JP2000347171A - 液晶表示素子及びその製造方法 - Google Patents
液晶表示素子及びその製造方法Info
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- JP2000347171A JP2000347171A JP11159605A JP15960599A JP2000347171A JP 2000347171 A JP2000347171 A JP 2000347171A JP 11159605 A JP11159605 A JP 11159605A JP 15960599 A JP15960599 A JP 15960599A JP 2000347171 A JP2000347171 A JP 2000347171A
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- crystal display
- pixel electrode
- insulating film
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は液晶表示装置や光シャッター等に利
用される液晶パネル及びその製造方法に関するもので、
明るく、応答の速い液晶パネルを得ることを目的とす
る。 【課題解決手段】少なくとも一対の基板間に液晶を挟持
しており、前記基板の少なくとも一方の基板に画素電極
体及び対向電極体が形成されており、前記画素電極体及
び対向電極体の間に電圧を印加して液晶分子の配列を変
化させる液晶パネルにおいて、前記画素電極体あるいは
対向電極体が形成される基板に凹凸が形成されており、
前記凹凸の凸部分あるいは凸部分の側面に前記画素およ
び前記対向電極体を形成し、前記画素電極体および前記
対向電極体のうち少なくとも一つ以上を透明な電極で形
成することにより、明るく、応答速度の速い液晶パネル
を得ることができる。
用される液晶パネル及びその製造方法に関するもので、
明るく、応答の速い液晶パネルを得ることを目的とす
る。 【課題解決手段】少なくとも一対の基板間に液晶を挟持
しており、前記基板の少なくとも一方の基板に画素電極
体及び対向電極体が形成されており、前記画素電極体及
び対向電極体の間に電圧を印加して液晶分子の配列を変
化させる液晶パネルにおいて、前記画素電極体あるいは
対向電極体が形成される基板に凹凸が形成されており、
前記凹凸の凸部分あるいは凸部分の側面に前記画素およ
び前記対向電極体を形成し、前記画素電極体および前記
対向電極体のうち少なくとも一つ以上を透明な電極で形
成することにより、明るく、応答速度の速い液晶パネル
を得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置や光
シャッター等に利用される液晶表示素子及びその製造方
法に関するものである。
シャッター等に利用される液晶表示素子及びその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子に用いられる液晶パネルは
薄型化、軽量化、低電圧駆動可能等の長所により腕時
計、電子卓上計算機、パーソナルコンピューター、パー
ソナルワードプロセッサー等に利用されている。従来、
主として用いられているTN(Twisted Nematic )型液
晶パネルは上下基板に電極を形成し、基板に垂直な縦方
向電界により液晶をスイッチングさせる方式である。
薄型化、軽量化、低電圧駆動可能等の長所により腕時
計、電子卓上計算機、パーソナルコンピューター、パー
ソナルワードプロセッサー等に利用されている。従来、
主として用いられているTN(Twisted Nematic )型液
晶パネルは上下基板に電極を形成し、基板に垂直な縦方
向電界により液晶をスイッチングさせる方式である。
【0003】これに対して、液晶パネルの視野角を広げ
る方式として、同一基板上に画素電極体及び対向電極体
を形成し、横方向の電界を印加することにより液晶分子
を動作させる横電界方式が提案されている。この方式は
IPS(In-Plane-Swiching)方式あるいは櫛形電極方
式とも呼ばれている(液晶ディスプレイ技術:産業図書
p42 参照)。
る方式として、同一基板上に画素電極体及び対向電極体
を形成し、横方向の電界を印加することにより液晶分子
を動作させる横電界方式が提案されている。この方式は
IPS(In-Plane-Swiching)方式あるいは櫛形電極方
式とも呼ばれている(液晶ディスプレイ技術:産業図書
p42 参照)。
【0004】図19及び図20に従来のIPS方式の液
晶パネルの構成図を示す。ここでは対向電極部分6…
(あるいは画素電極部分8…)に平行に液晶分子を初期
配向させておき、対向電極部分6…と画素電極部分8…
に電圧を印加した場合に液晶分子が対向電極部分6…
(あるいは画素電極部分8…)に垂直に配向する場合を
考えている。尚、下記発明の実施の形態と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付している。
晶パネルの構成図を示す。ここでは対向電極部分6…
(あるいは画素電極部分8…)に平行に液晶分子を初期
配向させておき、対向電極部分6…と画素電極部分8…
に電圧を印加した場合に液晶分子が対向電極部分6…
(あるいは画素電極部分8…)に垂直に配向する場合を
考えている。尚、下記発明の実施の形態と同一の機能を
有する部材には、同一の符号を付している。
【0005】しかし、従来の横電界方式では、対向電極
部分6…及び画素電極部分8…が平板で断面四角形状で
あるため、対向電極部分6…及び画素電極部分8…上の
液晶分子は横方向の電界があまりかからない。このた
め、図21に示すように、電圧を印加しても液晶12…
が十分に動作しないという問題があった。尚、従来の横
電界方式の対向電極部分6…及び画素電極部分8…はA
l等の金属で形成されているために両電極部分6…・8
…上は光が透過しない。言い換えれば両電極部分6…・
8…上の液晶分子が動作しなくても電極上は光が透過せ
ず、見えないためにあまり問題視していなかった。
部分6…及び画素電極部分8…が平板で断面四角形状で
あるため、対向電極部分6…及び画素電極部分8…上の
液晶分子は横方向の電界があまりかからない。このた
め、図21に示すように、電圧を印加しても液晶12…
が十分に動作しないという問題があった。尚、従来の横
電界方式の対向電極部分6…及び画素電極部分8…はA
l等の金属で形成されているために両電極部分6…・8
…上は光が透過しない。言い換えれば両電極部分6…・
8…上の液晶分子が動作しなくても電極上は光が透過せ
ず、見えないためにあまり問題視していなかった。
【0006】このようなことを考慮して、反射型液晶パ
ネルにおいて電極上での反射を抑制するために、両電極
部分を透明導電体で形成する方法(特開平9−6184
2号公報参照)も提案されているが、前述したように両
電極部分上の液晶分子には十分な横電界がかからないの
で、液晶分子は横方向に動作せず、両電極部分を透明に
しただけでは効果はない。
ネルにおいて電極上での反射を抑制するために、両電極
部分を透明導電体で形成する方法(特開平9−6184
2号公報参照)も提案されているが、前述したように両
電極部分上の液晶分子には十分な横電界がかからないの
で、液晶分子は横方向に動作せず、両電極部分を透明に
しただけでは効果はない。
【0007】また、画素電極部分及び対向電極部分の断
面を曲断面形状にする方法も考案されている(特開平9
−171194号公報参照)。この提案は電界を連続的
にかけることにより、液晶の立ち上がり特性をよくする
ことを目的とするものである。なぜなら、両電極部分を
曲断面にするだけでは縦方向の電界が強く、横方向に十
分な電界がかからないので、両電極部分上の液晶分子の
動作改善を図ることができず、しかも、当該提案は両電
極部分を透明にするものではないので、開口率の向上を
図ることもできないからである。加えて、当該提案の如
く両電極部分そのものを曲断面にすることは製造上困難
であるといった問題もある。
面を曲断面形状にする方法も考案されている(特開平9
−171194号公報参照)。この提案は電界を連続的
にかけることにより、液晶の立ち上がり特性をよくする
ことを目的とするものである。なぜなら、両電極部分を
曲断面にするだけでは縦方向の電界が強く、横方向に十
分な電界がかからないので、両電極部分上の液晶分子の
動作改善を図ることができず、しかも、当該提案は両電
極部分を透明にするものではないので、開口率の向上を
図ることもできないからである。加えて、当該提案の如
く両電極部分そのものを曲断面にすることは製造上困難
であるといった問題もある。
【0008】更に、画素電極部分あるいは対向電極部分
の一方を逆V字状にして、入射光を電極表面の反射によ
り開口部に集中する方法も考案されている(特開平8−
286211号公報参照)が、光を開口部に集光する必
要があるので、電極を透明電極で形成することはでき
ず、逆に光反射率の高いAlやCu等を用いるような構
成となっている。したがって、開口率の向上を図ること
はできず、しかも、光の入射方向もV字状の先の尖った
方向から入射させる必要があるので、実際上の問題も多
い。
の一方を逆V字状にして、入射光を電極表面の反射によ
り開口部に集中する方法も考案されている(特開平8−
286211号公報参照)が、光を開口部に集光する必
要があるので、電極を透明電極で形成することはでき
ず、逆に光反射率の高いAlやCu等を用いるような構
成となっている。したがって、開口率の向上を図ること
はできず、しかも、光の入射方向もV字状の先の尖った
方向から入射させる必要があるので、実際上の問題も多
い。
【0009】加えて、画素電極部分及び対向電極部分を
層間絶縁膜の上面及び傾斜面に形成する方法(特開平9
−258265号公報参照)も提案されているが、当該
提案では両電極部分が透明ではないことを明記してい
る。また、本提案においては、応答速度の改善について
は述べられていない。
層間絶縁膜の上面及び傾斜面に形成する方法(特開平9
−258265号公報参照)も提案されているが、当該
提案では両電極部分が透明ではないことを明記してい
る。また、本提案においては、応答速度の改善について
は述べられていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来課題
を考慮してなされたものであって、電極上でも横方向の
電界が液晶に十分にかかることによって表示特性の向上
を図ると共に、開口率の向上によって明るい表示を得る
ことでき、しかも応答速度を向上させることができる液
晶表示素子及びこの液晶表示素子を容易に作製しうる液
晶表示素子の製造方法の提供を目的とする。
を考慮してなされたものであって、電極上でも横方向の
電界が液晶に十分にかかることによって表示特性の向上
を図ると共に、開口率の向上によって明るい表示を得る
ことでき、しかも応答速度を向上させることができる液
晶表示素子及びこの液晶表示素子を容易に作製しうる液
晶表示素子の製造方法の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、一対の基板と、これら基板
間に封止された液晶とを有すると共に、上記一対の基板
のうち一方の基板表面に横電界を発生させることによ
り、液晶分子の配列を変化させる液晶パネルを備えた液
晶表示素子において、上記横電界を発生させる基板上に
は、表面に複数の凹凸条部を備えた絶縁膜が形成され、
この凹凸条部における凸条部分の側面にのみ又は凸条部
分の側面及び頂部には、画素電極体の画素電極部分と対
向電極体の対向電極部分とが交互に形成されると共に、
これら画素電極部分及び対向電極部分のうち少なくとも
一方の電極部分は透明であることを特徴とする。
めに請求項1記載の発明は、一対の基板と、これら基板
間に封止された液晶とを有すると共に、上記一対の基板
のうち一方の基板表面に横電界を発生させることによ
り、液晶分子の配列を変化させる液晶パネルを備えた液
晶表示素子において、上記横電界を発生させる基板上に
は、表面に複数の凹凸条部を備えた絶縁膜が形成され、
この凹凸条部における凸条部分の側面にのみ又は凸条部
分の側面及び頂部には、画素電極体の画素電極部分と対
向電極体の対向電極部分とが交互に形成されると共に、
これら画素電極部分及び対向電極部分のうち少なくとも
一方の電極部分は透明であることを特徴とする。
【0012】上記構成の如く、凹凸条部における凸条部
分の側面にのみ又は凸条部分の側面及び頂部に画素電極
部分及び対向電極部分が形成されていれば、両電極部分
上にも電界がかかるので(即ち、横電界が十分にかかる
ので)、両電極部分上の液晶分子も動作し、表示特性が
向上する。また、両電極部分のうち少なくとも一方の電
極部分は透明であるので、電極部分により光が遮られる
のを抑制でき、これによって開口率が大幅に向上すると
共に、電極部分の間隔を狭くしても開口率が下がらない
ので、電極間隔を狭くすることができ、これによって液
晶の応答を速めることができる。
分の側面にのみ又は凸条部分の側面及び頂部に画素電極
部分及び対向電極部分が形成されていれば、両電極部分
上にも電界がかかるので(即ち、横電界が十分にかかる
ので)、両電極部分上の液晶分子も動作し、表示特性が
向上する。また、両電極部分のうち少なくとも一方の電
極部分は透明であるので、電極部分により光が遮られる
のを抑制でき、これによって開口率が大幅に向上すると
共に、電極部分の間隔を狭くしても開口率が下がらない
ので、電極間隔を狭くすることができ、これによって液
晶の応答を速めることができる。
【0013】尚、凹凸条部における凸条部分の側面及び
頂部に画素電極部分等が形成されているより、凸条部分
の側面にのみ画素電極部分等が形成されているのが望ま
しい。なぜなら、凹凸条部における凸条部分の頂部にも
画素電極部分等が形成されていれば、上方(縦方向)に
向けて電界がかかるのに対して、凸条部分の側面にのみ
画素電極部分等を形成すれば、画素電極部分と対向電極
部分との間でのみ電界がかかる(横方向にのみ電界がか
かる)という理由によるものである。
頂部に画素電極部分等が形成されているより、凸条部分
の側面にのみ画素電極部分等が形成されているのが望ま
しい。なぜなら、凹凸条部における凸条部分の頂部にも
画素電極部分等が形成されていれば、上方(縦方向)に
向けて電界がかかるのに対して、凸条部分の側面にのみ
画素電極部分等を形成すれば、画素電極部分と対向電極
部分との間でのみ電界がかかる(横方向にのみ電界がか
かる)という理由によるものである。
【0014】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、上記絶縁膜がカラーフィルター層か
ら成ることを特徴とする。このような構造であれば、別
途カラーフィルターを形成することが不要となるので、
カラーフィルターの貼り合わせのマージンが不要とな
り、さらに開口率が大きくなる。
載の発明において、上記絶縁膜がカラーフィルター層か
ら成ることを特徴とする。このような構造であれば、別
途カラーフィルターを形成することが不要となるので、
カラーフィルターの貼り合わせのマージンが不要とな
り、さらに開口率が大きくなる。
【0015】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明において、上記絶縁膜が透明であること
を特徴とする。このような構造であれば、透過型の液晶
表示素子に対応することができ、しかも開口率の低下を
防止できる。
は2記載の発明において、上記絶縁膜が透明であること
を特徴とする。このような構造であれば、透過型の液晶
表示素子に対応することができ、しかも開口率の低下を
防止できる。
【0016】また、請求項4記載の発明は、請求項1、
2又は3記載の発明において、上記絶縁膜の膜厚が1μ
m以上であることを特徴とする。このように規制するの
は、絶縁膜が形成された基板表面には凹凸があるが、絶
縁膜の膜厚が1μm以上であれば、この凹凸分を十分に
吸収することができるので、絶縁膜の表面が滑らかにな
るという理由、及び絶縁膜の絶縁性を確実に発揮するに
は、絶縁膜の膜厚が1μm以上であることが望ましいと
いった理由による。
2又は3記載の発明において、上記絶縁膜の膜厚が1μ
m以上であることを特徴とする。このように規制するの
は、絶縁膜が形成された基板表面には凹凸があるが、絶
縁膜の膜厚が1μm以上であれば、この凹凸分を十分に
吸収することができるので、絶縁膜の表面が滑らかにな
るという理由、及び絶縁膜の絶縁性を確実に発揮するに
は、絶縁膜の膜厚が1μm以上であることが望ましいと
いった理由による。
【0017】また、請求項5記載の発明は、請求項1、
2、3又は4記載の発明において、上記凹凸条部の凸条
部分における側面にのみ画素電極部分と対向電極部分と
が交互に形成された場合に、凸条部分の頂部におけるこ
れら電極部分間の間隔が6μm以下に規制されることを
特徴とする。このように規制するのは、電極部分間の間
隔が6μmを超えると、両電極部分が短か過ぎて、両電
極部分間に十分な電界がかからないという理由による。
2、3又は4記載の発明において、上記凹凸条部の凸条
部分における側面にのみ画素電極部分と対向電極部分と
が交互に形成された場合に、凸条部分の頂部におけるこ
れら電極部分間の間隔が6μm以下に規制されることを
特徴とする。このように規制するのは、電極部分間の間
隔が6μmを超えると、両電極部分が短か過ぎて、両電
極部分間に十分な電界がかからないという理由による。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項1、
2、3、4又は5記載の発明において、上記凸条部分に
おける縦横比が2.5以下、好ましくは1.5以下に規
制されることを特徴とする。このように規制するのは、
縦横比が2.5を超えると、両電極部分の対向面積が小
さくなって、両電極部分間に余り横電界がかからなくな
るという理由による。
2、3、4又は5記載の発明において、上記凸条部分に
おける縦横比が2.5以下、好ましくは1.5以下に規
制されることを特徴とする。このように規制するのは、
縦横比が2.5を超えると、両電極部分の対向面積が小
さくなって、両電極部分間に余り横電界がかからなくな
るという理由による。
【0019】また、請求項7記載の発明は、請求項1、
2、3、4、5又は6記載の発明において、上記凹凸条
部の斜面の長さに対する画素電極部分或いは対向電極部
分の長さの比が0.5以下に規制されることを特徴とす
る。このように規制するのは、凹凸条部の斜面の長さに
対する画素電極部分或いは対向電極部分の長さの比が
0.5を超えると、横電界状態が乱れることがあるとい
う理由による。
2、3、4、5又は6記載の発明において、上記凹凸条
部の斜面の長さに対する画素電極部分或いは対向電極部
分の長さの比が0.5以下に規制されることを特徴とす
る。このように規制するのは、凹凸条部の斜面の長さに
対する画素電極部分或いは対向電極部分の長さの比が
0.5を超えると、横電界状態が乱れることがあるとい
う理由による。
【0020】また、請求項8記載の発明は、請求項1、
2、3、4、5、6又は7記載の発明において、上記両
基板のうちアレイ基板側から光を入射することを特徴と
する。また、請求項9記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7又は8記載の発明において、上記液
晶パネルを複数層備えることを特徴とする。
2、3、4、5、6又は7記載の発明において、上記両
基板のうちアレイ基板側から光を入射することを特徴と
する。また、請求項9記載の発明は、請求項1、2、
3、4、5、6、7又は8記載の発明において、上記液
晶パネルを複数層備えることを特徴とする。
【0021】また、上記の目的を達成するために請求項
10記載の発明は、一対の基板のうち一方の基板に、走
査信号線と映像信号線と半導体層とを形成する第1の工
程と、上記走査信号線、映像信号線、及び半導体層の上
に、表面に複数の凹凸条部を備えた絶縁層を形成する第
2の工程と、上記凹凸条部の凸条部分における側面にの
み又は凸条部分における側面及び頂部に、少なくとも一
方が透明である画素電極体の画素電極部分及び対向電極
体の対向電極部分を形成する第3の工程とを有すること
を特徴とする。
10記載の発明は、一対の基板のうち一方の基板に、走
査信号線と映像信号線と半導体層とを形成する第1の工
程と、上記走査信号線、映像信号線、及び半導体層の上
に、表面に複数の凹凸条部を備えた絶縁層を形成する第
2の工程と、上記凹凸条部の凸条部分における側面にの
み又は凸条部分における側面及び頂部に、少なくとも一
方が透明である画素電極体の画素電極部分及び対向電極
体の対向電極部分を形成する第3の工程とを有すること
を特徴とする。
【0022】上記方法であれば、両電極部分そのものを
曲断面にするのではなく、両電極部分の土台である絶縁
膜の表面に凹凸条部(曲断面)を形成するものであるた
め、請求項1記載の作用効果を有する液晶表示素子を容
易に作製することができる。
曲断面にするのではなく、両電極部分の土台である絶縁
膜の表面に凹凸条部(曲断面)を形成するものであるた
め、請求項1記載の作用効果を有する液晶表示素子を容
易に作製することができる。
【0023】また、請求項11記載の発明は、請求項1
0記載の発明において、上記第2の工程において、感光
性樹脂を塗布した後に、表面に凹凸を有する金型で上記
感光性樹脂をプレスしながら露光することにより絶縁膜
を形成することを特徴とする。上記方法であれば、表面
に凹凸条部を備えた絶縁膜を容易に作製することができ
る。尚、絶縁膜の樹脂としては上記光硬化型樹脂に限定
するものではなく、熱硬化型樹脂等を用いることも可能
である。
0記載の発明において、上記第2の工程において、感光
性樹脂を塗布した後に、表面に凹凸を有する金型で上記
感光性樹脂をプレスしながら露光することにより絶縁膜
を形成することを特徴とする。上記方法であれば、表面
に凹凸条部を備えた絶縁膜を容易に作製することができ
る。尚、絶縁膜の樹脂としては上記光硬化型樹脂に限定
するものではなく、熱硬化型樹脂等を用いることも可能
である。
【0024】また、請求項12記載の発明は、請求項1
0又は11記載の発明において、上記絶縁膜をカラーフ
ィルター層で構成することを特徴とする。上記方法であ
れば、請求項2記載の液晶表示素子を容易に作製するこ
とができる。
0又は11記載の発明において、上記絶縁膜をカラーフ
ィルター層で構成することを特徴とする。上記方法であ
れば、請求項2記載の液晶表示素子を容易に作製するこ
とができる。
【0025】また、請求項13記載の発明は、請求項1
0、11又は12記載の発明において、上記絶縁膜を透
明なもので形成することを特徴とする。上記方法であれ
ば、請求項3記載の液晶表示素子を容易に作製すること
ができる。
0、11又は12記載の発明において、上記絶縁膜を透
明なもので形成することを特徴とする。上記方法であれ
ば、請求項3記載の液晶表示素子を容易に作製すること
ができる。
【0026】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)本発明の実施の
形態1を、図1〜図7に基づいて、以下に説明する。図
1は本実施の形態1における液晶パネルの構造を模式的
に示す上面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本
実施の形態1における液晶パネルの動作状態を模式的に
示す断面図、図4は凹凸条部の拡大説明図、図5は横電
界の割合と縦横比との関係を示すグラフ、図6は本実施
の形態1における他の例に係る液晶パネルの構造を模式
的に示す上面図、図7は図6のB−B線断面図、図8は
本実施の形態1における更に他の例に係る液晶パネルの
構造を模式的に示す上面図、図9は図8のC−C線断面
図である。
形態1を、図1〜図7に基づいて、以下に説明する。図
1は本実施の形態1における液晶パネルの構造を模式的
に示す上面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は本
実施の形態1における液晶パネルの動作状態を模式的に
示す断面図、図4は凹凸条部の拡大説明図、図5は横電
界の割合と縦横比との関係を示すグラフ、図6は本実施
の形態1における他の例に係る液晶パネルの構造を模式
的に示す上面図、図7は図6のB−B線断面図、図8は
本実施の形態1における更に他の例に係る液晶パネルの
構造を模式的に示す上面図、図9は図8のC−C線断面
図である。
【0027】図1及び図2に示すように、アレイ基板で
あるガラス基板1上には横方向(以下X方向という)に
延びる走査信号線4が設けられており、この走査信号線
4上には配線保護のための絶縁膜10aが形成されてい
る。この絶縁膜10a上には縦方向(以下Y方向とい
う)に延びる映像信号線7が設けら、この映像信号線7
上には配線保護のための絶縁膜10bが形成されてい
る。この絶縁膜10b上には絶縁膜15が形成されてお
り、この絶縁膜15の表面にはY方向に延設される波状
の凹凸が形成されている。上記絶縁膜15の上方には対
向基板であるガラス基板2が設けられており、このガラ
ス基板2と絶縁膜15との間には液晶(図示せず)が封
止されている。
あるガラス基板1上には横方向(以下X方向という)に
延びる走査信号線4が設けられており、この走査信号線
4上には配線保護のための絶縁膜10aが形成されてい
る。この絶縁膜10a上には縦方向(以下Y方向とい
う)に延びる映像信号線7が設けら、この映像信号線7
上には配線保護のための絶縁膜10bが形成されてい
る。この絶縁膜10b上には絶縁膜15が形成されてお
り、この絶縁膜15の表面にはY方向に延設される波状
の凹凸が形成されている。上記絶縁膜15の上方には対
向基板であるガラス基板2が設けられており、このガラ
ス基板2と絶縁膜15との間には液晶(図示せず)が封
止されている。
【0028】また、上記絶縁膜15上には、一対の櫛型
の画素電極体23と対向電極体22とが設けられてい
る。上記画素電極体23は、直線状で相互に平行となる
ような画素電極部分8…(Y方向に延設)と、これら画
素電極部分8…を連結するリード21(X方向に延設)
とから成る。一方上記対向電極体22は、直線状で相互
に平行となるような対向電極部分6…(Y方向に延設)
と、これら対向電極部分6…を連結するリード20(X
方向に延設)とから成る。上記画素電極部分8…と対向
電極部分6…とは、前記絶縁膜15の凹凸条部16にお
ける凸条部分16aの頂部及び側面部に交互に形成され
ている。また、上記画素電極部分8…と上記リード21
とはコンタクトホール13b…を介して接続されている
一方、上記対向電極部分6…と上記リード20とはコン
タクトホール13a…を介して接続されている。
の画素電極体23と対向電極体22とが設けられてい
る。上記画素電極体23は、直線状で相互に平行となる
ような画素電極部分8…(Y方向に延設)と、これら画
素電極部分8…を連結するリード21(X方向に延設)
とから成る。一方上記対向電極体22は、直線状で相互
に平行となるような対向電極部分6…(Y方向に延設)
と、これら対向電極部分6…を連結するリード20(X
方向に延設)とから成る。上記画素電極部分8…と対向
電極部分6…とは、前記絶縁膜15の凹凸条部16にお
ける凸条部分16aの頂部及び側面部に交互に形成され
ている。また、上記画素電極部分8…と上記リード21
とはコンタクトホール13b…を介して接続されている
一方、上記対向電極部分6…と上記リード20とはコン
タクトホール13a…を介して接続されている。
【0029】更に、上記走査信号線4と映像信号線7と
の交差位置には、能動素子(スイッチング素子)として
の半導体層(TFT:Thin Film Transistor)9が配
置されており、走査信号線4からの信号がゲート4aに
与えられて上記半導体層9がON状態になると、映像信
号線7からの映像信号電圧がソース7aとドレイン14
とを介して上記画素電極体23に印加されるような構造
である。
の交差位置には、能動素子(スイッチング素子)として
の半導体層(TFT:Thin Film Transistor)9が配
置されており、走査信号線4からの信号がゲート4aに
与えられて上記半導体層9がON状態になると、映像信
号線7からの映像信号電圧がソース7aとドレイン14
とを介して上記画素電極体23に印加されるような構造
である。
【0030】このような構造を有することにより、画素
電極体23の画素電極部分8…と対向電極部分6…との
間に横電界が生じて、液晶分子が基板面内で回転し、液
晶層の駆動表示が行われる。
電極体23の画素電極部分8…と対向電極部分6…との
間に横電界が生じて、液晶分子が基板面内で回転し、液
晶層の駆動表示が行われる。
【0031】ここで、上記構造の液晶パネルは、ガラス
基板1上に金属配線として映像信号線7と走査信号線4
とをマトリクス状に形成し、その交点に半導体層9を形
成するような工程を経て作製されるものであるが、具体
的には、以下の通りである。
基板1上に金属配線として映像信号線7と走査信号線4
とをマトリクス状に形成し、その交点に半導体層9を形
成するような工程を経て作製されるものであるが、具体
的には、以下の通りである。
【0032】先ず、ガラス基板1の表面に、走査信号線
4及び対向電極体22のリード20をAl等から成る金
属で形成した後、これらの配線を保護するためにSiN
x等から成る絶縁膜10aを形成し、更にその上に半導
体層9としてTFTを形成した。次に、映像信号線7、
ソース7a及びドレイン14を、Al/Ti等から成る
金属で形成した後、これら配線を保護するためにSiN
x等から成る絶縁膜10bを形成した。次いで、光硬化
型樹脂である感光性のアクリル性樹脂(PC302:J
SR製)を用いて、以下に示す方法により、表面に凹凸
条部16を備えた絶縁膜15を上記絶縁膜10b上に形
成した。即ち、アレイ基板上にPC302をスピンコー
トにより塗布した後、80℃で1分間プリベークを行
い、更に所定の形状(絶縁膜15と反対の形状を有する
ものであり、例えば表面が正弦曲線から成る)に表面加
工された金型でプレスしながらガラス基板1側より30
0mJ/ cm2 で露光を行った。その後、現像液(CD
702AD)にて25℃で1分間現像を行い、流水で洗
浄後、200℃で1時間ポストベークを行い(室温より
昇温する)、膜厚1.5μmの絶縁膜15を形成した。
4及び対向電極体22のリード20をAl等から成る金
属で形成した後、これらの配線を保護するためにSiN
x等から成る絶縁膜10aを形成し、更にその上に半導
体層9としてTFTを形成した。次に、映像信号線7、
ソース7a及びドレイン14を、Al/Ti等から成る
金属で形成した後、これら配線を保護するためにSiN
x等から成る絶縁膜10bを形成した。次いで、光硬化
型樹脂である感光性のアクリル性樹脂(PC302:J
SR製)を用いて、以下に示す方法により、表面に凹凸
条部16を備えた絶縁膜15を上記絶縁膜10b上に形
成した。即ち、アレイ基板上にPC302をスピンコー
トにより塗布した後、80℃で1分間プリベークを行
い、更に所定の形状(絶縁膜15と反対の形状を有する
ものであり、例えば表面が正弦曲線から成る)に表面加
工された金型でプレスしながらガラス基板1側より30
0mJ/ cm2 で露光を行った。その後、現像液(CD
702AD)にて25℃で1分間現像を行い、流水で洗
浄後、200℃で1時間ポストベークを行い(室温より
昇温する)、膜厚1.5μmの絶縁膜15を形成した。
【0033】ここで、十分な絶縁性をとること及び画素
電極体と透明電極をほぼ平坦面上に形成するためには、
絶縁膜の膜厚は1μm以上であることが望ましい。ま
た、ガラス基板1側から光を照射する場合は拡散させた
光を入射する(横方向からも光を入射するか拡散板を通
して光を照射する)方が望ましい。更に、光を透過する
金型を作製しておけば金型側から光を入射することがで
きる。上記のようにして絶縁膜15を作製した後、絶縁
膜15にコンタクトホール13a・13b・13cを形
成した。しかる後、ドレイン14とつながる画素電極体
23の画素電極部分8…を透明導電膜(ITO:酸化イ
ンジウム−酸化スズ)で形成する。この際、コンタクト
ホール13cを介してドレイン14と画素電極体23の
画素電極部分8…とがコンタクトされると共に、コンタ
クトホール13b…を介して画素電極体23のリード2
1と画素電極部分8…とがコンタクトされることにな
る。
電極体と透明電極をほぼ平坦面上に形成するためには、
絶縁膜の膜厚は1μm以上であることが望ましい。ま
た、ガラス基板1側から光を照射する場合は拡散させた
光を入射する(横方向からも光を入射するか拡散板を通
して光を照射する)方が望ましい。更に、光を透過する
金型を作製しておけば金型側から光を入射することがで
きる。上記のようにして絶縁膜15を作製した後、絶縁
膜15にコンタクトホール13a・13b・13cを形
成した。しかる後、ドレイン14とつながる画素電極体
23の画素電極部分8…を透明導電膜(ITO:酸化イ
ンジウム−酸化スズ)で形成する。この際、コンタクト
ホール13cを介してドレイン14と画素電極体23の
画素電極部分8…とがコンタクトされると共に、コンタ
クトホール13b…を介して画素電極体23のリード2
1と画素電極部分8…とがコンタクトされることにな
る。
【0034】次に、対向電極部分6…をITOからなる
透明導電膜で形成する。この際、コンタクトホール13
a…を介して、対向電極体22のリード20と対向電極
部分6…とがコンタクトされることになる。
透明導電膜で形成する。この際、コンタクトホール13
a…を介して、対向電極体22のリード20と対向電極
部分6…とがコンタクトされることになる。
【0035】尚、走査信号線4や映像信号線7もITO
で形成することも考えられるが、これら信号線4・7を
ITOで形成すると配線抵抗が大きくなり過ぎるので
(Alの抵抗値は4μΩcmであるのに対してITOの
抵抗値は100〜500μΩcmである)、信号線4・
7はAl等の配線抵抗の小さい金属で形成するのが望ま
しい。また、画素電極体23の画素電極部分8…や対向
電極体22の対向電極部分6…を保護するために、画素
電極部分8…や対向電極部分6…を形成した後、SiN
x から成る絶縁膜を形成しても良い(本実施の形態では
図示せず)。
で形成することも考えられるが、これら信号線4・7を
ITOで形成すると配線抵抗が大きくなり過ぎるので
(Alの抵抗値は4μΩcmであるのに対してITOの
抵抗値は100〜500μΩcmである)、信号線4・
7はAl等の配線抵抗の小さい金属で形成するのが望ま
しい。また、画素電極体23の画素電極部分8…や対向
電極体22の対向電極部分6…を保護するために、画素
電極部分8…や対向電極部分6…を形成した後、SiN
x から成る絶縁膜を形成しても良い(本実施の形態では
図示せず)。
【0036】次に、ガラス基板1とガラス基板2との上
に配向膜(AL5417:JSR製)を印刷して、ラビ
ング処理を施した後、ガラス基板1の縁部にシール樹脂
(ストラクトボンド:三井東圧製)を印刷する。尚、シ
ール樹脂中には、4.0μmのガラスファイバー(日本
電気硝子製)から成るスペーサーを混入した。
に配向膜(AL5417:JSR製)を印刷して、ラビ
ング処理を施した後、ガラス基板1の縁部にシール樹脂
(ストラクトボンド:三井東圧製)を印刷する。尚、シ
ール樹脂中には、4.0μmのガラスファイバー(日本
電気硝子製)から成るスペーサーを混入した。
【0037】その後、基板間隔を保持するために表示領
域内にスペーサーとして直径3.5μmの樹脂球(エポ
スターGP−HC:日本触媒(株)製)を散布した。し
かる後、ガラス基板1及びガラス基板2を貼り合わせ、
150℃で2時間加熱することでシール樹脂を硬化させ
た。
域内にスペーサーとして直径3.5μmの樹脂球(エポ
スターGP−HC:日本触媒(株)製)を散布した。し
かる後、ガラス基板1及びガラス基板2を貼り合わせ、
150℃で2時間加熱することでシール樹脂を硬化させ
た。
【0038】次いで、以上のようにして作製した空パネ
ルに、液晶(MT5087:チッソ社製)を真空注入法
(空パネルを減圧した槽内に設置し、パネル内を真空に
した後、注入口を液晶に接触させ、槽内を常圧に戻すこ
とにより、液晶をパネル内に注入する方法)にて注入し
た。
ルに、液晶(MT5087:チッソ社製)を真空注入法
(空パネルを減圧した槽内に設置し、パネル内を真空に
した後、注入口を液晶に接触させ、槽内を常圧に戻すこ
とにより、液晶をパネル内に注入する方法)にて注入し
た。
【0039】最後に、液晶パネルの注入口に封口樹脂と
して光硬化性樹脂(ロックタイト352A:日本ロック
タイト製)を注入口全体に塗布し、光を10mW/cm
2 で5分間照射して封口樹脂を硬化させた後、ガラス基
板1とガラス基板2との上下(ガラス基板の外側)に偏
光板(NPF−HEG1425DU:日東電工製)を貼
付した。これにより、液晶パネルが作製される。
して光硬化性樹脂(ロックタイト352A:日本ロック
タイト製)を注入口全体に塗布し、光を10mW/cm
2 で5分間照射して封口樹脂を硬化させた後、ガラス基
板1とガラス基板2との上下(ガラス基板の外側)に偏
光板(NPF−HEG1425DU:日東電工製)を貼
付した。これにより、液晶パネルが作製される。
【0040】ここで、図19及び図20に示すように、
比較例として画素電極体23の画素電極部分8…と対向
電極体22の対向電極部分6…とを従来と同じく矩形と
した場合の液晶パネルも作製し、本発明の液晶パネルと
種々の性能について比較したので、それらの結果を下記
に示す。
比較例として画素電極体23の画素電極部分8…と対向
電極体22の対向電極部分6…とを従来と同じく矩形と
した場合の液晶パネルも作製し、本発明の液晶パネルと
種々の性能について比較したので、それらの結果を下記
に示す。
【0041】先ず、両液晶パネルに電圧を印加して顕微
鏡を用いて観察したところ、比較例の液晶パネルでは、
図21に示すように、電極上の液晶分子12に十分な横
電界がかからないために、当該部位の液晶分子12は動
作せず、液晶パネルの明るさが十分ではないことが認め
られた。これに対して、本発明の液晶パネルでは、図3
に示すように、電極上の液晶分子12にも十分な横電界
がかかるため、当該部位の液晶分子12も動作し、十分
に明るい液晶パネルが得られた。
鏡を用いて観察したところ、比較例の液晶パネルでは、
図21に示すように、電極上の液晶分子12に十分な横
電界がかからないために、当該部位の液晶分子12は動
作せず、液晶パネルの明るさが十分ではないことが認め
られた。これに対して、本発明の液晶パネルでは、図3
に示すように、電極上の液晶分子12にも十分な横電界
がかかるため、当該部位の液晶分子12も動作し、十分
に明るい液晶パネルが得られた。
【0042】また、本発明の如く、表面に凹凸条部16
が形成された絶縁膜15を形成するれば、開口率を大き
くすることができると同時に、画素電極体23の画素電
極部分8…と対向電極体22の対向電極部分6…との対
向面積が大きくなるので、横方向の電界がかかり易くな
って、液晶分子が動きやすくなる。
が形成された絶縁膜15を形成するれば、開口率を大き
くすることができると同時に、画素電極体23の画素電
極部分8…と対向電極体22の対向電極部分6…との対
向面積が大きくなるので、横方向の電界がかかり易くな
って、液晶分子が動きやすくなる。
【0043】加えて、本発明の液晶パネルでは凹凸条部
16の凸条部分16aに画素電極部分8…と対向電極部
分6…とを形成しているので、比較例の液晶パネルに比
べて画素電極部分8…及び対向電極部分6…における上
向き部分が狭くなる(即ち、凸条部分16aの頂部のみ
にが上向きとなる)。したがって、縦方向の電界がかか
り難くなって、十分に横方向の電界がかかることにな
る。
16の凸条部分16aに画素電極部分8…と対向電極部
分6…とを形成しているので、比較例の液晶パネルに比
べて画素電極部分8…及び対向電極部分6…における上
向き部分が狭くなる(即ち、凸条部分16aの頂部のみ
にが上向きとなる)。したがって、縦方向の電界がかか
り難くなって、十分に横方向の電界がかかることにな
る。
【0044】更に、応答時間は画素電極部分8…と対向
電極部分6…との間隔の2乗に比例することは周知であ
るので、画素電極部分8…と対向電極部分6…との電極
間隔を短くした方が良いことは明らかである。ここで、
現状の液晶パネルでは電極間隔は12μm程度であり、
応答時間は60msec程度と遅いことから、画素電極部分
8…と対向電極部分6…との電極間隔を狭くして、応答
速度の向上を図ることも考えられる。したしながら、従
来の画素電極部分8…と対向電極部分6…とは透明電極
で構成されていないため、画素電極部分8…と対向電極
部分6…との電極間隔を狭くすると、その分だけ電極数
が増えるので、開口率が低下する。
電極部分6…との間隔の2乗に比例することは周知であ
るので、画素電極部分8…と対向電極部分6…との電極
間隔を短くした方が良いことは明らかである。ここで、
現状の液晶パネルでは電極間隔は12μm程度であり、
応答時間は60msec程度と遅いことから、画素電極部分
8…と対向電極部分6…との電極間隔を狭くして、応答
速度の向上を図ることも考えられる。したしながら、従
来の画素電極部分8…と対向電極部分6…とは透明電極
で構成されていないため、画素電極部分8…と対向電極
部分6…との電極間隔を狭くすると、その分だけ電極数
が増えるので、開口率が低下する。
【0045】これに対して、本発明のように画素電極部
分8…と対向電極部分6…とを透明電極で構成にすれ
ば、画素電極部分8…と対向電極部分6…との電極間隔
を狭くして電極数を増やしたとしても開口率の低下を防
止できる。したがって、開口率の低下を防止ししつつ電
極間隔を短くすることにより応答時間を速めることがで
きる。尚、電極間隔を6μmにすることにより、応答時
間は15msec以下で駆動できることになり、動画表示が
十分に可能となることを確認した。
分8…と対向電極部分6…とを透明電極で構成にすれ
ば、画素電極部分8…と対向電極部分6…との電極間隔
を狭くして電極数を増やしたとしても開口率の低下を防
止できる。したがって、開口率の低下を防止ししつつ電
極間隔を短くすることにより応答時間を速めることがで
きる。尚、電極間隔を6μmにすることにより、応答時
間は15msec以下で駆動できることになり、動画表示が
十分に可能となることを確認した。
【0046】次に、図4に示すように、凸条部分16a
における縦横比(図中b/a)の最適値を調べたので、
その結果を図5に示す。図5から明らかなように、凸条
部分16aにおける縦横比(b/a)が2.5以下であ
れば50%以上の横電界が印加されており、特に縦横比
(b/a)が1.5以下であれば70%以上の横電界が
印加されていることが認められる。したがって、凸条部
分16aにおける縦横比(b/a)は2.5以下である
ことが望ましく、特に1.5以下であることが望まし
い。
における縦横比(図中b/a)の最適値を調べたので、
その結果を図5に示す。図5から明らかなように、凸条
部分16aにおける縦横比(b/a)が2.5以下であ
れば50%以上の横電界が印加されており、特に縦横比
(b/a)が1.5以下であれば70%以上の横電界が
印加されていることが認められる。したがって、凸条部
分16aにおける縦横比(b/a)は2.5以下である
ことが望ましく、特に1.5以下であることが望まし
い。
【0047】更に、図4に示すように、斜面の長さ(c
1 )に対する画素電極部分8或いは対向電極部分6の長
さ(c2 )の比率(c2 /c1 )についての最適値を調
べた。その結果、図示はしないが、比率(c2 /c1 )
が0.5を超えると横電界状態が乱れることが認められ
た。したがって、比率(c2 /c1 )は0.5以下であ
ることが望ましい。
1 )に対する画素電極部分8或いは対向電極部分6の長
さ(c2 )の比率(c2 /c1 )についての最適値を調
べた。その結果、図示はしないが、比率(c2 /c1 )
が0.5を超えると横電界状態が乱れることが認められ
た。したがって、比率(c2 /c1 )は0.5以下であ
ることが望ましい。
【0048】尚、上記第1の形態では、絶縁膜15の凹
凸条部16が波状のものを用いたが、これに限定するも
のではなく、例えば、図6及び図7に示すようなV字状
のもの、図8及び図9に示すような逆半円状のもの、或
いは逆半楕円状(図示せず)のものであっても良いこと
は勿論である。また、これらの凹凸条部16の形成方法
としては上記の形態に示す方法に限定するものではな
く、例えばエッチング法を用いて形成することも可能で
ある。
凸条部16が波状のものを用いたが、これに限定するも
のではなく、例えば、図6及び図7に示すようなV字状
のもの、図8及び図9に示すような逆半円状のもの、或
いは逆半楕円状(図示せず)のものであっても良いこと
は勿論である。また、これらの凹凸条部16の形成方法
としては上記の形態に示す方法に限定するものではな
く、例えばエッチング法を用いて形成することも可能で
ある。
【0049】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
を、図10〜図12に基づいて、以下に説明する。図1
0は本発明の形態2における液晶パネルの構造を示す断
面図、図11は本実施の形態2における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図12は本実施の形態2
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。
を、図10〜図12に基づいて、以下に説明する。図1
0は本発明の形態2における液晶パネルの構造を示す断
面図、図11は本実施の形態2における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図12は本実施の形態2
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。
【0050】図10に示すように、実施の形態2に示す
液晶パネルは、画素電極体23の画素電極部分8…と対
向電極部分6…とを絶縁膜15の凸条部分16aの側面
にのみ形成(即ち、頂部には形成しない)他は、上記実
施の形態1と同様の構成である。
液晶パネルは、画素電極体23の画素電極部分8…と対
向電極部分6…とを絶縁膜15の凸条部分16aの側面
にのみ形成(即ち、頂部には形成しない)他は、上記実
施の形態1と同様の構成である。
【0051】このような構成であれば、頂部に画素電極
部分8…と対向電極部分6…とが形成されておらず、上
記実施の形態1に比べてより縦方向の電界がよりかかり
難くなるので、横方向の電界が一層かかることになる。
但し、頂点の電極間の距離(図10中のd1 )が長過ぎ
ると、十分な横方向の電界がかからなくなるので、電極
間の距離d1 は6μm以下に規制することが望ましい。
部分8…と対向電極部分6…とが形成されておらず、上
記実施の形態1に比べてより縦方向の電界がよりかかり
難くなるので、横方向の電界が一層かかることになる。
但し、頂点の電極間の距離(図10中のd1 )が長過ぎ
ると、十分な横方向の電界がかからなくなるので、電極
間の距離d1 は6μm以下に規制することが望ましい。
【0052】尚、本実施の形態2においても、絶縁膜1
5の凹凸条部16は波状のものに限定するものではな
く、例えば、図11に示すようなV字状のもの、図12
に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状(図示
せず)のものであっても良いことは勿論である。
5の凹凸条部16は波状のものに限定するものではな
く、例えば、図11に示すようなV字状のもの、図12
に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状(図示
せず)のものであっても良いことは勿論である。
【0053】(実施の形態3)本発明の実施の形態3
を、図13〜図15に基づいて、以下に説明する。図1
3は本発明の形態3における液晶パネルの構造を示す断
面図、図14は本実施の形態3における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図15は本実施の形態3
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。図13に示すように、表面に凹凸条部16が
形成された絶縁膜としてカラーフィルター層17を用い
る他は、上記実施の形態1と同様の構造である。
を、図13〜図15に基づいて、以下に説明する。図1
3は本発明の形態3における液晶パネルの構造を示す断
面図、図14は本実施の形態3における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図15は本実施の形態3
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。図13に示すように、表面に凹凸条部16が
形成された絶縁膜としてカラーフィルター層17を用い
る他は、上記実施の形態1と同様の構造である。
【0054】ここで、上記カラーフィルター層17は以
下のようにして形成した。先ず、アクリル系の感光性樹
脂に顔料を分散した着色レジストを基板上にインクジェ
ット法を用いて塗布した後、80℃で1分間プリベーク
を行った。尚、着色レジストを塗布は、R、G、Bの3
原色をそれぞれの画素に対応する位置に塗布することに
より行った。次に、所定の形状に表面加工された金型で
プレスしながら、ガラス基板1側より500mJ/ cm
2 で露光を行った後、現像液にて25℃で2分間現像を
行い、更に流水で洗浄後、200℃で1時間ポストベー
クを行いって、膜厚1.0μmのカラーフィルター層1
7を形成した。
下のようにして形成した。先ず、アクリル系の感光性樹
脂に顔料を分散した着色レジストを基板上にインクジェ
ット法を用いて塗布した後、80℃で1分間プリベーク
を行った。尚、着色レジストを塗布は、R、G、Bの3
原色をそれぞれの画素に対応する位置に塗布することに
より行った。次に、所定の形状に表面加工された金型で
プレスしながら、ガラス基板1側より500mJ/ cm
2 で露光を行った後、現像液にて25℃で2分間現像を
行い、更に流水で洗浄後、200℃で1時間ポストベー
クを行いって、膜厚1.0μmのカラーフィルター層1
7を形成した。
【0055】このような構成とすることにより、実施の
形態1と同様に、開口率と応答速度との向上及び液晶パ
ネルの明るさの増大とを図ることができる他、ガラス基
板2上にカラーフィルターを形成することが不要となる
ので、カラーフィルターの貼り合わせのマージンが不要
になって、さらに開口率を大きくすることができる。ま
た、絶縁膜とカラーフィルター層17とを共用できる
(カラーフィルター層17が絶縁膜を兼ねる)ので、製
造工程の簡略化と、部材の削減とが達成できる。
形態1と同様に、開口率と応答速度との向上及び液晶パ
ネルの明るさの増大とを図ることができる他、ガラス基
板2上にカラーフィルターを形成することが不要となる
ので、カラーフィルターの貼り合わせのマージンが不要
になって、さらに開口率を大きくすることができる。ま
た、絶縁膜とカラーフィルター層17とを共用できる
(カラーフィルター層17が絶縁膜を兼ねる)ので、製
造工程の簡略化と、部材の削減とが達成できる。
【0056】尚、上記実施の形態3ではインクジェット
法を用いて各色(R,G,B)同時に形成したが、スピ
ンコート法や印刷法等を用いて1色づつ形成することも
可能である。また、上記実施の形態3では感光性の着色
レジストを用いたが、顔料を分散した非感光性ポリマー
材料を基板上に形成した後、感光性レジスト層を別途形
成し、露光・現像を行っても良い。また、その他、染色
法等他の方法を用いて形成することも可能である。
法を用いて各色(R,G,B)同時に形成したが、スピ
ンコート法や印刷法等を用いて1色づつ形成することも
可能である。また、上記実施の形態3では感光性の着色
レジストを用いたが、顔料を分散した非感光性ポリマー
材料を基板上に形成した後、感光性レジスト層を別途形
成し、露光・現像を行っても良い。また、その他、染色
法等他の方法を用いて形成することも可能である。
【0057】加えて、ガラス基板1側から光を照射する
場合は拡散させた光を入射する方が望ましいことや、光
を透過する金型を作製しておけば絶縁膜15側から光を
入射できること等は上記実施の形態1、2と同様であ
る。更に、本実施の形態3においても、カラーフィルタ
ー層17の凹凸条部は波状のものに限定するものではな
く、例えば、図14に示すようなV字状のもの、図15
に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状(図示
せず)のものであっても良いことは勿論である。
場合は拡散させた光を入射する方が望ましいことや、光
を透過する金型を作製しておけば絶縁膜15側から光を
入射できること等は上記実施の形態1、2と同様であ
る。更に、本実施の形態3においても、カラーフィルタ
ー層17の凹凸条部は波状のものに限定するものではな
く、例えば、図14に示すようなV字状のもの、図15
に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状(図示
せず)のものであっても良いことは勿論である。
【0058】(実施の形態4)本発明の実施の形態4
を、図16〜図18に基づいて、以下に説明する。図1
6は本発明の形態4における液晶パネルの構造を示す断
面図、図17は本実施の形態4における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図18は本実施の形態4
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。図16に示すように、実施の形態4に示す液
晶パネルは、画素電極体23の画素電極部分8…と対向
電極部分6…とをカラーフィルター層17の凸条部分の
側面にのみ形成(即ち、頂部には形成しない)他は、上
記実施の形態3と同様の構成である。
を、図16〜図18に基づいて、以下に説明する。図1
6は本発明の形態4における液晶パネルの構造を示す断
面図、図17は本実施の形態4における他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図、図18は本実施の形態4
における更に他の例に係る液晶パネルの構造を示す断面
図である。図16に示すように、実施の形態4に示す液
晶パネルは、画素電極体23の画素電極部分8…と対向
電極部分6…とをカラーフィルター層17の凸条部分の
側面にのみ形成(即ち、頂部には形成しない)他は、上
記実施の形態3と同様の構成である。
【0059】このような構成であれば、頂部に画素電極
部分8…と対向電極部分6…とが形成されておらず、上
記実施の形態3に比べてより縦方向の電界がよりかかり
難くなるので、横方向の電界が一層かかることになる。
但し、頂点の電極間の距離(図16中のd2 )が長過ぎ
ると、十分な横方向の電界がかからないので、頂点の電
極間の距離は4μm以下に規制することが望ましい。
部分8…と対向電極部分6…とが形成されておらず、上
記実施の形態3に比べてより縦方向の電界がよりかかり
難くなるので、横方向の電界が一層かかることになる。
但し、頂点の電極間の距離(図16中のd2 )が長過ぎ
ると、十分な横方向の電界がかからないので、頂点の電
極間の距離は4μm以下に規制することが望ましい。
【0060】尚、本実施の形態4においても、カラーフ
ィルター層17の凹凸条部は波状のものに限定するもの
ではなく、例えば、図17に示すようなV字状のもの、
図18に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状
(図示せず)のものであっても良いことは勿論である。
ィルター層17の凹凸条部は波状のものに限定するもの
ではなく、例えば、図17に示すようなV字状のもの、
図18に示すような逆半円状のもの、或いは逆半楕円状
(図示せず)のものであっても良いことは勿論である。
【0061】(実施の形態1〜実施の形態4の構造に関
するその他の事項) (1)上記各実施の形態では液晶として誘電率異方性が
正のMT5087(チッソ社製)を用いたが、これに限
定するものではなく、E−7(BDH社製)E−8(B
DH社)やZLI4792(メルク社製)やTL202
(メルク社製)等でも良く、また誘電率異方性が負のZ
LI4788(メルク社製)等でも良い。また、液晶も
ネマティック液晶に限らず、強誘電性液晶や反強誘電性
液晶等の液晶を用いることも可能である。即ち、本発明
は液晶材料や配向膜材料によらずに有効である。
するその他の事項) (1)上記各実施の形態では液晶として誘電率異方性が
正のMT5087(チッソ社製)を用いたが、これに限
定するものではなく、E−7(BDH社製)E−8(B
DH社)やZLI4792(メルク社製)やTL202
(メルク社製)等でも良く、また誘電率異方性が負のZ
LI4788(メルク社製)等でも良い。また、液晶も
ネマティック液晶に限らず、強誘電性液晶や反強誘電性
液晶等の液晶を用いることも可能である。即ち、本発明
は液晶材料や配向膜材料によらずに有効である。
【0062】(2)上記各実施の形態では能動素子とし
て3端子素子のTFTを用いたが、2端子素子のMIM
(Metal −Insulator −Metal )、Zn OバリスタやS
i Nxダイオード、a- Si ダイオード等でも良い。ま
た、トランジスタの構造としてボトムゲート構造のa-Si
に限定するものではなく、トップゲート構造でも良く、
またp-Si等でも良い。加えて、基板周辺に駆動回路が形
成されていても良い。
て3端子素子のTFTを用いたが、2端子素子のMIM
(Metal −Insulator −Metal )、Zn OバリスタやS
i Nxダイオード、a- Si ダイオード等でも良い。ま
た、トランジスタの構造としてボトムゲート構造のa-Si
に限定するものではなく、トップゲート構造でも良く、
またp-Si等でも良い。加えて、基板周辺に駆動回路が形
成されていても良い。
【0063】(3)上記各実施の形態では両基板ともガ
ラス基板を用いたが、一方あるいは両方の基板をフィル
ムやプラスチック等で形成しても良い。また、ガラス基
板2(対向基板)としてITO付きのガラス基板やカラ
ーフィルター付きの基板等を用いても良い。更に、ガラ
ス基板1(アレイ基板)側にカラーフィルターを形成し
た基板でも良い。
ラス基板を用いたが、一方あるいは両方の基板をフィル
ムやプラスチック等で形成しても良い。また、ガラス基
板2(対向基板)としてITO付きのガラス基板やカラ
ーフィルター付きの基板等を用いても良い。更に、ガラ
ス基板1(アレイ基板)側にカラーフィルターを形成し
た基板でも良い。
【0064】(4)配向膜としてプレチルト角の大きく
なる配向膜や垂直配向膜を用いても良く、また、配向方
法としてラビングを用いない配向(例えば光により配向
させる方法)を用いるとさらに均一な配向を得ることが
できるのでコントラストが良くなる。更に、セル厚形成
方法としてもスペーサー散布法ではない方法(例えば樹
脂により柱を形成する方法)を用いることにより均一な
セル厚となる。
なる配向膜や垂直配向膜を用いても良く、また、配向方
法としてラビングを用いない配向(例えば光により配向
させる方法)を用いるとさらに均一な配向を得ることが
できるのでコントラストが良くなる。更に、セル厚形成
方法としてもスペーサー散布法ではない方法(例えば樹
脂により柱を形成する方法)を用いることにより均一な
セル厚となる。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、両電極体
上にも横方向の電界が十分に印加されるので、両電極体
上の液晶分子も動作して、表示特性の向上を図ることが
できる。
上にも横方向の電界が十分に印加されるので、両電極体
上の液晶分子も動作して、表示特性の向上を図ることが
できる。
【0066】また、電極部分により光が遮られるのを抑
制でき、これによって開口率が大幅に向上するので、表
示を明るくすることができる。加えて、電極部分の間隔
を狭くしても開口率が下がらないので、電極部分の間隔
を狭くすることができ、これによって液晶の応答を速め
ることができるといった優れた効果を奏する。
制でき、これによって開口率が大幅に向上するので、表
示を明るくすることができる。加えて、電極部分の間隔
を狭くしても開口率が下がらないので、電極部分の間隔
を狭くすることができ、これによって液晶の応答を速め
ることができるといった優れた効果を奏する。
【図1】本実施の形態1における液晶パネルの構造を模
式的に示す上面図である。
式的に示す上面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本実施の形態1における液晶パネルの動作状態
を模式的に示す断面図である。
を模式的に示す断面図である。
【図4】凹凸条部の拡大説明図である。
【図5】横電界の割合と縦横比との関係を示すグラフで
ある。
ある。
【図6】本実施の形態1における他の例に係る液晶パネ
ルの構造を模式的に示す上面図である。
ルの構造を模式的に示す上面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】本実施の形態1における更に他の例に係る液晶
パネルの構造を模式的に示す上面図である。
パネルの構造を模式的に示す上面図である。
【図9】図8のC−C線断面図である。
【図10】本発明の形態2における液晶パネルの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図11】本実施の形態2における他の例に係る液晶パ
ネルの構造を示す断面図である。
ネルの構造を示す断面図である。
【図12】本実施の形態2における更に他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図である。
晶パネルの構造を示す断面図である。
【図13】本発明の形態3における液晶パネルの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図14】本実施の形態3における他の例に係る液晶パ
ネルの構造を示す断面図である。
ネルの構造を示す断面図である。
【図15】本実施の形態3における更に他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図である。
晶パネルの構造を示す断面図である。
【図16】本実施の形態4における液晶パネルの構造を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図17】本実施の形態4における他の例に係る液晶パ
ネルの構造を示す断面図である。
ネルの構造を示す断面図である。
【図18】本実施の形態4における更に他の例に係る液
晶パネルの構造を示す断面図である。
晶パネルの構造を示す断面図である。
【図19】従来の液晶パネルの構造を模式的に示す上面
図である。
図である。
【図20】図19のD−D線断面図である。
【図21】従来の液晶パネルの動作状態を模式的に示す
断面図である。
断面図である。
1:ガラス基板 2:ガラス基板 4:走査信号線 6:対向電極部分 7:映像信号線 7a:ソース 8:画素電極部分 9:半導体層 10a:絶縁膜 10b:絶縁膜 13a:コンタクトホール 13b:コンタクトホール 13c:コンタクトホール 14:ドレイン 15:絶縁膜 16:凹凸条部 16a:凸条部分 17:カラーフィルター層 20:リード 21:リード 22:対向電極体 23:画素電極体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 雅典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 熊川 克彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H089 HA15 HA28 HA32 LA08 LA19 NA25 NA40 QA16 RA13 RA14 TA01 TA05 TA12 TA15 2H090 HA04 HB07X JB02 LA15 2H091 FA02Y FB03 FB04 GA01 GA03 GA07 GA08 GA13 GA16 HA06 HA12 LA30 2H092 GA03 GA14 GA17 GA35 GA55 JA24 JA46 JB22 JB31 MA10 MA17 MA29 NA05 NA07 PA01 PA03 PA08 PA11 QA07 QA13 QA14 5C094 AA10 AA13 BA43 CA19 DA15 EA04 EA07 ED02 FA04 GA10 JA08
Claims (13)
- 【請求項1】 一対の基板と、これら基板間に封止され
た液晶とを有すると共に、上記一対の基板のうち一方の
基板表面に横電界を発生させることにより、液晶分子の
配列を変化させる液晶パネルを備えた液晶表示素子にお
いて、 上記横電界を発生させる基板上には、表面に複数の凹凸
条部を備えた絶縁膜が形成され、この凹凸条部における
凸条部分の側面にのみ又は凸条部分の側面及び頂部に
は、画素電極体の画素電極部分と対向電極体の対向電極
部分とが交互に形成されると共に、これら画素電極部分
及び対向電極部分のうち少なくとも一方の電極部分は透
明であることを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】 上記絶縁膜がカラーフィルター層から成
る、請求項1記載の液晶表示素子。 - 【請求項3】 上記絶縁膜が透明である、請求項1又は
2記載の液晶表示素子。 - 【請求項4】 上記絶縁膜の膜厚が1μm以上である、
請求項1、2又は3記載の液晶表示素子。 - 【請求項5】 上記凹凸条部の凸条部分における側面に
のみ画素電極部分と対向電極部分とが交互に形成された
場合に、凸条部分の頂部におけるこれら電極部分間の間
隔が6μm以下に規制される、請求項1、2、3又は4
記載の液晶表示素子。 - 【請求項6】 上記凸条部分における縦横比が2.5以
下、好ましくは1.5以下に規制される、請求項1、
2、3、4又は5記載の液晶表示素子。 - 【請求項7】 上記凹凸条部の斜面の長さに対する画素
電極部分或いは対向電極部分の長さの比が0.5以下に
規制される、請求項1、2、3、4、5又は6記載の液
晶表示素子。 - 【請求項8】 上記両基板のうちアレイ基板側から光を
入射する、請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の
液晶表示素子。 - 【請求項9】 上記液晶パネルを複数層備える、請求項
1、2、3、4、5、6、7又は8記載の液晶表示素
子。 - 【請求項10】 一対の基板のうち一方の基板に、走査
信号線と映像信号線と半導体層とを形成する第1の工程
と、 上記走査信号線、映像信号線、及び半導体層の上に、表
面に複数の凹凸条部を備えた絶縁層を形成する第2の工
程と、 上記凹凸条部の凸条部分における側面にのみ又は凸条部
分における側面及び頂部に、少なくとも一方が透明であ
る画素電極体の画素電極部分及び対向電極体の対向電極
部分を形成する第3の工程と、 を有することを特徴とする液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項11】 上記第2の工程において、感光性樹脂
を塗布した後に、表面に凹凸を有する金型で上記感光性
樹脂をプレスしながら露光することにより絶縁膜を形成
する、請求項10記載の液晶表示素子の製造方法。 - 【請求項12】 上記絶縁膜をカラーフィルター層で構
成する、請求項10又は11記載の液晶表示素子の製造
方法。 - 【請求項13】 上記絶縁膜を透明なもので形成する、
請求項10、11又は12記載の液晶表示素子の製造方
法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159605A JP2000347171A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
| TW089110030A TWI251697B (en) | 1999-05-26 | 2000-05-24 | Liquid crystal display element and producing method thereof |
| US09/580,171 US6583840B1 (en) | 1999-05-26 | 2000-05-26 | Liquid crystal display element with comb electrodes having reflective projections and producing method thereof |
| CNB001176528A CN1214280C (zh) | 1999-05-26 | 2000-05-26 | 液晶显示元件 |
| KR1020000028563A KR100725768B1 (ko) | 1999-05-26 | 2000-05-26 | 액정표시소자 및 액정표시소자의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11159605A JP2000347171A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000347171A true JP2000347171A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15697373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11159605A Pending JP2000347171A (ja) | 1999-05-26 | 1999-06-07 | 液晶表示素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000347171A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412124B1 (ko) * | 2001-05-17 | 2003-12-31 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 박막트랜지스터 액정표시장치 |
| KR100840680B1 (ko) * | 2002-07-02 | 2008-06-24 | 엘지디스플레이 주식회사 | 횡전계 방식의 액정표시장치 및 그 제조방법 |
| US7636187B2 (en) | 2006-12-14 | 2009-12-22 | Sony Corporation | Optical shutter for display device, image display apparatus, and apparatus and method for manufacturing the optical shutter |
| JP2010020277A (ja) * | 2008-07-11 | 2010-01-28 | Lg Display Co Ltd | 液晶表示装置及び液晶表示装置の製造方法 |
| KR100965432B1 (ko) * | 2007-04-17 | 2010-06-24 | 소니 주식회사 | 액정 표시 장치 |
| WO2012111581A1 (en) * | 2011-02-18 | 2012-08-23 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Liquid crystal display device |
| CN103018976A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-04-03 | 河北工业大学 | 一种蓝相液晶显示器装置 |
| CN103105688A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 河北工业大学 | 多畴扭曲向列相液晶显示器 |
| JP2018532159A (ja) * | 2016-01-11 | 2018-11-01 | 深▲セン▼市華星光電技術有限公司 | Ips型tft−lcdアレイ基板の製造方法及びips型tft−lcdアレイ基板 |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11159605A patent/JP2000347171A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN103105688A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-05-15 | 河北工业大学 | 多畴扭曲向列相液晶显示器 |
| JP2018532159A (ja) * | 2016-01-11 | 2018-11-01 | 深▲セン▼市華星光電技術有限公司 | Ips型tft−lcdアレイ基板の製造方法及びips型tft−lcdアレイ基板 |
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