JP2000342192A - 浮腫病対策用飼料 - Google Patents
浮腫病対策用飼料Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/70—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in livestock or poultry
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- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ベロ毒素産生大腸菌感染家畜の原因毒素、特に
VT2vp1を豚体内より消失させること及びベロ毒素産
生大腸菌に感染した豚の浮腫病を予防乃至疾病症状を効
果的に改善出来る飼料を提供する。又、ベロ毒素産生大
腸菌の原因毒素による浮腫病症状の改善と死亡を予防す
る豚の飼育方法を提供する。 【解決手段】胆汁末を3〜15mg%、 カテキン骨格を
持つポリフェノールを0.1〜5mg%、及びゼオライ
ト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ばれた吸
着剤の内少なくとも一つを15〜60mg%含む家畜浮腫
病対策用飼料。又、子豚の出生後餌付けから3ヶ月間ま
での間上記の浮腫病対策用飼料を給与して豚を飼育して
ベロ毒素産生大腸菌の原因毒素による浮腫病症状の改善
と死亡を予防する。
VT2vp1を豚体内より消失させること及びベロ毒素産
生大腸菌に感染した豚の浮腫病を予防乃至疾病症状を効
果的に改善出来る飼料を提供する。又、ベロ毒素産生大
腸菌の原因毒素による浮腫病症状の改善と死亡を予防す
る豚の飼育方法を提供する。 【解決手段】胆汁末を3〜15mg%、 カテキン骨格を
持つポリフェノールを0.1〜5mg%、及びゼオライ
ト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ばれた吸
着剤の内少なくとも一つを15〜60mg%含む家畜浮腫
病対策用飼料。又、子豚の出生後餌付けから3ヶ月間ま
での間上記の浮腫病対策用飼料を給与して豚を飼育して
ベロ毒素産生大腸菌の原因毒素による浮腫病症状の改善
と死亡を予防する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベロ毒素による家畜
の疾病、特に下痢、浮腫、神経症状を改善する飼料添加
剤及びこれを用いたベロ毒素原因疾病対策に関する。更
に詳しくは、ベロ毒素産生大腸菌による原因毒素(VT2vp
1)による疾病、特に浮腫病による諸種の症状の改善と死
亡を予防するための飼料及びこれを添加した飼料を用い
て家畜を生産する方法に関する。
の疾病、特に下痢、浮腫、神経症状を改善する飼料添加
剤及びこれを用いたベロ毒素原因疾病対策に関する。更
に詳しくは、ベロ毒素産生大腸菌による原因毒素(VT2vp
1)による疾病、特に浮腫病による諸種の症状の改善と死
亡を予防するための飼料及びこれを添加した飼料を用い
て家畜を生産する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、人においてはベロ毒素産生大腸
菌、特にO−157による食中毒の発生が世界中で問題と
なっているが、家畜においても同様のベロ毒素産生大腸
菌による感染は多数知られており、人への感染源の可能
性も示唆されている。家畜では特にO―157と同じベ
ロ毒素が原因である豚の浮腫病の発生が最近多く報告さ
れており、例えば、平成8〜9年度の全国家畜保健衛生
業績発表会でも北は北海道から南は熊本県までの全国レ
ベルで12件の報告がある。浮腫病とは特定のベロ毒素(V
T2vp1)により引き起こされる疾病で、臨床症状は原因菌
の産生する毒素の種類によって異なる。具体的には原因
菌がベロ毒素のみを産生する場合、食欲不振、元気消失
に始まり中枢神経障害を示し、眼瞼周囲、耳翼皮下、前
頭部皮下等に浮腫が出現し、顔面は腫脹する。通常、発
病後72時間以内に急性の経過をもって死亡する。一
方、病原菌がベロ毒素とエンテロトキシンを産生する場
合、初期症状として下痢を伴い、浮腫の程度もあまり顕
著ではなく、外見上、浮腫を認めず歩様蹌踉、後躯麻痺
等の神経症状のみを呈することがある。また、死亡を免
れ生存した場合は、脳脊髄血管症と呼ばれる慢性型の浮
腫病の病態をとることがある。
菌、特にO−157による食中毒の発生が世界中で問題と
なっているが、家畜においても同様のベロ毒素産生大腸
菌による感染は多数知られており、人への感染源の可能
性も示唆されている。家畜では特にO―157と同じベ
ロ毒素が原因である豚の浮腫病の発生が最近多く報告さ
れており、例えば、平成8〜9年度の全国家畜保健衛生
業績発表会でも北は北海道から南は熊本県までの全国レ
ベルで12件の報告がある。浮腫病とは特定のベロ毒素(V
T2vp1)により引き起こされる疾病で、臨床症状は原因菌
の産生する毒素の種類によって異なる。具体的には原因
菌がベロ毒素のみを産生する場合、食欲不振、元気消失
に始まり中枢神経障害を示し、眼瞼周囲、耳翼皮下、前
頭部皮下等に浮腫が出現し、顔面は腫脹する。通常、発
病後72時間以内に急性の経過をもって死亡する。一
方、病原菌がベロ毒素とエンテロトキシンを産生する場
合、初期症状として下痢を伴い、浮腫の程度もあまり顕
著ではなく、外見上、浮腫を認めず歩様蹌踉、後躯麻痺
等の神経症状のみを呈することがある。また、死亡を免
れ生存した場合は、脳脊髄血管症と呼ばれる慢性型の浮
腫病の病態をとることがある。
【0003】本病の発生の多くは散発的であり、その特
徴は豚群の中の数頭が突発的に発病し、短期間(4〜15日
間)で終息するが、最近は、同一農場で再発を繰り返す
ことが多々ある。発病率は10〜40%であるが、死亡率は
50〜90%と非常に高い(臨床と微生物 23巻(臨時増
刊)1996、12、843頁)。本病の対策としては
抗生物質や抗菌剤の投与が一般的である。しかしなが
ら、当疾病は特殊な感染症であり、発生当初もしくはベ
ロ毒素産生大腸菌が少ない時期には抗生物質や抗菌剤の
投与が有効であるが、慢性経過、長期発生時での使用、
特にニューキノロン製剤のような細胞壁を破壊する抗菌
剤を投与すると、菌体から毒素の放出を促進することと
なり、斃死数 を急増してしまうことが報告されてい
る。そこで、酪酸菌や枯草菌等の生菌剤を投与して発症
を押さえる方法が取られているが、一旦は治まっても再
び発症を繰り返し、慢性化することがしばしば見られる
(豚病会報No.33、1998、9〜10頁)。又、
アフラトキン等のカビ毒素による家畜の下痢症状をベン
トナイトやゼオライトの如き吸着剤を投与して治療する
方法が実施されているが、本発明の浮腫病に対しては、
充分な効果は得られていない。すなわち、本病はどこで
発生するか判らず、さらに再発を繰り返す農場では死亡
率が高く、損害は非常に大きい。しかしながら、現在ま
で本病に対する特効薬や完璧な予防法はない。
徴は豚群の中の数頭が突発的に発病し、短期間(4〜15日
間)で終息するが、最近は、同一農場で再発を繰り返す
ことが多々ある。発病率は10〜40%であるが、死亡率は
50〜90%と非常に高い(臨床と微生物 23巻(臨時増
刊)1996、12、843頁)。本病の対策としては
抗生物質や抗菌剤の投与が一般的である。しかしなが
ら、当疾病は特殊な感染症であり、発生当初もしくはベ
ロ毒素産生大腸菌が少ない時期には抗生物質や抗菌剤の
投与が有効であるが、慢性経過、長期発生時での使用、
特にニューキノロン製剤のような細胞壁を破壊する抗菌
剤を投与すると、菌体から毒素の放出を促進することと
なり、斃死数 を急増してしまうことが報告されてい
る。そこで、酪酸菌や枯草菌等の生菌剤を投与して発症
を押さえる方法が取られているが、一旦は治まっても再
び発症を繰り返し、慢性化することがしばしば見られる
(豚病会報No.33、1998、9〜10頁)。又、
アフラトキン等のカビ毒素による家畜の下痢症状をベン
トナイトやゼオライトの如き吸着剤を投与して治療する
方法が実施されているが、本発明の浮腫病に対しては、
充分な効果は得られていない。すなわち、本病はどこで
発生するか判らず、さらに再発を繰り返す農場では死亡
率が高く、損害は非常に大きい。しかしながら、現在ま
で本病に対する特効薬や完璧な予防法はない。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、慢性化す
ると殆ど清浄化が難しいベロ毒素産生大腸菌の原因毒素
による浮腫病の諸症状の改善と死亡を予防することを目
的とする。その目的を達成するために有効な飼料の提供
及びこの飼料を用いて家畜を生産する方法を提供する。
ると殆ど清浄化が難しいベロ毒素産生大腸菌の原因毒素
による浮腫病の諸症状の改善と死亡を予防することを目
的とする。その目的を達成するために有効な飼料の提供
及びこの飼料を用いて家畜を生産する方法を提供する。
【0005】
【本発明の解決手段】本発明者は、上記課題を解決すべ
く鋭意研究の結果、胆汁末、カテキン骨格有するポリフ
ェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活性炭か
らなる群から選ばれた吸着剤の内少なくとも一つを含む
これらの3成分を飼料に混合して給与したとき、ベロ毒
素産生大腸菌感染家畜の原因毒素、特にVT2vp1を家
畜体内より消失させること及びベロ毒素産生大腸菌に感
染した家畜の浮腫病予防乃至疾病症状を効果的に改善で
きることを見い出し、本知見に基いて本発明を完成し
た。
く鋭意研究の結果、胆汁末、カテキン骨格有するポリフ
ェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活性炭か
らなる群から選ばれた吸着剤の内少なくとも一つを含む
これらの3成分を飼料に混合して給与したとき、ベロ毒
素産生大腸菌感染家畜の原因毒素、特にVT2vp1を家
畜体内より消失させること及びベロ毒素産生大腸菌に感
染した家畜の浮腫病予防乃至疾病症状を効果的に改善で
きることを見い出し、本知見に基いて本発明を完成し
た。
【0006】すなわち本発明は、胆汁末、カテキン骨格
を持つポリフェノール、及びゼオライト、ベントナイト
及び活性炭からなる群から選ばれた吸着剤の内少なくと
も一つを含む3成分を家畜浮腫病対策に有効な成分とし
て含有する飼料であり、この飼料を用いてベロ毒素産生
大腸菌の原因毒素による浮腫病の諸症状の改善と死亡を
予防して飼育する家畜の生産方法である。本発明におい
ては、この浮腫病対策用飼料を餌付けから約3ヶ月間、
少なくとも離乳後3〜4週までの期間給与することによ
り、ベロ毒素産生大腸菌の原因毒素による浮腫病の諸症
状の改善と死亡を予防して家畜を生産する方法を提供す
る。
を持つポリフェノール、及びゼオライト、ベントナイト
及び活性炭からなる群から選ばれた吸着剤の内少なくと
も一つを含む3成分を家畜浮腫病対策に有効な成分とし
て含有する飼料であり、この飼料を用いてベロ毒素産生
大腸菌の原因毒素による浮腫病の諸症状の改善と死亡を
予防して飼育する家畜の生産方法である。本発明におい
ては、この浮腫病対策用飼料を餌付けから約3ヶ月間、
少なくとも離乳後3〜4週までの期間給与することによ
り、ベロ毒素産生大腸菌の原因毒素による浮腫病の諸症
状の改善と死亡を予防して家畜を生産する方法を提供す
る。
【0007】本発明において用いられる胆汁末は、牛及
び豚等の家畜由来の胆汁を乾燥した黄色〜黄緑色を帯び
た粉末で、その主成分は胆汁酸である。一般に胆汁は古
くから熊胆に代表されるように健胃整腸、鎮痙及び利胆
作用の薬効を有する生薬として知られているが、これら
の薬効は主成分である胆汁酸の働きにほかならない。胆
汁の生産及びその性状は、肝実質細胞より産生された胆
液が胆嚢内に貯蔵されている間に、水分と電解質の一部
の再吸収を受けて濃縮され、さらに胆嚢壁から分泌され
るムコ蛋白と混合して粘調な液体を呈している。その主
な固形成分は、苦味の主要因となっている胆汁酸であ
り、コール酸、デオキシコール酸、ケノデオキシコール
酸、ヒオコール酸、ヒオデオキシコール酸等を含む。
び豚等の家畜由来の胆汁を乾燥した黄色〜黄緑色を帯び
た粉末で、その主成分は胆汁酸である。一般に胆汁は古
くから熊胆に代表されるように健胃整腸、鎮痙及び利胆
作用の薬効を有する生薬として知られているが、これら
の薬効は主成分である胆汁酸の働きにほかならない。胆
汁の生産及びその性状は、肝実質細胞より産生された胆
液が胆嚢内に貯蔵されている間に、水分と電解質の一部
の再吸収を受けて濃縮され、さらに胆嚢壁から分泌され
るムコ蛋白と混合して粘調な液体を呈している。その主
な固形成分は、苦味の主要因となっている胆汁酸であ
り、コール酸、デオキシコール酸、ケノデオキシコール
酸、ヒオコール酸、ヒオデオキシコール酸等を含む。
【0008】本発明において用いられるカテキン骨格を
有するポリフェノールは、エピカテキン、エピガロカテ
キン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレー
トの少なくとも一種を含むものであれば良く、又これら
を含む天然物抽出物の形でも良い。カテキン骨格を有す
るポリフェノールを含む天然物抽出物の例としては、緑
茶抽出物が挙げられる。
有するポリフェノールは、エピカテキン、エピガロカテ
キン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレー
トの少なくとも一種を含むものであれば良く、又これら
を含む天然物抽出物の形でも良い。カテキン骨格を有す
るポリフェノールを含む天然物抽出物の例としては、緑
茶抽出物が挙げられる。
【0009】本発明においては、第三の成分として、吸
着剤として知られるゼオライト、ベントナイト及び活性
炭の内の一種類が用いられる。ゼオライトの成分は、ア
ルミナシリカ類の網状構造を有する鉱物の一種で、多孔
質に富み、イオン性物質との相互作用が強く、酸により
ゼラチン化する。また、ベントナイトは、珪藻土やモン
モリロナイトを主成分とする層状構造を持つ粘土性物質
でり、多孔質に富み、イオン物質との相互作用が強く、
これらゼオライト、ベントナイト、活性炭は、カビ毒の
吸着剤として家畜飼料へも利用されている。本発明にお
いてはこれらの吸着剤は市販の物で良い。
着剤として知られるゼオライト、ベントナイト及び活性
炭の内の一種類が用いられる。ゼオライトの成分は、ア
ルミナシリカ類の網状構造を有する鉱物の一種で、多孔
質に富み、イオン性物質との相互作用が強く、酸により
ゼラチン化する。また、ベントナイトは、珪藻土やモン
モリロナイトを主成分とする層状構造を持つ粘土性物質
でり、多孔質に富み、イオン物質との相互作用が強く、
これらゼオライト、ベントナイト、活性炭は、カビ毒の
吸着剤として家畜飼料へも利用されている。本発明にお
いてはこれらの吸着剤は市販の物で良い。
【0010】本発明は、胆汁末、カテキン骨格を持つポ
リフェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活性
炭からなる吸着剤のグループから選ばれた一種を含む3
成分を家畜浮腫病対策の有効成分として含有する飼料で
あり、通常飼料中に胆汁末を3〜15mg%、 カテキ
ン骨格を持つポリフェノールを0.1〜5mg%、及びゼ
オライト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ば
れた吸着剤の内少なくとも一つを15〜60mg%含有
させる。
リフェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活性
炭からなる吸着剤のグループから選ばれた一種を含む3
成分を家畜浮腫病対策の有効成分として含有する飼料で
あり、通常飼料中に胆汁末を3〜15mg%、 カテキ
ン骨格を持つポリフェノールを0.1〜5mg%、及びゼ
オライト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ば
れた吸着剤の内少なくとも一つを15〜60mg%含有
させる。
【0011】或いは又、胆汁末、カテキン骨格を持つポ
リフェノール、及び上記の吸着剤を1〜10:0.1〜
5.0:5〜20の割合で混合し、更に必要により、適
宜増量剤、乾燥剤等を含有させたプレミックスを予め調
製し、飼料給与直前に上記の割合で含むプレミックスと
して0.3〜3%程度を通常飼料に加えて混合して給与
しても良い。
リフェノール、及び上記の吸着剤を1〜10:0.1〜
5.0:5〜20の割合で混合し、更に必要により、適
宜増量剤、乾燥剤等を含有させたプレミックスを予め調
製し、飼料給与直前に上記の割合で含むプレミックスと
して0.3〜3%程度を通常飼料に加えて混合して給与
しても良い。
【0012】次に本発明の実施例を示す。 実施例1 胆汁末1.2kg、緑茶抽出物0.08kg及びゼオラ
イト6.5kgをミキサーを用いて混合して、家畜浮腫
病対策用のプレミックス7.8kgを調製した。
イト6.5kgをミキサーを用いて混合して、家畜浮腫
病対策用のプレミックス7.8kgを調製した。
【0013】実施例2 24〜28日齢の子豚を、24頭/区として表1に示し
た通常の組成を有する子豚用飼料(対照飼料1及び対照
飼料2)に実施例1で得たプレミックスを0.1〜1.
0%添加、混合した飼料を26日間給与した。結果を表
2に示す。対照飼料としては、「対照飼料1、対照飼料
2」をそのまま用いた。本発明品の添加によって、浮腫病
原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定及びχ2検定、
※:p<0.05、※※:p<0.01)が確認された。
た通常の組成を有する子豚用飼料(対照飼料1及び対照
飼料2)に実施例1で得たプレミックスを0.1〜1.
0%添加、混合した飼料を26日間給与した。結果を表
2に示す。対照飼料としては、「対照飼料1、対照飼料
2」をそのまま用いた。本発明品の添加によって、浮腫病
原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定及びχ2検定、
※:p<0.05、※※:p<0.01)が確認された。
【0014】
【表1】
【0015】
【表2】
【0016】実施例3 「対照飼料3」で飼育した32〜33日齢の子豚を使用
し、20〜21頭/区として、表3及び表4に示す組成
を有する飼料「対照飼料4」(40日令まで)、「対照
飼料5」(41日以降)に、実施例1で得たプレミック
スを0.3〜1.0%添加した飼料を28日間給与し
た。結果を表5に示す。本発明品の添加によって、浮腫
病原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定及びχ2検
定、**:p<0.01)が確認された。
し、20〜21頭/区として、表3及び表4に示す組成
を有する飼料「対照飼料4」(40日令まで)、「対照
飼料5」(41日以降)に、実施例1で得たプレミック
スを0.3〜1.0%添加した飼料を28日間給与し
た。結果を表5に示す。本発明品の添加によって、浮腫
病原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定及びχ2検
定、**:p<0.01)が確認された。
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】実施例4 0日齢の子豚を、8〜9頭/区として試験区には実施例
1で得たプレミックスを0.5%添加した飼料を56日
間給与した。また、対照区は、出生〜育成豚舎移動時
(0〜45日齢)までの45日間は、通常の飼料「対照飼
料1、対照飼料2」に乳酸菌製剤として、表6に示す
「サプリメント1」を添加した飼料を、そして、これ以
降56日齢までの11日間は、通常の飼料組成を有する
「対照飼料1、対照飼料2」に実施例1で得たプレミッ
クスを0.5%添加した飼料を給与した。結果を表7に
示す。本発明の飼料を給与することによって、浮腫病原
因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定、**:p<0.0
1)が確認された。
1で得たプレミックスを0.5%添加した飼料を56日
間給与した。また、対照区は、出生〜育成豚舎移動時
(0〜45日齢)までの45日間は、通常の飼料「対照飼
料1、対照飼料2」に乳酸菌製剤として、表6に示す
「サプリメント1」を添加した飼料を、そして、これ以
降56日齢までの11日間は、通常の飼料組成を有する
「対照飼料1、対照飼料2」に実施例1で得たプレミッ
クスを0.5%添加した飼料を給与した。結果を表7に
示す。本発明の飼料を給与することによって、浮腫病原
因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定、**:p<0.0
1)が確認された。
【0021】
【表6】
【0022】
【表7】
【0023】実施例5 0日齢の子豚を、8〜9頭/区として試験区には、通常
の組成を有する標準代用乳飼料「対照飼料6」(表
4)、「対照飼料1」(離乳まで)、「対照飼料2」に
それぞれ実施例1で得たプレミックスを0.5%宛添加し
た飼料(本発明の飼料と表示)を表8に示した飼育スケ
ジュールの各ステージに合わせて、出生〜56日齢まで
の50日間給与した。一方、対照区も同様に、各ステー
ジに合わせて、上記と同様の通常組成を有する飼料(対
照飼料2)に、茶抽出物を0.4%添加した「サプリメ
ント2」(表9にその組成を示す)を50日間給与し
た。さらに、「対照飼料2」にゼオライトを16%添加し
た「サプリメント3」(表9)を、同様に各ステージに
合わせて50日間給与した。結果を表10に示す。本発
明の飼料の給与によって、浮腫病原因菌数及び陽性率の
有意な減少(t検定、*:p<0.05)が確認された。
の組成を有する標準代用乳飼料「対照飼料6」(表
4)、「対照飼料1」(離乳まで)、「対照飼料2」に
それぞれ実施例1で得たプレミックスを0.5%宛添加し
た飼料(本発明の飼料と表示)を表8に示した飼育スケ
ジュールの各ステージに合わせて、出生〜56日齢まで
の50日間給与した。一方、対照区も同様に、各ステー
ジに合わせて、上記と同様の通常組成を有する飼料(対
照飼料2)に、茶抽出物を0.4%添加した「サプリメ
ント2」(表9にその組成を示す)を50日間給与し
た。さらに、「対照飼料2」にゼオライトを16%添加し
た「サプリメント3」(表9)を、同様に各ステージに
合わせて50日間給与した。結果を表10に示す。本発
明の飼料の給与によって、浮腫病原因菌数及び陽性率の
有意な減少(t検定、*:p<0.05)が確認された。
【0024】
【表8】
【0025】
【表9】
【0026】
【表10】
【0027】実施例6 2日令の子豚を、9〜11頭/区として、試験区には通
常の組成を有する飼料「対照飼料1、対照飼料2」に実
施例1で得たプレミックスを0.5%添加した飼料を出
生〜50日令までの50日間給与した。一方、対照区で
は「対照飼料1、対照飼料2」に、茶抽出物と乳酸菌製
剤「サプリメント1」を添加して50日間給与した。結
果を表11に示す。本発明の製品の添加によって、浮腫
病原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定、*:p<0.0
5)が確認された。
常の組成を有する飼料「対照飼料1、対照飼料2」に実
施例1で得たプレミックスを0.5%添加した飼料を出
生〜50日令までの50日間給与した。一方、対照区で
は「対照飼料1、対照飼料2」に、茶抽出物と乳酸菌製
剤「サプリメント1」を添加して50日間給与した。結
果を表11に示す。本発明の製品の添加によって、浮腫
病原因菌数及び陽性率の有意な減少(t検定、*:p<0.0
5)が確認された。
【0028】
【表11】
【0029】
【発明の効果】本発明は、胆汁末、カテキン骨格有する
ポリフェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活
性炭からなる群から選ばれた吸着剤の内少なくとも一つ
を含み、3成分からなる飼料添加剤を飼料に混合して給
与したときには、ベロ毒素産生大腸菌感染家畜の原因毒
素、特にVT2vp1を家畜体内より消失させること及び
ベロ毒素産生大腸菌に感染した家畜の浮腫病予防乃至疾
病症状を効果的に改善できる。
ポリフェノール、及びゼオライト、ベントナイト及び活
性炭からなる群から選ばれた吸着剤の内少なくとも一つ
を含み、3成分からなる飼料添加剤を飼料に混合して給
与したときには、ベロ毒素産生大腸菌感染家畜の原因毒
素、特にVT2vp1を家畜体内より消失させること及び
ベロ毒素産生大腸菌に感染した家畜の浮腫病予防乃至疾
病症状を効果的に改善できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 明文 東京都三鷹市下連雀3−15−2 Fターム(参考) 2B005 EA12 2B150 AA01 AA03 AA04 AB10 DB01 DD01 DD31 DD44 DD57 DH21 DH24 DH31
Claims (5)
- 【請求項1】 胆汁末、カテキン骨格を持つポリフェノ
ール、及びゼオライト、ベントナイト及び活性炭からな
る群から選ばれた吸着剤の内少なくとも一つを含む3成
分を有効成分として含有する家畜浮腫病対策用飼料。 - 【請求項2】 カテキン骨格を持つポリフェノールが緑
茶抽出物乾燥物である請求項1記載の家畜浮腫病対策用
飼料。 - 【請求項3】 胆汁末を3〜15mg%、 カテキン骨
格を持つポリフェノールを0.1〜5mg%、及びゼオラ
イト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ばれた
吸着剤の内少なくとも一つを15〜60mg%含む請求
項1記載の家畜浮腫病対策用飼料。 - 【請求項4】 胆汁末を3〜5mg%、カテキン骨格を
持つポリフェノールを0.1〜0.5mg%、及びゼオラ
イト、ベントナイト及び活性炭からなる群から選ばれた
吸着剤の内少なくとも一つを15〜25mg%含む請求
項1記載の家畜浮腫病対策用飼料。 - 【請求項5】 子豚の出生後餌付けから3ヶ月間までの
間請求項1記載の浮腫病対策用飼料を給与することを特
徴とするベロ毒素産生大腸菌の原因毒素による浮腫病症
状の改善と死亡を予防する豚の飼育方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11160727A JP2000342192A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 浮腫病対策用飼料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11160727A JP2000342192A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 浮腫病対策用飼料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000342192A true JP2000342192A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15721168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11160727A Withdrawn JP2000342192A (ja) | 1999-06-08 | 1999-06-08 | 浮腫病対策用飼料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000342192A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078726A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Asahi Breweries,Ltd. | Proteotoxin neutralizer |
| JP2006508924A (ja) * | 2002-09-10 | 2006-03-16 | アメリカ合衆国 | 細菌毒素を結合する因子 |
-
1999
- 1999-06-08 JP JP11160727A patent/JP2000342192A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078726A1 (en) * | 2001-03-28 | 2002-10-10 | Asahi Breweries,Ltd. | Proteotoxin neutralizer |
| AU2002241307B2 (en) * | 2001-03-28 | 2005-02-17 | Asahi Group Holdings, Ltd. | Proteotoxin neutralizer |
| AU2002241307B9 (en) * | 2001-03-28 | 2005-08-11 | Asahi Group Holdings, Ltd. | Proteotoxin neutralizer |
| JP2006508924A (ja) * | 2002-09-10 | 2006-03-16 | アメリカ合衆国 | 細菌毒素を結合する因子 |
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