JP2000344199A - パラシュート - Google Patents

パラシュート

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JP2000344199A
JP2000344199A JP11156240A JP15624099A JP2000344199A JP 2000344199 A JP2000344199 A JP 2000344199A JP 11156240 A JP11156240 A JP 11156240A JP 15624099 A JP15624099 A JP 15624099A JP 2000344199 A JP2000344199 A JP 2000344199A
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parachute
cord
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center
umbrella
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Tomoyuki Saito
智幸 齋藤
Kenichi Sako
健一 酒匂
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Fujikura Koso Kk
Fujikura Parachute Co Ltd
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Fujikura Koso Kk
Fujikura Parachute Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のパラシュートにセンターコード付パラ
シュートの機能付与させ、降下の初期には通常のパラシ
ュートの形状をしており、降下の途中でセンターコード
付パラシュートの形状に変化させることを可能にする。 【解決手段】 円形状の傘体1およびその傘体の円周上
縁部にその一端を有する複数の吊索2および傘体の中心
部にその一端を有する一本のセンターコード4とからな
り、地上からパラシュートまでの高度を計測する対地高
度計よりの信号により又は降下初期から一定時間にセッ
トされたタイマーよりの信号により、前記センターコー
ドの長さを相対的に短くする手段を設けたことを特徴と
する。 【効果】センターコードと吊索の相対長さを変化させる
ことによって、降下の初期と着地前の傘体の形状を自動
的に変化させることにより、降下初期においては降下速
度が大きく、着地寸前には降下速度が小さくなるようで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパラシュート、更に
詳細には降下初期においては降下速度が大きく、着地寸
前に降下速度を小さくすることが可能なパラシュートに
関する。
【0002】
【従来技術および問題点】物体を上空より地上に降下さ
せる際の減速装置としてパラシュートがあるが、そのパ
ラシュートには、たとえば図5に示すように、半球状の
傘体1の円周上縁部(傘縁という)11にその一端を有
する複数の吊索2を減速降下させるべき物体3に接続し
た形状のパラシュートが周知である。このようなパラシ
ュートは降下速度が大きく、迅速に物体3を降下させる
には有利であるが、着地時における衝撃が大きいという
欠点がある。
【0003】一方、図2に基本構造を示すように、上述
のような傘縁11に吊索2を接続した形式のパラシュー
トにおいて、傘体1の中央部(傘頂)12にセンターコ
ード4を接続し、傘頂12をへこませて、中央部が断面
ロート状としたセンターコード付パラシュートも開発さ
れている。このようなセンターコード付パラシュートに
よれば、図5の通常のパラシュートに比較して傘体1が
円周方向に広がることになるため、落下抗力が大きく、
降下速度が小さくなるという利点がある。しかしながら
降下速度が小さいため、空気の扁流の影響を受けやす
く、前記物体3を所定位置に着地させるのが困難である
という欠点があった。また、落下抗力が大きいため、降
下初期に開傘衝撃が大きいという問題がある。
【0004】本発明は上記問題点を解決することを目的
とするものであり、通常のパラシュートにセンターコー
ド付パラシュートの機能付与させ、降下の初期には通常
のパラシュートの形状をしており、降下の途中でセンタ
ーコード付パラシュートの形状に変化させることを可能
にするものである。すなわちセンターコードと吊索の相
対的長さを降下の途中で自動的に変化させ、センターコ
ード付パラシュート形状に変化するパラシュートを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明によるパラシュートは、円形状の傘体および
その傘体の円周上縁部にその一端を有する複数の吊索お
よび傘体の中心部にその一端を有する一本のセンターコ
ードとからなり、前記センターコードと吊索の長さは降
下状態で傘体がほぼ半球状を保持する関係にあるパラシ
ュートであって、地上からパラシュートまでの高度を計
測する対地高度計よりの信号により又は降下初期から一
定時間にセットされたタイマーよりの信号により、前記
センターコードの長さを相対的に短くする手段を設けた
ことを特徴とする。
【0006】本発明によるパラシュートによれば、空気
抵抗を受ける円形状の傘体及びその傘体の円周上にその
一端を有する複数の吊索および傘体の中心にその一端を
有する一本のセンターコードとからなるパラシュートで
あって、前記センターコードと吊索の相対長さを変化さ
せることによって、降下の初期と着地前の傘体の形状を
自動的に変化させることにより、降下初期においては降
下速度が大きく、着地寸前には降下速度が小さくなるよ
うにしたものである。
【0007】
【実施例1】本発明を更に詳しく説明すると、本発明の
課題を解決するための手段の一つとして、空気抵抗を受
ける図1の円形状の傘体1の傘縁11にその一端を有す
る複数の吊索2および傘体1の傘頂12にその一端を有
する一本のセンターコード4とからなり、前記吊索2と
センターコード4のそれぞれの他端は降下させるべき物
体3に結合した構造を有している。さらに前記センター
コード4と吊索2の長さは、降下初期には傘体1がほぼ
半球状になるような(図6のパラシュートと同様な傘体
形状となるように)関係にある。そしてセンターコード
4と吊索2の相対的長さを降下の途中で自動的に変化さ
せるために、降下の途中の高度を随時測定する対地高度
計あるいはタイマー5(図4)を有し、規定高度になっ
た時点で又は降下初期から一定時間にセットされ時間
で、対地高度計あるいはタイマー5よりの信号によりセ
ンターコードを巻き上げるセンターコード巻上げ機構6
を備えている。
【0008】前記センターコード巻上げ機構6は本発明
において基本的に限定されるものではなく、たとえばセ
ンターコードの下部端末に連動する電動ウインチによっ
てセンターコード4を巻き上げて相対長さを短くするも
のであってよい。この実施例において、前記センターコ
ード巻上げ機構6は降下すべき物体3に設けられてお
り、前記吊索2は前記物体3に接続固定された構造にな
っている。
【0009】このようなパラシュートが飛行体より投下
されたとき、前記傘体1が開傘する。このとき吊索2及
びセンターコード4の長さは傘体1がほぼ半球状になる
ような関係にあるため、前記傘体1は図1に示すような
状態で開傘する。すなわち、降下速度が大きく、扁流に
左右されにくい形状で降下し始める。降下中、前記対地
高度計5はパラシュートの高度を測定しており、前記パ
ラシュートの高度が所定高度に達したとき(たとえば着
地寸前)信号を発してセンターコード巻上げ機構6を作
動させる。又は降下初期から一定時間にセットされたタ
イマー5よりの信号によりセンターコード巻上げ機構6
を作動させる。このセンターコード巻上げ機構6の作用
によって、センターコード4は巻上げられて、吊索2と
の相対長さが短くなる。このため、傘体1の傘頂12が
へこんだ、図2に示した傘体形状となり、降下速度が低
下して着地における衝撃を緩和する。
【0010】
【実施例2】本発明の実施のもう一つの手段として、空
気抵抗を受ける円形状の傘体1の傘縁11にその一端を
有する複数の吊索2および傘体1の傘頂12にその一端
を有する一本のセンターコード4とからなり、前記吊索
2とセンターコード4のそれぞれの他端は物体3に結合
した構造を有している当該パラシュートに対地高度計あ
るいはタイマー5を設置する。そして、図3に示すよう
に、全ての吊索2を前記吊索の中間部から下部の任意の
位置でたるませ、そのたるみ部分21を分離索7によっ
て固定し(図3参照)、前記センターコード4と前記吊
索2との長さを、降下初期には傘体1がほぼ半球状にな
るような(図5のパラシュートと同様な傘体形状となる
ような)関係とする。
【0011】前記分離索7は吊索2に縫合等により固定
された2本の分離索本体71、72を有し、前記2本の
分離索本体71をロックピン73によって接続すること
によって、前記たるみ21を形成するようになってい
る。すなわち一方の分離索本体71の先端部にロックピ
ンリング711を設けるとともに、他方の分離索本体7
2の先端部にループ721を設る。そして前記ループ7
21を前記ロックピンリング711に潜らせて前記ルー
プ721をロックピンリング711より突出せしめ、そ
の後このループ721に一端に係止用リング731を備
えたロックピン73を挿通することによって形成するこ
とができる。このような構造であるため、分離索本体7
1及び72に張力が負荷されると、ループ721にロッ
クピン73が挿通された分離索本体72は、ロックピン
リング711より抜け落ちる方向に引っ張られることに
なるが、このときループ721に挿通されたロックピン
73が干渉して分離索本体72はロックピンリング71
1より抜け落ちることがない。このためたるみ21が有
効に形成される。上記ロックピンリング711は必ずし
も必要なものではなく、たとえば分離索本体72のルー
プ721と同様なループであってもよい。
【0012】前記ロックピン73は係止用リング731
を一方の端部に有しており、前記係止用リング731に
は牽引索8が接続している。そして、前記牽引索8は、
たとえば物体3に設けられた電動ウインチ6に接続して
いる。また前記ロックピン73の他端には穴部732が
形成されており、この穴部732に仮縛74を挿通さ
せ、吊索2あるいは分離索本体に固定することによっ
て、前記係止用リング731と相まって、分離索本体7
1及び72間に張力が負荷されないとき(パラシュート
折り畳み作業中あるいは収納中など)における分離索本
体72の前記ロックピンリング711よりの抜けを防止
することができる。
【0013】このような分離索7は、下記のように作用
する。すなわち前記電動ウインチ6を作動させることに
よって牽引索8が引っ張られ、前記仮縛74が切断され
ると、前記ロックピン73は分離索本体72のループ7
21より引き抜かれる。このため、分離索本体72は分
離索本体71のロックピンリング711より引き抜かれ
て、分離索本体71及び72の接続が解除される。
【0014】この実施例におけるパラシュートが飛行体
より投下されたとき、前記傘体1が開傘する。このとき
分離索7によってたるみ部分21が形成された吊索2及
びセンターコード4の長さは傘体1がほぼ半球状になる
ような関係にあるため、前記傘体1は図1に示すような
状態で開傘する。すなわち、降下速度が大きく、扁流に
左右されにくい形状で降下し始める。降下中、前記対地
高度計5はパラシュートの高度を測定しており、前記パ
ラシュートの高度が所定高度に達したとき(たとえば着
地寸前)信号を発して牽引索8を電動ウインチ6により
地上方向に牽引する。又は降下初期から一定時間にセッ
トされたタイマー5よりの信号により牽引索8を電動ウ
インチ6により地上方向に牽引する。前記牽引索8を引
く手段としては、前記電動ウインチばかりでなく、バ
ネ、風圧、アクチュエーター等の力を利用することも出
来る。
【0015】これにより前記分離索7が解放され、たる
み部分21に張力が掛り吊索2はセンターコード4に対
し相対的に長くなる。このため、傘体1の傘頂12がへ
こんだ、図2に示した傘体形状となり、降下速度が低下
して着地における衝撃を緩和する。吊索2をたるませ、
そのたるみ部分21に分離索7を設ける位置は前記吊索
の任意の位置にすることが可能である。
【0016】
【発明の効果】センターコードと吊索の相対的長さを降
下の途中で自動的に変化させるために、対地高度計によ
り降下の途中の高度を随時測定し規定高度になった時点
又は降下初期から一定時間にセットされたタイマーより
の信号によりセンターコードの下部端末に連動する電動
ウインチ等によりセンターコードを巻き上げる機構を作
動させることによりセンターコードが地上方向に巻上げ
られ傘体の傘頂から巻上機構までのセンターコードの長
さが短くなる。その結果吊索に対するセンターコードの
長さが相対的に短くなりこれにより傘体のセンター部が
凹み、図2の傘体形状が形成される。すなわち傘体部分
垂直断面の垂直方向の長さが短くなり、水平方向の偏流
の影響を受けにくくなり、目標地点からの距離的ずれを
少なくすることが可能になり物資を降下させることが容
易になるという効果が得られる。また吊索の中間部から
下部の任意の位置をたるませて分離索で固定して形成し
たたるみ部分21を降下の途中で解放することにより吊
索の相対長さが伸び、そのためセンターコードが吊索の
長さに比べ相対的に短くなり、結果として傘体の傘頂が
凹み、図2の傘体形状が形成され上方向より見た時にド
ウナツ状の形状となる。それにより傘体部分の垂直方向
の長さが短くなり、水平方向の偏流の影響を受け難くな
る効果は同様である。
【0017】更に降下の初期には通常のパラシュートの
ような形状(図1)をしているので降下初期の開傘衝撃
を小さくすることができ着地時にはセンターコード付パ
ラシュート(図2)のパラシュートになるため通常のパ
ラシュートより着地衝撃を緩和する事ができると言う効
果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す一部切り欠き斜視図。
【図2】本発明の実施例1を示す一部切り欠き斜視図。
【図3】本発明の実施例2を示す一部切り欠き斜視図。
【図4】本発明の実施例2たるみ部分の拡大斜視図。
【図5】従来のパラシュートの一部切り欠き斜視図。
【符号の説明】
1 傘体 2 吊索 21 たるみ部分 3 物体 4 センターコード 5 対地高度計又はタイマー計 6 センターコード巻上げ機構 7 分離索 71 分離索本体 72 分離索本体 73 ロックピン 74 仮縛 8 牽引索

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状の傘体およびその傘体の円周上縁
    部にその一端を有する複数の吊索および傘体の中心部に
    その一端を有する一本のセンターコードとからなり、前
    記センターコードと吊索の長さは降下状態で傘体がほぼ
    半球状を保持する関係にあるパラシュートであって、地
    上からパラシュートまでの高度を計測する対地高度計よ
    りの信号により、前記センターコードの長さを相対的に
    短くする手段を設けたことを特徴とするパラシュート。
  2. 【請求項2】 円形状の傘体およびその傘体の円周上縁
    部にその一端を有する複数の吊索および傘体の中心部に
    その一端を有する一本のセンターコードとからなり、前
    記センターコードと吊索の長さは降下状態で傘体がほぼ
    半球状を保持する関係にあるパラシュートであって、タ
    イマーよりの信号により、前記センターコードの長さを
    相対的に短くする手段を設けたことを特徴とするパラシ
    ュート。
  3. 【請求項3】 前記センターコードの長さを相対的に短
    くする手段は、前記吊索の長さを固定した状態でセンタ
    ーコードの長さを短くするセンターコード巻上げ機構で
    あることを特徴とする請求項1又は2記載のパラシュー
    ト。
  4. 【請求項4】 前記センターコードの長さを相対的に短
    くする手段は、前記吊索の長さを固定した状態でセンタ
    ーコードの下部端末に連動する電動ウインチによりセン
    ターコードの長さを短くするセンターコード巻上げ機構
    であることを特徴とする請求項3記載のパラシュート。
  5. 【請求項5】 前記センターコードの長さを相対的に短
    くする手段は、前記吊索の任意の位置をたるませて分離
    索によって固定し、前記センターコードと吊索の長さが
    初期状態で傘体が半球状保持する関係とした前記吊索の
    分離索を解放することにより、前記吊索の長さを長くす
    る手段であることを特徴とする請求項1又は2記載のパ
    ラシュート。
  6. 【請求項6】 前記分離索は前記吊索の任意の位置に設
    けられた2つの分離索本体のそれぞれの一端を結合する
    手段であることを特徴とする請求項5記載のパラシュー
    ト。
  7. 【請求項7】 前記分離索は前記分離索本体の一方に形
    成されたループ又はロックピンリングに、ループを備え
    た他方の分離索本体の少なくとも前記ループを挿通さ
    せ、前記他方の分離索本体に形成された前記ループにロ
    ックピンを挿通することによりなされていることを特徴
    とする請求項6記載のパラシュート。
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