JP2000348196A - 3次元画像生成装置および環境マップの生成方法 - Google Patents
3次元画像生成装置および環境マップの生成方法Info
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Abstract
マッピングの手法を併用した環境マッピングを実行する
ために必要な環境マップを効率的にキューブメモリに格
納することを目的とする。 【解決手段】 2次元座標を指定することでメモリアド
レスの特定が可能なキューブメモリ18を設ける。キュ
ーブメモリ18に、縮尺1/2を公比とする環境マップ
20,20−1,20−2,20−3を含むミップマッ
プ構造の環境マップを記憶させる。環境マップ20,2
0−1,20−2,20−3のそれぞれは、立方体の各
面に投影された6枚分の画像データを有する。6枚分の
画像データは縦横比1:2のメモリ領域の3/4を占め
るL字状に配置される。縮尺の小さな環境マップは、順
次、縮尺の大きな環境マップに占有されるL字状のメモ
リ領域の凹状角部に外接する縦横比1:2のメモリ領域
内に配置する。
Description
置および環境マップの生成方法に係り、特に、ミップ
(MIP:Multum in Parvo)マッピングの手法を併用した
環境マッピングを実行する3次元画像生成装置、および
その処理に用いられる環境マップを生成する方法として
好適な環境マップの生成方法に関する。
手法の一つとして、物体の表面に周囲環境を映り込ませ
る環境マッピングが知られている。環境マッピングを用
いて3次元画像を生成する方法は、例えば、“Reflecti
on Vector Shading Hardware"(Douglas Voorhies and J
im Foran: SIGGRAPH 94 Conference Proceedings, P16
3)に開示されている。
定の立方体の各面に対応するメモリ領域を有する環境マ
ップを用いて実行される。以下、それら各面に対応する
メモリ領域を、便宜上「環境マップの各面」と称す。環
境マップの各面には、上述した立方体を取り巻く3次元
空間中の風景(無限遠の遠景を含む)を、その立方体の
中心に向けて各面に投影することで得られる画像のデー
タが記憶されている。
下、「被表示物体」と称す)は、仮想的に、環境マップ
に対応する立方体の中心に配置される。被表示物体は、
2次元的に配置された複数のピクセルを備える表示部に
2次元画像として表示される。環境マッピングの処理は
ピクセル単位で行われる。以下、処理中の一つのピクセ
ルを「着目ピクセル」と称し、また、ピクセルを「点」
とみなす。
的な状況の下で、着目ピクセル毎に、その着目ピクセル
から被表示物体に向かう視線が設定され、その視線と被
示物体とが交わる点が反射点として定義される。被表示
物体の各点については予め法線ベクトルが定められてお
り、上記の如く反射点が設定されると、その点の法線ベ
クトルに基づいて、その反射点における視線の反射ベク
トルが求められる。
クトルに向かう反射光を発生させる光と逆向きのベクト
ルである。従って、反射ベクトルの進行方向に存在する
風景の色を着目ピクセルの色に反映させれば、反射点に
風景が映し込まれているような表現を実現することがで
きる。環境マッピングの処理では、上記の如く求められ
た反射ベクトルと環境マップとの交点が参照点として決
定され、その参照点の画像データ(各色成分の輝度等)
が着目ピクセルの色に反映される。その結果、表示部に
は、周囲の環境を映す被表示物体が表示される。
込まれる風景の縮尺は物体表面の曲率などに応じて変化
する。ところで、環境マップに記憶されている風景の大
きさ、すなわち、被表示物体に映し込まれる風景の元と
なる絵(以下、「元絵」と称す)の大きさが一定である
と、風景を大きく表示する際には元絵上の多数の点がサ
ンプリングされ、風景を小さく表示する際には元絵上の
少数の点がサンプリングされる事態が生ずる。
再生しようとする場合、元絵の中にサンプリング周波数
の1/2を越える周波数成分が含まれていると、エイリ
アシング(aliasing)、すなわち、再生画面上にチラツ
キ等の不具合を発生させる障害が発生する。従って、環
境マッピングによって表示すべき風景に対して元絵が大
き過ぎると、すなわち、元絵の解像度が高すぎると、サ
ンプリング密度が不適当に小さくなってエイリアシング
が起きることがある。
する手法としてミップマッピングが知られている。ミッ
プマッピングでは、同一の画像について予め準備された
大きさの異なる複数の元絵が用いられる。より具体的に
は、ミップマッピングでは、表示すべき画像のサイズに
応じて、複数の元絵の中から所定数の元絵(通常は2
枚)が選択され、それら所定数の元絵のそれぞれからサ
ンプリングされる画像データを補間処理することによ
り、各ピクセルの画像データが求められる。
に対するサンプリング密度が小さくなり過ぎるのを防止
することができる。このため、上記のミップマッピング
を併用して従来の環境マッピングを実行することによれ
ば、被表示物体上に映し込まれる風景の大きさに関わら
ず、エイリアシングの発生を有効に防止することができ
る。
を実行するためには、立方体の各面に対応する6面分の
画像が必要である。従って、環境マッピングとミップマ
ッピングとを組み合わせて行うためには、6面分の画像
のそれぞれについて、大きさの異なる複数の元絵が必要
である。
それら複数の元絵は効率的にメモリ内に記憶されること
が望ましい。また、環境マップのデザインを容易にする
ためには、同じ縮尺で描かれた6枚の画像のデータが、
画像相互のつながりが感覚的に理解し易い配置で2次元
的に並んで記憶されていることが望ましい。更に、ミッ
プマッピングの実行を容易とするためには、縮尺の異な
る複数の画像上における同一点の対応が、複雑な座標変
換を行うことなく容易にとれるべきである。
めになされたもので、環境マッピングとミップマッピン
グとを併せて実行するために必要な環境マップを、上述
した要求を満たす状態で記憶する3次元画像生成装置を
提供することを第1の目的とする。
態で記憶される環境マップを生成することのできる環境
マップの生成方法を提供することを第2の目的とする。
るため、請求項1記載の発明は、被表示物体の表面にそ
の周囲の風景を映し込む環境マッピングを行う3次元画
像生成装置であって、2次元座標を指定することでメモ
リアドレスの特定が可能な2次元メモリとして使用でき
るメモリを備え、前記メモリは、縮尺が公比1/2の等
比数列を成す複数の環境マップを含むミップマップ構造
の環境マップを格納し、前記複数の環境マップのそれぞ
れは、立方体の各面に投影された6枚の画像に対応する
画像データを有し、前記複数の環境マップのそれぞれが
有する6枚の画像の画像データは、縦横比1:2のメモ
リ領域の3/4を占めるL字状に配置された状態で前記
メモリに記憶され、かつ、前記ミップマップ構造の環境
マップは、縮尺の小さな環境マップが、順次、縮尺の大
きな環境マップに占有されるL字状のメモリ領域の凹状
角部に外接する縦横比1:2のメモリ領域内に配置され
るように、前記メモリに記憶される構成を有している。
載の3次元画像生成装置であって、前記複数の環境マッ
プのそれぞれが有する6枚分の画像データの配置は、全
ての環境マップについて統一されており、前記複数の環
境マップのうち、縮尺の小さい環境マップは、縮尺の大
きな環境マップに占有されるメモリ領域より、前記メモ
リの原点(0,0)側のメモリ領域に格納されるように
構成されている。
たは2記載の3次元画像生成装置であって、前記複数の
環境マップのそれぞれが有する6枚の画像の画像データ
は、前記立方体の6面のうち5面の画像の連続性が維持
される状態で前記メモリに記憶されるように構成されて
いる。
至3の何れか1項記載の3次元画像生成装置であって、
前記複数の環境マップのそれぞれが有する6枚の画像の
画像データは、前記立方体に投影される画像のうち、前
記被表示物体との関係で手前、奥、右および左に位置す
る4枚の画像の連続性が維持される状態で前記メモリに
記憶されるように構成されている。
達成するため、3次元画像の生成過程で、被表示物体の
表面にその周囲の風景を映し込む環境マッピングを行う
際に参照される環境マップの生成方法であって、立方体
の各面に投影された6枚の画像に対応する画像データを
作成するステップと、前記6枚の画像データに基づい
て、縮尺1/2を公比とする複数の環境マップを含むミ
ップマップ構造の環境マップを作成するステップと、2
次元座標を指定することでメモリアドレスの特定が可能
であり、かつ、立方体表面に対応付けられたメモリ領域
を有するメモリに、前記ミップマップ構造の環境マップ
を記憶させるステップとを備え、前記複数の環境マップ
のそれぞれが有する6枚の画像の画像データは、縦横比
1:2のメモリ領域の3/4を占めるL字状に配置され
た状態で前記メモリに記憶され、かつ、前記ミップマッ
プ構造の環境マップは、縮尺の小さな環境マップが、順
次、縮尺の大きな環境マップに占有されるL字状のメモ
リ領域の凹状角部に外接する縦横比1:2のメモリ領域
内に配置されるように、前記メモリに記憶される構成を
有している。
載の環境マップの生成方法であって、前記複数の環境マ
ップのそれぞれが有する6枚分の画像データの配置は、
全ての環境マップについて統一されており、前記複数の
環境マップのうち、縮尺の小さい環境マップは、縮尺の
大きな環境マップに占有されるメモリ領域より、前記メ
モリの原点(0,0)側のメモリ領域に格納されてるよ
うに構成されている。
たは6記載の環境マップの生成方法であって、前記複数
の環境マップのそれぞれが有する6枚の画像の画像デー
タは、前記立方体の6面のうち5面の画像の連続性が維
持される状態で前記メモリに記憶されるように構成され
ている。
至7の何れか1項記載の環境マップの生成方法であっ
て、前記複数の環境マップのそれぞれが有する6枚の画
像の画像データは、前記立方体に投影される画像のう
ち、前記被表示物体との関係で手前、奥、右および左に
位置する4枚の画像の連続性が維持される状態で前記メ
モリに記憶されるように構成されている。
本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明
の実施の形態1の3次元画像生成装置のブロック図を示
す。図1に示す如く、本実施形態の3次元画像生成装置
は、ジオメトリ部10、レンダリング部12、メモリ部
14および表示部16を備えている。
像のデータを生成する処理や、生成した3次元画像のデ
ータを2次元のデータに変換して出力する処理等を実行
する部分である。
部16に描画するために必要な種々の処理を実行する部
分である。レンダリング部12における処理は、ジオメ
トリ部10から供給されるデータや、メモリ部16に格
納されている各種のデータ等に基づいて実行される。
理の実行に必要な情報を記憶しておくための領域であ
る。本実施形態において、メモリ部14には、3次元画
像を構成するポリゴンの奥行き情報を記憶するZバッフ
ァ(図示せず)や、3次元画像に用いられるテクスチャ
に関するデータを記憶するテクスチャメモリ(図示せ
ず)と共に、環境マッピングの処理に必要な環境マップ
を格納するキューブメモリ18が含まれている。尚、本
実施形態においては、キューブメモリ18が前記請求項
1記載の「メモリ」に相当している。
のピクセルのそれぞれを適当に発色させることによりに
3次元画像を表示する部分である。本実施形態におい
て、表示部16は、レンダリング部12からピクセル毎
の描画データが供給されることにより3次元画像を表示
する。
ング部16において、環境マッピング、すなわち、3次
元画像を構成する被表示物体の表面に周囲環境を映り込
ませる処理を実行する。図2は、環境マッピングの内容
を説明するための概念図を示す。環境マッピングは、図
2に示す環境マップ20を用いて行われる。環境マップ
20は、キューブメモリ18に格納されており、所定の
3次元空間中に仮定される所定の立方体の各面に対応す
るメモリ領域を備えている。以下、それら各面に対応す
るメモリ領域を、便宜上「環境マップ20の各面」と称
す。
体を取り巻く3次元空間中の風景(無限遠の遠景を含
む)に関する画像データが、より具体的には、その風景
を立方体の中心に向けて立方体の各面に投影することで
得られる画像のデータが記憶されている。尚、画像デー
タには、例えば、立方体上の各点における各色成分
(R,G,B等)の輝度や、各点の不透明度を表すオパ
シティ等が記憶されている。
景の映し込みの対象とされる物体(以下、「被表示物体
22」と称す)は、環境マップ20に対応する立方体の
中心に配置される。説明の便宜上、図2では被表示物体
22を大きく表しているが、環境マッピングの処理にお
いて、被表示物体22は無限小であり、その表面上の全
ての点が立方体の中心点に集約されているものとして扱
われる。
複数のピクセルを備える表示部16に表示される。以
下、被表示物体22の各点に対応するピクセルを「着目
ピクセル」と称し、また、ピクセルを点とみなす。環境
マッピングの処理では、着目ピクセル毎に被表示物体2
2に向かう視線24が設定され、更に、視線24と被表
示物体22とが交わる点が反射点26として定義され
る。
各点について予め法線ベクトル(図示せず)が定められ
ている。環境マッピングの処理では、上記の如く設定さ
れた反射点26について、その点の法線ベクトルに基づ
いて視線24の反射ベクトル28が求められる。反射ベ
クトル28は、反射点26から着目ベクトルに向かう反
射光を発生させる光と逆向きのベクトルである。従っ
て、反射ベクトル28の進行方向に存在する風景の色を
着目ピクセルの色に反映させれば、反射点26に風景が
映し込まれているような表現を実現することができる。
められた反射ベクトル28と環境マップ20との交点が
参照点30として決定され、その参照点30に関するデ
ータを用いて個々の着目ピクセルに反映させる画像デー
タが算出される。その結果、表示部16には、周囲の環
境を映す被表示物体22が表示される。
ダリング部12において、上述した環境マッピングと併
せてミップマッピングの処理を実行する。図3は、ミッ
プマッピングの内容を説明するための概念図を示す。よ
り具体的には、図3(A)はミップマッピングの際に参
照される縮尺1の元絵(面0)を、図3(B)は面0と
同じ画像が縮尺1/2で描かれた元絵(面1)を、図3
(C)は面0と同じ画像が縮尺1/4で描かれた元絵
(面2)を、また、図3(D)は面0と同じ画像が縮尺
1/8で描かれた元絵(面3)をそれぞれ示す。
(D)に示すような複数の元絵、すなわち、同じ画像を
異なる縮尺で表した複数の元絵を使用して行われる。す
なわち、ミップマッピングの処理では、上述した複数の
元絵の中から、表示すべき画像と縮尺の近似する所定数
(例えば2枚)の元絵が選択され、それらの元絵からサ
ンプリングされた画像データを用いた補間処理が実行さ
れることにより各ピクセルの画像データが算出される。
縮尺の異なる元絵の数は、等比数列的に縮尺を変化させ
ることにより所望の数だけ設けることができる。以下、
縮尺の異なるそれら一連の元絵を「ミップマップ」と、
また、縮尺の異なる一連の元絵を組み合わせた構造を
「ミップマップ構造」と称す。
境マップ20に対応する立方体の各面に投影された6枚
の風景画像のそれぞれについて準備されている。換言す
ると、本実施形態において、キューブメモリ18には、
縮尺の異なる複数の環境マップが、上述したミップマッ
プ構造で記憶されている。以下、「環境マップ20」
は、図3(A)に示す“面0”に対応する環境マップ、
すなわち、縮尺1/1の環境マップを指すものとする。
また、“面1”以降に対応する縮尺1/2以下の環境マ
ップを特に指定する必要がある場合は、その環境マップ
を「環境マップ20−n」(nは整数)と記す。
キューブアドレス生成部32、環境ジェネレータ34、
および色演算部36を備えている。キューブアドレス生
成部32では、以下の処理が実行される。 (1)上述した手法で着目ピクセル毎に視線24および
反射ベクトル28を生成し、縮尺1/1の環境マップ2
0上で参照点30を決定する処理。 (2)表示すべき画像の大きさに応じて参照すべき2枚
の環境マップ20−nを選択する処理。 (3)選択された環境マップ20−n上で参照点30に
対応する点を求め、それらの点に対応するキューブメモ
リ18上でのアドレス(以下、「キューブアドレス」と
称す)を出力する処理。
るキューブアドレスは環境ジェネレータ34に供給され
る。環境ジェネレータ34では、以下の処理が実行され
る。 (1)キューブメモリ18にアクセスして、キューブア
ドレスに対応する画像データを読み出す処理。 (2)キューブメモリ18から読み出した画像データを
用いて適当な補間処理を行うことで、表示すべき画像の
大きさに適合する画像データを求める処理。
ータは色演算部36に供給される。色演算部36は、レ
ンダリング部12の他の部分で演算された画像データ
に、環境ジェネレータ34で求められた画像データを反
映させることにより、着目ピクセルで発色させるべき色
に関するデータを演算する。色演算部36で生成された
データは表示部16に供給される。その結果、風景が映
し込まれた被表示物体22が表示部16に表示される。
ーブメモリ18に記憶されているミップマップ構造の環
境マップを用いて、ミップマッピングと環境マッピング
とを組み合わせて着目ピクセルに反映させるべき画像デ
ータを求める。ミップマッピングによれば、表示すべき
風景の大きさに応じて元絵に対するサンプリング密度が
大きく変化するのを防止して、小さな画像でエイリアシ
ングが生ずるのを防止することができる。従って、本実
施形態の3次元画像生成装置によれば、被表示物体22
の表面に精細な風景を任意の大きさで映し込ませること
ができる。
ューブメモリ18の内部、そのインターフェースの内
部、或いは環境ジェネレータ34の内部には、2次元デ
ータ(x、y)をキューブメモリ18のメモリアドレス
に変換する変換部が含まれている。従って、本実施形態
において、キューブメモリ18は、2次元座標を指定す
ることでメモリ領域が特定できるメモリ(以下、「2次
元メモリ」と称す)として使用することができる。
く2次元メモリとして扱うことのできるキューブメモリ
18の内部に、以下に説明する状態でミップマップ構造
の環境マップが格納されている点に特徴を有している。
以下、図4および図5を参照して、本実施形態の特徴部
について説明する。
立方体の展開図の1例を示す。環境マップ20には、上
記の如く6面分の風景画像が記憶されている。図4
(A)において、“上”、“下”、“左”、“右”、
“手前”、“奥”は、それぞれ、スクリーンの観察者に
とっての方向を示す。但し、表裏の関係は被表示物体か
ら見た向きとなっている。このため、図4上では左右が
逆転している。6枚の風景画像のデータは、それらの画
像が投影された各面を例えば図4(A)のように展開す
ることで、互いの画像の連続性を最大限維持したまま2
次元のデータ領域に格納することが可能となる。
(A)に示す展開図と同じ2次元形状のメモリ領域を確
保して、そのメモリ領域に展開図と同じ配列で画像デー
タを格納すれば、各面の画像相互の連続性を最大限に維
持した状態で、環境マップ20の画像データをキューブ
メモリ18に納めることができる。しかしながら、図4
(A)に示す展開図の配置をそのままキューブメモリ1
8に反映させると、キューブメモリ18中に無駄な領域
が発生し易い。
(B)に示す如く、“下”の画像データを、“上”と
“左”の双方に接する位置に移動させた状態で、環境マ
ップ20の画像データをキューブメモリ18に格納して
いる。環境マップ20の画像データをこのように配置す
ることによれば、5枚の風景画像の連続性を維持したま
ま、キューブメモリ18に効率的にデータを格納するこ
とが可能となる。
ューブメモリ14のメモリ領域を表す概念図である。本
実施形態において、キューブメモリ14には、縦横比が
1:2であり、かつ、環境マップ20の総面積に対して
4/3の面積を有するメモリ領域が与えられている。図
5に示す如く、環境マップ20のデータは、キューブメ
モリ14の原点(0,0)付近が未使用領域となるよう
に、キューブメモリ14に格納される。
リ14に格納されると、キューブメモリ14の原点
(0,0)付近には、環境マップ20によって使用され
ない領域が、環境マップ20によって使用される領域の
1/3だけ残存する。本実施形態において、その未使用
領域には、環境マップ20と同様に図4(B)に示す状
態に配置された環境マップ20−1のデータが格納され
ている。縮尺が1/2である環境マップ20−1の総面
積は、縮尺が1/1である環境マップ20の総面積の1
/4であるため、環境マップ20−1は上述した未使用
領域内に納めることができる。
プ20−1によって使用されない領域内に、また、環境
マップ20−3は、環境マップ20−2によって使用さ
れない領域内に順次配置される。このように、本実施形
態で用いられるキューブメモリ18の内部には、ミップ
マップ構造を有する環境マップのデータが、順次無駄な
メモリ領域を発生させることなく、環境マップ20の総
面積に対して4/3の面積を有するメモリ領域の中に効
率的に格納されている。
れている個々の環境マップ20,20−1,20−2,
・・は、6枚の風景画像のうち5枚の風景画像の連続性
が保たれた状態で記憶されている。特に、本実施形態に
おいては、被表示物体22の側面を取り巻く手前、奥、
左および右の画像の連続性が維持されている。被表示物
体22を取り巻く風景は、個々の風景画像の連続性が維
持されているほど感覚的に理解し易い。特に、横方向に
連続すべき手前、奥、左および右の画像の連続性が保た
れていると、その風景を感覚的に理解することが容易で
ある。環境マッピングを利用するシステムは、環境マッ
ピングに用いられる風景が感覚的に理解し易いほど扱い
が容易となる。このため、本実施形態の3次元画像生成
装置によれば、扱いが容易となるという効果を得ること
ができる。
おいて、ミップマップ構造の環境マップは、縮尺が1/
2となる毎にデータ領域が原点(0,0)に近づくよう
にキューブメモリ18に記憶されている。このようなデ
ータ構造によれば、環境マップ20上に参照点20を決
定した後、その参照点20のx、y座標値を共に1/2
とするだけで、環境マップ20−1上の対応点の座標値
(x/2、y/2)を求めることが可能となる。
/4、或いは1/8とするだけで、環境マップ20−
2、または20−3上の対応点の座標値(x/4、y/
2)、または(x/8、y/8)求めることが可能とな
る。このように、本実施形態において用いられる環境マ
ップのデータ構造によれば、ミップマッピングの処理の
過程で要求される座標変換を容易な処理により実現する
ことができる。従って、本実施形態の3次元画像生成装
置によれば、ミップマッピングの処理を容易に行うこと
ができる。
境マップのそれぞれが備える6枚分の画像データは所定
のL字状に配列された状態でメモリに格納される。ま
た、それらの環境マップの画像データは、縮尺の小さな
環境マップの画像データが、順次、縮尺の大きな環境マ
ップに占有されるL字状のメモリ領域の凹状角部に外接
するようにメモリに格納される。このような構造によれ
ば、縮尺の異なる複数の環境マップを含むミップマップ
構造の環境マップを、効率的にメモリに格納することが
できる。従って、本発明によれば、3次元画像生成装置
の小型化および低価格化を図ることができる。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップは、メ
モリに原点(0,0)付近のメモリ領域を占有しないよ
うに縦横被1:2のメモリ領域中に格納される。また、
本発明において、環境マップのそれぞれが格納されるメ
モリ領域は、その環境マップの縮尺が1/2となる毎に
原点(0,0)に近づく。この場合、所定の環境マップ
上の任意の点の座標を(x、y)とすると、その環境マ
ップの縮尺に対して1/2の縮尺を有する環境マップ上
で、その任意の点に対応する点の座標は(x/2,y/
2)となる。このため、本発明によれば、ミップマップ
構造の環境マップ上で相互に対応する点を、簡単な座標
変換を行うだけで容易に対応付けることができる。この
ため、本発明によれば、ミップマッピングと環境マッピ
ングとを組み合わせた処理を、簡単な処理により実現す
ることができる。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップのそれ
ぞれが、5枚分の画像データの連続性を維持した状態で
メモリに格納されている。このような画像データの配置
によれば、環境マップに記憶されている画像を感覚的に
容易に理解することができる。このため、本発明によれ
ば、3次元画像生成装置の扱いを容易とすることができ
る。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップのそれ
ぞれが、手前、奥、右および左に位置する4枚分の画像
データの連続性を維持した状態でメモリに格納されてい
る。このような画像データの配置によれば、環境マップ
に記憶されている画像を、感覚的に特に容易に理解する
ことが可能となる。このため、本発明によれば、3次元
画像生成装置の扱いを容易とすることができる。
マップのそれぞれが備える6枚分の画像データを、所定
のL字状に配列された状態で、効率的にメモリに格納す
ることができる。このため、本発明によれば、ミップマ
ッピングと環境マッピングとを組み合わせて行うための
環境マップを、少ないメモリ消費量で安価に製造するこ
とができる。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップを、簡
単な座標変換で対応点の対応付けができる状態で効率良
くメモリに格納することができる。このため、本発明に
よれば、ミップマッピングと環境マッピングとを組み合
わせた処理を簡単な処理で実現するうえで好適な環境マ
ップを、容易に生成することができる。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップのそれ
ぞれを、5枚分の画像データの連続性が維持されるよう
にメモリに格納することができる。このため、本発明に
よれば、感覚的に理解し易い状態で画像を記憶する環境
マップを生成することができる。
プ構造の環境マップに含まれる複数の環境マップのそれ
ぞれを、手前、奥、右および左に位置する4枚分の画像
データの連続性が維持されるようにメモリに格納されて
いる。このため、本発明によれば、感覚的に特に理解し
易い状態で画像を記憶する環境マップを生成することが
できる。
のブロック図である。
される環境マッピングの内容を説明するための図であ
る。
されるミップマッピングの内容を説明するための図であ
る。
ーブメモリに記憶される画像データの配置を説明するた
めのずである。
ーブメモリのメモリ領域を概念的に表す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 被表示物体の表面にその周囲の風景を映
し込む環境マッピングを行う3次元画像生成装置であっ
て、 2次元座標を指定することでメモリアドレスの特定が可
能な2次元メモリとして使用することができ、かつ、立
方体の表面に対応付けられたメモリ領域を有するメモリ
を備え、 前記メモリは、縮尺が公比1/2の等比数列を成す複数
の環境マップを含むミップマップ構造の環境マップを格
納し、 前記複数の環境マップのそれぞれは、立方体の各面に投
影された6枚の画像に対応する画像データを有し、 前記複数の環境マップのそれぞれが有する6枚の画像の
画像データは、縦横比1:2のメモリ領域の3/4を占
めるL字状に配置された状態で前記メモリに記憶され、
かつ、 前記ミップマップ構造の環境マップは、縮尺の小さな環
境マップが、順次、縮尺の大きな環境マップに占有され
るL字状のメモリ領域の凹状角部に外接する縦横比1:
2のメモリ領域内に配置されるように、前記メモリに記
憶されていることを特徴とする3次元画像生成装置。 - 【請求項2】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚分の画像データの配置は、全ての環境マップにつ
いて統一されており、 前記複数の環境マップのうち、縮尺の小さい環境マップ
は、縮尺の大きな環境マップに占有されるメモリ領域よ
り、前記メモリの原点(0,0)側のメモリ領域に格納
されていることを特徴とする請求項1記載の3次元画像
生成装置。 - 【請求項3】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚の画像の画像データは、前記立方体の6面のうち
5面の画像の連続性が維持される状態で前記メモリに記
憶されていることを特徴とする請求項1または2記載の
3次元画像生成装置。 - 【請求項4】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚の画像の画像データは、前記立方体に投影される
画像のうち、前記被表示物体との関係で手前、奥、右お
よび左に位置する4枚の画像の連続性が維持される状態
で前記メモリに記憶されていることを特徴とする請求項
1乃至3の何れか1項記載の3次元画像生成装置。 - 【請求項5】 3次元画像の生成過程で、被表示物体の
表面にその周囲の風景を映し込む環境マッピングを行う
際に参照される環境マップの生成方法であって、 立方体の各面に投影された6枚の画像に対応する画像デ
ータを作成するステップと、 前記6枚の画像データに基づいて、縮尺が公比1/2の
等比数列を成す複数の環境マップを含むミップマップ構
造の環境マップを作成するステップと、 2次元座標を指定することでメモリアドレスの特定が可
能であり、かつ、立方体表面に対応付けられたメモリ領
域を有するメモリに、前記ミップマップ構造の環境マッ
プを記憶させるステップとを備え、 前記複数の環境マップのそれぞれが有する6枚の画像の
画像データは、縦横比1:2のメモリ領域の3/4を占
めるL字状に配置された状態で前記メモリに記憶され、
かつ、 前記ミップマップ構造の環境マップは、縮尺の小さな環
境マップが、順次、縮尺の大きな環境マップに占有され
るL字状のメモリ領域の凹状角部に外接する縦横比1:
2のメモリ領域内に配置されるように、前記メモリに記
憶されていることを特徴とする環境マップの生成方法。 - 【請求項6】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚分の画像データの配置は、全ての環境マップにつ
いて統一されており、 前記複数の環境マップのうち、縮尺の小さい環境マップ
は、縮尺の大きな環境マップに占有されるメモリ領域よ
り、前記メモリの原点(0,0)側のメモリ領域に格納
されていることを特徴とする請求項5記載の環境マップ
の生成方法。 - 【請求項7】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚の画像の画像データは、前記立方体の6面のうち
5面の画像の連続性が維持される状態で前記メモリに記
憶されていることを特徴とする請求項5または6記載の
環境マップの生成方法。 - 【請求項8】 前記複数の環境マップのそれぞれが有す
る6枚の画像の画像データは、前記立方体に投影される
画像のうち、前記被表示物体との関係で手前、奥、右お
よび左に位置する4枚の画像の連続性が維持される状態
で前記メモリに記憶されていることを特徴とする請求項
5乃至7の何れか1項記載の環境マップの生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15458399A JP4308367B2 (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | 3次元画像生成装置および環境マップの生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15458399A JP4308367B2 (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | 3次元画像生成装置および環境マップの生成方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000348196A true JP2000348196A (ja) | 2000-12-15 |
| JP4308367B2 JP4308367B2 (ja) | 2009-08-05 |
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ID=15587386
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP15458399A Expired - Fee Related JP4308367B2 (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | 3次元画像生成装置および環境マップの生成方法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4308367B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002288690A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Jinyama Shunichi | 情報処理方法及びシステム、携帯情報端末装置、サーバシステム並びに情報処理用ソフトウェア |
| US7006089B2 (en) | 2001-05-18 | 2006-02-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for generating confidence data |
| US7120289B2 (en) | 2000-10-27 | 2006-10-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image generation method and apparatus |
| JP2011164184A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Casio Computer Co Ltd | 画像表示装置、表示制御プログラム、及び画像表示システム |
| JP2012123337A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Nintendo Co Ltd | 表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法および表示制御システム |
-
1999
- 1999-06-02 JP JP15458399A patent/JP4308367B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US7120289B2 (en) | 2000-10-27 | 2006-10-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Image generation method and apparatus |
| US7545384B2 (en) | 2000-10-27 | 2009-06-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image generation method and apparatus |
| JP2002288690A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Jinyama Shunichi | 情報処理方法及びシステム、携帯情報端末装置、サーバシステム並びに情報処理用ソフトウェア |
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| US9639972B2 (en) | 2010-12-10 | 2017-05-02 | Nintendo Co., Ltd. | Computer-readable storage medium having stored therein display control program, display control apparatus, display control method, and display control system for performing display control of a display apparatus capable of stereoscopic display |
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| JP4308367B2 (ja) | 2009-08-05 |
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