JP2000347696A - 再生装置および再生方法 - Google Patents
再生装置および再生方法Info
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Abstract
能とする。 【解決手段】 メモリカード40から再生回数制限を有
するオーディオデータファイルを再生し、オーディオデ
コーダ12で復号し、再生する。DSP30からオーデ
ィオデコーダ12に転送されるデータ量からそのファイ
ルの再生時間の経過時間が計数される。経過時間が所定
時間を越えると、1回の再生がなされたものと判定さ
れ、再生回数CTの値がデクリメントされる。再生回数
CTが0に達すると、それ以降のそのオーディオファイ
ルの再生動作が禁止される。再生途中において、通常再
生動作以外の指示がある場合には、経過時間の計数を一
時停止したり、計数した経過時間のリセットを行う。
Description
して着脱自在なメモリカードを使用し、オーディオデー
タを再生するのに適用される再生装置および再生方法に
関する。
Programmable ROM)と呼ばれる電気的に書き換え可能な
不揮発性メモリは、1ビットを2個のトランジスタで構
成するために、1ビット当たりの専有面積が大きく、集
積度を高くするのに限界があった。この問題を解決する
ために、全ビット一括消去方式により1ビットを1トラ
ンジスタで実現することが可能なフラッシュメモリが開
発された。フラッシュメモリは、磁気ディスク、光ディ
スク等の記録媒体に代わりうるものとして期待されてい
る。
脱自在に構成したメモリカードも知られている。このメ
モリカードを使用すれば、従来のCD(コンパクトディ
スク)、MD(ミニディスク)等のディスク状記録媒体
に換えてメモリカードを使用するディジタルオーディオ
記録/再生装置を実現することができる。
びマルチメディアへの対応に伴って近年、著作権保護が
重視されている。また、情報サービスの分野において
は、ディジタル化された音声・映像情報に何らかの再生
制限情報を付加して記録媒体に記録し、この形態でもっ
て情報を利用者に対して提供したり、また、ディジタル
放送やインターネットを利用してディジタル化された音
声・映像情報に何らかの再生制限情報を付加して各利用
者に配信するサービスが検討されている。利用者は、再
生制限情報で示される期間、回数等の範囲で、音声・映
像情報(コンテンツ)を再生することができる。そし
て、若し、利用者がその結果、必要とすれば、有料で、
その音声・映像情報をメモリカードに記録することがで
きる。
とするオーディオ再生装置はなかった。しかしながら、
上述したように、CD等のパッケージメディア以外の形
態で販売される音楽が存在する可能性が生じつつある。
そのような状況では、購入後の再生に関しては、従来で
は、全く無制限であったものが、再生制限を付けること
が起こり得る。このため、再生装置側においては、再生
したことの定義を明確することが必要となり、その定義
に従って再生回数や再生時間を設定する必要がある。例
えば1曲の中で30秒以上聞いた時には、聞いたとさ
れ、25秒でつまらないので、次の曲へスキップしたと
きは、聞かなかったと定義されることがあり得る状況で
ある。音楽を購入する場合も、3回しか聞かないので、
安価に購入できることも考えられる。
メディアの再生は、自由であったが、今後は、再生装置
は、種々の再生制限の条件を見る必要が生じる。言い換
えれば、そのような再生制限情報に従った制御を行うこ
とができない再生装置は、再生制限の付いた曲を再生す
ることができない。再生装置は、再生の定義に従って再
生回数、再生時間等を管理することができる必要があ
る。また、その管理されている値は、充分なセキュリテ
ィが必要であることは言うまでもない。
が再生回数である時に、1回の再生を定義し、再生回数
が再生制限回数を越えるまで、コンテンツを再生するこ
とができる再生装置および再生方法を提供することにあ
る。
ために、請求項1の発明は、複数のファイルとファイル
に関する再生回数制限情報を記憶できる記憶手段と、記
憶手段に記憶されている複数のファイルから所望のファ
イルの再生を指示する指示手段と、指示手段にて指示さ
れた所望のファイルに再生制限が設定されているか否か
を判別する判別手段と、判別手段にて指示手段で指示さ
れた所望のファイルに再生制限が設定されていると判断
された場合には、指示手段にて指示された所望のファイ
ルの再生を行った経過時間を計数する計数手段と、計数
手段で計数した経過時間と所定時間とを比較する比較手
段と、比較手段にて、計数手段で計数した経過時間が所
定時間を越えた場合には、再生制限情報を編集する編集
手段とを備えことを特徴とする再生装置である。
ルと、ファイルに対する再生制限に関する情報が記憶さ
れたメモリを備え、メモリから再生制限に関する情報が
設定されたファイルを再生する再生方法であって、メモ
リに記憶されている複数のファイルから所望のファイル
の再生を指示するステップと、指示された所望のファイ
ルに再生制限が設定されているか否かを判別するステッ
プと、判別するステップにおいて、指示された所望のフ
ァイルに再生制限が設定されていると判断された場合に
は、指示された所望のファイルの再生を行った経過時間
を計数するステップと、計数した経過時間と所定時間と
を比較するステップと、比較ステップにて計数した経過
時間が所定時間を越えていると判断された場合には、再
生制限回数に関する情報を編集するステップとからなる
再生方法である。
した時に1回の再生がなされたと判定されると、再生回
数CTがデクリメントされる。また、再生途中において
再生以外の特定のボタンが押された場合には、その押さ
れたボタンに応じた処理がなされ、トラックの再生時間
の計数が一時停止されたり、また、計数された再生時間
のリセットがなされる。このため、明確な再生の定義に
従って、再生回数を管理することが可能となる。
いて説明する。図1は、この発明の一実施形態における
メモリカードを使用したディジタルオーディオレコーダ
の全体の構成を示す。この一実施形態は、記録媒体とし
て、着脱自在のメモリカードを使用するディジタルオー
ディオ信号のレコーダ(記録および再生機)である。よ
り具体的には、このレコーダは、アンプ装置、スピー
カ、CDプレーヤ、MDレコーダ、チューナ等と共にオ
ーディオシステムを構成する。この発明は、これ以外の
オーディオレコーダに対しても適用できる。例えば携帯
型レコーダに対しても適用できる。また、衛星を使用し
たデータ通信、ディジタル放送、インターネット等を経
由して配信されるディジタルオーディオ信号を記録する
レコーダに対しても適用できる。さらに、ディジタルオ
ーディオ信号以外に動画データ、静止画データ等の記録
/再生に対してもこの発明を適用できる。一実施形態に
おいても、ディジタルオーディオ信号以外の画像、文字
等の付加情報を記録/再生可能としている。
されたオーディオエンコーダ/デコーダIC10、セキ
ュリティIC20、DSP(Digital Signal Processor)
30を有する。40は、レコーダに対して着脱自在のメ
モリカードである。メモリカード40は、フラッシュメ
モリ(不揮発性メモリ)、メモリコントロールブロッ
ク、DES(Data Encryption Standard)の暗号化回路を
含むセキュリティブロックが1チップ上にIC化された
ものである。なお、この一実施形態では、DSP30を
使用しているが、マイクロコンピュータを使用しても良
い。
は、オーディオインタフェース11およびエンコーダ/
デコーダブロック12を有する。エンコーダ/デコーダ
ブロック12は、ディジタルオーディオ信号をメモリカ
ード40に書き込むために高能率符号化し、また、メモ
リカード40から読み出されたデータを復号する。高能
率符号化方法としては、ミニディスクで採用されている
ATRAC(AdaptiveTransform Acoustic Coding)を改
良したもの(ATRAC3と表記する)が使用できる。
リングした1サンプル16ビットのオーディオデータを
処理する。ATRAC3でオーディオデータを処理する
時の最小のデータ単位がサウンドユニットSUである。
1SUは、1024サンプル分(1024×16ビット
×2チャンネル)を数百バイトに圧縮したものであり、
時間にして約23m秒である。ATRAC3により約1
/10にオーディオデータが圧縮される。ミニディスク
においてそうであるように、ATRAC3の工夫された
信号処理によって、圧縮/伸長処理による音質の劣化は
少ない。
力、チューナの出力、テープ再生出力を選択的にA/D
変換器14に供給する。A/D変換器14は、選択され
たライン入力信号を(サンプリング周波数=44.1k
Hz、1サンプル=16ビット)のディジタルオーディオ
信号へ変換する。ディジタル入力セレクタ16は、M
D、CD、CS(衛星ディジタル放送)のディジタル出
力を選択的にディジタル入力レシーバ17に供給する。
ディジタル入力は、例えば光ケーブルを介して伝送され
る。ディジタル入力レシーバ17の出力がサンプリング
レートコンバータ15に供給され、ディジタル入力のサ
ンプリング周波数が44.1kHzに変換される。
のエンコーダ/デコーダブロック12からの符号化デー
タがセキュリティIC20のインタフェース21を介し
てDESの暗号化回路22に供給される。DESの暗号
化回路22は、FIFO23を有している。DESの暗
号化回路22は、コンテンツの著作権を保護するための
備えられている。メモリカード40にも、DESの暗号
化回路が組み込まれている。レコーダのDESの暗号化
回路22は、複数のマスターキーと機器毎にユニークな
ストレージキーを持つ。さらに、DESの暗号化回路2
2は、乱数発生回路を持ち、DESの暗号化回路を内蔵
するメモリカードと認証およびセッションキーを共有す
ることができる。よりさらに、DESの暗号化回路22
は、DESの暗号化回路を通してストレージキーでキー
をかけなおすことができる。
たオーディオデータがDSP(Digital Signal Processo
r) 30に供給される。DSP30は、着脱機構(図示
しない)に装着されたメモリカード40とメモリインタ
フェースを介しての通信を行い、暗号化されたデータを
フラッシュメモリに書き込む。DSP30とメモリカー
ド40との間では、シリアル通信がなされる。また、メ
モリカードの制御に必要なメモリ容量を確保するため
に、DSP30に対して外付けのSRAM(Static Rand
om Access Memory) 31が接続される。
フェース32が接続され、図示しない外部のコントロー
ラからのデータがバス33を介してDSP30に供給さ
れる。外部のコントローラは、オーディオシステム全体
の動作を制御し、操作部からのユーザの操作に応じて発
生した録音指令、再生指令等のデータをDSP30にバ
スインタフェース32を介して与える。また、画像情
報、文字情報等の付加情報のデータもバスインタフェー
ス32を介してDSP30に供給される。バス33は、
双方向通信路であり、メモリカード40から読み出され
た付加情報データ、制御信号等がDSP30、バスイン
ターフェース32、バス33を介して外部のコントロー
ラに取り込まれる。外部のコントローラは、具体的に
は、オーディオシステム内に含まれる他の機器例えばア
ンプ装置に含まれている。さらに、外部のコントローラ
によって、付加情報の表示、レコーダの動作状態等を表
示するための表示が制御される。表示部は、オーディオ
システム全体で共用される。ここで、バス33を介して
送受信されるデータは、著作物ではないので、暗号化が
されない。
読み出した暗号化されたオーディオデータは、セキュリ
ティIC20によって復号化され、オーディオエンコー
ダ/デコーダIC10によってATRAC3の復号化処
理を受ける。オーディオエンコーダ/デコーダ10の出
力がD/A変換器18に供給され、アナログオーディオ
信号へ変換される。そして、アナログオーディオ信号が
ライン出力端子19に取り出される。
送され、スピーカまたはヘッドホンにより再生される。
D/A変換器18に対してミューティング信号が外部の
コントローラから供給される。ミューティング信号がミ
ューティングのオンを示す時には、ライン出力端子19
からのオーディオ出力が禁止される。
SP30は、コア34と、フラッシュメモリ35と、S
RAM36と、バスインタフェース37と、メモリカー
ドインタフェース38と、バスおよびバス間のブリッジ
とで構成される。DSP30は、マイクロコンピュータ
と同様に機能し、コア34がCPUに相当する。フラッ
シュメモリ35にDSP30の処理のためのプログラム
が格納されている。SRAM36と外部のSRAM31
とがRAMとして使用される。
37を介して受け取った録音指令等の操作信号に応答し
て、所定の暗号化されたオーディオデータ、所定の付加
情報データをメモリカード40に対して書き込み、ま
た、これらのデータをメモリカード40から読み出す処
理を制御する。すなわち、オーディオデータ、付加情報
の記録/再生を行うためのオーディオシステム全体のア
プリケーションソフトウェアと、メモリカード40との
間にDSP30が位置し、メモリカード40のアクセ
ス、ファイルシステム等のソフトウェアによってDSP
30が動作する。
ファイル管理は、既存のパーソナルコンピュータで使用
されているFATファイルシステムが使用される。この
ファイルシステムに加えて、一実施形態では、後述する
ようなデータ構成の管理ファイルが使用される。管理フ
ァイルは、メモリカード40上に記録されているデータ
ファイルを管理する。第1のファイル管理情報としての
管理ファイルは、オーディオデータのファイルを管理す
るものである。第2のファイル管理情報としてのFAT
は、オーディオデータのファイルと管理ファイルを含む
メモリカード40のフラッシュメモリ上のファイル全体
を管理する。管理ファイルは、メモリカード40に記録
される。また、FATは、ルートディレクトリ等と共
に、予め出荷時にフラッシュメモリ上に書き込まれてい
る。
ために、ATRAC3により圧縮されたオーディオデー
タを暗号化している。一方、管理ファイルは、著作権保
護が必要ないとして、暗号化を行わないようにしてい
る。また、メモリカードとしても、暗号化機能を持つも
のと、これを持たないものとがありうる。一実施形態の
ように、著作物であるオーディオデータを記録するレコ
ーダが使用できるものは、暗号化機能を持つメモリカー
ドのみである。
メモリカード40は、コントロールブロック41とフラ
ッシュメモリ42が1チップICとして構成されたもの
である。レコーダのDSP30とメモリカード40との
間の双方向シリアルインタフェースは、10本の線から
なる。主要な4本の線は、データ伝送時にクロックを伝
送するためのクロック線SCKと、ステータスを伝送す
るためのステータス線SBSと、データを伝送するデー
タ線DIO、インターラプト線INTとである。その他
に電源供給用線として、2本のGND線および2本のV
CC線が設けられる。2本の線Reservは、未定義
の線である。
ロックを伝送するための線である。ステータス線SBS
は、メモリカード40のステータスを表す信号を伝送す
るための線である。データ線DIOは、コマンドおよび
暗号化されたオーディオデータを入出力するための線で
ある。インターラプト線INTは、メモリカード40か
らレコーダのDSP30に対しての割り込みを要求する
インターラプト信号を伝送する線である。メモリカード
40を装着した時にインターラプト信号が発生する。但
し、この一実施形態では、インターラプト信号をデータ
線DIOを介して伝送するようにしているので、インタ
ーラプト線INTを接地している。
ラレル変換・パラレル/シリアル変換・インタフェース
ブロック(S/P,P/S,IFブロックと略す)43
は、上述した複数の線を介して接続されたレコーダのD
SP30とコントロールブロック41とのインタフェー
スである。S/P,P/S,IFブロック43は、レコ
ーダのDSP30から受け取ったシリアルデータをパラ
レルデータに変換し、コントロールブロック41に取り
込み、コントロールブロック41からのパラレルデータ
をシリアルデータに変換してレコーダのDSP30に送
る。また、S/P,P/S,IFブロック43は、デー
タ線DIOを介して伝送されるコマンドおよびデータを
受け取った時に、フラッシュメモリ42に対する通常の
アクセスのためのコマンドおよびデータと、暗号化に必
要なコマンドおよびデータとを分離する。
るフォーマットでは、最初にコマンドが伝送され、その
後にデータが伝送される。S/P,P/S,IFブロッ
ク43は、コマンドのコードを見て、通常のアクセスに
必要なコマンドおよびデータか、暗号化に必要なコマン
ドおよびデータかを判別する。この判別結果に従って、
通常のアクセスに必要なコマンドをコマンドレジスタ4
4に格納し、データをページバッファ45およびライト
レジスタ46に格納する。ライトレジスタ46と関連し
てエラー訂正符号化回路47が設けられている。ページ
バッファ45に一時的に蓄えられたデータに対して、エ
ラー訂正符号化回路47がエラー訂正符号の冗長コード
を生成する。
5、ライトレジスタ46およびエラー訂正符号化回路4
7の出力データがフラッシュメモリインタフェースおよ
びシーケンサ(メモリI/F,シーケンサと略す)51
に供給される。メモリIF,シーケンサ51は、コント
ロールブロック41とフラッシュメモリ42とのインタ
フェースであり、両者の間のデータのやり取りを制御す
る。メモリIF,シーケンサ51を介してデータがフラ
ッシュメモリ42に書き込まれる。
テンツ(ATRAC3により圧縮されたオーディオデー
タ、以下ATRAC3データと表記する)は、著作権保
護のために、レコーダのセキュリティIC20とメモリ
カード40のセキュリティブロック52とによって、暗
号化されたものである。セキュリティブロック52は、
バッファメモリ53と、DESの暗号化回路54と、不
揮発性メモリ55とを有する。
52は、複数の認証キーとメモリカード毎にユニークな
ストレージキーを持つ。不揮発性メモリ55は、暗号化
に必要なキーを格納するもので、外部からは見えない。
例えばストレージキーが不揮発性メモリ55に格納され
る。さらに、乱数発生回路を持ち、専用(ある決められ
たデータフォーマット等の使用が同じシステム内の意
味)レコーダと認証ができ、セッションキーを共有でき
る。よりさらに、DESの暗号化回路54を通してスト
レージキーでキーのかけ直しができる。
した時に認証がなされる。認証は、レコーダのセキュリ
ティIC20とメモリカード40のセキュリティブロッ
ク52によってなされる。レコーダは、装着されたメモ
リカード40が本人(同じシステム内のメモリカード)
であることを認め、また、メモリカード40が相手のレ
コーダが本人(同じシステム内のレコーダ)であること
を認めると、互いに相手が本人であることを確認する。
認証が行われると、レコーダとメモリカード40がそれ
ぞれセッションキーを生成し、セッションキーを共有す
る。セッションキーは、認証の度に生成される。
ンツの書き込み時には、レコーダがセッションキーでコ
ンテンツキーを暗号化してメモリカード40に渡す。メ
モリカード40では、コンテンツキーをセッションキー
で復号し、ストレージキーで暗号化してレコーダに渡
す。ストレージキーは、メモリカード40の一つ一つに
ユニークなキーであり、レコーダは、暗号化されたコン
テンツキーを受け取ると、フォーマット処理を行い、暗
号化されたコンテンツキーと暗号化されたコンテンツを
メモリカード40に書き込む。
ータがメモリIF,シーケンサ51を介してページバッ
ファ45、リードレジスタ48、エラー訂正回路49に
供給される。ページバッファ45に記憶されたデータが
エラー訂正回路49によってエラー訂正がなされる。エ
ラー訂正がされたページバッファ45の出力およびリー
ドレジスタ48の出力がS/P,P/S,IFブロック
43に供給され、上述したシリアルインタフェースを介
してレコーダのDSP30に供給される。
されたコンテンツキーとブロックキーで暗号化されたコ
ンテンツとがフラッシュメモリ42から読み出される。
セキュリティブロック52によって、ストレージキーで
コンテンツキーが復号される。復号したコンテンツキー
がセッションキーで暗号化されてレコーダ側に送信され
る。レコーダは、受信したセッションキーでコンテンツ
キーを復号する。レコーダは、復号したコンテンツキー
でブロックキーを生成する。このブロックキーによっ
て、暗号化されたATRAC3データを順次復号する。
ョン情報、各種の属性情報等が格納されているコンフィ
グレーションROMである。また、メモリカード40に
は、ユーザが必要に応じて操作可能な誤消去防止用のス
イッチ60が備えられている。このスイッチ60が消去
禁止の接続状態にある場合には、フラッシュメモリ42
を消去することを指示するコマンドがレコーダ側から送
られてきても、フラッシュメモリ42の消去が禁止され
る。さらに、61は、メモリカード40の処理のタイミ
ング基準となるクロックを発生する発振器である。
ンピュータシステムのファイルシステム処理階層を示
す。ファイルシステム処理階層としては、アプリケーシ
ョン処理層が最上位であり、その下に、ファイル管理処
理層、論理アドレス管理層、物理アドレス管理層、フラ
ッシュメモリアクセスが順次おかれる。この階層構造に
おいて、ファイル管理処理層がFATファイルシステム
である。物理アドレスは、フラッシュメモリの各ブロッ
クに対して付されたもので、ブロックと物理アドレスの
対応関係は、不変である。論理アドレスは、ファイル管
理処理層が論理的に扱うアドレスである。
シュメモリ42のデータの物理的構成の一例を示す。フ
ラッシュメモリ42は、セグメントと称されるデータ単
位が所定数のブロック(固定長)へ分割され、1ブロッ
クが所定数のページ(固定長)へ分割される。フラッシ
ュメモリ42では、ブロック単位で消去が一括して行わ
れ、書き込みと読み出しは、ページ単位で一括して行わ
れる。各ブロックおよび各ページは、それぞれ同一のサ
イズとされ、1ブロックがページ0からページmで構成
される。1ブロックは、例えば8KB(Kバイト)バイ
トまたは16KBの容量とされ、1ページが512Bの
容量とされる。フラッシュメモリ42全体では、1ブロ
ック=8KBの場合で、4MB(512ブロック)、8
MB(1024ブロック)とされ、1ブロック=16K
Bの場合で、16MB(1024ブロック)、32MB
(2048ブロック)、64MB(4096ブロック)
の容量とされる。
6バイトの冗長部とからなる。冗長部の先頭の3バイト
は、データの更新に応じて書き換えられるオーバーライ
ト部分とされる。3バイトの各バイトに、先頭から順に
ブロックステータス、ページステータス、更新ステータ
スが記録される。冗長部の残りの13バイトの内容は、
原則的にデータ部の内容に応じて固定とされる。13バ
イトは、管理フラグ(1バイト)、論理アドレス(2バ
イト)、フォーマットリザーブの領域(5バイト)、分
散情報ECC(2バイト)およびデータECC(3バイ
ト)からなる。分散情報ECCは、管理フラグ、論理ア
ドレス、フォーマットリザーブに対する誤り訂正用の冗
長データであり、データECCは、512バイトのデー
タに対する誤り訂正用の冗長データである。
値が1:ユーザブロック、0:ブートブロック)、変換
テーブルフラグ(1:無効、0:テーブルブロック)、
コピー禁止指定(1:OK、0:NG)、アクセス許可
(1:free、0:リードプロテクト)の各フラグが
記録される。
がブートブロックである。ブロック1は、ブロック0と
同一のデータが書かれるバックアップ用である。ブート
ブロックは、カード内の有効なブロックの先頭ブロック
であり、メモリカードを機器に装填した時に最初にアク
セスされるブロックである。残りのブロックがユーザブ
ロックである。ブートブロックの先頭のページ0にヘッ
ダ、システムエントリ、ブート&アトリビュート情報が
格納される。ページ1に使用禁止ブロックデータが格納
される。ページ2にCIS(Card Information Structur
e)/IDI(Identify Drive Information)が格納され
る。
クID、ブートブロック内の有効なエントリ数が記録さ
れる。システムエントリには、使用禁止ブロックデータ
の開始位置、そのデータサイズ、データ種別、CIS/
IDIのデータ開始位置、そのデータサイズ、データ種
別が記録される。ブート&アトリビュート情報には、メ
モリカードのタイプ(読み出し専用、リードおよびライ
ト可能、両タイプのハイブリッド等)、ブロックサイ
ズ、ブロック数、総ブロック数、セキュリティ対応か否
か、カードの製造に関連したデータ(製造年月日等)等
が記録される。
行うことにより絶縁膜の劣化を生じ、書き換え回数が制
限される。従って、ある同一の記憶領域(ブロック)に
対して繰り返し集中的にアクセスがなされることを防止
する必要がある。従って、ある物理アドレスに格納され
ているある論理アドレスのデータを書き換える場合、フ
ラッシュメモリのファイルシステムでは、同一のブロッ
クに対して更新したデータを再度書き込むことはせず
に、未使用のブロックに対して更新したデータを書き込
むようになされる。その結果、データ更新前における論
理アドレスと物理アドレスの対応関係が更新後では、変
化する。このような処理(スワップ処理と称する)を行
うことで、同一のブロックに対して繰り返して集中的に
アクセスがされることが防止され、フラッシュメモリの
寿命を延ばすことが可能となる。
き込まれたデータに付随するので、更新前のデータと更
新後のデータの書き込まれるブロックが移動しても、F
ATからは、同一のアドレスが見えることになり、以降
のアクセスを適正に行うことができる。スワップ処理に
より論理アドレスと物理アドレスとの対応関係が変化す
るので、両者の対応を示す論理−物理アドレス変換テー
ブルが必要となる。このテーブルを参照することによっ
て、FATが指定した論理アドレスに対応する物理アド
レスが特定され、特定された物理アドレスが示すブロッ
クに対するアクセスが可能となる。
P30によってSRAM上に格納される。若し、RAM
容量が少ない時は、フラッシュメモリ中に格納すること
ができる。このテーブルは、概略的には、昇順に並べた
論理アドレス(2バイト)に物理アドレス(2バイト)
をそれぞれ対応させたテーブルである。フラッシュメモ
リの最大容量を128MB(8192ブロック)として
いるので、2バイトによって8192のアドレスを表す
ことができる。また、論理−物理アドレス変換テーブル
は、セグメント毎に管理され、そのサイズは、フラッシ
ュメモリの容量に応じて大きくなる。例えばフラッシュ
メモリの容量が8MB(2セグメント)の場合では、2
個のセグメントのそれぞれに対して2ページが論理−物
理アドレス変換テーブル用に使用される。論理−物理ア
ドレス変換テーブルを、フラッシュメモリ中に格納する
時には、上述した各ページの冗長部における管理フラグ
の所定の1ビットによって、当該ブロックが論理−物理
アドレス変換テーブルが格納されているブロックか否か
が指示される。
媒体と同様にパーソナルコンピュータのFATファイル
システムによって使用可能なものである。図5には示さ
れてないが、フラッシュメモリ上にIPL領域、FAT
領域およびルート・ディレクトリ領域が設けられる。I
PL領域には、最初にレコーダのメモリにロードすべき
プログラムが書かれているアドレス、並びにメモリの各
種情報が書かれている。FAT領域には、ブロック(ク
ラスタ)の関連事項が書かれている。FATには、未使
用のブロック、次のブロック番号、不良ブロック、最後
のブロックをそれぞれ示す値が規定される。さらに、ル
ートディレクトリ領域には、ディレクトリエントリ(フ
ァイル属性、更新年月日、開始クラスタ、ファイルサイ
ズ等)が書かれている。
ド40のフォーマットで規定されるファイル管理システ
ムとは別個に、音楽用ファイルに対して、各トラックお
よび各トラックを構成するパーツを管理するための管理
ファイルを持つようにしている。この管理ファイルは、
メモリカード40のユーザブロックを利用してフラッシ
ュメモリ42上に記録される。それによって、後述する
ように、メモリカード40上のFATが壊れても、ファ
イルの修復を可能となる。
成される。例えば最初に電源をオンした時に、メモリカ
ード40の装着されているか否かが判定され、メモリカ
ードが装着されている時には、認証が行われる。認証に
より正規のメモリカードであることが確認されると、フ
ラッシュメモリ42のブートブロックがDSP30に読
み込まれる。そして、論理−物理アドレス変換テーブル
が読み込まれる。読み込まれたデータは、SRAMに格
納される。ユーザが購入して初めて使用するメモリカー
ドでも、出荷時にフラッシュメモリ42には、FAT
や、ルートディレクトリの書き込みがなされている。管
理ファイルは、録音がなされると、作成される。
等によって発生した録音指令が外部のコントローラから
バスおよびバスインターフェース32を介してDSP3
0に与えられる。そして、受信したオーディオデータが
エンコーダ/デコーダIC10によって圧縮され、エン
コーダ/デコーダIC10からのATRAC3データが
セキュリティIC20により暗号化される。DSP30
が暗号化されたATRAC3データをメモリカード40
のフラッシュメモリ42に記録する。この記録後にFA
Tおよび管理ファイルが更新される。ファイルの更新の
度、具体的には、オーディオデータの記録を開始し、記
録を終了する度に、SRAM31および36上でFAT
および管理ファイルが書き換えられる。そして、メモリ
カード40を外す時に、またはパワーをオフする時に、
SRAM31、36からメモリカード40のフラッシュ
メモリ42上に最終的なFATおよび管理ファイルが格
納される。この場合、オーディオデータの記録を開始
し、記録を終了する度に、フラッシュメモリ42上のF
ATおよび管理ファイルを書き換えても良い。編集を行
った場合も、管理ファイルの内容が更新される。
は、付加情報も管理ファイル内に作成、更新され、フラ
ッシュメモリ42上に記録される。管理ファイルの他の
データ構成では、付加情報管理ファイルがトラック管理
用の管理ファイルとは別に作成される。付加情報は、外
部のコントローラからバスおよびバスインターフェース
32を介してDSP30に与えられる。DSP30が受
信した付加情報をメモリカード40のフラッシュメモリ
42上に記録する。付加情報は、セキュリティIC20
を通らないので、暗号化されない。付加情報は、メモリ
カード40を取り外したり、電源オフの時に、DSP3
0のSRAMからフラッシュメモリ42に書き込まれ
る。
の全体を示す。ディレクトリとして、静止画用ディレク
トリ、動画用ディレクトリ、音声用ディレクトリ、制御
用ディレクトリ、音楽用(HIFI)ディレクトリが存
在する。この一実施形態は、音楽の記録/再生を行うの
で、以下、音楽用ディレクトリについて説明する。音楽
用ディレクトリには、2種類のファイルが置かれる。そ
の1つは、再生管理ファイルPBLIST.MSF(以
下、単にPBLISTと表記する)であり、他のもの
は、暗号化された音楽データを収納したATRAC3デ
ータファイルA3Dnnnn.MSA(以下、単にA3
Dnnnと表記する)とからなる。ATRAC3データ
ファイルは、最大数が400までと規定されている。A
TRAC3データファイルは、再生管理ファイルに登録
した上で機器により任意に作成される。
図8が一つ(1曲)のATRAC3データファイルの構
成を示す。再生管理ファイルは、16KB固定長のファ
イルである。ATRAC3データファイルは、曲単位で
もって、先頭の属性ヘッダと、それに続く実際の暗号化
された音楽データとからなる。属性ヘッダも16KB固
定長とされ、再生管理ファイルと類似した構成を有す
る。
ードのメモリカードの名前NM1−S、2バイトコード
のメモリカードの名前NM2−S、曲順の再生テーブル
TRKTBL、メモリカード全体の付加情報INF−S
とからなる。データファイルの先頭の属性ヘッダは、ヘ
ッダ、1バイトコードの曲名NM1、2バイトコードの
曲名NM2、トラックのキー情報等のトラック情報TR
KINF、パーツ情報PRTINFと、トラックの付加
情報INFとからなる。ヘッダには、総パーツ数、名前
の属性、付加情報のサイズの情報等が含まれる。
ータが続く。音楽データは、16KBのブロック毎に区
切られ、各ブロックの先頭にヘッダが付加されている。
ヘッダには、暗号を復号するための初期値が含まれる。
なお、暗号化の処理を受けるのは、ATRAC3データ
ファイル中の音楽データのみであって、それ以外の再生
管理ファイル、ヘッダ等のデータは、暗号化されない。
AC3データファイルの関係について説明する。1トラ
ックは、1曲を意味する。1曲は、1つのATRAC3
データファイル(図8参照)で構成される。ATRAC
3データファイルは、ATRAC3により圧縮されたオ
ーディオデータである。メモリカード40に対しては、
クラスタと呼ばれる単位で記録される。1クラスタは、
例えば16KBの容量である。1クラスタに複数のファ
イルが混じることがない。フラッシュメモリ42を消去
する時の最小単位が1ブロックである。音楽データを記
録するのに使用するメモリカード40の場合、ブロック
とクラスタは、同意語であり、且つ1クラスタ=1セク
タと定義されている。
が、編集が行われると、複数のパーツから1曲が構成さ
れることがある。パーツは、録音開始からその停止まで
の連続した時間内で記録されたデータの単位を意味し、
通常は、1トラックが1パーツで構成される。曲内のパ
ーツのつながりは、各曲の属性ヘッダ内のパーツ情報P
RTINFで管理する。すなわち、パーツサイズは、P
RTINFの中のパーツサイズPRTSIZEという4
バイトのデータで表す。パーツサイズPRTSIZEの
先頭の2バイトがパーツが持つクラスタの総数を示し、
続く各1バイトが先頭および末尾のクラスタ内の開始サ
ウンドユニット(SUと略記する)の位置、終了SUの
位置を示す。このようなパーツの記述方法を持つことに
よって、音楽データを編集する際に通常、必要とされる
大量の音楽データの移動をなくすことが可能となる。ブ
ロック単位の編集に限定すれば、同様に音楽データの移
動を回避できるが、ブロック単位は、SU単位に比して
編集単位が大きすぎる。
TRAC3でオーディオデータを圧縮する時の最小のデ
ータ単位である。44.1kHzのサンプリング周波数で
得られた1024サンプル分(1024×16ビット×
2チャンネル)のオーディオデータを約1/10に圧縮
した数百バイトのデータがSUである。1SUは、時間
に換算して約23m秒になる。通常は、数千に及ぶSU
によって1つのパーツが構成される。1クラスタが42
個のSUで構成される場合、1クラスタで約1秒の音を
表すことができる。1つのトラックを構成するパーツの
数は、付加情報サイズに影響される。パーツ数は、1ブ
ロックの中からヘッダや曲名、付加情報データ等を除い
た数で決まるために、付加情報が全く無い状態が最大数
(645個)のパーツを使用できる条件となる。
2曲連続して記録する場合のファイル構成を示す。1曲
目(ファイル1)が例えば5クラスタで構成される。1
曲目と2曲目(ファイル2)の曲間では、1クラスタに
二つのファイルが混在することが許されないので、次の
クラスタの最初からファイル2が作成される。従って、
ファイル1に対応するパーツ1の終端(1曲目の終端)
がクラスタの途中に位置し、クラスタの残りの部分に
は、データが存在しない。第2曲目(ファイル2)も同
様に1パーツで構成される。ファイル1の場合では、パ
ーツサイズが5、開始クラスタのSUが0、終了クラス
タが4となる。
イレーズ、ムーブの4個の操作が規定される。デバイド
は、1つのトラックを2つに分割することである。デバ
イドがされると、総トラック数が1つ増加する。デバイ
ドは、一つのファイルをファイルシステム上で分割して
2つのファイルとし、再生管理ファイルを更新する。コ
ンバインは、2つのトラックを1つに統合することであ
る。コンバインされると、総トラック数が1つ減少す
る。コンバインは、2つのファイルをファイルシステム
上で統合して1つのファイルにし、再生管理ファイルを
更新する。イレーズは、トラックを消去することであ
る。消された以降のトラック番号が1つ減少する。ムー
ブは、トラック順番を変えることである。再生管理ファ
イルを更新する。ムーブの他の意味は、メモリカード内
ではなく、メモリカードから他の媒体例えばハードディ
スクにトラックを移動させる処理のことである。コピー
は、オリジナルの複製を作成する操作であるのに対し
て、ムーブは、移動のみを意味する。従って、ムーブに
よって、トラックの複製が発生しない。
ァイル2)をコンバインした結果を図10に示す。コン
バインされた結果は、1つのファイルであり、このファ
イルは、二つのパーツからなる。また、図11は、一つ
の曲(ファイル1)をクラスタ2の途中でデバイドした
結果を示す。デバイドによって、クラスタ0、1および
クラスタ2の前側からなるファイル1と、クラスタ2の
後側とクラスタ3および4とからなるファイル2とが発
生する。
ーツに関する記述方法があるので、コンバインした結果
(図10)において、パーツ1の開始位置、パーツ1の
終了位置、パーツ2の開始位置、パーツ2の終了位置を
それぞれSU単位でもって規定できる。その結果、コン
バインした結果のつなぎ目の隙間をつめるために、パー
ツ2の音楽データを移動する必要がない。また、パーツ
に関する記述方法があるので、デバイドした結果(図1
1)において、ファイル2の先頭の空きを詰めるよう
に、データを移動する必要がない。
のより詳細なデータ構成を示し、図13A、図13B
は、再生管理ファイルPBLISTを構成するヘッダと
それ以外の部分をそれぞれ示す。再生管理ファイルPB
LISTは、1クラスタ(1ブロック=16KB)のサ
イズである。ヘッダ(図13A)が32バイトである。
ヘッダ以外の部分(図13B)がメモリカード全体に対
する名前NM1−S(256バイト)、名前NM2−S
(512バイト)、CONTENTS KEY、MA
C、S−YMDhmsと、再生順番を管理するテーブル
TRKTBL(800バイト)と、メモリカード全体に
対する付加情報INF−S(14720バイト)であ
り、最後にヘッダ中の情報の一部が再度記録される。こ
れらの異なる種類のデータ群のそれぞれの先頭は、再生
管理ファイル内で所定の位置となるように規定されてい
る。
よび(0x0010)で表される先頭から32バイト
(図13A)がヘッダである。なお、ファイル中で先頭
から16バイト単位で区切られた単位をスロットと称す
る。ファイルの第1および第2のスロットに配されるヘ
ッダには、下記の意味、機能、値を持つデータが先頭か
ら順に配される。なお、Reservedと表記されて
いるデータは、未定義のデータを表している。通常ヌル
(0x00)が書かれるが、何が書かれていてもRes
ervedのデータが無視される。将来のバージョンで
は、変更がありうる。また、この部分への書き込みは禁
止する。Optionと書かれた部分も使用しない場合
は、全てReservedと同じ扱いとされる。
めの値 値:固定値=”TL=0”(例えば0x544C2D3
0) MCode(2バイト) 意味:MAKER CODE 機能:記録した機器の、メーカー、モデルを識別するコ
ード 値:上位10ビット(メーカーコード) 下位6ビット
(機種コード) REVISION(4バイト) 意味:PBLISTの書き換え回数 機能:再生管理ファイルを書き換える度にインクリメン
ト 値:0より始まり+1づつ増加する S−YMDhms(4バイト)(Option) 意味:信頼できる時計を持つ機器で記録した年・月・日
・時・分・秒 機能:最終記録日時を識別するための値 値:25〜31ビット 年 0〜99(1980〜2079) 21〜24ビット 月 0〜12 16〜20ビット 日 0〜31 11〜15ビット 時 0〜23 05〜10ビット 分 0〜59 00〜04ビット 秒 0〜29(2秒単位)。
(1バイト)の属性を表す 機能:使用する文字コードと言語コードを各1バイトで
表す 値:文字コード(C)は上位1バイトで下記のように文
字を区別する 00: 文字コードは設定しない。単なる2進数として
扱うこと 01: ASCII 02:ASCII+KANA 03:modifided8859-1 81:MS-JIS 82:KS C 5601-1989 83:GB2312-80 90:S-J
IS(for Voice) 。
ようにEBU Tech 3258 規定に準じて言語を区別する 00: 設定しない 08:German 09:English 0A:Spanish 0F:French 15:Italian 1D:Dutch 65:Korean 69:Japanese 75:Chinese データが無い場合オールゼロとすること。
(2バイト)の属性を表す 機能:使用する文字コードと言語コードを各1バイトで
表す 値:上述したSN1C+Lと同一 SINFSIZE(2バイト) 意味:INF−S領域に書かれるメモリカード全体に関
する付加情報の全てを合計したサイズを表す 機能:データサイズを16バイト単位の大きさで記述、
無い場合は必ずオールゼロとすること 値:サイズは0x0001から0x39C(924) T−TRK(2バイト) 意味:TOTAL TRACK NUMBER 機能:総トラック数 値:1から0x0190(最大400トラック)、デー
タが無い場合はオールゼロとすること VerNo(2バイト) 意味:フォーマットのバージョン番号 機能:上位がメジャーバージョン番号、下位がマイナー
バージョン番号
タ(図13B)について以下に説明する。
タ(最大で256) 名前データの終了は、必ず終端コード(0x00)を書
き込むこと サイズはこの終端コードから計算すること、データの無
い場合は少なくとも先頭(0x0020)からヌル(0
x00)を1バイト以上記録すること 値:各種文字コード NM2−S 意味:メモリカード全体に関する2バイトの名前 機能:2バイトの文字コードで表した可変長の名前デー
タ(最大で512) 名前データの終了は、必ず終端コード(0x00)を書
き込むこと サイズはこの終端コードから計算すること、データの無
い場合は少なくとも先頭(0x0120)からヌル(0
x00)を2バイト以上記録すること 値:各種文字コード。
から保存される。ここでは、1曲目に付けられるCON
TENTS KEYと同じ値 機能:S−YMDhmsのMACの計算に必要となる鍵
となる 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFFまで MAC 意味:著作権情報改ざんチェック値 機能:S−YMDhmsの内容とCONTENTS K
EYから作成される値 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFFま
で。
(シーケンス)番号 機能:TRKINFの中のFNoを記述する 値:1から400(0x190) トラックが存在しない時はオールゼロとすること INF−S 意味:メモリカード全体に関する付加情報データ(例え
ば写真、歌詞、解説等の情報) 機能:ヘッダを伴った可変長の付加情報データ 複数の異なる付加情報が並べられることがある。それぞ
れにIDとデータサイズが付けられている。個々のヘッ
ダを含む付加情報データは最小16バイト以上で4バイ
トの整数倍の単位で構成される。その詳細については、
後述する 値:付加情報データ構成を参照 S−YMDhms(4バイト)(Option) 意味:信頼できる時計を持つ機器で記録した年・月・日
・時・分・秒 機能:最終記録日時を識別するための値、EMDの時は
必須 値:25〜31ビット 年 0〜99(1980〜2079) 21〜24ビット 月 0〜12 16〜20ビット 日 0〜31 11〜15ビット 時 0〜23 05〜10ビット 分 0〜59 00〜04ビット 秒 0〜29(2秒単位)。
て、ヘッダ内のものと同一のBLKID−TL0と、M
Codeと、REVISIONとが書かれる。
ドが記録中に抜かれたり、電源が切れることがあり、復
活した時にこれらの異常の発生を検出することが必要と
される。上述したように、REVISIONをブロック
の先頭と末尾に書き込み、この値を書き換える度に+1
インクリメントするようにしている。若し、ブロックの
途中で異常終了が発生すると、先頭と末尾のREVIS
IONの値が一致せず、異常終了を検出することができ
る。REVISIONが2個存在するので、高い確率で
異常終了を検出することができる。異常終了の検出時に
は、エラーメッセージの表示等の警告が発生する。
に固定値BLKID−TL0を挿入しているので、FA
Tが壊れた場合の修復の目安に固定値を使用できる。す
なわち、各ブロックの先頭の固定値を見れば、ファイル
の種類を判別することが可能である。しかも、この固定
値BLKID−TL0は、ブロックのヘッダおよびブロ
ックの終端部分に二重に記述するので、その信頼性のチ
ェックを行うことができる。なお、再生管理ファイルP
BLISTの同一のものを二重に記録しても良い。
情報管理ファイルと比較して、相当大きなデータ量(例
えば数千のブロックが繋がる場合もある)であり、AT
RAC3データファイルに関しては、後述するように、
ブロック番号BLOCK SERIALが付けられてい
る。但し、ATRAC3データファイルは、通常複数の
ファイルがメモリカード上に存在するので、CONNU
M0でコンテンツの区別を付けた上で、BLOCK S
ERIALを付けないと、重複が発生し、FATが壊れ
た場合のファイルの復旧が困難となる。
が、論理を間違ってファイルとして不都合のあるような
場合に、書き込んだメーカーの機種が特定できるよう
に、メーカーコード(MCode)がブロックの先頭と
末尾に記録されている。
す。付加情報の先頭に下記のヘッダが書かれる。ヘッダ
以降に可変長のデータが書かれる。
数倍でなければならない。また、最小16バイト以上の
こと。データの終わりより余りがでる場合はヌル(0x
00)で埋めておくこと 値:16から14784(0x39C0) MCode 意味:MAKER CODE 機能:記録した機器の、メーカー、モデルを識別するコ
ード 値:上位10ビット(メーカーコード) 下位6ビット
(機種コード) C+L 意味:先頭から12バイト目からのデータ領域に書かれ
る文字の属性を表す 機能:使用する文字コードと言語コードを各1バイトで
表す 値:前述のSNC+Lと同じ DATA 意味:個別の付加情報データ 機能:可変長データで表す。実データの先頭は常に12
バイト目より始まり、長さ(サイズ)は最小4バイト以
上、常に4バイトの整数倍でなければならない。データ
の最後から余りがある場合はヌル(0x00)で埋める
こと 値:内容により個別に定義される。
63)と、付加情報の種類の対応の一例を示す。キーコ
ードの値(0〜31)が音楽関係(文字情報)に対して
割り当てられ、その(32〜63)がURL(Uniform R
esource Locator)(Web関係)に対して割り当てられ
ている。アルバムタイトル、アーティスト名、CM等の
文字情報が付加情報として記録される。
〜127)と、付加情報の種類の対応の一例を示す。キ
ーコードの値(64〜95)がパス/その他に対して割
り当てられ、その(96〜127)が制御/数値・デー
タ関係に対して割り当てられている。例えば(ID=9
8)の場合では、付加情報がTOC−IDとされる。T
OC−IDは、CD(コンパクトディスク)のTOC情
報に基づいて、最初の曲番号、最後の曲番号、その曲番
号、総演奏時間、その曲演奏時間を示すものである。
8〜159)と、付加情報の種類の対応の一例を示す。
キーコードの値(128〜159)が同期再生関係に対
して割り当てられている。図16中のEMD(Electroni
c Music Distribution)は、電子音楽配信の意味であ
る。
例について説明する。図17Aは、図13Cと同様に、
付加情報のデータ構成を示す。図17Bは、キーコード
ID=3とされる、付加情報がアーティスト名の例であ
る。SIZE=0x1C(28バイト)とされ、ヘッダ
を含むこの付加情報のデータ長が28バイトであること
が示される。また、C+Lが文字コードC=0x01と
され、言語コードL=0x09とされる。この値は、前
述した規定によって、ASCIIの文字コードで、英語
の言語であることを示す。そして、先頭から12バイト
目から1バイトデータでもって、「SIMON&GRA
FUNKEL」のアーティスト名のデータが書かれる。
付加情報のサイズは、4バイトの整数倍と決められてい
るので、1バイトの余りが(0x00)とされる。
る、付加情報がISRC(International Standard Reco
rding Code:著作権コード) の例である。SIZE=0
x14(20バイト)とされ、この付加情報のデータ長
が20バイトであることが示される。また、C+LがC
=0x00、L=0x00とされ、文字、言語の設定が
無いこと、すなわち、データが2進数であることが示さ
れる。そして、データとして8バイトのISRCのコー
ドが書かれる。ISRCは、著作権情報(国、所有者、
録音年、シリアル番号)を示すものである。
る、付加情報が録音日時の例である。SIZE=0x1
0(16バイト)とされ、この付加情報のデータ長が1
6バイトであることが示される。また、C+LがC=0
x00、L=0x00とされ、文字、言語の設定が無い
ことが示される。そして、データとして4バイト(32
ビット)のコードが書かれ、録音日時(年、月、日、
時、分、秒)が表される。
れる、付加情報が再生ログの例である。SIZE=0x
10(16バイト)とされ、この付加情報のデータ長が
16バイトであることが示される。また、C+LがC=
0x00、L=0x00とされ、文字、言語の設定が無
いことが示される。そして、データとして4バイト(3
2ビット)のコードが書かれ、再生ログ(年、月、日、
時、分、秒)が表される。再生ログ機能を持つものは、
1回の再生毎に16バイトのデータを記録する。
384バイト)の場合のATRAC3データファイルA
3Dnnnnのデータ配列を示す。図18には、データ
ファイルの属性ヘッダ(1ブロック)と、音楽データフ
ァイル(1ブロック)とが示されている。図18では、
この2ブロック(16×2=32Kバイト)の各スロッ
トの先頭のバイト(0x0000〜0x7FF0)が示
されている。図19に分離して示すように、属性ヘッダ
の先頭から32バイトがヘッダであり、256バイトが
曲名領域NM1(256バイト)であり、512バイト
が曲名領域NM2(512バイト)である。属性ヘッダ
のヘッダには、下記のデータが書かれる。
識別するための値 値:固定値=”HD=0”(例えば0x48442D3
0) MCode(2バイト) 意味:MAKER CODE 機能:記録した機器の、メーカー、モデルを識別するコ
ード 値:上位10ビット(メーカーコード) 下位6ビット
(機種コード) BLOCK SERIAL(4バイト) 意味:トラック毎に付けられた連続番号 機能:ブロックの先頭は0から始まり次のブロックは+
1づつインクリメント 編集されても値を変化させない 値:0より始まり0xFFFFFFFFまで。
1バイトで表す 値:SN1C+Lと同一 N2C+L(2バイト) 意味:トラック(曲名)データ(NM2)の属性を表す 機能:NM2に使用される文字コードと言語コードを各
1バイトで表す 値:SN1C+Lと同一 INFSIZE(2バイト) 意味:トラックに関する付加情報の全てを合計したサイ
ズを表す 機能:データサイズを16バイト単位の大きさで記述、
無い場合は必ずオールゼロとすること 値:サイズは0x0000から0x3C6(966) T−PRT(2バイト) 意味:トータルパーツ数 機能:トラックを構成するパーツ数を表す。通常は1 値:1から0x285(645dec ) T−SU(4バイト) 意味:トータルSU数 機能:1トラック中の実際の総SU数を表す。曲の演奏
時間に相当する 値:0x01から0x001FFFFF INX(2バイト)(Option) 意味:INDEX の相対場所 機能:曲のさびの部分(特徴的な部分)の先頭を示すポ
インタ。曲の先頭からの位置をSUの個数を1/4した
数で指定する。これは、通常のSUの4倍の長さの時間
(約93m秒)に相当する 値:0から0xFFFF(最大、約6084秒) XT(2バイト)(Option) 意味:INDEX の再生時間 機能:INX-nnnで指定された先頭から再生すべき時間
のSUの個数を1/4した数で指定する。これは、通常
のSUの4倍の長さの時間(約93m秒)に相当する 値:0x0000:無設定 0x01から0xFFF
E(最大6084秒) 0xFFFF:曲の終わりまで。
説明する。
大で256) 名前データの終了は、必ず終端コード(0x00)を書
き込むこと サイズはこの終端コードから計算すること、データの無
い場合は少なくとも先頭(0x0020)からヌル(0
x00)を1バイト以上記録すること 値:各種文字コード NM2 意味:曲名を表す文字列 機能:2バイトの文字コードで表した可変長の名前デー
タ(最大で512) 名前データの終了は、必ず終端コード(0x00)を書
き込むこと サイズはこの終端コードから計算すること、データの無
い場合は少なくとも先頭(0x0120)からヌル(0
x00)を2バイト以上記録すること 値:各種文字コード。
始まる、80バイトのデータをトラック情報領域TRK
INFと呼び、主としてセキュリティ関係、コピー制御
関係の情報を一括して管理する。図20にTRKINF
の部分を示す。TRKINF内のデータについて、配置
順序に従って以下に説明する。
ティブロックで保護されてから保存される 機能:曲を再生する時、まず必要となる最初の鍵とな
る。MAC計算時に使用される 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFFまで MAC(8バイト) 意味:著作権情報改ざんチェック値 機能:コンテンツ累積番号を含む複数のTRKINFの
内容と隠しシーケンス番号から作成される値 隠しシーケンス番号とは、メモリカードの隠し領域に記
録されているシーケンス番号のことである。著作権対応
でないレコーダは、隠し領域を読むことができない。ま
た、著作権対応の専用のレコーダ、またはメモリカード
を読むことを可能とするアプリケーションを搭載したパ
ーソナルコンピュータは、隠し領域をアクセスすること
ができる。
信号を0、メイン信号(L+R)のみの特別なJoin
tモードをモノラルとして規定する。bit2,1の情
報は通常の再生機は無視しても構わない。
フの情報を形成し、ビット1は、再生SKIPか、通常
再生かの情報を形成し、ビット2は、データ区分、例え
ばオーディオデータか、FAX等の他のデータかの情報
を形成する。ビット3は、未定義である。ビット4、
5、6を組み合わせることによって、図示のように、A
TRAC3のモード情報が規定される。すなわち、N
は、この3ビットで表されるモードの値であり、モノ
(N=0,1),LP(N=2),SP(N=4),E
X(N=5),HQ(N=7)の5種類のモードについ
て、記録時間(64MBのメモリカードの場合)、デー
タ転送レート、1ブロック内のSU数がそれぞれ示され
ている。1SUのバイト数は、(モノ:136バイト、
LP:192バイト、SP:304バイト、EX:38
4バイト、HQ:512バイト)である。さらに、ビッ
ト7によって、ATRAC3のモード(0:Dual 1:
J0int )が示される。
用し、SPモードの場合について説明する。64MBの
メモリカードには、3968ブロックがある。SPモー
ドでは、1SUが304バイトであるので、1ブロック
に53SUが存在する。1SUは、(1024/441
00)秒に相当する。従って、1ブロックは、 (1024/44100)×53×(3968−16)
=4863秒=81分 転送レートは、 (44100/1024)×304×8=104737
bps となる。
キュリティバージョン(ビット5〜ビット0) 機能:このトラックに関して制限事項があることを表す 値:ビット7: 0=制限なし 1=制限有り ビット6: 0=期限内 1=期限切れ ビット5〜ビット0:セキュリティバージョン0(0以
外であれば再生禁止とする) FNo(2バイト) 意味:ファイル番号 機能:最初に記録された時のトラック番号、且つこの値
は、メモリカード内の隠し領域に記録されたMAC計算
用の値の位置を特定する 値:1から0x190(400) MG(D)SERIAL−nnn(16バイト) 意味:記録機器のセキュリティブロック(セキュリティ
IC20)のシリアル番号 機能:記録機器ごとに全て異なる固有の値 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFFFF
FFFFFFFFFFFFFF CONNUM(4バイト) 意味:コンテンツ累積番号 機能:曲毎に累積されていく固有の値で記録機器のセキ
ュリティブロックによって管理される。2の32乗、4
2億曲分用意されており、記録した曲の識別に使用す
る。
on) 意味:再生制限付きのトラックの再生開始日時 機能:EMDで指定する再生開始を許可する日時 値:上述した日時の表記と同じ YMDhms−E(4バイト)(Option) 意味:再生制限付きのトラックの再生終了日時 機能:EMDで指定する再生許可を終了する日時 値:上述した日時の表記と同じ MT(1バイト)(Option) 意味:再生許可回数の最大値 機能:EMDで指定される最大の再生回数 値:1から0xFF 未使用の時は、0x00 LTのbit7の値が0の場合はMTの値は00とする
こと CT(1バイト)(Option) 意味:再生回数 機能:再生許可された回数の内で、実際に再生できる回
数。再生の度にデクリメントする 値:0x00〜0xFF 未使用の時は、0x00であ
る LTのbit7が1でCTの値が00の場合は再生を禁
止すること。
ピー制御情報を表し、ビット4および5によって高速デ
ィジタルコピーに関するコピー制御情報を表し、ビット
2および3によってセキュリティブロック認証レベルを
表す。ビット0および1は、未定義 CCの例:(bit7,6)11:無制限のコピーを許
可、01:コピー禁止、00:1回のコピーを許可 (bit3,2)00:アナログないしディジタルイン
からの録音、MG認証レベルは0とする CDからのディジタル録音では(bit7,6)は0
0、(bit3,2)は00となる CN(1バイト)(Option) 意味:高速ディジタルコピーHSCMS(High speed Se
rial Copy ManagementSystem)におけるコピー許可回数 機能:コピー1回か、コピーフリーかの区別を拡張し、
回数で指定する。コピー第1世代の場合にのみ有効であ
り、コピーごとに減算する 値:00:コピー禁止、01から0xFE:回数、0x
FF:回数無制限。
続いて、0x0370から始まる24バイトのデータを
パーツ管理用のパーツ情報領域PRTINFと呼び、1
つのトラックを複数のパーツで構成する場合に、時間軸
の順番にPRTINFを並べていく。図23にPRTI
NFの部分を示す。PRTINF内のデータについて、
配置順序に従って以下に説明する。
上位)、開始SU:1バイト(上位)、終了SU:1バ
イト(最下位) 値:クラスタ:1から0x1F40(8000)、開始
SU:0から0xA0(160)、終了SU:0から0
xA0(160)(但し、SUの数え方は、0,1,
2,と0から開始する) PRTKEY(8バイト) 意味:パーツを暗号化するための値 機能:初期値=0、編集時は編集の規則に従うこと 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFF CONNUM0(4バイト) 意味:最初に作られたコンテンツ累積番号キー 機能:コンテンツをユニークにするためのIDの役割 値:コンテンツ累積番号初期値キーと同じ値とされる。
中には、図18に示すように、付加情報INFが含まれ
る。この付加情報は、開始位置が固定化されていない点
を除いて、再生管理ファイル中の付加情報INF−S
(図12および図13B参照)と同一である。1つまた
は複数のパーツの最後のバイト部分(4バイト単位)の
次を開始位置として付加情報INFのデータが開始す
る。
異なる付加情報が並べられることがある。それぞれにI
Dとデータサイズが付加されている。個々のヘッダを含
む付加情報データは、最小16バイト以上で4バイトの
整数倍の単位 値:再生管理ファイル中の付加情報INF−Sと同じで
ある。
3データファイルの各ブロックのデータが続く。図24
に示すように、ブロック毎にヘッダが付加される。各ブ
ロックのデータについて以下に説明する。
ための値 値:固定値=”A3D”(例えば0x4133442
0) MCode(2バイト) 意味:MAKER CODE 機能:記録した機器の、メーカー、モデルを識別するコ
ード 値:上位10ビット(メーカーコード) 下位6ビット
(機種コード) CONNUM0(4バイト) 意味:最初に作られたコンテンツ累積番号 機能:コンテンツをユニークにするためのIDの役割、
編集されても値は変化させない 値:コンテンツ累積番号初期値キーと同じ値とされる BLOCK SERIAL(4バイト) 意味:トラック毎に付けられた連続番号 機能:ブロックの先頭は0から始まり次のブロックは+
1づつインクリメント編集されても値を変化させない 値:0より始まり0xFFFFFFFFまで BLOCK−SEED(8バイト) 意味:1ブロックを暗号化するための1つの鍵 機能:ブロックの先頭は、記録機器のセキュリティブロ
ックで乱数を生成、続くブロックは、+1インクリメン
トされた値、この値が失われると、1ブロックに相当す
る約1秒間、音が出せないために、ヘッダとブロック末
尾に同じものが二重に書かれる。編集されても値を変化
させない 値:初期は8バイトの乱数 INITIALIZATION VECTOR(8バイ
ト) 意味:ブロック毎にATRAC3データを暗号化、復号
化する時に必要な初期値 機能:ブロックの先頭は0から始まり、次のブロックは
最後のSUの最後の暗号化された8バイトの値。デバイ
ドされたブロックの途中からの場合は開始SUの直前の
最後の8バイトを用いる。編集されても値を変化させな
い 値:0から0xFFFFFFFFFFFFFFFF SU−nnn 意味:サウンドユニットのデータ 機能:1024サンプルから圧縮されたデータ、圧縮モ
ードにより出力されるバイト数が異なる。編集されても
値を変化させない(一例として、SPモードの時では、
N=384バイト) 値:ATRAC3のデータ値。
ロックに42SUが書かれる。また、1ブロックの先頭
の2つのスロット(4バイト)がヘッダとされ、最後の
1スロット(2バイト)にBLKID−A3D、MCo
de、CONNUM0、BLOCK SERIALが二
重に書かれる。従って、1ブロックの余りの領域Mバイ
トは、(16,384−384×42−16×3=20
8(バイト)となる。この中に上述したように、8バイ
トのBLOCK SEEDが二重に記録される。
タ構成の管理ファイル他の例について、説明する。図2
5は、メモリカード40のファイル構成の他の例を全体
として示す。音楽用ディレクトリには、トラック情報管
理ファイルTRKLIST.MSF(以下、単にTRK
LISTと表記する)と、トラック情報管理ファイルの
バックアップTRKLISTB.MSF(以下、単にT
RKLISTBと表記する)と、アーチスト名、ISR
Cコード、タイムスタンプ、静止画像データ等の各種付
加情報データを記述するINFLIST.MSF(以
下、単にINFISTと表記する)と、ATRAC3デ
ータファイルA3Dnnnn.MSA(以下、単にA3
Dnnnnと表記する)とが含まれる。TRKLIST
には、NAME1およびNAME2が含まれる。NAM
E1は、メモリカード名、曲名ブロック(1バイトコー
ド用)で、ASCII/8859−1の文字コードによ
り曲名データを記述する領域である。NAME2は、メ
モリカード名、曲名ブロック(2バイトコード用)で、
MS−JIS/ハングル語/中国語等により曲名データ
を記述する領域である。
情報管理ファイルTRKLISTと、NAME1および
2と、ATRAC3データファイルA3Dnnnn間の
関係を示す。TRKLISTは、全体で64Kバイト
(=16K×4)の固定長で、その内の32Kバイトが
トラックを管理するパラメータを記述するのに使用さ
れ、残りの32KバイトがNAME1および2を記述す
るのに使用される。曲名等を記述したファイルNAME
1および2は、トラック情報管理ファイルと別扱いでも
実現できるが、RAM容量の小さいシステムは、トラッ
ク情報管理ファイルと曲名ファイルとを分けない方が管
理ファイルをまとめて管理することができ、操作しやす
くなる。
内のトラック情報領域TRKINF−nnnnおよびパ
ーツ情報領域PRTINF−nnnnによって、データ
ファイルA3Dnnnnおよび付加情報用のINFLI
STが管理される。なお、暗号化の処理を受けるのは、
ATRAC3データファイルA3Dnnnnのみであ
る。図26中で、横方向が16バイト(0〜F)であ
り、縦方向に16進数(0xか16進数を意味する)で
その行の先頭の値が示されている。
RKLIST(曲名ファイルを含む)と、付加情報管理
ファイルINFLISTと、データファイルA3Dnn
nnとの3個のファイルの構成とされ、TRKLIST
によってINFLISTおよびA3Dnnnnが管理さ
れる。前述したデータ構成の一例(図6、図7および図
8)では、メモリカードの全体を管理する再生管理ファ
イルPBLISTと、各トラック(曲)のデータファイ
ルATRAC3との2種類のファイルの構成とされる。
るが、上述したデータ構成の一例と同一の点について
は、その説明を省略することにする。
KLISTのより詳細な構成を示す。トラック情報管理
ファイルTRKLISTは、1クラスタ(1ブロック)
=16KBのサイズで、その後に続くバックアップ用の
TRKLISTBも同一サイズ、同一データのものであ
る。トラック情報管理ファイルは、先頭から32バイト
がヘッダである。ヘッダには、上述した再生管理ファイ
ルPBLIST中のヘッダと同様に、BLKID−TL
0/TL1(バックアップファイルのID)(4バイ
ト)、総トラック数T−TRK(2バイト)、メーカー
コードMCode(2バイト)、TRKLISTの書き
換え回数REVISION(4バイト)、更新日時のデ
ータS−YMDhms(4バイト)(Option)が
書かれる。これらのデータの意味、機能、値は、前述し
た通りである。これらのデータ以外に下記のデータが書
かれる。
て(0x01) N2(1バイト)(Option) メモリカードの連番号(分母側)で、1枚使用時はすべ
て(0x01) MSID(2バイト)(Option) メモリカードのIDで、複数組の時は、MSIDが同一
番号(T.B.D.)(T.B.D.は、将来定義され
うることを意味する) S−TRK(2バイト) 特別トラック(401〜408)の記述(T.B.
D.)で、通常は、0x0000 PASS(2バイト)(Option) パスワード(T.B.D.) APP(2バイト)(Option) 再生アプリケーションの規定(T.B.D.)(通常
は、0x0000) INF−S(2バイト)(Option) メモリカード全体の付加情報ポインタであり、付加情報
がないときは、0x00とする。
て、ヘッダ内のものと同一のBLKID−TL0と、M
Codeと、REVISIONとが配される。また、バ
ックアップ用のTRKLISTBにも上述したヘッダが
書かれる。この場合、BLKID−TL1と、MCod
eと、REVISIONとが配される。
記述するトラック情報領域TRKINFと、トラック
(曲)内のパーツの情報を記述するパーツ情報領域PR
TINFが配置される。図27では、TRKLISTの
部分に、これらの領域が全体的に示され、下側のTRK
LISTBの部分にこれらの領域の詳細な構成が示され
ている。また、斜線で示す領域は、未使用の領域を表
す。
よびパーツ情報領域PRTINF−nnnに、上述した
ATRAC3データファイルに含まれるデータが同様に
書かれる。すなわち、再生制限フラグLT(1バイ
ト)、コンテンツキーCONTENTS KEY(8バ
イト)、記録機器のセキュリティブロックのシリアル番
号MG(D)SERIAL(16バイト)、曲の特徴的
部分を示すためのXT(2バイト)(Option)お
よびINX(2バイト)(Option)、再生制限情
報およびコピー制御に関連するデータYMDhms−S
(4バイト)(Option)、YMDhms−E(4
バイト)(Option)、MT(1バイト)(Opt
ion)、CT(1バイト)(Option)、CC
(1バイト)、CN(1バイト)(Option)、パ
ーツの属性を示すA(1バイト)、パーツサイズPRT
SIZE(4バイト)、パーツキーPRTKEY(8バ
イト)、コンテンツ累積番号CONNUM(4バイト)
が書かれている。これらのデータの意味、機能、値は、
前述した通りである。これらのデータ以外に下記のデー
タが書かれる。
付加情報がない曲の意味 FNM−nnn(4バイト) ATRAC3データのファイル番号(0x0000〜0
xFFFF) ATRAC3データファイル名(A3Dnnnnn)の
nnnnn (ASCII)番号を0xnnnnnに変
換した値 APP CTL(4バイト)(Option) アプリケーション用パラメータ(T.B.D.)(通
常、0x0000) P−nnn(2バイト) 曲を構成するパーツ数(1〜2039)で、前述のT−
PARTに対応する PR(1バイト) 固定値(PR=0x50)。
NAME1およびNAME2について説明する。図28
は、NAME1(1バイトコードを使用する領域)のよ
り詳細なデータ構成を示す。NAME1および後述のN
AME2は、ファイルの先頭から8バイト単位で区切ら
れ、1スロット=8バイトとされている。先頭の0x8
000には、ヘッダが書かれ、その後ろにポインタおよ
び名前が記述される。NAME1の最後のスロットにヘ
ッダと同一データが記述される。
D2D31) PNM1−nnn(4バイト)(Option) NM1(1バイトコード)へのポインタ PNM1−Sは、メモリカードを代表する名前のポイン
タ nnn(=1〜408)は、曲名のポインタ ポインタは、ブロック内の開始位置(2バイト)と文字
コードタイプ(2ビット)とデータサイズ(14ビッ
ト)を記述 NM1−nnn(Option) 1バイトコードで、メモリカード名、曲名データを可変
長で記述 名前データの終端コード(0x00)を書き込む。
使用する領域)のより詳細なデータ構成を示す。先頭
(0x8000)には、ヘッダが書かれ、ヘッダの後ろ
にポインタおよび名前が記述される。NAME2の最後
のスロットにヘッダと同一データが記述される。
D2D32) PNM2−nnn(4バイト)(Option) NM2(2バイトコード)へのポインタ PNM2−Sは、メモリカードを代表する名前のポイン
タ nnn(=1〜408)は、曲名のポインタ ポインタは、ブロック内の開始位置(2バイト)と文字
コードタイプ(2ビット)とデータサイズ(14ビッ
ト)を記述 NM2−nnn(Option) 2バイトコードで、メモリカード名、曲名データを可変
長で記述 名前データの終端コード(0x0000)を書き込む。
RAC3データファイルA3Dnnnnのデータ配列
(1ブロック分)を示す。このファイルは、1スロット
=8バイトである。図30では、各スロットの先頭(0
x0000〜0x3FF8)の値が示されている。ファ
イルの先頭から4個のスロットがヘッダである。前述し
たデータ構成の一例におけるデータファイル(図18参
照)の属性ヘッダに続くデータブロックと同様に、ヘッ
ダが設けられる。すなわち、このヘッダには、BLKI
D−A3D(4バイト)、メーカーコードMCode
(2バイト)、暗号化に必要なBLOCK SEED
(8バイト)、最初に作られたコンテンツ累積番号CO
NNUM0(4バイト)、トラック毎の連続番号BLO
CK SERIAL(4バイト)、暗号化/復号化に必
要なINITIALIZATION VECTOR(8
バイト)が書かれる。なお、ブロックの最後の一つ前の
スロットに、BLOCK SEEDが二重記録され、最
後のスロットにBLKID−A3DおよびMCodeが
記録される。そして、前述したデータ構成の一例と同様
に、ヘッダの後にサウンドユニットデータSU−nnn
nが順に配される。
情報管理ファイルINFLISTのより詳細なデータ構
成を示す。他のデータ構成においては、このファイルI
NFLISTの先頭(0x0000)には、下記のヘッ
ダが記述される。ヘッダ以降にポインタおよびデータが
記述される。
E464F) T−DAT(2バイト) 総データ数を記述(0〜409) MCode(2バイト) 記録した機器のメーカーコード YMDhms(4バイト) 記録更新日時 INF−nnn(4バイト) 付加情報のDATA(可変長、2バイト(スロット)単
位)へのポインタ 開始位置は、上位16ビットで示す(0000〜FFF
F) DataSlot−0000の(0x0800)先頭か
らのオフセット値(スロット単位)を示す データサイズは、下位16ビットで示す(0001〜7
FFF)(最上位ビットMSBに無効フラグをセットす
る。MSB=0(有効を示す)、MSB=1(無効を示
す) データサイズは、その曲のもつ総データ数を表す(デー
タは、各スロットの先頭から始まり、データの終了後
は、スロットの終わりまで00を書き込むこと) 最初のINFは、アルバム全体の持つ付加情報を示すポ
インタ(通常INF−409で示される)。
一つの付加情報データの先頭に8バイトのヘッダが付加
される。この付加情報の構成は、上述したデータ構成の
一例における付加情報の構成(図13C参照)と同様の
ものである。すなわち、IDとしてのIN(1バイ
ト)、キーコードID(1バイト)、個々の付加情報の
大きさを示すSIZE(2バイト)、メーカーコードM
Code(2バイト)が書かれる。さらに、SID(1
バイト)は、サブIDである。
リカードのフォーマットとして規定されているファイル
システムとは別に音楽用データに対するトラック情報管
理ファイルTRKLISTを使用するので、FATが何
らかの事故で壊れても、ファイルを修復することが可能
となる。図33は、ファイル修復処理の流れを示す。フ
ァイル修復のためには、ファイル修復プログラムで動作
し、メモリカードをアクセスできるコンピュータ(DS
P30と同様の機能を有するもの)と、コンピュータに
接続された記憶装置(ハードディスク、RAM等)とが
使用される。最初のステップ101では、次の処理がな
される。なお、図25〜図32を参照して説明したトラ
ック管理ファイルTRKLISTに基づいてファイルを
修復する処理を説明する。
ックを探索し、ブロックの先頭の値(BLKID)がT
L−0を探す。このフラッシュメモリの全ブロックを探
索し、ブロックの先頭の値(BLKID)がTL−1を
探す。このフラッシュメモリの全ブロックを探索し、ブ
ロックの先頭の値(BLKID)がNM−1を探す。こ
のフラッシュメモリの全ブロックを探索し、ブロックの
先頭の値(BLKID)がNM−2を探す。この4ブロ
ック(トラック情報管理ファイル)の全内容は、修復用
コンピュータによって例えばハードディスクに収集す
る。
イト目以降のデータから総トラック数mの値を見つけ把
握しておく。トラック情報領域TRKINF−001の
先頭から20バイト目、1曲目のCONNUM−001
とそれに続くP−001の値を見つける。P−001の
内容から構成されるパーツの総数を把握し、続くPRT
INFの中のトラック1を構成する全てのPRTSIZ
Eの値を見つけ出し、それらを合計した総ブロック(ク
ラスタ)数nを計算し、把握しておく。
で、ステップ102では、音のデータファイル(ATR
AC3データファイル)を探索する。フラッシュメモリ
の管理ファイル以外の全ブロックを探索し、ATRAC
3データファイルであるブロックの先頭の値(BLKI
D)がA3Dのブロック群の収集を開始する。
目に位置するCONNUM0の値がトラック情報管理フ
ァイルの1曲目のCONNUM−001と同一で、20
バイト目からのBLOCK SERIALの値が0のも
のを探し出す。これが見つかったら、次のブロック(ク
ラスタ)として同一のCONNUM0の値で、20バイ
ト目からのBLOCK SERIALの値が+1された
もの(1=0+1)を探し出す。これが見つかったら、
同様に、次のブロック(クラスタ)として同一のCON
NUM0の値で、20バイト目からのBLOCK SE
RIALの値が+1されたもの(2=1+1)を探し出
す。
ラスタであるn個になるまでATRAC3データファイ
ルを探す。全てが見つかったら、探したブロック(クラ
スタ)の内容を全てハードディスクに順番に保存する。
ク1に関する処理を行う。すなわち、CONNUM0の
値がトラック情報管理ファイルの1曲目のCONNUM
−002と同一で、20バイト目からのBLOCK S
ERIALの値が0のものを探し出し、以下、トラック
1の場合と同様に、最後のブロック(クラスタ)n’ま
でATRAC3データファイルを探し出す。全てが見つ
かったら、探したブロック(クラスタ)の内容を全て外
部のハードディスクに順番に保存する。
上の処理を繰り返すことによって、全てのATRAC3
データファイルが修復用コンピュータが管理する外部の
ハードディスクに収集される。
れたメモリカードを再度初期化し、FATを再構築し、
所定のディレクトリを作り、トラック情報管理ファイル
と、mトラック分のATRAC3データファイルをハー
ドディスク側からメモリカードへコピーする。これによ
って、修復作業が完了する。
いて、重要なパラメータ(主としてヘッダ内のコード)
を二重に限らず、三重以上記録しても良く、重要なパラ
メータに対して専用のエラー訂正符号の符号化を行うよ
うにしても良い。また、このように多重記録する場合の
位置は、ファイルの先頭および末尾の位置に限らず、1
ページ単位以上離れた位置であれば有効である。
ータファイル(ATRAC3ファイル)に、再生回数に
関する再生制限情報があるとき、1回の再生を定義し、
規定の再生回数に達したら、以降の再生動作を禁止する
ことができるものである。以下、図25〜図32を参照
して説明したトラック管理ファイルTRKLISTに基
づいて再生制限に関連する部分をより詳細に説明する。
ただし、以下の説明は、ATRAC3データファイルの
属性ヘッダ中のトラック情報TRKINF中の再生制限
情報に関連する部分を使用しても同様に適用することが
できる。
レコーダの内で、この発明と関連する部分の構成を概略
的に示す。DSP30、メモリカード40、CPU9
0、操作入力部91、SRAM31(または36)、オ
ーディオデコーダ12、インターフェース11およびD
/A変換回路18が関連する構成要素である。以下、C
PU90および操作入力部91は、前述したバス32を
介して外部に接続されたアンプ等に設けられているもの
で、このCPU90および操作入力部91により各種指
示やシステム全体の制御がなされる。また、後述する動
作は、DSP30もしくはCPU90によるソフトウェ
ア的な処理により実現される。
止ボタン、早送りボタン、一時停止ボタン、巻き戻しボ
タン、自動選曲ボタン等が配設されている。自動選曲動
作は、メモリカード40に記録されている曲(トラッ
ク)を自動的に選曲するもので、ファイル検索動作の一
つである。操作入力部91において、各スイッチおよび
ボタンの状態に応じた操作信号が形成される。この操作
信号がCPU90に供給される。操作入力部91からの
操作信号に応じた制御信号によって、再生動作等の動作
がなされる。
と、または再生ボタンが押されると、装着されたメモリ
カードが正規のものであるか否かの認証がなされ、認証
が完了すると、メモリカード40のフラッシュメモリか
らトラック情報管理ファイルTRKLIST.MSFが
DSP30によって、SRAM31または36に読み込
まれる。トラック情報管理ファイルTRKLIST.M
SF中の再生制限値群81がSRAM31または36に
読み込まれる。
ド40から読み出したオーディオファイルを1SU単位
でオーディオデコーダ12に転送し、復号する。この場
合、暗号化されたオーディオファイルが復号されるが、
図34では、暗号化のための構成要素が省略されてい
る。復号出力がインターフェース回路11を介してD/
A変換回路18に供給される。そして、D/A変換回路
18において、再生音声信号が形成され、この再生音声
信号が出力端子19を介して取り出され、図示せずも他
のアンプ等に供給されて音声として再生される。
限日、トラックの再生回数CT、改ざん検出フラグ等に
基づいて、再生動作の許可/禁止が制御される。また、
これらの再生制限情報の改ざんの有無が検出され、改ざ
んを検出した時には、再生動作が禁止される。例えば、
再生回数が許可された再生制限回数より小であり、且つ
改ざんが検出されない場合に、再生動作が許可される。
P30において制御情報が形成されて再生が禁止され
る。また、改ざんが検出されなくとも、再生した回数が
再生制限回数以上であると、再生が禁止される。このよ
うに、再生回数が再生制限回数に達しているかどうかを
決定する場合には、DSP30が1回の再生を定義する
必要がある。
コーダ12に転送した再生データのSU数を再生時間に
換算し、同一トラック(同一の音楽ファイル)に関する
再生時間の累積時間が所定時間に到達した時に1回の再
生がなされたものとみなす。例えばあるモードでは、5
1個のSUが1秒に相当するので、30秒の再生時間を
1回の再生とみなす設定では、51×30=1530個
のSUがオーディオデコーダ12に転送された時に、1
回の再生がされたと扱われる。
は36上の再生回数CTをデクリメントして(CT=C
T−1)とする。また、再生指令がCPU90を介して
与えられた時に、再生回数CTによってハッシュ値を再
計算し、得られた今回のハッシュ値と、以前計算された
前回ハッシュ値とが比較され、両者の一致が検出され
る。一致している場合には、再生制限情報としての再生
回数CTが改ざんされてないと決定され、不一致の場合
には、改ざんされているおそれがあると決定される。改
ざんされてないと決定された時には、上述したように、
再生動作がなされ、再生回数CTがデクリメントされ
る。ハッシュ値は、メモリカード40が抜かれてから装
着された場合、または電源がオフされた場合には、再生
に先立って計算され、暗号化回路22の不揮発性メモリ
中の外部から見えない領域に保持される。すなわち、ハ
ッシュ値自身を読み出すことができず、比較結果のみを
DSP30が受け取ることができる。なお、この発明で
は、改ざんの有無を検出する処理は、必ずしも必要では
ない。
操作によって、早送り動作、巻き戻し動作または再生動
作の一時停止動作がなされる場合には、再生対象とされ
るトラックの再生時間の計数が一時停止され、待機状態
とされる。また、再生途中で、停止動作または自動選曲
動作が指示される場合には、再生対象とされるトラック
の再生時間の計数がリセットされる。
らに具体的に詳細に説明する。図35は、例えば、30
秒程度の再生がなされた時点で一回の再生となみす再生
動作の処理手順を示す。
なされたかどうかの判定が継続してなされる。再生指示
がなされると、SRAM31または36上のトラック情
報管理ファイルTRKLISTを参照して、そのトラッ
ク(音楽)ファイルが制限付き再生かどうか決定される
(ステップS2)。再生対象とされるトラックが制限付
き再生でないと決定される場合には、ステップS9に移
行し、通常再生がなされる。
は、ステップS3において、前回までの再生回数CTが
セットされると共に、DSP30からオーディオデコー
ダ12に転送されるSU(サウンドユニット)値mが
(m=0)にセットされる。前回までの再生回数CT
は、SRAM31または36上のトラック情報管理ファ
イルTRKLISTに記録されている。また、SU値m
は、SRAM31または36上の所定領域に記録されて
いる。なお、ハッシュ値による改ざんチェックは、ステ
ップS2とS3との間で行われる。
て、メモリカード40からオーディオファイルが読み出
され、DSP30を介してこのデータが1SU毎にオー
ディオデコーダ12に転送される。オーディオデコーダ
12に転送されたデータは、オーディオデコーダ12に
おいて復号され、この復号出力がインターフェース回路
11を介してD/A変換回路18に供給される。そし
て、D/A変換回路18からの再生音声信号が出力端子
19を介して取り出され、図示せずも他のアンプ等に供
給されて音声として再生される。
入力部91の操作状態が監視され、再生ボタン以外のボ
タンが押されたかどうかがステップS5において決定さ
れる。ステップS5において、再生指示のままであると
決定されると、ステップS11において、転送SU数m
をカウントする。つまり、転送SU数mをインクリメン
ト(m=m+1)する。
U数mが1500(約30秒)を越えたかどうか決定さ
れる。転送SU数mが1500を越えないと決定される
場合には、再びステップS4の処理がなされ、次の1S
Uが転送される。このように再生ボタン以外のボタンが
押されず、再生指示のままで、然も、転送SU数mが1
500に満たない場合には、繰り返して上述した転送S
U数のインクリメントがなされる。
数mが1500を越えたと決定されると、ステップS1
4において、1回の再生がなされたとみなされ、再生回
数CTがデクリメントされて(CT=CT−1)とされ
ると共に、転送SU(サウンドユニット)値mが(m=
0)にリセットされる。このデクリメントした値CT−
1は、メモリカード40のトラック情報管理ファイルに
戻されて、CTの値が記録しなおされる。
ップS15において、デクリメントした後の再生回数C
Tが0かどうか決定される。再生回数CTが(CT=
0)である場合には、ステップS16において再生禁止
動作がなされる。つまり、DSP30によって再生禁止
とする制御情報が形成されて各部に供給される。この場
合、再生回数CTが設定回数に達したために再生動作が
禁止される旨のメッセージが音声、または表示で利用者
に告知される。若し、ステップS15において、(CT
=0)でないと決定されると、再生回数に関する処理が
終了し、そのまま再生処理がなされる。
以外のボタンが押されることによって、再生以外の動作
の指示がなされたと判定される場合には、ステップS6
において、早送りボタンまたは巻き戻しボタンが押さ
れ、早送り再生動作または巻き戻し再生が指示されたか
どうかが決定される。同様に、ステップS6において、
一時停止動作が指示されたかどうかが決定がなされる。
早送り動作、巻き戻し動作または一時停止動作が指示さ
れると、ステップS7に移行し、転送SU数mの値が保
持され、再びステップS5に処理が戻る。
作、巻き戻し動作または一時停止動作が指示されたと決
定されない場合には、ステップS8において、停止動作
または自動選曲動作が指示されたかどうか決定される。
自動選曲動作が指示されることは、現に再生しているト
ラックから次のトラックの再生に移る動作である。従っ
て、自動選曲動作が指示されていると、CPU90から
DSP30に対して再生要求が送信される。従って、ス
テップS1において、自動選曲に基づく再生指示がなさ
れたものと決定される。ステップS8において、停止動
作または自動選曲動作でないと決定されると、再生回数
の処理が終了する。
作がなされる度にトラックの再生回数CTを一つずつデ
クリメントして(CT=0)となる時に、再生を禁止す
る場合について説明したが、CTを実際の再生回数のカ
ウント値として再生動作がなされる度にCTの値を0か
ら+1ずつインリメントして再生条件付きのトラックの
再生許可回数MTと等しくなった(MT=CT)の時
に、再生を禁止するようにしても良い。さらに、CTを
設けずに、MTを1回の再生毎に1づつ減らしても良
い。また、再生回数CT、再生許可回数MTの値は、上
述した処理で変更され、メモリカード40を取り外す
時、または電源をオフする時に、メモリカード40のト
ラック情報管理ファイルTRKLISTに書き戻され
る。
送SU数mが1500(約30秒)を越えた時に再生1
回とみなす場合について説明したが、特にその再生時間
の数値に限定されず、また、他の時間単位を用いて再生
時間を計数するようにしても良い。
ルオーディオレコーダにこの発明を適用した場合につい
て説明したが、他の映像・音響機器に容易に適用するこ
とができる。
テンツに関して、正規の再生時間の累積時間が所定時間
を越えたら、1回の再生と定義し、定義された再生回数
と再生制限回数とを照合し、再生制限回数に到達するま
での再生が可能である。従って、再生制限が付いたコン
テンツを再生することができる。
ック図である。
示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
リのファイルシステム処理階層の構成を示す略線図であ
る。
リのデータの物理的構成のフォーマットを示す略線図で
ある。
を示す略線図である。
ルのデータ構成を概略的に示す略線図である。
のデータ構成を概略的に示す略線図である。
の構成を示す略線図である。
ルの編集処理の一例を示す略線図である。
ルの編集処理の他の例を示す略線図である。
イルの構成を示す略線図である。
成を示す略線図である。
を示す略線図である。
を示す略線図である。
を示す略線図である。
体的なデータ構成を示す略線図である。
ルの構成を示す略線図である。
線図である。
線図である。
種類と、各録音モードにおける録音時間等を示す略線図
である。
報を説明するための略線図である。
線図である。
を示す略線図である。
構成の規定を示す略線図である。
示す略線図である。
ルの構成を示す略線図である。
ル中の名前ファイルの構成を示す略線図である。
ル中の名前ファイルの構成を示す略線図である。
成を示す略線図である。
ルの構成を示す略線図である。
成を示す略線図である。
線図である。
図である。
ローチャートである。
0・・・メモリカード、81・・・再生制限値群(再生
回数CT,再生許可回数MT等)、82・・・転送SU
数m、90・・・CPU、91・・・操作入力部、TR
KLIST.MSF・・・トラック情報管理ファイル、
INFLIST.MSF・・・付加情報管理ファイル、
A3Dnnn.MSA・・・オーディオデータファイル
Claims (16)
- 【請求項1】 複数のファイルと上記ファイルに関する
再生回数制限情報を記憶できる記憶手段と、 上記記憶手段に記憶されている複数のファイルから所望
のファイルの再生を指示する指示手段と、 上記指示手段にて指示された所望のファイルに再生制限
が設定されているか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段にて上記指示手段で指示された所望のファ
イルに再生制限が設定されていると判断された場合に
は、上記指示手段にて指示された所望のファイルの再生
を行った経過時間を計数する計数手段と、 上記計数手段で計数した経過時間と所定時間とを比較す
る比較手段と、 上記比較手段にて、上記計数手段で計数した経過時間が
上記所定時間を越えた場合には、上記再生制限情報を編
集する編集手段とを備えことを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記記憶手段は、不揮発性メモリにより構成されること
を特徴とする再生装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 上記計数手段で計数した経過時間が上記所定時間を越え
ない間にファイル検索指示がなされた場合には、上記計
数手段にて計数した経過時間をリセットすることを特徴
とする再生装置。 - 【請求項4】 請求項1において、 上記計数手段で計数した経過時間が上記所定時間を越え
ない間に停止指示がなされた場合には、上記計数手段に
て計数した経過時間をリセットすることを特徴とする再
生装置。 - 【請求項5】 請求項1において、 上記計数手段にて経過時間を計数中に、上記再生を行っ
ているファイルの高速再生指示が行われた場合には、上
記計数手段での計数を一時停止することを特徴とする再
生装置。 - 【請求項6】 請求項1において、 上記計数手段にて経過時間を計数中に、上記再生を行っ
ているファイルの再生一時停止指示が行われた場合に
は、上記計数手段での計数を一時停止することを特徴と
する再生装置。 - 【請求項7】 請求項1において、 上記編集手段での上記再生制限に関する情報の編集は、
上記再生制限情報を一つ減らすことを特徴とする再生装
置。 - 【請求項8】 請求項1において、 上記編集手段により編集された制限回数が所定の制限回
数を越えた場合には、その指示されたファイルの再生を
禁止することを特徴とする再生装置。 - 【請求項9】 請求項1において、 上記記憶手段は、再生装置本体から着脱可能であること
を特徴とする再生装置。 - 【請求項10】 複数のファイルと、上記ファイルに対
する再生制限に関する情報が記憶されたメモリを備え、
メモリから上記再生制限に関する情報が設定されたファ
イルを再生する再生方法であって、 上記メモリに記憶されている複数のファイルから所望の
ファイルの再生を指示するステップと、 上記指示された所望のファイルに再生制限が設定されて
いるか否かを判別するステップと、 上記判別するステップにおいて、指示された所望のファ
イルに再生制限が設定されていると判断された場合に
は、上記指示された所望のファイルの再生を行った経過
時間を計数するステップと、 上記計数した経過時間と所定時間とを比較するステップ
と、 上記比較ステップにて上記計数した経過時間が上記所定
時間を越えていると判断された場合には、上記再生制限
回数に関する情報を編集するステップとからなる再生方
法。 - 【請求項11】 請求項10において、 上記経過時間が上記所定時間を越えない間にファイル検
索指示がなされた場合には、上記経過時間をリセットす
ることを特徴とする再生方法。 - 【請求項12】 請求項10において、 上記経過時間が上記所定時間を越えない間に停止指示が
なされた場合には、上記計数手段にて計数した経過時間
をリセットすることを特徴とする再生方法。 - 【請求項13】 請求項10において、 上記経過時間を計数中に、上記再生を行っているファイ
ルの高速再生指示が行われた場合には、計数を一時停止
することを特徴とする再生方法。 - 【請求項14】 請求項10において、 上記経過時間を計数中に、上記再生を行っているファイ
ルの再生一時停止指示が行われた場合には、計数を一時
停止することを特徴とする再生方法。 - 【請求項15】 請求項10において、 上記編集手段での上記再生制限に関する情報の編集は、
上記再生制限情報を一つ減らすことを特徴とする再生方
法。 - 【請求項16】 請求項10において、 編集された制限回数が所定の制限回数を越えた場合に
は、その指示されたファイルの再生を禁止することを特
徴とする再生方法。
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