JP2000343550A - 加飾成形品 - Google Patents
加飾成形品Info
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- JP2000343550A JP2000343550A JP2000097579A JP2000097579A JP2000343550A JP 2000343550 A JP2000343550 A JP 2000343550A JP 2000097579 A JP2000097579 A JP 2000097579A JP 2000097579 A JP2000097579 A JP 2000097579A JP 2000343550 A JP2000343550 A JP 2000343550A
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- Japan
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- bmc
- decorative
- parts
- decorative pattern
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】石目調に代表される各種意匠を発現でき、且つ
透明感や深み感があり外観が美麗な成形品を提供するこ
とにある。 【解決手段】 表面材10は、不飽和ポリエステル樹脂
を主成分とする透明又は半透明な樹脂成分100重量部
に対して、着色された加飾用柄材1〜50重量部と、平
均カット長さ4.5〜12.0mmの補強用ガラス繊維
20〜55重量部とが含有されている繊維補強熱硬化性
樹脂成形材料である。裏側材20は、補強用ガラス繊維
や加飾用柄材の数値が特に限定されない繊維補強熱硬化
性樹脂成形材料である。表面材10は、透明な樹脂の中
に、着色された加飾用柄材11が浮いたように見えて、
着色された裏側材20によって、より深み感が増してい
る。
透明感や深み感があり外観が美麗な成形品を提供するこ
とにある。 【解決手段】 表面材10は、不飽和ポリエステル樹脂
を主成分とする透明又は半透明な樹脂成分100重量部
に対して、着色された加飾用柄材1〜50重量部と、平
均カット長さ4.5〜12.0mmの補強用ガラス繊維
20〜55重量部とが含有されている繊維補強熱硬化性
樹脂成形材料である。裏側材20は、補強用ガラス繊維
や加飾用柄材の数値が特に限定されない繊維補強熱硬化
性樹脂成形材料である。表面材10は、透明な樹脂の中
に、着色された加飾用柄材11が浮いたように見えて、
着色された裏側材20によって、より深み感が増してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽、洗い場の防
水パン、洗面化粧台などに使用される加飾成形品に関す
る。
水パン、洗面化粧台などに使用される加飾成形品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】石目調の外観を有する繊維強化の加飾成
形品(浴槽や洗面化粧台など)を得るための成形材料と
して、特開昭59−108036号公報には、400〜
16メッシュサイズの薄片状物質(マイカ片、アルミホ
イル片、ポリエステルフィルム片など)からなる加飾用
柄材を0.5〜20重量%を含有するシートモールディ
ングコンパウンド(SMC)が提案されている。
形品(浴槽や洗面化粧台など)を得るための成形材料と
して、特開昭59−108036号公報には、400〜
16メッシュサイズの薄片状物質(マイカ片、アルミホ
イル片、ポリエステルフィルム片など)からなる加飾用
柄材を0.5〜20重量%を含有するシートモールディ
ングコンパウンド(SMC)が提案されている。
【0003】この場合、天然の石目調に似た外観の加飾
成形品を得るには、加飾用柄材を比較的多量に含有させ
ねばならないが、この種のSMCは、キャリアーフィル
ム上にペースト状の原料組成物をシート状にコーティン
グして製造されるので、原料組成物の粘度が上昇してS
MCの製造に支障が生じる。しかも、ペースト状の原料
組成物は、1mm程度のドクターブレード間隙を通過さ
せることによりコーティングされるため、使用する薄片
状物質の大きさが制限され、その結果、石目調等の加飾
が単調となる。
成形品を得るには、加飾用柄材を比較的多量に含有させ
ねばならないが、この種のSMCは、キャリアーフィル
ム上にペースト状の原料組成物をシート状にコーティン
グして製造されるので、原料組成物の粘度が上昇してS
MCの製造に支障が生じる。しかも、ペースト状の原料
組成物は、1mm程度のドクターブレード間隙を通過さ
せることによりコーティングされるため、使用する薄片
状物質の大きさが制限され、その結果、石目調等の加飾
が単調となる。
【0004】また、この種のSMCは、不飽和ポリエス
テル樹脂や補強用ガラス繊維など材料の屈折率が異なる
ものを多く含有し、ガラス繊維の開繊が充分でないこと
もあり、そのため、良好な透明性が得られず深み感に欠
ける。しかも、1〜1/2インチ程度の比較的長いガラ
ス繊維を用いるため、熱圧成形中の流動の際に薄片状物
質がガラス繊維に引っ掛かり、疎密が生じて意匠的に好
ましくない。
テル樹脂や補強用ガラス繊維など材料の屈折率が異なる
ものを多く含有し、ガラス繊維の開繊が充分でないこと
もあり、そのため、良好な透明性が得られず深み感に欠
ける。しかも、1〜1/2インチ程度の比較的長いガラ
ス繊維を用いるため、熱圧成形中の流動の際に薄片状物
質がガラス繊維に引っ掛かり、疎密が生じて意匠的に好
ましくない。
【0005】また、特開平4−263942号公報に
は、透明な熱可塑性シートの裏面に、複数色の塗料を吹
き付けて塗膜を積層し、透明な熱可塑性シートを通して
見られる塗膜に深み感が得られる石目調の成形品も提案
されている。この場合、表面材となる熱可塑性シートは
透明であり、深み感は得られたが、より天然材料に類似
する外観を有する成形品が求められていた。
は、透明な熱可塑性シートの裏面に、複数色の塗料を吹
き付けて塗膜を積層し、透明な熱可塑性シートを通して
見られる塗膜に深み感が得られる石目調の成形品も提案
されている。この場合、表面材となる熱可塑性シートは
透明であり、深み感は得られたが、より天然材料に類似
する外観を有する成形品が求められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するもので、石目調に代表される各種意匠を発現
でき、且つ透明感や深み感があり外観が美麗な成形品を
提供することにある。
を解決するもので、石目調に代表される各種意匠を発現
でき、且つ透明感や深み感があり外観が美麗な成形品を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、不飽和ポリエステル樹脂を
主成分とする透明又は半透明な樹脂成分100重量部に
対して、着色された加飾用柄材1〜50重量部と、平均
カット長さ4.5〜12.0mmの補強用ガラス繊維2
0〜55重量部とが含有されている繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料からなる表面材と、繊維補強熱硬化性樹脂成
形材料からなる着色された裏側材とが重ねられ、金型内
で熱圧成形されてなることを特徴とする。
めに、請求項1の発明では、不飽和ポリエステル樹脂を
主成分とする透明又は半透明な樹脂成分100重量部に
対して、着色された加飾用柄材1〜50重量部と、平均
カット長さ4.5〜12.0mmの補強用ガラス繊維2
0〜55重量部とが含有されている繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料からなる表面材と、繊維補強熱硬化性樹脂成
形材料からなる着色された裏側材とが重ねられ、金型内
で熱圧成形されてなることを特徴とする。
【0008】(透明または半透明の説明)表面材の繊維
補強熱硬化性樹脂成形材料の透明度は、光線透過率が1
0〜40%であるのが好ましい。10%以下であると、
着色された加飾用柄材が表面でしか見えなく、深み感が
損なわれる。また、40%である光線が透過しすぎるた
め、表面層を通り越して、裏側材が透けてしまい、外観
が損なわれる。また、透明度を上記のようにするため
に、不飽和ポリエステル樹脂と補強用ガラス繊維と屈折
率の差が0.03以下にすることが好ましい。
補強熱硬化性樹脂成形材料の透明度は、光線透過率が1
0〜40%であるのが好ましい。10%以下であると、
着色された加飾用柄材が表面でしか見えなく、深み感が
損なわれる。また、40%である光線が透過しすぎるた
め、表面層を通り越して、裏側材が透けてしまい、外観
が損なわれる。また、透明度を上記のようにするため
に、不飽和ポリエステル樹脂と補強用ガラス繊維と屈折
率の差が0.03以下にすることが好ましい。
【0009】(表面材の繊維補強熱硬化性樹脂成形材料
の説明)本発明において、表面材の繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料として、加飾用柄材の含有量の範囲及び補強
用ガラス繊維の長さとその含有量の範囲以外は、シート
モールディングコンパウンド(SMC)及びバルクモー
ルディングコンパウンド(BMC)が好適に使用され、
このようなSMC及びBMCの製造には、公知の原材料
組成がそのまま用いられる。また、SMCやBMCの製
造方法も普通に用いられている公知の製造方法をそのま
ま適用することができる。
の説明)本発明において、表面材の繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料として、加飾用柄材の含有量の範囲及び補強
用ガラス繊維の長さとその含有量の範囲以外は、シート
モールディングコンパウンド(SMC)及びバルクモー
ルディングコンパウンド(BMC)が好適に使用され、
このようなSMC及びBMCの製造には、公知の原材料
組成がそのまま用いられる。また、SMCやBMCの製
造方法も普通に用いられている公知の製造方法をそのま
ま適用することができる。
【0010】(裏面材の繊維補強熱硬化性樹脂成形材料
の説明)また、本発明において、裏側材の繊維補強熱硬
化性樹脂成形材料としては、シートモールディングコン
パウンド(SMC)及びバルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)が好適に使用され、このようなSMC及
びBMCの製造には、公知の原材料組成がそのまま用い
られる。また、SMCやBMCの製造方法も普通に用い
られている公知の製造方法をそのまま適用することがで
きる。
の説明)また、本発明において、裏側材の繊維補強熱硬
化性樹脂成形材料としては、シートモールディングコン
パウンド(SMC)及びバルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)が好適に使用され、このようなSMC及
びBMCの製造には、公知の原材料組成がそのまま用い
られる。また、SMCやBMCの製造方法も普通に用い
られている公知の製造方法をそのまま適用することがで
きる。
【0011】すなわち、繊維補強不飽和ポリエステル樹
脂成形材料(SMCやBMC)は、具体的には、例え
ば、不飽和ポリエステル及びこれと共重合する架橋用ビ
ニルモノマーからなる不飽和ポリエステル樹脂に、硬化
触媒、化学増粘剤、収縮防止用樹脂、無機充填剤、内部
離型剤、安定剤、顔料などの公知の配合剤を必要に応じ
て適量混合して樹脂組成物を調製し、この樹脂組成物を
補強用ガラス繊維チョップと混合してバルク状に形成す
るか(BMCの場合)或いは補強用ガラス繊維チョップ
層に含浸させてシート状に形成し(SMCの場合)、こ
れを所定の温度及び時間で熟成増粘して製造される。上
記原材料及び配合剤については、加飾用バルクモールデ
ィングコンパウンドの説明において述べたものと同様な
ものが用いられるので、ここではその説明を省く。
脂成形材料(SMCやBMC)は、具体的には、例え
ば、不飽和ポリエステル及びこれと共重合する架橋用ビ
ニルモノマーからなる不飽和ポリエステル樹脂に、硬化
触媒、化学増粘剤、収縮防止用樹脂、無機充填剤、内部
離型剤、安定剤、顔料などの公知の配合剤を必要に応じ
て適量混合して樹脂組成物を調製し、この樹脂組成物を
補強用ガラス繊維チョップと混合してバルク状に形成す
るか(BMCの場合)或いは補強用ガラス繊維チョップ
層に含浸させてシート状に形成し(SMCの場合)、こ
れを所定の温度及び時間で熟成増粘して製造される。上
記原材料及び配合剤については、加飾用バルクモールデ
ィングコンパウンドの説明において述べたものと同様な
ものが用いられるので、ここではその説明を省く。
【0012】なお、裏面材の繊維補強熱硬化性樹脂成形
材料には、加飾用柄材は含有されなくても、加飾用柄材
が含有されていてもよい。繊維補強熱硬化性樹脂成形材
料に加飾用柄材が含有されている場合は、それだけコス
トが高くなるが、熱圧成形時にこの繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料からなる裏側材が上記加飾用柄材を含有する
BMCからなる表面材と混じりあった場合に、表面材の
石目調の変化が目立ちにくくなる。また、上記繊維補強
熱硬化性樹脂成形材料は、成形性の点から、シート状の
成形材料(SMC)を用いるのが好ましく、これ等のシ
ート状の成形材料(SMC)の厚さは、通常、1〜10
mmであるが、好ましくは1〜5mmである。1mm未
満では十分な強度の成形品が得られず、10mmを越え
ると成形金型からの伝熱が十分でなく硬化不良となる。
材料には、加飾用柄材は含有されなくても、加飾用柄材
が含有されていてもよい。繊維補強熱硬化性樹脂成形材
料に加飾用柄材が含有されている場合は、それだけコス
トが高くなるが、熱圧成形時にこの繊維補強熱硬化性樹
脂成形材料からなる裏側材が上記加飾用柄材を含有する
BMCからなる表面材と混じりあった場合に、表面材の
石目調の変化が目立ちにくくなる。また、上記繊維補強
熱硬化性樹脂成形材料は、成形性の点から、シート状の
成形材料(SMC)を用いるのが好ましく、これ等のシ
ート状の成形材料(SMC)の厚さは、通常、1〜10
mmであるが、好ましくは1〜5mmである。1mm未
満では十分な強度の成形品が得られず、10mmを越え
ると成形金型からの伝熱が十分でなく硬化不良となる。
【0013】上記液状の不飽和ポリエステル樹脂は、無
水マレイン酸、フマル酸のような不飽和多塩基酸(必要
に応じて無水フタル酸のような飽和多塩基酸を併用す
る)と、エチレングリコール、プロピレンレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジエチレングリコールのよう
な多価アルコールとを反応させて得られる不飽和ポリエ
ステルを、これと重合するスチレン、ビニルトルエン、
メチルメタクリレートのような架橋用ビニルモノマーに
溶解した液状樹脂である。
水マレイン酸、フマル酸のような不飽和多塩基酸(必要
に応じて無水フタル酸のような飽和多塩基酸を併用す
る)と、エチレングリコール、プロピレンレングリコー
ル、ブチレングリコール、ジエチレングリコールのよう
な多価アルコールとを反応させて得られる不飽和ポリエ
ステルを、これと重合するスチレン、ビニルトルエン、
メチルメタクリレートのような架橋用ビニルモノマーに
溶解した液状樹脂である。
【0014】特に、上記不飽和ポリエステル樹脂として
は、特に、酸価2.0〜5.0mgKOH/g、粘度1
50〜300cps(25℃)のものを用いるのが好ま
しい。ここで、酸価及び粘度は、JIS K 6901
に基づいて測定される。
は、特に、酸価2.0〜5.0mgKOH/g、粘度1
50〜300cps(25℃)のものを用いるのが好ま
しい。ここで、酸価及び粘度は、JIS K 6901
に基づいて測定される。
【0015】この種のBMCには、従来は、一般に酸化
8〜20mgKOH/g、粘度500〜2000cps
(25℃)の高い酸価で高い粘度の不飽和ポリエステル
樹脂が汎用されており、本発明においてはこのような汎
用の不飽和ポリエステル樹脂を用いてもよいが、特に、
粘度150〜300cps(25℃)の低い粘度のもの
を用いると、補強用ガラス繊維の高充填が可能となる。
また、酸価2.0〜5.0mgKOH/gのように低い
酸価のものを用いると、特に、有機ポリイソシアネート
で増粘した場合に、増粘後の粘度(硬さ)を高くするこ
とができ、これを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形す
る際に表面材と裏側材とが混じりにくくなる。
8〜20mgKOH/g、粘度500〜2000cps
(25℃)の高い酸価で高い粘度の不飽和ポリエステル
樹脂が汎用されており、本発明においてはこのような汎
用の不飽和ポリエステル樹脂を用いてもよいが、特に、
粘度150〜300cps(25℃)の低い粘度のもの
を用いると、補強用ガラス繊維の高充填が可能となる。
また、酸価2.0〜5.0mgKOH/gのように低い
酸価のものを用いると、特に、有機ポリイソシアネート
で増粘した場合に、増粘後の粘度(硬さ)を高くするこ
とができ、これを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形す
る際に表面材と裏側材とが混じりにくくなる。
【0016】(加飾用柄材の説明)加飾用柄材として
は、着色された粒状物も使用され得るが、特に、着色マ
イカ(白マイカや黒白マイカ)、着色アルミフレーク、
着色されたポリエチレンフィルム、塩化ビニルフイル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステルフイルム
などの着色されたプラスチックフィルムの裁断片であっ
て、平均大きさ0.1〜4.0mm、好ましくは平均大
きさ0.1〜2.5mmの着色薄片状物質を用いるのが
好ましい。これ等の平均大きさが0.1mmを下回る
と、加飾用柄材が目立たなくなり意匠性に劣る。逆に、
これ等の平均大きさが4.0mmを上回ると、組成物中
での分散が悪くなり品質が低下する。また、加飾用柄材
の厚さは、その大きさにもよるが厚さ5〜50μm、好
ましくは6〜24μmのものが適当である。
は、着色された粒状物も使用され得るが、特に、着色マ
イカ(白マイカや黒白マイカ)、着色アルミフレーク、
着色されたポリエチレンフィルム、塩化ビニルフイル
ム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステルフイルム
などの着色されたプラスチックフィルムの裁断片であっ
て、平均大きさ0.1〜4.0mm、好ましくは平均大
きさ0.1〜2.5mmの着色薄片状物質を用いるのが
好ましい。これ等の平均大きさが0.1mmを下回る
と、加飾用柄材が目立たなくなり意匠性に劣る。逆に、
これ等の平均大きさが4.0mmを上回ると、組成物中
での分散が悪くなり品質が低下する。また、加飾用柄材
の厚さは、その大きさにもよるが厚さ5〜50μm、好
ましくは6〜24μmのものが適当である。
【0017】このような加飾用柄材は、同じ大きさのも
のだけを用いるよりも、異なる大きさのものを混合して
用いるほうが、意匠的に良好な加飾成形品が得られるの
で好ましい。また、自然の石目調としては、一般に大理
石調や御影石調が考えられ、これ等の石目調には白っぽ
いもの、黒っぽいもの、赤っぽいものまで各種のものが
存在し、このような各種の石目調を実現させるには2色
以上の加飾用柄材を併用するのが望ましい。
のだけを用いるよりも、異なる大きさのものを混合して
用いるほうが、意匠的に良好な加飾成形品が得られるの
で好ましい。また、自然の石目調としては、一般に大理
石調や御影石調が考えられ、これ等の石目調には白っぽ
いもの、黒っぽいもの、赤っぽいものまで各種のものが
存在し、このような各種の石目調を実現させるには2色
以上の加飾用柄材を併用するのが望ましい。
【0018】特に、上記加飾用柄材となる着色薄片状物
質として、着色されたポリエチレンフィルム、塩化ビニ
ルフイルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステル
フイルムなどの着色されたプラスチックフィルムの裁断
片であって、大きさ0.1〜4.0mmのものが好適に
用いられる。このような着色されたプラスチックフィル
ムの裁断片からなる着色薄片状物質は、柔軟でアルミホ
イルやマイカに比べて、ニーダー或いは混練機で混合す
る際に破砕されることがない。
質として、着色されたポリエチレンフィルム、塩化ビニ
ルフイルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエステル
フイルムなどの着色されたプラスチックフィルムの裁断
片であって、大きさ0.1〜4.0mmのものが好適に
用いられる。このような着色されたプラスチックフィル
ムの裁断片からなる着色薄片状物質は、柔軟でアルミホ
イルやマイカに比べて、ニーダー或いは混練機で混合す
る際に破砕されることがない。
【0019】そして、上記加飾用柄材は、不飽和ポリエ
ステル樹脂を主成分とする樹脂成分100重量部に対し
て1〜50重量部含有される。ここで、不飽和ポリエス
テル樹脂を主成分とする樹脂成分とは、不飽和ポリエス
テル樹脂単独、或いは収縮防止用樹脂が配合される場合
は、不飽和ポリエステル樹脂とこの収縮防止用樹脂との
混合物を意味する。この加飾用柄材の含有量が1重量部
以下では、加飾用柄材が疎になって目立たず意匠的に劣
り、逆に、加飾用柄材を50重量部よりも多く含有させ
ても、加飾用柄材が十分に成形品の表面を覆いつくして
いるので、それ以上の外観的変化はなく、しかも加飾用
柄材は高価であるので経済的に好ましくない。
ステル樹脂を主成分とする樹脂成分100重量部に対し
て1〜50重量部含有される。ここで、不飽和ポリエス
テル樹脂を主成分とする樹脂成分とは、不飽和ポリエス
テル樹脂単独、或いは収縮防止用樹脂が配合される場合
は、不飽和ポリエステル樹脂とこの収縮防止用樹脂との
混合物を意味する。この加飾用柄材の含有量が1重量部
以下では、加飾用柄材が疎になって目立たず意匠的に劣
り、逆に、加飾用柄材を50重量部よりも多く含有させ
ても、加飾用柄材が十分に成形品の表面を覆いつくして
いるので、それ以上の外観的変化はなく、しかも加飾用
柄材は高価であるので経済的に好ましくない。
【0020】ここで、加飾用柄材が3〜9重量部含有さ
れる場合に、特に浴室床材を成形すると、裏リブ上に柄
材が集合し疎密が少し生じて意匠性が低下する。また、
加飾用柄材が30重量部を越えると、柄材の分散性が少
し悪くなり意匠性が低下する。したがって、加飾用柄材
が10〜25重量部含有されるのが好ましい。このよう
に、特に、加飾用柄材が10〜25重量部含有される
と、加飾用柄材が十分に成形品の表面を覆い、加飾用柄
材が密に詰まって意匠的に天然の石目調に似た美麗な加
飾成形品が得られる。
れる場合に、特に浴室床材を成形すると、裏リブ上に柄
材が集合し疎密が少し生じて意匠性が低下する。また、
加飾用柄材が30重量部を越えると、柄材の分散性が少
し悪くなり意匠性が低下する。したがって、加飾用柄材
が10〜25重量部含有されるのが好ましい。このよう
に、特に、加飾用柄材が10〜25重量部含有される
と、加飾用柄材が十分に成形品の表面を覆い、加飾用柄
材が密に詰まって意匠的に天然の石目調に似た美麗な加
飾成形品が得られる。
【0021】補強用ガラス繊維としては、平均カット長
さ4.5〜12.0mmのガラス繊維チョップが用いら
れる。ガラス繊維の平均カット長さが4.5mmを下回
ると、得られるBMCを使用する際に、これをコールド
プレスして平板化した場合に、この平板化したBMCが
裂けたり、ばらばらになったりして取扱い性(ハンドリ
ング性)が劣る。逆に、ガラス繊維の平均カット長さが
12.0mmを上回ると、BMCを平板化して取扱う場
合に、熱圧成形時に加飾用柄材がこのガラス繊維に引っ
掛かり、柄材の疎密が発生し、またBMCの製造の際に
混練機に大きな負荷がかかり設備の耐久性が損なわれ
る。
さ4.5〜12.0mmのガラス繊維チョップが用いら
れる。ガラス繊維の平均カット長さが4.5mmを下回
ると、得られるBMCを使用する際に、これをコールド
プレスして平板化した場合に、この平板化したBMCが
裂けたり、ばらばらになったりして取扱い性(ハンドリ
ング性)が劣る。逆に、ガラス繊維の平均カット長さが
12.0mmを上回ると、BMCを平板化して取扱う場
合に、熱圧成形時に加飾用柄材がこのガラス繊維に引っ
掛かり、柄材の疎密が発生し、またBMCの製造の際に
混練機に大きな負荷がかかり設備の耐久性が損なわれ
る。
【0022】(補強用ガラス繊維の説明)そして、上記
補強用ガラス繊維は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分
とする樹脂成分100重量部に対して20〜55重量部
含有され。このガラス繊維の含有量が20重量部を下回
ると、BMCが裂けたり、ばらばらになったりして取扱
い性(ハンドリング性)が劣り、しかも得られる成形品
の強度や低収縮性に劣る。逆に、ガラス繊維の含有量が
55重量部を上回ると、ガラス繊維への樹脂の含浸が不
充分となり、得られる成形品の表面にガラス繊維の筋
(ガラス目)などが発生する。
補強用ガラス繊維は、不飽和ポリエステル樹脂を主成分
とする樹脂成分100重量部に対して20〜55重量部
含有され。このガラス繊維の含有量が20重量部を下回
ると、BMCが裂けたり、ばらばらになったりして取扱
い性(ハンドリング性)が劣り、しかも得られる成形品
の強度や低収縮性に劣る。逆に、ガラス繊維の含有量が
55重量部を上回ると、ガラス繊維への樹脂の含浸が不
充分となり、得られる成形品の表面にガラス繊維の筋
(ガラス目)などが発生する。
【0023】硬化触媒としては、例えば、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシオクトエー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサノンなどの有機過酸化物を単独で或
いは特定の2種以上を混合して用いられる。
ーオキシベンゾエート、t−ブチルパーオキシ−2−エ
チルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシオクトエー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
1,1−ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3,5−トリ
メチルシクロヘキサノンなどの有機過酸化物を単独で或
いは特定の2種以上を混合して用いられる。
【0024】化学増粘剤としては、例えば、水酸化マグ
ネシウムや酸化マグネシウムや有機ポリイソシアネート
(例えば、トリレンジイソシアネート、フェニレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート)などが用いられる。収縮防止
用樹脂としては、例えば、ポリスチレンやポリエチレン
やスチレン−無水マレイン酸共重合体などの熱可塑性樹
脂が用いられる。内部離型剤としては、例えば、ステア
リン酸亜鉛やステアリン酸カルシウムなどが用いられ
る。安定剤としては、例えば、ハイドロキノンやパラベ
ンゾキノンなどが用いられる。
ネシウムや酸化マグネシウムや有機ポリイソシアネート
(例えば、トリレンジイソシアネート、フェニレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメ
チレンジイソシアネート)などが用いられる。収縮防止
用樹脂としては、例えば、ポリスチレンやポリエチレン
やスチレン−無水マレイン酸共重合体などの熱可塑性樹
脂が用いられる。内部離型剤としては、例えば、ステア
リン酸亜鉛やステアリン酸カルシウムなどが用いられ
る。安定剤としては、例えば、ハイドロキノンやパラベ
ンゾキノンなどが用いられる。
【0025】また、無機充填剤としては、例えば、水酸
化アルミニウムやクレーやガラス粉が好適に用いられ
る。このような水酸化アルミニウムやクレーやガラス粉
は、不飽和ポリエステル樹脂や補強用ガラス繊維の屈折
率に近いので、得られる加飾成形品の表面から深い位置
にある加飾用柄材が透けて見え、深みのある外観が得ら
れる。深みのある外観が特に必要とされない場合は、炭
酸カルシウムなどの一般的な無機充填剤を用いてもかま
わない。また、顔料としては、二酸化チタン、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー、弁柄などが用いられ
る。
化アルミニウムやクレーやガラス粉が好適に用いられ
る。このような水酸化アルミニウムやクレーやガラス粉
は、不飽和ポリエステル樹脂や補強用ガラス繊維の屈折
率に近いので、得られる加飾成形品の表面から深い位置
にある加飾用柄材が透けて見え、深みのある外観が得ら
れる。深みのある外観が特に必要とされない場合は、炭
酸カルシウムなどの一般的な無機充填剤を用いてもかま
わない。また、顔料としては、二酸化チタン、カーボン
ブラック、フタロシアニンブルー、弁柄などが用いられ
る。
【0026】さらに、本発明においては、上述の不飽和
ポリエステル樹脂を主成分とする樹脂成分に対して、上
述の加飾用柄材と上述の補強用ガラス繊維とが含有さ
れ、増粘前に圧縮して平板化されてなり、増粘後の値断
強度が0.3〜3.0MPaである加飾用バルクモール
ディングコンパウンドも使用される。
ポリエステル樹脂を主成分とする樹脂成分に対して、上
述の加飾用柄材と上述の補強用ガラス繊維とが含有さ
れ、増粘前に圧縮して平板化されてなり、増粘後の値断
強度が0.3〜3.0MPaである加飾用バルクモール
ディングコンパウンドも使用される。
【0027】従来の加飾用成形材料(加飾用BMC)
は、これを平板化して取扱う際に、裂けたり、ばらばら
になったりすることがあり、また、熱圧成形の際の流動
による破れが発生することがある。そこで、加飾用BM
Cの配合等を検討の結果、この種の加飾用BMCはその
製造の際に増粘が行われるが、この増粘前に圧縮して平
板化し、増粘後の破断強度が0.3〜3.0MPaとな
るようにしたものは、上記の問題が解消できることを見
出した。
は、これを平板化して取扱う際に、裂けたり、ばらばら
になったりすることがあり、また、熱圧成形の際の流動
による破れが発生することがある。そこで、加飾用BM
Cの配合等を検討の結果、この種の加飾用BMCはその
製造の際に増粘が行われるが、この増粘前に圧縮して平
板化し、増粘後の破断強度が0.3〜3.0MPaとな
るようにしたものは、上記の問題が解消できることを見
出した。
【0028】増粘後の破断強度が0.3MPaを下回る
と、この加飾用BMCを平板化して取扱う際に、加飾用
BMCが裂けたり、ばらばらになり、また、熱圧成形の
際の流動による破れが発生するようになり、外観の良好
な加飾成形品が得られなくなる。逆に、増粘後の破断強
度が3.0MPaを上回ると、この加飾用BMCを平板
化して取扱う際に、加飾用BMC裂けたりばらばらにな
ることはないが、金型内面に沿わなくなり、型締め時に
加飾用BMCが折れて、加飾成形品が白化し外観の良好
な加飾成形品が得られなくなる。特に、増粘後の破断強
度が0.5〜2.5MPaとなるようにしたものが好ま
しく、さらに好ましくは0.5〜1.5MPaである。
と、この加飾用BMCを平板化して取扱う際に、加飾用
BMCが裂けたり、ばらばらになり、また、熱圧成形の
際の流動による破れが発生するようになり、外観の良好
な加飾成形品が得られなくなる。逆に、増粘後の破断強
度が3.0MPaを上回ると、この加飾用BMCを平板
化して取扱う際に、加飾用BMC裂けたりばらばらにな
ることはないが、金型内面に沿わなくなり、型締め時に
加飾用BMCが折れて、加飾成形品が白化し外観の良好
な加飾成形品が得られなくなる。特に、増粘後の破断強
度が0.5〜2.5MPaとなるようにしたものが好ま
しく、さらに好ましくは0.5〜1.5MPaである。
【0029】ここで、増粘前の加飾用BMCを圧縮して
平板化するには、例えば、配合物を汎用のBMC製造装
置(ニーダー)で混合した増粘前の加飾用BMCを、金
型内にPETフィルム等の保護フィルムを介して載置
し、常温で5〜150kg/cm2 の圧力、好ましくは
30〜100kg/cm2 の圧力でプレスしたあと脱型
し、その後、熟成増粘し保護フィルムを除去して、圧縮
平板化された加飾用BMCを得る方法が採用される。圧
縮平板化された加飾用BMCの厚さは0.5〜10m
m、好ましくは1〜5mmとされる。加飾用BMCを増
粘後に圧縮して平板化する場合は、配合にもよるが、加
飾用BMCが硬くなりすぎて平板化しにくくなる。
平板化するには、例えば、配合物を汎用のBMC製造装
置(ニーダー)で混合した増粘前の加飾用BMCを、金
型内にPETフィルム等の保護フィルムを介して載置
し、常温で5〜150kg/cm2 の圧力、好ましくは
30〜100kg/cm2 の圧力でプレスしたあと脱型
し、その後、熟成増粘し保護フィルムを除去して、圧縮
平板化された加飾用BMCを得る方法が採用される。圧
縮平板化された加飾用BMCの厚さは0.5〜10m
m、好ましくは1〜5mmとされる。加飾用BMCを増
粘後に圧縮して平板化する場合は、配合にもよるが、加
飾用BMCが硬くなりすぎて平板化しにくくなる。
【0030】増粘後の加飾用BMC(圧縮平板化された
加飾用BMC)の破断強度を0.3〜3.0MPaとす
るには、通常、加飾用BMCの配合の変更によって行わ
れ、具体的には、酸価及び粘度が低い不飽和ポリエステ
ル樹脂を用いたり、補強用ガラス繊維の長さや含有量を
増やしたり、酸化マグネシウム等の増粘剤の配合量を増
やしたり、増粘剤として有機機ポリイソシアネートを用
いたり、収縮防止用樹脂としてスチレン−無水マレイン
酸共重合体(無水マレイン酸成分3重量%以上含有)を
用いたりすることによって行われる。
加飾用BMC)の破断強度を0.3〜3.0MPaとす
るには、通常、加飾用BMCの配合の変更によって行わ
れ、具体的には、酸価及び粘度が低い不飽和ポリエステ
ル樹脂を用いたり、補強用ガラス繊維の長さや含有量を
増やしたり、酸化マグネシウム等の増粘剤の配合量を増
やしたり、増粘剤として有機機ポリイソシアネートを用
いたり、収縮防止用樹脂としてスチレン−無水マレイン
酸共重合体(無水マレイン酸成分3重量%以上含有)を
用いたりすることによって行われる。
【0031】なお、上記破断強度は、圧縮平板化された
加飾用BMCを縦150mm×横50mmにカットし、
支点間距離が50mmとなるように短辺側をチャックで
挟み、オートグラフ(島津製作所製)にて引張速度2m
m/分で引張試験を行って、破断した時の引張応力であ
る。
加飾用BMCを縦150mm×横50mmにカットし、
支点間距離が50mmとなるように短辺側をチャックで
挟み、オートグラフ(島津製作所製)にて引張速度2m
m/分で引張試験を行って、破断した時の引張応力であ
る。
【0032】(加飾成形品並びにその製造方法の説明)
上記加飾用バルクモールディングコンパウンド(BM
C)及び繊維補強熱硬化性樹脂成形材料(SMCやBM
C)を用いて、石目調を有する加飾成形品を得るには、
例えば、次のような方法が採用される。
上記加飾用バルクモールディングコンパウンド(BM
C)及び繊維補強熱硬化性樹脂成形材料(SMCやBM
C)を用いて、石目調を有する加飾成形品を得るには、
例えば、次のような方法が採用される。
【0033】すなわち、凹状の可動上型と凸状の固定下
型とからなる金型を有する熱圧成形機を用い、低温成形
では金型を約50〜120℃、高温成形では金型を約1
20〜180℃に加熱した後、固定下型の上に所定量の
加飾用バルクモールディングコンパウンド(BMC)を
載置し、さらにその上に所定量の繊維補強熱硬化性樹脂
成形材料(SMCやBMC)を重ね、金型を閉める。可
動上型が加飾成形品の表面に相当する場合は、上記とは
逆順に成形材料を重ねる。
型とからなる金型を有する熱圧成形機を用い、低温成形
では金型を約50〜120℃、高温成形では金型を約1
20〜180℃に加熱した後、固定下型の上に所定量の
加飾用バルクモールディングコンパウンド(BMC)を
載置し、さらにその上に所定量の繊維補強熱硬化性樹脂
成形材料(SMCやBMC)を重ね、金型を閉める。可
動上型が加飾成形品の表面に相当する場合は、上記とは
逆順に成形材料を重ねる。
【0034】上記加飾用バルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)は、金型に載置する前に予めコールドプ
レスやホットプレス等により圧縮して平板化しておい
て、この圧縮して平板化された固定下型に載置するのが
特に好ましいが、平板化することなく、塊状で固定下型
に載置してもよい。上記加飾用バルクモールディングコ
ンパウンド(BMC)は熱圧成形の際の熱流動性が良好
とはいえないが、予め平板化された加飾用BMCを用い
ることにより、熱圧成形の際の熱流動性が改善される。
ンド(BMC)は、金型に載置する前に予めコールドプ
レスやホットプレス等により圧縮して平板化しておい
て、この圧縮して平板化された固定下型に載置するのが
特に好ましいが、平板化することなく、塊状で固定下型
に載置してもよい。上記加飾用バルクモールディングコ
ンパウンド(BMC)は熱圧成形の際の熱流動性が良好
とはいえないが、予め平板化された加飾用BMCを用い
ることにより、熱圧成形の際の熱流動性が改善される。
【0035】その後、低圧成形では約1〜20kg/c
m2 、高圧成形では約20〜150kg/cm2 の圧力
で約30秒〜20分間加圧して、熱硬化させ成形し、金
型を開いて成形品を脱型する。こうして、石目調(大理
石調や御影石調)を有する美麗な加飾成形品(例えば、
浴槽、防水パン、洗面化粧台、キッチンカウンターな
ど)が得られる。加飾成形品の表面層は1.5mm以上
あるほうが深み感があり好ましい。また、加飾成形品の
透明性は、厚さ4mmで全光線透過率3%以上が好適で
ある。
m2 、高圧成形では約20〜150kg/cm2 の圧力
で約30秒〜20分間加圧して、熱硬化させ成形し、金
型を開いて成形品を脱型する。こうして、石目調(大理
石調や御影石調)を有する美麗な加飾成形品(例えば、
浴槽、防水パン、洗面化粧台、キッチンカウンターな
ど)が得られる。加飾成形品の表面層は1.5mm以上
あるほうが深み感があり好ましい。また、加飾成形品の
透明性は、厚さ4mmで全光線透過率3%以上が好適で
ある。
【0036】なお、加飾用バルクモールディングコンパ
ウンド(BMC)は、加飾成形品の表面材となるように
金型内に重ねる。加飾用バルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)のサイズは、成形品の加飾を行うに必要
なサイズであればよく、成形品の全表面を加飾するよう
にしてもよく、成形品の一部表面を加飾するようにして
もよい。成形品の全表面を加飾する場合は、加飾用バル
クモールディングコンパウンド(BMC)を加飾面に対
してできるだけ大きくチャージし、金型内を脱気しなが
ら成形するほうが、均一な厚みに表面層が形成されピン
ホール等のない高意匠性の成形品が得られる。
ウンド(BMC)は、加飾成形品の表面材となるように
金型内に重ねる。加飾用バルクモールディングコンパウ
ンド(BMC)のサイズは、成形品の加飾を行うに必要
なサイズであればよく、成形品の全表面を加飾するよう
にしてもよく、成形品の一部表面を加飾するようにして
もよい。成形品の全表面を加飾する場合は、加飾用バル
クモールディングコンパウンド(BMC)を加飾面に対
してできるだけ大きくチャージし、金型内を脱気しなが
ら成形するほうが、均一な厚みに表面層が形成されピン
ホール等のない高意匠性の成形品が得られる。
【0037】また、加飾用バルクモールディングコンパ
ウンド(BMC)と繊維補強熱硬化性樹脂成形材料(S
MCやBMC)とを、その間にシート状隔離材を挟んで
重ね、これを上記と同様な方法で金型内で熱圧成形して
もよい。ここで、シート状隔離材料としては、紙、布、
不織布、プラスチックフィルム、ガラスクロス、ガラス
マットが使用される。特に、目付け量100〜400g
/m2 の不織布やガラスマットを用いるのが好ましい。
目付け量が小さい場合は熱圧成形時に破れや伸びが生
じ、逆に目付け量が大きい場合は気泡が内包されること
があり、またコスト高になる。
ウンド(BMC)と繊維補強熱硬化性樹脂成形材料(S
MCやBMC)とを、その間にシート状隔離材を挟んで
重ね、これを上記と同様な方法で金型内で熱圧成形して
もよい。ここで、シート状隔離材料としては、紙、布、
不織布、プラスチックフィルム、ガラスクロス、ガラス
マットが使用される。特に、目付け量100〜400g
/m2 の不織布やガラスマットを用いるのが好ましい。
目付け量が小さい場合は熱圧成形時に破れや伸びが生
じ、逆に目付け量が大きい場合は気泡が内包されること
があり、またコスト高になる。
【0038】このように、シート状隔離材を使用する場
合は、表面材の樹脂成分と裏側材の樹脂成分との混じり
やしみ出しが防止され、加飾面と他の部分との間の境界
が明瞭な加飾成形品を得ることができるとともに、加飾
成形品の強度も向上する。
合は、表面材の樹脂成分と裏側材の樹脂成分との混じり
やしみ出しが防止され、加飾面と他の部分との間の境界
が明瞭な加飾成形品を得ることができるとともに、加飾
成形品の強度も向上する。
【0039】本発明の表面材は、従来のBMCに用いら
れている補強用ガラス繊維のカット長よりも比較的長い
カット長のガラス繊維を比較的多量に使用しており、そ
のため、このBMCを使用する際に、これをコールドプ
レスして圧縮平板化した場合に、この圧縮平板化された
BMCが裂けたり、ばらばらになったりすることがな
く、取扱い性(ハンドリング性)が向上する。また、比
較的多量に含有されるガラス繊維は収縮率が著しく小さ
く、そのため、得られるBMCに低収縮性が発現し、こ
れを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形して得られる加
飾成形品に反りが生じない。また、強度も向上する。
れている補強用ガラス繊維のカット長よりも比較的長い
カット長のガラス繊維を比較的多量に使用しており、そ
のため、このBMCを使用する際に、これをコールドプ
レスして圧縮平板化した場合に、この圧縮平板化された
BMCが裂けたり、ばらばらになったりすることがな
く、取扱い性(ハンドリング性)が向上する。また、比
較的多量に含有されるガラス繊維は収縮率が著しく小さ
く、そのため、得られるBMCに低収縮性が発現し、こ
れを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形して得られる加
飾成形品に反りが生じない。また、強度も向上する。
【0040】特に、従来のBMCに汎用されている不飽
和ポリエステル樹脂よりも低い粘度(粘度150〜30
0cps)のものを用いると、補強用ガラス繊維の高充
填が可能となり、BMCの低収縮性がさらに改善され、
得られる加飾成形品に反りが生じない。また、従来のB
MCに汎用されている不飽和ポリエステル樹脂よりも低
い酸価(酸価2.0〜5.0mgKOH/g)のものを
用いると、特に、有機ポリイソシアネートで増粘した場
合に、増粘後の粘度(硬さ)を高くすることができ、こ
れを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形する際に表面材
と裏側材とが混じりにくくなる。
和ポリエステル樹脂よりも低い粘度(粘度150〜30
0cps)のものを用いると、補強用ガラス繊維の高充
填が可能となり、BMCの低収縮性がさらに改善され、
得られる加飾成形品に反りが生じない。また、従来のB
MCに汎用されている不飽和ポリエステル樹脂よりも低
い酸価(酸価2.0〜5.0mgKOH/g)のものを
用いると、特に、有機ポリイソシアネートで増粘した場
合に、増粘後の粘度(硬さ)を高くすることができ、こ
れを表面材とし裏側材と重ねて熱圧成形する際に表面材
と裏側材とが混じりにくくなる。
【0041】また、上記加飾用バルクモールディングコ
ンパウンド(BMC)は、シートモールディングコンパ
ウンド(SMC)の製造のように、ドクターブレードで
キャリアーフィルム上にコーティングすることはないの
で、大きさ1mm以上の加飾用柄材が使用でき、そのた
め、意匠性に優れた加飾成形品を得ることができる。さ
らに、BMCの製造の際の混練によりガラス繊維の開繊
が充分に行われ、透明性がよく深みのある加飾成形品を
得ることができる。
ンパウンド(BMC)は、シートモールディングコンパ
ウンド(SMC)の製造のように、ドクターブレードで
キャリアーフィルム上にコーティングすることはないの
で、大きさ1mm以上の加飾用柄材が使用でき、そのた
め、意匠性に優れた加飾成形品を得ることができる。さ
らに、BMCの製造の際の混練によりガラス繊維の開繊
が充分に行われ、透明性がよく深みのある加飾成形品を
得ることができる。
【0042】また、上記加飾用バルクモールディングコ
ンパウンド(BMC)は、シートモールディングコンパ
ウンド(SMC)のように、キャリアーフィルム上にシ
ート状にコーティングして製造しないので、原料組成物
の粘度が上昇してもBMCの製造には支障がない。それ
ゆえ、加飾用柄材を比較的多量に含有させることがで
き、加飾用柄材が密に含有されて天然の石目調(大理石
調や御影石調など)に似た美麗な加飾成形品が得られ
る。
ンパウンド(BMC)は、シートモールディングコンパ
ウンド(SMC)のように、キャリアーフィルム上にシ
ート状にコーティングして製造しないので、原料組成物
の粘度が上昇してもBMCの製造には支障がない。それ
ゆえ、加飾用柄材を比較的多量に含有させることがで
き、加飾用柄材が密に含有されて天然の石目調(大理石
調や御影石調など)に似た美麗な加飾成形品が得られ
る。
【0043】また、加飾用バルクモールディングコンパ
ウンドからなる表面材と、繊維補強熱可塑性樹脂成形材
料からなる裏側材とを重ねて、加圧成形するので、成形
品の表側層だけが加飾され裏側層は加飾されない。その
ため、加飾に必要な加飾用シートモールディングコンパ
ウンドの使用量を少なくすることができ、それだけ高価
な加飾用柄材の使用量も少なくなり、汎用の安価な成形
材料からなる裏側材の使用により、加飾成形品を安価に
得ることができる。
ウンドからなる表面材と、繊維補強熱可塑性樹脂成形材
料からなる裏側材とを重ねて、加圧成形するので、成形
品の表側層だけが加飾され裏側層は加飾されない。その
ため、加飾に必要な加飾用シートモールディングコンパ
ウンドの使用量を少なくすることができ、それだけ高価
な加飾用柄材の使用量も少なくなり、汎用の安価な成形
材料からなる裏側材の使用により、加飾成形品を安価に
得ることができる。
【0044】しかも、上記表面材は、平均カット長さ
4.5〜14.0mmの補強用ガラス繊維20〜55重
量部を含有するため、従来のBMCよりも熱圧成形時の
流動性が小さく、裏側材に比べて熱圧成形時の流動性が
小さく、そのため表面材と裏側材とが混じりにくく、成
形品の表面を部分的に加飾する場合には加飾部分と加飾
されていない部分との境界部が不明瞭になるようなこと
がなく、また成形品の表面全体を加飾する場合には裏側
材が表面材の側へ染みだすことがなく、したがって加飾
成形品の外観の低下が防止される。さらに、この表面材
は、SMCのような汎用の繊維補強熱硬化性樹脂成形材
料からなる裏側材と同様に低収縮性であり、この表面材
と裏側材とを重ね、金型内で熱圧成形してなる加飾成形
品も低収縮性となり、表面材と裏側材との収縮性の大き
な差に起因する反りの発生が抑制される。
4.5〜14.0mmの補強用ガラス繊維20〜55重
量部を含有するため、従来のBMCよりも熱圧成形時の
流動性が小さく、裏側材に比べて熱圧成形時の流動性が
小さく、そのため表面材と裏側材とが混じりにくく、成
形品の表面を部分的に加飾する場合には加飾部分と加飾
されていない部分との境界部が不明瞭になるようなこと
がなく、また成形品の表面全体を加飾する場合には裏側
材が表面材の側へ染みだすことがなく、したがって加飾
成形品の外観の低下が防止される。さらに、この表面材
は、SMCのような汎用の繊維補強熱硬化性樹脂成形材
料からなる裏側材と同様に低収縮性であり、この表面材
と裏側材とを重ね、金型内で熱圧成形してなる加飾成形
品も低収縮性となり、表面材と裏側材との収縮性の大き
な差に起因する反りの発生が抑制される。
【0045】特に、成形用金型のエンボス刻設面とその
周囲に段差がある場合において、上記の表面材と裏側材
との間にシート状隔離材を挟むことにより、加飾された
表側層と裏側層とが離隔され、両層の成形材料間のマイ
グレーションによって加飾面の乱れが惹き起されること
が確実に防止され、また表面材が均一な厚みになり、よ
り優れた外観の成形品が得られる。また、成形品の強度
も向上する。
周囲に段差がある場合において、上記の表面材と裏側材
との間にシート状隔離材を挟むことにより、加飾された
表側層と裏側層とが離隔され、両層の成形材料間のマイ
グレーションによって加飾面の乱れが惹き起されること
が確実に防止され、また表面材が均一な厚みになり、よ
り優れた外観の成形品が得られる。また、成形品の強度
も向上する。
【0046】また、本発明において、上述の不飽和ポリ
エステル樹脂を主成分とする樹脂成分に対して、上述の
加飾用柄材と上述の補強用ガラス繊維とが含有され、増
粘前に圧縮して平板化されてなり、増粘後の破断強度が
0.3〜3.0MPaである加飾用バルクモールディン
グコンパウンド(BMC)を用いたものは、取扱う際に
裂けたり、ばらばらになったりすることがない。また、
熱圧成形の際の流動による破れの発生も防止される。
エステル樹脂を主成分とする樹脂成分に対して、上述の
加飾用柄材と上述の補強用ガラス繊維とが含有され、増
粘前に圧縮して平板化されてなり、増粘後の破断強度が
0.3〜3.0MPaである加飾用バルクモールディン
グコンパウンド(BMC)を用いたものは、取扱う際に
裂けたり、ばらばらになったりすることがない。また、
熱圧成形の際の流動による破れの発生も防止される。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例及び比較例
を示す。 (実施例1) <表面材(BMC)の作製>数平均分子量8,300の
イソフタル酸系不飽和ポリエステルをスチレンモノマー
に溶解させた不飽和ポリエステル樹脂(スチレンモノマ
ー濃度40重量%)70重量部、数平均分子量120,
000のポリスチレンをスチレンモノマーに溶解させた
収縮防止用樹脂(スチレンモノマー濃度50重量%)3
0重量部、硬化触媒(t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト)1重量部、無機充填剤(平均粒径8μmの水酸化ア
ルミニウム)180重量部、化学増粘剤(酸化マグネシ
ウム)1重量部、ステアリン酸亜鉛5重量部、補強用ガ
ラス繊維(平均カット長さ6mm長のガラス繊維チョッ
プ)35重量部及び小量のグレー色顔料を配合した。
を示す。 (実施例1) <表面材(BMC)の作製>数平均分子量8,300の
イソフタル酸系不飽和ポリエステルをスチレンモノマー
に溶解させた不飽和ポリエステル樹脂(スチレンモノマ
ー濃度40重量%)70重量部、数平均分子量120,
000のポリスチレンをスチレンモノマーに溶解させた
収縮防止用樹脂(スチレンモノマー濃度50重量%)3
0重量部、硬化触媒(t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト)1重量部、無機充填剤(平均粒径8μmの水酸化ア
ルミニウム)180重量部、化学増粘剤(酸化マグネシ
ウム)1重量部、ステアリン酸亜鉛5重量部、補強用ガ
ラス繊維(平均カット長さ6mm長のガラス繊維チョッ
プ)35重量部及び小量のグレー色顔料を配合した。
【0048】さらに、上記配合物に、下記の着色薄片状
物質からなる加飾用柄材20重量部(いずれも厚さ12
μmの着色ポリエステルフィルム裁断片)を配合し、こ
の配合物を慣用のBMC製造装置(ニーダー)で混合
し、慣用のBMC製造装置(ニーダー)で混合し、これ
をプレス機を用いてコールドプレスによりプレスして圧
縮平板化した後、40℃で2日間熟成して、加飾用バル
クモールディングコンパウンド(BMC)を作製した。
得られた加飾用BMCの厚さは約3mmであった。
物質からなる加飾用柄材20重量部(いずれも厚さ12
μmの着色ポリエステルフィルム裁断片)を配合し、こ
の配合物を慣用のBMC製造装置(ニーダー)で混合
し、慣用のBMC製造装置(ニーダー)で混合し、これ
をプレス機を用いてコールドプレスによりプレスして圧
縮平板化した後、40℃で2日間熟成して、加飾用バル
クモールディングコンパウンド(BMC)を作製した。
得られた加飾用BMCの厚さは約3mmであった。
【0049】加飾用柄材(20重量部) 白色:大きさ(平均)0.2mm(4重量部)、大きさ
(平均)1.5mm(4重量部)、大きさ(平均)2.
0mm(2重量部) 黒色:大きさ(平均)0.2mm(3重量部)、大きさ
(平均)1.0mm(3重量部) 灰色:大きさ(平均)0.5mm(2重量部)、大きさ
(平均)1.5mm(2重量部)
(平均)1.5mm(4重量部)、大きさ(平均)2.
0mm(2重量部) 黒色:大きさ(平均)0.2mm(3重量部)、大きさ
(平均)1.0mm(3重量部) 灰色:大きさ(平均)0.5mm(2重量部)、大きさ
(平均)1.5mm(2重量部)
【0050】<裏側材(SMC)の作製>数平均分子量
3,500の汎用の不飽和ポリエステル60重量部とス
チレンモノマー40重量部とからなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部に、硬化触媒(t−ブチルパーオキ
シベンゾエート)1重量部、無機充填剤(平均粒径10
μmの炭酸カルシウム)160重量部、化学増粘剤(酸
化マグネシウム)1重量部、ステアリン酸亜鉛5重量部
及び小量のグレー色顔料を配合して、樹脂組成物のペー
ストを調製した。
3,500の汎用の不飽和ポリエステル60重量部とス
チレンモノマー40重量部とからなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部に、硬化触媒(t−ブチルパーオキ
シベンゾエート)1重量部、無機充填剤(平均粒径10
μmの炭酸カルシウム)160重量部、化学増粘剤(酸
化マグネシウム)1重量部、ステアリン酸亜鉛5重量部
及び小量のグレー色顔料を配合して、樹脂組成物のペー
ストを調製した。
【0051】慣用のSMC製造装置を用い、一方のキャ
リヤーフィルム(ポリエチレンフィルム)の片面に、上
記樹脂組成物のペーストを塗布し、他方のキャリヤーフ
ィルムの片面にも上記樹脂組成物のペーストを塗布し、
この両方のキャリヤーフィルムの塗布面同士をガラス繊
維チョップ層(繊維長さ1インチ)を介して挟着し、こ
のガラス繊維チョップ層に上記両方のペーストを含浸さ
せ、これを40℃で2日間熟成増粘させて、厚さ3mm
の加飾用柄材を含有しないシートモールディングコンパ
ウンド(SMC)を作製した。なお、ガラス繊維チョッ
プの含有量は全体の25重量%となるように調節した。
リヤーフィルム(ポリエチレンフィルム)の片面に、上
記樹脂組成物のペーストを塗布し、他方のキャリヤーフ
ィルムの片面にも上記樹脂組成物のペーストを塗布し、
この両方のキャリヤーフィルムの塗布面同士をガラス繊
維チョップ層(繊維長さ1インチ)を介して挟着し、こ
のガラス繊維チョップ層に上記両方のペーストを含浸さ
せ、これを40℃で2日間熟成増粘させて、厚さ3mm
の加飾用柄材を含有しないシートモールディングコンパ
ウンド(SMC)を作製した。なお、ガラス繊維チョッ
プの含有量は全体の25重量%となるように調節した。
【0052】<加飾成形品の熱圧成形>凹状の可動上型
とエンボス付き凸状の固定下型とからなる防水パン用金
型(縦1170mm×横870mm×厚さ4mm)を有
する慣用の熱圧成形機を用い、可動上型を125℃、固
定下型を145℃に加熱した後、この固定下型に上記圧
縮平板化された加飾用BMC(表面材)(チャージ率1
00%)、シート状隔離材(ガラスコンティニアススト
ランドマット400g/m2 )(チャージ率98%)、
上記加飾用柄材を含有しないSMC(裏側材)(チャー
ジ率60%)をこの順に重ねて載置し、可動上型を降下
させ、金型内を吸引脱気しながら金型を型締め速度0.
8mm/秒で型閉めを行い、その後65kg/cm2 の
圧力で10分間加圧して、表面材及び裏側材を熱硬化さ
せて一体的に成形し、金型を開いて成形品を脱型する。
こうして、加飾成形品(防水パン)を得た。
とエンボス付き凸状の固定下型とからなる防水パン用金
型(縦1170mm×横870mm×厚さ4mm)を有
する慣用の熱圧成形機を用い、可動上型を125℃、固
定下型を145℃に加熱した後、この固定下型に上記圧
縮平板化された加飾用BMC(表面材)(チャージ率1
00%)、シート状隔離材(ガラスコンティニアススト
ランドマット400g/m2 )(チャージ率98%)、
上記加飾用柄材を含有しないSMC(裏側材)(チャー
ジ率60%)をこの順に重ねて載置し、可動上型を降下
させ、金型内を吸引脱気しながら金型を型締め速度0.
8mm/秒で型閉めを行い、その後65kg/cm2 の
圧力で10分間加圧して、表面材及び裏側材を熱硬化さ
せて一体的に成形し、金型を開いて成形品を脱型する。
こうして、加飾成形品(防水パン)を得た。
【0053】この加飾成形品は、表面にはむら状(まだ
ら模様)の外観不良部はなく、また気孔、微小亀裂、ひ
け、起伏などの表面欠陥もなかった。そして、図1の本
発明の成形品を示す斜視説明図のように、表面材10
は、透明又は半透明な樹脂の中に、着色された加飾用柄
材11が浮いたような外観になり、着色された裏側材2
0により深み感が増し、美麗な石目調外観の加飾成形品
であった。
ら模様)の外観不良部はなく、また気孔、微小亀裂、ひ
け、起伏などの表面欠陥もなかった。そして、図1の本
発明の成形品を示す斜視説明図のように、表面材10
は、透明又は半透明な樹脂の中に、着色された加飾用柄
材11が浮いたような外観になり、着色された裏側材2
0により深み感が増し、美麗な石目調外観の加飾成形品
であった。
【0054】
【発明の効果】上述の通り、本発明によれば、表面材は
透明又は半透明な樹脂の中に着色された加飾用柄材が浮
いたような外観になり、着色された裏側材により深み感
が増し、より天然材料に類似した外観を有する意匠を発
現できる加飾成形品を得ることができる。
透明又は半透明な樹脂の中に着色された加飾用柄材が浮
いたような外観になり、着色された裏側材により深み感
が増し、より天然材料に類似した外観を有する意匠を発
現できる加飾成形品を得ることができる。
【図1】本発明の成形品を示す斜視説明図。
10 表面材 11 加飾用柄材 20 裏側材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 67:00 105:12 B29L 9:00 31:00
Claims (1)
- 【請求項1】 不飽和ポリエステル樹脂を主成分とする
透明又は半透明な樹脂成分100重量部に対して、着色
された加飾用柄材1〜50重量部と、平均カット長さ
4.5〜12.0mmの補強用ガラス繊維20〜55重
量部とが含有されている繊維補強熱硬化性樹脂成形材料
からなる表面材と、繊維補強熱硬化性樹脂成形材料から
なる着色された裏側材とが重ねられ、金型内で熱圧成形
されてなることを特徴とする加飾成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000097579A JP2000343550A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 加飾成形品 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9231899 | 1999-03-31 | ||
| JP11-92318 | 1999-10-05 | ||
| JP2000097579A JP2000343550A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 加飾成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000343550A true JP2000343550A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=26433771
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000097579A Pending JP2000343550A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-31 | 加飾成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000343550A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178331A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-26 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | シートモールディングコンパウンド |
| JP2012025122A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 繊維強化プラスチック平板の製造方法 |
-
2000
- 2000-03-31 JP JP2000097579A patent/JP2000343550A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178331A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-26 | Asahi Fiber Glass Co Ltd | シートモールディングコンパウンド |
| JP2012025122A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 繊維強化プラスチック平板の製造方法 |
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