JP2000345762A - 建具用ヒンジ及び自閉式建具 - Google Patents

建具用ヒンジ及び自閉式建具

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JP2000345762A JP11156276A JP15627699A JP2000345762A JP 2000345762 A JP2000345762 A JP 2000345762A JP 11156276 A JP11156276 A JP 11156276A JP 15627699 A JP15627699 A JP 15627699A JP 2000345762 A JP2000345762 A JP 2000345762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建具を回動可能に支持すると共に、開かれた
建具を自動的に初期位置まで回動させて閉じる建具用ヒ
ンジを提供すること。 【解決手段】 建具を取り付けるための開口に固定され
る開口固定部材11と、開口固定部材から下方へほぼ垂
直方向に延設された垂直軸12と、垂直軸の下端に枢着
されたローラー17と、垂直軸に回動可能に嵌挿されて
ローラーに当接するように配置されたカム部材15と、
垂直軸に嵌挿されてカム部材をローラーに押圧するスプ
リング13と、垂直軸に回動可能に嵌挿されてスプリン
グとカム部材とを内部に収納して建具に連結されるケー
シング14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建具用ヒンジおよ
び自閉式建具に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の建具には、開閉操作のために種
々の建具金物が設けられており、この建具金物として
は、蝶番やヒンジのように建具を回動可能に支持するも
のや、開かれた建具を自動的に閉鎖方向に回動させるド
アクローザー等がある。そして、従来の蝶番やヒンジ自
体は、建具を自動的に閉鎖方向に回動させる機能を備え
ていないため、ドアクローザーと併用されているのが現
状である。
【0003】また蝶番やヒンジにより連結した建具に鍵
を取り付ける場合には、従来、開口枠に鍵穴を開けなけ
ればならず、手間がかかって煩雑である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、建具
を回動可能に支持すると共に、開かれた建具を自動的に
初期位置まで回動させて閉じる建具用ヒンジを提供する
ことにある。
【0005】また本発明の別の課題は、建具を回動可能
に支持すると共に、開かれた建具を所定角度で回動停止
させることができる建具用ヒンジを提供することにあ
る。
【0006】さらに本発明の別の課題は、建具を取り付
けるための開口に鍵穴を開けて設ける従来の鍵を必要と
せず、ヒンジ自体の操作により建具に施錠することがで
きる建具用ヒンジを提供することにある。
【0007】更にまた本発明の別の課題は、ヒンジ以外
の部品として形成されたドアクローザーを別途設けるこ
となく、開かれた建具が自動的に回動して閉じる自閉式
建具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、建具を取り
付けるための開口に固定される開口固定部材と、該開口
固定部材に回動可能に支持されると共に建具に連結され
る建具固定部材と、回動した該建具固定部材を回動初期
位置に復帰させる初期位置復帰手段を備える建具用ヒン
ジを提供する。
【0009】本発明の建具用ヒンジには、前記建具固定
部材の回動を停止させる回動停止手段を設けても良い。
建具を閉じた状態にして回動停止手段で建具固定部材の
回動を停止すれば、建具取付け開口に従来の鍵を設けな
くても、建具を施錠することができる。
【0010】また本発明では、建具を取り付けるための
開口に固定される開口固定部材と、該開口固定部材から
下方へほぼ垂直方向に延設された垂直軸と、該垂直軸の
下端に枢着されたローラーと、該垂直軸に回動可能に嵌
挿されて該ローラーに当接するように配置されたカム部
材と、該垂直軸に嵌挿されて該カム部材を該ローラーに
押圧するスプリングと、該垂直軸に回動可能に嵌挿され
て該スプリングと該カム部材とを内部に収納して建具に
連結される建具固定部材とを備えたことを特徴とする建
具用ヒンジを提供する。
【0011】ここで、前記カム部材における前記ローラ
ーに当接する側には、スプリングからの押圧力で該ロー
ラーが当接して該カム部材を回動停止させる箇所と、ス
プリングからの押圧力で該ローラが該回動停止箇所に向
けて摺動又は転動して該カム部材を回動させる斜面、曲
面又はこれらを組み合わせた面と、を形成しても良い。
【0012】また前記カム部材における前記ローラーに
当接する側には、前記回動停止させる箇所に加えて、さ
らに前記ローラーの一部が勘合する溝を形成しても良
い。さらに、前記カム部材における前記ローラーに当接
する側には、前記回動停止させる箇所と、前記斜面又は
曲面とに加えて、さらに、スプリングからの押圧方向に
対してほぼ直交する面を設けても良い。
【0013】更にまた、前記カム部材における前記ロー
ラーに当接する側には、スプリングからの押圧方向に対
してほぼ直交する面が複数段設けられ、該複数段の直交
面は該ローラーに押し当てられた状態で回動可能な段差
に形成されると共に、スプリングからの押圧力で該ロー
ラーが該直交面に当接して該カム部材が回動停止可能に
なるように形成しても良い。
【0014】また本発明では、建具を取り付けるための
開口の上縁に請求項1又は3記載の建具用ヒンジの開口
固定部材を固定し、該建具用ヒンジの建具固定部材を建
具に連結して建具を枢支し、該開口の下縁には凸形状の
ヒンジを設け、該下縁に対向する建具の箇所に形成され
た孔に該凸形状ヒンジが嵌合されてなる自閉式建具を提
供する。
【0015】さらに、前記建具に形成された孔内には、
前記凸形状ヒンジに当接して建具の荷重を伝達可能にす
る荷重伝達部材を高さ調節可能に配置することができ
る。
【0016】
【発明の実施の態様】以下、実施例により詳細に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。図1
は本発明の一実施例である建具用ヒンジの斜視図であ
り、図2は図1における側方から建具用ヒンジを見た断
面図であり、図7は図1の建具用ヒンジを備える自閉式
建具としてのドアの正面図である。本発明の建具用ヒン
ジ10は、図7において点線Aで示したような配置、す
なわち、ドア30の上方の隅と開口枠35の角に取り付
けられるものであって、ドア30を押し手方向と引き手
方向の両方向に開くことを可能にする。
【0017】この建具用ヒンジ10は、図1において、
開口枠35に固定されるL形状の開口固定部材11と、
この開口固定部材11の上縁固定部11aから下方へほ
ぼ垂直方向に延設された垂直軸12とを備え、この垂直
軸12の下端12bには、ほぼ水平方向に貫通するよう
に水平軸16が設けられ、この水平軸16の両側にロー
ラー17が回動可能に取り付けられ、一方、垂直軸12
の上端12aには建具固定部材としてのケーシング14
が回動可能に嵌挿されている。そして、スプリング13
及びカム部材15が、ケーシング14の内部に収納され
るように垂直軸12に嵌挿され、スプリング13はケー
シング14に反力を取ってカム部材15をローラー17
に押圧するように配置され、カム部材15はケーシング
14の内面に摺動可能に設けられている。
【0018】ここで、図3(a)は図8の点線A部分を
拡大して示した建具用ヒンジの正面図であり、図3
(b)は図3(a)における建具用ヒンジの鍵の斜視図
である。図1〜図3(a)に示したように、前記開口固
定部材11には複数のねじ孔11bが穿設されており、
この開口固定部材11は、ねじ孔11bからボルト21
を通して、開口枠35に固定される。またケーシング1
4の両側面には複数のねじ孔14aが穿設され、一方、
ドア30の上方の隅には、点線で示されたように、建具
用ヒンジ10を取り付けるための切欠きが形成されてお
り、これらケーシング14とドア30とは、図3(a)
の一点鎖線で示したような形状の連結プレート31が両
側面に螺着されて連結固定される。
【0019】また建具用ヒンジ10には、図3(a)に
おいて2点鎖線で示したように、鍵18が設けられる。
この鍵18は、図3(b)に示したように、上端が開口
18bとなった管体に、水平軸16と相補な形状の切欠
き18aが形成され、両側のローラー17,17の外側
に嵌挿可能に、且つ、両側のローラー17,17とのク
リアランスが最小になるように形成され、ドア30内に
おいて上下方向(両矢印A方向)にスライド可能に埋設
される。
【0020】さらに、前記カム部材15は、図1〜図3
(a)において、図4(a)のものが適用されており、
垂直軸12を通す貫通孔15eが中央に形成され、最も
厚い2つの頂部15b,15cが対向位置に形成され、
この頂部15b,15cから両方向にほぼ90°の位置
に最も薄い2つの谷部分15a,15dが形成され、こ
の頂部15b,15cと谷部分15a,15dとの間に
緩やかな曲面15fが形成されている。このカム部材1
5の谷部分15a,15dにローラー17,17が位置
するとき、図1〜図3(a)に示したように、建具用ヒ
ンジ10のケーシング14は回動初期位置に停止してい
る。
【0021】上述した如き建具用ヒンジ10は、図7の
ドア30と開口枠35の点線Aで囲んだ位置に取り付け
られ、ドア30の下方の点線Bで囲んだ位置には、図8
に示したような、従来タイプのピボットヒンジが設けら
れる。このピボットヒンジは、凸部33aを備えて床3
6に固定されるプレート33と、この凸部33aが貫入
する孔を有するプレート32とからなり、ドア30の下
縁に穿設された孔31に合わせてプレート32が固定さ
れ、プレート33は孔31に凸部33aが挿入可能に配
置される。
【0022】また、上記ピボットヒンジには、図9
(a)(b)に示したような埋込材37を設けることも
できる。このとき、ドア30下縁の孔31は側縁まで延
設され、この孔をドア30側縁から塞ぐように溝切板3
8が固定され、この溝切板38には複数の係止部を備え
る溝38bが形成されている。そして、埋込材37は、
孔31内で上下方向に移動可能に形成されると共に、溝
38bの係止部に係止可能な突出部37aが形成されて
いる。したがって、埋込材37は、その突出部37aを
係止部に係止させて、下端がピボットヒンジの凸部33
aに当接するように配置する。
【0023】次に、図10(a)〜(c)を参照して建
具用ヒンジ10の作用について説明する。なお、図10
(a)〜(c)においては、理解を容易にするために、
建具用ヒンジ10に連結されたドアや、スプリング13
を省略して示した。図3(a)ではドア30が閉まって
いるときの建具用ヒンジ10を正面から図示しており、
この状態での建具用ヒンジ10の斜視図が図10(c)
である。また図10(a)は、ドア30が押し手方向又
は引き手方向に開かれたときの建具用ヒンジ10の斜視
図であり、この逆方向にドア30が開かれたときの建具
用ヒンジ10の斜視図が図10(b)である。
【0024】図10(c)及び図2に示したように、建
具用ヒンジ10のケーシング14が回動初期位置に停止
しているとき、すなわち、ドア30が閉じているとき、
カム部材15はスプリング13からの押圧力を受けて、
その谷部分15a,15dをローラー17,17に当接
させている。そして、ドア30が押し手方向あるいは引
き手方向に開かれると、図10(a)又は図10(b)
に示したように、ケーシング14はカム部材15と共に
垂直軸12のまわりで回動し、カム部材15は回動しな
がらローラー17,17によって押し上げられる。すな
わち、カム部材15は、回動することにより、ローラー
17,17との当接箇所が、谷部分15a,15dから
曲面15f,15fを通って頂部15b,15cに向か
い移動し、この当接箇所の移動により、カム部材15は
スプリング13からの押圧力に対抗しながら、垂直軸1
2に沿って上方(矢印A方向)に押し上げられる。ドア
30が、ほぼ90°近く開かれたときに、ローラー1
7,17はカム部材15の頂部15b,15c付近に当
接し、スプリング13からの押圧力は最大になる。
【0025】一方、開かれたドア30を開放状態で支持
する力が無くなったとき、カム部材15は、スプリング
13の圧力を受けてローラー17,17に押し当てられ
ているため、その当接位置が頂部15b,15cから曲
面15f,15fを通り谷部分15a,15dに向かう
ように導かれて、カム部材15は垂直軸12のまわりで
上記と逆方向に回動する。そして、カム部材15の谷部
分15a,15dがローラー17,17に当接してカム
部材15の回動は停止し、ケーシング14は回動初期位
置に復帰してドア30は閉じられる。
【0026】次に、図3(a)(b)に示した鍵18の
作用について説明する。ドア30が開かれるときには、
図10(a)及び図10(b)に示したように、ドア3
0がケーシング14と共に垂直軸12まわりに回動す
る。これに対し、ドア30に固定された鍵18をドア3
0内から上昇させると、その上端開口18bが両側のロ
ーラー17,17の外周に嵌挿されるので、ドア30の
垂直軸12まわりの回動が不可能となり、これによっ
て、ドア30は閉められた状態で施錠される。
【0027】次に、カム部材15とは異なる形状に形成
されたカム部材について説明する。図4(a)〜(f)
は建具用ヒンジ10に適用するため、それぞれ異なる形
状に形成されたカム部材の斜視図であり、図6(a)〜
(f)はカム部材の展開図であり、図5は図6における
カム部材の展開位置を示した平面図である。なお、図4
と図6における(a)〜(f)はそれぞれ同じカム部材
を示している。
【0028】図4(b)及び図6(b)に示したカム部
材41では、垂直軸12を通す貫通孔15eが中央に形
成され、ローラー17,17の押圧方向に直交し、最も
厚い2つの平面部分41b,41cが対向位置に形成さ
れ、最も薄い2つの谷部分41a,41dが形成され、
各谷部分41a,41dからはそれぞれ平面部分41
b,41cに向かって緩やかな曲面41fと垂直面41
gとが形成されている。このカム部材41では、谷部分
41a,41dにローラー17,17が位置するとき
に、建具用ヒンジ10のケーシング14は回動初期位置
に停止する。また、カム部材41とローラー17,17
との当接位置は、谷部分41a,41dから曲面41f
を通って平面部分41b,41cまでの間で移動可能
で、谷部分41a,41dから垂直面41gを通って平
面部分41b,41cに移動することは不可能であり、
これによって、カム部材41を備える建具用ヒンジで
は、ドアを押し手側か引き手側の何れか一方向のみに開
くことが可能になる。さらに、ローラー17,17が曲
面41fと当接しているときには、スプリング13から
の押圧力で、ローラー17,17が谷部分41a,41
dに戻るよう、すなわち、ドアを閉める方向にカム部材
41を回動させる。
【0029】また図4(c)及び図6(c)に示したカ
ム部材42は、図4(a)及び図6(a)のカム部材1
5と同じ構成に加えて、ローラー17,17が係止して
停止可能な溝42gが、頂部15b,15cに形成され
ている。なお、図4(c)及び図6(c)において、図
4(a)及び図6(a)のカム部材15と同じ構成につ
いては、同じ符号で図示することにより説明は省略す
る。カム部材42を備える建具用ヒンジでは、ローラー
17,17が谷部分15a,15dに位置するときに、
建具用ヒンジ10のケーシング14は回動初期位置に停
止し、ドアは閉じられている。また谷部分15a,15
dから両方向に曲面15fが形成されているので、ロー
ラー17,17は両方向に移動可能となり、ドアは押し
手側と引き手側との両方向の何れにも開くことができ
る。そして、ローラー17,17が溝42gに係止して
いるときに、ドアは押し手側または引き手側に90°開
いた状態で保持される。ローラー17,17が曲面15
fと当接しているときには、スプリング13からの押圧
力で、ローラー17,17が谷部分15a,15dに戻
るようにカム部材41は回動されて、ドアは自動的に閉
じられる。
【0030】さらに、図4(d)及び図6(d)に示し
たカム部材43では、垂直軸12を通す貫通孔15eが
中央に形成され、最も厚い2つの平面部分43b,43
cが対向配置で形成され、ここから、ほぼ90°回転し
た位置に最も薄い2つの平面部分43a,43dが対向
配置で形成され、さらに、これら平面部分43b,43
cと平面部分43a,43dとのそれぞれの間には、所
定の段差で各二段の平面部分43f,43gが形成され
て、これら全ての平面部分は、ローラー17,17の押
圧方向に直交するように形成される。上記カム部材43
を備える建具用ヒンジでは、ローラー17,17が、い
ずれの平面部分43a,43d,43b,43c,43
f,43gに位置するときにも停止状態で保持され、一
方、ドアが開閉方向に力を受けたときには、いずれの段
差をものり越えて転動するので、ドアは押し手側と引き
手側との両方向の何れにも開くことができる。
【0031】図4(e)及び図6(e)に示したカム部
材44では、垂直軸12を通す貫通孔15eが中央に形
成され、最も厚い2つの平面部分44b,44cが対向
配置で形成され、ここから、ほぼ90°回転した位置に
最も薄い2つの谷部分44a,44dが形成され、谷部
分44a,44dからは平面部分44b,44cに向か
って両方向に緩やかな曲面41fが形成され、平面部分
44b,44cと各曲面41fとの間には、ローラー1
7,17がのり越えることができる程度の段差44gが
設けられている。上記カム部材44を備える建具用ヒン
ジでは、ローラー17,17が谷部分44a,44dに
位置するときに、建具用ヒンジ10のケーシング14は
回動初期位置に停止し、ドアは閉じられている。また谷
部分44a,44dから両方向に曲面44fが形成され
ているので、ローラー17,17は両方向に移動可能と
なり、ドアは押し手側と引き手側との両方向の何れにも
開くことができる。さらに、ローラー17,17が曲面
44fと当接しているときには、谷部分44a,44d
に向けてカム部材41を回動させる力が作用するので、
ドアは自動的に閉じられ、一方、ローラー17,17が
段差44gを乗り越えて平面部分44b,44cと当接
しているときには、ドアは開放状態で保持される。な
お、上記段差44gは、同様な形状にて、ローラー1
7,17がのり越え不可能な段差に形成することも可能
であり、このように段差44gを形成すると、ローラー
17,17が段差44gに当接した時点で、カム部材4
4はそれ以上の回動が不可能となり、したがって、ドア
の開く角度は制限される。
【0032】また図4(f)及び図6(f)に示したカ
ム部材45では、最も薄い1つの谷部分45aが形成さ
れ、この谷部分45aの対向位置に最も厚い1つの頂部
45bが溝45gを備えて形成され、谷部分45aから
頂部45bへ向かって両方向に緩やかな曲面45b,4
5cが形成されている。上記カム部材45備える建具用
ヒンジでは、上記とは異なり、ローラー17を一つだけ
備える構成とし、ローラー17が谷部分45aに位置す
るときに、建具用ヒンジ10のケーシング14は回動初
期位置に停止し、ドアは閉じられている。またローラー
17は、谷部分45aから曲面45b,45cの何れか
を通って、両方向にほぼ180°回転させることができ
て、ドアは押し手側と引き手側との両方向の何れにも開
くことが可能となる。そして、ローラー17,17が溝
45gに係止することにより、ドアは押し手側または引
き手側に180°開いた状態で保持される。
【0033】
【発明の効果】本発明の建具用ヒンジでは、初期位置復
帰手段としてカム部材と、ローラーと、スプリングとを
備えるので、建具を回動可能に支持すると共に、開かれ
た建具を自動的に回動初期位置まで回動させて閉じるこ
とが可能になった。
【0034】また本発明の建具用ヒンジでは、建具固定
部材の回動を停止させる回動停止手段を備えるので、建
具を取り付けるための開口に鍵穴を穿設する従来の鍵を
必要とせず、ヒンジ自体の操作により建具に施錠するこ
とが可能になった。
【0035】さらに本発明の建具用ヒンジでは、垂直軸
の下端にローラーが枢着され、垂直軸に回動可能に嵌挿
されてローラーに当接するようにカム部材が配置され、
スプリングが垂直軸に嵌挿されてカム部材をローラーに
押圧し、垂直軸に回動可能に嵌挿されてスプリングとカ
ム部材とを内部に収納して建具に連結される建具固定部
材とを備え、建具を開いたときに建具固定部材はカム部
材と共に回動し、このカム部材は、その下面に当接する
ローラーによってスプリングの押圧力に対向して押し上
げられ、垂直軸に沿って建具固定部材の内面に摺動す
る。そして、建具を開く力が作用し無くなると、カム部
材は上からのスプリングの押圧力により押し下げられ
て、その下面に当接するローラーに導かれて回動する。
カム部材の回動により建具固定部材を介して建具は閉じ
る方向に回動される。したがって、建具を回動可能に支
持すると共に、ヒンジ以外の部品として形成されたドア
クローザーを別途設けることなく、開かれた建具を自動
的に回動初期位置まで回動させて閉じることが可能にな
った。
【0036】さらに又、本発明の建具用ヒンジでは、カ
ム部材におけるローラーに当接する側に、スプリングか
らの押圧力でローラーが当接してカム部材を回動停止さ
せる箇所と、スプリングからの押圧力でローラが回動停
止箇所に向けて摺動又は転動してカム部材を回動させる
斜面又は曲面とが形成されたので、建具を回動可能に支
持すると共に、開かれた建具を所定角度で回動停止させ
ることができる。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である建具用ヒンジの斜視図
である。
【図2】図1の建具用ヒンジの断面図である。
【図3】(a)は図8の点線A部分の拡大して示した建
具用ヒンジの正面図であり、(b)は建具用ヒンジの鍵
を拡大した斜視図である。
【図4】(a)〜(f)は建具用ヒンジに用いるため、
それぞれ異なる形状に形成されたカム部材の斜視図であ
る。
【図5】図6におけるカム部材の展開位置を示す平面図
である。
【図6】(a)〜(f)は図4におけるカム部材の展開
図である。
【図7】図1の建具用ヒンジを備える自閉式建具の正面
図である。
【図8】図7の点線B部分の拡大図である。
【図9】(a)(b)は図8とは異なる実施態様を示し
た側面図および正面図である。
【図10】(a)(b)は図1の建具用ヒンジにおい
て、建具固定部材が回動された際の各構成の位置関係を
説明するために示された斜視図であり、(c)は建具固
定部材が回動初期位置にある状態を示す建具用ヒンジの
斜視図である。
【符号の説明】
10 建具用ヒンジ 11 開口固定部材 12 垂直軸 13 スプリング 14 ケーシング(建具固定部材) 15 カム部材 17 ローラー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建具を取り付けるための開口に固定され
    る開口固定部材と、該開口固定部材に回動可能に支持さ
    れると共に建具に連結される建具固定部材と、回動した
    該建具固定部材を回動初期位置に復帰させる初期位置復
    帰手段を備える建具用ヒンジ。
  2. 【請求項2】 前記建具固定部材の回動を停止させる回
    動停止手段を備えた請求項1記載の建具用ヒンジ。
  3. 【請求項3】 建具を取り付けるための開口に固定され
    る開口固定部材と、該開口固定部材から下方へほぼ垂直
    方向に延設された垂直軸と、該垂直軸の下端に枢着され
    たローラーと、該垂直軸に回動可能に嵌挿されて該ロー
    ラーに当接するように配置されたカム部材と、該垂直軸
    に嵌挿されて該カム部材を該ローラーに押圧するスプリ
    ングと、該垂直軸に回動可能に嵌挿されて該スプリング
    と該カム部材とを内部に収納して建具に連結される建具
    固定部材とを備えたことを特徴とする建具用ヒンジ。
  4. 【請求項4】 前記カム部材における前記ローラーに当
    接する側には、スプリングからの押圧力で該ローラーが
    当接して該カム部材を回動停止させる箇所と、スプリン
    グからの押圧力で該ローラが該回動停止箇所に向けて摺
    動又は転動して該カム部材を回動させる斜面、曲面又は
    これらを組み合わせた面と、が形成されたことを特徴と
    する請求項3記載の建具用ヒンジ。
  5. 【請求項5】 前記カム部材における前記ローラーに当
    接する側には、スプリングからの押圧方向に対してほぼ
    直交する面が複数段設けられ、該複数段の直交面は該ロ
    ーラーに押し当てられた状態で回動可能な段差に形成さ
    れると共に、スプリングからの押圧力で該ローラーが該
    直交面に当接して該カム部材を回動停止可能にすること
    を特徴とする請求項3記載の建具用ヒンジ。
  6. 【請求項6】 建具を取り付けるための開口の上縁に、
    請求項1又は3記載の建具用ヒンジの開口固定部材を固
    定し、該建具用ヒンジの建具固定部材を建具に連結して
    建具を枢支し、該開口の下縁には凸形状のヒンジを設
    け、該下縁に対向する建具の箇所に形成された孔に該凸
    形状ヒンジが嵌合されてなる自閉式建具。
  7. 【請求項7】 前記建具に形成された孔内には、前記凸
    形状ヒンジに当接して建具の荷重を伝達可能にする荷重
    伝達部材を高さ調節可能に配置したことを特徴とする請
    求項6記載の自閉式建具。
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