JP2000344848A - ベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマー - Google Patents

ベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマー

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JP2000344848A
JP2000344848A JP11160702A JP16070299A JP2000344848A JP 2000344848 A JP2000344848 A JP 2000344848A JP 11160702 A JP11160702 A JP 11160702A JP 16070299 A JP16070299 A JP 16070299A JP 2000344848 A JP2000344848 A JP 2000344848A
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naphthalene
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oligomer
formaldehyde
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Toshihide Senzaki
利英 千崎
Takahiro Imamura
高弘 今村
Tadanori Hara
忠則 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘接着剤用、塗料用のみならず、電子材料用
のエポキシ樹脂組成物等の改質用として優れるベンゾチ
オフェン含有芳香族オリゴマー及びその有利な製造方法
を提供すること。 【解決手段】 下記式(1) (A−F)n−A (1) (但し、式中Aはベンゾチオフェン、ナフタレン及びフ
ェノール類から選ばれる芳香族化合物を主とする成分で
あり、少なくとも10モル%以上はベンゾチオフェン成
分である。また、Fはメチレンであり、nは1〜100
である。)で表わされるベンゾチオフェン含有芳香族オ
リゴマー。ベンゾチオフェンを10%以上含有する芳香
族炭化水素油と、ホルムアルデヒド類とを、又はこれら
とフェノールとを、酸触媒の存在下に反応させることを
特徴とするベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマーの製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベンゾチフェン含
有芳香族オリゴマー及びその製造方法に関する。
【従来の技術】
【0002】フェノール類とホルムアルデヒド類を酸触
媒の存在下で反応させて得られる樹脂は、フェノール樹
脂あるいはノボラック樹脂としてよく知られている。ま
た、キシレンやナフタレン等の芳香族炭化水素とホルム
アルデヒド類を酸触媒の存在下で反応させて得られる樹
脂は、炭化水素樹脂としてよく知られている。更に、イ
ンデン−クマロン樹脂や石油樹脂も炭化水素樹脂として
知られているが、この場合はインデンやクマロン自体が
オレフィン結合を有するため、ホルムアルデヒド類は使
用されない。
【0003】特公昭53−24973号公報には、芳香
族油とホルムアルデヒド類との酸触媒の存在下で反応さ
せて得られた芳香族油樹脂を塗料配合材として使用する
ことが記載されている。しかし、ここで使用する芳香族
油は軽油、石炭酸油、ナフタレン油等であり、ベンゾチ
オフェンを豊富に含むものではない。そして、このよう
な芳香族油樹脂を電子材料等への用途に使用しようとす
ると、金属等への接着性に改良の余地があることが認め
られた。
【0004】ベンゾチオフェンは、ナフタレンと沸点が
近接するためナフタレンを含むタール系油あるいは石油
系油に比較的多量に含まれることが知られているが、分
離が困難であるばかりでなく、イオウを含むため不純物
としても嫌われるものであって、その有利な除去法とそ
の有効利用法の開発が望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粘接着剤
用、塗料用のみならず、電子材料用エポキシ樹脂組成物
等の樹脂又はゴムを含む組成物の改質用として優れるベ
ンゾチオフェン含有芳香族オリゴマー及びその有利な製
造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、
ベンゾチオフェン含有芳香族炭化水素油から、これを有
利に除去する方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記式(1) (A−F)n−A (1) (式中、Aはベンゾチオフェン、ナフタレン及びフェノ
ール類から選ばれる芳香族化合物を主とする成分であ
り、すくなくとも10モル%以上はベンゾチオフェン成
分である。また、Fはメチレンであり、nは1〜100
である。)で表わされるベンゾチオフェン含有芳香族オ
リゴマーである。また、本発明は、ベンゾチオフェン又
はベンゾチオフェンを10%以上含有する芳香族炭化水
素油に、ホルムアルデヒド及びパラホルムアルデヒド等
の反応系でホルムアルデヒドを生成する化合物から選ば
れるホルムアルデヒド類又はこれらとフェノール類を、
酸触媒の存在下に反応させることを特徴とするベンゾチ
オフェン含有芳香族オリゴマーの製造方法である。更
に、本発明は前記芳香族炭化水素油として、粗ナフタレ
ンを晶析して精製ナフタレンを分離して得られる残油を
使用する前記方法である。
【0007】式(1)において、成分Aはベンゾチオフ
ェン、ナフタレン及びフェノール類から選ばれる芳香族
化合物を主とする成分であり、少なくとも10モル%以
上、好ましくは30モル%以上はベンゾチオフェンであ
る。なお、当然のことながら成分A中のベンゾチオフェ
ンの割合が99%以上のものであることもできる。ナフ
タレンは0から90モル%であることができるが、好ま
しくは10〜50モル%であり、フェノール類は0〜7
0モル%であることができるが、好ましくは10〜30
モル%である。このナフタレン、フェノール類及びベン
ゾチオフェンの合計は成分Aの50モル%以上であり、
好ましくは70モル%以上である。Aに含まれうる成分
としては、ホルムアルデヒド類又はメチロール基と反応
可能な芳香族化合物の成分などが挙げられる。具体的に
は、メチルナフタレン類やアントラセン、フェナントレ
ン、フルオレン、キシレン等から生ずる成分が挙げられ
る。また、Fはメチレンであり、nは1〜100である
が、好ましい平均の繰り返し数は1.5〜50の範囲で
ある。
【0008】以下、芳香族オリゴマーの製造方法の発明
の説明をしつつ、芳香族オリゴマーの発明についても説
明する。なお、芳香族オリゴマーの製造方法の発明で得
られる芳香族オリゴマーは、純粋な原料を使用しない限
り、一般に混合物であって、式(1)で表わすことので
きない樹脂を含むことがある。なお、本明細書におい
て、特にことわらない限り、純度又は濃度を表わす%
は、重量%を意味する。また、芳香族オリゴマー中の成
分とは、ベンゾチオフェン、ナフタレン、フェノール類
等のモノマーがオリゴマー中に存在するときの単位又は
基のことをいうが、説明の簡素化のため、誤解を生じな
い場合は、オリゴマー中に存在する単位又は基について
も、単にベンゾチオフェン、ナフタレン、フェノール類
のようにいうことがある。
【0009】ベンゾチオフェンは純品であることもでき
るが、ナフタレン油等の芳香族炭化水素油中に含まれて
いるものを使用することが経済的である。この場合、ベ
ンゾチオフェン濃度は10%以上、好ましくは30%以
上であることがよく、低濃度であるとベンゾチオフェン
成分を一定以上含む芳香族オリゴマーが得られず、金属
への接着性等の物性が十分に向上しない。ベンゾチオフ
ェンを含む芳香族炭化水素油としては、沸点の近接した
ナフタレン等の成分を主として含むものが好ましく、具
体的にはナフタレン油、中油等に該当する溜分や、これ
らの溜分からナフタレンを回収したのちの、残油があ
る。
【0010】ナフタレン油から、ベンゾチオフェンを濃
縮する方法としては、精密蒸留、晶析、吸着分離等の方
法があるが、晶析によりナフタレンを回収し、ベンゾチ
オフェンを残油中に残す方法が経済的に有利である。晶
析は公知の方法が採用できるが、特公昭58−4632
2号公報等に記載されているような溶媒を実質的に使用
しない連続晶析法が好ましい方法として挙げられる。こ
の場合、ベンゾチオフェンが濃縮された母液は残油とし
て抜出される。このようにして得られる残油の組成は、
ナフタレン90〜40%、ベンゾチオフェン3〜50%、残余
はその他の不純物であるが、キノリン等の塩基類は触媒
毒となるので、酸洗等により除去しておくことが望まし
い。この残油中のナフタレン濃度が高く、しかもベンゾ
チオフェン濃度が低い場合は、更に、精密蒸留、晶析、
吸着分離等の方法により、ナフタレンを回収すると共
に、ベンゾチオフェン濃度を高めることがよい。この場
合の好ましい方法は、連続晶析法により再度ナフタレン
を回収し、ベンゾチフェン濃度を高めた第2次の残油を
得る方法である。
【0011】本発明の製造方法に用いられるベンゾチフ
ェンを10%以上含有する芳香族炭化水素油あるいは残
油中のその他の成分は芳香族炭化水素が主成分であるこ
とはもちろんであるが、N、S、O等を環構成成分とし
て含むヘテロ芳香族化合物や、これらを構成成分として
含む官能基を有する芳香族化合物が含まれうる他、反応
性のない脂肪族炭化水素等が含まれてもよい。好ましく
は、ベンゾチオフェン以外の芳香族化合物の内、芳香族
炭化水素が80%以上であり、ナフタレン又はアルキル
ナフタレンがその70%以上のものである。なお、残油
中にはフェノール類が含有されることがありうるが、こ
れはフェノール類として計算する。
【0012】本発明で使用するホルムアルデヒド類は、
反応系でホルムアルデヒドを生成するものであればよ
く、ホルムアルデヒド自体、ホルマリン、パラホルムア
ルデヒド等が使用できるが、パラホルムアルデヒドが有
利である。
【0013】本発明ではフェノール類を使用することが
できる。この場合、使用するフェノール類は、フェノー
ルの他、クレゾール、キシレノール、t−ブチルフェノ
ール等のアルキルフェノール、レゾルシン、ピロガロー
ル等の多価フェノール、ナフトール等の多環芳香族ヒド
ロキシ化合物などが使用できるが、フェノール、アルキ
ルフェノール等の1価のフェノールが反応性、オリゴマ
ーの物性などの面から望ましい。
【0014】本発明で使用する酸触媒は、硫酸、燐酸、
塩酸等の無機酸、しゅう酸、トルエンスルホン酸等の有
機酸、シリカ−アルミナ、ゼオライト、イオン交換樹
脂、酸性白土等の固体酸などが使用できるが、しゅう酸
やトルエンスルホン酸等の有機酸が好ましい。なお、し
ゅう酸のような熱分解性の触媒であれば、これを除去す
る操作が省略できるという効果もある。
【0015】ベンゾチオフェン(BT)、ナフタレン
(N)、フェノール類(Ph)及びホルムアルデヒド類
(FA)の使用割合は、これ以外の芳香族化合物の含有
量により多少異なるが、次のような割合である。なお、
成分はモル比であり、ホルムアルデヒド類のモル比は、
ホルムアルデヒド換算で計算したものである。 FA/(BT+N+Ph):0.1〜0.9、好ましくは0.2〜0.6 Ph/(BT+N) :0〜10、好ましくは0.3〜3 N/BT :0〜10、好ましくは0.3〜3
【0016】ホルムアルデヒド類は、芳香族オリゴマー
の分子量を上げるためと、ベンゾチオフェンを初めとす
る芳香族化合物の反応率を高めるために必要であるが、
多すぎるとゲル化したり、末端メチロール基が多量に残
存する恐れが増大する。フェノール類は、芳香族オリゴ
マーの分子量を上げるために有効であるばかりでなく、
適度の極性を与え、金属材料への接着性を改良する作用
を有するが、多すぎると炭化水素樹脂としての特性が失
われる。ナフタレンは、存在させないことも可能である
が、芳香族オリゴマーの極性を適度に調整し、エポキシ
樹脂等の他の樹脂や溶媒との相溶性を高める作用を有す
る。なお、ナフタレンは、ベンゾチオフェンより反応性
が低いので、反応条件を制御すれば、過剰に存在させて
も未反応ナフタレンとして残るので問題はないばかりで
なく、結果として未反応ナフタレンはベンゾチオフェン
等の不純物が除去されたものとなるので、高純度ナフタ
レンの回収が可能となる。
【0017】酸触媒の使用量は、酸触媒の種類によって
異なるが、一般に反応原料の0.5〜20重量%程度で
あり、しゅう酸の場合は、5〜10重量%程度が好まし
い。
【0018】反応条件は、使用する原料、触媒によって
異なるが、反応温度が50〜180℃、反応時間が0.
5〜5時間程度が一般的である。この反応では、ベンゾ
チオフェン、ナフタレン、フェノール類等との反応が生
じ、炭化水素樹脂のようなオリゴマーが生成する。フェ
ノール類を反応系に多量に存在させると、変性ノボラッ
ク樹脂又はフェノール類変性炭化水素樹脂のようなオリ
ゴマーが生成する。そして、ナフタレン以外の成分は可
及的に全部反応させることが好ましい。また、溶媒は必
要により使用することができる。
【0019】反応終了後、これを蒸留にかけ、まず水や
ホルムアルデヒド等の低沸点物を溜出させ、次いで減圧
にして200〜250〜300℃程度まで昇温して、未
反応のベンゾチオフェン、ナフタレンやその他の溜分を
溜出させる。残留物は芳香族オリゴマーである。なお、
反応終了後、必要により触媒除去処理を水洗等により行
ってもよく、この場合は反応の進行はここで停止し、行
わない場合は蒸留中も反応が一部進行する。ナフタレン
溜分からは、これを晶析又は洗浄して精製ナフタレンを
得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の芳香族オリゴマーは、エ
ポキシ樹脂等の改質剤や塗料配合剤、粘接着付与剤等と
して有用であり、電子材料の封止材、塗料、粘接着剤等
の用途に使用される。以下、本発明の実施例を示す。実
施例中、%は重量%であり、部は重量部である。
【0021】
【実施例】実施例1 石炭系の粗ナフタレンを晶析して精製ナフタレンを分離
して得られる残油(ベンゾチオフェン含有率40%、ナ
フタレン含有率57%)を135部、p−ターシャリブ
チルフェノール68部及び92%パラホルムアルデヒド
37部を、フラスコに仕込み、これを110℃に保ち、
しゅう酸23部を添加した。次いで、撹袢しつつ130
℃で2.5hr反応を行ない、オリゴマーを生成させ
た。なお、生成水等の低沸点分は還流させた。
【0022】反応終了後、フラスコにコンデンサーを取
付け、常圧で蒸留を開始した。200℃までに、水、ホ
ルムアルデヒド等の低沸点物は溜出した。200℃から
は50mmHgの減圧にして蒸留を行ない270℃まで
昇温し、未反応原料を溜出させた。回収原料留分は66
部であった。また、フラスコ中に残る樹脂分は、軟化点
126℃のオリゴマー151部であった。
【0023】実施例2 石炭系の粗ナフタレンを晶析して精製ナフタレンを分離
して得られる残油(ベンゾチオフェン含有率40%、ナ
フタレン含有率57%)を135部、p−ターシャリブ
チルフェノール34部及び92%パラホルムアルデヒド
37部を、フラスコに仕込み、これを110℃に保ち、
しゅう酸19部を添加した。次いで、撹袢しつつ130
℃で2.5hr反応を行ない、オリゴマーを生成させ
た。なお、生成水等の低沸点分は還流させた。
【0024】反応終了後、フラスコにコンデンサーを取
付け、常圧で蒸留を開始した。200℃までに、水、ホ
ルムアルデヒド等の低沸点物は溜出した。200℃から
は50mmHgの減圧にして蒸留を行ない270℃まで
昇温し、未反応原料を溜出させた。回収原料留分は66
部であった。また、フラスコ中に残る樹脂分は、軟化点
118℃のオリゴマー151部であった。
【0025】実施例3 石炭系の粗ナフタレンを晶析して精製ナフタレンを分離
して得られる残油(ベンゾチオフェン含有率40%、ナ
フタレン含有率57%)を135部及び92%パラホル
ムアルデヒド25部を、フラスコに仕込み、これを11
0℃に保ち、しゅう酸19部を添加した。次いで、撹袢
しつつ130℃で2.5hr反応を行ない、オリゴマー
を生成させた。なお、生成水等の低沸点分は還流させ
た。
【0026】反応終了後、フラスコにコンデンサーを取
付け、常圧で蒸留を開始した。200℃までに、水、ホ
ルムアルデヒド等の低沸点物は溜出した。200℃から
は50mmHgの減圧にして蒸留を行ない270℃まで
昇温し、未反応原料を溜出させた。回収原料留分は66
部であった。また、フラスコ中に残る樹脂分は、軟化点
89℃のオリゴマー87部であった。
【0027】実施例4 石炭系の粗ナフタレンを晶析して精製ナフタレンを分離
して得られる残油(ベンゾチオフェン含有率40%、ナ
フタレン含有率57%)を135部、p−クレゾール4
9部及び92%パラホルムアルデヒド37部を、フラス
コに仕込み、これを110℃に保ち、しゅう酸21部を
添加した。次いで、撹袢しつつ130℃で2.5hr反
応を行ない、オリゴマーを生成させた。なお、生成水等
の低沸点分は還流させた。
【0028】反応終了後、フラスコにコンデンサーを取
付け、常圧で蒸留を開始した。200℃までに、水、ホ
ルムアルデヒド等の低沸点物は溜出した。200℃から
は50mmHgの減圧にして蒸留を行ない270℃まで
昇温し、未反応原料を溜出させた。回収原料留分は71
部であった。また、フラスコ中に残る樹脂分は、軟化点
139℃のオリゴマー135部であった。
【0029】実施例5 SBRに、実施例1で得られたオリゴマー(本オリゴマ
ー)を20%又は50%配合した樹脂組成物を、サイズ
150×25×1.5mmのSUS304(JIS G4305準拠)板2枚の間
に、接着面積10×25mmとなるように入れ、175℃で2
分間予熱し、50kgf/cm2の圧力で、1分間プレスし
て、試験片を調整し、各々島津オートグラフAGS−5
00A装置を使用して引張りせん断接着力を測定した。
また、比較のため、SBR単独及びSBRに市販のキシ
レン樹脂(HP-120)を50%添加した樹脂組成物について
も、同様にして試験片を調整し、引張りせん断接着力を
測定した。
【0030】結果を次に示す。なお、測定値は、各例に
ついて各々10点を測定し、その値を平均したものであ
る。 (測定結果) SBR単独 :16kgf/cm2 本オリゴマー20%配合:50kgf/cm2 本オリゴマー50%配合:95kgf/cm2 キシレン樹脂50%配合:45kgf/cm2
【0031】
【発明の効果】本発明の芳香族オリゴマーは、粘接着剤
やエポキシ樹脂の改質用途あるいは電子材用途、塗料用
途に有用であり、また、本発明の製造方法によれば、こ
れを極めて経済的に得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 忠則 福岡県北九州市戸畑区大字中原先の浜46番 地の80新日鐵化学株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4J033 FA01 FA08 FA10 FA13 GA12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(1) (A−F)n−A (1) (但し、式中Aはベンゾチオフェン、ナフタレン及びフ
    ェノール類から選ばれる芳香族化合物を主とする成分で
    あり、少なくとも10モル%以上はベンゾチオフェン成
    分である。また、Fはメチレンであり、nは1〜100
    である。)で表わされるベンゾチオフェン含有芳香族オ
    リゴマー。
  2. 【請求項2】 ベンゾチオフェン又はベンゾチオフェン
    を10%以上含有する芳香族炭化水素油に、ホルムアル
    デヒド及びパラホルムアルデヒド等の反応系でホルムア
    ルデヒドを生成する化合物から選ばれるホルムアルデヒ
    ド類を、酸触媒の存在下に反応させることを特徴とする
    ベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマーの製造方法。
  3. 【請求項3】 ベンゾチオフェン又はベンゾチオフェン
    を10%以上含有する芳香族炭化水素油に、ホルムアル
    デヒド及びパラホルムアルデヒド等の反応系でホルムア
    ルデヒドを生成する化合物から選ばれるホルムアルデヒ
    ド類並びにフェノール類を、酸触媒の存在下に反応させ
    ることを特徴とするベンゾチオフェン含有芳香族オリゴ
    マーの製造方法。
  4. 【請求項4】 ベンゾチオフェンを10%以上含有する
    芳香族炭化水素油が、粗ナフタレンを晶析して精製ナフ
    タレンを分離して得られる残油である請求項2又は3記
    載のベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマーの製造方
    法。
JP11160702A 1999-06-08 1999-06-08 ベンゾチオフェン含有芳香族オリゴマー Withdrawn JP2000344848A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048856A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Nippon Steel Chem Co Ltd 芳香族オリゴマーの製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003048856A (ja) * 2001-08-02 2003-02-21 Nippon Steel Chem Co Ltd 芳香族オリゴマーの製造方法

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