JP2000345963A - 片頭式ピストン製造用素材の製造方法 - Google Patents

片頭式ピストン製造用素材の製造方法

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JP2000345963A
JP2000345963A JP11152239A JP15223999A JP2000345963A JP 2000345963 A JP2000345963 A JP 2000345963A JP 11152239 A JP11152239 A JP 11152239A JP 15223999 A JP15223999 A JP 15223999A JP 2000345963 A JP2000345963 A JP 2000345963A
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Takayuki Kato
崇行 加藤
Masato Takamatsu
正人 高松
Seiji Katayama
誠二 片山
Shigeo Fukushima
茂男 福嶋
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中空の頭部を含む本体部材と閉塞部材とを相
対回転不能に固定し、軽量な片頭式ピストン製造用素材
を容易に製造し得る方法を提供する。 【解決手段】 片頭式ピストン2個分の首部が互いに隣
接して一体形成された二連首部106,二連首部106
の両端に連なる中空頭部108を備えた本体部材102
の中空円筒状の部分の内周面に係合溝110を形成す
る。閉塞部材104の嵌合突部120の外周面に突条1
24を形成し、嵌合突部120の外周面の本体部材10
2の内周面への圧入と同時に突条124を係合溝110
に圧入し、係合溝110,突条124のしまり嵌合によ
り閉塞部材104と本体部材102との相対回転を防止
する。閉塞部材に係合溝を設け、本体部材に突条を設け
てもよく、係合突部,係合凹部をスナップアクションに
より係合させてもよく、ローレット目同士,セレーショ
ン同士の係合により相対回転を防止してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は片頭式ピストン製造
用素材の製造方法に関するものであり、特に、素材の軽
量化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】片頭式ピストンは、例えば、特開平9−
256952号公報に記載されているように、斜板式圧
縮機に用いられる。この斜板式圧縮機の片頭式ピストン
は、頭部と、その頭部と一体的に設けられた首部とを備
えている。頭部はハウジングに設けられたシリンダボア
に軸方向に移動可能に嵌合され、首部は一対のシューを
介して斜板を表裏両面から相対移動可能に挟持してお
り、斜板の回転により片頭式ピストンが往復移動させら
れ、ガスの吸入,圧縮が行われる。
【0003】上記公報においては、1個の片頭式ピスト
ン製造用素材から2個の片頭式ピストンを製造すること
が提案されている。2個の片頭式ピストンを首部同士が
軸方向に並ぶ状態で一体とした素材を鋳造あるいは鍛造
により成形した後、頭部の外周面等の切削加工、素材の
表面を覆うコーティング層の形成、頭部の外周面の研磨
等を行った後、素材を2つに切断し、2個の片頭式ピス
トンを得るのである。この製造方法によれば、上記公報
に詳細に記載されているように、片頭式ピストン製造用
素材を、2個の片頭式ピストンを首部同士において軸方
向に接続し、一体とした形状に成形するため、素材その
ものの生産性が向上し、また、片頭式ピストン2個分の
素材に一度に切削加工や塗装(例えば、ポリテトラフル
オロエチレンのコーティング)を施すことができるた
め、それらを容易にかつ迅速に行うことができる。さら
に、素材を構成する2個の頭部の軸方向の距離が長く確
保されるため、頭部外周面のセンタレス研削を安定して
行うことができ、研削加工を容易に行うことができる。
【0004】また、特開平10−159725号公報に
おいては、片頭式ピストンの頭部を中空とし、片頭式ピ
ストンを軽量化することが提案されている。頭部を有底
円筒状の容器部とその容器部の開口を閉塞する閉塞部材
とを含むものとし、開口に閉塞部材を嵌合した後、容器
部の開口周縁部をかしめて閉塞部材を容器部に固着する
のである。この片頭式ピストンは頭部が中空で軽量であ
り、また、首部および容器部を含む部分と閉塞部材との
2部材により構成されるが、気体の圧縮時に閉塞部材に
作用する力は閉塞部材を容器部に押しつける向きに作用
するため、閉塞部材が外れる恐れはない。また、片頭式
ピストンの往復移動時に閉塞部材にそれを容器部から引
き離す向きの慣性力が作用するが、閉塞部材は質量が小
さいため、慣性力が小さく、やはり外れる恐れはない。
さらに、片頭式ピストンには、その往復移動時に斜板か
ら移動方向と直角な方向のサイドフォースが作用する
が、このサイドフォースに基づく曲げモーメントが閉塞
部材の位置では小さいため、この曲げモーメントによっ
ても閉塞部材が外れる恐れはない。
【0005】しかしながら、特開平9−256952号
公報に記載の製造方法により得られる片頭式ピストン製
造用素材は重く、製品としての片頭式ピストンの軽量化
が困難である。また、特開平10−159725号公報
に記載の製造方法では、素材の切削加工時に閉塞部材が
容器部に対して相対回転してしまう恐れがある。閉塞部
材が容器部にかしめにより固着された状態の片頭式ピス
トン製造用素材の外周面に切削加工を施すに当たり、例
えば、特開平9−256952号公報に記載されている
ように、閉塞部材に保持部を突設し、その保持部をチャ
ックにより保持して回転トルクを伝達する場合、かしめ
による閉塞部材と容器部との結合では結合力が不足し、
閉塞部材が容器部に対して相対回転し、素材が破損して
しまう恐れがあるのである。
【0006】以上は、ピストンの首部が、斜板を両側か
ら挟み、シューを介して斜板と係合するものである場合
について説明したが、それ以外の形式の斜板式圧縮機、
ウェーブカム式圧縮機等斜板式以外の圧縮機に用いられ
る片頭式ピストンの製造用素材およびそれの製造方法に
おいても、同様の問題が生じ得る。本明細書において
は、片頭式ピストンなる用語は、これらすべてを包含す
る用語として使用する。したがって、首部とは、ピスト
ンの駆動装置と係合する部分を意味することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果】本発明は、以上の事情を背景とし、頭部が中空で軽
い片頭式ピストンを容易に製造し得る片頭式ピストン製
造用素材およびその素材の製造方法を得ることを課題と
してなされたものであり、本発明によって、下記各態様
の片頭式ピストン製造用素材およびそれの製造方法が得
られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に
番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式
で記載する。これは、あくまでも本発明の理解を容易に
するためであり、本明細書に記載の技術的特徴およびそ
れらの組合わせが以下の各項に記載のものに限定される
と解釈されるべきではない。また、1つの項に記載され
た複数の事項は、常に一緒に採用しなければならないわ
けではなく、別個に採用することも可能である。 (1)頭部と、その頭部と一体的に設けられ、駆動部材
と係合させられる首部とを備えた片頭式ピストンを製造
するための素材を製造する方法であって、片頭式ピスト
ン2個分の首部が互いに隣接して一体形成された二連首
部と、それら二連首部の両端に連なってそれぞれ一体形
成され、少なくとも首部から遠い側の端部が中空円筒状
をなす2個の中空頭部とを備えた本体部材を製造する工
程と、その本体部材の前記中空円筒状をなす端部の前記
首部から遠い側の開口をそれぞれ閉塞する閉塞部材を製
造する工程と、前記本体部材に、その本体部材の前記開
口を閉塞する状態で前記閉塞部材をそれぞれ固定する工
程とを含む片頭式ピストン製造用素材の製造方法(請求
項1)。本態様の製造方法によれば、1個の片頭式ピス
トン製造用素材から頭部が中空で軽い2個の片頭式ピス
トンを製造することができ、前述の頭部外周面等の切削
加工,塗装,センタレス研削等が容易となる効果が得ら
れる。しかも、素材は、殆ど全長にわたる本体部材が一
体に形成され、両端において閉塞部材と接合されるのみ
であるため、例えば、二連首部と各頭部との間で接合し
て頭部を中空にした素材を製造する場合に比較して、接
合の精度が素材全体の寸法精度に悪影響を及ぼすことが
少なく、切削加工の取り代を小さくすることができる。
また、切削加工においては、切削抵抗に基づく曲げモー
メントが素材に加えられることを避け得ないのである
が、この曲げモーメントの大きい箇所には接合部が存在
しないため、その点から取り代が制限されることもな
い。したがって、素材の切削加工の能率を向上させるこ
とが容易である。さらに、製品となった後に、万一、接
合部に微小な相対移動や変形が生じた場合にも、接合部
が片頭式ピストンの端近傍であるため、片頭式ピストン
全体の寸法精度に影響を与えることが少ない。 (2)前記閉塞部材に、前記本体部材の前記中空円筒状
をなす部分の内周面と外周面において嵌合する嵌合突部
を形成するとともに、それら外周面と内周面との一方に
軸方向に延びる係合突部を、他方にその係合突部と係合
する係合凹部をそれぞれ形成し、外周面と内周面とを嵌
合すると同時に係合突部と係合凹部とを係合させて前記
本体部材と前記閉塞部材との相対回転を防止する (1)項
に記載の片頭式ピストン製造用素材の製造方法。本態様
においては、閉塞部材と本体部材とが外周面と内周面と
において互いに嵌合されるため、両者の同心度を確保す
ることが容易であり、全体として寸法精度の高い素材が
得られる。また、閉塞部材と本体部材との相対回転が、
係合突部と係合凹部との係合により確実に阻止されるた
め、素材の切削加工が容易となる。例えば、閉塞部材の
外面の中央部に被保持突部を設け、この突部をチャック
により保持して素材を回転させ、頭部の外周面等に切削
加工を施す場合に、閉塞部材と本体部材との間に相対回
転が生じる恐れがなく、切削加工を能率よく行うことが
できるのである。係合突部および係合凹部はそれぞれ、
少なくとも1個ずつ形成される。係合突部の幅は係合凹
部の幅よりやや大きくすることが望ましい。そのように
すれば、係合突部は係合凹部にしまり嵌合することとな
り、本体部材と閉塞部材との相対回転を確実に阻止する
ことができる。また、係合突部と係合凹部とのしまり嵌
合により、閉塞部材と本体部材との接合強度が高まるた
め、内周面と外周面とをしまり嵌合させることが不要と
なり、あるいはしまり嵌合の嵌合代を小さくすることが
でき、嵌合に伴う中空円筒状部の半径方向への膨張がな
いか、あるいは小さくて済む。その結果、例えば、中空
円筒状部の外周面を切削加工する際に加工量が少なくて
済み、加工を短時間で行うことができるとともに、素材
の強度の低下を小さく抑えることができる。 (3)前記係合突部と前記係合凹部との少なくとも一方
の、前記外周面と内周面とを嵌合させる際に最初に係合
を始める端部に、両者の係合を案内するガイド部を形成
する (2)項に記載の片頭式ピストン製造用素材の製造方
法。ガイド部の案内により、係合突部と係合凹部とをス
ムーズに係合させることができる。この効果は、係合突
部と係合凹部とがしまり嵌合される場合に特に有効であ
る。 (4)前記係合突部を、前記係合凹部と最初に係合を開
始する側の端から反対側の端に向かって幅が漸増する形
状とする (2)項または (3)項に記載の片頭式ピストン製
造用素材の製造方法。係合凹部の幅は、一定にしてもよ
く、あるいは係合突部の幅の増加に対応して幅が増加す
るテーパ状の係合凹部としてもよい。係合突部の係合凹
部と最初に係合を開始する側の端の幅は、係合凹部の係
合突部と最初に係合を開始する側の端の幅より小さくす
ることが望ましい。本態様も、係合突部と係合凹部とが
しまり嵌合される場合に特に有効である。係合突部を係
合凹部に圧入し易いからである。 (5)前記閉塞部材の嵌合突部の外周面と、前記本体部
材の前記中空円筒状をなす部分の内周面との一方に係合
突部を、他方に係合凹部を形成し、それら係合突部およ
び係合凹部の形状を、前記外周面と内周面とが嵌合され
る際には、本体部材の前記中空円筒状をなす部分と閉塞
部材の前記嵌合突部をなす部分との少なくとも一方の弾
性変形を伴うスナップアクションにより係合突部と係合
凹部とが係合し、一旦係合した後は、係合突部と係合凹
部とが周方向に相対移動不能に係合する形状とする (2)
項に記載の片頭式ピストン製造用素材の製造方法。係合
凹部は、本体部材の軸方向および周方向においてそれぞ
れ係合突部を収容可能な大きさを有する。本体部材の中
空円筒状をなす部分と閉塞部材の嵌合突部をなす部分と
の少なくとも一方が弾性変形するのは、嵌合突部が本体
部材に嵌合され、係合突部が係合凹部に係合させられる
ときのみであり、係合突部が係合凹部内に収容されれ
ば、上記少なくとも一方は弾性変形のない状態に戻る。
係合突部および係合凹部の本体部材の軸方向に直角な係
合面同士の係合により、閉塞部材の本体部材からの抜出
しが防止され、上記軸方向に平行な側面同士の係合によ
り相対回転が防止される。なお、本体部材の中空円筒状
をなす部分と閉塞部材の嵌合突部をなす部分との少なく
とも一方に、その一方自身あるいは他方の弾性変形を容
易にするための切欠等を形成することが可能である。例
えば、閉塞部材の嵌合突部を、円環状の嵌合突部とし、
その円環状嵌合突部の、係合凹部あるいは係合突部の両
側に、円環状嵌合突部の端面から軸方向に平行に切り込
まれるとともに半径方向に貫通した1対ずつの切欠を形
成し、あるいは、嵌合突部の外周面と中空円筒状部分の
内周面との少なくとも一方の、係合突部あるいは係合凹
部に周方向において隣接する部分に、切欠を形成するの
である。前者によれば、1対の切欠に挟まれた部分の弾
性曲げ変形が容易になり、後者によれば、相手方部材の
係合突部あるいは係合凹部を備えた部分の内周側あるい
は外周側への弾性変形時にその部分に隣接する部分の反
対側への弾性変形が切欠により許容され、相手方部材の
弾性変形が容易になる。本態様によれば、本体部材の膨
らみを生ずることなく、閉塞部材を本体部材に相対回転
不能かつ軸方向に相対移動不能に固定することができ
る。 (6)前記閉塞部材の嵌合突部の外周面に周方向に連続
しない凹部を少なくとも1つ形成するとともに、その嵌
合突部を前記本体部材の前記中空円筒状をなす部分の内
側に嵌合した後、その中空円筒状をなす部分の、凹部に
対応する部分を内周側へ塑性変形により膨出させて凹部
と係合させる (1)項に記載の片頭式ピストン製造用素材
の製造方法。本態様によれば、本体部材の中空円筒状を
なす部分であって、内周側へ膨出させられた部分と凹部
との係合により、閉塞部材と本体部材とを相対回転不能
かつ軸方向に相対移動不能に固定することができる。 (7)前記閉塞部材の嵌合突部の外周面と前記本体部材
の前記中空円筒状をなす部分の内周面との少なくとも一
方に、全周にわたって多数の突部を形成し、外周面と内
周面との嵌合時にそれら突部を相手側の面に食い込ませ
て閉塞部材と本体部材との相対回転を防止する (1)項に
記載の片頭式ピストン製造用素材の製造方法。 (8)前記突部がローレット目である (7)項に記載の片
頭式ピストン製造用素材の製造方法。 (9)前記突部がセレーションである (7)項に記載の片
頭式ピストン製造用素材の製造方法。 (10)前記閉塞部材と前記本体部材とを接着材により
接着する (1)項ないし (9)項のいずれか1つに記載の片
頭式ピストン製造用素材の製造方法。接着材による接着
のみによっても、閉塞部材と本体部材とを相対回転不能
かつ軸方向に相対移動不能に固定することができるが、
(2)項ないし (9)項にそれぞれ記載の方法と併せれば、
閉塞部材と本体部材とをより確実に相対回転不能かつ軸
方向に相対移動不能に固定することができる。下記(1
1),(12)項に記載の態様についても同様のことが言え
る。 (11)前記閉塞部材と前記本体部材とを、それらより
融点の低い低融点合金により接合する (1)項ないし (9)
項のいずれか1つに記載の片頭式ピストン製造用素材の
製造方法。 (12)前記閉塞部材と前記本体部材とを溶接により接
合する (1)項ないし (9)項のいずれか1つに記載の片頭
式ピストン製造用素材の製造方法。溶接には、例えば、
電子ビーム溶接,レーザビーム溶接等、種々の態様があ
る。溶接は、真空状態で行ってもよく、非真空状態で行
ってもよい。例えば、電子ビーム溶接は真空状態で行わ
れ、加熱による空気の膨張がないため、閉塞部材により
開口が閉じられた本体部材内の空気を外に逃がす必要が
なく、ピストンを空気逃がし孔のないものとすることが
できる。 (13)頭部と、その頭部と一体的に設けられ、駆動部
材と係合させられる首部とを備えた片頭式ピストンを製
造するための素材であって、片頭式ピストン2個分の首
部が互いに隣接して一体形成された二連首部と、それら
二連首部の両端に連なってそれぞれ一体形成され、少な
くとも首部から遠い側の端部が中空円筒状をなす2個の
中空頭部とを備えた本体部材に、本体部材の中空円筒状
をなす端部の前記首部から遠い側の開口をそれぞれ閉塞
する状態で2個の閉塞部材が固定されて成る片頭式ピス
トン製造用素材。(2)項ないし(12)項の特徴は本項の片
頭式ピストン製造用素材にも適用可能である。本態様に
よれば、 (1)項に記載の作用および効果が得られる。
(2)項ないし(12)項の各特徴を本項の片頭式ピストン製
造用素材に適用すれば、それら特徴による各作用および
効果も得られる。 (14)頭部と、その頭部と一体的に設けられ、駆動部
材と係合させられる首部とを備えた片頭式ピストンを製
造するための素材を製造する方法であって、前記頭部の
前記首部から遠い側の端部を中空円筒状に形成した本体
部材を製造する工程と、その本体部材の、中空円筒状の
部分の前記首部から遠い側の開口を閉塞する閉塞部材を
製造する工程と、製造した本体部材と閉塞部材とを、凹
凸の係合により相対回転が防止される状態に嵌合する工
程とを含む片頭式ピストン製造用素材の製造方法(請求
項2)。(3)項ないし(11)項の特徴は本項の片頭式ピス
トン製造用素材の製造方法にも適用可能である。本態様
によれば、 (1)項に記載の作用および効果のうち、1個
の片頭式ピストン製造用素材から2個の片頭式ピストン
を得ることに関連する作用および効果を除いた作用およ
び効果と、 (2)項に記載の作用効果とが得られる。 (3)
項ないし(11)項の各特徴を本項の片頭式ピストン製造用
素材の製造方法に適用すれば、それら特徴による各作用
および効果も得られる。 (15) 項についても同じであ
る。 (15)頭部と、その頭部と一体的に設けられ、駆動部
材と係合させられる係合部とを備えた片頭式ピストンを
製造するための素材であって、前記頭部の前記首部から
遠い側の端部が中空円筒状に形成された本体部材の、中
空円筒状の部分の前記首部から遠い側の開口が、閉塞部
材により閉塞され、かつ、それら本体部材と閉塞部材と
が凹凸の係合により相対回転が防止される状態に嵌合さ
れて成る片頭式ピストン製造用素材。(3)項ないし(11)
項の特徴は本項の片頭式ピストン製造用素材にも適用可
能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、車両空調システムに用いら
れる斜板式圧縮機の片頭式ピストンを製造するための製
造用素材の製造を例に取り、図面に基づいて詳細に説明
する。図1には斜板式圧縮機が図示されている。図1に
おいて符号10はハウジングである。ハウジング10
は、製造の都合上、複数の部材が一体的に組み付けられ
て成る。本実施形態においてハウジング10は、フロン
トハウジング12,シリンダブロック14,弁・ポート
形成体16およびリヤハウジング18が一体的に組み付
けられて成るのであり、これらフロントハウジング12
等は組付け後は一体のハウジング10として機能する。
【0009】フロントハウジング12とシリンダブロッ
ク14とに囲まれてクランク室20が形成されており、
クランク室20内には回転軸22が配設されている。回
転軸22は、フロントハウジング12とシリンダブロッ
ク14とにより、両端部を回転可能に支持されるととも
に、図示しない駆動源の一種である外部駆動源としての
車両エンジンに、電磁クラッチ等のクラッチ機構を介し
て連結されている。したがって、車両エンジンの作動時
に、クラッチ機構によって回転軸22が車両エンジンに
接続されれば、回転軸22が自身の軸線まわりに回転さ
せられる。
【0010】回転軸22には、斜板26が回転軸22に
対して、その軸線方向へ移動可能かつ傾斜可能に支持さ
れている。斜板26には、回転軸22に固定の回転伝達
部材28およびヒンジ機構30によって回転軸22の回
転が伝達される。ヒンジ機構30は、回転伝達部材28
に形成された係合孔32と、斜板26と一体的に設けら
れた係合突部34とを含み、係合突部34は係合孔32
に嵌合されて、回転軸22の回転を斜板26に伝達する
とともに、斜板26の回転軸22に対する軸線方向の相
対移動および傾斜を許容する。
【0011】斜板26の外周部には、複数の片頭式ピス
トン38(以下、ピストン38と略称する。なお、図1
には、ピストン38は1個のみ図示されている。)が係
合させられている。ピストン38は、頭部40と、頭部
40と一体的に設けられた首部42とを備えている。頭
部40は、シリンダブロック14に形成された複数のシ
リンダボア44の一つに軸方向に相対移動可能に嵌合さ
れ、首部42は一対のシュー46を介して斜板26の外
周部を相対移動可能に保持しており、ピストン38は斜
板26の回転により往復移動させられる。複数のシリン
ダボア44は、回転軸22の回転軸線を中心とする一円
周上に間隔を隔てて、図示の例では等角度間隔で形成さ
れている。本実施形態においては、斜板26が駆動部材
を構成し、回転軸22,駆動源としての車両エンジン,
回転伝達装置を構成するヒンジ機構30等が駆動部材駆
動装置を構成している。ピストン38の構成について
は、後に詳細に説明する。
【0012】前記リヤハウジング18には吸入室50お
よび吐出室52が形成され、弁・ポート形成体16に
は、吸入ポート54,吸入弁56,吐出ポート58およ
び吐出弁60が形成されている。吸入室50内の冷媒ガ
スは、上記ピストン38の上死点側から下死点側への移
動により、吸入ポート54および吸入弁56を通ってシ
リンダボア44に吸入され、吸入された冷媒ガスは、ピ
ストン38の下死点側から上死点側への移動により所定
の圧力まで圧縮されるとともに、吐出ポート58,吐出
弁60を通って吐出室52へ吐出される。
【0013】斜板26の傾斜角度(回転軸22の回転軸
線と直角な平面に対する傾斜角度)が大きいほど、ピス
トン38の往復ストロークが長くなり、吐出容量が多く
なる。斜板26の傾斜角度は、冷房負荷等に応じてクラ
ンク室20内の圧力が調節されることにより変更され
る。クランク室20と吸入室50とは、排気通路62に
より接続され、クランク室20と吐出室52とは給気通
路64により接続されるとともに、給気通路64の途中
には容量制御弁66が設けられている。
【0014】容量制御弁66は電磁弁であり、ソレノイ
ド68はコンピュータを主体とする制御装置(図示省
略)により励磁,消磁され、冷房負荷等に応じて供給電
流量が設定されて容量制御弁66の開度が調節される。
それにより、クランク室20の圧力が変更されて、ピス
トン38の前後に作用するクランク室20の圧力とシリ
ンダボア44の圧力との差が調節され、斜板26の傾斜
角度が変更されてピストン38のストロークが変更さ
れ、吐出容量が調節される。ソレノイド68の消磁状態
では、図1に示すように、容量制御弁66が全開させら
れ、供給電流が多いほど開度が小さくなる。容量制御弁
66が開いた状態では、吐出室52内の高圧の冷媒ガス
が給気通路64を介してクランク室20へ供給される。
ソレノイド68への供給電流量を多くし、容量制御弁6
6の開度を小さくするほど冷媒ガスの供給量が減り、ク
ランク室20の圧力が低下して斜板26の傾斜角度が大
きくなり、吐出容量が多くなる。そして、このソレノイ
ド68の励磁により容量制御弁66が閉じられ、クラン
ク室20内の冷媒ガスが排気通路62を通って排出さ
れ、クランク室20の圧力が低下して斜板26の傾斜角
度が最大となり、ピストン38のストロークが大きくな
って吐出容量が最大となる。したがって、冷房負荷等が
大きいほど、容量制御弁66の開度が小さくされて(開
度0も含む)、斜板26の傾斜角度が大きくされ、吐出
容量が多くされる。本実施形態においては、容量制御弁
66,制御装置等が斜板傾斜角度調節装置ないし吐出容
量調節装置を構成している。
【0015】前記ピストン38を説明する。ピストン3
8の前記首部42の頭部40から遠い側の端部は、図2
に示すように、断面形状がコの字形をなし、コの字の一
対の側壁にそれぞれ、凹部70が互いに対向して形成さ
れている。これら凹部70の内面は球面状をなし、前記
一対のシュー46は、斜板26の外周部の表裏両面に接
触し、斜板26を挟持するとともに凹部70に収容され
ている。首部42はシュー46を介して斜板26と係合
し、本実施形態においては、首部42が駆動部材と係合
する係合部を構成している。
【0016】また、ピストン38の前記頭部40は、前
記首部42と一体的に設けられ、首部42側とは反対側
に開口する有底円筒状の頭部本体部76と、頭部本体部
76に固定され、頭部本体部76の開口を閉塞する閉塞
部材78とを含む。頭部本体部76の中空円筒状をなす
部分の内周面の開口端には、図3および図4に示すよう
に、頭部本体部76の端面に開口し、軸方向に延びる係
合凹部たる係合溝80が複数個、図示の例では4個、周
方向に間隔を隔てて、図示の例では等角度間隔に形成さ
れている。係合溝80は、その頭部本体部76の開口側
とは反対側の部分は幅が一定のストレート溝部82とさ
れ、開口側の部分は、開口側ほど幅が直線的に漸増する
テーパ溝部84とされている。また、頭部本体部76の
外周面の開口側端部には、図3に示すように、面取り8
6が施されており、頭部本体部76の中空円筒状の部分
の内周面の開口側端部にも面取り88が施されている。
【0017】閉塞部材78は概して円板状を成し、図5
および図6に示すように、その一方の端面に、断面形状
が非円形を成す嵌合突部90が突設されている。嵌合突
部90は、断面形状が円形の突部の外周面に、軸方向に
延びる係合突部たる突条94が複数個、図示の例では4
個、周方向に間隔を隔てて、図示の例では等角度間隔に
形成されている。突条94は、嵌合突部90の突出端ほ
ど幅が減少するテーパ突条とされている。突条94の最
小幅は、係合溝80のストレート溝部82の幅より小さ
く、基端側ほど幅が増大させられてストレート溝部82
の幅より大きくされ、最大幅はテーパ溝部84の最大幅
より小さく、突条94は係合溝80に圧入されてしまり
嵌合させられている。また、嵌合突部90の突条94が
設けられていない部分の外周面の直径は、頭部本体部7
6の中空円筒状の部分の内周面の直径よりやや大きくさ
れ、嵌合突部90は、その外周面において、頭部本体部
76の中空円筒状の部分の内周面に圧入され、しまり嵌
合させられている。突条94と係合溝80とのしまり嵌
合により主として、閉塞部材78と頭部本体部78との
相対回転が防止され、嵌合突部90と頭部本体部76と
のしまり嵌合により主として、閉塞部材78の頭部本体
部76からの抜出しが防止されるとともに、閉塞部材7
8の頭部本体部76に対する同心度が精度良く得られて
いる。また、閉塞部材78内には、嵌合突部90の突出
端面に開口する凹部96が形成され、重量が軽減されて
いる。さらに、閉塞部材78の嵌合突部90が突設され
た端面の外周部には面取り98が施されている。
【0018】上記のように構成されたピストン38は、
一個の素材から2個、製造される。そのため、図7に示
すように、ピストン38を製造するための片頭式ピスト
ン製造用素材100は、本体部材102および2個の閉
塞部材104を備えている。本体部材102は、片頭式
ピストン2個分の首部が互に隣接して一体形成された二
連首部106と、その二連首部106の両端に連なって
それぞれ一体形成され、二連首部106から遠い側の端
部が中空円筒状をなし、有底円筒状の2個の中空頭部1
08とを備えている。
【0019】本体部材102の中空円筒状をなす部分で
あって、中空頭部108の開口側端部の内周面には、係
合凹部たる4個の係合溝110が等間隔に形成されてい
る。これら係合溝110は、ピストン38の係合溝80
として機能する。この係合溝110は、係合溝80と同
様に、ストレート溝部112およびテーパ溝部114を
有している。本体部材102は、本実施形態において
は、金属の一種であるアルミニウム合金製であり、ダイ
カストにより鋳造される。この鋳造が行われる工程が本
体部材102を製造する工程である。なお、符号116
はブリッジ部であり、本体部材102の剛性および強度
を高めている。また、中空頭部108の開口側端部の外
周面には、面取り118が施され、中空頭部108の円
筒状をなす部分の内周面の開口側端部には、面取り11
9が施されている。これら面取り118,119は、前
記頭部本体部76の面取り86,88として機能する。
【0020】2個の閉塞部材104は同様に構成されて
おり、一方を代表的に説明する。閉塞部材104は、前
記閉塞部材78と同様に嵌合突部120を有し、嵌合突
部120の外周面には、係合突部たる4個の突条124
が等角度間隔に形成されている。これら突条124は、
ピストン38の突条94として機能する。突条124は
前記突条94と同様にテーパ状をなし、嵌合突部120
の突出端から基端に向かって、すなわち、係合溝110
と最初に係合を開始する側の端から反対側の端に向かっ
て幅が漸増する。嵌合突部120の突条124が設けら
れていない部分の外周面の直径は、中空頭部108の円
筒状をなす部分の内周面の直径より大きくされ、嵌合代
が設けられている。閉塞部材104にはまた、凹部13
0が設けられるとともに、面取り132が施されてい
る。これら凹部130,面取り132はそれぞれ、前記
閉塞部材78の凹部96,面取り98として機能する。
【0021】閉塞部材104の嵌合突部120が突設さ
れた側とは反対側の端面の中心には、図示の例では円形
断面の保持部126が突設され、保持部126にはセン
タ穴128が形成されている。閉塞部材104は、本実
施形態においては、金属の一種であるアルミニウム合金
製であって、ダイカストにより鋳造される。この鋳造が
行われる工程が閉塞部材104を製造する工程である。
なお、突条124と係合溝110との寸法関係は、突条
94と係合溝80との寸法関係と同じであり、突条12
4には圧入代が設けられるが、説明は省略する。
【0022】2個の閉塞部材104は本体部材102に
嵌合され、固定される。嵌合に先立って、嵌合突部12
0の外周面、および本体部材102の中空円筒状をなす
部分であって、嵌合突部120が嵌合される中空頭部1
08の円筒状をなす部分の内周面等、閉塞部材104と
本体部材102との互いに合わされる部分にそれぞれ、
接着材が塗布される。接着材は、耐熱性に優れているこ
とが望ましく、例えば、エポキシ樹脂,ポリアミドイミ
ド樹脂が用いられる。閉塞部材104の嵌合突部120
は、その外周面において中空頭部108の開口側端部の
内周面、すなわち本体部材102の中空円筒状をなす部
分の内周面に嵌合される。この際、4個ずつの突条12
4と係合溝110との位相を合わせた状態で、嵌合突部
120は本体部材102に、面取り119に案内されて
圧入され、しまり嵌合させられる。それと同時に突条1
24が係合溝110に圧入され、しまり嵌合させられ
る。突条124は、係合溝110のテーパ溝部114に
最初に係合し始め、テーパ溝部114の傾斜した溝側面
により案内されて係合溝110内に進入する。図示の例
では、テーパ溝部114が、突条124と係合溝110
との係合を案内するガイド部を構成しているのである。
【0023】嵌合突部120は本体部材102に、図9
に示すように、閉塞部材104の端面が中空頭部108
の開口側端面に当接するまで嵌合される。突条124の
基端側の幅はストレート溝部112の幅より大きくさ
れ、圧入代が設けられており、突条124は係合溝11
0のストレート溝部112に圧入され、しまり嵌合させ
られる。この突条124と係合溝110とのしまり嵌合
は主として、閉塞部材104と本体部材102との相対
回転を防止する役割を果たし、嵌合突部120と本体部
材102とのしまり嵌合は主として、閉塞部材104の
本体部材102からの抜出し防止,高精度の同心度の確
保の役割を果たす。このように突条124と係合溝11
0とのしまり嵌合により、閉塞部材104と本体部材1
02との接合強度が高まるため、嵌合突部120の突条
124が設けられていない部分の外周面と本体部材10
2の中空円筒状をなす部分であって、中空頭部108の
円筒状をなす部分の内周面とのしまり嵌合の嵌合代を小
さくすることができる。図8に示すように、本体部材2
60の係合溝110が設けられていない中空頭部262
の内周面に、閉塞部材264の突条124が設けられて
いない嵌合突部266の外周面を嵌合し、それらのしま
り嵌合により得られる摩擦力によって閉塞部材264と
本体部材260との相対回転を防止しようとすれば、嵌
合代を大きくしなければならず、嵌合に伴って本体部材
260の中空円筒状の部分が半径方向へ大きく膨張する
こととなる。それに対し、突条124および係合溝11
0を設け、それらの嵌合により本体部材102との閉塞
部材104との相対回転を防止するようにすれば、嵌合
突部120の外周面と本体部材102の中空円筒状をな
す部分の内周面との嵌合代を、相対回転を防止し得るほ
ど大きくしなくて済み、本体部材102の中空円筒状を
なす部分の半径方向への膨張が極く僅かで済む。
【0024】このように突条124が係合溝110に圧
入されれば、図9に示すように、突条124および係合
溝110の軸方向に平行な側面同士が互いに食い込み、
本体部材102と閉塞部材104との相対回転が防止さ
れるとともに、軸方向の相対移動が防止され、閉塞部材
104は本体部材102に、本体部材102の中空円筒
状をなす端部の二連首部106から遠い側の開口を閉塞
する状態で固定される。また、接着材が塗布されている
ため、閉塞部材104は本体部材102により強固に固
定される。この工程が閉塞部材104を本体部材102
に固定する工程である。なお、閉塞部材104が本体部
材102に固定されれば、図10に示すように、面取り
118,132が互いに合わされてV字形断面の溝13
4が形成される。
【0025】本実施形態においては、本体部材102お
よび閉塞部材104はいずれもダイカストにより製造さ
れ、寸法精度が高いため、切削や研削等の機械加工を施
すことなく、嵌合することができ、片頭式ピストン製造
用素材100を安価に製造することができる。なお、一
部必要に応じて、例えば、中空頭部108の開口側の端
面と、閉塞部材104の嵌合突部120が突設された部
分の嵌合突部120の外側の部分であって、嵌合突部1
20から半径方向外向きに延び出すフランジ状の部分
の、中空頭部108の開口側端面に当接させられる端面
とに機械加工を施した上で、嵌合突部120を本体部材
102内に嵌合してもよい。
【0026】このように本体部材102に2個の閉塞部
材104が嵌合された後、ピストン38の頭部40を構
成することとなる部分、すなわち本体部材102の中空
頭部108および閉塞部材104の外周面を始めとする
複数の部分に切削加工が行われる。この際、2個の閉塞
部材104にそれぞれ設けられた保持部126のセンタ
穴128にセンタが嵌合され、心出しが為されるととも
に、2個の保持部126がそれぞれチャックにより保持
され、回転駆動装置の回転が閉塞部材102および本体
部材102に伝達される。本体部材102と閉塞部材1
04とは相対回転不能に固定されているため、本体部材
102と閉塞部材104との間に相対回転が生じる恐れ
がなく、閉塞部材104から本体部材102に回転トル
クが伝達され、片頭式ピストン製造用素材100全体が
確実に回転させられて加工が能率良く行われる。
【0027】次に、本体部材100の中空頭部108お
よび閉塞部材104の外周面を始めとする部分に塗装が
行われ、例えば、ポリテトラフルオロエチレンのコーテ
ィング層が形成される。この際、ポリテトラフルオロエ
チレンは前記溝134に充填されて閉塞部材104と本
体部材102との合わせ目をシールし、中空頭部108
内へのガスの侵入を防止する。そして、閉塞部材104
の端面が削られて保持部126が除去された後、コーテ
ィング層が形成された中空頭部108および閉塞部材1
04の外周面にセンタレス研磨が行われ、頭部40を構
成するようにされる。続いて、二連首部106に機械加
工が施され、ブリッジ部116が除去されるとともに、
ピストン38とされた際にシュー46が配置される凹部
70が加工され、首部42を構成するようにされる。そ
して、片頭式ピストン製造用素材100が個々のピスト
ン38に切り離され、2個のピストン38が得られる。
【0028】上記実施形態においては、頭部本体部76
ないし本体部材102に係合突部たる突条94,124
が形成され、閉塞部材78,104に係合凹部たる係合
溝80,110が形成されていたが、逆でもよい。その
例を図11ないし図14に示す。なお、上記実施形態の
本体部材102および閉塞部材104の構成要素と同じ
作用を成す構成要素については同一の符号を付して説明
を省略する。また、本体部材と閉塞部材とのいずれか一
方には、閉塞部材の嵌合突部と本体部材の中空円筒状を
なす部分との嵌合を案内するために面取りが施されてい
るが、その図示は省略されている。図15以降の図に基
づいて説明する実施形態においても同じである。
【0029】本実施形態において片頭式ピストン製造用
素材を構成する本体部材140の中空円筒状をなす部
分、すなわち中空頭部142の円筒状をなす部分の開口
側端部の内周面には、図11および図12に示すよう
に、複数個、図示の例では4個の係合突部たる突条14
4が周方向に間隔を隔てて、図示の例では等角度間隔で
形成されている。突条144の幅は一定であるが、それ
の中空頭部142の開口側端部には面取りが施され、ガ
イド部146が形成されている。
【0030】また、上記素材を構成する閉塞部材148
は、図13および図14に示すように嵌合突部150を
備え、嵌合突部150には、その外周面に開口し、軸方
向に延びる係合凹部たる4個の係合溝154が等角度間
隔で形成されている。係合溝154の幅は一定であり、
突条144の幅よりやや小さくされている。
【0031】閉塞部材148を本体部材140に固定す
る際には、4個ずつの突条144と係合溝154との位
相を合わせて嵌合突部150を中空頭部142内に圧入
すると同時に、突条144を係合溝154に圧入する。
突条144の係合溝154への進入はガイド部146に
より案内される。
【0032】本体部材に係合突部を形成し、閉塞部材に
係合凹部を形成する場合、図15および図16に示すよ
うに、本体部材160の中空頭部162の開口側端面
に、例えば4個の係合突部たる突条164を軸方向に平
行に、かつ例えば等角度間隔で突設し、閉塞部材166
に、その嵌合突部168の外周面に開口し、軸方向に平
行な係合凹部たる4個の係合溝170を等角度間隔で形
成してもよい。突条164の幅は係合溝170の幅より
やや大きくされ、突条164は係合溝170に圧入され
る。突条164と係合溝170とのいずれか一方に面取
りが施され、ガイド部が設けられている。
【0033】閉塞部材の嵌合突部の外周面と本体部材の
中空頭部の円筒状をなす部分の内周面との一方に形成し
た係合突部と、他方に形成した係合凹部とをスナップア
クションにより係合させてもよい。その例を図17ない
し図19に基づいて説明する。本実施形態において片頭
式ピストン製造用素材を構成する本体部材180の中空
頭部182の円筒状をなす部分の内周面の開口側端部に
は、図17に示すように、複数個、図示の例では3個の
係合凹部たる係合溝184が周方向に間隔を隔てて、図
示の例では等角度間隔で形成されている。この係合溝1
84は、中空頭部182の周方向に長い長手形状をな
し、図19に示すように、中空頭部182の軸方向に直
角な断面形状は長方形をなす。
【0034】また、上記素材を構成する閉塞部材186
を構成する嵌合突部188の外周面には、図18に示す
ように、3個の係合突部190が等角度間隔で形成され
ている(図18には、1個のみ図示されている)。これ
ら係合突部190はそれぞれ、嵌合突部188の周方向
に長い長手形状をなし、閉塞部材186の軸方向に直角
な断面形状は、図19に示すように、嵌合突部188の
突出端側ほど、嵌合突部188の外周面からの突出量が
減少する三角形をなす。前記係合溝184は、本体部材
180の軸方向および周方向においてそれぞれ、係合突
部190を収容可能な大きさを有する。嵌合突部188
は凹部192が形成されて円環状をなし、3個の係合突
部190の各両側に、嵌合突部188の端面から軸方向
に平行に切り込まれるとともに半径方向に貫通した一対
ずつの切欠194が形成されている。
【0035】閉塞部材186の本体部材180への固定
時には、嵌合突部188を中空頭部182内に嵌合する
と同時に係合突部190を係合溝184に嵌合する。こ
の際、係合突部190が本体部材180を、その中空円
筒状の部分が膨らむ向きに弾性変形させるとともに、一
対の切欠194に挟まれ、係合突部190を含む部分が
容易に内周側へ弾性曲げ変形し、係合突部190が容易
に係合溝184に嵌入させられる。また、係合突部19
0の嵌合突部188の外周面からの突出量は、嵌合突部
188の突出端側ほど少ないため、嵌合突部188の一
対の切欠194に挟まれた部分および本体部材180は
徐々に弾性変形しつつ嵌合される。係合突部190が係
合溝184内に収容される位置に至れば、弾性変形させ
られていた本体部材180および嵌合突部188の一対
の切欠194に挟まれた部分は復元力により元の状態に
戻り、係合突部190が係合溝184に収容され、係合
突部190と係合溝184とは、その軸方向に平行な各
側面の係合により、相対回転不能に係合する。また、係
合突部190と係合溝184との軸方向に直角な各係合
面同士の係合により、閉塞部材186の本体部材180
からの抜出しが防止される。
【0036】係合突部と係合凹部とをスナップアクショ
ンにより係合させる場合、図20に示す閉塞部材280
のように、嵌合突部282の外周面の、係合突部284
に周方向において隣接する部分に平面状の切欠286を
形成してもよい。係合突部284は上記係合突部190
と同様に形成されている。閉塞部材280が嵌合される
本体部材は、図示は省略するが、上記本体部材180と
同様に、中空円筒状をなす部分の内周面に開口する3個
の係合溝が形成されている。このように切欠286が設
ければ、嵌合突部282を本体部材に嵌合するとき、本
体部材の係合溝が設けられた部分が外周側へ弾性変形す
る際、その部分に隣接する部分の内周側への弾性変形が
切欠286により許容され、本体部材の弾性変形が容易
になる。本体部材の中空円筒状をなす部分の延びではな
く、弾性変形によって係合突部284の係合溝への嵌合
が許容され、閉塞部材280と本体部材とを容易に嵌合
することができる。
【0037】閉塞部材と本体部材とを、本体部材の中空
頭部の一部を内周側へ膨出させて閉塞部材と係合させて
もよい。その例を図21および図22に基づいて説明す
る。本実施形態において片頭式ピストン製造用素材を構
成する閉塞部材200には、嵌合突部202の外周面に
複数個、例えば4個の凹部204が周方向に間隔を隔て
て、例えば等角度間隔で形成されている。嵌合突部20
2は、図21に示すように、上記素材を構成する本体部
材206の中空頭部208の円筒状をなす部分の内周面
に嵌合され、閉塞部材200の端面が中空頭部208の
端面に当接させられる。この状態で中空頭部208の円
筒状をなす部分の、凹部204に対応する部分に工具を
衝撃的に当て、内周側へ塑性変形により膨出させて膨出
部210を形成し、凹部204に係合させる。これら膨
出部210と凹部204との係合により、閉塞部材20
0と本体部材206との相対回転および軸方向の相対移
動が防止される。
【0038】閉塞部材の嵌合突部の外周面と本体部材の
中空円筒状をなす部分の内周面との少なくとも一方に、
全周にわたって多数の突部を形成し、それら突部同士の
食込みにより、閉塞部材と本体部材との相対回転を防止
してもよい。その例を図23および図24に基づいて説
明する。本実施形態において片頭式ピストン製造用素材
を構成する本体部材220の中空頭部222には、図2
3に示すように、その内周面の開口側端部の全周にわた
ってセレーション224が形成されている。また、図2
4に示すように、上記素材を構成する閉塞部材226の
嵌合突部228の外周面にも全周にわたってセレーショ
ン230が形成されている。閉塞部材226の本体部材
220への固定時には、中空頭部222と嵌合突部22
8とにそれぞれ形成されたセレーション224,230
の位相を合わせて、すなわちセレーション224,23
0の一方の突部が他方の凹部に対応する状態で嵌合突部
228を中空頭部222内に嵌合する。セレーション2
24,230の各突部は相手側の面に食い込まされ、本
体部材220と閉塞部材226との相対回転が防止され
る。
【0039】図25および図26に示すように、本体部
材240の中空頭部242の内周面の開口端部に全周に
わたってローレット目244を形成し、閉塞部材246
の嵌合突部248の外周面に全周にわたってローレット
目250を形成してもよい。閉塞部材246の本体部材
240への固定時には、嵌合突部248の外周面と中空
頭部242の内周面との嵌合時に、ローレット目24
4,250が相手側の面に食い込まされ、閉塞部材24
6と本体部材240との相対回転が防止される。
【0040】なお、上記各実施形態において本体部材1
02等と閉塞部材104等とは、係合突部と係合凹部と
において係合させられるとともに、接着材により接着さ
れていたが、接着材による接着に代えて、閉塞部材と本
体部材とを、それらより融点の低い低融点合金、例え
ば、半田,ろう材等により接合してもよく、あるいは、
閉塞部材と本体部材とを、例えば電子ビーム溶接等の溶
接により接合してもよい。
【0041】また、閉塞部材と本体部材とを、係合突部
と係合凹部との係合は行わず、接着材による接着,低融
点合金による接合および電子ビーム溶接等の溶接のうち
の1つによって固定してもよい。
【0042】さらに、図1ないし図10に示す実施形態
において、係合突部たる突条94,124はテーパ突条
とされていたが、幅が軸方向において一定のストレート
突条としてもよい。また、係合凹部を軸方向の全体にお
いて幅が変化するテーパ凹部とし、係合突部をテーパ突
部あるいはストレート突部としてもよく、あるいは係合
凹部をストレート凹部とし、係合突部をテーパ突部ある
いはストレート突部としてもよい。
【0043】上記各実施形態においては、2個の片頭式
ピストンが得られる片頭式ピストン製造用素材およびそ
の製造方法を説明したが、それら実施形態のうち、本体
部材と閉塞部材とを、係合突部と係合凹部との係合によ
り相対回転を防止した状態で嵌合する点については、頭
部が中空の片頭式ピストンを1個ずつ製造するための片
頭式ピストン製造用素材およびその製造方法に適用可能
である。この適用形態が、〔発明が解決しようとする課
題,課題解決手段および効果〕の項の(15)項に記載の片
頭式ピストン製造用素材の実施形態であり、請求項2に
記載の片頭式ピストン製造用素材の製造方法の実施形態
である。
【0044】以上、本発明のいくつかの実施形態を詳細
に説明したが、これは例示に過ぎず、本発明は、前記
〔発明が解決しようとする課題,課題解決手段および効
果〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識
に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である製造方法により製造さ
れた片頭式ピストン製造用素材から得られた片頭式ピス
トンを備えた斜板式圧縮機を示す正面断面図である。
【図2】上記片頭式ピストンを示す正面断面図である。
【図3】上記片頭式ピストンを構成する首部および頭部
本体部を示す正面断面図である。
【図4】上記頭部本体部を示す右側面図である。
【図5】上記片頭式ピストンを構成する閉塞部材を示す
正面図である。
【図6】上記閉塞部材を示す左側面図である。
【図7】上記片頭式ピストンを製造するための片頭式ピ
ストン製造用素材の閉塞部材が本体部材に固定される前
の状態を示す正面図(一部断面)である。
【図8】従来の片頭式ピストン製造用素材において閉塞
部材が本体部材に嵌合された状態を示す正面断面図であ
る。
【図9】図7に示す片頭式ピストン製造用素材において
閉塞部材の突条と本体部材の係合溝とが係合させられた
状態を展開して示す図である。
【図10】図7に示す片頭式ピストン製造用素材におい
て本体部材と閉塞部材との各面取りが合わされて溝が形
成された状態の一部を示す正面断面図である。
【図11】本発明の別の実施形態である製造方法により
製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本体部
材の中空頭部の開口側端部を示す正面断面図である。
【図12】図11に示す中空頭部を示す右側面図であ
る。
【図13】図11に示す本体部材と共に片頭式ピストン
製造用素材を構成する閉塞部材を示す正面図である。
【図14】図13に示す閉塞部材を示す左側面図であ
る。
【図15】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本
体部材の中空頭部の開口側端部を示す正面断面図であ
る。
【図16】図15に示す本体部材と共に片頭式ピストン
製造用素材を構成する閉塞部材を示す正面図である。
【図17】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本
体部材の中空頭部の開口側端部を示す正面断面図であ
る。
【図18】図17に示す本体部材と共に片頭式ピストン
製造用素材を構成する閉塞部材を示す正面図である。
【図19】図17に示す本体部材の係合溝と図18に示
す閉塞部材の係合突部とが係合させられた状態を示す正
面断面図である。
【図20】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する閉
塞部材を示す左側面図である。
【図21】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本
体部材の中空頭部に閉塞部材の嵌合突部が嵌合された状
態を示す正面図(一部断面)である。
【図22】図21に示す本体部材と閉塞部材とが相対回
転不能に係合させられた状態を示す正面断面図である。
【図23】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本
体部材の中空頭部の開口側端部を示す正面断面図であ
る。
【図24】図23に示す本体部材と共に片頭式ピストン
製造用素材を構成する閉塞部材を示す正面図である。
【図25】本発明の更に別の実施形態である製造方法に
より製造される片頭式ピストン製造用素材を構成する本
体部材の中空頭部の開口側端部を示す正面断面図であ
る。
【図26】図25に示す本体部材と共に片頭式ピストン
製造用素材を構成する閉塞部材を示す正面図である。
【符号の説明】
26:斜板 38:片頭式ピストン 40:頭部
42:首部 76:頭部本体部 78:閉塞部材
80:係合溝 90:嵌合突部 94:突条
100:片頭式ピストン製造用素材 102:本体
部材 104:閉塞部材 106:二連首部 1
08:中空頭部 110:係合溝 120:嵌合突部 124:突条 140:本体部
材 142:中空頭部 144:突条 148:閉塞部材 150:嵌合突
部 154:係合溝 160:本体部材 16
2:中空頭部 166:閉塞部材 168:嵌合突
部 170:係合溝 180:本体部材 18
2:中空頭部 184:係合溝 186:閉塞部材 188:嵌合
突部 190:係合突部 200:閉塞部材 2
02:嵌合突部 204:凹部 206:本体部材
208:中空頭部 210:膨出部 220:
本体部材 222:中空頭部 224:セレーショ
ン 226:閉塞部材 228:嵌合突部 23
0:セレーション 240:本体部材 242:中
空頭部 244:ローレット目 246:閉塞部材 24
8:嵌合突部 250:ローレット目 280:閉
塞部材 282:嵌合突部 284:係合突部 286:切欠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 誠二 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 福嶋 茂男 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H003 AB07 AC01 CB00 CB07 CE04 3H076 AA06 BB38 CC20 CC31 3J044 AA06 AA18 BA04 CA40 DA10 EA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部と、その頭部と一体的に設けられ、
    駆動部材と係合させられる首部とを備えた片頭式ピスト
    ンを製造するための素材を製造する方法であって、 片頭式ピストン2個分の首部が互いに隣接して一体形成
    された二連首部と、その二連首部の両端に連なってそれ
    ぞれ一体形成され、少なくとも首部から遠い側の端部が
    中空円筒状をなす2個の中空頭部とを備えた本体部材を
    製造する工程と、 その本体部材の前記中空円筒状をなす端部の前記首部か
    ら遠い側の開口をそれぞれ閉塞する閉塞部材を製造する
    工程と、 前記本体部材に、その本体部材の前記開口を閉塞する状
    態で前記閉塞部材をそれぞれ固定する工程とを含むこと
    を特徴とする片頭式ピストン製造用素材の製造方法。
  2. 【請求項2】 頭部と、その頭部と一体的に設けられ、
    駆動部材と係合させられる首部とを備えた片頭式ピスト
    ンを製造するための素材を製造する方法であって、 前記頭部の前記首部から遠い側の端部を中空円筒状に形
    成した本体部材を製造する工程と、 その本体部材の、中空円筒状の部分の前記首部から遠い
    側の開口を閉塞する閉塞部材を製造する工程と、 製造した本体部材と閉塞部材とを、凹凸の係合により相
    対回転が防止される状態に嵌合する工程とを含むことを
    特徴とする片頭式ピストン製造用素材の製造方法。
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