JP2000344531A - プランジャ機構 - Google Patents
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Abstract
上下移動速度を好適に制御できるプランジャ機構を提供
する。 【解決手段】 プランジャ機構は、中空物品を製造する
ISマシンのブランクモールドに溶融ガラスのゴブを圧
入する。プレスプランジャ12の上下動の駆動及び制御
は、電動のリニアモータであるチューブ型リニアモータ
2により実行される。チューブ型リニアモータ2は、プ
レスプランジャ12を冷却するための冷却管9を備えて
いる。
Description
成形するための装置(ISマシン:I.S. machine)に使
用される、溶融ガラスのゴブをブランクモールド内に圧
入する機能を有するプランジャ機構に関するものであ
る。
の装置の従来技術としては、シングル・ゴブ(Single G
ob)、ダブル・ゴブ(Double Gob)、トリプリ・ゴブ
(Triple Gob)及びクウォータ・ゴブ(Quadruple Go
b)の態様で作動可能な種々の装置がある。これらは全
て3方向2位置弁でプログラマーによって制御される空
気シリンダで作動する。
ランジャ機構は、プログラマーによって制御されるソレ
ノイド分配弁で作動する複動型の空気シリンダ方式であ
る(エンハート(Emhart)のGB-B-2,058,042B、WO94/22
776、EP-A-761,611及びEP-A-802,167、並びにヘイ(Hey
e)のWO94/27922参照)。
004に記載の装置では、プランジャはモータにより直線
移動する。このモータは中空シャフトを備え、この中空
シャフト内ではその内側の設けられた雌ねじに係合する
ローラねじが回転する。従って、この装置の制御は電気
的になされ、ロールねじの回転運動が直線運動に変換さ
れ、リゾルバ(resolver)により位置が検出される。
ー・アンド・ブロー(Blow-and-Blow)製造プロセスに
おいて非常に良好に機能する。このブロー・アンド・ブ
ロー製造プロセスでは、まずブランクモールド内へガラ
スを空気圧縮し(首部の形成)、次にプランジャ機構を
介してガラスへの吹き込みを行う(ブランクの形成)。
この場合のプランジャ機構の機能は、首部形成中にプラ
ンジャを所定位置(上昇位置又は「沈降ブロー」位置)
に保持することとと、ブランクの形成(下方位置又は
「逆ブロー」位置)であり、最大ストロークは約40mm
である。
ナロー・ネック・プレス・アンド・ブロー(Narrow Neck
Press-and-Blow)製造プロセスの場合、プランジャの機
能はブランクモールドへ注入されたガラスへプレスする
ことにより、ブランクを完全に形成することである。こ
のプロセス中、プランジャのストロークは165mmから
210mmまで変化し、圧縮ストロークの全て及び下向き
ストロークの一部においてプランジャは樹脂状態のガラ
スに直接接触する。
・アンド・ブロー(Wide Neck Press-and-Blow)製造プ
ロセス及び瓶(bottle)のナロー・ネック・プレス・ア
ンド・ブロー(Narrow Neck Press-and-Blow)製造プロ
セスでは、プランジャの圧入終了位置及びプランジャの
上下移動速度の制御が非常に重要である。
は、ブランクモールドに注入された溶融ガラスの総量、
従って切り離されたゴブの重量により決定される。この
重量が減少するとプランジャのストロークが長くなり、
重量が増加するとプランジャのストロークは短くなる。
これはプランジャのストロークによりブランクモールド
の充填体積が決まるからである。プランジャストローク
の変化を検出すればゴブの重量変化が決まり、それによ
ってゴブ成形装置に適用すべき補正が決まる。従来のプ
ランジャ機構では、プランジャストロークを監視するた
めにシリンダ内にリニアセンサを取り付けることのみに
より、上記プランジャのストロークの検出が可能であっ
た(ヘイのWO94/27922参照)。しかし、標準的なプラン
ジャ機構ではこの方法は実施不可能であった。
は、ガラスがプランジャと接触したときに、完成した容
器の機械的強度を低下させる流れ(tear)がガラスの表
面に発生するプランジャの移動速度の決定がある。
速度制御は、通常、シリンダ前進中の圧縮空気の流れを
調整するニードル弁によりなされている。この種の調整
では、ピストンの圧力上昇及び圧力降下は非線形となる
ため、移動速度の制御の精度は低い。
あることが知られている。そのため、多くの製造者はP
C(プログラマブルコントローラ)又はPLC(プログ
ラマブルロジックコントローラ)により規定される曲線
に従ってシリンダ内の圧力を制御可能な電気的に制御さ
れる比例弁を使用している(エンハートのWO94/22776参
照)。
を使用した場合(オウエンズのEP-A-789,004参照)、プ
ランジャのストローク全体で電気的な制御がなされると
いう利点があるが、ステライト製のローラねじにより回
転運動を直線運動に変換する必要があるという欠点があ
る。そのため、伝達効率が非常に低く、パンチのロッド
に伝達されるねじれトルクをリニアガイドで打ち消す必
要がある。
の他の問題としては、上記リニアガイドのための時間の
消費があり、この時間にはプレス・アンド・ブロー製造
プロセスにおいて非常に重要であるブランクモールドに
対するプランジャのアラインメントの修正が含まれる。
し、空気シリンダに対して現在実行不可能なプロセス制
御を行うことができるプランジャ機構を提供することを
目的としている。
的は、請求項1に規定された特徴により達成される。追
加の二次的な特徴は請求項2から請求項6に示されてい
る。
プランジャの移動速度をそのストローク全体について連
続的に監視できる。また、プレスストロークの最終位置
でモータのトルクを監視することにより、プレス圧力を
検出することができ、かつ、モータに組み込まれたリニ
ア位置トランスデューサにより、プレス位置の終端を確
認し、それによって溶融ガラスのゴブの重量変化をリア
ルタイムで計算することができるように、この最終位置
を非固定とすることができる。プロセス終了後の位置信
号は、ゴブ形成装置(一般にフィーダとして知られてい
る。)のゴブ重量検知装置を作動させるために使用する
ことができる。
成形装置のオペレータが直接変更することができる電動
カムのプログラミングにより、プランジャの移動速度を
監視することができる。また、電動サーボモータを使用
することにより、圧縮空気で作動する機構と異なり、一
定かつ遅れを生じることなく繰り返し可能な運動が得ら
れる。上記圧縮空気で作動する機構の場合、圧縮性気体
の性質により時間に対して一定の運動は保証されない。
て、リニア型の電動制御装置を直接使用することによ
り、回転運動を直線運動に変化する装置を使用すること
なく空気シリンダをなくすことである。上記リニア型の
電動制御装置としては、チューブ型のブラシレスリニア
サーボモータが適している。チューブ型のリニアモータ
は、リニアモータの原理を利用しているが、巻線及び磁
石が一平面上でリニアに展開されているのではなく、ト
ロイダル形状にリニアに展開され、空気モータと同様の
モータとなっている点が異なる。
する利点は、モータシャフトの作動が精密に平衡してお
り、モータの軸線に対してラジアル方向の押圧力が作用
しないことである。
より、モータのトロイダル型の巻線(固定部)に発生す
る引力は釣り合っており、モータシャフトの軸線に対し
て垂直な方向に力を発生しない。
シリンダと同様の機能を有するが、電気的に移動を制御
することができる電動装置のすべての既知の利点を有し
ている。
アモータの軸線方向の線形成分のみを有している。その
ため、フラット型のリニアモータでは一般的である直交
成分や循環式ボールねじや衛星ローラねじ(satellite-
roller screws)では一般的であるねじれ要素を有して
いない。
内に格納できるように、完成した気候の大きさ非常に小
さいものである必要がある(インドラマット−マンネス
マン(Indramat-Mannesman)が製造している標準的なリ
ニアモータ参照)。従って、本発明に適用されるチュー
ブ型線形モータは、この特定の応用に適した設計のもの
である必要がある。
昇及び降下を制御するチューブ型リニアモータを受容す
るための、高さ調節可能な下側支持部を備えるプランジ
ャ装置を提供するものである。このプランジャ装置は、
シングル・ゴブ・プロセス用の1個のチューブ型リニア
モータを備えるものであってもよく、ダブル・ゴブ・プ
ロセス用の2個のチューブ型リニアモータを備えるもの
であってもよく、トリプル・ゴブ・プロセス用の3個の
チューブ型リニアモータを備えるものであってもよく、
クウォータ・ゴブ・プロセス用の4個のチューブ型リニ
アモータを備えるものであってもよい。
ートに空気を供給し、空気を利用するプランジャ機構と
同様に、プランジャを圧縮空気で冷却することができ
る。上記モータの下側プレートには、チューブ型リニア
モータの中空シャフト内を通る冷却チューブが固定され
ている。
に排出されるのを防止するために、上記冷却チューブと
上記モータシャフトとの間にはダイナミックシールが配
置されている。
って排出される。
線に取付けられたホールセンサ又はモータの内側に取付
けられたアナログリニアトランスデューサによりなされ
る。このアナログリニアトランスデューサはコイル型で
あり、冷却チューブ上に形成される。相対移動中の冷却
チューブとモータシャフト間のインダクタンスの変化を
読み取ることにより位置信号が得られ、この位置信号は
チューブ型リニアモータの制御に使用されると共に、ゴ
ブ重量制御のためのフィードバック信号としても使用さ
れる。このゴブ重量制御では、上記フィードバック信号
は駆動制御ボードを作動させるために使用され、この駆
動制御ボードは回転するチューブの高さを調節するため
のモータのを作動させる(ゴブ重量制御システムはゴブ
成形装置内にある。)。
態を詳細に説明する。プランジャ機構1は、1個のゴブ
を成形するプロセスのための1個のモータ2又は複数の
ゴブ(2個、3個、4個のゴブ)の成形するプロセスの
ための2個以上のモータ2を備えている。プランジャ機
構1は、3つの基本部品を備えている。すなわち、プラ
ンジャ機構1は、高さ調節可能な下側支持部材19、リ
ニアモータ2及び上側のガイドシリンダ13を備えてい
る(この下側支持部材19は、既に空気機構で広く使用
されているので、詳細な説明は省略する。)。チューブ
型のリニアモータ2の大きさ及び形状は、一般に空気機
構のために使用される空間に挿入するのに適している。
セクションモジュール内では利用可能な空間が限られて
いるので、大きな寸法は想定できない。
態であり、直線移動する中央シャフト(中空シャフト)
5を備えたシリンダの形態である。この中央シャフト5
には磁石4が配置され、モータのケーシングに巻線3が
取付けられている。この中央シャフト5の内部は中空で
あり、供給線16から供給されるプランジャ12(プレ
スプランジャ)を加圧するための冷却空気が通過できる
ようになっている。中央シャフト5は、モータの前方フ
ランジ10に配置されたリニアブシュ11と、後方に配
置された第2のリニアガイドとにより、案内されて直線
移動する。この第2のリニアガイドは、図示のように、
中央シャフト5と一体の円筒ガイド(ピストン)6及び
ガイドリング7により構成されている。設計上の要求に
応じて、他の後方及び前方ガイドシステムを使用しても
よいことは当然である。
収容されており、この冷却管9はモータの下側カバー8
に固定されている(図3参照)。モータ2の中央シャフ
ト5と冷却管9の間の液密性は円筒ガイド6のダイナミ
ックシール20により保証されている。
形成された供給線16から供給される圧縮空気により冷
却され、この圧縮空気は上側ガイドシリンダ13に形成
された排出部(排出孔)14から排出される。プランジ
ャ機構1はねじ(図示せず)により高さ調節可能な下側
支持部材19のベースプレート15に固定されており、
簡単に交換することができる。ベースプレート15に
は、プランジャ機構1を駆動及び監視するために、電力
用のコネクタ17と位置トランスデューサ用のコネクタ
18が設けられている。
イドシリンダ13を備えている。この上側ガイドシリン
ダ13はプランジャ12が上向き行程で直線移動するよ
うにプランジャ12を案内する。この上側ガイドシリン
ダ13には供給線16からプランジャ12に供給される
冷却空気を排出するための排出部14が設けられてい
る。リニアモータ2の内部に配置されリニアトランスデ
ューサは位置検出のために使用される。
デューサが図示されており、このリニア位置トランスデ
ューサはモータ2のケーシングと一体である冷却管9に
巻回されたコイル21である。中央シャフト5が移動す
るとコイル21のインダクタンスが変化し、この信号は
シャフト5の絶対位置を得るために読み出される。
構1の駆動及び検知システムを示している。
ば、CPUカード24にシリアル接続されるコンピュー
タ22や携帯端末23からなる。上記CPUカード24
には、1個又は複数個(4個まで)のチューブ型リニア
モータの作動をプログラムすることができる。CPUカ
ード24はプログラムデータをチューブ型リニアモータ
27の制御カード25に送る。制御カード25は4個の
セクションに分割されており、各セクションは参照信号
を送信すると共に、制御されるチューブ型モータ27の
個々のモータドライバ26からのフィードバック信号を
受信する。
ブ型リニアモータ27の巻線3を流れる電流を切換える
ことにより、個々のチューブ型リニアモータ27を制御
する。電流及びモータトルクの切換えは、巻線3に取付
けたホールセンサ又はモータの内部に配置されたコイル
21を備えるアナログ型のリニアトランスデューサによ
り監視される。検知のフィードバックはモータドライバ
26で閉じている。CPUカード24は、プランジャ1
2の最終位置のエラーを監視する。また、CPUカード
24は、制御カード28からゴブ形成装置に取付けられ
たゴブ重量調節装置の位置を制御するモータ30のドラ
イバ29にエラー参照信号を送信させると共に、制御カ
ード28にドライバ29からのフィードバック信号を受
信させる。
図である。
断面図(図1の“A”の拡大図)である。
タのシャフト間の空気シールシステムを示す拡大断面図
(図1の“B”の拡大図)である。
調節システムを示すブロック図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 中空物品を製造するためのISマシンの
ブランクモールドに、溶融ガラスのゴブを圧入するため
のプランジャ機構であって、 プレスプランジャと、このプレスプランジャの上昇と降
下を駆動及び制御する駆動及び制御手段とを備え、この
駆動及び制御手段が電動のリニアモータを備えるプラン
ジャ機構。 - 【請求項2】 上記リニアモータはチューブ型リニアモ
ータである、請求項1に記載のプランジャ機構。 - 【請求項3】 上記リニアモータは、上記プレスプラン
ジャを冷却可能な中空シャフトを備える、請求項2に記
載のプランジャ機構。 - 【請求項4】 上記リニアモータはケーシングを備え、
このケーシングに固定され、上記中空シャフトを貫通す
る冷却管と、上記リニアモータの内部に設けられ、上記
冷却管に巻回されたコイルを有するリニア位置トランス
デューサ手段とをさらに備える、請求項3に記載のプラ
ンジャ機構。 - 【請求項5】 上記リニアモータの位置及びトルクを検
出する検出手段を備え、上記プレスプランジャの上昇及
び降下のプロファイルと、上記プレスプランジャの待ち
時間及び移動時間をプログラム可能である、請求項1に
記載のプランジャ機構。 - 【請求項6】 上記検出手段は、圧入の終了段階に、ゴ
ブ重量を制御するためのフィードバック信号を供給す
る、請求項1に記載のプランジャ機構。
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