JP2000342411A - 表側から額装可能な額装パネル - Google Patents

表側から額装可能な額装パネル

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JP2000342411A
JP2000342411A JP11157853A JP15785399A JP2000342411A JP 2000342411 A JP2000342411 A JP 2000342411A JP 11157853 A JP11157853 A JP 11157853A JP 15785399 A JP15785399 A JP 15785399A JP 2000342411 A JP2000342411 A JP 2000342411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 額縁を壁に掛けたまま表側から作品を簡単に
装入でき、迅速に容易に作品の入れ替えができ、額縁が
軽量で落下しても破損したり怪我させることなく、壁面
に簡単に掛けることができて見栄えのよい安価な額縁を
提供する。 【解決手段】 発泡ポリスチロールからなる額縁枠体1
と、受台パネル11と、硬質透明フィルム31とから構
成する額装パネルで、額縁枠体1の裏面は周囲に裏側に
突出する凸条縁2と凹溝3と押さえ面5からなり、受台
パネル11は額縁枠体1の凸条縁2の内周壁面4に嵌合
し、額装枠体1の凹溝3に嵌合する嵌合凸条縁12を有
し、作品41を載置しその上に硬質透明フィルム31を
嵌挿する載置パネル13から構成され、載置パネル13
の裏面14には嵌合凸条縁12の内側に沿って左右また
は上下対称に裏面14側から形成した係止ピン挿入用の
長溝孔15を有し、受台パネル11の各外周壁面16に
は薄肉の凸条リブ17を形成して額縁枠体1の凸条縁2
の各内周壁面4と緊締嵌合状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、絵画や写真等を装
入して壁面に設置して展示する額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、絵画や写真などを展示する場合
は、鑑賞する人達の便宜を図って、看者の目の高さ位置
の壁面に設置して展示する。この場合、展示する絵画や
写真等に相応しい額縁に入れあるいはパネルに仕立てて
いる。そしてこのような額縁やパネルは装飾を施したも
のから単純な枠体まで、あるいは高額なものから安価な
ものまで種々あり、また単にベニヤのパネルなどのもの
もある。さらに、小学校や幼稚園などでは絵を書いた画
用紙を押しピンなどで展示よう壁面に直接貼るものもあ
る。このように児童や生徒の描く絵画を展示する場合で
も、額縁に装入して展示すると、絵画も引き立ちさらに
絵画が損傷することも減少する。
【0003】しかし、上記したように額縁は高価であ
り、さらに額縁が重いとき、その重量に耐える壁面体の
構造にも考慮を払う必要があり、何らかの原因で落とす
と額縁に入れられているガラスが割れるなどの破損を
し、また人の上に落下すると人を傷つける。また、小学
校や幼稚園などあるいは老人会等の地域共同での発表会
や作品展などで大勢の児童や生徒或いはお年寄りの作品
を発表展示する場合に、それらの多くの作品を額縁に装
入する作業に多くの時間を要していた。例えば、従来の
額縁は作品を額縁の裏面のベニヤ板などの押さえパネル
を押さえ爪を回して外して裏面から装入してセットし、
セットし終わると再び押さえパネルを嵌め込んで押さえ
爪を回して押さえ、さらに壁面にL形金具などの支持金
具を打ち込み、額縁の裏面側に紐を吊るす金具を2か所
設けて紐を掛け、この紐を持金具に吊るして額縁を壁面
に飾っていた。しかし、この様な額縁の裏蓋を外して装
着する時間や労力は負担も多く容易なことではなかっ
た。さらに上記のように額縁の裏から作品を装入する場
合、不透明な押さえ板で閉じるので、作品が偏ったり傾
いたりすることなく正しい位置に装入することは困難
で、装入後に表側から見て初めて作品の偏りや傾きを知
り、再び押さえ板を外すことから作品の装入のやり直し
を繰り返していた。以上のようなことから児童が自分の
作品を自分で額縁に入れることは容易ではなかった。
【0004】さらにカレンダーなどの名画を額縁に装入
して飾りたい場合、格別高価な額縁を使用することもで
きず、安価で簡易に使用でき、しかも見栄えのする額縁
が求められていた。
【0005】このような額縁に対応して、発泡ポリスチ
ロールを素材とする額縁が開発されており、また出願人
も既に実開平6−9552号公報で提案している。そし
て、出願人の実開平6−9552号公報の発明では、表
側から作品を装入することのできる額縁である。しか
し、この公報のものでは、表側から作品を装入すること
はできるが、作品を装入する場合には壁に掛けた額縁を
壁から外さねばならず、額縁を壁に掛けたまま表側から
作品を装入したり、あるいは交換することはできず、迅
速な作品の入れ替えには対応できなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、上記の問題点を解消し、額縁を壁に掛けた
まま表側から作品を簡単に装入でき、迅速に容易に作品
の入れ替えができ、作品の装入に労力が掛からず、額縁
が軽量で落下してもその下の器物を破損したり人に怪我
させることなく、さらに壁面に簡単に掛けることがで
き、かつ見栄えのするコストの安い額縁を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の手段は、請求項1の発明では、比重が0.
04〜0.2の軽量硬質素材から形成の額縁枠体1と、
額縁枠体1に嵌合する比重が0.04〜0.2の軽量硬
質素材から形成の受台パネル11と、額縁枠体1の裏面
および受台パネル11の表面の間に嵌挿の硬質透明フィ
ルム31とから構成する額装パネルであって、額縁枠体
1の裏面は最外周囲に裏側に突出する凸条縁2と凸条縁
2の内周壁面4に沿って表側に凹んだ凹溝3と凹溝3の
内側の硬質透明フィルム31と絵画や写真などの作品4
1を介して受台パネル11に当接する押さえ面5から構
成し、受台パネル11は額縁枠体1の凸条縁2の内周壁
面4に嵌合し、かつ、表面周囲に額装枠体1の凹溝3に
嵌合する嵌合凸条縁12とその内側の作品41及び硬質
透明フィルム31を載置する載置パネル13から構成さ
れ、載置パネル13の裏面14には嵌合凸条縁12の内
側に沿って左右または上下対称に裏面14側から形成し
た係止ピン挿入用の長溝孔15を有し、受台パネル11
の各外周壁面16には薄肉の凸条リブ17を各辺に2〜
3条形成して額縁枠体1の凸条縁2の各内周壁面4と緊
締嵌合状態としたことを特徴とする表側から額装可能な
額装パネルである。
【0008】請求項2の発明では、載置パネル13は、
その中央部にやや小径サイズの大きさの深さ3mmの落
とし込みからなる外側凹嵌部18を有し、その外側凹嵌
部18の中央にさらに小径サイズの大きさの深さ3mm
の落とし込みからなる中間凹嵌部19を有し、さらにこ
の中間凹嵌部19の中央にさらに小径サイズの大きさの
深さ3mmの落とし込みからなる内側凹嵌部20を有
し、外側凹嵌部18に嵌合する大きさの厚さ3mmの外
側はめ板23と、中間凹嵌部19に嵌合する大きさの厚
さ3mmの中間はめ板22と、さらに内側凹嵌部20に
嵌合する大きさの厚さ3mmの内側はめ板21を有する
ことを特徴とする請求項1の手段における表側から額装
可能な額装パネルである。
【0009】請求項3の発明では、比重が0.04〜
0.2の軽量硬質素材は、発泡倍率が10〜25倍の発
泡ポリスチロールであることを特徴とする請求項1又は
2の手段における額装パネルである。
【0010】請求項4の発明では、比重が0.04〜
0.2の軽量硬質素材は、木材チップにポリプロピレン
あるいはポリエチレン等と成型融着材と発泡剤からなる
発泡合成材であることを特徴とする請求項1又は2の手
段における額装パネルである。
【0011】請求項5の発明では、比重が0.04〜
0.2の軽量硬質素材は、天然バルサ材であることを特
徴とする請求項1又は2の手段における表側から額装可
能の額装パネルである。
【0012】請求項6の発明では、薄肉に突出する凸条
リブ17はその突出量は1〜2mmであることを特徴と
する請求項1又は2の手段における表側から額装可能の
額装パネルである。
【0013】請求項7の発明では、薄肉の凸条リブ17
は、外周壁面16の薄肉高さが表側からテーパー状に徐
々に高くなり裏側で1〜2mmとなっていることを特徴
とする請求項1又は2の手段における表側から額装可能
の額装パネルである。
【0014】請求項8の発明では、硬質透明フィルム3
1はポリエチレンテレフタレートからなる硬質透明フィ
ルムであることを特徴とする請求項1又は2の手段にお
ける表側から額装可能の額装パネルである。
【0015】なお、上記の請求項3の発明において、発
泡ポリスチロールの発泡倍率は、特に好ましいのは強度
および質感の面から13〜17倍である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に説明する。図1は本発明に係る額装パネルの
分解して模式的に示す斜視図である。同図に示すよう
に、額装パネルは受台パネル11と受台パネル11に収
納した絵画や写真などの作品41に載置して作品を保護
する硬質透明フィルム31とこれらを上方から挟持して
保持する額縁枠体1からなる。これらの額縁枠体1およ
び受台パネル11は、比重が0.04〜0.2の軽量硬
質素材から形成する。このような比重が0.04〜0.
2の軽量硬質素材は、好適な素材は倍率10倍〜25
倍、好適には15倍を中心とする13ないし17倍、に
上記加熱により発泡せしめた発泡ポリスチロールからな
り、発泡により一体成型する。発泡ポリスチロールは単
価も安く児童などの多数の絵を飾るには好適である。発
泡ポリスチロールに代えて、発泡ポリプロピレンや発泡
ポリエチレンなどの発泡体とすることもできる。そして
本明細書でいう軽量硬質素材の硬質とは構造体としての
形状が維持しうる剛性が保てる硬さを有する素材であっ
て、軟質素材のように弾性により曲げることが出来にく
い素材をいう。本発明における軽量硬質素材としては、
上記の発泡体の他に請求項3の発明では、おが屑のよう
な木材の粉砕物や木材チップにポリプロピレンあるいは
ポリエチレン等の成型融着材との混合物に発泡剤を混入
して加熱発泡して得た発泡合成材をその素材とでき、こ
の場合は、木質の風合いのある素材である。 さらに本
発明における軽量硬質素材としては、請求項4の発明で
は天然のバルサ材を使用するもので、この発明に使用す
る天然のバルサ材はその比重が0.02程度のものであ
り、この素材を使用するときは軽量であるのみならず、
木材であるので、その木質の風合いがより好適である。
さらに、額装したときに絵画や写真などの作品41の表
面を保護するために通常の額縁のガラスに代わるものと
して、硬質透明フィルム31を本発明では使用する。こ
の硬質透明フィルム31はポリエチレンテレフタレート
いわゆるPETであるが通常はA−PETと称されるも
のとする。しかし、PETに限らず、ポリプロピレンか
らなる硬質透明フィルムとすることもできる。ポリカー
ボネートも硬質透明なフィルムとして使用できるがコス
トが高いので、児童の絵画を安価に飾るにはコストが合
わない。
【0017】以上の素材からなる本発明の額装パネルは
極めて軽量で、例えば、15倍に発泡せしめた発泡ポリ
スチロールを軽量硬質素材とし、硬質透明フィルムとし
てA−PETフィルムを使用する場合、八切サイズの作
品41を装着する額装パネルの場合、その重量は180
グラムくらいである。したがって、たとえこの額装パネ
ルを例えば花瓶などの物体上に落下させても、落下によ
り物体は破損することはない。また人の足の上などに落
としても怪我することはない。
【0018】さらに、本発明の構造について、さらに詳
細に説明する。本発明における実施の形態では、額縁枠
体1は図2および図3に示すように、額縁枠体1は矩形
状の枠体に15倍に発泡した発泡ポリスチロールを例え
ば一体成型したものから構成する。図2の(a)は額縁
枠体1を表面側から見た模式図で、(b)はそのX−X
線により切断して見た断面図である。図3は額縁枠体1
を裏面側から見た模式図である。額縁枠体1の表側面
は、図面ではシンプルな平面に形成しているが、成形金
型に模様を付して装飾模様とすることもできる。八切サ
イズの絵画や写真の作品41を装着する額縁枠体1の大
きさは、外周壁側で縦35.5mm、横44.5mmで
あり、内周壁側で縦28.3mm、横37.3mmであ
る。矩形状の各辺を構成する枠体の幅は35mmで、そ
の厚さは30mmである。額縁枠体1の裏面は、その最
も外周の部分に裏側に突出する幅10mmの凸条縁2を
有する。この凸条縁2はその内周壁面4に絵画や写真な
どを装着して受ける受台パネル11の外周壁面16が嵌
合する。そして凸条縁2の内周壁面4の大きさは、縦3
3.25mm、横42.25mmである。凸条縁2の内
周壁面4に沿って額縁枠体1の表側に凹んだ凹溝3が矩
形状に形成されている。凹溝3の溝幅は8mmで、その
凹溝3の深さは凸条縁2の後端から21mmである。凹
溝の内側には凹溝3の底部から8mmの高さの押さえ面
5が形成されており、押さえ面5の幅は17mmであ
る。従って、額縁枠体1の表側からの押さえ面5の高さ
は17mmである。この押さえ面5は、硬質透明フィル
ム31と絵画や写真などの作品41を介して受台パネル
11に当接する。発泡ポリスチロールは通常は白色であ
るので、額縁枠体1の表側は適宜色彩に水溶性塗料で、
例えばマーブルあるいはグレーに着色する。もっとも発
泡ポリスチロールの発泡前の原料ビーズ自体に異なる色
に着色したものを用い、それぞれ単一色毎に予備発泡さ
せた後、それらを2〜3種均一に混合してさらに発泡す
ることによりその混合色の発泡体を得ることができ、こ
のようにする時は、あえて着色を後からする必要がな
い。
【0019】次いで、上記の額縁枠体1に嵌合する絵画
や写真などの作品41を載置して装着する受台パネル1
1について構成を説明する。図4は受台パネル11の模
式図で、その(a)は受台パネル11の表面側から見た
図で、(b)はそのX−X線により切断して見た断面図
である。(c)は凸条リブがテーパー状に形成された他
の実施の形態の断面図である。八切サイズの作品41を
装着する受台パネル11の大きさは、縦33.2mm、
横44.2mmである。従って、受台パネル11は額縁
枠体1の凸条縁2の内周壁面4に嵌合することができ
る。ところで受台パネル11の外周壁面16の各壁面に
は高さ1〜2mmの凸条リブを2条〜3条形成すること
により、額縁枠体1の凸条縁2の内周壁面4との係合が
より緊締状態とすることができる。さらに他の実施の形
態では、図4の(c)に見られるように、薄肉の凸条リ
ブ17は、外周壁面16の薄肉高さが表側からテーパー
状に徐々に高くなり裏側で1〜2mの高さとなるものと
する。このように外周壁面16の表面側が厚みのない0
mmからテーパー状に厚くなる凸条リブ17とすること
により、受台パネル11は容易に額縁枠体1に嵌合する
ことが可能となる。これらの実施の形態では受台パネル
11の横の辺に3条、縦の辺に2条の凸条リブを形成し
ており、額縁枠体1と受台パネルが全面でぎりぎりに当
接することなく、複数個の凸条リブでのみ当接するの
で、両者の嵌め外しが容易となり、額装パネルの表面側
から額縁枠体1を外して作品41の交換が容易に実施で
きるものとなる。
【0020】さらに、受台パネル11の表面側の周囲に
は額装枠体1の凹溝3に嵌合する嵌合凸条縁12を形成
する。嵌合凸条縁12の幅は7.3mmで、その高さは
受台パネル11の外周壁面16の高さで20mmで、嵌
合凸条縁12の内側に形成の載置パネル13までの高さ
で7mmである。嵌合凸条縁12の内側の載置パネル1
3は装着する絵画や写真等の作品41の大きさとする。
この実施の形態では八切サイズの作品41であり、嵌合
凸条縁12の内側の大きさは、縦31.8mm、横4
0.8mmである。受台パネル11の裏面には、載置パ
ネル13の裏面14において嵌合凸条縁12の内側に沿
って左右または上下対称に係止ピン挿入用の長溝孔15
を有する。この実施の形態では長溝孔15は裏面14側
から表面側に貫通している。この長溝孔15の幅は8m
mで、受台パネル11の横方向では、長溝孔15の長さ
は130mmで中心から32.5mm横方向にずれた位
置にその溝の始端を有する左右対称の2個の長溝孔15
からなる。受台パネル11の縦方向では、長溝孔15の
長さは95mmで中心から22.5mm横方向にずれた
位置にその溝の始端を有する上下対称の2個の長溝孔1
5からなる。この長溝孔15には、壁面にねじ込んだ左
右2本の係止ピン51(図7に示す。)の壁面から突出
したピン頭部が挿入され、受台パネル11が壁面に吊り
下げられる。受台パネル11を壁面に吊り下げるために
使用する上記の係止ピン51は、出願人が既に実用新案
登録第3039296号として登録した発明のネジ付き
押しピンである。この指廻しヘッドが上記の係止ピン5
1の壁面から突出したピン頭部である。
【0021】額縁枠体1の裏側の凹溝3の内側の押さえ
面5と受台パネル11の嵌合凸条縁12の内側の載置パ
ネル13の間には、載置パネル13上に載置した作品4
1の上にさらに硬質透明フィルム31を載せて、これら
が嵌挿されている。本実施の形態の硬質透明フィルム3
1は上記のとおりA−PETからなるフィルムで、その
大きさは八切サイズの作品用で横40.8mm、縦3
1.6mmで、その厚みは0.4mmである。
【0022】図5は本発明の額装パネルの断面図で、説
明の都合上のため作品41と硬質透明フィルム31は省
いて示すもので、受台パネル11を額縁枠体1に嵌合し
た状態を示す断面図である。
【0023】ところで、八切サイズの作品用の受台パネ
ル11を単に八切用に専用することなく、例えば、ポス
トサイズの1号:150mm×105mmや、その倍の
2号:210mm×150mmや、さらにその倍の4
号:300mm×210mmの作品を含む4種類の大き
さの作品を装入することのできる共用の受台パネル11
とすることができる請求項2の発明の実施の形態のもの
を図6に示す。(a)はその表側から見た平面図で、
(C)はそのX−X線で切断した断面図である。即ち八
切サイズの作品用の受台パネル11の載置パネル13の
中央部に4号サイズの大きさの深さ3mmの落とし込み
からなる外側凹嵌部18を設け、この外側凹嵌部18の
中央にさらに2号サイズの大きさの深さ3mmの落とし
込みからなる中間凹嵌部19を設け、さらにこの中間凹
嵌部19の中央に1号サイズの大きさの深さ3mmの落
とし込みからなる内側凹嵌部20を設ける。そして、図
6の(b)に断面で示すように1号サイズの大きさの厚
さ3mmの内側はめ板21と、2号サイズの大きさの厚
さ3mmの中間はめ板22と、さらに4号サイズの大き
さの厚さ3mmの外側はめ板23を厚紙で形成する。受
台パネル11の他の構造は上記のものと同一の構造であ
るものとする。そして、八切サイズの作品41を装着す
るときは、上記の3枚の内側はめ板21と中間はめ板2
2と外側はめ板23をそれぞれの落とし込みにはめ込み
八切サイズの作品41を載置する。4号サイズの作品を
装着するときは、上記の3枚のはめ板の中で外側はめ板
23のみを外側凹嵌部18から取り除いてこの外側凹嵌
部18に4号サイズの作品を載置する。また、2号サイ
ズの作品を装着するときは、上記の3枚のはめ板の中で
外側はめ板23と中間はめ板22を外側凹嵌部18およ
び中間凹嵌部19から取り除いてこの中間凹嵌部19に
2号サイズの作品を載置する。さらに1号サイズの作品
を装着するときは、上記の3枚の外側はめ板23と中間
はめ板22と内側はめ板21の全てを外側凹嵌部18、
中間凹嵌部19および内側凹嵌部20から取り除いてこ
の内側凹嵌部20に1号サイズの作品を載置する。上記
のようにして作品41を受台パネル11に載置すると、
受台パネル11に載置した作品41の上に八切サイズの
硬質透明フィルム31をさらに載置して額縁枠体1を図
1のように矢印のように嵌合する。
【0024】本発明の構成は以上のとおりであるが、図
7に本発明の額装パネルに作品を入れて飾る壁面への取
付け構造の断面を示す。同図に示すように受台パネル1
1を額縁枠体1に嵌着した額装パネルは、壁面にねじ止
めした2本の係止ピン51の壁面61から突出したピン
頭部を受台パネル11の上方の左右対称の2条の長溝孔
15に入れて、壁面に吊り下げる。この場合、図1に示
すように本発明では受台パネル11に作品41を載置し
て硬質透明フィルム31を載せて、額縁枠体1を嵌めて
から壁面に吊り下げることもできるが、本発明の最も特
徴的なことは、先ず、受台パネル11の裏側の上方の左
右対称の長溝孔15を壁面にねじ止めした2本の係止ピ
ン51のピン頭部に通して吊るし、その吊るした受台パ
ネル11の載置パネル13に作品41を装着して、その
上に硬質透明フィルム31を装着してさらに額縁枠体1
を嵌合することで、絵を額装パネルにいれて飾ることが
できる。また、この作品を他の作品と入れ換えるときも
額装パネルすなわち受台パネル11を壁に掛けたまま、
額縁枠体1を受台パネル11から取り外し、さらに硬質
透明パネル31を取り外して作品41を取り替えて、上
記の通り逆に額縁枠体1まで嵌めて取替を終了する。
【0025】そして、本発明の額装パネルは非常に軽量
であるので、単に壁にねじ込んだ係止ピン51に長溝孔
15を掛けるだけで吊るすことができる、極めて簡単に
迅速に作品を飾ることができる。
【0026】壁に係止ピン51がねじ込むことのできな
い場合には、粘着テープが裏面に付いたタッチ・クロー
ズ型のファスナーすなわち平面ファスナーの一方を額装
パネルの受台パネル11の裏面に貼り付け、平面ファス
ナーの他方を壁面に貼り付けることで、本発明の額装パ
ネルを壁面に容易にとりつけることができる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明の額装パ
ネルは、軽量で簡単に迅速に壁に掛けることができ、か
つ絵画や写真などの作品を簡単に手軽に表面側から装着
することができるので、額装パネルを壁に掛けた状態で
作品の入れ替えができ、さらにその作品を見ながら装着
するので額縁内での作品のずれの有無の確認が容易であ
り、正しい位置に装着でき、サイズの異なる作品も共用
して装着可能で、さらに額縁が軽量であるので落下して
も破損して人に怪我させることなく、コストが安く、従
って児童や生徒達の絵あるいは老人会などの作品展の絵
を大量に展示してもコストと労力の掛かることがないな
どの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る額装パネルの分解して模式的に示
す斜視図である。
【図2】本発明における額縁枠体を模式的に示す図で、
(a)は額縁枠体を表面側から見た平面図で、(b)は
そのX−X線により切断して見た断面図である。
【図3】本発明における額縁枠体を裏面側から見た模式
図である。
【図4】本発明における受台パネルの模式図で、(a)
は受台パネルの表面側から見た平面図で、(b)はその
X−X線により切断して見た断面図である。(c)は他
の実施の形態の断面図である。
【図5】本発明の額装パネルの断面図である。
【図6】本発明における受台パネルの他の実施の形態の
模式図で、(a)は受台パネルの表面側から見た平面図
で、(b)ははめ板の断面図で、(c)は受台パネルの
X−X線により切断して見た断面図である。
【図7】本発明の額装パネルの壁面への取付け状態を模
式的に示す断面図である。
【符号の説明】
1 額縁枠体 2 凸条縁 3 凹溝 4 内周壁面 5 押さえ面 11 受台パネル 12 嵌合凸条縁 13 載置パネル 14 裏面 15 長溝孔 16 外周壁面 17 凸条リブ 18 外側凹嵌部 19 中間凹嵌部 20 内側凹嵌部 21 内側はめ板 22 中間はめ板 22 外側はめ板 31 硬質透明フィルム 41 作品 51 係止ピン 61 壁面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 比重が0.04〜0.2の軽量硬質素材
    から形成の額縁枠体1と、額縁枠体1に嵌合する比重が
    0.04〜0.2の軽量硬質素材から形成の受台パネル
    11と、額縁枠体1の裏面および受台パネル11の表面
    の間に嵌挿の硬質透明フィルム31とから構成する額装
    パネルであって、額縁枠体1の裏面は最外周囲に裏側に
    突出する凸条縁2と凸条縁2の内周壁面4に沿って表側
    に凹んだ凹溝3と凹溝3の内側の硬質透明フィルム31
    と絵画や写真などの作品41を介して受台パネル11に
    当接する押さえ面5から構成し、受台パネル11は額縁
    枠体1の凸条縁2の内周壁面4に嵌合し、かつ、表面周
    囲に額装枠体1の凹溝3に嵌合する嵌合凸条縁12とそ
    の内側の作品41及び硬質透明フィルム31を載置する
    載置パネル13から構成され、載置パネル13の裏面1
    4には嵌合凸条縁12の内側に沿って左右または上下対
    称に裏面14側から形成した係止ピン挿入用の長溝孔1
    5を有し、受台パネル11の各外周壁面16には薄肉の
    凸条リブ17を各辺に2〜3条形成して額縁枠体1の凸
    条縁2の各内周壁面4と緊締嵌合状態としたことを特徴
    とする表側から額装可能な額装パネル。
  2. 【請求項2】 載置パネル13は、その中央部にやや小
    径サイズの大きさの深さ2〜3mmの落とし込みからな
    る外側凹嵌部18を有し、その外側凹嵌部18の中央に
    さらに小径サイズの大きさの深さ2〜3mmの落とし込
    みからなる中間凹嵌部19を有し、さらにこの中間凹嵌
    部19の中央にさらに小径サイズの大きさの深さ2〜3
    mmの落とし込みからなる内側凹嵌部20を有し、外側
    凹嵌部18に嵌合する大きさの厚さ3mmの外側はめ板
    23と、中間凹嵌部19に嵌合する大きさの厚さ3mm
    の中間はめ板22と、さらに内側凹嵌部20に嵌合する
    大きさの厚さ3mmの内側はめ板21を有することを特
    徴とする請求項1記載の表側から額装可能な額装パネ
    ル。
  3. 【請求項3】 比重が0.04〜0.2の軽量硬質素材
    は、発泡倍率が10〜25倍の発泡ポリスチロールであ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の表側から額
    装可能の額装パネル。
  4. 【請求項4】 比重が0.04〜0.2の軽量硬質素材
    は、木材チップにポリプロピレンあるいはポリエチレン
    等と成型融着材と発泡剤からなる発泡合成材であること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の表側から額装可能
    の額装パネル。
  5. 【請求項5】 比重が0.04〜0.2の軽量硬質素材
    は、天然バルサ材であることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の表側から額装可能の額装パネル。
  6. 【請求項6】 薄肉の凸条リブ17は、その薄肉高さが
    1〜2mmであることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の表側から額装可能の額装パネル。
  7. 【請求項7】 薄肉の凸条リブ17は、外周壁面16の
    薄肉高さが表側からテーパー状に徐々に高くなり裏側で
    1〜2mmとなっていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の表側から額装可能の額装パネル。
  8. 【請求項8】 硬質透明フィルム31はポリエチレンテ
    レフタレートからなる硬質透明フィルムであることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の表側から額装可能の額
    装パネル。
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