JP2000347116A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000347116A
JP2000347116A JP11162155A JP16215599A JP2000347116A JP 2000347116 A JP2000347116 A JP 2000347116A JP 11162155 A JP11162155 A JP 11162155A JP 16215599 A JP16215599 A JP 16215599A JP 2000347116 A JP2000347116 A JP 2000347116A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像を形成する複数の画像光間でポリゴンミラ
ーやf−θ補正手段等の光学部品を含む露光走査光学系
を共有するとともに、高精度の画像を形成するための画
像光の位置ずれの調整を容易にする。 【解決手段】画像を構成する4つの画像光La〜Ldを
ポリゴンミラー13の同一面の互いに近接する位置に入
射させるとともに、このポリゴンミラー13における入
射位置と感光体ドラム51a〜51dの表面における照
射位置とを光学的共役関係とした。ポリゴンミラー13
における入射位置の変位が感光体ドラム51a〜51d
の照射位置の変位に一致するため、ポリゴンミラー13
における入射位置を調整することにより、4つの画像光
について感光体ドラム51a〜51dの照射位置を一括
して調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の画像デー
タによって変調された画像光に基づく電子写真方式の画
像形成を行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成を用
いて複数色の画像を形成するカラー画像形成装置とし
て、静電潜像が形成された感光体を現像剤の色毎に1回
転させるようにしたものがある。例えば、イエロー、マ
ゼンタ、シアン及びブラックの4色の現像剤を用いてフ
ルカラー画像を形成する場合には、感光体を4回転させ
る。
【0003】このような4回転方式の画像形成装置は、
図13に示すように、感光体ドラム107の周囲に、帯
電ローラ102、レーザ書込ユニット115、現像ユニ
ット118(118a〜118d)、転写ドラム122
及びクリーニングユニット123等を感光体ドラム10
7の回転方向にこの順に配置し、さらに、定着ユニット
105、接触ローラ108及び給紙ローラ117等を所
定の位置に配置して構成されている。
【0004】このように構成された4回転方式の画像形
成装置では、図外の制御部によって上記各部が制御さ
れ、以下の画像形成プロセスが実行される。
【0005】(1) 用紙Pは、給紙ローラ117が回転す
ると、転写ドラム122に給紙される。給紙された用紙
Pは、電源121に接続された接触ローラ108によっ
て電荷が付与され、転写ドラム122に静電吸着する。
この接触ローラ108は、転写ドラム122の表面に接
離自在にされている。
【0006】(2) 感光体ドラム107の表面は、帯電ロ
ーラ102によって単一極性の電荷が均一に付与された
後、レーザ書込ユニット115から第1の画像光の照射
を受け、光導電作用によって、感光体ドラム107の表
面には静電潜像が形成される。この第1の画像光では、
現像ユニット118aに収納されている現像剤の色に対
応する画像データに応じた光照射がなされる。
【0007】(3) 静電潜像が形成された感光体ドラム1
07の表面に現像ユニット118aから現像剤が供給さ
れ、感光体ドラム107の表面には静電潜像を顕像化し
た現像剤画像が担持される。
【0008】(4) 感光体ドラム107の表面に担持され
た現像剤画像は、転写ドラム122の表面に静電吸着し
た用紙Pに対向する。この時、感光体ドラム107と転
写ドラム122との電位差により、現像剤画像が用紙P
の表面に静電転写される。
【0009】(5) 転写プロセスが終了した後感光体ドラ
ム107の表面に残留している現像剤は、クリーニング
ユニット123により除去される。
【0010】(6) レーザ書込ユニット115から照射す
る画像光、及び、現像剤を供給する現像ユニット118
b〜118dを順に切り換えることにより、上記(2) 〜
(5)のプロセスが繰り返し実行される。即ち、現像ユニ
ット118b〜118dのそれぞれに収納されている各
現像剤の色に対応した第2〜第4の画像光に基づいて
(2) 〜(5) のプロセスが繰り返され、用紙Pの表面に4
色の現像剤画像が順に転写される。
【0011】(7) 用紙Pが、剥離爪109a及び剥離チ
ャージャ109bによって転写ドラム122の表面から
剥離され、定着ユニット105によって加熱及び加圧さ
れる。用紙Pに転写された4色の現像剤画像は、加熱を
受けて溶融した後、加圧を受けて用紙Pの表面に堅牢に
定着する。
【0012】以上のように、4回転方式のカラー画像形
成装置では、単一の感光体が4回転する間に感光体の表
面に4色分の各画像データに対応した静電潜像及び現像
剤画像を順に形成するようにしているため、単一のレー
ザ書込ユニット(露光走査光学系)を備えればよく、露
光走査光学系を構成する光学部品の誤差の調整、及び、
露光走査のための動作タイミングの制御が容易である利
点がある。しかし、4回転方式のカラー画像形成装置で
は、カラー画像の形成にあたって画像形成プロセスを4
回繰り返して実行する必要があり、画像形成速度が遅く
なる欠点がある。
【0013】これに対して、従来のカラー画像形成装置
として、現像剤の色毎に個別のプロセス部を設け、複数
の感光体に対し順に対向するように用紙を搬送して画像
形成を行うことにより、画像形成時間を短縮するように
したタンデム型のカラー画像形成装置がある。例えば、
イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の現像
剤を用いてフルカラー画像を形成するものでは、4つの
プロセス部を備えている。
【0014】このタンデム型のカラー画像形成装置は、
図14に示すように、用紙Pを収納した給紙トレイ16
0と定着ユニット180との間に、一対のローラ17
2,173によって張架された搬送ベルト171が構成
する搬送路に沿って、4つのプロセス部150a〜15
0dを配置している。イエロー、マゼンタ、シアン及び
ブラックの4色の現像剤画像を、プロセス部150a〜
150dのそれぞれにおいて個別に形成し、搬送ベルト
171によって搬送路内を搬送される用紙Pの表面に順
に転写する。4色の現像剤画像が転写された用紙Pは、
定着ユニット180において加熱及び加圧され、4色の
現像剤画像が用紙Pの表面に堅牢に定着する。
【0015】プロセス部150a〜150dは、互いに
同一の構成を備えている。一例として、イエローの現像
剤画像を形成するプロセス部150aは、感光体ドラム
151の周囲に、帯電ローラ152、レーザ書込ユニッ
ト153、現像ユニット155、転写ローラ155及び
クリーナ156を、感光体ドラム151の回転方向に沿
ってこの順に配置して構成されている。レーザ書込ユニ
ット153にはイエローの画像に応じた画像データが入
力され、現像ユニット155はイエローの現像剤を収納
している。転写ローラ155は、搬送ベルト171を挟
んで感光体ドラム151に対向配置されている。なお、
プロセス部150b〜150dにおいては、レーザ書込
ユニット153にマゼンタ、シアン及びブラックの各色
の画像に応じた画像データが入力され、現像ユニット1
55はマゼンタ、シアン及びブラックの各色の現像剤を
収納している。
【0016】このように構成されたタンデム型のカラー
画像形成装置では、個別のプロセス部において4色の現
像剤画像が略同時に形成されるため、1回分の画像形成
プロセス時間に略一致する時間でカラー画像が形成さ
れ、画像形成時間を短時間化できる利点がある。しか
し、タンデム型のカラー画像形成装置では、各色に個別
のプロセス部を設ける必要があり、複数の露光走査光学
系が必要になり、露光走査光学系を構成する光学部品の
誤差の調整、及び、露光走査のための動作タイミングの
制御が複雑化する欠点がある。
【0017】そこで、複数のプロセス部において露光走
査光学系を構成する光学部品を共通化することにより、
露光走査光学系を構成する光学部品の誤差の調整、及
び、露光走査のための動作タイミングの制御を簡略化す
るようにしたタンデム型のカラー画像形成装置が提案さ
れている。一例として、特開平5−100540号公報
には、露光走査光学系を構成する光学部品であるポリゴ
ンミラーを同軸上に2段に配置するとともに、上下2段
のポリゴンミラーを単一のモータによって駆動し、上下
2段のポリゴンミラーの各2面を介して4つの画像光を
照射するようにした構成及び制御方法が開示されてい
る。
【0018】また、特開平5−270051号公報に
は、互いに波長の異なる3つのレーザ光を1つのポリゴ
ンミラーを介して、光学フィルタによって互いに分離し
て照射するようにした構成が開示されている。
【0019】さらに、特開平6−286226号公報に
は、レーザアレイから極めて近接して照射されたレーザ
光を、単一のポリゴンミラーを介して主走査方向に偏向
した後、単一のf−θ補正手段によって走査速度を均一
化し、ビーム分離手段を介して4つの感光体のそれぞれ
の方向に分離して照射するようにした構成が開示されて
いる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−80631号公報に開示された構成では、各色の画
像光毎に個別のf−θ補正手段が必要になり、fーθ補
正手段の誤差調整が煩雑化する。また、上下2段のポリ
ゴンミラー間における誤差調整が必要になる。さらに、
上下2段のポリゴンミラーを介して2つの画像光が他の
2つの画像光と逆方向に走査されるため、ポリゴンミラ
ーの回転ムラが相反する方向の走査ムラを生じ、画像上
大きな欠点となる。
【0021】また、特開平5−270051号公報に開
示された構成では、各レーザ光の光路を一致させる際や
各レーザ光を分離偏向させる際に、光学フィルタによっ
てレーザ光の光量が減少する。また、各色のレーザ光の
波長が互いに近接する場合には、波長の近接する複数の
レーザ光を分離偏向できる光学フィルタを用いる必要が
あるが、一般に高価であり、コストが高騰する。一方、
各色のレーザ光の波長が互いに離間する場合には、比較
的安価な光学フィルタを用いることができるが、特定の
波長毎に設計値が異なるf−θ補正手段等の結像矯正手
段の設計及び製造は困難であり、結像矯正手段が高価に
ならざるを得ず、いずれにしてもコストの上昇を回避で
きない。
【0022】さらに、特開平6−286226号公報に
開示された構成では、レーザアレイ、ポリゴンミラーの
反射面、ビーム分離手段及び感光体の表面の4つの位置
が光学的に共役となっている必要があり、露光走査光学
系を設計する上で大きな制約となる。また、ビーム分離
手段は、非常に接近したレーザ光を分離する必要があ
り、部品の形状及び配置位置に高い精度が要求される。
さらに、f−θ補正手段に対してレーザ光が斜めに入射
するため、f−θ補正手段の形状が複雑化する。このよ
うに形状が複雑化したf−θ補正手段は、温度変化によ
る変形を容易に特定することができず、高画質の画像を
形成することが困難になる。
【0023】また、カラー画像形成装置において最も問
題となるのは、各色に対する色ずれである。この色ずれ
は、複数のレーザ光による各色毎の像形成が、像形成に
おける規定の位置からずれていること(レジスト不良)
によって生じる。このレジスト不良は、レーザ光の主走
査方向の位置ずれと副走査方向の位置ずれとによって生
じる。
【0024】主走査方向の位置ずれは、ポリゴンミラー
の反射面における各レーザ光の入射位置が所定の位置か
ら主走査方向にずれることに起因し、走査平面内におけ
るレーザ光の走査範囲に誤差の原因となるが、図15に
示すように、単一のスタートセンサ193によって各レ
ーザ光の走査開始位置を検出することにより、1/8ド
ット以下とされる一般的な位置ずれの許容精度を比較的
容易に実現できる。
【0025】ところが、ポリゴンミラー191の反射面
における各レーザ光の入射位置が所定の位置から副走査
方向にずれることに起因する副走査方向の位置ずれは、
スタートセンサ193によって検出することができない
ため、そのまま感光体195の表面上における誤差とな
って現れ、複数のレーザ光について1ドット以上の副走
査方向の位置ずれを生じると、複数の色の現像剤画像を
互いに重ね合わせることができなくなり、画像を忠実に
再現することができなくなる。
【0026】このため、図15に示す構成では、感光体
195の表面に対するレーザ光の副走査方向の照射位置
を偏向ミラー194の反射角度を変えて矯正するように
したものがあるが、ポリゴンミラー191及びf−θ補
正手段192の調整に加えて偏向ミラー194の調整を
行う必要が生じ、制御形態が複雑化する。
【0027】この発明の目的は、複数の画像光によって
画像を形成する際に、複数の画像光間でポリゴンミラー
やf−θ補正手段等の光学部品を含む露光走査光学系を
共有できるようにし、装置の小型化を実現するととも
に、高精度の画像を形成するための画像光の位置ずれの
調整を容易に行うことができるタンデム型の画像形成装
置を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0029】(1) 複数の画像光を、ポリゴンミラー上で
副走査方向について焦点を結び、ポリゴンミラーによっ
て主走査方向について等角速度に偏向した後、補正手段
を介して主走査方向について等速度に偏向して感光体の
表面に結像させる画像形成装置において、複数の画像光
が、単一のポリゴンミラーの反射面における近接する位
置で焦点を結ぶことを特徴とする。
【0030】この構成においては、複数の画像光が光源
から単一のポリゴンミラーの反射面の互いに近接する位
置で反射するとともに、光源からポリゴンミラーの反射
面を経由して感光体の表面に至る各画像光の光路におい
てポリゴンミラーの反射位置と感光体の照射位置とが光
学的共役関係となる。したがって、複数の画像光の間の
感光体における照射位置のずれ(レジスト不良)が小さ
くなる。
【0031】また、単一のポリゴンミラーにおける反射
位置の変位に対応して感光体における照射位置が複数の
画像光について略同様に変位し、単一のポリゴンミラー
における反射位置のみの調整によって複数の画像光につ
いての感光体における照射位置が同時に調整される。し
たがって、レジスト不良を補正する際には、単一のポリ
ゴンミラーの回転軸の傾斜角度の調整(ポリゴンミラー
の面倒れ補正)のみを行えばよく、ポリゴンミラーと偏
向ミラー等の他の部材との調整状態の組み合わせを考慮
する必要がない。
【0032】さらに、複数の画像光について反射位置の
歪み状態が略一致する。したがって、反射位置の状態の
差によって複数の画像光の間に大きなレジスト不良を生
じることがない。
【0033】加えて、画像光を主走査方向に偏向するポ
リゴンミラーは、複数の画像光に対して1個のみ備えら
れる。したがって、部品点数が削減されて装置の小型
化、及び、コストダウンが実現される。
【0034】(2) 前記複数の画像光のビームウェスト
が、少なくとも副走査方向について一部又は全部におい
て重複することを特徴とする。
【0035】この構成においては、複数の画像光のポリ
ゴンミラーにおける反射位置の副走査方向の誤差が、各
画像光のビームウェストの範囲内にされる。したがっ
て、複数の画像光の間におけるレジスト不良が1ドット
以下の範囲に収まり、画像に著しいずれをを生じること
がない。
【0036】(3) 前記複数の画像光を照射する複数の光
源を備え、複数の光源を主走査方向について略同一の位
置で、かつ、副走査方向について互いに異なる位置に配
置したことを特徴とする。
【0037】この構成においては、ポリゴンミラーに対
して各画像光を照射する複数の光源が、主走査方向の略
同一の位置に配置される。したがって、複数の光源から
ポリゴンミラーの反射面の近接する位置に画像光を照射
することにより、複数の画像光について主走査方向の光
路範囲が略一致する。このため、画像を構成する複数の
画像光によって、ポリゴンミラーの反射面の主走査方向
の長さが最大限に活用される。
【0038】また、複数の光源は副走査方向について互
いに異なる位置に配置される。したがって、各光源から
照射された光は、ポリゴンミラーの反射面から副走査方
向について互いに異なる位置に向かって出射される。こ
のため、画像を構成する複数の画像光はポリゴンミラー
において反射された後に容易に分離される。
【0039】(4) 前記ポリゴンミラーにおいて反射した
複数の画像光を副走査方向について互いに平行な光に変
換する単一の変換手段と、変換手段を通過した複数の画
像光を主走査方向について等速度に偏向する単一の補正
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0040】この構成においては、ポリゴンミラーにお
いて反射された複数の画像光が、変換手段によって互い
に平行な光にされた後、補正手段によって主走査方向に
ついて等速度に偏向される。したがって、複数の画像光
は、ポリゴンミラーにおいて反射された後、確実に分離
された状態で感光体に照射される。また、複数の画像光
の補正手段に対する入射角度が同一になり、複数の画像
光間に生ずるレジスト不良は同様となる。
【0041】さらに、複数の画像光について各1個の上
記変換手段及び補正手段が備えられている。したがっ
て、画像を構成する複数の画像光について変換手段にお
ける変換状態、及び、補正手段における補正状態が一定
になるとともに、構成が簡略化される。
【0042】(5) 前記補正手段と感光体との間に、複数
の画像光を感光体の表面における同一位置に照射する光
路設定手段を設けたことを特徴とする。
【0043】この構成においては、補正手段において主
走査方向について等速度に偏向された複数の画像光が、
光設定手段によって感光体の表面における同一位置に照
射される。したがって、変換手段によって副走査方向に
ついて互いに平行な光にされた複数の画像光が、主走査
方向について等速度に偏向された後に、互いに分離され
た状態で感光体の表面における同一位置に照射され、各
画像光によって形成された静電潜像を各画像光に対応し
た現像剤によって顕像化することにより、複数の現像剤
が重ね合わされて画像が形成される。
【0044】(6) 前記複数の画像光において、副走査方
向に互いに隣接する2つの画像光a及び画像光bに対
し、画像光aの副走査方向の幅をBa、画像光bの副走
査方向の幅をBb、画像光aと画像光bとの副走査方向
の間隔をL、ポリゴンミラーにおける反射位置の副走査
方向の誤差をW、ポリゴンミラーの面倒れによる副走査
方向の最大誤差をDとした時、 L−(Ba/2)−(Bb/2)−W−D>0 の関係を満たすように上記複数の光源及び変換手段が配
置されていることを特徴とする。
【0045】この構成においては、副走査方向において
互いに隣接する2つの画像光a及び画像光bについて、
(副走査方向の間隔L)から(画像光aの副走査方向の
幅Baの1/2の値)、(画像光bの副走査方向の幅B
bの1/2の値)、(ポリゴンミラーにおける焦点位置
の副走査方向の誤差W)、及び、(ポリゴンミラーの面
倒れによる副走査方向の最大誤差D)を差し引いた値が
正の値にされる。したがって、画像光a及び画像光bの
ポリゴンミラーにおける反射位置、又は、ポリゴンミラ
ーの回転軸の傾きに誤差を生じた場合にも、画像光a及
び画像光bの光路が副走査方向に重なることがなく、複
数の画像光を確実に分離することができる。
【0046】(7) 前記複数の画像光毎に個別の感光体を
備え、互いに隣接する2つの感光体a及び感光体bにつ
いて、感光体aと感光体bとの転写位置の間隔をG
(m)、感光体aの露光位置と転写位置との距離をTa
(m)、感光体bの露光位置と転写位置との距離をTb
(m)、プロセス速度をv(m/s)、ポリゴンミラー
の回転数をq(rpm)、任意の整数をkとして、 G+Ta−Tb=k・60・v/q の関係を有することを特徴とする。
【0047】この構成においては、互いに隣接する2つ
の感光体a及び感光体bについて、(感光体aと感光体
bとの転写位置の間隔G)と(感光体aの露光位置と転
写位置との距離Ta)との和から(感光体bの露光位置
と転写位置との距離Tb)を差し引いた値が、(プロセ
ス速度v)を(ポリゴンミラーの回転数q)で除した値
の整数倍にされる。したがって、ポリゴンミラーの同一
面において反射した複数の画像光が各個別の感光体にお
ける画像の同一ドットに対応した位置に正確に照射さ
れ、レジスト不良の発生が確実に防止され、ずれのない
高画質の画像が形成される。
【0048】(8) 前記複数の画像光毎に円柱形状を呈す
る感光体を個別に備え、互いに隣接する2つの感光体a
及び感光体bについて、感光体a及び感光体bの半径を
R(m)、感光体aと感光体bとの転写位置の間隔をG
(m)、感光体aの露光位置と転写位置との間の角度を
Sa(rad)、感光体bの露光位置と転写位置との間
の角度をSb(rad)、プロセス速度をv(m/
s)、ポリゴンミラーの回転数をq(rpm)、任意の
整数をkとして、 G+R・Sa−R・Sb=k・60・v/q の関係を有することを特徴とする。
【0049】この構成においては、互いに隣接する2つ
の感光体a及び感光体bについて、(感光体aと感光体
bとの転写位置の間隔G)と(感光体aにおける半径R
及び露光位置と転写位置との間の角度Saの積)との和
から(感光体bにおける半径R及び露光位置と転写位置
との間の角度Sbの積)を差し引いた値が、(プロセス
速度v)を(ポリゴンミラーの回転数q)で除した値の
整数倍にされる。したがって、各画像光に対応した現像
剤画像を形成する複数の感光体として円柱形状の感光体
を用いた場合に、ポリゴンミラーの同一面において反射
した複数の画像光が各個別の感光体における画像の同一
ドットに対応した位置に正確に照射され、レジスト不良
の発生が確実に防止され、ずれのない高画質の画像が形
成される。
【0050】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態に係
るカラー画像形成装置の構成を示す図である。この実施
形態に係る画像形成装置40は、給紙部60と定着ユニ
ット80との間に、一対のローラ72,73に張架され
た搬送ベルト71を配置している。搬送ベルト71は、
上面において給紙部60から供給された記録媒体、例え
ば用紙Pを定着ユニット80に搬送する。搬送ベルト7
1の上面に対向してイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)及びブラック(B)の各色の現像剤画像を
形成するプロセス部50a〜50dが搬送ベルト71の
上面の移動方向である副走査方向に沿って配置されてい
る。
【0051】プロセス部50a〜50dのそれぞれは、
同一の構成にされている。一例として、イエローの現像
剤画像を形成するプロセス部50aは、図中矢印で示す
方向に一定速度で回転する円筒形状の感光体ドラム51
aの周囲に、帯電ローラ52a、現像ユニット54a、
転写ローラ55a及びクリーナ56a等を配置して構成
されている。現像ユニット54aにはイエローの現像剤
が収納されており、プロセス部50aでは以下のプロセ
スによってイエローの現像剤画像が形成される。
【0052】感光体ドラム51aの表面には、帯電ロー
ラ52aから現像剤の帯電極性と逆極性の電荷が均一に
付与された後、レーザ書込ユニット10からイエローの
画像に対応した画像光の照射を受け、光導電作用によっ
て静電潜像が形成される。感光体ドラム51aの表面に
形成された静電潜像は、現像ユニット54aから供給さ
れる現像剤により、イエローの現像剤画像に顕像化され
る。
【0053】感光体ドラム51aの回転に同期して、給
紙部60から給紙された用紙Pが、搬送ベルト71によ
って感光体ドラム51aと転写ローラ55aとの間に搬
送される。転写ローラ55aは、搬送ベルト71の内側
面に接触して配置されており、現像剤の帯電極性と逆極
性のバイアス電圧が印加されている。これによって、感
光体ドラム51aの表面に形成されたイエローの現像剤
画像が、用紙Pの表面に転写される。転写ローラ55a
と対向する位置を通過した感光体ドラム71の表面に残
留している現像剤は、クリーナ56aによって回収され
る。
【0054】上記のプロセスは、現像ユニット54b〜
54dのそれぞれにマゼンタ、シアン及びブラックの現
像剤を収納したプロセス部50b〜50dにおいても同
様に実行される。また、感光体ドラム51b〜51dの
それぞれは、レーザ書込ユニット10からマゼンタ、シ
アン及びブラックの画像に対応した画像光の照射を受け
る。これによって、感光体ドラム51b〜51dのそれ
ぞれの表面に、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤
画像が形成される。したがって、給紙部60から給紙さ
れた用紙Pは、搬送ベルト71によってプロセス部50
a〜50dに順に搬送されることにより、その表面にイ
エロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤画像が
順に転写される。
【0055】プロセス部50a〜50dを通過した用紙
Pは、定着ユニット80に導かれる。定着ユニット80
は上下一対のローラによって構成されており、用紙Pは
定着ユニット80を通過する間に加熱及び加圧を受け
る。これによって、用紙Pの表面において、4色の現像
剤が溶融して用紙Pの表面に堅牢に定着し、カラー画像
が形成される。
【0056】図2及び図3は、上記画像形成装置40に
備えられるレーザ書込ユニット10の構成を示す図であ
る。図2は側面図であり、図3は平面図である。レーザ
書込ユニット10は、光源であるレーザダイオード11
a〜11d、レンズ12a〜12d、ポリゴンミラー1
3、変換手段である第1シリンドリカル(cylindorica
l:以下CYと記す。)レンズ14、補正手段であるf−
θレンズ15、光路設定手段である偏向ミラー16a〜
16d、及び、第2CYレンズ17a〜17dを備え、
レーザダイオード11a〜11dから照射された各画像
光について感光体ドラム51a〜51dに至る光路を形
成している。
【0057】なお、各画像光の光路においてf−θレン
ズ15から感光体ドラム51a〜51dまで間の光路長
は、図外のミラー等によって互いに等しくされている。
【0058】レーザダイオード11a〜11dは、画像
データに応じてYMCBの各色に対応した画像光La〜
Ldを照射する。レンズ12a〜12dは、レーザダイ
オード11a〜11dから照射された画像光La〜Ld
を集光してポリゴンミラー13の反射面に結像させる。
したがって、画像光La〜Ldは、ポリゴンミラー13
の反射面において、ポリゴンミラー13の回転方向(主
走査方向)に直交する方向(副走査方向)について焦点
を結ぶ。なお、レーザダイオード11a〜11d及びレ
ンズ12a〜12dは副走査方向に並設されており、画
像光La〜Ldのポリゴンミラー13の反射面に対する
副走査方向の入射角は互いに異なる。
【0059】ポリゴンミラー13は、図中矢印で示す主
走査方向に回転する回転多面鏡であり、レンズ12a〜
12dから入射した画像光La〜Ldを回転しながら反
射する。これによって、画像光La〜Ldは、感光体ド
ラム51a〜51dにおける主走査方向の所定範囲に等
角速度に偏向して照射される。レーザダイオード11a
〜11d及びレンズ12a〜12dは、主走査方向につ
いて同位置に配置されている。したがって、画像光La
〜Ldはポリゴンミラー13の同一の反射面に照射され
反射される。
【0060】第1CYレンズ14は、副走査方向にのみ
レンズ効果を有するものであり、ポリゴンミラー13が
反射した画像光La〜Ldを副走査方向について互いに
平行な光に変換する。f−θレンズ15は、ポリゴンミ
ラー13によって等角速度に偏向された後、第1CYレ
ンズ14によって互いに平行な光に変換された画像光L
a〜Ldを等速度に偏向する。したがって、画像光La
〜Ldは、感光体ドラム51s〜51dの表面を主走査
方向の全域にわたって一定速度で走査する。
【0061】偏向ミラー16a〜16dは、f−θレン
ズ15によって等速度に偏向された画像光La〜Ldの
光路を、感光体ドラム51a〜51dの方向に変化させ
る。第2CYレンズ17a〜17dは、偏向ミラー16
a〜16dにおいて反射された画像光La〜Ldを集光
して感光体ドラム51a〜51dの表面に結像させる。
したがって、画像光La〜Ldは、主走査方向の全域に
わたって感光体ドラム51a〜51dの表面に焦点を結
ぶ。
【0062】以上のようにして、レーザ書込ユニット1
0においては、レーザダイオード11a〜11dから照
射された画像光La〜Ldは、ポリゴンミラー13の反
射面で焦点を結び、感光体ドラム51a〜51dの表面
で焦点を結ぶように構成されている。すなわち、ポリゴ
ンミラー13の反射面と感光体ドラム51a〜51dの
表面とは、副走査方向について光学的共役関係にある。
【0063】図4は、上記レーザ書込ユニット10のポ
リゴンミラー13と感光体51a〜51dとの関係を示
す図である(同図では、一例として、画像光Laの場合
を示している。)。上述のように、ポリゴンミラー13
の反射面と感光体ドラム51a〜51dの表面とは副走
査方向について光学的共役関係にある。したがって、ポ
リゴンミラー13の回転軸が図4(A)に示す適正な状
態から図4(B)に示すように傾き、ポリゴンミラー1
3が所謂面倒れを生じた場合には、ポリゴンミラー13
の反射面における画像光La〜Ldの副走査方向の入射
位置が変化するが、画像光La〜Ldの感光体ドラム5
1a〜51dの表面における副走査方向の位置は適正な
状態に維持される。
【0064】このように、ポリゴンミラー13の面倒れ
によって、感光体ドラム51a〜51dの表面における
画像光La〜Ldの副走査方向の入射位置が変化するこ
とはなく、レジスト不良を生じることがない。したがっ
て、感光体ドラム51a〜51dの表面における画像光
La〜Ldのレジスト不良を防止するためにポリゴンミ
ラー13の面倒れを補正する必要がない。
【0065】但し、画像光La〜Ldがポリゴンミラー
13の表面において主走査方向についても焦点を結んで
いる場合には、ポリゴンミラー13の面倒れによって画
像光La〜Ldがポリゴンミラー13の反射面における
欠陥部分に入射された場合、画像光La〜Ldが欠陥部
分において乱反射して感光体ドラム51a〜51dの表
面の所定の位置に照射されなくなり、画像欠落を生じ
る。そこで、この実施形態に係るカラー画像形成装置の
レーザ書込ユニット10では、画像光La〜Ldが、ポ
リゴンミラー13の反射面において、主走査方向につい
ては焦点を結ばないようにしている。
【0066】図5は上記レーザ書込ユニット10のポリ
ゴンミラー13における画像光の入射位置を説明する図
であり、同図(A)はポリゴンミラー13の反射面近傍
における副走査方向の断面図、同図(B)は同主走査方
向の断面図である。図5では、理解を容易にするため、
複数の画像光のうち、互いに隣接する2つの画像光L
a,Lbのみを示している。複数の画像光La〜Ld
は、ポリゴンミラー13の同一面における略同一の位置
に入射する。
【0067】特に、ポリゴンミラー13の反射面におけ
る画像光La〜Ldの入射位置の副走査方向の差Wは、
各画像光La〜Ldのビームウェストωよりも小さくな
るように設定されている。これによって、ポリゴンミラ
ー13の反射面において、複数の画像光La〜Ldにお
いて隣接する2色の画像光のビームウェストωが少なく
とも部分的に重複し、レジスト不良が抑制される。
【0068】ポリゴンミラー13における画像光La〜
Ldの反射位置の副走査方向における誤差は、感光体ド
ラム51a〜51dの表面における画像光La〜Ldの
入射位置の誤差(レジスト不良)の原因となる。感光体
ドラム51a〜51dの表面において、いずれかの画像
光の入射位置が他の画像光の入射位置に対して1ドット
分以上の誤差を生じると、これらの画像光によって形成
された現像剤画像による混色が生じないため、カラー画
像において所定の色を再現することができない場合や色
濁りを生じる場合があり、画像品位の低下を招く。した
がって、カラー画像の形成状態を良好に維持するために
は、感光体ドラム51a〜51dの表面における複数の
画像光間の入射位置の誤差は1ドット分以下に抑える必
要がある。
【0069】図6に示すように、例えば、感光体ドラム
51a,51bにおける画像光La,Lbの入射位置の
誤差W′は、ポリゴンミラー13の反射面における誤差
をW、ポリゴンミラー13と感光体ドラム51a,51
bとの間に位置する第1CYレンズ14、f−θレンズ
15、偏向ミラー16a,16b及び第2CYレンズ1
7a,17bの光学倍率をmとして、下記第1式によっ
て求められる。
【0070】 W′=m・W ・・・第1式 また、感光体ドラム51a,51bの表面における1ド
ットの大きさは、ポリゴンミラー13の反射面における
ビームウェストωに光学倍率mを掛け合わせた値とな
る。これらのことから、ポリゴンミラー13の反射面に
おける画像光La,Lb間の副走査方向における反射位
置の誤差がビームウェストω以下であれば、感光体ドラ
ム51a,51bの表面における入射位置の誤差が1ド
ット内に抑えられ、カラー画像の形成状態を良好に維持
することができる。
【0071】なお、図7に示すように、ビームウェスト
ωは、画像光La〜Ldの焦点位置におけるビーム幅を
いう。この実施形態に係るカラー画像形成装置40に備
えられるレーザ書込ユニット10は、レーザダイオード
11a〜11dから照射された画像光La〜Ldをレン
ズ12a〜12dによって集光してポリゴンミラー13
の反射面に入射する。レーザダイオード11a〜11d
から照射されるレーザ光の強度は、一般にガウス分布を
有している。このため、レーザ光である画像光La〜L
dのビームウェストωは、レーザ光の波長をλ、レンズ
12a〜12dの絞り角度をNAとして、下記第2式に
より求められる。
【0072】 π・ω・NA=λ ・・・第2式 したがって、カラー画像形成装置40ではポリゴンミラ
ー13における各画像光La〜Ldの副走査方向につい
ての入射位置の差は、λ/(π・NA)よりも小さくな
るように設定されている。
【0073】図8は、上記レーザ書込ユニット10にお
ける第1CYレンズ14及びf−θレンズ15近傍にお
ける画像光の状態を示す図である。この実施形態に係る
カラー画像形成装置40のレーザ書込ユニット10で
は、4つの画像光が第1CYレンズ14に対して副走査
方向について互いに重ならない位置に分離した状態で入
射する。第1CYレンズ14は、画像光La〜Ldを互
いに分離した状態を維持したままで互いに平行な光に変
換する。したがって、画像光La〜Ldの分離状態は、
f−θレンズ15を通過する際にも維持される。
【0074】例えば、第1CYレンズ14を出射後の互
いに隣接する画像光La及び画像光Lbについては、画
像光Laと画像光Lbとの副走査方向の間隔をL、画像
光La及び画像光Lbの各々お副走査方向の幅をBa及
びBb、ポリゴンミラー13における反射位置の副走査
方向の誤差をW、ポリゴンミラーの面倒れによる副走査
方向の最大誤差をDとした場合、下記第3式の関係を満
たすようにされている。 L−(Ba/2)−(Bb/2)−W−D>0 ・・・第3式 画像光La及びLbの副走査方向の間隔Lは理想的な設
計値である(図8(A)参照)。この状態から、ポリゴ
ンミラー13の反射面における画像光Lbの反射位置に
誤差Wが生じると、f−θレンズ15を通過する際の画
像光LbはLb′の位置に移動し、画像光La及びLb
の副走査方向の間隙は、 L−(Ba/2)−(Bb/2)−W になる(図8(B)参照)。
【0075】さらに、この状態から、ポリゴンミラー1
3が面倒れを生じ、画像光La及びLbがLa″及びL
b″の位置に移動した場合、画像光La及びLbの移動
量Da及びDbの差を最大誤差Dとして、画像光La及
びLbの副走査方向の間隙Hは、 H=L−(Ba/2)−(Bb/2)−W−D になる(図8(C)参照)。
【0076】したがって、画像光の位置ずれ及びポリゴ
ンミラー13の面倒れを生じた状態でも、この状態にお
ける画像光La及びLbの間隔Hの値が正であり、上記
第3式の関係を満たすことにより、画像光La〜Ldの
分離状態が維持される。この関係は、レーザダイオード
11a〜11d、レンズ12a〜12d、ポリゴンミラ
ー13及び第1CYレンズ14の配置位置を適正にする
ことによって実現できる。
【0077】図9は、ポリゴンミラー13の単一の反射
面を用いて複数の画像光を感光体51a〜51dの表面
に照射する方法について説明する。この実施形態を含む
タンデム型のカラー画像形成装置40では、図1に示し
たように、用紙Pは、感光体ドラム51a〜51d等の
感光体と転写ローラ55a〜55d等の転写手段とによ
って構成される画像光毎の転写位置を順に通過し、各転
写位置において感光体の表面に形成されている現像剤画
像が用紙Pの表面に順に転写される。
【0078】図9では、感光体の一例として感光体ベル
トを使用し、隣接する2つの感光体ベルトn(感光体
a)及びn′(感光体b)の転写位置の間隔をG
(m)、感光体ベルトnの表面における露光位Eと転写
位置Fとの間の距離(Ta)をT(m)、感光体ベルト
n′の表面における露光位置E′と転写位置F′との間
の距離(Tb)をT′(m)、用紙Pの搬送速度(プロ
セス速度)をv(m/s)、ポリゴンミラーの回転数を
q(rpm)としている。感光体ベルトn及びn′の表
面に形成されている2色の現像剤画像N及びN′の重ね
合わせによって用紙P上に高品位のカラー画像を形成す
るためには、用紙Pに対してそれぞれの位置が一致する
状態で2色の現像剤画像N及びN′を転写する必要があ
る。
【0079】即ち、一定の搬送速度v(m/s)で搬送
されている用紙Pに感光体ベルトnの転写位置Fにおい
て感光体ベルトnから現像剤画像Nが転写された後、転
写位置F′では現像剤画像Nが転写された用紙P上の位
置と同位置に感光体ベルトn′から現像剤画像N′が転
写されなければならない。このとき、感光体ベルトnの
露光位置Eにおいて形成された静電潜像を顕像化した現
像剤画像Nが用紙Pを介して感光体ベルトn′の転写位
置F′に達するまでの時間は(G+T)/vであり、感
光体ベルトn′の露光位置E′において形成された静電
潜像を顕像化した現像剤画像N′が感光体ベルトn′の
転写位置F′に達するまでの時間はT′/vである。
【0080】したがって、感光体ベルトnに対する露光
開始タイミングから時間t=(G+T−T′)/vだけ
遅延したタイミングで感光体ドラムn′に対する露光を
開始することにより、転写位置F′において用紙P上の
現像剤画像Nが転写されている位置に感光体ドラムn′
から現像剤画像N′が転写されることになる。ここで、
時間tと、回転数q(rpm)で回転するポリゴンミラ
ーの1回転に要する時間60/qを任意の整数(k)倍
した値とが等しくなるように設定すること、即ち、下記
第4式を満足させることにより、 (G+T−T′)/v=k・60/q G+T−T′=k・60・v/q ・・・第4式 ポリゴンミラーの同一の反射面で反射した複数色の画像
光により形成される画像、すなわち複数の現像剤画像に
おける同一位置のドットが用紙P上の1ドットの範囲内
に転写される。これによって、複数色の現像剤画像を、
用紙Pの上の同一位置に転写して高品位のカラー画像を
形成することができる。
【0081】図9は感光体ベルトを用いた例であるが、
感光体ドラムを用いたこの実施形態に係るカラー画像形
成装置40についても同様である。即ち、図10に示す
ように、間隔G(m)で隣接する半径Rの感光体ドラム
51a及び51bの露光位置をEa及びEb、転写位置
をFa及びFb、露光位置と転写位置との間の回転角を
Sa(rad)及びSb(rad)とした場合、感光体
ドラム51aの露光位置Eaから転写位置Faまでの間
の周長Ta(第4式のTに相当する。)はR×Saであ
り、感光体ドラム51bの露光位置Ebから転写位置F
bまでの間の周長Tb(第4式のT′に相当する。)は
R×Sbである。これを上記第4式に代入すると、 G+R・Sa−R・Sb=k・60・v/q ・・・第5式 したがって、感光体ドラム51a及び51bの間隔G及
び半径R、プロセス速度v並びにポリゴンミラー13の
回転数qに応じて、隣接する感光体ドラム51a及び5
1bにおける露光位置と転写位置との間の回転角Sa及
びSbを、上記第5式を満足するように設定することに
より、複数色の画像光をポリゴンミラー13の同一面で
反射させることができ、複数色の現像剤画像を用紙P上
において正確に重ね合わせることができる。
【0082】ここで、上記レーザ書込ユニット10の動
作を説明する。レーザ書込ユニット10の制御部は、イ
エロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の画像デ
ータが入力されると、先ず、感光体ドラム51aの表面
にイエローの画像に対応した静電潜像を形成すべく、レ
ーザダイオード11aにイエローの画像データに応じた
駆動信号を出力し、レーザダイオード11aから画像光
Laを照射する。レーザダイオード11aから照射され
た画像光Laは、レンズ12a、ポリゴンミラー13及
びセンサミラー19を介してスタートセンサ20(図3
参照)によって受光され、ポリゴンミラー13の反射面
の位置、及び、主走査方向の周期が検出され、主走査方
向のスタート位置が決定される。このスタートセンサ2
0は、例えば、受光面にスリットを配置したフォトダイ
オードを用いることができる。
【0083】レーザダイオード11aから照射された画
像光Laは、レンズ12aを経由してポリゴンミラー1
3に照射され、ポリゴンミラー13の反射面において反
射した後に第1CYレンズ14、f−θレンズ15、偏
向ミラー16a及び第2CYレンズ17aを介して、予
め帯電ローラ52aによって均一に帯電した感光体ドラ
ム51aの表面に入射する。これによって、感光体ドラ
ム51aの表面にイエローの画像に応じた静電潜像が形
成される。この静電潜像は現像ユニット54aによって
イエローの現像剤画像に顕像化され、転写ローラ55a
を介して用紙Pの表面に転写される。
【0084】次に、制御部は、感光体ドラム51aに対
する静電潜像の形成を開始した後の所定のタイミング
で、レーザダイオード11bに対してマゼンタの画像デ
ータに基づく駆動データを出力する。これによって、レ
ーザダイオード11bからマゼンタの画像データに応じ
た画像光Lbが感光体ドラム51bに照射され、感光体
ドラム51bの表面にマゼンタの画像に対応する静電潜
像が形成される。このとき、レーザダイオード11bの
駆動を開始するタイミングは、上記第5式の関係を満足
するように設定されている。したがって、マゼンタの画
像データに対応した画像光Lbはポリゴンミラー13に
おいてイエローの画像データに対応した画像光Laを反
射した反射面と同一の反射面において同一の状態で反射
され、感光体ドラム51bの転写位置でマゼンタの現像
剤画像が、用紙P上に形成されているイエローの現像剤
画像と同一の位置に転写される。また、図5に示したよ
うに、画像光La及びLbはポリゴンミラー13におい
て互いに近接した位置に入射するようにされている。
【0085】制御部は、上記第5式の関係、及び、ポリ
ゴンミラー13における反射位置の関係を満たすよう
に、シアンの画像データに基づいてレーザダイオード1
1cからシアンの画像データに応じた画像光Lcを照射
するタイミング、及び、ブラックの画像データに基づい
てレーザダイオード11dからブラックの画像データに
応じた画像光Ldを照射するタイミングを決定する。
【0086】このようにして、制御部は、イエロー、マ
ゼンタ、シアン及びブラックの画像データに基づく画像
光La〜Ldをレーザダイオード11a〜11dから順
に照射することにより、感光体ドラム51a〜51dに
形成された各色の現像剤画像は用紙Pにおいて、各位置
が一致した状態で転写される。この結果、用紙P上にカ
ラー画像が形成される。
【0087】以上のように、この実施形態に係るカラー
画像形成装置40では、4つの画像光について、ポリゴ
ンミラー13における反射位置と感光体ドラム51a〜
51dにおける照射位置とが副走査方向において光学的
共役関係になるように構成されている。したがって、ポ
リゴンミラー13の面倒れに起因する副走査方向のレジ
スト不良を生じることがない。このように、副走査方向
のレジスト不良を生じることがないため、感光体ドラム
51a〜51dにおける画像光La〜Ldの照射位置を
調整するための偏向ミラー等の光学的な調整部材を備え
る必要がなく、すなわちポリゴンミラー13と他の調整
部材との組み合わせを考慮して両者の相対的な位置関係
を調整する必要がなく、画像形成装置の製造工程を簡略
化して生産性を向上することができる。
【0088】また、画像光La〜Ldがポリゴンミラー
13における同一の反射面に入射するようにしているた
め、従来のように、複数の反射面を使用する際に生ず
る、各反射面の歪みの差に起因するレジスト不良を生じ
ることがない。さらに、画像光La〜Ldがポリゴンミ
ラー13の反射面において近接した位置に入射されるた
め、ポリゴンミラー13の反射面内における歪みの差に
起因するレジスト不良も抑制される。このため、高解像
度の画像についてもレジスト不良の少ない高品位の画像
を形成することができる。
【0089】また、4つの画像光La〜Ldに対して、
ポリゴンミラー13、第1CYレンズ14及びf−θレ
ンズ15は1個ずつ備える構成であるため、部品点数を
削減して装置の小型化及びコストの低廉化を実現するこ
とができる。また、複数のf−θレンズ15の誤差を調
整する必要もなく、製造工程をより簡略化することがで
きる。
【0090】さらに、4つの画像光La〜Ldを照射す
るレーザダイオード11a〜11dを副走査方向に沿っ
て配置しているため、ポリゴンミラー13において反射
された画像光La〜Ldのそれぞれを容易に分離するこ
とができる。
【0091】また、レーザダイオード11a〜11dを
主走査方向に沿って配置した場合に比較して、画像光L
a〜Ldについて共通する走査範囲を最大にすることが
でき、ポリゴンミラー13の反射面の使用効率を最適化
することができる。即ち、複数のレーザダイオードを主
走査方向に沿って配置した場合には、ポリゴンミラーで
反射された各画像光の走査範囲が主走査方向にずれた状
態になり、複数の画像光の入射範囲の重複した部分しか
画像形成に用いることができない。このため、ポリゴン
ミラーの反射面における主走査方向の両端部に使用でき
ない部分が生じ、ポリゴンミラーに構成された反射面の
面積を有効に活用できなくなる。
【0092】この点で、この実施形態に係るカラー画像
形成装置40では、レーザダイオード11a〜11dを
副走査方向に沿って配置しているため、ポリゴンミラー
13の反射面における画像光La〜Ldの入射位置は全
て一致するため、ポリゴンミラー13の反射面における
両端部に使用できない部分を生じることがなく、ポリゴ
ンミラー13に形成された反射面の全面を有効に活用し
て、ポリゴンミラー13を小型化することができる。
【0093】さらに、この実施形態に係るカラー画像形
成装置では、画像光La〜Ldは、第1CYレンズ14
によって互いに平行な光にされ、互いに同一の入射角で
f−θレンズ15に入射される。このため、f−θレン
ズ15が熱膨張等によって変形した場合にも、f−θレ
ンズ15を出射後の4つの画像光La〜Ldに同様の位
置ずれが生じることになり、各画像光La〜Ld間の位
置ずれの差異を抑制することができる。また、f−θレ
ンズ15の構成を簡略化することができる。
【0094】なお、この実施形態に係るカラー画像形成
装置40のレーザ書込ユニット10では、4個のレーザ
ダイオード11a〜11dから各画像光La〜Ldを照
射する構成を示したが、画像光La〜Ldの光源の配置
数は4個に限るものではない。例えば、図11に示すよ
うに、各画像光毎に2個ずつのレーザダイオード11
a,11a′,11b,11b′,11c,11c′,
11d,11d′、及び、2個ずつのレンズ12a,1
2a′,12b,12b′,12c,12c′,12
d,12d′を備えたマルチビームのレーザ書込ユニッ
トにおいても、この発明を同様に実施することができ
る。
【0095】この場合に、同一の感光体ドラムに照射さ
れる画像光、例えば、画像光La,La′は、ポリゴン
ミラー13の同一面におけるビームウェストの範囲内に
入射され、ポリゴンミラー13において反射された後、
第1CYレンズ14、f−θレンズ15、偏向ミラー1
6a及び第2CYレンズ17aを介して1つにまとめら
れて感光体ドラム51aに照射される。他の画像光につ
いても同様に、2個のレーザダイオードから照射された
2つの画像光が1つにまとめられて感光体ドラムに照射
される。
【0096】また、マルチビームのレーザ書込ユニット
においては、図12(A)に示すように、同一の感光体
ドラムに照射される2つの画像光を、他の感光体ドラム
に照射される画像光から分離していることを条件とし
て、副走査方向について互いに重なる状態で第1CYレ
ンズ14に入射させることもできる。例えば、図12
(B)に示すように、F−θレンズ15の近傍におい
て、画像光Lb及び画像光Lb′の光路を、副走査方向
において隣接する画像光La′及び画像光Lcの光路か
らは離間した状態で、互いに重なる位置に構成すること
ができる。
【0097】また、この実施形態に係るカラー画像形成
装置40では、円筒形状の感光体ドラム51a〜51d
を備えているが、無端ベルトによって構成した感光体ベ
ルトを用いることもできる。この場合には、レーザ書込
ユニット10において、第4式を満足する構成及び制御
を行うことにより、各感光体ベルトに形成された現像剤
画像を用紙P上に位置ずれを生じることなく転写するこ
とができる。
【0098】さらに、この実施形態に係るカラー画像形
成装置40のレーザ書込ユニット10では、4つの画像
光を互いに平行な光に変換する第1CYレンズ14と、
f−θ補正を施すf−θレンズ15とを別々に備えてい
るが、4つの画像光を互いに平行な光に変換してf−θ
補正を施す機能を備えた単一の変換補正手段を備えるこ
ともできる。
【0099】また、第2CYレンズ17a〜17dにお
ける絞り角度(図2における角度α)が大きくなるにし
たがって画像の解像度が向上する。したがって、第2C
Yレンズ17a〜17の絞り角度をできるだけ大きくす
ることが望ましい。
【0100】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を奏する
ことができる。
【0101】(1) 複数の画像光が光源から単一のポリゴ
ンミラーの反射面の互いに近接する位置で反射するとと
もに、光源からポリゴンミラーの反射面を経由して感光
体の表面に至る各画像光の光路においてポリゴンミラー
の反射位置と感光体の照射位置とを光学的共役関係にす
ることにより、複数の画像光の間の感光体における照射
位置のずれ(レジスト不良)を小さくすることができ、
鮮明なカラー画像を形成することができる。
【0102】また、単一のポリゴンミラーにおける反射
位置の変位に対応して感光体における照射位置を複数の
画像光について略同様に変位させることができ、単一の
ポリゴンミラーにおける反射位置のみの調整によって複
数の画像光についての感光体における照射位置を同時に
調整できる。したがって、レジスト不良を補正する際に
は、単一のポリゴンミラーの回転軸の傾斜角度の調整
(ポリゴンミラーの面倒れ補正)のみを行えばよく、ポ
リゴンミラーと偏向ミラー等の他の部材との調整状態の
組み合わせを考慮する必要がないことから、光学部品の
組立作業を簡略化することができる。
【0103】さらに、複数の画像光について反射位置の
歪み状態を略一致させることができる。したがって、反
射状態の変化による複数の画像光の間に大きなレジスト
不良が生じることを防止できる。
【0104】加えて、画像光を主走査方向に偏向するポ
リゴンミラーを、複数の画像光に対して1個のみ備えれ
ばよい。したがって、部品点数を削減して装置の小型
化、及び、コストダウンを実現できる。
【0105】(2) 複数の画像光のポリゴンミラーにおけ
る反射位置の副走査方向の誤差を、各画像光のビームウ
ェストの範囲内にすることができる。したがって、複数
の画像光の間におけるレジスト不良が1ドット以下の範
囲に収まり、画像に著しいずれを生じることがなく、鮮
明な画像を形成することができる。
【0106】(3) ポリゴンミラーに対して各画像光を照
射する複数の光源を、主走査方向の略同一の位置に配置
することにより、複数の画像光について主走査方向の走
査範囲を略一致させ、画像を構成する複数の画像光によ
ってポリゴンミラーの反射面の主走査方向の長さを最大
限に活用することができる。
【0107】また、複数の光源を副走査方向の互いに異
なる位置に配置することにより、各光源から照射された
光を、ポリゴンミラーの反射面から副走査方向の互いに
異なる位置に向かって出射するようにしている。このた
め、画像を構成する複数の画像光をポリゴンミラーで反
射された後に容易に分離することができる。
【0108】(4) ポリゴンミラーにおいて反射された複
数の画像光を、変換手段によって互いに平行な光にした
後、補正手段によって主走査方向について等速度に偏向
することにより、ポリゴンミラーで反射された後の複数
の画像光を、確実に分離した状態で感光体に照射するこ
とができる。また、複数の画像光の補正手段に対する入
射角度が同一であるので、複数の画像光間に生ずるレジ
スト不良は同一となり、光学部品の調整作業を簡略化で
きる。
【0109】さらに、複数の画像光について各1個の変
換手段及び補正手段を備えることにより、カラー画像を
構成する複数の画像光について変換手段における変換状
態、及び、補正手段における補正状態を一定にすること
ができるとともに、構成を簡略化できる。
【0110】(5) 補正手段において主走査方向について
等速度に偏向された複数の画像光を、光設定手段によっ
て感光体表面の同一位置に照射することにより、変換手
段によって副走査方向について互いに平行な光にされた
複数の画像光を、主走査方向について等速度に偏向した
後に、互いに分離した状態で感光体表面の同一位置に照
射することができる。したがって、各画像光によって形
成された静電潜像を各画像光に対応した現像剤によって
顕像化して、複数の現像剤の重ね合わせによる画像を形
成することができる。
【0111】(6) 副走査方向において互いに隣接する2
つの画像光a及び画像光bについて、(副走査方向の間
隔L)から(画像光aの副走査方向の幅Baの1/2の
値)、(画像光bの副走査方向の幅Bbの1/2の
値)、(ポリゴンミラーにおける焦点位置の副走査方向
の誤差W)、及び、(ポリゴンミラーの面倒れによる副
走査方向の最大誤差D)を差し引いた値を正の値にする
ことにより、画像光a及び画像光bのポリゴンミラーに
おける反射位置、又は、ポリゴンミラーの回転軸の傾き
に誤差を生じた場合にも、画像光a及び画像光bの光路
を副走査方向において確実に分離することができる。
【0112】(7) 互いに隣接する2つの感光体a及び感
光体bについて、(感光体aと感光体bとの転写位置の
間隔G)と(感光体aの露光位置と転写位置との距離T
a)との和から(感光体bの露光位置と転写位置との距
離Tb)を差し引いた値が、(プロセス速度v)を(ポ
リゴンミラーの回転数q)で除した値の整数倍にするこ
とにより、ポリゴンミラーの同一面において反射された
複数の画像光を各個別の感光体に形成される画像の同一
ドットに対応した位置に正確に照射することができ、レ
ジスト不良の発生を確実に防止して、ずれのない高画質
の画像を形成することができる。
【0113】(8) 互いに隣接する2つの感光体a及び感
光体bについて、(感光体aと感光体bとの転写位置の
間隔G)と(感光体aにおける半径R及び露光位置と転
写位置との間の角度Saの積)との和から(感光体bに
おける半径R及び露光位置と転写位置との間の角度Sb
の積)を差し引いた値を、(プロセス速度v)を(ポリ
ゴンミラーの回転数q)で除した値の整数倍にすること
により、各画像光に対応した色の現像剤画像を形成する
複数の感光体として円柱形状の感光体を用いた場合に、
ポリゴンミラーの同一面において反射した複数の画像光
を各個別の感光体における画像の同一ドットに対応した
位置に正確に照射することができ、レジスト不良の発生
を確実に防止して、ずれのない高画質の画像を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るカラー画像形成装置
の構成を示す図である。
【図2】上記画像形成装置に備えられるレーザ書込ユニ
ットの構成を示す側面図である。
【図3】上記画像形成装置に備えられるレーザ書込ユニ
ットの構成を示す平面図である。
【図4】上記レーザ書込ユニットのポリゴンミラーと感
光体との関係を示す図である。
【図5】上記レーザ書込ユニットのポリゴンミラーにお
ける画像光の入射位置を説明する図である。
【図6】感光体ドラムにおける画像光の入射位置の誤差
とポリゴンミラーの反射面における誤差との関係を示す
図である。
【図7】画像光のビームウェストを説明する図である。
【図8】上記レーザ書込ユニットにおける第1CYレン
ズ及びf−θレンズ近傍における画像光の状態を示す図
である。
【図9】ポリゴンミラーの単一の反射面を用いて複数の
画像光を感光体ベルトの表面に照射する方法を説明する
図である。
【図10】ポリゴンミラーの単一の反射面を用いて複数
の画像光を感光体ドラムの表面に照射する方法を説明す
る図である。
【図11】マルチビームのレーザ書込ユニットにおける
レーザビームの光路を示す図である。
【図12】マルチビームのレーザ書込ユニットにおける
レーザビームの光路を示す図である。
【図13】従来の4回転方式のカラー画像形成装置の構
成及び動作を説明する図である。
【図14】従来のタンデム型のカラー画像形成装置の構
成及び動作を示す図である。
【図15】従来のカラー画像形成装置におけるレーザ書
込ユニットの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
10−レーザ書込ユニット 11a〜11d−レーザダイオード(光源) 12a〜12d−レンズ 13−ポリゴンミラー 14−第1CYレンズ(変換手段) 15−f−θレンズ(補正手段) 16a〜16d−偏向ミラー(光路設定手段) 17a〜17d−第2CYレンズ(光路設定手段) 40−カラー画像形成装置 51a〜51d−感光体ドラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA11 AA14 AA48 BA54 BA58 BA83 BA85 BA90 BB03 CA22 CA39 DA03 DA09 2H030 AA01 AA05 AB02 BB02 BB16 BB56 2H045 AA01 BA02 BA22 BA34 CA03 CA63

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画像光を、ポリゴンミラー上で副走
    査方向について焦点を結び、ポリゴンミラーによって主
    走査方向について等角速度に偏光した後、補正手段を介
    して主走査方向について等速度に偏向して感光体の表面
    に結像させる画像形成装置において、 複数の画像光が、単一のポリゴンミラーの同一の反射面
    における近接する位置で、焦点を結ぶことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記複数の画像光のビームウェストが、少
    なくとも副走査方向について一部又は全部において重複
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記複数の画像光を照射する複数の光源を
    備え、複数の光源を主走査方向について略同一の位置
    で、かつ、副走査方向については互いに異なる位置に配
    置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】前記ポリゴンミラーにおいて反射した複数
    の画像光を副走査方向について互いに平行な光に変換す
    る単一の変換手段と、変換手段を通過した複数の画像光
    を主走査方向について等速度に偏向する単一の補正手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記補正手段と感光体との間に、複数の画
    像光を感光体の表面における同一位置に照射する光路設
    定手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】前記複数の画像光において、副走査方向に
    互いに隣接する2つの画像光a及び画像光bに対し、画
    像光aの副走査方向の幅をBa、画像光bの副走査方向
    の幅をBb、画像光aと画像光bとの副走査方向の間隔
    をL、ポリゴンミラーにおける焦点位置の副走査方向の
    誤差をW、ポリゴンミラーの面倒れによる副走査方向の
    最大誤差をDとした時、 L−(Ba/2)−(Bb/2)−W−D>0 の関係を満たすように上記複数の光源及び変換手段が配
    置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】前記複数の画像光毎に個別の感光体を備
    え、互いに隣接する2つの感光体a及び感光体bについ
    て、感光体aと感光体bとの転写位置の間隔をG
    (m)、感光体aの露光位置と転写位置との距離をTa
    (m)、感光体bの露光位置と転写位置との距離をTb
    (m)、プロセス速度をv(m/s)、ポリゴンミラー
    の回転数をq(rpm)、任意の整数をkとして、 G+Ta−Tb=k・60・v/q の関係を有することを特徴とする請求項1に記載した画
    像形成装置。
  8. 【請求項8】前記複数の画像光毎に円柱形状を呈する感
    光体を個別に備え、互いに隣接する2つの感光体a及び
    感光体bについて、感光体a及び感光体bの半径をR
    (m)、感光体aと感光体bとの転写位置の間隔をG
    (m)、感光体aの露光位置と転写位置との間の角度を
    Sa(rad)、感光体bの露光位置と転写位置との間
    の角度をSb(rad)、プロセス速度をv(m/
    s)、ポリゴンミラーの回転数をq(rpm)、任意の
    整数をkとして、 G+R・Sa−R・Sb=k・60・v/q の関係を有することを特徴とする請求項1に記載した画
    像形成装置。
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