JP2000345236A - 金属材料の処理方法及び装置 - Google Patents

金属材料の処理方法及び装置

Info

Publication number
JP2000345236A
JP2000345236A JP11156827A JP15682799A JP2000345236A JP 2000345236 A JP2000345236 A JP 2000345236A JP 11156827 A JP11156827 A JP 11156827A JP 15682799 A JP15682799 A JP 15682799A JP 2000345236 A JP2000345236 A JP 2000345236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal material
cooling
sodium
metal
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11156827A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ninomiya
宮 進 二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11156827A priority Critical patent/JP2000345236A/ja
Priority to EP00111688A priority patent/EP1057897B1/en
Priority to DE60015432T priority patent/DE60015432T2/de
Priority to US09/587,060 priority patent/US6630038B1/en
Publication of JP2000345236A publication Critical patent/JP2000345236A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/573Continuous furnaces for strip or wire with cooling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/56General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering characterised by the quenching agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D1/00General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
    • C21D1/34Methods of heating
    • C21D1/44Methods of heating in heat-treatment baths
    • C21D1/48Metal baths
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D2201/00Treatment for obtaining particular effects
    • C21D2201/03Amorphous or microcrystalline structure
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/52Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for wires; for strips ; for rods of unlimited length
    • C21D9/54Furnaces for treating strips or wire
    • C21D9/56Continuous furnaces for strip or wire
    • C21D9/58Continuous furnaces for strip or wire with heating by baths

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属材料の微細化或いはアモルファス化を図
り得ると共に、公害防止及び費用低減をも図り得る金属
材料の処理装置及び方法を提供する。 【解決手段】 固体状の金属材料1をその変態点よりも
高い温度まで加熱する加熱工程と、加熱された金属材料
1の表面に冷却用液体金属ナトリウム4を接触させて、
金属材料1の表面に冷却用液体金属ナトリウム4の蒸気
膜を形成させることなく、金属材料1の組織を微細化し
得る程度の冷却速度にて、変態点よりも低い温度まで金
属材料1を急速冷却する冷却工程と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属材料の処理方
法及び装置に係わり、特に、金属材料の組織の微細化或
いはアモルファス化に適した金属材料の処理方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず初めに鋼材や線材の冷却技術や圧延
時の冷却技術に関して言えば、各種金属溶融炉から取り
出された金属材料は、各種の用途に応じた強度や加工性
などの性質・特性を有する材料にする為に、成分の調整
と加熱冷却や圧延加工等が施される。
【0003】このうち加熱冷却は、加熱温度や冷却速度
等の加熱冷却パターンによって、鋼材や線材の性質の基
本となる結晶構造や結晶粒径およびその成分分布などが
大きく変わる為、重要な工程である。その中でも特に金
属材料の各種変態温度を通過する時の冷却速度は重要で
ある。冷却速度が大きくなるほど結晶粒や組織が小さく
なると言う関係が良く知られており、また結晶粒や組織
が小さくなると強度や靭性が良くなる事も良く知られて
いる。
【0004】次に、溶融金属の凝固技術に関しても、そ
の冷却速度により結晶構造や結晶粒径が大きく変化し、
特に急冷凝固するとアモルファス金属が得られるので、
その冷却材の選定と冷却方法の選定は重要である。
【0005】従来、これらの冷却過程で用いる冷却材と
しては、ガス、蒸気、ミスト、水、蒸留水、油、溶融
塩、鉛、錫等が使用され、高速のジェット状にして直接
鋼材に吹付けたり、容器内にこれらの冷却材を溜め、金
属材料を浸漬して冷却をしていた。
【0006】また、金属の冷却ロールに直接接触させて
冷却する方法や液体金属ナトリウムを使用する冷却方法
も提案されている。
【0007】しかし、冷却材として多量に使え、コスト
が低く、廃液処理も容易で、金属材料に触れる時の流速
や温度、圧力調節が容易である点を考慮して、水や蒸留
水、ミストなど水を基本とした冷却材が多く使用されて
いる。
【0008】線材については、高強度が要求されるピア
ノ線等の伸線工程では、高温領域での急速冷却が可能な
鉛を用いたパテンティングが多く使用されている。
【0009】また、アモルファス金属製造においては、
単純な水冷却では冷却速度が小さいので、冷却ロールに
直接溶融金属を接触させて冷却する方法がとられてい
る。
【0010】また、加熱方法について言えば、ラジアン
トチューブ内でガスを燃焼させ、先ずラジアントチュー
ブを加熱し、その輻射熱により鋼材を加熱したり、バッ
チ式の加熱炉を用いて加熱している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水を基
本とした従来の冷却材を用いた冷却方法では、熱伝達率
の値が小さく、従って冷却速度も余り速く無く、結晶粒
や組織も比較的大きく、強度や靭性の改善には余り寄与
していないと言う課題がある。
【0012】個々には、ガス冷却は設備的には容易であ
るが、ガス自体の熱容量や冷却能力が低いと言う欠点が
ある。溶融塩は色々種類が有るが熱伝導率が小さく、従
って冷却速度も小さく、また700℃以上から300℃
以下まで一種類の溶融塩で一気に冷却できるものが無
く、かつ廃液として処理する場合には色々な化学物質を
含んでいるので、公害防止の観点からも問題がある。
【0013】線材のパテンティング等で使用されている
鉛や錫等の溶融金属も、その金属の融点以上で使用しな
ければならないので、300℃以下まで一気に冷却する
のは難しく、自ずと冷却能力、冷却速度も制約される。
【0014】鉛について言えば、液体金属ナトリウムと
比べ熱伝導率が小さく、従って除熱性能も小さく、急速
冷却が難しい。また冷却後に線材表面に酸化物等のスケ
ールが発生するので、スケール除去装置が必ず必要とな
る。またその廃液が公害発生の原因となる可能性が大き
く、使用・廃棄条件が厳しく制限されており、費用がか
かると言う欠点がある。錫は、さらに値段が高い欠点も
ある。
【0015】また、これらの溶融金属は比重が大きいの
で、ポンプ等で循環させたり、ノズル等から吹き出させ
て鋼材や線材に吹付けたり、高流速で流動させることに
より熱伝達率を向上させて冷却速度を上げることが難し
い。このため、容器などに溜めた溶融金属に鋼材や線材
を浸漬して冷却することになるので、大きな冷却速度が
得られないという欠点もある。
【0016】また、液体金属ナトリウムを冷却材として
用いた加熱冷却法も提案されているが、これは鋼板の連
続焼鈍装置の冷却材として液体金属ナトリウムを使用す
るものである。従って、省エネや熱効率向上が大きな目
的で、鋼板と液体金属ナトリウムの流れが、向流型の熱
交換器と同じように鋼板の昇温過程で液体金属ナトリウ
ムを冷却し、鋼板の冷却過程で液体金属ナトリウムを昇
温するという温度変化パターンをとる。図7はこの温度
変化パターンを示しており、図7から分かるように、こ
の様な温度変化パターンでは鋼板温度と液体金属ナトリ
ウム温度との温度差(ΔT)を大きくとれないので、冷
却速度を得にくいという欠点がある。
【0017】また、蒸気やミスト、水、蒸留水など水を
基本とした冷却材は取り扱いが容易ではあるが、700
℃以上の高温になっている鋼材を冷却する場合、水が鋼
材表面に近づく過程で瞬時に蒸発し蒸気膜を形成する。
このため、冷却能力のある液滴成分が直接鋼材表面に接
しないので、除熱性能が悪くなり、大きな冷却速度が得
られないという欠点がある。
【0018】また、鉛や水などを基本とした従来の冷却
方法では、鋼材や線材表面に酸化物などのスケールが付
着し、冷却工程の後にはスケールを除去する工程が必ず
必要である。さらに、このスケール付着により冷却性能
が低下するという欠点もある油については、水より沸点
が高く有利な点も有るが、700℃以上では水と同様に
蒸気膜が形成され熱伝達率が低下するのと、公害防止の
観点からその廃液処理に費用がかかると言う欠点があ
る。
【0019】従来は、上述した各種冷却材の長所欠点を
総合的に評価し、鋼材などの冷却材としては水ジェット
冷却、ミスト冷却、蒸留水冷却等、水を基本としたもの
が多く使われている。また、線材では鉛による冷却方法
が主に使われている。
【0020】しかしながら、前述したように従来の水を
基本とした冷却材では、蒸気膜の形成により冷却性能が
低下するし、700℃以上の変態点近傍の冷却速度が小
さいと言う欠点が有り、その他の冷却材も公害防止や価
格の点から使用が制約される。
【0021】一方、被熱処理材である鋼材や線材にとっ
ては、その成分構成により若干の違いは有るが、約70
0℃から900℃までの間に変態点がある。そして、こ
の変態点を通過する時の冷却速度を大きくすると、粒径
や組織がより微細になり、より強度の高い、より靭性の
優れた鋼材になる。
【0022】また、溶融金属の急冷凝固技術に関して
は、水などを吹付ける方法では前述のように高温金属の
周りに蒸気膜が形成され、熱伝達率が低下して急速凝固
が難しいのと、回転する冷却ロール上に溶融金属を吹付
けて急冷凝固させ、アモルファス金属を得る方法では、
冷却ロールと接する片側からのみ冷却されるので大きな
冷却速度が得られず、その結果厚さの薄い金属箔状の帯
板や線径の小さい線材しか作れないと言う欠点が有っ
た。
【0023】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
もので、金属材料の微細化或いはアモルファス化を図り
得ると共に、公害防止及び費用低減をも図り得る金属材
料の処理装置及び方法を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明による金属材料の
処理方法は、固体状の金属材料をその変態点よりも高い
温度まで加熱する加熱工程と、加熱された前記金属材料
の表面に冷却用液体金属ナトリウムを接触させて、前記
金属材料の表面に前記冷却用液体金属ナトリウムの蒸気
膜を形成させることなく、前記金属材料の組織を微細化
し得る程度の冷却速度にて、前記変態点よりも低い温度
まで前記金属材料を急速冷却する冷却工程と、を備えた
ことを特徴とする。
【0025】また、好ましくは、前記加熱工程におい
て、前記金属材料は700℃以上の温度まで加熱され
る。
【0026】また、好ましくは、前記冷却工程におい
て、加熱された前記金属材料の表面に前記冷却用液体金
属ナトリウムが直接吹付けられる。
【0027】また、好ましくは、前記冷却工程におい
て、加熱された前記金属材料が、冷却槽内で循環してい
る前記冷却用液体金属ナトリウムの中に直接浸漬され
る。
【0028】また、好ましくは、前記加熱工程におい
て、前記変態点よりも高い温度の加熱用液体金属ナトリ
ウムの中に前記金属材料が直接浸漬されて加熱される。
【0029】また、好ましくは、前記金属材料を前記冷
却用液体金属ナトリウムで冷却する直前及び直後の両方
又は一方の時点において、圧延ローラにより前記金属材
料を圧延加工する。
【0030】本発明による金属材料の処理方法は、金属
材料を加熱して溶融状態とし、溶融状態の前記金属材料
を冷却用液体金属ナトリウムに接触させることにより、
前記金属材料を急速冷却して凝固させ、これによりアモ
ルファス状の金属材料を形成することを特徴とする。
【0031】また、好ましくは、溶融状態の前記金属材
料と前記冷却用液体金属ナトリウムとの接触は、前記冷
却用液体金属ナトリウムを貯えた容器の中に溶融状態の
前記金属材料を連続的に流し込み、或いは連続的に供給
される溶融状態の前記金属材料に対して前記冷却用液体
金属ナトリウムを直接吹付けることにより行われ、これ
によりアモルファス状の金属材料を連続的に形成する。
【0032】また、好ましくは、金属材料を加熱して溶
融状態とし、回転する冷却ロール上に溶融状態の前記金
属材料を付与して冷却し、凝固させる金属材料の処理方
法において、前記冷却ロール上で凝固する前記金属材料
の上面に冷却用液体金属ナトリウムを直接吹付けて急速
冷却し、これによりアモルファス状の金属材料を連続的
に形成する。
【0033】また、好ましくは、前記冷却ロールの表面
と前記冷却ロール上で凝固する前記金属材料の下面との
間にも冷却用液体金属ナトリウムを直接吹付けて前記金
属材料をその両面から急速冷却する。
【0034】また、好ましくは、溶融状態の前記金属材
料が凝固した直後に、圧延加工して組織を微細化すると
共に厚さや形状寸法を整える制御圧延を行う。
【0035】本発明は、連続的に供給される金属材料に
対して加熱及び冷却処理を行う金属材料の処理装置にお
いて、前記金属材料をその変態点よりも高い温度まで加
熱する金属材料加熱手段と、前記金属材料加熱手段によ
り加熱された前記金属材料の表面に冷却用液体金属ナト
リウムを吹付けて前記金属材料を急速冷却するナトリウ
ム噴射手段と、前記ナトリウム噴射手段により急速冷却
された後の前記金属材料を浸漬して冷却する冷却用液体
金属ナトリウムを貯えた冷却槽と、前記冷却槽内の前記
冷却用液体金属ナトリウムの中から引き出された前記金
属材料の表面に不活性ガスを吹付けて前記金属材料の表
面に付着している前記冷却用液体金属ナトリウムを除去
する不活性ガス噴出手段と、前記冷却槽内の前記冷却用
液体金属ナトリウムを循環させ且つ冷却するナトリウム
循環冷却手段と、前記冷却用液体金属ナトリウムを大気
から隔離する不活性ガス空間と、を備えたことを特徴と
する。
【0036】また、好ましくは、前記金属材料加熱手段
は、前記金属材料を700℃以上に加熱する。
【0037】また、好ましくは、前記ナトリウム循環冷
却手段は、前記ナトリウム噴射手段から噴射されて前記
冷却槽内に流下した前記冷却用液体金属ナトリウムが前
記冷却槽内において前記金属材料の移動方向に沿って同
方向に流れるようにする。
【0038】また、好ましくは、前記ナトリウム循環冷
却手段は、前記冷却槽内の前記冷却用液体金属ナトリウ
ムの中から前記金属材料が引き出される位置の近傍から
前記冷却用液体金属ナトリウムを前記冷却槽外に取り出
し、冷却及び不純物除去を行った後、前記ナトリウム噴
射手段に還流する。
【0039】また、好ましくは、前記金属材料加熱手段
は、前記変態点よりも高い温度の加熱用液体金属ナトリ
ウムを貯えた加熱槽と、前記加熱槽内の前記液体金属ナ
トリウムを循環させ且つ加熱するナトリウム循環加熱手
段と、を有し、前記加熱槽内の前記加熱用液体金属ナト
リウムに前記金属材料を直接浸漬して加熱する。
【0040】また、好ましくは、前記ナトリウム循環加
熱手段は、前記加熱槽内の前記加熱用液体金属ナトリウ
ムの中から前記金属材料が引き出される位置の近傍から
前記加熱用液体金属ナトリウムを前記加熱槽外に取り出
し、加熱及び不純物除去を行った後、前記金属材料が前
記加熱槽内の前記加熱用液体金属ナトリウムの中に没す
る位置の近傍において前記加熱槽に還流する。
【0041】本発明は、連続的に供給される金属材料に
対して熱間及び冷間での圧延を行う金属材料の処理装置
において、前記金属材料の移動方向の上流側及び下流側
にそれぞれ配置された上流側圧延ロール及び下流側圧延
ロールと、前記上流側圧延ロールと前記下流側圧延ロー
ルとの間に配置され、前記金属材料の表面に冷却用液体
金属ナトリウムを吹付けて、前記金属材料をその変態点
よりも高い温度から前記変態点よりも低い温度まで急速
冷却するナトリウム噴射手段と、前記ナトリウム噴射手
段により冷却された前記金属材料の表面に不活性ガスを
吹付けて前記金属材料の表面に付着している前記冷却用
液体金属ナトリウムを除去する不活性ガス噴出手段と、
前記冷却用液体金属ナトリウムを大気から隔離する不活
性ガス空間と、を備えたことを特徴とする。
【0042】また、好ましくは、前記ナトリウム噴射手
段及び前記不活性ガス噴射手段を内包して大気空間から
隔離する冷却容器をさらに有し、前記冷却容器内に前記
金属材料を搬入するためのシールロール及び前記冷却容
器内から前記金属材料を搬出するためのシールロールを
前記冷却容器に設ける。
【0043】また、好ましくは、前記冷却容器の下部に
溜まった前記冷却用液体金属ナトリウムを前記冷却容器
外に取り出し、冷却及び不純物除去を行った後に前記ナ
トリウム噴射手段に還流するナトリウム循環冷却手段を
さらに有する。
【0044】また、好ましくは、溶融状態の金属材料を
収容するルツボと、前記ルツボから流出した前記金属材
料がその表面に付与される、回転する冷却ロールと、前
記冷却ロール上で凝固する前記金属材料の上面に冷却用
液体金属ナトリウムを直接吹付けて前記金属材料を急速
冷却するナトリウム噴射手段と、前記冷却用液体金属ナ
トリウムを大気から隔離する不活性ガス空間と、を備え
る。
【0045】また、好ましくは、前記冷却ロールの表面
と前記冷却ロール上で凝固する前記金属材料の下面との
間に冷却用液体金属ナトリウムを直接吹付ける追加のナ
トリウム噴射手段を有する。
【0046】
【発明の実施の形態】第1実施形態 以下、本発明の第1実施形態による金属材料の処理装置
及び方法について図1を参照して説明する。なお、本実
施形態では板状の金属材料を例として説明するが、本発
明の適用対象は板状の金属材料に限られず、棒状又は線
状等の金属材料にも適用することができる。
【0047】本実施形態による金属材料の処理装置は、
連続的に供給される金属材料に対して加熱及び冷却処理
を行う装置であり、図1に示したように、金属材料であ
る鋼材1をその変態点よりも高い温度まで加熱する加熱
槽(金属材料加熱手段)2を備えている。この加熱槽2
は、鋼材1を700℃以上に加熱することができる。
【0048】また、本装置は、加熱槽2により加熱され
た鋼材1の表面に冷却用液体金属ナトリウムを吹付けて
鋼材1を急速冷却する吹付けノズル(ナトリウム噴射手
段)5と、この吹付けノズル5により急速冷却された後
の鋼材1が浸漬され且つ移動されて冷却される冷却用液
体金属ナトリウム4を貯えた冷却槽3と、を備えてい
る。
【0049】さらに、本装置は、冷却槽3の冷却用液体
金属ナトリウム4の中から引き出された鋼材1の表面に
不活性ガスを吹付けて鋼材1の表面に付着している冷却
用液体金属ナトリウム4を除去するガス吹付けノズル
(不活性ガス噴出手段)12を有し、このガス吹付けノ
ズル12には不活性ガス供給配管13が接続されてい
る。
【0050】また、本装置は、冷却槽3内の冷却用液体
金属ナトリウム4を循環させ且つ冷却するナトリウム循
環冷却手段20を備えており、このナトリウム循環冷却
手段20は、吹付けノズル5から噴射された冷却用液体
金属ナトリウム4が冷却槽3内において鋼材3の移動方
向に沿って同方向に流れるように構成されている。
【0051】より具体的には、ナトリウム循環冷却手段
20は、冷却槽3内で冷却された鋼材1が冷却用液体金
属ナトリウム4の中から引き上げられる位置の近傍から
冷却用液体金属ナトリウム4を冷却槽3外に取り出す吸
い出し側配管7と、吸い出し側配管7で取り出した冷却
用液体金属ナトリウム4を冷却する液体金属ナトリウム
冷却器8と、冷却用液体金属ナトリウム4から不純物を
除去する不純物除去装置9と、冷却及び不純物除去を行
った後の冷却用液体金属ナトリウム4を吹付けノズル5
に還流する吐出側配管6と、吸い出し側配管7から吐出
側配管6まで冷却用液体金属ナトリウム4を循環させる
循環ポンプ10とを備えている。
【0052】また、冷却槽3の内部の気相空間は窒素や
アルゴンなどの不活性ガスで覆われたカバーガス空間
(不活性ガス空間)11を構成しており、図示を省略し
た蓋によって冷却槽3は周囲の大気から隔離されてい
る。その蓋には、外部から空気が侵入しない様にシール
機構の付いた鋼材入口及び出口が設けられている。
【0053】次に、本実施形態による金属材料の処理装
置によって鋼材1を加熱及び冷却処理して、鋼材1の組
織を微細化する方法について説明する。
【0054】先ず、鋼材1は加熱槽2で700℃以上の
所定の温度まで昇温される。その後、冷却槽3に入り、
吹付けノズル5から出てくる冷却された液体金属ナトリ
ウム4が鋼材1の表面に吹付けられ、冷却される。
【0055】ここで、液体金属ナトリウム4は98℃か
ら886℃まで液体状態にあるので、700℃以上の鋼
材1と接触した場合でも、鋼材1の表面に液体金属ナト
リウム4の蒸気膜が形成されることがなく、良好な熱伝
達率が確保される。
【0056】また、液体金属ナトリウム冷却器8により
冷却された直後の最も低い温度の液体金属ナトリウム4
を、加熱槽2により加熱された直後の最も高い温度の鋼
材1に吹き付けることによって、鋼材1と液体金属ナト
リウム4とが最初に接触する時の両者の温度差を大きく
取ることができる。
【0057】このように、最も高い温度の鋼材1を、最
も低い温度の液体金属ナトリウム4によって、良好な熱
伝達率の下で冷却することにより、極めて大きな冷却速
度、例えば1万度/秒程度の冷却速度で300℃以下ま
で一気に冷却することができる。
【0058】図2は、800℃の鋼材に液体金属ナトリ
ウム又は水を吹付けて冷却した時の鋼材表面温度の時間
変化を示したグラフであり、実線は本実施形態の液体金
属ナトリウムによる冷却の場合を示し、破線は従来の水
による冷却の場合を示している。図2から分かるよう
に、特に800℃から600℃位までの冷却速度に大き
な差が生じている。
【0059】また、冷却槽3内の液体金属ナトリウム4
は鋼材1の移動方向と同じ方向に流れているので、鋼材
1及び液体金属ナトリウム4の温度変化が、図3に実線
で示した並流型熱交換パターンとなり、図3に点線で示
した向流型熱交換パターンに比べて、初期接触時の両者
の温度差(ΔT)を大きく取ることができる。
【0060】そして、このように極めて大きな冷却速度
の下で、変態点(例えば700℃程度)よりも高温の鋼
材1を、変態点よりも低い温度まで瞬時に冷却すること
によって、鋼材1の組織を微細化することができる。具
体的には、10μmから1μm程度の粒径を達成するこ
とができる。
【0061】続いて、鋼材1は、冷却槽3中の液体金属
ナトリウム4に浸漬され、所定の温度まで冷却され、カ
バーガス空間11に出たところで、ガス吹付けノズル1
2から出る不活性ガスを吹付けられる。これにより、鋼
材1表面に付着した液体金属ナトリウム4が除去され、
しかる後に冷却槽3から大気中へ出ていく。このように
鋼材1の表面の液体金属ナトリウム4は大気中に出る前
に除去されるので、液体金属ナトリウム4が大気中で燃
えるようなことはない。
【0062】また、冷却槽3中の液体金属ナトリウム4
は、吹付けノズル5を出た後は鋼材1の流れと同じ方向
に鋼材1に沿って流れ、吹付けノズル5と反対側の位置
に設けられた吸い出し側配管7より流出し、鋼材1と熱
交換して上昇した温度を、液体金属ナトリウム冷却器8
で冷やし、不純物除去装置9で液体金属ナトリウム4中
に含まれている酸化物や水酸化物、炭化物等の不純物を
取り除き、循環ポンプ10にて加圧され、吐出側配管6
を通って循環される。
【0063】なお、図中の矢印(⇒)は鋼材の流れる方
向を示し、矢印(→)は液体金属ナトリウムの流れる方
向を示している。
【0064】以上述べたように本実施形態による金属材
料の処理装置及び方法によれば、変態点よりも高温の鋼
材1に液体金属ナトリウム4を吹き付けて、変態点より
も低い温度まで極めて大きな冷却速度にて冷却するよう
にしたので、鋼材1の組織を微細化することができ、こ
れにより、強度が高く且つ靱性に優れた鋼材1を得るこ
とができる。具体的には、従来は100μmから数10
μm程度の粒径が限界であったところ、本実施形態によ
れば、10μmから1μm程度の粒径を達成することが
できる。
【0065】また、液体金属ナトリウム4を製造する際
の原料は塩であるから、比較的安価にて製造することが
でき、また、使用後も廃液は塩酸で中和した後は通常の
排水として処理が可能であるから公害の問題がなく、さ
らに、液体金属ナトリウム4は活性なので、酸素や水
素、炭素などの不純物を自ら取り込むため、液体金属ナ
トリウム4を鋼材1の表面に接触させても鋼材1の表面
に酸化物等のスケールが発生することがなく、このた
め、従来必要であったスケール除去装置が不要となり、
さらに経済性が向上すると共に、スケール除去に使用し
ていた各種化学薬品を使う必要がないので、この点から
も公害発生を防止することができる。
【0066】また、本実施形態による金属材料の処理装
置及び方法によれば、冷却槽3内の液体金属ナトリウム
4は鋼材1の移動方向と同じ方向に流れているので、鋼
材1及び液体金属ナトリウム4の温度変化が並流型熱交
換パターンとなり、初期接触時の両者の温度差(ΔT)
を大きく取ることが可能であり、これにより、鋼材1の
微細化をより確実に達成することができる。
【0067】第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態による金属材料の処理装置
及び方法について図4を参照して説明する。なお、上述
した第1実施形態の構成要素と実質的に同一の機能を果
たす構成要素には同一符号を付して説明する。また、本
実施形態においては線状の金属材料を例として説明する
が、本発明の適用対象は線状の金属材料に限られず、帯
板材等の金属材料にも適用することができる。
【0068】図4に示したように本実施形態による金属
材料の処理装置は、加熱槽(金属材料加熱手段)112
と冷却槽3とを備えている。上述した第1実施形態と同
様に、冷却槽3内には冷却用液体金属ナトリウム4が収
容されており、この冷却用液体金属ナトリウム4は、ナ
トリウム循環冷却手段20によって、冷却槽3内で線材
101の移動方向に沿って同方向に流される。
【0069】ナトリウム循環冷却手段20は、液体金属
ナトリウム冷却器8及び不純物除去装置9、及び循環ポ
ンプ10を備えており、液体金属ナトリウム冷却器8に
より冷却された直後の最も低い温度の冷却用液体金属ナ
トリウム4が、吹付けノズル5から線材101に向けて
吹き付けられる。
【0070】冷却槽3は断面U字状を為しており、線材
101の入口部及び出口部にシールロール103がそれ
ぞれ設けられ、出口側のシールロール103には、ガス
吹付けノズル12を内包する出口ガス空間(不活性ガス
空間)106が連接されている。出口ガス空間106は
シールロール110により大気から遮断されると共に、
不活性ガスにより雰囲気がコントロールされている。
【0071】出口ガス空間106の下流側には、水若し
くは中和洗浄剤の入った洗浄槽107、及び処理済の線
材101を巻き取る収束装置108が配置されている。
【0072】さらに、本実施形態による金属材料の処理
装置は、金属材料加熱手段としての加熱槽112を供え
ており、この加熱槽112は、線材101の変態点より
も高い温度の加熱用液体金属ナトリウム113を貯えて
いる。加熱槽112内の加熱用液体金属ナトリウム11
3は、ナトリウム循環加熱手段111によって循環さ
れ、加熱される。
【0073】より具体的には、ナトリウム循環加熱手段
111は、加熱槽112内で加熱された線材101が加
熱用液体金属ナトリウム113から引き上げられる位置
の近傍から加熱槽112外に取り出した加熱用液体金属
ナトリウム113を加熱する液体金属ナトリウム加熱器
109と、加熱用液体金属ナトリウム113から不純物
を除去する不純物除去装置9と、加熱及び不純物除去を
行った後の加熱用液体金属ナトリウム113を加熱槽1
12の入口側に還流する循環ポンプ10とを供えてい
る。
【0074】加熱槽112は断面U字状を成しており、
線材101の入口部及び出口部にはシールロール103
が設けられている。入口側のシールロール103には入
口ガス空間(不活性ガス空間)104が連接されてお
り、この入口ガス空間104はシールロール110によ
って大気から遮断され、不活性ガスによって雰囲気がコ
ントロールされている。
【0075】また、入口ガス空間104のシールロール
110の上流側には、処理前の線材101が貯えられた
捲取機102が配置されている。
【0076】さらに、加熱槽112と冷却槽3との間に
は保温槽105が配置されており、この保温槽105
は、加熱槽112の出口及び冷却槽3の入口に、シール
ロール103、103を介して連接している。保温槽1
05は大気から遮断され、不活性ガスでコントロールさ
れており、その内部を通過する線材101が一定温度に
保たれるように不活性ガス空間の温度が制御されてい
る。
【0077】次に、本実施形態による金属材料の処理装
置によって線材101を加熱及び冷却処理して、線材1
01の組織を微細化する方法について説明する。
【0078】先ず、捲取機102から出た線材101は
入口ガス空間104を通り、加熱槽112に入り、加熱
用液体金属ナトリウム113と直接接触して熱交換する
事により所定の温度まで昇温され、しかる後に保温槽1
05に入る。保温槽105において線材101は、所定
の時間にわたって一定温度に保たれる。
【0079】保温槽105を出た線材101は冷却槽3
に入り、吹付けノズル5から噴出される最も低温となっ
た冷却用液体金属ナトリウム4に接して急速冷却され
る。しかる後、線材101は、冷却槽3の液体金属ナト
リウム4に浸漬され、所定の時間にわたって所定の温度
に保たれる。
【0080】その後、線材101は冷却槽3を出て出口
ガス空間106に入り、表面に付着した液体金属ナトリ
ウム4を除去回収する為に、ガス吹付けノズル12から
不活性ガスが吹き付けられ、表面に付着した液体金属ナ
トリウムが除去される。その後、出口ガス空間106か
ら出た線材101は、さらに洗浄槽107に入り、ここ
で洗浄された後に乾燥され、集束装置108により巻き
取られる。
【0081】また、加熱槽112の液体金属ナトリウム
113は線材101と熱交換し、冷却され、流出し、不
純物除去装置9、循環ポンプ10、液体金属ナトリウム
加熱器109を通り、所定の温度に昇温され、加熱槽1
12に入り、循環使用される。 一方、冷却槽3の液体
金属ナトリウム4は線材101から熱を奪い高温になっ
て冷却槽3から出て、液体金属ナトリウム冷却器8、不
純物除去装置9、循環ポンプ10を経て冷却槽3に戻
り、循環再使用される。
【0082】また、本装置の安全性を確保する為に、液
体金属ナトリウムと大気との直接接触を避けるべく、加
熱槽112の入口側に入口ガス空間104を設けたの
で、万一加熱槽112から液体金属ナトリウム113や
その蒸気が流出しても、この入口ガス空間104で安全
に捕獲回収できる。
【0083】また、線材101の表面に液体金属ナトリ
ウム4が付着している可能性がある加熱槽112の出口
から冷却槽3の入口までは、大気を遮断して不活性ガス
でコントロールされた保温槽105を配置している。
【0084】以上述べたように本実施形態による金属材
料の処理装置及び方法によれば、上述した第1実施形態
と同様の効果が得られると共に、加熱槽112内の加熱
用液体金属ナトリウム113によって線材101を加熱
するようにしたので、加熱部の構成を小型化することが
可能であり、且つ加熱時に線材101の表面に酸化物等
のスケールが付着することがなく、従来必要であったス
ケール除去装置が不要となり、さらに、短時間で線材1
01を加熱できるので生産性が向上する。
【0085】第3実施形態 次に、本発明の第3実施形態による金属材料の処理装置
及び方法について図5を参照して説明する。なお、上述
した第1及び第2実施形態の構成要素と実質的に同一の
機能を果たす構成要素には同一符号を付して説明する。
【0086】本実施形態による金属材料の処理装置は、
鋼材等の金属材料を移動させながら熱間及び冷間での圧
延を行う装置であり、図5に示したように、金属材料2
04の移動方向の上流側には上流側圧延ロール202a
及びその押えロール201aが配置され、下流側には下
流側圧延ロール202b及びその押えロール201bが
配置されている。
【0087】また、本装置は、上流側圧延ロール202
aと下流側圧延ロール202bとの間に配置され、金属
材料204の表面に冷却用液体金属ナトリウム4を吹付
けて金属材料204を急速冷却する吹付けノズル(ナト
リウム噴射手段)5と、吹付けノズル5により冷却され
た金属材料204の表面に不活性ガスを吹付けて金属材
料204の表面に付着している冷却用液体金属ナトリウ
ム4を除去するガス吹付けノズル(不活性ガス噴出手
段)12と、を備えている。ガス吹付けノズル12には
不活性ガス供給配管13が接続されている。
【0088】吹付けノズル5及びガス吹付けノズル12
は、蓋205を有する冷却容器206に内包されて大気
空間から隔離されている。また、冷却容器206におけ
る金属材料204の入口部及び出口部には、シールロー
ル203a、203bがそれぞれ設けられている。
【0089】また、本装置はナトリウム循環冷却手段2
0を備えており、このナトリウム循環冷却手段20は、
液体金属ナトリウム冷却器8、不純物除去装置9、及び
循環ポンプ10を備えている。そして、ナトリウム循環
冷却手段20は、冷却容器206の下部に溜まった冷却
用液体金属ナトリウム4を冷却容器206外に取り出
し、冷却及び不純物除去を行った後に吹付けノズル5に
還流する。
【0090】次に、本実施形態による金属材料の処理装
置によって金属材料204を加熱及び冷却処理して、金
属材料204の組織を微細化する方法について説明す
る。
【0091】先ず、ホットストリップミルなど熱間で上
流側圧延ロール202aにより所定の厚さまで圧延され
た金属材料204は、冷却槽3内のカバーガス空間11
にシールロール203aを通って入り、金属材料204
の上下に設けられた吹付けノズル5から吹き出る液体金
属ナトリウム4により急速冷却される。
【0092】次に、同じく金属材料204の上下に設け
られたガス吹付けノズル12から出る不活性ガスにより
金属材料204の表面に付着した液体金属ナトリウム4
が除去され、シールロール203bを通ってカバーガス
空間11から出て、さらに必要に応じて圧延ロール20
2bにより圧延され、巻き取られる。
【0093】一方、吹付けノズル5から出た液体金属ナ
トリウム4は冷却容器206下部に溜めるか、もしくは
冷却用器206の下方にドレン配管(図示せず)で繋が
れた液体金属ナトリウムダンプタンクに溜め、それから
液体金属ナトリウム冷却器8で冷却され、不純物除去装
置9で液体金属ナトリウム4中の酸化物、水酸化物、炭
化物等の不純物を除去し、循環ポンプ10により加圧さ
れて吹付けノズル5に送られ、循環再使用される。
【0094】以上述べたように本実施形態による金属材
料の処理装置及び方法によれば、上述した第1及び第2
実施形態と同様の効果が得られると共に、金属材料20
4を液体金属ナトリウム4で急速冷却する直前または直
後に圧延ローラ202a、202bにより圧延加工する
事により、金属材料204の内部の結晶構造を物理的に
細かくするとともに、内部に歪みエネルギーを加える事
により、圧延加工後の結晶核を増やし、より微細な結晶
や組織の金属材料204を形成することができる。
【0095】第4実施形態 次に、本発明の第4実施形態による金属材料の処理装置
及び方法について図6を参照して説明する。なお、上述
した第1乃至第3実施形態の構成要素と実質的に同一の
機能を果たす構成要素には同一符号を付して説明する。
【0096】本実施形態による金属材料の処理装置はア
モルファス金属の製造に適したものであって、図6に示
したように、溶融状態の金属材料302を収容するルツ
ボ301と、このルツボ301の出口ノズル303から
流下した金属材料302がその表面に付与される、回転
する冷却ロール304と、を備えている。冷却ロール3
04は、その上端部分を残して、冷却槽3の液体金属ナ
トリウム4の中に没している。
【0097】また、本装置は、冷却ロール304上で凝
固する金属材料305の上面に冷却用液体金属ナトリウ
ム4を直接吹付けて金属材料305を急速冷却する第1
の吹付けノズル(第1のナトリウム噴射手段)5aと、
冷却ロール304の表面と冷却ロール304上で凝固す
る金属材料305の下面との間に冷却用液体金属ナトリ
ウム4を直接吹付ける第2の吹付けノズル(第2のナト
リウム噴射手段)5bとを有する。
【0098】さらに、この処理装置は、冷却槽3内の冷
却用液体金属ナトリウム4を循環させ且つ冷却するナト
リウム循環冷却手段20を備えており、このナトリウム
循環冷却手段20は、冷却用液体金属ナトリウム4を冷
却槽3外に取り出す吸い出し側配管7と、吸い出し側配
管7で取り出した冷却用液体金属ナトリウム4を冷却す
る液体金属ナトリウム冷却器8と、冷却用液体金属ナト
リウム4から不純物を除去する不純物除去装置9と、冷
却及び不純物除去を行った後の冷却用液体金属ナトリウ
ム4を吹付けノズル5a、5bに還流する吐出側配管6
と、吸い出し側配管7から吐出側配管6まで冷却用液体
金属ナトリウム4を循環させる循環ポンプ10とを備え
ている。
【0099】なお、図6には図示していないが、冷却槽
3には蓋が設けられ、中に入っている液体金属ナトリウ
ム4の上部には窒素やアルゴンなどの不活性ガスでカバ
ーガス空間11が形成され、その蓋には、外部から空気
が侵入しない様に、シール機構の付いた金属材料30
2、305の入口と出口が設けられている。
【0100】次に、本実施形態による金属材料の処理装
置によってアモルファス状の金属材料を連続的に形成す
る方法について説明する。
【0101】先ずルツボ301で溶融状態になった金属
302は出口ノズル303から流下し、冷却ロール30
4に触れると同時に吹付けノズル5a、5bから噴出す
る液体金属ナトリウム4により急速冷却されて凝固し、
冷却ロール304の回転と共に、冷却槽3内に満たされ
た液体金属ナトリウム4中に入り、所定の温度まで冷却
され、冷却槽3外に搬出される。
【0102】冷却槽3内の液体金属ナトリウム4は吸い
出し側配管7を通って液体金属ナトリウム冷却器8に送
られて冷却され、更に不純物除去装置9で不純物が除去
され、循環ポンプ10により加圧され、吹付けノズル5
a、5bに送られ、循環使用される。
【0103】以上述べたように本実施形態による金属材
料の処理装置及び方法によれば、溶融状態の金属材料3
02を冷却ロール304上に流下すると共に、冷却ロー
ル304上で凝固する金属材料305の両面から冷却用
液体金属ナトリウム4を直接吹き付けて冷却するように
したので、金属材料302の冷却に際して除熱性能を劣
化させる蒸気膜が金属材料表面に形成されることがな
く、また、スケールの付着もなく、しかも安価で、使用
後の廃液回収や処理が容易である。
【0104】そして、従来の方法では得られないよう
な、より厚い帯板状又は線状のアモルファス金属を連続
的に形成したり、より微細な結晶や組織の金属材料を連
続的に形成することができる。
【0105】本実施形態の一変形例としては、凝固した
金属材料305に対して、圧延加工して組織を微細化す
ると共に厚さや形状寸法を整える制御圧延を行うように
することもできる。
【0106】本変形例によれば、凝固した金属材料内部
の結晶構造を物理的に細かくすると共に、内部に歪みエ
ネルギーを加えることにより、圧延後の結晶核を増や
し、より微細な結晶や組織で、かつ厚さや形状寸法の整
った金属材料を得ることができる。
【0107】第5実施形態 次に、本発明の第5実施形態による金属材料の処理方法
について説明する。本実施形態による金属材料の処理方
法は、溶融状態の金属材料を冷却用液体金属ナトリウム
に接触させることにより、金属材料を急速冷却して凝固
させてアモルファス状の金属材料を形成することを特徴
とする。
【0108】そして、溶融状態の金属材料と冷却用液体
金属ナトリウムとの接触は、冷却用液体金属ナトリウム
を貯えた容器の中に溶融状態の金属材料を流し込んだ
り、或いは溶融状態の金属材料に対して冷却用液体金属
ナトリウムを直接吹付けたりすることにより行われる。
【0109】本実施形態による金属材料の処理方法によ
れば、冷却材として液体金属ナトリウムを使用すること
により、金属材料の冷却に際して除熱性能を劣化させる
蒸気膜が金属材料表面に形成されることがなく、また、
スケールの付着もなく、しかも安価で、使用後の廃液回
収や処理が容易である。そして、上述した第4実施形態
と同様に、アモルファス状の金属材料やより微細な結晶
や組織の金属材料を連続的に形成することができる。
【0110】
【発明の効果】以上述べたように本発明による金属材料
の処理方法及び装置によれば、変態点よりも高い温度の
金属材料に液体金属ナトリウムを接触させて変態点より
も低い温度まで急速に冷却することによって、極めて微
細な組織を有する金属材料を形成することができる。
【0111】また、本発明による金属材料の処理方法及
び装置によれば、溶融状態の金属材料に液体金属ナトリ
ウムを接触させて急速冷却し、凝固させることによっ
て、アモルファス状の金属材料を連続的に形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による金属材料の処理装
置の概略構成を示した斜視図。
【図2】800℃の鋼材に液体金属ナトリウム又は水を
吹付けて冷却した時の鋼材表面温度の時間変化を示した
グラフ。
【図3】高温流体と低温流体が並んで同方向に流れて熱
交換する並流型と、向かい合う方向に流れて熱交換する
交流型との熱交換器の流体温度変化パターンを示したグ
ラフ。
【図4】本発明の第2実施形態による金属材料の処理装
置の概略構成を示した図。
【図5】本発明の第3実施形態による金属材料の処理装
置の概略構成を示した図。
【図6】本発明の第4実施形態による金属材料の処理装
置の概略構成を示した図。
【図7】鋼板を加熱冷却する連続焼鈍装置に液体金属ナ
トリウムを適用した時の鋼板温度と液体金属ナトリウム
温度の温度変化パターンを示したグラフ。
【符号の説明】
1 鋼材 2 加熱槽(金属材料加熱手段) 3 冷却槽 4 冷却用液体金属ナトリウム 5、5a、5b 吹付けノズル(ナトリウム噴射手段) 8 液体金属ナトリウム冷却器 10 循環ポンプ 11 カバーガス空間(不活性ガス空間) 12 ガス吹付けノズル(不活性ガス噴出手段) 13 不活性ガス供給系 20 ナトリウム循環冷却手段 101 線材 103、110、203a、203b シールロール 104 入口ガス空間(不活性ガス空間) 105 保温槽 106 出口ガス空間(不活性ガス空間) 109 液体金属ナトリウム加熱器 111 ナトリウム循環加熱手段 112 加熱槽(金属材料加熱手段) 113 加熱用液体金属ナトリウム 201a、201b 押さえロール 202a、202b 圧延ロール 204、305 金属材料 206 冷却用器 301 ルツボ 302 溶融状態の金属材料 304 冷却ロール

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体状の金属材料をその変態点よりも高い
    温度まで加熱する加熱工程と、加熱された前記金属材料
    の表面に冷却用液体金属ナトリウムを接触させて、前記
    金属材料の表面に前記冷却用液体金属ナトリウムの蒸気
    膜を形成させることなく、前記金属材料の組織を微細化
    し得る程度の冷却速度にて、前記変態点よりも低い温度
    まで前記金属材料を急速冷却する冷却工程と、を備えた
    ことを特徴とする金属材料の処理方法。
  2. 【請求項2】前記加熱工程において、前記金属材料は7
    00℃以上の温度まで加熱されることを特徴とする請求
    項1記載の金属材料の処理方法。
  3. 【請求項3】前記冷却工程において、加熱された前記金
    属材料の表面に前記冷却用液体金属ナトリウムが直接吹
    付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の金属材料の処理方法。
  4. 【請求項4】前記冷却工程において、加熱された前記金
    属材料が、冷却槽内で循環している前記冷却用液体金属
    ナトリウムの中に直接浸漬されることを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載の金属材料の処理方法。
  5. 【請求項5】前記加熱工程において、前記変態点よりも
    高い温度の加熱用液体金属ナトリウムの中に前記金属材
    料が直接浸漬されて加熱されることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれか一項に記載の金属材料の処理
    方法。
  6. 【請求項6】前記金属材料を前記冷却用液体金属ナトリ
    ウムで冷却する直前及び直後の両方又は一方の時点にお
    いて、圧延ローラにより前記金属材料を圧延加工するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
    記載の金属材料の処理方法。
  7. 【請求項7】金属材料を加熱して溶融状態とし、溶融状
    態の前記金属材料を冷却用液体金属ナトリウムに接触さ
    せることにより、前記金属材料を急速冷却して凝固さ
    せ、これによりアモルファス状の金属材料を形成するこ
    とを特徴とする金属材料の処理方法。
  8. 【請求項8】溶融状態の前記金属材料と前記冷却用液体
    金属ナトリウムとの接触は、前記冷却用液体金属ナトリ
    ウムを貯えた容器の中に溶融状態の前記金属材料を連続
    的に流し込み、或いは連続的に供給される溶融状態の前
    記金属材料に対して前記冷却用液体金属ナトリウムを直
    接吹付けることにより行われ、これによりアモルファス
    状の金属材料を連続的に形成することを特徴とする請求
    項7記載の金属材料の処理方法。
  9. 【請求項9】金属材料を加熱して溶融状態とし、回転す
    る冷却ロール上に溶融状態の前記金属材料を付与して冷
    却し、凝固させる金属材料の処理方法において、前記冷
    却ロール上で凝固する前記金属材料の上面に冷却用液体
    金属ナトリウムを直接吹付けて急速冷却し、これにより
    アモルファス状の金属材料を連続的に形成することを特
    徴とする金属材料の処理方法。
  10. 【請求項10】前記冷却ロールの表面と前記冷却ロール
    上で凝固する前記金属材料の下面との間にも冷却用液体
    金属ナトリウムを直接吹付けて前記金属材料をその両面
    から急速冷却することを特徴とする請求項9記載の金属
    材料の処理方法。
  11. 【請求項11】溶融状態の前記金属材料が凝固した直後
    に、圧延加工して組織を微細化すると共に厚さや形状寸
    法を整える制御圧延を行うことを特徴とする請求項7乃
    至請求項10のいずれか一項に記載の金属材料の処理方
    法。
  12. 【請求項12】連続的に供給される金属材料に対して加
    熱及び冷却処理を行う金属材料の処理装置において、前
    記金属材料をその変態点よりも高い温度まで加熱する金
    属材料加熱手段と、前記金属材料加熱手段により加熱さ
    れた前記金属材料の表面に冷却用液体金属ナトリウムを
    吹付けて前記金属材料を急速冷却するナトリウム噴射手
    段と、前記ナトリウム噴射手段により急速冷却された後
    の前記金属材料を浸漬して冷却する冷却用液体金属ナト
    リウムを貯えた冷却槽と、前記冷却槽内の前記冷却用液
    体金属ナトリウムの中から引き出された前記金属材料の
    表面に不活性ガスを吹付けて前記金属材料の表面に付着
    している前記冷却用液体金属ナトリウムを除去する不活
    性ガス噴出手段と、前記冷却槽内の前記冷却用液体金属
    ナトリウムを循環させ且つ冷却するナトリウム循環冷却
    手段と、前記冷却用液体金属ナトリウムを大気から隔離
    する不活性ガス空間と、を備えたことを特徴とする金属
    材料の処理装置。
  13. 【請求項13】前記金属材料加熱手段は、前記金属材料
    を700℃以上に加熱することを特徴とする請求項12
    記載の金属材料の処理装置。
  14. 【請求項14】前記ナトリウム循環冷却手段は、前記ナ
    トリウム噴射手段から噴射されて前記冷却槽内に流下し
    た前記冷却用液体金属ナトリウムが前記冷却槽内におい
    て前記金属材料の移動方向に沿って同方向に流れるよう
    にすることを特徴とする請求項12又は請求項13に記
    載の金属材料の処理装置。
  15. 【請求項15】前記ナトリウム循環冷却手段は、前記冷
    却槽内の前記冷却用液体金属ナトリウムの中から前記金
    属材料が引き出される位置の近傍から前記冷却用液体金
    属ナトリウムを前記冷却槽外に取り出し、冷却及び不純
    物除去を行った後、前記ナトリウム噴射手段に還流する
    ことを特徴とする請求項14記載の金属材料の処理装
    置。
  16. 【請求項16】前記金属材料加熱手段は、前記変態点よ
    りも高い温度の加熱用液体金属ナトリウムを貯えた加熱
    槽と、前記加熱槽内の前記液体金属ナトリウムを循環さ
    せ且つ加熱するナトリウム循環加熱手段と、を有し、前
    記加熱槽内の前記加熱用液体金属ナトリウムに前記金属
    材料を直接浸漬して加熱することを特徴とする請求項1
    2乃至請求項15のいずれか一項に記載の金属材料の処
    理装置。
  17. 【請求項17】前記ナトリウム循環加熱手段は、前記加
    熱槽内の前記加熱用液体金属ナトリウムの中から前記金
    属材料が引き出される位置の近傍から前記加熱用液体金
    属ナトリウムを前記加熱槽外に取り出し、加熱及び不純
    物除去を行った後、前記金属材料が前記加熱槽内の前記
    加熱用液体金属ナトリウムの中に没する位置の近傍にお
    いて前記加熱槽に還流することを特徴とする請求項16
    記載の金属材料の処理装置。
  18. 【請求項18】連続的に供給される金属材料に対して熱
    間及び冷間での圧延を行う金属材料の処理装置におい
    て、前記金属材料の移動方向の上流側及び下流側にそれ
    ぞれ配置された上流側圧延ロール及び下流側圧延ロール
    と、前記上流側圧延ロールと前記下流側圧延ロールとの
    間に配置され、前記金属材料の表面に冷却用液体金属ナ
    トリウムを吹付けて、前記金属材料をその変態点よりも
    高い温度から前記変態点よりも低い温度まで急速冷却す
    るナトリウム噴射手段と、前記ナトリウム噴射手段によ
    り冷却された前記金属材料の表面に不活性ガスを吹付け
    て前記金属材料の表面に付着している前記冷却用液体金
    属ナトリウムを除去する不活性ガス噴出手段と、前記冷
    却用液体金属ナトリウムを大気から隔離する不活性ガス
    空間と、を備えたことを特徴とする金属材料の処理装
    置。
  19. 【請求項19】前記ナトリウム噴射手段及び前記不活性
    ガス噴射手段を内包して大気空間から隔離する冷却容器
    をさらに有し、前記冷却容器内に前記金属材料を搬入す
    るためのシールロール及び前記冷却容器内から前記金属
    材料を搬出するためのシールロールを前記冷却容器に設
    けたことを特徴とする請求項18記載の金属材料の処理
    装置。
  20. 【請求項20】前記冷却容器の下部に溜まった前記冷却
    用液体金属ナトリウムを前記冷却容器外に取り出し、冷
    却及び不純物除去を行った後に前記ナトリウム噴射手段
    に還流するナトリウム循環冷却手段をさらに有すること
    を特徴とする請求項19記載の金属材料の処理装置。
  21. 【請求項21】溶融状態の金属材料を収容するルツボ
    と、前記ルツボから流出した前記金属材料がその表面に
    付与される、回転する冷却ロールと、前記冷却ロール上
    で凝固する前記金属材料の上面に冷却用液体金属ナトリ
    ウムを直接吹付けて前記金属材料を急速冷却するナトリ
    ウム噴射手段と、前記冷却用液体金属ナトリウムを大気
    から隔離する不活性ガス空間と、を備えたことを特徴と
    する金属材料の処理装置。
  22. 【請求項22】前記冷却ロールの表面と前記冷却ロール
    上で凝固する前記金属材料の下面との間に冷却用液体金
    属ナトリウムを直接吹付ける追加のナトリウム噴射手段
    を有することを特徴とする請求項21記載の金属材料の
    処理装置。
JP11156827A 1999-06-03 1999-06-03 金属材料の処理方法及び装置 Pending JP2000345236A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156827A JP2000345236A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 金属材料の処理方法及び装置
EP00111688A EP1057897B1 (en) 1999-06-03 2000-05-31 Apparatus and process for heat treating metallic material
DE60015432T DE60015432T2 (de) 1999-06-03 2000-05-31 Vorrichtung und Verfahren zum Wärmebehandeln von metallischem Material
US09/587,060 US6630038B1 (en) 1999-06-03 2000-06-02 Processing apparatus for forming metallic material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11156827A JP2000345236A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 金属材料の処理方法及び装置

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001201047A Division JP2002086254A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 金属材料の処理方法及び装置
JP2002064031A Division JP2002332524A (ja) 2002-03-08 2002-03-08 金属材料の処理方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000345236A true JP2000345236A (ja) 2000-12-12

Family

ID=15636228

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11156827A Pending JP2000345236A (ja) 1999-06-03 1999-06-03 金属材料の処理方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6630038B1 (ja)
EP (1) EP1057897B1 (ja)
JP (1) JP2000345236A (ja)
DE (1) DE60015432T2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000345236A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Toshiba Corp 金属材料の処理方法及び装置
US6492631B2 (en) 2000-04-27 2002-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for quenching metallic material
JP2001330754A (ja) * 2000-05-22 2001-11-30 Nec Corp ファイバ型光カプラ及びその製造方法並びにこれを用いた光部品、光送受信器、光装置
JP2004143486A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Toshiba Corp 非鉄金属合金の処理方法および非鉄金属合金の処理装置
CN114990318B (zh) * 2022-05-16 2023-10-20 中铜(昆明)铜业有限公司 一种高强高导铜合金接触线生产用热处理装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2797177A (en) * 1953-01-14 1957-06-25 John D Keller Method of and apparatus for annealing strip steel
US3256119A (en) * 1965-04-20 1966-06-14 George W Jernstedt Method of annealing steel strip
US3174491A (en) * 1963-10-23 1965-03-23 Kolene Corp Molten salt spray apparatus for descaling stainless steel
US3430680A (en) * 1966-06-16 1969-03-04 George R Leghorn Method of forming structural shapes from molten material by stream casting
AT293139B (de) * 1967-02-16 1971-09-27 Degussa Verfahren zum Entzundern von Metallen
US3845805A (en) * 1972-11-14 1974-11-05 Allied Chem Liquid quenching of free jet spun metal filaments
JPS58224120A (ja) * 1982-06-19 1983-12-26 Nippon Kinzoku Kk 金属帯の連続焼なまし方法
IT1225255B (it) * 1982-09-21 1990-11-05 Italimpianti Metodo di ricottura continua di nastri di lamierino d acciaio e linea di ricottura continua per l attuazione di tale metodo
DE3505689A1 (de) * 1985-02-19 1986-08-21 INTERATOM GmbH, 5060 Bergisch Gladbach Verfahren zum abschrecken von austenitischen staehlen
JP2000345236A (ja) * 1999-06-03 2000-12-12 Toshiba Corp 金属材料の処理方法及び装置
US6492631B2 (en) * 2000-04-27 2002-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Apparatus for quenching metallic material

Also Published As

Publication number Publication date
DE60015432D1 (de) 2004-12-09
DE60015432T2 (de) 2005-10-13
EP1057897A2 (en) 2000-12-06
US6630038B1 (en) 2003-10-07
EP1057897A3 (en) 2002-01-23
EP1057897B1 (en) 2004-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8728244B2 (en) Method and device for descaling a metal strip
US2926103A (en) Aluminum cladding process and apparatus
JP3726506B2 (ja) 鋼片の水冷方法
WO2020030040A1 (en) Production of twin-roll cast and hot rolled steel strip
JP2000345236A (ja) 金属材料の処理方法及び装置
KR101286890B1 (ko) 캐스팅 강 스트립
JP2002086254A (ja) 金属材料の処理方法及び装置
JP2002332524A (ja) 金属材料の処理方法及び装置
KR101748975B1 (ko) 강 시트의 열 처리 방법 및 이를 실시하기 위한 디바이스
JP2567737B2 (ja) 溶融めっき装置
KR20080032647A (ko) 얇은 강철 스트립의 제조방법
JP2002192309A (ja) 薄鋼板製造設備及びその使用方法
JP2003181522A (ja) 表面性状の優れた鋼板の製造方法及びその装置
EP1413641B1 (en) Method for processing aluminium alloy
JP2000204417A (ja) 連続焼鈍及び溶融メッキ兼用設備
JP4001264B2 (ja) 表面欠陥の少ない鋼材の製造方法
US4751959A (en) Method of and apparatus for continuously casting metals
CA1266756A (en) Method of and apparatus for continuously casting metals
JPH02243787A (ja) 有機酸洗い蒸気の回収および再生使用のための方法および装置
KR810000218B1 (ko) 알루미늄 합금봉의 연속주조 방법
JPH07252620A (ja) 連続溶融金属めっき方法
JPS61195702A (ja) 熱延鋼板の圧延方法
JP2004010960A (ja) 工業製品の製造プロセスラインにおける冷却方法
WO2005009638A1 (ja) マグネシウム合金薄板の製造方法およびその製造装置
JPH03115591A (ja) ステンレス鋼帯の脱スケール方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020108