JP2000345312A - パネル化されたボイラーチューブ外周面連続溶射方法およびその溶射装置 - Google Patents

パネル化されたボイラーチューブ外周面連続溶射方法およびその溶射装置

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JP2000345312A
JP2000345312A JP11196395A JP19639599A JP2000345312A JP 2000345312 A JP2000345312 A JP 2000345312A JP 11196395 A JP11196395 A JP 11196395A JP 19639599 A JP19639599 A JP 19639599A JP 2000345312 A JP2000345312 A JP 2000345312A
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Japan
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supply pipe
ring
thermal spraying
continuous
spraying
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JP11196395A
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English (en)
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Michiyoshi Mizunuma
道喜 水沼
Takaharu Yamamoto
敬治 山本
Eiji Seki
栄次 関
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Nippon Steel Hardfacing Corp
Original Assignee
Nippon Steel Hardfacing Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル化されたボイラーチューブ外周面
連続溶射方法およびその溶射装置の提供。 【解決手段】 パネル状に接合し、組立られたボイラー
チューブを連続的に溶射するため、中心に向かった溶射
ノズルを複数個もつリング状ガス供給管と、各々のノズ
ル部へ溶射パウダーを供給する供給管が接続された、ボ
イラーチューブ外周面を溶射するノズルからなるリング
状溶射装置に対して、ボイラーチューブをリング状ガス
供給管の中心部に通しながら、チューブ外周面に溶射を
連続して行なう。 【効果】 製造能率の向上と製品寿命の大幅な改善をす
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接してパネル状
に組み立てられた火力発電用ボイラーなど各種熱交換設
備用のボイラーチューブ外周面に溶射を行なう溶射方法
とそれに使用する溶射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図1に示されるような、溶接して
組み立てられたボイラーチューブなどの細径配管溶接部
外周面の溶射装置としては適切なものがなく、通常手動
方式により、作業者がトーチをもって施工する溶射処理
が採用されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手動方
式の溶射では非能率であり、溶射皮膜の厚みや品質も安
定せず、かつ衛生的にも問題があった。本発明は、前記
した従来の問題点を解決し、粉塵作業環境での作業量減
少による作業環境の改善、溶射自動化による作業能率の
向上、省力化、溶射皮膜品質の向上、安定化をはかるこ
とのできる溶射方法とそれに使用する溶射装置を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、溶接して組み
立てられたボイラーチューブの一端から通したリング状
溶射装置を使用することが効果的であることを知見し、
本発明を完成するに至った。
【0005】前記の知見に基づいてなされた本発明は、
パネル状に接合し、組立られたボイラーチューブを連続
的に溶射するため、中心に向かった溶射ノズルを複数個
もつリング状ガス供給管と、各々のノズル部へ溶射パウ
ダーを供給する供給管が接続された、ボイラーチューブ
外周面を溶射するノズルからなるリング状溶射装置に対
して、ボイラーチューブをリング状ガス供給管の中心部
に通しながら、チューブ外周面に溶射を連続して行なう
ことを特徴とする、パネル化された長尺ボイラーチュー
ブ外周面連続溶射方法を要旨としている。
【0006】また、本発明は、前記溶射方法の実施に使
用するため、中心に向かった複数個の溶射ノズルをもつ
リング状ガス供給管と、各々のノズル部へ溶射パウダー
を供給する供給管が接続されており、前記複数個の溶射
ノズルがボイラーチューブ外周面に溶射皮膜を形成する
ノズル群であることを特徴とする、パネル化された長尺
ボイラーチューブ外周面連続溶射装置を要旨とするもの
である。
【0007】そして、溶射ノズルを取付けるリング状ガ
ス供給管が、溶射燃料ガス供給管であり、溶射ノズル基
部内部に、溶射パウダーを供給する溶射パウダー分配器
を設けたこと、また、溶射フレイム(炎)中に溶射パウ
ダーを供給する溶射パウダー分配器を設けたこと、さら
に、長尺ボイラーチューブの通過出来る開口部を形成し
たリング状ガス供給管であること、さらにまた、リング
の周方向に揺動する機構を備えたリング状ガス供給管で
あること、そして、リング状の溶射燃料ガス供給管に、
溶射ヘッドを支持しかつボイラーチューブの中心軸に溶
射ヘッドをセンタリングするためのガイドを取付けたこ
とも本発明の要旨である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の構成と作用を図面に基づ
いて説明する。図2は、本発明のパネル化された長尺ボ
イラーチューブ外周面連続溶射装置をボイラーチューブ
に取付けた状態を示すもので、プロピレン、酸素等の円
形溶射燃料供給管1には複数個の溶射ノズル2、2、2
が中心軸に位置するボイラーチューブ5に向けて固定配
備されており、これらノズルには溶射燃料供給管1から
燃料ガスが供給される。
【0009】溶射ノズルは、多くの場合、中心から燃料
ガスを吹き出し、それを包み込むように外側に燃焼用圧
搾空気を吹き出しており、この送給圧搾空気によって溶
射ノズルの過熱を防ぐことが出来る。また大径のボイラ
ーチューブ用溶射装置では、溶射燃料供給管や溶射ノズ
ルを冷却水により水冷する構造を採用することによっ
て、安全性を確保することが出来る。
【0010】溶射パウダーは、図示されていない分配器
を経由して、パウダー供給管3からキャリヤガスによっ
て溶射ノズル基部に供給される。溶射ノズルの構造によ
っては、図3のように、キャリヤガスによって直接溶射
フレイム(炎)中に供給される。
【0011】ボイラーチューブ5の全周へ均一に溶射を
行なうため、溶射ノズルは複数個設けることが必要であ
り、とくに4個以上ほぼ等間隔に円形溶射燃料供給管1
へ設けることが望ましい。また、必要に応じて、溶射燃
料供給管1の円周方向に揺動する機構を設けることによ
って、溶射は一層均一に行なうことが可能となる。
【0012】溶射燃料はメインのガス供給管4から円形
溶射燃料供給管1へ供給される。図3は、円形溶射燃料
供給管1にボイラーチューブを通すことの出来る開口部
を形成したものであり、鋏型に開閉出来る構造とし、掴
み部6によって開閉操作がされる。
【0013】さらに、ボイラーチューブ5を円形溶射燃
料供給管1の中心位置に保持する治具や、溶射装置の走
行を容易にするガイドを取付けることも可能である。
【0014】
【実施例】本発明を実施例により具体的に説明するが、
これによって本発明が限定されることはない。 実施例1 図1のように、接合して配管されたボイラーチューブ5
(材質:STBA−22、寸法:径40mmφ、曲線部
曲率半径60Rmm、直線部長さ3000mm)を治具
に固定し、図2の溶射装置にボイラーチューブの一端か
ら通過して往復させ、ボイラーチューブの全周に均質な
溶射皮膜を形成した。
【0015】使用した溶射ノズルはメテコ社製で、内径
150mmのリング状ガス供給管に4本を等間隔に配置
した。溶射条件は燃料ガスとして、LPG(プロピレン
95wt%+プロパン5wt%)0.5リットル/秒、
酸素1.5リットル/秒、溶射パウダーとしてNi基自
溶合金(wt%でC:1.7、Si:3.5、Mn:t
r、Cr:12.3、Mo:1.7、Fe:3.0、
B:2.4、Ni:bal.)を50g/秒の割合で供
給し、溶射ノズル移動速度は0.5m/分であった。形
成された溶射皮膜厚さが平均0.2mmで、皮膜厚さの
バラツキは±0.03mmであった。これを10回繰り
返し皮膜厚さ2±0.3mmの溶射皮膜が形成された。
【0016】従来の手動装置による溶射操作では、1本
/30分の溶射皮膜が形成されるにすぎず、溶射皮膜の
均質性も得られなかったのに対し、本発明では1本/1
0分の割合で溶射を行なうことができ、3倍の能率向上
とともに均質な溶射皮膜が形成され、ボイラーチューブ
の寿命が従来製品に比べて大幅に改善された。また、こ
の溶射装置では溶射がボイラーチューブ1の全周面から
同時に行なわれるので、熱膨張による歪が防止され、溶
射皮膜の品質がさらに向上した。
【0017】実施例2 図3に示される鋏型に開閉出来る溶射装置を使用して、
実施例1と同様の溶射操作を行なった。実施例1に比べ
ボイラーチューブの任意の場所に溶射装置を設備して溶
射を行なうことが出来るという便利さがある。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるから、パネル化されたボイラーチューブに対しても
効率よく溶射を行なうことが可能であり、従来通常の溶
射手段では達成されなかった作業環境の改善、省力化、
能率化、品質と製品寿命の向上に大幅な寄与をすること
ができるという優れた効果が奏され、産業上極めて有用
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するパネル化されたボイラーチ
ューブの概要平面図である。
【図2】 本発明溶射装置の実施例の概要図である。
【図3】 本発明溶射装置の他の実施例の概要図であ
る。
【符号の説明】
1 円形溶射燃料供給管 2 溶射ノズル 3 パウダー供給管 4 メインガス供給管 5 ボイラーチューブ 6 掴み部
フロントページの続き (72)発明者 関 栄次 東京都中央区八重洲一丁目3番8号 日鉄 ハード株式会社内 Fターム(参考) 4F033 AA01 BA01 BA05 DA01 EA01 JA08 LA12 NA01 4K031 AA01 AA04 AA08 AB08 DA01 EA01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル状に接合し、組立られたボイラー
    チューブを連続的に溶射するため、中心に向かった溶射
    ノズルを複数個もつリング状ガス供給管と、各々のノズ
    ル部へ溶射パウダーを供給する供給管が接続された、ボ
    イラーチューブ外周面を溶射するノズルからなるリング
    状溶射装置に対して、ボイラーチューブをリング状ガス
    供給管の中心部に通しながら、チューブ外周面に溶射を
    連続して行なうことを特徴とする、パネル化された長尺
    ボイラーチューブ外周面連続溶射方法。
  2. 【請求項2】 中心に向かった複数個の溶射ノズルをも
    つリング状ガス供給管と、各々のノズル部へ溶射パウダ
    ーを供給する供給管が接続されており、前記複数個の溶
    射ノズルがボイラーチューブ外周面に溶射皮膜を形成す
    るノズル群であることを特徴とする、パネル化された長
    尺ボイラーチューブ外周面連続溶射装置。
  3. 【請求項3】 溶射ノズルを取付けるリング状ガス供給
    管が、溶射燃料ガス供給管であり、溶射ノズル基部内部
    に、溶射パウダーを供給する溶射パウダー分配器を設け
    た請求項2記載のパネル化された長尺ボイラーチューブ
    外周面連続溶射装置。
  4. 【請求項4】 溶射フレイム(炎)中に溶射パウダーを
    供給する溶射パウダー分配器を設けた請求項2記載のパ
    ネル化された長尺ボイラーチューブ外周面連続溶射装
    置。
  5. 【請求項5】 長尺ボイラーチューブの通過出来る開口
    部を形成したリング状ガス供給管である請求項2、3ま
    たは4記載のパネル化された長尺ボイラーチューブ外周
    面連続溶射装置。
  6. 【請求項6】 長尺ボイラーチューブの通過出来る開口
    部の開度を変化出来るリング状ガス供給管である請求項
    5記載のパネル化された長尺ボイラーチューブ外周面連
    続溶射装置。
  7. 【請求項7】 リングの周方向に揺動する機構を備えた
    リング状ガス供給管である請求項2ないし6のいずれか
    に記載のパネル化された長尺ボイラーチューブ外周面連
    続溶射装置。
  8. 【請求項8】 リング状の溶射燃料ガス供給管に、溶射
    ヘッドを支持しかつボイラーチューブの中心軸に溶射ヘ
    ッドをセンタリングするためのガイドを取付けた請求項
    2ないし7のいずれかに記載のパネル化された長尺ボイ
    ラーチューブ外周面連続溶射装置。
JP11196395A 1999-06-08 1999-06-08 パネル化されたボイラーチューブ外周面連続溶射方法およびその溶射装置 Pending JP2000345312A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100926637B1 (ko) * 2008-01-23 2009-11-13 엘에스전선 주식회사 점도를 가지는 유제용 분사장치
JP2015007282A (ja) * 2013-05-24 2015-01-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ コールドスプレー式塗工法
JP2015113490A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 黒崎播磨株式会社 溶射装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100926637B1 (ko) * 2008-01-23 2009-11-13 엘에스전선 주식회사 점도를 가지는 유제용 분사장치
JP2015007282A (ja) * 2013-05-24 2015-01-15 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ コールドスプレー式塗工法
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