組み付けられている。保持具60は、前記
魚受け板20が略水平に保たれる通常の使用姿勢で、腰
に巻くベルトに装着可能に構成されている。
【0037】前述したが前記保持具60の取付ブラケッ
ト62は、ベルトに挟むように取り付ける装着板65の
被取付部66に着脱自在に装着できるように設定されて
いる。また、装着板65には、魚収納袋71を着脱自在
に取り付けるリング部材70が一体に取り付けられてい
る。
【0038】前記リング部材70に取り付ける網びく状
の魚収納袋71は、前記魚受け板20の針通過口22の
真下位置にちょうど大きく開口するように設定されてい
る。さらにまた、装着板65には、釣った魚の数を計数
するためのカウンター80も取り付けられている。
【0039】次に作用を説明する。図6に示すように、
前記釣針外し兼餌付け機10の保持具60を、ベルトに
装着してある装着板65に取り付ければ、本釣針外し兼
餌付け機10を快適に使用することができ、釣りの邪魔
にもならない。
【0040】図3に示すように、魚を釣り上げた際は、
先ず釣り針1に近い側の釣り糸2を魚受け板20の細溝
21に通して、そのまま針通過口22まで持っていき、
さらに釣り糸2を上方に持ち上げるようにする。
【0041】すると、釣り針1が掛かっている魚4の口
部4aは、前記針通過口22の周囲に下側から当たる
が、この時点で図4中の矢印で示す方向へ釣り糸2を傾
けながら引くと、釣り針1は魚4の口部4aより外れ
て、魚4はそのまま下方へ落下する。ここで釣り針1
は、針先にモドリがないタイプを使用すれば、釣り針1
をより容易に外すことができる。
【0042】外れた釣り針1はそのまま上方へと引かれ
るが、図4に示すように、釣り針1は針通過口22を抜
ける途中で、該針通過口22上を横切る針掛けピン30
に引っ掛かる。ここで釣り針1は、ベース部61の適所
にある磁石35(図1参照)に引きつけられて、針掛け
ピン30に確実に接近するため、より確実に釣り針1を
針掛けピン30に引っ掛けることができる。
【0043】図5において、針掛けピン30より釣り針
1を外すためには、釣り針1を針掛けピン30の先端3
1まで滑らすように移動させるが、この先端31より釣
り針1を逃がす際に、餌付け機構40により釣り針1に
練り餌3が所定量ずつ押し付けられて付着する。
【0044】詳しく言えば、針掛けピン30から釣り針
1を外す前に、予め供給部43のピストン部材50を押
して、ノズル41の先端口42に練り餌を塊状に押し出
しておく。かかる状態で、針掛けピン30の先端31よ
り釣り針1を逃がすと、釣り針1の先曲がりの部位が、
ちょうど先端口42上にある塊状の練り餌の中心を引っ
掻くことになり、釣り針1に練り餌を確実に付着させる
ことができる。
【0045】ピストン部材50の押し出し操作を繰り返
すことで、ノズル41から練り餌3が押し出される量が
減ってきた場合には、ケース53の調整ネジ57を押し
上げる方向に回転させて、ケース53側から筒体44へ
の練り餌3の圧入高を高めるよう適宜調整すればよい。
【0046】このようにして、本釣針外し兼餌付け機1
0によれば、釣り上げた魚4を手で掴むことなく容易に
釣り針1を外すことができ、しかも、釣り針1に対して
迅速に練り餌3を付着させることができる。従って、釣
りによって手に魚臭が染み付くようなことはない。
【0047】また、釣りの素人でも、魚4を迅速かつ容
易に釣り針1から外すことができ、不用意に魚4を弱ら
せたり、釣り針1で手を怪我するようなおそれもない。
さらに、釣り針1に練り餌3を付けることに時間がかか
ることがなくなり、実際に魚の当たりを楽しむ釣りの時
間を十分に得ることができる。
【0048】また、図6に示すように、前記装着板65
にあるリング部材70に対して魚収納袋71を装着すれ
ば、該魚収納袋71は、前記魚受け板20の針通過口2
2の真下位置で大きく開口するため、釣り針3から外れ
た魚を効率よく収納することができる。さらに、カウン
ター80によって釣り上げた魚を随時計数することがで
きる。なお、本発明に係る釣針外し兼餌付け機10は、
前述した実施の形態に限定されるものではない。
【0049】また、前記釣針外し兼餌付け機10から餌
付け機構40を省くように構成して、魚4の口部4aよ
り釣り針1を容易に外すことだけを目的とする釣針外し
機としてもよい。さらにまた、前記釣針外し兼餌付け機
10から魚受け板20を省くように構成して、釣り針1
に新たに餌3を付けることだけを目的とする餌付け機と
してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る釣針外し兼餌付け機によれ
ば、釣り上げた魚を手で一切掴むことなく、容易に釣り
針を外すことができるから、釣りにより手に魚臭が染み
付くようなことはなく、また不用意に魚を弱らせたり、
釣り針で手を怪我するおそれもない。しかも、釣り針に
対して迅速に練り餌を付着させることができるから、素
人でも釣り針に練り餌を付けることに時間がかかること
がなくなり、実際に魚の当たりを待つ釣りの時間を十分
に楽しむことができる。
【0051】また、本発明に係る釣針外し機によれば、
前述した魚より釣り針を外すことだけを容易に行うこと
ができる。さらにまた、本発明に係る餌付け機によれ
ば、前述した釣り針に新たに餌を付けることだけを容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機を示す縦断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機の使用状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機の使用状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機の使用状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る釣針外し兼餌付け
機をベルト装着用の装着板に取り付けた状態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1…釣り針 2…釣り糸 3…練り餌 4…魚 4a…口部 10…釣針外し兼餌付け機 20…魚受け板 21…細溝 22…針通過口 30…針掛けピン 32…固定ブラケット 35…磁石 40…餌付け機構 41…ノズル 42…先端口 43…供給部 44…筒体 45…取付ブラケット 46…ボール 47…バネ 48…ネジ部材 50…ピストン部材 51…バネ 52…ボルト 53…ケース 56…押さえ板 57…調整ネジ 58…保持ブラケット 60…保持具 61…ベース部 62…取付ブラケット 65…装着板 66…被取付部 70…リング部材 71…魚収納袋 80…カウンター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月12日(2000.4.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。 [1]魚(4)を釣り上げた際に釣り針(1)から魚
(4)を外すと共に、釣り針(1)に新たに餌(3)を
付けることができる釣針外し兼餌付け機(10)におい
て、釣り上げた魚(4)の口部(4a)を当てる魚受け
板(20)と、魚(4)の口部(4a)より外れた釣り
針(1)を引っ掛ける針掛けピン(30)と、釣り針
(1)に新たに餌(3)を付ける餌付け機構(40)と
を有して成り、前記魚受け板(20)に、その外周縁よ
り内側へと釣り糸を通す細溝(21)を形成し、該細溝
(21)終端に、釣り針(1)は通過可能だが魚(4)
の口部(4a)が通過不能な針通過口(22)を開設
し、前記針掛けピン(30)は、前記魚受け板(20)
にある針通過口(22)上を横切るように延び、該針通
過口(22)周囲に下側から当てた魚(4)の口部(4
a)に対し、釣り糸を傾けて引いた際に、魚(4)の口
部(4a)より外れる釣り針(1)がそのまま引っ掛か
る位置に支持し、前記餌付け機構(40)は、前記針掛
けピン(30)に引っ掛かってその先端より逃がす釣り
針(1)に対し、練り餌(3)を所定量ずつ押し付け付
着させる機構であることを特徴とする釣針外し兼餌付け
機(10)。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】[2]前記餌付け機構(40)は、前記針
掛けピン(30)の先端を臨む位置に配され、練り餌
(3)が塊状に押し出されるノズル(41)と、該ノズ
ル(41)より練り餌(3)を所定量ずつ押し出させる
供給部(43)と、該供給部(43)に送る練り餌
(3)を貯留するケース(53)から成り、前記供給部
(43)は、前記ノズル(41)とケース(53)をそ
れぞれ連通接続した筒体(44)を有し、前記筒体(4
4)の一端側に、該一端側と前記ノズル(41)の接続
口との間で軸心方向に移動可能なボール(46)を挿入
し、該ボール(46)を、前記ノズル(41)の接続口
を塞ぐ位置に、筒体(44)の一端側よりバネ(47)
を介して付勢し、前記筒体(44)の他端側に、前記ケ
ース(53)の接続口より筒体(44)内に圧入された
練り餌(3)を、手動により前記ボール(46)の付勢
力に抗して、前記ノズル(41)の接続口側へ押し出す
ピストン部材(50)を軸心方向に移動可能に挿通して
成ることを特徴とする[1]記載の釣針外し兼餌付け機
(10)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】また、ケース53内の下側には、押さえ板
56が軸心方向に移動可能に内挿されている。この押さ
え板56を、下蓋55に螺合した調整ネジ57で上方へ
適宜移動させることにより、ケース53の接続口54a
より筒体44側へ練り餌3を供給できるように設定され
ている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】魚を釣り上げた際に釣り針から魚を外すと
    共に、釣り針に新たに餌を付けることができる釣針外し
    兼餌付け機において、 釣り上げた魚の口部を当てる魚受け板と、魚の口部より
    外れた釣り針を引っ掛ける針掛けピンと、釣り針に新た
    に餌を付ける餌付け機構とを有して成り、 前記魚受け板に、その外周縁より内側へと釣り糸を通す
    細溝を形成し、該細溝終端に、釣り針は通過可能だが魚
    の口部が通過不能な針通過口を開設し、 前記針掛けピンは、前記魚受け板にある針通過口上を横
    切るように延び、該針通過口周囲に下側から当てた魚の
    口部に対し、釣り糸を傾けて引いた際に、魚の口部より
    外れる釣り針がそのまま引っ掛かる位置に支持し、 前記餌付け機構は、前記針掛けピンに引っ掛かってその
    先端より逃がす釣り針に対し、練り餌を所定量ずつ押し
    付け自動的に付着させる機構であり、前記針掛けピンの
    先端を臨む位置に配され、練り餌が塊状に押し出される
    ノズルと、該ノズルより練り餌を所定量ずつ押し出させ
    る供給部と、該供給部に送る練り餌を貯留するケースか
    ら成ることを特徴とする釣針外し兼餌付け機。
  2. 【請求項2】前記餌付け機構の供給部は、前記ノズルと
    ケースをそれぞれ連通接続した筒体を有し、 前記筒体の一端側に、該一端側と前記ノズルの接続口と
    の間で軸心方向に移動可能なボールを挿入し、該ボール
    を、前記ノズルの接続口を塞ぐ位置に、筒体の一端側よ
    りバネを介して付勢し、 前記筒体の他端側に、前記ケースの接続口より筒体内に
    圧入された練り餌を、手動により前記ボールの付勢力に
    抗して、前記ノズルの接続口側へ押し出すピストン部材
    を軸心方向に移動可能に挿通して成ることを特徴とする
    請求項1記載の釣針外し兼餌付け機。
  3. 【請求項3】前記魚の口部より外れた釣り針を、前記針
    掛けピンに引っ掛かる位置まで引きつける磁石を適所に
    配設したことを特徴とする請求項1または2記載の釣針
    外し兼餌付け機。
  4. 【請求項4】前記魚受け板、針掛けピン、および餌付け
    機構は一体化されて保持具に組み付けられ、該保持具
    は、前記魚受け板が略水平に保たれる通常の使用姿勢
    で、腰に巻くベルトに装着可能に構成されたことを特徴
    とする請求項1,2または3記載の釣針外し兼餌付け
    機。
  5. 【請求項5】前記魚受け板の針通過口の真下位置に開口
    する魚収納袋を、前記保持具に着脱自在に取り付けたこ
    とを特徴とする請求項4記載の釣針外し兼餌付け機。
  6. 【請求項6】魚を釣り上げた際に釣り針から魚を外すこ
    とができる釣針外し機において、 釣り上げた魚の口部を当てる魚受け板と、魚の口部より
    外れた釣り針を引っ掛ける針掛けピンとを有して成り、 前記魚受け板に、その外周縁より内側へと釣り糸を通す
    細溝を形成し、該細溝終端に、釣り針は通過可能だが魚
    の口部が通過不能な針通過口を開設し、 前記針掛けピンは、前記魚受け板にある針通過口上を横
    切るように延び、該針通過口周囲に下側から当てた魚の
    口部に対し、釣り糸を傾けて引いた際に、魚の口部より
    外れる釣り針がそのまま引っ掛かる位置に支持し、該針
    掛けピンの先端より釣り針を逃がすことができることを
    特徴とする釣針外し機。
  7. 【請求項7】釣り針に新たに餌を付けることができる餌
    付け機において、 釣り針を引っ掛ける針掛けピンと、該針掛けピンの先端
    を臨む位置に配され、練り餌が塊状に押し出されるノズ
    ルと、該ノズルより練り餌を所定量ずつ押し出させる供
    給部と、該供給部に送る練り餌を貯留するケースとから
    成ることを特徴とする餌付け機。
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