JP2000343136A - 厚肉曲管の製造方法及び製造装置 - Google Patents
厚肉曲管の製造方法及び製造装置Info
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Abstract
用エルボ素材を製造する厚肉曲管の製造方法及び製造装
置を提供する。 【解決手段】 上金型10と下金型20とを備えた厚肉
曲管の製造装置において、押し金型12と、円弧状のガ
イド面11aを有する上ガイド11とを備えた上金型1
0と、円弧状の摺動面20c、20cを備えた一対の下
型21,22を備えた下金型20と、スライド面30
a,30aを備えた下ガイド30とを備え、上金型10
の下降に連動して一対の下型21,22がそれぞれ上金
型10の上ガイド11の円弧状のガイド面11aに沿っ
て当接しながら摺動すると同時に下ガイド30のスライ
ド面30a,30aに沿って当接しながら摺動すること
により一対の下型21,22が互いに向き合ってそれぞ
れ回動することを特徴とする厚肉曲管の製造方法及び製
造装置。
Description
法及び製造装置に関する。
示すようなエルボ本体111を締め付け用のナット11
2で配管用ブロック113等に取り付けるものが使用さ
れている。エルボ本体111には両端にネジが切ってあ
り、一方のネジは配管用ブロック113等にねじ込まれ
ナット112にて締め付けられ、他方のネジには図示し
ない配管が取り付けられる。そして、エルボ本体111
は自由にその向きを配管の方に向けてナット112で締
め付けることにより固定できる。エルボ本体111には
取付時スパナ等でエルボ本体111を固定できるよう平
行な平面部111s、111sが設けてある。また、エ
ルボ本体111は略直角に曲がっており配管用ブロック
113等からの突出量も少なく配管スペースが少なくて
すむ。
に、2つの流体路111d,111dが略直角に交叉し
ている。また、エルボにはネジ加工する必要が有るので
削り代を確保する必要も有りエルボの素材は肉厚であ
る。そして、近年の流体機器の高圧化に対応するためエ
ルボの耐圧性を確保する必要が有り、加工後のエルボ本
体111の肉厚も厚くなっている。
で曲げて図9に示すようなエルボ本体111を製造する
ことはパイプがつぶれたりパイプの肉圧が薄くなったり
するので困難であるため、金属厚板を切り出して直角エ
ルボの形状としてエルボの素材を作り、その素材の両側
からそれぞれドリル加工をして、略直角に交叉した流体
路111d,111dを開け、その後両端のネジ加工を
して製造している。
削る工程が2回のドリル加工と2回のネジ加工となり、
加工工程が多く、素材の段取り工程も多くなる。また、
ドリル加工により開けた、略直角に交叉した流体路11
1d,111dの交叉部にはドリル加工によるばりが発
生するので、そのばり取り作業を行わなければならない
が、ばり取り作業は細い孔の奥のばりを取らなければな
らないので容易ではなく、時間がかかる。さらに、切削
加工が多いために素材を削る量が多く、歩留まりが悪
い。従って、製造コストが高くなってしまう。
12に示すような特開昭59−163024号公報に記
載された屈曲管材の製造方法が提案されている。この装
置は、押し金型Aと、押し金型Aの下方に左右対称的に
位置し且つ夫々に取り付けられている案内軸b、cを各
対の支持枠P,Qに穿設の横長孔p、qに挿通支承させ
ることにより、回転かつ横方向に摺動自在に支持したプ
レス用受け金型B,Cとを有している。そして、プレス
用受け金型B,Cには金属製丸棒を所定の鍛造又は研削
処理により形成した直管状半製品Nの両端部をしっかり
と支えるための受け部2b及び3cが夫々形成されてい
る。このような装置であれば、直管状半製品Nを、プレ
ス用受け金型B,Cに載置し、プレス用押し金型Aを降
下させることにより押し曲げることで厚肉の屈曲管を製
造できる。
59−163024号公報に記載された屈曲管材の製造
方法では、次のような問題が有る。直管状半製品Nは図
12の(a)に示すようにパイプ孔1を設け、両端に連
結用膨大部2,3を設けてあり、パイプ部4は図12の
(b)に示すように肉厚を上側を薄くし、かつ下側を厚
くして上下で異ならせている。従って、丸棒状素材を上
記のような形状の直管状半製品Nとするため鍛造加工、
又は研削と中ぐり加工を行っているので加工する時間が
多大となる。
と、その変形に伴ってプレス用受け金型B、Cは図11
に示すように回転しながら横長孔p、qの範囲で横方向
に拡開移動する。この移動量は直管状半製品Nの外形寸
法及び肉厚寸法によって定まるが、直管状半製品Nの外
形寸法及び肉厚寸法のばらつきによって前記移動量はば
らつく。従って、直管状半製品Nの長手方向、つまり図
11での左右方向の寸法は金型B、Cが横方向に拡開移
動する横長孔p、qの範囲でばらつくことになる。つま
り、直管状半製品Nの長手方向の寸法は変化してばらつ
くことになる。このように、直管状半製品Nの寸法がば
らつくと次工程で機械加工を行う場合の位置決めが困難
になり好ましくない。
たものであり、厚肉のパイプ材を用いて寸法精度の高い
配管用エルボ素材を製造できる厚肉曲管の製造方法及び
製造装置を提供することを目的としている。
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、下ガイ
ドのスライド面に載置した、円弧状の摺動面を備えた一
対の下型より成る下金型に所定長さの金属製厚肉パイプ
素材を載置し、押し金型と、下金型をガイドする円弧状
のガイド面を有する上ガイドとを備えた上金型により金
属製厚肉パイプ素材の長手方向中間部を押すことによ
り、一対の下型の円弧状の摺動面が上ガイドの円弧状の
ガイド面に沿って当接しながら摺動すると同時に一対の
下型のそれぞれの下端部が下ガイドのスライド面に沿っ
て当接しながら摺動することで一対の下型が互いに向き
合って回動することにより所定の寸法の厚肉エルボ素材
を成形する方法としている。
一対の下型は上金型の円弧状のガイド面に沿って互いに
向き合って回動の中心を持って回動するので、曲げ開始
時と曲げ加工終了時とでの厚肉パイプ素材の両端面と回
動の中心との距離の変化が少なくなり寸法のばらつきの
少ない厚肉エルボ素材が成形できる
素材とすることが出来るので、鍛造した素材を準備する
必要も無く、また、厚肉パイプを使用できるので、流体
路を形成するための細い孔明け加工は不要となり、ま
た、従来行っていたドリル孔の交叉部のばり取りも不要
となる。さらに、外形が丸い厚肉パイプであるのでネジ
加工の削り代も少なくなる。従って、専用のドリルが不
要となり、ドリル加工及びばり取り加工が不要となり、
ネジ加工の切削量が少ないため、大幅な加工時間の短
縮、工具コストの低減、材料の歩留まりの改善が可能と
なる。
来のような交叉したドリル孔ではなく滑らかに曲った孔
であるのでエルボを通る流体の圧力損失も低減できる。
ことにより曲げ角度が任意に設定できるので曲げ角度が
異なった多種類の厚肉エルボ素材が製造できる。
発明において、一対の下型に備えたストッパにより厚肉
パイプ素材の両端面を拘束することを特徴としている。
記載の発明の効果に加えて、上金型と下金型と下金型の
ストッパにより設定された寸法となるように厚肉パイプ
素材を拘束して曲げ加工を行うので正確な寸法の厚肉エ
ルボ素材が成形できる。
発明において、一対の下型に備えたストッパは一対の下
型に長手方向摺動可能に設けられた第1ストッパと第2
ストッパとより成り、上ガイドに第1ストッパと第2ス
トッパとをガイドするストッパガイド面が、上ガイドの
上部になるに従って前記上ガイドの円弧状のガイド面に
接近するようにそれぞれ設けられ、前記一対の下型が回
動する際に第1ストッパと第2ストッパとが厚肉パイプ
素材の両端面を長手方向中央部方向に向かって押し込む
ようにしている。
記載の発明の効果に加えて、さらに、第1ストッパと第
2ストッパとはそれぞれ長手方向に摺動可能であり、第
1ストッパと第2ストッパとのそれぞれの球面状の端面
が、上ガイドの上部になるに従って前記上ガイドの円弧
状のガイド面に接近するストッパガイド面に沿って当接
しながら摺動するので、第1ストッパと第2ストッパと
のそれぞれの平面状の端面はパイプ素材の両端面のスト
ッパとして働きながら曲げ加工時にパイプ素材の両端面
を押し込むことができる。
面状の端面と、第2ストッパの球面状の端面とがそれぞ
れ上金型の上ガイドのストッパガイド面に沿って当接す
ることで定まる寸法の厚肉エルボ素材に正確に成形加工
される。
さが異なるものに交換することで1種類の金型で異なっ
た寸法の多種類の厚肉エルボ素材が製造できる。
とを備えた厚肉曲管の製造装置において、押し金型と、
下金型をガイドする円弧状のガイド面を有する上ガイド
とを備えた上金型と、円弧状の摺動面を有する一対の下
型を備えた下金型と、一対の下型を載置するスライド面
を有する下ガイドとを備え、上金型の下降に連動して一
対の下型の円弧状の摺動面がそれぞれ上金型の上ガイド
の円弧状のガイド面に沿って当接しながら摺動すると同
時に一対の下型の下端部がそれぞれ下ガイドのスライド
面に沿って当接しながら摺動することで一対の下型が互
いに向き合ってそれぞれ回動可能とした構成としてい
る。
一対の下型は上金型の円弧状のガイド面に沿って互いに
向き合って回動の中心を持って回動するので、曲げ開始
時と曲げ加工終了時とでの厚肉パイプ素材の両端面と回
動の中心との距離の変化が少なくなり寸法のばらつきの
少ない厚肉エルボ素材が成形できる。
素材とすることが出来るので、鍛造した素材を準備する
必要も無く、また、厚肉パイプを使用できるので、流体
路を形成するための細い孔明け加工は不要となり、ま
た、従来行っていたドリル孔の交叉部のばり取りも不要
となる。さらに、外形が丸い厚肉パイプであるのでネジ
加工の削り代も少なくなる。従って、専用のドリルが不
要となり、ドリル加工及びばり取り加工が不要となり、
ネジ加工の切削量が少ないため、大幅な加工時間の短
縮、工具コストの低減、材料の歩留まりの改善が可能と
なる。
来のような交叉したドリル孔ではなく滑らかに曲った孔
であるのでエルボを通る流体の圧力損失も低減できる。
ことにより曲げ角度が任意に設定できるので曲げ角度が
異なった多種類の厚肉エルボ素材が製造できる。
発明において、一対の下型に被成形材の長手方向両端面
に当接するストッパを設けた構成としている。
記載の発明の効果に加えて、上金型と下金型と下金型の
ストッパにより設定された長さとなるように厚肉パイプ
素材を拘束して曲げ加工を行うので正確な寸法の厚肉エ
ルボ素材が成形できる。
発明において、一対の下型に備えたストッパは一対の下
型にそれぞれ長手方向摺動可能に設けられた第1ストッ
パと第2ストッパとより成り、上ガイドに第1ストッパ
と第2ストッパとをガイドするストッパガイド面が、上
ガイドの上部になるに従って前記上ガイドの円弧状のガ
イド面に接近するようにそれぞれ設けられた構成として
いる。
記載の発明の効果に加えて、さらに、第1ストッパと第
2ストッパとはそれぞれ長手方向に摺動可能であり、第
1ストッパと第2ストッパとのそれぞれの球面状の端面
が、上ガイドの上部になるに従って前記上ガイドの円弧
状のガイド面に接近するストッパガイド面に沿って当接
しながら摺動するので、第1ストッパと第2ストッパと
のそれぞれの平面状の端面はパイプ素材の両端面のスト
ッパとして働きながら曲げ加工時にパイプ素材の両端面
を押し込むことができる。
面状の端面と、第2ストッパの球面状の端面とがそれぞ
れ上金型の上ガイドのストッパガイド面に沿って当接す
ることで定まる寸法の厚肉エルボ素材に正確に成形加工
される。
長さが異なるものに交換することで1種類の金型で異な
った寸法の多種類の厚肉エルボ素材が製造できる。
図を参照しながら説明する。
る。図1は厚肉曲管の製造装置に2点鎖線で示す厚肉パ
イプ素材111aを載置した状態を示す。上金型10は
プレス等のラム80の下端に取り付けられ、昇降自在と
なっている。下金型20は固定フレーム90に上下可動
自在に取り付けられたサポート40に載置されている。
下金型20を受ける下ガイド30は固定フレーム90に
取り付けられている。下金型20と下ガイド30とは上
金型10の垂直中央線Xに中心を合わせて配置してあ
る。
ガイド11と押し金型12とを有している。図2の
(c)に示すように、押し金型12は上ガイド11の中
央部に設けてあり、後述する上ガイド11の円弧状のガ
イド面11a,11aの間に突起部12bが位置してい
る。押し金型12の下端部に設けられた突起部12bに
は、後述する厚肉エルボ素材111bの外形に合わせた
断面円弧状の溝12a,12aを垂直中央線Xの両側に
対称に設けている。断面円弧状の溝12a,12aは突
起部12bの先端部を頂点として厚肉エルボ素材111
bの曲げ角度に応じた角度α、例えば90度に連成して
ある。そして、断面円弧状の溝12a,12aの頂点部
には厚肉エルボ素材111bに成形時の傷が付かない程
度の微少な半径R01、例えば2mmのアール面を形成
してある。
れ、かつ垂直中央線Xに中心O1を持つ半径R1の円弧
状のガイド面11aが設けられている。又、ガイド面1
1aの内側には同じく中心O1を持つ半径R2の円弧状
の内ガイド面11bが設けられている。さらに、上ガイ
ド11には、後述する第1ストッパ51と第2ストッパ
52とをガイドする、2つの異なった中心O1a,O1
aを持つ半径R3の円弧状のストッパガイド面11c,
11cがそれぞれ設けられている。各中心O1a,O1
aは中心O1から水平方向左右に所定長さL1、垂直方
向下方に所定長さL2だけ離れて位置している。ストッ
パガイド面11c,11cの垂直中央線X近傍での上下
方向位置はガイド面11aと一致させている。つまり、
ストッパガイド面11c,11cとガイド面11aとは
上ガイド11の上部になるに従い接近させている。ま
た、ストッパガイド面11c,11cは上ガイド11の
上部になるに従い中心O1に接近することになる。ま
た、後述する上金型10が下降して下金型20に当接す
る際に、下金型20が滑らかに上金型10に当接するよ
うに、円弧状のガイド面11aの両端部には面取り11
as,11asが設けられ、円弧状の内ガイド面11b
の両端部には面取り11bs,11bsが設けられ、円
弧状のストッパガイド面11c,11cのそれぞれの下
端部には面取り11cs,11csが設けられている。
すように、上ガイド11の幅方向中央部に半径R3の円
弧状のストッパガイド面11c,11cが設けられ、上
ガイド11のストッパガイド面11c,11cの幅方向
外側に半径R1の円弧状のガイド面11aと半径R2の
円弧状の内ガイド面11bが設けられている。
Zで2分割として製作し、押し金型12と共に図示しな
いボルト等により一体に固定して上金型10を構成して
も良いし、上ガイド11と、押し金型12とを1つの部
品で製作し上金型10を構成しても良い。
垂直中央線Xの近傍での上下方向位置はガイド面11a
と一致させなくとも、ストッパガイド面11c,11c
とガイド面11aとは上ガイド11の上部になるに従い
接近させることでも良い。またストッパガイド面11
c,11cの円弧の半径は、垂直中央線X上で、かつ中
心O1から下方に所定距離だけ離れた位置に同一の中心
及び同一の半径を有する円弧状ガイド面とし、ストッパ
ガイド面11c,11cとガイド面11aとは上ガイド
11の上部になるに従って接近させるようにしても良
い。
成されている。一対の下型21,22はそのそれぞれの
端面21g,22gが垂直中央線X上で当接している。
一対の下型21,22には、それぞれ垂直中央線Xに中
心O2を持つ半径R1a,R1aの円弧状の摺動面20
c,20cが設けられている。又、摺動面20c,20
cの内側には同じく中心O2を持つ半径R2a,R2a
の円弧状の内摺動面20d,20dが設けられている。
すように、一対の下型21,22の断面はT字状を形成
しており、摺動面20cは1つの広巾の面としてあり、
その内側に内摺動面20dを狭巾の2つの面として設け
てある。
a,R1aは、上ガイド11の円弧状のガイド面11a
の半径R1に対しわずかに小さくしており、ガイド面1
1aと摺動面20c,20cとの間に微少な隙間、例え
ば0.1mmが設けられている。また、円弧状の内摺動
面20d,20dの半径R2a,R2aは上ガイド11
の円弧状の内ガイド面11bの半径R2よりもわずかに
大きくしており、内ガイド面11bと内摺動面20d,
20dとの間に微少な隙間、例えば0.1mmが設けら
れている。
11b及び下金型20の一対の下型21,22の円弧状
の内摺動面20d,20dは後述する下金型20の一対
の下型21,22の回動をより安定させるためのもので
あるが、特に必要が無ければ設け無くても良い。
一対のサポートロッド41,41に下型21,22を載
置するための、断面コの字状で、かつ下方が開放したサ
ポート溝20b,20bが設けられている。
厚肉エルボ素材111bの外形に合わせた断面円弧状の
溝20a,20aがそれぞれ設けられている。
0a,20aの延長線上の端部には、載置した厚肉パイ
プ素材111aの端面に当接させるための後述する第1
ストッパ51と第2ストッパ52とを挿入する孔20
e,20eがそれぞれ設けられている。孔20e,20
eには中央部にそれぞれ段部20ed,20edが設け
られている。
トッパ52とを有しており。第1ストッパ51と第2ス
トッパ52とのそれぞれの一方の端面は平面状の端面5
1a,52aであり、他方の端面は球面状の端面51
b,52bである。第1ストッパ51と第2ストッパ5
2とはそれぞれ2分割されており、一方の平面状の端面
51a,52aを持つ部分が孔20e,20eの垂直中
央線X側にそれぞれ挿入され、孔20e,20eの中央
部の段部20ed,20edをはさんで他方の球面状の
端面51b,52bを持つ部分と図示しないネジ等でそ
れぞれ一体に結合されている。
方の平面状の端面51a,52aを持つ部分と他方の球
面状の端面51b,52bを持つ部分との結合部と、前
記中央部の段部20ed,20edとは長手方向でそれ
ぞれ隙間を持たせてあり、第1ストッパ51と第2スト
ッパ52とはその隙間の分それぞれ長手方向に摺動可能
である。第1ストッパ51と第2ストッパ52とはそれ
ぞれの長さLs1,Ls2を、それぞれの平面状の端面
51a,52aの垂直中央線Xからの水平方向位置がそ
れぞれ成形後の厚肉エルボ素材111bの後述する寸法
LE1,LE2に応じた所定の位置になるように決めて
ある。
型20の一対の下型21,22の下端部20f,20f
が当接して摺動するスライド面30a,30aが設けら
れたスライドガイド31,32を有している。そして、
垂直中央線X上に突起部33aを設け、かつ成形後の厚
肉エルボ素材111bの外形に合わせた円弧状の溝30
cを設けた下中央型33を有している。スライドガイド
31,32と下中央型33とは図示しないボルト等によ
り固定フレーム90に取り付けられている。
1,32と下中央型33とには後述する一対のサポート
ロッド41,41が下降した場合の干渉を逃げるために
上方に開放した断面コの字状の2つの溝30b,30b
が設けられている。なお、下ガイド30のスライドガイ
ド31,32と下中央型33とは分割しても良いし、一
体としても良い。また、スライドガイド31,32のス
ライド面30a,30aは垂直中央線Xに向かって下が
った斜面に形成しているが、水平面でも良いし、逆の傾
斜の斜面でも良いことはもちろんである。
すように下型21,22のサポート溝20b,20bは
下型21,22の下部両側にそれぞれ設けられており、
下ガイド30には溝30b,30bが両側に設けられて
いる。サポート溝20b,20bが下型21,22の下
部両側にそれぞれ設けられていることにより、下型2
1,22を安定して後述する一対のサポートロッド4
1,41に載置することが出来る。
1,41とサポートガイド42とスプリング43とを有
している。サポートロッド41の長手方向両端部にはガ
イド孔40a,40aが設けられており、ガイド孔40
aとスプリング43とにサポートガイド42が挿入さ
れ、サポートガイド42は固定フレーム90に固着され
ている。また、サポートガイド42の上端部には、サポ
ートロッド41の抜け止め用のストッパ部42aが設け
られている。従って、サポートロッド41はサポートガ
イド42に沿って摺動し、上下可動自在となっている。
また、サポートロッド41はスプリング43により上方
に付勢されており、載置されている下型21,22を保
持している。そして、サポートロッド41の中央近傍に
は、垂直中央線Xをはさんで左右対称位置に下型21,
22の水平方向の位置決めのためのストッパ41a,4
1aが設けられている。また、サポートガイド42とス
プリング43により上方に付勢される代りに、サポート
ロッド41をブラケットを介してスプリングで吊り下げ
て、ブラケットにサポートロッド41の上昇を止めるス
トッパを設けて上方に付勢しても良い。
に従い、第1実施形態の作用を説明する。まず、図3の
(a)に示すような厚肉パイプ素材111a(以後、パ
イプ素材111aと呼ぶ)を長手方向に直角に所定の長
さLE0で切り出す。そして、図4の(a)に示すよう
にプレス等のラム80を上昇端位置に固定し、上金型1
0と下金型20が離れた状態で下型20にパイプ素材1
11aを載置する。
ラム80を下降させて上金型10を下降させると、上金
型10の押し金型12の突起部12bはパイプ素材11
1aに当接する。同時に、下金型20の一対の下型2
1,22の摺動面20c,20cが、上金型10の円弧
状のガイド面11aと当接し始める。そして、下金型2
0の一対の下型21,22の下端部20f,20fが下
ガイド30のスライド面30a,30aと当接して押し
曲げを開始する。
ド面11aの半径R1の中心O1と下金型20の一対の
下型21,22の摺動面20c,20cの半径R1aの
中心O2とは一致している。従って、後述するように一
対の下型21,22はその摺動面20c,20cが上金
型10のガイド面11aに沿って当接しながら摺動し、
中心O1を中心としてスムーズに回動することが出来
る。
等のラム80をさらに下降させて上金型10を下降する
と、それに連動して下金型20の一対の下型21,22
のそれぞれの摺動面20c,20cは上金型10のガイ
ド面11aに沿って当接しながらガイド面11aの上方
に向かって摺動すると同時に一対の下型21,22のそ
れぞれの下端部20f,20fが下ガイド30のスライ
ド面30a,30aに沿って当接しながら垂直中央線X
から離れる方向に摺動する。すると、下金型20の一対
の下型21,22はそれぞれ垂直中央線X上に回動の中
心O1を持つように互いに向き合って、上面どうしのな
す相対角度が小さくなるように回動する。同時に、サポ
ート40は上金型10の下方への押し曲げの力により下
降する。
げ開始時には図4の(b)に示すように、回動の中心O
1を通っており、曲げが進行すると図4の(d)に示す
ように回動の中心O1を境として、中心O1近傍で微少
な半径R0、例えば12mmを持つ曲線Sとなって曲が
って行き、中心線Y1につながり、曲り角度が直角に近
づいて行く。この際、中心線Yと中心線Y1とはその交
点を中心O1として中心線Yと中心線Y1との挟角が小
さくなるように回動して行く。
型10の押し金型12によって押されてつぶされると、
中心線Y及び中心線Y1よりも上側にあるパイプ素材1
11aの長手方向中央部の肉は圧縮され、中心線Y及び
中心線Y1よりも下側にあるパイプ素材111aの長手
方向中央部の肉は引張られる。そのため、圧縮側の肉は
中心線Y及び中心線Y1より下側の引張側に移動しよう
とするが下金型20の断面円弧状の溝20a,20aが
あるため拘束されて行き場所が無くなり、パイプ素材1
11aの長手方向に移動しようとする。
伸び、パイプ素材111aの両端面は第1ストッパ51
と第2ストッパ52との平面状の端面51a,52aを
押そうとするが、第1ストッパ51と第2ストッパ52
との球面状の端面51b,52bが上金型10の上ガイ
ド11の円弧状のストッパガイド面11c,11cに沿
って当接しているので、第1ストッパ51と第2ストッ
パ52との平面状の端面51a,52aはパイプ素材1
11aの両端面のストッパとして働き、パイプ素材11
1aの肉の移動を制限する。
2との球面状の端面51b,52bは、それぞれ円弧状
のストッパガイド面11c,11cに沿って当接しなが
ら摺動しているが、ストッパガイド面11c,11cと
ガイド面11aとは上ガイド11の上部になるに従い接
近させている。つまり、ストッパガイド面11c,11
cは上ガイド11の上部になるに従い、下金型20の一
対の下型21,22の回動中心である中心O1に接近す
るようにしている。従って、第1ストッパ51と第2ス
トッパ52とは中央部の段部20ed,20edと第1
ストッパ51と第2ストッパ52との長手方向での隙間
の分それぞれ長手方向に摺動可能であるのでパイプ素材
111aの両端面を押し込むことになる。つまり、一対
の下型21,22のそれぞれの回動に伴い、第1ストッ
パ51と第2ストッパ52との平面状の端面51a,5
2aはパイプ素材111aの両端面を中心O1方向に押
すことになりパイプ素材111aの肉の移動を制限す
る。
(d)に示すように下金型20の一対の下型21,22
の下面20g,20gが下ガイド30のスライド面30
a,30aと当接する。すると、上金型10は下ガイド
30のスライド面30a,30aがストッパとなって、
下降を停止する。
つれて、その垂直中央線X上で当接していたそれぞれの
端面21g,22gが離れ、間隔が生じるが、曲げ加工
が進行して、パイプ素材111aの中央下部が下ガイド
30の円弧状の溝30cを有する下中央型33に当接す
ると、円弧状の溝30cがパイプ素材111aの中央下
部の肉の移動を制限することになって、結局、上金型1
0の押し金型12によって押されつぶされたパイプ素材
111aの中央上部の肉は行き場所が無くなり、パイプ
素材111aの長手方向に移動する。
第2ストッパ52との球面状の端面51b,52bが上
金型10の上ガイド11の円弧状のストッパガイド面1
1c,11cに沿って当接しながら摺動するので第1ス
トッパ51と第2ストッパ52との平面状の端面51
a,52aはパイプ素材111aの両端面のストッパと
して働きパイプ素材111aの肉の移動を制限する。
ガイド面11aとは上ガイド11の上部になるに従い接
近させているので前記と同様に第1ストッパ51と第2
ストッパ52との平面状の端面51a,52aは回動中
心O1の方向に押される。従って、第1ストッパ51と
第2ストッパ52とは中央部の段部20ed,20ed
と第1ストッパ51と第2ストッパ52との長手方向で
の隙間の分それぞれ長手方向に摺動可能であるので、パ
イプ素材111aの両端面を押し込むことになる。
素材111aはその中心線が中心線Yから曲線Sとなっ
て中心線Y1となるよう曲げ加工され、その結果、パイ
プ素材111aは図3の(b)に示すような、その中心
線が中心線Yから中心線Yと中心線Y1との交点OE1
近傍で半径R0の曲線Sとなって中心線Y1につなが
り、よって、所定の曲げ角度αを持ち、かつ両端面か
ら、中心線Yと中心線Y1との交点OE1までの長さが
所定長さのLE1、LE2となるような、厚肉エルボ素
材111bに成形加工される。なお、曲げ加工の際には
中心線Yと中心線Y1との交点OE1は前記の回動の中
心O1と一致している。つまり、パイプ素材111aは
第1ストッパ51の球面状の端面51bと、第2ストッ
パ52の球面状の端面52bとがそれぞれ上金型10の
上ガイド11の円弧状のストッパガイド面11c,11
cに沿って当接することで定まる寸法に正確に成形され
ることになる。
(a)に示す状態に戻し、成形後の厚肉エルボ素材11
1bを取り出す。
した後に下金型20に載置して曲げ加工を行っても良
い。
型10と下金型20の一対の下型21,22と、第1ス
トッパ51と、第2ストッパ52と、下中央型33とに
より拘束され成形されるので所定の寸法及び形状の厚肉
エルボ素材111bに正確に成形できる。
の中心線Yと中心線Y1の交点は下金型20の一対の下
型21,22の回動中心となる中心O1上にある。従っ
て、一対の下型21,22とパイプ素材111aの中心
線Y上と中心線Y1上とでの長手方向の相対位置は下金
型20の一対の下型21,22が回動しても変化するこ
とはない。
際に、上型10の押し付け力により、パイプ素材111
aは下金型20の一対の下型21,22に押し付けられ
パイプ素材111aと下金型20の一対の下型21,2
2との間には摩擦力が働き、その摩擦力はパイプ素材1
11aの両端面位置と中心O1との距離が変化しない様
に働く。
心O1に対して前記摩擦力の範囲で拘束され、従来の技
術である特開昭59−163024号公報に記載された
屈曲管材の製造方法のような曲げ加工によって生ずる曲
げ開始時と曲げ加工終了時とでのパイプ素材の寸法変化
が少ないので、第1ストッパ51と、第2ストッパ52
を設けなくても中心線Yと中心線Y1との交点OE1か
ら両端面までそれぞれの所定の長さLE1,LE2の寸
法のばらつきの少ない厚肉エルボ素材111bが成形で
きる。
る。なお、第1実施形態と同じ構成要素については同一
の符号を用いるとともに、その詳細な説明を省略する。
形態とは異なり、半径R3の円弧状のストッパガイド面
11c,11cは設けておらず、下金型20がガイドさ
れる垂直中央線Xに中心O1を持つ半径R1の円弧状の
ガイド面11aと半径R2の円弧状の内ガイド面11b
のみが設けられている。
り構成されている。一対の下型21A,22Aには第1
実施形態とは異なり、第1ストッパ51と、第2ストッ
パ52とをそれぞれ挿入する孔20e,20eは設けて
おらず、ストッパ部21f,22fがそれぞれ設けられ
ている。ストッパ部21f,22fの垂直中央線Xから
のそれぞれの水平方向距離Lsa1,Lsa2は成形後
の厚肉エルボ素材111bの寸法に応じて決められてい
る。
1実施形態と同様にパイプ素材111aを下金型20に
載置して曲げ加工を行うと、パイプ素材111aは曲げ
加工により上金型10の押し金型12によって押されつ
ぶされるとパイプ素材111aの中心線Yより上側の長
手方向中央部の肉は中心線Yより下側へ移動しようとす
るが下金型20の断面円弧状の溝20a,20aがある
ため拘束されるので行き場所が無くなり、パイプ素材1
11aの長手方向に移動する。
伸びようとするが、下金型20の一対の下型21A,2
2Aのストッパ部21f,22fがパイプ素材111a
の両端面のストッパとして働きパイプ素材111aの肉
の移動を制限する。
型21A,22Aはそれぞれ回動中心であるO1を中心
として回動するので、ストッパ部21f,22fは回動
中心である中心O1からの距離が回動中にも変化しな
い。従って、パイプ素材111aの長手方向両端面の中
心O1からの距離は曲げ加工において一対の下型21
A,22Aの回動中にも変化せずパイプ素材111aの
寸法はストッパ部21f,22fの垂直中央線Xからの
それぞれの距離Lsa1,Lsa2で定まる成形後の厚
肉エルボ素材111bの寸法に正確に成形される。
型10と下金型20と下中央型33とにより拘束され成
形されるので所定の寸法及び形状に正確に成形できる。
また、一対の下型21A,22Aにストッパ部21f,
22が設けてあるので下金型20の部品点数が少なくて
すむ。
様であるので説明は省略する。
る。なお、第1実施形態と同じ構成要素については同一
の符号を用いるとともに、その詳細な説明を省略する。
り構成されている。一対の下型21B,22Bの下部に
は第1実施形態の下型21,22にあるようなサポート
溝20b,20bは設けていない。
の下部を支持するV溝41Aaをもつ一対のサポートマ
ウント41A,41Aと一対のスプリング43A,43
Aを有している。
1A,32Aにはガイド孔31Ad,32Adがそれぞ
れ設けられ、サポートマウント41A,41Aとスプリ
ング43A,43Aが挿入されている。そして、サポー
トマウント41A,41Aはスプリング43A,43A
により上方に付勢され、載置されている下型21B,2
2Bを保持している。
を下金型20に載置して曲げ加工を行うと、下降する下
金型20の一対の下型21B,22Bによりサポートマ
ウント41A,41Aは下ガイド30のスライドガイド
31A,32Aのガイド孔31Ad,32Adに押し込
まれて行く。
により下金型20の一対の下型21B,22Bを安定し
て支持することが出来る。
2Bの下部に溝を加工する必要が無いので、加工コスト
が低減できる。さらに、サポート40は一対のサポート
マウント41A,41Aと一対のスプリング43A,4
3Aとを有し、その部品点数は4個となり、第1実施形
態のサポート40の部品点数が10個であるのに対して
部品点数が少なくなる。従って、部品の製作コストが低
減できる。
様であるので説明は省略する。
いては上金型10の下降ストロークを調整することでパ
イプ素材の曲げ角度αを任意に設定することも可能であ
る。従って、直角の厚肉エルボ素材111bだけでな
く、例えば、曲げ角度αが45度又は60度の曲げ角度
の厚肉エルボ素材111bを製造でき、1種類の金型で
多種類の厚肉エルボ素材111bが製造できる。
長さls1,ls2をそれぞれ違えた複数の第1ストッ
パ51と、第2ストッパ52とを適宜に選択して使用す
ることで厚肉エルボ素材111bの所定の長さLE1,
LE2の寸法を任意に設定することも可能である。従っ
て、第1ストッパ51、又は第2ストッパ52を交換す
るだけで1種類の金型により多種類の厚肉エルボ素材1
11bが製造できる。
型12の突起部12b及び下中央型33の溝形状を幅広
のコの字形状としてエルボの中央部両側にスパナのかか
る平面部111s,111sを形成することも出来る。
従って、必要に応じて、スパナを確実に平面部111
s,111sにかけて組み立てできる組み立て性を更に
向上させた厚肉エルボ素材111bを製造することが出
来る。
下型21,22,21A,22A,21B,22Bを安
定に支持する為のものであるが、サポート40を使用せ
ずに一対の下型21,22,21A,22A,21B,
22Bを向き合わせてそれぞれの端面21g、22gを
当接させて直接下ガイド30のガイド面30a,30a
に載置してセットしても良い。
により、材質が高炭素鋼である直径20mmで肉厚が7
mmの厚肉のパイプ材を長さ60mmで切り出してパイ
プ素材111aとし、パイプ素材111aの曲げ部を約
摂氏1000度に熱処理をした後に曲げ角度90度で曲
げ加工を行ったところ内径部のつぶれもほとんど無く所
定の長さLE1が35mm、LE2が25mmの正確な
寸法で良好に成形された厚肉のエルボ素材111bが得
られた。
製造方法及び製造装置によれば下金型20の一対の下型
21,22は上金型のガイド面11aに沿って垂直中央
線X上に中心O1を持って回動するので、曲げ開始時と
曲げ加工終了時とでの厚肉パイプ素材111aの両端面
と回動の中心O1との距離の変化が少なくなり寸法のば
らつきの少ない厚肉エルボ素材111bが成形できる。
ストッパ50により設定された長さとなるように厚肉パ
イプ素材111aを拘束して曲げ加工を行うので正確な
寸法の厚肉エルボ素材111bが成形できる。
素材とすることが出来るので、鍛造した素材を準備する
必要も無く、また、厚肉パイプを使用できるので、流体
路を形成するための細い孔明け加工は不要となり、ま
た、従来行っていたドリル孔の交叉部のばり取りも不要
となる。さらに、外形が丸い厚肉パイプであるのでネジ
加工の削り代も少なくなる。従って、専用のドリルが不
要となり、ドリル加工及びばり取り加工が不要となり、
ネジ加工の切削量が少ないため、大幅な加工時間の短
縮、工具コストの低減、材料の歩留まりの改善が可能と
なる。
の孔は従来のような交叉したドリル孔ではなく滑らかに
曲った孔であるのでエルボを通る流体の圧力損失も低減
できる。
することにより曲げ角度αが任意に設定できるので曲げ
角度αが異なった多種類の厚肉エルボ素材111bが製
造できる。
52とはそれぞれ長手方向に摺動可能であり、第1スト
ッパ51と第2ストッパ52との球面状の端面51b、
52bが一対の下型21,22の回動中心となる中心O
1に対して上ガイドの上部に行くに従い接近する上金型
10の上ガイド11の円弧状のガイド面11aに沿って
当接しながら摺動するので、第1ストッパ51と第2ス
トッパ52との平面状の端面52a,51aはパイプ素
材111aの両端面のストッパとして働きながら曲げ加
工時にパイプ素材111aの両端面を押し込むことがで
きる。
ッパ51の球面状の端面51bと、第2ストッパ52の
球面状の端面52bとがそれぞれ上金型10の上ガイド
11の円弧状のガイド面11aに沿って当接することで
定まる寸法の厚肉エルボ素材111bに正確に成形加工
される。
2とを長さが異なるものに交換することで1種類の金型
で異なった寸法の多種類の厚肉エルボ素材111bが製
造できる。
下中央型33の溝形状を幅広のコの字形状として厚肉パ
イプ素材111aの中央部両側にスパナのかかる平面部
111S,111Sを形成することも出来る。従って、
必要に応じて、スパナを確実に平面部111s,111
sにかけて組み立てできる組み立て性を更に向上させた
厚肉エルボ素材111bを製造することが出来る
ント41A,41Aと一対のスプリング43A,43A
とで構成すると部品点数は4個となって、部品点数が少
なくなり、下金型20の一対の下型21B,22Bの下
部に溝を加工する必要が無いので、加工コストが低減で
きる。従って、部品の製作コストが低減できる。
明図である。
断面図である。
る。
る。
る。
ド面、11c,11c…ストッパガイド面、12…押し
金型、20…下金型、20c,20c…円弧状の摺動
面、20f,20f…下端部、21,22,21A,2
2A,21B,22…下型、30…下ガイド、30a,
30a…スライド面、50…ストッパ、51…第1スト
ッパ、52…第2ストッパ、111a…パイプ素材、1
11b…厚肉エルボ素材
Claims (6)
- 【請求項1】 下ガイド(30)のスライド面(30a,30a)に
載置した、円弧状の摺動面(20c,20c)を備えた一対の下
型(21,22,21A,22A,21B,22B)より成る下金型(20)に所定
長さの金属製厚肉パイプ素材(111a)を載置し、押し金型
(12)と、下金型(20)をガイドする円弧状のガイド面(11
a)を有する上ガイド(11)とを備えた上金型(10)により金
属製厚肉パイプ素材(111a)の長手方向中間部を押すこと
により、一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)の円弧状
の摺動面(20c,20c)が上ガイド(11)の円弧状のガイド面
(11a)に沿って当接しながら摺動すると同時に一対の下
型(21,22,21A,22A,21B,22B)のそれぞれの下端部(20f,20
f)が下ガイド(30)のスライド面(30a,30a)に沿って当接
しながら摺動することで一対の下型(21,22,21A,22A,21
B,22B)が互いに向き合って回動することにより所定の寸
法の厚肉エルボ素材(111b)を成形することを特徴とする
厚肉曲管の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の厚肉曲管の製造方法にお
いて、一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)に備えたス
トッパ(50)により厚肉パイプ素材(111a)の両端面を拘束
することを特徴とする厚肉曲管の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の厚肉曲管の製造方法にお
いて、一対の下型(21,22,21B,22B)に備えたストッパ(5
0)は一対の下型(21,22,21B,22B)に長手方向摺動可能に
設けられた第1ストッパ(51)と第2ストッパ(52)とより
成り、上ガイド(11)に第1ストッパ(51)と第2ストッパ
(52)とをガイドするストッパガイド面(11c,11c)が、上
ガイド(11)の上部になるに従って前記上ガイド(11)の円
弧状のガイド面(11a)に接近するようにそれぞれ設けら
れ、前記一対の下型(21,22,21B,22B)が回動する際に第
1ストッパ(51)と第2ストッパ(52)とが厚肉パイプ素材
(111a)の両端面を長手方向中央部方向に向かって押し込
むことを特徴とする厚肉曲管の製造方法。 - 【請求項4】 上金型(10)と下金型(20)とを備えた厚肉
曲管の製造装置において、押し金型(12)と、下金型(20)
をガイドする円弧状のガイド面(11a)を有する上ガイド
(11)とを備えた上金型(10)と、円弧状の摺動面(20c,20
c)を有する一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)を備え
た下金型(20)と、一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)
を載置するスライド面(30a,30a)を有する下ガイド(30)
とを備え、上金型(10)の下降に連動して一対の下型(21,
22,21A,22A,21B,22B)の円弧状の摺動面(20c,20c)がそれ
ぞれ上金型(10)の上ガイド(11)の円弧状のガイド面(11
a)に沿って当接しながら摺動すると同時に一対の下型(2
1,22,21A,22A,21B,22B)の下端部(20f,20f)がそれぞれ下
ガイド(30)のスライド面(30a,30a)に沿って当接しなが
ら摺動することで一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)
が互いに向き合ってそれぞれ回動可能としたことを特徴
とする厚肉曲管の製造装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の厚肉曲管の製造装置にお
いて、一対の下型(21,22,21A,22A,21B,22B)に被成形材
の長手方向両端面に当接するストッパ(50)を設けたこと
を特徴とする厚肉曲管の製造装置。 - 【請求項6】 請求項5記載の厚肉曲管の製造装置にお
いて、一対の下型(21,22,21B,22B)に備えたストッパ(5
0)は一対の下型(21,22,21B,22B)にそれぞれ長手方向摺
動可能に設けられた第1ストッパ(51)と第2ストッパ(5
2)とより成り、上ガイド(11)に第1ストッパ(51)と第2
ストッパ(52)とをガイドするストッパガイド面(11c,11
c)が、上ガイド(11)の上部になるに従って前記上ガイド
(11)の円弧状のガイド面(11a)に接近するようにそれぞ
れ設けられたことを特徴とする厚肉曲管の製造装置。
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