JP2000346984A - 復水器内雰囲気浄化システム - Google Patents

復水器内雰囲気浄化システム

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JP2000346984A
JP2000346984A JP11154643A JP15464399A JP2000346984A JP 2000346984 A JP2000346984 A JP 2000346984A JP 11154643 A JP11154643 A JP 11154643A JP 15464399 A JP15464399 A JP 15464399A JP 2000346984 A JP2000346984 A JP 2000346984A
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atmosphere
turbine
air
filter
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Toshiaki Mizunoya
俊明 水野谷
Takayuki Sonoda
隆幸 薗田
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Hitachi Ltd
Hitachi Life Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Life Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】原子力発電所のタービン設備等の分解により建
屋内に拡散する放射性物質の収集捕獲効率を向上する。 【解決手段】フィルタユニット1は、主構成部品に活性
炭フィルタ1aのほか、電気ヒータ等の加熱装置16が
内蔵されている。風道管3はウォータセパレータ出口逆
止弁19の弁体を外した所に接続され、ウォータセパレ
ータ出口弁21は閉止され、主排気筒22からの直接放
出を遮断している。この状態から、復水器真空ポンプ1
5を起動し、復水器11の真空上昇を開始させて、復水
器11、及び復水器内ポケット部14、及び配管17の
内部に存在する湿度の高い空気が吸引されて、ウォータ
セパレータ18,ウォータセパレータ出口逆止弁19を
経由して、風道管3に接続したフィルタユニット1にて
放射性物質が除去され、タービン建屋Aに排気されて既
存の室内換気設備経由でタービン建屋A外へ排気され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電設備に
おけるタービン建屋内の復水器の復水器内雰囲気浄化シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所については、発電設備の健
全性を確認するため、定期検査が行われ、その検査過程
の1つとして分解点検が実施される。この際の留意事項
としては、機器内部に含まれる放射性物質が雰囲気へ拡
散することに対し、室内作業員に対する被ばく防護を達
成させることが重要である。
【0003】室内作業員の被ばく防護については、防護
服の着用等で作業中の防護が可能であるが、作業に伴う
周辺雰囲気への汚染物質の拡散については作業エリアの
養生等、状況に応じた対策を図っている。
【0004】特開昭55−62399号公報や特開平6−230181
号公報には、原子力発電所で、放射線汚染された雰囲気
を有する室内の雰囲気をファンで吸込んでフィルタに通
す放射性物質の浄化設備が掲載されている。
【0005】このような公報に掲載された技術では、定
期検査時のタービンの分解点検が実施される際に、その
タービンの設置されているタービン建屋の室内がタービ
ンケーシングを開いたときなどに、タービンケーシング
の内側のタービン内の雰囲気が室内に拡散する。その拡
散してしまった後にファンで吸込んでフィルタに通すこ
とになる。
【0006】このような拡散後の放射性物質のフィルタ
による収集捕獲は効率が悪い。
【0007】また、タービンの復水器内と主排気塔間を
放射性物質のフィルタを有する浄化設備のラインで接続
して復水器内の放射性物質を含む雰囲気をフィルタで収
集捕捉して浄化し、主排気塔から排気する長大な系統を
有するものが特開昭58−44399号公報や特開平1−295198
号公報や特開平2−238399 号公報に掲載されているが、
このような長大な系統は経済的ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】原子炉建屋内にある原
子炉で発生させた蒸気をタービン建屋内のタービンに送
って、そのタービンを回転させて発電機を発電動作させ
る場合、タービンで使用した前記蒸気を復水化する復水
器には放射性物質が溜まる。復水器内へ溜まる放射性物
質に関し、液相部については既存の設備を用い系統サイ
クル内での浄化が可能であり、液相部による直接的な雰
囲気への汚染拡大の可能性は無視できる。一方、気相部
については、ポケット部と呼ばれる配管・機器構造上の
凹部に放射性物質が残留してしまう。
【0009】これにより、当該物質の拡散寄与が大きい
タービン設備の分解を想定した場合、当該物質が室内に
拡散する可能性がある。
【0010】また、タービン設備から主排気塔に至る長
大な浄化設備系統を装備したのでは経済的ではない。
【0011】本発明は上記実状を鑑みなされたものであ
り、経済的に且つ効率良く放射性物質の汚染拡大防止を
行え得る技術を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、実施される具体的手段は、フィルタ等を内蔵するフ
ィルタユニットと、前記フィルタユニットの上流又は下
流側に備えたファン、及びこれらを接続する風道を備え
て浄化装置を形成させ、前記浄化装置風道管をタービン
ケーシングに備えた開口に接続、又は挿入し、前記浄化
装置によりタービン及び復水器内の空気を前記タービン
ケーシング外へ前記フィルタユニットで浄化して、室内
換気設備を装備してあるタービン建屋内に出す復水器内
雰囲気浄化システムとするものである。
【0013】又、前記の復水器内雰囲気浄化システムに
おいて、タービン等機器分解開放時にも継続除去できる
よう、前記浄化装置風道管を復水器に備えたマンホール
に接続、又は挿入するものである。
【0014】又、前記の復水器内雰囲気浄化システムに
おいて、室内に放出されたタービン及び復水器等からの
排気を、室内換気設備側の排気ダクトに前記フィルタユ
ニットを個別に接続し、残留放射性物質等を除去すると
共に、当該室内換気設備側の給気ダクトの風量を閉鎖減
又は調整減とすることにより、除去効率の向上並びに周
辺環境への汚染拡大を抑制するものである。
【0015】又、前記の復水器内雰囲気浄化システムに
おいて、前記浄化装置に備えたファンに代えて復水器真
空ポンプを用い、復水器真空ポンプ吐出口又は当該出口
配管又は弁に、前記浄化装置風道管を備えたものであ
る。
【0016】又、前記の復水器内雰囲気浄化システムに
おいて、前記浄化装置に備えた風道に代え、復水器真空
ポンプの上流側、又は下流側に位置する配管に、前記浄
化装置用フィルタユニットを備えたものである。
【0017】上記各手段は、点検作業順又は目的毎に浄
化方法が異なる。各手段の働きは次の通りである。
【0018】機器分解の前段階において、本発明の構成
によれば、フィルタ等を内蔵するフィルタユニットと、
前記フィルタユニットの上流又は下流側に備えたファ
ン、及びこれらを接続する風道管を備えて浄化装置を形
成させ、前記浄化装置風道管をタービンケーシングに備
えた開口に接続、又は挿入する構成としたので、タービ
ン,配管、及び復水器内気相部に存在する放射性物質、
又は有害物質を効率的に除去できる。
【0019】また、タービン開放等、機器分解の段階に
おいて、本発明の構成によれば、前記浄化装置風道管を
復水器に備えたマンホールに接続又は挿入する構成にし
たので、機器分解前の段階より継続して前記物質を除去
できる。
【0020】さらに、室内に放出されたタービン及び復
水器等からの排気を、室内換気設備側の排気ダクトに前
記フィルタユニットを追加接続し、当該室内換気設備側
の給気ダクトの風量を閉鎖減又は調整減とする構成とし
たので、当該作業エリアが負圧管理できることになり、
更なる除去効率の向上が期待できる。
【0021】加えて、機器分解の終了後の発電設備起動
前段階において、前記浄化装置に備えたファンに代えて
復水器真空ポンプを用い、復水器真空ポンプ吐出口又は
当該出口配管又は弁に、前記浄化装置風道管を備えた構
成にした。これは、復水器を真空上昇させることが、前
記復水器内気相ポケット部に残存する放射性物質を吸引
することに対して非常に有効な手段であり、これを前記
フィルタユニットにて除去することにより、復水器内の
浄化が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施例を図1,図
2,図3を参照して説明する。
【0023】本発明は、点検手順又は目的に応じ各実施
例が異なる。
【0024】[実施例1]図1は、本発明の第1実施例
に係る復水器内雰囲気浄化システムの要部説明図であ
る。図1は原子力発電設備におけるタービン建屋内の概
略平面図(a)と概略縦断面図(b)に分けて図示して
いる。
【0025】1はフィルタユニット、1aはフィルタユ
ニットに装備された活性炭フィルタ、2はフィルタユニ
ットの出口側に吸込み口が接続されたファン、3はフィ
ルタユニットの入口側に接続された浄化装置用風道管で
ある。
【0026】4は低圧タービン5内の雰囲気流である空
気流、6は浄化装置用風道管3のもう一端が接続乃至は
挿入される低圧タービン5に備えた接続口、7はタービ
ン建屋A内に装備された給気ダクト、8は給気ダクト7
に装備された給気口、9はタービン建屋A内に給気ダク
ト7とは反対側に装備された排気ダクト、10は排気ダ
クト9に装備された吸気口である。
【0027】タービン建屋A内には屋内を換気する室内
換気設備の一部分を構成する排気ダクト9や給気ダクト
7が装備されている。室内換気設備は清浄な新鮮空気を
給気ダクト7を通して給気口8からタービン建屋A内に
給気され、一方、タービン建屋A内の雰囲気は排気ダク
ト9に装備された吸気口10から吸込んで排気ダクト9
に通して図示していない浄化設備を通して主排気塔から
外界へ排気される。
【0028】また11は、低圧タービン5内と連通して
低圧タービン5の下部に位置する復水器である。
【0029】フィルタユニット1は、主に活性炭フィル
タ1aが内蔵されて、その下流側にはファン2を備え、
風道管3でこれらを接続して浄化装置を形成している。
【0030】その低圧タービン5は上部が図2のように
開かれるタービンケーシング5aを備えている。低圧タ
ービン5の点検時には、そのタービンケーシング5aは
開かれることになる。
【0031】その浄化装置の風道管3を、タービンケー
シング5aに装備されてタービンケーシング5aの内部
に通じる接続口6に接続又は内部奥に挿入し、ファン2
を起動させる。
【0032】これにより、低圧タービン5及び復水器1
1の内部に存在する放射性物質が、空気流4となりフィ
ルタユニット1を通過して活性炭フィルタ1aで浄化さ
れて放射性物質やその他の有害物質が除去され、浄化さ
れてファン2からタービン建屋A内に排気さることか
ら、それらの物質による汚染がタービン建屋A室内に拡
散することなく、局所的な浄化が達成できる。
【0033】浄化されてファン2からタービン建屋A内
に排気さたタービンケーシング5aの内部の雰囲気は、
タービン建屋A内の屋内を換気する室内換気設備で排気
される。即ち、浄化されたタービンケーシング5aの内
部の雰囲気は、吸気口10から吸込んで排気ダクト9を
通過させてタービン建屋外へ主排気塔を通じて排気す
る。このようにして、タービンケーシング5aを開いた
際に、放射性物質やその他の有害物質が、タービンケー
シング5aを開いた開口からタービン建屋A室内に拡散
することを抑制する。
【0034】また、タービン建屋A室内の雰囲気はター
ビンケーシング5aを開いた後でも放射性物質や有害物
質による汚染が少ないから、タービン建屋A外から清浄
な空気を給気ダクト7を通過して給気口8からタービン
建屋A内に給気し、給気と同時にタービン建屋内の雰囲
気を吸気口10から吸込んで排気ダクト9を通過させて
タービン建屋外へ排気するという通常の通りの換気を継
続でき、運用性を向上させることができる。このことか
ら、低圧タービン5の分解作業前の工程等に適した浄化
方法を提供できる。
【0035】なお、汚染源の除去を早期にかつ効果的に
達成できるように、浄化装置は、低圧タービン5の設置
台数に合わせて複数系列設置してある。
【0036】本実施例においては、ファン2はフィルタ
ユニット1の下流側に備えているが、フィルタユニット
1の上流側に備えても差し支えない。また、ファン2か
らの排気を室内へ放出するものとしているが、これに限
定するものではなく、ファン2の吐出口である下流部に
風道管3を接続し、その風道管3を排気ダクト9に直接
或いは換気口10を介して間接的に接続させて、排気ダ
クト9に排出するようにしても差し支えない。
【0037】いずれの場合も、タービンケーシング5a
を開いた開口から放射性物質や有害物質がタービン建屋
A室内に拡散することを抑制する浄化装置を追加して
も、その追加装置の屋外への排気にタービン建屋Aの室
内換気設備の排気ダクト9を利用できるので経済的であ
る。
【0038】[実施例2,実施例3]図2は、本発明の
第2実施例及び第3実施例を混在して採用した復水器内
雰囲気浄化システムの要部説明図である。
【0039】図2中、図1と同一符号は同等部分である
ので、再度の説明を省略する。12は、復水器11に復
水器11の内側に連通して備えた接続口、13は、給気
ダクト7の給気口8を閉塞する閉止板、4a,4bは、
タービンケーシング5a内側や復水器11内の雰囲気で
ある汚染空気の流れである。閉止板13は、タービンや
復水器の点検が終わった後に、通常の換気作用ができる
ように、給気口8から取外しも自在とされている。
【0040】本発明の第2実施例は、浄化装置を形成さ
せた風道管3を、復水器11に備えた接続口12に接続
又は接続口12から復水器内部奥に挿入し、ファン2を
起動させる。これにより、復水器11の内部空気が吸引
され、汚染空気流4となりフィルタユニット1を通過し
て放射性物質やその他の有害物質を活性炭フイルタ1a
で浄化して除去する。このため、タービンケーシング5
aを開いても、その開いた口から復水器11やタービン
ケーシング5a内の汚染空気がタービン建屋A内に拡散
することを抑制できる。
【0041】本発明の第3実施例を次に述べる。図2の
ように、タービンケーシング5aが開かれて低圧タービ
ン5が分解工程により開放され、復水器11に内包され
ていた放射性物質が、汚染空気の上昇流4aとして室内
雰囲気へ拡散する可能性があることから、吸込口10に
風道管3の一端を接続し、他端をフィルタユニット1の
出口側に接続し、拡散された汚染空気は気流4bとなり
吸引されフィルタユニット1内の活性炭フイルタで放射
性物質や有害物質を除去する。排気ダクト9を通じての
吸気の力でフィルタユニット1内に気流4bが吸引され
る。このため、排気ダクト9を通じてタービン建屋内の
雰囲気を排気するためのファン等の駆動手段をフィルタ
ユニット1内に気流4bを吸引する駆動手段に共用して
いる。
【0042】さらに、第3実施例では、フィルタユニッ
ト1内に気流4bを吸引する効率を高めるために、及び
周辺環境への悪影響を確実に抑制するために、閉止板1
3を用いて給気口8を閉止する。このようにすると、タ
ービン建屋内が周囲に対して負圧にできることから、タ
ービン建屋外の周辺環境への悪影響を確実に抑制できる
と共に、吸気口10に備えたフィルタユニット1におい
て、処理風量を汚染空気に限定できることから、放射性
物質や有害物質の除去効率を飛躍的に向上させることが
可能である。
【0043】本実施例においては、接続口12に接続又
は内部奥に挿入した風道管3に対しフィルタユニット1
を並列に3台置いたものにしているが、これに限定する
ものではなく、設置台数については特に制約はない。ま
た、並列ではなく複数の接続口から個別に風道管を接続
又は挿入してもよい。
【0044】本実施例においては、閉止板13を用いて
給気口8を閉止したものにしているが、これに限定する
ものではなく、給気ダクト7内の風路で閉止してもよ
い。また、タービン建屋室内の負圧化の度合に応じて、
給気ダクト7のダンパ等の風量調整器を用いて適宜給気
風量の減量調整を行っても差し支えない。本実施例にお
いては、ファン2からの排気を室内へ放出するものとし
ているが、これに限定するものではなく、ファン2の吐
出口を風道管3を介して排気ダクト9又は吸気口10に
接続させても差し支えない。この場合、ファン2の必要
性は必須ではなく、ファン2の動力を排気ダクト9の吸
気動力に兼用させてよい。
【0045】第2,3の実施例でも、タービン建屋Aの
室内換気設備の排気ダクト9をフィルタユニット1で浄
化した雰囲気のタービン建屋A外への排気ダクトに兼用
して、経済性を高めている。
【0046】[実施例4]図3は、本発明の第4実施例
に係る復水器内雰囲気浄化システムの要部説明図であ
る。図中、図1,図2と同一符号は同等部分であるの
で、再度の説明を省略する。14は復水器11内のポケ
ット部、15は復水器11内の雰囲気を配管17を通じ
て吸引する復水器真空ポンプ、16はフィルタユニット
1内に活性炭フィルタ1aよりも上流側に装備された加
熱装置、18は復水器真空ポンプ15の下流側で配管の
途中に設けられたウォータセパレータ、19はウォータ
セパレータ18の下流側で配管に装備されたウォータセ
パレータ出口逆止弁、20はフィルタユニット1の入口
側に一端が接続された風道管3の途中に装備されたフィ
ルタユニット入口弁、21はウォータセパレータ出口逆
止弁19の下流側で配管の途中に設けられたウォータセ
パレータ出口弁、22はウォータセパレータ出口弁21
の下流側で配管にて接続された主排気塔、23は復水器
真空ポンプ15の上流側で配管の途中に設けられた復水
器真空ポンプ吸込弁である。
【0047】フィルタユニット1は、主構成部品に活性
炭フィルタ1aのほか、電気ヒータ等の加熱装置16が
内蔵されている。これは、復水器真空ポンプ15を運転
した際、復水器11や復水器内ポケット部14から発生
する水分により活性炭フィルタ1aの吸着効率の低下を
防ぐ役割を果たすものである。
【0048】通常は、風道管3のもう一端はウォータセ
パレータ出口逆止弁19には接続されずにいる。
【0049】フィルタユニット1を用いた浄化作業を行
う場合には、風道管3のもう一端はウォータセパレータ
出口逆止弁19に接続される。
【0050】即ち、風道管3はウォータセパレータ出口
逆止弁19の弁体を外した所に接続される。また、ウォ
ータセパレータ出口弁21は閉止され、主排気塔22へ
の放射線物質や有害物質の供給を止め、主排気塔22か
らの排気を遮断している。
【0051】この状態から、復水器真空ポンプ15を起
動し、復水器11の真空上昇を開始させると、復水器1
1、及び復水器内ポケット部14、及び配管17の内部
に存在する湿度の高い空気が吸引されて、ウォータセパ
レータ18,ウォータセパレータ出口逆止弁19を経由
して、風道管3に接続したフィルタユニット1内に入
り、加熱装置16で加熱された後に活性炭フイルタ1a
で放射性物質や有害物質が除去される。
【0052】なお、復水器真空ポンプ15の運転開始直
後においては、フィルタユニット1の流量が大きくな
り、加熱装置16及び活性炭フィルタ1aの処理能力を
超える恐れがある。この場合は、復水器真空ポンプ吸込
弁23又はフィルタユニット入口弁20の開度を必要に
応じて調節し、加熱装置16及び活性炭フィルタ1aの
処理能力を超えない定められた流量に設定することがで
きる。
【0053】本実施例によれば、フィルタユニット1に
加熱装置16を備えたことで、活性炭フィルタ1aによ
る放射能物質の除去性能が確保できる。また、復水器真
空ポンプ15の運転による復水器11の最終真空度は、
約7kPaに達することから、復水器11内気相ポケッ
ト部14等に残存する放射性物質を吸引する手段として
非常に有効であり、これをフィルタユニット1にて除去
することにより、復水器11内を浄化することができ
る。加えて、フィルタユニット1にて浄化された雰囲気
はタービン建屋A内の排気ダクトを通じてタービン建屋
Aの室内換気設備でタービン建屋A外へ排気する。
【0054】フィルタユニット1にて浄化された雰囲気
は直接主排気塔22へのラインに直接戻すように供給す
るのではなく、一旦タービン建屋A内に排気して他の実
施例と同様に室内換気設備経由で主排気筒22から放出
される。
【0055】このようにして、放射性物質が含まれる汚
染された雰囲気が主排気筒22からの放出されることを
遮断していることから、主排気筒22を通じての周辺環
境への影響を確実に防止することができる。
【0056】本実施例においては、フィルタユニット1
を備えた風道管3をウォータセパレータ出口逆止弁19
の弁体を外した所に接続されているが、当該風道管3の
接続場所を限定するものではない。
【0057】この実施例でも、タービン建屋Aの室内換
気設備の排気ダクト9をフィルタユニット1で浄化した
雰囲気のタービン建屋A外への排気ダクトに兼用して、
経済性を高めている。
【0058】以上、詳細に説明した如く、本発明の各実
施例の構成によれば、原子力発電設備の定期点検におい
て、タービン設備等の分解により拡散されようとする放
射性物質を、その放射性物質を含む雰囲気を拡散する前
に吸い取って拡散を予防し、さらには活性炭などを内蔵
するフィルタユニット等で構成される浄化装置でその雰
囲気を浄化して、浄化した雰囲気を既存の室内換気設備
を使い排気する。
【0059】このため、原子力発電設備の定期点検時に
放射性物質をタービン建屋A内に拡散する前に定期点検
対象の機器内の雰囲気を浄化装置で浄化してその放射性
物質の除去効率を向上させる抜本的技術を提供すること
ができる。
【0060】
【発明の効果】本発明は、原子力発電設備におけるター
ビン建屋内のタービン及び復水器の設備の浄化に際し
て、放射性物質の除去効率の向上を経済的に達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による復水器内雰囲気浄化
システムを採用したタービン建屋内の要部説明図であっ
て、(a)図はタービン建屋内の運転階における各機器
の平面配置図であり、(b)図はその縦断面配置図であ
る。
【図2】本発明の第1及び第2実施例による復水器内雰
囲気浄化システムを採用したタービン建屋内の各機器の
縦断面配置図である。
【図3】本発明の第4実施例による復水器内雰囲気浄化
システムを採用した復水器の真空排気系統の系統図であ
る。
【符号の説明】
1…フィルタユニット、1a…活性炭フィルタ、2…フ
ァン、3…浄化装置用風道管、4…空気流、4a,4b
…汚染空気流、5…低圧タービン、6…低圧タービンに
備えた接続口、7…給気ダクト、8…給気口、9…排気
ダクト、10…吸気口、11…復水器、12…復水器に
備えた接続口、13…閉止板、14…復水器内気相ポケ
ット部、15…復水器真空ポンプ、16…加熱装置、1
7…配管、18…ウォータセパレータ、19…ウォータ
セパレータ出口逆止弁、20…フィルタユニット入口
弁、21…ウォータセパレータ出口弁、22…主排気
筒、23…復水器真空ポンプ吸込弁。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内換気設備を有するタービン建屋に設置
    されたタービンケーシング又は復水器の内部に存在する
    雰囲気を外部に導くファンを備えた風道管と、前記風道
    管に沿って導かれた前記雰囲気を浄化するフイルタとを
    備え、前記フィルタで浄化された前記雰囲気を前記ター
    ビン建屋内に排気する復水器内雰囲気浄化システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記風道管を、復水器
    に備えたマンホールに接続、又は前記マンホールを通し
    て前記復水器に挿入してある復水器内雰囲気浄化システ
    ム。
  3. 【請求項3】タービン建屋内の室内換気設備の排気ダク
    トに前記タービン建屋内の雰囲気を浄化するフイルタを
    風道管を介して接続してある復水器内雰囲気浄化システ
    ム。
  4. 【請求項4】請求項3において、室内換気設備の給気ダ
    クトの給気口に閉止板を前記給気口を開閉自在にして備
    えた復水器内雰囲気浄化システム。
  5. 【請求項5】室内換気設備を有するタービン建屋に設置
    された復水器の真空ポンプによって前記復水器の外に導
    かれる前記復水器内の雰囲気の通路に前記雰囲気を浄化
    するフイルタを備え、前記フィルタで浄化された前記雰
    囲気を前記タービン建屋内に排気する復水器内雰囲気浄
    化システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記通路は、主排気塔
    へ弁を介して連通された通路と、前記弁と真空ポンプと
    の間の前記通路部分から分岐した浄化設備用の通路とか
    ら成り、前記浄化設備用の通路にフイルタを備えた復水
    器内雰囲気浄化システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100451058B1 (ko) * 2002-02-16 2004-10-02 (주)세영엔디씨 라돈 제거장치
JP2006097530A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Japan Atom Energy Res Inst 放射線下におけるドライ真空ポンプからの摩耗粉の排出防止装置。
CN111305914A (zh) * 2020-02-11 2020-06-19 西安热工研究院有限公司 一种基于能量平衡的核电汽轮机高压缸效率测试方法

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